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事務所の大掃除。例年とは順番が逆になった。どうしても紙のゴミが多くなるので、ゴミ袋が重い。全部は始末できなかった。自宅の方も、窓拭きは未完に終わった。自室の窓は全部二重サッシだから、窓拭きは非常に手間がかかる。
2005/12/31
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たしか芥川賞の候補になったときだったと思うが、この作品はかなり話題に上っていて、いろんなメディアで様々な書評を目にした記憶がある。その中のひとつに、「心理描写に長けた優れた恋愛小説であり、親指をペニスにするようなグロテスクな趣向は必要ない」といった内容のものがあった。途中までは確かにそう感じた。それが突然フリークスの世界に突入して、一挙に乱歩趣味の様相を呈するようになるとそうも云えなくなり、最終的には、やはり親指ペニスには必然性があるとの結論に達した。松浦理英子は大学の先輩だ。それも同じ学科の出身なので、直系の先輩にあたる。他の人は知らず、少なくとも私の場合、大学の先輩といってもそれが他学部の場合はたいした親近感は湧かない。他学部出身の菊地秀行に対しては、単に自分と同じ大学を出たと認識しているだけである。これが同じ学部の出身である森村誠一ともなると、はっきりと“先輩”と意識する。ただし、森村誠一の場合は学部は同じでも学科が違うので、学科まで同じの松浦理英子に対するほどの親近感は湧かない。直系の先輩である松浦理英子には、頭が上がらないのである。これは後輩に対しても同じで、滝川クリステルには直系の後輩として親近感を抱くが、木佐彩子には何の感慨もない。寡作の松浦先輩には、もっと小説を書いていただきたいものだ。
2005/12/31
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自室と隣の部屋の大掃除。自室は物が多すぎて、掃除が苦になる。
2005/12/30
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TV映画「ゴジラ FINAL WARS」北村龍平監督04年東宝。粗筋はyahooより。ゴジラと地球侵略をもくろむ異星人の壮絶な戦いを描く。ゴジラシリーズの最終作と銘打たれた特撮巨編。北村龍平監督。世界各地で特殊能力を持つ超人類”ミュータント”が確認されるようになった。地球防衛軍は対怪獣用戦力として彼らを集め、特殊部隊「M機関」を組織した。ある時、北海道沖で謎の巨大怪獣のミイラが引き揚げられる。M機関のミュータント兵、尾崎(松岡)と、国連から派遣された科学者の美雪(菊川怜)は共同でミイラの調査を開始。そんな中、世界の各都市で同時に怪獣が出現した。地球防衛軍は全戦力を投入するが、怪獣の圧倒的な力と数の前に防戦一方となり、各地はパニックに陥る。そのころ、南極の氷の中で眠り続けていたゴジラは目覚めようとしていた。これで終止符を打っていいのか?いいのだろう。どうせ平成ゴジラは毎回期待を裏切ってきたのだから、この先作り続けても同じこと。ならば、このマトリックスまがいの陳腐なゴジラで終止符を打つのは、遂に満足のいく作品を輩出することのなかった平成ゴジラを象徴していて、相応しい終幕といえる。よくもこれだけ大根役者をそろえたものだし、安っぽいCGと怪獣の熱線合戦には、もううんざり。キース・エマーソンの音楽は、まるっきり「幻魔大戦」のままだ。冒頭、伊福部音楽をバックに、懐かしの「TOHO SCOPE」に続いて「田中友幸・本多猪四郎・円谷英二に捧ぐ」と出るが、こんなものを捧げられたのでは、草葉の陰で彼らは苦笑していることだろう。
2005/12/30
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TV映画「雲の中で散歩」アルフォンソ・アラウ監督95年米。粗筋はgooより。第2次大戦が終結し、故郷に帰ってきたアメリカ兵ポール(キアヌ・リーヴス)は、再会した妻ベティの愛が冷えきっているのを知る。出征前の仕事であるチョコレートのセールスに戻るため汽車に乗った彼は、車中でビクトリア(アイタナ・サンチェス・ギヨン)という美女にひかれる。彼女は妊娠中で、相手の男に捨てられて心に深い傷を負っていた。彼女の実家はラス・ヌベス(雲)という葡萄園を営む、メキシコの長い伝統と格式に則った上流階級で、厳格な父アルベルト(ジャンカルロ・ジャンニーニ)は娘の不始末を許さないだろうと語る。同情したポールは、彼女の夫を演じることを引き受ける。アルベルトは烈火のごとく怒るが、母親や祖母、祖父ドン・ペドロ(アンソニー・クイン)らは2人を優しく迎え入れてくれた。翌朝、ペドロから散歩に誘われたポールは、深い朝霧の中を歩くうち、雲の中で散歩するような気持ちになる。彼は、もう一日滞在を延ばした。積んだ葡萄を大きな樽の中で踏み、音楽に合わせて踊る儀式の中、キスを交わすポールとビクトリア。だが、妻のいる彼はビクトリアを傷つけまいとして旅立つ決意をする。その夜、彼はペドロと酒を酌み交わすうち、窓辺の彼女に愛を告白するが、返事はなかった。翌日は収穫祭で、ポールの忠告に心が軟化したのか、アルベルトは2人の結婚を許すと言う。だが、ビクトリアはこれ以上家族をだますことに耐えきれず、ついに真相を告白し、アルベルトは衝撃を受ける。故郷に帰ったポールはベティと別れ、ビクトリアに求婚するため葡萄園を訪れた。だが、酩酊するアルベルトと争いになり、ランプの火が燃え移り、葡萄園は瞬く間に全燃する。ポールは土を掘り返してみると、元根は無事だった。それを見たアルベルトは頑迷な心を解き、ついに愛し合う2人を許す。2人は皆に祝福され、本当の夫婦になった。広大な葡萄園を舞台に、男女の情熱的な恋を描いたロマンティックなラヴストーリー。「スピード」「JM」でトップスターの座を掴んだキアヌ・リーヴス初の本格的な恋愛映画。42年製作の同名イタリア映画(日本未公開)のリメイクで、監督は「赤い薔薇ソースの伝説」で国際的にも高く評価され、本作が初のハリウッド映画となるメキシコ映画界の雄、アルフォンソ・アラウ。製作は「ゴースト ニューヨークの幻」のデイヴィッド&ジェリー・ザッカー、ギル・ネッターのトリオ。脚本は「リーサル・ウェポン3」のロバート・マーク・ケイメンとマーク・ミラー、ハーヴェイ・ウェイツマン。美しいカメラワークで幻想的な映像をものにした撮影は「赤い薔薇ソースの伝説」のエマニュエル・ルベスキ。音楽は「フィアレス」の巨匠モーリス・ジャール、美術は「ボビー・フィッシャーを探して」のデイヴィッド・グロープマン、編集は「幸福の条件」のドン・ジンマーマン、衣装は「めぐり逢えたら」のジュディ・L・ラスキン、ダンスシーンの振付は「コットンクラブ」のマイケル・スムインがそれぞれ担当。ヒロインには、本作でハリウッドに進出したスペインの女優アイタナ・サンチェス・ギヨンが扮し、「道」「リベンジ」のアンソニー・クイン、「イノセント」「ニューヨーク・ストーリー」のジャンカルロ・ジャンニーニの2大名優が脇を固めている。往年のイタリア映画のリメイクのようだ。元ネタの方の邦題は「雲の中の散歩」。云われてみれば、イタリア映画の雰囲気がかすかに窺える。葡萄園の景色は安っぽかったが、アンソニー・クインやジャンカルロ・ジャンニーニの両重鎮を始めとして俳優陣が素晴らしく、予定調和の恋愛ものながら飽きることなく最後まで楽しめた。
2005/12/30
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午前は母を連れて中央卸売市場に行き、買出し。午後は自宅の二階の窓拭き。未完。自室の窓は二重サッシなので、非常に手間がかかる。
2005/12/29
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TV映画「恋するための3つのルール」ケリー・メーキン監督99年米。ニューヨークで働く実直な青年が恋人にプロポーズするが、彼女の父親は残忍なマフィアの一員だった。問題を抱える彼女の家族に振り回されながらも、父親に気に入られて結婚にこぎ着けようと奮闘する彼の姿を描く。主演はヒュー・グラント。ほかジェームズ・カーン、ジーン・トリプルホーン、バート・ヤング、ジェームズ・フォックスら。ヒュー・グラントは「ノッティングヒルの恋人」のときと似たようなキャラだが、相手役の格の違い(ジュリア・ロバーツとジーン・トリプルホーン)もあり、今回の方が印象度は薄い。
2005/12/29
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TV映画「木村家の人びと」滝田洋二郎監督88年。粗筋はgooより。木村家の家族は財テクというより、小銭集めに忙しい毎日を送っていた。仕出し弁当づくり、老人を使っての新聞配達、妻・典子の色っぽいモーニングコール・サービスなど。夫の肇はサラリーマンでありながら、こういった副業に異常な執念を燃やしていた。照美と太郎もまたちゃっかりしていて、伯父さんから肩たたきを頼まれると必ず後から請求書を出すのだった。しかし、太郎だけはこのような金儲けに後ろめたさを感じており、伯父からもらった聖書を読むうちその思いを強くしていった。典子の実兄・雨宮夫妻は太郎を引き取ろうとするが、肇に追い返された。しかし、木村夫妻も子供は可愛い。思い切って小銭稼ぎをやめることにした。それでも隣の高倉家が自分たちに代わって商売を始めたとなると、木村家も黙ってはいられなくなった。老人会も巻き込んで木村家と高倉家の激しい商売合戦が始まった。一時金儲けをやめていたので、客をすっかり高倉家に取られていたが、太郎の吹くハーモニカでまた木村家に客が戻ってきた。原作は谷俊彦。脚本は一色伸幸。音楽は大野克夫。主演は鹿賀丈史。ほか桃井かおり、岩崎ひろみ、 伊崎充則、柄本明、木内みどり、小西博之、清水ミチコら。 滝田監督の出世作のはずだが、今となってはあまり語られることもない。バブル真っ只中だったからこそ成立する内容なので、先の見えない平成不況が続く現在では、見ていて共感できる部分が少ない。キャストロールを見るまで、子役が岩崎ひろみであることに気づかなかった。今とはかなり風貌が異なる清水ミチコは、はっきり云って笑える。
