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♪ 万葉ののべにまつむしきくよるは灯りをけしてスマホとじせ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ この時期の夜、コンビニに行く時に必ず聞こえる虫の声。チンチロリンと鳴く松虫だ。もちろん蟋蟀も鳴いているが、この声が一番愛らしい。また良く通る声なのでなおさら耳に入って来る。 25日は折角の仲秋の名月「十五夜」=新月から数えて15日目(毎月ある)」だったのに天気は生憎の有様で、虫の音とのコラボレーションは望めなかった。2018年9月の月齢 十五夜の翌日は十六夜ーいざよい、その次は順に「十七夜:立待月(たちまちづき)」「十八夜:居待月(いまちづき)」「十九夜:寝待月(ねまちづき)」「二十夜:更待月(ふけまちづき)」 こんな名前を付けて月を愛でて楽しんでいた古びとは、なんと風流だったことでしょう。今のように電気もなく娯楽も少なく、自然と向き合う時間とそれを楽しむ余裕がたっぷりあった。 しかし、それは地位の高い人たちのことで、一般の庶民はそんなことは言ってられなかったのかも知れません。 まあ日本の伝統的文化はほとんどが江戸時代のもので、400年やそこら前のことで、奈良、平安時代の事なんかはそれほど残ってはいない。 そんなことを思っていたら、日本人が「ひらがな」をどう思っているかという記事があったのを思い出した。 「仮名」は公文書などで正式に使う漢字=真字(まな)に対する言葉で、女手(おんなで)とも呼ばれていたもので、中国伝来の漢字は男が使うものとされていたわけだ。 仮の文字ということが幸いし、女性が自由に操ることが許されていたことで「源氏物語や枕草子」といった平安時代のあの雅やかで豊かな文学が生まれることになったというから、歴史というのは面白い。 それで、朝日新聞が「好きなひらがなはなんですか」というアンケートを募った結果が「beランキング」として載っていたわけ。「あ~ん」の48文字のうち一人3字まで選べる。1310人からの回答があった。 1 あ 469票 --- 元の字は「安」 2 ゆ 228票 --- 元の字は「由」 3 み 167票 --- 元の字は「美」 4 な 160票 --- 元の字は「奈」 5 ま 126票 --- 元の字は「末」 6 お 120票 --- 元の字は「於」 7 か 116票 --- 元の字は「加」 8 の 112票 --- 元の字は「乃」 9 す 110票 --- 元の字は「寸」 10 い 95票 --- 元の字は「以」 好きな字だけあって女の子の名前によく使われる。上から二文字づつ組み合わせると、「あゆ」「ゆみ」「みな」「まな」「まお」、ランダムに「あみ」「みゆ」「みお」「ゆな」「まゆ」「まみ」、三文字なら「あゆみ」「まゆみ」「まおみ」「まなみ」と6位までの字だけでこんなにある。如何にもという感じ。 この変体仮名というものを考えた人は凄いと思う。毛筆で連綿として書くように考えられているのは当然として、左右対称になる字は一つもない。ひらがなが生まれたのは10世紀の古今和歌集が成立したころと言われているらしいが、詳細は分かっていないという。 それまでの万葉集なんかは漢字で書かれていたわけで、今の我々にはとても読めるものじゃない。 例えば、大伴旅人の歌。 原文は「生者遂毛死物尓有者今生在間者楽乎有名」。 こんなもの庶民が読めるわけがない。千数百年前に中国から伝わった漢字(それまで日本には文字がなかったわけだ)。漢語は一語一音節で日本語の音に当てはめるのはいいとして、そこに訓の読みも混ざっているというところがややこしかったりする。 で、これを書き下し文にして「生ける者(ひと)遂にも死ぬるものにあればこの世にある間は楽しくをあらな」として、我々はこちらを読むことになる。 日本人は頭がいい。柔軟でどんどん新しいものを取り入れて、しかもちゃんと咀嚼して活用することが出来る。漢字かな混じり文章と毛筆の流麗さが組み合わさった書。日本人の革新性と優れた美的感覚が如実に表れていて、世界に誇れるすばらしい文字文化だと感心してしまう。「簡体字練習帳」常用漢字 もし中国語のように漢語だけの世界だったらと思うとゾッとする。中国も簡体文字が主流になっているが、あれなんか見ていると日本語の片仮名を想像する。そのぐらいに簡略化されていて、やっぱり日本の方が優れていると思って優越感を覚えたりする。 幕末から明治、大正にかけて、漢字を撤廃しようと提唱していた人たちがいる。西洋のように単独の文字であらわすべきだと考えたらしい。「漢字と日本」高島俊男著この本に詳しく書いてあります。 英語採用論を幕末に「森有礼」が、かな論者が明治の「前島密」ら、大正に入ってから「田丸卓郎」がローマ字論を唱えた。しかし、それでは幾ら何でも日本の文化が平明になって文化が廃れてしまう、と大反対されて頓挫してしまったは良かった。 もしこれらのどれかが通っていたら、今の日本はあり得ないでしょう。
2018.09.26
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♪ 中秋の名月なりて尾花つむ人などありて里やまや佳し‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 中4日経ったのでろそろウォーキングに出かけようと思うが脹脛がまだ少し痛い。しかし5日目ともなれば歩いても問題ないだろうと思い、念のために湿布を貼って午後2時半頃に、いざ出陣。 9キロほど先の喫茶店「天気輪の柱」まで歩く予定だ。7,000歩ほどで佐布里池に到着し、一休みしようとベンチのある藤棚の方へ。 向こうのほうから何やら音楽が聞こえてくる。佐布里池を見下ろすベンチで、優雅にアコーデオンの練習をしている人がいる。何か良い感じなので演奏している傍で聴きたくなった。近くのベンチに腰かけ、しばらく聴いていた。 アコーデオンを間近に見聞きする機会なんて滅多にない。持ち前の好奇心がもこもこと頭をもたげてきた。あの左手で操作するたくさんのボタン、いったいどういう配列でどんな意味があるのかが知りたい。 声を掛けてみた。 「ピアノやバイオリンと違って、全く見えない状態で操作するのって大変ですね」「左手のボタンはどうなってるんですか?」 肩から降ろして、丁寧に説明してくれる。 横に6個、縦に20個(6×20=120個)あって、端の二列が低音で、他のボタンは伴奏を担当するものらしい。共通のものがあって一つを押すと他のボタンも同時に押さえた状態に凹んだりする。 パソコンのキーボードのように何か小さな突起や凹みがあって、位置が触ると分かるようにもなっているらしい。 楽譜を見ながら「低音部のここはこんな風にね」と、実際に音を出しながら説明してくれる。一つのボタンを押すと和音が出る。想像もしていなかったので、これにはビックリだ。 「COBAの演奏を聴きに行ったことがあるし、お世話になっている調律師も弾けるらしいので、貴方で3人目です」「あんまりやる人が身近に居ないし、なんかカッコイイと思ってて」 何かの切っ掛けがあってやり始めたらしい。キャリアは10年ほどになるという。 「バンジョーをいじったことが有ってあれもかなり重たいですが、これは何キロぐらい有るのですか」 「10キロですね」 「10キロですかー! そりゃあ大変ですねぇ」、「バンドネオンは小さくていいですが、同じようなものなんですか?」 「あれは蛇腹を広げる時と縮める時とで、音が違うんですよ」 「じゃあハーモニカと同じなんですね」 そんな素人質問にいろいろ丁寧に答えてくれた。 もっと色々聞きたかったが、あんまり練習の邪魔をしてもいけないので、 「写真撮らせてもらっていいですか?」 快く了解してしてくれ、練習していた曲の演奏を始めてくれた。 メロディーも伴奏も一人で出来るので、メンバーを揃えないとできない楽器よりも良いと言う。アコーデオンを始めた切っ掛けはそんなことが理由なのかも知れない。 聞き覚えのある曲でタイトルが思い浮かばなかったが、楽譜を見て「真珠採り」だと分かって納得。 遠くでサキソフォンを練習しているらしき音が聞こえてくる。それを話題にしようと振ってみると「管楽器のことは良く分からないので」とかわされた。 ここは音楽をやっている人の格好の練習場所らしい。以前も別の場所で練習しているのを耳にした事が有る。広く開けたところなので音が良く通る。自分もトランペットの練習場所に困り、浜辺にいって練習したことを思い出す。 何処かで演奏会などやってるのですかと聞くと、パンフレットをカバンに探すも見つからない。近々、どこかでやるらしいことが分かった。刈谷の駅・北口の近くにある会館で今月の末にやるんだとか。 ネットで調べてみることにし、お礼を言って別れた。 調べたら「刈谷市総合文化センター」で、9月28日「東儀秀樹×古澤 巌×coba コンサートツアー 2018 TFC55 LEVEL5」なんていう、タイムリーな垂涎のライブが載っていた。ツアースケジュール 当然チケットは完売で、いまさらどうにもならない。嗚呼、もっと早く知っていれば・・・・ククク。 で、肝心の彼の言う該当するものが見つからない。どういう訳か、聞き間違いかあるいは彼の思い違いか・・・ 持ち運びができて、メロディ楽器としても伴奏楽器としても成り立つ、一人でできる便利な楽器のアコーディオン。知らないことだらけの興味深い楽器だ。スタンダード(ストラデラ)ベースの順列に並んでいるボタンの基本的な音の組合せ 例えばCのキイの場合、このように並んでいるわけだ。 Cベース音 Cメジャー・コード(CM) Cマイナー・コード(Cm) Cドミナント・セブンス・コード(C7)、 Cディミニッシュ・コード(Cdim)こ和音を引くにはこんな風(赤丸)に押さえるらしい。 グレードは分からないが「VICTORIA」の名があったので調べてみたら、やっぱり値の張る楽器なんだね。他のメーカーで7万円代のがあったが、このブランドは高級品らしい。 【VICTORIA】 スーパー120M-4 [A250V/R] 税込定価:918,000円 最低のものがこの値段で、最高級のものだと税込定価が2,160,000円もする。中クラスの車が買えてしまう。迂闊に始められる楽器ではないね。 鍵盤の代わりにボタン式のものも有って、かなり奥が深そうな楽器だ。 佐布里池経由で喫茶店「天気輪の柱」まで歩こうと思って出たが、帰りは真っ暗になる恐れがあると分かり、コースを変更。初秋の里山を散策するつもりで、池の周りをぐる~っと回るコースへ。アケビの実を見つけたり、「臭木」の実が色づいていたので手折ったり・・・。 「臭木」の実を手土産に「ペジーブル」へ立ち寄る。 「これ何か分かります?」、「この実できれいな水色が染められるんですよー」 知人が染色をしていて、来週、蟹江からやって来ることになってるそうで、その彼女に見せたやろと喜んでくれた。しばし、立ち話のもやま話に華を咲かせる。何時もながらよくしゃべる俺だが、この日は何だか気分がいいので尚更のこと。 今日は楽しいウォーキングだったなぁと、暮れかかった道を家路へ急ぐ。 腹が減ってたまらなく、コンビニに立ち寄って「チョコモナカジャンボ」なんぞ買って、公園で食べた。18,000歩ほどの逍遥で、ふくらはぎの筋肉痛はほぐれたのか、逆に軽ーくなった感じ。 シャワーがとても気持ち良かったこと。
2018.09.25
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♪ 人間はつりが好きだと思いみるつつみにならぶ老若男女‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 連休が久し振りに好天に恵まれ、各地の行楽地は親子連れで賑わった事でしょう。 私は、先日の無理な20キロウォーキングが祟り、ふくらはぎの筋肉痛がなかなか抜けないでしる。体調が万全ならどこぞに行ってウォーキングでも楽しむところだが、仕方がない。♪ さわやかな風吹くみなと彼岸のなかびの海を見にゆく♪ いわし雲のはたてに夕日傾きて降下してゆくジェット機の見ゆ♪ だれひとり釣り上げるものみあたらず雲のあわいに陽は沈みゆき 大坂なおみが東レパンパシの決勝でストレート負け。私は負けてよかったと思う。 全米を制覇して以来、連日のマスコミ取材に休む間もなく、期待ばかりを掛けられてそのストレスや相当のものだったらしい。まだ弱冠の20歳だ。 「休む暇がない。この状況に慣れてはいない。(全米開催地の)ニューヨークから物事が早く過ぎていって、ゆっくり振り返る時間がない」 エントリーしていた次戦の武漢オープンはウイルス性の病気で欠場すると発表。29日開幕の中国オープンからツアーに復帰する。 年間獲得ポイント上位8人が出場できるWTAファイナル(10月21日開幕・シンガポール)争いでは4位から3位に上がった。10月を楽しみに待つことにしよう。 疑問が一つ。日本で開催される大会なのに試合中継がwowwowのみで、他は一切なかったのは何故? wowwowが放送権を独占しているということなんだろけど、面白くない話だ。何とかならないものかねぇ。
2018.09.24
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♪ しののめの夢と現のまんなかにめぐることばをもてあましおり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ 南(みんなみ)へ大きくずれて昇りくる秋の彼岸の朝日すがしき♪ 春の字は萌(きざ)しに愁い秋のそは清しき空に満ち足りて立つ♪ 秋天に飛行機雲の長からず真白に空を過ぎりゆきたり
2018.09.23
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♪ 郵便は存在証明 返されてアリバイとなるわが敷妙(しきたえ)の家 敷妙・・・・「枕詞」-- 寝具またはそれに関係のある「枕」「手枕」「袖」 「衣手」「床とこ」「家」などにかかる。 アリバイ・・不在証明‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 先日、郵便物(DM)が配達させず、何度も返送されていて、死んだのに違いないと思われていた問題。 何時からそんなことになっていたのか、頭にきていたので市の郵便局本局の集配営業課に問い合わせの電話を入れた。 「調べるので電話番号を教えてほしい」というので、直ぐには分からないだろうと思って「今日じゃなくていいから、必ず返事をくれ」と言って切った。午後2時前なら午後の配達には出ていないはずだが、シフトの関係で担当者がいない可能性もあるからだ。 1時間ほどして掛かって来たが、訳の分からんことを言ってくる。ファイルに私の名前(号)は載っておらず、聞いたこともない名前が載っているという。いつからかと聞くと、古いファイルは去年の5月のものまでしか残っておらず、それ以前の事は分からないという。 そのエリア担当のゆうメイトが、ファイルを整理した時に勝手に書き換えてしまったらしい。幾人も人が入れ替わっているので、誰がやったのかは分からないという。 それでよくよく聞いてみると、その電話に出ている職員(多分係長)が、私のその名前の郵便を配ったことがあるという。だったら私からの電話で、おかしいと思わなかったのか聞くと、おかしいと思ったという。 「私は死んだことになってるんだよ!」というと、笑いやがった。 「笑ってる場合か!」「第一、住所の番地もちゃんと書いてあるものを勝手に差し戻ししてどうする、無責任でしょうが!」「そう思わん?」 「そうですね・・」 「その家で心当たりがあるか、確認するべきじゃないの!」「だいたい、40年ほど前から使っている名前なのに、なんで今になってそんなことになるの!?」 「一度、(住所確認のために)過去に配達した郵便物を見せてほしい」 「はぁ?!」、「自分でも配ったことがあるって、言ったばかりだろうに!!」 だんだん声が大きくなる。 まあ、私も勤務していたことが有るので郵便局の内情はよく分かる。民営化になってから効率化のため配達員の業務内容が変わり、作業の種類を増やされてかなり大変になった。それで辞めてしまうのも多い上に、最近は人手不足が重なってかなり深刻なのだろう。 (クリックで記事へ) ゆうメイトの質が落ちているのだろうし、チームの連携、まとまりに欠けているフシがある。特に班長(職員)がしっかりしてないとどうにもならないが、係長もしかりだ。この日、応対した係長らしき人物はなんだか頼りない。 年賀状はちゃんと届いている。それを考えるとなんでこんなことになっているのか、不思議でならない。ベテランが担当(年賀の時はシフトも特別なので)して、ファイルをロクに見ずに「順立て(配る順に郵便を並べる)」したのだろうか。それで書き換えられていることに気付かなかったのか。 普通なら書き替えられていることに気付くはずだ。変だと思ったら、それをメンバーで確認するなり班長に相談するなりして、顧客に失礼のないようにするのが常識だ。 ここの班は連携が出来ていない。係長はそのことに問題意識さえ持っていないように見える。 口先で謝るばかりで、誠意というものが感じられない。 「ファイルを直しておきます」で、チョンだ。 過ぎたことはもう戻らない。 私への郵便が戻って来て、“死んだか、どこかに転居したんだ” と、思っている人が他にもいるかも知れない。嗚呼。
2018.09.22
