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昨夜はクラブ世界一決定戦の鹿島アントラーズ対レアルマドリードの試合に釘づけでした。鹿島アントラーズはJリーグができる前から応援していたチームで、そのチームがレアルと世界一決定戦をするなんて、本当に夢のようです。いってみればヤンキースと以前、欽ちゃんがオーナーだった茨城のゴ-ルデンゴールスが試合をやるようなものでしょうか。凄い試合で、あらためてサッカーの醍醐味が味わえたのですが、やはり勝ってほしかったというのが正直な気持ちです。試合後のインタビューで、インタビュアーが、「準優勝おめでとうございます」と選手に言ったのですが、鹿島の選手の誰もが「おめでたくなんかねえよ」と思っているのではないかと思います。柔道の谷亮子さんが言った言葉にこういうものがあります。「金メダルは勝った人が受け取るもの、銀メダルは負けた人が受け取るもの」今回の鹿島は負けたのです。だから、私が選手に声をかけるなら、「来年は世界一になろうぜ」かな。でも、本当は鹿島をずっと応援してきて、こんなに誇らしい日はなかった。これが本音です。。。
2016年12月19日
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私がまだ小学校に上がる前のことだから、今から何十年も前のこと。当時はまだ近所に子どもたちも多く、地域全体のつながりが深く、毎年の秋には地域の運動会が盛大に行われていたもので、その運動会でのことです。プログラムの中に親子で行う競技がありました。母親がタオルで目隠しをして、子どもがその母親の手を取ってゴールまで走るという競技です。私は母親がいなかったので、その競技には出られないと少々寂しい気持ちで、応援席にぽつんと座っていたのですが、その時、近所の友だちのお母さんが、「私が出てあげるから、行こう」と言って、私の母親役をかってでてくれたのです。そのことが嬉しくて嬉しくて、私は友達のお母さんの手を引きながら、涙ぐみながらゴールまで走ったものです。その時の嬉しさと感謝の気持ちは今までずっと持っているのですが、私の気持ちをそのお母さんに話す機会がないまま、何十年も経ってしまいました。そこで昨日、お歳暮を持参するという口実でその方の家を訪ね、何十年も思い続けてきた感謝の気持ちをやっと伝えることができました。「そんなことがあったかねえ」という返事でしたが、それでも私の気持ちは伝わったようで、「そんな前のことなのに、喜んでもらって嬉しいわ」と笑顔で応えてくれました。当時、私の母親役をかってでてくれたその方は、今では成人した孫もいるお婆ちゃんになっているのですが、毎朝、犬を連れて散歩をしたり、地域のいろいろなサークルに参加されたりで、まだまだお元気です。長い間、ずっと喉に刺さっていた小骨が取れたような、或いは肩にのしかかっていた重しが落ちたような、いや、それ以上に心がほんのりと温かくなった今日です。。。
2016年12月14日
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なんだか最近、あちこちで地震が発生しているせいで、印象が薄れてきたようですが、先日の鳥取県中部地震は、私の家も被蓋こそなかったものの、かなり揺れました。被蓋が大きかった地域も、今では復興がかなり進んで、以前の生活が戻りつつあるのですが、観光の面ではキャンセルが相次いで、相当苦しい状況のようです。それを挽回しようと、行政を中心に観光連盟や旅館組合などが、「鳥取は元気です」というキャンペーンを行なっているのですが、ちょっとどうなのかなと思うことがあるのです。地震の震源地に近い三朝(みささ)町には三朝温泉があるのですが、そこの旅館組合が「鳥取は元気です」というキャンペーンをやっています。ただ、毎年行われているイベントが地震のせいで中止になったのが、どうなのかなと。民家の壁が崩れたり、屋根の瓦が落ちたりで、被害は勿論あったので、イベントを中止せざるを得なかったことは、わからないでもないのですが、それでも頑張って、なんとかイベントを行なってこそ、観光客に安心してもらえ、堂々と「元気」だと発信できるのではないかと思うのです。もう一つ気になったことは、今回のわが町の総合体育館の天井が崩れたことです。町報にも、その被害を伝える写真が掲載してありましたが、しかし、町のこの総合体育館って災害時の緊急避難場所(!)に指定されているところですよ。その緊急避難場所の天井が壊れて、今も使用できないって、なんのための避難場所なんでしょうね。町内のほとんどの民家が何の被害もなかったというのに、総合体育館の被害写真を「こんなに大変な被害があったんですよ」と。、町報に載せるというのは、なんだかヘンでしょ。町報で書くべきことは、こんなに大変だったんですよと、被害者意識を伝えることではなく、緊急避難場所に指定されている場所が、他のところより大きな被害を出してしまったその原因の検証と、では、今後、他のどの施設を避難場所にするのかという広報、そちらの方が大事なのではないかと思うのです。。。
2016年12月02日
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