2005/12/29
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TV映画「ポワゾン」マイケル・クリストファー監督01年米。アントニオ・バンデラスとアンジェリーナ・ジョリー。当代一の大人の色香漂うスターが、ミステリの大家ウィリアム・アイリッシュの名作「暗闇へのワルツ」の映画化に挑戦する。監督はピューリッツァー賞受賞の劇作家にして脚本家、マイケル・クリストファー。熱く激しく濃厚な極彩色の恋愛映画。愛に興味のなかった資産家の男性と、彼と結婚するためにやって来た謎の女性の愛を描いたラブサスペンス。マイケル・クリストファー監督。19世紀後半のキューバで、コーヒーの輸出業で成功したルイス(バンデラス)。愛を信じず、愛に興味を持たない彼は唯一手にしていなかった妻を迎えるに当たり、それが富の象徴だという理由だけでアメリカ人女性を選ぶ。しかし、ルイスは花嫁募集の広告に応じてやって来たジュリア(ジョリー)を目にした瞬間、彼女の美ぼうに心を奪われ、恋に落ちてしまう。トリュフォーの「暗くなるまでこの恋を」のリメイクらしい。そちらは見ていないので比較できない。アントニオ・バンデラスとアンジェリーナ・ジョリーのコンビは、トリュフォー版ではジャン・ポール・ベルモンドとカトリーヌ・ドヌーブだったそうで、このキャストを見る限りでは、トリュフォー版の方が迫力がありそうだ。実際、ドヌーブは徹底的に悪女を演じているらしい。悪女なんだか情が深いんだかよくわからないアンジェリーナは、どっちつかずで中途半端だった。
2005/12/29
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鎌倉から有楽町に移動して、いつものようにニュートーキョーへ。ニュートーキョーオリジナル生ビールの「冬の生」。“青い三角定規”全員が、いっせいに写真撮影をしているのが窺える。“青い三角定規”の一角は「裏トランプ部」と称する怪しい組織に属しており、その集会があるため10時でお開き。私は西新宿のホテル(西鉄イン)へ向かったが、途中のコンビニで携帯の充電を補充する器具を買った。私の携帯は、この日の朝に完全に充電が切れて使用不能となっていたのだ。“青い三角定規”と合流してしまえば、とりあえず通話の必要はないのでその点はいいのだが、ここ数年は携帯が時計代わりで腕時計をしていないので、時間がわからないのには参った。やはり腕時計は必要である。それにしても、なんの操作もしていないのに、新幹線の移動中に充電がほとんど切れてしまったのはどういうわけだろう。新宿の西鉄インは今年できたばかりで、すべてが新しく気持ちいい。立地と設備を考えれば宿泊料も破格の安さといってよいだろう。フロントの対応も素晴らしいものだった。これでチェックアウトが11時までだったら、云うことなし。翌24日の予定は、吉祥寺、井の頭公園、下北沢、相模原、目白のワールドディスク、御茶ノ水のディスク・ユニオン、八重洲のブリジストン美術館だった。なんと、前日の教訓がまったく活かされていない。こんなに周れるわけがない。前日に引き続いて無謀な旅を強行しようとしているなどとはまったく思ってない私は、吉祥寺へ向かった。吉祥寺は、20年前とはまるで街の様相が変わっている。さっぱりわけがわからん。早々に退散して、井の頭公園へ。こちらは昔と変わらずのんびりした雰囲気。逆方向。お稲荷さん。本当は浜田山で途中下車して、3年生~4年生の2年間住んだ下高井戸のアパートに行きたかったが、駅からの道順をもはや覚えていないのと、仮に覚えていたとしても目印となる建物が変わっていればわからないだろうから、断念。下北沢へ。この街も様相が変わって、さっぱりわからん。EDISONがあった通りは、こんなに賑やかではなかったはずだ。劇団白鳥座の事務所。あの当時はまだ、小劇場系の小屋は本多劇場だけだったのだが、今ではたくさん出来ている。下北沢に住むことは、当時の憧れだった。ここからは小田急で、相模原へ。相模大野まで急行で、そこで各停に乗り換えて小田急相模原で降りるのだが、間違えて片瀬江ノ島行きに乗ってしまった。この失敗は、当時も何度かやらかした。1年生~2年生の2年間住んでいたのが相模原で、こちらのアパートは駅前の商店街をまっすぐ行って、米屋のところを左に入ってまたまっすぐ行った突き当りにあるので、迷うことはないはずなのだが…商店街の様子ががらりと変わってしまっていて、こちらも無事に行き着くかどうか怪しい感じ。駅舎が建て替え中で、駅前の様子も当時とは変わっている。本屋、美容院、定食屋、トンカツ屋、中華料理屋、団子屋、ホカ弁、おまけにストリップ小屋、全部なくなっていた。アパートは…ない。マンションに建て替わっている。銭湯もなくなっていたが、建物だけは残っていた。唯一今でも営業していたのは、コインランドリー。しかし、使おうとはとても思えないほどに汚くなっていた。20年以上も経っているのだから、当然といえば当然。さあ、思い出を清算したところで、目白でお買い物をしようと思ったら…そんな時間はもうない!もちろん、目白のあとの美術館なんか行けるわけない。仕方ない。御茶ノ水のユニオンでちゃちゃっと買い物してしまおう…も、甘かった。ユニオンに行ったことは行ったが、5分で店を出て東京駅へ。なにも買えなかった。諸君、旅行の予定は余裕をもってたてよう。
2005/12/28
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TV映画「ファム・ファタール」ブライアン・デ・パルマ監督02年米。粗筋はgooより。カンヌ国際映画祭メイン会場ル・パレ。ゴージャスな装いのセレブで埋め尽くされた映画祭会場から、1000万ドルの宝石が盗まれた。実行犯のロール(レベッカ・ローミン=ステイモス)は仲間を裏切って逃走、アメリカに飛んだ。7年後、大使夫人としてパリに姿を現した女こそ、仲間が血眼になって探しているロールだった。ほかにも、罠とも知らずにあるカメラマン(アントニオ・バンデラス)が彼女を追っていた。しかし、誰もが予想し得なかった驚愕の運命が彼らを待ち受けていた……音楽は坂本龍一。ボレロが流れる中、いかにもデ・パルマらしいケレンミたっぷりのカメラワークでダイヤ強奪を見せる冒頭部分では期待させられたが、ひねってあるとはいえ結局は夢オチで、期待はずれ。アントニオ・バンデラスは金城武に見えた。
2005/12/28
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当初は一泊で帰るつもりだったが、どうせ三連休なのだし、もう一泊しちゃえってことで、23日は丸々遊んでやったぜ。ざまあみろ。青砥のホテルを10時前にチェックアウトして、毎年恒例の謎の“青い三角定規”集会のために新宿に向かう。新宿に12時集合で、小田原、江ノ島、鎌倉を観光する予定。予定はあくまで予定であり、予定が予定にすぎなかったことは、この数時間後に見事に証明された。昼から出発して、小田原、江ノ島、鎌倉の三箇所を周ることなんか出来るわけがないのだ。土台無理な話。無謀にも程がある。とにもかくにも、ロマンスカーで小田原に出発。学生時代、ロマンスカーは憧れの的だった。貧乏大学生にとっては千円かそこらでも惜しいので、毎日小田急に乗っていながらロマンスカーには手が出なかった。当時のイメージでロマンスカーは赤いものだと思っていたが、今は四種類の車両があるらしい。この写真のロマンスカーは12時40分発のもので、われわれが乗ったのは次の50分発のさがみ号。さがみ号は、ちょっとしょぼい。お馬鹿な“青い三角定規”は、ほんの1時間ちょっとの電車の旅なのに弁当を買い込んでご満悦。弁当を食って、懐かしい景色を楽しんでいると、あっという間に小田原に着いた。といっても、この時点ですでに2時を回っており、“青い三角定規”は江ノ島を放棄。小田原の次は鎌倉の大仏へ行くことにする。小田原駅が意外と立派なのにびっくり。小田原といえば小田原城。というか、それしか思い浮かばない。遠く江ノ島や三浦半島を望む、最上階からの眺めは絶景なり。晴天でよかった。城の敷地内には、侘しいことこの上ない動物園がある。あとは孔雀がいる程度。昔は象がいたようだ。さらに、侘しさ倍増の子ども遊園地もある。そういえば、小倉城にも昔は遊園地があった。(注:今でも象はいるらしい)小田原城をたっぷり探訪して駅に戻り、小田原をあとにしたのは午後4時。一年で最も日が短いこの時期、すでに日没が近づいている。当初の予定が無謀な旅程であることを薄々感じ始めた“青い三角定規”は、ここで再度予定を変更し、鎌倉の大仏は諦めて江ノ電で鎌倉駅に直行することにした。これは復刻レトロ車両だそうだ。藤沢駅にひっそりと置かれている、江ノ電プリクラ。大仏を捨てて、江ノ電の美しい景色を楽しむはずだったが、乗車したときには日がとっぷりと暮れて、景色どころではなかった。景色も見えないこの時間にわれわれ以外の観光客が乗っているはずもなく、乗客は学生などの住民ばかり。これでは観光ではなく、ただの電車移動だ。鎌倉に到着。もう真っ暗。ということで、鶴岡八幡宮にも行かず、喫茶店に入る。なにしに鎌倉まで行ったんだか…。鎌倉で本当に行きたかったのは、釈迦堂切り通し。この写真はネットでみつけたもの。鈴木清順の「ツィゴイネルワイゼン」で、藤田敏八や大谷直子が通ったところ。でも、実際に鎌倉で行ったところは、SONG BE CAFEという店だけ。アジア料理の店らしい。タイ式カレー。辛さ控えめにしたにも関わらず、辛かった。が、美味しかった。カレー食ってコーヒー飲んで、鎌倉をあとにした。なにひとつ寺社を観ずに…。
