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『ゲゲゲの鬼太郎』の主題歌を歌われた熊倉一雄さんの訃報のショックがまだ冷めぬうちに、今日「原作者」の大先生の訃報を聞くことになろうとは…。享年93という大往生であるが、なんとなく「早世」の感じがするのは私だけだろうか。大東亜戦争の中でも、最も激戦地のニューギニア戦線で戦って、左腕切断という経験があったからだろうか。最期まで戦争の悲惨さを訴えることの多い先生だった…という印象もある。藤子アニメで育った世代の私ではあるが、小学4年生のときだったか、『ゲゲゲの鬼太郎』の第3シリーズがフジテレビで始まった。主題歌が吉幾三のときね。初代のモノクロアニメやカラーの第1期(昭和43年~昭和46年)を見ていた世代の方から見れば、怖い感じは若干薄れたシリーズだったかもしれないが、私は毎週楽しみに見ていたのを思い出す。モノクロ時代のアニメは後になって見たのだが、やはりおどろおどろしい感じが強く、モノクロ特有の画面の暗さに、なかなかエグいストーリーに独特のタッチが相まって、非常に怖かったのを覚えている。カラー版になってからの話だが、鬼太郎がカマボコにさせられてしまう話が非常に怖かった。店先にカマボコが並んでる中に、ひとつだけ黄色と黒の縞々のカマボコ(ちゃんちゃんこ柄)があって。…怖さが全く伝わらないな、この文章じゃ(苦笑)。かなりご高齢になっても、食欲が衰えないなんて話を聞いてもいたし、元気だと思っていたのだが…。11月11日にご自宅で転倒され、入院。そして今日、あの世に妖怪の取材に出かけてしまった。やっぱり年齢を重ねると、絶対転んじゃいけないな…。ホントに命取りになるから。保田先生にも、そう言っておかなくては!!水木先生、素晴らしい作品をたくさん残していただき、本当ににありがとうございました。長い間、本当にお疲れさまでした。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
2015年11月30日
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たまたまなのか、必然なのか…。ここ1週間の私のスケジュール、まあハッキリ言って大馬鹿野郎である(苦笑)。21日(土)… 「第7回昭和歌広場」(らくごカフェ)22日(日)… 「談志まつり・3公演目」(よみうりホール)23日(月)… 普通に仕事24日(火)… 「長講三人の会」(日本橋劇場)25日(水)… 「林家たけ平独演会」(内幸町ホール)26日(木)… 17時出勤で泊まりの勤務27日(金)… 朝10時に仕事終わり→帰宅して仮眠→ 「あかぎ寄席」(神楽坂・赤城神社)28日(土)… 上野鈴本演芸場の夜席(喬太郎主任)29日(日)… 新宿末廣亭の夜席(歌丸主任)→ 夏丸さんと夜飯&打ち合わせ…よく過労で倒れなかったな、我ながら(苦笑)。偶然行きたい落語会&行かなきゃならない落語会&自分の出る会が、こうも重なるとは思わなかった!30日(つまり今日の月曜日)は、23日出勤の代わりの休みなので、とにかく家で静かにしているつもり。ところがね…。12月1日は、またまた「出演する落語会」がある(笑)。てなわけで師走初日は、是非とも西新宿ミュージック・テイトにご来場をお願いいたします!『第25回・夏丸演芸館』12月1日(火)会場:西新宿ミュージック・テイト開場:19時 開演:19時30分 終演:21時30分?料金:予約…2,000円 当日…2,200円予約先:info@musicteito.co.jp夏丸さんが3席演ったあとに、「公開ウクレレ稽古・『桂夏丸・アロハマンダラーズへの道』」と題して、私が夏丸さんにウクレレ指導をいたします(苦笑)。殆ど漫談というか、漫才になるかと思っておりますが、面白いとは思います…。あんま自信ないけど(笑)。たくさんのご来場、心よりお待ち申し上げます!
