全10件 (10件中 1-10件目)
1
昨晩の落語会、会場は赤坂区民センター。あの246沿いの坂を、寒風吹き荒ぶ中(笑)、エッチラオッチラ上がって行くのキツかった。豊川稲荷の藤田さん…じゃない!豊川稲荷の少し先にある赤坂区民センターまでは、結構距離があって…普通だったら疲れちゃう。しかしながら、期待大の落語会だったから、疲れもしないで張り切って出かけていった。「みなと毎月落語会・立川談志落語会」(平成20年2月27日)開演…19:00 終演…21:15桂 三木男 「浮世根問」 立川志ら乃 「権助魚」 柳亭 市馬 「片棒」 仲入り 松元 ヒロ 「スタンダップトーク」 立川 談志 「天災」トップバッターは三木男さんで「浮世根問」。家元も著書で書かれていたが、三代目の三木助師匠のDNAがあるなと感じたし、残念な亡くなり方をした四代目にも似ていて、非常に端正な高座だった。ああいう「浮世根問」は、初めて聴いたと思う。笑いは薄かったが、落語は非常に巧かった。これから結構伸びると思う、三木男さん。その次は志ら乃さんで「権助魚」。師匠譲りのアップテンポな高座だったのだが、それにしても「何をそんなに慌ててるのか?」というくらい、早い「権助魚」だった。田舎もんの、あの「もっさりした権助」が、妙に軽快な喋りで、単なる妙なヤツにしか見えなかった(笑)。でも面白かったから…まあ、いいや(笑)。中トリは、我らが市馬師匠で「片棒」。今、日本で「片棒」やらせたら、市馬師匠の右に出る噺家はいないだろう。それぐらい大爆笑の高座だった。柳家の本流の芸を守りつつ、己の趣味と特技を混ぜるだけ混ぜ込んで(笑)、物凄い盛り上がりをみせた高座だったと思う。中入りを挟んで松元ヒロさん。相変わらず、テレビでやれないネタのみのスタンダップトークで、物凄いもんだった。それ以上は…何を書けばいいのだろう?具体的に書くと、このコラムは潰れる(笑)。さて、大トリ!待ってましたの家元登場!風邪声だったものの、絶好調の「天災」。年末の「芝浜」以来、比較的コンスタントに家元の高座を追いかけているが、昨日のはその「芝浜」と同じくらい、自分の中ではヒットの高座だった。マクラ20分・本編40分。1時間タップリ。物凄い理屈っぽくて、しつこく迫る八五郎。それに応戦するも、あまり太刀打ちできてない紅羅坊奈丸先生。実は、家元の「天災」を聴いたのは8年ぶりだったのだが(!)、その8年前に聴いたのとまるで違う、新たな「天災」だった。サービスも兼ねて(?)落語の途中で色々と脱線するのも面白かったが、我らが市馬師匠が褒められていたのが、驚いたし嬉しかった。「市馬面白れえな、あいつな!木遣りいいよ」「教えてもらった落語を、そのまま演る奴ぁダメなんです。『自分はこういう落語を聴かせたいんです』っていう芸をやらないとダメです」…みたいな感じで、褒めていた。市馬師匠、感涙に咽んだに違いない(笑)。かなり濃密なプログラムの、素晴らしい落語会だった。…そういえば、明日も(もう今晩だ)も家元の独演会行くんだった。その感想は、また後日ということで。
2008年02月28日
コメント(0)
俳優の黒沢年雄が、以前「ごきげんよう」か「さんま御殿」のどちらかで言っていたと思うのだが、『「天才だ」と思った役者は、森繁久彌と勝新太郎の2人だけだと思う』と確か言っていた。人それぞれ、役者さんの好みってのはあるが、個人的には上記の意見に、強く賛同した。根っから「芸」に対するセンスがあって、その全てが水準以上、っていう役者さんは、私も森繁・勝新の2人以外には、ちょっとすぐには思いつかない。「勝新太郎・たまには歌う夜もある」(昭和53年3月12日放送)今晩の「ビッグショー」は、絶品のひと言!「座頭市」「座頭市子守唄」は勿論のこと、邦楽から洋楽まで様々な歌を、あの独特の歌のスタイルで聴かせてくれた。