2005/12/26
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~谷村有美と過ごすハートフルなX'mas~ 2005年12月22日(木) かつしかシンフォニーヒルズ 京成「青砥駅」下車徒歩5分 OPEN/START・18:30/19:00大寒波到来で最低気温が0度を割るなか、新幹線で上京。山口県東部に差し掛かるあたりから雪が積もっており、岩国では一面の銀世界。新幹線は徐行運転を余儀なくされる。積雪の常連、米原では猛吹雪で、またまた徐行運転。この時点では2時間遅れ。名古屋を過ぎて静岡に入ると、これまでの吹雪が嘘のように晴れ間がのぞいてきて、新幹線はここから猛スパートをかけたのか、東京に到着したときは1時間数十分遅れまでに挽回していた。とはいえ、予定よりも大幅に遅れていることは同じで、青砥の会場に到着したときにはすでに開場が始まっていた。同じ会場だった一昨年は浅草にホテルをとったので、乗り換えが面倒だったが、今年は青砥のホテルにして、東京駅からは山手線で日暮里まで行って、それから京成で一本。その点では楽だった。それにしても、京成の電車には乗りたくない。正直、京王や小田急とは客層がまるで異なる。コップ酒を飲みながら汚いおっさんが乗ってきたときは、酒をこぼされやしないかとヒヤヒヤした。会場に入ると、例によってグッズ売場は長蛇の列で、今から並んでも開演には間に合わないので並ばないようにとアナウンスされていた。大人の私は大人しく席に着いた。ステージの模様をこっそり撮影。例年通り、ピアノは2台。非常にシンプルなステージ。予定より20分遅れで開演。セットリストは以下のとおり。01)サンタを迎えに行く夜02)朝は朝 嘘は嘘03)元気出してよ(途中で歌詞が出てこなくなって、リテイク)04)プロミス05)X'mas Smile06)Lovin' You(ミニー・リパートン)07)The Christmas Song08)シフォンケーキ・ボッサ09)ひとつぶの涙10)A・RA・WA11)お風呂の唄(こうちゃんをあやすときの唄)12)おむつブギウギ(同上)13)フラジャイル14)雪の扉15)いちばん大好きだった16)名前のないうた~Encore~17)恋に落ちた18)Carry on(未発表曲)19)星に願いを20)Tonightよく言えばリラックスした演奏で、悪く言えば緊張感のない緩い演奏。谷村さんひとりの弾き語りで数曲をこなした後、キーボードの福田氏が加わり二人で演奏。いったん福田氏が引っ込んでギターの加藤氏が登場して、谷村さんと二人で、そして改めて福田氏が加わり三人で演奏。最後にバイオリンの落合氏が(遅刻して?)登場して、四人で演奏。落合氏はたこ焼きを持参しており、福田氏と加藤氏はお相伴に預かっていた。四人とも譜面と首っ引きで、明らかにリハ不足。譜面さえあればなんとかなってしまうところが、逆に彼らの力量の高さを証明しているのかもしれないが。谷村さんは、常にも増して歌詞を間違えまくっていたが、ピアノの方は意外とそつなくこなしていた。よく考えれば、この日はpf×2、g、vlnの4ピースでリズム隊不在という特異な編成で、この編成で既存の曲が演奏されるのはアレンジの妙味を味わえておもしろいはずなのだが、如何せんリハ不足ではそうも云ってられなかった。ライブでは珍しい「X'mas Smile」がセットにあったのが嬉しかったくらいで、これといったサプライズもなかったので、あっさり終わった感じだったのは否めない。ミニー・リパートンのカバーと未発表曲は、5月のディナーショーに参加していない人にはサプライズだっただろう。私の左隣の男の手拍子の拍がずれていて、非常に困ったことを付記しておく。今時、ここまでリズム感のない人も珍しい。だんだんずれが大きくなっていって、いつの間にか裏を打っていたりしていた。そこからまたずれていくのだが。開演前に買えなかったグッズを買いに売場に行くと、またまた長蛇の列。私が買うときには、すでに半分くらいは売り切れとなっていた。おかげで(?)1万円くらい浮いた。ラッキーなんだかアンラッキーなんだか…。シンフォニーヒルズの入口。青砥駅近くにある、標識。
2005/12/25
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TV映画「湯殿山麓呪い村」池田敏春監督84年東映。光華学園大学史学科講師・滝連太郎は妻子がいながら、淡路慶子と愛し合っていた。滝は、湯殿山麓弥勒寺の幽海上人の即身仏と『一切口外すべからず』という口伝書が残され、御堂の地下にひっそりと隠されたままなのに興味を持った。即身仏は入定後、三年経つと土中より掘り起こされ、礼拝の対象となるはずである。天明の大飢饉は布教のPRに絶好の機会ともいえる、幽海上人は何らかの理由で寺に逃げ込んだ犯罪者で、寺の者が無理矢理ミイラに仕立てあげたのではないかと、滝は仮設を立てた。彼は発掘するため、湯殿村出身である慶子の父親・淡路剛造に協力を依頼した。剛造の屋敷に脅迫状とミイラ化した手首が届けられた。彼は急に発掘資金の援助を中止すると言いだす。その夜、剛造はバスルームで変死体となって発見された。バスルームは、小さな換気窓があるだけで密室状態であった。剛造の通夜、弥勒寺の住職であり、剛造の妻・謡子の兄でもある道海和尚に殺人通知が届けられる。道海は若い頃、剛造と事業に失敗し今は行方不明の伏原欣作と三人で、疎開しに来ていた津島という母娘を村八分にし自殺に追いやったことを告白した。幽海上人の発掘作業が始まった。山小屋で祈祷中の道海は行方不明になり、やがて死体が見つかる。伏原も東京で眠ったまま死体となって発見される。発掘した幽海上人は滝の思ったとおり、無念そうな様をしていた。大学をクビになった滝は淡路家を訪れる。出迎えたのは謡子一人で、末娘・能理子の父親は、剛造に復讐にきた津島の息子・勘治だということ、勘治を事故死させたことを告げ、屋敷に火をつけた。脱出した滝は、その足で慶子の部屋を訪れるが、そこに居たのは能理子であった。能理子は、伏原と知り合い自分の父親が勘治だと教えられ、恋人・津島武は自分の兄だと知ったこと、伏原と協力し、道海の息子で幼い信也を使って、換気窓から剛造を殺害させたこと、道海を殺し、伏原に睡眠薬を渡したことを告白した。滝は、売春婦になっている慶子を探し出したが、もみ合っているうちに慶子は事故死してしまう。能理子は、武には何も語らないまま無理心中をはかった。原作は山村正夫。音楽は林光。主演は永島敏行。ほかに永島映子、仙道敦子、岩崎加根子、織本順吉ら。製作が角川春樹だからなのか、角川映画の雰囲気。仙道敦子の初々しい姿以外には、見所なし。
2005/12/24
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さきほど、東京から帰ってきました。詳細は後日。
2005/12/24
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TV映画「お受験 OJUKEN」滝田洋二郎監督99年松竹。粗筋はgooより。ひとり娘の真結美の私立小学校へのお受験を控えた富樫家。主人の富樫真澄は健美食品の陸上部に所属する実業団マラソンランナー。妻の利恵は、真結美のお受験に燃える専業主婦だ。ある日、真澄は役員待遇で子会社への出向を命じられるが、そのとたん本社の債務を押しつけられて倒産。真澄は職を失ってしまう。だが、真澄にとっては、実業団ランナーとして湘南マラソンに出場できなくなることが重大だった。お受験の面接の練習に出かけた塾で、塾長の「お父さまのご職業は?」の質問に、「無職です」と答える真澄。勿論、利恵も驚いたが、咄嗟の判断で「主人は専業主夫で、自分が家計を支えている」と答えた。それから、富樫家は一変した。利恵の言葉通り、真澄は専業主夫となり利恵が外で働いた。そんな生活の中で、真澄はいつしか湘南マラソンに市民ランナーとして参加することを決意するが、湘南マラソンの日と真結美のお受験の日取りが重なってしまう。真澄は、マラソン会場へ向かうが、途中、彼はコースを外れて別の方向へ走り出してしまう。彼が向かったのは、聖園小学校だった。ランニング姿のまま面接会場へ向かった真澄は、驚く面接官を前に家族3人で面接を受けるのであった----。脚本は一色伸幸。音楽は佐橋俊彦。主演は矢沢永吉。ほかに田中裕子、大平奈津美、大杉漣、鈴木一真、西村雅彦、余貴美子ら。子役の大平奈津美を始めとして、矢沢永吉以外は皆達者。マラソンと名門私立小受験をリンクさせ、さらに会社の倒産や実業団スポーツの斜陽化などを絡めたところに監督の狙いがあるのだろうが、それでかえって焦点が絞りきれない映画となってしまった。
2005/12/21
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明日から東京ですが、なんと福岡地方には大寒波がやって来て、平野部でも大雪のおそれがあるそうです。新幹線、大丈夫?主目的はコンサートなので、その日のその時間に行けなかったら意味ないんですけど。新幹線、大丈夫?暦の関係で来週は28日まで修羅場になるのは必至だから、今日、急いで年賀状を印刷しましたが、帰る頃には横殴りの雪が降ってきてたので、投函は出来ずじまい。急いでたので、個人用のものは凝った意匠にはできなかったし、心残りのままに東京に行かねばなりませんぞ。それにしても、青砥は遠いですな。今日の一枚:THE POLICE / Outlandos d'amour新進気鋭のパンク・バンドを装って登場した、ポリスのデビュー作。この時点で、アンディ・サマーズはすでにおっさんのはず。
