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10年程前のこと。友人のKONちゃんから「素敵なマンションがあるんだけど見に行かない?」と誘われ、興味深々で一緒に物件を見に行った。名古屋の閑静な住宅地にあるそのマンションは、築年数は結構経っていたものの、古い公園のような緑の木々に囲まれていて、敷地内に数棟あるマンションは全て低層階で、とても雰囲気の良い物件だった。彼女も私も一目で気に入り、「軽井沢の散歩道みたい!こんな雰囲気の中で暮らせたらいいね‥‥。」とため息をついた。良い物件を探していた彼女はその後、不動産屋に連絡を取り、分譲物件の有無と価格を確認し、その時は結局手の届かない物件だとあきらめたらしい。ところが一昨年の暮れのこと。KONちゃんからマンションを買ったという知らせが入り、びっくりして彼女の話を聞くと、彼女が買ったマンションは、まさに10年前に一緒に見に行った物件だった。子どもが小学校に上がる前に家を購入しようと、軽い気持ちでネットで検索を始めたら、以前見に行ったマンションの一部屋が販売されていて、価格も手の届く範囲になっていて、さっそく夫婦で見に行ったら彼女の夫がひと目で気に入って購入を決めたという。「縁」というのは必ずしも人と人だけのものではないけれど、「住まい」との出会いというのも、こうした「縁」があるのだなあと思った。前置きが長くなってしまったけれど、今日はすっかりご無沙汰してしまったKONちゃんの新居に、TERUちゃんと一緒に訪問しました。新居はメゾネットスタイルで、綺麗にリフォームされた部屋は心地良さそうで、キッチン(北)とリビング(南)にはそれぞれ庭がついていて、気分はすっかり戸建感覚。KONちゃんに会うのはほぼ1年ぶり、TERUちゃんとは5月にBALI島に行って以来の対面で、3人ともお互いの近況報告やなんだかんだで賑やかな時間を過ごしました。■KONちゃん宅のランチ■今日のうちの夕食コロッケ&きゃべつの千切、、納豆、大根と油揚げの味噌汁登録してみました。ポチしてくださいね(*^_^*)
2005/02/28
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目が覚めると、夫も義父母もそれぞれに出かけていて、家の中にたった一人だった。子供じゃないんだからと、いつも夫に諭されるけれど、家の中で1人でいるのは未だに苦手。ほどなくして夫が帰宅。近くに住む友人のカメラマンとカフェで話していたらしい。夫はこの土地で生まれ育った人なので、近所にふらりと会うことができる友人がいてうらやましい。リンクさせていただいているPappiRecipeさんの日記の中で、「生まれ育った場所が一番好き」というコメントがあり、気持ちが敏感に反応してしまった。東京は故郷というイメージが似合わない土地かもしれないけれど、私の故郷はやっぱり東京しかない。暮らしていた頃よりも、離れて暮らす今の方がずっと好きになっているかもしれない。私は子供もいないし、夫が亡くなったら、きっと東京に戻る選択をすることになるだろうと思う。何年暮らしてもこの土地に馴染めない私の気持ちを夫も察していて、私が東京に行きたいと言えば、いつも快く私を東京に送り出してくれる。去年の12月、私の検査に立ち会うために一緒に上京してくれた夫は、「東京にいる時の君は本当にイキイキしているよね」と言った。夫の心境を思うととても切ない。いつの日か、この土地を心から好きになれたら、本当はそれが一番幸せなことなのかもしれないなあと思うのだけれど‥‥。■今日の夕食:かた焼きそば美味しかったけれど、こうして写真に撮ってみると彩りに乏しく、チンゲン菜とキクラゲも一緒に炒めればよかったとプチ反省。登録してみました。ポチしてくださいね(*^_^*)
2005/02/27
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昨夜、帰宅後くしゃみが止まらず、ビタミンCと風邪薬を飲んですぐにBEDに入ったものの、首の後ろがどーんと重く、なかなか寝付かれず、夫が睡眠薬代わりに枕元に置いてある数冊の一つを適当に手に取ったら、アンドルー・ワイル著の「人はなぜ治るのか」だった。私も夫も何度か読み返している本だけれど、改めてホメオパシーについての章を読んで、まさにこういうコンディションの時こそ、ホメオパシーに基づいた治療を受けたいものだと思っていたら、夫が横で「日本ではまともなホメオパシー治療は望めないだろう」と素っ気無く言った。改めて調べてみたら、日本にもホメオパシーに関するいくつかの団体があって、そのネットワークは全国に広がっている様子。昨夜の症状はゆっくりお風呂に入ったことで幸いにも改善されたけれど、もっと重い症状になった時に、一度体験してみたいものだと思った。ホメオパシーについてはこちらを参照して下さい。■今日の夕食いなり寿司、お吸い物、鰻ときゅうりとわかめの甘酢和え、だし巻き卵、夜、千葉北のイタリアンレストランで食事中という妹から「フレッシュのブラッドオレンジを頂いています」と、写真つきのメールが(自慢げに(^_^;)送られてきた。ブラッドオレンジ、最近は三ケ日などでも栽培されているみたいだけれど、妹の食べたのはイタリア産とのこと。いいなあ‥‥6月のイタリアでは、メルカートで思いっきりオレンジを買い込んで食べてみたい♪登録してみました。ポチしてくださいね(*^_^*)
2005/02/26
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庭に植えてある伊予柑の樹に今年は6個の実が生り、貴重な1個を今日食べてみた。一つずつ房から取り出し器に盛り付けていたら、夫が「君、優しいねえ。面倒じゃないの?」と聞いた。確かにこれは手間のかかる作業。でも、夫はこうして供さないと決して柑橘類を食べないとわかっているので、うちではこれが当たり前になっている。そして、夫はいつも「優しいねえ。」と言い、満足そうに食べている。夫がこういうのを真の優しさと思っている人だとは思えないけれど、言われて悪い気がしないのは確か(^_^;「チャングムの誓い」を欠かさず見ている夫が、「スラッカンの王さまもこうして食べているのかな?」と夫が言うので、スラッカンの女官になった気分になってしまった。最初は夫のためにむいていたけれど、こうして食べるようになったら、手をベタベタにしながら食べるのが何となく嫌になり、いつの間にか一人で食べるときも、あらかじめむいてから食べるのが習慣になってしまった。酸味が強い時には、薄めのシロップに漬け込んでおくのも好きな食べ方。今日の夕食は馴染みのワインバーで。昨年亡くなったYさんと共通の友人T嬢とM嬢に声をかけて、「Yさんを偲ぶ会」をひっそりと行いました。今日のワインはトリュフで有名なアルバにあるワイナリーCOPPO社の「MONDACCIONE」。ピエモンテのしっかりした赤です。昨年、COPPO社の社長が来日した際のワイン会で抽選に当たったものをこの店のセラーに預けておいたので、今日はそれを開けてみました。今日の料理は料理長に全てお任せ。美味しい料理の数々でした。メインは「牛のほほ肉のバローロ煮」。登録してみました。ポチしてくださいね(*^_^*)
