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【11月】50)米大リーグ、カブスが108年ぶり制覇シカゴ・カブスは1871年創設の古い球団であり、創設以来本拠地を移転していないチームとしては最も長い歴史を持つ。メジャーリーグ黎明期はナショナルリーグ優勝16回、ワールドシリーズ優勝2回を誇る強豪だったが、その後は長期に渡って優勝を果たせず、リーグ優勝は1945年から71年間、ワールドシリーズ優勝に至っては1908年から108年間遠ざかっていた。カブスには、「ヤギの呪い」と呼ばれるジンクスがあった。1945年のワールドシリーズ第4戦、いつもヤギを連れて観戦しに来ていたカブスファンが、この日に限って球団側から「臭いがくさい」とヤギと一緒に入場拒否された。激怒したそのファンは「カブスは二度とワールドシリーズに勝てない」と言い放って球場を後にした。この日からカブスは、71年にわたってリーグ優勝すらできない状況が続いていた。日本では広島カープが25年ぶりのリーグ優勝で湧いていたが、そんなもんじゃない。1945年というと太平洋戦争終結の年だ。それ以来とはすごいと思う一方、アメリカは戦争中でもプロ野球をやっていたということに。そんなカブスの優勝に、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」の予言が1年違いで当たった! と興奮する声があがった。1989年公開の同作には、2015年の未来にやってきた主人公マーティーが「シカゴ・カブスがワールドシリーズで全勝する」という新聞を見て驚くシーンがある。公開当時の人々にはあり得ないことだったが、その後も30年近く呪いがかけられたままだった。PART1では、30年前のアメリカで「30年後の大統領はドナルド・レーガンだ」っと言って大笑いされるシーンもある。街にはレーガン主演映画のポスターが貼ってあった。このシリーズは、近未来予想がかなりの確率で当たっていた。「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」ではもう一つの大胆な予想がなされていたことも話題となった。 このYouTubeはもちろんコラージュだが、バック・トゥ・ザ・フューチャーの脚本家 ボブ・ゲイルによると、ビフ・タネンは、トランプをモデルにして描かれたと語っている。 51)米大統領選でトランプ氏勝利「トランプが大統領になるのは、カブスがワールドシリーズで優勝するようなものだ」大統領予備選の頃揶揄されていたが、なんとカブスは108年ぶりに優勝し、さらにトランプも勝利した。戦前の予想では圧倒的に民主党のヒラリー・クリントンが優勢だった。と言っても、世論調査の数字はその時のタイミングで大きくぶれ、両者勝ったり負けたりで結構せっていたと思う。ヒラリーが圧倒していたのは、メディアの予想だけだった。トランプはビジネスマンであり政治家ではない。野球をしたことのない人間に野球チームの監督ができるか、というようなものだ。しかも発言は暴言失言の連続。差別的。人種、性別、宗教に対して、成熟した民主国家にあるまじき差別発言を繰り返した。インテリやグローバリストはこぞって非難したが、アメリカ国民の半数には本音だった。「スターは女性を自由にできる」と隠しマイクで取られた失言も、本当のことを言っているに過ぎない。日本の報道でもかなりボロカスにけなされていたが、いったいどれほどの人間が彼の政策を検討しただろうか。トランプの主張は、不法移民対策、国内主義への転換、低所得者層の減税、対中国政策を強化(中国に対して強く出るということ)。僕がアメリカの低所得労働者だったとしたら、自分が支持したい政策である。一方ヒラリーが大統領になったら、今のオバマ政策を引き継ぎ、ウォール街支配は続き、アメリカグローバル企業優先の金持ち優遇政策、さらに中国から選挙資金をじゃぶじゃぶ受け入れたことで、中国製品が押し寄せるのが目に見えている。そもそもあの高慢なエスタブリッシュなヒラリーは、嫌いだ。とサイレントマジョリティーは思っていた。ひるがえって、日本人の僕もトランプを支持する。ひとつはTPPをぶっ壊したこと。国の主権を放棄する条約など、まともな国民なら認めない。TPPで得をするのはグローバリズム企業だけで、国民ではない。中国に強い対応をしそうなこと(もともと共和党は反中・親日。民主党はその逆)。アメリカファーストの考え方は、反グローバリズムということであり、日本もいずれ追従するであろう。不法移民を厳しく対処する姿勢、これは日本の不法中国・韓国移民に対処を求めるから。トランプ陣営はアメリカの各地で、結構人を集め盛り上がっていた。にもかかわらず日本のメディアは、トランプはあり得ないという報道を続けていた。日本の内閣がヒラリーに肩入れしていた結果、報道も偏った情報を流し続けた。”政・官・経・報、一連托生”に危機感を覚える。 52)キューバのカストロ前議長死去カストロと言っても、3月にオバマと国交回復の調印をしたラウル・カストロ現議長ではなく、兄のフィデル・カストロ前議長の方だ。1958年に「キューバ革命」を成就させた英雄だ。アメリカの”喉もと”で反アメリカ親ソ連政権を樹立、しかも今年までその体制が崩れなかったというのは奇跡的だ。1962年の「キューバ危機」では、米ソの核戦争直前まで世界の危機が迫っていた。現在では「社会主義革命」は、遠い昔に流行した熱病の様だが、中東の「イスラム革命」に賛同する若者の心にある部分は通じている。社会的な大きな変革は、歴史の審判を待たなければならない。”社会主義”対”資本主義”という戦いは、社会主義的な要素を取り入れた資本主義が勝利したように見える。しかし、また社会主義的要素に縛られすぎて、反動の動きが激しくなってきた。来年は、新しい戦いになるだろう。 53)安保理、新たな北朝鮮制裁決議案採択国連安保理事会は、北朝鮮の5回目の核実験を受けた新たな制裁決議案を採択した。北朝鮮の主要な資金源の石炭輸出に上限額・量を設けるなど、資金流入を遮断する内容。いったい北朝鮮はどうなりたくて、世界は北朝鮮をどうしたいのだろう。社会主義は、人間の持つの多様性に答えられずに敗れた。この制度を維持する手段は、絶対的恐怖しかない。北朝鮮は、いつか崩壊するだろうと誰もが思うが、いざ崩壊した時のことを考えると新たな問題が生まれる。イラクやリビアやシリアには”石油”という獲物があったため、欧米は軍隊を送り込んで独裁者を始末した(シリアに対してはしようとしている)。北朝鮮には多少石炭はあるけど、他に欲しいものはない。もし中東の反政府軍のようなものが生まれて、内戦が始まると大量の難民が生まれる。難民の襲来を喜ぶ国はない。この国を囲む、中国、ロシア、日本はできればこのままでいてほしいというのが本音だ。同胞である韓国にしても、悲願の統一などと口では言っても、現在のぎりぎりの国力をこれ以上落とせば共倒れになるのは目に見えている。日本の拉致問題が進まないのは、これが解決すると都合の悪い事態が生まれるからだ。金正恩はまだ32歳と若いが、あの体形を見ると近々病気になることが見えている。病気がさらにおかしな判断を下すきっかけにもなるし、暗殺のチャンスも生まれる(父親の金正日は病気治療に見せかけた暗殺だった可能性が高い)。北朝鮮問題も、トランプの出方次第では動き出すかもしれない。余計な手を出さないでほしいが、抑え込んでほしくもある。
2016年12月31日
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【10月】42)シリア北部アレッポ空爆、内線泥沼化シリア北部にあるアレッポは、最古の都市として知られており、紀元前1800年ごろから居住が始待ったと言われている。1986年には「古代都市アレッポ」として世界遺産(文化遺産)に登録された。それが2011年からの内戦、さらにISISの拠点となったことからの政府軍による空爆により、見るも無残な廃墟と化した。これは大震災で被災した街ではない。人の手で破壊尽くした瓦礫の荒野だ。 2011年にチュニジアで起きた「アラブの春」がシリアにも波及し、民主化運動がいつしか内戦に変貌していった。イラクのフセインを抹殺したように、シリアのアサドも亡き者にしようとする大国があった。アメリカである。民主化を求める「シリア自由軍」に武器供与をして、後押しをした。シリアの反政府軍と言っても内幕は複雑だ。「シリア自由軍」の他に、アルカイダ系の「アル=ヌスラ戦線」、アルカイダから分派した残酷シーンで広報をする「ISIS(イラク・シリア・イスラムステイツ)、それにクルド人が加わって、反政府軍が互いに攻撃し合うというカオスに陥った。それぞれに、アメリカ、ロシア、中国、トルコ、サウジアラビア、イラン等の後ろ盾があり、武器や資金の提供がなされていた。戦士たちも、給料欲しさの雇われ戦士で、その都度待遇の良い軍に寝返りをする。軍団ごと寝返るのも茶飯事で、その時は武器ごと敵へ移動してしまう。アメリカがシリア自由軍に提供した武器が、対立勢力に横流しされ、アメリカ軍が攻撃されるという図式も出るほどに。反政府軍もいつしか外国人による傭兵を持つグループが大きくなり、とりわけ資金が豊富だったISISが勢力を拡大していった。残虐行為で世界を震い上がらせると同時に、戦士の募集も行うという、今までにない形で世界の不満分子を集結していった。一方、アサド政権はもともとロシアの支援を受ける立場にあり、アメリカが反政府軍を支持したのは対露政策でもあった。米露の代理戦争とみて、世界は両国の話し合いを望んでいたが、もはやそれでは解決できない展開に陥った。そして、長きにわたる混乱が産んだのが”シリア難民”だった。中東の局所における騒乱が、歴史の濁流に押し出されるように、難民がヨーロッパに流れ込んだ。シリア難民の民族移動が、事態を甘く見たEUを追い詰める。さらに難民に紛れたISISのテロリストが起こす、テロ活動がEU諸国に多大な犠牲を与えた。後世の歴史家は、どのラインを基準にこの歴史的変化を判断するか分かれるかもしれない。このカオスの中心ISISの拠点と見られたのがアレッポで、今年末ロシア軍の無差別空爆によって街は壊滅した。容赦ない皆殺し作戦により、アレッポは奪還され、そして誰もいなくなった。 43)ノーベル文学賞にボブ・ディランさん12月の授賞式にディランが出るかどうかが話題となったが、結局出なかった。そもそも賞を受けるのかも論議となったが、それはありがたく受けたらしい。アカデミーでボブに対応したのは、ボブへの授賞を発表したサラ・ダニアス教授で、ボブは「ノーベル賞を貰ったという報せにはもう言葉もなくしました」とその感激ぶりも明かしたという。受賞についてどう思うかというイギリス・テレグラフ紙の問いにボブは「なかなか信じられないよ」と答え、「驚いたし、とんでもないことだ。こんなことは普通、夢にも見ないようなことだろう?」と語っている。また、ダニアス教授が授賞発表の際、ボブの作品をホメロスやサッフォーらのギリシャの詩人を引き合いに出して称賛したことについてどう思うかという問いには確かに自分の作風はホメロス的なところもあると次のように語っている。「確かにある意味じゃそういうところもあるかもしれない。"Blind Willie McTell"、"Ballad of Hollis Brown"、"Joey"、"A Hard Rain’s a-Gonna Fall(はげしい雨が降る)"、"Hurricane"とか、この手の曲は、本質的にはホメロス的だよ」ただ、歌詞の解釈については「どういうことなのかはみんなが決めればいいと思うんだ。学者とかが、いい答えを持ってるんじゃないのかな。俺にそれを説明する資格はないんだよ。俺には意見なんてものはないんだ」と説明してみせている。 駄歌凡歌では、ボブのノーベル文学賞受賞について、このように詠んだ。ガッカリと ビックリが添う ボブ・ディラン あの頃という 遠い時代懐かしむ 人が選ぶか ノーベル賞 村上春樹も 過去になりつつ生きてれば ジョン・レノンにも 贈られよう 岡林信康 どこにいるのか 44)次期国連事務総長にグテレス氏選出アントニオ・グテレス氏はポルトガルの元首相。グテレスがどんな人物であろうと、潘基文(パン・ギムン)現総長よりは、かなりましなはずだ。『ニューズウィーク』は「潘基文事務総長の無能ぶりは際立っている」と批判し、潘は大きな失敗を犯したわけではないが、核問題や難民問題にも関心を示さず、「世界中で名誉学位を収集して歩き、見事なまでに何も記憶に残らない声明を発表し、事務総長として影響力を発揮できたかもしれない貴重な機会を無駄にすることに費やしている」と批判した。潘の無能ぶりポンコツぶりは枚挙にいとまなく、世界から『過去最低の国連事務総長』と揶揄されていた。国連事務総長に選ばれたやつでさえ、利己主義・自尊主義がしみ込んだ狭量の人間だということは、もう韓国人をまともに相手にしない方がいい。 45)タイのプミポン国王死去プミポン国王は、チャクリー王朝第9代のタイ国王・ラーマ9世。曾祖父はミュージカル『王様と私』でユル・ブリンナーが演じるラーマ4世(在位1851~1868)。主人公のアンナが家庭教師として教育する、後のラーマ5世がラーマ9世のおじいさんということになる。ちなみにラーマ4世は子だくさんで、何と69人の認知した子供がいる。 『王様と私』は”shall we dance”で有名なユルブリンナー版も好きだが、僕はジョディ・フォスター版の『アンナと王様』が好きだ。 タイ王国が平和な国であり続けたわけではなく、イギリスやフランスなど列強の圧力やマレーシアの侵攻なども描かれ、歴史映画(歴史を背景とする映画)は史実をちゃんと描いてこそ存在価値があると考えさせられた作品である。 46)イラク軍が「イスラム国」拠点のモスルの奪還作戦開始イラクにおけるISISの最後の拠点であるモスル奪還作戦が開始された。イラクの民兵による、ISISに対する残虐な行為がおこなわれたと報道にある。中東の文化は、「目には目を歯には歯を」の”報復律”である。紀元前1700年の『ハンムラビ法典』にもこれが記されている。ISISがこの地を攻略した時、何千人と言う市民を虐殺した。今度はISISがイラクの民兵の手で、残酷な殺され方をしている。中東の様式にのっとって。しかし、中東文化の中でも、イエスキリストはこう言った。「あなたがたも聞いているとおり、『目には目で、歯には歯で』と命じられている。しかし、私は言っておこう。悪人に報復してはならない。誰かがあなたの右の頬を打つなら、左の頬も差し出しなさい」仏教の始祖・ブッダはこう言った。「私をののしった、私を笑った、私を打ったと思う者には、怨みは鎮まることがない。怨みは怨みによって果たされず、忍を行じてのみ、よく怨みを解くことを得る。これ不変の真理なり」道教の始祖・老子はこう言った。「怨みに報ゆるに徳を以てす」聖徳太子はこう言った。「和を以(も)って貴(とうと)しとなし、忤(さから)うこと無きを宗(むね)とせよ」恨みは何も得るものがない。赦してこそ未来がある。 47)韓国ロッテ創業者らを在宅起訴この見出しだけ見ると、ロッテ創業者(重光武雄)が悪いことをして起訴されたかのようだが、全然違う。重光武雄氏は在日韓国人1世。1942年に日本に渡り早稲田実業高校卒業、チューインガムの株式会社ロッテ設立(1948年)、その後は企業を発展させ、野球球団(ロッテオリオンズ)を経営、日韓国交回復後韓国に進出し、韓国の財閥に成長させた。2015年現在グループの売り上げの9割以上は韓国となっている。韓国で大成功したロッテだったが、2005年、日本の国税庁が日本ロッテに「38年間で2000億円を韓国に投資したのに1銭も日本に配当がない」という趣旨の指摘をし、それから日本側に配当を始めた。韓国はそれを面白く思わなかった。配当を始めたと言っても、韓国ロッテの売り上げの1%である。それすらも日本へ利益流出を阻止するために、罠が仕掛けられた。まさに”恩を仇で返す韓国”の面目躍如。ホテル、百貨店、野球、ゼネコン等々、韓国の発展の礎となる企業に日本のロッテは2000億円を投資した。ソウルオリンピックにも貢献し、重光武雄氏は韓国にとっては英雄であるべき存在なのに、忘恩の民は恩人を犯罪者としてつるし上げようとしている。 48)韓国・朴大統領、友人女性の国政介入疑惑で窮地に朴槿恵大統領は「崔順実(チェ・スンシル)事件」により窮地に追い込まれた。11月には韓国全土で朴槿恵大統領の退陣を求める「100万人デモ」が行われるなど、感情8割理性2割の国民が憤った。友人だという理由で私人を政策に参加させたことの批判、と言われているが、アンケートによると一番怒っている理由が崔順実の娘が裏口入学したことだという。熾烈な受験戦争社会だということは知っているが、それにしても、それ?崔順実が国政に介入したというが、変な体操を国民体操にしたことぐらいしか出てこない。もともと事件が発覚したきっかけが、疎遠になりつつあった崔順実の愛人がポロリとこぼした「崔順実の趣味は、大統領のスピーチに手を入れること」という愚痴だった。アリの一穴から、出るわ出るわ朴槿恵と崔順実の悪口。ナッツリターン事件でも感じたが、韓国社会は格差社会に対する底なしの怨念が渦巻いている。気持ちはわからないではないが、やり方が尋常でない。感情の針が一気に振れる。下がりつつあったとは言え、5%というのは選挙で任命した大統領に対し、有権者も無責任だ。 49)中国、習近平氏「核心」に。1強体制加速中国共産党の重要会議、第18期中央委員会第6回全体会議(6中全会)は、採択したコミュニケに習近平総書記(国家主席)を「核心」と明記した。「核心」という位置づけは、毛沢東、トウ小平、江沢民までで、胡錦濤は集団指導体制を重要視するため用いなかった。「核心=独裁」という意味合いが強い。北朝鮮の金正恩もこだわったが、共産主義国には必要なものなのか。習近平が史上最悪の殺人者・毛沢東に一歩近づいたわけだ。
2016年12月31日