2005/12/21
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2~3ヶ月前から、車のMDの調子が悪い。読み込めないMDがある。クリーニングすると読める場合もあるし、しばらく他のを聴いて、再度入れると読む場合もある。車で読めないMDも、家のMDデッキやMDウォークマンではすべて読むので、MDのディスクが悪いわけではない。車のシステムは、導入してもう十年くらいになるので、寿命が近づいているのかもしれない。かなり過酷な使い方をしているし。MDの方が使えなくなるとカセットを使うことになるが、もうカセットテープなんかで聴く気はしないぞ。というか、カセットテープなんてもう何年も使ってないし、車のカセットにいたっては、買ってから一度も使ったことがない。そもそもMD+CTにしたのが大間違いで、まだHDのなかったあの時点での選択は、絶対にMD+CDであるべきだった。今日の一枚:RORY GALLAGHER / Live寒いときには熱いライブ。何度聴いても、アナウンスは「ロリー・ギャラハー」と聞こえる。「ギャラガー」とは聞こえない。
2005/12/19
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TV映画「危険がいっぱい」ルネ・クレマン監督64年仏。粗筋はgooより。マーク(アラン・ドロン)はいかさまカード師。あるホテルで休暇を過していたが、ある日、四人のアメリカのギャングに連れ去られた。マークがボスの妻君に親切過ぎたためだ。だがマークは上手く逃げのび、救世軍施設に逃げ込んだ。ギャングはそこも嗅ぎつけた。マークはその追求を逃れるため、たまたまここを訪れ、食物を施すアメリカ未亡人バーバラ(ローラ・アルブライト)の運転手として雇われ、別荘に住むようになった。ところがこの家には彼女のいとこのメリンダ(ジェーン・フォンダ)の他に、秘密の部屋に住むバーバラの愛人ビンセントがいた。彼女がマークを雇ったのも、実は殺人犯のビンセントと逃げるためのパスポートが目的だったのだ。メリンダはマークを深く愛した。だが、彼はバーバラに想いを寄せている。彼がバーバラとこの家を逃げ出そうとしていることを知ったメリンダは二人の仲をさこうとした。彼女の打った一通の偽電報は、バーバラの裏切りを示すものだった。マークは激怒して、密室からのビンセントの看視も忘れて難詰した。彼女は彼を逃れるため、秘密の廊下に入った。が、二人の激しい話を盗み聞きしたビンセントが、バーバラを殺してしまった。そして運転手の姿をしたビンセントがマークに迫った。だが、銃声と共に倒れたのはビンセントであった。マークを追うギャングが間違えたのだ。マークとメリンダは二つの死体を処理しなければならない。車に死体を積み、二人は捨て場所を探しに出た。途中、メリンダは警官にその死体のことを告げた。彼はうまく脱出、別荘に逃げ帰った。しかし、お尋ね者になったマークはこの家を出ることは出来ない。メリンダの、愛する男を止めておく唯一の方法に、まんまとひっかかったのだ。マークはビンセントになり代り、秘密室の住人になった。 原作はデイ・キーン「喜びの家」。やはりクレマンの本領はここにある。目端の利くワルの役を与えると、ドロンは水を得た魚のごとくのびのびと演じるし、この当時のジェーン・フォンダは、コケティッシュな小悪魔がはまり役。未亡人バーバラと屋根裏の愛人ビンセントの関係が、そっくりそのまま若い娘のメリンダと囚われの愛人マークにすりかわってしまうラストは、見事。ジェーン・フォンダは普通にフランス語を喋っていたが、これはアフレコなのだろうか。今日の一枚:LED ZEPPELIN / Same
2005/12/18
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巻頭の登場人物欄にリギアを載せちゃダメだろ~。フロリーを助けた謎の騎士の正体がバレバレじゃん。そのくせ、前巻ですでに正体バレバレの風の騎士の方は、登場人物欄にアストリアスと書いてないんだもんな。逆だろ。表紙のアムネリスには、ちょっとぐっと来たね~。まだ公女将軍と呼ばれていた頃の、怖いもの知らずのアムネリス。ミイラ取りがミイラになってナリスに恋してしまった時期のアムネリスや、イシュトヴァーンに夢中になっている時期のアムネリスは、まったく魅力がない。ノスフェラスで、モンゴール軍の虜囚となったリンダに居丈高な態度で接する場面や、ナリスにたばかられたことを知って激怒し、豊かなブロンドの髪を切って復讐を誓う場面にこそ、アムネリスの魅力がある。
2005/12/17
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TV映画「生きる歓び」ルネ・クレマン監督60年伊・仏。粗筋はgooより。除隊になっても何のあてもない孤児のユリス(アラン・ドロン)と仲間のツリドは、途方にくれて街をさまよっていた。そのうち、「黒シャツ党」の党員募集のビラを見た二人は、何も知らずに入党した。ファシスト団体である黒シャツ党での最初の仕事は、ローマ中の反ファシストのアジトをさぐることだった。ところが最初の日、ユリスは調べに行った印刷屋で、その店の主人(ジーノ・チェルヴィ)に店を手伝ってくれと頼まれた。条件がいいのと、かわいい娘フランカ(バーバラ・ラス)がいるのが気に入ったユリスは承知した。この一家はアナキストでフランカさえもそれをほこりとしていた。ユリスはフランカに夢中になったが彼女は冷たい。思いあまった彼は、フランカの気をひこうと、にわかテロリストになりすました。案の定、フランカはユリスを尊敬と憧れの眼で見はじめた。それもその筈、ユリスはテロリストの英雄カンポサントだと名乗りをあげたのだ。だが、それなら英雄らしいことをしなければならない。すっかりユリスをカンポサントだと信じこんでいるフランカの手前、いやいやながらユリスはテロリストらしきことをやりはじめた。そんな時、ユリスは本物のテロリストが爆弾をしかけるという事件に出くわした。罪のない人まで犠牲になろうとしているのを知ったユリスは、フランカの信頼を失うことも承知で、テロリストの計画をぶちこわすことに懸命になった。一方、フランカはユリスがにせのテロリストだったと知りショックを受けた。が、敢然と人々の危険をすくったユリスに、フランカは改めて心をゆすられるのだった。もう、テロリストでなくてもいい。二人はいつまでも抱き合うのだった。黒シャツ党とアナキストの話とだけ聞いていたので、まさかコメディーだとは思ってなかった。意表を衝かれた。しかしルネ・クレマン、やはりコメディーは得手ではないようで、ウェルメイドと云っていいくらいにシナリオは緻密なのに、笑える部分は少ない。ドロンは、頭の回転は速いながらも、その場しのぎの軽薄なペテン師の役。これは実は、ドロンの実像に近い役かもしれない。同じペテン師役でも「太陽がいっぱい」の悲壮感溢れるペテン師は、ドロンが役者として作り上げたものだろう。今日の一枚:CREAM / Wheels of Fireレイドバック前のクラプトンは、やはり魅力がある。腐れ中年となったクラプトンは要らない。
2005/12/17
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TV映画「ロックンロールミシン」行定勲監督02年。粗筋はgooより。仕事も恋愛もなんだか上手くいかない日々を送る会社員・賢司(加瀬亮)は、高校の同級生、凌一(池内博之)と再会し、彼が仲間と一緒に自分たちのデザイナーズ・ブランドを立ち上げようとしていることを知る。ひょんなことから部長を殴り会社を辞めることになった賢司は、凌一のブランドの立ち上げを手伝うようになる。アパートの一室で悩ましくも楽しい日々を送る賢司。しかし、彼らの服はなかなか売れないのだった……原作は鈴木清剛。なんとスケールの小さい映画だろう。アパレル業界を描いていながら、舞台となるのはもっぱら小汚いアパートの一室で、その小汚い部屋で学生気分がぜんぜん抜けていないやつらが、ママゴトのように仕事をしているだけ。しかも彼らは、ママゴトごときで苦悩している。ここ十年ばかり、金をかけずとも良質の映画を作ることができることを日本映画は証明してきたはずなのだが、こんな貧乏臭い作品を見せられると、そのことに首を傾げたくなる。思わず、ロバート・アルトマンの「プレタポルテ」を見て口直しをしたくなった。まっとうに金をかけたアパレル業界映画を見て、貧乏邦画で染み付いた貧乏臭をとらねばならない。ちょっとだけ顔を出す宮藤官九郎にも苛々させられた。こいつの所為で貧乏臭倍増だ。今日の一枚:ANYONE'S DAUGHTER / Requested Document Live 1980-1983 Vol.2DVD付。Vol.1で漏れたテイクを収録。呼び物はUKのカバーで、確かにドイツ語で歌われる"Rendez-Vous"はおもしろいのだが、今作のベスト・チューンは、2nd収録の名曲"Another Day Like Superman"の完奏だろう。バレスの声の深みに酔いしれる。ちなみに"Superman"は、アメコミのヒーローではなくてニーチェの方。
2005/12/16