2005/02/25
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アクティブな日々から一転して、ひきこもり生活に突入し、連日PCでお仕事モードの日々。5日ぶりに外に出て、車で近所のスーパーに買い物出かけた。「暖かくして出かけなさいね」という義母のひと言で、厚手のコートとマフラーを着込み、いざスーパーに到着してみると、こんなに厚着をしている人はほとんどいなくて、皆さんとてもすっきりした装い‥‥。世間はもう既に春を楽しんでいるかと思ったら、急に取り残されたような気分になってしまった。今日の夕食はあんこう鍋。先日、rueの家で振舞ってもらったのが美味しかったので、夫に食べさせてあげたくなって作ってみました。2人用の土鍋が割れてしまったので、目下物色中です。ポン酢は最近のうちの定番「ひろたのぽんず」」←リンク先の画像かなり歪んでいます。私は近所のSATYで買っていますがこれで3本目のリピート。私の美味しいポン酢選びのポイントは、色が濁っていること。天然果汁を使っていることがそれでわかります。食後、ひさしぶりに「にらダレ」を仕込み、夫から何度かリクエストされていたお稲荷さんを作るべく、40枚もの油揚げを煮込み、デザート用にバームクーヘン(もどき)を焼いた。登録してみました。ポチしてくださいね(*^_^*)
2005/02/24
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IPフォン用にオーダーしたヘッドフォンマイクが到着。持ち歩き用にはちょいと不向きだけれど、旅のお供に邪魔になるほどでもない。オレンジ、レッド、ブルー、ブラックのパネルが好みで変えられるようになっているところも可愛い。ちなみに私はレッドを装着。■今日の夕食大根の黒こしょう煮、わけぎとイカの酢味噌和え、大和芋と玉ねぎの味噌汁深夜に、書きためていた留守中の日記を全部アップ。おでかけ日数16日!仕事を兼ねていたとはいえ、ちょっと長すぎました。理解ある夫と義父母のおかげで、困った嫁は元気に生きていけます(*^_^*)。更新が終了したところで妹が初SKYPE CALLをかけてきた。音質は確かに素晴らしく、ノイズもほとんどない。これは使える通信手段だと納得!
2005/02/23
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うちのダイニングに、花屋をやっている親戚が年明けに送ってくれたピンクのシクラメンの鉢がある。うちのシクラメンはとても元気に次から次へと花を咲かせているけれど、夫はどうもその様子が不思議でしょうがないらしい。今日ふと見ると、夫がシクラメンの花の匂いをクンクン嗅いでいた。既にクンクン済みの私は、「匂わないでしょ?」と夫に聞くと、「そうだね」と残念そうに言い、「元気すぎる‥‥。花はもっとはかなくなくては‥‥。」などと、ぶつぶつ言っている。そういえば、このシクラメンが届いた時も「真綿色じゃないんだね」といい、「シクラメンて、もっとはかなげなものだと思ってたけど、全然イメージと違った。」とも言っていた。どうやら夫にとってシクラメンのイメージは、布施明の「シクラメンのかおり」そのものだったようで、歌のイメージと裏腹にたくましく咲き続けるシクラメンは、シクラメンではないと言わんばかりの雰囲気。でも夫のそもそもの誤解は、「真綿色したシクラメンほど清(すが)しいものはない」という歌詞を「真綿色したシクラメンほどはかないものはない」だと勘違いしていたことだった。ネットでシクラメンのことを調べ始めたら、夫が蘭の仲間だと信じきっていたシクラメンが、実はサクラソウ科だということがわかり、シクラメンは改良を重ねた結果、今のような香りのないシクラメンになったそうで、最近また香りのあるシクラメンというのも栽培されていることも判明。いろいろ調べているうちに、シクラメンの原産地であるトルコやイスラエルでは、野生の豚がシクラメンの球根を食べたことから、「豚の饅頭」と言われていることもわかった。「豚の饅頭」‥‥!夫にこれを報告すべきか否か一瞬迷った私。これ以上イメージをこわしたら可哀想かと一瞬思ったけれど、あまりに可笑しかったので夫に言ったら、想像以上にがっくりしていた。■今日の夕食肉じゃが、菜花と鶏のささみの辛子しょうゆ和え、焼鮭、大根と薄揚げの味噌汁
2005/02/22
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このところの日課になっている妹とのチャット。今まで父とPCを共有していた妹は、毎日自分のノートPCに向かうのが楽しい様子。「やっぱりPCって1人に1台だよね」というメッセージが届いたので、「だってPCはパーソナル・コンピュータの略だもん。」と書いたら、「そーなんだあ。」との返事が届いて気が抜けた。私達が通常使っているのはMSN Messenger。せっかくだったら音声通話をしてみようということになり、それだったら音質の良いと評判の「SKYPE」を試してみようと、互いのPCにダウンロードしてみた。「SKYPE」は、スカイプユーザーと無料で話せるIP電話ソフトで、「スカイプアウト」という機能を使えば一般電話にもかけられる。日本、アメリカの一般電話への通話料は、私も加入しているYahoo!BBと大した差はないものの、他国の一般電話や国内外の携帯電話への通話料がとっても安いのが魅力。海外旅行の時なども便利そう。ヘッドフォンマイクもなかったので、妹とお揃いでオーダー。到着が待ち遠しいです。夕食は、美味しいパスタを作れるようになりたいという夫の希望で、レクチャーをしながらスパゲティ作り。材料は冷蔵庫にあった残りもの。畑から収穫したばかりの菜花は甘く柔らかくて美味しかった。サラミは昨年ブダペストで買ってきたもの。ハンガリーのサラミは絶品です。■菜花としめじとサラミのスパゲティ今現在、夫が私に自信を持って食べさせられるというレパートリーは「チキンと野菜のスープ」と、それを多少アレンジしたものだけなので、もしも妻が1ヶ月病気になった時にも困らないように、美味しい料理のレパートリーが欲しいと常々思っているらしい。ありがとう。その気持ちだけで感謝です。
2005/02/21
