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人気blogランキングへ首位打者は和田、松中2冠獲得【パ・リーグ総括】今年のパは楽天の新規参入と、オリックスと近鉄の合併、ダイエーからソフトバンクへの親会社交代、西武グループの経営危機など余り良いニュースのない中でのスタートを切った。楽天の新規参入は、エクスパンション・ドラフト(拡張ドラフト、新球団参入の際に行われる各球団が選手を供出するシステム)が実施されなかった時点で今年の成績は予想が出来た。だが辛うじて100敗を免れただけで、その分が各球団に白星を供給する形で勝率が上がった。オリックスは仰木監督復帰で最後までP.O.進出の望みを託したが息切れした。救援投手陣は踏ん張ったが、長打力不足の打線は迫力を欠いた。最後に西武に地元で連敗し、オリックスに連勝して西武のP.O.進出をアシストした日本ハムは投打共に選手層の薄さが露呈された。楽天はベテラン選手を解雇して、すこしでもF.A.や戦力になる新外国人選手を獲得しないと優秀な監督を据えても同じことの繰り返しになる。ロッテは公式戦の早い時点でが飛び出したまま勢いが衰えず、それは交流戦に突入しても変らなかった。ソフトバンクも昨年の3冠王松中の故障で4月は勢いに乗れなかったが、徐々に力を発揮しロッテを抜いてからは中々ゲーム差が縮むことなく昨年の西武とのゲーム差と同じ4.5差で終戦となった。【昨年の王者西武、勝率5割を割るがP.O.進出】昨年はP.O.で勝ちあがりダイエーを破り、日本シリーズでも王手を掛けられながらも中日に勝ち12年ぶりの日本一に輝いた西武。その原動力は若手選手の成長だったが、今年も中村、栗山、片岡らが1軍に定着した。その反面中島の怪我と2年目のジンクスからくる不振は痛かった。だがそれ以上に投手陣が余りにも酷かった。開幕直後に巨人から急遽獲得した河原を先発で起用し続けたが、結果は出なかった。高卒ルーキー涌井も頑張ったが課題は多く1勝どまりだった。松坂、西口、帆足の3本柱の中でも西口の17勝は価値が有る。この3本柱の登板試合は有る程度の失点を計算出来るが、エース松坂登板時に打線が湿り勝利をもぎ取れなかったのが最後まで響く。先発投手で4番手以降の人材に欠いたので、来季はこの先発投手陣確立が大きな課題だ。終盤に安定した投球を見せた、中日から移籍の宮越が自信を付けると大きい。全く戦力にならなかった、許と張の台湾人コンビも大誤算だった。この二人が元気ならロッテやソフトバンクにこんな大差を付けられなかった。打線では開幕からGW位までの和田の大不振も得点力不足の大きな原因の一つになった。昨年はチーム全体での得点圏打率がリーグ1位だったのがウソの様に、今年は得点圏での逸機が目立った。首位打者を獲得した和田も、得点圏では2割6分程度ではファンとしては素直にタイトル獲得を喜べない。【どうなるプレーオフ】2年目を迎えるプレーオフは今年も1位のホークスと2位のロッテとのゲーム差は4.5だ。これはたとえ第一ステージでロッテが勝っても、ホークスには1勝のアドバンテージは与えられない。西武は昨年は2位ながらP.O.を勝ち抜いて日本一になった。長いペナントレースでは選手層の厚いホークスが有利だが、P.O.のような短期決戦では何が起こるか分からないのでホークスもウカウカ出来ない。第一ステージのロッテ対西武は千葉で開催されるので、大観衆を味方にプレーできるロッテの選手の方が心理的にも有利か?更に、公式戦でもロッテは西武に勝ち越しているのでロッテ有利は動かない。西武も勝率5割未満でP.O.進出したので、ここは開き直って遮二無二プレーをすれば昨年の経験が生きると思う。今年はどんなドラマが待っているのだろうか、楽しみに待ちたい。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━自己PRコーナー日記のテーマとは関係ないけど、私のカンボジア・タイ旅行記の写真が完成しました。是非、暇つぶしにでもご覧下さい。ついでに感想を書き込んで戴けると、とても嬉しい管理人でした。写真をご覧になれます第一日目第二日目第三日目第四日目
2005.09.28
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人気blogランキングへ後藤武、代打逆転サヨナラ打でソフトバンクに勝利!プロ野球観戦記今日は昨日に続いてインボイス西武ドームで対ソフトバンク戦を観戦に行ってきた。昨日は先発が河原と元々『棄試合』だったとはいえ、やはりソフトバンクに負けるのは他の4球団に負けるのとは違った悔しさがある。今回の連休三連戦は今日が西口で明日は松坂の先発が元々予定されているので、チームもファンも2-1でこの連戦を勝ち越した勢いでオリックス戦に臨みたいとの願いは当然ある。さて今日の試合は西口も新垣も制球が冴えず、死球合戦の様相も呈してきて不穏な雰囲気が前半戦漂っていた。西口も自慢の制球とテンポのよい投球が1,2回の先頭打者に死球を与えたことで封じられる苦しい投球。だが何とか初回の松中の1塁ゴロによる1点で抑えたのは良かったが、6回途中で降板した。新垣もいつも通り序盤は切れるスライダーを武器に好投をするが、右打者の内角への制球が悪く2つの死球を与えて不穏なムードを助長させた。そしていつも通り6回に失点をしたのが、ソフトバンクのベンチに徐々に動揺を与えるきっかけになった。西武は一旦追いついたものの8回から登板の森が四球を連発し満塁から代打大道に2点打を打たれて球場は一気に白けムードが漂い始める。この時点で5-3とホークスがリードし、西武は中々追いつくが勝ち越せない嫌な展開が続く。だが何とかこの2点差のままで最終回に突入するが、ホークスの投手は吉武が続投。てっきり馬原が登板するかと思ったが、昨日の登板で打たれているので吉武の続投となったのか?西武が先頭の中村が粘って安打で出塁、続く中島も右狙いで安打でチャンスは拡大。ここで打者石井義の所で三瀬を投入する。だがハートの弱い三瀬は石井がバントの格好をしているのにストライクが先行しないで四球を与える。無死満塁で打者は捕手の野田だが、控えの捕手がいないのでここは代打なしの強行策に出た結果三遊間を突破して遂に一点差に。野田の次ぎの1番は途中出場の高波だが、ここは代打の後藤武が起用された。後藤はシーズン当初は一軍で起用されたが、守備の不安などから二軍落ちし二軍では首位打者を獲得する勢いだ。その後藤はベンチとファンの期待に応えて、見事にレフトの頭上を越す逆転サヨナラ打を放ち球場は歓喜に包まれた。球場も粋な計らいを見せて、この瞬間に電光掲示板にはオリックスが日本ハムに敗れたスコアが掲載された。それは西武の3位が決まった瞬間だったので、球場は更に興奮が最高潮に達した。プレーオフ進出には、まだロッテが同率首位の可能性が残されている為に微妙だが3位確定は嬉しいニュースだ。