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♪ 秋雨に洗われゆれる草草のこころ静かに思惟に入りゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 創作漢字を応募し、歌会始も詠進した。今、興味があるのは「創作四字熟語」。 年末に発表される一年の出来事や世相をもじった、思わずニヤリとしたり、上手い!と感心したりするスミセイ主催のアレだ。一年を振り返るには持って来いの知的遊戯。今年で29回目を迎えるという実績があり、年末の風物詩的存在としてマスコミにも取り上げられる。 これにチャレンジして見ようぜ。 昨年の応募数が12,699作品もあり、 初回からの総応募数はなんと、24万3,829作品にも上るという。 関心の深さと漢字(特に四字熟語)が好きな国民性がよく現れている。◆2017年度の優秀作品◆ ☆棋聡天才〈きそうてんさい(奇想天外)〉 ・・将棋の天才、藤井聡太棋士。 ☆九九八新 〈きゅうきゅうはっしん(緊急発進)〉・・桐生祥秀選手、100メートルで日本人初の9秒98。 ☆政変霹靂〈せいへんへきれき(青天霹靂)〉・・衆議院解散、希望の党結党、民進党合流。目まぐるしい政界の動き。 ☆荷労困配〈にろうこんぱい(疲労困憊)〉・・宅配業界の人手不足が深刻。 ☆蟻来迷惑〈ありきためいわく(有難迷惑)〉・・コンテナにくっついて猛毒を持つヒアリがやってきた。 ☆世代皇代〈せだいこうたい(世代交代)〉・・・「退位特例法」成立。 ☆J音無事〈じぇいおんぶじ(平穏無事)〉・・国民に緊急避難を呼び掛けるJアラートが発動したが、事無きを得た。 ☆中央習権〈ちゅうおうしゅうけん(中央集権)〉・・中国は習近平体制で権力集中。 ☆盆裸万笑〈ぼんらばんしょう(森羅万象)〉・・アキラ100%さん、お盆ひとつの裸芸でブレーク。 ☆珍文漢糞〈ちんぶんかんぷん(珍紛漢紛)〉 ・・うんこが入った例文で、子どもが楽しく漢字を覚えられる。 既存の四字熟語の一部または全部を変えたり、話題を表す4文字で新たな四字熟語を作っても良い。韓流ブームの時は、「様様様様(よんさま)」というのも有ったとか。 ◆応募期間 :2018年9月13日(木)~ 11月2日(金)必着 ◆審 査 員 :俵 万智さん(歌人) ◆審査発表 :2018年12月中旬 スミセイ社ホームページにて発表 (入選者への連絡は、賞品の発送にて完了) 審査員が俵 万智一人だけというのも特徴的だ。彼女の好みが左右するわけで、人には必ず嗜好や思考に偏りがあり、志向から外れるものへの関心は薄くなる。どういうものが選ばれるのか、しっかり分析する必要が有るでしょう。 「馬追虫の髭のそよろに来る秋はまなこを閉ぢて想ひみるべし」長塚節 住友生命のオフィシャルサイトで募集要項をご覧ください。応募フォームから一度に3点まで応募できる(葉書の場合は1枚に1作品)。応募数に制限はない。 過去の入選入賞作品が見られ、「審査員コメント、今年の傾向」も載っていて、参考になります。何せ過去には「24万3,829作品」も作られているわけですから、世相を反映した余程切れのある作品でないと入選は難しいかも・・・。 趣向を凝らし、誰でも思いつく様なものは避ける。「おお、そう来たか!」「こりゃぁ、やられた」、「わっ、はっはっは~」とか「ぷっ!」と吹き出してしまう様なヤツがいい。そんなのが閃くかどうか。空前のクイズブームで、ますます応募は多くなっているかも。 11月2日まではまだ間がある。頭を柔らか~くして、ガンバッテみようか・・。
2018.09.21
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♪ 創作のエモーショナルをギャラリーに風のなでゆくごとく聞きおり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 前回行った時はオーナーが入院中だったギャラリーからDMが来たのでオーナーの顔を見に、久し振りのロングウォークを兼て行って来た。10キロ前後の距離なので大したものじゃない。 とはいうものの、少し前のウォーキングにマリンパークまで7キロほどを往復しようと出かけたものの、帰りは電車で帰って来たという不甲斐ない思いが記憶に新しい。 それで天気も良いしリベンジの気持ちもあって「一丁行ったろか!」てなもんで、9時ごろに出掛けたわけ。前回も歩いて行っている。この時は単なる中継地点で、その後も名古屋まで歩いたのだから、ここまでならどうってことない距離だ。 彼岸花が咲いていた。場所は巨大大仏のある聚楽園の北の緑地。今どき珍しくもないが、この場所は通るたびになんだか気になる場所で、ついつい足が止まってしまう。同じ場所でも少し場所がズレただけで雰囲気は変わる。 左の写真、点々と落ちているのはアメリカフウ(モミジバフウ)の種子。 写真は、切り取る場所やアングルによって、ずいぶんと表情が変わる。写真のマジックだね。 観光写真に写っているのは、ほんの一部のベストポジションからのもの。写真をやってる人なら想像がつくが、ついつい騙されるのはまあ仕方がないことだ。 今回の個展は東直樹さん、春陽会の会員。1948年、大阪府泉佐野市生まれというから私の一つ上。中京大学文学部心理学科卒業した1971年に春陽展新人賞を受賞。1979年、春陽会会員となる。 ギャラリートータクでの個展は、2010年に次いで2度目らしい。2010年ごろ(写真)は半具象の絵を描いていたようだが、今回はかなり抽象的になっていた。窮境は抽象へ向かって行くタイプの画家のようだ。 日本画のような油彩画で、不思議なマチエールの絵。ある具体的なイメージに想を得て、拡散と集合を繰り返し乍らそのものの本質と同化するように展開していったという感じ。本人はまだ具象画家だと自認しているのだろうか。作品のタイトルにもそれは現れていて、具体的なタイトルにその主体の本質を留めようとしていることからも分かる。「流れる」F10 450,000「帰巣」F10 450,000 多色を使い、緻密な筆遣いと大胆な画面構成には動きが有り、静謐なものの中に秘められた「情動」のようなものが感じられた。 絵の仲間らしき夫妻と歓談中の東さんと、背中がオーナーの久野さん。 この左の女性(すぎとうゆか)さんが絵本を出したと、本を持参で紹介していた。 鉛筆で書かれた動物たちの表情がちょっと捻ってあって面白い。なまじっか変な色が付いていないところがいい。何故だかエスペラント語の対訳が併載されている。 久し振りの絵画鑑賞。ギャラリーに入った私の顔を見て「生きてたんですかー!」と言われてびっくり。何でも以前に出したDMが2度戻って来て、3度目に出したものが届いたそうだ。その時に訪問して記帳したので、それを見て分かったという。その時オーナーは入院中でおらず、退院してから芳名帳を見て分かったらしい。「何だ、住所変わってないじゃない」と不思議がり、「生きてたんだ!」とはその時の感想だった。 多分、新人の「ゆうメイト」が本名ではない私の名前を見落としたか、あるいはファイルが改作されているか、何か。40年近く使っている名前で、郵便はほとんどその名前でやり取りしていたのに、何たることか。一度、局に問い合わせて確認せねばならん。 一体何時から、どれだけの郵便が返送されていたのか、分かったもんじゃない。死んだと思われているやも知れぬなんて・・・ 昼には家に戻る必要があったので、あまりゆっくりはできなかった。オーナーは私と同世代。歩いて来て、これからも歩いて帰ると言ったら驚いていた。ヤナギ科の「ギンドロ」という木(葉の裏が真っ白) 聚楽園の駅前にある。 復路は寄るところが有ってちょっと遠回りし、もう疲労困憊でほぼ限界に近い状態。往復で20キロ前後なのに情けない。なんとか辿り着いたらもう2時を回っていた。25,000歩ほどだった。
2018.09.20
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♪ 光というお題を孫にぶっつけて歌詠みたるも返りきたらず‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 歌会始は、一人一首という縛りがあるので一発勝負となる。思い入れが強くてどうにも力が入り過ぎ、ああだこうだと捻くり返しているうちに訳が分かんなくなる。 応募する歌を決めかねていたがようやく確定し、毛筆の練習をほんの3日ばかりして清書。ミッキーマウスの丸い切手を貼って、宮内庁宛てに投函してきた。 やっと懸案の宿題が終わって、ホッとしているところ。 イマイチ納得できず、除外した歌の幾つかをメモしておく。 ♪ 幼子が両手を上げておどけゐる光の文字がゆれているやう (光という文字は、人が立って火をかざしている様を表している) ♪ 右の眼に光の失せし部分ありて医師おもむろに剥離を告げる (右に次いで左の眼も網膜剥離を経験している) ♪ 変態を終へて迎えししののめの光にぬれゐるアオスジアゲハ (アオスジアゲハの羽化の観察と、薄明に見た神秘的な姿) ♪ 酒倉のうす暗がりに光いるゆかた姿のちいさなピアス (酒倉で酒を飲みながら聴いたジャズライブの時の光景) どの歌も短歌として歌うべき心のありようが表現できておらず、肝心の下の句が甘い気がする。 試合の前のスパーリングでたっぷり汗を流し、本番前に息が切れてしまったボクサーみたい。あるいは、散々ファールで粘られて挙句の果てにフォアボールを出し、ボロボロになっているピッチャーのような・・・。 読み手に深く訴えてくるものがなく、ほう、それで? で終わってしまっている。 提出した歌が果たしてどうなのか、あまり自信がない。才能がないのに大リーグに行きたいと思っている草野球のピッチャーのようなもの。 でも諦めはしない。日本語という「ことば」が好きなだけなのかも知れないが、表現するという行為には魅力があるし、やっぱり短歌が好きなんだからしょうがない。 まあ、三歩進んで二歩下がる感じで行けば、一歩は必ず前に進んでいくわけだし・・。止まってしまわないことだ。毎日、飯を食べて雲子をするように(それがいい雲子かどうかは別にして)、莞爾と笑って歌を詠んでいこうと思う。 ♪ 無節操 無理無駄無茶の無内容 無定見なるわが歌の日々
2018.09.19
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♪ 爺バカが美化して眺むおさなごはピピを追い抜きババを追いゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 敬老の日の昨日、孫がジジババにプレゼントがある、と得意げな顔をしてやってきた。絵を描いてくれたらしい。 あんまりまともに描いたのを見たことがなく、殴り書きのようなものしか知らないので絵は苦手なんだろうと思っていた。7月10日 少しばかりジジババの手が入っている それで、丸めて持って来た絵を開いて見せてくれた。 よくある翁と媼が二人並んでいる絵。保育園でも必ず描くだろうジジババの絵。先日の祖父母会の時に、年上の園児たちが描いていたのを見て刺激されたのか、自分も家で一生懸命に描いたらしい。 文字は一字づつママに教えてもらいながら書いたんだという。何故か「ば」や「あ」は書けるのに、それより簡単そうな「じ」の字が難しかったらしい。こんな絵をブログにアップしている私は、爺バカそのもの。 何と、この絵は没骨法(もっこつほう)で描かれている。 この技法は線でくくった輪郭を用いずに、モチーフの形態を直接に彩色または水墨で描くもので、朦朧体とも言う。 中国北宋の花鳥画家・徐崇嗣の作品を特徴づける技法として評されたのが語の初出とされる。日本では、岡倉天心の指導のもと、横山大観や菱田春草ら日本美術院の画家たちが、西洋画風の大気描写を日本画の新しい表現として実現させるために研究を始めたもの。 典型的な作品としては、横山大観《菜の葉》(1900)、菱田春草《王昭君》(1902)などがある。木骨法だー!と思わず口に出た。何故か二人とも梅干しを食べているんだとか。 こんな風に輪郭を描かない子がたまには居るようだが、大方は形を描いてから色を塗るのが普通だろう。まあ、もう少し大きくなってくると描き方も変わっていくのだろうが・・。 折角だから先日の絵と並べてピンナップ。暫らく壁に飾っておく事に・・爺バカ、ここに極まれり。このブログは日記でもあるわけなので、こんな些末なことも臆せずに載せておくのであります。 二度と戻ってこない、この一期一会のひと時。迷惑でしょうか。悪しからず、ひひひ。
2018.09.18
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♪ 月を愛で鳥のさえずり聞く朝(あした) I`m just me ただ人として‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ カーナビの画面にその車を上から見た画像が映し出されるって、どういうこと?上空にカメラが設置してあるわけでもないのに、不思議だよね。 カメラは車の前後左右に計4台が設置されている。カメラは少し斜め下に向けてあって地面を見下ろすようになっている。車の前・後方、左右の側面の4つのカメラの映像を基に、真上から見たらどう映るかを計算して上から見た様に見える画像に修整してあるんだそうな。朝日新聞 実際の車の全体は映していないのであらかじめ用意したものをはめ込んである。仮想現実(VR)・拡張現実(AR)の技術が使われているわけだ。 映画やゲーム、スポーツ中継なんかにもどんどん使われていく技術。今や現実と虚構の世界が並列で存在する様になりつつある。 フェイクニュースは当たり前で、今やディープ・フェイクなんて言うのも出て来た。YouTubeの映像が実はフェイクだったというのが現実にあったらしい。 米国のバラク・オバマ前大統領がホワイトハウスとおぼしき部屋で座ってスピーチをしているこの動画は、米ニュースサイトのチャンネル、BuzzFeedVideoがYouTubeにアップしたもの。 「この動画でオバマが言っていることを信じられないだろう!」というタイトルのその動画の中で、オバマは「トランプ大統領はまったくもって完全なばか野郎だ」と語っている。 本物のオバマがしゃべっているようにしか見えないこの動画は実は完全に「偽物」で、声も口の動きも表情も全て、米国のコメディアンのもので、完全な「フェイク」。実在の有名人や政治家などの顔を使って、あたかも彼らがしゃべっているかのように動画を人工的に作れてしまう「アイコラ」という技術を使っているらしい。 偽のオバマはこう語りかける。「私たちは、敵が勝手に、ある時期に誰かが実際に何かについて話していたかのように見せることができる時代に入っている」と語り、トランプに対する悪口も「実際に私(オバマ)が語っているかのように“見せて”いるだけだ」と述べる。 もともとはポルノ動画によって、この「ディープフェイク」は広く知られるようになっていた。17年12月頃に、女優の顔を使ったポルノ動画を、米国発の人気掲示板サイト「Reddit」で次々に上げたのが、「ディープフェイク」という名前のユーザーで、そこから、こうした動画が、「ディープフェイク」と呼ばれるようになったという。 こうした動画を簡単に作れてしまうアプリ「FakeApp」も広く知られるようになったというから、素人でも作れるという事。 まったく恐ろしい話だ。 対策は始まっていて、フェイク動画をフェイクであると的確に見分けるための技術を開発中だとか。公の人物のものはカバーできても、一般の人の映像が加工されて流されても直ぐには検知できない。NHKスペシャル アメリカでは、AI・ディプラーニング、ビッグデータを使って未来犯罪者予測をすでに行っているらしい。いつどこで誰が問題を起こすかを予測して、そのための方策をすでに実施しているという。そのために有らぬ嫌疑をかけられて毎日監視されて困惑している人も出てきている。 また、寿命予測というのも有って、心臓移植を受ける患者の優先順位をAIが決めているという事例も出てきている。 これらは一見、真っ当な事のように思えるが、差別化につながりかねない問題を孕んでいる。 今後、AI・ディプラーニングの応用はあらゆる分野に及ぶだろう。結婚相談所、ハローワーク、就職採用、勤務評価。物流、金融、サービス業全般、運輸、マーケティング、医療、化学、人間工学・・・そう、すべての分野で。 その先にあるものは・・・AIに依存することで、人間は判断をしなくなり責任を負わなくなる。立場が逆転してAIに使われるようになるだろう。事実、看護師の勤務評価で人間のしたものとAIの下したものとの差が問題となって、結局AIの方を優先することになり、評価した人間はAIの評価を気にするようになってしまった。立場が逆転したわけだ。 AIがシステムを作り、AIが管理するという社会が必ず来る。機械は死なないし機能は衰えない。どんどん進化する一方で、人間を追い越すことは目に見えている。歴史は繰り返されるし、バカは死ななきゃ治らない。 AIは感情は持てないと言うが、ペットに感情がある様に感じて接している人は多く、愛着が湧けば人格化して見る癖が人間にはある。簡単に騙されるし錯覚もする。そんな弱点を突くことなど朝飯前でしょう。 「Google Home」やアマゾン「Echo」、ソニーの「Xperia Hello!」なんかを喜んで使い、話し相手になるコミュニケーションロボットにも親近感を持って接したりするわけですから・・・。 シンギュラリティー(技術特異点)は2045年問題とされているが、AIは可級数的に進歩する。もうすぐそこまで来ていると思った方がいい。
2018.09.17
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♪ 初々しき若葉が空に伸びてゆく下りゆくものの頭上の光‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 金曜日に孫の保育園で敬老の日にちなんだイベントがあり、祖父母が招待された。園までは子供の足で15分ぐらい。雨が降っていたのでママに送ってもらうつもりでいたが、どうしても歩いて行きたいと言うので3人で、3歩進んで1歩下がるような感じで歩いていった。 年小・年中・年長各30名の2クラスあり、先ずは各教室へ入って祖父母と孫の交流会。 最初は椅子を円形に並べてその椅子に祖父母が座り、椅子の間左側に自分の孫が座る。先生の電子オルガンの曲に合わせてボールを順送りする。曲が止まったところでボールを持っている子が、全員での質問に答えて、自分の名まえと好きな食べ物を言うというゲーム。 最初にわが孫が当たり(当てられ)、割れんばかりの大きな声で答えていた。物怖じしない(そういう感性をどこかに置き忘れてきた)孫を最初に当てて、場を盛り上げようとしたのかも知れない。隣の組の先生が、孫がとってもカワイイと言っている意味がよーくわかる。 祖父母も当たるように曲がストップされて、「孫の好きなところはなんですか」の質問にを答えたりして楽しく過ごす。 先生のもとを離れない子やお祖母さんに抱っこしてもらったまま離れられない子などもいる。 早生まれの子なんかかなりハンディがあるのだろう。背が低くて心配していた孫もそんな感じはなくて、他の子と遜色なくに溶け込んでいた。 おやつタイムがあって、100mlの紙パックのお茶とお菓子が配られ、園児はコップにお茶を注いでもらって一緒にまったりとする。 次は歌を聞かせてくれるらしい。並べてあった椅子を片づけて、わさわさしながら整列した。 その歌を歌っている時の孫がすこぶる面白かった。独りでハイになって、歌そっちのけで踊り?まくり、やたらに目立っていた。一人だけ動いてブレブレ。何の歌を歌ってるのかよく分からない。(クリックで19秒足らずの動画へ) 先日、わが家でも合奏もどきにピアノとギターに合わせ、大きさの違うステンの容器3つを叩きながら踊っていたので妙に納得。大笑いしながら、慌ててカメラを動画に切り替えた。 次はゆうぎ室で歌を聞かせてくれるらしい。楕円の園庭を囲むように建物が配置され、どこからでも見られるように設えられている。佐藤可士和のデザインしたどこそこの保育園とコンセプトが同じの様だ。想像力を付けるため、具体的な動物の遊具などは置いていないんだとか。生憎の雨で庭に出られないのが残念。 庭を巡る様にして「ゆうぎ室」に移動。 それにしても立派な「ゆうぎ室」で、小学校の体育館か講堂なみの広さがあり、立派な舞台がある。以前は市の保育園だったものを民間委託し、新たに建て替え。そのスタートの年で、すべてが最新式の快適な作りになっている。保育園と幼稚園が一緒になっているのもユニークだ。後ろを向かず、頭の上からカメラだけ向けて撮った。 スタッフも全てが初めての慣れない場所で、相手は園児。なかなか直ぐには始まらない。男の園長先生がマイクを握って場を繋いだりして・・・。教室で貰ったプレゼントを膝に乗せて・・ 練習した歌の披露だ、舞台に上がって興奮もしているのだろう。幕の向うが騒がしく、幕を持ち上げてこちらを覗く奴もいる。一人がやると伝染して・・・ 年中、年少、年長の順。ようやく年少の番になった。 動画からの画像 さすがに狭くてここでは踊るわけにもいかない孫、真面目に歌っていたがちょっと不満顔に見えたのは気のせいか。 さすがに年長となると準備中も私語はなく、粛然としてスムーズに。みんな落ち着いていて、歌もしっかりしている。私服だったこともあって舞台が華やいでいた。 自分の子どもが保育園に行っている頃は仕事で精一杯で、園の行事のことなどあまり記憶にない。こうして孫を見る年になって、新しい世界を見ているようなとても新鮮な一日だった。 来年はまた違った顔を見せてくれるのだろう。しかし、個性を無くさないように今のまんまユニークな存在でいて欲しいと思う。責任のない祖父ちゃんの欲目かも知れないが・・・。
