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昨日、『帯状疱疹』の診断を受けて、医院で書いてもらった処方箋を手に、とある薬局に赴いた。最近は「医薬分業」の考え方がだいぶ浸透してきてるようで、私のかかった皮膚科でも、自前では薬は出していない。さて私が赴いたのは某中堅ドラッグストアだったが、ここで処方箋を出したところ、飲み薬は在庫があるが、塗り薬は無いという。それでも提携している別の薬局から取り寄せることができるということなので、とりあえず一安心。ただ薬が入るまでに2時間ほどかかるということで、どうするのかと思っていたら、入り次第ウチまで届けてくれるというのだ。酒やピザなどいろんな「配達するモノ」があるが、「薬の配達」というのは初めて聞いた(^0_0^)まあもっとも、在庫が無かった時のみのレアケースなんだろうけど、今回の場合、取りに行ける別の薬局にその薬の在庫がたまたまあったことと、ウチがこの薬局から比較的近かった(約2km)ことから、配達が可能だったともいえるわけだ。もし調達が間に合わない薬だったり、お客が遠くの人だった場合はどうなるんだろう?そう考えると「医薬分業」を推進していけばいくほど、薬局の抱える在庫量は限りなく多くなっていくことになるんじゃないかと思えてくる。酒店に例えれば、お客から注文が来る可能性のある商品を全て在庫するようなものだと思うのだが、もちろんそんなことはどだい無理だ。酒店なら「在庫がありません」で済むけど、薬となるとそうはいかない。一刻を争うこともあるだろうし。「医薬分業」という考え方自体は私も賛同できるものだが、こういう「薬の在庫」といった細かなことに「医薬分業」の限界がありはしないだろうか?(それともこれって単なる門外漢の杞憂に過ぎなくて、当事者の方たちの間ではきちんとしたシステムが出来ていたりして..........(^^ゞ。)
2004年06月30日
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昨日からわき腹あたりに、親指の爪くらいの正体不明の発疹が10数個できていて、非常に痒い。はじめはダニか何かの仕業かと思い、虫さされの薬をつけていたのだが、一向に痒みが治まらないので、今日皮膚科の医院で診てもらった。そうしたら『帯状疱疹(たいじょうほうしん)』という耳慣れない病気だということがわかった。どういうものかというと、幼い頃の「水ぼうそう」の菌が体内に残っていて、疲労やストレスで体の免疫力が落ちたときに発疹となって出てくる症状で、痒みと時には痛みを伴うこともあるらしい。そういえばこのごろちょっと疲れ気味だったからなー。あんまり無理しちゃダメだよ、というカラダからのシグナルなのかも..........。家に帰ってこの話を妻にしたところ、「あれっ、その病気って雅子様と同じやつじゃなかったっけ?」調べてみたら確かに雅子様は昨年12月に同じ『帯状疱疹』にかかっている。ただ入院するほど症状の重かった雅子様に比べ、私のはまだ軽いもののようだ。で、妻がその後ボソッと言った。「この病気って、高貴な方がかかるもんだと思ってたわ」じゃあ..........私は今日から皇室レベル???
2004年06月29日
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サン●リーの新商品『スーパーブルー』、先日この商品のTV-CFをはじめて見たが、このCFはちょっと問題アリじゃないか?何が問題かというとCFの中で、「125円」という価格を大々的にアピールしているのだ。もちろんこれは税抜き価格である。ご存知のように、われわれ小売段階では消費税の総額表示が義務付けられているから、当然ながらこの商品の売価は「131円」となる。この違いを理解してもらっているお客ならともかく、そうでないお客には、われわれがメーカー希望小売価格にいくらか上乗せして売っていると誤解される恐れがある。一応改正消費税法では、「小売店の消費者に対する価格表示に対して総額表示が義務付けられている」のであって、メーカーが表示する標準小売価格(参考価格)についてはこの規定の対象外なので、ただちにサン●リーのこのCFが法律に反しているということは無い。しかし、である。小売店に総額表示が義務付けられているのはメーカーだって先刻承知のはず。サン●リーが小売店の立場に立ってモノを考えることが出来るのならば、小売店で許されていない「税抜き価格」での表示をわざわざTV-CFの中で行うといったことなどしないはずだ。もし仮にTV-CFを見て欲しくなったお客が、125円だけを握りしめて小売店に飛んできた場合、買えなかったお客に対して、お金が足りなかったそのお客に責任があるとでもいうのだろうか?あるいは小売店に対して「税込み」125円で売ることを強要するつもりか?一応TV-CFに出てる価格の脇には小さく「税抜」と出てたようだが、目まぐるしく移り変わるTV-CFの画面の中では、そんな小さな情報はハッキリ言って目に留まらない。要はサン●リーとしては、この商品を「発泡酒より安い」という位置付けで売り出しているため、どうしても「125円」という価格を前面に出したかったんだろう。しかし同じく「125円」を謳い文句にしているサッ◆ロ「ドラフトワン」は、新発売当初(今年2月)こそ「125円」という価格をアピールしたTV-CFを流していたが、消費税法が改正された今年4月以降は、確かTV-CFの中では価格を謳ってなかったと記憶している。サン●リーという会社は、消費者の方を向いてはいるが、販売店の方を向いてはいない。
2004年06月28日
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6月10日の日記で、店のパソコンのキーボードがおかしくなったということについて書いたが、今日別の用事で大手家電量販店の『Y電機』に出かけた折に、ダメモトで相談してみた。中古パーツのコーナーへ行き、ウチの不良キーボードをそちらのパソコンと繋がせて欲しい、異常があればキーボードの不良、異常が無ければパソコン本体の不良ということが解るから、と店員さんに頼んだのだ。一応OKがもらえたので、そのキーボードを持参して再度『Y電機』へ。そしてイザ繋いでもらおうと思ったのだが........................実はウチのキーボードのコネクターが結構古くて特殊な物なので、繋げる機種が無いのだというのだ。ガックリ!気落ちした私を見かねたのか、店員さんは倉庫のほうへ向かって行き、待つこと約5分。別のキーボードを手にした件の店員さんが戻ってきて、こう言ってくれた。「ちょうど廃棄するつもりだった別のキーボードがあったので、差し上げますから使ってみてください。」なんと有り難い!私のために探してくれていたのだ。早速帰ってパソコンに繋いでみたら....................おー、バッチリだ!これで修理費用、買換え費用をまったく使わずに済んだ。一見無機的で杓子定規な対応に思えるこういう量販店でも、こんな店員さんがいるんだなー。『Y電機』に感謝!!