2015年11月29日
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1週間の間に、立て続けに大きな訃報が相次いだ。そのうちお2人は、既に芸能界を離れて久しい方ではあったが、新聞やテレビで非常に大きな扱いをされていたのが印象に残った。まずテレ朝『アフタヌーンショー』の司会でもお馴染み、大映の看板俳優だった川崎敬三さんが、7月21日に82歳で亡くなっていたことが24日に報道された。漫才の「ザ・ぼんち」のヒット曲『恋のぼんちシート』で大当たりフレーズになった「そうなんですよ、川崎さん」の川崎さんだ…ということを、いま日本人はどれくらいすぐに答えられるのだろう?確かマンションを持っておられて、それの家賃の上がりで悠々自適の暮らしをされている…とは聞いていたが、やはりこういう形での訃報は、非常に寂しいものがある。川崎さんが、芸能の世界から身を退かれた大きな要因は、やっぱり『アフタヌーンショー』の「やらせリンチ事件」なのだろう。日本中が大騒ぎになったこの事件、当時私は小学校1年生。てなわけで、全く覚えていない。のちに、テレビの歴史をいろいろ調べてみたら、恐ろしく悪質なやらせ指示で、おまけに自殺者まで出したというとんでもない事件だったことを知った。そら、打ち切り当然の話だわな。2年後には『新アフタヌーンショー』として復活したが、すぐに終わってしまったようで…。イヤになっんだろうなぁ、テレビ局のそういう体質が。-----------------------------------------------------川崎さんの訃報を聞いて2日後。今度は戦前から昭和30年代にかけて、日本映画界に花開いた大女優の訃報だった。原節子さん。享年95。9月5日に亡くなっていたという。なんというか、自分の中じゃ「完全な伝説の大女優」だから、亡くなったと聞いても、確かにショックだったが「今年まで元気だったんだ…凄え!」という気持ちのほうが大きかった。戦前だと『河内山宗俊』とか『検事とその妹』(主題歌はディック・ミネ御大の「人生の並木路」ね)なんかが多分代表作と言われるのだろう。しかし、原節子の代表作といえば戦後の作品が多いだろう。『安城家の舞踏会』『青い山脈』『お嬢さん乾杯』『晩春』『めし』『麦秋』などなど…。ただ…。こんなこと言うのも何だが、私は小津監督作品に全くもって興味がなく(苦笑)、殆どまともに見たことがない。上記の作品の中で、まともに私が見たことがあるのは『めし』くらいだと思う。成瀬巳喜男監督ね。『青い山脈』は、主題歌は喉に穴が開くほど歌ってきたが、今井正監督が左寄りなので見る気が起きず(笑)。だから…詳しく語れないのよね。邦画好きとか言いながら。エキゾチックな美貌は、昭和37年以降はどうなっていたか一部の人以外は知る由もなかったわけで。しかし、52年も隠遁生活送ってて飽きなかったのかな?司葉子とは、電話で喋ったりしていたようだが…。せっかく95歳まで長生きできたのに、私に言わせれば非常に「人生を無駄に生きた人」だと思う。あれだけの作品を残したというのに…勿体無い。しかし、亡くなったことがよく判ったもんだ。-------------------------------------------------------最後に入ってきたのは、アニメ『サザエさん』の中島君、『ドラえもん』の出来杉君の声でお馴染みだった、声優の白川澄子さんの訃報だった。自宅でのくも膜下出血で急死。享年80。…もう中島君も80歳になっていたのか…。こんなことも言いたくないが、そろそろ『サザエさん』に限界が近づいてきた気がしてならない。10年前の『ドラえもん』のような、声優総取っ替えをもう視野に入れて考えたほうがよさそうな気もする。お三方のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
2015年11月28日
