【南極ストーリー】 vol.３７６南極探偵スクープ！第１話『大きな氷を船にして動かしたい。』 ACT.７

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2017.10.13

【南極ストーリー】　vol.３７６　南極探偵スクープ！第１話　『大きな氷を船にして動かしたい。』　ACT.７

テーマ：連載小説を書いてみようｖ(10150)

カテゴリ：南極ストーリー

ディレクター「じゃあ、今から別の南極探偵さんに換える？
そうすると…、ギャラは出ないよ。」

チャラ男探偵「いや、チョイ待ちチョイ待ち！
ギャラ出ないって…、こんな南極大陸の端っこまで来て？」

ディレクター「じゃあ…、ちゃんとやれるんだね？」

チャラ男探偵「やれますやれます！」

ディレクター「子供は泣かさない？」

チャラ男探偵「泣かしませんよ！任せてください！」

ディレクター「じゃあ…、撮影再開するから。

チャラ男探偵「わかりました。子供は泣かさない。もう大丈夫っスよ。」

ディレクター「じゃあ、最初から行こう！」

カメラマン「最初っからね？わかりました。ではスタート！」

レイラーザモン探偵「どーーーもーーー！南極探偵のレイラーザモンＨＧです！
みなさん！元気ですか？フォーーー！
今日もテンション高いですよぉ～！」

チャラ男探偵「ども…、南極探偵のチャラ男です…、」

レイラーザモン探偵「ええと、今日は僕たち南極の端っこまでやって来ましたあ！」

チャラ男探偵「やって来ました…、」

レイラーザモン探偵「どーーですか？見てください！
この後ろに広がる光景を！

それも真っ青な海ですねえ！
ここからは南極の海がよく見えます！絶景ですねー！」

チャラ男探偵「ああ、見えるね。”海”だね。間違い無く。」

レイラーザモン探偵「チャラ男探偵さん、今日はテンション低いっすねえ！」

チャラ男探偵「そう？普通だよ…。」

チャラ男探偵「いやいや、普通だよ。
俺のことはもういいじゃん。さっさと依頼行こうよ！」

レイラーザモン探偵「”さっさと”？今、”さっさと”って言いましたか？」

ディレクター「カット！カット！カット！カメラ止めて！」

撮影が中断しました。

ディレクター「ダメじゃない！
”さっさと”って言葉、良くないよ！”さっさと依頼行こう”って。
この番組は視聴者様からのご依頼で成り立っているんだから。」

チャラ男探偵「……………。いや、それは…、”笑い”を取ろうとしたんですよ！」

ディレクター「あんなのじゃ”笑い”は取れないよ。
はあ～～。今の部分撮り直し。」

カメラマン「え～？またですか？」

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