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♪ アイコンが消えてソフトが見つからず戸惑いながら手間取っている‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 何日振りの雨だろう?夜来の雨が7時の段階でまだポツポツしている。立秋に合わせたようなこの涼しさ。ほんのひと時、人間性を取り戻した感じ。この涼しさを味わうための連続猛暑かって、有り難がっているのかぼやいてるんだか分からなくなる。 昨日は、下呂市で41.0℃を記録。名古屋でも39.4度という暑さ。今は東海地方が狙い撃ちされている感じ。 少しでも暑苦しさを取り除こうと、この暑い午前中に庭の草取りをした。キンシバイとアベリアも短く刈り込んだ。カラカラに乾いていて草は元気がなく、取り除くには好都合。日中は蚊も寄って来ないのでその面でも、暑さの効用と思えば気は楽だ。 スッキリさっぱりした。隣家の庭も昨日から草取りの人が入っている。 雨は午前中には上がってしまい、西日本と東海地方の猛暑は引き続いて名古屋では35度の予報が出ている。雨が降ったこの地域で晴れて来れば湿度がハンパナイことになるんじゃないか。 7日6時現在 台風13号はほとんど衰えることなく、9日の3時には銚子市の南南西約50kmに達する見込み。 その段階で中心気圧 975hPa、中心付近の最大風速 35m/s、最大瞬間風速 50m/s、暴風警戒域 全域で260km、と強い。 関東に台風が上陸するのは久し振りの事。どの程度の影響が出るのか分からないが、ダム湖の水は補充されることにはなるだろう。
2018.08.07
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♪ 流れゆく水の一部となる亀の首を巡らすかなしからずや‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 猛暑が続くようになってからは一週間ぶりのウォーキング。図書館まで往復して来た。日中は幾らなんでも暑いので、夕方まで待って5時ごろに家を出た。 コンクリートの浅い水路に、一匹の亀が優雅に泳ぐように歩いている。やけに涼しそうだ。まだ34~5度は有りそうなアスファルトの道を行く身には、避暑地で遊ぶノーブルを鼻に掛けたお坊ちゃんのようだ。 この亀の先祖が生まれたミシシッピーの夏は、高温多湿で日本によく似ているらしい。甲羅干し以外は水の中にいる奴らは、我々よりずっと涼しい思いをしているはずだ。カメラは持たずに行った。以前撮ったセキレイのいる同じ水路の写真 東江一紀の翻訳した本を引き続き読みたいと思ったが、館内にある検索端末では翻訳者からの検索は出来ない。スタッフに言ってパソコンで調べてもらうと3冊あるだけ。それも随分古い本で閉架になって下の倉庫にあるらしい。 題名から適当に選んで持って来てもらったのが「密告者」というタイトルの、1994年発行、ジェラルド・シーモア作のぶ厚い文庫サイズの本。とりあえず読んでみることに。 帰途、前を歩いているお爺さんがちょっと見慣れない犬を連れていた。小型犬でチワワ風だけどちょっと違う。何という犬種なのか聞いてみたら、ミニチュア・ピーシャだと言う。ドーベルマンの仲間で小型にしたやつらしいと曖昧な答えが返って来た。娘の所で4匹生まれ、2匹が貰われていったが2匹残ったその内の一匹だとか。どこかが悪い(病気とかではなく)ために引き取り手がなかったとのこと。 近寄っても怖がらず、撫でさせて貰ったが存外おとなしい。外で見知らぬ人に会っても何ともないが、家に居る時はまったく様子が違うらしい。吠えて攻撃してくることもあるので要注意なんだとか。いわゆる内弁慶ってやつなのかも知れない。右のドーベルマンとそっくり。(橋本ドッグスクールの写真より) 「ミニピン」の愛称で親しまれているらしいこの犬。祖先犬とされる中型のヘル・ピンシェルは、ドーベルマンと同じ祖先で、その後、ジャーマン・ピンシャー、ダックスフンド、イタリアングレーハウンド、さらにミニチュアシュナウザーやトイ・マンチェスターテリアなどを交配して、19世紀にはすでに現在のミニピンとほぼ同じ形になっていたという。かなり歴史のある犬らしい。 ドーベルマンと同じく、現在も多くの国で断尾・断耳の習慣が続いていて、出会った犬の尻尾もカットしてあった。しかし、ドイツ他ヨーロッパ各国では動物愛護精神を尊重するため、20世紀後半以降、断尾・断耳を禁じられているんだとか。茶色の毛のタイプも。こういう耳が本来のもの。 人見知りな所があるくせに好奇心旺盛で、常に動き回って何かを探しているやんちゃものらしく、脱走することが多々あるらしい。番犬としても非常に優秀な犬種らしく、大きな相手でも勇敢に立ち向かっていくことがあるとか。場合によっては訪問者に怪我を負わせることもあるので、しっかり躾をしないといけない犬らしい。 息子の家なら芝生で走らせて一緒に遊ぶには丁度いいかもしれない。しかし、ペットショップで15〜25万円程度するらしいし、1日40分前後の 散歩が必要だ。躾をしないと人に噛みつくことなど考えると、やっぱり無理かな。
2018.08.06
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♪ 狷介と偏屈の吾(あ)に従いて頑固を通すしたたかな君‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 夕べ、あんまりにも遅くなったPCをこの際新しくしてやろうと、更新をしたのは良いが酒を飲んでいたので途中で居眠りしてしまった。目が覚めても頭が働かず、画面がおかしいちゃんと動かないと、思いつつ強制終了してしまった。 今朝になってカミさんがそれを知らずに立ち上げて、いつもと違う画面になっているし操作ができないと泣きついてきた。それではとPCに取り付いたのはいいが、勝手が分からずえらい苦労しまくって汗。消えたフリーソフトもあるし、メールの設定やらワードの設定にも時間がかかった。 頭がパープーになっていて判断にやたら時間がかかるのだ。 どうにか元通りになったので、今頃ようやくブログをアップしているというわけ。生き来しの青葉や古りて影をなす遅いパソコン更新をせし 今まではモジラーのFireFoxとIEの両方を使っていたが、遅いので「Microsoft Edge」に切り替えた。これは最新のものだけに確かに早い。 これで少しは楽になって、カミさんも喜ぶかな。
2018.08.05
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♪ 散水に雇われし人棒立ちに無人の庭の草草を濡らす‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ とうとう名古屋で40度超えを記録した。きのう午後2時すぎに40.3度を観測し、太平洋戦争中の1942年8月2日に観測した最高記録の39.9度を76年ぶりに更新。風が北西から山を越えて名古屋に吹く際に、乾燥して温度が上がるフェーン現象が起きた(午後2時の湿度は27%となった)ためらしい。2013年の夏の8回を8月上旬で既に上回った。 続々と新記録更新となっている日本列島。過去にもかなり暑い日があったということにも驚くが、更新の間隔がどんどん短くなっているのも特徴らしい。 地球全体の平均気温が幾何級数的な恐ろしい勢いで上昇しているらしい。地球全体の平均気温の推移 第二次世界大戦を境に上昇に転じ、高度経済成長から安定期に入り、日本ではバブル経済に突入していった1980年代を境に、急激な勢いで上昇している。 熱しにくくて冷めにくい海水温が上昇し続け、砂漠化が益々進む。それが相互作用となり温室効果と相俟って上乗せされていく。幾何級数的なカーブを描くようになってはもう止められない? 1944年(終戦の前年)の気温がずば抜けて高かったようだが、特筆すべきことは無かったのか話題にも上っていない。最高記録の39.9度を記録した2年後。日本の最高気温はそんなに高くなかったとしても地球の他の地域ではべらぼうな猛暑だったはず。 東南海地震を隠していたのと同じ様なことが、世界規模で行われていたということなのか?♪ 地球儀を回して見れば遠近(おちこち)に傷痕の見ゆ宇宙の片隅 この暑さは当分続くと見られていたが、台風13号が発生し本州めがけてやってくる。それでこの暑さは途切れて、人や大地、地上の全ての生物が一息つけるというもの。 吉と出るか凶と出るか予断は許さない。海水温が高いためにあまり衰えずに接近する可能性があるし、まともに上陸すれば被害も避けられまい。 今後の気圧配置によって進路は大きく変わる可能性があることを予報円の大きさが示している。 4(土)、5(日)は東北付近に前線が延びて停滞する見込み。秋と真夏が同居するような形となっていて、東北以北は涼しいが東北以南は猛暑が続くらしい。5(日)は名古屋で39度になる予報が出ている。 来週に入ると様相は一変して、台風の動向にやきもきする猫の目のような変化を見せる。 一体この先どうなっていくのだろうか。台風がやたらに発生する危惧があり、猛暑の後は台風被害にオロオロすることになるのだろうか。 弛緩してタガが緩んでしまい、アホな事ばかり曝け出している自民党議員。人の気持ちとかモノの本質を見極める能力もなく、ただお山の大将の言うことだけを聞いいるだけ。泡沫(うたかた)の様に漂っている奴らにこの自然の猛威に対処する知恵も能力もない。 浮かばれないのは被災地とそこに住む住人たち。なおざりな施策で適当にあしらわれてはたまらない。
2018.08.04
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♪ 冷めきらぬうちに熱線降りそそぎ大地あまねくサウナとならん‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 名古屋で39.6℃までいった昨日、センチュリーホール(名古屋国際会議場)に「カゴメ劇場」という子供向けのミュージカルを孫と一緒に見に行って来た。 チケットは、息子の嫁さんの両親が株主優待の権利を(抽選で)ゲットしてくれたもので、息子夫婦はともに仕事のため行けず。われわれ爺婆が代わりに行くことになった。チャリティー参加と招待の二本柱で行われている 孫はかなり楽しみにしていたらしく、往きの車の中でもテンションがかなり高かった。ちょっと見ないうちに、顔つきがほんの少し男の子らしくなってきた。 1時間前に会場に着けば地下駐車場はすでに満杯。屋外の第4駐車場しか空いておらず、この時点で、「ウヘー!」と思わず10度繰り返すほどの暑さ。後でひどいことになるのを覚悟で会場へ。 先ずは、13時開演の前に7階で食事。 涼しいが、クーラーが効きすぎの感じがするのは外との温度差のせいだろう。そこまで考えて空調を調整はしていないだろうから・・。 会場入り口 会場入り口まで来ると孫が突然、床に手を突き、ごろん、くるんと回転し始めた。喜びを体で表現しているらしい。子供って、いい!!躊躇いや衒いがなくて・・。 親はそれをついつい枠にはめようとする。特に日本人はその傾向が強すぎる。人と違うことを極端に嫌がり、押さえつけようとする。 「何で、そう なるの?」って、欽ちゃんの声。 2階の5列目、端っこの席。ちょっと見にくいけど会場の雰囲気は充分に楽しめる。 全国で16公演あって、マチネー1日2公演。それも46回目という。かなり人気のあるミュージカルなんだねえ。 2部構成の最初の「ベジタブル探偵団」は、KAGOMEが”子供たちに野菜を好きになってもらおう“という趣旨のアトラクション。会場は大いに盛り上がった。 一番前の席(関係者のもの)が空いていたのでそこへ移動して観ていた。ジッとはしていない孫の事、手擦りに凭れていたらスタッフのお兄さんに注意された。それで、また元の席に戻ろうと階段を上り始めたところ、足を踏み外しておでこをステップの角にぶっつけた。 慌てて抱えて席に着いた途端に、大声で鳴きだした。1分足らずで収まったが、ちょっとショックだったようだ。何かあると、直ぐに大声で泣く。まあ、それはいい事なんだけどねぇ。場所が場所だけに、やきもきしたぞー。 泣き止んだところ。じきに第一幕が終了し15分の休憩に。 2部は本命の「オズのまほうつかい」。声も良く出て歌は上手いし良いんだけど、何せ遠い。舞台の熱とリアル感がイマイチ伝わってこない。端の席と言うこともあって他人事のように見ていた。孫はずっとばーばの膝の上に居るし、私は一番隅の席でコックリしながら、夢の一部として聞いていた。 ラストシーン 40分はけっこう長い。終わってから、孫とばーばが口をそろえて「わけわからん」と・・。物語の内容を知らないのだから無理もない。紙で作るトマト形の帽子を被って、解放感を味わっている。 幻のスフォルツァ騎馬像の前で 何かしらの意図があるのか、俯いた姿でポーズを取った。面白い子だ。 ちょっとした場面で、何かを感じさせる。 保育園では、隣組の先生がこの子を好きで「かわいい」と言い、とても気に入っているらしい。他の子とは違う何かを感じているのかも知れない。 しっかり涼しさに慣れた体で、屋外の駐車場へ。一番熱い時間帯で、車内の室温は推して知るべし。取りあえず全部のドアを開け放って、熱されて膨張している空気を車外へ。 その外の気温が40度近いとなれば、その効果のほどはたかが知れている。クーラー全開でかけ続けてもなかなか温度が下がらない。 こんな日に屋外の駐車場に車を停めるのは、サウナで目玉焼きを作る様なもの。 しかし、室内の黴菌は殺すことが出来たかもしれないし、こっそり入り込んだヒトスジシマカもやっつけただろう。そう思ってプラスに思考をチェンジをしてみても、暑いことには変わりない。 世界各地で猛暑に喘いでいる。忍耐強い日本民族はこんなことで熱中症になんかなってはいけない。山火事も起こっていないし、山が多いお蔭で水も豊富。豊かな国なんだから、知恵と工夫と順応力で乗り切っていく。
2018.08.03
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♪ 端然と火木土の星輝きて無残な地球(ほし)を憐れみいるらん‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 悪天候(台風)やら猛暑やらで、夏の旅行やバカンス計画が大幅に狂ってしまった人は多いことでしょう。しかし、敢えてこんな「危険」や「厳重警戒」の猛暑の中に出て行くのは控えた方が良さそうです。熱中症情報 一昨日の夜は、15年振りの火星大接近の日だったが、しばらくは近づいて大きくなった火星を眺められる。他にも、9時を回った頃には月と惑星の火・木・土・海王・冥王の星々が見られるようだ。こんな時は無理をせず、気持ちを切り替えてゆったりと星空の観察でもしてみましょうか。8月1日の空(暦のページより) 旅行に行けなかった代わりにこの火星大接近に合わせて、望遠鏡を親にねだった子どもも居るんじゃないかな。 我が家ではそんなものないので、空が明るいので肉眼で見られるのはせいぜい月と金・火星ぐらいかな。東京の星空国立天文台NSAOJ(National Astronomical Observatory of Japan)より(拡大します)「東京の8月のカレンダー」 5日 下弦 7日 立秋(太陽黄経135度) 8日 天王星が留 9日 水星が内合 11日 山の日 / 新月 / 部分日食(日本からは見られない) 13日 10時頃、ペルセウス座流星群が極大(見頃は13日未明。1時間に40個程度。条件がよい) 17日 伝統的七夕 18日 上弦 / 金星が東方最大離角 / 水星が留 23日 処暑(太陽黄経150度) 26日 満月 27日 水星が西方最大離角 28日 火星が留 *留(りゅう)──惑星の地心視赤経の時間変化が0となる瞬間。惑星は恒星の間を運動していきますが、留のときにはその運動がほぼ停止し、運動の方向(順行じゅんこう、逆行ぎゃっこう)が入れ替わる。*内合──合(ごう)は、太陽と惑星との地心視黄経が等しくなる瞬間、すなわち地球から見て惑星が太陽と同じ方向に来るときで、内惑星(水星、金星)の場合は太陽より近くを通る内合(ないごう)と、太陽より遠くを通る外合(がいごう)がある。*最大離角──太陽と内惑星との地心真角距離が最大となる瞬間、すなわち内惑星が太陽からもっとも離れて見えるとき。地球から見て内惑星が太陽の東側にあるときを東方最大離角、西側にあるときを西方最大離角という。東方最大離角のころは夕方西の空に、西方最大離角のころは明け方東の空にあり、内惑星観望の好機となる。なかでも金星は最大離角時には太陽から大きく離れ、明るく見つけやすいこともあり、宵の明星、明けの明星などと呼ばれて古くから親しまれている。*衝(しょう)──太陽と外惑星との地心視黄経の差が180°となる瞬間、すなわち地球から見て惑星が太陽と反対側に来るとき。外惑星はこのころ、もっとも地球に近づき=地球最近、明るくなる。また、真夜中ごろに南中し、ほぼ一晩中見えるので外惑星観望の好機といえる。なお、火星の軌道はかなり離心率の大きい楕円なので、接近するときの軌道上の位置によって地球-火星間の距離は大きく変化し、大接近・小接近などと呼ばれる。今回のがそれにあたる。惑星現象(こよみ用語解説より) スカッと晴れ渡った夜空を、焼酎チビチビやりながら眺めるなんて最高だろうね。広い宇宙を眺めていれば、チンケな公金横領や立場を利用した私物化と独占など、最低の、下の下の醜聞なんかをしばし忘れることが出来る。
2018.08.02