これだから野球は止められないやはり野球は最後の瞬間まで諦めてはいけない、そんな典型的な試合だった。野球というスポーツは、時間制ではなくあくまでも27のアウト(延長戦は除く)を取らなければ終わらないスポーツだ。例え最終回で何点開いていても逆転の可能性が秘められているのが、サッカーとの大きな違いだ!今日の様に西武は切羽詰った状態の試合でありながら、最後まで選手は諦めないで劇的な勝利をもぎ取った。ファンと選手が一体になって掴んだ勝利とも言えるだけに、その一員として球場でその場に居合わせた事は幸せだ。ででもまだまだ現実を見れば勝率5割に1勝届いていないのも事実である。3位が決定しても、プレーオフ進出決定は後日ロッテの結果次第となった。パ・リーグのプレーオフ制度はこうして、この時期に勝率5割近くをウロウロしているチームでも優勝の可能性を秘めていれば消化試合も無く白熱する。セ・リーグでも導入が検討されているので、早く両リーグが同一の制度の下で日本一を争ってもらいたい。それは2007年度に実施されるが、来年度からは何故出来ないのか?【観戦記録】~オープン戦~ 1.3/19 ×西武ー楽天○ 2-3 山岸ー小池 2.3/20 ○西武ー読売× 9-6 松坂ー高橋尚~公式戦~ 3.3/26 ○西武ーオリックス× 3X-2 松坂ー川越 4.4/23 ○西武ーソフトバンク× 6-2 西口ー馬原 5.5/03 ×西武ー日本ハム○ 7-14 帆足ー鎌倉 6.5/05 ○西武ー日本ハム× 10-1 松坂ー正田~交流戦~ 7.5/13 ○西武ー読売× 6-1 西口ーマレン 8.5/28 ○西武ー広島× 4X-3 河原ー大竹 9.6/05 ×西武ー横浜○ 1-4 涌井ー吉見 10.6/10 ×西武ー読売○ 3-5 大沼ーマレン(東京ドーム) 11.6/18 ○西武ーヤクルト× 11-1 涌井ー館山 (神宮球場)~公式戦~ 12.7/09 ○西武ーソフトバンク× 4-0 松坂ー和田~オールスター~ 13.7/22 ×パ・リーグーセ・リーグ○5-6 松坂ー上原 ~公式戦~ 14.7/30 ×西武ー楽天○ 3-6 帆足ーホッジス 15.8/27 ○西武ー楽天× 1X-0 西口ー一場 16.9/23 ×西武ーソフトバンク○ 4-5 河原ー杉内 17.9/24 ○西武ーソフトバンク× 6X-5 西口ー新垣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━自己PRコーナー日記のテーマとは関係ないけど、私のカンボジア・タイ旅行記の写真が完成しました。是非、暇つぶしにでもご覧下さい。ついでに感想を書き込んで戴けると、とても嬉しい管理人でした。写真をご覧になれます第一日目第二日目第三日目第四日目
2005.09.24
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人気blogランキングへ西口9回を完全!プロ野球観戦記今月唯一の地元での週末開催の試合を観戦に行ってきた。予告先発は好調の西口と、楽天はルーキー一場だ。一場は好不調の波が激しいが、最近は中継ぎでソコソコの成績を収めてこの日の先発を勝ち取った。西口は立ち上がりから制球もテンポも良く楽天打線に付け入る隙を与えない上に、芯に当たらないのでどうしようもなかった。一方の一場は制球が不安定で度々四球で走者を出すものの、決定打を与えずこちらも西武打線を抑えていた。西武は1回裏1死3塁という好機に両外国人が倒れて逸機したのが最後まで響いた。その後もチャンスは作るが一場から連打を奪えず遂に9回を迎えた。楽天打線は西口から一本の安打はおろか走者が一人も出ない。7回位からスタンドも気が付き始めて、アウトを取る度に大きな声援がドーム内に響き渡る。8回も走者は出ないが、その間にも西武はルーキー一場から得点を奪えない歯がゆい展開。9回の表の楽天の攻撃でも西口は2-3まで粘られるも、出塁を許さないで27人全ての打者を仕留める快挙!こうなったら下位打線7番中島から始まる打線が1点奪えば、その場で歴史的場面を目撃となる。だが中島も細川も倒れてスタンドからは祈るような気持ちを、大声援に乗せてインボイス西武ドームのファンは必死に応援する。2死から高木浩が安打で出塁し、1番の栗山も四球で夢を繋いだ。2番の赤田のバットにスタンドのファン、そして西武ベンチからの視線が注がれた。一球一球にスタンドが湧く中で、赤田は少し深い位置へのショートゴロ。赤田も左打席から快足を飛ばして必死に一塁に駆け込むが、沖原の送球は正確に1塁手吉岡のミットに納まりスタンドでは大きなため息が支配した。延長戦突入となると今度は勝負が掛かってくる。オリックスと3位争いを展開しているので、西口の好投をフイにするわけには行かない。楽天は10回は1番の沖原からであったが、この沖原が2塁手片岡のダイブ及ばず打球はライトへと転がり完全試合は夢と消えた。ここから西口は慎重に投球をした。初のセットポジション投球ながらキレは変らない。完全試合が途切れたことで4番山崎を敬遠気味に歩かせて後続を断った。10回裏の西武は1死後カブレラの内野安打と和田の敬遠四球で1,2塁のチャンス。マウンドにはこの回から福盛へと交代。首位打者争いをする石井義をここで迎えるが、この日の石井は全打席凡退で打率を下げていた。意地のある石井はここでセンター越えの安打を放ち、熱戦に終止符を打った。西口の好投が報われたことで、再びオリックスとは2ゲーム差まで近付いた。【観戦記録】~オープン戦~ 1.3/19 ×西武ー楽天○ 2-3 山岸ー小池 2.3/20 ○西武ー読売× 9-6 松坂ー高橋尚~公式戦~ 3.3/26 ○西武ーオリックス× 3X-2 松坂ー川越 4.4/23 ○西武ーソフトバンク× 6-2 西口ー馬原 5.5/03 ×西武ー日本ハム○ 7-14 帆足ー鎌倉 6.5/05 ○西武ー日本ハム× 10-1 松坂ー正田~交流戦~ 7.5/13 ○西武ー読売× 6-1 西口ーマレン 8.5/28 ○西武ー広島× 4X-3 河原ー大竹 9.6/05 ×西武ー横浜○ 1-4 涌井ー吉見 10.6/10 ×西武ー読売○ 3-5 大沼ーマレン(東京ドーム) 11.6/18 ○西武ーヤクルト× 11-1 涌井ー館山 (神宮球場)~公式戦~ 12.7/09 ○西武ーソフトバンク× 4-0 松坂ー和田~オールスター~ 13.7/22 ×パ・リーグーセ・リーグ○5-6 松坂ー上原 ~公式戦~ 14.7/30 ×西武ー楽天○ 3-6 帆足ーホッジス 15.8/27 ○西武ー楽天× 1X-0 西口ー一場
2005.08.27
