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今日はちょっとどうでもいいおもしろネタを。 今日、職員室で「音符」についての話で盛り上がりました。最初は、4分音符を「しぶんおんぷ」というのが正しいらしい、という話で始まりました。これ、「しぶおんぷ」でも「しぶんおんぷ」でも、どっちでもいいらしいですね。で、これをネットで調べたある先生が「6万5千5百3十5分音符というのがある!」と叫ばれました。確かに理論上は存在しそうですが、そんなの、実際には使えないじゃないか、と思ったのですが・・・なんと、実際にこの音符を使った楽譜があるらしいです。ネットで調べると、その楽譜を見ることができました。それがこの楽譜です。↓ 「妖精のエアと死のワルツ FAERIE'S AIRE and DEATH WALTZ」http://image.blog.livedoor.jp/insidears/imgs/1/7/17b3082f.jpghttp://image.blog.livedoor.jp/insidears/imgs/9/1/91b19947.gif元情報はブログ「妖精のエアと死のワルツ - たるる@くらふき日記」さんを参考にしました。さらに詳しい情報はWikipediaにて。 Wiki「音符」 Wiki「妖精のエアと死のワルツ」世の中にはおもしろいことを考える作曲家がいるものです。こういうの、個人的に大好きなんですよね。ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 応援のクリックもいただけるとうれしいです。 ↑ブログ王ランキング
2011.09.28
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『泣きみそ校長と弁当の日』(竹下和男 ・渡邊美穂 / 西日本新聞社 / 2010 /1,470円) 昨年、「弁当の日」の講演を聞きました。そのときに買った本です。読まずにずっとおいていました。今日、なにげなく手に取って、読み始めました。読みだしたら、とまらなくなりました。子どもから大人まで、気軽に読めるように、大きな字で、ふりがなもふっています。6つのお話が書いてあります。ひとつひとつがとても短いです。1つのお話が1~2分で読めてしまいます。トータルで、5~10分で読み終えます。その短い時間が、非常に心動かされる時間になります。すべて、じっさいにあった話です。しかも、なんてことはない、よくあるような話が多いです。人が死んだり、遠くへ行ったりするようなことは、一切ありません。子どもが弁当を作る、ただそれだけの話です。しかし、泣けます。最後の6話目で、不覚にも、涙がこみ上げてきました。「親が子を思う心」に打たれました。正直、題名と表紙からは、そこまで「おもしろそう」という感じは伝わってきませんでした。著者の講演を聞いていなかったら、きっと手に取っていなかったと思います。しかし、はっきり言って、この本はいい本です。「家族」の愛にふれる、という点では、全ての本の中で、この本を1番におすすめします!僕がこの間から読んだ本を登録している「ブクログ」でも読んだ人の評価が高く、5点満点で4.64。僕が5つ星をつけた7冊の中で、一般の評価が最も高い本でした。ぜひ一度、読んでみてください。 ▼参考: 「弁当の日」講演メモ(2010年09月07日の日記) 泣きみそ校長と弁当の日竹下和男,渡邊美穂西日本新聞社発売日:2010-07-07ブクログでレビューを見る» ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 ↓よろしければ応援のクリックをいただけるとうれしいです。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2011.09.27
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今日は運動会の代休で休みでした。そこで、前から行きたかった兵庫県一の滝「天滝」に行って来ました!子どもができてからは子どもを連れてはいけないな~とあきらめていたところ、ちょうど今日は上の子を保育園で、下の子をおばあちゃんちで預かってもらえたので夫婦で行って来ました。天滝とは、落差約100mの迫力ある滝で、そのスケールは兵庫県一。NHKの朝ドラ「ふたりっ子」のオープニングで使われたこともあるとか。滝までは駐車場から徒歩40~50分、遊歩道(半分は山道?)を登ります。かなり高いところまで行くので、気分的には完全に山登りです。道はきれいに整備されているので比較的安全ですが、小さい子はきびしいですね。大人でも、僕みたいに運動不足の者はけっこう疲れます。でも、ゴールの天滝を見上げたときの感動は格別です!この天滝、下から見上げるだけでも素晴らしいのですが、なんと、すぐ近くまで行くことができます。その気になれば、ドドッと落ちていくまさにその瞬間の水にさわることもできます。いかにもここがゴール、という場所(神社のあるところ)までは分かりやすいと思います。実はその先へ続く道から、さらに滝の流れている岩壁まで行くことができるのです。この道は分かりにくいので気づかない人もいるのでは。「俵石」に向かう道にちょっとだけ入って、滝の方に行けるのです。僕らは、先に来た人がその道を行って、滝のすぐ側に姿を見せられたのを見て初めて気づきました。ラッキーでした!これだけの大きな滝を、目と鼻の先で見ることができるのは本当にすごい体験です!水しぶきが風に吹かれてバーッと顔にかかってきます。僕らはそんな滝のすぐそば(本当にすぐそば)でおにぎりを食べて帰ってきました。 天滝の写真は、楽天では4枚までしか登録できなかったので、僕のホームページにたくさん登録して、旅行記も簡単ですが書いています。よかったら、見てみてくださいね。▼兵庫県一の名瀑「天滝」写真つきレポート (HP「にかとま情報局」内)天滝の場所などの情報はこちら▼天滝・天滝渓谷(養父市のホームページ内) ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 応援のクリックもいただけるとうれしいです。 ↑ブログ王ランキング
2011.09.26
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くもんの教材は幅広くいろいろあり、最初に障がい児学級担任になったときからずっとお世話になっています。通常の「パズル」ではまだ難しい子のための2~4ピースのパズルや、大きく扱いやすいソフトパズルなど、市販の多くの教材のさらにその手前の教材やスモールステップでのステップアップ教材が多いのがありがたいです。そんな「くもん」のオリジナル教具ガイド(フルカラーのカタログ)が無料で送ってもらえることをご存知でしたか?僕は最近知りまして、本日カタログが届いたところです。有料商品を注文するときと同じようにネット注文するのですが、送料も含めて無料なので心配いりません。山ほどある「くもん」の教材が写真付きで網羅されています。「何かいい教材がないか」と探す時に重宝しそうです。 このカタログ、今回「最終号」が発行されたばかりで、この在庫がなくなると、もう手に入らなくそうです。ホームページでその代わりをするから作らなくなるのだとか。いくらホームページがあるとはいえ、一覧できる冊子は非常に便利なのですが・・・。そういうわけで、興味がある方はいまのうちに手に入れておきましょう。 ▼HP【楽天市場】くもんのこどものたから箱 (この日記内の写真はすべてこのサイトからの転載です。) カタログ『こどものたから箱2011年[最終号]』 (無料。2011/9/16~取り扱い開始。在庫なくなり次第終了。)ちなみに、今の担当である通級教室ではくもんの「漢字カード」をよく使っています。表面は「絵+漢字」、裏は「漢字」だけと2種類の提示ができるのがありがたい。フラッシュカードのように使った後、かるたあそびをして楽しみながら漢字が苦手な子が漢字を覚えられるようにしています。値段は各1000円で、40枚ほど入っています。 漢字カード 第1集 漢字カード 第2集 漢字カード 第3集 ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 応援のクリックもいただけるとうれしいです。 ↑ブログ王ランキング
