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東京都豊島区の真言宗豊山派 眞性寺で閻魔堂を新築します。鉄筋コンクリート造の地下1階、地上2階建てで、床面積は約307㎡です。工事は、松井建設株式会社 東京支店にお願いします。木工事は、株式会社 三和工務店が担当します。川島を同行して東京都あきる野市の工場を訪ね、原寸検査を行いました。当日は、松井建設の工事監督も立ち会いました。工場の2階の床に敷いた合板に、軒や破風板の原寸図が描かれています。先日、設計図に基づいたCAD図が事務所に届いたので、修正して送り返しました。原寸図はその修正図に基づいて描いたそうですが・・・2~3cm程度の微調整をお願いしました。若い大工たちが目を輝かせて、機敏に対応する様子はとても頼もしく、充実した原寸検査になりました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Nov 30, 2022
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茨城県の真言宗豊山派 龍蔵院で、本堂新築地鎮祭が厳修されました。旧本堂が解体撤去された跡地にテントが張られ、建設委員の皆様と工事関係者が集まりました。法要の後、挨拶を求められ・・・「本堂・客殿新築のマスタープランを依頼されたのは2018年9月。あっという間の4年間でしたと、言いたいところですが・・・覚えていらっしゃいますか?最初はオリンピック景気で工事費が高騰し、先を危ぶんだんですよ。ところが、その後、新型コロナウィルスの感染が広がり、自粛。そしてウッドショック。さらに、戦争が始まって原油高、建材の高騰。私は66歳になりましたが、今回のような大きな波に、次々と襲われたことはありませんし、いまだに荒波の中です。こういう状況の中にもかかわらず、本堂新築の地鎮祭が行えることを心より幸せに感じると同時に、いつもにも増して、皆様の期待にお応えできる本堂を造らなければと強く思います」と申し上げました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Nov 29, 2022
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神奈川県のお寺から庫裡新築のご相談を受け、早速、関東事務所の植松と伺いました。海が間近に見えます。「先日送ってくださったパンフレットを拝見しまして・・・伝統的なお寺から現代的なデザインまで、いろいろ設計されているので、これはいいなあと思いましてね」と住職。この日は、午前中に東京都のお寺にも伺いました。「以前から菅野さんは知っていましたが、愛知県の設計事務所だと思い込んでいたんです。でも、DMのパンフレットで、関東事務所が近くにあることを知りまして・・・」ありがたいことです。実は今回のDMには「首都圏にも豊富な実績」というタイトルのパンフレットも同封しました。2年前に横浜事務所を関内から文化財建築が多く残る馬車道に移転し、名称も関東事務所に変えました。スタッフも5名に増強し、全員が一級建築士です。どうぞ首都圏の皆様も、気軽にお声掛けください。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-26
Nov 25, 2022
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愛知県の真言宗寺院から本堂建て替えのご相談を受けました。「菅野さんが設計されたお寺を見たいと思っています」しばらくして・・・「一宮市の真光寺は既に見せてもらいました。住職が大変丁寧に説明してくださいました」そして「HPに紹介されている、大阪の自敬寺に興味を持ちました。見学できますか?」早速、自敬寺住職に電話すると「時間空けて待ってますよ」快い返事。ありがたいことです。当日はご家族4名で来寺されました。自敬寺住職から丁寧な説明を受けながら、ゆっくりご覧になり・・・「本当にアイデアが盛りだくさんで、感心しました。大変勉強になりました」笑顔でお寺を後にされました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Nov 24, 2022