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人気blogランキングへ(野球コーナーでは現在210位に登場中です。これからもお願いします)長打攻勢で連勝だ!週末のインボイス西武ドームでの2連戦は西武の連勝で終わった。そして次の週末には折り返しのカードが福岡で3試合組まれているが、先発は西武は当然今回の二人が来る。ホークスは星野はもう登板しないだろうから、和田以外の二人は次のカードを見て見ないと分からない。今日の試合は観戦に出かけなかったがナイターでなかったら行きたかった。星野の立ち上がりを激しく攻めて和田、カブレラ、フェルナンデス、中島の怒涛の本塁打攻勢で圧勝した。西武の先発西口は立ち上がりの1回に三者三振を奪うなど、相変わらず好調を持続している。だが唯一気に喰わなかったのは、最終回に登板した青木(何時の間に登録されたん?)だ。青木と長田は登板すると必ず打たれる嫌な投手だ。案の定先頭のバティスタに本塁打を浴びて、結局3点を奪われて星野に尻拭いまでさせる醜態をさらけ出した。折角の圧勝劇も後味が悪かった。ホークスの連勝を15で止めた今回のカードは連勝に終わったが、ホークスが強いと言っても所詮下位球団に勝っているだけだ。ロッテには借金1、西武には今回で借金2だ。下位3球団が、今回の西武の戦いぶりをみて何かを感じないなら当分負け続けるだろう。
2005.07.10
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人気blogランキングへ(野球コーナーでは現在204位に登場中です。これからもお願いします)松坂、14Kの熱投でホークスをねじ伏せる!野球観戦記交流戦後は地元インボイス西武ドームで観戦する機会がなかっただけに、やはり地元で観戦できるのはいいもんだ。東京ドームと神宮球場でも観戦したが、後者はファンが多かったが違和感はやはりある。見慣れている球場で、一緒にライオンズの選手を応援できるのは最高の気分だ。この日は対戦相手がライバルのソフトバンクの上に、現在15連勝中と勢いに乗っている。その連勝の中には対西武戦は含まれていない。当然昨年の日本一球団の日本のエース松坂が阻止するべく中五日で先発だ。この日の松坂は最高球速こそ149KM/Hであったがカウントが2-3になっても、粘り強い投球で四球は許さなかった(9回に城島へ死球はあったが)。変化球の制球もよくて、要所ではフォークが冴えて何と14奪三振でホークス相手に完封勝利を飾った。試合はホークス先発の和田を西武は攻めるが決定打を奪えないなかで、5回に主砲カブレラの推定150Mの本塁打で先制して25、000の観衆を超える球場は大いに湧いた。やはり地元球場は最高だよ、カブレラが打つとこれほど盛り上がるのだからね。更に7回には和田のタイムリー2塁打と再びカブレラのタイムリーで2点を追加して4-0と引き離す。これで松坂は楽になったはずだ。序盤は球数が多かったが、中盤以降は制球も良く松中を三球三振に討ち取るなど手が付けられない。一方のホークスは最終回に2死満塁でズレータを迎えるものの、松坂のボールのフォークに手を出して三振を喫して試合は終わった。勿論、この日のヒーローインタビューは日本のエース松坂だ。地元西武ファンの万雷の拍手を受けて、お立ち台からファンへ球宴ファン投票1位のお礼を述べていたのは好感が持てた。試合時間も3時間程度で終了したのでナイターでも交通機関を気にする事無くゆっくり帰れたが、雨が強かったのには参ったね。久し振りに地元でのナイターだったが、松坂の完封と3番和田と4番カブレラの二人で全打点を稼ぐ理想的な展開だった。明日はこちらも松坂以上に好調な西口が先発なので、連勝してホークスをギャフンと言わせるのダァッ~!。ホークスよ、楽天やオリックスばかり弱い者いじめして威張ってないで西武に勝ってから偉そうにしろよ。松坂が能力を発揮したら負けるわけがないのだからね。【今年の観戦記録】今日の試合込みで8勝4敗とチームの勝率を超える.667、公式戦だと7勝3敗で.700だから観戦勝率としては高いと言える。中でもハイライトは今日と、西口がノーヒットノーランを後一人で逸した対読売戦です。~オープン戦~ 1.3/19 ×西武ー楽天○ 2-3 山岸ー小池 2.3/20 ○西武ー読売× 9-6 松坂ー高橋尚~公式戦~ 3.3/26 ○西武ーオリックス× 3X-2 松坂ー川越 4.4/23 ○西武ーソフトバンク×6-2 西口ー馬原 5.5/03 ×西武ー日本ハム○ 7-14 帆足ー鎌倉 6.5/05 ○西武ー日本ハム× 10-1 松坂ー正田~交流戦~ 7.5/13 ○西武ー読売× 6-1 西口ーマレン 8.5/28 ○西武ー広島× 4X-3 河原ー大竹 9.6/05 ×西武ー横浜○ 1-4 涌井ー吉見 10.6/10 ×西武ー読売○ 3-5 大沼ーマレン(東京ドーム) 11.6/18 ○西武ーヤクルト× 11-1 涌井ー館山 (神宮球場)~公式戦~ 12.7/09 ○西武ーソフトバンク× 4-0 松坂ー和田
2005.07.09
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人気blogランキングへ(野球コーナーでは現在220位に登場中です。これからもお願いします)西口、10勝でチームの危機を救う!リーグ戦再開後泥沼の7連敗を喫して大きな借金生活に突入していた西武ライオンズだが、千葉ロッテ戦に勝利して連敗を脱した。現在のパはソフトバンクとロッテの2強は揺るぎそうでないので、如何にしてAクラスの3位と5割以上をマークするかが鍵となる。そもそもこの連敗はオリックス戦3戦目に勝てる試合を落としたところから始まった。その後の長野での楽天戦は、乱打戦の末にまさかの連敗。札幌での3連戦ではソフトバンクに3連敗するという、パ・リーグを白けさせている日本ハムにも3連敗。中でも松坂の登板試合を再び嫌な内容で落とすと3たてを喰うおまけまで付いてきた。札幌での3連戦は、楽天戦と打って変わって打線が沈黙し守備も相変わらずだ。ロッテ戦も初戦を涌井で落として本日の試合は西口がやっと嫌な流れを断ち切ってくれた。だからと言って1試合勝った位で喜んでいる場合ではない。西武は借金8の早期返済と3位確保が当面の目標だ。戦力的には先発投手陣では、やはり松坂の5-9の借金4が痛い。その分西口の成績が10-3で貯金を7稼いでいるのは大きい。西口が安定している間に、松坂の登板試合で勝を拾っていければ浮上できる。打線は昨年はあれほど得点機に打っていたのが一転してタイムリーが出ない。中でも得点圏打率が高かった和田、貝塚の二人の打棒が湿っているのは痛い。チーム全体にエラーが多いのも機になる点だ。栗山は打撃では成長が見られるが、守備範囲や送球に難が多く2軍落ちした。打撃が振るわなければ、まずは守備を固めていけば余計な失点が防げる。西武は伝統的にそうしてチームを乗せてきたのだ。パはプレーオフ制度のおかげで3位争いに今後は焦点が移ってくる。西武、日本ハム、オリックスの3球団が抜け出せない中で、昨年の日本一西武が脱落する訳には意地でも行かない。西武ナイン、意地を見せて熱い戦いを見せてくれ。ファンは何時でも応援しているのを忘れるな!
