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今、スカパーのミステリーチャンネルで、刑事コロンボが放映されています。さすがのデジタル・リマスター版で画質がびっくりする程良い。おまけにコロンボ役のピーターフォークが若くて、見ようによってはキレイにさえ見えてます。コロンボといえばくたびれたトレンチコートに代表される身なりの悪さと「うちのカミさんが・・・」等の自虐ネタで、犯人に見くびらせておいて、鋭い観察眼と「超しつこさ」により、絶妙に罠を仕掛け自白に追い込む、という大変見ごたえのあるストーリーです。友達だったらイヤかもしれない(笑)けど、ドラマを見ている上では、素晴らしいキャラクターだと思います。でも、最近では、刑事ドラマ自体の魅力が枯渇してきたのか、警察とは関係のない専門職とのコラボドラマが多い気がします。法人類学者が協力する「BONES」に始まり、マッドサイエンティストの「フリンジ」、霊能者は「アリソン・デュボア」、推理作家「キャッスル」、詐欺師が「ホワイトカラー」、うそ研究所「ライ・トゥー・ミー」、精神分析医が「メンタリスト」、数学者は「ナンバーズ」消防士の「リスナー」写真的記憶能力者「サイク」等など。日本では福山雅治さんの物理学者「ガリレオ」が有名ですね~。と、本題です。本日のワインは、バルベーラ・ダルバ・スペリオーレ2007年、生産者はアルマンド・パルッソです。エチケッタには、Vecchie Vigne in Loc.Ornati di...の記述がありますので、パルッソのノーマルなバルベーラであるオルナーティの古木ヴァージョン、そしてスペリオーレなので長めの熟成期間をとってあるのでしょうね。さて、感想です。光に翳しても向こうが全く見えない程濃いルビー色。エッジもまた暗い紅紫。グラスからは、白い花、ローズゼラニウム、インク、表面を炙ったウォッシュタイプのチーズ、それらを包み込むような甘いバニラが香ります。口に含むと、生プルーン、生プラムにチェリーな果実香、甘草なハーブ香に若干の土の香りも。やはりバニラやチョコレートをベースに感じます。甘さはバニラ香の中にもありますが、やはり凝縮した果実を思わせるそれが印象的。タンニンは軽やかなのだけど、緻密で隙間なく展開しています。落ち着いた酒質なのに旨みが深く、しみじみと楽しめるワインだと思います。(が、もうちょっと待った方がいろいろ複雑味はでてきたのだろうな~。)
2012.05.24
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さて先日、大阪はローザネーラで開催されたヴィエ・ディ・ロマンスのメーカーズディナーに行ってきました。(ニシノ酒店さん主催です。)フリウリの地方料理に合わせて、同蔵の白赤あわせて12種類のワインをいただく、というものでした。(↑ジャンフランコ・ガッロ氏/ご子息のマッテオ君/川頭義之・ジョバンナ夫妻のサインいただきました!)飲んだワインは、Dis Cumieris Malvasia Istriana 2010Prin Freet 2009Piere Sauvignon 2010Vieris Sauvignon 2010Dolee 2010Dessimis Pinot GrigioCiampagnis Vieris Chardonnay 2010Chardonnay Vie di Romans 2010Flors di Uis 2010Dut'un 2009Ciantons 2010Maurus 2008の12種類。これらを2種類ずつ、6つのフリウリ料理に合わせたもので、驚いたことに各料理の歴史や説明を、ジャンフランコ・ガッロ氏自ら説明いただきました。遥か東洋な地で、フリウリ料理を食することができ、大変嬉しかったから、とのことです。さてワインですが、りりたが普段、好んで飲んでいるのがフロール・ディ・ウィスとソーヴィニョン系なのですが、今回特に印象に残ったのが、ディス・クミエリスとドレエ、そしてドゥトゥンです。まぁ、ディス・クミエリスは単純に手に入りにくいためで、華やかな香りに圧倒されるのは毎回なのですが、ドレエの軽やかな香りながらもしっかりとしたある味わいが今回、特に印象的でした。でも、圧倒的なボリュームと味わいの重みを持っていたのは、ドゥトゥンです。とても手に入り辛いワインですが、皆さん、見つけたら即買いましょう!(笑)幸い、マッテオ君、川頭さんと席が近かったので、マッテオの考え、ヴィエ・ディ・ロマンスのポリシーやご子息から見たジャンフランコ・ガッロ氏等、色々とお話を聞くことができ大変勉強になり、かつ愉しめました。その後、一旦ホテルに入り、所用でカンティネッタ・バルベーラへ。すると、なんと先のマッテオ君、川頭さん、アルトリヴェッロの伊東さん等が飲んでらっしゃいました。タフだね~。色々グラスで差し入れをいただき、結局飲んだワインが、Conegliano Valdobbiadene Prosecco Superiore MillesimoDut'un 2009(5Lサイズから)Voos dai Ciamps 2003Roero Arneis / Matteo CorreggiaCecu Roero Arneis / Monchiero Carboneそう、やっぱりヴォース・ダイ・チャンプスは偉大でした。マウルスとの差は大きいです。ひょっとしたら、2011年は造るかも(8年ぶり!)、との川頭さん情報なので出たらやっぱり「買い!」です。この後、ふらふらになりやっとの思いで、ホテルへたどり着きましたとさ(笑)。
2012.05.20
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本日のワインはサンセール・ルージュ2009年、生産者はパスカル・ジョリヴェです。サンセール好きのりりた♀が高島屋訳アリ処分セールで購入。なるほど、エチケッタにしみが付いている。「ブラン」のつもりで購入したので、開けてみるまで、「ルージュ」だとは気が付かなかった(笑)。ロワールの赤ワインはシノン位しか飲んだ事なかったので、勉強勉強。「ブラン」はソーヴィニョン・ブランだけど「ルージュ」はピノ・ノワールのようです。さて、感想です。透明度の高いガーネット色。特に強いわけではないが、プラムやプルーンの皮っぽい香り。口に含むと、石榴、アセロラ、プラムなど、赤系果実の香り満開です。加えて少し黒スグリっぽい所も。強いながらも少し柔らかさのあるミネラルも良いです。パワフルだし、タンニンもしっかりしていのだけど飲み口はあっさりしており、するすると飲めてしまいます。グラタンとか、肉じゃがなど和洋問わずじゃがいも料理にあう(なんで?)のではないか、と思います。
2012.05.06
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