個人的には、遊び感覚で三味線を爪弾いた後、軽いながらも適度な艶・そして色気がある声で歌いあげた「さのさ」が、もう最高!三味線の演奏共々、本当に鳥肌ものだった。「世界の果てに」「アンチェイン・マイ・ハート」などのポップスも、素晴らしい歌唱だった。「いつかどこかで」も良かったし…とにかく、早い話が全部良かったってこと(笑)。サポート役の研ナオコも、緊張はしただろうが楽しんでステージを務めているのが、観ていて判ったし。「ステージを誠心誠意務める」のプロだが、「ステージを徹底的に楽しむ」のもプロ。その後者のプロの、日本一が勝新太郎だと言い切っていいだろう。曲間のさりげないトークも面白く…というかトークだけ聞いてる分には、いたって常識人に聞こえた感じだった、ように聞こえた(笑)。フィナーレは「俺より先に死ぬなよ」という歌。この歌、どう聴いても、奥さんである中村玉緒に捧げてる…としか思えない歌だった。このVTR観せたら、中村玉緒は号泣すると思うよ、たぶん(笑)。いや~、涙が出るほど感動した45分だった。「よくぞ放送してくれた!」って感じ。「ビッグショー」観てて、涙が出たのはホント久々だった。クレージー以来かな?来週は、淡谷のり子先生のオンステージ!これも期待大だな!洋楽の比率が多い事に期待したいと思う(笑)。
2008年02月25日
コメント(0)
自分が生まれる前、あるいは物心つく前に流行った文化とか、テレビ・ラジオ番組などの話を先輩方(両親含む)から聞くと、もの凄い悔しい思いをすることがある。私より大体10歳くらい先輩、現在40歳手前ぐらいの人たちにとって、ニッポン放送の「オールナイトニッポン」は、思い入れが特別な番組だったという話を、よく聞いていた。その伝説の番組「オールナイトニッポン」が今年、40周年だそうな。そこで、昨日から今日にかけ、何と40時間(!)ぶっ通しの特別番組をやってて、何とか「ビートたけし」「タモリ」のお二方の回だけ録音することが出来た。…とは言うものの、まだ「ビートたけし」の途中までしか、現時点では聴いてない(笑)。しかしながら、いや~、面白い!高田先生との喋りのテンポは、ホントに若干落ちたような感じも、少々あったけれども、腹抱えて笑ってしまった。電話で特別出演した、東国原宮崎県知事との電話のやり取りも、個人的には爆笑もので、「今、自民党本部に来ているんです」と言った知事に対し…「また東京の金せびりに来やがったのか!?」…ってのが、ツボにはまって死にそうに(笑)。「でも、よく頑張ってるな~」「お前、一気に総理大臣までいっちゃうか?」…と、たけし流の励まし方(愛情表現?)をしていたのも印象に残った。ビートたけしという人は、何だかんだ言って物凄い人だと思う。講談社に殴りこんでも、バイクの大事故で死にかけても、それをプラスに転化して、ますます大きな存在になっていく。でも、根本の「喋り」は衰えたろうな…なんて、漠然と思っていた。でも今回のラジオを聴き、正直に思ったのは「衰えてるようで、喋りが殆ど衰えていない」ということ。これには驚いた。この番組、定期的に聴きたいな~、なんて思っちゃったけども、定期的じゃないから有難みも一入だったのかもしれない。この番組が、毎週聴けてた世代が羨ましい…。
2008年02月24日
コメント(0)
あ~あ、今日で29だよ。もう世間からは「おじさん」と言われてしまう域の年齢になってしまった…のか?何と言うか、20歳代は、本当にあっという間だったような気がする。誕生日は、たまたま休みと重なったが、1日中家でゴロゴロ…という素晴らしい1日だった。明日から、別にまたいつもと変わらない日々を送ることにはなるのだろうが、少しは気持ちをマイナーチェンジしていくべきだろうか。それはともかく、一昨日、小野満氏の訃報を書いたが、昨年のクリスマスに、ダン池田氏が亡くなっていた…と朝刊に書いてあった。何という偶然なのか、昭和40年代後半~昭和50年代の「紅白歌合戦」の、紅白両軍のバンマスが、1週間違いで立て続けにこの世を去っていて、なおかつ2日違いで公表された…という事実。また一時代の終焉を感じさせる訃報だった。え~、今日はもう寝る時間なので、この続きはまた次回。