2005.07.02
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人気blogランキングへ昨年の日本一、西武ライオンズがBクラスに低迷している姿なんて見ていられないよ。この時期に6連敗もするなんて誰が想像しただろうか?交流戦は何とか5割で終わったが、リーグ戦再開と共に2連勝のあとの6連敗はいただけない。それも相変わらず試合内容が悪いのが気になるのだ。昨年はシーズン首位こそダイエーに譲ったものの、プレーオフでの感動的な戦いぶりにはファンも大いに感動したのに。その原動力は若手選手のガムシャラなプレーだった。私が一つ危惧していたのは、昨オフの球団身売り騒動だった。ダイエーのソフトバンクへの身売りは予想の範囲内だったが、西武の身売り騒動は予想外だった。球団の巨額の赤字が表面化して、契約更改も折角の日本一に水を差すかのような渋ちん更改だった。12年ぶりの日本一に輝いたのだから、いくら赤字が有るといっても選手へはずんであげるべきだった。松坂、和田の投打の柱も100点満点の更改とは言いづらい額だった。更に、オフの補強も中日から中継ぎの正津と宮越の加入に開幕直後の河原の巨人からの加入程度だ。外人選手の獲得もソフトバンクのテストに落ちて加入したライト(既に自由契約済み)だけ。新人では将来のエース候補涌井の加入はヒットだった。だがチームの根幹を担うクラスの加入はなかった。他球団が積極的に外人獲得やトレードを仕掛けるなかで大人しすぎるオフだった。従来の西武は守りが堅く、余分な失点を防ぐ中で勝機を見出す野球だった。それが今年は失策が相次ぎ、エース松坂の登板試合をものに出来ないのも響いている。その松坂の前回の登板後の発言にはガッカリした。言いたい気分は分かるが、自身も押し出しの四死球では言えない筈だ。かつてのエースだった西口は、どんなに辛い状況でも黙々と登板をこなし、熱い気持ちを背中から発散してナインを奮い立たせていた。だから今でも西口の登板試合では、バックの援護が常にあるのだ。松坂も西口の姿を見習うべきだ。エースなら文句を言わずに、その右腕でナインのエラーをカバーして信頼を得なければならない。エースは孤独だし辛いのだから、それに耐えられる精神力も技術力ともども大事なのだ。伊東監督もそれを言いたかったのだと私は思う。打線は昨季はあれほど得点機に打っていたのに、今年は残塁の山を築いている。その中でも和田の得点圏打率2割は酷すぎる。その一方で中村の台頭は数少ない嬉しいニュースだ。既にパはロッテとソフトバンクの2強の牙城は崩れそうにないので、何とか勝率5割以上とプレーオフ進出を目標に頑張ってもらいたい。それを叶えるのが、せめてもの熱心に応援するファンへの報いだ。
2005.06.30
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【交流試合観戦記3】【交流試合はパの勝ち越しとロッテが単独優勝】今日は神宮球場で雨で中止になった交流試合の振り替え試合を観戦に行った。普段はインボイス西武ドームまで観にいくので、ドームではない屋外球場で観戦するのは何時以来だろうか?交流試合は既にロッテの単独優勝が決まっていて、あとは対戦成績でパが1勝リードしているので西武がヤクルトを下した時点でパの勝ち越しも決まる。ナイターで楽天対横浜があるが西武の勝利で楽天が敗れてもパの勝ち越しが決まったのだ。【西武が本塁打攻勢でヤクルトを圧倒!狭い球場は怖い】試合内容のほうは初回から、狭い球場のおかげで西武の久し振りの本塁打攻勢で楽な展開になった。まず初回に2番大島がいきなりライトへ本塁打も、これはインボイス西武ドームならアウトだ。その後も栗山のレフトポール際の本塁打も、地元ではアウト。その後に出たヤクルトの真中の本塁打も右中間ギリギリのあたり。西武の本塁打攻勢は止まずに和田、カブレラ、そして代打G.G.佐藤にも今季初本塁打が飛び出す展開に。本塁打の得点以外にもタイムリーが出たりして、2死無走者からの得点もあったし西武の打線が久し振りによく繋がった。これで交流戦の対戦成績も五割で終了し、これから大差の開いたソフトバンクとロッテを追いかけていく。【高卒新人の涌井初勝利】今日の先発は順番で行けば河原だったろうが、日月と二日間試合が組まれていないのもあって涌井だったのかな?涌井が行ける所まで行けば、後は救援陣が多い今日の投手で逃げ切れるとの読みだったのかな?涌井は前回の対読売戦は2回に清原の本塁打などでKOされて、もし今日も内容が悪ければ先発落ちもありえた展開だったかも?だがこの日はスピードこそ140KM前半で、制球も立ち上がりは今ひとつだった。だがベテラン捕手の田原のリードもあって、要所は二つの併殺打で切り抜けて真中の本塁打を含む2安打に抑えて6回で交代した。7回からは星野、河原、宮越が1回ずつ投げて11-1で大勝した。北海道日本ハムのダルビッシュ投手が初登板で勝ったばかりで、涌井としても気合が入っていただろう?今までは先発として好投しながら援護がなかったり、勝利投手の権利を得ながら救援陣が打たれたりと運がなかった。これで涌井も次回からは楽な気分でマウンドに立てるだろう。
2005.06.18
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プロ野球の交流戦も、残す所今のカードと次のカードで終わってしまう。やはり交流戦が始まってみると、従来の同一リーグ対戦とは違った楽しみがあって面白いのではないか?両リーグの対戦成績もほぼ五分で、日本ハムだけが11連敗と蚊帳の外なのが気になるが。昨日から始まった東京ドームでの読売対西武は、前回の逆のカードでは死球による警告試合が発生して波乱含みだった。私は昨日のカードを久し振りに東京ドームで観にいったが、西武が先制したのに読売のソロ本塁打攻勢で破れて悔しかった。だが今日の試合は西武ファンに取っては、今月になって始めてスカッとした試合だった。読売の先発の高橋はオープン戦でも、前回の対戦でも打っていた投手。案の定西武の打者は積極的に早い回で攻略した。なかでも今日のヒーローは間違いなく3番の中村だ。ここ最近は相手投手の研究が進んで停滞していた打棒が再び目を覚ました。連続タイムリー安打と仕上げは岡島からレフトスタンドの2階席にまで到達する本塁打で4打点。タイムリーヒットの「お代わりと」本塁打で西武ファンも本人も「満腹」になった。 ここ最近の西武打線は得点圏で打てずに、好投する投手(特に松坂)を援護出来ない展開が続いていた。今日は中村以外にも和田、代打のフェルナンデスにも本塁打が出るし、タイムリーは出るはで理想的な試合展開だった。出来ればこうした試合を、自分が昨日観戦した日にもしてもらいたかった。これで西武と巨人の対戦成績は3-2となり、もし明日西武が勝てば対戦成績は五分で終了する。頑張れ、西武ライオンズ!
