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ランダム読書日記 「アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉」 エリコ・ロウ (Eriko Rowe)(旧姓 神尾恵理子)扶桑社 ¥1333 1999.9.30 初版第1刷発行 [目次] プロローグ1番目の月-人生の高み月 フープ・ダンス2番目の月-清めと再生の月 ビジョン・クエスト3番目の月-囁く風の月 パワ-アニマル4番目の月-風よけ月 テイピのだんらん5番目の月-待ち月 コヨ-テの法則6番目の月-植え月 聖なる煙7番目の月-巣立つ鷲の月 メディスンの束8番目の月-実り月 まっすぐな祈りの矢9番目の月-恵みの月 スウェット・ロッジ10番目の月-長い髪の月 ドリ-ム・キャッチャ-11番目の月-巣立つ鷹の月 パウワウ12番目の月-尊敬の月 ホピの予言13番目の月-ひとの月 ヘヨカの笑いエピローグ [内容]インディアンの部族の長老や賢人たちから、著者が直接伝授された言葉を集めたものです。[感想]「人類が忘れたことを思い出すために、祈れ」(ラムビ-族の格言)という言葉が本文中にありますが、この本にはそのような「人類が忘れたことば」がいっぱいつまっていました。先祖伝来の地を白人植民者に銃で追われ、不毛の砂漠に住みながらも、生き延びつつ本来の叡智を失わなかった人たち。この本を読むと、どんな理由であれ、国や民族が長年つちかってきた文明や文化の抹殺やグローバル化だけは決してやってはならないことと思いました。大国の智恵必ずしも深からず、小数民族の叡智決して侮りがたし。[頁のかけら] ○ 動物から好かれるひとは、 自然にもひとにも好かれる○ 知識でなく、智恵を求めよ。 知識は過去の産物だが、智恵は未来をもたらす。 ラムビ-族の格言○ 私の前を歩くな、 私が従うとは限らない。 私の後を歩くな、 私が導くとは限らない。 私と共に歩け、 私たちはひとつなのだから。 ソ-ク族の格言○ 時計ではなく、自分が刻むリズムで暮らす。 急がず、あわてず、かかるだけ時間をかける。 いくつになっても、遅すぎるとは思わない。 やり残したことは、次ぎの人生できっとやれる。**************************************************** ランダム読書日記 by 行道はるか YUKUMICHI Haruka (2008.9.12 No.97)
2008.09.12
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ランダム読書日記 「詩集 故園」 島崎光正 (しまざき みつまさ)未来社 1956.11.30 発行 [目次] 贅言 三好達治I 「水の系譜」 など33篇 (詩というものをはじめて書いてみた頃の作品)II 「或夜の音楽会に寄せて」 など10篇 (終戦後「新詩人」が主な発表の場所になった頃の作品)III 「讃歌」など20篇 (人生の立場がはっきり信仰の線に立ってから以後の作品)詩人の半生 田中千禾夫光正さんの詩集 田中澄江あとがき発表年表 [内容]詩人「島崎光正」(1919.11.2-2000.11.23)が出した最初の詩集です。計63篇の詩が載っています。著者がまだ無名時代の頃を反映した略歴が巻末にあります。その要約「大正8年11月九州福岡に生まれる。1カ月後当時九大医学部で研究中の父が患者のチフスに罹り死亡。遺骨とともに父の郷里信州片丘村に帰り祖父母に養育される。母とは生別のまま生涯ついに会えなかった。昭和11年生来の足疾が悪化し松本商業学校を中退、以来白樺人形の製作や謄写印刷等の仕事で生計をたてながら詩作。昭和23年8月松本日本基督教会において植村環師より受洗」詩人は田中千禾夫の甥に当ります。詩集出版には、田中澄江や三好達治の尽力がありました。[感想]私が詩人の作品をネットなどで探していたころは、新しい出版物は見当たりませんでした。たった1冊、「日本の古本屋」のサイトでみつかった本がこれでした。50年も前の本です。表紙裏に詩人の自筆で、「岸田衿子様 一九五六年クリスマス 島崎光正」とある、貴重な掘り出しものでした。今は「島崎光正全詩集」日本基督教団出版局(2007.12発行)が出ています。[頁のかけら] ○ こほろぎ みんな野良にいった留守におばあ様と二人でお茶を飲むこつそりしまっておいたジャムを出し嘗めろといふ床下でこほろぎが鳴いてゐるあなたにはあれは聞こえないああ 祖母よこの畳の上でみなし子の私を育てまいねん秋になれば鳴くころころの暦の中に齢をなびかせ体(旧漢字)ひこばえのごとちいさくなりたまへり床下でこほろぎが鳴いてゐる--耳の聞えなくなった祖母と二人でジャムの匙をかはるがはる取上げる。**************************************************** ランダム読書日記 by 行道はるか YUKUMICHI Haruka (2008.9.7 No.96)
2008.09.07
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