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西武の契約更改交渉で26日、「携帯騒動」がぼっ発した。新選手会長の赤田外野手が球団事務所で3度目の交渉に臨んだが、球団側の変わらぬ評価に落胆した上、交渉中に黒岩彰球団代表の携帯電話が鳴ったことで激怒。退席しトイレに駆け込んで気持ちを落ち着かせてから交渉を再開したが、まともな話し合いは不可能だった。黒岩代表の「マナー違反」が保留を呼び、三井、和田に続いて3人目の越年が決定した。そして今日の更改では中島も越年が決まり何と4人もの越年者を出す羽目になった。個人的には越年者が出ても構わないが、黒岩代表の人間性が越年者たちの不満の背景にあるように感じるのは私だけでしょうか?1時間半の交渉を終えた赤田は、魂の抜けたようなぼう然とした表情だった。「押すつもりで来たけど、押せないような状況になってしまった。関本さん(阪神)のあくびじゃないけど、それに近いものがあった。途中で悲しくなりました」。提示は前日25日の第2回交渉と同じ2100万円増の6000万円。それでも「年は越したくない」とサインする覚悟はできていた。だが球団側とのやりとりが不信感を増幅させた。ただでさえ険悪なムードの中で、交渉の途中に黒岩代表の携帯電話が鳴った。思わず赤田は「鳴ったんで出ます。なぜマナーモードにできないのか」と抗議し、途中で退席した。しばらくトイレで気持ちを落ち着かせ、再び交渉の席へ戻ったが、もう話し合いにはならなかった。異例のドタバタ劇に、同代表は「申し訳ないことをしてしまった。この時期は契約の他にもいろいろと大事な電話があるんで…」と頭を下げるしかなかった。こんなこと社会人としての常識ですよ黒岩さんよ!選手はキャンプから公式戦と苦労して一年間過ごしてきて、納得の行く成績を残したら契約更改ではスッキリと一発回答を欲しいと思うのは当然です。それをこの代表は他の仕事の片手間に更改交渉をしているような印象を与えてしまい、選手に労いの言葉も掛けないのでは球団代表としては失格です。伏線はあった。前日25日の交渉でも、球団側の携帯電話が音を立てて鳴る場面があった。会議など大事な場所では携帯電話のマナーモード切り替えは現代の常識だけに、その不誠実さが我慢ならなかった。さらに交渉決裂の根底には評価のズレがある。今季の赤田は不動のセンターで124試合に出場し、打率2割9分3厘。チーム打撃、堅実な守備で優勝争いに貢献した自負もある。それでも球団側は「3割、100打点、30本打てば(評価は)変わるよ」と厳しかった。「つなぎの野球で頑張ってきたのに。それを3年続けてきたのに…」とうつむく赤田に対し、黒岩代表は「ただ規定打席に達すれば高いポイントが与えられるわけじゃない」と強調した。その絶望感に携帯の着信音が火を付けた格好だ。4度目の交渉は来年1月5日。この黒岩は所詮スケートの選手でプロ野球の大切な部分が分かっていない素人だ。赤田に対して「3割、100打点、30本」を要求するなんて失礼だ!では黒岩さん(俺と同い歳だからさん付けは不要か!)に質問します。西武の前身も含めてその成績を残したプレイヤーは何人いますか?今季の彼は交流戦時期に調子を崩していたが年間通してチームの勝利に貢献してきた。彼のプレイスタイルを理解し、グラウンド以外での貢献もしっかりと評価したうえで査定すればこんな提示額は恥ずかしい限りです。契約交渉での不用意な発言や正当な評価が下せないのでは選手の不満が溜まり、ひいてはFA移籍に繋がりかねません。ファンとしては球団の「3年連続」で成績を残すことで年俸も上がるという説は分からないでもないが、じゃあ赤田や和田や中島は3年連続で安定した成績を残したのに何故って言いたいです!黒岩代表の「3割、100打点、30本」発言は、あなたの為に分かりやすく解説すればスピードスケートの500mが得意だったですね?その彼方がW杯で毎回世界新記録を出せと言われているのと同じ感覚ですよ、分かりますか?本番に弱く五輪では銅メダル一つが精一杯だったあなたにプロ野球選手の苦労が分かるの?トレードも新外国人獲得でも人脈がなく全く動きがなく、他球団の補強を指をくわえて眺めているだけでは「能無し代表」だ!(日刊スポーツ紙記事より一部抜粋)人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Eagles/Hell Freezes Over
2006.12.28
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西武松坂大輔投手がボストン・レッドソックスと6年総額5200万ドル(約60億8400万円)で正式契約した。新人ではコントレラス(当時ヤンキース、現ホワイトソックス)の4年総額(当時約40億円)を超える史上最高額となった。年俸など契約の詳細は発表されないが、米メディアによると、6年総額5200万ドル(約61億円)。成績などによって上昇分があり、最大で6000万ドル(約70億2000万円)になる可能性がある。【記者会見での一問一答】 --入団が決定して感想は 松坂 レッドソックスの一員になれてうれしいし、興奮している。 --夢をかなえた気持ちは 松坂 夢は見ることはできてもかなわないものだと思っているので、夢という言葉は好きではない。僕は信じてやってきたので、今日ここにいると思う。 --交渉中はどんな気持ちだった 松坂 こちらでは当たり前かもしれないが、自分はあまり長く我慢できない性格なので早く決めたかった。 --本拠地フェンウェイパークの印象は 松坂 工事中にもかかわらず、長い歴史と美しさに感動した。開幕が楽しみ。 --決まったと思った瞬間はいつ 松坂 家族をサポートしてくれることが決め手になった。 --ローテーションはどこに入るのか聞いているか 松坂 まだ考えたことはないし、期待されているのは分かるので、先発の一員になれるようにがんばりたい。 --ヤンキースとのライバル関係は 松坂 お互い、すごく意識し合っているのは分かっている。普通の試合でないことも分かっている。日本で例えると巨人-阪神戦のようなもの。 --イチロー、松井に投げることについて 松坂 非常に楽しみにしています。1番対戦したいのは、プロ入りしたときもそうだけどイチローさん。もちろん松井さんも楽しみ。 --すごい数の報道陣だが 松坂 注目されているのは分かっている。ファンになってくれるかはこれからの僕次第。 --アメリカで何が課題になるか 松坂 やってみなければ分からない。1年かけて判断したい。 --今年の目標は 松坂 開幕からメンバーに入ること、ワールドチャンピオンになれるように頑張りたい。松坂の代理人、スコット・ボラス氏「エプスタインGMとはウインターミーティング中から何度も会ってきた。わたしたちはいつも一緒に夜遅くまで交渉してきた。