2011.09.24
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本日は警報にて休校。運動会を23日に控えています。僕の抱えていた仕事は休校のおかげでだいぶ進みましたが、運動会の練習ができないのはいたいところ。台風は明日最接近の見込みで、警報が明日も継続するのかが気になります。休校は1日で十分です・・・。 さて、読書メモの続きです。「道は開ける」おおっ。 『道は開ける新装版』今日は後半を読みます。=============================『道は開ける』2(p209~最後まで)・人生を彩るさまざまな事象のうち、 およそ90%は正しく、10%は誤りである。 幸福を願うなら、 やり方としては、正しい90%に力を集中し、 誤った10%は無視すればよい。ビジネスコンサルタントの神田昌典さんは 「選択と集中」という言葉をよく使います。 仕事では、確かに、こういうことが大事なのだと思います。 誤った10%に力を注いでやっきになってしまうことがなんと多いことか! 僕はとりわけそういう経験が多かったので、今は力を抜くようにしています。 正しい90%が見つかるまでは、力を入れない。(笑) ・(ボーギルド・ダール著『私は見たかった』より) 手術によって、彼女は以前の40倍も見えるようになった。 新鮮で心の躍る美の世界が開けた。 台所の皿洗いすら彼女にとってはスリルに富んだものとなった。 「私は白いフワッとした洗剤とたわむれ始める。 手を入れて、小さな洗剤の泡をすくい上げる。 その泡を光にかざすと、その一つ一つの中に 小さな虹の美しい輝きを見ることができる」小さい子どもは、同じように世界を楽しんでいます。 僕たちも、「初心」に戻り、新鮮な気持ちで世界と向き合えば、 驚くほどの美しさ・豊かさに囲まれていることが きっとわかることでしょう。 そういうことを忘れているから、 些末なことで悩んだりするのでしょうね。・「ありのままの自分を神の力にゆだねれば、 われわれのもっとも深遠な運命が成就される」 (ウィリアム・ジェームズ)・不当に非難されたと感じて怒りが込み上げてきたとき、 それを制してこう言うのだ。 「待てよ・・・おれだって完全無欠な人間ではないからな。 アインシュタインだって99%も誤っていたと告白しているくらいだから、 おそらくおれも少なくとも80%は誤っているかもしれない。 この非難は当たっているかもしれないぞ。 そうとしたら、むしろ感謝すべきだ。 そして、それを有効に役立てるように努めるべきだ」・「あんたがけがをしたのは、 からだを楽にする方法を知らんからだよ。 古いヨレヨレのソックスのように やわらかにしていなくてはいけないんだ」 「自分をヨレヨレの古いソックスと考えるんだよ。 そうすれば、いつも楽にしていられるよ」このたとえ、いいですね! 「古いヨレヨレのソックス」! これからの合言葉にしよう。 けがしそうなときは、「古いヨレヨレのソックス」。 つかれたときは、「古いヨレヨレのソックス」。 成功したいなら、「古いヨレヨレのソックス」。 あなたもぜひご一緒に。 「古いヨレヨレのソックス」。 ・当面の問題に関係のある書類以外は 全部机上から片づけよう。・「未処理の仕事はどこにしまっておられますか?」 「全部処理済みです」 「返事を出していない手紙などは?」 「1通もありません。 私は手紙の返事をすぐに出すように心がけています」 (精神分析医ウィリアム・サドラー博士)中谷彰宏さんと同じです! こうやって答えられたら、カッコいいだろうなあ。・(有名なラジオ・ニュース解説者H・V・カルテンボーン) 彼は毎朝出かける前に鏡をのぞいて、 自分にハッパをかけた。 ≪カルテンボーン、こいつをやらなくては食っていけないのだぞ。 やらなくてはならない以上、ひとつ愉快にやろうではないか。 自分が役者になってフットライトを浴びているさまを想像し、 観客がじっと見守っている光景を思い浮かべるのだ。 つまり、おまえのしている仕事は 舞台の仕事と同様、 滑稽千万なのだ。 なぜもっと情熱と興味とを投入しないのだ?≫=============================読んでいたあなたも、道が見えてきたでしょうか。具体的に今からできる行動が、いくつも書いてありました。ヤル気になっている今がチャンスです。とりあえず、僕はすぐ忘れるので、パソコンのデスクトップに貼り付けている付箋に、「古いヨレヨレのソックス」になって、ひとつ愉快にやろう!と追記しました。机上整理とかすぐに返事を出すとかは僕の一番苦手とすることですが、せめて「古いヨレヨレのソックス」になることだけは、忘れないでおこうと思います。 ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 ↓よろしければ応援のクリックをいただけるとうれしいです。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2011.09.20
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カーネギーの『道は開ける』を読みました。カーネギーの『人を動かす』と『道は開ける』。この2冊は、「役に立つ」という点では、これ以上ないほど、役に立つわけで、僕がここで紹介するまでもなく、もうみなさんご存じなわけです。そういうわけで、著者や本の説明はすっとばしまして、さっそく、個人的にメモした部分の転記を図りたいと思います。『道は開ける新装版』=============================『道は開ける』1・HOW TO STOP WORRYING AND START LIVING各章の表紙ページに毎回記載されている言葉。 とばさず、そのたびに読むようにしました。 この1文に、この本の目的・効用が凝縮されています。 これを毎回確認することは、 その効力を飛躍的に高める意味があるはずです。 呪文のように口ずさんでみるといいかもしれません。・まず各章を速読し、 もう一度同じ章を精読する。この本は「役に立つ」ための本なので、 役に立てるための使い方が冒頭に書いてあります。 僕は役に立つために読みたかったので、 ちゃんとこれを守りました。 他の本を読むときにも役立つテクニックです。・(コロンビア大学の学長であった故ハーバート・E・ホークスの弁) 「混乱こそ悩みの第一理由」 「この世の悩みの大半は、 判断の根拠となる知識が十分でないのに、 あえて判断を下そうとするから生じる」・自分自身に不利な事実のすべて、 直面したくない事実のすべてを把握するように努めること。