2005.06.11
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涌井好投も初勝利はお預け西武の高卒ルーキー(横浜高校)の涌井がまたも好投。広島相手に先発し、6回3分の2で降板したが被安打1の好投だった。勝利投手の権利を持って1-0で降板したが、8回に森慎二が失点して勝利投手の権利を失った。今日の涌井は立ち上がりから制球も球の切れもスピードも文句なかった。直球は常時145km/h前後を計測し、しかもコーナーに決まるので広島の打者も手が出ないし腰を引いていた。変化球はスライダー、カットボールが良かったがカーブとフォークとチェンジアップは今回は少なかった。今後の課題は球数を少なくして、もう少し長いイニングを任せられるようになればベンチの信頼も厚くなる。さて試合の方は9回から2イニングスを今季初めて投げた豊田が広島の反撃を断っている間に、10回に代打栗山のサヨナラ安打で勝利。昨日もサヨナラだったので2日連続のサヨナラ勝利となった。それでもチームはまだ勝率5割に届かないしBクラスに低迷している。だがこうした試合をしている間に、チームの結束力が出てくるだろう。球宴前には3位でしかも首位とは5~6ゲーム差までに近付けば面白くなる。最後に不安点を挙げる。それは主軸のカブレラの打棒が湿っていることだ。今日も広島の森、ロマーノの投球に全くタイミングが合っていないし選球眼にも狂いが生じている。もう一人の助っ人のフェルナンデスには復活の兆しが出てきているだけに、早くフェル、カブ、和田の三人がフル回転すれば追撃も可能だ。そこに売り出し中の中村が加われば怖い打線だ。和田は怪我が多いが復調気味なので、後は得点圏打率を上げて欲しい。中村はまだまだタテの変化球にもろいので、今後研究されるだろうがフルスイングは続けて大きく育って欲しい選手だ。来週は日曜に対横浜戦を観戦に行く予定だ。そうすれば涌井が登板し初勝利も見届けられるかも...。
2005.05.29
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【交流試合観戦記2】【ウルサイ広島応援団】今日はインボイス西武ドームに広島との交流戦を観戦に行ってきた。今まで広島の試合はオープン戦でも観戦したことは無かったので今日が始めて。広島の選手の特徴は当然知っているが、生の選手は公式戦では始めて。この日の先発は自分では西武が大沼か河原、広島は前回の交流試合で打ち込んだデイビーかと思った。私が愛読するスポーツ紙には、河原対大竹となっていたがその通りだった。所が球場に付いて広島の攻撃が始まると同時に、3塁側の満員の外野席応援団のうるさいのには閉口した。プロ野球の鳴り物応援団の元祖は広島が初優勝した当時だが、テレビで巨人戦とか観ている時と球場で観戦しているときでは大違い。こんなに声が大きくてウルサイとは思わなかった。特に今日は3塁側も多く観衆が入っていたが、ネット裏の年間席で観戦している中にも広島を応援している人間がいたのには【むかついた】。会社単位で年間席を利用しているのかな?【豊田が9回に追いつかれる】試合展開は西武が初回に2点を先制し、広島も河原を攻めて毎回の様に走者を出すものの決め手に欠く。河原はアップアップながらも6回を2失点で降板し、7回は左腕星野、8回は森そして9回には守護神豊田に継投する万全のリレーだ。だが豊田は先頭の代打キムタクに安打を許し2死まで漕ぎ着けるが、3番の嶋(埼玉県出身で少年時代はライオンズのファンクラブ会員だった)に安打を打たれライト小関の懸命のバックホームも(完全にアウトのタイミングだった)細川が後ろにそらし延長に突入。【延長戦でサヨナラ勝利】広島は9回から元守護神の永川を投入し10回も続投だ。西武は明日の先発候補だった大沼を投入した。大沼は四球で走者を出すも無失点に切り抜けた。10回の裏は途中出場の西武きっての人気男で選手会長の小関が先頭で安打で出塁。フェルナンデスもセンター前に安打し、中島がバントを敢行する前に暴投で無死2,3塁では敬遠となり満塁で打者は細川(通称:きよし)。細川は思い切りよく永川の投球を叩きつけて打球は内野の頭を越えてサヨナラ勝ちをおさめた。【試合後の感想】関東にこれだけ広島ファンがいるとは信じられなかった。今日はライトの西武の外野席より広島側の方が多かったようだし、それに何であんなに声が大きいのかな広島ファンは?これで広島との対戦成績は5戦して西武の3勝2敗で明日が最後になるが、明日の西武の先発は謎だ。先週は大卒ルーキーの山岸だったが、山岸は中継ぎで待機しているので誰かな?高卒ルーキーの涌井(登録抹消中)か石井貴(登録抹消中)か、それとも誰かな?一方の広島の先発も明日は誰なのか?今日デイビーが投げなかった(もしかして登録抹消中?)ので、ルーキー森の奇襲先発か?こちらも謎だ。
2005.05.28
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【交流試合観戦記】【荒れた前半】西武対読売の交流試合の第1戦を観戦した。会社から所沢までは約90分かかる距離だが、2時間早退(有給時間休暇)して行ってきた。今日の関東地方は何だかとても5月とは思えないほどの天気で、球場内もとても寒かった。だが寒い天気とは正反対に、西武ファンの自分としては「熱かった」。オープン戦もこのカードを観戦したが、その時と気温はほぼ同じだったのではないかな?さて試合の方は、西武が読売の先発マレンの立ち上がりを攻めた。マレンは昨年は横浜に在籍していてこの日が読売での初登板。投手の駒が足りない読売としては期待したい新戦力だ。だが先頭の栗山の高い1塁ゴロを内野安打にして出塁させて、いきなりのセットポジション。結局、交流試合に入り不振の3番フェルナンデスに打たれるなどで2失点。巨人のライトの斉藤とセンターのローズの守備の呼吸が合わずに、カブレラの平凡な打球を1回を含めて2度もポテンヒットにしていた。一方の読売は清原が第一打席で西口の内角の投球を受けて死球で出塁するも後続は続かず。後々この出塁は貴重なランナーとなったと同時に有る伏線にも...。【西口の快投の前になす術の無い読売打線】読売の自慢のクリーンアップは何れもパの元4番経験者だが、全く西口の投球に歯が立たなかった。