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♪ 梅干しを食べろと言わぬ広報の裏に何かを感じてる夏‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 残月の下から喧しい蝉の声が、この星を席巻するかのごとく湧き上がっている。ピピはもう死んだも同然の8月初日。今までの猛暑のことはリセットして、今日から夏が始まると思った方が身のためだ。 私たちの身体には、約0.9%の食塩水と同じ浸透圧の血液が循環しているという。大量に汗をかいてナトリウムが失われたとき、水だけを飲むと血液のナトリウム濃度が薄まり、これ以上ナトリウム濃度を下げないために水を飲む気持ちがなくなるという。 それで、知らないうちに熱中症になってしまうらしい。 熱中症が危惧される「危険」状態が続いています。広報でも盛んに「小まめに水分を取って下さい」と呼びかけていますが、同時に塩分も取るようにと言わなければ片手落ちというもの。 ここへ来てようやく「塩分も取ってください」と、付け加えるようになったが、遅いわ。 それで、スポーツドリンクなどが自販機などで簡単に手に入るため、水などの代わりに手軽に買って飲むことも多いでしょう。しかし、それによる弊害が出ていて、見かねた医師から投書という形で勧告が出ている。朝日新聞「声」7月31日 スポーツ愛好家でも軽い運動の場合は、スポーツドリンクを水で半分に薄めて飲むそうです。糖分を摂り過ぎてしまうからです。 熱中症予防の水分補給として、0.1~0.2%の食塩(ナトリウム40~80mg/100ml )が必要とされる。これが、1リットルの水にティースプーン半分の食塩(2g)と言う目安になるわけです。 また、1時間以上の運動をする時は、これに4~8%の糖質を含んだものを摂取することが必要とされるので、スポーツドリンクがそれに対応しているわけです。つまり、運動しない人は糖質を摂る必要がないという訳です。主な電解質(イオン)の役割 大塚製薬より 運動や労働で失われた体液を補うためには、水分と一緒に電解質と炭水化物(糖分)を補給することが必要という。古くからお粥に梅干しをのせて食べるなど当たり前に行われていた。これは水分吸収には、塩分と糖分を一緒に摂る必要があることを知っていたというこになる。早い仕組みは・・ それで熱中症になってしまった時に最も適しているのが、経口補水液「OS-1」(所ジョージが宣伝している)らしい。吸収をよくするためにバランスよく電解質(ミネラル)と糖質を配合してあるらしい。 軽度から中等度の脱水状態のある人へ、水・電解質を補給・維持するのに適した病者用食品で、医療現場でも使われている。吸収を早くするには、ナトリウムとブドウ糖濃度のバランスが重要であり、水は、ナトリウムとブドウ糖の吸収に引っ張られて一緒に体に取り込まれるとか。 即効性があるので医療現場でも使われているので、医師が推奨するのも頷ける。 まるで「OS-1」コマーシャルみたいになってしまったが、大塚製薬との利害関係は何らありません。
2018.08.01
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♪ 長生きはしたくないさと嘯いて西日の居間に酒飲み始む‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ こんなにも生きると思わざりしひとの夢の八十路を彷徨っており♪ 老人の屯(たむろ)している近未来われの居場所の無きを嗤わん♪ この人もあいつも生きる百歳を想い観ているジュラシックパーク♪ 長生きはしたくないとふカミさんがきょうも〈ガッテン〉熱心に観る♪ 来年は古希なるわれに自覚なしAVサイトにカーソルが向く♪ 長寿など欲せぬもがも安倍総理しっぺ返しのいつか来るべし
2018.07.31
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♪ 白々と台風余波の雲ながるおもむろに虹立ちあがるなり 29日の真夜中に猛烈な風が吹いて通過するのを、半分夢の中で聞いていた。雨はそんなでもなかった。東側の雨戸はしめたもののあまりに暑いので、南風は吹かないと踏んで南側は網戸のままにしていた。その為、風の音もまともに聞こえてきたわけだ。 案の定、通過した後で風向きが変わり、ほんの少しの雨混じりの南風が吹いただけですんだ。幸い、被害と言えるものはほとんど無く異端の野分は西方へ走り去った。 相模湾の西側では高潮で大きな被害が出たようだ。あれだけ注意勧告されていたのに、国道を閉鎖するようなこともなく高潮への認識が甘かったと言わざるを得ない。 台風一過の、とても蒸し暑いきのうの午後4時すぎ。久し振りのウォーキングに出た。台風の痕跡を確認するような気分も有って、カメラを持っての物見遊山的ウォーキング。ほぼ一週間ぶり。 雲が台風余波で南風に乗って流れて行く。東南の空にすーっと虹が立った。雲間に西日の差す中、部分的に小雨が降っているらしい。台風と虹はあまり結びつかない取り合わせ。 いつもとは真逆のコースを取っていった12号の、通過してからの雲の動きがそうさせたのだろう。 やがてハッキリとした弧を描いて見せた。反対側にもうっすらと姿を見せて弱弱しいアーチが浮き上がった。 虹のアーチを見るなんて一体何年振りか。数分後には跡形もなく消えてしまった。パークロードを歩く人で、虹に気付いた人はほとんどいなんじゃないかな。 小さないたずら小僧のようなゲリラ雨が、南風に吹かれて斜めに降ってきた。逃げ場もないが、大きめの木があってその幹に身を寄せてやり過ごす。 被害といったものは見当たらず、強風によって銀杏がたくさん落ていたぐらい。 カルガモもホッとしたように水路を巡る。こんな風情も大水など出なかったからこそのもの。 正面に西日を受けながらの坂。再び虹が出ていないかと振り返るも、雲が流れてゆくばかり。 蝉も我慢の一日を過ごしたようで、夕方6時半ごろに出てくるはずの幼虫が見当たらない。台風の暴風雨にビックらこいて、地中で震えていたんじゃなかろうか。 上の方にあった抜け殻は風に飛ばされ、地上に散らばっていた。生け垣があって風がさえぎられる場所に取付いたものだけが、いつもの様にびっしりと並んでいた。 雲だけが元気な、何ら変哲のない台風一過の午後。湿った南風とシャワー付きのウォーキングだった。 そう言えば、今年はアサガオの花を見かけない。いつも同じ場所に咲いているはずのものが見当たらない。年初からずっと天候が変だったことが影響しているのだろうか。 早めに切り上げて帰って、8,500歩ほど。夜にはカミさんに散髪をしてもらう予定になっていた。 禿げも進んだ頭。僅かな髪の毛が伸びているのも鬱陶しい。いっそ坊主にしてもらおうかと。バリカンがないのでハサミでの丸坊主は難しい。それで、何時もより極端に短くしてもらってサッパリしたが、スカッと坊主になったわけでもない。この日の空模様に似ていなくもないかな。
2018.07.30
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♪ おりふしに禊(みそぎ)へこころさらけ出すきときと流る水の清しき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ がんを患ってがんと闘いながら現役で仕事をこなしている有名人も多くなった。 ジャーナリストの鳥越俊太郎は、05年に65歳で直腸がんを患い、67歳で肺に転移が見つりその2年後には肝臓にも転移が見つかり、これまでに4度の手術を受けている。腹腔鏡手術で、直腸がんは手術後12日で、肺がん4日後に退院。1週間しか入院しなかったそうです。肝臓がんの場合は1.8センチのがんを開腹手術で取り除いたらしい。 転移の心配はこれからも残るが、仕事はがんになる前の3倍に増え、プライベートでも、ジムに通い始めるなど、生活はますます充実している。健康を意識し、食生活など生活習慣を改めて、今では忙しくても、疲れない体を築き上げた。もう、がんを患う前の生活は考えられないという。 樹木希林もそうだ。2004年に乳がんとなり、翌年右乳房の全摘出手術を受けた。2007年には同じ場所でがんが再発し、その後は放射線治療を受けていたが、3年くらい前にはガンの転移が確認された。最近では副腎にも大きながんが確認されたそうです。現在ではピンポイントで放射線治療を実施しているそうです。 2013年3月の「日本アカデミー賞」授賞式で「全身がん」を告白し、5年超が経過した今も現役で女優活動を続けている。拡大します しかし、現実の職場での偏見や無理解が、まともに仕事ができるにもかかわらず解雇されるような理不尽な処遇によって、苦しめられているのが現状のようだ。 厚生労働省の研究班による調査では、がんに罹患した人の30%が依願退職を余儀なくされ、4%が解雇されたという悲しいデータがある。こうした事態が起こってしまうのは、病気に対する無理解と「死」というものをむやみに忌み嫌う日本の土着文化が大きく影響していると考えられている。 情報社会となって、個人的な意見を発信しやすくなり、今まで個人的な悩みとして包み隠され、孤独な苦悩として疎外されていた人たちが表に出るようになった。LGBTや多様な障害者、セクシャル・ハラスメントの被害者、そしてがん罹患者も体験や実情を自身の言葉で語り始めた。 そのことで仲間を得、その問題自体と社会との関係の両面で、問題を共有し共闘出来るようになってきているのは心強い。 この記事の中に出てくる「がんノート」 体験者とのインタビュー 私も、鬱的なつらい状態を経験してから、*他人と比べることを止め、*見返りを求めるのを止め、*心の内を隠すことを止めた。この三つの内の「心をさらけ出すことで救われることがある」という思いから、この短歌ブログを始めた。 自分を客観的な視座で見つめ、思い浮かぶことを31文字に置き換える。主観と客観の両方を意識することで見えてくるものがある。悩みを打ち明けるという質のブログではないですが、他人にこころの内を伝えることで心が軽くなるのは確かです。 読み手は赤の他人が書いている個人的な内面を喜んで受け止めてくれるとは思えない。関連記事があった時などに少しづつ紛れ込ますような書き方にしている。しかし、読んでくれている人がいるという事実だけで救われるものです。 始めてからもう11年が過ぎ、今では生活の一部になっている。最近のアクセス数も急速に増え、先月は10日連続で1000を超えたりして少しばかり驚いた。とても有り難いことです。 自分の悩みや閉塞感に打ちひしがれて、ひとたび落ち込んでしまうとそこから這い上がるのはなかなか難しい。ましてや鬱状態にでもなると、もうどうにもならない。 そうならないためにも、早め早めにその芽を摘んでおくのも必要でしょう。悩みを聞いてもらうだけで心は軽くなれる。そのための一歩を、すっと踏み出すしなやかな勇気を持つこと。 ええーい!さらけ出しちゃえ!!! ってね。
2018.07.29
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♪ ウィスキー、ビールやジンや日本酒と経て来て今はセンダイムシクイ野鳥「センダイムシクイ」の鳴き声「聞きなし」が、「焼酎一杯ぐぃ~!」。‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 先日の宴で残ったスコッチを貰ってきた。昔、海外旅行に行くと必ずと言っていいほど買って帰る、お土産の定番だった「ジョニ黒」。酒税法が変わって途中から大分安くなったが、当時は1万円ぐらいしていた記憶がある。ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年(40度 箱入り 700ml) 一応はスコッチなわけだし、そこそこの味だろうと思って飲んでみてガッカリした。ちっとも旨くない。こんな味だったっけ???なんか狐につままれた感じ。 カスタマーレビューに「一部のインターネットのウイスキー評論家(REAR)が高い評価をしていたので購入。香りはなるほど豊かな感じ。ただ、アルコール臭が、舌にピリッとくるキツさはひどい。12年物とは到底思えない。考えてみれば、世界中に出回っている酒であるほど、本物の『12年』のジョニ黒が安く手に入ること自体がおかしい。」というのがあったが、これと同じような感想を持った。 実際、2,000円ちょっとで買えるので高級ウィスキーとまでは言えないが、一体どういうことなのだろう?箱もラベルもまったく同じコピー商品があるらしいことが書かれていたが、本当なんだろうか?真相は分からない。 5つ星評価が64%とあったのが、ちょっと信じられない感じ。「シーバスやデュワーズ、バランタインと呑み比べてもこれが一番だ」「スモーキーで甘い香りとブレンデッドのコクのある味わいを十分楽しむことができる」「コスパ的にも最高」とか、高評価が並んでいる。 まあ嗜好品というものの宿命で評価が分かれるのは好みの問題だし、他人の意見や世間の評判に吊られている場合も多い。昔から「名物にうまいものなし」なんて言葉があるぐらいだから、評判ほど宛てにならないものはない。その価値は絶対的なものではなく、相対的なもので成り立っているわけだからねえ。 味は自分の体調や気分で変わるし、第一印象とは違って来ることも往々にしてある。じっくり味わうと今まで感じなかったものを発見することだってある。何をどう味わいたいかは、経験や置かれている状況(精神と肉体の両方)によって変わって来る。実際、自分でもウィスキーを飲むのは久し振りのことで、その刺激の強さに軽いショックを受けたのかも知れない。 ある時、焼酎を知ってからというもの、もっぱら酒は芋焼酎を飲むようになった。ウィスキーに比べて、その抜けの良さが抜群なところが気に入っている。回るのが早い上に、冷めるのも早く二日酔などには、まずならない。 その抜けの良さは、スピリッツの特徴である純粋さからくるものなのだろう。濱田酒造 海童(祝の赤) 芋 25度 720ml 1242円割水に『こしき海洋深層水』を100%使用。さつまいもは鹿児島県産黄金千貫の生芋、米麹の米は100%国産。旨みがあり、なめらかなドライな味わいの本格芋焼酎とある。 それで薩摩本格芋焼酎を飲んでみて、ああやっぱり今の私はウィスキーが苦手になっているんだということに気が付いた。どうしても冷たくして飲むので胃を冷やす。それを体質的に受け付けなくなってきていて、翌朝まで残ってしまうのも嫌なのだ。 若い頃はジンなんかも好きで、よくジンライムにして飲んでいた。夏の風呂上りに、ジュースを飲むようにクイーと、よく飲んだ。ジンで二日酔いになったこともない。ただ、市販のライムジュースに、添加物がやたらに入っているのが気になってからは、ボンベイサファイアをストレートやロックで飲んだりしていた。 日本酒も好きでよく飲んだが、齢を重ねるごとに翌日まで残るのが苦になる様になった。焼酎にはそれが無い。”体に良い酒“と勝手に思い込んで、今はどこへ行ってももっぱら焼酎ばかり。 今朝のブログは、図らずもオチが焼酎賛辞となってしまった。
2018.07.28
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♪ 伊勢湾を臨むなだりに蝉が鳴く台風を前にし広報車ゆくなだり=傾り(名詞)。斜めに傾いた所。坂道。‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ブーメラン型の台風12号が近づいている。太平洋高気圧とその西側にある寒冷渦の影響で、いつもとは逆向きの方向へ移動する見込み。 一年でも最も水位が高い時期の上に、水温が高いので水位が上がり気味。台風は低気圧のため海面を上に引き上げる作用もする。そして今はちょうど大潮で、場所によっては台風の接近と満潮が重なるところが有る。また、台風の吹き寄せで水位が上がる。 これらの要素が全部合わさると海水面が2m近く上がって、雨以外の水害をもたらす心配があるという。天気図予想進路予想─気圧・風 28日(土曜日)9時予想─雨・気圧 28日(土曜日)21時予想─気圧・波 28日(土曜日)9時 今までの台風とは全く違うコースを取るらしい今回の12号台風は、上陸してからのスピードが遅く、長時間にわたって大雨が降る恐れがある。先日水害にあった関西以西の雨が懸念されている。全く酷い台風だ。被害の少ない事をただただ祈るばかりです。 潮位の上がる恐れもあり、大雨と同時に注意する必要がある。前もって正確な情報を如何に取っておくかが重要になって来る。潮位観測 拡大して任意の観測所をクリックするとその場の潮位が表示される。伊勢湾内の常滑市の観測所のもの。 実際の潮位と天文潮位の比較ができ、高潮注意報基準・高潮警報基準、過去最高潮位が点線で示されているので、異常な状態であればすぐに分かる。 グラフは5分毎又は10分毎に更新されるので、ブラウザの更新ボタンをクリックし、最新の情報をゲットする。 ★「気象警報・注意報のページ」からも高潮警報・注意報の発表状況を確認できる。 ★「警報・注意報発表基準一覧表」
2018.07.27
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♪ 失ひてはじめて気付く極楽は地獄に浮かぶ泡沫(うたかた)なるを‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 先日、隣家の庭をオニヤンマが行ったり来たりしていた。久し振りに見るオニヤンマに子供の頃の情景を思い出した。東茨城郡内原村というド田舎だっただけに自然がいっぱいで──というより、自然しかなかった──夕方になるとヒグラシが鳴く。クマゼミはいなかったので、朝早くから工場並みの騒音で溽暑の鬱陶しさを倍加させるような事はなかった。 今でも身近にオニヤンマが見られる事に驚くと同時に、この辺りの自然もまだまだ捨てたもんじゃないなあと、感慨を深くしている。夕方のマジックアワーには小さなコウモリが、トリッキーに舞いながら虫を追っているし、先日の夜には、二階の網戸に雄のカブトムシが明かりを求めて飛んで来した。捕まえては見たものの、孫は当分来ないので可哀想と思って逃がしてしまった。夜な夜な、小さなヤモリが明かりに来る虫を追う姿も見られる。 メダカを飼っている鉢には、ムギワラトンボよりも小さめで黄色のハッキリしたトンボが頻りに飛び回っていたりする。アシナガバチも水を求めてやって来ては、鉢の上をうろちょろしている。 青条揚羽の幼虫が楠の植木鉢に二度目の生育を見せ、浅葱斑(アサギマダラ)のためにヒヨドリバナやフジバカマを植える人の気持ちを想いながら、生育を見守っている。 昨年はヒバカリという見知らぬヘビにに驚いたし、白鼻芯(ハクビシン)の来訪にも驚嘆させられた。鼬(イタチ)はよく見かけるし、狸注意の看板が自動車専用道路に有ったりする。 鴬や不如帰、小綬鶏の声も聞くことが出来るし、雉や鳧(ケリ)、オオヨシキリの声も珍しくない。翡翠(カワセミ)を見なくなって久しいが、河原鶸(カワラヒワ)や青鵐(アオジ)、小啄木鳥(コゲラ)をたまに見かけることが出来るし、一度だけ尾長(オナガ)を見たことがある。キンクロハジロ 青鷺、小鷺、大鷺や軽鴨、真鴨、金黒羽白(キンクロハジロ)なども飛来するし、川鵜がよく魚を獲っているのを見かける。 どこでも見られる鳥はもちろん居るが、烏はほとんどがハシブトガラス。鳴き声がハシボソのカーカーなんて優しいものではなく、大きな嗄れ声で一斉に鳴かれるとただただ喧しいばかり。 そう言えば、営巣したと思っていた四十雀は、巣箱に苔を入れるところまではいったのに、何故か途中で気が変わったのか、捨ててしまったようだ。あのツッピン、ツツピン、ツッピピンと鳴き方の違いを聴き分けて見守っていたのが懐かしい。 しかし、これら諸々の生物たちは年々数を減らし、早晩消えて無くなってしまうかも知れない。レッドリストには毎年新しい種類が付け加えられているし、もう既に消えてしまった生物も数知れない。 わが市の「ちょうどいいまち」なんてキャッチコピーを誰が考えたのか知らないが、切実な悩みを持たないそこそこのこの市を象徴している。いわば中流意識的な満足感と、現状維持的な後ろ向きの中に安住しようとしている感がにじみ出ている。 キャッチフレーズを公募して、その結果、市の職員が考えたものが選ばれたらしい。しかしその応募数が全国の105人から209作品という少なさ。出来レースというか、形式的な手続きでお茶を濁しているのが見え見えだ。 日本には、「余白=間」を活かす美意識が様々な分野に浸透している。日本人の「曖昧=想像力」を受容する能力が、この国を豊かなものにして来たのは間違いのないこと。衣食住から文化・芸術にいたる様々なものの中で、無意識に或いは意識的に取り入れられてきた。 「何もないからこそ意味がある」ということを一番知っているのは日本人のはずなのだ。 名古屋は、東京・大阪に比べればまだまだ「都会」というにはほど遠く、周辺には自然とは言わないまでも非都市のゆるやかな空間が残っている。そのまた周辺ともなれば、里山に隣接する準都会、あるいは準里山と呼ぶべき空間が広がっている。 この空間こそが愛知県、ひいては中部、東海地区の豊かさを示す”重要なもの”なんじゃなかろうか。 今の愛知県知事がどんな構想を持っているのか知らないが、資本主義が破綻して自由主義経済を錦の御旗に出来ない時代になっている今、オリンピックだ万博だと過去の成功例を後追いするような貧相な考えは捨てる必要がある。 過去の価値観やモデルは何の役にも立たない。負のレガシーを後世に残すだけだ。 澁澤寿一氏が講演会で伝えたかったことは、今のままではこの国は成り立たなくなるということ。それが明白であるからこそ、嘗ての里山の暮らしを学び、間違いを正していくことが必要と訴えているのだ。 現状維持なんかではダメなんだということ。この異常気象を見ればそれらは明白なこと。自然淘汰を含めて、人類の行くべき道を考える必要がある。公演のパワーポイントのファイルから