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普段あまり食べないけれど、私はモンブランなどの栗のスイーツが好きで、特にマロン・グラッセが大好き。今日は「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」でチョコレートと一緒に買ってきたマロン・グラッセをいよいよ食べてみることに‥‥。小さなプレートに乗せてコーヒーと一緒に夫の元へ運ぶ。「大事に食べてね!」という私のひと言に夫は敏感に反応し、「高かったんだ‥‥。いくつ買ったの?」と聞いてきた。「一つ530円。全力で4個買いました。」と正直に答えると、「僕は1個でいい。好物なんだから、君が3個食べたらいい。」と、ほろりと泣ける夫のひと言。柔らかく、甘く、美味しいマロン・グラッセを口に含み、至福の一瞬を堪能している私に、夫が「君、そんなにマロン・グラッセが好きなんだったら、自分で作ってみたら?」と、いたって現実的な提案を投げかけてきた。「作ってみたら?」‥‥。そう言われたら受けて立ちたい私。いそいそとマロン・グラッセのレシピを調べ始める。まずは美味しい栗の選択から‥‥。「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のマロン・グラッセは4cm程もある大きな栗で、調べてみたらフランス産ではなく、イタリア・トリノ産だった。私の心は一気に秋のイタリア。トリノ!ピエモンテ!ジビエの季節!ジビエとバローロを堪能して、ついでにメルカートで栗を買って帰ろう!‥‥と、いつしかマロン・グラッセ作りがついで‥‥に変わってしまっていた。これではいけないと再びまじめにレシピを調べ始めたものの、数分間レシピを眺めた後、「マロン・グラッセは、これからも買って食べることにします!」と夫に宣言。マロン・グラッセ作りは2日間かかることがわかった。栗の皮を少し剥いて4時間煮て、甘皮を丁寧に剥いて、その後砂糖を加え8時間煮て、翌日更に8時間煮る‥‥という気の長くなるような作業。それに加えて、日本の栗がマロン・グラッセ作りには不向きであることもわかったら、なんだかマロン・グラッセ作りが遠くに行ってしまった。でも、いつか新鮮なトリノ産の栗が手に入ったら、試してみたくなるかもしれないなあ‥‥。■今日の夕食は、チキンと野菜のカレー、キャベツ&きゅうりのサラダ、柑橘3種のフルーツサラダ
2005/02/20
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男から「思わずキュッて抱きしめたくなった」なんて言われたら、女として心地良い気持ちにならずにはいられない。例えそれが小学校2年生の男の子であったとしても‥‥。昨夜、無事の帰宅を告げるべくrueに電話をしたら、K也が玄関先で私と別れた後、そんな風に言っていたらしい。K也はrueの愛すべき息子だけれど、友人の息子というより、私にとっては小さな親友という感じ。私はK也が大好きなので、彼と向かい合う時はいつだって真剣勝負。ゲームをしても決して負けてあげるなんていうことはしないし、行儀が悪ければ真剣に叱る。以前rueが「怒ったらお母さんとどっちが怖い?」と聞いたら、K也は私の方がだんぜん怖いと言っていたらしい。そんなK也と、いつの日にかBARで一杯飲るのが私のささやかな夢のひとつ。20年後、K也がエスコートしても恥ずかしくないような、素敵なマダムでいたいと、結構真剣に思っている私‥‥。帰宅してから雨降りで、車に積んだままの荷物からチョコレートだけ取りに行き夫に渡した。一応、バレンタインデーのつもり。今年は妹に付き合って「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」に行ったのでチョコレートを買ったけれど、バレンタインデーにチョコレートをあげる習慣というのは、結婚後の私にはなかったこと。もっと気軽にプレゼントすれば良いと思うけれど、あの熱気溢れる売り場や、バレンタインデーというイベントに参加するのが気恥ずかしい私。でも、チョコレートが大好きな夫はシンプルに喜んでくれて、すぐに包みを開けてばくばく食べていた。妹は16個で8,000円以上もするチョコを買っていたと話すと、一瞬夫の手が止まり、「ところでこれはいくらしたの?」と聞くので、「板チョコは1,000円くらいだったので安心して食べて。」と答えると、ほっとしたように再びばくばく食べ始めた。私はどちらかといえば、トリュフタイプよりもごく普通の板チョコが好きなので、今回は自分の好みで選んだけれど、夫の食べっぷりを見ていて、トリュフタイプのチョコにしなくて良かったと改めて思った。■今日の夕食海老フライ、ポテトサラダ、キャベツの千切り、レンズ豆と野菜のスープ、ロゼッタ・パン with オリーブオイル久しぶりの手料理なので、夫の大好物ばかり作ってみました。
2005/02/19
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昨夜、二人で一升瓶を空けてしまったrueと私。朝起きるとお酒が残っていて、何となく気だるい目覚めだった。コーヒーをたっぷり飲んで、仕事モードのrueを少し手伝い、妹がrueと一緒に食べてと持たせてくれたミートソースがあったので、スパゲティを茹でて昼食。「250gのスパゲティを二人で食べきった!」と、後で妹に報告したらあきれていた。「もう1泊していったら?」と引き止めてくれるrueとK也。そうしたいところだけれど、延び延びになってしまった私の帰宅を何日間も待ちわびる夫の顔を思うとそういうわけにもいかず、rueに作ってもらったナンにドライカレー&レタスを挟んだサンドイッチを助手席に置いて、rue宅を後にしたのは夜の8時頃。途中、雨と雪の降る東名を走り、自宅に到着したのは12時少し前だった。夫は私の顔を見るなり、「何か旨いものが食べたい」と言うので、キッチンに行き簡単なハムチーズサンドを作った。夫は留守中の家の様子や友達のことを延々と話し出し、私はワインを飲みながら聞き役に回り、結局4時頃まで話し込んでしまった。
2005/02/18
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今日は実家を発つ日。今宵は友人のrue宅で1泊して、明日自宅に戻る予定。今回は、ほとんど父と妹のPCセッティングとPC講座で時間をとられ、一緒に銀座に買物に行くことさえできずにストレスモードだった母‥‥。それでは最後に銀座でランチを楽しもうと、母と妹を車に乗せ、一路銀座へ向かう。昼食といっても私は半分仕事モードで、仕事で付き合いのある馴染みのイタリアンレストランを予約。残念ながら料理長は不在だったけれど、支配人といろいろ話しながらの昼食。フルコースはとても食べられそうになかったので、アンティパストとパスタだけオーダー。昼食後、有楽町西武の駐車場で母と妹と別れ、一路杉並へ。私は別れるというシチュエーションに異常に弱い性質らしく、またすぐに会えるというのに、手を振りながら涙が溢れて困った。rue宅へ向かう途中、青梅街道沿いの日産跡地にオープンした「クイーンズ・シェフ」で、真澄の純米酒と、漬物2種、かつおのたたきを購入。rueは多忙の中、いろいろ料理を作って待っていてくれた。今日は仕事抜きで、ひたすら飲んで食べて話す!■今日のお土産:真澄、母が作ったフラワー・アレンジメント■今日のメニュー豚の薄切りとセリの炒め物、関アジ、アボガド・サラダ、里いもとイカの煮物、青唐辛子
2005/02/17