・図書館や実験室にいる人々は、多くの場合、 研究に没頭していて 悩んだりする暇がない。 1日18時間の勤務をつづけていたチャーチルはこう語った。 「私は忙しすぎる。悩んだりする暇がない」・≪法律は小事に関与せず≫ 悩む者もまた、小事にこだわってはならない。 小事にわずらわされないために必要なことは、 つとめて力点を変えてみること―― つまり、心の中に新しく愉快な視点をつくることだ。「力点を変えてみる」とは少し違いますが、 僕の好きな心理療法「ブリーフセラピー」の考え方では、 うまくいっていないときにするべきことをたったひとつ、 「Do different!」(何か違ったことをせよ) と教えています。 小さいことにこだわって深みにはまるのを避けるために、 方法はいろいろありますが、 「小さいことにこだわる」という典型的な失敗・自滅例を知ることが まず必要なことかもしれません。・「『平均値の法則から見て、まず起こりえない』 この言葉によって 私の悩みの90%は消え去りました」 (ハーバート・サリンジャー夫人)・アル・スミスがNY州知事であったとき、 政敵の攻勢に対して 何度となく 「記録を調べてみましょう・・・・・・記録にあたりましょう」 と繰り返した。・負けることもゲームの一部 ――いわば頂上をめざす者にとっての有効な訓練――・キリストが「自分の敵を愛しなさい」と言ったのは、 単に道徳律を説いただけではなく、 20世紀の医学をも説いていた。 「7たびを70倍するまでゆるしなさい」と言ったキリストは、 高血圧症・心臓病・胃潰瘍・その他の病気の予防法について語っていた。・ローレンス・ジョーンズは、 路上を引きずり回したあげく絞首刑と火刑を同時に行おうとした連中が 憎らしくはなかったかと質問されたとき、 「自分の大義のために精いっぱいで ――自分のことより大きな問題に無我夢中で、 憎んでいる暇などなかった」 と答えた。・エピクテトスは1900年もむかしに、 「われわれは 自分のまいたものを刈り取る、 そして運命は われわれの悪事に対しては災いで報いる」 と語っている。 「結局のところ、 人間はだれも自分のあやまちに対してつぐないをさせられる。 このことをよく知る人間は、だれにも腹を立てず、 だれもうらむことなく、だれの悪口を言うこともなく、 だれをも非難せず、だれをも不快にすることなく、 だれをも憎まないであろう」(p208まで)=============================事例がかなり豊富で読みごたえがあります。ここまでで、この本を半分読んだことになります。さて、以下はこの本の「関連商品」の紹介です。プレゼントなどに使える「特別包装版」というのがあります。企業戦士への就職祝いに贈ると喜ばれるかもしれません。(^^;)『道は開ける特装版』(3,990円)また、耳で聞く朗読CDもあります。通勤中の車で聞くといいと思います。ちと、高いですが。耳で聞くD・カーネギー道は開ける オーディオCD版(15,750円) ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 ↓よろしければ応援のクリックをいただけるとうれしいです。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2011.09.19
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『なぜあの人は逆境に強いのか』(中谷彰宏、ダイヤモンド社、2011/7、1300円)この本の続きを紹介します。 今回が第3回。最終回です。===============================『なぜあの人は逆境に強いのか』3(第4章 「逆境に強いリーダーの条件」、あとがき より)・100人を超えると全員を束ねるのは不可能。 (場合によっては7人という少人数であっても) まず、小さいリーダーをつくって、 集団を小分けにして班を決めることから始めます。 全員一度に話し合うと、話は絶対まとまりません。 小さいリーダーがまず集まって相談するのです。「組織をまとめる」というのは、学校でもなかなか苦労する問題です。 小分けにする、その中でリーダーを決める、というのは いろいろな場面で使えそうです。・優しいだけでは、人を救えない。 強さがなければ、人を助けることはできない。 いちいちくじけていたのでは、人を助けることはできない。 怒鳴られることなど、全然平気でいること。・みんなが「こうしたい」と言い始めたら、 まとまりがつかなくなる。 最終的には、声の大きな人の勝ちになってしまう。 そのときに、きちんと仕切っていける強さが必要。 嫌われる、怒鳴られる、殴られる覚悟を持たなければならない。僕はすぐにへこんでしまいますが、 本当にしっかりやろうと思ったら、 そんなことではいけない、ということは分かります。 「やる」と決めた時点で、 イヤなことも想定して、覚悟しておかなければなりませんね。・生まれ変わるとは、ちっちゃなことを改良すること。 小さい変化を、いかに自分の中で「画期的」と思えるかどうか。・自治とは、「全員に役割があること」。・仕事に人を当てはめるのは、組織の考え方。 でも、自治は違う。 10人の人がいたら、10人に必要な仕事を振り分けるのではない。 「あなたのご趣味はなんですか」 「お仕事は何をされていたんですか」という形で聞いて、 できる仕事をやってもらう。学校用語で「自治的諸活動」というものがあります。 「自治」ですから、「自ら」という言葉が入っています。 先生が決めて単にやらされているだけなのは、 自治とはいわないわけです。 「自治」をめざしたいなら、 ひとりひとりを知ることから。 ひとりひとりに合った仕事を見つけるのは容易ではありません。 だからこそ、やっぱり「自治」をめざしたい。・最悪の事態に陥った時に一番しなければならないのは、 自分ひとりでガンバることではない。 相手ひとりにガンバってもらうことでもない。 大事なことは、 大切な人と一緒に苦労することです。(p129~終わりまで)=============================この本では避難所でのことが主な事例として書かれていますが、人の集まるところすべてに共通する普遍的なことが多い気がします。集団や組織というものをもう一度考え直して、覚悟をもって臨みたいと思います。たとえそれが、一見平和に見える場所であっても。ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 ↓よろしければ応援のクリックをいただけるとうれしいです。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2011.09.18
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facebookで知り合った方が「ブクログ」をされていたので、僕も登録してみました。▼ブクログ - web本棚サービス(にかとまの本棚)================================ブクログ(booklog)は、新しい本に出会えるブックレビューサイトです。本の感想や評価をチェックしたり、web上に本棚を作成し、感想やレビューを書いて蔵書を管理したりできます。CDやDVD・雑誌・ゲームも登録できます。(公式サイトより)================================twitterやmixi,facebookとも連動します。Web本棚に、自分が読んだ本がたまっていくのは爽快です。過去に読んだ中で、心に残ったものを数点追加しました。詳細読書メモは楽天ブログで書き残しながら、読んだ本のリスト、読んでいる本のリストはブクログで見られるようにしたいと思います。