2018.09.16
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♪ 知性とは伝播するものスマホにもその智の生きる使い方あり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥とてもいい記事なのでご紹介します。9月14日 朝日新聞 いい話だね。千葉に住む男の子のやさしさと思い遣りの表現に、江戸っ子の「粋」を感じる。人間関係や心というものがとてもよく分かってる聡明さも伝わってくる。82歳のおばあちゃんをリスペクトしている様子も窺えて、読んでいて心が温かくなった。 この文章を書いているご本人もかなり聡明な方なのだろうということも、文章の上手さから十分に伝わってくる。何かの短いエッセイ賞にでも応募すれば、入賞するのは間違いないんじゃないかな。 原稿用紙1枚(460字ほど)ちょっとに、これだけの事をまとめる技術は大したもの。抑制のきいた文と展開の見事さ。言葉選びなどにも相当な配慮がなされている。 82歳にして聡明さは衰えるどころか益々意気軒昂で、前向きに生きておられる。スマホ(ガラケーか)を使いこなしていることからもそれが分かる。 ”ただもんじゃない“ ね。若い頃はキャリアウーマンとしてバリバリやっていた方と推察する。 「このお祖母さんあっての、この孫」という感じだね。
2018.09.15
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♪ PCもAIもなく生き残る地球はやつらのものであるべし‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 華やかで様々な種類のあるゼラニウムは、比較的育てやすいのかよく見かける花ですね。花期も春〜秋にかけてつぎつぎと咲いてくれるので、コスパも良くて有り難い花の様です。 ゼラニウムは、フウロソウ科テンジクアオイ属に分類されている。学名の「ペラルゴニウム(Pelargonium)」は、ギリシャ語の「こうのとり(pelargo)」に由来し、果実に錐状の突起があり、こうのとりのくちばしに似ているためだそうです。約230種が知られており、種の大部分は亜熱帯、熱帯に分布し、半耐寒性のものが多いとか。4系統に分かれている。 1、ゼラニウム: 一般にゼラニウムと呼ぶのは、四季咲き性のもので、日本で栽培されているのは大半はこの系統である。花色などのバリエーションが多い。 2、ペラルゴニウム: 一般にゼラニウムより高性で、初夏から夏にかけて開花する。欧米では花壇用に栽培されているが、日本にはあまり出回っていない。 3、アイヴィ・ゼラニウム: つた葉のゼラニウムで、半蔓性になる。 4、センテッド・ゼラニウム: scented geranium りんご・みかん・ばらなどの香りがある系統で、近年ハーブとして愛好者が増えている。 ほとんどの園芸種は、南アフリカ原産のいくつかの原種の交配によって作成されたもので、約20の種から数千の品種が作られている。 以前は、ゼラニウム属というものがあり総称していたが、現在はゼラニウム属とペラゴニウム属に分けられている。流通でもあやふやになっているらしいが、ペラルゴニウムでもゼラニウムでも同じものと考えていいようだ。 ゼラニウムの仲間には、ハーブ・ゼラニウムとローズ・ゼラニウムというのがあり、ハーブゼラニウムは、香りの強い植物でお菓子や香水、アロマの香料として用いられた。ローズ・ゼラニウムもバラと同じ成分の香気を豊富に含んでいて、アルマオイルに使われているとか。 テンジクアオイ属の多くは、かつて南アフリカで下痢止めとして利用されたそうです。胃炎や神経痛、発熱、月経不順、通経剤、堕胎薬として用いられた品種もあるというから、なかなかキャリアと実績のある多様な顔をもつ花なんですね。面白いのは、種の形状とらせん状になった部分の独特の動き。 花の後に種が出来つつある。 莢が割れて綿毛の付いた種が飛び出して来る。放っておくと飛んで行ってしまうので、早めに摘んでおくといいらしい。莢から出るとゆっくり丸まっていって螺旋が出来るようだ。 種が綿毛によって風に飛ばされ、地上に落ちて乾燥してくる。すると、その螺旋が伸びながら解けていく。その時に種の部分が回転し、先から地中にもぐり込んでいくという。 なんとメカニカルな仕組みだこと。どうやってこの仕組みを身に着けたのだろう。 まさに自然界の神秘。動物の進化は多分に突然変異が関わっている(ほとんどがそうだとも言われている)というが、これら植物の驚くべき仕組みもやはり突然変異によるものだろう。長い年月をかけて完成されたこの高度なメカニズムには、アイデアや研究、コンピュータなんていうものは介在していないのだ。脳が考えるのではなく、状況に適応するために自然界が暗黙の裡に創り上げていく。 人間も脳の発達したヤツが突然変異で誕生し、その脳を使うほどに高度になっていって今日に至っている。そして、脳があまりに複雑な構造になったためにコントロールできないものも出てくる。 情報という無限の産物に振り回されて、本来の純粋な生物からどんどんかけ離れていく人間。本来のシンプルな姿に戻った方が幸せなんじゃないかと思ったりする。
2018.09.14
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♪ 人が火をかざす姿を表せる光の文字に浮かぶいにしへ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ♪ 三首まで絞りてもなお決められぬどれも極みの愛しき吾子(あがこ)♪ 幾度かの推敲ののち毛筆とふ敵が行く手に立ちはだかるを ♪ 平成のきわみとなりて今上は「光」の御歌をいかに詠まれん
2018.09.13
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♪ 植物の逞しさには勝てやせぬサプリメントの並ぶ店先‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 庭にあるテイカカズラ(定家葛)は非常に元気で、初夏になるとニョキニョキと新しい蔓を伸ばしている。その蔓が服に触れると、まとわりついてきて簡単には離れないのでけっこう厄介だ。今は随分の太っちょになっているが、4年前はこんな感じだった。 太り伸びた芽はカットすることもあるし、長く伸ばして本体に巻きつけたりする。なのでどんどんその塊が太くなっていく。若い時はスマートだったのに、中年を過ぎて腹の周りに脂肪がついてきた今の自分の姿を思い浮かべてしまう。2年前の6月ごろ秋まで放置して、巻き付けたところ。どんどん太く膨らんでゆく。 中空に横向きに這わして、珍しい景観として楽しんでいるわけだが、根っ子がまた凄いのだ。地表からほんの少し下を、網の目のようにあるいは不織布を敷き詰めたようにびっしりと、横へ横へと張り巡らせている。 テイカカズラ自体も地表を張って勢力拡大をする性質を持っているわけだが、その根っ子もまた下へは向かわず、蔓と同じような伸び方をしているわけだ。 その根っ子が、適当に作った雨樋の、地下を通している部分のつなぎ目から入り込んで、完全に詰まらせてしまった。樋の受けの部分から雨が溢れだしているので、こりゃあ拙いぞと思って調べてみて分かった。 あり合わせの土管などを繋いであったために隙間があって、そこから入り込んだらしい。傾斜が付けてなかったので詰まりやすかったのも事実。 しょうがないので土管を掘り出し、樋の筒を買って来て取り換えた。筒がむき出しになったが、しょうがない。こちらはハツユキカズラ(初雪葛)。キョウチクトウ科テイカカズラ属の蔓性低木で、テイカカズラの斑入り品種。 若葉の色が最初は白やピンクの美しいものだった。新芽だけはその面影があるものの、今や普通のテイカカズラになってしまった。生産者でも色のコントロールがうまく出来ないことが多いらしい。 発色に関して、参考程度にと断りながら、こんなアドバイスがあった。 1.日当たりのよい場所にあること 日陰ではほとんど発色しない。日当たりのよい場所に植え(置く)る。 ただし、真夏の直射日光で葉やけする事があるので、注意が必要。 2.肥料は十分与えてください。 肥料が少ない状態では発色が悪いようで、十分与える。 市販の化成肥料でいい。多すぎても枯れることはないが、ほどほどに。 3.十分に水を与えてください。 極度の乾燥状態では発色が抑制される傾向にある。 水はたっぷりと、湿度も十分ある状態にする。 肥料が足りない以外は問題ないようなので、来年は肥料をたっぷりと与えてみようかと思う。一緒に植えてあるキンシバイとアベリアはあまり大きくしたくないので、そちらには回らないように注意して。 珍しいテイカカズラの盆栽展示用大品盆栽。160,000円(税込) 下枝先〜樹冠、全体高約50cm・根元〜樹冠高約25cm。 幅約65cm・奥行約70cm・幹幅約6cm・根張幅約13cm。 推定樹齢約60年とかで、「極太のテイカカズラ古木の希少品で、幹肌の荒れ樹の貫禄、お勧めの一樹」とある。
2018.09.12
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♪ 阿吽の阿の真ん中にある口なりていのちの入り口こころの出口‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 歯のスケーリング(歯石除去)に行って来た。先週の続きで二回目。三カ月に一回のところだがどうしても間が開いてしまい、四カ月ほど経ってしまった。まあ、そう気にすることもないが・・。 掛かりつけの先生は何かと丁寧に教えてくれる。私の歯石の付き方を見て、歯間ブラシの使い方を教えてくれる。 「ブラシを歯の根元に沿ってカーブを描くように前後させてください」 「そうしないと角の部分の汚れが取れませんか」と。そして歯間ブラシを見せながら実際のやり方を説明してくれる。 「ブラシの繊維で、こうやって擦り取る感じです」ネットで調べるとちゃんと載っていて、ああこの事だと。 「ゴムのやつを使ってますが・・」「あのイボイボの付いたやつ」 「あ、それはダメです。ゴムのものでは粘着性のものは取れません。カスは取れますけどね」 「風呂に入ってゴムのもので洗ったりしませんよね。スポンジなども使いますが繊維質のものが一番汚れが取れるんですよ」 「TVで宣伝してますからねぇ」「歯ブラシと同じで、みんな嘘ですよ」使ってるゴムのやつ。確かに安い。 先週は歯ブラシの使い方を聞いていた。 「歯みがきを毎日丁寧にやっていれば、歯周ポケットって無くなっていくんですか?」 「歯周ポケットが深いのは歯茎が腫れているからです。それと、歯周病菌で歯が細くなっていますからねぇ」 一度なってしまったものはもう元へは戻らないという事らしい。 「歯ブラシを45度に傾けて、軽く時間をかけて磨いて下さい」 「テレビで、細い毛先で掻き出すようなのを宣伝してますが、あんな風には絶対に取れません」 「本当にねぇ、次々と新しい商品を売り出して来ますね」 「みんなウソです。売ることのためにやっているわけで、個人のことなんて考えてませんから」 CMに関しては私も常に疑いの眼で見ているので、先生の意見には大いに納得だ。まったくどの宣伝も大袈裟でに誇張して、イメージ操作してくる。 「小さく ”イメージです“ って必ず書いてありますよね」 先週そんな話をしていたもんだから、CMのウソについて盛り上がって・・。「でも本当のことは誰も教えてくれませんからねぇ」「歯医者でもそこまでちゃんと教えてくれる先生は少ないんじゃないですか?」 「院内にそれ等のウソの説明を貼りだしておいて欲しいくらいです」DENT.EX 歯間ブラシ L 4本入 ¥538超合金SAワイヤー採用で折れにくい、とある。 歯間ブラシの話のつづき。 「ブラシはあまり何度も使っていると繊維が取れて歯の間に残ったり、ワイヤーがむき出しになって折れたりするんです」「それで怪我をされても困るという理由もあって、無難なゴム製のものを開発したんでしょう」「型で起こせるので安く出来るし、お客もその方がいいわけです」 微妙な問題が絡んでいて、ことはそう簡単でもない様だ。 「真っ直ぐなものより、ちょっとカーブしているのが使いやすいですね」「あまり緩くてもきつくてもいけないので、あなたの場合だとSSSかSSくらいがいいんじゃないでしょうか」 口腔外科出身なので口腔全般に詳しく、何があっても安心できる。 スケーリングは保険適用の場合、4日かけてやってもいいことになっているらしい。掛かりつけの歯医者は、その半分の2日でやってくれる。それも多少なりとも出血がある場合であって、全くなければ1日で済ませてくれる。 疑問にはちゃんと答えてくれるし、正しい方法なり知識も丁寧に教えてくれる。腕もいい。第一に金儲け主義じゃない、真っ当な医者だというところがいい。
2018.09.11
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♪ すべからく身の内側は未知なるを知らぬが故に生きられもする‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 今年の日本列島は雨浸しで、いつもどこかが大雨に襲われている感じ。こんな所へ地震が来れば北海道の厚真町みたいなことになりかねない。全国にそんな危険場所がいっぱいある。 日本は火山国で、山岳の間のわずかな空間に住んでいるということをつくづく思い知らされる。 今回の地震で最大震度7の揺れを観測した厚真町の吉野地区は、古代の火山活動による火山灰が堆積した軟弱な地盤が広がっているエリアだという。 火山性土壌は、札幌市南部を流れる厚別川沿いの低地を開拓して生まれた清田区にも広がっている。調査チームによると火山灰は保水性が高いため、今回の地震によって地下水が噴出して、広範囲で液状化被害をまねいたらしい。 火山灰は吸水すると粘りが出て、その場に入れば取られて身動きが出来なくなる。そんな映像も放映されていた。乾くと逆に、モルタルのようにカチカチになるというから手に負えない。 国土地理院が、地震前と比較できる航空写真を公表している。左右連動したままで拡大縮小もエリアの移動も出来るようになっている。(クリックで電子国土Webへ移動) 今日の東海地方の一部では、午後からまとまった雨が降る予想になっている。今後の雨(降水短時間予報)14時ごろの予想雨雲(気象庁)今朝8時ごろの近畿地方、かなりの雨が降っている模様。線状降水帯も発生しているように見え、今後の雨に注意が必要の様です。 降水短時間予報は30分間隔で、6時間先までの各1時間降水量を1km四方の細かさで予報される。 降水短時間予報は予報時間が先になるほど精度が下がるので、常に最新の予報を確認するのが上手な使い方。 また、目先1時間以内のより詳しい見通しを知りたい場合には、「降水ナウキャスト」を併せて利用するのが効果的。私は、ウォーキングに出る時など、出掛ける直前にチェックするようにしている。 地上のことはかなり正確な予測が出来る様になっているが、地下のことは皆目分からない。もし地震が天気のように明確に予測出来たら、恐ろしくてこんな地震国なんかには住んでいられなくなるかも。 他人の心の裏側が完璧に読めたらとても恐いのと同じで、知らぬが仏というものかも知れない。
2018.09.10
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♪ 空を切り地を這い弾む球一つ刹那に生まるドラマに見惚る‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「大谷翔平」がまた打った。指名打者で出場して3試合連発となり、メジャー1年目の日本人記録・城島健司の18本をあっさり更新した19号本塁打。4月上旬以来の3連発。左投手から2本目で苦手という評判を払拭して見せた。新人王の可能性も高まってくる。 右肘靱帯(じんたい)に新たな損傷が判明してファンをヤキモキさせているが、本人は至って冷静で、「まずは今やれることをやりたい」と一戦一戦に集中し、「やっている感じもそうだし、感覚的にも影響はないのかな」と。余裕を見せている。 しかし、医師に投手復帰まで1年以上かかるとされる肘の靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を勧められているらしい。どうするかは本人の意思に委ねられる。 シーズン序盤から全力で投げ続けていたことで肘にかなりの負担がかかっていたらしい。また、左足首捻挫などもあって中6日をキープできず、登板間隔がまちまちになったことで、体にかかる負荷のバランスが崩れた可能性も指摘されている。 田中将大も同じ様な怪我をしたが、手術は行わずに治した事例もあるので、その辺りのことは彼に相談することも出来るだろうから、最良の方法を選んでしっかり治してほしいもの。 二刀流がやっぱり彼の魅力だし、アメリカ人もそこに期待しているわけだから・・。 それから快進撃の「大坂なおみ」を外すわけにはいかない。とうとう全米オープンで決勝まで登りつめてしまった。今日の試合相手はセリーナ・ウィリアムズ(38)。トップに君臨する偉大な選手だが絶頂期は過ぎているし今の大阪なおみの勢いからして敗ける相手ではない。過去にもストレートで勝っている。 黒人系の選手同士の決勝戦は初めてで、それも全米オープンだというところが、何だか運命的な大会となって大いに盛り上がるだろう。結果 2-0のストレートで勝利。予想通り楽勝で、グランドスラム初優勝 テニスをしていた姉の影響で3歳からテニスを始め、テニス経験のない父が本屋ビデオを見て教えていたという。(日米二重国籍だが、父親が「テニス選手としての国籍」において日本を選択)。 1997年(平成9年)10月16日、大阪府大阪市中央区で生まれで、4歳の2001年にアメリカ合衆国へ移住。ニューヨーク州ロングアイランドのエルモントに6年住み、全米オープンの会場でもあるナショナル・テニス・センター等で毎日6時間近く練習していたという。 2011 - 15年の間、プロツアー出場資格が得られる14才以降、厳しい環境を求めてジュニア大会には目を向けず、ツアー下部大会に出場していたというから、今の躍進を見ればモチベーションの高さは納得のいくところ。 2015年の10月に試合制限解禁の18才になり、この頃にプロワールドテニスアカデミーに移籍している。2017年に、全米オープンで前回覇者のトップ10の選手(アンゲリク・ケルバー)に勝って話題となった。 そして今年、WTAツアー(プレミア・マンダトリートーナメントのインディアンウェルズ・マスターズ)で初優勝。この優勝により、WTAランキングを44位から22位となった。(全米オープン時は20位)。 去年の12月に、セリーナ・ウィリアムズらトップ選手のヒッティング・コーチを務めたサーシャ・バジンがコーチになってからプレースタイルが変わり、無理して強打することなく試合をマネージメント出来るようになった。プレーに安定性が増し、強烈なサーブ(最速201km/h)とベースライン一杯に打ち込む正確なストロークを武器に、今回の快挙へと登りつめた。 父親はハイチ共和国南東県ジャクメル出身で、アメリカ合衆国のニューヨーク大学で学んだ後、13年間日本に在住したハイチ系アメリカ人。 母親は北海道根室市出身の日本人で、苗字の「大坂」は母方から来ている。 同時にベスト4まで進んだ錦織圭は、天敵・ジョコビッチにまたしてもやられてしまった。大坂なおみの恵まれた体をこの時ほど羨ましく、自分の小柄な体格を恨めしく思ったことはないんじゃないかな。 小さな体で本当によく頑張っている錦織圭にも、拍手を送らないわけにはいかない。