カリフォルニアでのこの2日間はいい話し合いができた」ヘンリー・球団オーナー「今回の落札額が話題になっていたようだが、わたしはチームにとって足りなかった宿題を片付けられたと信じている。(入札してからの)40日間ずっとこの日を待ち続けていた」ルキーノ球団社長「松坂は日本の宝だと分かっている。長期的に日本と良い関係を築きたい。日本のファンにフェンウェイ・パークに来てもらいたいし、われわれもいつの日か日本で試合をできればいい」エプスタインGM「きょうは非常に素晴らしい日だ。われわれは1998年から甲子園をはじめ、松坂が成し遂げた偉業をすべて見てきた。今後われわれは、すべてにおいて彼を支えていきたい」◆安倍晋三首相 「これはすごいですよね。正しく実力が評価されたなあと思います。日本の選手が海外で、大リーグで、最高の場所で活躍するというのは、同じ日本人としてうれしいですね」◆西武・赤田 「交渉が長引き、西武でもう1度、選手会長をやるのかなとヒヤヒヤしました。メジャーは大輔の夢ですし、決まったのは本当によかった」(管理人注:松坂がドラフト1位指名され、赤田は2位指名での同期入団で仲が良い)◆西武・中島 「すごい年俸ですね。大輔さんのように長年実績を積み上げれば、ああいう形になる。励みになりますね」◆ソフトバンク・王監督「子どものころからの夢であったメジャーでプレーできることは、本人が一番喜んでいるでしょう。彼の実力を知っているだけに、快刀乱麻のピッチングでメジャーを席巻してほしいですね」(管理人注:王監督は西武戦で散々松坂に痛い目にあっていたから一番ホッとしている?)◆熱狂的西武ファンで女優の吉永小百合 「松坂選手が西武からいなくなってしまうのは残念ですが、米国で羽ばたいてください」人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Sting/Ten Summoner's Tales
2006.12.15
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米大リーグ、レッドソックスと西武の松坂大輔投手が6年契約、年俸総額5200万ドル(約60億8400万円)で基本合意に達し、日本時間15日午前にボストンで正式に入団が発表されるとAP通信が13日伝えた。年俸は成績による上昇分があり、最大で総額6000万ドル(約70億2000万円)になると米メディアは報じた。松坂と代理人のボラス氏は13日朝、ロサンゼルス近郊で交渉を続けていたレッドソックス幹部らとともに、ヘンリー・オーナーの自家用ジェット機でボストンに移動した。到着後、松坂は球団指定医のいる病院に向かい、契約の前提となる肩などの検査を含めた健康診断を受けた。大リーグは複数年契約の場合、年によって額が違うことが多く、AP通信によると、松坂も契約ボーナスが200万ドルで、1年目600万ドル、2-4年目800万ドル、5、6年目が1000万ドルとなっている。これに加えてタイトル獲得などに伴うボーナスは総額800万ドルに及ぶ。このほかにも家族を含めた日本からの渡航費、個人トレーナー、マッサージ師、通訳などが球団から用意され、家賃や春季キャンプ地での滞在費まで賄われる手厚さだ。結局のところ松坂の平均年俸は推定10億円程度との報道だが、エースクラスの年俸としては決して破格な値段とは言えないだろう。それでも大リーグでは新人の26歳投手にこれだけの高額を払えるメジャーのスケールの大きさには驚かされる。入札額と合わせると121億円が動いた事になるが、Rソックス側は野茂やイチローの時の様に多の日本人ツアー客がボストンに押しよせ日本企業が乗り込んできてくれればとの計算が働いた上での契約だろう。松坂へ!Rソックスのエースとして君臨し、メジャーの打者を切り切り舞いさせる投球を披露してくれ。それが西武ファンへの恩返しであるぞ!人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Christina Aguilera/My Kind Of Christmas
2006.12.14
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松坂の代理人を務めるボラス氏の会見が始まったのは、午前3時半すぎだった。午前11時半、レッドソックスのエプスタインGMとルキーノ球団社長がボラス氏の事務所を訪れてスタートした交渉は約16時間に及んだ。 話し合いは昼食などで2度の休憩を挟んだ後、午後7時45分ごろから3度目の交渉を再開。だが1時間もたたないうちにルキーノ球団社長は「何も変わっていない」、エプスタインGMも「あとは松坂さん次第」と厳しい表情で事務所を後にした。 これでこの日の交渉は終わったかに思えたが、この後も交渉は続く。午後9時すぎにボラス氏らが日本語の通訳を連れて外出。松坂を交えてレッドソックス首脳陣と再び交渉を行った。 日付が変わってから事務所に戻ったボラス氏は「結論には至っていない」と交渉継続を強調した。しかし同時に「いい話し合いもできた」と合意へ向けて前進していることもうかがわせた。13日の予定は未定という。「でも、あしたも話し合いをする」と交渉期限を目前に最後の戦いが続いている。こうなると最終的には松坂本人がどこかでだ妥協点を見出さないと、来季は再び西武でプレイすることになる。で、松坂はそれで納得できるの?夢の大リーグ挑戦じゃなかったの?それとも西武残留してでもお金が大事なのかな、って日米両国のファンから言われるだろうねその時は。人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Earl Klugh/Finger Paintings
2006.12.13
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契約交渉最終期限の15日午後2時(日本時間)まであと4日と迫った西武・松坂大輔投手(26)とレッドソックスの独占契約交渉は10日の時点で平行線。このままでは決裂する-との見方が強くなってきた。同日の地元紙ボストン・ヘラルドは「転げ落ちるダイス(ケ)、交渉は決裂」と断定的に報道。平成の怪物の大きな夢は、最悪のシナリオに向かっている。ボストン・ヘラルド紙が伝えたのは、『交渉に近い筋の関係者の前夜の証言によると、交渉は基本的に決裂している。どちらかが劇的な変化をしない限り、松坂は最終期限までにサインすることはないだろう』という報道だ。同紙や関係者によると、松坂のレッドソックス入りの強い希望に変化はないが、話を難解にしているのが、らつ腕代理人のスコット・ボラス氏(54)の交渉術。1年700-800万ドル(約8億-9億2000万円)の4-6年契約を提示しているレッドソックスに対し、ボラス氏は1年あたり1500万ドル(約17億2500万円)を譲らないという。