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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.11.06
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「(しまった。とんでもない事をしてしまった。)」

タッキーは大いに後悔しました。

「(あんなメールでは、向こうに”怪しい人”と思われるかも知れない……。)」

でも、どうしてあの時、ミルキーがメールを送るのを止められなかったのでしょうか?
実はタッキーにとっては「あんなメールを送ってもいい」という発想が無かったので、ミルキーのメールにただただカルチャーショックを受けたからでした。

そして今、タッキーは目の前がブラックアウトして行くのを感じました。





メールボックス「返信が来ました。」

いきなり、メールボックスがそう言いました。

タッキー 「へっ?もう来たの?!」



メールボックス「件名:ミルキーさん、コンニチワ。

開きますか?!」

ミルキー 「開いて!」




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コンニチワ、ミルキーさん。これが本当のお名前でしょうか?
女性の方だったんですね?
それならお会いしたいです!
でも、最近怪しい人も多いと聞きますので……、
大変申し訳ないんですけど、念のためミルキーさんの顔写真を送っていただけませんか?
お気にさわりましたら、ゴメンナサイです。(*^o^*)



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ガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
ガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!

タッキーに衝撃が走りました。
「(こんな、こんな事って……あっていいのか?
あんなメールでOKがもらえるなんて……)」


メールボックス「返信しますか?」

ミルキー 「する、するぅ!」

メールボックス「件名ははいかがいたしましょうか?」

ミルキー 「ミルキータン、会いたい!」

メールボックス「本文はいかがいたしましょうか?」

ミルキー 「ミルキータン、会いたい!」

メールボックス「画像は添付なさいますか?」

ミルキー 「する、するぅ!」

黒い空間に大変アンティークな旧式の木製のカメラと、銀色の板を繋いだお椀形のストロボが現れました。これはいつぞや、お城でジョセフお爺さんが使っていたあのカメラと同じような年代の物です。

メールボックス「撮影いたします。」

パソコンの中から、自動的にカメラがミルキーの方を向きました。
ミルキーは決めポーズを取ります。

バシャ!  

大きなシャッター音が鳴りました。そして眩しいくらい強烈なストロボの光りが当たり、しばらくミルキーはクラクラしました。

メールボックス「画像はどのように加工いたしましょうか?
ナチュラル、シルエット、モノトーン、プリクラ……」

ミルキー 「プリクラ!」

メールボックス「分かりました。枠はどういたしましょうか?」

画面に、いろいろな枠が表示されました。

ミルキー 「この赤いチューリップのハデハデのを」

メールボックス「分かりました。はめ込み合成終了」

赤いチューリップに囲まれたミルキーの画像が表示されました。
ハデすぎて笑をさそうような赤いチューリップですが、意外や意外、ミルキーには良く似合っていました。

ミルキー 「やったーーーーー!!かわいーーーーーーー!!!」

ミルキー、自分で手をパチパチと叩きます。





小説目次 

→第1話~第14話
→第15話~
→第17話~






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Last updated  2007.07.09 04:18:42
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