2011.09.17
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『なぜあの人は逆境に強いのか』(中谷彰宏、ダイヤモンド社、2011/7、1300円)この本の続きを紹介します。 著者の中谷彰宏さんは、最高のサービスを提供する東京ディズニーランドで研修講師をされているそうです。震災当日のディズニーランドでの気配りは雑誌などでも取り上げられていました。中谷さんの日頃の教えも、反映されていたのかもしれません。前回の記事(第1回)はこちら。===============================『なぜあの人は逆境に強いのか』2(第3章 「人生のチャンネル権は自分にある」より)・避難訓練の時、 フレンドリーで優しい総支配人のサーブさんが突然怒り始めた。 「お客様の命を守る訓練なのに、 そんなふざけた姿勢では、お客様の命を奪うことになる」 「10分休憩。ちょっと考えろ」 総支配人がそれほど怒ったところを誰も見たことがなかった。横浜のホテル、パンパシフィック横浜の例です。 僕も、避難訓練の時だけは、怒ります。 普段はよほどのことがない限り、怒りません。 まあ、普段怒らないのは怒ると疲れるからですが・・・。・サービスというものを、今一度わかってもらうために、 サーブさんは本気で怒った。 そもそも「ホスピタリティ」は「ホスピタル」と同じ語源。 ラテン語で「来訪者を守る」という言葉。 「来訪者を喜ばせる」ではないのです。 「来訪者の保護者になる」が語源なのです。「保護者になる」という言葉が、僕には分かりやすかったです。 職業柄、学校での子どもたちをイメージしてこういう本を読みます。 そうすると、私たち教師は決して「親代わり」にはなれないけれど、 ある面では「保護者である」ことにかわりない、と思うのです。 それだけの覚悟がないと子どもはあずかれない。 僕の職場の先生方は、みな信念を持って、 学校での「子どもの保護者」になっています。 本当に、尊敬に値します。・出したアイデアは 「A案」にすぎない。 それではと、「B案」「C案」・・・・・・と、いくらでも出していけばいい。 常にB案を持っていれば、 「『W案』あたりでスッと通るかもしれない」ぐらいの気持ちでいられる。・いかにショックを受けないようにするかではない。 どれだけショックに強い免疫力をつけるかだ。・世間の人は、 「中谷さんは全部A案を通してきた」と思い込んでいる。 実際はうまくいってもB案で、Y案、Z案までいっていることもある。・「もったいない」という概念は、 食べ物を粗末にするかどうかだけではない。 究極的には、自分の命を粗末にすることが、 最ももったいない。(p86~p128より(第3章の終わりまで))=============================自分の命も、人の命も、粗末にすることがないように、がんばりたいです。つづきは、また。ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 ↓よろしければ応援のクリックをいただけるとうれしいです。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2011.09.17
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『なぜあの人は逆境に強いのか』(中谷彰宏、ダイヤモンド社、2011/7、1300円)僕は、「もっとも”話し方”がうまい人の名前を挙げよ」と言われたら、迷わず「中谷彰宏」と答えます。その著作も、「話しているように」書かれており、読者に伝わりやすい書き方という点では、右に出る者はない、と思っています。「誰に向けて」「何のために」という点が大変明確で、本を読むと、講演を聞いたのと同じ効果があります。この本は東日本大震災の後に書かれた本。「震災」という逆境をどうとらえ、どう行動していくのか、中谷彰宏の考え方が凝縮されています。「読むとためになる」という点で、これの右に出るものはありません。あなたが今一番困っていることの解決にも、きっと役立ちます!===============================『なぜあの人は逆境に強いのか』1(第1章「なぜあの人は逆境に強いのか」 第2章「なぜあの人は、最悪の事態でもやる気がわいてくるのか」より)・リーダーは、最悪の事態が起こった時ほど やる気がわいてくる。・「あなたは、おにぎりをつくってくださいね」と 仕事を与えることが、その人を一番元気にする。・思いを貫く人の物語を見ることで、 知らないうちに自分の視点が変わっていく。 「こんなふうに世の中を見ることができるのか」 という視点ができる。・希望は何から生まれるか。 希望は、視点を変えることでしか生まれない。・大切なのは、最悪の事態が起こらないところを探したり、 それを目指すことではない。 どんな最悪の事態が起こったとしても、 笑顔で助け合って生きていける社会と、 みずからの力を養っていくこと。 決して逃げないことが大切。・最悪の事態が起きた時に一番大切なのは、 明るいニュースを運ぶこと。 TVをつけると、悲惨な光景を映し出した映像がたくさん流れる。 TVでは、「どこどこのスーパーが再開した」というニュースは どうしても絵になりにくい(から流れない)。 だから、助ける側に回る人は、明るいニュースをまわすこと。 どこで誰が助かった、どこでどんなことが始まったという、 小さなことでいい。(p85(第2章の終わり)まで)=============================コンパクトに言い切ってあり、「なるほど」とうなづけることが多いです。物語を読む理由が、「視点の獲得」という点は、非常に勉強になりました。僕は昔、小説や詩を書こうとしたことがありました。でも、全然うまく書けませんでした。何がよくて、何が悪いのか、という、よしあしの基準が分かりませんでした。中谷さんの指摘を借りれば、自分が創作をする場合にも、「違った視点を提供できるか」が大事になるということが分かります。そういう基準で、世の中の名作と言われる物語や詩を読むと、「確かに」とうなづけることが多いです。 「仕事を与えることが、その人を一番元気にする。」これは、実際の避難所でのお話をいろいろな方からお聞きするにつけても、非常によく感じることです。非常時だけでなく、平時の学校でも、十分生かせる考え方だと思います。つづきは、また。ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 ↓よろしければ応援のクリックをいただけるとうれしいです。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2011.09.14