2008年02月22日
コメント(0)
その1・♪支那の夜~、支那の夜よ~昨晩、中国の重慶で行われたサッカーの試合、相変わらず支那人の態度の悪さ、料簡の悪さが露呈された感じだったようだ。毒入りギョーザの件もそうだが、支那人はどうしてああかねえ?確か福田総理が、靖国参拝の件を聞かれて、「あなたたち、友達が嫌だということはしないでしょう?」と記者に言っていた。日本は、出来るだけそういう姿勢でいるのに、対する支那は、平気で日本…だけでなく、世界のあちこちに迷惑をかけまくっている。公害問題なんかも、エネルギーの問題なども迷惑極まりない、困ったヤツらだ。昨日の試合、日本が勝ったようでよかったが、ここまで色々ナメられて、何も言わない日本人は、正直お人好し過ぎる。昨日だって、日の丸燃やされてるなら、こっちだって「愛国行進曲」とか「出征兵士を送る歌」流しながら、出かけりゃいいんだ!今からでも遅くないから、北京五輪を日本はボイコットすべきだと思う。満州を返せ!その2・お笑いブームを斬る先週の日曜、フジテレビ系列で放送された「R-1グランプリ」と、「爆笑レッドカーペット」をたまたま観た。今のお笑い、言葉は悪いけども、何というか出オチというか、「キチガイ度合」の激しい芸人が多いような気がする。そんな中、「R-1グランプリ」で1人だけ、非常に気になった人がいた。決勝戦で、なだぎ武に惜しくも敗れたが、ネタが非常に面白かった「芋洗坂係長」。東京の人しか分からない名前で(笑)、見た目もメタボリックで、「何なんだ?」と最初は思ったが…。顔と声を、よ~く見てみて…「…どこかで見たことあるぞ、この人!」そう思って、家に帰ってネットで調べてみて「ああっ!」と気が付いた。お笑いコンビ「テンション」の、今では俳優になっている、田口浩正の相方の小浦一優氏だったのだ!ビックリ!田口氏は昔から、今でいう「デブキャラ」だったけども、「相方は細い人」というイメージが強かったから…ホント驚いた。非常に素晴らしいネタで、どうして優勝しなかったのか、甚だ疑問であった。吉本興業主催だったからだろうな…これが東京での主催だったら、優勝は文句なしで芋洗坂係長だったろう(個人的な主観よ、念のため)。「レッドカーペット」のほうも、いわゆる「狂気じみた」芸人が多くて、非っ常に不愉快だった(笑)。そんな中、「ななめ45」というトリオの電車のアナウンスのネタが、古典的ながらも非常に巧く、勢いがあって素晴らしかった。あれは、若手のお笑いを見て、久々に腹から笑ったもんなあ。あのトリオは、伸びていってほしいと思う。
2008年02月21日
コメント(0)
ビッグバンド「スイング・ビーバーズ」のバンマスでベーシストでもあった小野満氏が、1月2日に78歳で亡くなっていたというニュースを、さっき夕刊を読んで知った。昭和40年代~50年代前半の「紅白歌合戦」で、必ずバックバンドを務めていた、日本を代表するビッグバンドのバンマスだった人。紅組は原信夫率いる「シャープス&フラッツ」、対する白組が「スイング・ビーバーズ」という組み合わせが多かったイメージがある。他にも「有馬徹とノーチェクバーナ」だとか、「小原重徳とブルー・コーツ」などのバンドも「紅白」のバックバンドを務めているはずだ。他にも大晦日には、数多くのビッグバンドが、「NHK紅白歌合戦」だけでなく、TBSの「レコード大賞」や、テレビ東京の「年忘れ大行進」(今の「年忘れにっぽんの歌」)のバックで、素晴らしい演奏をしていた。