2018.09.09
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♪ 見渡せば珈琲好きに肥満無し今日も三杯ブラックで飲む‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 私はコーヒが好きで、家にいれば毎日必ず3杯は飲む。喫茶店に行く習慣はないので、自宅でドリップで淹れて飲むのが朝のルーティンだ。 このコヒーを飲むことによる効果が確かなデータを基に公表され、週刊ポスト2018年9月7日号に掲載された。 それによると、米保健福祉省が50~70歳の男女40万2260人に行なった調査で、コーヒーを1日4~5杯飲む人が最も健康で、飲まない人に比べて死亡リスクが12%下がったという。 がんによる死亡率は量によって差が出なかったが、心臓病、呼吸器疾患、脳卒中、感染症、糖尿病などの死亡リスクは、いずれもコーヒーを飲む人のほうが低下したそうだ。 コーヒーには赤ワインと同等のポリフェノールが含まれており、体内の活性酸素を取り除き、酸化の働きを抑える働きをする。この働きが、動脈硬化に起因する心筋梗塞や脳卒中を予防し、死亡リスクを下げたのではないかと考えられている。 健康にいいからコーヒーを飲むなんて邪道な気がするが、毎日4-5杯飲んでいる人にとっては悪い気はしないだろう。 ポリフェール摂取の理想的な量は1日に1000〜1500㎎と言われ、これをコーヒーに換算すると1日約5杯(1杯150㎖)になる。これも効果の裏付けになるようだ。 朝食後、10時の休憩、昼食後、3時の休憩、夕食後にコーヒーを楽しむというのが最も理想的なコーヒーの飲み方ということになる。 ポリフェノールは緑茶よりもはるかに多く、ノンカフェインやインスタントのコーヒーにも含まれており、様々な病気を予防する効果を持っている。 コーヒーを飲むことで交感神経が強く働き、脳からの指令で脂肪代謝へ働きかけ、脂肪燃焼を高める作用が期待されていて、有酸素運動を行う前に飲むと運動効率が上がるという。ダイエットには運動前に取り入れると効果的らしい。 また、注意力の低下を回復させる効果も期待されていて、ある研究で、80歳以上の女性で、生涯におけるコーヒー摂取量が多い人ほど認知機能テストの成績が良好だったという結果も出ているらしい。 カフェインには、胃壁に適度な刺激を与えて胃酸の分泌をうながし、消化を助ける働きがあるという。ただし飲み過ぎると胃酸過多の原因となって、胃が荒れる原因となるので飲む量には注意した方がいい。空腹で飲むのは良くないかも。 コーヒーの香りには脳をリラックスさせる作用があり、α波が増加して脳をリラックス状態にしてくれるのは良く知られたところ。■γ(ガンマ)波 30ヘルツ以上 強い不安を感じたり、興奮している時に現れる。■β( ベータ)波 30~14ヘルツ 意識が緊張した時や多少のストレスがある時にみられる。■α( アルファ)波 周波数13~8ヘルツの規則正しい左右対称の波形 心身ともに落ち着いた状態、目を閉じて安静にしている時にみら れる。■θ( シータ)波 7~4ヘルツの穏やかな波形 深いリラックス状態、浅い睡眠状態のときに現れる。■δ(デルタ)波 3.5ヘルツ以下 熟睡している時、昏睡状態の時にみられる。 「グァテマラ」や「ブルーマウンテン」の香りを嗅ぐと、リラックスしたときに出るα波が多く出現するが、「ブラジルサントス」と「マンデリン」ではα波が少なく、集中力の実験で見られるP300が早く出現するそうです。P300とは脳の情報処理速度を測る脳波で、早く出現するほど集中していることがわかるという。 「ブラジルサントス」や「マンデリン」の香りは集中力を高め、「グァテマラ」や「ブルーマウンテン」は脳の活動を円滑にして心をリラックスさせる。じゃあ、この4種にはかすりもしない「ブラジルとコロンビア」はどうなのよ。我が家のお気に入り酸味、苦味が申し分なく配分されているブレンド・コーヒー。ブラジル、コロンビアベースの中細挽き 淹れている時はさすがにいい香りがする。今朝も自宅で淹れながら、大いなる特権だと悦に入る。最近はもっぱらカミさんがやってしまうが、キッチンにコーヒーの香りが漂っているのはなかなか良いものだ。
2018.09.08
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♪ 災いは多様なWebを広げおり絡めて黄泉へ引きずり込まん‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 21号台風と北海道の地震で、関西空港と千歳空港が同時に閉鎖になっている。こんなこと前代未聞だ。 いつも ”台風と地震が同時に起こらないとも限らない“ と思っているので特別に驚いたりはしなかったが、いかにも災害の多い日本であることを確と思い知らされた。 高潮で水に浸かった中古車の展示場で火災が発生したり、北海道の停電で泊原発の電源が一瞬途切れたらしい。想定外とは言ってられない大惨事一歩手前の事態が発生している。 車は海水に浸かってバッテリーがショートしたらしいが、これは今の段階ではどうにも防ぎようがない。 泊原発は現在運転停止中で、バックアップ電源が作動して燃料棒の冷却には事なきを得たが、もし運転中だったらどんな事態になっていたかも知れない。 停電は厚真町の苫東厚真発電所(石炭火力)に大きな被害が出てダウンしたため、電力の需給バランスが崩れ、ほかの火力発電所なども連鎖的にストップしてしまった。これも想定外ということになるのかな。何だかお粗末な話だ。 地震は日本全土のどこで起こってもおかしくない。それが何時だか分からないのが困るわけだが、台風の発生と進路予想は立つ。だからといって防ぎようがないのは同じこと。今回の震源地(胆振地方中東部)も予想範囲の範疇だった(拡大します) 自然災害ではないけれど、それに近い思いで観ていた5日のNHKの「ガッテン」。(再放送が9月8日〈土〉午前0時25分) 「乳がん」の話で、その発症原因の重要要件に月経の回数が関係しているというもの。100年前は今のおよそ5分の1の回数だったが、今は晩婚、少子化、基礎体力の向上などで格段に回数が多くなっているという。NHKでは、「毎年1万人以上の女性が命を落とし、この40年で4倍に増えている」としている。 妊娠、授乳中は生理がないので子供をつぎつぎに生んでいた頃は、その回数が少なかったということ。 多いとなぜいけないのかというと、女性ホルモンのエストロゲンに関係があるというのだ。エストロゲンは特定の遺伝子の転写を活性化する作用があり、がん細胞が発現するとそれが増殖して活性化してしまうらしい。体内にエストロゲンを加える経口避妊薬の使用、閉経後のホルモン補充療法も乳がんの発生する危険性を高めるという。 現代社会において昔のように子供を5-6人産むなんて考えられないし、栄養摂取を減らして昔の体に戻すなんてことも出来ない。 どうしようもない。これじゃ自然災害みたいだなぁと思うわけだ。 罹患率の国際比較では、東アジアに比べて欧米、特にアメリカ系白人で高く、アメリカの日系移民は日本在住者より高い傾向にあるらしい。 予防、つまり罹患率を下げる方法が有るにはあるので、それらを確実に実行することが重要になって来る。「予防」 日本人を対象とした研究結果では、がん予防には禁煙、節度のある飲酒、バランスの良い食事、身体活動、適正な体形、感染予防が効果的といわれてる。中でも乳がんを予防するためには、飲酒を控え、閉経後の肥満を避けるために体重を管理し、身体活動度を高めることがよいと考えられている。 まあごく当たり前のことなので、当たり前の生活ができるかどうかというところ。 早期の段階で見つかれば、95%の確率で治るというのが救いだ。 定期検診(マンモグラフィー)を各市町村単位で、86万人にハガキが届く、前代未聞のプロジェクトが始まっているというのが今回の「ガッテン」のテーマだ。 また、エストロゲンは、血管を丈夫にして動脈硬化を予防したり、骨からカルシウムが溶けだすのを防いで骨量を調節したりするほか、皮膚のうるおいを保ち、脳の認知機能にも関わるなど、全身に様々な作用を発揮していることが分かってきているので無視はできない。 自然界も人体も、思いどうりにはならないところが何とも悩ましい。
2018.09.07
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♪ ひらがなにかんじひともじ光いる あれはことだまかぜのことづて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 私は曲がりなりにも毎日ブログを書いていますし、下手くそなリに最低一日一首の短歌を詠んでいます。それはやっぱり”言葉が好きだ“と言うところに行き着くようです。 ですから、歯医者の歯科衛生士の言葉が気になって仕方がない。スケーリングで歯石を取ったり汚れを取ったりしてもらう時に掛けられる言葉に違和感を覚える。丁寧に言っているつもりでしょうが、言葉の用法が間違っているというかどうも引っ掛かる。 大きく口を開けていた方が作業がし易いと思っていると「もう少し口を閉じましょうか」とかいう。「閉じましょうか」ではなく「閉じていただけますか」と言うべきだ。こっちは良いと思ってそうやって上げてるわけで、その意思を汲んだ言い方をしなければ失礼というもの。 或いは以前、歯科助手が、年配の人に対して子供に対するような言葉遣いをするので、帰りがけに受付で不満を告げたこともある。 コンビニやファミレスの店員の言葉使いが問題になったこともある。TVでインタビューで答えるのを聞いていると、”語尾に余分なものを付け足して“、自分の言葉をわざわざあいまいにする言い方が当たり前に使われているのも、非常に耳障りだ。 国語の教育をもっとしっかりやってほしい。英語よりまず母国語を正しく使えるようにすべきだ。世界でも類を見ない程の語彙があり表現も多様でとても豊かな日本語。オノマトペにしたって驚異的な豊富さで他言語を圧倒している。丁寧語・謙譲語・尊敬語などの敬語なんてそうそう他の言語にみられない(知らないだけであるかもしれないが)もの。 これらをちゃんと使えてこそ、私は日本人だと胸を張れる。 「ら」抜き言葉はほぼ定着しつつあって(NHKは容認していないのか、それが使われると正しい方へ修正している)、中年の人でも平気で使っている。私には未だに違和感があるので、「あ、まただ」といちいち気に障るが、もはや少数派になりつつあるのかも知れない。 日本語表記には、カタカナ、ひらがな、漢字とあって、俳句や短歌ではそれを使い分けることで表現に奥行きを出している。これだって他の言語にはあり得ない日本語独特の多様性だ。漢字かな混じり文章は読みやすいし微妙なニュアンスも表現できて楽しい。「てにをは」によって意味が変わるのも奥深いことではあるが、ややこしくもある。「が」と「は」の使い分けなんかも難しい。 あまり新聞も読まず、文章を書くことも少なくなっている現状からすればますます言語は簡略化され、微妙なニュアンスはそぎ落とされていくのだろうか。10年後20年後の日本語はどうなっているのか全く想像がつかない。 一方で文章教室や講座は人気があり、エッセイ大賞や各種の小説賞の応募者は増えることがあっても減る様子はなさそうだ。二極分化しているのでしょう。中高年者が趣味としてそういう分野に触手を伸ばしているのかも知れないが、それはとても良い事。発表の場が広がれば、日本語を見直す動きも出てくるかもしれない。 谷川俊太郎が「ひらがなだけの詩」を書いていますね。日本語の音韻を回復してみたいと思ったのだそうです。自分の頭や辞書の中で音が合う言葉を探して、組み合わせを考える。「かっぱ」 谷川俊太郎 かっぱかっぱらった かっぱらっぱかっぱらった とってちってた かっぱなっぱかった かっぱなっぱいっぱかった かってきってくった 意味は カッパ(河童)は、かっぱらったよ [何をかっぱらったの?] カッパは、ラッパを、かっぱらったよ トッテチッテターと、吹き鳴らしたよ カッパは菜っ葉を買ったよ [どれぐらい菜っ葉を買ったの?] カッパは菜っ葉をいっぱい買ったよ 買って、切って、食ったよ 「言葉はコノテーション(言外の意味)を持つから、あちこちに触手をのばして、他の言葉とつながっていく。逆に相性が悪いとつながることに抵抗する。言葉が個体として存在している感じ」と言う。谷川俊太郎 詩/瀬川康男 絵【ことばあそびうた】 「漢字は、流れの中の岩みたいにごつんとぶつかるけど、ひらがなだとちゃんと流れる」と言う谷川さんは、ひらがな詩で深くて豊かな詩を描いてきた。子どもが持っている基本的な語彙でけっこう世界は表現できると言う。 ひらがな詩を書くことで言葉の自由度が増し、自分の感性だけでなく、日本語の総体の中から言葉を拾ってきて組み合わせるという意識が出てきた。「日本語の土壌にぼくが足を埋めていて、足の毛細血管から言葉が上がってくるというイメージ」なんだとか。 日本語は素晴らしい言語です。川柳、俳句、短歌。日本には古くからこんな豊かな文芸があって、今でもそれが生きているということに喜びと誇りを感じます。 せいぜいその豊富な表現力と奥深い魅力を楽しんでいきたものですね。
2018.09.06
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♪ 台風は地球の怒り細菌の如くに我ら侵して止まず‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 猛烈な風だった。この80年を超えた二階家が、わずかではあるが揺れたほど。被害はと言えば、一階の張り出し屋根部分に明り取りのためにぶち抜いてある場所がある。その境目に雨除けのカバーがしてあるが、その一枚吹きとんで、もう一枚が半分折れ曲がった。右側のカバーが無くなっている。 明後日からはまた天気がぐずつきそうな気配。雨が降る前に修理せねばならない。丁度、友達に屋根の補修で余った漆喰を貰って来たところなので、それも使って何とかしよう。 関空が冠水するなんて、驚きだねぇ。地盤の柔らかいところに作った空港島だ、わずかずつ沈下するのを見込んで対処のための構造になっている。しかし、こんな事までは想定しなかったのだろう。 タンカーが風に流されて連絡橋にぶつかり、橋のつなぎ目が大きくずれてしまったのも想定外だろう。車も電車もストップして完全に孤立状態で、数千人が取り残されているという。 「かつてない規模の大雨、かつてない規模の災害に注意してください」との気象庁の警告はもう何度も聞いた。今後、ますますこんな事態が頻発するだろうことを想定せねばならない。もはや想定外なんてことを呟いてる暇はない。 自然に手を加え、知恵と技術でコントロールできると確信するのは、自然を甘く見過ぎだということを今頃になって思い知らされている。 細菌が耐性菌になるように自然界は、破壊されればそれ以上のパワーを身に着けて襲いかかって来る。まさに地球は生命体なのだ。野生動物や昆虫が微妙な地球の変化を察知して対処している様に、本来の感覚器官を失う事無く生きてこそが人間のあるべき姿だとすると、その真逆を進んでいる以上自然界から酷いしっぺ返しを食らうのは当然なのかも知れない。 自然の摂理、自然淘汰に逆らい、人は豊かになって長生きしてきた。しかし、これからは今までどおりにはいかないのは明白のこと。永遠に右肩上がりなんてあり得ない。 人間にはコンピューターが有るぞ、AIが助けてくれるぞと言って躍起になっているが、これらは全て経済活動の為のものであって、哲学的な人道的立場でのものではない。最初は有ったとしても経済に組み込まれれば別の価値観へと変貌してしまう。 便利という栄養価の高くて美味しい食べ物を目の前にぶら下げられ、何時しか知らず知らずに成人病を患っていくような現代社会。 経済優先、豊かさと利便性優先で作り上げていく文明が理想的なものと思い込んでいるうちに、自然界はじわじわとモンスターと化して、人間が身に着けた能力をはるかに凌駕して目の前に立ちはだかって来る。
2018.09.05