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金曜日の晩、家のリビングで「昭和歌広場」の構成を練りながら『ぴったんこカンカン』を見ていたら…。急に出たニュース速報を見て、大声を出してしまった。「北の湖理事長が死去」「まさか!なんで!?」という感じだった。そしたら母が「相撲中継の中で、理事長が貧血で倒れて入院したって言ってたのを聞いて、なんかイヤな予感がしたんだけど、的中しちゃったね…」とか言っていた。私は以前から病気だということだけは知っていたけど、そんなに具合が悪かったとは全く知らなかった。訃報で初めて、今年の10月の映像を見て、頬がこけて着ているスーツがブカブカで…という、非常に痛々しい姿だったので、「ここまで具合が悪かったんだ…」と初めて知ったような感じ。私は昭和54年生まれなので、ハッキリ言えば全盛時代はほとんど覚えていない。報道なんかで数多く言われていた「憎らしいほど強い」というのは分からない。昭和60年1月に引退だからね…幼稚園の年長だもの、私。ただ、ギリギリ引退直前の現役の姿というのは、本当にうっすらと覚えている。まだ蔵前国技館のときね。目つきが悪くて怖そう…という印象だったかね(苦笑)。そのころは、もう千代の富士(九重親方)の絶頂期で、私もファンだったから、ホントに印象が薄くて…。「負けた相手に手を出さない」というスタイルを非情と取られ(ホントは相手に気を配っていたからなのだが)、なんとなく「ヒール横綱」のイメージがある人だったが、記録はすごいものね。未だに破られていない、史上最年少記録での横綱昇進(21歳と2か月!)、幕内優勝24回!本当の大横綱だったと言い切って過言ではない。理事長になってからは、相撲協会ないの度重なる不祥事で一度は身を退いたが、また返り咲いて…。しかしながら、そのときは相撲人気が最も低迷していた時期であり、いろいろ辛かっただろう。そういう心労もたたってか、病に侵されてしまったのかもしれないな…とも思う。九州場所中での急逝。享年62。こう言ったら失礼に当たるかもしれないが、無念の最期という感じだったのではないだろうか。本当にお疲れさまでございました。北の湖親方のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。最後に、不謹慎かもしれないが…。私が母のお腹にいたとき、当時今より10キロほど太って偉そうに(?)ふんぞり返って歩いていた母のアダ名は「北の湖」だったそうな(苦笑)。
2015年11月23日
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本日13時30分から、らくごカフェで開催いたしました『第7回昭和歌広場 藤山一郎・青春の歌声(戦後編)』自分で言うのも何ですが、保田先生との掛け合いは今回がいちばん上手くいったように思います(笑)。なのに、ご来場のお客様はどういうわけか少なくて、結果的には大赤字という…(苦笑)。やっぱり我らが談志師匠の命日に、こういうイベントぶつけちゃいけねえナ(苦笑)。そんな中、ご来場いただきました皆さま、心より感謝を申し上げます!本当にありがとうございました!…次回は、来年5月21日(土)の昼間に開催いたします。林家たけ平さんの真打一発目の仕事(披露目以外で)がこれになります(笑)。あと桂夏丸さんにも出演依頼をしまして、ビッグ4の揃い踏みでいければいいなと考えております!中身は、昭和27年~33年辺りのヒット曲で纏められればいいかな…なんて(笑)。今後とも、当レコードコンサートを御贔屓・御引立てのほど何とぞよろしくお願いいたします!(11月22日追記)http://frank-m.org/bunsirou/フランク永井研究の第一人者である、文四郎さんに素晴らしい感想ブログを書いていただきました!こう敬称略で自分の名前を書かれると、物凄く嬉しく、また恐ろしく恥ずかしい(笑)。私が普段から(スーツは)フランク永井さんと全く同じアイビーファッションで統一していて、昨日も細身のスーツを着て、細身のネクタイをしているのを、非常に喜んでくださいました(笑)。今後ともよろしくお願いいたします!
2015年11月21日
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第7回昭和歌広場「藤山一郎・青春の歌声(戦後編)」平成27年11月21日(土)会場:神保町らくごカフェ13時開場・13時30分開演・16時終演(予定)入場料:予約…2,000円・当日…2,300円司会:林田雄一ゲスト:保田武宏(演芸評論家)オーディオコーディネート:高山承之内容のお問い合わせ・チケット予約はこちらまで↓CBC01742@nifty.com0ps388121401v2y@ezweb.ne.jp090-4183-2028ご予約の際、「名前(フルネーム)」「連絡先(携帯電話等)」「必要枚数」を必ずお伝えください。いよいよ、明日になりました!明日の朝10時までにご連絡いただければ、予約料金にさせていただきます。チラシは、神保町・古書センター9階「富士レコード社」と神保町2丁目「レコード社」に置いてございます!まだご予約は間に合います。たくさんのご来場、心よりお待ち申し上げます!