2018.07.26
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♪ クーラーの風に慣れたるぴぴちゃんの尻尾小さくリズムを刻む‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ 殺人の事件多くて報道がいつのものかが分からずにいる♪ クーラーを点けずに死にし老人を自死と思わす政治の貧困♪ 解決の縺れ長引くほど嬉し坂上忍の声が高まる♪ 保冷剤を入れしてぬぐい巻きつけて翻訳大賞読者賞読む♪ ああ月が日々に丸びを増しゆきて母星の熱を照り返しくる♪ 山火事を起こす熱波にうろたえる火を制御せし人類なるも ギリシャの首都アテネ近郊の沿岸部各地で23日、大規模な山火事が発生。50人が死亡、150人以上が負傷した。原因は不明だが、現地は40度を記録するなど猛暑が続き、熱波が影響している可能性があるとのこと。 フィンランドやノルウェーなどでも今年、火災が起きている。高温が続くラトビアでは山火事が5日間続き、8平方キロ以上が焼失したとのこと。
2018.07.25
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♪ 設楽(しだら)町大字田口字細田 知己のすむ町「空(くう)」醸す町「空(くう)」──この町にある関谷醸造の銘酒(純米大吟醸)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨日は二十四節季の「大暑」。文字通り最も暑い日となった。東京・青梅市でも40.8度を記録し、埼玉県・熊谷では観測史上最高の41.1度を記録。2013年に高知の四万十市で観測した41.0度の国内最高気温を0.1度更新し、国内新記録となった。 熱中症のリスクの70%は湿度の影響であり、20%が輻射熱(地面や建物から受ける熱)、残りの10%が気温と考えられているらしい。湿度が高いと汗が蒸発しにくいので、体温を十分に下げられない。プールでも熱中症のリスクがあるのは、汗が乾かないので上がった体温が下げられないからだ。 湿度は何ともならないが、発汗は良くしておく必要がある。「暑熱順化」すると汗の量が増えて、比較的低めの気温から汗をかくようになる。その順化に必要な期間は7~14日程度と言われている。それが出来ていないと暑さに耐えられずにバテてしまう。 私は、梅雨の間に汗をかく練習をする様にしている。汗をかく事を嫌がらず、しっかり毛穴の開閉をスムーズにしておくことで猛暑を乗り切れる。頂いた美味しい梅干しを毎日欠かさず食べるし、水分は小まめに取っている。 お蔭でこのクソ暑い日々にもかかわらず、食欲が落ちることもない。冷たいお茶づけやソーメンで誤魔化すということもない。却って体重が増えたぐらいだ。”こんな時に太るなんて、罰当りな奴だ“なんて声が聞こえてきそうだ。 筋肉は水分も蓄えるので、筋トレも効果があるらしい。時どきのプッシュアップ30回とかスクワット、夜の速歩20分なんかが役に立っているのかも知れない。暑いから何もしないというのは逆効果だろう。早朝から強烈な朝日がPCの部屋に差し込んでくる 昨日の暑さも半端なく、日中の2階は38度を超え、1階の台所も37度あたりまでいった。ネコのためにもクーラーを入れないわけにはいかない。風呂でシャワーの水を掛けてやったりもするが、24時間暑いままでは何ともならない。昔の「夕立」が無性に恋しくなる。 普段、猫のトイレは脱衣所の奥、水飲み場も入ったすぐのところにある。昨日ばかりは水飲み場をクーラーのある部屋に移動した。で、ピピをその前に連れて行ったら、直ぐに飲み出した。1分ほど飲み続けて、器の半分以上を飲んでしまった。大分、我慢していたとみえる。 で、今日もだ!各地で猛暑の予報が出ている。 平年と比べるまでもない異常値が続く。後半の予想気温が34~5度となっているのを見て、”ああ、低くなるんだなあ“とちょっと安心している自分に飽きれる(人間は順応性がある)。確率はCランクで、予想数値の振幅が大きく、最悪の場合は37~8度になる可能性もあって、予断を許さない。まだ7月だなんて信じられない。
2018.07.24
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♪ 沖縄に避暑に行きたい台風さえ羨ましきを天気図に見る‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ きのうは名古屋でも最高気温39.5℃を記録する物凄い暑さだった。異常に高かった地域は岐阜と愛知。列挙すると、八幡(岐阜)39.8 ℃、名古屋(愛知)39.5 ℃、豊田(愛知)39.3 ℃、揖斐川(岐阜)39.3 ℃、美濃(岐阜)39.1 ℃、多治見(岐阜)39.1 ℃、岐阜(岐阜)38.8 ℃、舞鶴(京都)38.8 ℃、大府(愛知)38.7 ℃、伊勢崎(群馬)38.6 ℃、美濃加茂(岐阜)38.6 ℃。 夜の2キロの早歩きで、たった20分足らずなのに頭がクラクラする感じだった。 くそ暑いこんな時にこそ、クーラーの効いた部屋で「上原ひろみ」なんかじっくり聴きたいもの。テレビでYouTubeが観られるようになったので、そりゃあもう最高だい。 涼を感じるにはトリオ・プロジェクトのものより、これらソロピアノが断然良い。「Haze」 YouTubeへ 彼女15歳での発表会の演奏がYouTubeにアップされている。シューマン幻想小曲集作品12より第2曲「飛翔」。その大人っぽい風情と貫禄に、「栴檀は双葉より芳し」さもありなんと感心しながら見入ってしまった。シューマン幻想小曲集作品12より第2曲「飛翔」 YouTubeへ これらの基礎があってこその即興演奏。そこへ至るまでの道程は並大抵のことではないことを思う。記録という数字を追うアスリートとはまた違ったものが要求される音の芸術。 「Place To Be」 YouTubeへ 残響の上につぎつぎと重ねられながら生み出されていくパッションとエモーション。瞬時のうちに消えてゆく音楽世界。ジャズ・ピアノ界のアスリート的存在の彼女の演奏スタイル。時に聴衆を置いてきぼりにするような演奏をするが、ちょっと抑え気味の方が私は好きだ。 その才能の上に重ねた努力によって、圧倒的な説得力で迫って来る演奏にはただただ納得させられるばかり。 こちらはチック・コリアと2台のピアノでのデュエット。ジャズ・ピアノの大御所と互角以上のパワーと指捌きで、丁々発止と渡り合って圧倒的な演奏を聴かせてくれる。 スカッとするに違いない。
2018.07.23
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♪ 翻訳の深みに落ちて井戸を掘る汲みてたゆまず玉いずるまで‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「ねみみにみみず」は、2014年6月21日に食道がんのため62歳の若さで亡くなった、翻訳家・東江一紀氏の業績と書き残したエッセイや諸々をまとめた本。オヤジギャグと駄洒落を織り交ぜた軽妙洒脱な筆致で翻訳家の苦悩と喜びが、自虐とナルシズムの衣をまとって綴られている。 二百冊以上の訳書を世に出し、『犬の力』(ドン・ウィンズロウ)で第一回翻訳ミステリー大賞を受賞している。作品社刊 2018年4月30日初版第1刷 6月21日初版第3刷発行翻訳家の日常、翻訳の裏側。迫りくる締切地獄で七転八倒しながらも、言葉とパチンコと競馬に真摯に向き合い、200冊を超える訳書を生んだ翻訳の巨人。知られざる生態と翻訳哲学が明かされる、おもしろうてやがていとしきエッセイ集。 他界後、世話になった門下生等が彼の残した業績をまとめる事となり、越前敏弥氏が代表となって本書が出来上がったという。 越前敏弥氏は、「そう、東江さんはいつも真剣勝負、全力投球の人だった。翻訳も、エッセイも、競馬も、パチンコも、駄洒落も、何もかも。決して器用な人ではなかったが、たぐいまれなほど研究熱心で、その成果を丹念に集めて整理し、のちの仕事に生かしていった。涼しい顔でふと思いついたかのような数々の名訳は──『あんた、男ぶりが三枚ほど落ちたな You look like shit.』も、『神経を魚で擦るような声で in a very sarcastic fish voice』も──実はかなりの苦闘と伸吟のすえに生み出されたものではないか、いつか訪れる機会のためにずっとストックしておいたものではないかとわたしは推測している。」と書いている。「ことばの魔術師 翻訳家・東江一紀の世界」togetter東江一紀氏他に、楡井浩一・菜畑めぶき・河合衿子・伯山梁のペンネームを持つ この本、各章題からして人を喰ったようなものになっている。 *「執筆は父としてはかどらず」 光文社の隔月刊誌「EQ]に連載されたコラム「ほのぼの・しみじみ・うふふ通信」からのもの。 *「お便りだけが頼りです」 バベル・プレスの月刊誌「翻訳の世界」に掲載された「クリティカル・ホンヤク研究室」の再録。 *「厄介な仕事だ、まったく」 「翻訳の世界」に連載された「訳業廃棄ブツ辞典」の再録。 *「冬来たりなば春唐辛子」 各所に書いたエッセイを集めたもの。 *「小売りの微少」 翻訳学校フェロー・アカデミーの会誌「Amelia」に訳書が出るたびに寄せていた紹介文。 *「寝耳に蚯蚓」 訳者あとがきのうち、個性が際立っているものを選んである。 *「待て馬鹿色の日和あり」 17年間の年賀状。 文芸翻訳はかなり特殊な仕事で特殊な能力や資質が求められると、翻訳者を目指すものへのご宣託も・・。 ●外国語で書かれた文芸作品を精読・鑑賞しながらも、決してアカデミックな深みにはまらない原文読解力。 ●達意の文”芸“の名に値する文を綴りながらも、けっして自分の主張を盛り込まない日本語表現力。 ●性格のゆがみ、ねじれ、ひねくれ、いじけ、狷介さ、偏屈さ。へそ及びつむじの適度な曲折。 ●一日に何時間もずっと机の前に座って、頭脳系肉体労働に携わっていられる忍耐力。もしくは苦行を苦行として認識できない鈍感さ。 ●継続的な貧乏生活への適応力。もしくは、被虐嗜好(マゾッ気)。もしくは、低収入をものともしない財力。「プッシュ」から改題。映画化され2009年に公開。第82回アカデミー賞で助演女優賞を受賞している。 「文芸翻訳というのは、ようするにアナーキーな、フレキシブルな、非体系的な、臨床的な芸能だ。だから翻訳学校などでいくら熱心に勉強しても、それが承りの姿勢の学習である限りプロへの壁を乗り越えられない。教わった通りにきちんと訳すだけでは、商品としての訳文にはならない。至る所で臨機応変の処置、緊急避難、綱渡り的解決といったその場限りの力業が要求される。そういう局面でこそ、例えば、人生経験が生きて来る。読書の蓄えが生きて来る。性格のねじれが生きて来る。」と喝破して小気味いい。 随所に駄洒落や”おちゃらけ“が入り込んでくる。縦横にことばを操っての乱入がとても面白い。 ”乗りかけた船だ。海苔欠けた手巻き寿司だ。糊かけた洗濯物だ。軒掛けた干し柿だ。飲みかけたウィスキーだ。蚤駆けた不潔な寝床だ。能登書けた地理のテストだ。熨斗かけたお中元だ。“とくるので、私もつられて、”野茂かけたドジャースだ。伸びかけた素麵だ。野良駆けた捨て猫だ゛などと悪ノリし・・・ 「訳あり、難あり、癖あり、疵あり、毒あり、運なし、品なし、徳なし、やる気なしの賞味期限切れ。」 「楽になってもしかたないという後ろ向きの気持ちにも傾かず、とりあえず小出しに楽をしていこうという横向きの気持ち。」 「ぬくぬくするためにせかせかしようというアリさん的な勤勉さで働いて、結果的には、せかせかの拡大再生産を招いてきた。せかせかの肥大がぬくぬくをどんどん先送りしていった。」言葉の魔術師のペン捌き・・ 図書館に注文して入れてもらった本で、私が最初の読者だったわけだが、大満足のホームランだった。 翻訳物を読むことはほとんど無かった私ですが、その翻訳という難しい作業の奥深さと面白さを知らされて、紹介されている本を全部読んでみたくなった。それほどに引き込まれて読んだ。
2018.07.22
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♪ 早朝の空を奪いて埋め尽くす熊の名を持つ虫の騒音 この空の下に、地中に長く生きていたものが一斉に変態をしてうち揃って騒音をまき散らしている。白い雲もなんだか迷惑そうに身をよじっている。 夕方6時すぎになると地中から出て来た幼虫が木を這いあがって、思い思いの場所に動かなくなる。8時すぎになると羽化が始まり、やがて地上の生きものになる。地中にいるのがメインなのだから、変わった生き物だ。 落花生は地上で花を付け、地中にもぐって実を付ける。それとは正反対の感じとでもいおうか。 朝のうちは優雅そうにしているが、午後ともなると地獄と化する南西向きのリビング。さすがに午後はクーラーを入れてやる。 ネコのために?そう、それで一緒に涼むというわけ。 挿し木した百日紅がようやく花を付けた。赤でも白でもない薄いあかむらさき色の花。 徒長した枝が、花の重みで横になって咲いている。 再び楠の鉢にアオスジアゲハの幼虫を見つけたので、玄関に取り込んだ。夜になると葉を食べるらしく、朝になると二匹の位置が時々変わっている。 偽小判草(ニセコバンソウ)の花穂がはっきりしてきた。ただの雑草と言ってしまえばそれまでだが、イネ科の植物は鑑賞に堪えるものが多い。 世界のあちこちで天候の異常が起こって、深刻な状態となっている。 日本のこの暑さはまだ当分続くらしい。来週も40℃を超えるところが出るだろうとの事。 こんな暑い日中はウォーキングに出られない。それで、夕食の後に近くの運動公園を一周することにした。出来るだけ速足で1秒間に3歩を目標にする。しかし、気づけば1秒2歩ぐらいに落ちている。 1日目の一昨日は小手調べで、1,930歩が20分ほど掛かっていた。昨日は近回りせずに歩き、2,100歩を17分で歩いてきた。それも靴を履かずに敢えて草履で行く。鼻緒をつかむために指を使うし、裸足に近いので足の裏への刺激も大きいだろうと思ってのこと。 この癖がつくと、もう1万歩なんて歩く気がしなくなるかもしれない。まあ、夏の間は景色も変わらないし、良いんじゃないの。
2018.07.21
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♪ 一つ喰いきのうを癒し一つ喰いきょうを養う夏の梅干し‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ 梅の実を珠玉に変える太陽のパワーに少し敬意を払う ♪ 五百秒 宇宙飛び来し電磁波のじゅわりじゅわりと梅に火を入る♪ 猛暑にも耐え得るパワー朱に秘めてこの食卓のアクセントたる♪ 梅干しのくれないの香のしみじみと二人っきりの溽暑の夕べ♪ 塩っぱくて酸っぱいはずの梅干しが甘いと思う猛暑なりけり
2018.07.20
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♪ あさ六時一〇〇万頭の大合唱ここを先途に熊蝉(せみ)狂い鳴く 日中はあまりの暑さにじっと耐えているらしく、蝉の鳴き声はほとんど聞こえない。朝6時から3 時間程が勝負とばかりに、狂ったように鳴きまくっている。本来、昆虫はすべて「頭」と数える。匹でも間違いではないが・・。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ きのうはまた一段の溽暑的酷暑。多治見市で40・7度、今年の全国最高気温を記録し、美濃市でも40・6度に。 他に気温が高かった観測点は、豊田市の39・7度、岐阜市や岐阜県揖斐川町の39・6度、名古屋市千種区の39・2度、京都市中京区の39・1度など。JIJI.COMより 「命を脅かすほどの危険な状態」に置かれている日本列島。熱中症とみられる症状で2千人を超える人が救急搬送され、8府県で8人が死亡という状況は深刻だ。 こんな体液の沸騰するような精神と肉体が乖離するような日は、気分的にはラップが似合うか。強引に結び付けている気がしないでもないが、そんな気分になってみるのも却っていいかと・・。朝日新聞 不良になる切っ掛けは様々だろうが、不良になった若者も普通の人間と同じ要素で構成されている。良い面と悪い面の両方が混在一体となっていて、思い通りに行かない自分と世間に苛つきながら葛藤している。不良になる事で、その自分を確認しようと藻掻いているのかも知れない。 育てにくい子ほど良いものを持っている。親の言いなりで問題意識も持たず、ただ試験の点数が高いだけで優秀だとおだてられて育った奴ほど、役に立たない木偶の棒だったりする。 自分に正直でピュアな心があるからこそ、お仕着せや嘘っぽい分別、不遜な迎合と偽りの身を世の中に委ねている事への反発。思慮が浅いが真剣なのだ。そんな彼らが正しい道を見つければ、迷うことなくまっしぐらに突き進んでいく。そこが強みでもある。「TED」にも出演YouTube *TEDxAnjoのサイトへ
2018.07.19
