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小話  屋台その2  VOL.141


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特別編 『アリスの大豪邸』 


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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.05.21
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 最初に起こったパンッ!と言う物音は、床が開き始める時に鳴った音のようでした。
部屋の真ん中から、真っ二つに床が分かれて開いて行きました。

 ウサギさんは爪を立てて、今やかなり傾斜のついた床の絨毯にぶら下がりました。絨毯はもともと床に固定されていた物らしく、それ自体が落下する事はありませんでした。

 ミルキーは絨毯を滑り落ちて行きます。重いので剣はさっさと放し、代わりにスティックを何とかつかみました。そしてスティックの羽飾りの尖った部分を絨毯に突き立てました。
一方、アリスとニセアリスの方は絨毯にぶら下がる事も出来ません。それですぐに下に落ちました。その時には、手に持っていたロープをそれぞれ放しました。
これで、自分達の落下にミルキーとウサギさんを巻き込む事はありません。

アリス  「きゃーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 スティックも長くは持たず、すぐに絨毯から外れ、ミルキーも下に落ちて行きました。

ミルキー 「あれぇーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」


そして、床の開いた部分から急に突風が吹き込み、その風によってついにウサギさんは滑り落ちてしまいました。落ちる瞬間、開いた床の隙間から一瞬だけ空が見えました。しかし、その後すぐに真っ暗になりました。

ウサギ  「うわーーーーーーーーーーーーーーーー!!」








 ヒューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!









 アリスとニセアリスとミルキーは物凄いスピードで落ちて行きました。ウサギさんもです。
耳元でゴウーーーーーーーー!と言う風を切る音がうなっています。

 以前、地下の”裏”のコースに落とされた時と同じように暗闇の中を落とされました。
しかし今回はその時とはスピードが違うように思います。ものすごい速さと風圧を感じます。
スカートやエプロンがべったりと体に張り付いて来ます。後方ではそれがバタバタと大きな音をたてて激しく波打っています。まるで高速のジェットコースターで下っているような恐怖感が走りました。

ウサギ  「うわーーーーーーーーー!!」

ニセアリス「何とかしなきゃ!」

 ニセアリスの声だけが闇の中で聞こえました。でも、姿は見えません。


アリス  「ミルキーさん!」

しかし、返答は大きな風の音だけです。


 ゴウーーーーーーーーーーーーー!


 それに口の中に風が入って来て、それ以上喋れませんでした。









 ヒューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!










何でしょうか?どうも大きな扉のようです。

ウサギ  「パパァーーーーーーーーーーーーーー!ママァーーーーーーーーーーーーーー!」










 ヒューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!











 完全に扉が開いたと思った次の瞬間!目の前がパッと明るくなりました。








 ゴーーーーーーーーーーーーーーーーー!








 気が付くと、”空”を落ちて行く最中でした。
周囲にはお城を支える巨大な真っ黒い柱が何本もそそり立っているのが見えました。
真下には緑色の山のてっぺんがいくつか見えました。今現在、そうとう高い高度を落下している最中のようです。まだ、地面に激突するまでにはかなりの時間がありそうです。





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Last updated  2005.12.13 05:34:28
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