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僕は大学のときに吹奏楽をやっていました。大学から初心者で始める、というのは少々めずらしいケースです。楽器は、音楽の授業でリコーダーが苦手だったので吹く方はダメだ、と思い、迷わず「打楽器」を選びました。それ以来、打楽器が大好きです。打楽器パートは少人数でわきあいあいとした雰囲気。先輩方にとても親身に教えてもらえたのでとてもありがたかったです。そうやって基礎練習から繰り返しリズムというものを追求してきたことが、音楽以外のものごとにもリズムがあることに、気づかせてくれることになります。これは一生の財産になりました。音楽はそこらじゅうに流れていて、リズムはそこらじゅうにあるのです。人との会話にも、会議の流れにも、大人数が集まって がやがやとした体育館にも、しんとしずまった組体操の笛と笛のあいだにも、今日の僕の体調にも、毎日の授業、子どもたちの様子にも。リズムに乗ることで、学習や生活に乗りにくい子どもが、ぐっとよくなります。リズムに乗るために、どうするか。そのひとつとして、「ボディパーカッション」に、すごい可能性を感じています。ある日の読売新聞の記事の中に、「第60回読売教育賞」が表彰されていました。■特別支援教育 で表彰されていたのが、国内ボディパーカッション教育の第一人者、山田俊之先生でした。表題は、「リズム身体活動(ボディパーカッション教育)を取り入れた特別支援教育 (発達障害、聴覚障害)の実践を通して」 ================================== 手拍子や足踏み、体をたたくなどして音を出す表現活動を、25年間実践している。聴覚障害者も体の振動で他者とつながり、健常者も一緒に楽しめる教材で、NHK交響楽団との共演も実現した。 様々な支援を要する子どもが同じ教室で学ぶ機会が増えた今日、次世代の指導者を通して教育法を広めようと、教則DVDの無償配布も行っている。(引用は読売新聞のサイト内「第60回読売教育賞の最優秀賞受賞者・団体」より)==================================この記事を読んで、いてもたってもいられなくなりました。何としても、この「先行実践」を、具体的に知りたくなりました。個人的に山田先生にメールを差し上げ、依頼したところ、こころよくDVDを送っていただきました。また、山田先生の著書『ボディパーカッション入門』もネット注文。 ポイント10倍〔9/15(木)9:59〕10P12Sep11【送料無料】〔音楽指導ハンドブック〕ボディパーカッション入門 体を使った新しいリズム表現DVDと入門書、その両方にふれることでより分かってくることがあり、「これは楽しい!」という思いを改めて持ちました。さっそくボディパーカッションの初歩の楽譜を勤務校のオーケストラ部の打楽器パートの子に配布。リズム練習のためにやってみよう、と紹介しました。授業では、今度の金曜日に、音楽授業の前半だけ任せてもらえることになったのでそのときの導入でちょっとやってみようと思っています。(この授業は、通級に通っている子がリコーダーを吹かないので その対策を音楽の先生と一緒に考えるために 試しに私が主になってクラス全体の授業を半分おこなってみる、というもの。 これ自体がかなりの実験で、楽しみな反面、こわい面も。(^^))ボディパーカッションについては、学び始めたばかりです。身体さえあれば、いつでもどこでもできる、最も手軽な音楽表現。その教育的利用、特に「特別支援教育」の分野での利用についてもっと真剣に考えていきたいと思っています。もうすでに実践されている方のエピソード、僕へのアドバイスをよければお寄せください。さあ、金曜日に向けて、計画を練ろうっと。(^0^) ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 もし共感してくださる部分がありましたら、 以下のバナーをクリックしていただけるとうれしいです。 ↑ブログ王ランキング
2011.09.13
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YouTubeやニコニコ動画といったネット動画を簡単にダウンロード保存するソフトを見つけました。動画ファイルとして保存するほかに、mp3ファイルとして音声ファイル化し保存することもできます。▼ YouTube保存ツール「Area61 ビデオダウンローダー」フリーソフトです。こういうソフトが無料は、うれしいですね。以下、ソフト詳細説明(上のリンク先ページ)より少し転載します。==============================「Area61 ビデオダウンローダー」は、YouTubeやニコニコ動画をダウンロードして、FLV、WMV、MP4、AVI等の様々な動画フォーマットで保存するソフトです。MP3、AAC音楽の作成も可能です。YouTubeからハイビジョン(720pおよび1080p)動画も取得できます。YouTube連動機能を使うと、IEで再生中のYouTube動画やニコニコ動画を即ダウンロードできます。IEやFirefoxの右クリックメニューからも動画保存できます。動画ファイルを出力形式で指定した形式に動画変換できます。また、ファイル名に関連した動画をYouTubeから検索できます。==============================いたれりつくせりの高機能です。操作は非常に簡単で、すぐにmp3ファイルを作成することができました。これからも重宝しそうです。 ※YouTube公式ソフトではありません。 また、ネット動画では著作権者の権利を侵害するものも見られますので そのような動画のダウンロードには使用しないでください。 僕の動画のように、自らPCで曲データを打ち込んだもの(例)や それをベースに自分または自分たちで歌った動画(例)は 一般的にはYouTube等が音楽著作権料をJASRACに払ってくれていることで 公開OKとされています。 ソフトの使用は各自の責任の上でお願いします。ネット動画についてはまだグレーゾーンの部分も多いです。僕の認識でもし間違っているところがあれば、気づかれた方のご指摘をいただきたいと思います。よろしくお願いします。(^^)
2011.09.10
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僕らの学校は目下運動会練習の真っ最中ですが、音楽の先生は音楽会の曲決めに一生懸命です。僕は音楽の先生ではないのですがこの夏は音楽の先生が集まる「音楽教育研究のつどい」に行ってきました。有名な合唱曲を作曲されている第一線の作曲家の先生にナマで指導していただける貴重な機会です。その中で、時期的にも、かなりぐっとくる曲があったので紹介します。富澤裕(ゆたか)先生編曲の「地球星歌」です。(作詞・作曲はミマス)震災や水害といった災害に見舞われた地域のことを含め、全体の未来について思いをはせる、いい歌です。この曲をとっても上手に演奏している動画が、さきほどYouTubeで見つかりました。ぜひ、聴いてみてください。 ♪地球星歌~笑顔のために~/札幌北野少年少女合唱団別のYouTube動画では「地球星歌~東日本大震災の被災者の笑顔のために~」というタイトルで公開されているものもあります。「復興」や「元気に」という願いと、この歌の歌詞はかなり重なるものがあります。今年の音楽会や合唱コンクールでもかなりの学校で歌われるのではないでしょうか。 ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 もし共感してくださる部分がありましたら、 以下のバナーをクリックしていただけるとうれしいです。 ブログ王ランキング