「松本文男とミュージック・メーカーズ」「チャーリー石黒と東京パンチョス」「スマイリー小原とスカイライナーズ」…まだまだあっただろうが、大体テレビの大きな歌番組だと、上記のバンドがバックで盛り上げていたような感じだろう。今の歌番組、どこ見てもバックバンドの姿が見当たらない。「紅白」も、「歌番組の命」ともいうべきバンドを舞台下に置いて、じゃあ舞台が凄いのかといえば、単にだだっ広いだけの無味乾燥なステージ。そんなの見てたって、盛り上がる訳ゃない。何考えてんだ、NHKは!歌う場所なんか、狭くていいじゃない!そんなに歌手の図体がデカイわけじゃあないんだしさ!昔のように、紅には紅、白には白のバンドが闘いながら伴奏したから、あれだけ歌手も視聴者も盛り上がったのだ、ということがどうして解らないかねえ?バンドの生演奏と、歌手の歌声が一体に…というか、一緒に見えて、聞こえてくるから初めてテンションが上がるわけであって。NHKの「歌謡コンサート」くらいしか、ビッグバンドの姿をテレビで見られない状況ではないだろうか?今は。話が完全に脱線したが、カラオケ伴奏の歌番組なんて、見たってしょうがない。独自のアレンジで、レコードで聴く歌と違う味わいを味わわせてくれる(日本語変か?)ビッグバンド伴奏での歌番組が復活する事を切に望みたい。勿論、バンドは舞台上ね。演奏している姿が見えなかったら、何にもならない。…話が完全に逸れてしまったが、小野満氏の冥福を、心より祈りたい。
2008年02月20日
コメント(3)
昨年末に携帯電話を7年ぶりに買い換えた話は、ここでもひと言書いたと思う。あれから2ヶ月ほど経過したが…。以前の携帯電話と比べれば、確かに便利といえば便利だけども、なかなか女子高生なんかみたいに携帯電話を扱う、というレベルにゃ、全くもって達していない。大体、取扱説明書の厚さに驚いたし(苦笑)、しっかりと読んでも、半分以下の機能しか扱えていないような感じがする。今のところ、私がスムーズに出来るのは…「電話をかける・電話を受ける」「メールの送受信」「テレビを観る」(ワンセグだから)…この3つだけ!カメラも付いてるみたいだけど、まだ1枚も写真撮ってないし(笑)。一応、会社の同僚やら先輩やら、趣味関係の人たちにメールアドレスを教えて、そこそこメールの送受信は出来るようになったが…。まあ…時間がかかってしょうがない!みんな親指でメールをしているみたいだが、私は人差し指でやってるから、時間くうのか?んなこたあともかく、一体、いつになったら、電車の中の女子高生みたいな「メールの早打ち」が出来るようになるんだろか?今日の日記は、愚痴で終わってしまいました…。
2008年02月19日
コメント(0)
先週だけで、映画を4本(新作2本・旧作2本)観て、寄席にも出かけた。だからさ、もうクタクタで…感想書こうにも脳ミソが上手に回転してくれない!でも、月曜日は「ビッグショー」があるから、ちゃんと更新しないといけない!それも、物凄く久々に、期待大の回だったから気合入れて書かないと!「灰田勝彦 青年・66才」(昭和53年1月15日)戦前・戦中・戦後と数々の大ヒットを放って、また俳優としても、数多くの映画に出演した灰田勝彦のオンステージ!45分のうち、大部分がゲストの高峰秀子とのトークに割かれてしまって(笑)、歌の比率がちょっと少なかったのが残念だった。…けれども!軽妙なトーク、変わらない歌声、こう言っちゃ何だけど、久しぶりに心底楽しむ事ができた45分間でもあった。この番組から4年後の、昭和57年10月に71歳で亡くなった灰田勝彦。当たり前だが、その後を知っているだけに、元気溌剌なステージを観ていると…「どうして人間は死ぬのでしょう?」…と、思わず言いたくなってしまった(涙)。さて、来週はもっとお待ちかねの勝新太郎!裕次郎の「ビッグショー」は何回も観た事があるけれど、勝新のは初めて!あの美声が、たっぷり聴けるかと思うと、今から来週が待ち遠しくて仕方がない!