だが2回表の清原が死球を受けて、3回の裏の西武の攻撃では2番の赤田にマレンは盛んに内角の際どい所を突いて四球を与える。普段は温厚な赤田もこのマレンの投球に、1塁へ走る際に睨みつけた。そして4番のカブレラの初球は明らかなに狙った投球。これはスタンドで観戦していてもビーンボールだと分かった。外人投手は直ぐにこういう事をするが、この際に両軍ベンチは空っぽになった。興奮するカブレラを取り囲む西武ナインと、1塁とマウンド付近でにらみ合う両軍ナイン。不穏な空気が流れた直後の5番和田。和田は開幕から波に乗れないが、ここで打てなきゃ男じゃない。意地の一打はライトスタンドに飛び込む3ラン本塁打。これで試合はほぼ決まった。後は...【あと一人】今日の西口の投球は素晴らしかった。持ち球の直球、カーブ、スライダー、フォークの全ての球種が切れていたし、無四球が証明するように制球も抜群だった。的が絞れない読売打線は凡打を繰り返す。そして無安打のまま9回に突入した。簡単に2人を討ち取り、スタンドもストライクを取るたびに盛り上がる。ワクワクドキドキの期待感を持ちながら、自分も祈るような気持ちで西口の投球を見ていた。だが無念にも9回2死から清水に本塁打を浴びて、ノーヒットノーランどころか完封も逃したが余裕の完投勝ちだ。西口が3年前にもどうようのケースで千葉ロッテの小坂に夢を阻まれたが、今回も再び逃した。【西武の圧勝】今日は西武の圧勝に終わった。西口の見事な投球に読売打線も完敗の一日。好調な西武はこれで勝率5割も超えたので、次の狙いはソフトバンクの背中だ。
2005.05.13
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日本のエース松坂が、対中日戦の交流試合に地元インボイス西武ドームで中5日で登板した。昨年の日本シリーズでの2試合はナゴヤドームでの登板で、対中日戦での地元登板は初となった。序盤から中日打線から三振の山を築いた熱投に打線も3、6、8回に効果的に加点して4-0で完封した。試合後のインタビューでも次回の西京極での対阪神戦での登板の際の打撃に注目して欲しいと、自ら予告登板をしていた。今日の松坂の投球は、従来のパ・リーグ相手の投球とは違いがあった。それは昨年の日本シリーズ第2戦で、中日打線に自慢の直球を狙い打たれたことを生かしたようだ。今日の登板でも直球は150km/hを越していたが、普段は対ソフトバンク戦の城島や松中に位しか投げないフォークを多投した。このフォークは縦に叩きつけるように落ちていたが、立浪は全くタイミングを狂わされていた。中日首脳陣としても、フォークを決め球に持ってくるとは予想外だっただろう。逆に西武は昨年のシリーズの教訓を生かした配球だったと思うし、内野守備陣も中日の打者の特徴を把握していた。交流試合は2カード目に突入したが、まだまだファンからすれば新鮮な気持ちで見れる。巨人はオリックス相手に何時もより少ない観衆に戸惑っているようだが、首位を走る千葉ロッテの本拠地は阪神を迎えて熱い応援が繰り広げられている。週末には西武対巨人のカードが組まれているが、このカードは楽しみにしている。しかし残念ながら上原も松坂も登板しない。
2005.05.11
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インヴォイス西武ドーム(何だか未だに言いづらい)で行われた対北海道日本ハム戦を、1戦目に続いて今日も観戦してきた。1戦目は7-14の大敗を喫して、実際のスコア以上に最悪の試合内容で最後まで観ていても白けてきた。その試合直後に怒り心頭の伊東監督は、拙守続きだった外野手を集めて観衆がまだ残っている中で居残り練習を命じた。更に伊東監督の説教を長々と頂戴していた。伊東監督の喝が聞いたのか、翌日の2戦目と今日の3戦目は初回から怒涛の攻撃で打線が爆発して大勝した。しかもこの3連戦は主砲カブレラが右足大腿の故障で出場しなかったのにだ。昨日はフェルナンデスの2本の本塁打と、今日もその3番フェルナンデスが初回に弾丸ライナーの2ランを放った。だが今日の主役はフェルナンデスではなかった。カブレラの欠場の穴を、伊原監督時代に4番として埋めた事もある中村だ。彼はその巨体からのパワーは高校時代(大阪桐蔭高)から注目されていた、次代の西武の4番候補の長距離砲だ。イースタンでは今日9番で先発した高山と共に本塁打を量産していた。カブレラの守備位置1塁には3塁からフェルナンデスが入り、3塁に7番で中村が入った。その中村は4打数4安打2本塁打4打点の大活躍でお立ち台に上がった。日本のエース松坂は初回こそ新庄と小笠原に打たれたものの、制球もよく連打を許さずにスミ1に抑えて完投勝利を収めた。いよいよ明日からは交流試合が始まるが、あいにくの天気が全国的に予想されるので札幌ドーム以外は中止の可能性も高い。その交流試合では松坂の対読売戦での登板は無いので、マスコミは勝手に清原との対戦を煽っている。だがそれはパ・リーグの取材がTV局に行き届いてない証拠で憤りさえ感じる。まあ交流試合を通じてお互いのリーグの選手が全国区になって欲しい。セの選手を知らないパのファンや、パの選手を圧倒的に知らないセのファンはこの交流試合を真剣に観てもらいたい。それが私の願いである。
2005.05.05
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昨年の日本一球団西武ライオンズが敵地でのオリックス戦に3連敗し、ついに5連敗となってしまった。西武はソフトバンク相手だと相手を呑んで掛かって良い試合をするが、最近の試合は投打が全く噛み合っていないのは心配だ。5連敗という数字は昨年は未経験で一昨年以来の出来事だ。そもそも西武は投手陣がしっかりしているので、大型連敗はし辛いチームだった。西武は黄金期の時代にもこうして4月にはエンジンが掛からないで、GW頃から勢いが出てくるケースは多かった。それでも当時は先発投手陣がしっかりしてて、味方打線が打てないだけだった。だが今回の連敗で心配なのは、投打共に噛み合っていないことだ。金曜日の試合みたいに、日本のエース松坂登板試合は勝ちたいのだが味方打線は1点しか取れないで見殺しにした。そうかと思えば打線が活発な日は、投手陣も崩壊して大量失点してしまう。打線では昨年の今頃はカブレラの穴を埋めるべく大活躍だった、5番和田が全くの不振で大量点が取れない辛さがある。投手陣は先発では松坂、西口、帆足と開幕直後に移籍した河原までは何とかなる。その後の5番手や6番手の先発が不安定で勝を拾えないのは痛い。開幕直後は岡本、涌井、石井貴らがこの任を任されていたが、今では石井貴は何とか先発しているが未だに勝ち星はない。2軍にも有力な候補がいないので、今後は何とか今のスタッフでやりくりするしかないのが現状だ。借金を食い止めるには、一にも二にも投手陣の再構築にかかっている。日本一を12年ぶりに獲得したとはいえ、チームはまだまだ発展途上にある。これからは伊東監督と荒木投手コーチの手腕に期待したい。
