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小話  屋台その2  VOL.141


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特別編 『アリスの大豪邸』 


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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.03.10
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 これが最後の関門です。
しかし……、
今度は間隔が2メートルぐらいありました。

 動物達は何とかこれを乗り越えられるでしょうが(鳥さんたちは飛んで行っただけでしょうが……)、女の子のアリスにはこれは乗り越えられません。

 ニセアリスはこんな時、いったいどうしているのでしょうか?
アリスはニセアリスの事を思い浮かべてみました。




「うーーーーーん。(思考中)」




 ……おそらく、
丸太の端ギリギリから助走をつけて死ぬ気でジャンプしたに違いありません!


 そこでアリスはスティックに”お願い”する事にしました。
まず、「ニセアリスが無事にジャンプできるよう」に”お願い”しました。
頭の中で、その姿を思い描きました。




「うーーーーーん。(イメージ中)」




 ……イメージはうまく出来ました。
はたしてこれで今は遠く離れていて姿の見えないニセアリスまで”お願い”の力は届くのでしょうか?多少の不安は残ります……。

 そして次に「自分がジャンプして、ここを乗り越えられるよう」に”お願い”しました……。


 「これでよし!」


 アリスは意を決して、ジャンプしました!








 タン!








 アリスの体は途中までは軽く、まるでタンポポの種が空中を漂う感じで飛べました。


 しかし、突然、力が抜けたように”ひゅーーーーー”と、アリスの体は下に落ち始めたのです。



「きゃ、!」



 何とか次の丸太のてっぺんに手が届いたアリス!


 ヒタッ!


 丸太の端っこを必死でつかみました。そのまま”けんすい運動”をするみたいに体を持ち上げようとしましたが……、持ち上がらず……。


アリスがカラスを見上げた瞬間!手が汗で滑って、アリスは落っこちました!


「きゃ、--------!」



 落下中に、ステッキに「宙に浮く」ように”お願い”しましたが……、効果ありません!




 ひゅーーーーーー。
















 ひゅーーーーーー。














 ひゅーーーーーー。

















 ひゅーーーーーー。




10メートルほど下に落ちます。



























 ドボーーーーーン!!!









 アリスは水の中に落ち、一旦は水中深く沈みましたが、その後うまい具合に浮く事が出来ました。そこで、顔が水面から出ると急いで泳ぎ始めました。
さいわいすぐ岸に着きました。

 水からあがったずぶ濡れのアリスは、そのままどうする事も出来ないし、「失格になるかもしれない」と心配になったので、とにかくゴールに向かおうとしました。
それで目の前にあるステージの広場に続いているスロープ状の小道を駆け上がりました。




 走りながらアリスは考えました。 
「スティックは力を失ってしまったのかしら?これに頼る事はもう出来ないのかも知れないわ……」






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Last updated  2005.12.06 05:01:27
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