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享年70歳。体調を崩しているのは知っていたが、こんなに早く亡くなるとは…。西鉄黄金期を支えた面々が、これを皮切りに次々と逝くことになるかもしれない。高倉健が仰木監督の高校の先輩にあたるのは、有名な話。その高倉健と仰木監督が、私の叔父とねこっちさんの高校の先輩でもあることは、あまり知られていない。
2005/12/15
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TV映画「熱帯楽園倶楽部」滝田洋二郎監督94年松竹。粗筋はgooより。旅行会社の添乗員・紺野みすずは15人のツアー客を引き連れてバンコクに向かうが、そこで日本人青年・飛田林始と、日本人とタイのハーフでカフェのオーナー・ジョイに出会う。彼らは日本人観光客相手のささやかな詐欺を楽しんでおり、みすずも騙されるが、あまりの見事さとしたたかさに逆に憧れを感じてしまう。ホテルのミスが元で全員のパスポートを失くしてしまい、会社から怒鳴り飛ばされた彼女は、後から発見されたパスポートを手にして飛田林とジョイの仲間入りをすることに。みすずにいいところを見せようと思った飛田林は、ジョイの反対にもかかわらず日本のヤクザに拳銃密売の詐欺を持ちかける。ジョイの助けもあって計画は成功し、まんまと300万円を手に入れた3人は超高級リゾートへ大名旅行を楽しむ。みすずは飛田林の気持ちを知りながらもジョイに惹かれ、ジョイと一夜を共にした。バンコクへ戻ってきた3人を待っていたのは、壊されたジョイのカフェと騙され激怒したヤクザ森と所だった。ジョイは2人を日本に帰らせ単身ヤクザに挑もうとする。だがみすずの発案によるニセ警察署作戦が見事に成功し、彼らはこの難局を乗り切った。しかし、もう昔の3人の共同生活に戻れないと気づいたみすずは、別れを決意し、1人タイを旅立つのだった。原案と脚本は一色伸幸。出演は清水美砂、萩原聖人、風間杜夫、白竜、高木尚三、藤田敏八、岸部一徳ら。ボケッと見ようと思っていたら、タイ語と英語と日本語が乱れ飛んで字幕を読むのに忙しく、苛々した。風間杜夫はさすがに上手いが、萩原聖人のワンパターン演技にはすでに食傷しているし、清水美砂に魅力は感じないので、感情移入できない。白竜のヤクザが非現実的に間抜けな設定なのは大失敗だろう。これでは笑えない。今日の一枚:STEVE ADAMS / Vertigoいわゆる「キャメル・タイプ」のシンフォニック・バンド数多ある中、かなり出来のいい部類に属する。タイトルの"Vertigo"にもニヤリ。「キャメル・タイプ」として出来がいいのも肯なるかな、ドラムスはアンディ・ワードその人である。しかも、キャメルの名曲「月の湖」を自らカバー。キャメルのオリジナルと聴き比べてみよう。ついでに野獣王国のバージョンも。
2005/12/15
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夕食後、コーヒーを持って二階に上がろうとしていたら階段で躓いて、階段の角に右膝をしたたかに打ちつけた。片手にコーヒーカップ、もう片方の手に電話の子機を持って両手がふさがっていて、しかもコーヒーをこぼさないようにしたのがかえってあだになって、手を突くことができなかった。結局、コーヒーはこぼしたし。数年前までなら、こんなことになりはしなかったはず。わが下半身の衰えには著しいものがある。べつに衰えているのは下半身に限ったことではなく、上半身も下半身同様衰えは著しい。つまりは全身が衰えているわけだ。全身小説家ならぬ全身衰弱者。それにしても、右膝が腫れあがって曲がらん。困った。
2005/12/14
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12/22(木)小倉11:40発 東京16:30着12/24(土)東京16:50発 小倉21:43着JR西日本のぞみ早特往復きっぷで、32,000円。安いが、変更はきかない。乗り遅れたらアウト。カード決済のみ。電話予約のときにクレジットカードの番号を言わないといけない。きっぷの受け取りは、JR西日本のみどりの窓口がある駅に限られるので、九州は小倉駅と博多駅のみ。BIGGEST BIZ2/18(土)北九州芸術劇場中劇場5時半開場 6時開演1階M列8~9番5,000×2会員予約の分をリバーウォーク内の芸術劇場窓口に受け取りに行ったのだが、リバーウォーク周辺は例によって中途半端なイリュミネーションに包まれていたので、いくつか撮ってみた。市庁舎から紫川を挟んで井筒屋を望む。リバーウォーク1階の中間点から、市庁舎方面を望む。右端に小倉城が見える。リバーウォークのNHK側入口付近。休日には子供を乗せて周辺を走っている、機関車型自動車。こんなものにまで電飾を施すとは。今日のような寒い日でも、当然リバーウォークは吹きさらしで、年寄りは買い物どころではないだろう。リバーウォークとは設計者が同じの博多のキャナルシティもそうだが、もうちょっとは客の視点に立って考えれよ。見栄えばっかり優先しやがって。バカタレが。今日の一枚:KARL RICHTER / Bach Organ Recital Vol.1CDに慣れてしまって、レコードのスクラッチノイズが気になった。クラシックはCDの方がいいな。
2005/12/14
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TV映画「お墓がない!」原隆仁監督98年松竹。粗筋はgooより。人気女優・桜咲節子は主演映画「宣告」の役作りの取材を兼ねて訪れた大学病院で検査を受けた。ところが、彼女はそこで、自分が癌に冒されあと半年の命であると誤解する。診断の結果を周囲に黙って撮影に臨む節子。癌と宣告された娘と気丈な母親との交流を描いた映画の内容に、思わず演技にも力が入ってしまう。そんなある日、墓参りのための撮休が取られた。しかし、孤児院で育った節子には詣でるお墓がない。そのことに唯一コンプレックスを感じていた彼女は、死んだ後に立派なお墓がなければ人々に存在を忘れられてしまうのではないかと恐れ、自分のお墓を探し始める。音楽は大島ミチル。主演、岩下志麻。ほかに袴田吉彦、安達祐実、高橋ひとみ、石橋蓮司、橋爪功、村野武範、田口トモロヲ、森山良子、桜井センリ、中山忍ら。笑えるところが一箇所もなかった。コミック雑誌は必要だが、笑えないコメディーなんて要らない。コメディーとして成立していない最大の要因は、たぶん脚本より演出の拙さにあるのだろう。そのへん、伊丹十三の「お葬式」と比較して分析すると、よくわかるかもしれない。ああ、笑えるところが一箇所だけあった。織田無道の棒読み台詞。今日の一枚:UTOPIA / Oblivion Tour文字通り、アルバム「Oblivion」発表後のツアーの模様を収録したライブ盤。前半は新譜中心で、極上のひねくれたポップスを堪能。後半はお馴染みの既存の曲中心で、わずかにプログレの残滓が垣間見られる。
2005/12/12
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昨日からNHK-BS2で「チャングムの誓い」の集中アンコール放送(後半部分)が始まって、そのプロモーションも兼ねてだろう、特別番組「もっと知りたい!チャングムの誓い」と、同じく特別番組「チャングムがやってきた!」が放送された。前者は、前半のおさらいと後半の見所を高見恭子らのゲストを交えて紹介。後者は、NHKホールであったイベントの模様をダイジェストで紹介。ハン尚宮役のヤン・ミギョンと、ちびチャングム役のチョ・ジョンウンが来日して出演した。「もっと~」では、当然のことながらドラマの映像がふんだんに流れるのだが、その細切れ映像を見るだけで涙が出てくるのには我ながら驚いた。ヨンセンの映像ともなると、その姿が出てくるだけで涙。「~やってきた」では、ちびチャングムの愛らしさに心が和む。イ・ヨンエのチャングムが素晴らしいのはもちろんだが、幼年期のチャングム役にチョ・ジョンウンが抜擢されたことも、このドラマの成功には大いに貢献している。チャングムとは関係のない日記。スターバックスのレアチーズ。美味しかった。近所の住宅展示場のイリュミネーション。小倉駅やリバーウォークのそれよりも、遥かに豪華できれいだった。本末転倒。今日の一枚:APOCALYPSE / Lendas Encantadas世界中に数多存在するB級ジェネシスのひとつで、出来としては平均的な方。たしか南米産なので、ボーカルが暑苦しい。通して聴くと疲れる。
2005/12/11
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TV映画「キューティ・ブロンド」ロバート・ルケティック監督01年米。粗筋はgooより。裕福な家庭のもとに育ったエル・ウッズ(リーズ・ウィザースプーン)は、学校一の人気者。だが婚約寸前までいった恋人のワーナー(マシュー・デイヴィス)に、髪がブロンドすぎて政治家を目指す自分の妻にふさわしくないという理由でふられてしまう。納得のいかないエルは、猛勉強を開始してワーナーの通うハーバードのロー・スクールに入学した。しかし再会したワーナーはすでに婚約者、ヴィヴィアン(セルマ・ブレア)を見つけており、彼女はエルを学園の邪魔者扱いする。それが逆にエルのやる気に火をつけ、成績はどんどんアップ。やがてキャラハン教授(ヴィクター・ガーバー)が担当する殺人事件弁護の助手を、ワーナーやヴィヴィアンと共に務めることになる。そこで鋭い洞察を発揮したエルはキャラハンに評価されるが、彼は彼女のスカートに手をのばしてきた。激怒したエルは弁護チームも学校もやめて故郷に帰ろうとするが、エルを暖かく見守るチームの新鋭弁護士エメット(ルーク・ウィルソン)の手配で、キャラハンは今回の弁護を解任。代わりに弁護士として雇われたのはエルであり、彼女は見事この裁判に勝利して、優秀な法律家への道を進むのだった。女の子御用達映画。なにも考えずにボケッと見るべし。すべてにおいて深みはないので、ツッコミ出すとキリがないぞ。