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【8月】35)北朝鮮外交官らの亡命相次ぐ北朝鮮駐英公使だったテ・ヨンホ氏が韓国に亡命した理由について「韓国のドラマや映画を見て、韓国の民主化や発展を体感するようになった」などと語った。「北朝鮮では地位が上がるほど、監視が強まり、盗聴が日常化されている」「エリート層はやむを得ず金正恩(キムジョンウン)委員長に忠誠を誓っている」「住民たちも、夜になると布団をかぶって韓国のドラマを見ている」などと話したという。北朝鮮でもDVDで韓流ドラマがみられていて、人気なのだという。日本では韓流ブームは去った。2012年に李明博大統領が竹島上陸し、天皇に謝罪要求など反日姿勢を打ち出したため、韓国人の本性があらわになって興ざめした。北朝鮮は嘘で固められた国家だが、韓国だって同じDNAだ。ウソをつくことに何の抵抗もない。日本の韓流ブームはドラマのウソくささを楽しんでいたが、北朝鮮ではそれに憧れを抱いているという。どうなるんだこの二国。 36)イタリア中部で大地震。死者300人イタリア中部ノルチャ付近M6.2の地震が発生し、300人近くが死亡する大きな被害が出た。この後も10月11月とM6.6を超える大きな地震が続いた。日本人としては、原発は大丈夫だったかがまず心配になる。イタリアでは25年前のチェルノブイリ原発事故以来、原発を稼働していない。2011年の福島原発事故後に、原発再開の国民投票を行い、投票率58%の成立条件を満たしたうえで、95%が反対票を投じ、原発は廃止へ向かうことと決まった。地震の災害は復興の望みがあるが、原発事故に繋がったら、何十年(何百年・何千年)も土地は蘇らない。いつ地球上のどこに大震災が起きるかもしれない今、世界中の原発は、速やかに廃止し、廃炉作業を急ぐべきだ。 37)コロンビア和平合意、サントス大統領にノーベル平和賞南米コロンビアで、政府と左翼ゲリラ「FARC(コロンビア革命軍)」が和平交渉の最終合意に至り、半世紀以上にわたる内戦が正式に終結すると思われた。内戦によって推計22万人が殺害され、数百万人が家を追われた。政府とFARCは共同文書で、「最終的かつ完全、決定的な合意に至ったことを発表する」と述べた。ところが、この決定を国民投票にかけたところ、反対票が50.24%と過半数を上回ってしまった(投票率40%)。米国が依然テロ集団と認定するFARCへの処罰が軽すぎるとの批判と、サントス大統領の支持率の低さが原因と思われる。和平合意の停戦は継続するのだが、合意内容は見直される可能性もある。和平合意は、未来志向を前提とし、過去のことは許し合わなければ達成しないものだ。お互い不満はあろうが、子孫のために愛をもって許そう。 38)ブラジル・ルセフ大統領が弾劾で失職ブラジルの上院議会は、政府会計を不正操作した背任罪で職務停止となったルセフ大統領の弾劾裁判を採決し、有罪61、無罪20の賛成多数でルセフ氏の罷免が決まった。弾劾裁判で大統領が罷免されたのはブラジル史上初めて。ジルマ・ヴァナ・ルセフ(葡: Dilma Vana Rousseff、1947年12月14日 - )は、ブラジル第36代ブラジル連邦共和国大統領で、ブラジル史上初めての女性大統領であった。本来ならリオデジャネイロ五輪で、世界中に存在をアピールするはずだった。ところが賄賂疑惑から弾劾裁判が可決され、ルセフ大統領は180日間の職務停止となり、オリンピックでは姿を見せられなかった。ブラジルはBRICs(経済発展を遂げているブラジル、ロシア、インド、中国の4ヶ国の総称)の一角だ。2年前のサッカーW杯開催を含め、オリンピックもさらに有望な国威をプレゼンするという目的があった。経済の発展は、海外からの投資によって左右されるという一面を持つ。BRICsはもともと投資銀行ゴールドマン・サックスのエコノミストであるジム・オニールによって書かれた、2001年11月30日の投資家向けレポート『Building Better Global Economic BRICs』で初めて用いられ、世界中に広まったものだ。投資を呼びかけるための”キャッチコピー”であったわけだ。これで世界から投資が集まり経済発展を遂げたが、経済成長に国民の生活が追いついておらず、W杯前あたりから国内の格差社会の不満が噴出、政治も混乱が始まった。今回の騒動にルセフ大統領は、、テメル副大統領によるクーデターだとして最高裁に上訴した。 ブラジルと言えば、ラモス瑠偉氏が脳梗塞で入院した。発見が早く命に別状はないとのことだが、心配だ。 【9月】39)ニューヨーク中心部の路上で爆発、約30人重軽傷9月17日(土)の朝9時半ごろ、ニュージャージー州の大西洋岸にあるシーサイド・パークという町で、チャリティイベント(5000メートルのマラソン大会)の直前に、ゴミ箱内のパイプ爆弾が爆発、被害はなかったもののマラソン大会は中止されたた。続いてその17日の夜8時半ごろ、マンハッタンのチェルシー地区でゴミ箱に仕掛けられた圧力鍋爆弾が爆発し、通行人29人が負傷した。その後、市警察が周辺を捜査したところ、2時間半後の午後11時ごろ、数ブロック離れた場所で同様の圧力鍋爆弾が発見され回収された。テロの方法にルールはなく、テロリストに資格は必要でない。SNSで拡散されたISISの”ジハードメッセージ”が、社会に不満を持つ被差別層の御旗となり、危険な行動を誘発する。爆弾の作り方は、ネット情報で詳しく手に入る。SNSで遠隔洗脳されたテロリスト志願者は、世界中に潜在している。何かきっかけがあれば簡単に憤り、行動に移してしまう。来年はさらにテロ活動は、世界各地に広がりを見せるだろう。イスラムのテロリストが自爆テロをするのは、イスラムの聖典(コーラン)に”ジハード(異教徒との戦い)”で命を落とした者は、天国に行けるという教えがあると信じられているからだ。しかし、それは間違いで、コーランのどこにもそんなことは書いていない。どんな宗教も、人殺しは天国へは行けない。人に仇(あだ)なす者が行くべきは、地獄なのだ。 40)イスラエルのペレス前大統領死去中東問題のそもそもは、イスラエルの建国だった。中東にイスラエルと石油がなかったら、現在の複雑な争いは生まれなかった。中東のユダヤ人とイスラム教徒とは不倶戴天の敵、絶対に受け入れられない仲だと思われているが、昔はお互いに距離感を保って同居していた。聖書に、エジプトの迫害から脱出するモーゼの話などの話は残っているが、あくまで神話であって証明するものはない。もともとイスラム教はユダヤ教から分派した宗教だし、精神的なルーツは変わらない。だから現在のユダヤとイスラムの争いは、第1次大戦後のイスラエルの建国がきっかけと考えてよい。それでも一時的にだが、両者は和解した過去がある。1993年の「オスロ合意」だ。PLO(パレスチナ解放機構)はイスラエルを国家として承認し、イスラエルもまたPLOをパレスチナ人の代表として認め、パレスチナ人の暫定的な自治を認めるものだった。この功績からPLO議長=ヤーセル・アラファート、イスラエル首相=イツハク・ラビンと外務大臣のシモン・ペレスはノーベル平和賞を共同受賞している。しかし、イスラエル・アラブ双方の過激派はこれを認めず、双方でテロを繰り返し、ラビンはイスラアエルの学生に暗殺される。その直後に暫定首相を務めたのがペレスだった。それから国内の政争に腐心するが、政治家として生涯を全うする。2007年第9代イスラエル大統領に当選、7月に正式に就任した。イスラエル大統領は名誉職に過ぎないが、大統領任期中がペレスにとって「イスラエルで最も愛され輝いた」時期であるとされる。享年93歳だった。 41)マレー機撃墜のミサイル、親露派地域で発射。共同捜査団報告書2014年にオランダのアムステルダム・スキポール空港からマレーシアのクアラルンプール国際空港に向かっていたマレーシア航空17便が、何者かのブークミサイルで撃墜され、ウクライナのドネツィク州グラボヴォ村に墜落した事件があった。アメリカの情報当局者はウクライナ東部で活動する親ロシア派が「”誤って”撃ち落した」との見解を示した。ただ、焦点となっている点には踏み込まなかった。誰がミサイルを発射したか、ロシア政府がどこまで関与したかなどは明言を避けた。実行犯も特定しなかった。上空を飛ぶ飛行機を地上から撃ち落とす”ブークミサイル”って、すごいもんだ感心していたが、その後他の可能性が伝えられた。ウクライナの戦闘機(スホイ25)パイロットが、自分が撃ち落としたと告白したからだ。確かに他国のレーダーには、マレー機を追走するスホイ25の姿が映っていた。事件当初、ロシアは事件に関与していないと公言したプーチン大統領を、各国報道は嘘つき呼ばわりをして非難した。しかし、彼は嘘をついていなかったのだ。さすが柔道家である。確かに今までもプーチンはウソをついてなかったかもしれない。すべてを話しているわけではないが、虚偽の申告はしていない。北方領土についても、返すなんて一言も言ってない。
2016年12月29日
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【7月】28)米ダラスで男が警官5人を射殺アメリカ・テキサス州ダラスで、一連の黒人男性射殺事件に抗議する抗議集会の最中に、警戒にあたっていた警官が相次いで射殺された。警察はロボットを利用して爆弾を仕掛け、駐車場ビルに立てこもった狙撃犯のミカ・ザビエル・ジョンソン容疑者(25)を爆殺した。抗議集会は、国内2カ所で黒人男性が連日、警察に射殺されたことがきっかけで開かれていた。南部ルイジアナ州のアルトン・スターリングさんは地面に押さえつけられた上で撃たれ、中部ミネソタ州のフィランド・カスティールさんは車の後部ライトが壊れていたことを理由に停車させられ、免許証に手を伸ばしたところで撃たれた。スマホの発達でこれらの警官による残虐行為は画像に残され、メディアに公開された。犯人はおそらくそれを見て憤りを覚えたのだろう。「白人警官を殺したい」という言動を、犯人は周りにしていた。公開された映像を見ると、確かにこの警官はひどいと思うが、警官側からすると、犯罪者の銃で多くの殉教者が出ている現実もある。多くの犯罪が黒人によって起きることも数字に表れている。Wikipedia英語版には次のようなデータが出ている。・2009年 刑務所に収監された黒人の割合は4.7%(白人は0.7%)・1991年生まれの黒人男性が人生で1度でも刑務所行きになる確率は29%・黒人男性中 9人に1人が20~34才に刑務所に収監される可能性がある。・30~34才の黒人男性の刑務所収監律が全人種、全宗教、男性・女性などの区分など含めた中で最も高い。・2014年 30~39才までの黒人男性中、6%が刑務所で生活している。一方同じ年齢層のヒスパニック系は2%、白人は1%である。もちろん黒人のすべてが犯罪を犯すわけではなく、犯罪を犯す黒人も環境が整っていないことがそもそもの原因である。しかし黒人の犯罪者は麻薬に絡む者も多く、その年締まりには警官の命も危険にさらされる。 テロ事件と言えば、ISISやアルカイーダのようなイスラム過激グループの犯行が主流だが、ダラスの事件は、黒人差別とその異常な反応が引き起こしたと言える。芸能界やスポーツ界で多くの黒人スターを見て、アメリカは人種差別を克服したかと思っていたが、あくまでそれは一部の光のあたる部分でしかなかった。そして問題をさらに大きくしてしまうのは、お互い武器を持っているから、感情の衝突が則殺し合いに突入してしまうことだ。嫌悪は武器を手にすると憎悪に変わる。武器は怨念が宿る。悪魔が住み着く。アメリカ人は身を守るものとして銃を求めるが、悪魔をコントロールする意識はあるのか。 29)仲裁裁、南シナ海の中国主権認めず南シナ海のほぼ全域を管轄するとの中国の主張に対し、フィリピンが申し立てた仲裁裁判。オランダ・ハーグの仲裁裁判所は、中国が主張の根拠としてきた「九段線」の法的な有効性を真っ正面から否定する中国に極めて厳しい判決を言い渡した。それ見たことかと中国と軋轢を持つ国々は喜んだが、この裁定には罰則規定はなく強制力がない。中国の報道官が「こんなものは紙くずだ」と言い捨てたのももっともだ。習近平主席は判決を受けて、「中国の領土主権と海洋権益は、いかなる状況下でも、仲裁の判断の影響は受けない」と強調した。訴えを起こしたフィリピンも大統領が変わり(訴えたのはベニグノ・アキノ前大統領)、ドゥテルテ新大統領は協調路線のポーズも見せている。 中国の南シナ海での横暴を許せば、次は東シナ海・尖閣が狙われるのは自明(すでにロックオンされている)。来年大統領の就任が決まれば、トランプは選挙中の発言から見て、中国を非難し何らかの圧力をかけるだろう。すると中国は国内世論も鑑みこれに反発する。そこでアメリカの出方を見るために(国内の不満を外に向けるためにも)、来年早々には東シナ海へ威嚇行動を始めるだろう。しかし、アメリカは衝突につながるような行動は起こさない。その結果、日本が独自に対応に追われることになる。阿部外交がどの程度事態を想定してるか試される時だ。そしていつのまにか、アメリカから高額な兵器を買わされるという結末が予想される。高額な兵器を買うことで平和が保たれるなら、それでも安いが、不測の事態だけは勘弁だ。中国に取り込まれたヒラリー・クリントンよりは良かったかもしれないが、損得で判断するトランプの対応も危険な選択になる。 30)英メイ新首相就任EU離脱国民投票の末、キャメロンは辞任、その後任として与党・保守党のテリーザ・メイ氏が新首相に就任した。英国の女性首相はマーガレット・サッチャー元首相以来26年ぶり二人目。というけど、今更性別云々は関係ないだろう。保守党党首選挙は当初5人が立候補したものの、候補者が次々と辞退したことにより、メイが唯一の党首選挙候補者となり、保守党党首就任が確定した。メイ自身は、英国のEU離脱の是非を問う国民投票ではEU残留派に属していたが、残留のキャンペーン展開には消極的であった。むしろ欧州懐疑主義者であり、EUの肥大化(トルコなどの加盟)に疑問を抱いていた。第2次大戦後、世界の中心はアメリカに移ってイギリスは沈没したかの印象を持つ向きもあっるが、そんなことはない。イギリスは近代において、常に最前列を維持している。EU離脱を”愚かなこと”という論評が多かったが、そうでもないことが来年以降証明されるだろう。 31)仏でトラック突入テロ、85人死亡フランスの南部・ニースの遊歩道プロムナード・デ・ザングレにおいて、花火の見物をしていた人々の列にトラックが突っ込んだ。犯人の男は、トラックをおよそ2キロにわたって人ごみの中を暴走しジグザグ運転し、子供を含む通行人をはねていき、 その後銃を乱射し、警察官に射殺された。この事件により少なくとも85人が死亡し、202人の負傷者が出た。実行犯のトラック運転手の男はチュニジア人でニース在住のモアメド・ラウエジュ・ブレル容疑者(31)。同容疑者と過激派テログループとの関係については確認できていない。この男にとって何らかの不満が、ISISの広報にあおられて自分を失ってしまった行動だろう。日本でも2008年に軽トラックを使った無差別殺人「秋葉原通り魔事件」があった。格差社会のひずみなどという見方もあるが、社会の中で犯罪は悪である。テロの大義は”みせかけ”に過ぎない。個人の心の悪が理性を封じ込めた行動でしかない。地獄の審判の場で、閻魔様にそんな言い訳は通用しない。 32)トルコで軍の一部がクーデター未遂トルコでクーデターが起き、失敗に終わった。「クーデター」とは、フランス語で「coup d'État・国家に対する一撃」という意味、武力によって非合法的に政権を奪取することをいう。社会制度と支配的なイデオロギーの政治的な転換については「革命」、統治機構に対する政治的な対抗については「反乱」、政治的な目的を達成するための計画的な暴力の行使については「テロリズム」、単一国家の国民が階級や民族・宗派などに分かれて戦う武力紛争については「内戦」という風に区別がある。「クーデター」は支配階級内部での権力移動であり、体制そのものの変革を目的とする「革命」とは異なる。トルコで起きたクーデターは、軍部の一部が武力をもって大統領を暗殺しようとしたものなので「クーデター」のように見えるが、そのあと誰が支配者となるのか展望が見えず、ただの「反乱」にも見える。トルコはイスラム教徒の国ではあるが、1923年に「トルコ共和国」として独立して以来、近代化を進めるため、政教を分離する「世俗主義」「民主主義」を国是としていた。しかし2014年に大統領に就任したのエルドアンは 、イスラム教的な法律を次々と提出し、イスラム回帰の姿勢を示していた。トルコは過去に3回、軍がクーデターで時の政権から権力を奪っている。国の秩序や「世俗主義」が脅かされたと判断した場合、実力を行使し、混乱を収拾したうえで次の政権に権力を移譲してきた。それで今回も「世俗主義」「民主主義」を守るため軍が動いたと思われていたが、予想に反して国民の意思はエルドアン側にあった。休暇中のホテルから脱出したエルドアン大統領が、民放のテレビ番組にスマートフォンを使って出演し、「国民は屋外に出て、クーデターを阻止してほしい」と訴えると、多くの人々がこれに応じて、クーデター反対のデモに加わったのだ。エルドアン大統領は、強権的な手法に批判もありつつ、50%前後の支持率を維持し人気を保っていた。これは、低迷していた経済を立て直し、貧しい人々の暮らしを向上させたためにほかならず、国民の多くはクーデターによって、政治や経済が混乱することを望まなかったと言える。ISISやクルド人のテロに苦しみ、国のかじ取りの難しい時期に、国内がさらに混乱するのはいかにも危険すぎる。多少問題があっても、対外的には強いリーダーを戴いていた方が国としては安定する。国民がどの程度までこの大統領の正体を認識しているかはわからないが、大樹に寄り添う心理はあるのだろう。ひとつ大きな転換となったことに、これを機にトルコとロシアが手を結ぶことになったことだ。クーデター軍は、エルドアンを亡き者にする準備はできていた。エルドアンを載せたジェット機を追尾したクーデター軍の機がロックオンしたにも関われず、撃たなかったことが知られている。ここクーデター未遂事件にロシアが絡んでいることは確かだが、すべてがプーチンの仕組んだシナリオだったのかもしれない。 33)ロシアの国主導でのドーピング認定世界反ドーピング機構(WADA)の調査チームは、2014年ソチ冬季五輪・パラリンピックで、ロシアが国主導でドーピング不正を行っていたと認定した。WADAの勧告により、IOCはロシアのリオ五輪へのエントリーを禁止する勧告をしたが、結局ロシア選手団389人のうち271人の出場が認められた。ロシアがダメなら中国だってダメだろ、と思った人も多いだろう。ロシアと中国とついでに韓国も出なければ、楽しいかも。 34)独で銃乱射などテロ相次ぐドイツ南部ミュンヘンにあるショッピングセンターで、銃の乱射事件があり、少なくとも9人が死亡し、10人が負傷した。その他独南部で列車内でアフガニスタン出身の少年が刃物で切り付け、野外音楽祭会場では難民申請を却下されたシリア人が自爆するなどテロが続いた。事件を起こした背景にはそれぞれの理由があるのだろうが、被害者にとっては関係ない。平和な世界を目指していた人類が、不安と憎悪につつまれた社会へ進んでいる。宗教は人の幸せのためにあるものだろうに、争いの道具になっている。争いの根源は、”正義”と”欲”。地上のみんなが幸せになるために、争う人の今の考え方を改めなければ解決の道はない。
2016年12月28日