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♪ おさなごの菌とたたかうさまを見てやったもん勝ち口に出さずも‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 孫がまた熱を出した。夜だったこともあり、休日診療の常滑市民病院へ連れていったそうだ。発熱の原因がよく分からず、お腹が痛いというので、もしものことを考えてレントゲンを撮ったという。小さな子供にいきなりレントゲンは無いだろう。常識的に考えても非常識だ。 多分、ガスが移動して痛みが出たのだろうということだった。息子の子ども時分にも同じ様なことが有った。喉の状態も確認せず、発熱の原因は分からずじまい。薬も出ずそのまま帰って来たらしい。当直の医師が何科の先生かは分からないが、適当すぎる。 昨日の朝になって、息子から電話があり、孫を預かる日だったので早めに連れて来てもらい、我が家で休養することになった。朝は熱もやや下がったとの事だった。 元気そうでいつもの様に遊ばせていた。熱もそんなに高くなさそうだったが、一応測ってみるとなんと!39度3分もある。エー!まさか、と思って測り直しても同じ。こりゃあ前回と同じようにセカンドオピニオンが必要だろうとなって、前回も掛かった近所の町医者へ連れていく事に。 出かける前に、食卓にたまたま有ったブロッコリーの欠片を口にし飲み込む時に、のどが痛いという。こりゃあ間違いなく扁桃腺炎だと確信。 医者へ行って昨夜の事、のどが痛いと言っていたことなど伝える。嫌がるのを何とか喉の赤くなっているのを確認。それで炎症を抑える薬が出た。 問題はその次だ。 「抗生物質を出しときましょう」「喉に菌がついているかも知れないのでね・・」 「ええ!?今は、抗生物質は使わない方がいいと聞きますが・・・」 「嫌ならいいです」 「・・・・」 今、風邪に抗生物質は効果が無いことが分かっていて、耐性菌を作る原因にもなるので使わないようにとの通達が出ている。未だに抗生物質が効くと思い込んでいる医者も多いらしい。患者にもその信奉者が多く、医者の言うことを聞かず自分から処方をお願いする悪癖がまかり通っているらしい。 この町医者の「喉に菌がついているかも知れない」ことの詳しい説明をせずに「嫌ならいいです」というのは、医者の為すべき説明という重要な事がなされていない。かも知れないという理由で抗生物質を使おうとするのは、抗生物質の弊害を知りながら方便として「細菌が・・」を使っているとしか思えない。 本当のところをちゃんと説明して患者を安心させるのも重要な医術の一部なのに・・。忙しいという事の他に患者側の無理解にも問題がありそうだ。 厚労省研究班が今年3月に実施したインターネット調査では、回答者約3400人の4割以上が「抗菌薬はウイルスをやっつける」「風邪やインフルエンザに抗菌薬は効果的だ」などの誤った記述を「正しい」と答えていた。確かに、昔は風邪を引くと取りあえず抗生物質の注射をしてもらって乗り切るというのが定番だった。 「ウイルス」と「細菌」はまったく異なる生物で、抗生物質は、細菌を破壊することはできるが、ウイルスには効かない。ウイルスを殺す薬は「抗ウイルス剤」。 風邪のほか、ノロウイルス、デング熱やエボラ出血熱などは、ウイルスが引き起こす病気で、肺炎球菌による肺炎、大腸菌による膀胱炎、サルモネラ属菌による食中毒、溶連菌による咽頭炎などは、細菌が引き起こす病気。 「抗生物質の重要な点」を改めて「DAIAMOND online」から引用しておきます。 抗生剤の副作用として代表的なものが、下痢です。お腹の中にたくさんいる腸内細菌という良性の細菌が抗生剤によって殺され、それが原因で下痢が起こります。そのほか、蕁麻疹(じんましん)や肝機能障害などの副作用もあります。 さらに怖いのが、耐性菌の出現です。抗生剤を使うほど、薬に負けじと細菌が強くなり、抗生剤は効きにくくなります。抗生剤を飲んだだけ、体内で着実に細菌が強くなっていくのです。現在、世界中で耐性菌が増えて、抗生剤の効き目が相対的に弱くなっていることが社会問題になっています。 のどが真っ赤になり膿がへばりつく咽頭炎や扁桃炎は、細菌感染の可能性が高く、抗生剤が必要になります。また、のどのさらに奥に細菌が入って気管支炎や肺炎を起こした場合など、風邪から二次的に細菌感染がおこったときに、抗生剤は正しく機能します。いずれの場合も、医師が慎重に診察し、適切な検査を行って処方するべきものです。細菌感染症が疑われ、抗生剤が処方された場合は、用法と容量、内服日数を必ず守って飲みきってください。抗生剤は、指示通り飲み切ったときに初めて細菌を殺し切れることを前提に、処方されるからです。 「熱が下がったからまあいいか」などと自己判断で服用を中止したり、飲んだり飲まなかったりすると、あくまでイメージですが、仮死状態のゾンビが生き返るようにして細菌たちが復活する可能性があるのです。症状が消えても細菌が生きているケースもありますから、「ダメ押し」するようなつもりで、処方された分量を飲みきることを覚えておいてください。 こうして調べてみて、”孫には抗生剤が必要なのかも知れない“そんな気がして来た。今朝は熱が下がっているらしいが、再発するようならちゃんとした医療機関で詳しく調べてもらう必要がある。医療機関によっては細菌の有無をきちっと調べてから抗生剤の処方をするところも有るらしい。 近所の町医者は押し並べて治療方法が旧態依然のところも多く、市民病院クラスでもいい医者が少なくなっているのがとても気になる。 孫は、口呼吸する癖を直さないといけない。それだけで風邪の予防効果は抜群に高くなる。
2018.07.18
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♪ 極近の避暑地にゆきてやり過ごすアブノーブルの愉なる水風呂 「アブ」はab-「離れている」という意味の接頭語。アブノーマルをもじって、アブノーブル。‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 猛暑はいよいよつけ上がって、岐阜県揖斐川町ではとうとう39.3℃までいった。多治見、岐阜でも39℃を記録。35℃と聞いても驚かなくなった。異常事態もいいところ。 今後太平洋高気圧は西日本中心に強まり、西日本と東日本では、7月下旬にかけて気温のかなり高い状態が長く続き、最高気温が35度以上の猛暑日が続く所もある見込みとか。 本州中央部は平年より5-6度高いところが多いが、北海道の北西部は逆に4-5度低いという極端な状態となっている。 このトンデモナイ暑さの原因は、二つの高気圧が日本を覆っていることにある。 右回りの下降気流に圧縮された高温高圧の空気が、二枚重ねの厚布団が覆いかぶさる様な状態になっている。どてらを着て炬燵にあたるという、あの真夏の我慢比べのような状態とでも言おうか。17日13時の予想気圧配置と気温分布 クジラの尾のような形に張り出して、本州をすっぽり覆っている高気圧。 暑いなら気休めにもっと暑いところを想像してみるのもいいかも。西へ目を転じれば、チベットの周囲の砂漠地帯なんか、推して知るべしだ。何せ雨が降らない地帯がある。そこに住んでいる民族もあるわけで・・・。すべて拡大します アメリカ西海岸も、何時もの事ながら酷いことになってるねえ。山火事なんてもう毎年のこと。それに比べたら日本なんて優しいもんだって。拡大します 少しは涼しくなった? 余計に暑くなったって? しょうがないねえ、風呂に水張って一日中浸かってれば。好きな本でも読んでれば、暑さの事なんかすっかり忘れてしまうって。 やや静かだったクマゼミもどうやらエンジン全開となって、アクセルをふかしまくっている。これじゃ耳栓も要るなあ。
2018.07.17
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♪ 暑さなど避けられぬならその中に飛び込み活かせミトコンドリア ミトコンドリアを増やすには「エネルギーが足りないと細胞が感じると、ミトコンドリアは増えるようにできている。そのためには、★身体に寒さを感じさせること。★運動によってエネルギーを消費すること。★カロリー制限をすること。★強めの運動を心がけること。★週に1回1食抜くといった習慣を続けるだけでも、2週間でミトコンドリアは増えていく。 ☆鍛えれば鍛えるほど、ミトコンドリアは増えてくれるし活性も出るのです」日本医科大学教授の太田成男‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨夜は暑かった。昨日は中4日空いたウォーキングをこなすため、午後3時半頃のまだ暑い時間帯に家を出た。暑さは避けられないなら慣れるしかない。どっさりたっぷり汗をかく事が必須と心得てのこと。 久し振りにウグイスの声と、セットの様に啼いているカッコウの声が何だかとても懐かしい。托卵の時期は過ぎたと思うが縄張りの確保は必要のだろう。オオヨシキリは春先とは違う穏やかな声で啼いている。さすがに歩いている人の姿はほとんど無く、カーンと晴れ渡った空の下にオッサン一人、稚拙な山水画をゆく翁のごときを思い浮かべている私。 カンカン照りの道は日陰になる場所がない。息子が買ってくれた水筒ホルダーを腰に付けている。日陰に入ってお茶を飲みたいがそれすらも思った通りには出来ない感じ。でもゼロではない。”何やってんだか“の思いが、無いこともないこともない。 コースを放物線に例えれば、上死点あたりに立ち寄る場所が決めてあった。そこまでおよそ5kmぐらい。1時間ほどを耐えに耐え抜けばクーラーの涼しい風にあり付ける。 で、急な坂を上って行って見ると、車も停まっておらず閑散としている。世間は3連休だしこの最近できた雑貨屋さん、もしかして休業?冗談じゃない!アッツーイ中を生き延びるために、わざわざ坂を登って来たのだ。休みだったらタダじゃ置かない。 で、近づいてみると電器が点いているのが見えた。やった!これで生き延びられる。と小さくガッツポーズ。ペジーブル それで「涼しいー!(^O^)/」と言いながら入って行って立ち話。オーナーの女性が一人、店のマネジメントの諸々をやっているらしかった。元来はお喋りで話し好きの私は、話のよく通じることをいい事に、あっちこっちに尽きることない話に花を咲かせていた。けっこう有意義な話題もあったよなあと思いつつ、ふと気が付いて時計聞くと17時50分あたり。 いっけねー、行くところが有るんだった。忘れてた。6時半に長男一家と息子たちと焼き肉を食べる予定で6時半に予約がしてあった。5キロ先まで帰らねばならない。話を途中でちょん切って、慌てて飛び出した。6時半なら何とか間に合う、間に合うはず、間に合わせなければ、とせっかく引いた汗を再び噴出させながら、歩き半分、駆け足半分。 ハーハ―言いながら、ウォーキング姿で汗びっしょりのまま焼き肉店に入るわけにはいかない。昭和の美意識が許さないと気づく。(気づくの遅いわ。)シャワーを浴びて、着替えをせねば・・。そうなると、時間が足りない、間に合わない。いっそのこと、先に行っててもらおう。自分はゆっくり歩いて行けばいい。(もうこれ以上歩きたくないが。) そう思えば電話してその旨を伝えたい。ケータイを持っていないので、公衆電話が無いことには不可だ。それがどこにも公衆電話が無いのだ。昔この辺に有ったよなあ、と思う場所にも無い。無い無い無いのない尽くし。イナイナイバーと、ヒョイと現れてはくれないか。 結局、電話はどこにも無かった。NTTのやつ、全部撤収しちまいやがったか。ケーターを持たない年寄りだって多いし、何かで使えなくなる事だってある。不慮の事故や防犯と防災のためとか市民サービスと社会貢献という見地から、もう少し考えて欲しいなあーなんて思いつつ・・。 そう言えば、公衆電話設置場所を示した地図をNTTがネットに公表しいるのを、これを書きながら思い出した。 この地図が頭に入ってれば何の問題もなかったが、後の祭り。急いでいたのでメイン道路から外れた最短ルートを通ったため、電話のある肝心な場所をスルーしていた。団地と小学校周辺に4か所あって、そのうちの一か所の一本筋違いを歩いていた。 猛暑の中を5キロ歩き、その帰りを走って戻るなんてあり得ない。そのあり得ない事をして、18時15分ごろに帰着。 「遅かったねー(怒)!!」の声が聞こえたような・・ 一応は間に合った。シャワーを浴びて着替えして、汗は流したが体温はそう簡単に下がらない。着替えた下から汗が吹き出てくる。 予約してあったおかげで大混雑の店の2階に、ゆったりとして「生大」にあり付いた。個室じゃないので4つのテーブルは皆家族連れ。赤ちゃん連れの子供連れ。そりゃあもうジジババには居心地悪い賑やかさ。わが孫はまだ一人の我らの席は、それに比べればそこそこに静か。(衝立に凭れたり、歩き回ったりは有るにしても・・・。) カミさんが孫の髪を切ってやって、頭も顔もすっきりして可愛いくなったのに、誰も気付かない。バーバはちょっと不服顔。 充分食べて戻り、孫は好きな次男とまったりと。その夜はジョコビッチとアンダーソンのウィンブルドン決勝戦。二人の準決勝の試合はいずれもフルセット、タイブレークに縺れた壮絶なものだった。 アンダーソンは、1,2,3セットすべてタイブレークのフルセットで、ウィンブルドン史上2番目に長い6時間36分の壮絶なものだった。(最長記録は11時間5分) ジョコビッチも、第3セットがタイブレークとなり、こちらも5時間14分のテニス史に残る好ゲーム。前の試合が遅れたため開始時間が大幅にずれ、日没で翌日に持ち越しとなったのはジョコビッチに取って有利だった。 このアンダーソン、身長203cmで、サーブのスピードは230km/h超。高さ違反とスピード違反のトンデモナイやつだ。 決勝戦を観てはいたが昼間の疲れが睡魔となって襲いかかり、第2セットの途中で睡魔に組み伏せられた。結果は、第3セットがタイブレークとなったもののジョコビッチのストレート勝ち。 まあ、相手はかなり疲労が各所にダメージを与えていたようなので、最初からジョコビッチ有利で展開していたので、最後まで見るまでもなかった。 サッカーワールドカップも観たかったが、0時キックオフではますます調子づいている睡魔が許すはずがない。半眼で観ていても何のこっちゃか分かんなくなるし、上下の瞼がハグしたがって邪魔するに決まっている。諦めて寝てしまった。 夜中に湿度が90%を超えるという有様。睡眠を虐め邪魔され、あまりの暑さに堪らず階下へ移動。その段階でまだ試合は続行中だったが、途中から見るのも何だか癪な気がして観るのは諦めた。 結果は、私の予想通りフランスが4-2で勝ったようだ。 再放送があるが、結果を知ってて観るというのも味気ない。気の抜けたビールみたいで、イマイチ切れ味に欠けるしなあー。
2018.07.16
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♪ とりどりの花火が空に開く夏宴に集う花鳥虫獣‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 殺人的熱射遍く列島に熱中症「危険」の表示が出まくったきのう、全国161地点で35度以上を観測。多治見市では、全国で今年最高の38.7度を記録。京都市中京区で38.5度、三重県松阪市で38.2度、愛知県豊田市で37.8度、大阪府枚方市で37.6度、大分県日田市で37.4度など。 関東地方では埼玉県熊谷市で37.2度、群馬県館林市で36.9度、東京都練馬区で36.5度を記録。東京都心(千代田区)でも、35.4度まで上がった。 こんな日は外出など禁物。自民党の面々と同じように被災地の事、浮世の憂さなど頭から抜き去って、クーラーの効いた部屋で酒など飲みながら楽しく過ごすのが一番。 12人の多士済々が一品を持ちて集まる夏の宴。瞬花を競う煙火のごとく多彩な華を咲かせたり。文人画家のアトリエに、元NHKのアナウンサー、ジュニアフライ級1位の元ボクサー、太極拳や謡曲と何でもこなす粋人や、芸どころ名古屋の甚句に吟詠と小柄な女傑息を巻く。英語の塾の先生や元はニットのデザイナーが手品をちょいと披露して、それはそれはの賑やかし・・。 話に糸目は付けぬゆえ何でもござれの駄話は、あっちへこっちへ飛びに飛び、散って波頭の華となる。猛暑のことなど別の星、どこ吹く風と和気に乗り藹藹(あいあい)なりてまろびゆく。 手作りの料理はなべて無添加の健康優良食ばかり。飲んでは食っていばりして、歌って笑って腹ごなし。余興の華もそれぞれに、打ち上げ花火やねずみ花火、ドドーン、パチパチ愉快なり。証拠写真のなかりせば、口端の唾と消えゆかん。 再婚の二回り下の新妻を伴い来れば年ごとにただに増しゆくメンバーの、平均年齢チョイ下げる。羨望、嫉妬の渦の中。やいのやいのと騒がしき。 次の予定も決めるほど愉快楽しく過ぎゆけば、解散するが惜しまれぬ。先ずはオーナー、テレビドラマ出演のDVDを観ると決め、三か月後に集うべし。せっかく集うスキルなれ、披露を兼ねたワークショップをする案も出て快哉なり。次回次々回楽しみのホモルーデンスとぞなりぬるなるべし。
2018.07.15
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♪ 車いすの生活に入る準備とて引っ越しを伝ふ葉書が届く‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ 返信の手紙を書けば文面の気になりしらん慮外の電話♪ 三十年振りに聞く声明るくて人工関節だらけを笑う♪ 「鉛筆は持てないくせに包丁は使うんですよ」自嘲して言う♪ リューマチをながく患う呉の女性(ひと)知多に元気の波動おくり来♪ 明るければむしろ思わる負けん気の生き越し来たる朝な夕なの
2018.07.14
