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在米9年目。英語に苦労しております。そりゃ来た当初から比べたらずいぶん上達したとは思う。一番の要はやはり大学に通ったこと。半泣きになりながら長編小説「オデッセイ」を数週間で読んだり、ひたすらレポートを書いたり、聞くのもままならないのにグループ討論させられたり。それはそれは役に立った。英語学校ではこうはいかなかったと思う。在学中にインターンをし、正社員ではないもののアメリカの会社で働けるようになったのは自分でも偉いと思う。トシをとってからの硬い脳みそでよくここまできたものだ。が、しかし、英語は多分一生マスターできないと思う。夫が日本人なので日常生活は日本語なのもネックだし、発音が一向に改善されないのだ。今でも同僚に「何を言っているのかわからない」と言われたりする。在米の日本人で英語がうまいと言う人でも、発音が悪い人が多い。文脈で意図が伝わる会話はいいんだけど、単語になるとだめなケースが多い。かくいう私もそのタイプで、どうしても不得意な単語がある。最近わかったのは、私の直接の上司の名、Robertがうまくいえない。というか伝わらない。当然ひらがなでロバートという発音ではない。あと、Hookとか、Hang Timeとか、最近になってHが言えていないのに気づいた。発音じゃないけど、日常会話でよく使う「あの映画見た?」という会話。どーーーーーしても、watchを使ってしまう。seeなのだ。映画はseeなのだよっ。言ってしまってから何度もしまったと思うんだけど、なおらない。当然アメリカ人同僚は変な英語だと思っても聞き流してくれているんだけど、やばいよね。よく一緒に仕事をする同僚に口調の柔らかいおばさんがいるんだけど、私の英語がわからないとよく私に向かって言う。慇懃無礼とはよく言ったものだ。私の単語を復唱してさりげなく発音を直したりする。ありがたいと思うべきなのかこの野郎と思うべきなのか、未だに対応に苦労している。この間なんか、もうひとり若い編集者の男の子と3人で話をしていて、私のした質問の意味をその子が汲み取ってくれて、おばさんに説明してくれた。するとおばさんは「あら、通訳してくれて、ありがとう」と彼に向かって言ったのだ。私は目の前におるっちゅうねん。英語喋っとるっちゅうねん。ともかく、つらいと思えばつらい日常を何となく送っております。あ、でも、つらいと思わないから上達しないのよね。
2006/08/24
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腰痛持ちのため、ここNYでもありとあらゆる療法を試した。中でもよく行くのがマッサージ。日系のところはサービスや施設はいいが料金が高く、中国系のところは多少安価なのだが、マッサージはうまくても言葉が通じなかったり(相手が英語が話せない場合がある)、着替えもなく私服のまま台にうつぶせになったりと今ひとつリラックスできない。料金の目安は日系が一時間$80+チップ20%、中国系が$60+チップ。私の場合、その店のレディースデーなどはしごして利用しているので、少々安くあげている。だって、長年の腰痛もち、正規料金は払えません(泣)。これだけ仕事で疲れてお金を稼いでマッサージに使っているのも何だかアホらしい気もしますが。ジムは月$58...ジムをもっと利用するべきね。医者に薦められて、先週からフィジカル・セラピーに行っている。事故や手術などで体の調子が悪くなった人が主に行くところだが、私も一応背骨に注射をした身。ジムで適当に運動を始めるのではなく、正規に体の動かし方を専門家に習いなさいと言われた。フィジカル・セラピーには保険が適用される。担当の指導員が付き、背骨や体のバランスをしっかり分析してもらった。そしてストレッチを習う。背骨のステロイド注射がどれだけの間効くものなのかは知らないが、きちんとストレッチや運動を続ければ腰痛の再発を送らせることができるのだろう。私の場合はとにかく体が硬いのがガンなので、寝る前にきちんとストレッチをするよう義務づけられた。ベッドでの寝る姿勢まで指摘されるので、自分がいかに体をねじまげて日常を送っているのかがわかる。といいつつ、今日も寝る前のストレッチがおっくうだなあ。
2006/08/21
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持病の腰痛が悪化したのは先々週。もういてもたってもいられないほどの痛さ。座っているのが一番辛く、座りの姿勢から立とうとすると激痛が走る。これは持病どころの騒ぎではないと、背骨専門の整形外科に行った。アメリカの医療は世界一だというが、システムは日本よりとても悪い。まず家庭医という主治医のもとで専門医に紹介状を書いてもらうのだが、医療分野が専門になればなるほど予約が取れないのだ。こんなに激痛が走っているのに、一番最初に取れた予約が一週間後。さらにその間にMRIを取る専門の場所に行かなくてはならない。日本の総合病院のように、一カ所で何もかもやってもらえればどんなに楽だろう。病院に通うのにはあちこちに行くほど元気でなくてはならないのだ。この一週間、コルセットをはめたり、家庭医に処方してもらった麻薬まがいの痛み止めを飲みながらなんとか乗り切り、整形外科医にやっと見てもらった。結果は心配していた椎間板ヘルニアではなかったのだが、結局背骨にステロイドを注射するという治療になった。先生はもちろんアメリカ人で英語なので、一生懸命質問をしたのだがいまひとつはっきりどう治療をしてもらったのかわからないというのが情けない。日本語のウェブサイトで調べると、ステロイド注射は効果が立証されていないだのと書かれているのだが、私には効いているのでよしとするしかない。幸いその翌日の早朝に注射の予約を入れてもらえた。先生と助手ふたりと見学の生徒ひとりという結構ものものしい人数でのぞんだのだが、注射自体は5分ほどで終了。注射を打ったあとに寝かせてもらえるのかと思えば、打ったあとものの一分で「座って」と言われ、治療台から追い払われた。別室でうつぶせになって先生を待っていたのだが、部屋に入ってきた先生は「あれ? 寝ていなくてもいいんだよ。大丈夫でしょう」と言われる始末。さすがアメリカ。でも背骨注射ってすぐ効くのね。「無理はしないでねー」と先生に軽くいわれ、二週間後のチェックアップ予約をして終了。でも仕事が忙しく、昼には出社し、その夜は10時まで残業してしまった。こんな人生は、いけない。でもねー、腰の健康って大事ね。腰が痛いと、脳みそがまわらないのよ。体の中心だからね。座るのが痛いということは仕事ができないばかりじゃなく、遊びにも行けない。だって、単純なことは全部座った姿勢でするのよ。生活の中で立っていたり寝ていたりというのはなかなかまれなわけ。ただ映画を見たり、食事をしたり、車に乗ってどこかに行くというのがとっても辛い。座れないからね。腰痛マッサージに行ったときにマッサージの女性に「フリーダ・カーロみたいですねえ」と言われたのだけど、彼女の人生の辛さがちょびっとだけ分かったような気がした。これからは腰を大事にしようと心に誓いました。
2006/08/20
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