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♪ 遠隔にダビンチならぬ女医がするパソコン治療は呆気なく済み‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 午前中、スキャナーの不具合が何をやっても直らず、メーカーのサポートへ電話で問い合わすることに。 待たされることもなく直ぐに繋がった。 最初に出た女性担当者は新人らしく、色々チェックを始めるも事あるごとに「ちょっとお持ちください」といっては中断する。対処法を調べているらしい。何度かそれを繰り返した挙句、「一度電話を切って、後ほどこちらからかけ直します」ということに。かなり焦っていた様子。自尊心も揺らいだんじゃなかろうか。 午後になって電話があった。最初とは違う女性のサポートエンジニア。プロ意識なのか優越感があるのか、先の女性とは随分応対の物腰が違う。ちょっとぶっきら棒で、新人の不甲斐なさを嘆き、後始末をさせられていることにちょっと苛ついている? さすがにツボを心得ているようでそつがない。ちょっとばかしチェックしたところ、やっぱり分からない。それで、遠隔操作でこちらのPCの具合を確かめたいという。 本来は有料だが今回は特別に無料でやらせてもらうとのこと。 指示通りに操作すると画面の色が変わり、遠隔操作が始まった。 ポインターの動きを目で追っていても、動きが早くて追いつかない。あっちこっちを開いてはクリックして、短時間で結論が出た。「PCとプリンターがうまく繋がらない状態になっていました」とのことで、簡単に直ったようだった。 「何か質問は有りますか」と言われて、「こんな事はよくあるんですか?」と聞くのが精いっぱい。あまり明確な答えは返ってこなかった。 また同じことが起こるかもしれないことを考えれば、何をどうやって直したのかを聞いておくべきだった。が、電話を切った後でのこと。 電話で整体医院の診察を受け、遠隔操作でちょいちょいといじってもらったら治ってしまったお爺さん。湿布を貼ることも飲み薬もなく、簡単に済んでしまって呆気にとられている。質問なんかできるもんじゃない。 今回のことでデバイスマネージャーのページを開く方法(上の画像・スタートボタンとXの両方をクリック)を知った。 また、ドライバーをダウンロードした時に何故か「実行、保存、キャンセル?」の選択画面が出ず困ったが、ブラウザの画面で「ダウンロード」の履歴を見るとちゃんとダウンロードできていたのが不思議。 スタート画面で、EPSON Scanの中に「設定」項目が表示されていなかったが、遠隔操作が始まった途端に出るようになった(見落とした?)のも狐につままれたようだった。
2018.09.04
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♪ パソコンに創作漢字捻くればリアルに葡萄が野菜に化けぬ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 創作漢字コンテストに応募する。メールでも送れるがPDFフィルにする必要がある。8種類ほど作ったので順次ファイルを作成しようと準備を始めたところ、何故かスキャナーの具合が悪く上手く事が進まない。 スキャンする度にPCとの切断がキャンセルされてしまう。カラリオ(プリンターとスキャナーの複合機)のドライバーを入れ替え、スキャナーのそれも入れ替えたりしても直らない。一度PCを切って再起動すると直るが、すぐにまたダメになる。 頭に来た。イライラする。腹が立つ。故障か? まだ2年しか経ってないぞ。 作った分だけは応募してしまいたいので、何とか我慢して面倒な操作を繰り返し、漸く応募とあいなった。応募用紙のフォーマットが決まっていて、ハガキや郵送する場合もその用紙に記入せねばならず、それならいっそメールで、と思ったのが却って手間取ることになった。 ああ草臥れた。創作文字を作るのは楽しいが、ここでこんなにモタモタするとは思わなかった。 庭の葡萄の出来が悪く収穫したくもないところだが、白い袋をぶら下げたままにも出来ないので、二日がかりで全部採った。最初の半分。二日目はこの倍以上あった。しかし、悪いのを除くとかなり減った。 案の定、酷いもので、まともなものはほとんど無く、有っても色が付いていないので美味そうに見えない。 まあしかし、食べてみると味はそんなに悪くない。凄く甘いという訳にはいかないが、甘いのが苦手で巨峰の甘さが苦手な私には丁度いい味だ。比較的いいのを選んだ残り。自分で食べる分だ。 実がしっかりしているのに見てくれが悪い。 知り合いと近所に配ろうと思うが、出来が悪くて言い訳しながら差し出すのも気が引ける。取りあえず、比較的粒がしっかりして色もまあまあのを選ぶ。それで、いつも野菜を持って来てくれる同級生のところへ持って行くことに。 本人は近くの家庭菜園に行っていて不在で、奥さんに渡す。 キムチが出来上がる度に必ず届けるので、奥さんがキムチ好きだということは聞いていた。市販のものはあまりおいしくない。私が持って行くものは韓国の現地で食べるものと遜色なく、いつも家族中が喜んで食べているという。香辛料が好きで、キムチはよく漬かった酸味の出たやつが良いと言う。食の好みが私とかなり似ているようだ。キムチを自分でも漬けてみたいと、常々思っているらしい。 それじゃあと話が盛り上がり、12月の漬け込みの時期になったら漬け方をレクチャーすることに。そんな話をして帰ろうとしたところへ、丁度、畑から友達が野菜を抱えて戻って来た。 ”秋ナスの良いのが採れたのでやるわ”と言って、ピーマンやら金瓜ともどもたくさん袋に入れてくれた。 出来の悪いわずかな葡萄が、たくさんの野菜に化けた。
2018.09.03
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♪ ITとAI足せばITAIなり痛いところに手の届くべし‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ITと金融が合体した「フィンテック」なるものが今、既存の金融業を脅かしているという。データ集積やプラットフォーム面で優位性を持つIT企業が金融分野に進出する動きが有るらしい。アリババ 創業者・馬雲(ジャック・マー)51歳 中国のアリババ(阿里巴巴、Alibaba)や米アマゾンなどキャッシュレス決算によって得られた情報を基に次の「商売」へ活かす動きが活発らしいのだ。IT企業が金融分野に進出してくればその膨大な情報量によって先を越されることが危惧されているわけだ。りそな銀行のスマホアプリでは、預金残高の確認などのほか、ワンタップで家賃の振り込みもできる=同行提供 りそな銀行ではネットバンキングの「スマホアプリ」の改良に躍起になっているとか。「データの通り道」にあたるシステム分野への投資に力を注ぎ始めているらしい。クレジットカードで決済した支払情報は店頭の端末から「決済プラットフォーム」に集約され、専用ネットワークでカード会社などへ渡る。このプラットフォームの利用拡大を図り、データの集積でIT企業に対抗する準備が始まっているという。「フィンテックとは、(FinTech)」IT技術を使った新たな金融サービスのこと。金融を意味する「ファイナンス(Finance)」と、技術を意味する「テクノロジー(Technology)」を組み合わせた造語。 目まぐるしく変化してゆくこの時代。企業が生き残ってゆくのは大変だ。アリババは世界制覇を目論んでいるし、アマゾンもあらゆる分野に手を伸ばして増殖する、まるでキャンサーのようだ。 巨大になればなるほど情報は入って来るわけで、その情報を活用するAIはますます高度化する。 「国内ビッグ4」と呼ばれる大手監査法人はいま、競ってAIを使った監査ソフトの開発に注力しているという。年々変わる監査基準や会計知識を蓄え、新人会計士の質問に答えていくうちに質問の意図を正確に読み取り、ディープラーニング機能で自らが成長していくという。 すべての財務データを限られた人員でチェックするのは無理なため、AIに会計を補完させようということになる。AIが不正を見抜くことになるが、財務データをリアルタイムで共有することになる。そうなると蓄積されたデータを活用できないかという考えが出てくる。 トヨタ自動車もクルマを作る会社から、モビリティーサービスの会社に変わろうとしている。業界は100年に一度の大変革期を迎え、生きるか死ぬかの戦いを強いられている。世界的な動きとして、電気自動車にシフトし相乗りサービス「ライドシェア」が急速に普及し始めている。 そこへ自動運転のロボットタクシーが実用化されるようになる。 米グーグルや米アマゾンなどのIT企業はスマホなどの電子端末を基に、小売り、通信、メディアなど幅広い業種で既存企業を脅かしている波が、クルマにも押し寄せている。そこに中国が割って入る。自動車メーカーは市場を奪われる上にサービスに合った車を供給するだけの存在になりかねない。 企業はもはや単独で存在することは出来なくなってきており、相互に提携・協力しながらまさに「Web」のごとく繋がり、いかに連携していくかが存続のベースになっている。敵だか味方だか分からなくなりそうだが、ここにもAIが活躍するようになるのだろう。 「ITとAI」が、全てのものの方向付けをしていく時代。近い将来、コンピューターなんて言葉は使われなくなるだろう。
2018.09.02
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♪ バーチャルの数字が全て実感のますます薄くなりゆく収支‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ここまで来ているんだねえ、キャッシュレス。SFの世界が今まさに現実となっていることに驚く。 ここはスウェーデン。現金の流通量はわずか1.7%で、銀行でさえ現金を扱っていないという。 手にチップを埋め込んだ人が約4000人! 皮膚の下に長さ1センチほどの個人情報などが登録されたチップが埋め込まれているんだとか。 電車の中で乗車チケットを確認する機械に手をかざすだけで事足りる。体には影響がない素材でできているという。 街中のパン屋さんの張り紙には“私たちは現金を一切取り扱いません”と書いてあり、博物館や飲食店など現金が使えない店がほとんどだという。 キャッシュレス社会になったことで銀行からも現金が消え、現金を保管していた金庫は事務所として利用されているという。 現金を扱わない店舗を増やすなどしたことで銀行での強盗事件は10年で9割以上減少した。そりゃあそうだろ。現金の保管コストも軽減され、人件費も削減されるだろう。 こうなると造幣局も必要なくなるわけだ。 60年代だったろうか、銀行員が札束を扇状に広げて5枚づつ鮮やかな手つきで数えていくのをニュース映像で見たことがある。それが給料は振込みとなり、現金はカードになってATMで出し入れする様になった。そして、スマホ決済にネットバンキング、現金離れが進んでいる。 日本はまだまだ現金に執着する人も多く、他の国に比べれば遅れている。クレジットや電子マネーなどのキャッシュレス決済は全体の2割ほどにとどまっているという。とはいえ今後は急速に進むことは必至の状況。 ところで、あの「坂村健」が1980年代後半にTRONプロジェクトにおいて提言していた、ユビキタスはどうなったのだろう。 あらゆるモノにコンピュータが組み込まれ、コンピュータ同士が協調動作することに力点を置いた。それにより、人間はコンピュータの存在を意識することなく、高い利便性を得られる。具体的には、以下のような例が挙げられている。 *薬ビン自体にコンピュータを内蔵させ、併用すると著しい副作用のある薬を一緒に飲もうとすると、薬ビンから携帯電話に電話がかかってきて警告を発してくれる。*ゴミになるモノにコンピュータを取り付けておき、焼却炉と交信を行い処理方法を決定する*衣服にコンピュータを取り付け、体温を測定することで、空調を調節する。*電脳住宅。 元々は、ニセ札防止のために紙幣にチップを入れ込んで置くことを目的に研究が始まったと聞いている。あらゆるものにチップを取り付け、人やモノの管理、流通や動向などの分析など様々な利用法が考えられていた。 ユビキタス社会につながる実証実験がなされたわけだが、このスウェーデンのキャッシュレス支払いシステムもその範疇に入るのかも知れない。 モノのインターネット(IoT)の概念はユビキタスと同じであり、TRONが元祖であることを坂村健は主張しているというから、別の形で実際に使われていという事か。「ユビキタス」 「遍在する」という意味のラテン語「ubique」を語源とする言葉。1988年に、米ゼロックス・パロアルト研究所のマーク・ワイザーが提唱した概念。1台の大型コンピューターを複数のユーザーが使う時代から1台のパーソナル・コンピューターを1人で使う時代になり、それに続くコンピューターの利用形態として考察された。モバイル・コンピューティングも、ユビキタスの一側面である。ネットカフェのような施設にあるパソコンや、キオスク型の情報端末のような「公衆コンピューター」を使い、端末を問わずに各種サービスや自分のデータにアクセスできること、高度なコンピューターを内蔵した家電製品や無線ICタグの付いた製品が交信して協調動作するなど、「1人がたくさんの(膨大な)、様々な形態のコンピューターを利用している状態」がユビキタスである。その実現には、技術だけでなく、制度などの社会システムや利用者の意識も変革が求められる。
2018.09.01
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♪ 思慮浅き莫迦の気まぐれランニングふくらはぎ横に痛み走れり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 先日、歳を忘れてランニングを始めて太ももが痛くなり、しばらく足を休ませようとしていたら暑さも有ってあっという間に6日も経ってしまった。そろそろ次のランニングをしなければと思っていたところ。 仕事場をピピに占領されていたこともあって、午前中にひとっ走りしてこようかと。ここじゃないと寝られないらしい。これじゃぁ、本も読めない。 押っ取り刀で出掛けたのはいいが、走り始めて数分で右足のふくらはぎの横に電気が走った。「イタタタッ」肉離れか何か!? 痛みで走れなくなった。こんな事は生まれて初めて。筋肉痛以外で走れなくなるなんて全くの想定外だ。情けないがこれが現実。しょうがないのでビッコを引きながら引き返す。往復で2,500歩ほど、とほほほ。 準備運動もロクにしないし、暑さと酒(大した量は飲んでないがほぼ毎日飲んでいる)と歳のせいで、身体が非活動的状態にあったのだろう。それをいきなり筋肉に負荷を掛けたもんだから、「やめてけれー」って悲鳴を上げた。多分、水分も不足していたのだろう。 自分の歳と折り合いがついてないと言うか、自覚が足りないというか。莫っ迦だねえ本当に。 湿布を這ってテーピングし、あとはジッとしているほかはない。これじゃぁまるっきり、ピピと同じじゃねーか。♪ 空と樹のあわいに雲の流れゆきわれは古びし身をいじりおる 仕方がないのでやり始めた創作漢字の続きをやることに。イラ10が使えなくなり、代わりのソフトもないので非常に不便。没にした文字何を表した文字かって? 教えなーい。どうせわからんでしょう。何せ、ボツにしたやつだ。 今更高価なソフトを入れる気も無いし、無料ソフト「GIMP」の操作もできない。取りあえずはプレインストールのソフトを使ってやるしかないわけだが、工夫次第でけっこう何とかなるもんだ。もちろん簡単な画像処理ソフト(フリー)は最低限必要で「Jtrim」というのを使ってはいる。 ただ限界があって、どうしてもできないのがある。それをどうやって作るか。手書きでも良いんだろうが、そういう技術的な困難も楽しみの一つ。使い勝手の悪い脳みそを使って、何んとかしたいわけ。 部首を切り離して他の文字と組み合わせたり、アイデア次第で面白いのが出来る。サインとしてのシンボルマークを作るわけではないので、あまりデザイン的な加工は出来ない。あくまでも文字として成立させる必要がある。 もう既に15文字ほど作った。下らんのもあるが結構気に入ってるのも有るが、ここに紹介するわけにはいかない。
2018.08.31
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♪ クーラーが嫌いと言って生き越しの我がポリシーが崩れゆく夏‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ピピにとっても今年の猛暑はかなり堪えて居るはず。 クーラーの利いているリビングはもう別天地で、外へ出て行く気なんてサラサラなくなるというもの。外は焼け付くほどに暑いし、出掛けても良い事など一つもない。35度以上の炎天下に出かけていく猫がいたら「あほか?!」と言ってやりたいぐらいの気分。 クーラーの効いた部屋で横にはなっているが、必ずしも眠っているわけでもないピピ。それでじーっとしている時間が長くなると、だんだん「ヒマだなぁー」という気分になってくる。♪ クーラーを知りたる猫はリビングに家族意識で声をかけ来る で、こっちも目の前にいるもんだから、ついつい背中を叩いたり、ちょっかいを出したりする。私が立っていると「ヴャニャー」と太い掠れたような声で鳴く。声をかければ寄って来て、「遊んでー」なのか「背中をぽんぽんしてー」なのか、鳴きながら体を擦り寄せて来る。 「ぽんぽんしてー」の時はうつぶせので待っている。 ”ぽんぽんする“といってもそんなに穏やかなものではなく、MAXのスピードで両手でダダダダダダダダダダダダっとやる。それでもまだ満足していない時は、もっといろいろ遊んでほしい時だ。幸せな奴だお前は。 そんな時は仕方がない。裏返ししてグルグルと右へ左へ回転させてやる。嫌がる素振りもなく、目を回している風でもない。腹を上に向けたままて小声でゴロゴロいっている。 そうかと思えば、全く無視されることもある。声をかけても知らん顔で、ちょっかい出せば嫌な顔をする。気分屋の自己中で要求ばっかりしてくるくせに。養われている身なのに、こっちの都合なんて考えたこともない。 全くいい気なもんだ。どうらく息子に奉仕している気分で、そのうち「やれやれ」となってくる。夏お決まりの就寝姿勢。何をされても平気で寝ている。
2018.08.30
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♪ 絶滅の種の増えゆける晩夏光ハエトリソウが葉を広げおり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 何か育てやすくて変わった植物はないかと探してみればあった。最も有名な食虫植物とかで知られているハエトリソウがカーマに。ウツボカズラの一種もあったが、私は茨城県の生まれで小さい頃からモウセンゴケを見ていたので、似た姿に懐かしさを覚えて買ってきた。 葉に触っても反応がない。これじゃあ虫が止まっても捉えられない。傍にホオズキの鉢植があってカメムシがいっぱい集っている。試しにそいつをハエトリソウの葉に掴ませてやった。 そしたら数日後にその葉が黒っぽくなって枯れそうになっていた。蠅と違って背中も硬いしかなり臭い虫だ、強烈な何かを出しているのかも知れない。 指で掴んで強引に閉じたのもいけなかったのかも知れない。 何だかなあと思って調べてみると、「ハエトリソウ」には感覚毛と呼ばれるセンサーが3本あり、これに虫が2回触れると、約0.5秒の速さで葉が閉じるという。多大なエネルギーを消費するため、センサーに2回の刺激がないと葉が閉じないようになっているとか。 どうりで閉じなかったわけだ。強引に指で閉じさせたりするのは愚の骨頂というわけだ。知らないものは罪を犯す。 とらえた虫は一週間ほどで虫の養分を取り終えて、また葉を開くらしい。一週間ほどは閉じたままなわけだ。 消化液はタンパク質に反応して出るため、タンパク質以外のものを挟んでしまったら、葉を開いて排出しようとするんだとか。葉が閉じるメカニズムはオジギソウと同じで、電気信号が運動器官に伝わり、内外細胞の圧力変化によってこの運動がおこるとか。いたずらして何度も閉じさせると枯れてしまうのだ。 管理のポイントは ①日当たりの良い場所で育てる (風通しの良い場所で一日6時間以上) ②水やりは腰水で管理する(湿地帯の植物のため)。 深さは2㎝~3㎝程度。 ③冬は霜よけ程度の場所に置く(寒さに強いが念のため) 子どもの時に湿った場所で見つけたモウセンゴケは、虫を捕る仕組みが全く違う別の種類の食虫植物なんだね。葉にある粘毛から甘い香りのする粘液を分泌して虫を捕獲する。虫がくっつくと、粘毛と葉がそれを包むように曲がり、虫を消化吸収するわけだ。 コケという名が付いているぐらいだから極小さな植物で、興味が無い人には目に入らないかも知れない。 北海道から九州まで湿地帯に自生し、多数の都道府県でレッドリストに指定されているらしい。東海地方に生えるトウカイコモウセンゴケというのがあるらしい。日の当たる湿地帯に行けば見られるのかも知れない。