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♪ 四千人前後が理想コロニーを成すヤマギシはまた別のもの‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 今朝5時半、36℃の猛暑となる予報が出ているだけあって、強烈な朝日がスペシウム光線の100倍ほどの光の束を東の窓に照射している。西側の窓には意味有り気に弧を描いた雲が、南西の方向に移動している。 ようやく蝉もその繁殖の時に入って、エンジン全開とばかりに一斉に鳴きだし、空を全方向から騒音で埋め尽くし、暑さの不快指数をいや増し始めている。 さて、澁澤寿一氏の講演会の話。 社会風刺と近代文明の行き詰まりのなかでどうあるべきかなど、盛りだくさんの内容が滔滔と流れるアマゾン川のごとくに次々に展開してゆく。 中高年ばかり会場は共感の波に乗って、その流れに身を任せて心地いい。その淀みない語り口は、2時間という時の間を飽きさせる事無く、かつ強かに過ぎてゆくのだった。 パラグアイで農業試験場で働きく、自然と対話しながら土を養い作物をつくる日本的な農業とは似ても似つかない、お金を儲けることが目的の大規模機械化農業とは違うのを身を持って体験。日本に戻り、農業や自然ということを自分のテーマとして考えるようになったらしい。 かつて、豊かになる事は夢でもあったし生きる希望でもあった。しかし、「我慢する」ということが罪悪の様に扱われ、消費が美徳となって、欲望に歯止めが利かなくなってしまった。 すべての価値を貨幣価値に置き換えて判断する社会となり、効率、有益性ばかりが世界経済を席巻してしまった。 何もかもが金で買えるという発想に取付かれ、都合の悪いものはすべて金の力に頼る。その結果一次産業が衰退し、価値観も技術も多様性なども流出してしまった。 テクノロジーの発展とグローバル化、均質的価値観のもとに安楽だけを求める社会。その結果、食料自給率は極端に落ちてしまい、休耕田が増え山が荒れることになった。 今の子どもは今は存在しない職業に就く。今後10~20年後、47%の仕事が自動化され、2030年までには15時間程度働けばすむようになる。 かつて、山里にあった豊かな価値観とバランス感覚。物の本質を見極めた上での取捨選択と共存共栄の精神。必要以上のものを抑制する知恵と忍従。 15年ほど前、「江戸時代から一人も餓死者が出なかった、桃源郷のようなところがあるから見においでよ」と誘われ、秋田県河辺町(現、秋田市)の鵜養(うやしない)へ行ったことが、人生の転機になった森との出会いだったそうです。山奥の孤立した集落なのに、天保の飢饉のときも天明の飢饉のときも一人として餓死していない。なぜだろう?と、鵜養に家を一軒借りて仲間と一緒に月1000円で住んで調べたんだそうです。 主にミズナラの共有林を33箇所ぐらい持っていて、一年に一つずつまとめて伐採する。ミズナラのような広葉樹の森の場合は、上を刈っても根っこは死ぬわけじゃなくちゃんと横から萌芽して枝が出てきて、34年目に順番が回って来る頃には元の太さに戻っている。そうやって彼らは、持続的に森を利用して来たんだという。 森を刈った後には2年目からワラビが生えて、3年目には猛烈な量になり、塩漬けにして保存食にすることができる。7年位経つと元の切り株が腐って来て、今度はそこに生えたキノコが貴重な食料になる。そして、人々は森に入り、2時間で歩ける距離の範囲で薪を拾い、肩に担いで帰ってくる。牛や馬に食べさせる青草や田んぼの肥料なども、すべて森の産物でまかなっていた。つまり、誰一人餓死しなかったのは、「森が食わせた」からだということを知った。 自分達が森から取り過ぎたり、逆に木を切ったり草を刈ることを怠けると暮らしが維持できなくなる、ということを知っていたんだと。 人を統治し都合のいい社会を維持する理想の規模は3000~5000人ぐらいだという。それ以上になると無理が生じる。地域と場合によっては村を維持するために「まびき」が行われたりもしている。 今回は触れられなかったが「姥捨て」もその意味では重要な習慣だったもので、限定された中での規律は厳しさを伴う。 共存と共感ということの意味を考える必要があるともいう。人間とゴリラだけが共感というものを持っていて、ゴリラ社会は15頭を限度として成り立っている。 外部に依存せず仕事も人材も内部で賄えることが出来れば、余計な経費も掛からず余裕をもって循環させる地方型社会を構築できるという。 物欲と右ならえの均質志向、面倒臭いことと煩わしさから逃れることが恰も最良の価値であるかのように思われて来た現代社会。それらがもたらした慣習と価値観が様々な問題を産んで、未来に希望を持てない子供たちにしてしまっている。 背景にあるものは余りにも多岐にわたっていて、そのどれ一つをとっても生半可な対応では追いつかない。 先ずは、学ぶことで視野を広げ、安易な愉楽と利便性の追求が果たして人類にとっていい事なのかどうかを考えましょうということだろう。 講演の内容の半分も書き得ていない。出来ればこの続きも書きたいと思う。
2018.07.13
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♪ 講演のpptのデータファイル手に入りしも開けずを 憂し‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 先日(7月8日)、常滑市で澁澤寿一氏の講演会があったので聞きに行って来た。大野コミュニティー30周年記念の基調講演。大野海岸は、鴨長明が「生魚御あへもきよし酒もよし 大野のゆあみ日数かさねむ」と詠い、潮湯治を楽しんだことから、世界最古の海水浴場とも呼ばれている、古い歴史のある町。 当初の設立メンバーとして関わって来た井上恭子さんは、行政に働きかけても思うようには取り計らってもらえず埒が明かないとの判断から、いっそ市会議員になって内部から変えて行こうと行動を起こし、市会議員になってしまった行動派の女性。現在、市会議員としての顔を持ちながらコミュニティ活動を精力的に行い、多忙な日々を送っておられる。 その井上さんからのお誘いだった。ご主人は歯科医で、息子さんも徹底した予防医療を実践する歯科医でもある。 この澁澤寿一氏のことは今回の講演を聴くまで全く知らなかった。あの明治・大正・昭和と活躍して「日本資本主義の父」ともいわれ、理化学研究所の創設者でもある大実業家・澁澤栄一の曾孫にあたるとあったので、触手がピピっと反応した。 手話通訳二人が交代で立って・・ 「里山の暮らしから学ぶ持続可能な社会」と題した講演は、日本の現状と将来のありかたについて多岐にわたり広範囲に丁寧に語られていく。パワーポイントでスライドを映しながらの講演は今や常識になっているが、古い公民館の会場は照明などそれらに対応していないので、とても見にくい。 講演の後、「資料は渡してあるので欲しい方はそちらで」と言われていたので、井上さんにお願いしてメールに添付して送ってもらった。それで頂いた資料の拡張子が「.ppt」とあり、開くことが出来ない。ググってみると、それは「パワーポイント」の原稿そのものだったことが判明。 私のPCにはパワーポイントはインストールされておらず、そのままでは見られない。しかし、「OpenOffice」という無料のアプリケーション・ソフトのをインストールすることで閲覧だけは出来ることを知った。 ネットでは幾つかのサイトで「OpenOffice」を紹介し、インストール出来るようになっている。 それで最初やったのがヤバかった。画面に沿って4つのステップでインストールできるようになっていて、やったはいいが、インストールされていない。それどころか、いらんソフトが稼働してPCの邪魔をする。PCを立ち上げるたびにそいつが出てきて鬱陶しいたらありゃしない。結局はそのソフトを買わないと損ですみたいなことになっている。他にも余分なソフトがインストールされていた。頭に来た。すぐにアンインストールした。 そのサイトはここ「astro.com」。こんな悪徳サイトには近寄らない方がいい。 結局、「窓の杜」からダウンロードすることになった。「Apache OpenOffice」は、リナックスと同様にオープンソースで公開制作されているもの。OpenOffice4.15 読みとり専用なので編集などは出来ない。 貴重なデータの現物が、直接見られるのは有難い。会場に映された画面をカメラで撮るのとはわけが違う。 以前はMicrosoftが提供するフリーソフト「PowerPoint Viewer 」というのがあったらしいが、今は使えなくなっているらしい。 余分な場所でエネルギーを吸い取られ、本題に入る前に紙面が尽きた。 それで、中身の濃い講演の内容は、「続編」と言う形で書くことにする。2時間よどみなく続けられた講義の一部始終とはいかないまでもせっかくのデータ、有り難く引用させて頂いて、重点的な部分を出来るだけ書いておきたいと思う。 澁澤寿一氏 肩書 ─ NPO法人樹木・環境ネットワーク協会専務理事長。農学博士。國學院大學講師。 略歴 ─ 1980年、東京農業大学大学院博士課程修了。 同年、国際協力事業団専門家としてパラグアイ国立農業試験場に赴く。 帰国後、テーマパーク「長崎オランダ村」、循環型都市「ハウステンボス」取締役として、企画段階から建設・運営段階まで携わる。 1998年、NPO法人 樹木・環境ネットワーク協会理事長。 2007年、NPO法人共存の森ネットワーク副理事長として、日本や各国の環境NPOと森づくり、地域づくり、人づくりの活動を実践。バイオマスを利用した地域内循環システムづくり、多様な主体による里山保全・奥山の環境修復・都市の緑地や公園のメンテナンスなどをNPO、企業、行政、市民の協働で進める。 また、林野庁、文部科学省、(社)国土緑化推進機構とともに「森の聞き書き甲子園」を主催し、地域に残された森で生きる知恵を現代の高校生につなぐ活動を行う。 岡山県真庭市「資源循環型事業連携協議会」会長、同市「地域再生マネージャー」として真庭バイオマスツアーを立ち上げる。
2018.07.12
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♪ マクロにもミクロにさえも及ばざりセルフケアさえ出来ぬニンゲン‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ とに角、自然災害の多いこの日本。水害はほぼ毎年の様にどこかで起きている。しかしそれとて一部の災害に過ぎず、地震も大小含めればほぼ毎日どこかで起こっているし、竜巻やら落雷で命を落とす人もある。最近の災害を挙げてみる。 2016年大災害 40年ぶりと言われる記録的な寒波。 桜島で爆発的噴火。 熊本地震 M6.5の地震の後、M7.3の地震が発生。震度7を2回観測。 台風10号 迷走した後岩手県に上陸。 北海道に7,11,9号3つの台風が襲来 1年に3つの台風が上陸したのは観測史上初めて。 梅雨前線、九州で大雨 熊本県南阿蘇村で1053.5mmなど1000mmを超える。 西日本を中心に記録的な猛暑、連続高温記録更新した地域が多発。 台風16号 九州南部と紀伊半島に上陸。 糸魚川市で大火。 2017年 九州北部豪雨 朝倉市では時間雨量129ミリを記録 台風5号 紀伊半島に上陸。 台風18号日本縦断 九州南部、四国、近畿、北海道に上陸を繰り返し大雨を降らせる。 霧島山系・新燃岳が2011年1月以来6年9ヶ月ぶりに噴火。 台風21号が超大型のまま上陸 近畿などで記録的な大雨。 2018年 記録的な寒気などで全国的に大雪 全国9割で氷点下、北海道でマイナス31度を記録。 本白根山噴火 数千年振り。噴火の前兆ほとんどなし。 桜島 山頂火口で爆発的噴火。 大阪府北部地震 M6.1、高槻市・茨木市・枚方市など震度6弱。 記録的豪雨 九州・四国・中国・近畿・中部・北海道に長時間に渡って降り続く。♪ リセットを余儀なくされて再セットアップは辛いリアルライフの 安倍総理・官邸は感覚が麻痺していて、災害の最中に宴会を開いているという体たらく。国民の事などハナから頭には無く、用意された原稿をただ棒読みしているような有様。 日本人はこの災害の多い国に住み、我慢と忍耐が骨の髄まで染みついている民族。諦観と達観のもとに謙虚に生活してきた。首相を誰がやろうと、この自然災害からは逃れられない事を知っている。 相互扶助というものが無ければ生きられないが、過疎化が進み少子高齢化によってそれも立ち行かなくなりつつある。「結」がなくなり消防団のメンバーにも事欠く。 しかし、最近の災害は、人災とは言えないまでも人為的なものが遠因になっているものも多く、嘗ての知恵と相互扶助の精神など薄れてゆくばかり。少し前の記事ですが・・ そんな中でもボランティア精神と助け合いの精神は、庶民の心の根底にはしっかりと息づいているのも確かなようだ。被災地には多くの手が差し伸べられ、自分の事の様にその艱難を共有している。そんな姿を見ていると「艱難が人を育てる」という箴言がヒシヒシと心に響く。 経験したからこそ他人の痛みが分かる。逆に、経験したことのない人に本当の所は絶対に分からない。 自然原理や物理的にも、モノは高い所から低い方へ流れて行くのが普通なのに、金だけはその法則に当てはまらない。金が有る所に金が集まり、謙虚な庶民の周りには泥と水が集まって来る。 自然を相手にして生きている人たちは謙虚だ。そうでなければ生きられない。生きさせてもらえないと言ったらいいか。自然には逆らえないし、自分もその自然の一部だということも知っている。 拝金主義、物欲が自然を破壊し、地球を汚している。地球は生き物なのだから、しっぺ返しが来るのは当たり前だ。人間もまた自然の一部であって、共存しなくてはならないことが忘れられていくのは、神への冒涜と心得るべきだ。 人間なんて小さな存在に過ぎないのだから。
2018.07.11
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♪ 錦織がタイブレークを二度制しウィンブルドン準々決勝へ 日本人では1995年の松岡修造以来、23年ぶりでベスト8進出。粘りの凄い錦織はタイブレークでその真価を発揮する。 今までは仕事部屋の椅子に陣取っていたピピは、最近になってPC用の椅子の方に移動してきた。風も通るし明るい部屋なので、涼しそうな感じがするのかも知れない。 いずれの椅子も私が座っているものだというところがミソ。いつも私の側にいる。私が座っていれば、側に横になって空くのを待っていて、ちょっと席を外している間にちゃっかり載っている事が多い。 ♪ 飼われてるつもりもなくておらが家 仕方がないのでピピはそのままに、別の椅子を持って来て座ることになる。キッチンの椅子が一脚余るのでそれを使っているが、他にも幾つか余分にあるので椅子に困ることはない。 仕事場とは違ってスペースもある。 乱暴に扱われてでも構ってもらえるのが嬉しいらしい。時どき大きな声で催促する。強い調子で怒ったように鳴いたりする。甘えているというより、命令しているような感じさえする。 それでこっちも乱暴に構ってやるわけだ。 まあ時にはブラッシングしたり、背中をポンポンたたいたりしてやることもある。喉を鳴らして満足しているので、よほど嬉しいのだろう。 腹減ったぞー!とか開けてくれー!とか、時どき”俺はお前の召使か“と、嫌味を言ってやったりするが、ネコの耳に念仏・・ あいつにすれば、ポン友ぐらいに思っているのかも知れないが、こっちが呼んでも見向きもしないのは幾ら何でも一方的過ぎる。 梅雨明けとなって、様相は一変。今朝は早朝からカンカン照りの、強烈な日差しが射しこんでいる。 何時ものようにすぐ後ろに寝そべっているが、こんな状態でいられるのも午前中だけ。午後はこの南西の窓から、朝日にも増して強烈な西日が射しこんで来る。 明日からは連日、猛暑の日が予想されている。急な気温の上昇に体が付いていけず、毛皮を纏っている猫にとってもかなりキビシイ日々になりそうだ。ピンポイント天気予報 tenki.jp 熱帯夜の上に湿度も15時前後を覗いて70%以上と高く、真夜中から未明は80~90%もある。不快指数 DI=0.81T+0.01Hx(0.99T-14.3)+46.3(Tは乾球気温℃、Hは湿度%) 日本人は、不快指数75で約9%、77で約65%の人が不快に感じるらしい。 やや暑いぐらいでもう不快と感じるのはちょっと柔すぎる。 個人差も相当あるだろうし、置かれた環境によっても感じ方は随分違うだろう。昔、不快指数が天気予報と一緒に発表されていたが、その数値にはあまり意味がないということで発表しなくなったのだろ。
2018.07.10
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♪ 天裂けて硫酸の雨降るごとく乾坤あまねく暴雨に曝さる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 数日にわたる未曾有の暴雨災害に日本中が震撼した翌日の10日。「九州北部から東海、北陸で梅雨明けしたとみられる」と気象庁から発表された。 九州北部は平年より10日早く、昨年より4日早い。中国地方は平年より12日早く、昨年より4日早い。近畿地方は平年より12日早く、昨年より4日早い。東海地方は平年より12日早く、昨年より6日早い。北陸地方は平年より15日早いという。♪ 暗転の先に待ちたる梅雨(ばいう)明け無残無情に虹立ちにけり
2018.07.10
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♪ 人心と自己との乖離知るまでに長き時間を必要とせり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ 梅雨空を汗にまみれて闊歩して五千歩あたりで水を欲しぬ♪ ひそやかに語り合ひたる声さへも耳に入りくる梅雨の里カフェ♪ 縁側に王室御用達というマンゴーの香の紅茶を喫す♪ 営業は土日に変更の但し書き夢と現のギャップの深さ
2018.07.09
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♪ アミちゃんと名づけし蝶のふるさとはスローライフのピピの棲む家‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5時半過ぎに起きた私に、カミさんがいきなり「出たよ!」と言ってきた。何時ものように主語が無い。 一瞬、何のことか分からず、「んん?」。 スポーツ好きのカミさん、錦織圭の試合を見るために早起きしていた。それで見つけて教えてくれたのは、アオシジアゲハの羽化のことだった。 4時頃はまだ黒くなっているのは分かったが、羽化はしていなかった。5時頃に気付いた時はもう出た後だったらしい。羽化する瞬間までは見ていないらしい。 サナギから出て羽根を伸ばし、精気が充満するのを待っている状態。私に早く知らせたかったらしい。 知らないうちに羽化してどこかへ飛んで行ってしまうのも癪なので、玄関に容器を置いてときどき覗いていた。 うん、立派に蝶になっている。 サナギになったのが6月26日。10日ほどで羽化すると思っていたが、今朝まで12日という長い時間を要したわけだ。 確認できた以上、暗い室内に置いておく必要はないので、容器ごと外へ出してやった。 私が外へ出ると一緒になって出たがるピピ。いつものように出ては見たものの何の用事もないので、その辺をただウロウロしている。 6時ごろに確認すると、容器から出て飛び立つ準備に入っている様子を確認。 昨日までの大雨の日に羽化したら飛び立つことなど無理だと心配していたが、晴れるのを待っていたかのようなこのタイミング。野生生物の高度な習性に感心させられることは多い。 「ヤドリバエ」の寄生もなく、無事、美しい蝶に変身できたアオスジアゲハ。ちょっと小さな貴婦人の趣に名前を付けてやりたくなった。雨上がりに羽化した青い筋が美しい蝶というこから、青水姫(あおみひめ)のアミちゃんとする。 「3回ほど庭を旋回してから飛んでいく」というのは私の妄想。いつのまにかいなくなっているのだろう。 何にも知らないうち保護され、観察されながら無事、12日間の神秘のミッションを成し遂げ、波乱も有るかもしれない蝶の一生のスタートだ。 完全変態することの意味を私は知らないが、そのメカニズムには人知を超えたものが有るように思う。