2015年11月20日
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第7回昭和歌広場「藤山一郎・青春の歌声(戦後編)」平成27年11月21日(土)会場:神保町らくごカフェ13時開場・13時30分開演・16時終演(予定)入場料:予約…2,000円・当日…2,300円司会:林田雄一ゲスト:保田武宏(演芸評論家)オーディオコーディネート:高山承之内容のお問い合わせ・チケット予約はこちらまで↓CBC01742@nifty.com0ps388121401v2y@ezweb.ne.jp090-4183-2028ご予約の際、「名前(フルネーム)」「連絡先(携帯電話等)」「必要枚数」を必ずお伝えください。いよいよ、今週土曜日に迫ってまいりました!当日21日(土)でも、朝10時までにご連絡いただければ、予約料金にさせていただきます。チラシは、神保町・古書センター9階「富士レコード社」と神保町2丁目「レコード社」に置いてございます!前日に、何とか保田先生と打ち合わせをすることにもなり、安心して本番を迎えられそうです(笑)。まだお席に空きがございますので、ご予約受け付けております。歌謡曲ファンの皆さま・演芸ファンの皆さま、是非ともご来場くださいませ!
2015年11月17日
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「豪快にして繊細」というのは、懐メロファンにとっては伊藤久男御大のキャッチフレーズ。俳優さんで、このキャッチフレーズがドンピシャの人…となると、阿藤快さんだったのではないだろうか。今日の午前中、仕事中に携帯を見たら訃報が載っていて、本当に驚いた。よく似た名前の違う人かと思ったほど。15日、仕事現場に来ないのでマネジャーと家族が心配して見に行ったら、布団の中で覚めぬ眠りについていたという。この亡くなり方が、例えば…享年98とか享年95だったら、「こんな素晴らしい大往生はない」と言い切れる。しかし阿藤さんは、享年69。大動脈破裂。あまりに若すぎる、そしてあまりに突然の別れであった。…大柄な体躯に、割れ鐘のようなデカイ声。でも、何となく愛嬌があって憎めないような印象のある俳優さんだった。昔は悪役をよくやってたけどさ。その愛嬌とトークの上手さは、近年は「もはや本職」になっていたグルメレポーターとして、そりゃもう存分に発揮されていたと思う。人懐っこくて温かく、でも食べたものの感想を正直に言いまくる(笑)あのスタイルは、彦摩呂や石ちゃんの遥か上をいく、見事な「阿藤スタイル」だった。グルメリポーター仲間も、さぞかし大きなショックを受けているだろう。米助師匠も夢之助師匠も。たかだか1か月前、TBSの日曜劇場『下町ロケット』に弁護士役で出ていた(これがまた、いい芝居だったのヨ)のを普通に見ていただけに、未だに信じられない。『下町ロケット』の出演者の皆さんも…阿部寛も談春師匠もショックが大きいだろうなぁ。「なんだかな~!」が口癖だった阿藤さん。こんな急にあの世に逝くことになって、おそらくご本人が「なんだかな~!」って言ってるだろう、大声で。日テレの『ぶらり途中下車の旅』も、即戦力の旅人がいきなりいなくなってしまって困ってるだろう。本当に惜しい人を亡くしたと思う。阿藤快さんのご冥福を、心からお祈り申し上げます。
2015年11月16日
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「その13」を書いたのが、2014年1月22日…。実に1年11ヶ月ぶりの続きという…(苦笑)。もう、何をどこから書いていいのか見当もつかない。でも、命日も近いし、また色々と書かなければ…。とにかく…アットランダムに書いていくしかないな。重複するところも、かなり出てくるだろうけど。まあ、中野坂上「艶歌」でご一緒させてもらえた時間は、とにかく濃密で、本当に貴重な経験だったと思う。『みどりの雨』を藤山先生の声帯模写で歌ったところ、家元は大喜び。