ゲミュートリッヒな暮らし~Seit 2005

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2019.02.11
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カテゴリ: 文化・芸術
チコちゃん が「ところでさぁー、憲法って何?」と彼らに聞いたところで、ほとんどの人が答えられなかったようだ。ハロウィンで仮装行列する人に、何でハロウィンで仮装するの?と聞かれて答えられず、ボーッと生きてんじゃねーよ!というネタがあった訳だが、我々一般臣民は今も昔もボーッと生きてんだなぁ。


2月11日のお祭り騒ぎを「絹布のハッピを賜って喜んでいる」、と揶揄されたらしいが、この絹布とやらを作るのに大きな影響を与えたのは 帝政ドイツ の宰相ビスマルクだ。彼に教えを乞うために来普した日本の使節団に、彼は警告を発した。国際関係は常に弱肉強食であると。ビスマルクについては、鉄血演説ばかり引き合いに出してえらく批判的な評価が多かった訳だが、彼の暗い警告は現代の我々も身に染みて感じるところではないか。

マチルダ 禁断の恋


前置きはこのくらいにして・・・先月は嫁さんと久々に映画見に行った。場所は恵比寿ガーデンプレイス。何を見たかというと、 「マチルダ禁断の恋」 というロシア映画。ロシア帝国最後の皇帝ニコライ2世は、即位する直前まで、とあるプリマドンナと恋に落ちていたという恋愛物語。ロシア最大のタブーに斬り込んだ映画だそうで、現地ロシアでは一騒動あったという。自分達で殺しといて今さら皇帝の自由恋愛がタブー云々とは笑わせる。さっさと北方四島を返せこのバカ。

嫌いな国の、大好きな芸術・・・これが拙者の伝統的ロシア観なのである。拙者にとってロシアとは、ロシア革命までのロシアに限る。チャイコフスキーやラフマニノフが活躍し、ゴンチャロフが美味しいお菓子を作っていた。我が国は、不幸にも日露戦争で戦うことになったが戦後は和解し、同盟を結んでアメリカと対立することになるのだ。今ではとても考えられないことだ。

「宝塚歌劇:神々の土地」 の前座のような内容だと思ったから。案の定、登場人物もおなじみの面々で、ニコライはやっぱり優柔不断ではったりの効かない人物。嫉妬に狂う皇后アレクサンドラや、善後策に奔走するマリア皇太后・・・登場するキャラ設定が「神々の土地」で演じられたキャラと見事に一致しているのだ。どうせなら、今回の映画も宝塚で演劇にして欲しい。宝塚音楽学校で勉強したバレエだって披露できるだろうし。

清王朝だって満州国みたいに他民族を支配した国なんだろ?

その数週間後だったっけ。清朝最後の皇帝を描いた 「ラスト・エンペラー」 をBSでやっていて、嫁さんが見ていたからついでに見てしまった。この映画は中学の時分に初めて見た記憶がある。その時は、この映画の中身を額面どおり受け取るしか無かったが、今改めて見返すと、中途半端に不愉快な反日映画の臭いがプンプンと漂う。この映画は、有名な某日本人作曲家が 甘粕大尉 役を「熱演」したことでも知られている。まぁ甘粕大尉は本当に悪い奴だからしょうがないが、この手の映画にホイホイと協力するところが、当時の進歩的知識人の趣向だったのだろう。

生涯に渡って日中友好に尽力した嵯峨浩を、まるで日本帝国主義の手先みたいに描いているところなんか、製作者が史実を理解していない一つの証拠だ。まぁ、敢えて評価するとしたら、「戦犯」達に寛容と忍耐の精神で接した中共の収容所長が文化大革命で粛清されてしまうところ。結局のところ、政治というのは風向きによってコロコロ変わる、実にいい加減な事象なのだ。清朝の時代も、民国の時代も、そしてめでたく革命となった後も。
 晩年の溥儀は癌を患ったが、紅衛兵を恐れた病院が治療を放棄、周恩来が院長を叱責するという異様な状況だったという。ちゃんとこういう場面も映画にしろよ。彼もまた文化大革命の犠牲者の一人だったのだ。最晩年、彼は 日清のチキンラーメン をこよなく愛していたという。もうこれは皮肉以外の何物でもない。


彼がもうちょっと長生きして、カップヌードルを手にしたら、さぞかし喜んだのだろう。先日、知人とカップヌードルミュージアムで作ったオリジナルのヌードルを代わりに食べてあげるよ。ほら、ちゃんと友好国のDDR (旧東ドイツ) 製と書いてあるでしょう。日本製だなんて気のせいですよ。紅衛兵なんか気にしない気にしない・・・。






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最終更新日  2019.02.25 22:19:12


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