2018.08.29
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♪ ツクツクと鴉と犬が鳴く朝 雲は姿を消してしまいぬ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ♪ 朝の陽が差し込みはたと静まりぬ遠く聞こえる あれは耳鳴り 名古屋市はきのう(27日)、36.7度となり今年33日目の猛暑日を記録。1995年の32日を抜いて同様の方法で統計を取り始めた1910年以降最多となった。 今年は極端に酷い猛暑だと思っていたが過去にもこんな年があったということに驚く。もちろん23年前は体験しているはずだが、今ほど大騒ぎしていなかったように思う。熱中症だって今ほど問題にはなっていなかった。♪ 猛暑日の記録更新を伝えおる液晶テレビは熱を帯びおり 関東地方も猛暑だった。南からの風が高気圧のへりを回って西風となりフェーン現象となって関東に吹き下り、軒並み38-9度になったようだ。京都、大阪、富山でも、もう日本全国猛暑を経験していない地域はないぐらい、今年は広範囲だ。 今月いっぱいは暑いが、9月に入るとやや下がってくるし中旬には平年並みになる見込み。 葡萄の房が具合が良くない。雨もそんなに降らず高温が続いて喜んでいたのかと思ったがそうでもないらしい。暑さのせいか、消毒をしなかったせいなのか分からないが、色が乗らないし甘みもイマイチ。房の中に萎んだ粒が混じっているし軸が枯れてしまっているのもある。 8月の多雨で2年連続で全滅状態だったので今年は期待していたのに、がっかりだ。収穫する気にもならないが・・・。 出かけようとして空を見たら雲が怪しい。念のためにと「高解像度降水ナウキャスト」で確認したらこれだ。まさに今から降ってくるとこらだった。これは1時間先まで雲の動きを予測して一目瞭然の連続画像で教えてくれる。 14時15分頃には上がるらしい。おお凄い雨脚が屋根を濡らし始めた。雷も鳴っている。北隣の方向にかなり厚い雲がかかっていて、落雷の稲光がしている。 アッ落ちた!! 目の前で真っ白な光の条線がパキパキと小さく折れ曲がりながら落下。アッ、まただ!! 180度の視野の中であちこちと場所を変え、バキバキバキッと物凄い音を立てて次次と落ちる。茨城で経験していたあの雷だ。嬉しいったらありゃしない。しばし雷見物だ。用心のためにPCの電源コードを抜いて・・・。 自然界のダイナミズム。天から地への放電・雷光を、僅か30分ほどの間に11本ほどを目の当たりにした。夜だったらもっと見応えがあるのに、ちょっと残念。
2018.08.28
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♪ 若ぶってクイズブームの真ん中に表意新文字創って遊ぶ 募集中の「創作漢字コンテスト」って面白そう。頓知と機知と閃きとグラフィック的な面白さを兼ね備えたものを求め、アイデア勝負の創作文字を競うもので、応募してみようかという気にさせてくれる。 過去の機知にとんだ発想の作品を見ていると右脳が反応して、モノ作りが趣味と公言している私に「やってみない?」と囁きかけて来る。 漢字好きには堪らないでしょう。小・中・高生の応募も多く、多数の力作が応募されて来る。前回は13,584点の応募があった。入賞相当作品は約60点。昨年度は9歳から82歳の巾広い受賞者が出ている。過去の受賞作品 第8回(2018年) 最優秀賞 富国生命優秀賞第7回 最優秀賞 富国生命優秀賞特別賞(成語、慣用句部門)第8回 左音─ブ、訓─①まう ②フィギュアスケート・アイスダンス右音─シ、訓─ティッシュ左音─サラダ、訓─サラダ 右音─ブン、訓─ラブレター 左音─ユウ、訓─ママとも 右音─ケン、訓─おうふくきっぷ 左音─カン、訓─しおり右音─ジ、訓─じこちゅう(自己中)左音─エキ、訓─みちのえき(道の駅)右音─モク、訓─らんし(乱視)、ふつかよい(二日酔い)左音─カイ、訓─あるきすまほ(歩きスマホ)右音─ヨウモウ、訓─けいと(毛糸)左音─ノウ、訓─きおくにございません右音─フライング、訓─ぬけがけ左音─ジ、訓─ききながす右音─ゴクロウサン、訓─ごくろうさん 部門は下記の通り色々あり、面白い作品がたくさんあって感心する。全体的に十代の応募が多く学校単位で積極的に参加しているところも有る様だ。 第8回入賞作品 第7回入賞作品 第6回入賞作品 第5回入賞作品 第4回入賞作品 第3回入賞作品 第2回入賞作品◆創作漢字コンテスト*「白川創作漢字最優秀賞」 全応募者対象:1名*「富国生命優秀賞(A部門)」 社会人・大学生対象:若干名*「Z会優秀賞(B高校生部門)」 高校生対象:若干名*「Z会優秀賞(B小・中学生部門)」 小・中学生対象:若干名*「特別賞」 成語・慣用句の意味に優れ、優秀とされた作品 全応募者対象:若干名*「佳作」 全応募者対象:10名 締め切り 平成30年9月14日(金)当日消印有効 結果発表は、平成30年12月下旬ごろに産経新聞で発表予定となっている。クリックで募集要項へ 主催─産経新聞社、立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所、 後援─フジテレビジョン、ニッポン放送、サンケイスポーツ、夕刊フジ、フジサンケイ ビジネスアイ、雑誌「正論」 特別協賛─富国生命保険相互会社 強力─株式会社Z会、株式会社平凡社
2018.08.27
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♪ 処暑過ぎて暑さ減ぜぬ空の下(もと)禿頭忍ばせ汗滴らす‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 股が痛い。階段を降りるのがちと難儀だ。何のことない、一昨日、随分久し振りに4キロのほどランニングしたのが原因だ。ウォーキングが飽きてきたし、生活もマンネリ化している。ここらでちょっと気分を変えてやろうじゃないかと思ったわけ。 まともに走るのを止めてから20年ほどにはなる。時々上り坂だけは走ったりしていたがそれも止めてしまっている。 久し振りに走るには平坦なコースが良いと思い、片道5キロほどの旧堤防のコースへ。このコースはウォーキングでもここしばらく歩いていない。 往路だけでも走れないかとチャレンジしたわけだが、1キロも続かない。歩く時は膝から下を使うが走る時は太腿を使う。その太腿に筋力がないため走るという感覚さえ覚束ない。 走っては歩き、また走るというのを5-6回繰り返し、ようやく目標の場所へ。2面のテニスコートがあり、昔はゲートボールもやっていたところ。午後4時半頃に家を出たがこの日も暑かった。給水しないといけない。確か水道があったはずと知っていてのコース設定でもあった。 しかし、いたずら防止のためかコックの部分が外してある。オイオイ、ダメじゃねーか。熱中症になっては困んだよ。 トイレがあるのでその手洗いの水道水を飲むことに。まあ、それとて水道水だ。しばしベンチでスカッと晴れた空など眺めながら休憩。♪ 空青く高き風車の回りおる人工浜の砂は焼かれて 女性が真っ白な中型犬を連れてやって来た。プードルだ。トリミングしたばかりで、定番の姿にきれいに整えられている。ちょっと声をかけて、復路へ。 股の付け根の辺りに疲れ感があり歩くほどに強くなってきた。昔、この5キロをランニングで往復していた時期もあった。歳というより、使っていないのだから筋力が衰えて当たり前だ。しかし、太腿が痛いなら分かるが股関節の周りというのが不思議。 ちょっと前にテレビで、マラソンの初心者をサブフォー(4時間以内)でフルマラソンを走れるようにするというのをやっていた。最初は1キロも走れずにヒーヒー言っていた若い女性たちが、10キロが走れるようになっていた。そんな番組に興味があったのは自分も再び走れるようになりたいと思っていたのに違いない。♪ 体力は下降の一途にあらざらんすぐそばに聞くツクツクの声 歩いているだけだと確かに負担は少ないが、走る方がやってる感があって気分的に随分違う。ランニングを止めたのは膝を痛めたためだ。準備運動もせず何のトレーニングもせずにいきなり走るのだから、体に良い訳がない。 それ以降は、前半歩いて後半走るというのに切り替えていたが、いつの間にか走るのを止めてしまっていた。体力が落ちて走るのが億劫になったのもある。 12,600歩ほどだったが走ったのはその半分以下。さすがに何時ものウォーキングの疲れとは大違い。下半身、足全体が”ダルおも“って感じ。案の定、階段の下りが辛い。ちょっと走っただけなのに、こりゃあ明日が思いやられるわ。 今、歳は取ったが知識も増えている。靴がどうとか体幹やフォームがどうのというような基本的な事への関心の度合いも違う。 徐々に慣らしていけば10キロぐらいは走れるようになるだろう。これからは涼しくなるし、スポーツの秋に向ってマンネリから脱出するにはいいタイミングだと思う。
2018.08.26
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♪ 戦争が好きな男ら兵を曳き敵も味方も殺して遊ぶ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 24日、航空自衛隊に初の女性戦闘機パイロットが誕生した。新田原(にゅうたばる)基地(宮崎県)の第5航空団に配属され、F15戦闘機に乗り、今後、外国軍機による領空侵犯に対処する任務に就くという。 防衛省は、少子化などで自衛官を志望する若者が減るなか、性別による配置制限を見直し、女性の採用を増やしていく方針だとか。 松島美紗2等空尉(26)は23日、新田原基地であった戦闘機操縦課程の修了式で男性隊員5人とともに修了証を受け取り、「小さい頃からの夢だった。早く一人前になりたい」と抱負を語る。子どもの頃、米軍パイロットの青春群像を描いた映画「トップガン」を見て、「大きく動く航空機で自由に空を飛べるようになりたい」と思っていたいう。それを実現してしまうのだから凄い。 3月には海上自衛隊で初となる女性の艦隊司令が誕生している。東良子・一等海佐が着任した第一護衛隊司令は、海自最大の護衛艦「いずも」など4隻、合計およそ1000人の隊員を指揮する。「女性ということは意識していない。護衛隊司令として与えらた職責を全うすることに集中していきたい」と語っている。 海自には現在、4人の女性艦長がいるそうだ。一般大学から入隊し、統合幕僚監部の補給を取り仕切る女性の海将補もすでに誕生している。 いずれは潜水艦への配置も検討しているという。女性自衛官の在籍者推移陸自が圧倒的に多いが、海自、空自も同じ様な割合で増えている。(拡大します) 自衛隊には以前から女性隊員はいて、29年度3月末の女性自衛官数は約1.4万人(全自衛官の約6.1%)、女性事務官、技官、教官は約3,200人(全事務官などの約23.4%)となっている。 防衛省は、女性事務官、技官、教官などの今後の募集・採用の枠を拡大し、政府目標と同様に、採用者に占める女性の割合を30%以上としている。 女性自衛官の配置を制限していた陸自の普通科中隊や戦車中隊など、全自衛隊において配置制限を実質的に撤廃することとしたという。 あの東京医科大が入試で「女子の点数」を操作して、女性の合格者を制限していた事件とあまりに違う話。学校という未来のための人材を育成する場で、まさに老害に侵されたアナクロ丸出しの男尊女卑そのまま。お粗末極まりない。不正入試について謝罪する、東京医科大の宮沢啓介副学長(右手前、学長職務代理)と行岡哲男常務理事(朝日新聞) これは何もここだけの問題でもなく、日本の社会全体に色濃く残っている。同調圧力と右ならえの悪癖が染みついている民族ゆえ、どの立場の人も言い出せずに周りの様子を窺ってばかりいる。政界も経済界もスポーツの世界も、いつまで経っても改革は進まず、外からの圧力があることで漸くその舵を切る。 忖度と保身と忠誠心。宮本武蔵は五輪書で、今でいうサラリーマンの心得を書いている。徳川管理社会に挑戦した一個人・宮本武蔵の挑戦とその理論と方法を表したもので、武士道がそもそもそういうものを孕んでいる。 江戸時代と何にも変わっていないのが、今の政財界や諸組織のトップにいる高齢男性たちなのではないか。 職場の女性数を増やそうと政府が目標を立てているが、まだまだこのアナクロの男尊女卑意識は根強い日本。数だけ増やされて不当な扱いをされるのでは堪ったものではないだろう。 女性に男の牙城を奪われてはかなわないと思っている男たち。内心、脅威に感じているからこそ虚勢を張ってふんぞり返っている。 戦争は男の遊戯みたいなものだから、女性が重要なポストに就けば戦争を回避する方向へ確実に向かって行くはずだが・・・・。厚生労働省 都道府県労働局雇用環境・均等部(室) 日本では25~54歳の働き盛り世代の男性の就業率は91.5%で、スイス(92.7%)に次いで2位なのに対し、同じ世代の女性の就業率は69.2%にとどまる。63.6%だった2000年時から改善しているが、これはパートや派遣など非正規雇用で働く女性が増えたためだという。 スウェーデンやノルウェー、アイスランドなど女性の就業率が高かった国は、過去10年程度にわたって、80%以上の水準を維持している。ドイツは2000年に71.2%だったが2012年には78.2%に、フランスも69.6%から76.0%へそれぞれ上昇している。
2018.08.25
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♪ 終末のベッドで尚も描(えが)きたるひと壮絶と言うには如かず‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ これは究極の愛だね。全宇宙と一体となって全てが繋がり合っている。与えるという感覚も、してもらうというなく、区別する必要もなく、ありのままを受け入れて・・・。 大林宣彦監督(80)は、2016年8月、最新作『花筐/HANAGATAMI』のクランクイン直前、ロケ地・佐賀県にある唐津赤十字病院で「肺がんの第4期で余命半年」と宣告される。自覚症状がまるで無かったこともあって、スタッフ・俳優陣にも病気を打ち明けた上で、そのまま撮影をスタート。2日間ほど徹夜で仕事をし、再度病院で検査を受けると衝撃的な返事が返ってきた。 「余命3カ月です」映画『転校生』『時をかける少女』『さびしんぼう』などで知られる 驚いた大林監督が「え? たった2日で3カ月減るの?」と言うと、医師は「がんというのは倍々ゲームなんです。これからどんどん加速して、ほうっておいたら『あと数日』になりますよ」と答えたという。 だが『花筐』は大林監督が40年以上前に、劇場用映画第1作目として撮ろうと考えていた作品。撮影を諦めたくない監督は担当医を説得し、すぐに現場にとんぼ返りしてしまう。映画『花筐/HANAGATAMI』原作・檀一雄 (クリックで公式サイトへ) そして2カ月後、無事に映画はクランクアップ。宣告されていた「余命」を越えて1年近くがたっていた。監督はがん治療は続けながら元気に映画の仕事を続け、『花筐』も昨年12月16日から公開されたという。(この作品は、毎日映画コンクールで日本映画大賞を受賞している) なぜこんな奇跡的な回復が訪れたのか。詳しい事は、2017年10月10日 発売「文藝春秋」11月号にインタビューが掲載されているという。スポーツ報知より ステージ4の肺がんで余命3か月の宣告を受けて2年。大林監督はかねて「余命は未定。がんごときじゃ死なねえ」と公言し、7月1日、故郷の広島・尾道で「海辺の映画館―キネマの玉手箱―(仮題)」(来春公開予定)の撮影に入っている。 脚本は監督自ら手掛けるオリジナルで、ロケ地が尾道メインになるのは約20年ぶりとか。かつての和製ミュージカル映画を映画館で見ていた若者たちがタイムスリップし、巡業中に広島で被爆する実在した劇団「桜隊」のメンバーと出会い、“その時”に向かって突き進む中での苦悩やドラマが描かれる。 猛暑と集中豪雨に見舞われるも、順調に撮影が進んでいるとか。末期がんの診断がウソだったかのように・・・。 「あと30年は生きて映画を撮り続ける」「私の体の中にはがんという同居人がいる。かわいいやつ」と舞台あいさつや講演で話す。こんな監督が会得・感得した心境が「折々のことば」に現れているんだなあと納得する。 やりたいことがあって必死に打ち込んでいる中で、強靭な精神力と集中力で高揚した細胞が、瑕疵を乗り越えようと活発化するのだろうか。がん患者にまつわるこういう話は多い。 ただ単に長生きしたいと言うようなレベルではなく、一生懸命に打ち込むものを持っているか否かが重要なキーポイント。 「意識と肉体は一体のもの」だということを思い知らされる。
2018.08.24
