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小話  屋台その2  VOL.141


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特別編 『アリスの大豪邸』 


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『アリスの大豪邸』第3部 ACT.130


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.05.02
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 朝、気分の良い目覚めがやって来ました。分厚い木製のブラインドのシャッターの隙間から、まぶしい朝日が漏れていました。アリスは起き上がってシャッターを開けに行きました。

 部屋の中が明るい朝日でいっぱいに満たされ、展望窓から青い空が広がっているのが見えました。
ベッドの上を見ると、ウサギさんはニセアリスに枕にされていましたし、ミルキーはその髪の毛が、枕をぶつけられたためかグシャグシャになってベッドの上に広がっていました。何か交通事故にでもあったかのように見えました。


 ウサギさんはもう目が完全に覚めていましたが、ニセアリスの腕の中から脱出できないでいました。まるで柔道の寝技みたいにがっしりと押さえ込まれていたからです。
ウサギさんが泣いていたので、アリスはニセアリスの腕をはがそうとしましたが、しっかりと抱きかかえられているのではがせませんでした。
そこでアリスはニセアリスを起こそうとしましたが、寝ボケているので起きません。

ニセアリス「さあ、金メダル目指して最後のジャンプよ!追い風に期待するわ!」

……何かものすごく寝ボケている様子です。






 仕方がないので、ウサギさんには悪いのですが救出を諦めて、まずアリスはミルキーを起こして髪の毛をとかす事にしました。

備え付けの鏡台の鏡は大きな3つ折りのタイプです。アンティークな造りの家具です。
鏡を開くとミルキーのかわいい顔がいくつも映りました。

ミルキー 「あーーーーー、また鏡だ」

 ミルキーも少し寝ボケているようです。アリスは鏡台に備え付けのブラシを借りて、ミルキーの髪の毛をとかし始めました。
その間、ウサギさんはまだ脱出できずに、おいおい泣いていました。






 メイドさんが昨日クリーニングに預けた洋服等を持って来てくれました。
アリスやニセアリスの洋服がフカフカになって返って来たのは言うまでもありませんが、ミルキーの洋服も綺麗になって返って来ました。
ミルキーはあの地下のお人形に切られた袖の辺りを指でさすりました。
内側から綺麗に布があてがわれて、切れた部分が分からないほど直っていました。
ミルキー 「わーーーーーーーーーー、直ってる!」

アリス  「よかったわね。」



ミルキー 「それにふかふかだよぉ!」

 ミルキーは嬉しくて、その洋服をまるで闘牛士が赤い布を宙に舞わすような感じで振って踊っていましたが、その洋服が不意に取り上げられました。

 見ると、そこには顔を濡らしたニセアリスが寝ボケ顔で立っていました。目の焦点が定まっていません。
ニセアリス「あーーーーー、ここにあったのか、タオル。」

 そういってミルキーの洋服で顔を拭きました。


そして洋服をミルキーの直ぐ前の床にポトッと落としました。そしてまたベッドの上に身を投げだしました。

ドサッ!

ニセアリス「ぐぉーーーーーーーーーー!ぐぉーーーーーーーーーーーー!」

 2度寝する気です。


 ミルキーの洋服は濡れてしまいました。

ミルキー 「ウエーーーーーーン!ウエーーーーーーン!」

 ミルキーがあんまり泣くので、アリスはタオルを取って来て、ミルキーの洋服を拭きました。それからそれをミルキーに着せてあげました。
するとご機嫌が直りました。





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Last updated  2005.12.06 04:45:58
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