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小話  屋台その2  VOL.141


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特別編 『アリスの大豪邸』 


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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.10.01
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 一連の騒ぎが収まって、インコ兄弟が恐る恐る自分達の家に帰って来たのは2日後のお昼時でした。
リビングルームの屋根は見事に全部抜け落ちていました。
上空には青い空と雲が広がっていました。

インコモモジャ「は~~~~~~~。
見事だね~~~~~~~」

そこには、もう”怪物”の姿は無く……、”霊界の魔王”の声もしませんでした。

インコ兄者は屋敷の全ての警備用監視カメラを操作して邸内のあらゆる場所を走査しました。
屋敷はリビングともう一箇所壊されているのが見て取れました。屋根に穴が開きそこから床に光が差し込んでいたのです。それは展示室の屋根でした。

インコ兄者「わーーーーーーーーーー!!!!!!!”展示室”が!!」


長い廊下を走り抜けるとようやく現場に着きました。扉の部分が完全に破壊され、丁度そこの上の部分の屋根だけが見事に大穴を開けられていました。そこから空が覗いていました。

インコ兄者は酷いショックを受けながら、ガレキをすり抜けて展示室内に入りました。
ここに展示されている物は、インコ達が金をふんだんに使ってかき集めた大事なコレクションです。
……展示室にはガラスケース内にいろんな高価な品々がたくさん展示してありましたが、それらは無くなった様子はありませんでした。そこには宝石の類や珍しい骨董品、鎧、絵画、レア物のおもちゃ等が入っていました。

インコ兄者「えーーーーと、美術品は無事かぁーーーー。その他も無事かぁーーーーーーー。よかったーーーー!」

ガラスケースの上に無造作に置いていたネックレス等の宝石は、”まるで何かの衝撃で吹き飛ばされたみたいに”ケースごと床の上に転げ落ちていました。
インコ兄者はそれらが何故落ちたのか不思議に思いましたが……、まずは床に転げ落ちた品々を拾い集めるのに必死でした。

インコ兄者「あれもあった!これもあった!
パッと見、盗まれた物は無いようだな……。
ふぅーーーーーーーーーーーーーーーー。
でも、全部拾い集めるまで時間がかかりそうだな。」



インコ兄者「はん?!今忙しいんだよ!オマエも手伝え。早く拾って無くなった物が無いか確かめるんだ!」

インコモモジャはなおも「兄者!兄者!」と言って、兄者の背中をつつきます。

インコ兄者「なんだ?!”拾え”と言ってるのが分からんのか?!」

兄者は怒って沢山の宝石類を抱きかかえたまま立ち上がりました。そして振り返ります。
インコモモジは展示室中央のただっぴろい空間を指差していました。


インコ兄者「ん……?」

インコ兄者はやっと気が付きました。

インコ兄者「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

そして、思わず両手の宝石類を落として床にぶちまけてしまいました。
そう!
その空間にいつもあるハズの物がありません!

インコ兄者「無い…………!無い……!」

インコモモジャ「そう!一番高い”あれ”が無くなってる。そう、”あれ”が……」

インコ兄者「ワシの”黄金の別荘”がぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」





小説目次 

→第1話~第14話
→第15話~







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Last updated  2007.07.09 04:02:15
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