2004年06月27日
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もう終了したのだが、キリンビールとアサヒビールが先月まで実施していたキャンペーンがあって(もちろん別モノ)、ウチの得意先のある飲食店が、両方のキャンペーンで見事景品をゲットした。だいたいこういう抽選で何かが当たるというメーカーキャンペーンで、自分の周りの人が当たったという事自体あまり記憶になく、ましてや今回のように同時期の2つのキャンペーンで両方に当たるというのは、ほとんどお目にかかれないことだ。ご当人たちも「幸先がいい」と喜んでいた。ただこのキャンペーンというのもユーザーによって温度差があり、ここの店のように一生懸命に応募する人もいれば、面倒臭いからということで、「もれなく」もらえるのなら応募するが「抽選」なら端からやらない、という人も少なくない。特にこのビール会社のキャンペーンというのが、1本1本シールをはがして台紙に貼ってと、忙しい営業時間の最中にやるのはなかなか大変な作業だ。それだけで敬遠する向きも多いのだが、ここの店の人はそれは几帳面に集めて送っていた。まあその努力が実を結んだということだろうか。そのような感想を漏らしたら、このように言われた。「何事もまず行動せんと始まらんよ」そうか、アレコレ言う前にまずやってみろということだな...........ごもっとも。
2004年06月26日
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サントリーの『上海碧』という焼酎がメーカー回収されることになり、その連絡を受けて、この商品が流れた得意先に事情を説明に廻った。どういうことかというと、この『上海碧』は焼酎に中国産の白酒(パイチュ)をブレンドしたものなのだが、その白酒の中に、日本の食品衛生法では認められていない甘味料が含まれていることが判ったためだ。ちなみに健康にはほとんど影響は無いそうだ。ところでこれが10年前ぐらいなら、たぶん何の問題にもならなかっただろう。ただこのところの雪印乳業や三菱自動車をはじめとする不祥事が頻発したことから、企業倫理というものに各社が過敏になっているようだ。事実雪印の事件以降、食品・飲料関係での製品回収はケタ違いに増えている。サントリーとて悪気があったわけではないと思うが、これまでの一部の心無いメーカーの対応のあおりを食らったような格好だ。実際この件で私が説明に廻ったお店の方々は一様に、「そのくらいならどうでもええんと違う?」という反応だった。しかしメーカーのいい加減な認識とあいまいな判断が過去の不祥事の源泉になっているのだから、厳しすぎるぐらい厳しくしていかなければいけないとは思うのだが、何だか妙な息苦しさを感じてしまうのは私だけだろうか?
2004年06月25日
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(.............昨日からの続き)以前酒販組合青年会のイベントで、屋外でビールを売る機会があった。それがある年から、売る物がビールから発泡酒になった。それまでは「ビールいかがっすか~」といって売っていたものが、発泡酒となるとさすがに『ビール』とは言えず、やむなく「発泡酒いかがっすか~」と言って売ったのだが、ハッキリ言って間抜けな感じがした。消費者にとって、ビールと発泡酒の境目が今ひとつはっきりしていない一方で、その違いに敏感に反応する人もまた、少なからずいる。だからわれわれ売る側も、みんな一緒くたに「ビールでいいじゃないか」という訳にはいかない。かといってお客に細かい説明をし出すとキリがない(『その他の雑酒』などともなるとなおさらだ)。『発泡酒』って、ハッキリ言ってセンスのカケラも無い名前だ。そもそも『発泡酒』という、酒税法上の分類用語をそのまま、販売する上での商品カテゴリーの名称にしてしまったのが、いけなかったんじゃないだろうか?生産者レベルならともかく、消費者レベルで酒税法上の分類用語を使わなきゃいけない道理はまったくない。またここへきて『その他の雑酒』や『リキュール類』に属するものまで出てきたことでもあるし、一度名称の再検討をしてみたらどうだろうか?個人的な案ではあるけれど、例えば『発泡酒』とその他の「ビールもどき」を全部ひっくるめて『ネオビール』とでもいうジャンルを作るのである。もちろんこれは酒税法上のカテゴリーではなく、あくまで俗称に過ぎないのだが、今よりずっとスマートになると思うんだけどなー..............。
2004年06月24日
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このごろ、ビール業界がかなりややこしいことになってきている。先日新発売されたサントリーの『スーパーブルー』という商品。ビールもしくは発泡酒と思っておられる方が多いと思うが、さにあらず!今年2月に発売されたサッポロの『ドラフトワン』という商品もそうなのだ。酒類業界では酒税法上の分類に基づいて、全ての商品が定義づけられている。ただその分類が一般的な認識とかけ離れている場合が往々にしてある。たとえば一見して同じようなタイプの下記の4商品も、酒税法上の分類ではこんなに違うのだ。 ≪商品名≫ ≪分類≫アサヒ『スーパードライ』 ⇒ ビールキリン『淡麗 生』 ⇒ 発泡酒サッポロ『ドラフトワン』 ⇒ その他の雑酒サントリー『スーパーブルー』 ⇒ リキュール類どれも味はよく似たモンじゃないか、とも思うが、酒税法上では見事に全然別物なのだ。「発泡酒」こそようやく市民権を得てきた感があるものの、「リキュール類」といえば、チューハイや梅酒などと同じグループだし、「その他の雑酒」に至っては紹興酒などと同じ仲間で、もう名前からして全然オイシソウじゃない。まあ飲まれるお客がこだわらなければ、そんな細かいことまで気にしなくてもいいんじゃない、という気がしないでもないが、われわれ酒を売る者としては、少なくともお客に間違った情報を提供するわけにはいかない。すなわち例え業界の専門用語のレベルであっても、発泡酒を指して「ビール」と呼ぶようなマネはしてはいけないと思うのだ。(明日の日記に続く..........)