2018.07.08
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♪ 殻を持たず再生もする蛞蝓を孫と遊びて想う事あり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 7並べをやろうと孫を誘い、取りあえず絵札を外し10までのカードでやり始めた。やったことがないので当然、手取り足取り教えながらやる。 一通りやって2回目に入り、まだ分からないところも有るだろうと、先回りして口と手を出す。初めはふんふんと聞いていたが、そのうち急に怒り出して、全部のカードをテーブルから落としてしまった。 「何でそんなことするの!」と、カミさんが怒った。 すると、プイと立って、スタスタと玄関の方へ行ってしまった。 ん?外へ行くつもりなんだな? やり方が分かったのにまだ指図される。それで、プライドが傷ついて腹が立ったらしい。かなり我が強くて負けず嫌い。 「愛ちゃんと一緒だねぇ」と、私。頼もしさを感じてもいる。 クツを履こうとしている。幸いにも雨は小止みになっているようだ。仕方がないので、カミさんが一緒についていく事に。 この背中がいじらしい 近くにスポーツや文化施設があるので、勤労文化会館へ立ち寄ったりして1時間ほど近所を散歩してきた様だ。玄関を出たところで気分はもうすっかり切り替わっていて、単純に次のシチュエーションに入り込んでいく。「子供っていいなぁ」と思ったりする。 最近、カミさんがピアノを少しばかり教えるようになった。高校生の時から近所の子供に教えていたりするカミさんが言うには、同じ年頃の子どもに比べて呑み込みが早いという。 もちろんまだドレミの3音だが、譜面と鍵盤の位置、指使いをすぐに覚えたらしい。大きなシールを貼ってもらって喜んでいた。 先日、風邪で高熱を出しセカンドオピニオンで掛かった医者に点滴をしてもらった時も、泣くことも嫌がることもなくできたので看護婦が、「こんな子は初めてだ」と感心していたらしい。 分かっているんだね、どうあるべきかを。 過去を持たず背負っているものは何も無く、未来しかない子供にとって目の前で起こる事や体験することが初めての新鮮なことの連続。その一つ一つがその都度身についていく。その実感と喜びに満ち溢れた連続の毎日。その意味が理屈抜きで分かっている。 古希まぢかが4歳まぢかを、ハヤブサがリュウグウを見るような眼で眺めている。「蛞蝓(ナメクジ)」軟体動物、腹足綱、有肺亜綱、柄眼目 カタツムリの仲間で2億年以上前に、その殻を脱ぎ捨てて身軽な生き方を選んだのだとか。 ナメクジの中枢神経組織は、損傷や欠損を受けても自発的に構造レベル、機能レベルでの回復を遂げることができるらしい。例えば触角は、切断を受けてもそこに含まれる神経組織を含めてほぼ完全に再生することができる。同時に、大小二対存在する触角は、互いに機能レベルでの冗長性(余分な部分が付加されていること。また、それにより機能の安定化が図られていること)も有する。 また、脳の左右に一対存在し、高次嗅覚機能を担っている前脳葉と呼ばれる部位は、損傷や欠損を被った際に自発的に組織レベル、機能レベルでの回復を遂げることができるという。そして前脳葉自体も常に左右いずれか片方ずつが機能するという、ある種の機能的冗長性を有しているんだとか。 さらにナメクジのニューロンは、物質合成能を高める必要がある場合には自身のゲノムDNA 量を増やすことさえできるという。ナメクジ恐るべし。がんばれ!!まけるな!!ナメクジくん(三輪 一雄著 偕成社刊) ナメクジと人を比べる事にどれほどの意味があるかは別にして、単純そうで意外に複雑で奥が深いという意味で、子供と共通するものを感じるわけです。 細胞が増殖する過程にあって、環境に影響されながら順応し、学習していく子どもの残酷性と強かさを、目を背けることなく見届け見守っていく。
2018.07.07
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♪ ウェットな空気を揺らすグールドの指に寄り添いゆける鼻歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ テレビでYouTubeが観られるようになったのは良いが、時どき画像が出なくなる。セットアップをやり直したり、色々やってみても同じ症状が出る。不良品か?と思ったりで、ちょっと焦った。 HDMI端子にFire TV Stickを横位置に差し込むため、イーサーネットアダプターを繋ぐとその重みで、下へ垂れ下がる形になる。差し込み口に水平に差さっていない。どうやらそれが原因で接触が悪くなるらしいことが分かった。 原因が分かれば対処法はある。差し込み部分が水平になるようにしてやればいいわけだ。 HDMI端子の部分、イーサーネットアダプターとLANコード・電源のジョイント部分の2か所を紐で吊るした。ちょっと格好悪いが仕方がない。 無事、問題は解決したのであとはサクサクと文字入力で検索して、いろいろ観て楽しむだけ。この日は何故かクラシックが聴きたくなった。 イツァーク・パールマンのバイオリンとか、グレン・グールドのピアノなど。バッハやドビッシーなどいろいろ楽しませてもらった。 それにしても、グールドはどう切り取っても絵になるねぇ。 1932年9月生まれのカナダ人。幼い頃からピアノ演奏における特別な才能を発揮し、将来を嘱望されるピアニストとしてカナダでは有名な存在だった。 当時23歳の時、その才能を見込まれてコロンビアとの専属契約を果たし、バッハの「ゴールドベルグ変奏曲」を強く要望して録音したという。人気曲ではなかったためデビュー曲には相応しくないとの意見を抑えてしまったわけだ。1956年に初のアルバムとして発表されるや、ルイ・アームストロングの新譜を抑えてチャート1位を獲得したという。 グールドは、作曲者のように演奏をしている。演奏にあたっては、楽譜が指定したテンポ、強弱、アーティキュレーション、装飾記号などを勝手に変更したり、分散和音の一部を強調して繋いで新たな声部を作ったりした。また、和音を分散和音にしたり、当時のピアノ演奏の慣習になかった上方から下方へのアルペジオ、いわゆる逆アルペジオを大胆に使ったことでも有名であった。ゴルトベルク変奏曲 とりわけ、ゴルトベルク変奏曲の主題アリア第11小節の逆アルペジオは反響が大きく、その後、多くのピアニストが倣うようになった。モーツァルトの演奏においては、装飾記号の無視がはなはだしく、モーツァルトの装飾性を軽蔑していたという。さらに、グールドは、意図的に反復記号を無視して演奏するため、当時リヒテル等から批判されていたという。 演奏会への不信を抱いていて、人気絶頂の32歳の時に「コンサートは死んだ」と言ってステージから去ってしまった。これ以降、没年までレコード録音及びラジオ、テレビなどの放送媒体のみを音楽活動の場とする。これらのことはWikipediaに詳しく書かれている。 スタジオに籠って心行くまで録音を繰り返し、その良いところだけを繋ぎ合わせて理想の作品を作り上げることに没頭していたという。奇人変人に例えられる事も多く、声を出しながら演奏するので録音にはかすかに彼の鼻歌の声が聞こえる。 1982年の死の前年に再び「ゴールドベルグ変奏曲」を録音している。「ゴールドベルグ変奏曲」聴き比べ YouTube 演奏に惹かれることも勿論だけれど、彼の固定観念にとらわれない独自の感性と頑に自分を押し通す姿勢に強く惹かれる。
2018.07.06
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♪ 松毬を固く閉ざせて降る雨にノート湿りて鉛筆を疎む‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 台風がかなりの悪さをしているせいで、もしや”梅雨掛けが近い?“と思わせたのが嘘のような気象が続いている。そう簡単に梅雨が明けたりしない、とばかりに熱低と結託して次々に雨雲を送り込み、また発生させている。関東の梅雨明けは一体何だったのか。 簡単にシラを切って逃げるつもりだったがガン病巣が露となって、大手術が必要になった日大。アメフト部に端を発した騒動の雲行きも、列島の気象と連動するかのような大雨だ。 そんな中で雲の切れ間をたまに見せる夕焼け。ホッとするものの何だか切ない。5日12時の予想 風・雨・気圧 雨雲に覆われたままの日本列島、日曜日まではぐずついた日が続きそう。南の海上には次の台風の卵があり、来週には台風となって7号と同じ様な経路を取ると予想されています。 列島全体の累積雨量もかなりになるようで、九州や北海道は特に注意が必要の様です。5日12時の予想 風・気温・気圧 雨雲のない北京周辺は猛暑の様子。梅雨が明ければ、日本列島も連日この茶色の色に覆われるようになる。この極端な変化に、こちら人間の側も上手に対応していく必要がある。気象衛星 赤外線画像天気図日時:04日21時00分 観測時刻:05日01時30分 天の眼で眺めれば小さな小さな存在の地球上の生命体。ストレスを抱えて生きているのは、種類は違えどみな同じでしょう。異常気象、天変地異には逆らえないが、人的ストレスから逃れることはできる。 無理をしないで、上手く折り合いをつけてやり過ごしましょう。 ウォーキングにも出られない。となると、修理の虫がもぞもぞし出す。ずっと気になっていた便座の亀裂を何とかしてやろうと・・・。ちょっとみっともないが、まあいいでしょう。 罅は入っているものの壊れるところまではいかずに済んでいる。そうは言ってプラスチックは経年変化するだろうし、応急処置位はしておこうと思ったわけ。 例のメタクリル樹脂とかのサンプル(4×4cm 厚さ2mm)を使い、適当にカットして貼り付けた。白でいいかと安易に使ったが、よく見れば透明のもあるしグレーっぽいのも有った。いい加減なもんだ。 便座の裏側を目にするのは男だけだし、座りションする人には見えない。暖房便座は蓋をしておかないと電気が無駄になると指摘されて以来、蓋をする癖も付いている。 我が家には体重の重い肥満タイプは居ないので、充分これで耐えられるはずだ。
2018.07.05
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♪ 白花の百日紅やや異端なりパークロードに出合う白柴‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 柴犬の黒いやつ、黒柴というのが好きだ。四ツ目とも呼ばれている、眉毛のような模様(まろ眉)が特徴的で表情が豊かに見え、愛らしさがいっそう増している感じ。黒いので引き締まった感じがしていて、いかにも賢そうに見える。 一般的に主人に対しては非常に忠実で勇敢で警戒心が強い性格のため、番犬にも向いていると言われている。黒柴の値段は約11~18万で、季節によって変動し、11~2月頃に安く3~5月に高くなる傾向があるらしい。 赤毛の柴犬は約5~20万なのに対し、黒柴は希少価値の高さから、赤柴より高めの値段が付くのが普通とか。 先日、見慣れない犬を連れてパークロードを散歩している人がいた。姿かたちは柴犬なんだけど毛色が白い。凛々しくて端正な顔立ちをしている。 「柴犬ですか? ですよね!」と声をかけて確認したら、そうだと言う。 黒柴は時々見かけるが、白柴は始めてだった。 「珍しいですね」と意外さを振ってみると、 「そうでもない、たまにおるわ」と、飼い主のおっちゃんは愛想がない。 で、調べてみたら黒も白も同じ1割ほどの確率で生まれるらしい。だから目にする機会も同じ程度のはずなのに、白柴をあまり見ない。 ブリーダーの子犬が15-20万円ほどで売られているようで、黒柴よりも高いのが理由かもしれない。 「ジモティー」ではけっこう里親募集が有るようで、白柴も幾つか載っている。 次に向こうからやて来たのが、一見してちょっと変わった小型犬。薄茶色をしていて、顔がスッと長く鼻が突き出ている。毛は短いパンチパーマのようなクルクル巻。触るとごわごわしていて、金束子のようだ。 「もしかしてプードル?」 こくり、と頷く。 「普通のプードルの子ども?」「あの大きくなる奴の?」 首を振った。 「じゃ、トイプードル?」 「刈って来たばかりだから」「目が見えんようになるで」あまり多くを語らない。 「夏だから短くしたんだね」と、忖度して結論付けた。 名前の示すようにお洒落にポンポンを付けたようなカットとか、マスコットの縫いぐるみのようなのは見ることがあるが、ただ全体を均一に短くカットしてあるのは初めてだった。 それで納得。トイプードルを短く刈るとこんな風になるんだ。「スッキリしていて、凄く可愛いです」と言ったらこの無口なオッサン、ニコッと笑って「ありがとう」と、返してくれた。 歩く時間帯によって出会うものも違う。今年は田植えが始まった当初はポツポツ鳴いていたカエルが、この時期には殆ど鳴かなくなった。鴬の声もない。早くから異常な暑い日が頻発したのが原因か? これから本格的な夏。歩く時間帯も考えないといけない。若いつもりで調子こいていると、具合の悪い事も起きて来る。気を付けよぅっと。
2018.07.04
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♪ サッカーはオセロならずも終盤にくるっくるっくると反転されぬ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 日本、ベルギーに善戦。惜しくも2-3で負けたけれど、良くやったと言ってやりたい。前半は守りも冴えて0-0で終え、後半開始早々に2点(原口、乾)が得点した段階で、「勝てるかも」と誰もが思ったでしょう。 しかし、それで相手にエネルギーとパワーを与えたことにもなった。後半の攻撃は凄まじかった。終盤には守勢一方の中で、川口のスーパーセーブで何度も阻止する場面があったが、矢張り高さとスピードには勝てなかった。 1点返され、「まだまだリードしている」と安心を装って応援するものの、怒涛の攻撃に追加点を入れられで同点になった時は「ヤバイ」に変わった。 コーナーキックからのヘディング競争に負け、アディショナル・タイムの最後の最後に3点目を入れられた時は「うわー!」の声しか出なかった。 サッカーの面白さを存分に楽しませてくれました。ロシアの空の余熱を映し出すように、名残の月が「よくやったよね」と。 前評判を打ち砕いて決勝トーナメントに進出し、あの小兵の長友と乾の活躍、随所に素晴らしいタックルを見せた選手たち。世界中がリスペクトしているに違いない。 全員がロシアの地で成長し、一丸となって日本チームのレベルアップしたことは誰もが認めるところ。大手を振って帰ってきてほしいものです。
2018.07.03
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♪ 深奥に燻っている何ものかやり残し来しものが匂いぬ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ きのうは地元の勤労文化会館で、風間杜夫の落語の独演会の日。楽しみにしていた日がついにやって来た。 客の入りは、後ろの方に空席が目立ち7割ほどだろうか。当然と言おうか、やはり落語は中高年と相場が決まっている。幾ら風間杜夫が人気があると言っても、世代的にも60-70代が殆どの様だった。男女はほぼ半々というところ。撮影禁止なのでこんな写真しか撮れない。 折角だからと最前列の真ん前の席をゲットしてあった。至近距離ゆえ演者の表情が良く分かる。風間杜夫って年齢は私と同じぐらいのはずなのに、顔はつやつやしているしふっくらした顔のどこにも皺や老人班なんて見当たらない。 しかしこの席、真ん前すぎてちょっと見上げる形になるので首が痛い。腰を前にずらして背もたれに頭を付けてみると丁度いいんだが、今度は眠くなって来る。 隣のオッサンはさっきから軽い寝息を立てている。風間杜夫の目の前だから当然視線には入るだろう。2人そろって寝ているというのも具合が悪いので、必死で眠気と闘うことに。最前列の頭が見えるその隣に座っていた。 うわさに聞いていた通り、根っからの噺家のごとくに枕からとても流暢なおしゃべりが始まった。入りの口調は少し硬かったものの本題に入る頃にはすっかり落語家になり切って、短くまとめられた「道具屋」の一席を披露してくれた。良く知られた演目だけにやる方も興が乗るのか、とんとんとんとテンポがいい。30分足らずで一席が終わった。 休憩を25分も取ってあってオイオイと思ったが、ホールの外に出て水分補給し、眠気を解消するには必要な時間ではあった。 後半は真ん前の席にはつかずずっと後ろの空席から、見下ろす感じでゆったりと鑑賞。演目は「火炎太鼓」。こちらも良く知られた出し物だけに、お客の乗りもいい。あっという間に一席が終わった。後から、今日の二つの演目は、持ちネタ12だったか16だったかの内の最も自信のある2つだと言っていた。どうりで熟れているはずだ。 二席終わった後は、司会と対談形式のトークショーとなっている。どこでもそんな構成になっているのだろう。役者のキャリアが長いだけに話す内容には困らない。中学までは子役で映画には随分出ていたらしい。高校・大学時代(中退)は離れていたが、映画俳優よりも舞台俳優に憧れがあって、大竹まこと等とシティーボーイズを結成し芝居の世界に。 食えない時代も長く、『仮面ライダーV3』のアトラクションショーで日本全国を回った話などエピソードには事欠かない。つかこうへいとの出会い、ミュージカル初出演(大竹しのぶとの共演)のこと、独り芝居「ピース」を8月4日に扶桑文化会館でやる話とか、隣の東海市ではアーサー・ミラー「セールスマンの死」11月29日・30日の告示とか。許されるなら、2時間でも3時間で話は尽きることなく続くことでしょう。2時間ほどで終了。 来年は古希を迎えるとうから矢張り私と同じ歳だ。ミュージカルに独り芝居、落語にテレビドラマ(せごドン)、八面六臂の大活躍。独り芝居の新作も予定しているらしいし、いやはやもう凄い人だ。芸能界きっての雀士でもあり、麻雀番組『THEわれめDEポン』では8回の優勝経験(うち5回は5連覇)を誇るなっておまけまでついている。 私も切っ掛けがあったら役者になっていたかもしれない、と思うことがある。いつもオドオドしているくせに図々しいところが有って、自分を変えたいという思いも強かった。転校した中学の予餞会の出し物に何の根拠もないのに演劇をやりたいと手を挙げたことがある。他に賛同者がいなくてポシャってしまったが、自分にそんな部分があることをその時に知った。 止むに止まれぬほどの渇望までには至っていなかったので、そのまま立ち消えていた。 しかし、もしかしてそんな世界も有ったんじゃないかと、溝からメタンガスがぶくっと湧き上がる様に思う瞬間がたまにある。