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静岡市の曹洞宗 東光寺で木造本堂を造っています。工事は残すところ4か月になり・・・現場では、大工たちが仕事を急いでいます。「菅野さん、懸魚と花頭窓の原寸がまだでした。大急ぎで描いてください」と前嶋。「あれ、そうだっけ!?」「浅井君、以前描いた懸魚の絵様を東光寺本堂に合わせてプリントアウトしてくれ」過去に描いた絵様がCAD化されているので、その中から適当なものを選びます。「立面図は三つ花の蕪(かぶら)だから・・・これにしよう。大きさは・・・拝みから懸魚の先端まで900mmにしてくれ」「了解しました。花頭窓は?」「以前、東光寺の客殿新築時に描いた絵様にしよう」しばらくして・・・「プリントアウトしましたので、お願いします」先ずは懸魚。原寸図の蕪部分を鉛筆で修正し・・・鰭は、既に彫り上がっている虹梁の唐草に合わせてデザインし直しました。その上にトレーシングペーパーを貼って、浅井がマジックペンで清書。それを修正して・・・完成。次は花頭窓に取り掛かっています。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Nov 22, 2022
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名古屋市の高野山真言宗 興正寺で密厳堂と回廊を新築します。(株)竹中工務店から見積書が提出されました。「工事請負契約の締結は12月中にお願いします」と担当者。小屋梁の松と小舞下地の竹は、秋から冬にかけて調達する必要があります。その時期を過ぎた松と竹は虫がつきやすいからです。本堂に使うような太い丸太は流通していないので、発注を受けてから伐採します。木造伽藍は、ここを押さえてから、設計や工事の工程を考える必要があります。コロナ前は、外材の米松で代用できましたが・・・最近はその流通量がめっきり減ったので尚更です。現在、建設工事費が高騰しています。しかし、伝統構法については・・・ウッドショックも一息ついて、マスコミが騒いでいるほどのことはありません。かえって、日本の木材をふんだんに使って、長持ちする日本建築を実現できる!そんな、いい時代になったのではと思います。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Nov 21, 2022
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山梨県の風光明媚な地にあるお寺で、本堂新築のマスタープランを進めています。現在の本堂は、ひとつ棟の下に、住職のお住まいとお寺の機能の全てが納まる「庫裡御堂」です。「本堂の天井が低すぎるし、住まいの玄関や台所、便所が兼用なので不便でねえ。やはり、本堂は別棟にしたいです」は住職ご家族。先ずは測量専門業者が境内を測量。次に、関東事務所のスタッフたちが伽藍の現況調査。両方の結果を図面に書き込み・・・プランニング開始!第一案をまとめ、川島とお寺を訪ねました。説明を終えると・・・「素晴らしい!!」皆さんの目が輝いています。しかし・・・概算工事費が予算をオーバーしていることを知ると、ちょっとがっかり。しかし、しかし、打ち合わせはこれからが本番です。ご家族と雑談を交わしているうちに、このお寺なりの事情や優先順位がわかってくるものです。「今、お聞きした話を踏まえると、こんな間取りと外観の方がいい気がしますね。参拝者に、景色を楽しんでもらえるし、工事費も削減できますし・・・」スケッチに見入る住職とご家族に、笑顔が戻ってきました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Nov 17, 2022
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「向拝正面の障子の滑りが悪くなりまして、行事の時に外せなくなったんです。先日、建設会社にお願いして鴨居を上げてもらい、障子は開け閉めできるようになりました。ただ、構造的な問題ではないかと役員が心配されているので、一度、説明に来ていただけませんか」住職から連絡が入りました。このお寺の本堂は、伝統的な木造入母屋造りの瓦葺きで、6年前に完成しています早速、日程を調整して中村とお寺へ伺い、役員会に出席。住職は代替わりされ、役員の顔ぶれも、ほとんどが入れ変わっていました。スクリーンに工事中の様子を写しながら・・・「こんなに頑丈な桁や丸太が使ってあるので、決して、屋根の重みでたわむようなことはありません。当時の役員の皆様も、足場の上から間近に見て、”ここまでやるのかって感じだねえ”と感心してくれましたよ」写真を見ながら私も、当時を懐かしく思い出しました。「それに、差し鴨居と桁をつなぐ束には遊びが作ってあり、木の狂いで下がるようなことがあっても、ボルトで吊り上げる細工が施してあります」説明を終えると・・・「そういうことなら安心しました。屋根の重みで桁がたわんで、鴨居を押し下げたのかと思いましたよ」会議の後、前住職の遺影に手を合わせると・・・「菅野さん、よう来たなあ」明るい声が聞こえた気がしました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Nov 16, 2022