2004年06月23日
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一昨日名古屋の勉強会に参加した折に、帰り道に中古CDショップで買った「マディ・“ミシシッピ”・ウォーターズ・ライヴ!」を聴きながらフト思った。このアルバムは1980年頃の録音で、1983年に亡くなったマディにとっては晩年の作品だ。この頃のマディは白人のロックギタリスト・ジョニーウィンターにプロデュースを任せており、ステージでも彼にギターを弾かせている。実はこれは結構画期的なコトなのだ。調べてみるとこのアルバムが録音された1980年当時、マディ翁は65歳、ジョニーウィンターは36歳。片や黒人で戦前から活躍しているブルース界の重鎮、片や白人の"若僧"ギタリスト。おまけに2人の間には親子ほどの歳の差がある。普通だったらマディはジョニーウィンターをガキ扱いしてけなしたり、ジョニーはジョニーでマディを年寄り扱いして疎ましく思ったり、という「世代間断絶」があっても不思議ではない。何でもマディはジョニーのプレイを初めて耳にした瞬間、「ビビッ!」ときたそうで、認めるに値する男だと直感したのだろう。こうしてマディはあえてジョニーを起用して、ジョニーは見事それに応えている。この2人のミュージシャンをご存じない方のために分かり易く例えると、「つんく」が「北島三郎」のプロデュースをやる、というようなものかな?そういうことが実際あるかもしれないが、あってもせいぜい話題先行の、単発の企画もので終わってしまうところだろう。しかしマディは亡くなるまでに、ジョニーウィンターのプロデュースで4枚のアルバムをリリースしている。「オレの残りの人生、オマエに預けたぜ!」と言ったかどうか知らないが、そんなマディの心意気が伝わってくる。日本の音楽業界ではちょっと考えられないことだ。音楽業界では「リスペクト」という言葉をよく使う。直訳すると「尊敬」だが、もっと砕けて「敬意を表する」、あるいは「良いものは良いと素直に認める」という意味合いまで含まれるだろうか。マディとジョニーをつなぐ絆も、互いへの「リスペクト」だったのだろう。では今の自分にとって「リスペクト」出来るものはあるだろうか?もっと謙虚にならないといけないんじゃないだろうか?マディとジョニーに教えられたようだ(^^ゞそれにしてもアメリカという国は懐が深いなあ、とつくづく思わされる。アメリカの大統領は大っ嫌いだけど、アメリカの人々は好きだな。
2004年06月22日
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台風が通り過ぎて行こうかというこの時、以前からウチの周りをうろついていた、見た目にもかなり衰弱していた野良猫が死んでいた。それがこともあろうに、私の商用車の真下で死んでいるではないか!可哀想だとも思うが、不吉な事この上ない(>_
2004年06月21日
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今日は酒販組合青年会の東海北陸ブロックの勉強会があり、名古屋まで足を運んだ。ワインの販売戦略についてのレクチャーや、係数データの分析についての講習などの後、最後に独自の活動を展開する15店から成る酒販店グループの活動報告があった。このグループでは、月に1回各店毎のエリアでチラシを撒き、商品の受注活動を行っているのだが、その中身がスゴイ!取り扱いのほとんどが酒ではなく食品なのだが、いわゆる既製品はほとんど無く、自分たちが足を使って探した、知られざる全国各地の隠れた逸品ばかりなのである。それこそ他のどこの店に行っても売っていないものばかりだということだ。そしてただ売りっ放しというのではなく、買って頂いた商品の感想をお客から必ず聞き、メンバーで取りまとめ次の企画に活かす、というフィードバックの仕組みがきっちり作られているのだ。手間も掛かることだし、生半可な気持ちでは絶対に出来ないだろうことだが、やればやっただけ大きな成果は出る。事実昨年度の実績が1店平均で800万円!そして利益率は、通常の酒を売るときの2倍はきっちり取れているのだ。やり方さえ間違わなければ、頑張っただけの成果はちゃんとついてくる、こういうハナシは刺激になって良いなー。また気持ちを新たにした.............!(^^)!
