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『桃ニセアリス』 登場人物等の紹介


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番外編3 「ミルキーとブランコ」


番外編4 連れ去られたミルキー P1-P7


番外編4 「連れ去られたミルキー」P8-P14


番外編4 「連れ去られたミルキー」P15-P21


番外編4 「連れ去られたミルキー」P22-P28


番外編4 「連れ去られたミルキー」P29-P35


番外編4 「連れ去られたミルキー」P36-P42


番外編4 「連れ去られたミルキー」P43-P49


番外編4 「連れ去られたミルキー」P50-P56


番外編4 「連れ去られたミルキー」P57-P63


番外編4 「連れ去られたミルキー」P64-P70


番外編4 「連れ去られたミルキー」おまけ


小話  屋台その2  VOL.141


小話  屋台その2  VOL.148


小話  屋台その2  VOL.155


小話  屋台その2  VOL.162


小話  屋台その2  VOL.169


特別編 『アリスの大豪邸』 


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.10


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.20


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.30


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.40


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.42


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『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.70


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『アリスの大豪邸』第3部 ACT.120


『アリスの大豪邸』第3部 ACT.130


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.05.26
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 「他の者に聞かれてはいけません。」

 ウサギさんは歩き出して玄関の所に行き、外の様子を慎重にうかがいました。
それからきっちり扉を閉めました。

アリス  「あ!ウサギさん!扉を閉めると……」

ニセアリス「出られなくなる!」

ウサギ  「大丈夫ですよ」

ウサギさんは念入りに鍵をかけました。

ウサギ  「この特殊な鍵で閉めると普通の扉として使えます。」

ウサギさんの言った通り、入り口が消えたりはしませんでした。






 ウサギさんは皆の所に戻って来て、
「まず、先にこれを片付けないと……。他の者に見られると大変ですから」と言いました。そして鏡の破片と枠の部品を全てズタ袋に入れ直し始めました。

アリス  「隠さなければいけないんですね。私も手伝います」

 アリスが手伝って、ズタ袋はもう一度床下に隠されましたので、もうその存在がバレる事はないと思います。さらにその上から赤いカーペットがかけられました。

ウサギ  「フーーーーーーー」

ウサギさんは再び汗を拭いました。

ウサギ  「これで安心です。」





 その後、ウサギさんは床に胡坐をかいて座りましたので、アリス達もウサギさんの周りに座りました。ミルキーはいつも通りアリスの膝の上を自分の席としました。


 ウサギさんはゆっくりと話し始めました。

「あの鏡はお城の”御用達”の私が、女王様のお付の者から直々に発注を受けて買い付けて来た物です。私自身はそれまで、あの鏡については噂しか知らなかったのですが……。」

ウサギさんは「まったく知らなかった」と言う感じで手を振りました。


だいぶ前から探すように言われましたが、なかなか見つかりませんでした。
ですが、この間、あるところで偶然発見しました」

ニセアリス「”あるところ”って?」

ウサギ  「ギクッ!」

ウサギさんはニセアリスの質問を無視して話を続けました。


私は女王様の許しを得て、この鏡の買い付けの為、高額の小切手を切る事を許されていたのです。この鏡を探している者は他にもいて、競争は激しかったからです。
そう、これは滅多に手に入れる事が出来ないシロモノですから……。
古物商やコレクター、果ては魔術師までが欲しがる”魔法の鏡”なのです。

 僕自身は当初から、探しても見つからないと思っていました。例え仮に見つける事が出来ても、手に入れるのは難しい物です。もし、すでに誰かの持ち物だとしたら……、譲ってもらえるような品ではなかったのです。
しかし、この品は何とか手に入れる事が出来ました」

ニセアリス「”何とか”って?……どうやって?」

ウサギ  「ギクッ!」

ウサギさんはニセアリスの質問を無視して話を続けました。

ウサギ  「噂なのですが……、この鏡は大変強力な力を持っています。この鏡は”ダーク”の力を生み出す事も可能なのです。」

ニセアリスは質問しました。「”ダークな力”とは?」

ウサギ  「ギクッ!」

ウサギさんはニセアリスの質問に答えました。

ウサギ  「ダーク、つまり、恐ろしい悪の側面を持つ力の事です。この鏡はそれを持つ事が出来るのです。」

ニセアリス「”恐ろしい力”とは何か?」

ウサギ  「ギクッ!」

ウサギさんはニセアリスの質問を無視して話を続けました。

ウサギ  「実は私はこの鏡を手に入れてから勉強して、やっとこの鏡の事を詳しく知りました。そして、この品を女王様に献上するかどうか迷いました。それはある筋の話では……、当時すでに女王様によからぬうわさが立ち始めていたからです。」

ニセアリス「その”噂”とは?」

ウサギ  「ギクッ!
その噂とは……、ジョセフさんも言っていましたが、”女王様は最近少し変わられ”との噂のです。
 ……でも、この商売をしていると、噂と言いましてもデマが多いので、最初私は信じませんでした。
ですが、真偽の程が分からぬ噂とは言え、このダークな力を持つ鏡を、よからぬ噂の立ち始めた女王様にすぐに献上する事は出来なかったのです。」

ニセアリス「……なるほど!」






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Last updated  2005.12.13 05:46:32
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