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【5月】19)36年ぶりに朝鮮労働党大会36年ぶりというと、最後に開かれたのが1980年、先々代の金日成の時代だ。つまり息子である先代の金正日は、党大会を開かなかったということ。それが孫の金正恩が復活させて開いたというのは、どういう意味があるのだろう。そもそも党大会なしに(党の承認を経ずして)、金正日が最高権力者になれたのは妙だ。支配基盤の弱さから、党大会を開かなかったのではなく開けなかったのかもしれない。そういえば、金正日は常にクーデターを恐れていた。その想定で言えば、金正恩は党大会で選任されたのだから、社会主義国の形式にのっとって正式に認められたことになる。といっても”党委員長”という新しいポストなのだが。なぜ”第一書記”ではだめっだったのか。どうもおじいちゃんの金日成が権力を握った時の初めのポストが”党委員長”だったらしく、それにあやかりたかったんだそうだ。どこかの国にもおじいちゃん(岸信介)に憧れている三代目がいるが、アナクロの幻想に引き回されて現実逃避をしていないか。 20)エジプト航空機が地中海に墜落パリ発カイロ行き、乗員乗客66名のエジプト航空804便(エアバスA320型機)が地中海上で墜落した。何らかの爆発が起きた形跡はあるが、それがテロなのか事故なのかは判別できない模様。テロだとしたら、”犯行声明なきテロ”ということで、組織に関係なく個人的にやった”勝手に自爆テロ”ということで恐ろしいことだ。事故だとしても、その原因が解明されなければ同じことが起こる可能性があるわけで、これも恐ろしい。どっちみち飛行機には乗らないが。 21)タリバン最高指導者を殺害タリバンの最高指導者アクタル・ムハマド・マンスールが、パキスタンで米軍のドローン(無人)攻撃で殺害された。ドローンと言えば、首相官邸の屋根に落ちていたり、浅草三社祭りで飛ばして中学生がつかまったりとかの、ラジコンヘリコプターの新型のイメージが浮かぶが、このドローンはすごい。 これは立派な兵器だ。これからの戦争は、ドローンが空中戦をしたり、ロボット兵が撃ち合ったりするようになるのか。人が死ななきゃいい?我が家の近くの朝霞基地では、ヘリコプターが旋回し、騒音に悩むこともあるが、これからはこんなドローンも飛ぶようになるのだろうか。 【6月】22)ボクシング元王者モハメド・アリさん死去アメリカのプロボクサー、元WBA・WBC統一ヘビー級チャンピオン。全盛期で比較をすると、たぶん史上最強のボクサーだったと思う。なんたってあんなに強かった全盛期のジョージ・フォアマンに勝ったんだから(キンシャサの奇跡)。あんなに興奮した試合はない。徴兵拒否で3年7カ月のブランクがあった32歳のボクサーが、25歳の脂の乗り切った40戦無敗のチャンピオンに挑む。復帰後アリはジョー・フレイジャーとケン・ノートンに敗れているが、フォアマンはこの二人を2RでKO勝ちしていた。誰しも無謀な挑戦と思ったが、なんと8R逆転KO勝ち。当時18歳の僕は感動に体が震えた。 YouTubeで「キンシャサの軌跡」があったので、懐かしく見させてもらった。改めて全ラウンド見てみると、案外逆転勝利というほどアリは劣勢ではなかった。開始から終始フォアマンに追い込まれてはいても、アリは見事なブロックで決定打は受けておらず、時折見せる逆襲のパンチは確実にフォアマンの顔にヒットしていた。フォアマンの疲労は徐々に高まり、ついに8Rに力尽きたのだった。 23)ペルー大統領選、フジモリ氏長女敗北ペルーの大統領選挙は、1回目の投票で1位と2位になった候補が決選投票をする。1回目の投票で、ケイコ・フジモリは40%、クチンスキは20%とダブルスコアを付けてリードしていた。5年前の選挙でやはり決選投票の末3ポイント差で敗れたケイコ・フジモリは、今度こそ勝てると思っただろう。しかし、他の野党候補がほぼ反ケイコに回ったため、0.24ポイントという僅差で逆転負けをしてしまった。ペルーの経済が安定し国力が付いたのはケイコの父アルベルト・フジモリ元大統領の功績による。アルベルトは反対勢力の罠にはまって失脚し、囚われの身となった。一時日本に避難し、曽野綾子が匿っていたが、自らペルーのために帰国し縄にかかる。アルベルトを慕う国民がケイコを支持し民主政治を求めたが、いつの間にか対抗候補もみんな民主主義候補だった。アルベルトを失脚させた旧勢力が、フジモリのあらぬ悪行を吹聴したため、そのイメージを完全に払しょくできなかった側面もあった。しかし、ケイコはまだ46歳。5年後までに、さらに大きくなって、ペルー初の女性大統領になるだろう。 24)米フロリダで銃乱射、49人死亡フロリダ州オーランドのゲイナイトクラブでアフガニスタン系の男が自動小銃を乱射した後、店内に立てこもり、約3時間後に特殊部隊が突入し、男は射殺された。これにより容疑者を含む50人が死亡し、53人が負傷した。これは銃乱射事件の被害としては2007年のバージニア工科大銃乱射事件を超えてアメリカの犯罪史上最悪となった。同ナイトクラブが同性愛者が多数集う場所で、日頃より男に同性愛者を嫌悪する発言が目立っていたためヘイトクライムであるという見方が強い。男が使ったAR-15という銃は、軍用の自動小銃で、どう見ても戦争に使うライフル銃だ。これがアメリカでは一般市民が簡単に買える。FBIから事情聴取された経験のある人物でも手に入る。マーチン・スコセッシ監督・ロバート・デ・ニーロ主演の『タクシードライバー(1976年)』の主人公元海兵隊トラビスは、全身に武器を装備して単身ギャングと戦って、少女(ジョディ・フォスター・当時13歳)を救い出す。映画は彼を英雄として讃える結末を迎えるが、トラビスはギャングと戦う前に大統領候補を狙っている。ひとつ間違うと凶悪犯だったわけだ。僕の過去ブログも参考に。 第11回「タクシードライバー」 25)英国民投票で「EU離脱」過半数「EU」というと、2012年に「ノーベル平和賞」を受賞するぐらい、ヨーロッパの平和に貢献する理想の高い組織だ。しかし、理想と現実には誤差がある。利益もあるが、不公平もある。大きな商売もできるが、損をする国や層も生まれる。未来へ向けて、様々な思いで試行錯誤をしている所に、難民問題がEU諸国を襲った。ヨーロッパはほぼキリスト教圏(カトリックとプロテスタントの違いはあるが)。そこに文化の違うイスラム教徒が流れ込んできた。摩擦が起きるのは当然である。それを乗り越えて、世界平和を目指すのが理想であろうが、個人的利害に目を向ければ難民を受け入れるのは負担になる。イギリスは特に福祉が充実した先進国だ。イギリスにたどり着いた難民は安寧である。しかしその保証をするのはイギリス国民だ。そしてそのせいで、自分たちの暮らしが貧しくなるのであれば、机上の理想ばかりを言ってはいられない。僕がイギリス人(しかも庶民・貧乏人)だったとしたら、当然そう思うだろう。自分の納めた税金は、自分に使ってほしい。何処から流れてきたかわからない異教徒の生活保護に使われるのは納得いかない。そもそも自分が違うと思うことを、多数決だからと言って従わされるのはまっぴらだ。EUという大きな商圏で利益を得ている人間以外は、気心の知れた者同士のテリトリーで暮らせれば満足なのだ。頭でっかちのエリートと日々の生活に追われる庶民と、頭数で勝負をすればこういう結果になる。世界中でイギリスは愚かな選択をしたと報じたが、真実はどうか。歴史は常にイギリスから動く。世界は足元を見つめる時を迎えた。 26)トルコの空港で爆弾テロ、44人死亡今年はテロのニュースが多い。しかも範囲が広い。トルコの情勢を簡略に述べるのは難しい。地理的問題と、歴史的問題が複雑で、民族問題も抱えている。誰が敵で誰が味方なのかさっぱりわからない。日本とは1890年の「エルトゥールル号事件」以来、信頼関係で結ばれている。しかしトルコの立ち位置は微妙で、複雑な情勢の中で方向を定めるのは容易ではない。このテロの3人の犯人は、ロシア(チェチェン共和国)・キルギス・ウズベキスタンの出身。犯行声明はなかったが、エルドアン大統領はISIS(イラク・シリア・イスラム国)の犯行と断定した。トルコのテロと言えば、クルド人が起こしていた。ISISと一番激しく戦っているのはクルド人である。なぜならISISが占領している地域は第1次大戦時「サイクス・ピコ協定」で分断された、クルド人が居住している地域だからだ。トルコは裏でISISを援助しているという噂があり(エルドアン大統領の息子の石油会社がISISから石油を買って武器を供与している)、トルコ内でのクルド人迫害もあって、クルド人はトルコでテロ活動をしていた。しかし今度はISISがトルコを標的にしたというのは、おそらく裏でトルコとロシアが手を結んだことによる報復と考えられる。トルコは本来ロシアとは敵対していたのだが(昨年もトルコによるロシア機撃墜事件があった)、敵の敵は味方理論でISISとクルドを挟んでなにかあったのだと疑われる。といった具合に、何が何だかわからない。東京と五輪会場を最後まで争ったイスタンブールだが、やっぱり無理だったのでは。 27)フィリピン大統領にドゥテルテ氏就任フィリピンのトランプと呼ばれる暴言失言王。麻薬組織撲滅の手法が、いささか乱暴であったため人権団体などから批判を受けていたが、一切意に介さず、国連事務総長の潘基文との会談も拒否し「馬鹿」と罵倒、人権侵害をやめるよう訴えたアメリカ合衆国大統領バラク・オバマを、タガログ語で「売春婦の息子」を意味する「プータン・イナ (Putang ina)」という表現で侮蔑。結果、ラオスで開催されたASEAN地域フォーラムでの、アメリカ-フィリピン首脳会談は中止となった。それでも国内での人気は高く、80%の支持を集めている。 フィリピンでは昔(1965年~1986年)、マルコスという大統領が君臨していた。フィリピンの経済成長率を伸ばし、失業率を下げ、東南アジアの有望国に躍進させた。その一方で独裁色が強く、批判も多かった。失脚した時に報道された、イメルダ夫人の1000足の靴が話題となったっけ。あの頃は”独裁”というのは”悪”であり、マルコスも悪人として扱われていたが、今になってみると見直されている。あれから30年、歴史は繰り返すか。 ドゥテルテは大統領就任後、すぐに中国へ行き習近平と会談をした。フィリピンと中国とは南沙諸島をめぐり対立していたはずだが、あっさりと歓迎された。しかし、ガムを噛み、ポケットに手を突っ込みという態度に、中国側も本音を探りかねているだろう。そしてすぐに日本へも来た。本人は日本びいきで、過去にディズニーランドも訪れている。天皇陛下とも会う予定だったが、三笠宮様崩御が重なりできなかった。人権派のオバマは罵倒していたが、新大統領になるトランプとは馬があいそうだ。さらにロシアとも既にパイプを結んでいる。武器供与の約束を取り付けていると公言している。非常に政治的にうまく立ち回っているように見えるが、単に自分を批判する国連やアメリカ(オバマ)を遠ざけ、余計なことには口を出さない関係は維持するかのようでもある。どっちみち来年は、トランプを巡ってアジアの情勢は変わっていく。大国のパワーバランスを読み取って、うまい立ち回りが必要となる。
2016年12月27日
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【4月】15)「パナマ文書」公開で各国に波紋「パナマ文書」はパナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」の40年に渡って記録した1100万件以上の文書の電子データ。何者かがPCをハッキングしデータを盗み、ドイツの地方紙「南ドイツ新聞」に提供した。この情報により世界各国の首脳や富裕層が、パナマを初めとしたタックスヘイブン(租税回避地)を利用した金融取引で、資産隠しを行っている可能性が判明した。主脳関係では、プーチンの友人3人、習近平の義兄、李鵬の娘、キャメロンの義父、盧泰愚の息子など近親者の名前があり、リオネル・メッシやジャッキー・チェンも名前もあった。日本では政治家や関連団体の名前はなかったが、企業は270法人以上見つかり、セコム、ソフトバンク、丸紅、伊藤忠、楽天、CUU上島珈琲などが、子会社や社長名義で利用していたことが公表された。ちなみに「タックスヘイヴン」の haven は「避難所」の意であり、heaven(天国)の意味ではない。 企業や富裕層はタックスヘイブンなどの裏技を使い、合法的に”節税”をする。合法であれば租税回避は問題ないというのだろうが、納税義務者の心得としてはいかがなものか。企業や富裕層がちゃんと税金を納めてくれれば、総税収の個人負担は減る。逆を申せば、金持ちがちゃんと税金を払わない分、庶民が待ったなしの税金(源泉徴収・消費税)を徴収されているのだ。彼らの租税回避は年間55兆円と言われている。日本の国家予算の半分以上、つまり租税回避禁止法を作れば、日本政府の税収は2倍に増えるのだ。奴らがちゃんと払えば、消費税は廃止できるし、国債の発行もしなくて済むしい、年金や社会保障も手厚くなる。 16)韓国総選挙で与党惨敗最終議席数は、定数300議席に対し、与党「セヌリ党」122議席(改選前146)、野党「共に民主党」123議席(同102)、「国民の党」38議席(同20)となった。報道によると、予想外だったらしい。なぜなら事前の世論調査では、セヌリ党166議席、「共に民主党」91議席、「国民の党」30議席の予想だったから。日本の”政権交代”のときもそうだったが、与党が敗れるときは、野党に支持が集まったのではなく、与党をお仕置き批判する票が野党に流れたと考えるべきだ。ではなぜ朴槿恵政権が批判されたのかというと、ひとえに経済不況。「従軍慰安婦合意」が反感を買ったという日本のマスコミもあるが、それはほとんど関係ない(安倍・朴合意が反故になる率は高くなったが)。韓国経済は対中国政策の誤りから急転落、崩壊の危機を迎えている。特に就職の場を失った都市部の若者層の不満が高く、”超格差社会””財閥優遇政策”への怨念が火を噴いたと言える。この状況が下敷きとなり、半年後の朴槿恵弾劾デモに繋がっていく。 17)エクアドルで大地震、死者660人熊本が大地震に見舞われた4月14日の3日後、太平洋の反対側のエクアドルもM7.8の大地震に襲われた。死者661人、負傷者16,600人、行方不明58人の人的被害を受けた。熊本と同じように、地震のあと豪雨に見舞われ、洪水・地滑りにより被災者をさらに苦しめることとなった。二つの地震に関連性があるかどうかは、地震学者も意見が分かれているが、地球上は常に地震の危険があり、その大きさは限定的ではない。ずーと未来の学者は地震を予測できるようになるかもしれないが、その前に人類は絶滅している可能性の方が高い気がする。 18)ロック歌手のプリンスさん死去1月にデビット・ボウイの死を伝えたが、今度はプリンス。ボウイは69歳だったが、プリンスはまだ57歳。同い年のマイケル・ジャクソンと、10代の頃からポップス界をリードしてきた。他にマドンナも同い年で、3人は常にライバルで親友だった。マイケル・ジャクソンの金字塔「We Are The World」にプリンスとマドンナは参加していない。マイケル・ジャクソン研究家(オタク)の西寺郷太氏の著書『ウィ・ア・ザ・ワールドの呪い』からこの二人は逃れた。”呪い”というのは、西寺氏によると「参加した現役世代のアーティストは、翌1986年までの2年間で自身の調子を最大に上げた後、軒並み失速する」というのだ。プリンスが「We Are The World」に参加しなかったのは、彼のボディガードが暴行問題を起こし取り調べのためレコーディングに間に合わなかったため。その結果、呪いは避け、その後もポップス界をけん引し続けるが、最期はオピオイド(鎮痛剤)で命を奪われた。プリンスは長年腰痛に悩まされており、フェンタニル(オピオイド系)という鎮痛剤を常用していた。オピオイドはケシから作られる成分で、同じくケシから作るアヘンやモルヒネのように依存症になりやすい。当時プリンスはインフルエンザにも罹患していたという情報もあり、何らかの副作用が現れたのかもしれない。マイケルもプリンスにも、何故アメリカ人は「クスリ」を欲するのだろう。それに、危険なほど与えてしまう医師も問題だ。
2016年12月26日
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【3月】11)パリ同時テロ実行犯をベルギーで逮捕2015年11月のパリ同時テロ実行犯サラ・アブデスラム(モロッコ系フランス人)容疑者をブリュッセルで逮捕。8日にこの男を逮捕できたのだが、もう一人の実行犯は、22日にブリュッセルで同時テロを仕掛けた犯人の一人となり、大量の被害者を生む。 12)オバマ米大統領がキューバ訪問オバマ大統領は2015年に国交回復したキューバに、現職大統領として88年ぶりに訪問した。8年前に「CHANGE!」と言って、さっそうと世界にあらわれたバラク・オバマだったが、結局何を変えたのだろう。彼は世界平和を願い、核兵器廃絶を訴えた。その趣旨に対し「ノーベル平和賞」が授与された(2009年)。しかし中東問題は泥沼化し、イラク撤退の計画はのびのびになったばかりか、隣国シリア空爆も始まり戦線を拡大してしまった。核兵器廃絶はどの国も耳を貸さず、逆に北朝鮮が新たな核保有国に加わった。前任のジョージ・W・ブッシュがイラクのフセインを殺したように、リビアのカダフィーを殺害した。イラクはもとよりパキスタンもアフガニスタンも撤退できず、事態は悪化している。内政では「医療保険改革(オバマケア)」を骨抜きにされながらも何とか勝ち取ったが、次期大統領のドラルド・トランプはあっさりこれを廃止すると言っている。実際に功績として歴史に名を刻む功績は、この「キューバ国交回復」と「広島訪問」ぐらいしかないのでは。 13)ブリュッセルで空港・地下鉄同時テロベルギー首都ブリュッセルで、国際空港と官庁街の地下鉄で大きな爆発が相次ぎ、32人が死亡、約340人が負傷した。当月上旬にサラ・アブデスラムが逮捕されたことによる報復という見方もあるが、複数の人間の犯行であるころから、捜査の手が近づいているとして計画が早められたとみるべきだろう。では、なぜブリュッセルが狙われたか。パリの事件でもブリュッセル出身の犯人が複数いた。この地には移民街があり、テロリストの温床になっている。さらに街は観光地で旅行客が多く、厳重な監視が難しいということもあった。日本人にはチョコレートとワッフルぐらいの認識しかないが、ベルギーはEUの中心でもある。これらの特徴は、昨年テロ被害に遭ったパリと共通するところだ。安倍政権は、観光客を倍増させると息巻いているが、こういうリスクも考慮した上の政策なのか。移民受け入れは拒否しているが、どこかで妥協するのではないか。少子化対策にこっそり移民を利用していないか。ヨーロッパはイスラムが首謀者だが、中国人だってスパイになる危険はある。国家の政策は”性善説”では通用しない。 14)ミャンマー新政権発足。スー・チー氏は事実上トップの国家顧問に就任1991年にノーベル平和賞を受賞したアウンサンスーチーだが、イスラム系少数民族のロヒンギャの難民問題について、多数派である仏教徒の支持を得るために迫害を黙殺していると人権団体から批判を受けている。ロヒンギャはミャンマーの西部に居住するイスラム系民族である。9割が仏教徒のミャンマーにおいては、少数宗教少数民族ということで迫害を受けている。ロヒンギャはアウンサンスーチー国家顧問に助けを求めたが、黙殺されたというのだ。とはいえロヒンギャ問題が起きたのは、アウンサンスーチーの責任ではない。歴史的にもロヒンギャと仏教徒が互いに殺戮し合った抗争は、第2次大戦のさなかにさかのぼるのだ。イギリスの支配から、ミャンマー(ビルマ)が日本の力を借りて独立を目指す戦いの中で、ロヒンギャはイギリス側について武器を持った(もちろん持たされたと言える)。宗教的対立以前に、敵味方で殺し合った因縁が、民族対立になった。ロヒンギャは戦争によって生まれた、帝国主義の犠牲民族なのだ。ミャンマーの独立には、アウンサンスーチーの父親であるアウンサン将軍が活躍する(日本もこの将軍には裏切られた過去がある)。ミャンマーに関する日本に伝わる情報は断片的で、表層的なものになる。アウンサンスーチーは政治家であり、慈善家ではない。マザー・テレサではないのだ。ミャンマーは、戦後のスタートが遅れた国である。インドと中国に挟まれた地域の条件で、権謀術数も必要になるだろう。今を基準にすべてを判断できない。