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今日も1日中、父と妹にPC講座を開講。データのバックアップ方法、フォルダの整理の仕方、ソフトをダウンロードする時の注意事項、知っておいて欲しいことがたくさんあって、時間がいくらあっても足りないくらい。二人ともしっかりメモを取りながら聞いてくれました。妹が名刺を作って欲しいと専用用紙を買ってきたので、QRコード入りの名刺を作ってプレゼント。友人rueの仕事の関係で知識を得たQRコードだけれど、いろいろな情報が詰め込めて、使いようによってはとても便利だということがわかり、これを何かに生かすことができないかと、いろいろ考えてしまった。今頃QRコードにときめくなんて、ちょっと世間から遅れている‥‥かも。ついでに父用と母用の名刺も作成。母の名刺は、母がアレンジした花をプリントして作ってみたところ、母は「名刺なんて初めてだわ。ママ嬉しい!」と、いたく感激してくれた。うちの母はとても感激屋で、先日もかつお節の巨大なパックを届けたところ、「嬉しい♪こんなにかつお節がたくさんあると、それだけで幸せな気持ちになれるわ♪」と、ウキウキの様子。でも、それを聞いて、「わかる、わかる!思いっきりたくさんのかつお節でだしを取れるのって幸せよねえ♪」と合いの手を打つ娘も娘ということかもしれないけれど‥‥。夕食は、母が最近凝っているという「上海焼きそば」がメイン・ディッシュ。焼そばを食べる時に、お酢をかけて食べる時があるけれど、母のこの焼そばは、あらかじめお酢を入れて焼き上げるもので、それがなかなかイケました。妹が作った、レモンの香りのするオリーブオイルで和えたサラダ。美味しい!これが実家での最後の夜‥‥ということで、妹がシャンパンを開けて「プチお疲れさま会」を開いてくれました。それにしてもうちの実家って、本当に「乾杯!」が多い家です。お花は母のアレンジです。これは明日rue宅へ持参する予定。今回はばたばたと忙しく、妹とカルトナージュ制作ができなかったのが残念でした。今度は一緒に「カルト・シスターズ」になろうね♪
2005/02/16
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今日は父と妹を相手にPC講座の一日。人差し指一本でバンバンとキーボードを打ち付ける脅威の打法を貫く父を、両手でポンポン打法に変えるのには時間が必要だと実感。午後、休憩がてら家族で近くのショッピングセンターに出かける。妹と私が気に入っているブティックでSALE品を見ていたら、素敵なインポート物のブーツが半額(\58,000→\26,000)になっていて、思わず衝動買い。母はまた花器と生花をたくさん買い込んでいた。夕食は、ラーメンが食べたいという私の希望で、ご近所の格安中華店へ。どちらかといえば、ガテン系のお客さんが多いこの店、店構えはそんなに美味しそうではないけれど、料理はてらいのない普通の中華でほっとできる味で私は気に入っている。それにしても4人で思いっきり食べて4,600円は安すぎます!母は「せっかく松花堂弁当を作ろうと思って用意していたのに‥‥」と1人でぶつぶつ言っていた。夜、父が一杯飲ろうと日本酒を片手に声をかけてきた。父は会社の付き合いで仕方なくお酒を覚えた人で、本当はあまり好きな方ではない。でも、私が滞在している時に、こうした時間を持つのを楽しみにしてくれている。母はいそいそとつまみを作りにキッチンに立ち、父と二人で語らいのひと時‥‥。「僕の作品を見るか?」と言って、父はPCを開き、母にも妹にも見せたことがないという短歌の作品を見せてくれた。なんだか父の心の奥底を盗み見るような気分になって、落ち着かなかったけれど、いくつかの句を拝見。こういう作品にコメントするのは得意ではないけれど、感じたままの感想を父に伝えた。
2005/02/15
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滞在中に一度妹を連れて行きたくて、六本木ヒルズのイタリアンレストラン「S」を予約。今日の料理はWシェフにお任せ。前回と同じ窓際のテーブルを用意してくれて、席に着くと、シェフのプレゼントということでロゼのスプマンテが運ばれてきた。こういうちょっとした気持ちって本当に嬉しくて、また来ようかなという気持ちにさせてくれます。食後、ヒルズの「ESTNATION」で妹とハマってしまい、黒地に銀ラメの入ったタンク&カーディガンのセットアップを購入。旅行に連れて行きたい服選び‥‥というのが私達の目下のテーマ。まだまだ先(5月)の話なのに‥‥。ヒルズはブルーの光が美しく光る。妹はその「青色ダイオード」の光がいたく気に入っているらしく、クリスマスにもわざわざ「青色ダイオード」で光り輝くけやき通りに両親を連れてきて、「ねえ、キレイでしょ?」と、まるで自分が開発した産物のように自慢しまくっていたらしい。車で街を走っていても、あちこち指差しては「青色ダイオード!」と叫ぶ妹は、ちょっと可笑しい。それにしても最近「青色ダイオード」を使っているビルやショッピングセンターが増えてきた。ランニングコスト、そんなに違うものなのかな‥‥。夕方、仕事の終わった母を迎えに市谷に向かい、その足で妹が気に入っているという池袋の讃岐うどんの店「硯屋」で夕食。この店はうどんメニューだけでなく、美味しそうな日本酒やつまみ類が豊富にあり、いろいろな使い方ができそうな店。実は私、店に向かう途中で気分が悪くなってしまい、一口しか食べれらなかったけれど、今度は体調を整えてしっかり飲んで食べたいと思い、お店の人にその決意を熱く語って店を後にしました。帰りの車の中で、「お姉ちゃんにとって池袋は鬼門ね」と妹が言った。実は去年の12月、大学病院で検査を受けた後、妹と一緒に入った池袋で美味しいと評判の焼き鳥屋さんで意識を失って倒れ、救急車で検査を受けた大学病院まで運ばれた経緯があり、今回もまた池袋でその数歩手前の症状になってしまった私。いつも妹が一緒にいる時なので、私は幸いだけれど、妹としてはたまったものではないはず‥‥。お騒がせでごめんなさい。
2005/02/14
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船橋に住む友人K子さんを誘って、千葉北のイタリアン・レストランで昼食。この日の午前中に到着するように手配した食材で、ローマ出身のシェフに遊んでいただこうという勝手な企画を立てました。最初の一品はフィノッキオ(フェンネル)の豪快なサラダ。大胆にカットしたフィノッキオをオリーブオイルと塩だけで食すシンプルな料理。二品目は今が旬のプンタレッレのサラダ(PHOTO)。ちょっぴりほろ苦いこの野菜は私の大好きなイタリアの野菜。アンチョビソースとよく合います。三品目は、カーボロ・ネッロ(黒キャベツ)と魚介類のリングイーネ。そしてデザート。リモンチェッロのジェラートを頼めば、リモンチェッロのボトルが添えられ、エスプレッソを頼めば、サンブーカのボトルがテーブルにドンと運ばれてくる‥‥。フロアを取り仕切るK氏の気遣い、最高です。こういうお店が家の近所にあれば嬉しいのになあ‥‥♪昼食後、K子さんを送り、K子さんのお宅でしばらく過ごして帰宅。イタリアンの後なので、夕食はシンプル&質素に‥‥。
