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「朝青龍問題」ですら、「大したことない」と思えてしまうほど、大変な問題がまた起きた。時津風部屋の序ノ口の力士が、稽古の最中に急死した問題、前日の晩に、親方以下数人でリンチをしたことが原因だったとのこと。時津風親方…元小結の双津竜か。朝青龍のことを、偉そうに言えないじゃんか、相撲協会は!確かに、部屋を脱走しようとしたりとか、問題はあったかもしれない。でも、例え「教育」だとしもいき過ぎだし、これは稽古でも何でもない、ダイレクトに言えば、「ただの集団殺人」である。これは、相撲協会の体制を変えるべく、そしてこれ以上犠牲者を出さないよう、協会は厳しい対応をすべきだろう。堂々たる「傷害致死」「殺人罪」なんだから。ビール瓶で本気で頭殴られたら、どれ程痛いか、時津風親方も、部屋の先輩連中も、思いっきり殴られりゃいいんだよな。そういうような刑罰を受けりゃあいいんだ、時津風部屋の連中は!…ったく、今日はBSで、坂本九最後の司会の「この人・宮川一夫ショー」があって、それの感想を書こうと思ったのに。まあ、折角だから、ちょっとだけ書こう。昭和60年9月2日に放送された、この番組。収録は6月中だったみたい。邦画の歴史に残る名キャメラマン、宮川一夫氏のワンマントークショー…だったのだが…。収録から2ヵ月後の8月12日、あの日航機の墜落事故によって、司会の坂本九がこの世を去ってしまい、奇しくもこの番組が、NHKの最後の出演になってしまった、というもの。映画マニアにとっちゃ、たまらない話が数多く聞けて、ゲストも勝新太郎だったから、非常に贅沢な作りの番組だった。ただ、途中入る「この番組は6月○○日に収録されたものです」のテロップが辛かった。でも今夜は、非常に素晴らしい番組を再放送してくれたと思う。そして、来月の水曜は…。…また、また、心の底から待ってましたっ!「植木等特集」!!!!!!!!!!水曜日の晩は、来月は遊ぶ予定入れるのは極力避けよう(笑)。
2007年09月26日
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今日は、一日遅れの「ビッグショー」の感想を。…というか、ここまで書いて、ふと思い出したが、先週の「美空ひばり(後編)」の感想を書くのをコロリと忘れていた!まずそっちから。「美空ひばり・わが歌は永遠に語らん」(昭和52年4月17日放送)デューク・エイセスをゲストに向かえ、トップは何と「バナナボート」でスタート!その後、洋楽を何曲か歌い(日本語詞だったのが残念だったが)、その後は自分の持ち歌の中の珍しいものを中心に歌うという、見事な構成。全てが良かったが、上記の「バナナボート」は絶品の歌唱だったと言えると思う。さて、昨晩のは、歌謡曲ファンお待ちかねの!「霧島昇・今こそわが歌を…」(昭和52年5月22日放送)戦前・戦中・戦後と数多い大ヒットを飛ばした「コロムビアの大看板」霧島昇のショー。途中、歌を1コーラスにしなくてはならないほどヒット曲を盛り込んで、聴き応え満点の45分。ゲストの倍賞千恵子と「愛染かつらシリーズ」の主題歌をメドレーで歌ったとこが、いちばんの聴きどころだったと思う。それにしても…霧島御大は喋りが上手くない。倍賞千恵子も、あんまり上手くないが…。真面目で、朴訥とした人柄が伝わってくる、独特の福島弁(?)は、とっても良いのだが、言葉を区切りすぎて、何が言いたいのかがよく分かんないところがあった(苦笑)。しかし、それを逆手にとって、ギャグ言うと客席が大受けになるのが凄かった!別に大したこと言ってないのに(笑)。それも、ある種の「トーク術」なのかも…。とにかく、霧島昇のヒット曲の多さを、改めて認識させられたステージだった。
2007年09月25日