私は、確かに小学校6年生くらいから藤山先生の歌真似はしていたから、ある程度の基礎は出来ていたんだろう。それで、細部を白山雅一先生に直してもらったから、家元に褒めてもらえたのかなぁ…なんて思っている。それ以後、家元は私が「歌真似好き」なんだと思ったらしく(本当は喋ってるだけで十二分によかったのだが)、あのカラオケ嫌いの家元が、私に「おう、お前歌いたいんだろ?何か演れよ」と言うようになった(苦笑)。岡晴夫、田端義夫、小畑実あたりの歌真似は家元の前でやった記憶がある。大して似てなかったのだが、歌真似をしようという私の料簡を認めてくれたのか、ニコニコして聴いてくださった。我慢してたんだろうけど(苦笑)。いちばん褒めてもらったのは、クレージーキャッツの歌を歌ったときだった。何の気なしに議員時代の話から青島幸男の話をしていたら(ほとんど青島の悪口なんだけどね)、家元が…「お前、植木(の歌)はイケるのか?」…と、いきなり聞いてきた。私は胸を張って堂々と…「大丈夫です、何でも歌えます!レコードになってない映画の挿入歌でも全部イケます!」と答えた(笑)。「偉え!!お前の好きなやつ演れよ」「いえいえ、お気遣いなく。家元の好きな歌を演りますよ。『ゴマスリ行進曲』でしょ?私も大好きですから」「よし!偉え!」ご承知のとおり『ゴマスリ行進曲』はセリフから始まる。そのセリフを言う直前に、家元からアドバイスがあった。「おい、セリフ照れるなよ!セリフってのは照れがあると聴いてるほうが恥ずかしくなるからな!」このアドバイスは、今でも歌の司会やトークショーの司会をするときに、心がけている。そんでもって、私は植木御大の物真似(いつもの3割増)で踊り狂いながら歌った(笑)。ついでに言うと、掛け声…というか大声でバックコーラスをしてくれたのが、市馬師匠とM’sの加藤さん(笑)。ところが歌いだしてすぐ、家元はトイレに立ってしまった。私は「しょうがないな…」と心の中で思いつつ、普通に(?)歌い続けていた。ところが、トイレから出てきた家元の姿を横目で確認したのに、一向に席に座ろうとする気配がない。「??」と思って斜め後ろを見たら…。なんと家元がバックダンサーを務めてくださっていたのだ!完全に自慢で書くが、立川談志がバックダンサー・柳亭市馬がバックコーラスのカラオケを経験した人なんて、日本国中で私だけなんじゃないだろうか?他にいたとしても少数だろう。あんなに嬉しく、また誇らしい気持ちになったことはない。「日本中の落語ファン、敵に回したな…」とも思ったが(笑)。先日、ここに書いた伊藤久男の『建設の歌』もそうだけども、『ゴマスリ行進曲』も思い出の歌である。次回は…何を書けばいいんだろう?また何か思い出さないと…加藤さんに聞いてみるか(笑)。
2015年11月15日
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開催まで1週間を切りました!!!まだお席に余裕がございます!歌謡ファンの皆さまのご来場を、心よりお待ち申し上げます!保田先生も張り切っている……はずです(苦笑)!打ち合わせを何もしてないんで、どういう気持ちで先生がいるんだか全く分かりませんが(笑)。第7回昭和歌広場「藤山一郎・青春の歌声(戦後編)」平成27年11月21日(土)会場:神保町らくごカフェ13時開場・13時30分開演・16時終演(予定)入場料:予約…2,000円・当日…2,300円司会:林田雄一ゲスト:保田武宏(演芸評論家)オーディオコーディネート:高山承之内容のお問い合わせ・チケット予約はこちらまで↓CBC01742@nifty.com0ps388121401v2y@ezweb.ne.jp090-4183-2028ご予約の際、「名前(フルネーム)」「連絡先(携帯電話等)」「必要枚数」を必ずお伝えください。ただし、お電話でのご予約に関してですが、私の仕事の都合がございまして、平日のうちの月曜日から水曜日は20時~23時、木曜・金曜はメールのみ、土曜・日曜は11時~18時の間にお電話ください。