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先日、007スカイフォールを見てきました。迫力のあるアクションシーンは素晴らしかったのですが、イマイチスケールの小さい悪役とか、場面場面によっては、コレはMI6じゃなくてMIBじゃん、とかラストはホームアローンだったり・・・。老いを乗り越え新生に至る物語なのですが、ちょっと前2作とは趣が違う作品になってましたね。本日のワインですが、世間はクリスマスということで泡ものをチョイス、グレコ・スプマンテ2006年、生産者はフェウディ・ディ・サングレゴリオです。先日のファランギーナの上位バージョンという位置づけとなり、グレコ100%で造られています。今回、購入価格は2980円なのですが、ちょっと前まで6千円オーバーしていました。いくらジャック・セロスとのコラボモデルと言っても、ちょっと引いたものです。でも、調べてみたら3年前のクリスマスにもこれの2004年飲んでました。三年前、自分リッチだった?さて、感想です。ちょっぴりくすんだ黄金色。泡の出は非常に強いが細やかさはまずまず。グラスからは、枇杷、蜂蜜、そして梨の発酵したような香り。薫香は少な目です。口に含むと、青りんご、洋ナシ、ミカンや桃、パッションフルーツなどのトロピカルなニュアンスもあり、さすがな複雑さを持っています。オイリーさもある上、かなり酸がしっかりしているのでワインとしての厚みを感じます。この購入価格ではお得ではないかと思います。6千円はありえないですけど。
2012.12.25
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本日のワインは、ネッビオーロ・ダルバ2001年、生産者はニコレッロです。このワインは、最近のお気に入りの一つで2009年に2003年を飲んでから、2004年、2000年と頂きました。いずれも千円台後半で購入していますが、ハズレは一回もありませんので、今回の2001年にも期待してしまいます。さて、感想です。暗い色合いのガーネット色。エッジは小豆色をしています。グラスからはバニラ、ハーブ、柘榴やグミの香り。口に含むとまさに干し葡萄の味わいで、熟した感じは土っぽさと共にタンニンの円やかさと旨みへの転化に表れています。素敵なミディアム、というか重くならない上品なバランス感がとてもいい感じで、しっかりめの前菜、プリモからセコンドと食事全般への対応性があると思います。毎年ながらこのコストパフォーマンスはホント素晴らしく、店頭で見つけたら是非一度飲んでみて欲しいです。
2012.12.19
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本日のワインは桔梗ヶ原物語(白)NV、生産者は五一ワイン(林農園)です。先日の赤がまずまず良かったので白も購入してみました。赤と同じく一升瓶タイプで、ナイヤガラとデラウェアで造られています。購入価格は、750ml換算で533円です。さて、感想です。非常に色素の薄いストローイエロー。ちょっと雑味もありますが、果実味はマスカットを中心にみかんやネーブル、グレープフルーツを感じます。やや甘口ということで、酸味は強く前面に出て来るわけではないけれど、いい感じの余韻に繋がっています。今で購入(開栓)してから10日経ちますが、そんなに酸化が進んでいるわけでもなく美味しく飲めています。甘味がそんなにきつくはないので、前菜系に合わせられないわけではないと思いますが、なんといってもココナッツサブレのようなお菓子をつまみながら、チビチビやるのがいいのではないでしょうか。「赤」よりおすすめします。
2012.12.08
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本日のワインはピノネロ2008年、生産者はクズマーノです。さて、感想です。透明感のあるが暗めのガーネット色。スワリングすると全体的に茶色がかって見える。グラスからは、ラズベリー、ぐみ、薔薇、ハーブ、そしてバニラ。口に含んでも同様ですが、よりスパイシーな複雑さが感じられます。熟した果実感をもっており、酸はかなり強めだけど、サンジョベーゼのように垂直にそびえる酸ではなく、横に広がるタイプです。また、タンニンも重くはないけれど存在感は十分あります。全体的に繊細なタイプではなくガシッとしたピノで、そういう意味ではシチリアっぽいか。
2012.12.06
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本日のワインは、ヴォース・ダイ・チャンプス2003年、生産者はヴィエ・ディ・ロマンスです。フリウリ=ベネツィア・ジュリア州の雄たる同ワイナリの作る赤ワイン2種。毎年つくられるマウルスに対し、このワインは(超)良年のみ作られる、メルロ100%のワインです。この2003年以降は造られていませんし、今年も作っていないようですね。私も大分と在庫が少なくなってきました。さて、感想です。全体的に茶色かかった暗めのガーネット、エッジはあずき色です。グラスからはプルーン、ダークチェリー、インク。口に含むと、まさにメルロの香り、プルーンや杏、ラ・フランス、タラゴン等の柔らかく爽やかハーブ、ラテ。北のワインらしい冷涼さとベルベッティな飲み口、果実の甘味とミルキーさが一体となっています。タンニンはかなり細かくこなれているけど、存在感はしっかりあります。冷たさを伴う酸は、ミネラルと共にキレイに余韻を収束させていきます。リリース後かなりの年月が経っており、各要素が円やかになってはいますが枯れ感はなく、いまだ果実味は十分です。
2012.12.02
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