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「ビッグショー」の感想は、一寸明日に回して、昨日の落語会の感想を、先に書こうと思う。「紀伊国屋RAKUGO LIVE 三人集」(平成19年9月23日)昼の部(14時スタート)柳家 三三 「お富与三郎・木更津」立川 談春 「お富与三郎・稲荷堀」柳亭 市馬 「お富さん」(春日八郎)中入り立川志の輔 「バールのようなもの」柳亭 市馬 「子別れ(通し)」夜の部(18時スタート)柳亭 市馬 「国定忠治(上)」柳家 三三 「国定忠治(下)」柳亭 市馬 「名月赤城山」(東海林太郎)中入り立川 談春 「子別れ(上・中)」笑福亭鶴瓶 「オールウェイズ・お母ちゃんの笑顔」立川 談春 「子別れ(下)」とにもかくにも、私は、こんな中身の充実した、見事な落語会を他に知らない。今まで経験したことのないような、笑いと感動を全身で受け止めた…という感じ。今まで出かけた落語会の中で、文句なしにいちばん良い会だったと言い切れる。全ての噺が素晴らしかったのだが、とにかく市馬師匠の歌が凄いというか…驚いた(笑)。実は私は、ちょっとした都合で、昼の部は袖で高座を観ていた。さすがに大声出せないので、周囲の方々に迷惑かけぬよう、息を殺していた。談春師匠の噺が大分終わりに近づいたとき、私の隣に市馬師匠が、スーッと来て…。そのまま舞台に出ていって、「お富さん」を歌いだしたので、私はその場で、思いっ切りズッコケた(笑)。夜の部の「名月赤城山」もそうだったのだが、それまでの落語が、師匠の歌への、壮大なるナレーションみたいになってしまって(笑)、それがまた、かえって良いアクセントだったと思った。…まさか、歌うために演目を決めたんじゃあないだろうとは思うが(笑)。ゲストの志の輔師匠・鶴瓶師匠も絶好調で、本当に濃密な時間を過ごす事が出来たと思う。「半年に1回のペース」でやるらしいけど、もうちょっと頻繁にやって欲しい、この会。…次回やるとき、市馬師匠の歌の比率がもっと増えてたりして(笑)。
2007年09月24日
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ホントは今日は、下北沢に映画を観に行こうかと思っていたのだが、何となく気が乗らなくて、一日家にいた。そこで、やることがないので、知り合いから頼まれていた、昔の歌番組の古い録音テープをMDに起こす作業をしていた。…物凄い地味な、オタク色丸出し(笑)の作業で物凄い大変だが、これがハマると止まらない。大体「テープの音源をMDに落とす作業」なんてコンポで一発で出来るんじゃないの?と思う方もいらっしゃるだろうが、私がやるのは「ピッチを直す作業」で、これが大変。ホントに大変!私は、昔のカセットテープレコーダーのことは詳しく知らないので、想像というか、憶測というか、そういうので話すのだが、どうも昔は会社ごとに、テープの回転が、微妙に違っていたようだ。今日は、ある「昔の長時間のテレビの歌番組」の録音テープを直していたのだが、CMに入る度にピッチが変わるのである(笑)。これはおそらく、当時録音をされていた方が、2~3台のテープレコーダーを使って、録音をされていたと思われる。その上、当時は長時間録音が出来るテープなんざなかったから、おそらくは神経を研ぎ澄まして録音をしていたのが、ひしひしと感じ取れる程の録音テープなのだ。それを直すのは、「己の耳」だけが頼りなので、ホントに神経使うのだ、これが!「この歌、このキーか…いや、もう1音上か?次の歌聴かないと…あれ?違う?アレ?」…みたいなことの繰り返し。これは疲れる。しかしながら、放送当時と同じ状態(?)に己の手で直す、ってのは、すごくいい気分になるのも、また事実(笑)。明日も出かける予定ないし、続きやるか(笑)。
2007年09月20日