2016年12月25日
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【2月】7)ジカ熱でWHOが緊急事態宣言ジカ熱とは、蚊を媒介して感染するジカウイルスによって起こされる病気のこと。軽度の発熱、発疹、結膜炎、関節痛、筋肉痛、倦怠感、頭痛などが主な症状。感染しても発病するのは2割程度で、デング熱などの類似の感染症と比べても、たいした病気ではない。しかし、ジカウイルスは母体から胎児への感染を起こすことがあり(先天性ジカウイルス感染症)、小頭症などの先天性障害を起こす可能性があるとブラジル保健省が発表したたことにより、妊婦や妊娠の可能性のある女性にとっては要注意の危険な病として知られるようになった。 でも、調べてみるとそのデータは信憑性の高いものではなく、検証中のようなのだ。それがWHOによって緊急に注意を促されたのは、リオ五輪で世界からブラジルに人が集まるため。ジカ熱は主に中南米で流行し、ブラジルも毎年発病者が出る。アスリートの中にもこれを危惧して、参加を取りやめる選手も出た(なぜか男子ゴルフ選手)。しかし、オリンピック期間中は特にジカ熱がニュースになることもなく、パンデミックも起こらなかった。オリンピックが終了し、何事もなく過ぎたころ、新しい見解が現れた。水頭症の原因はジカウイルスではなく、殺虫剤に含まれる成分である可能性が高いというのだ。ジカ熱の感染を防ぐために使われた殺虫剤が、ジカウイルスの作用によると言われていた水頭症の原因だったとなると、笑えないブラックジョークだ。ただし現在こちらも検証中らしい。8)台湾南部の地震で死者約120人台湾南部の高雄市を震源とする、M6.6の地震が発生した。台南市では16階建てビルが倒壊し、115人が死亡。この地震で大きな被害を受けた台湾に対して、日本は官民問わず迅速な反応を見せた。メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』の中で台湾出身の黄さんはその動きに「涙が出るほど感動した」と感謝を述べる一方、他国の震災すら政治利用する中国の姿勢を厳しく批判している。その一部を転載する。 【日台中】台湾地震で恩返しの応酬を繰り返す日本と台湾、政治利用を目論む中国台湾南部で2月6日に発生した地震では、多数の犠牲者が出ています。台南市の16階建てのビルの倒壊では、いまだ100人以上が瓦礫の下に取り残されており、懸命の救助活動が行われています。被害者の安否が気遣われます。日本政府は地震当日の6日夜には調査チームを高雄市に派遣、さらに、100万ドル規模の支援を表明しました。これに対して、台湾では日本に対する感謝の声が渦巻いています。私も地震当日に、安倍首相がすぐに「あらゆる支援を行う」という談話を発表したことをテレビで見て、涙が出るほど感動しました。また民間でも日本の各地で募金活動が行われ、支援の輪が広がっていることは、日本の新聞も報じていますが、台湾でも大きく報じられています。高須クリニックの高須院長が1,000万円の寄付をしてくれた、3日もたたずに7,000万円が集まった、などが話題となり、ますます台湾人の心を癒やしてくれています。私も台湾人として、感謝を申し上げます。日本でいち早く台湾への支援活動を展開してくれた理由として、「台湾人が3・11東日本大震災の際に200億ドルを超える義援金を送ってくれたから、そのお返し」ということを挙げている人が多いとのことです。しかし、そもそも台湾で東日本大震災への支援活動が非常に活発だったのは、もともと親日だったということもありますが、1999年9月21日に台湾中部を襲った「台湾大地震」で、日本が各国のなかで最大規模の緊急援助隊を最初に派遣してくれ、さらに、それに続く民間ボランティアと学生ボランティアがぞくぞくと被災現場に到着したことでした。テレビを通じて見た日本の救援隊に対し、台湾の人びとが最も感動したのは、真っ先に駆けつけた日本救援隊がハイテク機器を駆使して瓦礫の下から生存者を探し出し、昼夜を問わず救助活動にいそしむ一方、運悪く助からなかった遺体の前では整列して頭を垂れて黙祷するという一幕だったのです。「死者への悼み」の姿が台湾人の心を打ったのです。そのため日本の救援隊が帰国するとき、飛行場に台湾人が詰めかけ、涙を拭う人たちであふれました。また、空港の税関職員といえばどの国もそっけない態度であることが通例ですが、このときの空港では、異例の総立ちで、敬礼で日本人救援隊を見送ったのです。これはじつに史上未曾有のことでした。そうしたことがあったので、台湾人は東日本大震災時に日本に恩返しがしたいという気持ちが強かったのです。今回の台湾南部の地震では、日本から再び恩返しの支援が届きました。こうして日本と台湾がお互いに恩返しの応酬を繰り返していることは、惨事のショックにある台湾人にとって、大いに慰められることだと思います。やはり日台は「一蓮托生」の関係であると痛感します。 戦時中は日本国として、欧米の帝国主義と共に戦った台湾と韓国。恩を仇で返す詐欺国家の韓国と、感謝の心を大切にする台湾、どうしてこうも違うのか。台湾の中にも、中国に侵食されて心が貧しくなっている人もいるだろうが、日本の真の姿を知る多くの人は、清廉な心を持つ信頼できる同志である。これから未来、米・露・中の大国の動向に振り回される事態も訪れるだろう。日本と台湾は力を合わせ、荒波を乗り切ろうではないか。 9)重力波を初観測。米研究チーム発表重力波とは何か。知恵蔵miniの解説重力波 質量を持つ物体によって時空にできたゆがみが波となり、宇宙空間に光の速さで伝わる現象。1916年、理論物理学者のアルベルト・アインシュタインが自身の一般相対性理論に基づいて予測した。代表的な発生源に、連星系をなす中性子星やブラックホールの合体、超新星爆発などがある。欧米を中心に重力波検出装置による観測が行われており、74年に連星パルサーの公転周期の観測から間接的に存在が確認された。その後、2016年に米国にあるLIGO重力波観測所の国際研究チームが、史上初となる直接観測に成功したと発表。日本でも大型低温重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)」が重力波の直接検出を目指している。 ということらしい。それにしても、アインシュタインって人は、どんだけすごい天才だったのだ。 10)ローマ法王とロシア正教会の総主教、1054年の分離以降、初の会談歴史的事件である。キリスト教というと、カトリックとプロテスタントがあることは知られているが、他に東ヨーロッパで盛んなロシア正教会(ギリシャ正教会)というグループがある。もともとはローマ帝国が東西に分裂した時に、キリスト教会も東西に分かれそれぞれに発展していたのだが、それが1054年の諍いにより断絶していた。1054年と言えば日本で言えば平安中期、藤原時代だ。そんな昔の1000年近くの時を越えて、11世紀の確執が21世紀に和解したのだ。それも会談の場がキューバであったことも驚きだった。キューバは国としてはどちらの陣営にも属さず、立会人となったラウル・カストロ議長も無信教者であることからも中立を意味する。”手打ち”にはよい環境とはいえ、キューバと言えば元ソ連陣営。この場を裏で仕切ったのはプーチンであることは明らか。この会談の真の意味するところは何か。ウクライナ問題で、ロシアとEUの手打ちが行われたと考えられる。さらに、キリスト教保守陣営を強固にすることによって、イスラム教にはっきり対抗する姿勢を表明したことにもなる。ローマ帝国が分裂した時(395年)の図を見ると、こうなっている。帝国が分裂したと同時に、西ローマ帝国=カトリック教会、東ローマ帝国=ギリシャ正教会に分かれた。 現在の状況と比較すると、地中海を挟んで南側がイスラムの領地に変わっている。特に東ローマ帝国(ギリシャ正教会)陣はほとんどイスラムに変わっていて、聖地であるコンスタンティノープル(現・イスタンブール)もトルコに取られてしまった。つまり歴史的会談の裏では、この地を取り戻すための”新十字軍”が結成されたのかもしれないのだ。歴史の意味を紐解くには、もう少し時間をかける必要がある。
2016年12月23日
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海外編 【1月】1)サウジアラビアとイランが断交イスラム教スンニ派の盟主であるサウジアラビアが、シーア派の盟主イランのイスラム教法学者を処刑したことにより、イランで抗議デモがあり暴徒化、サウジアラビア大使館を襲撃したことの報復処置による。中東における2大勢力のイランとサウジアラビアが衝突、と世界中を緊張させたが大事には至らず今に至る。記事のヘッドラインだけ見ると、サウジがイランを挑発するためにかのイラン人を処刑したかのようだが、詳細を見ると処刑されたのは、テロリスト(主にアルカイーダ)47人で、その中にイラン人4人も含まれていたのだった。「サウジ・イラン問題」というと、スンニ派とシーア派の宗派対立、アラブ系とペルシャ系の民族対立、という長きにわたる歴史的確執に思われているが、実際のところは政治問題に収束できる。歴史的確執というが、アラビア人とペルシャ人が大掛かりに戦争をした歴史はない。ササン朝ペルシャやオスマントルコ帝国などの支配はあったが、この地帯は集落が点在する砂漠地帯なので、石油が発掘されるまでは世界史的に重要な地域ではなかった(メソポタミア文明は重要だが)。巨匠デビット・リーン監督『アラビアのロレンス(1962年)』を見ていただければ第1次大戦までの中東の様子がよくわかる。そんな中東に大きな変化をもたらしたのは、ユダヤ人国家「イスラエル」の誕生である。そして、石油の発掘による大国の進出。ソ連がイラクと親密になることによって、両隣りに控えるサウジとイランはアメリカの支援を得るようになり、イラク対イラン・サウジという図式が生まれる。ところが1979年にホメイニ師によるイラン革命が起きると、サウジはイラクと手を結びイランと敵対するようになる(イラン・イラク戦争)。しかし、1990年にイラクがクウェイト信仰をするにあたり、今度はサウジとイランが協力してイラクに対抗することになる。という具合に、イラン・イラク・サウジは時の政治的環境によって、手を結んだり敵対したりしていたわけだ。この間の事情はスンニ派もシーア派もなく、アラビア人もペルシャ人もない。だから、最近の宗派対立、民族対立という区分けは、政治的に利用されているだけに過ぎない。ところが利用していた対立感情が、次第に大きくなりテロリストの正当性を保証するものに変わっていってしまった。あたかも尻尾が犬を振りまわすがごとく。だから、イスラムテロ組織であるアルカイーダやISIS、ハラス、ボコハラムなどの宗派を色分けすることにあまり意味はない。テロ組織の裏で糸を引いている支援者が誰なのかが問題だ。サウジとイランの関係が、国際的に重要になるのは、石油価格に直結するため。大国の利害、大企業の損得が無意味な悲劇を生み出している。宗派や民族の対立は、みんなが目を覚ませば解決する問題なのに。 2)北朝鮮が初の「水爆実験」実施発表”水爆”は、現代の最大威力を持つ”大量破壊兵器”だ。これで誰も北朝鮮には手を出せなくなった。って、いったい誰が出すの?あの国を欲しがっている国など皆無だ(韓国を含めて)。日本だって、帝政ロシアの南下がなければ”日韓併合”なんぞしなかった。タイムマシンで1910年の政府に教えることが出来れば、日韓併合しても何の利益もない。多大な国費を投入して救ってやっても、感謝ひとつせず、いまだに”ゆすりたかり”を国是にしている。帝政ロシアも清国も、ほっとけば自滅するマンモスだった。朝鮮などくれてやって、お互い理解し合える国とだけ付き合う方が良かった。だから北朝鮮ともかかわらないに限る。拉致被害問題が進まないのは、そういう理由による。 3)ロック歌手デビット・ボウイさん死去デビッド・ボウイに関しては、個人的には楽曲より『戦場のメリークリスマス』をはじめ『地球に落ちてきた男』や『ツインピークス』などの役者の印象が強い。もちろんミュージシャンとしての姿も知っているが、やっぱりこれだ。 4)台湾総選挙で蔡英文氏が当選台湾総選挙で、最大野党「民進党」の蔡英文氏が初当選した。女性総統の誕生は初。日本の「民主党」が「民進党」に改名した時、本家の台湾・民進党(民主進歩党)からクレームが付いた。「せっかく政権交代を果たすのに、イメージが悪くなるのでやめてほしい」と言われたそうだが、確かに。まあ日本の民進党はそんなに長く続かないだろうから、しばらく目を瞑っていてください。 蔡英文氏の所属する民進党は台湾独立派で、中国寄りの国民党よりも親日的である。よって日本にとってはこの政権交代は望ましい変化であるはずが、中国の顔色を見てなかなかそういう態度も出せない。そんな煮え切らない日本政府と対照的に、次期アメリカ大統領ドナルド・トランプは、早々に蔡英文と電話会談を済ませた。中国は猛烈に抗議したが、トランプはこの会談によって、一枚のトランプカードを手にしたことは間違いない。 5)米英仏独露中がイラン制裁解除を発表そもそもなんでイランが世界中から制裁を受ける羽目になったか、覚えているだろうか。さかのぼること37年、1979年「イラン革命」により革命の波及を恐れたアラブ諸国とアメリカによって始まり、核兵器開発疑惑が提起された2002年からは国連(2006年)、米国(2010年、2012年)、EU(2012年)から相次いで高強度の制裁を受けることとなった。ジョージ・W・ブッシュ大統領は、イラン・イラク・北朝鮮を”悪の枢軸国”と呼んだ。実感として、日本人には伝わらなかったが、アメリカのある組織にとっては”悪”であったのだろう。制裁を受けて核開発を辞めたイランと、水爆完成までたどり着いた北朝鮮。両国の違いは、自国に資源があるかどうかに尽きる。イランは自国の石油という武器を手に、次の戦いへと進む。 6)中国経済25年ぶり低水準中国国家統計局が発表した2015年の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質ベースで、前年比6.9%増で、天安門事件直後の1990年(3.9%増)以来、25年ぶりの低い伸びだという。そもそも中国の統計局の数字が信じられないのは周知のこと。それでも低水準を公表せざるを得ないのは、いよいよ崩壊が近づいた。。中国事情に詳しい三橋貴明氏の記事をコピペさせてもらえば 中国経済崩壊で「韓国のデフレ不況突入は確実」と三橋貴明氏『NEWSポストセブン』 ──世界中が注目する中国の現状はどうなのか。 三橋:2015年の9月に中国に向かい、大連、オルドス、北京と周り、様々な人々に取材した。特に驚いたのはやはりオルドス。高速道路や高層ビルなど見た目のインフラは異様なほど充実している。空気も中国とは思えないほどきれい。ところが、人間がいない。現地に住む中国人に聞いたところ、10万人程度が住めるマンション群に暮らしているのは100人程度とか。しかも、住んでいるというよりも、オルドス市が補助金を出して、薄給の清掃員やタクシー運転手などに「住んでもらっている」状態とのことだ。 ゴーストタウンというと廃墟をイメージするが、オルドスはインフラが整っているだけに逆に不気味な感じを受けた。2010年までオルドスは中国で1人当たり国民総生産が中国全土で1位だったのに、主要産業だった石炭価格の暴落に加え、習近平の“大気汚染政策”が追い打ちをかけて、この有り様だ。5年後、この街はとんでもないことになっているだろう。さらに、詳しくは『中国崩壊後の世界』を読んでいただきたいが、オルドスには驚くべき地区が存在するのだ。これはまさに中国の歪みの象徴といえるだろう ──それでも中国が発表する経済成長率は7%近くと高いままだ。 そもそも、中国が発表する数字そのものが嘘だらけ。何といっても、地方政府が発表するGDPを全部足すと、中国国家統計局による全国GDPを日本円にして54兆円も超えてしまう。地方政府はGDPを上げなければ共産党における出世の道が閉ざされるから、そんなことを平気でする。直近の鉄道貨物輸送量が10%以上落ち込んでいるのに、経済成長率はびくともせずに7%などあり得ない。はじめから、7%という数字ありきなのだ。──中国の産業構造に問題がある。 中国は過剰投資しすぎた。鉄鋼を例にとれば、中国の粗鋼生産量は年間8億トンにも関わらず、生産能力は12億5000万トン。設備稼働率は65.8%。明らかに供給過剰だ。日本の鉄鋼の生産規模は1億1000万トン。中国は余剰供給能力だけで日本の生産規模の4倍にも達している。中国国内の鉄鋼需要は50~60%が建設や不動産、インフラ部門が占めていた。不動産バブルが継続するという前提だ。しかし、不動産バブルは崩壊している。鉄鋼の供給過剰を国内で吸収することができない、ということを考えれば、AIIBの設立に躍起になるのも説明がつく。逆にいえば、AIIBを強引に設立し、世界中から資金調達した上で、アジア各地にインフラ投資を実施していく以外に、国内の鉄鋼等の供給過剰を昇華する道は残されていないというわけだ。供給過剰問題は鉄鋼だけでなく、自動車産業にも当てはまる。100社以上がある2015年の各自動車メーカーの稼働率は5割前後だ。すでに日米をはじめとした主要国の投資は大幅に激減している状態だ。──中国が供給過剰状態となると、中国に資源を輸出していた資源国はたまったものではない。現に、豪州やブラジルといった鉄鉱石を輸出してきた国々は深刻な状況に追い込まれている。ブラジルなど政治的要因も重なって、国債の格付けは下がる一方だ。石油輸出国であるロシアや中東諸国も大きな打撃を受けている。──影響を受けるのは資源国だけではない。最悪なのは韓国だ。韓国のインフレ率は約50年ぶりの低水準0.7%と1999年のアジア通貨危機の時よりも悪い。内需が低迷し、インフレ率が上がらない状況で、外需まで失速する。まさに内憂外患の状況だ。しかも、韓国の場合、「製品輸出国」といて中国に依存してきた。その中国にしても同じような仕組みで発展してきた。つまり、補完関係ではなくライバル関係なのだ。中国企業は急速に韓国企業にキャッチアップしてきている。すでにサムスンに代表されるスマホなど6分野ですでに中国企業に追い抜かれてしまっている。このままだと韓国は深刻なデフレ不況に突入するのは確実だ。通貨危機の再来の可能性もゼロではない。──日本はどうなるのか。もちろん、中国経済崩壊によって、まったくダメージがないわけではない。中国に多額の投資をしてきた企業は頭を抱えているし、爆買いも終われば旅行産業や小売業界も打撃は受けるだろう。しかし、日本の対中輸出対GDP比率は2.5%に過ぎない。仮に中国への輸出がゼロになったとしても、日本のGDPは2.5%マイナスになるに過ぎない。しかも、中国の日本からの輸入は「資本財」が中心だ。日本から資本財を輸入しない場合、中国は自らも生産が不可能になってしまう。そんなことは、中国共産党が崩壊するなど革命的かつ歴史的大事件が起きない限り、絶対にあり得ない。 ということらしいのだが、日本政府の皆さんわかっているのかなあ。