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♪ ガソリンに水混じるごとき不祥事を忘れさせ呉るスポーツの華‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 感動を与えて呉れたの高校野球、金ラッシュに沸く水泳などジャカルタ・アジア大会など、スポーツが暑さを吹き飛ばしてくれる。テレビでしか観ていないのが悔しいが・・・。 純粋に身体と精神を鍛えるためにどれだけの努力をしてきたことか。正確な数字で表される競争競技と、審判の判断で評価される不確実性を含んだ競技とは趣が随分違うが、頂点に上ったものだけが見る世界は共通している。 全力を尽くしたからこそ納得できる勝と敗。姑息な手を使って私利私欲に蠢いている輩に邪魔をされてはたまらない。♪ スポーツの内に巣食いし豚どもに呼応するがに台風が来る台風19号、20号の予想(拡大します)23日12時の予想 風速・気圧23日18時の予想 雨・気圧 四国は大雨の恐れ。24日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で、四国800ミリ、東海と近畿600ミリ、関東甲信と中国200ミリ、北陸150ミリ、九州北部120ミリ、九州南部100ミリ。♪ 悔しさに涙をながし見上げたる月欠けゆくもまた満ち来るを 不祥事でオリンピック出場を止められたバドミントンの桃田賢斗は見事に復帰。4月のアジア選手権で、リオデジャネイロ五輪金メダルの諶龍(中国)、五輪3大会連続銀のリー・チョンウェイ(マレーシア)ら強豪を次々と破って初優勝。5月のバドミントンの国・地域別対抗戦、男子トマス杯では、シングルスで6戦全勝し、日本の準優勝に大きく貢献した。 「今はたぶん自分が(チャレンジャーとして)向かって戦えているので、あまりプレッシャーを感じずに試合ができている。次、自分が迎え撃つ側になったときはもっと力も入るだろうし、緊張すると思う。いつも通りのプレーもできなくなる。ファイナルゲームになると思う。そうなった場合にしっかり勝てるかというと、不安なところが多い」と言いながらも、精神面で大きく成長したことは間違いない。♪ 血と汗と涙と意地のぶつかり合い国別対抗競技の妙味♪ 幼きより遠くに光る星を見て必ずつかむと言って今あり
2018.08.23
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♪ 眠りいる細胞あまた億万の一と知りつつ使いて胡乱‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 久し振りにギターなどいじってみるが、高校生の時に初めて触った時以降我流でやっていたものの、熱中するほどでもなかったのでぜーんぶ忘れてちまっている。今回、作曲なんていう戯れ事を始め、何にも身についてない事に呆然、愕然、士気全然。 ギターのコードも忘れているし指が痛いしで、とてもじゃないが音楽にならん。 ブルースなんていう知らない世界に手先を突っ込み、冷たいんだか暑いんだかもよく分からない状態であっちっこちが水まみれ。これを「むこうミズ」というんじゃろか。ネットという海に潜ってエクスプロール。探り探りしながら曲作りした二日間。シナプスは回路をつながず、冷めたカイロはそのまんま。待っても海路に日和なし。 ブルースのコード進行が「Ⅰ、Ⅳ(Ⅰ)、Ⅰ、Ⅰ Ⅳ、Ⅳ、Ⅰ、Ⅰ Ⅴ、Ⅳ、Ⅰ、Ⅴ」の12小節で、それをぐるぐる回ってゆく。音の響きが適しているとて、Aのキーが多いらしい。 リズムは12ビートや8ビートで、3連符の感じで“タータ”と跳ねたりシャッフルすることが多い。 ブルーノートとは「メジャースケール(長音階)の3度(ミの音)と7度(シの音)の音が半音下がった音」をいう。きっちり半音ではなく、3度(7度)と、短3度(短7度)の間にブルーノートはある。※ブルーノートに減五度を含める場合もある。 ギターではチョーキングで、弦を押さえたままずらして変化させ、如何にもブルースらしい感じを出す。歌の方も人によっては半音提げて歌ったりするらしい。 アドリブにはブルーノートスケールと呼ばれる5音階のペンタトニックスケールを使うことが多いらしい。これさえ使えればどんな曲にだって対応できるというメチャ便利なコードとか。ペンタとはギリシャ語の「5=ペンタゴン」の略で、米国防総省が形からそう呼ばれている。トニックは英語で主音の意味。メジャーのペンタトニックスケール 4番目(ファ)と7番目(シ)の音を抜いたもので、これはいわゆる「四七(よな)抜き」という音階。ピアノの黒鍵だけの音がこれにあたるので、演歌は黒鍵を弾いていれば簡単にメロディーができてしまう。 西洋音楽からすると日本的な音階となっているので、童謡やアイドル歌謡、フォーク、ニューミュージック、J-POPなども日本風を意識してこの旋律で作られているものが多い。 スコットランドの民謡やラテンアメリカのフォルクローレもこれで出来ているので、日本人には馴染みやすい音階だ。 また、2番目の(レ)と6番目の(ラ)の「二六(にろ)抜き」は、マイナーのペンタトニックスケールと同じ音階になる。マイナーのペンタトニックスケール 共通項もあったりして、分かって来ると何でも楽しい。「あなメロ」に2度でたことがあるとはいっても、そんなに音楽好きでもなかったのは内気のせいだ。人前で歌を歌うなんてことはとてもできなかったし、声も低くて高い音なんか出せない。 自閉気味の臆病者で、サンドイッチ現象まで背負いこんでいて、そういう自分が大嫌いだったあの頃。”ギターが支えになっていた“と、いえばドラマが生まれるが、そういうこともなかったなぁ、と・・・ 出しゃばりで自信過剰な性格だったら、今頃・・・・・なんにもなってないか。
2018.08.22
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♪ 無から有を生み出すことの楽しさに溽暑も忘れて出すドーパミン‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨日アップした「七味のブルース」は、40年振りだったせいか力み過ぎたようで、歌詞を目一杯詰め込み過ぎてしまった。それで、本来の言葉だけで新しい曲を作ってみぜぇ。 だいぶ、ブルースらしくなったんじゃねーの?拡大します★七味のブルース★ 歌詞 うらみ つらみ ねたみ そねみ いやみ ひがみ やっかみ 人生七味 人生七味 とうがらし それにしても「 Crescendo 」の楽譜作成ソフトは便利だねえ。あらゆる機能があって操作性が良く、とても使いやすい。記入した音符は正しく割り振って揃えてくれるし、音声で再生もしてくれる。修正も簡単だ。 絶対音感がある人ならば、楽器も無しで直接画面に書き込んでいけば即座に美しい譜面が出来上がってしまう。 これはβ版か何かで無料なのだが、利用は家庭での非営利限定になっている。プロ用のものを別途販売しているようだ。この様なソフトは他にも有ってプロは当然使っているのだろ。 視聴しながらなのでミスもないし、手も汚さない。残念ながらコードの和音は出して呉れないし、フレーズのコピペが出来ないのが玉にキズだ。上級者向けの高価なものならそれも可能なんだろうな。オーケストラの譜面もスイスイと・・・。
2018.08.21
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♪ 晩夏光アレサが死んだ昼下がりのソウルの後のBBキング‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ”人生、七味とうがらし“って、なかなか面白いところに焦点を当てるもんだねぇ。 「うらみ・つらみ・ねたみ そねみ・いやみ・ひがみ やっかみ 人生 七味とうがらし」これを基に、適当にアレンジしてブルースにしちゃったりすると面白いんじゃなかろうか? で、創ってみたぞ~ ブルースなんてロクに知りもしないし、作曲なんて40年振りだし、記譜用のソフトも使い慣れてないし・・・。まあ取りあえず、ブルースの基本だけは押さえて二日がかりで・・。拡大します ブルースにしては歌詞がうるさ過ぎの感があるし、たいして自信はないけれど・・・、ちょっと潰れた声でカッコよくギター弾きながら、誰か歌ってみておくれ! 因みに歌詞はこんな風 うらみ つらみ ねたみ そねみ いやみ ひがみ やっかみ 愛のかけらこの手を こぼれ落ちて夕焼け 涙の川が赤く染まる Life is bitter Bitter is life 人生 七味とうがらし
2018.08.20
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♪ ルーチンのブログアップを怠りて何故かアクセの少なきに安堵す‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 確実に秋は近づいているようだ。空は高くなり雲も秋のものに変わってきた。 大谷翔平が代打では2本目のホームラン(3ラン)を放ち、次男が地元の市民テニス大会に出たりして、”スポーツの秋“のフレーズが秋への憧れに応えるように、爽やかな空に浮かび上がって来た。 8月も下旬に向かう今日この頃。台風が2つもスタンバイして、波乱含みの不気味さ。来週は荒れるかもしれない。 ピピの寝姿もあのウンザリして投げやりなものから本来のものに戻って、ホッとしたようにいつもと違う場所にくつろいでいる。 全くやる気が起こらず停止状態だった脳ミソも、ここへ来てようやく本来の電気信号のやり取りが出来る状態になって来た。 半月が中天に輝やいてさわやかな風が吹いている夜、お題が「光」の今年の歌会始にそろそろ取り掛かろうという気にさせてくれる。♪ 猛暑日の去りて虫の音聞く夕べ歌会始の歌詠み始む
2018.08.19
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♪ まだ何か産みたいという女性(ひと)のいて我も生みたしこの身の証し‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 高齢者がホント元気だねぇ。70過ぎても現役で活躍している人を見ると大いに刺激を受ける。定年が70歳となり、75歳にまで引き上げられる時が来るのだろう。人手不足の今は高齢者と言えども重要な働き手だし、今後その存在は高まっていく。 8月14日、山口県周防大島町で行方不明になっていた男の子を発見救出し、一躍時の人になった大分県の尾畠春夫さんは78歳。体力維持のために毎日8キロのマラソンをしているという。65歳で鮮魚店を辞めて、残りの人生を社会にお返しさせてもらおうと、全国各地で車中泊しながら、ボランティア活動をしているという。 そう、70代は決して年寄りなんかじゃない。私も間もなく古希だ。上原謙じゃないが、”まだ子どもだって作れる“というのはさすがに嘘っぽいが、気分的にはそんなもん。 例の、日大の田中英寿理事長は´46年12月生まれの71歳。アマチュアボクシングを統括する日本ボクシング連盟の山根明元会長は´39年10月生まれの78歳だ。脂ぎってる。 芸能人では、ビートたけし・平野レミ・泉ピン子ー71歳、タモリー72歳、吉永小百合ー73歳、加藤登紀子・関口宏・桂文枝・森本レオー75歳、中尾彬・松本白鸚(市川染五郎)・近藤正臣・橋爪功ー76歳、石坂浩二・萩本欣一・徳光和夫・荒木経惟ー77歳、デビ婦人・内田裕也・板東英二ー78歳、千葉真一ー79歳、北島三郎・加山雄三ー81歳、長嶋茂雄・野村克也ー82歳、美輪明宏・田原総一朗ー83歳、黒柳徹子・高木ブーー85歳、と枚挙にいとまがない。 政治家では、麻生太郎副総理ー77歳、二階俊博幹事長ー78歳、伊吹文明ー80歳、片山虎之助ー82歳、村山富市ー94歳、議会では73歳定年という案が出ているらしいが、抵抗は大きい。村山富市元首相 一般の分野でも、70歳以上の高齢者が現役バリバリで活躍している。72歳の女性ユーチューバーもいるし、82歳でスマホ・アプリを創ちゃった女性とか、80代でトライアスロン、90代でマラソンする猛者もいる。 古希目前の私はさすがにエッチな夢は見なくなったが、まだまだ元気。ネットのお蔭でオスの欲望は処理出来ている。それでまあ、いわゆる”間違い“というものを起こさずに済んでいる。 海外に妾を作ってそこで腹上死したオジンもいるし、一時はバイアグラが話題になっていた。昔は”良い年をして“と言われた年齢が今では立派な現役選手。ぽよパラ 未成年者は見てはいけません。 何歳まで生きたいですかと聞かれて、「75ぐらいでいい」と答えたのは如何にも中途半端だった。「健康でいる事が一番の金儲け」てな意識で生活しているので、想像以上に長生きしてしまいそうだ。 ただのんべんだらりと長生きしてもしょうがない。生き恥をさらすような事は沽券にかかわる。しっかりとした目標を持って、チャレンジ精神で生きたいと思う。先達の偉業や功績は年齢など関係ないと思えばこそのこと。 ”もっとああすればよかった、こうしておけばよかった“と後悔しないように。「ただ楽しい事をやっていけばいい」という向きもあるが、私はそれでは気が済まない。ジャンルは何であれ創作という一語に拘って行きたいと思っている。 私にとって今は踊り場。次の階段を上る前の遊びの部分。 そうは言っても柔な根性で何ができるというのか。上っ面なことで満足して、自分を誤魔化してしまいそうな頼りなさも付きまとう。 ”適当に、精いっぱい頑張る“といったところか。中途半端なヤツだねぇ、俺って奴は。
2018.08.18
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♪ 足裏に蒼あざありて理由(わけ)知らず古希間近かなる夏の夕暮れ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 左の土踏まずのところを何気なく触ったら痛みがある。 えっ? と思って見てみると、丸い蒼痣がありちょっと腫れている。何だこれ? 全く心当たりがない。痣を作るぐらいだからかなり酷く打ったはずなのに、どこかにぶっつけた記憶がない。 それも足の裏、そうそうぶっつけるような部位でもない。♪ あああれは夢なかなるや何某に啀(いが)み足蹴りしていたような 以前に何度か、夢の中で足蹴りしたことが有る。 よっぽど腹に据えかねたのかあるいは危険を感じたのか、内容は定かではないけれど、上向きで寝ころんだまま激しい蹴りを入れていたのを珍しく覚えていた。大概は目覚めと同時に忘れてしまうのに、よほど強烈な夢だったのだろう。 そういう事が何度かあったことを思い出した。襖の破れはその時のものだ。いつまた破るかも知れないという思いがあって、修繕などせずにそのままになっている。 久し振りにまたそんな夢を見たのか・・。 このベッドガードの角を、足の裏で力任せに蹴ったのだろうか。記憶にないがそうとしか考えられない。 痣に気付いてから一週間は経っているがまだ腫れが引かず、圧せば痛みもある。治りがわるいのは歳のせいか。まあしかし、そんな夢を見るぐらいだからまだ若いというべきか。
2018.08.17
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♪ ハイテクの時代に人ら自らの脳を使わず莫迦となりゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 毎年、水難事故で多くの人が無くなっています。水難事故の発生状況(2017年)昨年は、過去5年間でもっとも少なく、事故件数は2番目に少なかった。天候不順の日が多く、海や川でのレジャー客が少なかったことが影響したとみられている。 一年の中では7ー8月の2ヶ月間に水難事故が集中する。昨年(平成29年)では、年間の事故件数の約38%(水難者数は40%)が7・8月に発生している。 また、8月11日の「山の日」から20日までのお盆の期間に特に集中する。 重傷者、死者、行方不明者を出した重大事故で、昨年は全国で39件(報道ベース)、今年はすでに33件発生している。 2018年 夏期の事故状況 6月~8月15日) 北海道・東北・関東・甲信 東海・北陸 近畿・中国・四国 九州・沖縄 データー(数値)の出典:水難事故統計(警察庁) 事故は、気を付けていれば防げるものが大半で、天変地異の自然災害以外は無知と不注意が原因になっているケースが大半だ。 シュノーケリングの事故も多く、ズブの素人が扱い方も知らずにやっているケースが多いのだろう。簡単に手に入るので、その安易さにつられて危険性を想像できないのかも知れない。 今年もお盆期間は天候が不順で、海や山へのレジャーが困難な状況のエリアも大きでしょう。年に一度の娯楽と思い、無理を覚悟で決行する向きもあるだろう。 「鉄砲水に気を付けろ」とか、「川辺の深みは上から見ても分からない」とか、周りが教えてくれない状況にあるなら、ネットで調べて危険がどこに潜んでいるか、何をどう注意すればいいかを知識として叩き込んでおくべきだ。スマホで簡単に情報が手に入る時代なのだから、予備知識をもって事に当たるべきだ。 知識と経験をベースにした無理のない、臨機応変の体勢で臨んでもらいたいものです。 「過去 10 年間の水難事故の概要と今後に向けた対策」 公益法人「河川財団」は、2003 年よりマスコミ等で報道 された河川等における水難事故事例から、原因や具体的な防止対策を考える上で有効となる基礎情報の整理・分析などを行っている。
2018.08.16
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♪ 試合中のガムを放さぬ選手たちMLBはセロトニン好き‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 明るい気分を維持することは案外難しい。そんな不安定な気分を上向きにするにはセロトニンが有効という。 セロトニンは精神安定や満足感、幸福感をもたらす効能がある事が知られている。セロトニンの分泌量を簡単に増やすことができる3つの方法。 その一つ、「リズム運動」がいいという。ダンスやウォーキングなどの体を積極的に動かすこと。あるいはカラオケも普段より呼吸量が増えることでリズム運動のひとつに含まれる。 2つ目がいい。「ひと噛みで一語を発する」という咀嚼法。顎を動かすことでセロトニンがたくさん分泌されるというのだ。 ごはんを口に入れて咀嚼する際に「あ、り、が、と、う、ご、ざ、い、ま、す」と、食事を作ってくれた人や周囲の人への感謝の気持ちを頭の中でイメージして噛む。それだけで10回咀嚼したことになる。この「ありがとうございます」を一口ごとに3回繰り返せば、理想の数・30回を嚙むことになるわけだ。 単純に「ありがとうございます」ばかりでは芸がないので、別の言葉を考えてみる。 素直に、「幸せに感謝です」 一心に、「亀よ嚙めガムを嚙め」 リズムよく、「蟹と柿は嚙みしめ」「金と鎌は嚙まない」 念ずるように、「金貯めて高笑い」 楽しく、「お菓子喰って笑って」「腹減ってお菓子喰う」 か行の流れで、「笠、菓子、粕、枷、過疎」 韻を踏んで、「金、紺、缶、頓珍漢」 何だか楽しくなって来たぞ。「一口30回嚙みなさい」と言われてもついつい早食いになって、嚙むのが疎かになったする。こんな言葉をイメージしながら嚙めば30回ぐらいわけない気がして来た。 「亀よ嚙めガムを嚙め」「金、紺、缶、頓珍漢」なんて組み合わせてやってみるか。 3つ目は、「グルーミング」という情動の効果的。人や動物などとふれ合うことだが、直接体をふれ合わせる必要はなく、信頼している人との会話もグルーミングのひとつだという。 異性と交際している人や既婚者は、独身者よりも「幸せを感じる割合」が多いとか。 (tenki.comの記事から引用) 朝の目覚めを司るのもこのセロトニン。うまく分泌させてやって、明るく楽しい日々を送れるといいね。