2005/02/13
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昨夜テイクアウトして持ち帰ったピッツァを高温のオーブンで軽く焼いて朝食に食べる。翌日でも十分美味しかった!朝食後、味噌の仕込みを手伝う。母が味噌を手作りするようになってここ数年来、私もずっと母の味噌を使っているけれど、仕込みを見るのは初めてのこと。今日の作業は味噌玉を作って並べ、上から圧縮して空気を抜くという最後の仕込み作業らしい。タッパーを使って仕込むと失敗がないのだそうだ。母が‥‥と書いたけれど、味噌作りを実際にやっているのは父かもしれない。実にてきぱきした手順で作業を進めている父は、味噌作りを完璧にマスターしているという感じ。初めての体験だったけれど、なかなか面白いものだと思った。父のPCを買いに、家族で近くのPCショップに行くことになった。支度をしてリビングに行くと、母が私のコートを開いて「あら‥‥」と言い、次に妹のコートを開いて「まあ‥‥」と、明らかに失望交じりの声を出した。よく見ると、母の服装は明らかにおでかけ用だった。思わず「どうしたの?」と聞くと、「みんな銀座モードじゃないのね‥‥」という母のひと言に全員大爆笑。東京で生まれ育ったうちの母は銀座が大好きで、常に銀座に出かけるチャンスを狙っている。PCを買いに行こうと言えば、PCを買いに行くのだと単純に受け止めれば良いところを、うちの母の場合、PCを買った後、”もしかしたらそのまま銀座に行くことになるかもしれない”と思っただけで、それなりの服を着てスタンバイしてしまうところがすごいと思う。ともかく、今日は銀座どころではないと母を説得し、PCショップを目指す。それでもあきらめないうちの母。「ママね、銀座で美味しいお寿司屋さんを見つけたのよ」「本当に美味しいのよ、連れて行ってあげたいわ」などと、車を銀座へと誘導する呪文を背中に受けながら、車は近くのPCショップへ到着。2時間かけて父のPCを選び、プリンタ、無線LANカードを購入。帰宅してPCのセットアップ作業に取り掛かる。■今日の夕食メインは鶏のから揚げ。五香粉が効いています。
2005/02/12
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うちの母は食器が大好きで、陶器にしろガラス器にしろ、漆器にしろ、かなりの器のストックがありながら、こうして実家を訪れる度に新しい器を目にする。今日の朝食で出てきたのは、最近買ったというビレロイ&ボッホのプレート。父の誕生日は1月。毎年、なるべく父の誕生日近辺に合わせて上京している私だけれど、今回は少しばかりタイミングがずれたので、遅ればせながらの誕生日会を本日急遽計画し、妹が毎週片道1時間半もかけて通っているというお気に入りのイタリアン・レストランを予約した。千葉北インター近くにあるこの店は、何も知らずに店の前を通ったら、大きな電飾看板に驚いて、たぶん入らないかもしれない‥‥。仮によっぽど興味が惹いて入ろうと思って駐車場に向かっても「イタリア人シェフの店」と書かれた案内板を見つけたら、やっぱり止めておこうかなと思ってしまうかもしれない‥‥。でも、「遠い」「驚きの電飾看板!」「最近では珍しいコメント!」の難関を通り抜けられたら、至福の時間が待っている‥‥そんな店。今日は昨年亡くなったYさんの誕生日でもあったので、父とYさんの二人に家族で心から乾杯!■今日のメニュー北海道産カスベと有機赤かぶのサラダ、大根のポタージュ、パスタ(タコのオレキエッテ)、オーソンブッコ・ローマ風(PHOTO)、ドルチェの盛り合わせオレキエッテのあまりの美味しさに手打ちかと思って尋ねると、TAMMAというメーカーの乾燥パスタだと教えてくれて、お土産に一袋いただき、ついでにスパゲティもわけていただきました。楽天で探してみたら、残念ながらオレキエッテはなかったけれど、TAMMA社のスパゲティが見つかりました。近年、イタリアの大手パスタ会社は、材料を輸入に頼っているという話だけれど、このメーカーは100%イタリア産のデュラム・セモリナ粉を使っているようです。モチモチ感が全然違うんですよね‥‥。
2005/02/11
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うちの母はここ数年フラワーアレンジメントに凝っていて、家にはいくつもその時々の作品が飾ってある。昨年のクリスマスには20個ものアレンジメントを作り、近所の方や友人に配りまくっていたそうだ。買物に出かけても、手ごろなカゴや花器を見かけると、買わずにはいられないらしい。母の買物の様子を見ていると、ほとんどが誰かのための買物で、その多くは友人のお嬢さんやお孫さんのためのプレゼント。母に自分の孫を抱かせてあげることができなかった私は、そういう姿を目にするたび、心のどこかで小さく「ごめんなさい」という気持ちを感じてしまう。今日は実家のYahoo!BBが開通する日。モデムが届いたのは午後になってから。いそいそと妹のノートPCを無線で接続し、私が持参したノートPCもついでに接続してネットワークを組んでみる。うちもYahoo!BBなので、実家との通話が無料になるのも嬉しいけれど、こうして実家に滞在する時に、自宅と同様、無線でネットにつなげるのはとても便利。妹はあまりPCが好きな方ではないものの、それでも新しいPCを購入したのが嬉しいらしく、久しぶりにダウンロードしたメッセンジャーに写真を取り込んだり、カルトナージュのサイトを集めたりして、今日は長い間PCに向かっていた。
2005/02/10
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数年ぶりに友人のSちゃんと会うことになり、妹も誘って池袋の「銀兎」でランチ。Sちゃんの叔母さまとうちの父が同じ会社だったことから、子どもの頃から友達のような親戚のような不思議なお付き合いが続いている。とてもチャーミングな声の持ち主で、天性のその魅力を活かした仕事をしているSちゃん‥‥。しっかりと自分を見つめることのできる素敵な女性になっていたのが嬉しかった。昨日、忘れ物を取りにrueの家に戻った私だけれど、実は新たにとんでもない忘れ物をしてしまい、それを受け取るためにrueと白金台の「ショコラティエ・エリカ」で待ち合わせ。店はチョコレートを買い求める女性客で溢れかえっていて、美味しい国産のチョコレートはないかと問われ、rueにエリカを薦めた私はちょっぴり後悔。夫はチョコレート好きだけれど、特にバレンタインデーだからということでチョコをあげたことはない私。でも、マボンヌは私の好物なので、一緒に食べようと思って一つだけ購入。rueを駅まで送った後、今度は妹のお気に入りのチョコレート屋さん「ラ・メゾン・デユ・ショコラ」の丸ノ内店へ向かう。表参道店よりも空いているだろうという見込みはもろくも崩れ、結局長蛇の列に並んで買う羽目になった。以前、この店のチョコレートドリンクが実家にあって、ずっと気になっていた店だったけれど、お店を訪れるのは今日が初めて。