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現在、入母屋造りの木造本堂3棟の新築工事が進んでいます。そのうちの一棟の懸魚(げぎょ)の原寸図を描きました。懸魚というのは、妻壁の破風板の拝み部分に吊り下げる板です。もともとは、棟木の小口を雨から守るための板だったと考えられます。それが装飾的な要素に変化を遂げたのでしょう。今回は、伝統的な三つ花猪の目懸魚にしてみました。伝統模様では、何故かイノシシの目をハート形で表わします。だからイノシシの顔を三つあしらったデザインを三つ花猪の目懸魚と呼びます。両側に伸びている部分を鰭(ひれ)と呼びます。このお寺の虹梁の唐草は波をモチーフにデザインしたので、鰭も統一しました。拝みから懸魚の先端までの長さは約1mになりました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Nov 15, 2022
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名古屋市の真宗大谷派 道仁寺で納骨堂「飛天閣」落成式が厳修され・・・総代の皆様、工事に関わった方々、弊社からは菅野、伊藤絵美が参加しました。「飛天閣」は今年の4月に完成しました。木造平屋建てで、床面積は約97㎡(29.3坪)、仏壇型納骨壇が110基収容できます。工事は地元の(株)鈴起建設にお願いしました。「既に、たくさんのご予約をいただいております」は住職。スタートは順調のようです。法要の後、挨拶を求められ・・・「最近、納骨堂新築のご相談が増えています。これも時代の要請だろうと思います。名古屋市から、外壁と屋根に耐火構造を求められたので・・・鈴起建設の皆さんには、大変難易度の高い工事をお願いしてしまいました。しかし、ご本尊はガラスのエッチング、本堂の御門壁に描かれた飛天の模写、屋外参拝所に蓮の焼香台と、アーティストたちとのコラボレーションが実現し、魅力的な納骨堂を完成することができました。今後は、この飛天閣が皆様に親しまれることを望んでいます」と申し上げました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Nov 14, 2022
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愛知県の真宗大谷派寺院で、全伽藍建て替えのマスタープランを進めてきましたが・・・いよいよ最後の打ち合わせです。福田とお寺に伺いました。今までの打ち合わせで、平面図、外観パース、玄関ホールと客殿のインテリアパースは既に了解済み。△本堂・客殿の外観パース今回は庫裡のリビングのインテリアパースをお持ちしました。「わあ素敵ですね!」と奥様。次に仕上げ表の説明。「これはまだ最終決定ではありません。概算工事費を算出するために仮に決めただけです」と前置きをして、外部、内部の仕上げ材をサンプルや写真をお見せしながら確認してもらいました。その後、概算工事費を提示し、了解を得ました。住職は続けて、実施設計に進みたいと希望されているので、重要事項説明書と設計監理契約書(案)をお渡しし、説明しました。「結構です。よろしくお願いします」【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Nov 11, 2022
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三重県の浄土宗寺院で納骨堂新築の設計を進めています。納骨堂は鉄筋コンクリート造3階建てで、仏壇型の納骨壇を約500基収容する計画です。「各階ごとに特徴のあるデザインを考えてください」が住職ご家族の要望です。伊藤と打ち合わせに伺いました。「1階は、本堂から地蔵菩薩像に遷座していただくので、インテリアはシンプルにまとめるつもりです」「2階は、水をイメージしたインテリアを考えました。室内側に凹凸ガラス、少し離して色ガラス、2枚を壁に埋め込みます」サンプルをお見せすると・・・「本当に水に見えますねえ。とてもいいです。納骨壇には蓮の絵を描いてもらいましょう」「じゃあ3階は?」楽しい仕事が続いています。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Nov 10, 2022