2011.09.10
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今日は、新しく通級を始めた子の、最初の通級授業がありました。 うちの通級教室では、最初に「今日のメニュー」を黒板に書きます。1.○○2.△△3.◆◆4.(^^)(^^)って感じです。ただ、今日は子どもとのやり取りの感じから、メニュー通りにいきそうにありませんでした。そこで、1.を終わらせた後、急きょ、いきなりその場で考えたメニューに移行しました。(最初に決めたメニューを途中で変えたのはこれが2度目です。 1度目は1学期、雷が苦手な子が雷を怖がったときでした。)引き算や掛け算が課題の子だったので本当は計算プリントをやる予定でしたが、気持ちが乗ってこない様子を見て、出してきたのは「トランプ」。その場で考えたゲームをしました。勝手に名づけた名前は、「マジックナンバー」。やり方はとても簡単。最初に、マジックナンバーを決めます。子どもが言った数字で、今日は「3」で始まりました。たぶん。トランプの山から、1枚ずつ僕が場にカードを出していき、子どもはそれを見て、マジックナンバー(「3」)のときだけ、かるたとりの要領で、カードをとります。違う数字のときにカードをたたくと、お手つき。今までとったカードをすべて場に出さなければいけません。こちらはカードを1枚ずつどんどん場に出していく係ですが、子どもが気づくのが遅い場合はこっちがとってしまいます。そうやって子どもと勝負して、最後にたくさんとった方が勝ち。マジックナンバーはその後「5の段の数字」とか「2の段の数字」など、九九の習得に絡めたものに変えていきました。やり方がわかったら、「何の段の数字にする?」と子どもに決めさせるようにします。2の段だと、マジックナンバーが2,4,6,8,10の5種類もあるので、カードの取り合いが結構続き、こちらも間髪入れずとったりして白熱しました。4回やって4回とも子どもが勝ちましたが、予想以上に集中してのってきてくれたので、ひとまず目的は達成です。ちなみに目的は、積極的に活動させること、楽しいと感じてまた来たいと思わせること でした。主体性や楽しいと思う気持ちがないと、何にも身についていかないですからね。この子は授業開始時には黙ったまんまでほとんど反応がなかったんです。でも、終わるころには、笑顔で満足した表情が見られました。やってよかったです。即興で考えたわりに、シンプルでけっこう今後も使えるかも、と思ったので、ブログに書いておきます。同様のゲームがすでにあるような気がするのですが、ちゃんとした名前が分かる方がいらっしゃったら、ぜひ教えてください。もしまだ名前がなければ、僕が名付け親ということで。(^。^) ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 もし共感してくださる部分がありましたら、 以下のバナーをクリックしていただけるとうれしいです。 ↑ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2011.09.09
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『発酵道』 著者:寺田啓佐(けいすけ:寺田本家 当主)腐るのではなく「発酵」するための本。その読書メモ。第3回、最終回です。 第1回はこちら。===============================『発酵道』3(第18話「発酵していくと幸せになる」より)・「負けてはならぬ、勝たねばならぬ」 とマインドコントロールされた人間は、 競争だけの人生を歩むことになる。 けれど、争えばいつかは負ける。 真理です。・「多種多様な力」 一人一人、一つ一つ、一匹一匹、 これらの力が多ければ多いほど、 たくさんの異なったものが加われば加わるほど、 大きな力になっていく。少年マンガでも、そうですね。 敵だったものがどんどん味方になり、 なんでもありの味方集団を形成する。 それでこそ、さらに強敵に立ち向かえるようになるのです。(^^)・「あの野郎、この野郎」だったり、 「あの人は苦手、この人も苦手」だったり、 その苦手をも取り込むのが、実はすごく大事なこと。・「徹底していく」 自分の信じた、大好きな道を徹底していく。 そのことに、自分の生命(いのち)をささげていく。・「楽しく働く」・商売なら、楽しく働いているのをお見せするのが、 「お店」なのだ。・「自分の持ち駒、持ち味を使う」 自分の出来ることを最大限に生かそう。「特別支援教育」の考え方も、 「強みを生かす」ということにあります。 教師自身が、自分の強みを生かしながら、 子どもたちの強みを生かしていくのが、 教育の理想形です。・「順風に乗る」 逆風、向かい風の中で努力したって、 体を消耗するだけで、 一生懸命進んでも一向に進まない。 そういうときは、無理しないほうがいい。・「無限に感謝する」 時間も空間も限りなく、どこまでも、何にでも感謝する。 これが究極の発酵へ向かう方法。 無限に感謝していると、トラブらない。 感謝は宇宙エネルギーを取り込む方法。・「決断は自分一人」 何かことを起こそうとしたとき、 合議制でやったら、とんでもないことになる。 一人で決断してやっていくということが非常に大事。 (第19話より)・一人が発酵しだすと、次から次へと波動の法則によって、 どんどんまわりへ伝染していくということが起こりだす。 響き合いなのだから、 まるで水に石を投げたら輪が拡大していくかのように広がっていくのだ。・具体的に私が毎日実行しているのは、 1日1回トイレで微生物に感謝するということ。 自分の便は食べ物のカスだと思っているかもしれないが、 半分以上が役割を果たした菌の死骸や菌そのものである。 私たちが食べた物を100兆の微生物が命がけで分解して、 血や肉や、エネルギーに変えてくれた。 と同時に微生物は、自分の中のゴミを出してくれた。 その死骸が、便に入っている。===============================著者の寺田さんが気づかれたことを学ばせていただいて、今さっき太字ででっかく書いたところを大事にしていきたいと思います。トイレで微生物に感謝する・・・までできたらすごいな。それでは、また。 ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 ↓よろしければ応援のクリックをいただけるとうれしいです。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2011.09.08