「私は好きだけれど、人にはお薦めできる値段じゃない」という妹のコメント通り、この店のチョコレートの値段は群を抜いている。この店の箱とリボンはエルメス社と同じものらしく、そんなところも妹のツボらしい。一つ一つの値段に驚きながら、それでも、せっかくなのでミルクチョコレート(板)1枚、マロングラッセ4つ、コーヒー豆みたいなチョコが入っている小さなボックス2つを買い求め、それだけでも6,000円を軽く突破。夫に話したら「そんなにあったらハーシーのチョコが山ほど買えるじゃないか!」と言われそうなので、お値段は黙っておこうと決めました。夕食は日本一予約が取りにくいといわれている(今もそうなのかな?)人気のOシェフの2号店で。2回転目を狙って予約を入れたら運良くお席が取れたのでラッキー!ここは私よりも妹が行きつけの店。そう考えると特別不思議なことでもないけれど、店に入ると妹の知人がちょうどテーブルに着いたところだった。この店はメニューから3品を選ぶというプリフィクス・スタイル。日替わりメニューも充実していて、前菜には軽めのメニューから重めのメニューまで含まれているので、その時のお腹の具合でメニューを組み立てられるのが楽しい。今日の私のセレクトは、タコとセロリのサラダ、卵のせトリッパの煮込み、新鮮なウニのスパゲティ。今日のメニューで特筆すべきものは前菜のタコの柔らかさ。素材もさることながら、火の通し方がポイントかも。こういう何でもないシンプルなものが美味しいのっていいな‥‥。食後はデザートをパスして、ブルネロのグラッパをいただきました。
2005/02/09
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久しぶりに実家の滞在。連日の睡眠不足を一気に解消するかのように、午前中いっぱいダウン。午後からゆっくり起き出し、妹と遅めのランチ。妹は細木数子さんがテレビで作っていたというおにぎりを握り、母が作っていった粕汁を温めてくれた。あまり流通していないという菊正宗の酒粕をたくさん頂いたとのことで、ここのところ実家では粕汁をよく作っているらしい。■おにぎり(ごはん、白胡麻、花かつお、ちぎった梅干)と粕汁今日は父は初釜、母は仕事と、二人とも外出の日。父は、定年後関係会社で数年間働き、その後リタイア。いつも何かしていないと気がすまないタイプで、リタイア後も、お茶、短歌、エッセイ、スイミングなど様々な習い事を始め、地域のボランティア活動を始め、仲間を募り好きなテニスや登山に励み‥‥、なんだかとても忙しい日々を送っている。母は、とある教育機関の団体で週2~3日程度働いている。母がその仕事を始めたのは20年前頃からで、母の淹れるお茶が飛び切り美味しいことと、機転がきくこと、明るい性格を買われて(この理由全て父の勝手な想像)、今ではトップの相談役という感じで、なくてはならない存在になっているらしい。母が仕事を始めた頃、帰りに銀座で買物したいから仕事に行くのかなと思っていた私だったけれど、60歳を超えても毎年引き止められ続けている母は、ある意味ですごいと感心している。両親の帰宅は夕方ということで、夕食は妹と二人で料理。妹がきんぴらを作り、私がチンゲン菜の胡麻和えを作り、前日の残りのおでんを並べたシンプルな夕食。母のおでんは美味しく、今回初めて入れてみたというさつまいももホクホクして美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまった。母は料理が上手で、作り方はなんともいい加減そうなのに味は抜群で、和食は今でも頭が上がらない。それにしても胡麻和えに使った京都の「村田商店の胡麻」の実力はすごかった!同じ胡麻でこうも味が違うものかと愕然。実家では食後一番先に席を立つのは父で、母がそれに続く。母が食器を洗い、父が食器を拭いて器を元の場所に戻す。その間ずーっと母は歌い続けている。父には父のルールがあるようで、下手に手を出せず、いつも食器を下げるところまでで片付けの手伝いはおしまい。食後、妹が最近凝っているというフランスのパッチワーク「ブティ」の技法を見学させてもらう。ミシンが苦手でカーテンさえも運針で縫い上げる私に、「運針だけだから、お姉ちゃんにもできるわよ」と妹はさらり言うが、なかなか手間のかかる作業で見ているだけでも疲れてしまった。
2005/02/08
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rue宅2日目の朝。ベッドから起きようと思ったら、足がもたついた。起き上がろうとすると足の筋が痛み、昨日の2時間のバドミントンが招いた結果を、情けなくもひしひしと実感する。もも、内股、すね‥‥足の全ての部位が痛み、動きを変えるごとに、「うっ!」「あっ!」と声が漏れてしまう。普段K也と遊びながら自然に体を動かしているrueは何ともないらしく、いかに日頃の運動が不足しているかをしっかり自覚した私。家に帰ったら夫を誘って、まずはウォーキングから始めようかな。rueは朝から企画書の制作に没頭。慣れないソフトを使っての企画書ということで、基本デザイン、色の使い方、制作方法についてレクチャー。何故か昔から、私は彼女が何か困っている時に必ず現れる存在らしい。「来週行こうと思うんだけど」と電話をすると、彼女にとって「なんて良いタイミング!」というようなことは度々で、そうと知らずに到着してみると、いつも何らかのテーマが待ち受けている。時にはそれが悩み相談だったり、時には仕事の手伝いだったりする。rueの守護霊が私を招いているのか、私が彼女の「心の悲鳴」を感知してしまうからなのか‥‥、これは永遠の謎。ランチは丸ノ内エリアにあるホテルのレストランでランチをいただきながら仕事の打ち合わせ。初対面の担当者は若い女性。本当は断ろうと思っていた話だったけれど、前向きで熱意のある「心地良い押し」に負けてのミーティング。この担当者とだったら、良い関係が築けそうな、そんな予感。食後は担当者も交えてスーシェフと打ち合わせ。本当は撮影をしなければいけなかったのに、コンパクトフラッシュをrueの家に忘れてしまい撮影できず。打ち合わせを終えたらもう4時を過ぎていた。予定ではこのまま実家に行く予定だったけれど、コンパクトフラッシュを取りに、渋滞に巻き込まれながら、一旦rueの家に戻る。到着するとrueはまだ企画書制作の最中。「こうして戻ってしまったのはrueの策略だ!忘れ物は実はrueがわざと隠したに違いない!」などと自分の過失をrueのせいにしてブツブツ愚痴を言いながら、結局そのまま企画書制作を手伝う。仕事優先ということで、夕食はピッツァのデリバリーを依頼してK也と3人で夕食。「私達って昔からやっていること変わらないね」と昔話に花を咲かせながら作業は進む。小学校の頃の交換日記がE-Mailやチャットに変わり、試験勉強が企画書作りなどに変わったけれど、rueと机を並べて一緒に作業をするのはとても楽しい。9時過ぎにrue宅を後にして、やっと実家へ向かう。
2005/02/07