2016年12月23日
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【11月】61)政治費不正受給、富山市13人辞職不正が発覚したそもそものきっかけは、富山市議の議員報酬を10万円アップすることを、与野党(自民・公明・民進系野党)結託して通そうとしたことに、市民団体が反対したことに始まる。富山市議の議員報酬は月60万円だったのだが、それをお手盛りで70万円にするというのだ。それでは本当に議員報酬が足りないか、政府活動費の領収証をみて確認しましょうということになり、調べてみてらインチキの不正受給が続出。開いていない講演会の会場代、出してもいない茶菓子代、領収証の桁の書き加え、コピーの使いまわし、買ってもいないパソコンなどの機材費・・・。市議会のドン中川勇を皮切りにドミノ倒しのように発覚、しまいには市田龍一議長まで架空領収書による不正受給がばれた。定数40人のうち13人だから、決して一部の議員だけではない。中には4万という少額(?)でバッジを外す羽目になったとばっちり議員もいるが、世の中を甘く見たばちが当たったとも言える。2年前に不正受給を追及されて号泣会見をした野々村竜太郎と、ほぼ同じ感覚なのだ。号泣議員と同じ考え方の議員は、全国に存在していると思っていい。 この不正事件が明らかになった理由は、地元の「北日本新聞社」や「チューリップテレビ」という地方放送局が勇気をもって市議会を追求したことによる。調査中の内部情報が役所から議員へ筒抜けで、妨害や圧力も加わった。それでも証拠を丹念に調べ抜き、悪い議員を辞任に追い込んだ。ミニウォーターゲート事件を地方の記者はやってのけた。阿部政権下で、次々と政府に批判的なキャスターの首を挿げ替えている、大手の腰抜けテレビ局とは大違いだ。 62)電通に強制捜査、労基法違反の疑い電通過労自殺事件に際し、このような記事を書いた。人の幸せとは何かを、追い詰められた若者に知ってほしい。シアワセのための23のことば 63)博多駅の市道が大規模陥没福岡市博多駅近くの中心街で、指導が幅27メートル、長さ30メートルにわたって陥没し、深さは最大で15メートルに達した。原因は、市営地下鉄の延伸工事。街の中心街に突然現れた大穴にも驚いたが、早朝(午前5時頃)とは言え死亡者も大きな怪我をする人もなかったことが驚きだった。事故を察知した現場作業員が、迅速に交通封鎖し危険を回避したことで、人的被害を未然に防げた。博多は複数の地下鉄が複雑に交差し、しかも中州特有の水が出やすい地盤であることから、事故は想定内の出来事だったのだろう。そしてさらに驚いたのが、この大きな事故が大穴が、一週間後には復旧し道路が開通したことだ。事故を人的被害から救った作業員、後を受けて復旧に尽力した作業員。多くの職人が日本の日常を支えているのだということを、再認識したのだった。 64)横綱白鵬が1000勝白鵬が大相撲の大横綱であることは、誰も否定できない事実である。日々精進して、積み上げた実績は称賛に値する。だが心のどこかで思ってしまう。これ以上記録を更新しないで、早く引退してほしい。 65)福島沖地震、東日本沿岸に津波福島沖を震源にするM7.4の地震があり、同県で震度5弱を観測した。東日本を襲った地震は、まだ収まってはいない。もしかしたら、あれは余震で、これから本震が訪れるのかもしれない。50キロ離れたこの地でも不安なのに、福島の人達は本当につらいと思う。 66)「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に「山・鉾・屋台行事」とは、地域社会の安泰や災厄防除を願って地域の人々が執り行う「山・鉾・屋台」の巡行を中心とした祭礼行事のこと。木工・金工・漆・染織などの伝統技術で華やかに飾られた山車を引いて練り歩くことを主行事とする。多くは江戸時代を起源とし、「京都祇園祭の山鉾行事」「日立風流物(ふりゅうもの)」「秩父祭の屋台行事と神楽」など18府県の計33件が国の重要無形民俗文化財に指定されている。政府は2014年3月に、この33件をグループ化しユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録するよう提案、ユネスコの補助機関は、これを無形文化遺産に登録した。 以上「知恵蔵」のコピペだが、これ以上よく知らないので、本年はこれまで。 追記 例年のごとく、読売「読者が選ぶ10大ニュース」は11月で終わってしまうが、【12月】には安倍プーチン会談が山口県長門市で行われたが、プーチンは2時間半の遅刻をした。日本のメディアはプーチンの常套手段で、非常に失礼な対応であると非難したが、果たしてプーチンは宮本武蔵の作戦をとったのであろうか。忘れてはいけないのが、現在世界の注目を集めているのはシリアのアレッポだ。ロシア軍とシリア軍が、ISISの拠点であるアレッポを壊滅させるための、最後の無差別爆撃を行っていた。本来ISISは裏でトルコと結んでおり、このルートで政府軍に抵抗することができた。ところがトルコのエルドアン大統領が、クーデター未遂事件を境にロシアに寝返りISISを見捨てた。この最後の作戦を行うにあたり、プーチンはエルドアンとシリアのアサド大統領に打ち合わせをする必要があったのだ。それがために2時間半の遅刻が生まれたのである。日本の北方領土問題は、ロシアにとっての切り札だ。ウクライナ問題で世界から経済制裁を受けているロシアは、どこかに風穴が必要だったので、このカードを使って日本の援助を得ようと考えていた。ところがアメリカの大統領がトランプになったことで、経済制裁は近いうちに解かれるめどがついてしまった。それでは今、カードを切って日本の援助を求める必要がなくなってしまったわけだ。会談は、始まる前から結果が出ていた。それは仕方がないとしても、記者会見の場で、アレッポのことを質問した記者がいなかったことに憂いを感じる。日本のメディアには真のジャーナリストはいないのか。 「海外編」につづく
2016年12月20日
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今年のご注文は極力今年中に仕上げたいという思いはあります。11月中の異常な忙しさを何とかクリアし、ようやくお待たせしていたご注文に対処しています。このご注文自体は3か月前ぐらいにいただいていました。「テディベアテラス」のお客様で、ご注文はYUMIさんが受けました。これが、ご依頼の図面。 お客様のご要望を伺ってYUMIさんが絵にしました。絵を見て問題なさそうだったので、了解したのですが、あとで図面の数字を見て驚きました。横幅が140センチもあります。高さが114センチ+飾り分ということで、形として縦長にはならない。扉が2枚では使い勝手が悪く(この通りに作ると、壁から110センチ以上のスペースがないと開かない)、3枚か4枚にしなくてはならない。分割して作って、現場で合わせる必要があるかもしれない。材料費と複雑さを考えると、とても50000円では無理だ。 もともとは、数年前にご注文いただいた方の作品を見て、同じようなものが欲しいということでした。その方はトールペイントの先生で、今回のお客様はその先生のお弟子さんでした。先生のお宅で見て、同じものが欲しくなったのだと言います。昔作ったものなので手元に画像がなく、先生にメールで送ってもらいました。 当時流行りの”カントリーキャビネット”です。う~ん、懐かしい。カントリー家具を始めたころは、こんなテイストの物を中心に作っていました。今でも「カントリーフェスタ」に出品しているのはこんな感じのものです。画像を見て思い出し、さらに寸法を割り出し、お客様に連絡して寸法の調整をしました。140センチには何の根拠もなく、先生のお宅にあるようなものということでご注文を受け直したのでした。奥行きも少し縮めさせてもらいました。 それが今朝完成しました。 今朝になったのは、一昨日オイルを塗って乾くのを待って、ハートの切り抜きの中の布と星のつまみを付けたからです。今と昔のテイストの違いが解るでしょうか。扉を開くと、中はこんなになっています。これでもかなりデカかった。 この工場ではこのサイズが限界値です。これでも前後を入れ替えると、どこかが周りにぶつかってしまいました。 先生のお宅に収めたものと違うところは、まずハートの切り抜きに布が貼っているところ。先生の方は切り抜きっぱなしです。 これは、同時にご注文いただいた「カレンダーホルダー」とおそろいです。 こちらはすでにお渡ししています。 もう一つの違いは、つまみが付いている。 このつまみは「テディベアテラス」で商品として並んでいたものを使わせてもらいました。布の柄とマッチしてなかなかいい具合に。 さらにもう一つの違いが、扉受けのマグネットが付いている。 実は、先生の物はこれがなく、扉上部に止め木が付いていました。先生のご要望だったのですが、これが使っているうちに取れてしまい、画像にあるように扉がぴっちり閉まらなくなってしまいました。後でマグネットを付けに行く約束をしていたのですが、なかなか日にちが合わず今日にいたってしまいました。先生すいません。付けに行く気はあるのですが・・・。
2016年12月18日
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【10月】52)17歳畑岡奈紗がゴルフ日本女子オープン初優勝女子ゴルフの国内メジャー大会でアマチュア選手が優勝するのは初めて。アマチュアだから優勝賞金2800万円はもらえなかった。畑岡さんは17歳だが、3日目のトップは同じアマチュアでしかも15歳の長野未祈さんだった。女子ゴルフ界に新たなスターが生まれる気配を感じる。11年前のこの大会で最年少で優勝したのが宮里藍(当時20歳)。藍ちゃんの人気が女子ゴルフ人気となり、横峯さくら、上田桃子らつぎつぎとスター選手を誕生させ女子ゴルフブームを作った。今回もまた盛り上がりがあるのだろうか。 スポーツの世界では、こういうことが時々起こる。社会的にはまだ未熟な年齢で、天賦の才と恵まれた環境から、ある種の世界で頭角を現してしまう。そのまま才能を生かして、大きく飛躍をする選手がいる一方で、周りの思惑に押しつぶされて人生を混迷させてしまう若者もいる。先日、『しくじり先生』に元2006年トリノオリンピック・スノーボードハーフパイプ日本代表成田童夢さんが先生として登壇した。成田さんも若くして世界のトップに名を記してしまった一人だ。16歳でナショナルチーム強化指定選手になり、2002年3月に全日本スキー選手権大会スノーボード競技で初優勝。更に2002年12月のスノーボード・ワールドカップウィスラー大会(カナダ)で初優勝したが、翌年2月に左膝のじん帯をほとんど切るという大怪我をしたにもかかわらず同年12月11日ワールドカップウィスラー大会で優勝。バルドネッキア(イタリア)大会では今井メロと兄妹表彰台を飾った。(byWikpedia)。しかし、オリンピックでは惨敗(予選敗退)、日ごろのビッグマウスが顰蹙を買い、一気に日本中のバッシング対象に。周りの手のひら返しの変化に対応できず、人間不信に陥る。彼は今、社会復帰に向け新たな努力をしてるが、前半生で大変なの試練を受けてしまった。10年前の話だから、ああそんな人もいたっけなと思う人もいるだろう(かくいう僕もそう)。しかし、マスメディアのあおりに乗って、若者の未来を塞いでしまったことは、同じ感情を抱いたみんなにも責任の一端はある。画一された正義を、個人にぶつけてはいけない。本人はまだ子供なのだから、周りの人のサポートが重要だった。視野のまだ狭い子供は、大人からおだてられれば勘違いする、天狗になる、思い上がる(大人でもそうなるが)。そんな時に、悪意の関係者が周りを埋め尽くしていく。苦い忠告は遠ざけ、甘い誘惑にどんどん馴染んでいくものだ。金に目がくらんでいる奴は、絶対排除するべきだ。金目当てでない奴はいない? 53)ノーベル生理学・医学賞に大隅氏東京工業大の大隅良典栄誉教授(71歳)が「オートファジーの仕組みの解明」により、ノーベル生理学・医学賞に選ばれた。オートファジーとは何ぞや? オートファジー (Autophagy) は、細胞が持っている、細胞内のタンパク質を分解するための仕組みの一つ。自食(じしょく)とも呼ばれる。酵母からヒトにいたるまでの真核生物に見られる機構であり、細胞内での異常なタンパク質の蓄積を防いだり、過剰にタンパク質合成したときや栄養環境が悪化したときにタンパク質のリサイクルを行ったり、細胞質内に侵入した病原微生物を排除することで生体の恒常性維持に関与している。このほか、個体発生の過程でのプログラム細胞死や、ハンチントン病などの疾患の発生、細胞のがん化抑制にも関与することが知られている。auto-はギリシャ語の「自分自身」を表す接頭語、phagyは「食べること」の意で、1963年にクリスチャン・ド・デューブにより定義された。(byWikipedia) となっている。何かの役に立ちそうな雰囲気はあるが、実際何の役に立つのかはもう少し待とう。 54)ミスターラグビー・平尾誠二さん死去ラグビーのことは詳しくないが、平尾氏のことは知っている。去年のラグビーワールドカップで、にわかに現在の日本代表の選手を知ることとなったが、それを除けば、僕の知っていたラガーは彼と松尾雄二氏ぐらいだ。プレーの凄さはわからないが、あのマスクは飛びぬけている。2019東京ラグビーワールドカップを目前に控え、残念な訃報であった。胆管細胞がんで昨年より闘病生活を送っていたとのこと、享年53歳。 55)鳥取で震度6弱鳥取県中部を震源とするマグニチュード6.6の地震があり、住宅の全壊12棟、半壊95棟、12,525棟が一部破損の被害が出た。鳥取地震といえば、第二次世界大戦中の1943年(昭和18年)にM 7.2の、震源が極めて浅い、鳥取市で震度6、遠く瀬戸内海沿岸の岡山市でも震度5を記録した過去がある。1945年の敗戦前後にかけて4年連続で1,000名を超える死者を出した4大地震(東南海地震、三河地震、南海地震)の一つである。今年は年中地震が起きた。そのたびに、原発への影響を憂慮するはめに。鳥取の近くには「島根原発」と「高浜原発」がある。地震の危険地帯とは、”活断層(過去に地震を起こした形跡があり、将来も地震を起こす可能性がある断層)”の有無が一つの基準になる。日本列島は活断層で出来ている、と言えるほど全国を網羅している。地震学者は、ピンポイントで地震がいつどこで起きるとは予想できない。しかし、毎日のように日本のどこかで地震は起きているし、想定以上の大地震もいつか襲ってくる予感はある。福島原発は、津波の影響で電源を喪失し水素爆発を引き起こしたが、それ以前に地震によって原子炉圧力容器が壊れメルトダウンを起こしていた。津波がなければ大丈夫なわけではない。地震が起きる可能性のある地上には、原発を絶対に建ててはいけないのだ。原発に対し、どう使えばお金を無駄にしないで、儲かるかという話は無意味だ。事故が起きれば、そんな利益は吹っ飛び、莫大な負債が日本人全員に襲うのだから。 56)大川小津波犠牲、14億円賠償命令東日本大震災の津波で犠牲となった、宮城県石巻市大川小学校の児童23人の遺族らが、市と県に損害賠償を求めた訴訟で、仙台地裁は市と県に計約14億円の支払いを命じる判決を下した。あの時適切な判断さえしていれば、こんなことにはならなかったというようなことは、ことの大小を別にすればよくあることだ。人生はその繰り返しである。しかし場合によっては、判断ミスが責任を問われるということもある。判断ミスが重大な過失となり、莫大な損失を生じた時。しかし、自然災害と共に生きる日本人には、この判決は馴染めない。被害者に保障が出来ればするべきだろうが、天災の責任を問うて賠償させるのはどうか。何が良い判断だったかは、結果論に過ぎない。タイムマシンで未来から教えるのでなければ、想定を超えた災害に対する判断などできるものではない。あっちとこっちとどっちが安全かなどということは、ちっぽけな人間にわかるはずがない。今度同じ状況が訪れたなら、もっと有効な方策がとれるだろうが、あの時はまだ知らない世界だ。しかも判断ミスをしたとされる先生も亡くなっている。裁判官は法に照らして判決を下したのだろうが、六法全書を読み間違えているのでは。 57)国勢調査で初の人口減2115年の国勢調査で、日本の総人口は1億2709万4745人で、5年前の前回調査から96万2607人減った。国勢調査で人口が減ったのは1920年の調査開始から初めて。 人口ピラミッドというものがある。人口の年齢別分布をグラフにしたものだ。 (byWikpedia)1888(明治21)年12月31時点の人口ピラミッド 1920(大正9)年10月1日 (第1回国勢調査) 1940(昭和15)年10月1日 (第5回国勢調査) 1950(昭和25)年10月1日 (第7回国勢調査) 確かにこの年代ぐらいまでは、角度は異なるが、確かにピラミッドの様だ。 終戦後、この三角形が歪になっていく。 1975(昭和50)年10月1日 (第12回国勢調査) 2000(平成12)年10月1日 (第17回国勢調査) 2010(平成22)年10月1日 (第19回国勢調査) 歪の原因は、戦後のベビーブームの山と、その子供世代の第2次ベビーブームの山が膨らんでいるからだ。その後、第3次ベビーブームは起こらず、若干狭くなってはいるが、まっすぐの線になりつつある。現在の年金問題は、このピラミッドのゆがみに起因する。年金受給者より、それを支える底辺の若者世代が減ってきているので、支えることができないという。年金のことを考えれば、人口はピラミッド状態でなければならない。しかし、本当に理想の年代別人口はピラミッドなのか。ピラミッドになるということは、だんだん減っていくということだ。10代で死ぬ人もいれば20代30代で死ぬ人も、一定比率存在する。死ぬことを理想とするのは変だ。本来なら、生まれた人がみんな寿命まで長生きして、ポックリ死んでいくのが理想ではないか。これをグラフにしたら、三角形のピラミッドではなく、キャラメル箱のような四角になるはずだ。将来の人口図が予想されている。 2010年(平成22年)の日本の人口ピラミッド 2050年の日本(国連推計値) 2100年の日本(国連推計値) 2100年にはまさに理想の形ができるのではないか。これを憂慮するのは間違っている。こうなることを目指し想定して政策を立てるべきだろう。 58)三笠宮さまご逝去昭和天皇の末弟で天皇陛下の叔父、三笠宮崇仁(たかひと)さまが逝去された。100歳だった。記録を確認できる限りでは100歳を超えた皇族は三笠宮さまだけで、史上最長寿だった。皇室は日本国民にとって、色々な意味で重要な存在である。神様の姿を追い求めていくと、DNAであるとも言える。なので、2600年の歴史をつなぎ続けている天皇家は、DNAの写し鏡である。そういう意味で、天皇は神様なのだ。さらに弥生人や縄文人の歴史を加えればもっと長く、人類というくくりにすれば20万年のDNAが伝達されている。もちろん自分の中にもDNAが受け継がれており、自分の中にも神様が存在している。その自分の中の神様の時間を、天皇家によって認識できる。 59)日本ハムが10年ぶり3度目の日本一プロ野球の日本シリーズで、北海道日本ハムファイターズが広島東洋カープを4勝2敗で破り優勝した。1度目は1962年東映フライヤーズ時代。メンバーを見ていたら、種茂雅之という名前を発見。しかもシリーズ最優秀選手。この人、我が家の二件お隣に住んでいます。元野球の選手とは聞いていたが、すごい選手だったんだ。 60)訪日外国人が2000万人突破昨年1973万人となり、最高を記録したが、ついに今年は2000万人を突破、予想では2400万人となる模様。国・地域別に訪日客数(推計値)をみると、中国が28.7%増の551万2700人で最も多かった。韓国が29.2%増の416万9000人、台湾が15.2%増の358万8100人で続いた。3分の2がこの3国。TVでは欧米人の旅行客が日本の名所旧跡を旅する模様が映し出されるが、実態はこういうことだ。海外の金持ちが、日本のカジノに大挙押し寄せるとカジノ法案推進派はいうが、シンガポールでも客はほぼ中国人。その中国人も習近平の腐敗追放運動により、足を遠のかせている。中国人の富裕層は、カジノをマネーロンダリングに使っていた。その裏技を封じられて、マカオカジノなどは壊滅寸前だ。博打の寺銭で経済発展を、などという馬鹿げた目論見はやめよう。とにかく、中国を当てにする政策はすべて危険な賭けになるのだ。
2016年12月16日
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【8月】43)第3次安倍再改造内閣発足2007年、第1次安倍政権の8月、自民党は「お友達内閣」のお友達が次々と失態を繰り返し、参議院選を惨敗した(参議院第1党を民主党に奪われる)。思い出しても「女は子供を産む機械」だとか「原爆を落とされたのはしょうがない」だとか不適切発言が連発、「なんとか還元水」の政治資金虚偽記載からの大臣自殺、さらに年金記録問題が勃発し、発足当初70%の支持率が1年足らずで24%まで下落していた。それでも歯を食いしばって第2次改造内閣を発表したのだが、その後体調を崩し(過度のストレスによる潰瘍性大腸炎の悪化)、1か月後に自ら退陣、その後の福田、麻生も混乱を収束できず(むしろ火に油を注ぎ)政権交代の道筋をつけてしまう。あれから9年、今度は参議院選の対象を受け、衆参3分の2の与党改憲勢力を持つ、盤石の改造内閣である。ただし、月で言えばここが”満月”。満れば欠けるの定めあり。TPPはトランプの出現で暗礁に乗り上げ、原発再開、安保法制、カジノ法案、年金カット等々国民の半数以上が反対する政策を数の力で通し、反感は間違いなく膨らんでいる。経済政策も、株価・為替頼りの実体のないもの。インフレ目標などといっても、我々が望みは自分の給料が上がることで、物価が上がることを期待しているわけではない。物価は上がらないに越したことはない。なのに消費税を上げてしまった。数々の失政はあったものの、民主党が一気に支持を失った原因は財務省に丸め込まれ、”消費税増税”を言い出したからだ。国民は増税が大嫌いなのだ。あのサッチャーでさえ”人頭税”のうわさが出ただけで退陣に追い込まれた。過去の3%・5%消費税の時は、会社がその分給料を上げてくれた覚えがある。デフレ不況の泥沼の中そんな雰囲気もない。消費税8%の埋め合わせはどこでするのか、まして10%など。華やかな(?)外交でも世界に名は広めたが、相変わらずのばらまき援助だった。アメリカの対応も大統領選を読み違えて、トランプ対策をしていなかった。トランプ大統領誕生で、今度はプーチンとの仲も微妙になってきた。国際情勢は甘くない。フィリピンのドゥテルテでさえ読み切ってオバマとの会見を拒否した。阿部はあわててトランプ詣でをして、その甲斐なく翌日にTPP離脱を表明される。昇りつめたら、あとは下り坂。改憲勢力3分の2を手にしたが、退勢はあきらかだ。中身のなかった三代目首相の、身の引き際を考える時である。 44)東京五輪、野球・ソフト復活決定野球の世界選手権、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)は来年で終了するらしい。本来一番実力のあるアメリカ・メジャーリーグが熱心でなく、選手も体調管理のため敬遠をするからだという。過去のオリンピックでも大リーガーはシーズン中ということで、参加できなかった。そういえば、ブラジル五輪でも、テニスやゴルフのトッププロは不参加だった。巨額の契約をしている選手は、名誉や憧れだけでは自由な選択ができない。プロというものは金と一体化しているのだ。 僕がオリンピックに初めて触れたのは、1964年の東京オリンピック。この時代のオリンピックは、”アマチュアスポーツの祭典”だった。初めの刷り込みで、プロ選手が特殊な環境で得た能力で、世界一を競うのにはどうも馴染めない。プロとアマチュアの境界が不明なことや、オリンピックを興行として成り立たせるための手段ということで、これを批判するわけではないが、ちょっと引っかかるのは確かだ。野球のオリンピックチームはアマチュア選手になるかもしれない。それで盛り上がるのかなあ。ゆえに野球がオリンピック種目に復活しても、嬉しいかどうかは微妙だ。実際始めれば応援するのはわかっている。でも一番強いチームが決まるわけではない。ただし、ソフトボールはこの類にあらず。 45)リオ五輪、史上最多のメダル41個単純に、メダルを獲得したごとに歓喜した。深夜の放送は見なかったが、ダイジェスト版は見ていた。リアルタイムで、ハラハラドキドキするのは苦手だ。結果がわかっている方が安心して見れるからいい。ちなみに結果をとどめておくと、金12、銀8、銅21だった。前回の2012年ロンドン大会は、金7、銀14、銅17だったから確かに増えている。次の東京の選手たちはの重圧はすごいことになるんだろうなあ。しかし、あと何回オリンピックが見れるのか。東京オリンピックだって100%の保証はない。 46)天皇陛下、退位のご意向を示唆天皇陛下が、ビデオメッセージで国民に向けて生前退位の意向を示唆された。ご高齢により体力的にご公務が困難になることをお考えになってのご判断だった。確かに82歳は高齢である。ご無理をなさらずに、皇太子にお譲りになるのが良かろうと思ったが、そう思わない学者がいることに驚いた。学者は”南北朝時代”の混乱を想定しているのだろうが、馬鹿げている。ご病気になった場合の対応は規定があるという(摂政を置き代行を行う)。しかし、”老い”に対する規定は想定していなかったのだという。変な制度があるなら(あるいは制度がととのっていないのなら)、一日も早くご意向に沿うように制度を改めててほしい。 47)台風10号、岩手、北海道で死者22人北海道には台風は行かないのかと思っていたら、そんなことはなかった。しかも4つも。不幸にして備えのなさが被害を大きくしてしまった。被害推計額は、2786億円。芽室町にある日本罐詰株式会社十勝工場(キユーピー・アヲハタコーンの製造委託先)は台風10号で甚大な被害を受け、復興めどがたたないため、2015年産の在庫の出荷を最後にコーン缶詰「アヲハタ 十勝コーン」の販売を中止を決定した。アヲハタコーン缶詰はもう食べられない。でも、レトルトで継続するらしい。 【9月】48)レスリング女子・伊調選手に国民栄誉賞リオ五輪・女子レスリング・58キロ級金メダルの伊調馨選手に、国民栄誉賞が贈られた。女子個人種目で五輪史上初の4連覇を達成。記念の盾と西陣織を贈呈した安倍首相は、「5連覇を期待します」とプレッシャーをかけた。東京五輪の時は、彼女は36歳。伊調ならできるかもしれない。 国民栄誉賞が設立されたのは1977年、本塁打世界記録を出した王貞治に贈られたのが始まりだ。その後、歴代総理が人気取りの手段として使われる。中には「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃えること」という規定に合致するかどうか、「これまで功績を積み重ねてきた上に、さらに歴史を塗り替える、突き抜けるような功績をあげた」という事項を満たしているか疑問の方もいるが、おめでたいことなのでとりあえず反対はない。 49)民進党新代表に蓮舫氏民進党は臨時党大会で党代表選の投開票を行い、新代表に蓮舫氏(49歳)を選出した。この代表選のさなか、二重国籍問題が浮上した。予想以上のバッシングが巻き起こった。あたかも中国のスパイであるかのごとく。国籍差別、民族ヘイトが広がっているのを感じずにはいられない。蓮舫自身に対する好き嫌いは別にして、この問題のどこに彼女の責任、失態があるというのだろう。外国籍の親を持つ子は、二重国籍になる場合が多い。成人した時にどちらか選べばいいということで、本人が選ぶ権利を奪っていない。しかし罰則があるというものではなく、努力義務であるという。日本は台湾と国交を断絶しており、台湾に関することは中国法に準ずるとしているが、中国の国籍法では、他国の国籍を取得したものは自動的に中国籍を失うということになっている。問題はないという見方が多い中で、法務省から台湾出身者はは中国の法を適当しないという見解が出た。それにより台湾の記録を調べる必要が出て、結果台湾籍が残っていたということだ。発言が二転三転したという批判があるが、日本生まれ日本育ちで日本国籍を疑うことはなかったのだろう。調べてみたら台湾籍が残っていたので、改めて離脱の手続きをした。しかし、その離脱証明書を区役所に提出すると、台湾の証明書は受け付けないとして不受理となる。何を根拠にしていいのやら。もともと公職選挙法では、被選挙権に日本国籍と外国籍の両方を有している者を除外する規定はないというから、問題も存在していない。日本は法治国家なので、法によって支配される。しかし、国民がすべての法律を知っているわけではない。不都合が出た時、その場で修正をすればいいだけのことだ。国籍差別、女性差別、芸能人差別、いろんな意味あいで小さな違いを攻撃の的にする、いじめ差別思想が蔓延している。差別するご本人は、正統論をお吐きになっているようだが、嫌な感じだ。王貞治が国民栄誉賞を受賞した時、彼は中華民国国籍だった。しかし、それで批判するものはいなかった。王の人格ももちろんあるが、それより時代が変な替わり方をしている気がしてならない。 話は変わるが、蓮舫を支持しているのかというと、そうではない。彼女の舌鋒は激しいが、心の無さが気にかかる。自分は正しいんだ、賢いんだという前提が、嫌みに映る。「一番じゃなければだめなんですか?」という発言の反感は、相手を見下すザラついた感覚による。さらに新党首となり、一番がっかりしたのは、幹事長人事で野田佳彦を任命したことだ。過去に(2011年に)行われた民主党代表選挙で選出された野田佳彦について「私が参議院議員に当選してからこの7年間、本当にこの人をいつか総理大臣として、国家のために働いてもらいたいと思っていた大先輩が、野田佳彦さんです。その意味では非常に感無量です」と表明していた。その後首相を務めるにあたり、野田佳彦は変遷していった。野党時代に批判していた自民党の政策を、自分がそっくり実行していく。まるで真逆な方向へまい進する。”嘘つき”としか言いようがない。僕の評価では、野田佳彦は最低の首相だった。この変態的な嘘つきを尊敬し、NO2に任命するようではこの党の未来がないのは見えている。それとも蓮舫も、同じ穴の狢。嘘つきの弟子は嘘つき? 50)人気漫画「こち亀」40年で完結「少年ジャンプ」に40年にわたり連載していた「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が完結した。どう完結したかは知らない。小学生の頃は漫画が大好きだった。漫画家になりたいと思っていたほどだ。しかし、漫画家になるには絵が下手だと自己分析し、あきらめた。少年ジャンプが発刊されたのは1968年、僕は中学生となりそのころからあまりマンガを読まなくなった。創刊当時の「男一匹ガキ大将」や「ハレンチ学園」は読んでいたが、「こち亀」は76年なので、ほあまり読んだことがない(時々は読んだし、アニメや香取慎吾の実写版もしっているが)。そもそもあの濃い顔は好きではない。少年ジャンプは読者アンケートで、下位の作品は強制終了になる。「重版出来」でもその様子は描かれていた。重版出来 その審査をかいくぐっての40年だから立派なものである。 51)大関豪栄道が初優勝秋場所で優勝したのが豪栄道。初場所が琴奨菊。この間、稀勢の里も3月場所で13勝準優勝で、翌場所横綱チャレンジをしたが、3人とも2場所連続優勝はできず、いまだ日本人横綱誕生には至らない。外国人差別は批判しているが、日本人を応援する気持ちは持っている。
2016年12月12日
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「2016年を振り返って」の途中ですが、アクセス数がキリバンに達したので、駄歌凡歌を。今年の前半を振り返って、和歌にしたいと思います。読売の10大ニュースには上がりませんでしたが、やっぱりゲス不倫でしょ。順風満帆の人生を行く美少女が、一時の迷いで転落の憂き目に。周囲を含めて、億単位の商業的損失に繋がりました。これを皮切りに、”文春砲”炸裂。週刊誌というメディアの威力を、改めて認識をしました。 文春の 暴く社会の 裏表 人の欲望 煩悩炸裂人を好きに なるのが本能 遺伝子の 生存戦略 生まれ来た理由(わけ)良識は 不倫は下衆と 石を打つ わかっていても 越えていく壁失った 何億という 仮面料 人がかぶせて また人が剥ぐ裏金を 表の金に 混ぜ込んで 膨らみ続ける 公金搾取原爆が 戦争止めたと 言うのなら 落としてみろよ 中東アフリカ日米で 不戦の誓い 献花台 アメリカ相手の 戦争はせぬと全員が ダメとは言わぬが 民進党 支持者ばらばら 方向決まらず火の国の 大地を揺らす 大ナマズ どちらに向いても 原発の危機キャンブルに はまる脳内 快楽ホルモン 達成感は 損を忘れる
2016年12月12日
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「振り返って」を連載している真っ最中ですが、作品制作もやってます。なるべくご注文品は年内にと思っています(全部は無理のようですが)。先月ご夫婦で「テディベアテラス」にお越しのお客様に、木工のご注文いただきました。戴いた設計図がこれ。玄関先に配達してもらった新聞をいれる箱があるのですが、少しくたびれてきたので新調したいとのこと。説明を聞くと、本当にただの箱らしく、そこにYUMIさんのイラストを入れてほしいというご要望なのです。ザックリ話を伺って、あとはお任せということで、作らせていただきました。設計図を書いてみると、やっぱり”箱”で、物足りなかったので、フタをつけることんしました。雨しのぎと一応中身を隠す意味で。イラストの方は、YUMIさんに下絵を描いてもらって、僕がウッドバーニングで焼きました。外に置くことを考えて、アクリルニスで仕上げました。ちゃんと新聞入るでしょ。このお客様には、6年前に携帯用の椅子をご注文いただきました。この方は、ピアノの先生であり、ライアー(小さなハープ。『千と千尋の神隠し』の主題歌で奏でられていたあの楽器)の奏者であります。そのライアーを演奏するときにちょうどいい高さの椅子がないというので、自前で持っていく用の携帯椅子とのご注文でした。背もたれは倒せるし、脚はねじ込み式で外せます。詳しくはYUMIさんのブログで。WOODYPAPAオリジナルベア椅子の活躍と、新登場!ケロ椅子のオーダーにお答えしました! (2)
2016年12月11日