2005.04.17
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西武の開幕直後に後藤光とのトレードで西武に巨人から入団した河原投手が、ヤフードームでのソフトバンク戦で先発登板。立ち上がりの1回は制球が甘く心配されたが、7回を投げて城島のソロホームランの1点に抑えて勝利投手になった。河原はここ数年は、救援としてクローザー起用されていたが出れば打たれるの連続で首脳陣からの信頼も失っていた。移籍先の西武では先発として起用されるということで、一度イースタンリーグで先発してこの日に臨んだ。今日の相手のソフトバンクは、河原がその前身のダイエー時代に入団を希望していた球団。結局巨人に入団し、ダイエーは駒大進学が有力視されていた城島を強行指名して入団に漕ぎ着けた。西武は現在開幕時の先発投手6人の中で、表の3人の日本のエース松坂、西口、帆足は安定した投球を見せている。だがそこからの裏のさ3人の石井貴は日本シリーズでの投球が嘘の様に打たれている。更に、高卒新人の涌井は2試合に先発したが打たれて2軍落ちと6番手の岡本も2軍落ち。そこで河原を先発で起用しこの日は結果を見事に出した。だがまだ1試合の結果だけで、河原の今後を期待していいかは分からない。何しろ怪我が多いし、年間通してのスタミナにも難があるので果たしてこれからどうだろうか?今日の投球を見る限りでは、所々制球が甘かったがソフトバンク打線の不調もあり抑えた。救援時とは違いカーブも多投し緩急を付けた投球で、堀内監督や阿倍捕手はどういう心境だろうか?河原と交換で巨人へ移籍した後藤光の1軍登板も近いときく。後藤光も河原以上の投球を見せないと、巨人ファンも納得しないだろう。
2005.04.09
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プロ野球のパ・リーグが開幕した。その中でインボイス西武ドームで行われた、西武ライオンズ対新生オリックス・バファローズの試合を観戦してきた。今年のパ・リーグはオリックスと大阪近鉄の合併、楽天の誕生、ダイエーのソフトバンクへの売却とオフの話題をさらっただけに注目度も例年に無く高い。今日私が観にいったカードは、そんな新生オリックスと昨年の王者西武との対戦だ。オリックスはチーム名の愛称は「バファローズ」というのはまだピンと来ない。選手も旧大阪近鉄の選手が多いし、監督は両チームの監督経験がある仰木さんにコーチには新井、ブライアント、引退したばかりの赤堀、神部やどうもオリックスという感じがしない。試合の方は、序盤から先発の松坂と川越が内容のある投球で両チームとも得点が出来ない。松坂は球速こそ150km/hを越したのは1度だけだったが、それでも常時146km/h近くの速球でオリックス打線を寄せ付けなかった上に12奪三振と力でねじ伏せた。オリックスは6回から8回までは先頭打者が安打で出塁するが、松坂はここを何とか踏ん張った。一方の川越も松坂を相手に一歩も引かずに、西武打線に的を絞らせなかった。そんななかで試合は7回に西武が下位打線で作ったチャンスに、平尾と佐藤のタイムリーで2点を先取した。オリックスも8回に松坂から1点を奪い試合は2-1と緊張感をはらんできた。2-1で迎えた最終回、西武は予定通り守護神の豊田を投入して逃げ切りを図る。この日の豊田は、生命線である三振を取るフォークやカウントを稼ぐ時に使うカーブの制球が何時に無く悪い。フルカウントになっても中々三振を取れない。先頭のガルシアに3塁打を浴びて、続く代打塩崎に同点打を浴びて球場には悲鳴とため息が漏れる。後続の打者にも相変わらず変化球が決まらずに、直球を狙い打たれる。何とか1点に抑えて逆転を許さなかったのは、やはりオリックス打線の迫力のなさと看板打者の谷の欠場が響いた。2-2の同点でまさかの9回裏を迎えた西武。だがやはり昨年の日本一の経験がここで生きてきた。先頭の石井義が安打で出塁し、最後は佐藤が内野安打を放ち劇的なサヨナラ勝利を収めた。松坂は8回を1点に抑えて勝利投手の権利を得ていたが、結局は豊田が勝利投手となった。パ・リーグはその他の試合では、新球団の楽天がエース岩隈の完投勝利で新球団の歴史的な開幕試合を飾った。楽天はエース岩隈以外では、新人の一場も2軍スタートとなり投手陣のやりくりが大変なだけにエースでの勝利は嬉しいだろう。ダイエーからソフトバンクに親会社が変ったホークスだが、井口のMLB移籍と松中の右肩痛、斉藤和の2軍落ちと暗い材料もある中で3-1で日本ハムを下した。セ・リーグの開幕はまだだが、今年は交流試合もあってプロ野球の盛り上がりが期待できる。自分も今年は大学生時代以来のファンクラブ加入をしたので、昨年の年間10試合以上の試合観戦を目標としたい。そして出来ればセ・リーグの試合もたまには観にいきたい。
2005.03.26