2004年06月20日
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今日は明日の父の日を控え、一番下のムスメの幼稚園の父親参観があった。空き缶を使って「缶ぽっくり」を作ったり、七夕のときに飾る笹飾りに願い事を書いたりして、楽しいひとときを過ごした。ムスメも嬉しそうだった。この幼稚園の父親参観(正式には「両親参観」と言うらしい)も長男のときから数えて今年で9回目になり、今年ムスメは年長組なので今回で最後となる。毎回仕事を抜けて参加するのも大変だったが、もうこれで最後となると何となく感慨深いものもある。たまたまウチの子供たちの担任の先生が、キレイな先生ぞろいだったから、ということもあるしね(^ム^)。しかし参観日というのはいつもの保育と違って、ちょっとイベント的な要素も強いので、ウチの子供も普段と勝手が違うからか、ちょっと神妙になってる感じがする。通常保育のときどんな様子なのかが見られれば面白いと思うけれど、ちょっと無理かなー。
2004年06月19日
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昨日の続きみたいになるが、何か行動を変えてみようと思い、いろいろと考えていたのだが、こんなことを思いついた。店に来るお客に対して「いらっしゃいませ」と言うのではなく、「おはようございます」、「こんにちは」、「こんばんは」という声掛けをやるのだ。というのも以前、自分が他の店に客として入ったとき、「こんにちは」と声を掛けられ、妙に気持ち良かったことを思い出したからだ。で、早速今日からやってみた。最初はさすがに相当照れ臭いもんだったが、回数を重ねると何となく自然に言葉が出るようになってきた。それと同時にお客との距離がホンの少し近づいたような気がした。今までよりもっとフレンドリーな店を目指して...........(*^_^*)
2004年06月18日
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昨日の中小企業家同友会の例会。「ええ会社にするために経営者自身が掘り下げていくべきこと」というテーマで話し合った。その中で何人かの方から出たハナシが「行動を変える」ということ。「行動を変える」と言っても別にたいそうなことではなく、日常のちょっとしたことでよい。例えば朝一番に出社する、トイレ掃除をする、そんな様なことだ。行き当たりばったりの行動でなく、それを続けることによってだんだんと自分の意識が変わってくる。意識が変わってくることによって、考え方も変わってくる。やり方も変わってくる。結果的に会社は良い方向に向かっていくことになる。実際そうやって大きな成果を上げた方のお話も伺った。普段考えばかりが先行して、行動が伴わない私としては、非常に耳の痛いハナシだが、そんな私でもここのところ続けていることがある。何を隠そう、この楽天日記だ。私の日記は、実は今日でちょうど100回になる。その間1日休んだだけで、あとは毎日続けた(私にしてみれば快挙だ!)。ただ上には上があり、もっと数多くの日記を書いていらっしゃる方も多いので、100回程度で喜んでいてもしょうがないかなとは思う。もともと何かが変わるかも、というおぼろげな期待感と、自分自身へのケジメという目的で始めたものだが、とりあえず今のところは何も変わっていないように思う。これが200回、300回と進むうちに何がどう変わってくるか、私自身が一番楽しみにしている。
2004年06月17日
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昨日でかけたライブハウスに、日本で指折りのブルースシンガーである近藤房之助氏が飛び入りで出演した(実のところ、知ってて行ったんだけどね)。バンドのマスターと旧知の仲ということで、友情出演してくれたのだが、いまやこの辺でも滅多に見られないヒトだけに、ギャラリーはもう興奮の絶頂!彼も期待通りのヴォーカルとギターを披露してくれた。しかしこの近藤氏、今年でもう53歳になるのだが、よほど普段から鍛えているからか、非常にシェイプアップされたいいカラダをしている。この日も、カラダにピチピチにフィットする、よく競輪選手が着ているようなコスチュームに身を包んでの登場だったが、これがまた良く似合っている。そこへもってきて日に焼けた彫りの深い精悍なマスク、ワイルドでソウルフルな歌声とくれば、男の私でも痺れてしまう。まさに男の色気というか、そんなものがぷんぷん漂ってくる。自分が53歳になったとき、どれだけ魅力的でいられるだろうか、とフト考えてしまった。別に彼のようにというわけじゃなくても、何かの部分で「色気」のようなものを持っていられたら、と思う。
2004年06月16日
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一昨日の日記で、私は自分が「乱読派」であることを書いたが、実はそうなったのはワリと最近のことなのだ。これも以前書いたように私は典型的なA型の、几帳面な人間だ。だから本を読むのも、1冊読み切らないと次の本に進む気がしない。つまり並行して複数の本を読むのにスゴク抵抗があったのだ。しかしこれではいつまで経っても読める本は増えていかない、そういう読書だった。話はガラッと変わるが、私は昔から音楽を聴くときも、アルバムだったら1枚通してじゃないと聴きたくない、というくらいこだわって聴く方だった。昔はCDじゃなくLPレコードの時代だったので、途中から針を落として聴く方が面倒臭かったという事情もあったが、1枚通して聴いてこそアルバムの真価がわかるのだと信じて疑わなかった。それが今の商売をやるようになった頃からだろうか、CD1枚通して聴く時間もなかなか取れないし、疲れて眠くなるので1枚通して聴くのがシンドイと思うようになって来たのだ。そこへもってきてCDというのが、聴きたい曲だけ抽出して聴くには非常に便利な道具。たちまち私の音楽の聴き方が革命的に変わった。すなわち音楽のつまみ食いをするようになったのだ。そのつまみ食い方式がいつの間にか自分の読書感も変えてしまっていた。本を読むのにまとまった時間がなかなか取れないからということで、キッカケ作りにと思い、家中いたるところにいろんな本を配置して、好きなときにすぐ手にとって読める環境作りをした。その結果として乱読になったというワケだ。いいのか悪いのかよく分からないけど...........(^_^;)