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7月31)バングラでテロ、法人7人死亡バングラディッシュの首都ダッカで、イスラム武装集団がレストランを襲撃した。国際協力機構(JICA)の日本人7人を含む28人が死亡した(内警官2人、犯人6人)。冷戦終結後の世界を待ち受けていたのが、”テロリズム”。犯行のほとんどが”イスラム過激組織”か、その影響下にあった人物の仕業。なればイスラム教徒がみんなそうなのかというと、そうではない。あいにく僕の知り合いにイスラム教徒はいないのだが、世界中の多くのイスラム教徒はテロとは無縁の生活をしている。少なくとも、20世紀まではこんな風ではなかった。アフガン戦争はあったが、あれはもともとソ連の侵略に抵抗する民族戦争で、イスラムを標榜してたわけではなかった。それがアフガニスタンをアメリカが支援するようになってから、様相が変わってくる。シルベスター・スタローンのヒット作『ランボー3・怒りのアフガン(1988年)』に描かれているように、当初アメリカが支援したアフガニスタンの反政府武装ゲリラ部隊がやがてターリバーンとなり、逆にアメリカと敵対するようになる。そして大きく変わったのが、2001年「9.11.同時多発テロ」だった。正確には、この日以前から反米イスラム組織・アルカイーダと衝突はあったが、燻ぶりが一気に火を噴いたのがこの事件で、この日以降世界の安定は大きく歪んでいく。アメリカはこのテロの報復として、首謀者のウサマビンラディンを狙うのではなく、なぜかイラクを攻撃した。フセイン大統領を抹殺し、イラクの内乱を引き起こした。さらにその内乱が飛び火して、隣国のシリアに内戦が始まり、そこに誕生したのが”ISIS(イスラム国)”だった。冷戦の狭間に生まれた、武器を与えられた民族紛争。そこにイスラムのジハード思想が色付けされ、宗教戦争であるかのような側面が、欧米対中東という図式を生み、混乱は深まった。その実は、陰で紛争をあおる大国や武器商人などの闇の勢力争い。いや、争っているのでもなく、戦争が必要悪であるという認識のもとに、闇の勢力によって継続させられているのだ。イスラムテロ組織は、現代の鬼っ子であるが、同時に犠牲者でもある。 32)大西さんが宇宙初滞在 宇宙飛行士の大西卓也さんが、ロシアのソユーズ宇宙船に搭乗し、国際宇宙ステーションで約4カ月の任務を果たし帰還した。1990年、同じくソユーズに搭乗した日本初の宇宙飛行士・秋山豊寛氏(TBS社員)以来、日本人の宇宙飛行者(民間人も含む)は14人を数える。宇宙を旅することは、宇宙を調べることであり、宇宙を旅した人間を知ることでもある。宇宙から帰還した人間は、地上で立つことができない。筋肉が衰えたうえ、水平感覚を失っているからだ。宇宙にいると、10倍老化が進むのだという。その宇宙にいるのと同じくらい、体に悪影響を与えていることがあると、NHK『ガッテン』で放送していた。それは、なんと長時間座り続けることなのだという。1時間座り続けると、22分寿命が縮むという研究結果があり、ほかにも、がんのリスクが上がったり、骨密度の低下、代謝異常、認知機能の低下、循環機能の低下・・・などなど、様々な悪影響があることが明らかになってきてるんだそうだ。NASAが突き止めた若返りの秘策が、番組で紹介された。http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20161116/index.html 33)放送作家・永六輔さん死去僕は中学生の頃から、ラジオの深夜放送を聞いていて、それもTBSの『パックインミュージック』の支持者だった。永六輔氏とはそのころからの馴染み。パーソナリティの永氏は、大変物知りで、大変批判家で、大変趣味人で、大変気のいいおじさんだった。後に放送作家であったり作詞家であったり、お寺の息子であったことを知った。ああなりたいとは思わなかったが(僕のあこがれは野坂昭如の方だった)、尊敬せざるを得なかった。時間があれば著書をじっくり読みたい。 34)参議院で与党大勝、改憲派の3分の2超与党が勝ったのではない。野党が負けたのだ。それも民主党の看板を塗り替えただけの民進党が。民進党(-15)、自民党(+6)、公明党(+5)、共産党(+3)、おおさか維新の会(+5)という数字を見れば歴然だ。安倍政権を支持している人は少数なのに、代わりになる政党がない。このまま安倍政権が続くと、日本はグローバリズムの餌食となり、無成長・超格差社会に沈みこんでしまう。頼みの綱は、安倍政権を内部で批判する自民党反主流派だけなのだが、そんなものいるのか?トランプでも花札でも、新しい風で既得権益を吹っ飛ばすやつ出てこい! 35)タレント・大橋巨泉さん死去自民党支配を憂いていた知識人がまた一人去った。巨泉さんの事は、駄歌凡歌でも語っている。感謝・36万アクセス 駄歌凡歌 36)国立西洋美術館が世界遺産に国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)は、国立西洋美術館を含む「ル・コルビュジエの建築作品」の世界文化遺産への登録を決めた。ル・コルビュジエ氏は、世界3大建築家にの一人。国立西洋美術館はル・コルビュジエ氏が基本設計した建物で、川崎造船所社長の松方幸次郎の美術コレクションを主体に、西洋絵画・彫刻を収めている。ロダンの「考える人」もここにあるんだ。これで国内で登録された世界遺産は20件になる。せっかくだから一覧を載せておく。 知床 – (北海道)白神山地 – (青森、秋田)平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群 – (岩手)日光の社寺 – (栃木)富岡製糸場と絹産業遺産群 – (群馬)国立西洋美術館本館 – (ル・コルビュジエの建築と都市計画の一部として) – (東京)小笠原諸島 – (東京)富士山-信仰の対象と芸術の源泉 – (静岡、山梨)白川郷・五箇山の合掌造り集落 – (岐阜、富山)古都京都の文化財 – (京都)古都奈良の文化財 – (奈良)法隆寺地域の仏教建造物 – (奈良)紀伊山地の霊場と参詣道(通称:熊野古道) – (和歌山、奈良、三重)姫路城 – (兵庫)石見銀山遺跡とその文化的景観 – (島根)原爆ドーム – (広島)厳島神社(宮島) – (広島)明治日本の産業革命遺産 – (山口、福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島、岩手、静岡)軍艦島ツアーレポート屋久島 – (鹿児島)琉球王国のグスク及び関連遺産群 – (沖縄) 37)「ポケモンGO」日本で配信開始息子が幼稚園の時TVで「ポケモン」が始まった。以来、息子はポケモンにはまったまま24歳になった。親も一生懸命「ポケモン言えるかな」を覚えたのでした。 あれから20年。歴史は繰り返す。僕はどれだけ進めたのだろう。 38)広島・黒田投手が日米通算200勝黒田選手の活躍はスポーツニュース等で承知しているが、何かを語れるほどは知らない。それで調べてみたが、あまりに内容が多く、まとめる自信がないのでやめた。1975年の「赤ヘル旋風」の時代、巨人から寝返って広島ファンになった時がある。あの年のスターティングメンバーはまだ言える。大下、三村、衣笠、山本、ホプキンス、水谷、シェーン、水沼・・・。 39)相模原市の障碍者施設で19人刺殺 「津久井やまゆり園」に刃物を持った元職員が侵入、入所者19人が胸を刺され首を斬られるなどして死亡、職員を含む27人が重軽傷を負った。日本における、一人による殺害数は犯罪史上最も多い。しかも身動きの取れない障害者の首を次々と切り続けたという、残虐さは類を見ない。犯人の植松聖は以前より犯行をほのめかしており、障害者に対する差別発言(障害者が安楽死できる社会をのぞむなど)により、施設から犯罪の危険があるとして警察に通報されていた。津久井警察署はこれを受け、相模原市に報告、精神保健福祉法に基づいて緊急措置入院を決定した(同時に施設は退職)。入院後、大麻の陽性反応が出る。措置入院を決定する指定医の1人は「大麻精神病」「非社会性パーソナリティー障害」、もう1人は「妄想性障害」「薬物性精神病性障害」と診断した。しかし入院から12日後、医師が「他人に危害を加える恐れがなくなった」と診断したため、退院させた。そして4カ月の準備期間を経て、今回の犯罪を実行に移した。世間の不満はせっかく入院させたのに、なぜ退院させてしまったのかということだろう。措置入院というのは、自傷・他害のある”精神病者”を強制的に入院させることで、精神病の症状がなければ入院させておく理由はなく、犯罪を起こしそうかどうかは基準にない。常軌を逸した言動するやつらはいくらでもいる。街宣車でヘイトスピーチを繰り返す連中は普通ではない。だからと言って精神病になるのか?真面目に病気と闘っている精神病患者に失礼だ。植松聖は精神病ではない。犯罪者は法に従い、きっちりと処罰すべし。 障害者は思い試練を背負っている、選ばれた人である。その周りに生きる人も、試練を分け合わなければならない。神様は、何かを教えたいのだ。自分を知るためには、試練にまっすぐ向き合わなければならない。 40)ピアニスト、中村紘子さん死去中村紘子さんの事は庄司薫の小説で知った。その後、庄司薫自身が妻とした。庄司薫の著書はほとんど読んでいる。といっても9冊しか出していない。その中で、たぶん「赤ずきんちゃん気をつけて」だと思うが、中村紘子が好きだというくだりがあり、それが伝わって交際に至ったと聞いた。それなら僕も、小説で南沙織が好きだと書けば、チャンスが生まれるということかと、夢をみたりしたあの頃。 41)東京都知事に小池百合子氏。築地市場の豊洲移転延期、五輪施設計画見直しこの都知事選は近来になく面白かった。歴史に残る名勝負だったと思う。主だった候補者は3名。自民党・公明党推薦の増田寛也。民進党・共産党・野党連合の鳥越俊太郎。自民党員だが自民党は公認しなかった小池百合子。直前の参議院選の投票結果を見て分析すると、自民・公明連合は232万票。民進・共産・野党連合は229万票で接戦になる。都知事選はだいたい総数が600万票ぐらいなので、第三の候補は浮動票を全部取っても数字上は苦しい。政党の後ろ盾がない小池百合子は、両陣営からどの程度引っ剥がし、浮動票をどれだけ取り込むかが勝敗の行方を左右することになる。自民党は石原伸晃自民党都連会長が党員に親戚を含め縛りをかけるという、高圧的態度で反感を買い、さらに父親の石原慎太郎が「厚化粧のばばあ」と暴言。親子で有権者の反感を買う失態。民進党は参議院は蓮舫が112万票も取っていて、これは民進党の支持者というより蓮舫のファンが多く、浮動票化していた。さらに鳥越俊太郎の過去の淫行疑惑が”文春砲”によって暴かれ、TV討論でも準備不足が露呈、知名度人気頼りがずるずると後退していくのが見て取れた。そしてふたを開けてみると、なんと数字上は苦戦だった小池百合子のぶっちぎり勝ち。ほぼほぼ300万票の支持を受けたのだった(増田17万、鳥越13万)。既成政党の横暴と内向きに断を下した、都民の勇気と希望を讃える。この支持を背に、小池劇場の第2幕は開かれるのだった。 42)元横綱千代の富士・九重親方死去昨年の北の湖に続き、大横綱がまた世を去った。千代の富士は僕と同学年。同じ青春を謳歌した同級生が亡くなった感覚だ。僕の高校時代、ヒーローは先代の大関貴ノ花だった。そのヒーローを破って引退に追い込んだのが千代の富士だった(1980年)。大好きな貴ノ花を倒したのが、同学年の千代の富士。自分の年齢が、ぐっと社会との差を縮めた瞬間でもある。その千代の富士が、貴ノ花の息子の貴花田(のち貴乃花)に負け引退に追い込まれたのも、マンガの様だが運命を感じた(1991年)。
2016年12月09日
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21)三菱自動車、日産の傘下入りを発表燃費偽装の三菱自動車が、日産に吸収される。ということは、浦和レッズも横浜F・マリノスに吸収されるのか?となったら、横浜F・R・マリノスだなあ。オリジナル10(Jリーグ発足時の10チーム)が一つ消滅か。なんてことにはならなかった。レッズは嫌いだが、敵役がいなければ面白くない。 22)演出家・蜷川幸雄さん死去残念ながら、蜷川演出の舞台を生で見る機会がなかった。みんなが褒めていて、「世界のニナガワ」などと呼ばれるのだから、よっぽどすごいんだろう。 23)沖縄の米軍属を死体遺棄事件で逮捕沖縄うるま市で、ウォーキング中の20歳の女性が、嘉手納基地内にある会社に勤める沖縄在住の米国籍の32歳の男に暴行を受け殺された。男は日本人女性と結婚しており子供もいる。沖縄に基地がなかったら起きなかった事件という言いかたは、間違いではないが一面的過ぎる。卑劣な犯罪ではあるが、それ見たことかと大量の全く同じ「海兵隊は出ていけ」とかかれたプラカードを掲げる集団には、ちょっと異様な感じを受ける。誰かが後ろで何かの意図をもって、この悲劇を利用している風だ。犯人を罰し、犯罪が起きぬ環境のため何かを講じることは必要だが、人種差別的に米軍を非難するのは解決にはならない。 24)伊勢志摩サミット開催サミットの今年のホスト国は日本で、沖縄、洞爺湖につづく観光地巡りで伊勢志摩に各国首脳をご招待。先進7か国の出席者はフランソワ・オランド(仏)、バラク・オバマ(米)、デーヴィット・キャメロン(英)、アンゲラ・メルケル(独)、マッテオ・レンツィ(伊)、ジャスティン・トルドー(加)、そしてわれらが安倍晋三。今振り返ってみると、昨年首相になったばかりのトルドー以外は、このサミット以後全員首脳の席を降りているか降りる予定。オバマは任期切れだが、キャメロン、レンティ、オランドのヨーロッパ勢は政局に敗れて去ることになり、メルケルも来年の選挙には立たないと言っている。これで安倍晋三が失脚するようなことがあれば、「呪われたサミット」として歴史に残るかもしれない。 25)オバマ大統領が広島訪問1945年広島原爆投下から71年、アメリカの大統領は誰もこの地を訪れなかった。自らの悪魔の所業の痕跡を、目の当たりにするのが怖ろしかったのだろう。 1961年生まれのバラク・オバマは生まれる前の話だし、”change”のスローガンで登場したオバマなのだから、壁は越えられた。謝罪をするしないで調整が遅れたと聞くが、そんなことはないだろう。戦争にルールはない。国という集団の存亡をかけた戦いなのだ。謝るのは負けた方に決まっている。原爆という度を越した武器の使用を責めるとしても、その核兵器が大国同士の安全を担保しているのだから非現実である。歴史は点では語れない。終戦は休戦の一つの形態にしかならない。 6月26)消費税率引き上げを2年半延長消費税を8%に増税したがためにアベノミクスはとん挫した。民主党政権のポンコツぶりに辟易した国民が、かつてのボロボロ政治をしていた自民党を、昔のことはすっかり忘れて歓喜で迎えた。その錯覚で一瞬日本経済も立ち直る兆しが見えたのだが、8%はその熱をいっぺんに冷ました。高速道路の渋滞は、先頭の誰かがブレーキをちょっと踏むことで、後から続く車が次々とブレーキを踏んでしまうことにより起こり、ついには停止してしまう。だから、何かのきっかけで一斉に走り出せば渋滞は解消できるの理屈だが、せっかくの機会にやらかしてしまった。もともと増税をせっついたのは民主党の野田佳彦だから、安倍晋三だけのせいではない。経済の復活を目指すなら、延期ではなく凍結。出来れば5%にもどす。一番いいのは、”消費税廃止”。昔は消費税は、公平でよい税制だと考えていた。しかし、これは気分の悪い税制だあると実感した。税は稼いだ分の中で相応に払うべきだ。稼ぎの少ない貧乏人から、一律に徴収する税制は間違っている。マイナンバーをもっと活用して、収入の補足に力を入れろ。資産を貯えている奴から徴収しろ。企業も社内留保に税金をかけろ。 「新自由主義」が行き詰った今、「新社会主義」が登場してもいい頃である。27)113番新元素は「ニホニウム」新名称の候補には元素の合成に成功した理化学研究所の所在する和光市から「ワコニウム」というのもあったそうだ。和光市近隣の僕にはそれでもうれしかった。和光の理科学研究所には工事で行った。小さな研究室がずらっと並んでいて、一つ一つにいろんな指示があったと思う。あの中の一つが、おおきな仕事を成し遂げたとうことだ。なにかうれしい。(ちなみに小保方事件を起こしたのは、大阪の理研。) 28)イチロー、日米通算最多安打イチローはすごい。野球の選手として、その実績はアメリカ・メジャーリーグにおいても凌駕している。野球というくくりを外しても、そのストイックな人間性についても卓越している。現代のヒーローではあるが、イチローになりたいかというと、躊躇してしまう。イチローは天才ではあるが、それは努力の天才でもある。試合の中での光の陰には、おびただしい努力の準備がある。栄光は羨ましいが、血のにじむ努力の方は遠慮したい。普段は楽をして、TVで疑似体験をするだけで充分だ。 29)18歳選挙権施行18歳に選挙権は与えられたが、18歳で成人というわけではない。酒もタバコも20歳までおあずけ。若者が案外保守的だという調査から、自民党支持層を広げるための策略、なのかどうか。僕の18歳は、反自民が若者の条件だった。フォークギター片手に”反戦歌”を歌った。でも、今も若者は”反戦ラップ”を叫んでいるではないか。本当に保守化しているのかなあ。それろも昔から、僕らが少数派? 30)舛添東京都知事が辞職かつては「総理にしたい人NO1.」だった希望の星が、地方知事であるにもかかわらず全国的バッシングを受けるほどに。たった1年で、これだけ評価が落ちた人は珍しい。日本人は悪口をいうことをはばかる美風を持つが、公人に対しては正しい評価が必要だ。自業自得ではあるが、以前の好感を刷り込んできたマスメディアにも責任はないか。昔からこんな奴だったと一斉にバッシングを上げたが、知ってたら教えろよ。
2016年12月09日
