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今年のハロウィーン、NYはこの季節にしてはとても暖かい日になった。ダウンタウンのパレードも、あちこちのパーティーも盛況だったことだろう。NYに来たての頃は、独身だったこともあり、仮装してビレッジのパーティーに繰り出し、パレードを観て楽しんだ。結婚してからは、家中を飾って、夫の子供と仮装して写真を撮ったり、一緒にアパートのビルの中をお菓子をもらいに出かけたものだ。今年は平日で子供は来なかった。夫が翌日から出張なので今夜は日本食の夕食を作ってあげたくて、会社の帰りにスーパーでで買い物をした。洗濯用品やトイレットペーパーを買い、仮装した若者たちとすれ違いながら、家路を急いだ。夕食の支度をして、夫が残業で遅かったのでひとりで先に食べ、夫を迎えて夕食を食べさせて、テレビを観て、寝た。な、なんてつまらないハロウィーンの日だったんだろう。自分がいけないのか、そういう時期なのか、なんだかとても自分がつまらない人間に思える。年をとって腰が重くなったのだろうか? ハロウィーンを楽しむ余裕が心にないのだろうか? どうしちゃったんだろう、自分。
2006/10/31
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「スコットランド最後の王」という題のこの映画。舞台はスコットランドではなくて、アフリカのウガンダである。70年代に実在したイディ・アミン大統領という独裁者と、スコットランド人の医者の友情の話(?)である(でも決して友情物語ではない)。同名の小説が原作で、主人公はむしろアミンより医者のニコラス・ギャラガーである。なぜアミン大統領がスコットランドの王かというと、彼は母国のイングランドによる植民地政策を嫌っており、スコットランドはイングランドを倒したこともある立派な国だという思い込みから勝手に自称しているのである。スコットランド人であるニコラスは、あることがきっかけでアミン大統領の側近となり、大統領の信頼を得る。貧しい家庭出身のアミン大統領は、最初の頃こそ国民の大々的な支持を得るが、次第に残虐な面を表し始め、反対派を中心に30万人ものウガンダ国民を大虐殺したウガンダ史上最悪の独裁者なのである。「ホテル・ルワンダ」もそうだけど、どうしてこう、大虐殺って起きるのか。こういう映画を観る自分もどうかと思うけど、好むと好まざるに関わらず、歴史を知りたいと思うだけなのだ。主演は、アミン大統領役で今年のアカデミー賞の声も高い、フォレスト・ウィティカー。彼は、すごかった。アミン大統領は亡命先でつい3年前まで存命だったのだが、私は顔も名前も知らなかった。それでも、こういう人となりだったんだろうなと思える、説得力のある演技だった。2メートルを越す巨漢だったアミン大統領は(フォレスト・ウィティカーも大柄な人)、本来は陽気な人好きのする人間だったのだろう。笑うととてもすてきな無邪気な表情になる。そしてその大きな体で好意をいっぱいに示すのだ。そして、次の瞬間には、血も凍るような冷酷な独裁者になる。その表情の変え方が、狂気の示し方がすごく、うまい。巨漢な黒人であるアミン大統領とは対照的に、白くてひょろ長い印象の医者、ニコラス。彼はアミンの魅力に取り付かれるが、序々に彼の狂気に怯え始め、最後はアミンから逃げるよう画策するのだが...。70年代のヒッピー風な彼は、青い目がとても印象的だ。結構ヒドいやつなのに、彼を嫌う者は少ないだろう。しかし、個人的に残念だったのは、彼が小説上のフィクションのキャラクターで、実在していなかったこと。ウェブサイトを読むまで、実話だと信じていただけに、残念だった。愛する者にはとことん愛情を示し、裏切り者には激しい粛正を与える半ば狂人といえるアミン大統領。物語の後半がかなりグロくなってくるが、愛する者に裏切られた怒りが爆発するとそうなるのだろう...か。今年のアカデミーは絶対にノミネートされるので、日本でも公開されるといいけど。
2006/10/14
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NYの高層住宅ビルに小型飛行機が突っ込むーもう世界中で有名なニュースですが。日本の家族からは、ゴルフで早起きしていたお義父さんから早速心配の電話がありました。最近の世界ニュースの伝達の速度を思い知らされますな。ビルに衝突はごくまれというか、私が知っているのは今回が初めてだけど、NY近辺には(というかアメリカ全土には)国際空港の他に小さな空港がいくつもあって、結構頻繁に小型飛行機がぽとぽとと落ちている。経験不足なのか整備不足なのかわからないけど、隣の州ニュージャージーでは、小型機が滑走路をオーバーランして高速道路に突っ込んだり、民家の上に落ちたニュースを時々聞く。今回の小型機は事故だったけど、これがうまく整備の目をごまかして爆薬を積んだものだったりしたらと思うと、そら恐ろしいものがある。テロリストにヒントをあげたみたいなもの。小型機が突っ込んだ後に臨戦態勢で戦闘機がぶっとんで来たらしいけど、遅いって。コトが起こってからは、何もかも遅い...。ただ、映画なんかを見て、今この瞬間にも、CIAとかが自分の身を呈して市民の安全を守っていたりするのかなとも思う気もするけど。世間の人間は知らないだけで、誰かの努力でこの平和が成り立っているのかも知れないし。今まで未然に防いでいたテロが、それこそいっぱいあったのかも知れない。たったひとつの失敗が、9/11だったのかも知れないし。友達と話をしてて、やっぱり近々何かが起こるよね、という結論に至った。いつ、どこで、とかはわからないけど、いつかはやられる、みたいな。毎日の晩ご飯のメニューを考えるのと同じくらいの頻度で、テロのことを考えてるのって、ちょっと異常だよね...。
2006/10/11
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日曜日の夜。残業していると、ネットで遊んでいた同僚が「北朝鮮が核実験をやっちまったって」と周りの人間に聞こえるように叫んだ。みんな反応は淡白で、「まあ、そう驚くほどのことじゃないだろ」という感じ。彼が「最終目的は俺たち(アメリカ人)だからね。」と言うと、他の同僚が「日本はどうなのよ」と聞く。私が彼の斜めのキュービクルなのを知っている彼は、何だかもじゃもじゃと小さな声で答えていたけど、聞こえませんでした。はい、確かにアメリカと日本は狙われていて、多分アメリカよりは日本の方が先に攻撃されるでしょう...。翌朝のニュースでも、核実験は結構派手に取り上げられていた。アメリカが心配しているのは、北朝鮮からの直接攻撃ではなく、核ミサイルをテロリストたちに売り渡すことなんだそうだ。何だかなあ。そうなったらまず狙われるのはニューヨークだろうなあ。西海岸の大都市にミサイルを落としても、広域すぎて効き目がないだろうし、アメリカの真ん中辺りは自然しかないし。何にしろ、物騒な世の中だなあ。9/11以降、非常時にはここで待ち合わせようと、避難場所を夫と二人で決めてある。でも非常用携帯食料も買っている訳じゃないし、シェルターのあり場を探したこともない(そんなものはこのNYにあるのか?)。いつこのバランスが崩れるんだろうね。時が経つと、東西冷戦やベルリンの壁みたいに、解決する時が来るんだろうか。それとも...。
2006/10/08
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