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昨日は、仕事の都合で4時に起床、5時に家を出て、6時に出社。仕事が14時半に終わって、そのまま新宿に。当日券を1時間以上並んで買って、談志師匠の落語会を観て、そのあと知り合いと食事して、ウチに帰ったのが23時半!よかったよ、今日は休みを取っといて!仕事だったら、職場で倒れてたかもしれない。だからか判らないが、夕べは0時前に寝て、今朝の9時過ぎまで、1回も起きなかった。普通だったら、浅い眠りの時と、深い眠りの時があったりするもんなんだろうが、昨日は目を閉じた10秒後、もう9時になっていた、ってくらい、グッスリ寝てしまった…。夕べの談志師匠の落語会は、大和書房から発売された著書「談志絶倒・昭和落語家伝」の出版記念の会で、1部が落語、2部がトーク、そのあとサイン会、という流れだった。客席には、熱心な落語ファンが大勢いたようで、私の知り合いも結構いた。1部の落語会、トップは弟子の談修さんで「蝦蟇の油」。なかなかの出来…と思ったが、何故だか客席中に、緊張感がビシッと漂っていたような感じで、ウケがイマイチだった。その後、家元が登場。ますます緊張する客席!体調も、精神的にも優れない…といった話から、ジョークをいくつか、その後が、何とビックリ「大工調べ」!しかしながら、昨日のは、贔屓目に言ってもあんまりいい出来ではなかったと思う。家元、絶対に頭の中はクリアーで、次から次へといろんなことが駆け巡ってはいるのだろうが、その思考に、口がついて行ってない感じ。「大工調べ」の棟梁の啖呵は、言い淀むのもリアリティ演出なのかもしれないが、昨日のはちょっと「出口が悪かった」ように思った。その後、中入りを挟んでトークショー、落語評論家の川戸貞吉氏と、家元の対談。今回の著書に出てきた、噺家の師匠方との思い出話や、演出方法の話は、非常に興味深い話が多かった。やはり、いちばん可愛いがってもらったのは師匠の五代目小さん師匠で、 いちばん小言を言われたのも小さん師匠(当たり前か)。いちばん巧いと思ったのは圓生師匠だが、先代三木助師匠の言葉の美学や、黒門町(先代文楽)も良かった、とも言っていた。 下手だと思ったのが先代の圓蔵師匠で、好きだったのは、向島(先々代柳好)など…。でも、志ん生師匠が、何だかんだ言って、やっぱり凄かったと言っていた。トークショーが終わって、サイン会。家元に挨拶して、サインしてもらったが、やっぱし家元には、何回会っても、物凄い緊張するもんだなあ(苦笑)。しかしまあ、今回の本は、家元の文も良いが、田島謹之助氏の写真が凄い!昭和29年~30年にかけての、人形町末廣の高座を撮った写真が大半を占めている。どの師匠も素晴らしい顔で、また演じている落語の、いちばんキーのところを、ビシッと切り取っているものばかり!「家元の意見に乗っかってる」と言われてもしょうがないのだが、いちばんの名カットは、向島(先々代柳好師匠)の「野晒し」における「骨は釣れるかァ、骨ァ!?」の写真だろう。この本は、落語関係・噺家関係のの本では、ホントに久々の名著だと思う。自信持って、オススメしますよ、ホント。
2007年09月17日
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本来だったら、昨日ここに書くはずだった映画の感想を、一日遅れで書こうと思う。昨日、シネマアートン下北沢で観てきた映画は、以下の3本。「落語野郎・大脱線」(昭和41年・東宝)「落語野郎・大馬鹿時代」(昭和41年・東宝)「運が良けりゃ」(昭和41年・松竹)前半2本は、空前の寄席・演芸ブームの中、落語界・演芸界の人気者を総出演させた、東宝のシリーズもの。2本とも杉江敏男監督作品。「大脱線」は時代劇で「大馬鹿時代」は現代劇だった。両作品とも、落語のエピソードを盛り込んだ人情喜劇的な作品だったが、もうとにかく落語ファン・演芸ファンには、出てる面々を見ているだけでも興奮してしまう!噺家は、立川談志を筆頭に、三遊亭歌奴(現・圓歌)、桂米丸、春風亭柳好(先代)、三笑亭夢楽、月の家圓鏡(現・橘家圓蔵)、春風亭柳朝(先代)、柳家小せん、桂歌丸。他に牧野周一、牧伸二、東京ぼん太、Wけんじ、チック・タック、てんぷくトリオ…。豪華絢爛としか言いようが無い!ここに志ん朝、圓楽の2人がいたら、まさしくオールスターキャストになるという感じ。各師匠方の演技は、まあまあ…という感じではあったが、そんな中、我らが立川談志師匠の演技は、実にナチュラルで、贔屓目でなく、素晴らしかった。特に「へっつい幽霊役」の小せん師匠とのやり取りは、すごく巧かったと思う。