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寝不足続きだったので、昨夜はPCに向かっているrueと話しながら、いつの間にか就寝してしまった。最近よくバドミントンをしているというrueとK也。今日も午後から近くのスポーツセンターにバドミントンをしに行くというので、私も同行。コートに到着すると、rueの妹のreiも娘と一緒にシャトルを飛ばしているところだった。さっそく着替えて私達も参加。バドミントン部出身とはいえ、コートに入るのは20年ぶりくらいの私。鈍る勘を取り戻すのに必死になりながら、一生懸命にシャトルを追えども、足がついていかない。特にここ数年は運動不足で、こうして体を動かしてみると、脚力の衰えが激しいことを実感。それでも私がバドミントン部出身という話を聞きつけたreiの娘やその友達に頼まれ、相手をしているうちに、あっという間に2時間が経過し、終わってみると気持ちの良い汗をかいていた。隣のコートで親子で打ち合う姿を見ているうちに、子どもの頃、父に特訓されながらバドミントンを始めた頃を思い出した。私はバドミントンを父から習い、幼稚園の頃から鍛えられていたので、小学校に上がる頃には結構強くなっていて、物珍しさからか、父と私が打ち合う周りには、いつもギャラリーができていた。このスポーツセンターは、私が子どもの頃、父と一緒に通った場所なので、なんだかとても懐かしい気がしてならなかった。夕食は私のリクエストで、近くにある中華屋さん「香港」で食事。エントランスはとても地味で、インテリアもごく平凡な普段着感覚の店だけれど、何を食べてもピカイチで、rueの家に来る時の楽しみの一つになっている。汗をたくさんかいたので、まずは生ビールで乾杯し、つまみに腸詰、水餃子、大根餅、K也用の五目チャーハンを注文。更に10年物の紹興酒を頼み、チンゲン菜の炒め物、締めは五目ラーメン。そして夜食用に焼豚とチャーハンをお土産にしてもらった。家の近くにこんなに美味しい店があるというだけでもrueがまったくうらやましい。
2005/02/06
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結局二日続けてK子さんと朝まで話し続けた。少し仮眠を取ってシャワーを浴び、ツマガリのアップルパイとコーヒーで簡単な朝食を済ませ、車で都内に向かう。今日は仕事で六本木ヒルズ内のレストラン「S」を訪れる予定。船橋を出発して1時間程で六本木ヒルズに到着。地下駐車場からエレベーターに乗り、そのままストレートで店に到着。コートを預け、明るい日差しの差し込む窓際のテーブルに通された。去年、この店のミラノ本店を訪れた時、オーナーシェフのS氏と話す機会があり、その時の話がきっかけで、私が広報を務めるクライアントと彼がプロデュースする東京店とお付き合いが始まったのは去年の暮れのこと。そして、実際に訪れるのは今日が始めてだった。ミラノの本店よりも広いけれど、インテリアイメージはよく似ている。スタッフに聞くと、同じインテリアデザイナーが担当したということで、確かにいくつかの共通点を見つけることができた。食前酒はスプマンテをオーダーし、ゆっくりとランチが始まるとまもなくシェフがテーブルに挨拶に訪れた。ここ2ヶ月ほど、電話の付き合いしかできなかったけれど、声の印象通り、明るくすがすがしい雰囲気を持つ方だった。今日の料理は全てシェフにお任せ。今回は特別な事情があり、午前中に届くように手配した食材で、オリジナルメニューを考えて欲しいというリクエストを事前に出しておいたのだが、「S」のシェフは食材を見事に使いこなし、独創的な6皿の料理&デザートを作り上げてくれた。オリジナルのグリッシーニも満足のいくものだったし、途中フロマージュに添えた栗のハチミツとグリーントマトジャムまで、全てが楽しく美味しい時間だった。すっかり滞在が長くなってしまった「S」を後にし、ロシア大使館近くにある知り合いの駐車場に車を預け、友人のrue宅に向かう。荻窪駅から乗ったタクシーの運転手と何となく話を始めてしばらくして「お客さんこのあたりの人?」と聞かれたので、「生まれたのは世田谷で、育ったのは杉並」と答えると、運転手は「何となくそんな感じがした」と言い、自分もずっと杉並で暮らしているとのこと。お互いの出身校を打ち明け合い、小中学校の思い出話で盛り上がった。おまけにお互いバドミントン部の出身だということがわかり、更なる盛り上がりを見せたところでrue宅に到着。rueは、小学校時代にYMCAのサイクリングクラブで出会った時から30年余り、ずっと気の合う親友。一度結婚でこの地を離れたものの、今は息子のK也と二人で再び戻り暮らしている。到着して早々、最近料理に目覚め、「昨日カレーを作って最後に粉を調合して入れたんだよ」というK也自慢の手作りカレーを一口味見させてもらった。小学校2年生にしては上出来で、なかなか美味しいカレーだった。久しぶりに会ったK也は丸々と太って一層たくましくなっていたので、思わず「このほほ肉をバローロで煮込んだら美味しそうだねえ」と言ったら、けらけらと笑っていた。夕食はあんこう鍋。rueは料理好きなので、彼女と料理の話をするのは楽しい。でも、最近彼女は新しいビジネスに取り掛かったばかりで、とても忙しい日々を送っているらしく、ゆっくり料理をする時間が取れないと、残念そうに言っていた。あんこう鍋は美味しく、持参した八海山の純米吟醸酒もやけに美味しく感じた。おうちごはんの幸せ♪
2005/02/05
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K子さんに会ったのは3ヶ月ぶりだったけれど、お互い話が積もりすぎていて、ふと気がつくと朝になっていた。少し寝ないと美容に悪い(!)ということで、10時まで眠り、ブランチは昨夜の酢飯のおにぎりをいただく。K子さんは4月から3ヶ月間ほど、ローマでアパートを借りて暮らすというので、ローマで合流できたら楽しいね‥‥と、私の渡欧プランと合わせて計画を立て始め、ローマのアパートメント情報などを探している間に、あっという間に時が流れた。昨夜食べ過ぎた私達だったので、夕食は簡単にしようと意見が一致し、稲庭うどんを使って卵とじうどんを作る。卵とじうどんを作るとき、普段私は片栗粉を入れないけれど、今日はK子さんのいつもの作り方で、片栗粉を溶かした出汁の中に卵を割り入れて作ってみた。片栗粉を入れると冷めるのが遅くなるので、冬のうどんはこの方法がいいかもしれない。
2005/02/04