『ボラス氏は譲歩する交渉をする気が全くないどころか、契約成立に全くの無関心のように振る舞っている、と関係者は言っている』(同紙)ボラス氏が松坂交渉に関して、繰り返し主張しているのが、ポスティングシステム(入札制度)の不公平性。通常のフリーエージェント(FA)選手の交渉ならば、獲得希望球団が複数あるのが普通であるため、獲得競争によって契約金は引き延ばせば引き延ばすほどつり上がっていく。ところが、ポスティングシステムは、時間制限のある独占契約交渉という性質から、松坂の契約金を思うように引き上げられないことにいらだちも見せているという。ところが、落札してしまえば、独占契約交渉に全く反映されないのは不公平であると主張。それだけに、西武は5111万ドルの一部を松坂のレッドソックスとの契約金に供出するのが妥当であると暗に言い続けている。ボラス氏は、26歳と若い松坂を4日間のうちに納得のいかないシステムで安売りする必要は全くない-と考えているのだ。一方で、自身の命運を委ねた松坂は、あすにでも大リーグのマウンドに上がりたいと熱望。まず、この差を埋めることが、レッドソックスの窓口となるエプスタインGMとの交渉成立の大前提だ。このままではボラス氏にもRソックス側にもメリットはないまま期限切れとなってしまう。そうなると急転直下の西武残留も視野に入ってくる。現にボラス氏のLAでの会見でも松坂が最悪の場合西武残留も覚悟しているかのような発言があった。これはボラス氏なりの打算があっての発言で期限切れ寸前までRソックス幹部との交渉は継続するでしょう。これで決裂となると松坂自身の夢も潰える事になる上に、Rソックスも折角手に入れた権利を手放したくないだろう。最終的に決断するのは松坂自身と言えそうだ!松坂よ、悔いの無い決断をしろ!!人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Lauryn Hill/The Miseducation Of Lauryn Hill
2006.12.12
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60億円は補強と球場改修に!補強を考える!松坂の落札金60億円を聞いて驚いた。驚いたのはその額の多さもそうだがRソックスがこれだけの大枚を一人の投手へつぎこむと言う執念にも驚いた。MLB球団は経営戦略にそって展開をしそのためには必要な資金を惜しげもなく投入する。一方でNPBの球団は、例えばオリックスがイチロー入札金としてマリナーズから得た14億円もの大金は右から左に球団の赤字補填に使われただけに終わった。そこで世間では今後この60億円を西武が如何にして使うかに注目が移るだろう。西武は毎年(他球団も似ているが)20億円近い赤字を計上しているそうで、今回の「松坂資金」も赤字補填に使われるとのもっともらしい噂も出ている。しかし報道を読んでいると太田球団社長は「ファンの為につかう」と何度か明言しているのと「補強に使う」との発言もある。伊東監督としては現場の立場から松坂が抜けるのは痛手なので、補強の必要性を訴えているが進んでいる気配はない。監督が嘆くとおり、フロントの事実上の責任者でもある黒岩代表はスピードスケートの銅メダリストなので球界には元々顔が利かない。トレードも仕掛けないし、新外国人もなし、FAなし、トライアウト選手獲得もなしと「無い無いづくし」では監督が不安視するのも当然だ。では新人補強はどうなるのか?高校生ドラフトでは地元の超逸材増渕をヤクルトにさらわれて木村と朱の2投手だが即戦力ではない。大学生ドラフトで目玉だった岸(東北学院大)を獲得できるのは良いが、その他の有力選手の指名は大丈夫か?西武は松坂の抜ける先発投手の補強は在籍選手で賄うのかな?では、中継ぎ投手陣はどうする?懸案の左腕投手補強にと期待する岡島(日本ハム)は在京球団かMLBとされているがどうやらMLB移籍に傾いている。横浜の門倉のFA宣言にも手を上げず彼にもMLBからオファーが届いているが西武はどうするのか?ドラフトが全て終わればトレードに着手するのかも全く触れられていない。確かに生え抜き選手たちの奮起は期待されるが故障や病気などでの離脱もあるだろうから、必要な補強をしないとマジで来季はやばいよライオンズ!球場改修!西武の観客動員が伸びない原因の一つとして球場までのアクセスの問題と老朽化してきた球場にある。グループ会社に西武鉄道(親会社ではありません!)を抱えながら池袋や新宿からの直通電車が少ないなどの課題は解消出来ていない。交流戦期間中の週末には直通の特急電車があったが、普段からこれを増やさないとね。都心のファンを獲得したければ積極的にこの点に力を入れるべし。まあ、でもこれは松坂資金とは関係ない話だけどね...球場改修は数年前から囁かれているが、西武グループの財務状況を考えると「新築」ではなく「部分改修」になりそうだ。従来の球場に屋根を付けた形状だが、外気が入ってくる爽やかさと3~4月の寒さと8月の猛暑の中での観戦は辛いです。その反面、左右が空いている事で解放感があり大嫌いなタバコの煙が逃げるので個人的には現状で我慢します。球場駅から直ぐ眼の前にあるのは大いに便利だ。ただし入場口が1塁側と3塁側の2箇所しかないのは不親切だ。よって外野席が一番出口に近くトイレも傍と言う他球場では考え辛い造りだ。と言うことはベンチサイド・シート(BSシート)は入場ゲートからもっとも遠くトイレに行くのも難儀するのも不親切だ。と言うことで今年出かけて球場の中でハマスタは狭いけど、真ん中の通路からそのままトイレや売店に直結しているのでダッシュすれば2分間のインターバルでも間に合うのはありがたい。トイレが気になって観戦中に飲むビールのタイミングも難しいんですよ西武ドームはね。トイレは最上段の周回通路と入口だけなので特に5回裏終了時は混みますからね、女性客は大変だと思いますね。これを客席内の通路から行けるようにしてもらいたい。そうしないとBSシートでベンチ裏に座ったら、トイレまで行って帰ってきたら1イニング終わりそうなのでね。更に売店の充実も図って欲しい。神宮などに比べれば味は悪くないのだが今年みたいに30試合以上も足を運ぶと飽きてくるのでね。売店と言えば、グッズ販売も購買意欲をそそる商品は僅かだ。写真集は良いアイデアだったが、レプリカユニフォームの販売も少ないし。他球団はファンの多くがレプリカユニフォームを着ているが、西武はファンクラブ会員の入会時の特典だからもっと廉価で販売してスタンドを西武カラーに染めないとね。こうして補強と球場改修の二点に絞って書いたが、やはりファンは真っ先に「補強」に使うべきと考える。松坂自身も自らのMLB移籍と引き換えに60億円が入ってくる事を「球団への恩返し」と語っていた。大黒柱松坂の移籍に伴なう大金だが、こうした機会は二度とこないだだろうから(来て欲しく無いが)有効にしかもファンが納得する形で使う事を強く望みます。その上で、赤字補填に使うなら納得します。人気blogランキングへ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【写真館】東北温泉巡り1東北温泉巡り2[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Basia/Clear Horizon-The Best Of Basia