2004年06月15日
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プロ野球のオリックスと近鉄が合併するというニュースにはビックリした。チーム数が変わったら対戦カードの組み方なんかはどうするのか(基本的に偶数じゃないとまずいだろうな)ということなどいろいろいわれているが、同じく議論の焦点になりそうなのが「1リーグ制への移行」問題だろう。でも私は以前から、1リーグ制への移行はやった方がいいと思っている。というのも、今の巨人の体質が変わらない限り、リーグが2つあれば自ずと優劣がついてしまうのは避けられないことで、ひとつも問題の解決にならないからだ。ただ「1リーグ制」といっても、Jリーグのような単純なものではなく、メジャーリーグを模した変形版だ。どういうものかというと、(1)まず全チームを東西2つの地区に分ける。(2)対戦は地区に関係なく全チームと等しく対戦する。(3)順位は地区別につけ、両地区の1位同士で日本シリーズを行う。(4)オールスターはもちろん東西対戦となる。どうだろう?これなら今後巨人人気が続いても、今までみたいにリーグの別によって球団の人気・不人気が生じることもないし、オールスターや日本シリーズもこれまで通りに行うことが出来るしね。ただこの方法にも欠点が無いわけではない。(1)巨人戦カードが今よりも減るセリーグ球団は、反対するだろうな。(2)今までに比べ遠征が多くなるので、移動に掛かる経費が増える。(3)対戦相手が増える分、スコアラーは大変だ(増員しなきゃ)。でも最早小手先の改革でパリーグが立ち直れるとも思えないし、この小さな島国に2つもリーグを抱えていなくってもいいんじゃないかなー?
2004年06月14日
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久し振りに本棚の整理をした。要らない本を処分して本の収納スペースを空けるのが主目的だが、もうひとつ目的があった。私は本を買った時に書店で付けてくれるカバーを、読み終わったあとも外さずにそのまま収納してしまうという習性がある。つけたままのほうが何となく本が汚れなくていいかなというだけのことなのだが(ちなみに私はA型)。しかし当然のことながら、そのままではあとで本を探すときに極めてわかりにくく非効率だ。それをわかっていながら今までそのままにしていたのは、ひとえに私の怠慢という外は無いのだが..........^_^;そこで今日は意を決して(?)本の片付けついでに、現在読んでいる途中の数冊を除く全部の本のカバーを一斉にはがした。そのとき気が付いたのだが、「え、この本ってこんな表紙だったの!?」という驚きが1冊1冊に感じられるのだ。それもそうだ、書店で手に取ってから今日までマッタク表紙を見ていなかったのだから無理も無い。それどころか、「あ、この本まだ途中だったっけ」というのや、ひどいのになると「え、俺こんな本買ったっけ!?」という本も何冊かあった。私はどちらかというと乱読派で、目に付いた本は取り敢えず買っとく、という性分だ。ただ乱読派という割りにはなかなか読書に時間を割かないので、買ったまま、或いは途中まで読んだまま忘れられた本が、カバーが掛かっているばっかりにそのまま本棚に眠ってしまっていたのだ(そういうのは「乱読」じゃなくて「つん読」というんだな^_^;)。でもカバーを外した本をすべて本棚に並べたあとの光景といったら、まるで本棚を新調したような清々しい気分だ。何だかまた読書意欲がムクムクと沸いてきて、気分的にもリフレッシュすることが出来た!(^^)!ただこういう整理・片付けといった作業時はいつもそうだが、ついつい作業の手を止めて本に見入ってしまい、ちっともはかどらない。結局丸々一日がかりになってしまった!
2004年06月13日
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人名用に使用できる漢字として新たに578字が追加されることになったという報道があったが、その内容を見て唖然としてしまった。というのも追加された文字の中に、「癌」「糞」「屍」「呪」といったような、およそ人名に使うのも憚られるような文字が含まれているのである。ちょっと常識で考えればこういう文字が不適当なことぐらい誰でも分かりそうなものだけど、この選定方法が、出版物で頻度の高い上位の文字から抽出し、「漢字の意味については一切考慮しなかった」(法制審議会)というのだから、開いた口がふさがらない。ふさわしいか否かを討議しなくて、何のための審議会なんだろう?ただこういうことを言うと決まって「個人の自由」を振りかざして、「選択の幅を広げる」ことの重要性を説きたがる人もいる。まあ何かにつけ、規制は少ないほうがいいという場合は多いし、選択肢も多いに越したことは無いだろう。人名も、自分の名前を自分の責任でつけるのなら、どんな字を使ってもOKだろう。でも人名というのは基本的に、自分ではつけることが出来ず、否応なしに他人(たいていは親)に依存せざるを得ないものだ。それだけに名付ける者の責任は限りなく重いはずだ。それなのに自分の子供に『悪魔』などという名前をつけようとする無責任な親もいるから、困ったものだ。どのような字を使って子供の名前をつけようと、親の勝手だというけれど、親の勝手で変な名前をつけられた子供はいたたまれないよね。一生その名前と付き合っていかなければならないからね(よっぽどの場合は、戸籍上の改名も認められるようだが)。とにかく無責任でいい加減な親がいる限り、人名用の漢字は逆にもっと絞ってもいいと思う。少なくとも審議会のメンバーが、「自分の名前には絶対使いたくない」と思う字は、過去に認められてる中からもどんどん削っていく方向で検討してもいいんじゃないかな。或いはアンケートで「人名に使わないほうがいいと思う字」を全国から募るとか.....。