他の人たちが(役者さんも含む)、「演技をしてますよ」というムードを出しているのに、家元一人だけが、非常に自然な演技をしてて、本当に感心してしまった。現代劇の「大馬鹿時代」では、チック・タックの替わりにノリロー・トリローの2人と、大御所の古今亭今輔師匠が、お婆さん役(笑)で出てた。こちらの談志師匠は、グリーンのスーツで颯爽と、土地買収を行っていくサラリーマンという、まんま植木等のような役どころを、植木御大と同様に、鮮やかに演じていた。両作品とも凄いよなあ…主な出演者の中で、いちばん下っ端が歌丸師匠と、てんぷくの伊東四朗御大だもの。今じゃ2人とも、完全な大御所なのに(笑)。ところが、上記の「落語野郎」シリーズを観て「こんなのは落語映画じゃない!」と憤ったのが山田洋次監督。「真の落語映画を!」と意気込んで、山田監督自らが脚本・監督を手がけたのが、3本目に見た「運が良けりゃ」。ハナ肇・犬塚弘・桜井センリというクレージーの面々に、倍賞千恵子・花沢徳衛・江幡高志らが絡んで、落語長屋の四季を描いた作品だった。全体的なストーリーは、「男はつらいよ」の元祖…とも受け取れるかな?山田監督は、落語大好きなのは有名で、先代の小さん師匠に新作落語を書いてるくらいだから、期待して観た。クレージーの面々が主役だし。…どうも、ディープな落語ファンの誰もが思っている「落語の凄さ」を映像化すると、あんまりいい気持ちがしない、という印象を強く受けた。山田監督が、おそらくは、力を入れて演出したと思しき、物語のクライマックスの「黄金餅」や「らくだ」のエピソードの繋げ方は、まさしく「職人技」と言うべき、素晴らしさだった。でも、ハッキリ言ってこの映画、全然笑えない。他の映画ファン、落語ファンはどう言うか判らないが、私は作品全体を、しかめっ面で観ることのほうが多かった。「黄金餅」のくだりなんか、完全なホラーになってたし(苦笑)。「落語の凄さを、映像で伝える」ということがそもそも無謀だったのではないか?と感じた。この映画は「男はつらいよ」の原型として、高い評価を受けてる作品と聞いた事がある。確かに、そういう点や、長屋のセットの凄さ、桜井センリと渥美清の使い方(笑)など、評価する点は、山のようにある。この作品、「1本の劇場用映画」としては「凄い出来!」と思うが、この映画を観て、「落語が凄い!」と思った人は、そんなにいうほどいなかったんじゃ…。それだったら、内容的には、全然他愛なくとも、噺家の演技が稚拙でも、「落語の楽しさ」をたっぷり伝えてくれる「落語野郎シリーズ」のほうが、よっぽど名作では?と私は感じた。山田監督、ズケズケ書いて申し訳ありません!
2007年09月13日
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今日、シネマアートン下北沢に「落語映画」の特集上映を観に行っていた。14時から19時過ぎまで、5時間ちょっとで映画を3本立(!)で観ていたので、その間、外で何が起きてたか、全然知らなかった。その帰り、下北沢駅の売店の、駅売り夕刊紙の見出しを見て「ありゃ!」と、思わず小声で言っちゃった。「安倍総理、ついに辞意表明」じゃあ、こないだの内閣改造は、一体何の意味があったんだ?と、私ゃ言いたい。小泉総理が辞めて、安倍総理になったときから「短命内閣」だと言われていたけど…。それにしたって、あまりに退き際が悪くて、非常に無責任な辞め方、という印象が強い。農水大臣がコロコロ変わり(一人は自殺だし)、年金横領はあるし、問題だらけの内閣で…。常に「逆風と闘っていた」という感がある。さっきニュースを見たのだが、民主党、社民党、共産党の各党首は、嬉々として、安倍総理を批判しまくっていた。…テメエらにも、十分責任あるのにさ。よくまあ、ああイケシャーシャーと言えるね、特に社民党の福島みずほ党首。本当、オツム大丈夫かね?あんなキチガイじみた…いや、混り気なしのキチガイ発言のオンパレードで、よく今まで政治家やってるよなあ…。確かに、内閣改造直後に、いきなり辞めるのは「無責任」にも程があると思う。かと言って、やることなすこと批判しまくり、「辞めろ!」と言い続けて、ホントに辞めれば「無責任」だと抜かす、アカ連中も大嫌い。