2006.11.16
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松坂、レッドソックスへ!西武球団は、ポスティングシステム(入札制度)で大リーグ移籍を目指す松坂大輔投手をボストン・レッドソックス(ア東地区)が落札したと発表した。落札額は約5111万ドル11セント(約60億円)の破格の金額となり、レッドソックスは30日間の独占交渉権を獲得。大リーグも同時に西武の応札受諾を発表した。レッドソックスはボストンに本拠地を置き、松井秀喜外野手がプレーするヤンキースと同じア・リーグ東地区の名門球団。2004年にはワールドシリーズ優勝を飾り、日本選手では野茂英雄投手と大家友和投手らが所属したことがあり野茂は一年の在籍ながらノーヒットノーランを達成している。松坂投手に対しては複数の球団が応札し、レッドソックスは有力視されていたヤンキースや一時は本命説まで飛び交ったレンジャーズなどを上回り、最高応札額を提示。交渉が合意に達すれば、大リーグ選手会が契約内容を確認した日から5日以内に西武に入金し、移籍が成立する。日本選手で入札制度を利用して大リーグに移籍した選手は、イチロー外野手(マリナーズ)らがいるが、これまで最高は2000年のイチローの1312万5000ドル(当時約14億円)で、松坂の落札額は破格の数字となった。松坂以外にも岩村、井川がこの制度を利用し来季からのメジャー移籍を目指している。その岩村の落札球団は森投手が在籍するデビルレイズとの報道が既に出ている。松坂投手は日本での実績に加え、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で最優秀選手に選ばれたことで米国でも評価が高く、レッドソックスのほか、ヤンキース、メッツなど資金力のある球団が獲得を目指し、応札額が高騰した。個人的にはヤンキースでなくて良かった。西武ファンの私としては松坂の勇姿を見に行くのにボストンまで行くのは辛い。それでもこれで来年の夏休みの計画にボストン行きを加えようかな?ニューヨークは2度行ったけどボストンは未体験なので検討しよう。★松坂の一問一答 --ようやく交渉先が明らかになった。 「スタートラインから一歩踏み出した感じ。緊張がほぐれ、ほっとした。思ったより待つのがつらく、すぐに結果が出るドラフトとは違った」 --高額落札の感想は。 「思いも寄らない額で、信じられなかった。30億円を超えることは、まずないと思っていた。うれしいが、自分にそこまでの価値があるかは分からない」 --期待の大きさを感じるか。 「プレッシャーもあるが、重圧は常について回るもの。好成績を挙げ、敵地でブーイングを受けるようになりたい」 --ボストンとレッドソックスの印象は。 「行ったことはないが、住みやすいと思う。名門チームで、名選手も多く出ている。契約したら、すぐに本拠地の球場に行ってみたい」 --入団交渉の鍵は。 「家族へのサポートが一番。野球に集中できる環境を整えてほしい」 --今回の渡米目的は。 「代理人に会うことや、自主トレ先の視察」 --西武への思いは。 「入札金はお世話になった球団にできる最後の恩返しだと考えていた。選手の環境づくりや、もっとファンが足を運びたくなる球場にしてほしい。それが十分にできる金額だと思う」人気blogランキングへ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【写真館】東北温泉巡り1東北温泉巡り2[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.TLC/Fanmail
2006.11.15
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西武、松坂のポスティングを申請!西武松坂大輔投手(26)が1日、都内のホテルで記者会見し、ポスティングシステム(入札制度)で大リーグ挑戦を正式に表明し球団もこれを許可した。04年オフから球団に訴え続けてきたメジャー移籍だが西武グループの再編問題や、昨年のV逸などを理由に却下されてきたが球団としても西武グループの再編問題も決着したのを機に、今日2日に入札手続きを開始した。9日にも最高入札額が確定し、移籍球団も判明する見通し。大本命ヤンキースを筆頭に複数球団が入札するとみられ、落札金に加え契約金、年俸を含め、獲得総額は100億円突破の可能性もあり、空前の争奪戦となってきた。現時点では10球団以上が入札を表明しているが資金力の豊富なNYの両球団(ヤンキース、メッツ)、同じくレンジャーズ、ドジャース、Rソックス、タイガースなどが候補に上っている。当初は城島、イチローを抱えるマリナーズの入札参加も噂されたがGMは高額な入札は否定している。松坂自身は希望球団は無いと語っているがヤンキース希望とも言われているが果してどこに決まるか?◇記者会見での松坂の一問一答は次の通り。 --04年に初めて大リーグ移籍を球団に話してからの2年間は長かったか。 あまり長くは感じなかった。この2年間も、もうそんなにたってしまったのかという感じ。 --メジャーへの思いは成績をクリアしていく中で強くなったのか。 ずっと米国でやりたい気持ちを持って練習もしてきた。この2年間でより気持ちが強くなったことはない。(管理人コメント:そうした「邪念」は捨てて公式戦中は試合に集中してもらいたかった!) --好きな球団は。 特別行きたい球団や好きな球団はない。正当な評価をしてくれるところならどこでもいい。(管理人コメント:好きな球団にはFA権取得後しか有り得ない) --後押ししたのは。 やっぱり家族。妻が一緒に行きたいと言ってくれていたので、すんなりと僕も一緒に行きたいという気持ちが持てた。(管理人コメント:英語が出来る姉さん女房の存在は大きいね”) --西武でやり残したことや悔いはないか。 一度しか日本一になれなかったこと。入団してからチームのために貢献してもっと多く勝てると思っていたし、チームが日本一になると毎年思ってきた中で、一度しかなれなかったのが残念。(管理人コメント:悔いはあって当然。今季は一番大切な9・26での敗戦にはファンの全てが失望しました。日本一も一回だけ、今季のアジア王座も逃すなど松坂の右腕でチームの黄金時代を構築できなかったことはファンとしても残念である) --初めて生でメジャーを見た時の印象。 プロ1年目のオフにブレーブスとヤンキースのワールドシリーズを観戦した。グラウンドのにおいが観客席からでもわかった。グラウンドに立ったらどれだけ気持ちいいのかとすぐ想像した。早く、このグラウンドに立てればいいと思った。 --実力のある選手が米国に行くことで、日本の野球は低迷するのでは。 これまで何人もの先輩が米国に行っているが、(プロ野球)人気が落ちたと思わないし、日本のレベルが落ちたとも思わない。出ていく人がいれば、新しい風を吹かせてくれる人が必ず入ってくると思う。(管理人のコメント:松坂が抜けるのと他の選手が抜けるのとではレベルが違う。)人気blogランキングへ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【写真館】東北温泉巡り1東北温泉巡り2[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Spyro Gyra/Alternative Currents
