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ずいぶん前にこのブログで、「シャンパン」と「スパークリングワイン」の違いについて書いた。あれから10年、やっぱりウチに来られるお客さんの基本的な認識は、あまり変わってない。相変わらず「シャンパンありますか~?」って言って入ってくるものの、話をしているうちに、実は求めているのは本物のシャンパンクラスのものではない、という方々が多い。だから私も、お客さんがそういう認識でいる、という前提で話をすることが多いのだが、それでも時折、本当に両者の違いをきっちりと分かった上で買いに来られる方もいるので、十把ひとからげに素人扱いするわけにはいかない。それでは、シャンパンとスパークリングワインの違いを分かっている人、そうでない人を、どのように見分ければいいのか、それはもう長年の勘に頼るしかあるまい。ただひとつ、ほぼ確実に言えることは、「この認識は年齢に比例する」ということだ。言い換えれば、年配の方ほどスパークリングワイン全般を「シャンパン」と言いたがる。で、私もその認識でいると、たいていその通りだったりする。そんなある日、店に70歳近いくらいの年配の女性がやって来た。そしてお決まりの「シャンパン、ありますか?」私はとっさに、これは違いを分かってない人だな、と判断し、1,000円台のスパークリングワインが並ぶコーナーへ誘導した。ところがその年配女性、「これはシャンパンじゃないわよね~」。.....うわっ、やられた! この人はちゃんと違いを判っておられる!まったく、人は見かけによらないものだな。
2015年01月20日
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マクドナルドがここのところずいぶんと叩かれている。別にマクドナルドの肩を持つわけではないが、ここまでくるともう「いじめ」に近いと思える。ここ最近になって急激にマクドナルドの異物混入が増えた件、これは何か意図的なものがあるのでは、というのはさすがにうがった見方かもしれないが、おそらく今までなら表に出て来なかったレベルかもしれない。それがここへきて時を同じくしたかのように噴出。特に今はSNSというツールを使って、一般庶民が気軽に情報発信できるご時世だから、余計に表沙汰になりやすい、という事情もあるだろう。また数多あるファストフードの中で、何故マクドナルドばかり、というのも引っ掛かる。マクドナルドが他のチェーンに比べて、品質管理において圧倒的に劣っていたとも思えない。そうなるとさらにうがった見方になるかもしれないが、いわゆる「弱り目に祟り目」というやつ。そう、みんなが叩くから僕も私も、といった安易な行動に出てしまう。これは要するに、自分をセーフティーポジションに据え置くために、自分より劣ったもの、嫌われているものを叩いて、相対的な地位を上げようとする心理だ。100%異物混入を防ぐのは不可能、という話を聞いたことがある。実際私が小さい時など、そういう話は結構あったような気がするのだけど....。日本人が極度の潔癖性になってきたせいもあるのだろうか?そしてそれとは別に、「赦す」ということにも寛容になってほしいと思う。他社を攻撃するだけの社会では、いずれ自分の攻撃される憂き目に遭ってしまうのだから。なんだか天邪鬼な私は、無性にマクドナルドのハンバーガーが食べたくなってきた。あと、ぺヤングの焼きそばもね。
2015年01月13日
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そりゃあさあ、相手のやることが気に入らないからって、いきなり暴力に訴えるのはダメだよ。そのこと自体については言語道断だと思うし、言い訳など聞く耳持つつもりもない。でも暴力振るった方が100%悪いって、言い切っちゃっていいのかね?風刺だか何だか知らないけど、よっぽど相手のこと怒らせちゃったんじゃないの?そもそも「風刺」って、強大な権力を持つものを揶揄する、弱者のささやかな抵抗でしょ。それが矛先が、自分たちとはまったく価値観の違う人たちに向けられたわけだよね。住む風土も話す言葉も信じる宗教も違うんだもの、価値観が違うのは当たり前。だから自分の言ったことを相手がどのように取るか、なんて、まったくの想定外だったりする。もしかしたら自分たちの威信をひどく傷つけられてるのかもしれないし。そんなことを慮らないまま書いてるとしたら、それは相手も怒るわな。もひとつ言わせてもらうと、表現の自由、言論の自由が力でねじ伏せられた、という主張を聞く。確かにそれは正論だけど、それは必ずしもメディアにフリーハンドを与えてるわけじゃない。もしそう考えられているとしたら、それは傲慢というほかはないね。だいたい行き過ぎた事件報道など、メディアの暴走にも目に余るものはあるからね。とにかく、多少気に食わなくても、相手の違った価値観をまずは尊重(肯定とは違う)する。その上で相手が間違っていると判断したら、とことん話し合う。キレイゴト、と言われればそれまでだけど、つまるところそうするしかないんじゃないの?「テロは断固許さない!」と拳を振り上げるだけじゃ、何も解決しないと思うけど。
2015年01月10日
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正月休みに同窓新年会があり、出席したが、こういう席でいつも思うことは、ずいぶん料理が無駄になっているということだ。今回の席はいわゆるお座敷の宴会で、コース的な料理構成となっている。もちろん最初から最後まで同じ席に居れば、一通り口にすることが出来るが、そんなことは稀だ。だいたいあっちこっちへと席を渡り歩いたりするが、自分の分の料理は元の位置に来る。自分の目の前に来たのを食べちゃえばいいのかもしれないが、それも元々別の人のモノだと思うと、うかつには口を付けられない。そうでなくとも話に夢中になってたりすると、食べそびれる料理もあったりする。そんなこんなで結構な食べ残しが発生している(はずだ)。何とももったいないハナシである。これが例えばバイキング形式なら、元々自分の食べる分しか取って来ないので、ロスは少ない。しかし手元にロスが無くても、大元にどーんと残る可能性もあるし、そもそも和風の宴会にバイキングという形式はそぐわない。私一人が気を揉んだところでどうなるものでもないが、やっぱりどうしても気になってしまう。
2015年01月07日
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