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『発酵道』 著者:寺田啓佐(けいすけ:寺田本家 当主)今日はあやうく「腐る」ところでした。思考が、自分のことだけで停止してしまうと、腐ってしまいますね。気をつけねば・・・。というわけで、読書メモの第2回です。 第1回はこちら。===============================『発酵道』2(本の後半部分。第11話~ まで)・(東京医科歯科大学医学部の藤田紘一郎教授によれば、) 腐敗菌がまったくいなくなればいいかというと、 そうでもない。 腐敗菌には腐敗菌の働きがある。 なんでもかんでも排除すればいいってものじゃないのだ。この論理が、広くいろいろな人に知られるようになってほしいと思います。 僕も、本当のところは腑に落ちていないのですが・・・。 僕の場合、こう考えます。 もし自分が腐敗菌として生まれてきた場合。 生まれてきたからには、僕が生まれてきたわけがあります。 必要だから、生まれてきたんです。 それが、「こいつはいらない」と排除され、 消されてしまう・・・。 こういうことは世の中にごまんとあります。 でも、それはひょっとして、非常に利己主義な「腐敗した」考え方でもって、 狭い範囲のことしか考えずに排除しているだけかもしれません。 神様は、それをのぞんでいるでしょうか。 広く全体を観れる視野をもった人がいて、 その人が公平に判断するとしたら・・・? 私たちは、そろそろこの考え方に行き着く時が来ていると思います。 排除しない考え方、 「共生」の考え方です。・昔の日本人は、ばい菌と一緒に暮らしていたおかげで、 たくましく生きてこられた。 今の長寿世代を支えてきたのは、 このあたりにヒントがあるのではないか。・「よくなるために、悪くなる」 という法則があることも、しっかり見ていてほしい。 一見腐敗した状態も、 発酵のために必要だったのだと思えるときが来るからだ。 今の腐敗を「よかったね」と受け入れ、 「すべてはいいことなのだ」と思い切れれば、 すぐにでも発酵の道はたどることができる。 それからあとは、どんどん発酵が進んでいく。 なにもかもがよくなっていく。 自然も、社会も、家庭環境も・・・・・・。・手放すところから、循環が始まる。 「ギブ・アンド・ギブ」でいい。 空っぽになれば、おのずと入ってくるのだから、 それで安心していればいい。・共生とは、競争しない、争わない、仲よしの世界のことだ。 「負けちゃう、損しちゃう、謝っちゃう」、 むしろ積極的にこういう姿勢にしていく。 肩の力をフッと抜き、 がんばるのをやめてみたとき、 みんなとつながれることに気づくはずだ。(p223(第17話の終わり)まで)===============================最後の方は、小林正観さんの考え方にかなり似ています。正観さんは、「き・く・あ」の法則ということを言われていました。「きそわない、くらべない、あらそわない」という意味です。 小林正観著書「き・く・あ」の実践自分を振り返ってみると、学生時代、「受験」とかしていたときは、かなり競争意識が強かったと思います。でも、30代も半ばを過ぎて、今「何が幸せか、どういう生き方が幸せか」と考えたときに「競う」こと、そして「勝つ」ことは、必ずしも、大きな目で見て幸せとは限らない、と思うようになりました。「負けちゃう、損しちゃう、謝っちゃう」、この3つは大嫌いだったのです。負けず嫌いで、損するのが嫌いで、謝るのが嫌いでした。そして、そのことで、ずいぶん「失敗」してきました。今では、この3つは、必要なことだと思います。(今でもキライですが・・・。(^^;))何も、聖人君子みたいになるということではなく、(1)勝ち負けにこだわっているとき(2)自分だけのことにこだわっているときふっと肩の力を抜いて、上で出て来るような考え方が「ある」ということに、思いが至ればいいなあ、と思います。必ずそうしないといけないというのではなく。自分を広く大きく成長させるために。 さて、読書メモはあと第18話と第19話を残しています。第18話は「発酵していくと幸せになる」というタイトル。本書全体のまとめとなる章で、名言・金言が山ほど出て来ます。僕は付箋を山ほど貼りました。そういうわけで、最後の2章は、次回。「発酵道」の中で著者が至った結論、発酵道の神髄とは何か?待て、次回(笑)ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 もし共感してくださる部分がありましたら、 以下のバナーをクリックして応援していただけるとうれしいです。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2011.09.05
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『発酵道』 著者:寺田啓佐(けいすけ:寺田本家 当主)斎藤一人さんがすすめていた本。今頃になってようやく読みました。酒造りで「微生物」を大事にして自然に帰る、昔ながらの酒造りに戻した著者。そこから得た気づきが書いてあります。「微生物」の共生社会が、人間の目指すところとも一致する、という主張が興味深いです。===============================『発酵道』1(本の前半部分。第10話まで)・「発酵すると腐らない」 なすだってきゅうりだって、 そのまま放置していればいずれ腐敗してしまうのに、 ぬかみその中に入れればいつまでも腐らない。この「発酵すると腐らない」という観点が珍しい。 言われてみれば、確かにそうですね。 科学の力で凍らしたり真空にしたりしなくても、 昔ながらのやり方で「腐らないようにできる」というのは、 実に不思議です。 そして、ここから、「人間も腐らないためには・・・」という ヒントを得るのが、この本の面白いところです。・発酵というのは変化の連続。 変わるから腐らない。 逆にいえば、変わらなければ腐る。・私が酒を造る場合、 私以上の酒はできない。 自分が偽物であれば、 偽物の酒しかできない。・普通はいやなことに対して、 感謝などとてもできない。 けれど、病気でも事故でも失敗でも、 どんな不幸もかつて自分がやらかしたことの償いだと考えると、 悪い事が起こったことは 自分がしてしまったことがチャラになったと考えられる。 チャラにしてくれていることへ感動し、 マイナスの出来事も感謝で受け止められる。 「流す」ということができるようになって、 すべてが「よかった、よかった」と思えるようになっていく。・(京都「一燈園」で出会った神父押田茂人さんの言葉) 「祈りの姿に 無の風が吹く」 祈りがなされたとき、 そこには大きな力が働き、 人に、生きとし生けるものに影響を与える。 そういう、何かわからない風が吹いてくる。.・(静岡県伊豆松崎町・安楽庵の村上光照和尚の言葉) 「大切なことは、自分を見ることに尽きる。 人を責めたりする暇なんてない。 自分をよく見たら、むさぼる、腹を立てる、とらわれる、という煩悩ばかり。 自分みたいなつまらないものに、何ができるかってことに気づく」・(鎌倉にいる太母(たも)さんというおばあさんの言葉) 「今までに悪い人に会ったことがないの」・もっている知恵、力、親切、思いやりといったものを、 からっぽになるまで出し切れば、 必要なものはひとりでに入ってくる。 (p143(第10話の終わり)まで)===============================いかがでしょうか。昔ながらの酒造りに回帰することによって得た哲学。なかなか、興味深いと思いませんか?後半はまた次回に。ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 もし共感してくださる部分がありましたら、 以下のバナーをクリックしていただけるとうれしいです。 ↑ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2011.09.04