2006.11.02
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何故、西武はPOで敗退した?10月でも消化試合を延々としているセ・リーグとは違ってパ・リーグの公式戦は9月を持って終了し10月に入り直ちにPO(プレーオフ)に入りました。PO第1ステージは公式戦2位の西武ライオンズ対同3位の福岡ソフトバンク・ホークスがインボイス西武ドームで2戦先勝の3試合を戦いましたが西武は敗退しました。ここでは主に第1ステージでの西武対ソフトバンク(以下、SBと略します)の試合を中心に敗退理由を分析します。【西武敗退の訳!】さてとPOはインボイス西武ドーム(この名称は今年限りです。ここでは今後西武ドームと称します)で10月7~9日の3日間の日程で行われました。第1戦は日本のエース松坂対SBのエース斉藤和巳の対決でした。和巳は今年の投手部門4冠に輝き、一方の松坂はWBCでのMVPこそあるが投手4部門では2位と和巳の後塵を拝した。両者とも公式戦最後の登板は不甲斐ない内容に終り、それが原因で西武は屈辱の2位に終りSBも3位に終りハムの優勝をアシストしてしまった。だが2試合連続で悪い内容の投球をする筈の無い両投手だけに、この試合は手に汗握る1点を争う好ゲームだった。内容的には和巳の方が上で、松坂はシーズン中にも無かった4死球と内角の制球に苦しんだ。それでも要所は三振と併殺で切り抜け失点を許さなかったのは流石だった。試合の分かれ目は7回に西武がクリーンアップの3連打で物にした1点を守りきり先勝した。第2戦は松永対和田の対決。SBは序盤松永に全く手が出なかったが4回に一気に4点を奪う。これで流れを失った西武は、その後も中継ぎ陣が打たれ最終回にはプレッシャーに弱い主砲の松中とズレ-タに貴が本塁打を許し大いに白けた。これで1-1のタイとなり最終戦での決着となった。折角前日にエースの熱投で有利になったのに、公式戦から不安定だった中継ぎ陣がSBの打線に比をつけただけに終わった試合だった。第3戦は勝った方が札幌ドームへの切符を掴む大事な試合。西口対寺原の先発対決となり序盤は西口の素晴らしい立ち上がりで期待をもたらしてくれた。寺原も何とか西武打線を抑えていたが中村の本塁打を浴びる。しかし昨日火の付いたSB打線を抑えていた西口だったが、7回途中で降板するとここでも中継ぎ陣が流れを食い止められず西武ドームにSBファンの大歓声がこだましてしまう屈辱を見る羽目になった。まずは投打に分けて敗戦の原因を挙げてみる。まずは「投」の方であるが先発陣は松坂、松永、西口の顔ぶれとなった。2戦目のルーキー松永はSBが左腕投手を苦手にしていることと直前の紅白戦で好投したのを買われての先発。第三戦目の西口は経験豊富なマウンド度胸を買われての機用だったのは明白。さて第2戦目の松永であるが、1~3回は素晴らしい立ち上がりだった。それでも2巡目に入った4回に掴まってしまう。これは結果論かも知れ無いが、涌井やグラマンやギッセルの先発陣を中継ぎ待機させていたのなら早めの継投に出るべきだった。後手後手に回った起用法は荒木コーチの考えだったのか?だとしたらコーチは首だ!結局涌井らを投入できず宝の持ち腐れとなり最終回には貴を投入し大失敗では、これがPO敗退の遠因でもある。星野、貴、山岸、小野寺らの中で最初の三人は気持で負けていて腕が振れていないのでは話にならなかった。特に、星野と貴は中堅・ベテランなのに情け無い投球内容で高卒ルーキーのような投球だった。小野寺は公式戦では豊田(裏切り者!)のFA移籍で空いた守護神の座を勝ち取り貢献した。その小野寺を出し惜しみ第3戦目の試合が決してから起用し、素晴らしい投球内容だったのはなんとも皮肉だ。小野寺の表情も試合が決していたとは言え鬼気迫るものを感じた。「打」に関してはパ・リーグのことを全く理解しないファンなら「西武は強力打線」とのイメージを数字からは感じるでしょうね。事実カブの小笠原と並ぶ打点王、和田の自己最多96打点、中島の3番定着、8月のリーファーの大爆発、おかわりの長打力と来ればそう思うのは自然です。しか~し、これはあくまでも表面上の話であり、コアな西武ファンなら実は「残塁打線」であることは知られています。残塁の記録を更新したロッテ戦など良い(悪い?)例ですからね。西武打線の特徴といえば「機動力」が一つの魅力で片岡、赤田、佐藤、中島らに加えて今年は開幕直前に急遽「足のスペシャリスト」福地を広島から獲得(交換要員:青木)したのは大正解だった。当初は代走と守備固めでの要員だったろうが、意外と打撃も使えるということで内野手登録(インボイスの試合を観戦したときは2塁手でした)ながら外野手として一軍定着出来たことで層が厚くなった。この走力を最大限に発揮する攻撃力は今年の西武のチームカラーとなった。しかしフェルの楽天移籍で期待された中村は9本塁打と2年目のジンクスにはまり低迷。和田も前半はWBCの影響で不振、好不調の波が目立ったカブ、義人のケガ離脱、中島骨折、栗山骨折、終盤の細川離脱と主力打者の好調機が重ならなかったのは誤算だった。POでは公式戦終盤からの腰痛から来る不調がそのまま響いたカブの絶不調、和田の好機凡退(1戦目はヒーローでしたが)は打の敗因でしたね。2年連続PO敗退の象徴だったSB松中が第2戦目と3戦目と見違えるように打ったのとは正反対では、PO突破なんて到底無理でした。主力では3番中島が打率5割と唯一頑張ったものの、やはり4・5番が打たないと点にはならない展開的な敗戦パターンでした。更に、得意の機動力を封じ込められたのもPO敗退原因かな?公式戦後半の点が取れない嫌な流れはPOでも止まらず1,3,1点と3試合で5点で勝てと言うのは所詮無理でしたね。来季の課題はカブ、和田に替わる長距離打者の育成であるのは明らか。さし当たって候補者は中村しかいないが、彼をポスト和田として育成し常時30本塁打打てる選手として中島と二人で西武を牽引する存在になって欲しい。POを通じて投打以外で感じたのは西武選手の「球際の弱さ」「精神力の弱さ」である。