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番外編 『桃ニセアリス』


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『桃ニセアリス』 前半のあらすじ


『桃ニセアリス』 登場人物等の紹介


CG集 番外編1・2


番外編3 「ミルキーとブランコ」


番外編4 連れ去られたミルキー P1-P7


番外編4 「連れ去られたミルキー」P8-P14


番外編4 「連れ去られたミルキー」P15-P21


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番外編4 「連れ去られたミルキー」P57-P63


番外編4 「連れ去られたミルキー」P64-P70


番外編4 「連れ去られたミルキー」おまけ


小話  屋台その2  VOL.141


小話  屋台その2  VOL.148


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小話  屋台その2  VOL.162


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特別編 『アリスの大豪邸』 


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.10


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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2006.01.01
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カテゴリ: 『桃ニセアリス』
 桃ニセアリスに顔を向けた男は言いました。

船頭  「あれ?あんた、ワシの舟が沈んだ時に乗っていたお客さんじゃないか?!」

そう言って船頭さんは桃ニセアリスの方に向かってニッコリ微笑みました。
それで桃ニセアリスは、その顔の主がいったい誰だったのかをはっきり思い出しました。それは桃ニセアリスが都に来る時に乗った大型舟の船頭さんです。そう、威勢のよかったあの船頭さんでした。

桃ニセアリス「あーーーーーーーーーーーーーーー!アンタ!
あの沈んだ舟のオーナーじゃないか?!」

船頭  「わはははは……!」

船頭さんは笑いました。でも、前に比べて、少し元気が無さそうでした。
……それから船頭さんは思い出すように喋り始めました。


あの舟はこれまでワシと供に人生を歩んできた。ワシにとってもっとも大切な舟じゃったんじゃが…………。

グスッ!

グスッ!グスッ!

おいおいおい……。(泣く)

永年使って来た舟が沈んだ時、まるで息子を失ったように悲しくなった。

おいおいおいおい……(泣く)」

船頭さんは舟が沈んだ時の事を思い出し、床に泣き崩れました。

乗組員 「おい、大丈夫か?!船頭さん!!」

周りの乗組員らしき人達が船頭さんを抱き起こしました。

船頭  「ああ、大丈夫じゃ!しかし、鬼のやつらひどい事をしよる!なんも悪い事をしてないワシの舟を沈めるなんて……」

乗組員 「そうじゃな……。でも、いったいなぜ沈められたんじゃろう?」



桃ニセアリス「ああ……、”グルメな食料を運んでいる貨物舟と間違えて”沈められたんだ。最近鬼達はグルメ思考になってきたんでね。」

ウサギ  「はっ!」

船頭  「は?!」

あっさりと桃ニセアリスが”理由”を言ってのけました。ウサギさんはビックリしました。

桃ニセアリス「鬼のブログにそう書いてあった」


ウサギさんも固まりました。

勇者ギルドの受付「確かにそうです。そう書いてありました。私も見ました」

勇者ギルドの受付も同じ事を言ったので、すぐに信じる船頭さん。

船頭  「ブルブル……、

ワシの……、

ワシの”ぷりんす・おぶ・うぇーるず”号はそんな事の為に沈められたのか?

ブルブルブル……






あのクソ鬼どもーーーーーーーーーーー!!



よくも、ワシのかわいい……
”ぷりんす・おぶ・うぇーるず”号をおお!



許さんぞ!わりゃあああああああ!


作者注・良い子はこんな口調をマネてはいけません。


乗組員 「船頭さん!落ち着いて!」

船頭  「ビクビクビク!」

船頭さんの様子がおかしくなり、口から泡を吹いて床に仰向けに倒れました。

乗組員 「いかん!心臓発作だ!!!早く注射を!」

プスッ!

船頭 「うーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
効くぅーーーーーーーーーーーーーーー!!」

ガクッ!

乗組員 「大丈夫か!しっかりせい!!」

乗組員 「おおい!船頭さん!聞こえてるかあ?!!」

……だから、ウサギさんは言いたくなかったのです。舟が沈められた理由を。



目次 

→第1話~第14話
→第15話・第16話
→第17話
→第18話
→『番外編』
→マンガ『ミルキーとブランコ』
→マンガ『連れ去られたミルキー』





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Last updated  2007.07.09 05:04:38
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