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2014.02.20

【不思議の国のアリスとニセアリス】　特別編　『アリスの大豪邸』　あらすじ　その１

テーマ：連載小説を書いてみようｖ(10111)

カテゴリ：不思議の国のアリスとニセアリス　イラスト

第１部　ＡＣＴ．１
http://plaza.rakuten.co.jp/blueodyssey2/diary/200912280000/

第２部　ＡＣＴ．４２
http://plaza.rakuten.co.jp/blueodyssey2/diary/201002070000/

第３部　ＡＣＴ．１１５　黄色いワーゲン編
http://plaza.rakuten.co.jp/blueodyssey2/diary/201004200000/

第４部　ＡＣＴ．１３６　お屋敷の中へ！
http://plaza.rakuten.co.jp/blueodyssey2/diary/201005110000/

フリーページにこれらをまとめた物があります。

第１部

これは不思議の世界でのお話です。

ある日のこと、アリスたちはウサギさんの案内で近所にあるリサイクルショップへ買い物に出かけました。
そのリサイクルショップの名前は『夢の国』。
そこにはいろいろな物が置いていました。家具などもあります。それらは中古品やジャンク品なので、中にはとても安い品も置いてありました。
さらにその中には飛び抜けて安い物もあり、３００ゴールドの値段のタンスなども置いていました。それらは”ジャンク品”でした。

他には”大型の室内用の電灯””大型の室内用装飾品””大きなソファー””大きな船”、そして大型の”クレーンゲーム機”までも売っていました。それはミルキーが欲しがりましたが、アリスは

アリス「こんな大きな物、お家の中に入りません。」

と言ってそれを買うのを断りました。

しかしニセアリスも大きな船を買おうとしていました。そこでアリスは

アリス「あんな大きな物置いておく所がありません。」

すると、ニセアリスが、

ニセアリス「じゃあ、”大きな家”を買おう！それならいいだろう？」

と、言いました。「大きなお家を買えば、その中に大きな物が入れられる」と言うのです。
そしてニセアリスはこのリサイクルショップの店員である”猫”に声をかけ、

ニセアリス「”デッカイ家”は売っているか？」

店員の猫「まあ、入荷する事がないことはないですが……、」

ニセアリス「うむ、よろしく頼むぞ！
特に激安の”豪邸”を待っている！」

こうしてニセアリスはなんと「大きな家が入荷したら知らせるように」リサイクルショップに頼んでしまいました。

全員でお家に帰って来た後で、アリスはニセアリスの先ほどのリサイクルショップへの依頼の件について問い詰めます。すると、

ニセアリス「なあに、ジャンクの豪邸は安い！きっと３００ゴールドぐらいだ！！」

などとニセアリスは話しました。
でもいくら何でも３００ゴールドで豪邸が買えるはずありません。

数日後、またアリスたちはリサイクルショップへ向かいました。
その途中、道脇に立っていた大きな木の影から黒い服を着た人物が突然出て来ました。全身黒いベールをかぶるようにしていました。それで顔はベールの奥にあって見えませんでした。
その人物はアリスたちに話しかけて来ました。
その人物は「自分はセールスマンである」と言い、アリスたちに

セールスマン「 ”豪邸”を買いませんか？それもとびきり安い”激安豪邸”です。」

と言って来ました。

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