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11時過ぎに自宅を出発し、船橋のK子さん宅に向かう。今日は晴天で絶好のドライブ日和。途中数ヶ所で事故の処理工事が行われていたものの、流れは順調。首都高も目立った渋滞もなく、15時過ぎには船橋に到着。K子さんのリビングの片隅には、9月に亡くなったご主人のメモリアルコーナーが完成していた。ご主人の葬儀は友人葬だったので仏壇はなく、その代わりにご主人を偲ぶ素敵なコーナーを作ったのだった。先に納品した分骨用の骨壷と、その時に一緒に作ったK子さんご夫妻の愛犬「Buona」の小さな置物も品良く飾られていた。遺影に手を合わせ、持参した骨壷をK子さんに渡す。骨壷はK子さんの依頼を受け、私が瀬戸の若手作家に作陶してもらったもの。美しく焼き上がった青磁の壷は、ご主人用とK子さん用の二つで、それぞれ少しだけフォルムが異なっている。K子さんは壷の仕上がりにとても満足した様子だったので、私も納品を無事終えてほっとする。夕食は、K子さんがいつも「うちの自慢」と言う近所の「Y寿司」に出かける。時々出前を頼んで下さることはあったけれど、カウンターでいただくのは初めて。トロ、白雲丹、赤雲丹、平貝、イカ、穴子、あぶり‥‥ひと通りいただいて、最期の締めはオリジナルの巻寿司。この巻寿司は素材もさることながら、その組み合わせが絶妙で本当に美味しかった。K子さんはこの店に来ると、翌日の朝食用に、酢飯のおにぎりをお土産にしてもらうのが習慣らしく、私の具は何が好みかと聞かれたので、昆布と鮭をリクエスト。
2005/02/03
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朝までかかって仕上げた仕事をネットで納品し、そろそろ寝ようかと思ったら、窓の外からガサガサという妙な音が聞こえてきた。なんだろうと思って、そーっト窓を開けてみたら、あたりは一面の銀世界だった。妙な音は近所の早起きさんが車の除雪作業をしている音だったとわかりほっとする。ほっとしたのもつかの間、今日は車で船橋の友人宅まで行かなければならない日なので、現実にはほっとしている場合ではなく、いろいろ考え出して7時頃まで寝つけなくなってしまった。以前、雪の中央高速でスリップ事故(ガードレールに自滅)を起こした経験があり、それ以来、雪道は慎重になってしまっている。11時に友人K子さんからモーニングコール。関東方面は晴天だというが、東海地方はまだ雪が降ったり止んだりの繰り返し。午後になっても降っていたので、結局明日の出発に変更することにした。わざわざツマガリのアップルパイをお取り寄せして待っていてくれるK子さん。明日は必ず行きますね。でも、夫は私の出発が明日に延期になって何だか嬉しそう。「そういえば君、何日くらい向こうに行ってるの?」と聞かれ、「K子さんの家に2泊、rueの家に2泊、その後実家で妹と父のPCのセッティングをするから、大体10日間くらいかな」と応えると、今度はだんだん寂しそうな顔になってしまった。「私がいないのって寂しい?」と聞くと、夫は素直に寂しいと応え、「何日間くらいいないと寂しくなる?」と更に聞くと、「1週間‥‥いや3日間が限度かもしれない」と真顔で言った。昨年の暮れから仕事のペースが変化したので、すっかり家に落ち着いているけれど、ここ数年間というもの、仕事と旅行で年間で100~130日間はホテル生活だった私。夫はいつも待たされる立場だったけれど、今まで寂しいなどという言葉を聞いたことがなかったし、また恥ずかしいことに聞く余裕すらなかった忙しい日々を過ごしていた。ある人が「忙」という字は心を亡くすと書くんだと教えてくれたことがあった。その人は本当に多忙を極める仕事ぶりだったけれど、いつも「忙しい、忙しい」と言っていたら、とある料亭の女将にそう教えられ、更に、本当に仕事ができる人は忙しいだなんて言わないものだと諭され、それ以来、「忙しい」という言葉を口にするのはやめようと思ったのだそうだ。私は何をやるにしてもそれと決めたら夢中になってのめりこむタイプなので、結果的にいつも忙しくなってしまう。「忙しい」という言葉を使うことはあまりないけれど、それでもいつの間にか心を亡くしている時も多かったのではないかと反省しきり。‥‥とはいえ、3日間が限界という夫を残して、妹と1ヶ月のヨーロッパ旅行を計画している私。だから夫も一緒に行こうって誘ったのに‥‥。【今日の夕ごはん】■大根と肉団子の煮物■きんぴらごぼう■海老揚げ(義母からおすそ分け)&ブロッコリー■発芽玄米と海老頭の味噌汁(美味しいっ!)
2005/02/02
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妹とインドに到着。空港から田舎道をとぼとぼ歩いて、ホテルに向かう。途中で道が不安になり、ホテル情報をプリントアウトした紙を探すが見つからない。ホテルの名前を頼りに、自転車に二人乗りしている男性に尋ねると、自分達も今到着したばかりでわからないと言われた。埃だらけで牛が横を通り過ぎる寂れた道を歩き続け、「本当にインドに来ちゃったんだ。なんか夢みたい。でもこれって夢じゃないよね。」‥‥とインドにいることをしっかり実感ところで目が覚めた。インドに行った夢なんて久しぶりに見た。インドは私が初めて行った外国で、しかもそれは出張だった。20代前半に、ある企業の新規ビジネスを企画する仕事を請け負ったことがある。1年間の時間と予算を与えられ、どこにいて何をしても良いという、いかにもバブル期を象徴するような条件で契約金も十分過ぎるものだった。その仕事のプランニングの一環として、様々な刺繍デザインを収集する必要が生じ、たまたまマーケティング調査で訪れた神戸の店で、インドの美しい刺繍を見つけ、そこの店主の女性と意気投合し、今度インドに行く時に一緒に行きましょうと誘ってもらった。会社に戻ってその話を担当者に告げたら、「いいじゃない!あなたインドで刺繍デザインをたくさん見てきたら?」と言われ、とんとん拍子に話が進み、3週間にわたるインド出張が実現した。アメリカの出張規定しかない会社だったので、私の出張旅費にもアメリカ規定が採用されたため、インドではとても使いきれず、いきなり出張成金になってしまったことを思い出す。最初に入ったのはボンベイ(現在のムンバイ)。宿泊先はインディアンゲート前にある老舗のタージマハルホテルという高級ホテルだった。私はたまたまロビーでイタリア人男性に話しかけられ、自分の旅の目的を話すと、彼もまたインドのデザインを本国イタリアに送る仕事をしているということだったので、翌日から数日間、私は彼の貴重な情報源であるアトリエやショップに連れて行ってもらった。訪問先にはマハラーニのサリー専用の刺繍アトリエや、三宅一生がプロデュースしていたアシャ・サラバイのアトリエなども含まれ、ある工房ではアンティークの刺繍の布をたくさん譲ってもらうことができた。夢のおかげで久しぶりにインドの日々を思い出してしまったので、夕食はキャベツとじゃがいものサブジ&チャパティでも作ろうかと思ったら、夫が仕事で出かけるというので、予定を変更して、スパゲティで一人ごはん。最初はアンチョビ&キャベツのシンプルなものにするつもりだったけど、残り野菜をあれこれ入れたので、にぎやかパスタになりました。■ブロッコリー、きゃべつ、しめじのペペロンチーニ■美味しいパスタ「ヴェネデット・カヴァリエリ」■うちの定番アンチョビ 「マリアーノさんのアンチョビ」明日からしばらくおでかけします。日記の更新が遅れるかもしれませんが、なるべく毎日更新します(*^_^*)。
2005/02/01
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