第3戦でのSB選手の「球際の強さ」「精神力、結束力の強さ」をスタンドで観戦しても感じた。一方の西武の選手は元来そうだが、野手のリーダー欠如から来るここ一番での精神力の弱さの解消は大事だ。今年から主将に就任し来季は松坂に替わって選手会長就任が濃厚な赤田は、POで無安打と重圧に負けて勝利に全く貢献出来ず地元ファンの前で号泣する羽目になった。しかし号泣したのは赤田だけではない、ファンだって(管理人も号泣しました)号泣し悔しさを味わったのだ。選手が負けて号泣する姿なんかファンは観たくない、ましてやAクラスが当たり前でリーグ優勝を最低限の目標と考えている目の肥えたファンが多い西武ではこうした姿は「見苦しい」と映る。清原が日本シリーズで巨人をあと1アウトで倒し日本一となる時の涙とは違うのだ。伊東監督も認めたように、選手たちの「精神力強化」も来季の重要な課題である。秋季キャンプをこの時期にする悔しさを二度と味わうことのないようにするのがファンへの義務だ!【西武の補強ポイント】既に述べた様に補強ポイントは多岐に渡る。急務なのは松坂の穴をどうするかで、現有戦力では両外国人のレベルアップもそうだがFA宣言濃厚な黒田(広島)獲得に全力を上げないと阪神にさらわれてしまう。新人では岸(東北学院大)がどこまで戦力として計算出来るか見極めたい。FAでは中継ぎ左腕と先発の補強も重要で宣言が微妙な岡島(日本ハム)の獲得にも名乗り出たいしトライアウトも重要になってくる。ドラフトでは左腕木村(東京ガス)獲得を目指すが、指名順位から他球団指名が濃厚な気配だが即戦力が一枚欲しい。野手では内野手補強は急務だ。中島離脱時の代役が水田では心もとないので、巨人を解雇された「新山千春の夫」で元西武の黒田獲得が決定したので彼の守備力なら使える。西武の補強策は故根本氏の退団以降は主力クラスのトレードが無いので、もっと大胆に仕掛けチームを活性化しないと競争の原理が働かず選手が安閑とし「精神的にも弱い」選手の集合体になりかねない。そんな西武ライオンズはファンとしては観たくない... 人気blogランキングへ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【写真館】東北温泉巡り1東北温泉巡り2[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Soundtrack/フラガール
2006.10.15
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プロ野球観戦記NO.38/プレーオフ編●西武 1-6 福岡ソフトバンク・ホークス○▼西 武-福岡ソフトバンク プレーオフ3回戦 (1勝2敗、インボイス西武、13:00、27、344人)ソフトバンク0 0 0 0 0 0 1 4 1 6 西 武 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 【投手】(ソ)寺原、柳瀬、藤岡、馬原-山崎(西)西口、星野、山岸、三井、小野寺-細川【責任投手】(勝)柳瀬 2勝0敗(敗)星野 0勝1敗【本塁打】中村1号(西)、ズレータ2号(ソ)【終わってしまった...】PO第1ステージは3連戦で2戦勝利という厳しい戦いなのは、昨年の2位千葉ロッテとの対戦は勝率5割を割って尚且つ敵地での試合で最初からマイナス材料が多い中での決戦で案の定マリーンズ投手陣を全く打てずに敗退しました。ところが、今年は逆にライオンズが地元開催で公式戦勝ち越したホークス相手にしかも終盤6連敗を喫した相手と戦うことで昨年とは比べることすら出来ないほど有利な条件での対戦です。第1戦は松坂と和巳のエース対決を西武が制し、第2戦はホークスが雪辱して向かえた最終戦でした...さて試合の方ですが、PO勝利がない西口対寺原の対決で始まる。西口は元々第3戦目の先発であったが、寺原は新垣が虫垂炎で登録抹消となった「代役」としての先発(去年のMVP杉内は信頼されていないね)である。西口は立ち上がりから飛ばし制球も安定し安心してみていた。一方の寺原も2-3とカウントを悪くするケースは多かったが、要所で140キロ台後半の直球が決まりこちらも隙を見せない好投だった。試合は5回裏に西武が中村のレフトへの強烈な本塁打で1点を先制した。この場面は先頭の義人が四球で出塁後0-2からのエンドランを空振りし2塁で刺された直後に本塁打した。自分はこの場面で、「こういうときに限って本塁打が出るかもしれないぞ」と念じていたら正にその通りの結果が出て自分の霊感にビックリした。直後の6回表SBにチャンスが到来し松中に廻る嫌な展開も、西口渾身の投球で遊ゴロ併殺に切って取り1塁スタンドからは松中に容赦ない罵声が浴びせられた。早く追加点が欲しい西武は6回裏に1死2塁の好機を3,4番が凡退し無得点。相変わらずカブは打てないのが点が入らない原因だ。そして7回に入り西口交代かと思ったが続投。1死後ズレータとカブに安打され1死2,3塁のピンチも田上を遊ゴロで2死となり代打稲嶺にライトへ抜ける安打を打たれ同点になった場面で星野に交代した。稲嶺(左)に星野を投入する(1番~4番まで左打者続くし)と思ったが、星野は昨日松中に打たれたこともあり信頼度が(私は信頼していないけど...)低かった。ブルペンでは盛んに投球していたが、結局川崎に死球を与え大村にも初球が顔の近辺を通過し鷹ベンチもいきり立つ。それでも大村の腰を引かせここは何とかピンチを切り抜けた。そして試合を決めてしまった鷹の8回の攻撃。回をまたぐと結果が出ない星野に嫌な予感はあったが、代打仲澤と松中に無死から連続で四球を与える。星野は制球が悪く腕も振れず球がお辞儀しキレも無い状態で、その上に気持が明らかに逃げていた。こういう大事な場面で何でもっと気持だけでも全面に出して腕が振れなかったのか観ていて悔しかった。今年の星野には裏切られまくっていたがここでも裏切られた。この状況で登板した山岸もストライクがとれず2-3からど真ん中のスライダーをズレータにレフトへ運ばれて事実上ゲームは決した。その後も的場なんかにタイムリーを打たれ、9回には大村と松中に打たれて6-1。9回裏に中島2塁打、カブどん詰まりの内野安打で、鷹の抑え馬原はストライクが入らずプレッシャーが掛かっていたのに後続の和田、義人、中村が凡退しまるでPOの縮図を見るかのようなラストでまさかの敗退!【西武選手の懺悔!言い訳!】西武・星野「一番大事なところで一番ダメな投球をした。試合をぶち壊して申し訳ない」(管理人より:申し訳ないで済むと思いますか?星野投手!)西武・山岸「ボールが先行して苦しくなった。それがすべてです」(管理人より:プロの厳しさを痛感したことでしょう)西武・中村「エンドランを失敗した直後だったので、コンパクトに振った。打った瞬間入ったと思いましたが(負けて)残念です」(管理人より:バント失敗は取り返したよね。