2018.08.15
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♪ 足の指を喰ったネコノミ許せざり痒みの波が脳駆けまわる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ 玄関の前でパタパタ蚊をはたくこの煩わしさは半年つづく 年々蚊の出る時期が早まり、5月後らから昼間に活動するチカイエカが出没し始める。ヤブカ、アカイエカが歩くなると共に増えていき、秋になってもいつまでも気温が高いので蚊の活動も弱まらない。10月ごろ迄活動するようになっている。ヒトスジシマカは庭で見かけることはないが、こいつも強敵だ。♪ 蚊と蚤の痒みの質に違いありはたまたダニかと赤き点点 赤い斑点ができて痒い。何に喰われたのだろうかと訝るが、大概はその赤い斑点の形と痒みの様子で判断できる。蚊はぷっくりと盛り上がっているが赤みはそんなにない。ダニとノミは腫れることはなく、ノミの方が赤みが強く痒みも強烈なので判別できる。♪ 蚊は二時間 イエダニ十日 蚤ひと月 痒みの長さを身をもって知り 痒みの持続時間にも特徴があるので、痒くなくなったころになって漸くああアイツに喰われたのかと分かることもある。以前、ネコノミが異常繁殖したことが有って、あちこちを赤い点点だらけにして酷い目に遭った。ネコノミに対する知識が無かったのでそういう馬鹿な目に遭ったわけで、それ以降は子供も蚤というものを知ることが出来たし、夏休みの自由研究のテーマにもなった。 ダニは、畳の上にフローリングを敷いている上、家が古いので当然必ずわいて悩ませる。幸いダニシートが有効なので、早めに準備すれば大した被害に遭わずにすむが、ウッカリしているとやられる。そうなると20日ほどは痒い思いをすることになる。♪ 痒みとて慢性化する危惧ありて特にネコノミ長引くが質(たち) ネコノミの長引く痒さを放置しておくと慢性化することが有り、そうなるとちょっとやっかいだ。”慢性化した痒み用“の軟膏を使うとよく効くことを体験上知っているが、そうなる前に対処した方が良いに決まっている。 とに角、ネコノミの痒さは半端じゃない。梳き櫛で取っても取り切れない程いるので、首のところに薬を差してやる。そこから逃げ出した蚤が床にいてたまに喰われたりする。今年は早くから暑いせいなのか、やけにピピの体にノミが多い。何時もなら一度で済む薬を今年は二度もする羽目になった。
2018.08.14
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♪ 猛暑日と酒と浴衣とジャズライブそのいずれにも酔いて戻りぬ 酒蔵で「酒蔵&浴衣 Jazz パーティ2018」というのがあるというので行って来た。不安定な空模様で、雨が降るのが心配されていた。地下鉄の駅から10分ほど歩かねばならず、傘など持ちたくないので何とかなると、手ぶらで。 案の定、駅から歩いて半分まで来たところで篠突くような雨が・・。 慌てて民家の駐車場の下で雨宿り。5分ほど待ってみたが止みそうになく、小降りになったところで飛び出した。もう少しの距離なので行けると思ったが、雨は再び激しくなってびしょ濡れ。会場の「金虎酒造」の門前まで来てバス停があったので、そこで小降りになるのを待つ。目の前まで来て、そこへ入るのも憚れるほどの激しい雨だ。 なんてこっちゃ。 雨に降られながらオープンの11時に間に合って会場に入ってみれば、閑散としていてちっとも演奏なんか始まる気配がない。 お客もほとんど来る様子がなく、本当にこれからライブなの? という妙な雰囲気。 どういうこっちゃと不審に思い、レコードを掛けている御仁に聞いてみれば、ライブは12時半からと14時45分の2ステージで、出演者も1グループのみだと。 鉄の扉のある会場入り口には、案内看板もポスター的なものなど何もない。酒蔵の人に聞くと「そこまでのことは考えていない」と素っ気ない。 岡崎市のを真似て「大曾根ストリートライブ」というのをやっている地域なので、当然そんな感じで盛り上がるジャズパーティと思いきや、全然そんなのとは違うようだった。 2014年に第1回目金虎ジャズライブが始まって今年で5回目らしい。浴衣を着て日本酒を飲むという、至極真っ当な夏のイベント。 12時ごろになると常連が多いのか、ライブ会場の外が賑やかになって来た。酒蔵だけに酒を目的に来る人も多いのだろう。 早くジャズが聴きたい私は、それと同じくらい、いやそれ以上に酒を飲みたくなっている。演奏が始まる前にもう吟醸酒など呑んでスタンバイだ。 演奏が始まる頃になると会場はほぼ満席で百人以上は入っているようだった。 春名祐樹 (key) が、クラブジャズユニット「native」を率いる中村智由(Sax)とジョイントし、竹中優子(Sax)をヒューチャリングしてのコンボらしい。ほろ酔い気分で何の予備知識なしで聴く、浴衣を着た人の奏でるジャズ。 最初が「マイルストーン」で2曲目が「ナイト・アンド・デイ」、最後の曲名が、んーん出てこない。 会場には氷柱が二か所に設置してあって、視覚的な涼しさを演出している。この日は雨が降って比較的気温は低めだったが、そうでなければ何の効果も無いだろう。 真昼間から一番熱い時間帯に浴衣を着ることさえ憚れるし、酒よりもビールが飲みたくなる。 ともあれ、家の近くにこんなご機嫌な宴の場所があったら最高だべぇ。結構若いカップルやベビーカーを押して来ている若夫婦の姿もあった。女性の浴衣姿はやっぱり日本の原風景だ。 絞り染めの浴衣もちらほら。10数年の間、図案を書いていた私にとっても懐かしい。よく似あっている女性がいたら、もう少し若かい頃なら声をかけていた、というのは幻想。 ワンステージだけ聴いて退出。チャージ1,000円だから惜しくもない。 主催者が撮った写真で、私の頭の上から撮ったもののようだ。会場の一番後ろの半円のテーブルの真ん中。すぐ後ろには酒の販売カウンターがあり、何時でも気兼ねなく酒を買うことが出来るという意味で、特等席だったなぁ。 この日はこの後、名古屋城の本丸御殿へ。酒が入ってる身体で暑い中を歩いて、会場の中も混雑して意のままにならず、妙に疲れた一日だ。 夜は、ソフトボールの上野由岐子投手の死闘的力投に涙。
2018.08.13
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♪ 夏敗けに左脳は停止したるらん何も出て来ずどこへも至らず‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「投げ返したあとに、まだグラブのなかの掌に残っている感覚」 言葉の残映とでもいうようなものが心に残されているとき、人は初めて思考し始める。空疎な中身のない話を聞いた瞬間に思考は停止し、心も閉じてしまう。 小説家も同じことを言っている。何か腑に落ちない違和感というものがあるとそれが創作の原点になると。
2018.08.12
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♪ 羊羹を水菓子と呼ぶ時代なり改訂忙しき広辞苑かな‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ わがカミさんは果物が苦手だ。ほとんどの果物がダメで、何を食べても口がエグっぽくなってしまうという。アレルギーのごく弱いやつなのかも知れないが、唯一、酸味もエグ味もないバナナだけは大丈夫。何か果物に共通している成分があるのだろうか。 果物野菜アレルギーと花粉症は密接な関係があるらしい。もともと花粉症だった人が、花粉と交差する野菜、果物にアレルギー反応を示すという。 花粉と共通抗原性があるため、野菜、果物にアレルギー反応が出るらしいのだ。確かにカミさんも軽い花粉症が有る。 ◆花粉の種類と時期 1~4月 ハンノキ 2~5月 スギ・ヒノキ 4~6月 シラカンバ 4~10月 カモガヤ、オオアワガエリ 8~11月 ブタクサ ヨモギ カミさんは、2~5月のスギ・ヒノキの時期にクシャミと鼻水があるぐらいなもので、他の時期にはそれもほとんどない。 ◆花粉と共通抗原性がある食品 *ハンノキ ── リンゴ、桃、苺、メロン、スイカ、大豆、キウイ、オレンジ、 山芋、マンゴー、アボカド、ヘーゼルナッツ、にんじん、セロリ じゃがいも、トマト *シラカン ── バりんご、桃、洋梨、苺、ヘーゼルナッツ、クルミ、アーモンド、 ココナッツ、ピーナッツ、セロリ、にんじん、じゃがいも、 キウイ、オレンジ、メロン、マスタード *スギ、ヒノキ ── トマト *カモガヤ、オオアワガエリ ── メロン、スイカ、トマト、じゃがいも、 玉ねぎ、オレンジ、セロリ、キウイ、米、小麦 *ブタクサ ── スイカ、メロン、バナナ、ズッキーニ、キュウリ *ヨモギ ── にんじん、セロリ、ピーナッツ、ヘーゼルナッツ、じゃがいも、 トマト、キウイ、マスタード これでいくとトマトしか該当しないが、酸っぱくなければトマトは食べられる。 まあしかし、軽いがアレルギーであることは間違いなさそうなので無理強いはしない方は良さそうだ。次男もアトピーがあって果物を食べると症状が出るので、体質を受け継いでいるのかも知れない。 カミさんは酸味の強いものが苦手で、渋味も苦手な方だ。ほとんどの食品の渋味物質は「ポリフェノール(カテキン・アントシアニン・ケルセチン)」の一種だそうで、渋味のある食品は健康にいいとも言えるようなのに勿体ない。 味覚は5つに分類され、それぞれが意味を持っている。 甘味 ─── ショ糖(砂糖) 糖のシグナル 塩味 ─── 食塩 ミネラルのシグナル 酸味 ─── クエン酸(レモン) 腐敗物のシグナル 苦味(渋味) ─── キニーネ 毒物のシグナル うま味 ── グルタミン酸ナトリウム(昆布) タンパク質のシグナル イノシン酸ナトリウム(鰹節) グアニル酸ナトリウム(干ししいたけ) 酸味と苦味(渋味)の2つが苦手というのは、腐敗物と毒物のシグナルとしての役割をずっと引きずっていて、旨いと感じることが出来ない子供のような味覚と言えなくもない。 最近、食物アレルギーの人が、子どもならずも増えているらしい。私にはそういう弱点がなかったが、10年ほど前からエビとソバのアレルギーが出るようになった。食べられない人の気持ちが少し分かるようになったのは「幸い」と言うべきなのかも知れない。
2018.08.11
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♪ 近ごろの〈NHK短歌〉薄かりし歌詠む人の増えゆくさ中‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 台風が不幸にも(幸と言うべきところだが)逸れちまったので暑さが引かない。東海地方は全国一の暑さを続けたままだ。6時の東の空 強烈な日差しが移り気な朝の雲にさえぎられているが、これも直ぐに消え去ってあの憎たらしくも忌まわしい太陽が、今日という日を煉獄に追いやって苦しめはじめる。こんな姿もまだ当分見られるのだろう。 そうは言ってもツクツクボーシが朝な夕なに本格的に鳴きだしたし、空も高くなってきた。秋の使者がすぐそこまでやって来ているのも確か。カナブン類がやって来てせっせと葉っぱを喰い荒らしている。 去年は冷夏と言えるような雨の多い8月で葡萄が全滅したが、今年はどうやら今のところこの地方の雨は少ない。全国的にも果物はおおむね良好のようで、わが家の葡萄も今年はまともに収穫できそうなのが嬉しい。★ ごく久し振りに買った「NHK短歌」はかなり薄くなって10ページほど減っていたのには驚いた。随分ご無沙汰していたので、いつ頃からそうなって来たのかは分からない。 初心者向きに編集されているこの本は参考にするところが多く、以前は定期的に購読していたが、もういいかなと思って購読を止めていた。もともと「NHK俳句」に比べてもあまり売れない本だ。発行部数も少なく、直ぐに欠品となって手に入りにくかった。 短歌ブームで部数が伸びているかと思っていたが、どうもそうでもなさそうだ。ネットっで済ます傾向はますます増して、本を買うという方向には向かないらしい。それはそうとして、「NHK短歌」の中身が薄くなったのはどういう訳か。息切れしたという事? テレビの方は最初「NHK歌壇」として1997年4月から始まっている。2005年4月以降は「NHK短歌」として現在に至る21年続く長寿番組だ。テキストの「NHK短歌」も同時にスタートしたのだとすると、もうあまり書くべきことが無くなったということか。買ったのは6月号 「和歌」から受け継がれてきた伝統的な短歌の常識が覆っている今、それらを基にテキストを書くことの限界を感じているのかも知れない。旧仮名遣いと新仮名遣い、文語と口語、歌の本質そのもの変質と多様化、許容される範囲がどんどん広がって収拾がつかなくなっている。 テキストそのものに一定の方向付けすることに意味を見出せなくなって、伝統をかたくなに守ってきた大御所たちが手を引いてしまったのかも知れない。実際、高齢者には理解できないような歌が新人賞を取ったりするのを見ていると、新旧交代の時が来ているのだろう。 これを過渡期と呼ぶのは歴史が決める事。未だに「歌会始」は存在するし、各地の主催する歌会はどんどん増えて短歌公募も目白押しの状況にある。ごく限られた人たちによって作り上げられている歌壇の世界。綱引きや足の引っ張り合いはもちろんのこと、牙城をも盛ろうとする旧主流派とそれを打ち破ろうとする新興勢力との抗争はあるだろう。 パイの奪い合いはその絶対的数の少なさを考えれば、生き残りのための戦いは避けられない。阿須の万葉歌碑 俳句には無い特権意識みたいなものが短歌の世界にはある。元々が貴族の知的な文芸として醸成され伝承されてきた経緯があるため、格式と伝統を重んじる気風が色濃く付きまとっている。それを良しとして継承してきたのも無理はない。 その辺りの事が、情報革命の醸成期にある平成から新元号へと変わり、益々その変化を加速してゆくこの時期に、変革的なムーブメントが生まれるのは至極当然の事ではある。
2018.08.10
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♪ 虚と実の総合アートイメージの具現にかける意気を観ている‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「ミッション・インポッシブル フォールアウト」をイオン・シネマで観てきたぞー。トム・クルーズがあのスタント無しで全部自分でやってるという一点だけでも見る価値があるってもんだ。 実際、観てみてそりゃあ凄いと思うわ。カーチェイスはもちろんのこと、一つ間違えば大事故になって大怪我は必至のバイクチェイスもノーヘルでぶっ飛ばすのを、ハラハラして・・。 ビルの屋上を走りまくってビルを飛び越えるシーンでは、実際に撮影半ばで足を骨折したらしい。痛みをこらえながらロンドンの街中を走りまくったそうだ。ただただ呆れかえってその神経を疑ってしまう。 ヘリコプターの操縦だって、ゼロから2000時間の特訓を受けて撮影に臨んだものらしい。スパイラル降下が大変だったらしいが、そんなこと誰もやろうとしない危険なもの。無茶もいいところで、並の心臓じゃこうはいかない。 多分かれは、マゾヒストだ。自虐的であればあるほど快感を感じているに違いない。予告編やメイキングエピソードなどこの危険なジャンプを撮影のために100回以上降下している。 空中降下のエキスパートでしか成し得ない、ヘイロー(HALO)ジャンプ(高高度降下低高度開傘)も見ものだ。特殊装備無しではいかなる人間でも失神してしまうという超危険&超高度な離れ業。高さ70.1m、飛距離9.92mのビルとビルの間を飛び越える。 ビルの3階ほどの落差のある窓から屋上に飛び降りたりもする。本当に生身の人間がやってるのか?と疑いたくなる。 バイクチェイスの最後に、車に突っ込んで跳ね飛ばされる。 高速で逆走したり信号無視で突っ切ったり、狭い市街地をチェイスするシーンだけでも十分見応えがある。しかもノーヘルで。一瞬のミスで死者が出るようなシーンの連続なのだから、見てる方も恐怖でちびりそうになる。荷物を吊り下げたロープを伝って機体に乗り移る。 ヘリ同士のチェイス。撮影中はヘリが13機飛び回っていて、その事だけでも危険極まりないことらしい。よくもここまでのことをシナリオに書き、練りに練って実行して映像にしたその執念に感服する。レベッカ・ファーガソン 前回同様、姿が美しくてカッコイイ。 プルトニウムを巡って、前半はそのややこしい関係が描かれるが、敵なのか味方なのか分からなくなってくるのは何時もの事。ややこしくてついていけない。 いよいよ後半、ハチャメチャな見せ場がこれでもかこれでもかと展開される。3本分の映画の要素を1本に押し込めたほどの圧倒的な密度。 トム・クルーズが本当にやりたいことが次々と実行されていくという感じで、もうお腹いっぱいだ。最高のアクターであり最高のエンターティナー。如何に観客を満足させるかを常に最優先させている映画人魂を惜しみなく出し切った結果がこれだ。 それにしても金がかかった映画だ。撮影のために機材や装置を新しく開発したり、ほんの短いワンシーンにも手抜きは一切無い。宣伝効果もあって、8月3、4、5日の三日間で観客動員61.9万人、興行収入8億6814万円を記録したとかで、興収60億円突破も見込めるとか。 ハイ・ハイリスクのハイリターン。生身を命がけで使って、一切妥協しないトムの演技に感動しない人はいないだろう。
2018.08.09
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♪ 頂に視座を決めたる男たち煙はやがて消えゆくものを‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 心の通じ合うだろうよき理解者同士は、まるで三身一体のごとく共通の資質を持っている似た者同士。じっと見ていると味わい深い。身も心も捧げたくなる?いや、絶対に×! 共通の資質それは、三者ともヤクザと繋がりがあること。悪事を働いても自分の法律を優先するのでその自覚がないこと。世の中の常識をまったく無視できる胆力があること。天辺に登って胡坐をかき下を睥睨して生きていること。権力をかさに着て自分の都合だけを優先し、邪魔者は切って捨てる残忍さを持っていること。嘘を平気でつき、それが正しいと自己暗示をかけるセルフコントロールにたけていること。”這っても黒豆“的頑固さと狷介さですべてを押し通せることな、どなど、同じ家庭教育を受けて育った異母兄弟ような三人である。♪ 性格のとことん似たる異母兄弟 長じてもなお大将が好き ♪ 雄弁と場面緘黙 その裏に通底しているモノポリー魂
2018.08.08
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