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今日は台風のため、まったく家の外に出ず・・・。そのおかげで、作りかけだった曲が公開まで行き着きました。「のだめカンタービレ」のCDで前半だけ収録されていた「バッハ平均律クラヴィア曲集 第2巻 第14番 嬰ヘ短調 BWV.883 フーガ」!(ちなみに「のだめ」のCDというのは、これのことです。↓) 【22%OFF】[CD] のだめカンタービレ コンプリートBEST 100(通常盤)この曲は出だしの音からして、とっても魅力的!1回聴いたらトリコになりました。やっぱりバッハはいいなあ。CDの演奏は前半だけしかなかったので楽譜作成ソフトで打ち込み。ソフトで再生している動画をYouTubeで公開しました。ぜひ、聴いてみてください。よかったら、コメントもお願いします!(^0^) ちなみに、僕が作曲した「どうして、未来は」という曲も、ピアノの単音旋律ではじまります。ちょっと似てるかな? ▼http://musictrack.jp/musics/26126
2011.09.03
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NPO法人ネットワーク地球村の講演会のお知らせです。高木善之代表の講演は、スライドで客観的なデータを示してもらえて、「どう思うか」という判断は参加者に委ねられます。客観的事実を多く知って、正確な判断をしたい、という方にとても有意義な会になると思います。高木さんの講演は全国各地で行われていますが、ここでは10/1の東京と10/10の大阪をご紹介します。★10月1日(土) わかりやすい脱原発の話 in 東京(渋谷)会場国立オリンピック記念青少年総合センター国際交流棟 第1ミーティングルーム(東京都渋谷区代々木神園町3-1)定員120名時間13:00~16:00終了後、希望者で懇親会を予定しています(実費要)参加費(前売)2,000円 (当日)3,000円(3名以上のお申込み)1,500円×人数(学生)500円 以下、公式サイト告知文 より転載。チラシ画像や関連動画、参加方法詳細も、公式サイトをご覧ください。============================「原子力発電はやめた方がいい」 「だけど電気が足りなくなるんでしょ?」「そもそも放射能って、どれくらい怖いの?」そんなモヤモヤを誰にでもわかるようにお話します。「言いたいことは分かるけど、 自分たちでは何も変えられないって」なんてことありません。例えば世の中には、太陽や風、水の力だけで動いている町があってしかもそんな町は海外だけじゃなく日本にもたくさんあるんです。でもその町も最初は、市民一人一人の本気から始まったんです。そんなお話を聞いてください。============================ 大阪近郊の方は、こちら。 ★10月10日(月・祝) 「100年先の未来のために」 原発のない社会のつくりかた in 大阪(大阪市)会場大阪市立中央会館 1Fホール(大阪市中央区島之内2-12-31)定員300名時間13:00~16:0017:30~懇親会(実費要)参加費(前売)1,500円 (当日)2,000円(3名以上のお申込み)1,000円×人数(学生前売)500円 (学生当日)1,000円以下、公式サイト告知文 より転載。チラシ画像や関連動画、参加方法詳細も、公式サイトをご覧ください。============================☆原発事故の見えにくい全体像と本質を 信頼できるデータをもとに、わかりやすくお伝えします。 ☆太陽、風、水の力だけで動いている町が日本に56あります。 この国の確かな変化と希望をご紹介します。☆「結局、わたしたちも原発の電気を使ってるんだからね」 でも、個人レベルで脱原発できる電力契約があるんです。☆自然エネルギーにも様々あり、実態はあまり知られていません。 実は、「おすすめできない自然エネルギー」もあるんです。☆「明るい未来社会」とはどのようなものかをご紹介し、 それを実現するため、私たちにできることをお伝えします。☆原発事故に関しては、「私には関係ない」はありません。 お知り合いなどお誘い合わせのうえお越しください。============================ 高木善之さんの全国の講演会スケジュール一覧はこちら。▼http://www.chikyumura.org/lecture/schedule/9月には岐阜、奈良で開催されます。 ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 応援いただける方はクリックいただけるとうれしいです。 ↑ブログ王ランキング
2011.09.03
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めちゃめちゃおもしろい本の紹介です! 『半ケツとゴミ拾い』(荒川祐二、地湧社、2008、1400円、ゴミ袋付録つき)なんだこりゃってタイトルですが、著者が体験したエピソードそのまんまのタイトルなのです。読んでみればわかります。「ゴミ拾い」については、ちょっとだけ日記にも書いたことがありましたが、それらにこの荒川祐二さんが関係していることもわかりました。あのときのムーブメントの発起人はこの人だったのか!「同時多発エコ」というムーブメントです。てんつくマンの映画に感動してゴミ拾いを始める、というあたり、僕と一緒です。ただ、この方の場合、かなり難易度の高い「新宿歌舞伎町の早朝掃除」。それを毎日。いびられたり、じゃまされたり、おどされたり・・・。それでも「ダメな自分を変えるため」、ひたすら連日ゴミ拾いをし続ける姿に打たれます。================================【内容情報】(「BOOK」データベースより)「夢なし」「自信なし」「希望なし」誰もが認めるダメ男が、日本一汚い新宿でのゴミ拾いを通じて「自分が好きだ」と言えるようになるまでの感動おもしろドキュメント。【著者情報】(「BOOK」データベースより)荒川祐二(アラカワユウジ)1986年3月25日大阪府生まれ。上智大学経済学部経済学科卒。自身の体験をもとにした「誰にでも出来ることが人生を変える!!」という講演を全国で展開。================================この本の後半、ゴミ拾いを続けることで気づいてきた様々なことが書かれています。その中から、1つだけ紹介します。・良い事であっても、悪い事であっても、 すべて僕自身から出ているということを しっかり自覚すること。ゴミ拾いを続ける中で、「いいこと」を期待していたが「わるいこと」ばかり起きたり、「わるいこと」ばかりだと思っていたら、ふいに「いいこと」が起きたり・・・。しかもその「いいこと」は、「わるいこと」があったからこそ素直に「いいこと」と受け止められる自分になっていたからだったりして・・・。自分の生き方、行動を考えさせられる本。あなたは、どんな生き方を選択しますか?ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。 もし共感してくださる部分がありましたら、 以下のバナーをクリックしていただけるとうれしいです。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2011.09.03
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