2008年02月18日
コメント(0)
どうにもこうにも、毎日の仕事が大変になって、ここに書く頻度が、極度に落ちた。本当はもう一寸、日々の事を書かないとダメだと思うのだが…、勘弁してくださいませ。さて、今日の「ビッグショー」、先週と同様であまり食指の動く人の回ではなかったけど、結構興味深く見られた回…だったかしらん?「五木ひろし・今、新しき旅立ちを!」(昭和53年1月8日放送)今でも、ごく普通に活躍してる五木ひろしの、丁度30年前のステージ。オーケストラを舞台上に置かず、舞台下に配置していたので、非常に舞台を広く使って、魅せる舞台にしていた感じだった。それはともかく…、何だか分からないけど今日の客席、出てきたときから最後まで、ず~っと歓声と拍手が凄かった。だって、ずっと「ひろし~~っ!!!」ばっかし。あと、歌いだしで必ず拍手がくるし…。大して好きな歌手じゃないけど、「夜空」やら「長崎から船に乗って」などのヒットメドレーは圧巻で、そこは素晴らしかった。ゲストの草笛光子も踊っていたし、五木ひろしも歌いまくり、踊りまくる、という正真正銘の「ショー番組」だった。それにしても、今日のお客は凄かったなあ(笑)。さて、今年に入って、ちょっと興味の薄い回が続いた「ビッグショー」だが、来週・再来週は久々に期待大!!来週は「灰田勝彦」、その翌週は「勝新太郎」!いや~、ちょっとちょっと!こりゃ楽しみだ。そういう訳で、来週の感想をお楽しみに。
2008年02月11日
コメント(0)
「スターである以上、幸せな生活を送れるわけがありません!」女王・美空ひばりの言葉で、いちばん強く印象に残っている言葉がこれ。ディティールは、多少違ってるかもしれないが…。昭和を代表するスターは、多かれ少なかれ、私生活でトラブルがあったり、生まれ育ちに問題があったりするものだ。逆に私生活が幸せだと、あまり芸能人としては大成しなかったりと、芸能人は不思議だが、物凄い額のギャラを貰ったりするんだから、それなりの代償があるということだろう。「島倉千代子・歌えることのしあわせを」(昭和52年12月25日放送)何故、上記のようなことを書いたかというと、今日の「ビッグショー」が、まさにそういう感じのことを、舞台で言っていたからだ。お千代さんは、今でも元気だからいいようなものの…、この人の人生、波乱万丈すぎる。今日のビッグショーの前後に何があったか、ウィキペディアに詳しく書いてあったので、引用させてもらう事にする。1975年、知人に頼まれ実印を貸してしまう。その知人だけではなく、マネージャーや知らない人までの沢山の保証人になってしまう。千代子を保証人に借金を重ねた人々は行方不明になる。そして16億円の借金を抱える。後に美空ひばりから「実印は貸すな」と言われる(美空ひばりも実印を押してしまった経験を持つ)。 1977年、島倉に信頼され手形を裏書されていた守屋義人が事業に失敗して不渡り手形を出し蒸発。これにより島倉は2億4000万円(当時判明分)の債務を負う。特に、下のほうのニュースが大騒動だったらしい。ゲストの大村崑師匠も、何となく気を遣いながら喋っていたように感じたが、それを必死に振切り、明るく振舞うお千代さんが、逆に辛そうに見えた。村田先生の「無法松の一生」を歌っていたが、男歌を歌うキッカケが、借金騒動だったとは知らなかったので、かなり驚いた。歌唱は素晴らしかったが、間のトークが全部その騒動の話だから、見てて全然楽しくない…。重くて、辛い「ビッグショー」だった…。フィナーレの歌じゃ、お客さん泣いてたし!…それにしてもお千代さん、確か去年あたりもまた騙されて、財産を失ったと聞く。どうして、まあ、お千代さんは、こうも周囲に恵まれないのであろうか!?そういえば、去年の暮れに、ニッポン放送の高田先生のラジオで「70歳になって、自分で何でもするようにした」とか言っていた。1人で電車に乗るだとか、騙されないように簿記の資格を取るだとか…。とにかく、死ぬまでに、これ以上、酷い目に遭わないように、もうちょっと「自己防衛」しましょうよ、お千代さん!
2008年02月04日
コメント(0)
全10件 (10件中 1-10件目)
1
![]()
![]()