2018.07.02
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♪ 細胞のよろこぶ餌は好奇心 八十代とて必須なるべし‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ このブログでも以前(休火山いや活火山 2月10日)書いたことがある若宮正子さん。「エクセルアート」「アプリ開発者」「TED出演」「国連演説」とその紐付けされた言葉は華々しい。2017年6月WWDC(ワールドワイド デベロッパーズ カンファレンス)の基調講演で「最年長開発者」として紹介され、Appleのティム・クックCEOとも面会するなど、一気に時の人となった。朝日新聞6月30日 拡大します iPhoneアプリに、お年寄りが楽しめるゲームがなかったので、IT企業代表取締役で、東北文化学園大学の非常勤講師を務める友人に「作ってよ」といったら、「自分で作ったら」と言われたのがきっかけ。元々、「モノを作る癖」があって、それまでも3Dプリンタでペンダント作ったり、Excelで文様を描いて「うちわ」を作ったりしていたので、iPhoneアプリも同じように作ってみればいいんじゃないか、と思ったんだとか。 まずは、3,000円ぐらいの分厚いプログラミングの本を5、6冊買って勉強。わからないことが出てきたら、Skypeで友人に遠隔授業してもらってい、ビデオ通話で相談したりしたそうです。 半年ぐらいかけてコツコツと手芸と同じ感覚で、決して根を詰めて開発していたわけではないという。 「プログラマーになりたいんじゃなくて、”アマグラマー”(アマチュアのグラマー)でいい、なんて言いながら」と。 私には何のことか分からないですが、Appleのプログラミング言語の「Swift」、開発環境は「Xcode」を使っていたんだとか。その説明がまた頭のいい人らしい洒落た表現をされる。 「Swiftは初心者に使いやすい言語ですよ。お料理にたとえると、画像や音の素材が材料で、レシピがSwiftでのコーディングね。それで、Xcodeがお台所なの。台所の使い方を習得しないとそもそも料理ができないわけ。台所にはお醤油やらフライパンやらが全部用意されているから、それを使いこなしてプログラミングしていくんです。シミュレーションはお味見みたいなものね。料理を作っていると途中でお味見したくなるでしょう? そしたらシミュレーションすればいいんです」とね。 おひな様を正しい配置に並べるゲーム写真と文は「HRナビ」より引用しました。「hinadan」のイラスト素材は、友人がWordの「図形」を組み合わせて描いたものだとか。 Swiftで作ったゲームは「hinadan(ひなだん)」。4段のひな壇にお内裏様とおひな様、5人囃子などを正しく配置するもの。 その後、「hinadan」の英語版も作ったが、英語版にするためにはシステムそのもののベースを英語にしなければならない。大変だったがAppleの方が教えてくれたとか。 20年以上前の60歳の定年時に退職金でPCを購入。インターネットもまだ普及していない時代だった。シニアのフォーラム「FMELLOW(エフメロウ)」があって入会し、シニアのインターネットユーザーとの交流を始める(今は「メロウ倶楽部」になっているもの)。 パソコン通信でネットワークを広げたかったんだそうです。家には認知症になりかけていた母親がいて、そうそう出かけられなかった。ネットが「開通」してからは海外旅行、料理、介護……と、いろいろな「部屋」を見て回り、血縁、地縁、職縁以外の「通信縁」で世界は無限に広がった。「ああ、私は60にして翼を手に入れたんだ!」と。 やはり相当なやり手だった様で、「行動力と外交的手腕、社交的で好奇心の塊で直情径行型の人たらし」とでも言おうか。”まぐれで何かが起こる“なんて事はないということを、若宮さんが身をもって教えてくれている。 シニアにもパソコンは役立つと考えて、自宅でシニア向けのパソコン教室を始め、そこでExcelを楽しく学ぶために、Excelアートを考案したんだという。Excelでのマスに色を塗り、矢絣(やがすり)とか六弥太格子(ろくやたごうし)などの日本古来の文様を描いて、それをプリントしてうちわやブックカバーを作るようになった。 この辺りのことはすでに2014年時点で「TEDxTokyo(テデックス東京)」に登壇し、シニアとデジタルについて語っています。Excelアートを独自開発しちゃうんだから、やっぱりすごい 2017年2月に「hinadan」の申請をAppleに行い、まもなく公開することができたが、それを朝日新聞が取り上げた。そしたら、CNNに見つかって一躍話題に。CNNからメロウ倶楽部に英文のメールが届いて、2時間以内に回答しろと言う。Google翻訳で訳して読み、こちらもGoogle翻訳した英文を返したんだそうです。そしたら各国の言語に翻訳されて、海外で有名になってしまい、アメリカのApple本社から日本のAppleに「どんなばあさんか調べてほしい」って依頼があったんだとか。 有名になろうとか意図してやった事ではないのに、そこには黒潮あるいは偏西風のようなものが流れていて、何かの拍子にそこに乗っかって運ばれていく。必然という偶然とでも言うような・・。東洋経済オンラインより アップルのティム・クックCEO(左)とアプリ開発者の若宮正子氏 それで、6月にアメリカで開催されたWWDC 2017の「サプライズスペシャルゲスト」として、10歳のアプリ開発者ユマ・ソエリアントさんと一緒に紹介されたというわけ。 こんな若宮さんでも一人で出来る事は限られていて、困った時や行く先々で、どこからともなく(本人の表現)助けてくれる人が現れるんだとか。その辺りの事がHUFFPOSTのインタビュー記事になっていますので、是非お読みになってください。 「好奇心は、最大のアンチエイジング対策」年齢なんて関係ない。
2018.07.01
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♪ ゆっくりと登り来たりしこの道の今し下りの急坂に入る 早やと言おうか、やっとと言っていいのか、今年も今日の一日を残して半年が過ぎようとしています。日が短くなっていく夏至を過ぎたあたりから、もう既にその先のをイメージして、後は下り坂を足早に下りていくんだなあと。 葛根湯が効いたのか単にその時期が来ただけなのか、風邪の諸症状がようやく取れて、今朝はすっきりとした朝を迎えている。熱も下がり鼻水とクシャミが止まり、あの鬱陶しかったことが嘘のように思える。 空き家の庭のナンキンハゼがずんずん伸び、たくさんの花穂が風にそよいでいる。成長が早い木なので、そのうち家を覆うような大木になるのだろう。ヘクソカズラもどんどんその勢力を拡げていて、いずれはこれが直接的に家の周囲を覆ってしまう。 この地方は梅雨明けはまだだが、今朝から近くの緑地帯で蝉が鳴き始めた。 フライングしたやつが鳴いている風でもなく、まだ弱いながらも全体が鳴くモードに入ったようだ。 この分だとこちらも梅雨明けが近いことを意味している。 今度こそパキラに花を咲かせたいと、剪定して少し大きめの鉢に植え替えた。日光によく当てることが肝要らしく、南の部屋の中で鉢を移動しながら育てている。 なかなか良い感じに新梢を出し、徒長することもなく大きな葉を広げている。来年の6月には花を付けるだろうと希望的楽観の心持ち。 猫の目のような寒暖の差の激しい日々にピピは毎日落ち着かない。まだ冬毛が抜けきっていない急な真夏日には、放熱の無防備体勢で凌いでいる。梅雨明けとなれば、連日こんな格好でうだうだと過ごすことになる。 29日、気象庁は関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表。平年(7月21日ごろ)より22日早く、昨年(7月6日ごろ)より7日早い梅雨明け。関東甲信地方が6月に梅雨明けするのは初めてのことだそうです。 九州で大雨、そして台風7号がそちらに向かって行くらしい。北陸や関東から東北は強い日射や暖かい南風の影響で、午前中から気温がグングン上がり、長岡市では午前11時半前に37度まで上がったらしい。30日 太平洋高気圧の勢力が強くが東に寄っているため関東甲信地方が梅雨明けしたわけで、梅雨前線を押し上げて北海道に雨を降らせている。梅雨のない北海道に梅雨前線が移動したり5-6月に30度を超すことが頻発したりで、今までの常識が通用しなくなっている。
2018.06.30
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♪ リフティングの妙味を見せて交わしゆくスター選手の意気・意地・意固地‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ あまりにもストイックなるサッカーの世界に君臨するを訝る♪ スピードが足とボールの相乗にいや増しゆくを 行け行け行けー!♪ 一瞬の割れ目をついて突き刺さるゴールネットがふっと息吐く♪ 大きさで劣ることさえ忘れさせ随所に光る長友佑都♪ 得点はセットプレイの時にありて蹴って走って蹴って機を待つ
2018.06.29
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♪ やれ打つな蠅は我らの役に立つヤツに負けるな御器囓(ごきかぶ)り虫‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ アオスジアゲハに寄生するヤドリバエのことを考えていたら、こんな記事があったことを思い出した。 家畜のフン1トンに300グラムのハエの卵をまく。すると、卵からかえった幼虫がフンを分解、1週間で肥料300キロ、幼虫150キロができ、幼虫は家畜の飼料に使えるという。家畜や養殖魚の飼料 約45年間かけて交配を重ね(1,100世代)、繁殖力を大幅に高めた「イエバエ」を活用する。専用のトレーに卵を置き、家畜ふんや廃棄食品といった有機物を敷く。すると、孵化(ふか)した幼虫の消化酵素が、臭いを出さない肥料に変える。通常は数カ月以上かかる堆肥化までの時間が、大幅に短縮できるんだとか。その後、幼虫やさなぎは乾燥させて、家畜や養殖魚の飼料として2次利用。 平成30年度中にも、1日で100トン超を処理できる大型の実証プラントを着工したいとのこと。畜産業が盛んな地域の他、海外展開も描いているらしい。 イエバエが人類の役に立つ時代が来るなんて、目から鱗の話だね。コバエは人類のために随分貢献しているようだ。 キイロショウジョウバエ ショウジョウバエ(キイロショウジョウバエ)は、俗に「コバエ」とも呼ばれ、身近に見られるハエ。モデル生物としての生物学的特性を利用するのに用いられることで知られている。 その特徴は *飼育の容易さ・・小さい体、短い生活環、多産、特殊なエサは不要。 そのため狭い容器内に多数を飼うことができ、短期間で世代をまた いで観察が可能。 *遺伝的特性・・小さいゲノムサイズ。染色体が少ない(四対)。 遺伝子の重複が少ない。 *唾腺染色体が存在すること。染色体の構造観察、変異の確認が容易。 *遺伝学的知見・技術の蓄積。 *細胞学的、発生学的記載の蓄積。 ヒトの病気の原因として知られている遺伝子の61%がショウジョウバエにもあり、遺伝的にはヒトとショウジョウバエは非常に似ているという。パーキンソン病やハンチントン病などのヒト疾患の病理メカニズムを解明するためのモデルとしても注目されている。 ゴキブリもそう在ってほしいものだね。3億年も生き続けている生物なのだから、役に立たないはずがない。
2018.06.28
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♪ いにしえの風邪ひき男に色気あり我はくまなく灰色のまま 「目病み女に風邪引き男」 目をわずらっている女と風邪を引いている男は色っぽく見えるものである。‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ きのうは一昨日に引き続き暑い一日だった。日本海側はフェーン現象で軒並み34℃前後になったらしい。この時期はまだ体が熱さには慣れていないのでかなり堪える。湿度が高く体がべたべたして気色悪い。ましてや、風邪気味でだるいのだから尚更だ。 この分だと梅雨明けは早いのかもしれない。今朝は曇っているが、これから晴れて来るのか・・ 25日のアオスジアゲハの幼虫はあの段階ではまだ蛹になる場所が決まっいなかったようだ。ケースの中を一日中歩きまわっていた。昨日の朝見るとようやく場所が決まったようで、糸で体を固定したのが確認できた。 孫が来たので「庭にいたやつだよ」と言って見せてやったが、あまり関心は無さそうだった。 午後の4時頃になってくねくねと身体を盛んに動かしているのに気づく。脱皮が始まっているらしい。観察しようと、よくよく見てみれば、脱皮はもう最後に差し掛かっているところ。気付くのがちょっと遅かった。 お尻のところにまだ脱いだ皮が残っているが、動きは止まったのでどうやら終了らしい。羽化に邪魔になることもなさそうなので問題ないようだ。 あと10日ほどで羽化するのだろう。「ヤドリバエ」が寄生していないことを祈るばかり。 先日来、カミさんから息子一家に飛び火した風邪が、今頃になって私に症状が出てきた。咳が出て鼻みずが垂れ、さいわい熱はないが頭がぼーっとして集中力がない。久し振りの風邪に少し戸惑っている。 ここ数日は朝方に同じ夢ばかり見ている。安倍公房を連想させるような不条理の続き物の映画を見ているような感覚。地中深いところを身一つで移動していて、今朝方は大きな川の下を注意深く移動した。このままずっと地中にいて、延々と移動していくらしい・・。 孫が来る日で、カミさんが卓球の試合で帰りが少し遅い。外に連れ出す気力もないので何で遊ばせようかと思って、思いついたのがブンブンゴマ。 ボタンでやったのは覚えているが、それ以外の記憶はない。ボタンじゃ能がないと思って厚紙で子どもの頃にはやった事のない形のものをいろいろ作り、糸を通す穴の位置とか糸の長さとかを加減しながらの試作品。孫の指がまだ弱いのを配慮し、輪っかを付けたりして・・。 4歳間近の孫にはちょっと無理かなとは思っていたが、案の定うまく回せなかった。自分だって3-4歳の時にはまだやってなかったはずで、せいぜい小学校に入ってからだろう。ヒマ爺の特徴か、どうしても先走てしまうのが悪い癖だ。 自分一人で遊んでいるばかり。ぶんぶん回すにはコツがあって、結構難しい。それでも四角とかのを回すと「丸くなるねー」「何でー?」と、ちょっとは興味を示してくれた。 やっぱり小学校へ入ってからが楽しくなるんだろな。同居してないので会う機会もなくなると、それを思うとちょっと淋しいなぁ。
2018.06.27
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♪ イレギュラーな部分を残しノーマルに近づくための足掻きに生きる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「TED Conference」というものをご存知の方は多いと思いますが、ご存知ない方のためにちょっと書きます。TED(TED:Technology Entertainment Design) アメリカ合衆国のニューヨーク市に本部があるLLC。カナダのバンクーバー(過去には米カリフォルニア州ロングビーチ、モントレー)で、毎年大規模な世界的講演会「TED Conference」(テド・カンファレンス)を開催(主催)している非営利団体。 名称のTEDは、「テクノロジー、エンターテインメント、デザイン」が一体となって未来を形作るという考えに由来している。 カンファレンスは5日間にわたって開催され、この間 約70人のプレゼンターやパフォーマーが登壇し、1000人程の聴衆が講演を聴く。 1984年に極々身内のサロン的集まりとして始まったが、2006年から講演会の内容をインターネット上で無料で動画配信するようになった。 講演会に出席するためには、審査を受けた上で年会費8,500ドルを支払って、TEDの会員になる必要があるんだとか。 興味深く観たものの一つを紹介します。「面接前にこのポーズをとれ、ボディランゲージが人を作る」と題して、面接の時に有効なある方法を紹介しています。 by エイミー・カディ[日本語字幕] クリックでサイトへ 人は、無意識のうちにその時の心的状態をを反映する共通の姿勢をとるという。自身が無い時は防御の心を反映して縮こまった内向きの姿勢、自信がある時は反対に胸を張ったり大きなジェスチャーをしたりする。 自信のない時に、その自信がある人の姿を真似することで前向きになれるというのです。さまざまな実験データを交えながら、姿勢や形の意味するもの、それらを真似していくうちに自分もそのように変わっていくことが出来ると。 非言語行動の意味するものを分かりやすく説明。原稿など一切見ず、早口で聴衆の心を一瞬たりとも逸らさずに惹きつけてゆく話術は爽快でもあり、21分間はあっという間に過ぎてしまいます。良い話を聴かせてもらったと、感謝すること間違いありません。 是非、ご覧になってください。 形式を重んじ形から入る習性のある日本人は、その気になれば内気な自分を変えられる可能性は大きいと思える。トイレや休憩室、階段の踊り場や公園の隅で、3分間だけ姿勢を正すだけで変われるならお安い御用だ。 多くのラインナップには日本語字幕の入ってるのもありますが、入って無いものも多いです。吹き替え版も2500以上が用意されていて、それらをまとめたサイトがあるのでそれを下記に貼り付けておきます。日本語字幕入りクリックでサイトへTEDxTokyo(手デックス東京)トーク 全くの余談ですが、本物の笑いと偽物の笑いを見分けるには、目じり脇を見ればわかるそうです。本物の笑いの時は小皺が(笑い皺)ができるが、偽の笑いにはそれが出ないんだと。 また、最新の研究で、乳幼児は本物か作り笑いなのか見抜く能力があることが判明したとか。この能力は社会生活を送る上で必須の能力となり、成長期の早い時期に形成されるという。 本物の笑顔か偽物の笑顔か判別することはとても大切で、社会に出たときに適切な相手を選ぶ能力に繋がるという。本物の笑顔を見せてくれる人はより自分に協力的で、自分をだまそうとしない人だと認識するためなんだね。
2018.06.26