2004年06月12日
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ラジオのニュースが、レイ・チャールズが亡くなったことを伝えた。73歳、肝不全だそうだ。彼が来日したステージを2度ばかり見に行ったことがあるが、大柄な体をピアノに沈め、ぎこちなく体を左右に振りながら朗々と歌うあの姿は、もう見られない..........ピアノのペダルを踏むことなく、リズムに合わせて足を前後に揺らすあの歌い方も独特だった..........映画「ブルース・ブラザーズ」の中で演じていた、盲目の楽器店主の役もコミカルで面白かった..........「ジョージア・オン・マイ・マインド」は私の愛唱歌でもあるし、彼がカヴァーした英語版の「いとしのエリー」は、私の結婚披露宴で入場テーマに使わせてもらった..........想いは尽きないけれど..........合掌。
2004年06月11日
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半年ほど前からパソコン関係の不具合にいろいろ悩まされてきたが、今度は店のパソコンのキーボードがおかしい。どうおかしいかというと、ある特定のキーを押すとその隣のキーが一緒に反応するのだ。その特定のキーは全部で5つで、向かって左端に近いあたりに縦に並んでいる。例えば[A]のキーを押すと隣の[S]も一緒に反応してしまい、「AS」もしくは「SA」と表示される。これが全角モードだと、[A]のキーを押すだけで「さ」の字が出来上がってしまう。まあこのあたりはそう致命的なことではないので、ダマシダマシ使っていけばいいのだが、困るのは[F1]キーと[COPY]キーが隣り合っていることだ。ウチの店専用にソフト会社に作ってもらった在庫管理ソフトがあるのだが、これは[F1]キーを頻繁に使うため、そのたびにハードコピーが実行されてしまう。それでは困るので、このソフトを使用するときには必ず、プリンターの電源を切る必要が生じるが、そうするとその都度エラー表示が出てうっとうしいことこの上ない。キーボードを替えるだけで直るものならいいんだけど、メーカーサポートを頼むと本体も一緒に送れと言われかねないしなー。もう6年目になる機械だけにもう寿命なのかな?
2004年06月10日
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今日は昼から小売酒販組合主催の『経営改善の実現に向けての研修会』に出席。内容としては、まず自分が客の立場に立ったとき、「買い物したい」と思えるような店はどんな店か、その数多ある理想像と現状とのギャップを「改善すべき問題」として認識し、実例を交えながら様々な視点から「繁盛店」になるためのノウハウを提示するというものだ。ありきたりといえばありきたりな内容だが、日頃自分がいかに「お客の視点」を忘れてしまっているか、ということを再認識させられる。そういう意味ではいい刺激にはなる。そんな中で特に私自身の心に響いた言葉があった。“すべてを追い求めない「勇気」も必要”いい店にしようと思ったらいろんな理想・夢が浮かんでくるが、元来欲張りな私としてはついついすべての理想を追い求めようとしてしまうところがある。ところが現実的にはすべてを実現させるのはまず不可能な話で、何かを捨て去らなければ結局共倒れになってしまう恐れがある。頭では解っているつもりでも、実際にはなかなか踏ん切りがつかない、というのが実情だ。やっぱり「捨てる」ことは「勇気」なんだなーと改めて思う。ちょうどランチェスターでよく言われる「ターゲットを絞る」というのと相通ずるところがあるように思う。消費者が、買うものによって店を選別するようになってきた今日では、「何でもあります」という店はひっくり返せば「無個性な店」にもなりかねない。これだけ同業者が増えてきたこの環境下では、いかに自店のコンセプトを明確にし、いかに自店のメッセージをお客に伝えられるかが、生き残りのポイントになってくるだろうな。解っていてもなかなか踏ん切りがつかないのが、私の悪いクセ..............(ーー;)
2004年06月09日
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自宅のパソコンのマウスが突然動かなくなった。ウチのマウスはワイヤレスなので、電池が切れて動かなくなるということはよくあるのだが、実は1週間前に電池を換えたばかりなのだ。1回電池を交換すればどんな使い方をしても、最低でも2ヶ月くらいは持つはずだから、電池切れとは考えにくい。パソコンを再起動してもダメ、念のためにと新しい電池も入れてみたがまったく音沙汰無し。仕方なくNECのメーカーサポートに電話して状況を説明すると、パソコン側のマウスの認識を最初からやり直せとのこと。言われるままにやってみたが状況は全然変わらず。さすがに行き詰って修理に出すのも覚悟しつつ、何気なく、ホントに何気なくテレビのリモコンから取り出した乾電池をマウスにセットすると..........、あれっ??? う、動いてる!今まで散々困らされた私をあざ笑うかのように、ポインタがデスクトップ上を縦横無尽に踊っているではないか!ただこのテレビのリモコンの電池はもともと寿命が終わり近いものなので、動きは鈍い。ためしに今度はエアコンのリモコンの電池を入れてみると.............動いてる!今までの苦労は何だったんだろう?で、今度は最初にマウスに入っていた電池を再び戻してみると..............、あれっ? やっぱり動かない!どうもこの電池が嫌われてるようだ。まったく人騒がせなヤツだ。しかし機械と電池との間に相性なんてのがあるのかなー?