おかわり一人の責任じゃないよ。来季は30本塁打を目標に頑張れ!) 【監督の誓いは守られず...放心状態の管理人!】試合後選手達の姿がオーロラビジョンに映し出された中に目が真っ赤な赤田主将の姿があった。このPO赤田は無安打で全く仕事をしなかった!公式戦は主将としてチームの為に頑張ってきたが、最後の最後に仕事が出来ないのではまだまだ精神的に甘かったということだよ。この日応援に来たファンの方がよっぽど辛かったぜ!選手たちは外野席、内野席のファンへ一礼をしていたが、普段は空いているスタンドをみてプレイしヒーインで「多くのファンに来てもらいたい」と言いPOは満員に近いスタンド(その4割強は鷹ファンだけど)でプレイしたのに勝てなかった。我々ファンは、こんなうな垂れて下を向いている選手の姿を見るために入場券を買い休みの日に遠い所沢まで野球を観に来たのではない。思えば東京ドーム、ハマスタ、千葉マリン、長野、インボイス球場と38試合を観戦した。主催試合は長野も含めて丁度半分は観戦に出かけていた計算だ。自分は西武球団発足以来のファンで大学生時代にもファンクラブに入っていたが、今年の38試合観戦は年間観戦数では最多の年。それもこれも西武の選手を信じ一緒に戦い、パ1位でリーグ制覇~日本一~アジア一の過程を全て観戦し達成する瞬間を見届けたかった。このブログを通じて多くの激励や他球団ファンからの嫌がらせもあったけど、特に「spartanist7」さんや「zgmf-x19a」さんのような熱心なライオンズファンとも交流出来たのは幸せでした。出来ればこういう熱心なファンと一緒にライオンズの選手を11月まで応援したかった。選手の一礼が終り帰ろうとしていたら、何と松坂が一人で外野席へと現れた。そして深々とお辞儀しているではないか。そしてその後内野席の前でも同様にお辞儀していた。何だかファンへのお別れみたいで切なかったが真相は?今日で野球が終わるなんて昨年なら諦めも付くけど今だにその事実を受け入れられません。球場を後にするとき、Bluewindsのお姉さん方も入場ゲートの切符切りのお姉さんも目が真っ赤でした。みんなこの日が今日来るなんて100%思っていなかっただけに辛いです。私もゲートを通った直後、「今度ここに来るのは5ヵ月半後」と思うと今まで堪えていた感情が抑えきれず自分もBluewindsのお姉さんみたいに涙が出て止まらなくなりました。ここまで38試合も応援して結局それは実る事無く終わってしまったことに放心状態のまま帰路に付きました。これを書いている今もその時のことが思い出されて、またまた涙目になってきました。もう普通の精神状態ではないので今日のブログはこれで勘弁して下さい。ライオンズの敗因分析は気持が落ち着いたら、今年度の観戦記録と伴に掲載します。ライオンズの選手一年間ご苦労さまでした。ホークスファンのウェーブを見て悔しかったら、もっともっと練習して精神的にも技術的にもレベルアップし来年はブッチギリで優勝しこの悔しさを晴らしてください!伊東監督へ:彼方の言う「総力戦」ってこれですか?涌井もグラマンも投入出来ず小野寺も試合が決してから投入したら抜群の出来で...荒木コーチに代えて来年はナベQ2軍監督を投手コーチにしたらどうですか?2軍は潮崎コーチに任せて。本拠地最終戦でのファンの前での「誓い」を反古にした責任は大きいですよ。今年は少ないなりに観客動員数がアップしたのに、PO第一ステージで敗退となり松坂の去就も微妙となればファンは裏切られたとの気持ちになり益々ガラガラのスタンドでプレーすることになりますよ。ファンを裏切ると怖いですよ~。まあ、近いうちに私の総括で毒をタップリ吐かせてもらいますので覚悟をしていて下さいよ。試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【写真館】東北温泉巡り1東北温泉巡り2[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Bruce Springsteen/The Essential Disc 1
2006.10.09
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プロ野球観戦記NO.37/プレーオフ編●西武 3-11 福岡ソフトバンク・ホークス○▼西 武-福岡ソフトバンク プレーオフ2回戦 (1勝1敗、インボイス西武、13:00、31、338人)ソフトバンク0 0 0 4 0 1 0 1 5 11西 武 1 0 0 0 2 0 0 0 0 3【投手】(ソ)和田、柳瀬、藤岡、馬原-山崎(西)松永、ギッセル、星野、山岸、三井、石井貴-細川【責任投手】(勝)柳瀬 1勝0敗(敗)松永 0勝1敗【本塁打】中島1号(西)、松中1号(ソ)、ズレータ1号(ソ)【鷹雪辱でタイ!】2戦先勝の短期決戦のプレーオフ第1ステージ初戦は西武がエース松坂の力投で鷹をねじ伏せ先に王手を掛けた。第2戦は松永と和田の左腕対決となりここで西武が勝てば連勝でハムとの対戦が決まるけど、鷹が勝てばタイとなり月曜日の勝者が札幌でハムと対戦する。西武としては第1戦のエースの力投で勝利を掴むことはできたが打線は4安打1点と低調だったのが気がかりで、この2戦目は早い回に得点し有利に試合を進めたいという思いを胸に秘めて球場へと足を運びました。 試合の方ですが、1回に中島がイキナリ輪だからライトへ弾丸ライナーの本塁打を叩き込み幸先よく1点を先制。先発の松永もこの1点で楽になったか3回まで鷹を1安打9人で切り抜けるナイスピッチング。スタンドで観ていても安心してみていましたね。しかし4回に先頭の川崎にセンター前に運ばれ出塁を許すと徐々にペースが乱れてきたのか、続く大村のプッシュバントを内野安打にしてしまう。この時のカブの守備にも問題はありましたが、大道と松中を討ち取りピンチを脱したかと思ったがズレータを敬遠気味に歩かせ満塁でカブレラに押出し四球を与えて痛恨の同点。更に、伏兵仲澤に右中間を破られる走者一掃の2塁打を打たれ4-1と劣勢に。西武の反撃は5回。先頭細川が安打で出塁して掴んだチャンスにヤスの2塁打で1点を返し和田から柳瀬に交代し、直後の中島がライト犠牲飛球で更に1点を追加し4-3と1点差まで詰め寄る。しかし松中に6回と8回にタイムリーを食らい6-3と再び3点差を付けられ、9回には投手陣が崩壊した。三井がピリッとせず交代した石井貴が代打田上にタイムリー、そして何と何と松中に3ラン、ズレータにソロと4連打を食らい球場は一気に白ける。この時点で1塁側スタンドのファンが一気に帰路に付いたのは言うまでもない。まるで入団直後の高卒ルーキーみたいな投球で甘い球を連発し、眠っていた松中とズレータを覚醒させた責任は重大だ。これで首脳陣の逆鱗に触れた貴のPO登板は最後まで無くなったであろう。少なくともファンとしては貴の投げる姿はもう見たくないのが本音である。 さてと、これで1-1のタイとなりましたね。