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この連休を生かして、インボイス西武ドームで昨日は東北楽天との試合を、そして今日は巨人とのオープン戦を2日連続で観戦に行ってきた。昨日の東北楽天戦は、先発が大卒新人の山岸で以下出場投手も当落線上の投手も出たりしてピリッとしなかった。打線も天気と同様にお寒い内容で、中島の本塁打以外は見所が無かった。今日の試合は巨人戦とあって観衆も東北楽天戦より多く選手も気合が入っていたようだ。スタメンも水疱瘡で開幕が絶望的なフェルナンデス以外は、ほぼベストに近いメンバーだ。一方の巨人も体調を崩している由伸と小久保以外はベストに近いオーダーだ。先発は西武が日本のエース松坂で、巨人は高橋尚だった。西武は立ち上がりが不安定な高橋尚を攻めて、カブレラのタイムリーと和田の3ラン本塁打で一気に4点を先取した。松坂は課題の制球も特に乱れる事無く6回を2失点7奪三振と開幕に向けて不安はない。注目された清原との3度の対戦は1安打を許すも、この日最速の148km/hを記録していた。試合のほうは松坂が降板直後の7回に、西武のシラケ男の長田が登板直後の先頭打者の江藤に本塁打を許す相変わらずの無気力投球を披露。その後も1イニングを抑えるのにアップアップでは今年も思いやられる。8回には昨年の不調からの脱出を狙う森が登板。だがこちらも相変わらずの制球難と細川のリードの拙さもあり、途中出場の矢野に走者を溜めて3ラン本塁打を打たれて一時は逆転を許す展開。巨人はクローザーとしての期待がかかる新外国人投手のミセリが公式戦を睨んだ登板。しかしこちらも制球が悪く四球を連発して押し出しで1点を献上して1点差に迫られる。何とか2死まで漕ぎ着けるも、佐藤に初球をセンターオーバーに運ばれて満塁の走者を一掃された上に、続く赤田にもタイムリーを打たれて5点を失う。こうなれば最終回は守護神の豊田の登板である。2安打を許すも無失点で西武が巨人に勝った。西武も巨人も開幕に向けて幾つかの課題が見え隠れしていた。西武は初回に鮮やかに4点を先取した後の2回から7回まではチャンスがありながらも得点できずに巨人に逆転された。昨日の楽天戦でも好機に一打が出ずに苦しんだ。一方の巨人は昨年も苦しんだクローザー不在だが、期待のミセリが今日のような投球では公式戦でも不安だろう。
2005.03.20
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西武期待のドラ1ルーキーの涌井(横浜高)がオープン戦で先発登板を果たし結果を出した。紅白戦から好投を続けて、そのままの勢いでオープン戦での登板でも好投を続けている。当初を短いイニングでの救援登板だったが、先発での適正が試されたがここでも結果を残した。このままで行けば開幕1軍ローテーション入りも夢ではなくなってきた。スポーツ紙などでは開幕2カード目の対日ハム戦での先発登板が有力視されると報じている。これで想いだされるのは、先輩で日本のエース松坂の初登板でのあの強烈な印象だ。松坂は東京ドームでのハム戦で156km/hの速球で片岡を三振に打ち取ったシーンは今でも強烈だ。涌井にはまだそこまでの速球と完成度はないが、充分に1軍の戦力として計算の目途が立ってきた。私が涌井を始めてみたのは、2年前のセンバツで新2年生として準優勝した時だ。当時はエース番号は1年先輩の左腕成瀬(現千葉ロッテ)だったが、涌井は2番手投手ながら球威は成瀬を凌いでいた。成瀬と共に登板機会も多く、新2年生ながら球速も130km/h後半は計時していた。その後昨年の夏の大会では優勝した駒大苫小牧打線に、疲労から打ち込まれて敗退したが国体では優勝した。涌井の昨夏は速球は140km/hを超えて、更にスライダーとシュートとチェンジアップの様な球も投げていた。制球も良くて待球作戦をとっても崩せない投手だったが、連戦で球が高めに浮いた時は痛打を浴びていた。この涌井は日ハム入りしたダルビッシュと一度投げ合っている。甲子園ではないが練習試合で対戦したが、両チームの打線が攻略できずにその時は0対0だった。私見では涌井は早ければ2年目の後半から1軍に登板して、3年目か4年目には1軍のローテーション投手として活躍すると思っていた。だがこのままだと1年目から活躍する可能性も出てきた。ただし2月のキャンプから緊張感のあるプロの世界での生活で、夏場にスタミナ切れを起こさないかが心配だ。西武の先発投手陣は日本のエース松坂は安泰だが、2番手以降は左腕帆足は順調だろう。それ以外ではベテラン勢の西口、石井貴も故障さえなければ安心だ。だが張は調整遅れで出遅れそうだし、2年目の左腕山崎も制球難が治らず、後藤光も不安定な投球、三井もいまだオープン戦登板はないし、許も1軍入りさえ危ぶまれている。救援陣は守護神豊田、左腕星野、剛球右腕小野寺は期待出来る。そこに涌井が先発として不調な先輩方を追い越して、定着できれば楽しみが増える。松坂のシーズン後のMLB挑戦の行方は不透明だが、松坂がチームにいる間に涌井が次期エース候補として松坂の背中を見て育ってほしい。
2005.03.12
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堤義明前西武ライオンズ・オーナーの逮捕は球界にもショックを与えた。元々は株の虚偽記載報告掲載が発端であり、ライオンズ関連の不祥事ではないがやはり影響は少なくない。ライオンズは昨年はシーズン2位ながら、短期決戦を勝ち上がり勢いに乗って12年ぶりの日本一の栄冠を勝ち取った。だが折角の栄冠もその直前にオーナー自らが非を認めて辞任してしまい、監督の日本一報告も出来ないままオフに突入した。その間に、2軍の冠スポンサーと球場名に「インボイス社」がついたりした。本体が揺れる中で、折角選手達が楽しみにしていた契約更改も渋いものとなった。12年間常にAクラスは保ったが、日本一を逸したことで年俸も抑制されていたがそれでも今回の更改は可哀想だった。かつての黄金期の更改は派手に年俸が上昇したが、そのつけで球団経営が苦しくなってきたのは理解できる。しかし、選手のモチベーションを挙げる為にも今回は奮発してもらいたかった。ライオンズ選手の心の中の盛り上がりが欠けないか心配だ。さて売却話は、インボイス社が2軍だけではなくて球団そのものを買い取る意向を表明している。だが正直この会社の体力(財力)は不明だし、西武ドームの移転は無いのだろうか?私は折角西武鉄道の駅がありながら、そこまでのアクセスに難があると感じる。私は西武戦沿線の住民ではないが、直通電車の数も少ないし工夫が足りないと思う。インボイス社が買い取るなら、私見ではあるが同じ県内でもさいたま市近郊への西武ドーム移転は出来ないだろうか?所沢市民には悪いけど、あそこでは今後飛躍的な観客増は望めない。その点、さいたま市付近なら都内在住のファンも来れるし、アクセスもJRがあるので観客増も見込めるはずだ。ただしそれだけの土地と建設費用を捻出出来るかは別問題だが...。
2005.03.04
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