2005/12/10
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TV映画「少年」大島渚監督69年ATG。粗筋はgooより。秋風のたつ夕暮、無名地蔵のある広場で、ひとり“泣く"練習をしている少年(阿部哲夫)がいた。翌日、その少年の家族四人が街へ散歩に出た。やがて交差点に来ると、母親(小山明子)が一台の車をめがけて飛びだし、続いてチビ(木下剛志)を抱いた父親(渡辺文雄)が間髪を入れず、駈けつけ、叫んだ、「車のナンバーはな……」。傷夷軍人の父、義理の母と弟のチビ、少年の家族の仕事は、病院の診断をタテに示談金を脅しとる当り屋だった。二回目の仕事が成功した時、父の腹づもりが決まった。少年を当り屋にしての全国行脚がそれだった。少年は、父母からかわるがわる説得され、家族とともに祖母の家を後にした。一家が北九州に来た時、母が父に妊娠したことを告げた。が、一家の生活は、彼女に子供を産ませるほどの余裕を与えなかった。父は母に堕胎を命じ、一家はその費用を稼ぐために松江に降りたった。その夜父は芸者を呼んで唄い騒いだ。少年は、土佐節を聞いているうちに、高知の祖母に会いたくなった。が、高知に帰るには小遣が足りなかった。やがて、一家は福井に来た。そこで新しい運動帽をかぶり、なんのわだかまりもなく車に当る少年。その姿は、父母にすら恐怖を覚えさせるほどだった。父は母が病院へ行くのに少年を監視役としてつけた。が、母は少年に腕時計を買い与え産婦人科へは行かなかった。仕事の旅は依然として続き、一家は北陸路を辿り、山形に着いた。この頃、母はつわりに襲われ、少年は母と二人で父に内緒の仕事をした。一家が小樽へ着いた時、父母が少年を奪い合って喧嘩をした。父はいつものように母を殴り、雪に母の血が散った。その時、少年は、時計のくさりで、手の甲を血がでるほど掻きむしった。その意味を悟った父は、時計を投げすてた。チビが、その時計を拾いに道へ出た瞬間、一台のジープが電柱に衝突。少年は、担架で運ばれる少女の顔に一筋の血を見た。雪の中には少女の靴が、ひっそり残っていた。少年の一家が逮捕されたのは、春が芽ばえはじめたころだった。少年は、父母とともに犯行の一切を否認した。が、翌日護送される車中で、北海道の事件を思い浮かべて、涙をこぼした。あの少女の死は、少年たちの仕事が絶対的に悪であると啓示した。少年は、そのように生きなければならなかった自分の運命に涙を流した。音楽は林光。四国から大阪、山陽本線を下って北九州へ渡り、その後は山陰から東北、北海道へ。これだけのロケをATGの低予算で成し遂げた。渡辺文雄と小山明子は手弁当での出演だったらしい。今日の一枚:UTOPIA / POVユートピア最後のスタジオ盤で、彼らのオリジナル・アルバムではアナログ時代に国内発売が実現しなかった唯一の作品。"Deface The Music"で方向性を誤って以後のユートピアの集大成。密かにクオリティーが高い。
2005/12/10
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クライアントの忘年会に招ばれて、中華で満腹。二次会はカクテル・バー。支部忘年会も本日だったが、クライアントの忘年会を優先した。
2005/12/09
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TV映画「サウンド・オブ・サイレンス」ゲイリー・フレダー監督01年米。粗筋はgooより。有能な精神科医ネイサン(マイケル・ダグラス)は、ニューヨークで妻のアギー(ファムケ・ヤンセン)と娘のジェシー(スカイ・マッコール・バーツシアク)と優雅に暮らす。ある日、エリザベス(ブリタニー・マーフィ)という10年間も閉鎖病棟に収容されていた緊張型分裂症の患者を担当する。治療を開始すると彼女は「狙いは奴らと同じ…」と意味不明の言葉を発する。次の日ジェシーが誘拐され、犯人グループのコスター(ショーン・ビーン)から「明日の午後5時までにエリザベスから6桁の数字を聞き出せ」と電話がある。彼女の父親は10年前に仲間と1000万ドル相当のダイヤを盗み殺されていた。その時の仲間がエリザベスを狙っていたのだ。ネイサンが必死でエリザベスを診断していくと、彼女は父親の死を目撃した恐怖で精神的にダメージを負っているが、心は病んでいなかった。そして父が死をかけて守った秘密を自分も守ろうと、精神病患者を装っていた。ネイサンは彼女の心を開こうと、自分の身の上に起こっていることを素直に話す。そして、彼女の父が死んだ現場である地下鉄の駅に二人で向かう。エリザベスは心を開くが、コスター達がネイサンを襲い、格闘の末、コスターを倒す。精神科医が分裂病患者の少女から謎の数字を聞きだす設定で、導入部は非常に期待を抱かせるが、期待は徐々に色褪せ、遂にはただのアクション映画となる。尻すぼみ映画の典型。途中で寝てしまい、湯冷めした。
2005/12/09
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TV映画「座頭市地獄旅」三隅研次監督65年松竹。粗筋はgooより。富士の初日の出を拝もうと旅に出た座頭市は、道中襲ってきた五人のやくざを一瞬の早業で手ひどい傷を負わせた。五人組は傷がいえると市を追って旅に出た。その頃市は、江の島まで船旅としゃれこんでいたが、途中船内でイカサマばくちをしているのを知り、逆にイカサマを利用して多額の金をまきあげた。そこで市は、無頼の将棋好きの浪人十文字糺を知った。江の島に着いた市は、船中にいたイカサマ師の親分江島屋に呼びつけられ、白刃にとりかこまれたが、市の手練の早業で江島屋たちは退散した。が、この騒動で通りがかりの門付け芸人お種の連れていた娘ミキが負傷した。傷は悪化して破傷風となった。責任を感じた市は、破傷風の特効薬である南蛮渡りの生薬を買うために十文字からゆずり受けた十文叩きの妙技で金を集めた。市の買いあたえた生薬でミキの傷は全快した。ところが、ミキを連れて湯治に来た箱根で、市はもみ療治をした縁から、病身の若侍友之進とその妹粂、それに彼らの仲間六平と知りあった。友之進らは父の仇を探して放浪の身の上であった。だがある夜仇の顔を知る唯一の男六平が、ツリ糸のようなもので殺された。そして翌朝市は六平が殺された弁天池に、十文字愛用のウキが浮んでいるのをひろった。市の十文字への疑惑がひろがっていった。これを察したのか十文字もそれ以来市に対して殺気をただよわせるようになった。さらに友之進の証言で仇は将棋好きで得意の絶頂に指を鳴らす妙なくせがあることを知った。もう間違いはなかった。それこそ市と将棋をやるときにみせる十文字のくせなのだ。翌日市と十文字は傷のいえたミキとお種を連れて宿を立った。曲りくねった箱根の山中、頭の中で将棋を指しながら歩く二人は互に対決の機の熟すのをうかがっていた。一瞬二人の白刃が躍った。が倒れたのは十文字だった。追いかけてきた五人組を得意の抜き打ちで倒した市は彼を慕って呼ぶミキの声を背に、一人山道を去っていくのだった。音楽は伊福部昭。シリーズ第12作目。主演はもちろん勝新太郎。ほかに成田三樹夫、岩崎加根子、山本学、林千鶴、丸井太郎、戸浦六宏、藤岡琢也ら。第一作で使われた市のイカサマ賭博を再び持ち出し、しかも二回目はイカサマに失敗させている。これは三隅監督だからこそか。成田三樹夫の起用そのものは大正解なのだが、成田のニヒルな魅力は十全には発揮されていない。ヒロインが根暗の岩崎加根子なのも痛い。
2005/12/09
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訳は高橋義孝。余談だが、高橋義孝は元横綱審議委員。昨日の病院での待ち時間に読了した。なんで今更ゲーテかというと、先ごろ阪神タイガースを降して日本一となったロッテ・マリーンズの「ロッテ」の社名は、この作品の「シャルロッテ」からとったものだと聞き及んだから。なんでも、シャルロッテのような皆から愛される存在になるようにとの願いがこもっているそうだ。大学生のときに「ライ麦畑でつかまえて」を読んだときにも感じたことだが、この手の作品は中高生のうちに読んでおかねばならない。大学生ならまだしも、もはや中年となったこの身には、ウジウジと悩んだ挙句に自殺してしまうウェルテルの心情が理解できない。今日の一枚:PHIL MANZANERA / Diamond Headこのプロジェクトが801に発展した。
2005/12/08
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一昨日、東芝RD-XS53のR2チューナーの音声が突然出なくなった。この現象は価格COMの掲示板ですでに報告されており、そこでの対処法通り、コンセントを抜いて20分程放置すれば改善された。
2005/12/08