とにかく、健康状態が退陣の理由ということもあるらしい。与謝野官房長官も闘病中だし…。実を言うと安倍総理は、私の叔母の友人が大学時代の友達だそうで、こないだ叔母から、若き日の安倍総理の話を聞いた。安倍総理は、とにかく「いい人」らしい。だから、安倍総理も辞めたんなら、しばらくはゆっくりした方がいいだろうと思う。グチグチと、ネチネチと、安倍総理の悪口を言いたくなるのは仕方ないが、過ぎたことを責めるより、先の内閣のことを考えないと日本はホントに、米国の属国に成り下がる。誰が毛唐の言いなりになんざ、なるもんか!日本全体を…とは絶対言わないが、精神的な物事の考え方だけは、戦前に戻すべきだと思う。特に子供への躾と、学校教育はね。もっとも、立派な大人でも「たかが横領」とか抜かすバカがいるんだから…。次の総理は、そこのところを、しっかりとやってくれないと困る。
2007年09月12日
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女王・美空ひばりの人生年表(?)を作るとき、嫌な話だが、避けて通れないことがある。「美空ひばりと暴力団山口組との関係が表面化、全国の公会堂、市民ホールから使用拒否される。この結果、昭和48年末、昭和38年から10年連続で紅組のトリを務めていた『紅白』に落選」これがきっかけで、NHKとは冷戦状態になり、4年間、美空ひばりはNHKに出演しなかった(大晦日はテレビ朝日の特番に出ていたはず)。その冷戦状態が修復されたきっかけが、今晩放送の「ビッグショー」だった。「美空ひばり・わが命燃えつきるとも」昭和52年4月10日放送。つまり、美空ひばりの40年の歌手人生の中で、ある種のターニングポイントになった番組。45分間、日本人の大半が知ってる(はずの)お馴染の大ヒット曲、あるいは先輩歌手の歌を歌いまくる、文字通りのワンマンショーだった。美空ひばりのVTRは、のべつと言っていい程、NHK以下、各民放でも放送をしているから、さほどの感激や新鮮味はなかった。ダイレクトな差別用語があるから仕方ないが、「波止場だよ、お父っあん」の1番がカットされていたのも、本当に惜しかった。でも、やはり…巧い。歌が巧すぎる!ここで「上手い」と書いてしまうと、若き日の近藤真彦になるので(笑)、あえて「巧い」と書きたい。確かに、お世辞にも「上品な歌い方」だとは言えないと思う。衣装センスも「…」だし。しかし、ヒット曲をこうしてまとめて聴くと、1曲1曲の表現力・説得力が半端じゃない。この人の歌声を、どう表現していいのか判らないが、ありきたりな表現をすれば…「日本人が、表面ではバカにしてても、心の底では、生理的に欲している歌声」…みたいな気がする。さて、来週も美空ひばりで、その次が霧島昇。これから先も、相当楽しみなラインナップが続きそうだ。
2007年09月10日
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先週の月曜から金曜まで5日間、我ながらいくらなんでも遊びすぎた。月曜・木曜・金曜の晩は落語に出かけて、水曜の夜はカラオケ…。特に水曜と金曜は、帰宅が深夜の1時半!正直、ここに何かを書いてるほど、体力が余っていなかった(苦笑)。その疲れが一気に出たのか分からないが、口内炎が歯茎に出来て、痛てえの何の…。先週だけで4回も、市馬師匠と会ったり、台風の最中に落語を聴きに行ったりしてて、自分の本業が何だったのか、さすがに己で判らなくなった(苦笑)。打ち上げに呼ばれたのは、金曜の晩だけではあったのだが、場所がウチから遠く離れたところだっただけに、とっても大変で…。今週からはセーブせにゃ…とは思ってても、水曜日は映画に行ったりするから、ま~た財布から、お金が勝手に出ていくのだろう…。今日は早く寝るぞ!寝ないとまた倒れる!過労の原因が「落語の聴きすぎ」じゃあ、ホント、シャレにも何にもならない!そんな訳で、先週の報告をお伝えしました。明日から、また通常運転に戻るつもりで~す。
2007年09月09日
