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『桃ニセアリス』 前半のあらすじ


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番外編4 「連れ去られたミルキー」P8-P14


番外編4 「連れ去られたミルキー」P15-P21


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番外編4 「連れ去られたミルキー」P29-P35


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番外編4 「連れ去られたミルキー」P43-P49


番外編4 「連れ去られたミルキー」P50-P56


番外編4 「連れ去られたミルキー」P57-P63


番外編4 「連れ去られたミルキー」P64-P70


番外編4 「連れ去られたミルキー」おまけ


小話  屋台その2  VOL.141


小話  屋台その2  VOL.148


小話  屋台その2  VOL.155


小話  屋台その2  VOL.162


小話  屋台その2  VOL.169


特別編 『アリスの大豪邸』 


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.10


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.20


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.30


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『アリスの大豪邸』第3部 ACT.130


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.11.23
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 タッキーはメールの返事を期待せずに待っていたのですが……、知らぬ間に時間がすごく経過していました。

タッキー 「もう、夜か……。今夜もここで寝よう……」

その時!
突然、タッキーの携帯が鳴り始めました!

チャンチャン!チャカチャン!チャンチャン!チャカチャン!

タッキーの携帯「メールだよ!ひゅうーーーーー。メールだよ!ひゅうーーーーーーーー」

タッキー 「はっ?!」

タッキーは驚いて上半身を起こしました。

タッキーの携帯「メールだよ!ひゅうーーーーー。ミッチーからだよ!ひゅうーーーーーーーー。


……空白です!

本文、開きますか?」

タッキー 「…………開いて」

タッキーの携帯「本文:”ジョシコウセイさんとお幸せに……”

以上です!」

タッキーは木の上から転げ落ちそうになりました。

タッキー 「だあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
ミッチー!誤解だ!彼女とは何でもないんだよぉーーーーーー!!!」

思わず大きな声で叫ぶタッキー。

タッキーの携帯「”今の”送りますか?」

タッキー 「え?

今のはメール本文じゃ無いんだ……」

タッキーはすっかり意気消沈しました。
それから、やっぱり木の上で一晩野宿しました。






 次の日の朝、タッキーはモーニングコーヒーを飲みに”インドアネットカフェ”に行きました。
インコの会社に勤めていた頃は、朝起きると必ずと言っていいほどコーヒーを煎れて飲んだものでした。


カフェに到着しました。もうモーニングサービスも終了し、店内はガラガラでお客さんはほとんどいませんでした。
タッキーはおかわり自由なホットコーヒーを頼み、テーブルに備え付けのパソコンから自分のメールボックスにアクセスしました。

……すごく気になっていました。あれからお客さんの事はほったらかしです。
”女子恒星”は最初のお客さんですし、失礼があってキャンセルされるのも嫌です。
メールボックスを開けると、ピンク色の封筒が来ていました。
でもメールの日付を見ますと、さっき届いたようでした。

タッキー 「ほっ……。」

メールボックス「メールを開きますか?
件名:タッキーさんへ、この間はありがとうございました。
差出人:ジョシコウセイ。」

タッキーはメールを開きました。



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 先日は大変失礼をしました。
私は男性恐怖症ですし、大人の人と話すのに慣れていないので上手にお話する事が出来きませんでした。


 この間頼まれました絵本の下絵のデータを添付します。
でも、今回あらためて自分の作品を見直して、私は自分の作品が、まだまだ人にお見せするような物で無い事を知りました。
この事は、人に説明しようとしても……、どう説明していいのか分からず……、
これって、”自分の作品を自分でもちゃんと把握していない”って事ですよね?
…だから、看板の依頼の事も、申し訳ありませんが……しばらく待っていただけませんか?
もう少し自分の作品と向き合って、キチンと作品の説明を出来るようになってからご依頼したいと思います。
……どうもすみません。




PS:この間はケーキと紅茶をご馳走さまでした。



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丁寧な文章に、タッキーは涙が出て来ました。





小説目次 

→第1話~第14話
→第15話・第16話
→第17話~

→マンガ『連れ去られたミルキー』





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Last updated  2007.07.09 04:27:34
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