お手数おかけしますが、何とぞよろしくお願いいたします。あと、もうひとつ宣伝が。年内3ヶ月間のみの期間限定で開催されてる地域寄席に日比谷『大江戸あくび亭』というのがございます。12月12日(土)の晩、私が何故か出ることになりました。東宝の本社がそばにあるから…というわけでもないですが、神田真紅さんに「『特撮映画寄席』をやりたいから協力をお願いしたい」と、依頼を受けまして…。トークショーの司会として、お手伝いさせていただきます。特撮ファン&演芸ファンの皆さま、是非ともこちらにもご来場くださいませ!予約先は、真紅さんのTwitterに記載がございます。また近くなりましたら、宣伝させていただきますので、こちらも是非是非よろしくお願いいたします。
2015年11月14日
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第7回昭和歌広場「藤山一郎・青春の歌声(戦後編)」平成27年11月21日(土)会場:神保町らくごカフェ13時開場・13時30分開演・16時終演(予定)入場料:予約…2,000円・当日…2,300円司会:林田雄一ゲスト:保田武宏(演芸評論家)オーディオコーディネート:高山承之内容のお問い合わせ・チケット予約はこちらまで↓CBC01742@nifty.com0ps388121401v2y@ezweb.ne.jp090-4183-2028ご予約の際、「名前(フルネーム)」「連絡先(携帯電話等)」「必要枚数」を必ずお伝えください。ただし、お電話でのご予約に関してですが、私の仕事の都合がございまして、平日のうちの月曜日から水曜日は20時~23時、木曜・金曜はメールのみ、土曜・日曜は11時~18時の間にお電話ください。ただ、電話は出られないことも多いものですから、メールでのご予約のほうが確実かと存じます。お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。一部の曲目の盤質が悪く、盤の差し替えを検討しているところもあり、ちょいと難航している部分もありますが、どうかご期待くださいませ!ご予約・ご来場心からお待ち申し上げます!
2015年11月08日
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昭和の初期~35年ごろの歌謡曲を愛好する人、つまりは「SP盤時代の流行歌」ファンは、全国各地にまだまだ数多くいると思う。しかし、嗜好というのは人それぞれで「特定の歌手しか聴かない人」「SP盤しか認めない人」「後年の声が若いときの声よりいいと言う人」など、さまざま。それ故、当たり前だが「好きな歌」なんてことになったら人それぞれどころの騒ぎじゃない(笑)。ただでさえ「自己主張の激しい変わり者」が多いわけで、ネットで炎上合戦になったりするのが目に見える(笑)。ところが…。私は友人・知人含め、だいたい30~40人の歌謡曲マニアを知っているが、その全員が「大好きな」歌が1曲ある。それは、世間一般で「お馴染みのヒット曲」に、いま現在入れられてない歌かもしれない。『東京ラプソディー』とか『赤城の子守唄』ではないということ。しかし、現在90歳前後の方なら、大半の方ならご存知の歌ではあるかと思う。その歌とは何か?…クイズにでもしようかと思ったけど、めんどくさいので止めます(笑)。その歌とは、昭和15年に大ヒットした、西条八十作詞・古賀政男作曲・チャーさんこと伊藤久男御大歌唱による『熱砂の誓い(建設の歌)』なんである!東海林先生しか聴かない人、上原敏しか聴かない人でも「『建設の歌』はいいなぁ…」と言うんだって。兵庫県の懐メロファンの先輩が、こないだ電話で言っていた(笑)。確かに言われてみれば「この歌が嫌いだ!」あるいは「大して好きじゃない」という人に会ったことがない。かく言う私も、好きな懐メロを5曲選べとか10曲選べと言われたら、迷わずこの歌を入れる。間違いなく入れる。1曲に絞ると『東京ラプソディー』になるが…(苦笑)。