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今晩の「ビッグショー」は、久々の昭和歌謡!それも大御所が久々の登場だから、観ている私のテンションだって最高潮!…と、リアルタイムで観てりゃ良かったんだが、今晩は横浜にぎわい座に出かけていたので、ウチに帰ってきてから、じっくりと堪能した。「藤山一郎・遙かなりわが青春の歌」昭和52年4月3日放送。昭和歌謡の礎とでも言うべきか、あるいは「歌謡曲の神様」とでも言うべきか。それだけ偉大な、国民栄誉賞受賞歌手である藤山先生のワンマンショー。当時66歳だが、声の張りも艶も、まったく衰えておらず、いつも通りの名調子を心から堪能することができた。それにしても、3曲連続とか4曲連続とか歌っていて、声に疲れが全然出なかったのが凄かった。戦前デビューの歌手は、「基礎体力」ならぬ「基礎歌唱力」が桁違いだからなんだろう。「影を慕いて」では、珍しく先生本人が歌の途中で涙ぐみ、フィナーレの「青い山脈」は、観ている私が涙ぐんでしまった(苦笑)。あと、私は長いこと「おお牧場はみどり」だと思っていたのだが、今日の番組を観ていたら「ああ牧場はみどり」とテロップが出ていて、藤山先生もコーラスも、その通りに歌ってた。ホント知らなかった。ちょっと驚きだった。でも、この年代の歌は、誰でも歌えて、なおかつ日本人の心にいつまでも残る名曲ばかりだと、改めて感じた番組だった。来週と再来週は、2週連続で美空ひばりで、その次は霧島昇と続く。今現在、「絶滅」してしまったと言い切れる「真の流行歌」を堪能できる月曜が続いて、ホント嬉しい。
2007年09月03日
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あっという間に一週間。時の流れは速いね~っ、もう9月だもの。何か書こうと思っていても、頭の中で文を練って、書いてる途中で飽きてしまうという、俗に言う「スランプ」になっていたのかもしれない。急に涼しくなって、体調も何か変だし、今日も仕事が忙しくて、帰りが遅かったし…。世間を賑わせているのは、相も変わらず、蒙古の横綱の問題だが…。しつこいようだが、帰ってこなくていいよ。いらないよ、あんな人でなし。しかしながら、この問題、完全に本筋がどこかに消え去って、いわゆる精神的な病気のとこばかり、連日連夜マスコミがクローズアップするのは、どう考えてもおかしい。日本の伝統ある国技を、蒙古人が侮辱したという本筋に、何故誰も触れなくなったんだろうか。全国各地の相撲ファンと触れ合う、関取として、ましてその中の頂点にいる横綱として、いちばん大切な巡業を仮病を使ってサボって、地元に帰り大はしゃぎでサッカーするなんて、日本国民をバカにするのも甚だしい。いちばん悪いのは、勿論朝青龍本人だけども、ここまで、あのバカを野放しにしていた親方、その上の相撲協会の幹部にも、責任はある。とにかく、相撲協会も高砂親方も、自分たちも責任を取る、という意味で、奴を永久追放にしなくてはいけないと思う。下手にかばって、来年の初場所から出場させて、マスコミとかが「涙の復活」みたいに煽ったとしたら、余計につけ上がるのは目に見える。絶対そんなことしたり、マスコミが手のひら返して応援したりしたら、ますます奴の態度は悪くなる、と断言できる。これ以上、日本の国技を汚さぬよう、悪い芽は早めに除草剤を撒いて、根絶やしにすべし!まあ、朝青龍も嫌いだけど、いろんな話題に首を突っ込んじゃ、偉そうな事言って威張る和田アキ子も大嫌いだけどね。「お前(朝青龍)、何様のつもりじゃ!」って自分のラジオで言ったらしいけど、この言葉をそっくりそのまま、この人に返したいやね。朝青龍同様、「自分は日本国の恩恵に与ってる身なのだ」ということを、いい年なんだからちったあ自覚したほうががいいな、あの人は。…はい?…何ですって?「そういうお前も偉そうだ」?でも、「今日の夕食は何だった。そのあとテレビ観て、寝るつもり」とか書いたって、誰も面白くないでしょ、こんな文。だから、少々過激に書かせてもらいました。
2007年09月02日
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