2004年06月08日
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サッポロビールの輸入ワインバイオーダー会をのぞきに、名古屋まで出かけた。バイオーダー会とは、主に業務用需要を対象に、これから輸入する商材のオーダーを取るための見本市のようなものだ。まあいわば先行買付けの会といったところだが、今回は特にこれといって仕入れる予定も無いので、自らの勉強のため試飲に徹するつもりで参加したのだった。この会場が地下鉄伏見駅(名古屋駅のとなり)から歩いて数分のところにあるのだが、私自身この伏見駅で降りるのは今回で何十年かぶりのことだ。そこで発見したのが、なんともレトロな地下街なのだ。私も今まで全然知らなかったのだが、地下鉄伏見駅のホームの突端から、改札口を通ってそのまままっすぐ伸びている通路に沿って、様々な商店が並んでいる。つまり、壁をはさんで地下鉄の線路と同じグラウンドレベルで、線路伝いに商店が並んでいるようなものだ。だから地下街とはいっても、普通の地下街のように通路の両側に店が並んでいるのではなく、通路の片側だけにしか店が無い変型判なのである(反対側は線路にあたるからね)。で、またこの地下街に入っている店というのが、ところどころ新しいのもあるが、大半が開店して何十年も経っていそうなレトロな佇まいの店なのだ。それもそのはず実はあとで調べたところ、ここは通称・『伏見地下街』、正式には『長者町地下繊維問屋街』という名前で、昭和32年に出来て以来、3年前に通路の床と天井を改装した以外は、ず~っとそのままだというのだ。確かに各店の店構えに似つかわしくない、ややポップな色調の天井のおかげで割と明るさは保たれているが、これが3年前の改装前だったらどんな感じだったんだろうと思うと、ちょっとゾッとするなー。『長者町地下繊維問屋街』という名称だけあって、内訳はやはり衣料品店が圧倒的に多く、そのほかには小物・アクセサリー、喫茶店、利用店、金券ショップといったところ。ただ地上の商店街同様、ここもシャッターが閉まったままの店が多く、ざっと全体の四分の一ぐらいはあるだろうか。普通の地下街ならイメージダウンを避けるためにも何とかしてもテナントを見つけてくるところだろうが、ここにはもうそういう気力が無いのかな、とも思える。今さら1・2店入れたところでとても追いつかないしね。そこへもってきて人通りもまばらだから、余計に寂しい雰囲気だ。しかしいまだにこんな昔ながらの風景が名古屋の町のド真ん中に残っていたとは驚きだ。思わずタイムスリップしたようで、なんだかいいもの見たなー、という気分だ。もうちょっと時間があればゆっくり見て廻りたいところだが、例によって時間に追われている身ゆえ、さっと通り過ぎただけだった。惜しむらくは、デジカメを持っていなかったこと。持っていたらこのサイトにアップできたのだが............。もっと詳しくお知りになりたい方はこちらをどうぞ
2004年06月07日
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朝から雨。とうとうこの地方も梅雨入りしたそうだ。ムスコの少年野球の夏季大会予選も、今日2試合の予定が組まれていたが早々に順延が決まった。そうは言ってもこのところの日曜日毎の雨で進行は遅れっぱなしで、今日の分の振替はやむを得ず、平日の夜にナイターでやるとの連絡があった。平日の夜なんてみんな仕事もあるだろうし、監督や審判、あるいは送迎スタッフなど揃うんだろうか、と心配になるが、なにぶん決勝トーナメントが20日(日)から予定されているし、その間もどれだけ雨に降られるかわからないので、ここまで来たら四の五の言ってられないという事情がある。でも小学生の分際(?)でカクテル光線を浴びながらゲームができるなんて、今の子供はシアワセだなー。で、子供たちは今日は屋内での練習となったが、たまたま妻が練習の付き添い当番に当たっていたため、私はムスメ2人と留守番することになった。ムスメたちもある程度ほったらかしにできるので、本を読んだり音楽を聴いたり、好きなことをやって過ごすことが出来た。たまには雨にも感謝(^^)
2004年06月06日
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いろいろとやることが山積みで、忙しくなってきた。中元品届け先リストの整備、夏向け商材の販売計画、そのためのチラシの作成、等々。あと以前から手をつけていて進んでいないPOP類の数々。それに加えて店内のちょっとしたレイアウト変更も計画しており、欲張りすぎなのかもしれないがとにかくやることが多い。一応計画的にとは思っているのだが、この仕事は突発的な用が多く、なかなか計画通りに進まない。この日記も書き始めてからそろそろ3ヶ月。これまではただ一日抜かしただけであとは毎日という、私にしてみれば驚異的(?)な出来だけれど、これからはなかなかそうもいかないかもしれないなあ。無理は禁物、マイペースで行こうっと(^^)。
2004年06月05日
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一連のリコール問題を受けてのM菱自動車の謝罪文が、今日の朝刊に掲載されていたが、その中に次のようなくだりがあった。 「弊社は、お客様第一、安全第一、品質第一の基本に立ち返り、 皆様から信頼される企業に生まれ変わることを約束いたしました。」別におかしな文章というわけではないのだが、読んでいてちょっと引っかかるところがあった。『第一』という単語が多すぎやしないだろうか?まあ確かに『お客様第一』も『安全第一』も『品質第一』も非常に重要なことではあるが、逆に言えばどれも至極当たり前のことで、それをこうして同列に並べてしまうと、かえってどっちつかずの印象になり、本当に大切にしたいのは何か、という企業の理念が見えてこないような気がする。そもそもこの3つの「第一」が、利害の上でバッティングしたらどうするんだろう?何かを『第一』にすれば、他のものは『第二』もしくは『第三』にならなければおかしいよね。以前、元・ヤマト運輸社長の小倉昌男さんが書かれた『経営学』という本を読んだ折、こんなことが書いてあったのを思い出した(以下はその引用である)。------------------------------------------------・・・・・・・・とにかく何でも“第一”の命令が好きな社長は多い。 だが“第二”がなく、“第一”ばかりあるということは、本当の第一がない、ということを表してはいないだろうか。 何でも“第一”の社長は、「戦術的レベル」の社長である。うちの会社の現状では何が第一で、何が第二、とはっきり指示できる社長は、「戦略的レベル」の社長である。・・・・・・・・・------------------------------------------------M菱自動車の経営陣にも読んでもらえたら、と思うのだが...........。