最近やらなくなったが、私が長を務める懐メロマニアの集まりのカラオケ大会の際、この歌は取り合いになる率が非常に高い!よく考えると(笑)。この歌の魅力って何なんだろう?豪快なメロディーに勢いのある歌詞、そしてチャーさんの豪快かつ繊細な歌声に、一部の隙もないからだろうか。談志師匠も、市馬師匠も、志らく師匠も、たけ平さんも、夏丸さんも全員好きなんだよな、この歌は。う~む、不思議だ(笑)。家元はホントに、この歌が好きだった。中野坂上の「艶歌」で懐メロ談義を山ほどしたあと…。「ウ~ッ…そろそろ帰るわ」と家元が言いだすと、私が勝手にカラオケに『建設の歌』を入れる。すると市馬師匠が立ち上がり、私とM’sの加藤さんがコロムビアトップ・ライトばりの司会をして、市馬師匠が全力で伊藤久男のモノマネをするのだ(笑)。そのときの家元の、満面の笑みが今でも忘れられない。4番の歌詞を4人で大合唱して、集まりがお開きになる…というパターンを、何回繰り返しただろうか(笑)。今でも『建設の歌』を聴いたり歌ったりすると、家元のあの日の笑顔を思い出す。…キザな終わり方だな、今日は。
2015年11月07日
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私が「お母さん女優」と聞いて思い浮かべる女優さんは、「庶民のにおい」のする女優さんが多い気がする。森光子、京塚昌子、山岡久乃、乙羽信子…。なんとなく「働く女の人」という感じの強い人が多いネ。風呂屋・蕎麦屋・魚屋・パン屋などなど…。下手すりゃ、上記の女優さんだけで商店街ができる(笑)。逆に、杉村春子先生や山田五十鈴先生、淡島千景先生、淡路恵子、池内淳子辺りは「お母さん」の印象は薄いか。個人的には「粋筋」の感じかな、やはり。そんな中、「お母さん女優」だけど「庶民的」じゃない「山の手の上品なお母さんの雰囲気」も醸し出すことのできた名人が、加藤治子さんだったと思う。11月2日、92歳でお亡くなりになったそうな。いつまでも印象が変わらない、若く美しいイメージが強かったから、訃報を聞いて驚いた。ウチの祖母より1歳年上だったのね…。文句なしの大往生であり、安らかな最期であっただろう。しかし、寂しい。日本から「お母さん女優」が絶滅してしまった感がある。ある程度の年配の人なら、TBSの『七人の孫』の印象、あるいは加藤さんの代表作のひとつでもある、ご存知『寺内貫太郎一家』の印象が強いだろう。私がリアルタイムで印象に残っているのは、これもまたTBSだが『おやじのヒゲ』シリーズにおける寿司屋の女将、そしてフジテレビ『古畑任三郎』の第2シリーズの犯人役、あと『浅見光彦』のお母さんかな…。『おやじのヒゲ』シリーズは、私が小学生~中学生のころ不定期でやっていた番組で、森繁久彌という役者の凄さを目の当たりにした最初が、このドラマだった。今じゃ死語だけど「トレンディドラマ」をクラス中の男女が夢中になって見ていた中、私は森繁、竹脇無我、加藤治子、藤岡琢也、左とん平、芦屋雁之助、中村メイコ、ケーシー高峰…という、物凄い平均年齢のお歴々(苦笑)のアドリブだらけの名演技合戦を夢中になって見ていた。そのころから「本物志向」だったのよ、私は(笑)。加藤治子さん演じる寿司屋の女将さんは、穏やかで優しいがキレると怖かった…という覚えがある。懐かしいな…。あと、加藤治子さんで強烈に覚えていることがある。確か5~6年前だったか、テレビ朝日の『アメトーーク』で「熟女芸人」というのがあった。若い女性より熟女がいい!という嗜好の芸人が、いろいろと語っていたのだが、そのメンバーの1人にウド鈴木がいた。ほかの芸人さんは、好きな熟女の有名人が、せいぜい年配でも五月みどりだったり、あとは50~60代の…例えば夏樹陽子とか床嶋佳子とか、そんな有名人を挙げていた。ところがウドちゃんは、なんと好きな熟女有名人ベスト3が加藤治子、浜木綿子…もう1人を失念したが、とにもかくにもいちばん好きな女優さんが加藤治子さんで、スタジオの中が大ウケになったのだ。すんごい失礼な話なんだけどさ。でもテレビを見ていて「3人とも確かに熟女すぎるけど、決して悪い趣味ではない!」と思ったのを覚えてる(笑)。私生活では、大女優のセオリー通りというか、波乱万丈の人生を送られた加藤治子さん。70数年間の女優人生、本当にお疲れさまでした。優しい、温かい演技をありがとうございました。心からご冥福をお祈り申し上げます。
