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2014.07.25

【南極ストーリー】　vol.３４６　南極の足　コタツ　第１話

テーマ：連載小説を書いてみようｖ(10150)

カテゴリ：南極ストーリー

リチャード「皆様、こんにちは。
私はコウテイペンギンのリチャードです。
皆様は”南極”ってご存じですか？
もちろん知っておられるでしょう。
でも私が今いるここは南極は南極でも”不思議の国にある南極”なのです。
でもたぶんあなた方が知っておられる南極とそんなに違わないと思いますよ。

え？そんなはずはないですって？
違う？２つの世界の南極はまったく違うですって？

いえいえ、そんなに違わないと思いますよ。

ではこれから”不思議の国の南極”についていくつかお話ししましょう。
そうすればあなた方にもわかるはずです。」

ここは不思議の国の南極です。そこにはテレビ局南極ＴＶ（なんきょくティービー）がありました。南極ＴＶは南極のお茶の間に楽しいテレビ番組を流していました。

リチャード「さあ皆様、今日も南極ＴＶのお時間がやってまいりました！」

ローラ「やってまいりましたぁ！」

リチャード「本日はわたくしコウテイペンギンのリチャードとアシスタントの…、」

ローラ「ローラだよ。」

リチャード「今回はローラさんと２人で番組を進めて行こうと思います。
では本日は皆様にとってとてもなじみの深い”南極の足”と呼ばれる”コタツ”について特集いたします。」

ローラ「わあ、今回はコタツについての特集なんだ？ローラ、コタツは大好きだよ！」

ローラ「ええ、持ってるよ。私のは真っ赤なコタツだよ。ウフッ！」

リチャード「真っ赤なコタツとはオシャレですね。さすがローラさんのコタツです。
ところでローラさんは運転はうまい方ですか？」

ローラ「うまくないよ。いつも”かまくら”とかにぶつけて壊しちゃう。」

リチャード「そうですか？」

リチャード「そうなんだ。」

ローラ「そうそう。ローラは雪で出来た教習所のコースを破壊するのがうまいの。」

リチャード「教習所の先生がそう言ってたの？」

ローラ「そうそう。」

リチャード「まあ、ローラさんの運転のことはさておき…、」

ローラ「ブー！ブー！」

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