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■公演日 平成17年12月7日(水) ■開場 18:00 ■開演 19:00 ■場所 九州厚生年金会館 ウェルシティ小倉 グランドホール■出演者 パイプオルガン:トーマス・シュメークナー■チケット料金(全席自由)一般2,000円■演奏曲・J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 ・メンデルスゾーン:ソナタ ヘ短調 作品65-1 ・チャイコフスキー(トーマス・シュメークナー編曲): くるみ割り人形 作品74-2より ・シャルル・マリー・ヴィドール:交響曲第5番 ヘ短調 作品42-1・トーマス・シュメークナー即興: Impression of Christmas(アンコール) 鍵盤はステージの中央に据えられている。パイプは下手側の側壁にある。鍵盤からパイプへの動力伝達は、電気処理によって行われているらしい。お馴染みの「トッカータとフーガ」は、改めて良く出来た曲だと実感した。驚いたのは「くるみ割り人形」で、オーケストラ用のこの曲をパイプオルガンで独奏する。オーケストラのそれぞれのパートを、細かくオルガンの音色を変えて割り振っており、見事。シャルル・マリー・ヴィドールという作曲家はよく知らないが、19世紀フランスのオルガン奏者らしい。この曲がまた素晴らしいものだった。
2005/12/07
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TV映画「大地の子守歌」増村保造監督76年松竹。粗筋はgooより転載。秋の四国路の野山に、美しい鈴の音がこだまする。山道を踏みしめていく幼いお遍路の瞳はつぶらだが盲目であった。少女の名はりんという。彼女は四国の山奥で、ばばと二人で野性の子として暮していたが、ばばの死後、瀬戸内海のみたらい島に売られた。りんが13歳の時だった。島でりんを待っていたのは売春という地獄だった。近い将来、りんも春を売る女にされてしまう。彼女は反抗し続け、苦しい時はばばがよく歌った子守唄を歌った。この島では陸地での売春と別に「おちょろ舟」を漕ぎ出して沖に停泊する船での売春があった。りんはおちょろ舟の漕ぎ手を志願した。舟さえ漕げれば、いつの日か島を脱出できると考えたからだ。が、やがて初潮を迎えたりんは、客をとらされた。島で知り合った少年との淡い恋も散った。りんは狂ったように働きつづけた。その結果、視神経を犯されてしまった。それでも、生きる、という望みを捨てなかった。負けるものか、という闘魂がりんの心を支えていた。そんなりんに同情した伝導師が、りんを島から逃がそうと舟に乗せた。四国へ逃げのびてお遍路になれ、という男に向かって、りんは帯をといた。生まれたままの姿で、りんは、男にとも天にも海にとも分らぬまま、汗と涙でよごれた手を合わせた。「うちはただでお金をもらうことはできまへん。どうぞ、うちを好きにしておくれまへ。この恩は、一生、忘れはせんけんな!盲のおりんのこの気持を、うけとっておくれまへ」……。朝焼けの四国路を幼いお遍路が行く。りんは夜露のおりた土に顔をこすりつける。いっぱいにひらいた瞳で、大地の底まで見通そうと一心に目をこらす。やがて、土の下から声がのぼってくる。「おりん、おりん」それは、ばばの声であり、大地の声であり、神の声であり、また、浄化されたりん自身の声でもあった。原作は素九鬼子。 原田美枝子のデビュー作。惜しげもなく裸体を晒し、また拷問されるシーンもあって、公開当時話題になった。ほかに佐藤佑介、賀原夏子、灰地順、 堀井永子、木村元、岡田英次、梶芽衣子、田中絹代ら。さすがは“女を撮らせたらその右に出るものはいない”と称される増村監督、まだ幼さの残る原田美枝子の潜在能力をも引き出した感あり。今日の一枚:PINK FLOYD / The Dark Side of The Moon期せずして邪外さんとDJロマネスクさんがブログで触れていたので、聴きたくなった。ただし、手元にはカセットしかない。この作品が新譜としてリリースされた時をリアルタイム体験した人たちは、当時、A・B面どちらがいいかと論争したらしい。CD時代の今となっては考えられないことだが。また、B面優位説をとなえる人の中でも、「マネー」が不要であるとする人が多数を占めていたそうだ。今ならCDですっ飛ばして聴ける。
2005/12/06
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表題作ほか、「十年計画」「過去のない手帳」「八月の雪」「過ぎたこと」「生者の特権」「漏れる心」の六篇を収録した短篇集。惹句が「街の片隅、日常に潜むよりすぐりのミステリー七篇」だったので、当然ミステリーと思って読み始めたのだが、殺人事件が起こって犯人が暴かれてという、所謂ミステリーではなかった。つまり、探偵小説でも推理小説でもない。「不思議なお話」だ。このあたり、現在の「ミステリー」の定義の曖昧さが露呈している。恥ずべし、出版界。今日の一枚:ARMAGEDON / Sameヤードバーズの文脈でもキャプテン・ビヨンドの文脈でも語られる今作だが、いずれにしても名作であることに変わりはない。
2005/12/05
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TV映画「ダイナマイトどんどん」岡本喜八監督78年東映。粗筋はgooより転載。昭和二十五年、北九州一円ではヤクザ組織の抗争がエスカレートして、まさに一触即発の状態であった。特に小倉では昔かたぎの岡源組と新興ヤクザの橋伝組がしのぎを削っていた。この事態に小倉警察署長は、ヤクザ抗争を民主的に解決するために野球大会を提案した。岡源組、斬り込み隊長の加助は“タマ遊び"でカタをつけることにのれず、割烹「川太郎」で飲んだくれていた。加助は店のおかみ、お仙にゾッコンまいっていた。岡源組のシマを狙う橋伝組は、一気に決着をつけようと、札束にものをいわせ、全国から野球上手な渡世人を集めた。一方、岡源組はドシロウトばかり、わずかに戦争で片足を失った五味を監督に迎えただけだった。ジョーカーズとの一回戦、あわや敗退かという時、途中から出場した加助の劇的な長打で逆転した。勝利に酔う岡源組の前に、岩国の貸元から送られてきた、助っ人、銀次が現われた。銀次の投げる魔球で二回戦は楽勝だった。しかし加助は銀次がお仙の惚れている男とわかって身を引く。橋伝組は、岩国に手を延ばして銀次を寝返えらせてしまった。このことが加助の怒りを一層あおり、岡源組は一人一殺の殺人野球に活路を求めスパイクを尖らせ、バットに鉛を埋めた。双方の応援団も盛り上がり、岡源組には小倉の芸者衆が、赤いけだしをまくってカンカン踊り、橋伝組には地元のストリッパーのラインダンスとボルテージは最高頂に達した。サイレンの音とともに試合は始まった。次々と負傷する両軍選手、審判も例外ではない。二転、三転する血みどろの試合展開。六対三で迎えた九回裏、岡源組の攻撃、二死満塁で加助がバッターボックスに入った、そして加助の打った打球は……。原作は火野葦平。出演は菅原文太、北大路欣也、宮下順子、嵐寛寿郎、金子信雄、岸田森、中谷一郎、フランキー堺、小島秀哉、石橋正次、田中邦衛、岡本麗、伊佐山ひろ子、ケーシー高峰ら。火野葦平の原作とは知らなかったし、小倉が舞台だともヤクザの野球の話だとも知らなかった。小倉を舞台にした映画は、例外なく言葉がデタラメなので退く。これもそう。「どぎゃんした」とか「ばってん」とか、絶対に小倉の人間は話さない。語尾は「たい」にも「ばい」にもならない。「ちゃ」だ。こんなデタラメでいくんなら、いっそのこと舞台を博多にしてしまえ。バカタレが。内容的にも、このハチャメチャさにはついていけない。これで140分はつらい。今日の一枚:CAPTAIN BEYOND / Sufficiently Breathless名作の誉れ高い1stから一転して、この2ndはなんとも気の抜けた作品となってしまった。
2005/12/04
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TV映画「五瓣の椿」野村芳太郎監督64年松竹。粗筋はgooより転載。天保五年正月十二日の夜半、本所亀戸天神のむさし屋喜兵衛の寮が燃え、焼跡から三人の死体が出た。それは結核におかされた当主喜兵衛と、妻おその、娘おしのと認められた。それから数カ月たった晩秋のこと、常盤津の三味線弾きで人気絶頂の岸沢蝶太夫は、身元不明の素人娘おりうに血道をあげていた。だが世なれた蝶太夫に身元も名のらず、年増も及ばぬ色気と手管で、あつかうさまは、何か異様な感をもたせた。ある日、蝶太夫は、料亭でおりうを抱いたが、おりうは、むさし屋の内儀おそのと蝶太夫との間にスキャンダルがあったことを確認すると、男を残して去った。翌朝蝶太夫は、平打の銀かんざしで一突きにされ枕許に一片の椿が残されていた。この殺人事件は江戸中に波紋を投げかけた。京橋水谷町に看板をあげる本道婦人科・海野得石は、禁忌とされている淫靡な治療法を患者に施し、不当な薬礼を得ていた。得石が、おみのに魅かれたのは半年程前からであった。得石は昔むさし屋のおそのに特殊な治療をしてから、ずるずると関係し、おそのに取り入っては資金を引き出し開業したのだった。この事実が得石を第二の殺人事件に追いこんだ。兇器も椿の花も前の時と同じであった。町役人は、下手人を十七、八歳の謎の美女と目していた。八丁堀の若い与力青木千之助は、料亭かね本の女中の注進でお倫に会った。このお倫が、おみのでありおりうであれば殺人犯はあがるのだ。しかしお倫は優雅な娘で、そのうえ婚約者の清一という男が名のり出た。だが顔見知りの女中が「岸沢のお師匠さんといらっしゃったおりうさん」と呼んだ時、青木の目は光った。お倫も突然の呼び声に戦慄を覚えた。それは初めて蝶太夫を殺した時のそれであった。思えば正月十二日の夜、父の遺骸の置かれている前で役者の菊太郎と姦通する母から「あんたの本当の父は、日本橋の袋問屋丸梅の源次郎」と聞きおしのは驚いた。婿養子であった喜兵衛は、家つきのおそのに裏切られても不平も言えず生涯を閉じた。