2015年11月06日
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2012年の5月まで、8年間もお世話になった職場の悪口は言いたくないのだが…。私が離れて以降(とはいっても一介の派遣社員だが)、フジテレビの凋落ぶりは…本当に酷いと思う。昔は「かなり好きなテレビ局」だったんだけどね…。いま現在、CXで見る番組なんて土曜の『正直さんぽ』くらいしかない。日曜夜の『ヨルタモリ』も終わったし、本当に見るべき番組がない。全然ない。皆無。そこへもってきて、先週報道があった『ごきげんよう』と『東海テレビ制作の昼ドラ』の打ち切りのニュース。『ヒルナンデス』みたいな、お昼のワイド番組をCXも始めたいんだろう、おそらく。…ほかに終わらせるべき番組が、山ほどあるにも関わらず、どうして「恩を仇で返す」ような真似しかしないかねぇ?そして、どうして他の放送局の真似をしたがるんだろ?確かに、ここ最近の『ごきげんよう』は、ゲスト3人でサイコロを振ってトークするだけ…という形を何故だか廃止してしまい、迷走していたのは知っていたが…。あれだけCXの昼を支えてくれた番組を、よくも簡単に切れるもんだと思う。小堺さんに対する、情とか恩義とかないのかね?だったら、まず『バイキング』を打ち切るか、どうにかテコ入れをすることを考えなきゃいけないんじゃないかと思うよ、ホントに。だいぶ前から、このブログで言い続けてきたことなのだが、CXは「予算はあるけどアイデアが空っぽ」な番組ばかり作ってるような気がしてならない。以前の『ごきげんよう』は、非常にシンプルで良かった。小堺さんの仕切り術・話術も凄かったし、この番組でしか見られなかった…かなり失礼な言い方だが「少し過去の人」というような(笑)ポジションの役者・タレントのトークが聞けるのが、とても楽しみだった。今年亡くなった今井雅之、川島なお美なんかも毎年出ていて、結構おもしろトークをしていた覚えがある。それで年末(クリスマス少し前)になると、明石家さんま師が必ず出演し、30分がグチャグチャになるのも面白かった(笑)。『いいとも』同様、最近フォーマットが崩壊したのを見て「早く元に戻さないとマズイな」なんて思っていたが…。こうも簡単に終焉を迎えるとは思っていなかった。…おそらく『笑っていいとも』とセットで見ていた視聴者が、いいともが無くなったことで視聴リズムが崩れ、日テレやらテレ朝やらに流れ、『ごきげんよう』の視聴率が落ちたんだと推察する。だからといって(週イチで別枠に移動という話もあるが)簡単に終わらせりゃいいってもんでもなかろうよ。今のCXは、不動産事業とか映画事業とか、おそらくだが他の事業でなんとか保っている状態じゃないかと思う。肝心のテレビの損益は、おそらく大赤字じゃなかろうか。テレビ局なのに。個人的な批評だが、バラエティ番組の質の高さ・面白さはテレビ朝日とテレビ東京が、ツートップだと思う。何だかんだ言って見ちゃうもん、テレ朝とテレ東は。面白いことが分からない人ばっかりなんだろう、CX。勉強ができても「何が面白くて何がつまらない」のかが体で分かってないんだろう。タレントの言いなりにしかなれずに、BPOの審議入りするようなバカな番組しか放送しないんだから。それが分かってりゃ、とっくに「とんねるず」の番組は息の根を止められてるに決まっとる(笑)。昼の枠を大改革したいんなら、寄席中継やりなさい。チバテレビの『浅草お茶の間寄席』のように!そしたら、世間が「気が狂った」とCXを罵倒しても、私は必ず擁護してあげましょう(爆笑)。
2015年11月01日
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