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愛知県豊田市の真宗大谷派 明勝寺で、宗祖親鸞聖人750回御遠忌法要と山門・鐘楼新築及び客殿・庫裡新築落慶法要が二日に亘り厳修されました。明勝寺山門・鐘楼は2018年に、客殿・庫裡新築工事は2020年に完成。工事は岐阜県中津川市に本社を構える(株)中島工務店にお願いしました。区画整理に伴う伽藍整備だったので・・・その進捗に合わせるため、建築工事は二期に分け、工事期間は5年に亘りました。そのため、住職と建設委員の皆様とのお付き合いは7年以上!「いやあ、本当にいろんなことがありました。私もすっかり年を取りましたよ」と建設委員長。最も印象に残っているのは、建設委員会での一幕。二期工事の客殿・庫裡新築は、複数の建設会社による競争見積もりで請負業者を決める予定だったのですが・・・「台風が近づいていた夜、監督が現場に詰めて養生してくれたんですよ。感心しましたねえ。それに、職人たちの仕事が丁寧だ。二期工事も中島工務店に特命でお願いしましょう」全会一致で決定しました。その様子に、私も胸が熱くなりました。とても清々しい思い出です。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Nov 9, 2022
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佐賀県の吉野ケ里公園を訪ねました。この公園には発掘された遺跡をもとに、多くの建物が復元されています。建物は2~3世紀頃の弥生時代の様子を再現しているとのこと。△北内郭の祭殿柵と環濠に囲われた南内郭には王たちの家、煮炊き屋、物見櫓が、北内郭には祭殿や巫女の家が並び、一般の人が住んでいた竪穴式の住居群や高床式の倉と監視櫓も復元されています。その他にも、一般人の甕棺墓や身分の高い人が埋葬された北墳丘墓も見やすく整備されていて、見どころ満載です。公園はのどかな田園を見下ろす高台に広がっていて、現代的な風景が目に入ってこないし・・・展示されている人形や儀式の様子がリアルに再現されているため、「この中に、わがご先祖様がいらっしゃるのでは?」と、弥生時代をぐっと身近に感じました。△祭殿の内部の様子ただ、この祭殿を造った技術や思考能力を考えると、「果たして、復元されている竪穴式住居は正しいのだろうか?」疑問に思えてきました。確かに、半地下の住居は断熱性能に優れているものの、湿気や通風、採光面で問題が多い。弥生人は何らかの解決策を考えて、実行していたのではないか。さらに、おしゃれさも取り入れていたのではないか。痕跡は残っていないとはいえ「弥生人は決して侮れませんよ!」【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Nov 8, 2022
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静岡市の曹洞宗 東光寺で木造本堂を造っています。現場では現在、瓦葺きが進んでいます。日本建築独特の銀色に輝くいぶし瓦です。瓦は伝統的な建材ですが・・・最近は地震や台風に備えて、JIS規格の瓦が使われることが多くなりました。葺き師が瓦を一枚一枚ビス止めしています。以前の瓦は捻っているものが多く、全ての瓦をビス止めすることはできませんでした。実は、私の義父は若い頃、瓦葺き師でした。「本堂は、捻った瓦をうまく使い分けないときれいに葺けない。だから、瓦を上手に仕分けするのが大将の大切な仕事でしたよ」それはさておき・・・変わった木材が現場に落ちていました。これは雀口の代わりに打ち付ける板です。瓦の底は湾曲しているので、瓦座との間に隙間ができて、そこに雀が巣を作ることがあります。それを避けるため、以前は左官職人が漆喰で蓋をしました。それを雀口と呼んでいます。塗りたては、雀口の波型の漆喰がきれいですが、やがて剝がれてしまう。そこで波型に削った板で隙間を埋めるのです。瓦葺きも時代とともに変化しています。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Nov 7, 2022
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現在、愛知県江南市で永正寺本堂、茨城県古河市で龍蔵院本堂を造っています。どちらの屋根も入母屋造りなので、妻壁の破風の拝み部分に懸魚(げぎょ)と呼ばれる彫刻を吊り下げます。構造的に必要な材ではありませんが・・・これがないと締まりませんし、これがあると「お寺だな」とわかる。何しろ法隆寺金堂の破風にも小さいながらくっついているのですから、日本人にはなじみ深いというより、その存在がもう当たり前になっている。だから、デザインまで気にして見る人はそうそういません。しかし、実際は本堂ごとにデザインが違うんです。△岐阜県多治見市の永保寺本堂の懸魚見る人が見ればわかるところにまで注意を払うのがプロ中のプロなんだ!そんな自覚の下、永正寺、龍蔵院本堂でもオリジナルの懸魚をデザインしました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Nov 1, 2022
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