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【3月】10)高浜原発3、4号機停止命令、大津地裁が仮処分決定大津地裁が、運転中の関西電力高浜原子力発電所3、4号機の原発の停止を命じた。素晴らしい司法判断である。この件については、このコラムを読んでください。フクシマを繰り返すな 次の事故が起きるまで、事故を起こす可能性のあるものを運転つづけるというのは、馬鹿げている。 11)北海道新幹線が開通北海道新幹線(新青森ー新函館北斗間、149キロ)が開通した。東京ー新函館北斗間(824キロ)は最速4時間2分。1964年の東海道新幹線開業から52年を経て、九州から北海道まで新幹線でつながった。今後は2031年に札幌までつながるらしい。15年後ということなら僕は75歳。特に北海道に用事もなし、寒いところ雪の降るところは行きたくないので、たぶん乗ることはないだろう。夏の北海道が素敵なのは知っているけど。 12)民進党が発足「民主党」と「維新の党(おおさか維新の会でない方)」が合併して新党になった。維新の党が民主党と一緒になる条件が、党名の変更であった。2009年に政権交代を実現し、中身のポンコツぶりを世間にさらして国難を引き込んだ民主党の名のもとに、統一するを良しとしなかった。民主党としても、汚点をつけた党名のまま続けるのは、過去の負の業績をさらすことになり、チャンスがあれば変えたかったと思っていたはず。両党の思惑が一致し、一般公募で候補を募り支持率調査の末、決まったのが「民進党」。一文字しか変わっていない。しかも雰囲気を引きずっている。この党名に、台湾の民進党がクレームを付けたぐらい、民主党のマイナスイメージは大きい。新党のはずが、代表が岡田克也、幹事長が枝野幸男では、やっぱり亡霊を見るようだ。もともと内部がバラバラの民主党にさらにはぐれ者集団が加わったのだから、スタートからまとまるはずのない政党だ。数年後には、この名前も消えるだろう。 13)経営再建中のシャープ、鴻海(ホンハイ)が買収この買収劇に、経済評論家の上念司氏がコラムを寄せている。氏の主張はすべてに賛成するものではないが、一見の価値はある。http://ironna.jp/article/2874?p=1 【4月】14)電力小売り全面自由化スタート我が家は当初「auでんき」に変えた。福島原発事故の処理や、それ以前の対策・方針に不快感を抱いているので、東京電力と縁を切りたかった。ではなぜauにしたのかというと、たまたまこの時期にauショップに行く用事があり、対応してくれたお姉さんに勧められてつい契約してしまったのだ。本当は「東京ガス」に変えるつもりだった。理由は、原発由来の電気は拒否したいから。電気事業に参入した企業は数あれど、自前で発電している企業と既成の電力会社から仕入れている会社とに分類される。仕入れているだけの会社は、原発由来の電気が混ざる。auはこちらの部類である。よって僕の選択肢には入らない企業であったのに、お姉さんの対応がとてもよかったので、お礼としてサインしてしまったのだ。あとで後悔した。まあ1年やって、その間に他の会社のことも調べて決め直そうと考えた。それが先週、東京ガスがセールスにやってきた。電気の質に関しては希望にかなうが(自前の天然ガスによる火力発電。”CO2地球温暖化”を詐欺”と疑う僕は火力発電を支持する)、価格にどれだけ差が生まれるのか押さえておきたい数字ではあった。最初電話でアポを受けたのだが、その時は男性のいかにも営業マンの声だった。それが、実際説明にやってきたのは、若い女性社員だった。水野美紀風の、必要以上の愛想はふりまかない、誠実さにあふれるいい感じの女性。説明を聞く前に決めてしまっていたかもしれない。そのうえで調べてもらったところ、au電気はだいたい月に1000円前後キャッシュバックがあるのだが(auウォレットのポイントになる)、東京ガスはだいたい2000円戻るようなのだ。月1000円の差、年間12000円、変えない理由が見当たらない。残った問題はau電気の解約金がいくらかということだが、それも彼女が調べてくれて、2000円であることが判明した。それなら1年を待たず今すぐ解約してもすぐ取り返せる。それではauに解約の手続きをしようと思ったら、それも彼女がやってくれた、てきぱきと。仕事なのだから当然の対応なのだろうが、僕にはその態度から、尽くされている感じを受けた。やさしさに飢えているのだろうか。滞りなく手続きはその場で完了し、次回から晴れて東京ガスの電気になる。でも、契約を済ませてしまったから、彼女にはもう会えない( ;∀;)。 15)熊本地震、死者50人14日夜に、熊本地方にマグニチュード(M)6.5の「前震」が発生し、16日未明にM7.3の「本震」がおきた。最大震度は7、家屋の倒壊、熊本城も被災し、死者は50名に達した。熊本地震については、駄歌凡歌の中で触れた。 感謝・31万アクセス 駄歌凡歌 鹿島アントラーズの植田直道選手は熊本県出身。直後の試合のインタビューは胸が詰まる思いだった。 16)三菱自動車が燃費データ偽装燃費の計算方法が国土交通省で決められているのだが、三菱自動車は独自に他の方法で測っていた。それが不正だと指摘されたのだが、驚いたことに指摘されたのちも都合の良い数字を選んで車を売り続けていた。車を選ぶときに燃費の良さは重要な問題だ。オイルショック以来、日本車が世界に受け入れられたのも、燃費の良さが大きな要因になる。それが嘘だとなると、問題は大きい。と世間は思ったが、当の三菱自動車は歯牙にも介さなかったらしい。12年前(2004年)三菱自動車はリコール隠しが発覚した。車の欠陥から死亡事故も起こし、社員から逮捕者も出した。猛烈な三菱バッシングが日本中に渦巻いた。そのころ、僕は品川の三菱自動車ビルに修理の工事に行くことがあった。日曜の休みの間にする工事だったが、出勤している社員もいた。盗み聞きをするわけではないが、聞いてはいけない社員の話し声が聞こえてしまった。「今騒がれていることなんか、時間が経てば治まっちゃうから」会社の行く末を心配する後輩に先輩が励ましているのかもしれないが・・・。「みんな忘れちゃうし、元に戻るよ」って、本気?ぜんぜん反省してない。大勢の社員の中のたった一人の発言だったかもしれないが、驚きだ。今回の騒動を見ると、たったひとりと思われた無責任社員が結構いたことになる。この会社の体質だったと言わざるを得ない。 17)井山棋聖が囲碁界初の7冠囲碁は詳しくないが将棋なら少し詳しかった時がある。将棋の世界では羽生善治九段が、1996年に7冠を達成した時が圧巻だった。次々と訪れるタイトル戦をすべて勝つわけだから、棋力以上に体力や精神力のコントロールが必要とされる。全てを戦うわけだから、タイトル戦がかぶるときもある。運も多少味方にしなければ達成は難しいだろう。羽生が7冠を手にした時は26歳。井山裕太九段も奇しくもこの時26歳。伸び盛りの才気と体力が必要だということだろう。 18)ハンセン病隔離法廷、最高裁が謝罪最高裁は、ハンセン病患者が被告になった裁判を裁判所以外の隔離施設などで行った「特別法廷」について、1960年以降の運用を違法と認定し、謝罪した。ハンセン病は、現代では治療法も確立し、感染力も弱いことから隔離をすることもない。そもそも発症する患者もごく少数となった(近年の日本の発症数は、年間0~1人)。しかし、かつては”癩(らい)病”と呼ばれる不治の伝染病として恐れられ、隔離が常用されていた。患者の姿が変貌してしまうことも、恐れられる原因でもあっただろう。ハンセン病で思い出すのは、松本清張原作、野村芳太郎監督『砂の器』(1974年松竹)だ。 昭和映画落書 『砂の器』 19)東京五輪新エンブレムに「組市松紋」昨年7月にパクリ疑惑から白紙撤回されていた、東京五輪エンブレムが新たに決定した。大騒ぎで決め直したんだからもうこれで行きましょ。でも、なんだかなあ。新国立競技場のデザインにしろ、ボランティアのユニフォームにしろ、その他様々なビジュアルに関することを、統一して決められる才能あるプロデューサーはいなかったのだろうか。そもそも役人にはそんな発想はないのか。 20)野球賭博関与の元巨人投手ら逮捕こういうニュースを目にすると、「賭博」は悪いことだと再認識をさせられる。しかし、国会では与野党こぞって「カジノ解禁」を進めている。暴力団がらみの博打は犯罪で、行政が開帳する賭場は合法だという。今年の4月のコラムに、バトミントン選手カジノ事件に絡み、賭博(ギャンブル)についての見解を書きました。世事雑感 バドミントン選手賭博事件 他 ギャンブルは勝ったものが負けたものから金を巻き上げる、winとlose(loss)で構成される。一方が儲かり一方が損をする。両者はwinwinの関係にならない。資金が一方通行で流れるだけで、経済発展にはつながらない。経済成長戦略には不適応だ。ギャンブルで勝のはいつも”胴元”。それがわかってやめられないのは、依存症が客の資質であるから。覚せい剤と同じ仕組みなのだ。
2016年12月06日
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今年も「振り返って」の時期になった。例年に倣って読売新聞の「読者が選ぶ10大ニュース」の項目をお借りして、その年の出来事を僕なりの解説をする。このシリーズも、2010年からだから7回目になる。個人的には、ニュース解説者ぶって偉そうに世相を断じるという、自分を高みにおける楽しさは格別だ。とりあえず僕の見解に反論を受けたことは一度もないので、受け入れられているとまでは望めぬが、楽しんでいるし危険でもない。なにごとも続けてからこそ生まれる価値がある。書くからには勉強も必要で、僕自身にとって、この機会は多くの知識を得るきっかけとなっている。最近の忙しさを鑑み、深く考察する余裕がないのが実情だが、何とか反射神経を機敏に活用し、今年のノルマを完遂したいと思う。日本の出来事【1月】1)教科書謝礼、業界に蔓延教科書会社が、検定中の教科書を教員に見せ、謝礼を渡していたという事件。自社の教科書を選定してもらうべく、接待をし賄賂を払ったということ。しかもどこかの会社が抜け駆けしてやったというのではなく、総勢10社がやっていたということなので、蔓延というより通常化しているということなのだろう。「教科書問題」というと、昔は「家永教科書裁判」などの思想がらみの問題が大きかったが、今はどうなのだろう。30年前、僕の哲学の師、仁藤洋東大教授は家永問題に対し、「歴史と史実は違う」と述べられていた。どっちがどうという解説を聞き逃してしまった(あるいは理解不足)が、歴史の解釈は金銭で決着するようなものではないはず。色々な立場、考え方があってもいいが、決定には精神が伴ってほしい。しかし、教科書ってそんなに影響大きいかなあ。よその学校の教科書は知らないからかもしれないけど、肝心なのは教える先生でしょ。2)箱根駅伝、青学大が2連覇去年も箱根駅伝青学大優勝が項目に上がった。読み返すと、「伝説の営業マンが駅伝監督になったというユニークさが話題となったニュース」などと失礼なことを書いている。毎年選手の入れ替わる大学のスポーツで、2連覇はお見事。プロジェクトの正当性が証明されたということ。3)長野でスキーバス転落、15人死亡軽井沢の国道でスキーツアーのバスが崖下の転落、乗客の大学生13人と乗員2人が死亡、26人が重軽傷を負った。死亡した学生の中に、尾木直樹先生の教え子も含まれており、尾木ママも沈痛な面持ちでTVでコメントを述べていた。実は我が子も尾木先生の授業を受けた仲間であり、学生の期間はスキーツアーにも行っていたので、他人ごとではない。運転手(交代運転手も)が死亡してしまったので、事故の真相は埋もれてしまうかもしれない。なぜ高速を降りて一般道を走ったのか。しかも大型バスの運転が不慣れな運転手が。乗用車でも夜の山道は怖くて走りたくない。ツアーは”格安”で、バスの運転手は人手不足。事故が起きてしまうと、原因となる危険要因は多々顕在するが、この手の格安ツアーの多くは奇跡的に無事でいるだけかもしれない。事件を機にその場しのぎでいろいろ規制が設けられるのだろうが、乗客の方も悲劇から学ぶようにならなければならない。「安いものには、理由がある」安かろう悪かろうという原則がある。安いんだからしょうがないというものに、命を預けてはいけない。4)大関琴奨菊が初優勝日本人の力士が優勝するのは10年ぶり。つまり、この間の優勝力士はすべて外国人であった。イングランドやイタリアのサッカーリーグでは、出場選手に自国の選手がいないという事象も出現する。スポーツのトップの世界は、すでにグローバル化を遂げている。相撲だって同じだろうと思えば思えるのだろうが、ちょっとなあ。「国技」かどうかは議論があるが、日本独自の競技であるにもかかわらず、優勝が常に外国人というのは寂しく思う。今年のこれからの優勝者を知っている今では、琴奨菊が本当に強かったから優勝したのかどうか、結果を知っている。いろいろ入れ替わるのも面白いと考えるが、大鵬、北の湖、千代の富士のような”大横綱”と呼ばれる力士は、日本人であったほしいものだ。5)甘利経済相、現金授受問題で辞任甘利氏と元秘書2人が「あっせん利得処罰法」と「政治資金規正法違反」の疑いで告発された。今年の主役、「文春砲」の炸裂。現金受け渡しの生々しい証拠のテープがあったので、これは逃げられないと思っていたが、なんと不起訴。告発した建築業者が、取り調べで黙秘に転じたため調書が取れなかったという。公判で「”文春”の記事によりますと・・・」というわけにはいかないらしい。甘利はTPPがらみでも懐を肥やしているはずなので、何とか暴いてほしい。文春頑張れ!TPPについては、5年前にもコラムに書いている。TPP雑感 6)日銀がマイナス金利導入決定僕のような「高度経済成長」「バブル景気」を遠目ながら見てきたもの(体験はできずとも)には、現在の「デフレ景気」はいまだに信じらない。信じられないまま住宅ローンを20年間払い続けて、まだ数年残している。「借金はインフレと共に目減りしていくもの」と勝手に予想をして、見事に裏切られ、”地獄”にはまってしまった。若い頃読んだ、邱永漢や竹村健一の発想から抜けられない(もう人生終盤なのに)。だから”マイナス金利”なんのこっちゃ?銀行が資金を日銀に預けて、融資に使わないことに対抗(?)するための措置なのだそうだ。しかし、銀行が企業に融資したくても、企業が設備投資をしようとしないのが実情だ。儲かっている企業は内部留保に励むし、そうでない企業にはアイデアがない。しかし一方、庶民はカード文化に毒され、キャッシングやらクレジットやらで借金を増やしている。だったら個人向けに安い金利で融資するようにしてほしい。今の金利が半分になれば、その分は確実に消費に使われる。庶民は貯金に回す余裕などない。全てがGDPに変わる。個人に使える金が回らないから経済も伸びないのだ。【2月】7)元プロ野球選手・清原容疑者を逮捕何年前だろう、巨人の優勝パレードで清原を見たことがある。松井秀喜もいた。バスの上を見上げるのだが、二人ともデカかった。わざわざパレードを見に行ったわけではなく、たまたまその日、銀座のパレードコースの近くの現場に直し工事に行ったのだ。施主の社長が巨人ファンで、一緒に見ようと誘われた。その社長も含めて声援を送る群衆を間近にし、ファンというのはすごい熱量を持っているもんだなあと感心した。もちろん声援を受ける方も感無量の面持ちだった。人気スポーツ選手であれ、芸能人であれ、何万という声援に高揚する場を経験すると、脳が快感で麻痺してしまう。一度その快感を覚えると忘れられず、空白を埋めるために薬で代用してしまう。理屈はわかるが、あまりに自分勝手な思考だ。人間は社会性を持つ動物だ。仲間社会のルールに従って行動することで、脳に快感が生まれる仕組みになっている。しかし、仲間からの称賛を浴びすぎると、それが自分でコントロールできないほど巨大化すると、脳は快感で麻痺する。判断のつかない、恍惚感に達する。しかしそんな経験は、極めて特殊なものである。特殊な環境の特殊な時期だけのものである。特殊な環境を離れたのなら、そんな快楽は速やかに忘れるがよい。異常な快感は、実には結びつかないのだ。8)川崎市の老人施設転落死で元職員逮捕川崎市の有料老人ホームで2014年に入所者3人が相次いで転落死した。自分で歩けないような老人が、柵を越えて飛び降りるわけはない。一人目の事件でちゃんと調べろとみんなが思った。しかもこの職員は、窃盗事件(2015年)の犯人だったから逮捕されていたのだ。殺人をして、さっさと消えてしまえば、事件は闇に葬られた。さらに、別の職員の利用者に対する暴行事件が発生し、施設の状況を調べるためでこの職員が事情聴取され(2016年)、そこでぽつりと自供したことで判明したのだという。事件の推移を追うと、施設と警察が共謀して事件をうやむやにしていたのが、うっかりばれてしまったかのようだ。「特命係」や「科捜研」は事件の臭いを瞬時に嗅ぎ分け、きっぱり犯人を突き止めているのに。現実の警察はどこが一番違うんだろう。能力なのか、情熱なのか。今年は、弱者蔑視にもとずく異常な犯罪が続く。社会の中で、理性を封じ込める不満が膨れつつあるようだ。9)原発事故で東電旧経営陣を強制起訴東京電力福島第一原発事故で、検察官役の指定弁護士は、事故当時の東電役員3人を業務上過失致死傷罪で東京地裁に強制起訴した。原発事故の前に、東電は15メートルの津波から守るための防波堤の工事を計画していた。それをこの3人(あるいはこの中の誰か)が、企業利益優先のため工事の中止を下した。運悪くその後に15メートルの津波が福島原発を襲い、未曽有の事故となり、20万人の住民の人生を困窮させ、30キロ圏内を放射性物質で汚染した。こんな大事故を起こしても、予期せぬ”天災”として、東電の誰一人責任を取るものがいない。そんなバカな話はなかろうと、検察審査会が強制起訴をした。裁判は、「15メートルの津波を予見できたか」に焦点が絞られるようだが、堤防工事の計画があったのだから予見していたということだろう。個人で償えるものではないが、成否はキッパリつけるべきだろう。
2016年12月06日
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今年の53番目の作品は”看板”です。(ちなみに53ということは、週1製作という目標はクリアしたということですね。)「お馬の親子」というのは、僕の行きつけの理容院で、「テディベアテラス」のお客様というバーターな関係(毎月”ルイボスティー”をお買い求めいただいています)。なぜ「お馬の親子」という店名なのかというと、午年の親子で理容師をしていたからです。今は父親馬は亡くなりましたが、仔馬夫婦で頑張っています。仔馬といっても、申年の僕より年上なわけで、まあ気兼ねないおしゃべりをしながら髪を切ってもらえるという店です。看板の裏にも。つまり、これは裏からも見えるところに取り付けるということです。こんな風に柵に付けるための物でした。実はこれは2作目で、1作目は10年前に作ったものでした。出来た時はこんなに綺麗で可愛かったのに。10年の風雨にさらされ、こんなことに。あまりにすさまじく劣化してしまったので、新作を作ることに。10年前は、まだ耐性に対して考えが及ばず、板のチョイスを誤ってしまいました。今回は防水加工も施して、ちゃんと作りましたから、10年たっても大丈夫のはず。うん、きれいだ。駐車場は、お店の隣です。「お馬の親子」の並びに、「美容室カトレヤ」がありまして、この看板も僕の作品です。これが、第一号の作品。この時の様子はYUMIさんのブログに詳しく残されています。お正月返上の看板製作・・・2006年初仕事<テディベアテラス編> (10) このあと、絵の部分が”カトレヤ”の花にしてほしいというご要望でYUMIさんに描き直してもらいました。これが現在の画像です。これはかなりがっちり作ったので、まだしゃきっとしています。やっぱりちゃんと作らねば。
2016年12月02日
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