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♪ 年を取り子どもに還る 童心を素直に出して羽化の観察‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 庭の鉢植のクスノキにアオスジアゲハの幼虫がいるのを2日前に発見した。 きのうの段階でネットで調べると多分、あと一週間ぐらいで蛹になる終齢幼虫らしい。それで、羽化が見てみたいと思い、間近で見られるようにと玄関に鉢ごと入れて様子を見ることにした。 蛹になってもその中から「ヤドリバエ」の幼虫が出て来て、蛹は死んでしまうことが多いらしい。まともに蝶々になれるかどうかは分からないのだ。 なんでも、アゲハが100個卵を産んでもヤドリバエの幼虫に喰われてしまって、3個ぐらいしか羽化しないらしい。一匹では蛹になれる確率がかなり低い。 3%しか蝶にはなれないなんて、野生の生物の世界は厳しいんだねぇ。 ハエの幼虫 蛹(10mm弱) 蛹・黒くなる ヤドリバエは、アゲハの幼虫の体に卵を産みつけたり、葉についてる卵をアゲハが食べて体内にとりこまれたりするんだそうだ。どんなハエか知らないが、その辺に当たり前に飛び回っているのだろう。 幼虫は結局、木から下りて下を移動し始めたので、プラスチックの容器に入れて様子を見ることに。しばらくの間、状況を調べているのか、容器の中を歩き回って(時に転がったり)いた。蛹になるための場所を探しているのだろう。 そのまま一晩、放置しておいた。 朝になって見てみると、入れた割りばしに体を固定していた。これで上手く蛹になってくれるといいんだが・・・。 ちゃんと背中の糸掛けも出来ているのだろうか?よく見えないので確認できない。体の中をきれいにするためにウンチをするらしく、確かにたくさんしてあった。 孫にも羽化の様子を見せてやりたいが、夜か早朝のことなのでそれは無理。 セミの羽化なら自宅に幼虫を持ち帰ってカーテンに止まらせておけば、夜8時前後に神秘のショーを観ることが出来るんだが・・・。
2018.06.25
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♪ 雨の降る小寒い午後に本を読むそれともジャズをテレビに聴かなん‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ テレビでYouTubeが観られるようにしたのは正解だった。46インチの大きな画面で動画を観、大きなスピーカで聴く音楽は、PCでで聴くのとは大違いだ。ジャズの場合は静止画像が殆どだが、たまにライブの録画が観られるのでそりゃあもう見入ってしまう。ジャズで検索 音声や文字入力で検索すればがズラーと表示され、次々と視聴していって一日中でも観ていられる。ジャンルも音楽 スポーツ ゲーム 映画 テレビ番組 ニュース ライブ スポットライト とあって見るものに困ることもない。 お気に入りを登録してあるので、そこを開けば聴きたいものがいつでも聴ける。映画はまだ見る機会がないがそのうち見ることになるだろう。 それにしてもこの便利なYouTubeはどうして誕生したのか、著作権の問題もあるのにここまで広がっては他への影響は多大なものがあるだろう。 ウィキペディアによれば、友人にパーティーのビデオを配る方法として「皆で簡単にビデオ映像を共有できれば」と思いついたことが発端で2005年2月14日に設立されたとか。 12月頃にNBCの人気テレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』がアップロードされていたことからブログなどで話題になった。2006年上旬にはYouTubeの映像をブログなどに貼り付け簡単に見られるAPI(ソフトウェアからOSの機能を利用するための仕様、またはインターフェースのこと。Webサービスの機能を外部から利用するためのインターフェース)も公開され、爆発的に普及。日本でもこの頃からブログなどで紹介され人気が上昇したらしい。 2006年4月にアメリカの映画制作会社の予告編がYouTubeで配信された。それ以降、様々な企業や団体がYouTubeにチャンネルを持ち、コンテンツを公開するようになった。10月9日にgoogleが買収。 他の動画共有サービスと同様に著作権法によって保護されているコンテンツ、例えばテレビ番組やプロモーションビデオ、中にはアーティストのライブを密かに録画したものなどが違法に多数アップロードされていることが問題点として指摘されている。 YouTubeは利用規約で著作権侵害になるファイルのアップロードを禁止しているが、違法コンテンツは後を絶たないらしい。以前は違法コンテンツも放置される傾向にあったが、2006年5月頃からは削除作業が活発になった。 2008年10月23日、YouTubeとJASRACとの間で音楽著作権に関する包括許諾契約を締結したが、これらはあくまで二次利用の許諾であるためかオリジナル音源やプロモーションビデオをそのまま投稿することは違法行為にあたるようだ。このため、動画に問題はなくても音源に問題がある場合、音源だけが削除・ミュートされることがある他、動画・音源共に削除されないものの、一部地域で動画の視聴が不可能になる場合などがある。 レコード会社の対応は、2006年9月にワーナー・ミュージック・グループとの間でミュージック・ビデオの取り扱いに関する契約を締結。さらに10月9日にユニバーサルミュージック、ソニー・ミュージックエンタテインメント、CBSとの間でビデオの投稿や購入に関して提携。 Googleも同日にソニーBMG・ミュージックエンタテインメントとワーナー・ミュージック・グループとの間にビデオ配信に関して提携。2008年5月31日にGoogle/YouTubeはEMIとの間にビデオと音楽の利用に関する提携を行い、これにより世界的な4大メジャー・レーベル全てがGoogle/YouTubeとライセンス契約を締結することとなった。 またユニバーサルミュージック、ソニーBMG・ミュージックエンタテインメント、ワーナー・ミュージック・グループの3社は、以前よりYouTube株を取得しており、Googleとの合併時に5000万ドルの利益を得たと報じられた。メジャーだけでなくインディーズ・レーベルとも提携している。 「動画のアップロード」は、 基本は容量2GB、長さ15分29秒までの動画ファイルをアップロードできる。ガイドライン違反がない会員の場合、申請および認証により容量20GB、長さ無制限の動画ファイルをアップロード、投稿できるようになる。 Google+アカウントがある場合、主に以下のサービスを利用できる。 動画の投稿 プレイリストの作成 動画への評価やコメント おすすめ動画の表示 クローズド・キャプション用のファイルの追加 収益化を悪用し、ヘイトスピーチや人権侵害、人種差別を煽る不適切コンテンツで収益を得る投稿者が増加している。 その弊害を防ぐため、2018年2月20日以降は収益化の審査を行う基準が変更され、チャンネル登録者1,000人以上、直近12ヶ月の視聴時間が4,000時間(240,000分)を超えたチャンネルについて収益化の審査の対象となる。なお、基準変更以前に収益化を有効とされたチャンネルについても同じ基準が適用され、要件を満たさない場合は収益化は無効となる。 今、日本の子どもがなりたい職業の上位に「ユーチューバー」 を上げ、簡単に高収入が得られるという幻想を抱いている 。ほんの一部の人が収益を上げているに過ぎないことを親はちゃんと説明する必要がある。 ヒューマンビートボックスを披露しているヒカキンヒカキンは3つのチャンネルを持っている ヒカキンがあの顔で年収1億以上と聞けば、子供に限らず誰だって憧れるわなあ。 彼は元々ヒューマンビートボックスをやっていて人気を博し(ハモネプにも出たことがあるらしい)、知名度があって始めたユーチュブの動画投稿だ。 彼に追いつけ追い越せとばかりに必死になっている人が沢山いるが、課金される率はかなり低いのでとてもじゃないが生活できるレベルの人はほんの一握りだ。 YouTubeでの広告収入は1再生あたり0.1円と言われていて、YouTuberにはランクが付与されており、そのランクに応じて報酬も上がっていくらしい。ヒカキンの推定報酬は1再生あたり、およそ0.5〜1円の間で、0.5円以上は確実らしい。 ヒカキンは毎日7時に動画をアップしていて、動画の再生回数はほとんど50万回以上あり、100万、200万再生を超えることも頻繁にあるらしい。 報酬(0.7円と仮定)×75万再生(およその平均値)×360日=1億8千900万円 となる。 今まで稼いだ金額は優に10億を超えているらしい。 それで先日、孫はヒカキン、ヒカキンって言って見たがるもんだから、見てみたらこんなのだった。 ルイビトンのワールドカップ関連の超レアの高額商品を3千万以上使って買って来たと言って、それを一つ一つ取り出して見せるのをやっていた。以前にも、ルイビトンの超高額スーツケース1500万とかを買ったのを見せびらかしていたっけ。”金の使い道を知らね―ヤツ、何やってんだか!“ってもんだ。 たかがYouTube、されどYouTube。せいぜい楽しませてもらいましょう。
2018.06.24
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♪ 窓外の闇の中からおもむろに羽音の湧きてカナブンが来る‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ 深更の明かりに何を求めるかヴヴュィと飛んで網戸を叩く♪ こいつらのおさなは根っ子喰うやからティッシュに包んでブチュッとつぶす ♪ たちまちに蟻の集(たか)りしコガネムシ骸(むくろ)がやおら動き始める♪ 早朝の葡萄の棚にオッサンのごときに眠るドウガネブイブイ♪ 正論の踏みにじられる国会の虚ろを小さな甲虫が舞う
2018.06.23
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♪ ウグイスと蛙の声の間奏のパークロードをビバーチェでゆく ビバーチェ・・・音楽用語。 17世紀の後半から用いられた速度および発想用語。「生き生きと」の意味で、 速度が速く、明確なアクセントをもつ。一般にアレグロより速いが、アレグレット・ビバーチェ、アンダンテ・ ビバーチェなどの付加語としても用いられる。‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 息子の一家じゅうが風邪をひき、孫が40度の高熱を出したりして、保育園を休んでいる。嫁さんもまだ調子が悪くてえらそうにしていて、熱が出ないので却って治りが遅い気がする。 事の発端はカミさんが咳をし始めてからのことで、それからみんなにうつったのだろう。私も何だか体がだるく、肺炎球菌予防接種のせいかと思っていたが、喉の片方が痛くなった。アズレンでウガイをしたら、すっかり治って事なきを得たようだ。 そんなこんなでウォーキングは中4日も空いてしまった。今日は30℃にもなるというので、朝のうちに済まそうと5時半に家を出た。ちょっと行ってから振り返ると4匹に増えていた。一緒に生活している猫たちらしい。 家を出る時にピピが露地までついてきたが、いつもと違う時間帯にはこんなネコちゃんたちに出会ったりする。 先日の様に1秒に2歩のちょい早歩きを30分ほど続ける。久し振り感があって調子は悪くないが体が重い。 いつもの階段を走って登る。上から下りて来るおばさんが「走って登るんー」と声を掛けてきたが、4分の2まで登ったところで足が止まった。 ここで人に会うのも初めてだが、4分の1を残してリタイアなんて初めてだ。いかに体力が落ちているかが如実に表れて、撃沈。 かなり背が高いこの草花。ネジバナに似た可憐な花が、目の高さからそれ以上にまで伸びている。 今年も同じ場所にあった謎の草しばり 何かのおまじないか、あるいは子どものいたずらかお遊びか。以前は二つに分けて硬結びしてあったが、今回は束ねて結んである。 パークロードへ入って今度はまともな速歩を10分ほどやる。1秒間に3歩進む。スピードを確認していざいざ。7-8分あたりは結構きつい。これだけで十分1万歩の価値はあることが実感できる。1秒2歩では手ぬるい事がよーく分かった。 これはカンナ?ちょっと花の形も雰囲気も違う感じ。園芸新品種なのかあるいは違う花なのか・・。真っ赤なのがカンナというイメージだけれど、この色もなかなか良い。 こちらはノウゼンカヅラ。こういう感じで住宅地の一角の垣根から盛りの花を伸ばしているのは、なかなか風情があって良いねぇ。 2時間かかって帰って来たが、下半身がかなり草臥れたことを訴えている。あの1秒3歩のスピードで10分間歩いたのが効いた。確かにこれを週に3回もやっていればかなり足の筋力は付きそうだ。総数12,600歩 雨の多い季節は、インターバルの計画をきちっと立てて確実に実行するようにしないと、運動不足になってしまう恐れ大だね。
2018.06.22
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♪ アマゾンとグーグル二社に握られる個人情報 位置まで教え‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 今使っているテレビはYouTubeが観られない機種だ。HDMIのコードでPCと接続すればモニターとして使えるわけだが、PCは二階にありテレビは一階にあるので、インターネットを見ることはほぼ不可能。 折角46インチのテレビがあるのだから、それでYouTubeが観られたら最高なのにとずっと思っていた。最近になって、なんかいい方法がないかググってみたら、amazonの「fire tv stick」というのを使えば観られるらしいことが分かった。しかし、話はそう簡単にはいかなくて、これは無線LANでしか機能せず、わが家はLANコードで繋いでいて無線ルーターは設置していない。 息子に聞くと携帯用の無線ルーターを持っているという。移動先でPCを使う時、有線のものをWiFiに変換して使うものらしい。試にそれをLANコードに繋いでみたがWiFi受信は出来なかった。 有線LANの環境をWi-Fiに変換するアダプターがあり、それを合せて購入すればYouTubeが観られるようになるらしい。両方買うと6,760円掛るが、斯くなる上はつべこべ言わずに「買ってしまえ!」と。 注文の品が届いたのでさっそくセッティング。amazon「fire tv stick」amazon「ethernet adapter」Wi-Fiを有線で使えるようにするアダプター(Bは上級タイプ) 繋いだ瞬間に、「○○さまご利用ありがとうございます」と出て、なんで俺の名前を知ってるの?と、一瞬怯む。amazonに登録しているので、ミニPCの機能があるこの端末は個人を特定できるらしい。 付属のリモコンで「Fire Foxブラウザ」をダウンロードし、YouTubeへアクセス。おお見えるようにはなった。音声入力でも出来るのでやってみたが、途中から検索ができない状態になっている。理由が分からない。使い勝手が分からず????の連続。 しばらくいじっているうちに分かって来た。自分の好みのものを見るにはPCと同じように登録しないとダメらしい。PCから説明にある通りにgoogleのアカウントでログインし、指定の記号を入力したら、PCと同じように視聴できるようになった。ジャンルを選んで文字入力して呼び出すと、ちゃんと表示される。とりあえずジャズを選び、大型のスピーカーに切り替えて聴いてみる。こりゃぁ良いわ。テレビの向きとスピ-カーの位置が90度違うので違和感はあるが、仕方がない。 様々なアプリを自由にインストールして、動画見放題サービスやゲームコンテンツを楽しめる。クリック一つでOKなものを取りあえず「TED」など幾つか視聴してみた。もちろんアマゾン・プライムに登録すれば映画など見放題になるが、その気は全くない。 これは、Firefoxを通してYouTubeを観るようになっていて、Windowsは蚊帳の外。amazonとGoogleが手を組んで、世界の情報戦略の先頭を走っている。この2社に情報世界は征服される運命にあるらしい。 便利で楽しい気分を味わいながら、Googleとamazonに個人情報を吸い上げられている感が付いてまわる。世界征服を狙っている両社の戦略にまんまと乗っかって、どう利用されるんだか漠然とした不安は拭えない。 今のところ直接的な不利益は無いにしても、防犯カメラに情報を収集されている様に、確実に個人の志向やライフスタイルの情報は収集されて蓄積されていることは事実だ。
2018.06.21
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♪ 蚊帳の外に白けた顔の奴がいるどうやらそれは鏡のようだ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「肯定的な予測なしに幸福の到来はない」これは正に、生きるための極意だね。ポジティブ志向の意味するところはつまりこういう事なんだね。 期待してそれが外れた時の失望を嫌って、敢えて期待しないようにしている事って案外多いのかも知れない。昨夜のサッカー、日本対コロンビアの試合を私はあまり期待していなかった。 あろうことか、幸運の女神が開始早々に降臨。反則した選手が一発退場となった上にPKで得点できた。 その後も一人少ないまま試合をせざるを得ないコロンビアは精彩を欠き、絶妙なフリーキック(壁となった選手がジャンプしたその足元を抜ける)で得点した1点のみ。日本はコーナーキックのセットプレーから追加点をもぎ取って勝利。 あのペナルティーエリアでのハンドは、コロンビアにとってあまりにも不運だった。ジャンプした弾みで出た手にボールが当たったように私には見えた。故意にしたわけではないものを、「故意」と判定されたのだとしたら・・。微妙な場面は、ビデオ判定を導入して精査しる様になって、誤審は避けられるようになっているが、今回の判定では使われなかった。ビデオ判定で単なるハンドと分かれば退場は無かった。 しかし、後から再三のリプレイを見ると、やっぱり故意にやったことが判明。日本はラッキーだったといえるが、コロンビアがフリーキックを得たプレーの判定は、逆にコロンビアに加担したような判定だった。 期待しないで観ていたので勝利できたことは嬉しい。これが逆だったらその落胆は大きいだろう。ガチガチのサッカーファンからすれば噴飯ものだろう。期待して、勝利した時の喜びを最大限に味わうことこそ「肯定的な予測なしに幸福の到来はない」という言葉が生きて来る。 24日のセネガル戦、28日のポーランド戦は、大いに期待して観る事にしよう。負けて落胆する姿をイメージすることは、人生をつまらないものにする事にもつながる。勝利を信じ、未来を信じてこそ、その勝利、得たものの価値を最大限に謳歌するこができるのだ。
2018.06.20
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