2004年06月04日
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ウチの店に商品を運んでくれる卸問屋の配達のオニイチャンにもいろんな人がいる。やたら愛想のいい人がいるかと思うと、しかめっ面のまま黙々と仕事する人もいる。まあきっちり仕事してくれさえすれば、基本的にはどちらでもいいんだけどね。ただ某問屋のある配達員はちょっといただけない。彼はとにかくおしゃべりで、仕事はまあ間違いなくやっているのだが、ずっとしゃべりっ放しという感じだ。何がイケナイかというと、他愛も無いことをしゃべっているうちはいいのだけれど、それがそのうち愚痴になり、さらにエスカレートするとよその店の悪口を言い出すのだ。確かに酒屋の中には出入り業者に対して冷たい、というか見下すような態度をとるところもまだまだあるから、彼のウップンも分からないでもないが、同業者の悪口は聞いていてあまり気分のいいものではない。それに、彼がウチの店でよその悪口を言っているということは、逆に考えれば、よその店でウチの悪口も言っているんじゃないか、などと勘ぐってしまいたくなるのだ。一度彼にそれとなく注意を促そうと思っているのだが..............。
2004年06月03日
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長崎県・佐世保市で、小6の女の子が同級生の女の子をカッターナイフで切り殺すという、信じられない事件が起きた。加害者の女の子に殺意が有ったかどうか、というところでいろいろと論議を呼んでいるが、本当に殺意があったとしたら、もう世も末だな。殺してしまった事実は変わらないが、殺意は無かったと信じたい。たぶんほんのちょっと傷つけるつもり(それでも問題だが)だったんだろうが、こうなる結果を想像する力に欠けていたんだと思う。この事件に限らず、少年少女が何かのはずみで人にケガをさせたり、あるいは死なせてしまったりという事件がこのところ多いが、元凶はみんな今回と同じ様なことだと思う。想像力の欠如の原因は、経験の乏しさだろう。例えば人間は、殴られると痛いということを経験を以って知る。殴られると痛いということを学習するから、必然的に人を殴らないし、自分も殴られたくない。今の子供は昔に比べてケンカをしなくなったという。ケンカをするという経験が無いから、どの程度殴れば痛いのか、あるいはケガするのかということが本能的に分からないのだろう。だから今回の事件も、頚動脈を切るとどれだけおびただしい血が流れ出すのか、その結果生命がどうなるのか、ということが分かってなかったんだと思う。もうひとつには、テレビゲームなどの影響により、空想と現実の境目がはっきりしなくなっていることもあると思う。テレビゲームという空想の世界の中では、いくら人を傷つけても感覚的には痛くも痒くもないし、殺してもリセットボタンを押しさえすればいくらでも復活する。だからこういう空想世界にはまり込んでしまうと、現実世界との見境がつかなくなってしまうということは無いだろうか?何とかしないとホントに取り返しのつかないことになってしまいそうで、コワイ。―――――――――――――――――――――――――――とここまで書いて、その後夕方の報道に接してビックリ!何と加害者の女の子には殺意が有ったと供述しているらしい。なんでもインターネット上のチャットで何か気に入らないことを書かれたのが動機だとか..............。昼間に書いた日記の内容とまったく違う方向に事態は進んでいる。
2004年06月02日
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市の中心部の商店街の真ん中に位置するスーパーマーケットが、半年かけての前面改築のため、先月末でいったん閉店となった。新装オープンは今年12月の予定なのだが、なにぶん仮店舗を設けるような余裕のある立地ではないので、この間約6ヶ月の間はまったく営業せず、という状態になる。そもそも空洞化が進む地域だけに、この店の普段の顧客層というのは、圧倒的に年配者が多いのだ。彼らはそのほとんどが移動手段を持たないので、この店が半年間休業している間、他の店に買い物に行くというのは大変な重労働となるのだ。この商店街にはかつて「Jスコ」も在ったのだが、ここもご多分に漏れず空洞化のあおりを喰って売り上げが激減し、数年前に撤退している。これでたとえ半年間とはいえ、この30万都市の中心市街地に食品を扱うスーパーマーケットが皆無になるという、極めて異常な事態となる。かつてはこの中心市街地の商店街近くに居ることが最高に便利だったのが、いまやヘタするとここに居ることに不便さを感じる人も少なくないだろう。「空洞化」という言葉だけで片付けてしまえるほど、コトは簡単ではないだろうと思う。そうは思いつつもいざ自分の買い物になると、クルマを飛ばして郊外のショッピングセンターへ出かける私自身も、また真実なのだ(^_^;)。ちなみに私の知り合いが件のスーパーでパートとして働いているのだが、昨日(つまり最終日)はトイレットペーパーなどの雑貨類を、半年分とも思えるほどの量をまとめ買いしていく人が目立ったらしい。それでまた、皆口々にぼやきながら買い物をしていったそうだ(>_
2004年06月01日
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