おしのは母と菊次郎を焼き殺すと「母と同じ罪を分けあった男を殺す」ことを決意したのだ。そして三人目の男清一が殺された。数日後、青木のもとに、あと二人を殺したら自首して出るむね書き、謎の行動を暗示する如く、御定法で罰することの出来ない罪があるとしたためた書状が届いた。二人の内一人は、実の父親源次郎であり、もう一人は、母の姦通の手引きをした中村座の佐吉であった。母の相手を捜すのに使われて、利用価値のなくなった佐吉は第四の殺人に使われた。そして残った源次郎をおしのは誘った。長襦袢の衿を開いたおしのは実父の前で今迄の罪状をのべたあと、顔面蒼白になった源次郎に、実の娘を犯そうとする男の醜さをなじった。そして源次郎へ苦悩を植えつけると去っていった。おしのからの書状を読む青木千之助は襟を正す気持であった。そして、晴ればれとした顔で服役する女囚おしのを、いとをしんだ。源次郎はおしのに会って以来魂のぬけた毎日を送り、女房は首をくくって他界した。これを聞いたおしのは、初めて罪なき人を死に追いつめた苦しさに身悶えして、鋏をとって、生涯を閉じた。千之助はこの潔癖な娘の冥福を祈った。原作は山本周五郎の「がらくた」で、脚本は井手雅人。音楽は芥川也寸志。主演は岩下志麻。ほか、加藤剛、左幸子、田村高広、岡田英次、加藤嘉、伊藤雄之助、西村晃、小沢昭一、市原悦子ら。岩下志麻のなんと美しいことか。可憐な商家の娘と復讐の炎を胸に秘めた艶っぽい女を、見事に同時に演じている。「ブロンドジャンクション」のシルビア・クリステル崩れに誘惑されることはないが、この岩下志麻になら、「もうどうにでもしてくれ」という気持ちになるかもしれない。岡田英次や伊藤雄之助ら、一癖も二癖もある手練れの連中が骨抜きになっても、なんら不思議はない。日頃謹厳な役が多い田村高広でさえ、この始末だ。さすがは野村芳太郎で、既婚女性はどんな美女だろうが鉄漿で登場する。左幸子の淫乱さが、鉄漿によってひときわ映える。
2005/12/03
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TV映画「ハリー・ポッターと秘密の部屋」クリス・コロンバス監督01年米。粗筋はgooより転載。意地悪なダーズリー一家のもとで夏休みを過ごすハリー(ダニエル・ラドクリフ)のもとに、妖精ドビーが現われて、ホグワーツ魔法魔術学校に行ってはいけないと警告する。しかしダーズリー一家のもとで暮らす、普通の人間の世界がイヤなハリーは、空飛ぶ車に乗ってやってきた親友のロン(ルパート・グリント)たちと一緒に旅立ってしまった。夏休みが終わり、いよいよホグワーツの新学期。親友の女の子、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)にも再会。2年生になったハリーは、前学期の活躍により、新入生たちの憧れの的となっていた。また、新任教師であるベストセラー作家、ギルデロイ(ケネス・ブラナー)も彼に猫なで声で近づいてくる。そんな中、ホグワーツに不気味な出来事が次々と起こる。そして壁に現われた、秘密の部屋は開かれたり。継承者の敵よ、気をつけよなる警告の文字。この謎を、ハリーとロンとハーマイオニーは調べようとする。やがて秘密の部屋を探しあてたハリーたちは、それを開いたのがロンの妹であるジニーと分かるが、彼女を操っていたのは、かつてホグワーツの生徒だった亡霊トム・リドル(クリスチャン・コールソン)だった。彼こそ闇の魔法使いヴォルデモート。ハリーは襲いかかってくる大きな毒蛇とトムを退治して、ロンやジニーと共に秘密の部屋から無事戻ってくるのだった。前作の軽快さが薄れ、3時間が長く感じられた。この魔法学校、魔法がなければまるっきり英国のパブリック・スクールで、学生の寄宿舎生活を描いているだけともいえる。魔法学校にしたところがミソなのだろうが。
2005/12/03
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TV映画「ブロンドジャンクション」マーク・L・レスター監督03年米。ギャングに雇われたスナイパー、ジェイン(ジュリー・ドゥ・ページ)。比類なき美貌と魅力的なボディからは想像つかぬ非情な殺しの手口が特徴。そして彼女は今、ロスを一刻も早く離れなければいかない事情がある。一方、息子ケリーの不祥事が続いたエミリー(エリカ・エレニアック)は、新境地テキサスで親子2人、新生活を始めようとしていた。そんな矢先、偶然出会ったジェインと途中まで"あいのり"することになるが、車の故障の為に一泊する羽目に。そこで、ケリーは100万ドルがつまった鞄を見つける!欲求に駆られたケリーは・・・。大金が消えたことに気づいたジェインは、美貌に隠された狂気を剥き出しに!!息子を守る母、冷酷非情なスナイパー、裏で全てを牛耳るFBI。騙すか騙されるか。殺すか殺されるか。容赦のないゲームが始まった!(DVDパッケージより)クソガキの軽率な行動に振り回される母親と、凄腕の割には間抜けな女殺し屋。女殺し屋はその美貌を武器に男をたらしこんで、男が骨抜きになったところを仕留める。ということになっているのだが、シルビア・クリステルが不細工になったようなあの顔では、男をたらしこむのは不可能と思われる。少なくとも、私はあんなのに誘惑されない。今日の一枚:BOURGEOIS TAGG / Yoyoブレント・ブルジョワとラリー・タッグの双頭バンド、ブルジョワ・タッグ。トッドのプロデュース作。「ニアリー・ヒューマン」時の作品なので、音作りに相似が認められる。ブレントとラリーは「ニアリー・ヒューマン」にも参加。
2005/12/03
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県会総務委員会の忘年会。13時半から16時半くらいまで委員会を開いて、委員会終了後に忘年会。総務委員は閑職と思って引き受けたのに、閑職どころか議題山積で頭が痛いよ。忘年会はモツ鍋。他の委員の面々を前にして写真を撮るのは憚られたので、画像はなし。美味かった。二次会には行かずに、博多駅から電車で帰る。小倉駅の南口にイリュミネーションがあったので、撮ってみた。南口から伊勢丹を望む位置。南口のイリュミネーションはこれだけ。さびし~。北口にもあった。北口から動く歩道方面を望む位置。素敵に侘しいイリュミネーション。ラフォーレのイリュミネーションとツリー。ラフォーレなのに質素。小倉の街は寂しい。今日の一枚:TAI PHONG / Same"i"はウムラウト付き。必殺の「シスター・ジェーン」を収録した、タイ・フォンの1st。これを聴きながら電車で寝ると、気持ちいいぞ。
2005/12/02
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TV映画「アベレーション」トム・ボクセル監督97年ニュージーランド。新しい生活を始めるため亡父が所有していた山小屋にやって来た女性(パメラ・ギドリー)。家の中に気配を感じた彼女は偶然知り合った生物学者(サイモン・ボッセル)を家に案内するが、彼はそこでトカゲに似た新種の生物を発見する。これは凄い。ここまでひどいB級モンスター・パニック映画は、B級映画の宝庫だった60年代や70年代にもなかったはず。モンスターがトカゲとヤモリの中間のようなやつで、しかも巨大化するわけでもないので、恐怖感ゼロ。人間が襲われている場面は、おもちゃのトカゲと遊んでいるように見える。そこそこ美形のヒロインは間抜けな行動をとって、ヒロインとしての役目を果たしていない。ヒロインと共闘する学者は、バカすぎてとても学者に見えないし、突然現れたヒロインの元相棒は、そのバカ学者に輪をかけたバカ。こんなバカどもに退治されるモンスターもバカ。バカだらけ。ニュージーランド製バカ映画。
2005/12/02
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TV映画「スパイダー」リー・タマホリ監督01年米。粗筋はgooより転載。ワシントンD.C.の一流私立学校キャシドラル・スクール。ある日、ローズ上院議員の聡明な娘ミーガン(ミカ・ブーレム)が白昼堂々誘拐される事件が起こった。2年間ものあいだ、教師になりすましていたゲイリー・シーンジ(マイケル・ウィンコット)が、完全な誘拐計画を遂行したのだ。著名な犯罪心理捜査官アレックス・クロス(モーガン・フリーマン)の著作を読破していたソーンジは、クロスに捜査を担当するよう要求。ミーガンをマザーグースの童話の主人公になぞらえ、彼を挑発する。囮捜査の失敗で同僚を死なせてしまい引退を考えていたクロスは、学校を担当していた女性シークレット・サービスのジェシー(モニカ・ポッター)をパートナーに、最前線に復帰することを決意。ソーンジには、有名な“リンドバーグの息子"誘拐事件を凌ぐ大事件を起こした後に、クロスに自分を主人公にした本を書かせたいという動機があった。一方、密室からなんとか脱出を試みようとするミーガン。クロスは高い知能レベルで仕掛けられた罠に立ち向かうべくプロファイルを続け、彼の元にやってきたソーンジを射殺。しかしソーンジからミーガンを誘拐した真犯人は、ジェシーであった。そのことに気づいたクロスはジェシーを撃ち殺し、ミーガンを無事救出するのであった。細かい部分で首を傾げる箇所は多々あるにしても、相応のレベルを保った佳作といっていいだろう。モーガン・フリーマンは、そろそろマンネリ。今日の一枚:TRB / TwoTRBはトム・ロビンソン・バンドのこと。クオリティーにセールスが反比例する、トッドのプロデュース作品の典型。
2005/12/01
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