西武の後半戦の戦いぶりを観ていると、3連戦での負け越しは最後のロードゲームとなった楽天戦3連戦での負け越しだけと連敗も少なかったので明日は西口で勝利をもぎ取りましょう。ただね、眠っていた松中とズレータを調子付かせた貴の罪は大きいですよ。自分はもう今季の登板が消えたから対戦しなくて済むけど、3戦目の先発西口には大きなプレッシャーですよ。それでも過去に何度と無くチームを救ってきた西口ですから、罪滅ぼしにまずはカブは守れないなら打撃で貢献するしかないぜよ。Vamos Cabrera!伊東監督は今までの応援を無にしないと誓ってくれたので、明日はBSシートで気合を入れて応援しますから、監督さん選手に喝を入れて第2ステージもここインボイス球場で応援出来るように頼みますよ!伊東監督:「松永は3回まで素晴らしい投球をしていただけに、交代のタイミングが難しかった。とにかく明日勝つしかない。先発、リリーフ総動員で戦う。1勝1敗は相手も同じで、追い込まれてはいない。ここまで来たら、勝ちたい気持ちがより強く出た方が勝つ。打線がいいところで打ってくれるといい。次は総力戦」試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【写真館】東北温泉巡り1東北温泉巡り2[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Boz Scaggs/Silk Degrees
2006.10.08
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プロ野球観戦記NO.36/プレーオフ編○西武 1-0 福岡ソフトバンク・ホークス●▼西 武-福岡ソフトバンク プレーオフ1回戦 (1勝0敗、インボイス西武、13:01、29、187人)ソフトバンク0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 西 武 0 0 0 0 0 0 1 0 X 1 【投手】(ソ)斉藤和-的場(西)松坂-細川【責任投手】(勝)松坂 1勝0敗(敗)斉藤和 0勝1敗【松坂13K,和田殊勲打で王手!】公式戦は最終戦でハムに1位通過を許すという球団としては屈辱的な「2位」通過となってしまった我等が西武ライオンズ。しかしセ・リーグが消化試合をしている中で、パにはプレーオフがあるためここで1位球団を叩いて日本シリーズに進出するチャンスが残されているのは有り難い。1位のハム、3位の鷹に公式戦で勝ち越しているライオンズからすればシーズン中と同様の結果を発揮すれば2位と言う屈辱を晴らすことが出来ます。この制度をあれやこれや言ってくる外野の声もありますが、決まった制度の中でプレーする訳ですから選手たちは精一杯頑張って欲しいですね。第1ステージの鷹は公式戦を6連敗で終了しただけでなく、PO前にサーパス(オリックス2軍)との練習試合でも全く元気なし。そんな鷹に負けるわけに行かない西武はエース松坂が先発し、ロッテ戦で多くのファンに失望を与えた投球内容を払拭できる投球を満員のファンに披露出来るかが鍵だ。一方の鷹は新垣が虫垂炎で登録抹消となり先発の駒が一枚欠けたので、4冠エース和巳で松坂を叩いて勢いを付けたいところだったのだが...始球式は何とライオンズの黄金期に代打やDHで抜群の勝負強さを発揮されていた大田卓司さんでした。って彼のプレイを覚えているスタンドのファンってどれくらいいたのかな? 今日の試合は3連休の初日で2万9千人の大観衆で埋まった。球場の内外の至るところに伊東監督の最終戦でのスピーチのフレーズを引用した青いポスターが貼られていたが、それは西武線の駅にも張られていて嫌でも目に入る。そして私が乗った電車も車内の中刷り広告も全てPO一色で選手の写真で埋められていた。そう、既に西武鉄道は「やる気」モード全開なのです。さあ試合の方ですが、パの防御率1位と2位の投手に先発ですから打ち合いになる訳が無い試合ですね。和巳も松坂も無難な立ち上がりですが、西武は初回に福地の内野安打と盗塁でチャンスかと思いましたが3,4番が三振で無得点。松坂は2回に先頭の松中にレフトへライナーを放たれ2塁打で出塁を許し、続くズレータには死球を与え無死1,2塁から柴原はバントを試みるが鈍足松中は三封されて失敗。後続の打者も連続三振に討ち取られ鷹は絶好の好機を「よそ行きの野球」で潰した。その後は、両エースが隙の無い投球で両チームともチャンスらしいチャンスは築けないまま試合は進んでいく。松坂はこの日は4死球と乱れたがヒットと死球の走者は全て1死後だったのと、要所は三振や併殺で切り抜けて危なげない投球内容。ところが7回表2死を簡単に取ったあとに本多のバンド安打、的場安打、川崎死球で2死満塁のピンチを迎える。打者は得点圏打率の高い大村だったが1塁ゴロに仕留め相変わらず鷹は無得点。さあ、次は西武の番だ!7回の得点が目立つ今季のライオンズに取って7回は3番中島からの好打順。中島が初球をライトへ安打し、カブもセンターへ安打で迎えた和田。あれ、でも和巳何故かベンチへ一目散に帰って行ったぞ?え~、どうしたのか球場のファンは分からず待ちぼうけ。折角のチャンスにこの間は嫌だな~(帰宅後、和巳は鼻血を出したそうでした)。それでも集中力を切らなかったのは和田の方だった。この回に入り急に球にキレが無くなって来た和巳に対し、相性の良い和田がレフトへ強烈な当たりを放ち待望の先取点「1」が入った。やったぜ~、ほぼ満員となった1塁側スタンドは大喜び、一気に盛り上がってきたぞ~!!押せ押せのムードのなかで後続のリーファーは2塁への緩い打球が高く弾んだのだが、3塁走者のカブは何故か3塁に釘付け?あれれ?何であのあたりで本塁突入出来ないの~?結局この後和巳が踏ん張り、二の矢が放てず1点で終り得点が入ったのにちょっと不満なスタンドの雰囲気。これで一気に楽になった?松坂は8回のクリーンアップ三人全員(カブレラは外角の球に全くタイミング合わず)から三振を奪い、9回にも2三振を奪い都合13Kで完封勝利を収めた。 【ヒーロー・インタビューでのコメント】和田選手:最初から思い切り行こうと思っていた。一番大事なところで打ててよかった!一瞬とられるかと思ったが、大輔が打たしてくれたと思います!大事なゲームで打点をあげれたので自信がつきました!精一杯やりますので、この試合のような応援よろしくお願いします!松坂選手:リラックスしていたが、気を緩めないようにしてました。和田選手のタイムリーには興奮しました!この1点を守ろうと思ってたので、最後まで出来て良かったです!最高の勝ち方だったと思うので、第2戦も勝ちたいと思います!!(管理人のコメント:松坂の好投を引き出した影の立役者は細川だ。配球もテンポも申し分なし。野田、炭谷は見習うべきです。)伊東監督: 「緊張感のある息の抜けない試合だった。両エースの投げ合いで、ワンチャンスを生かせた。松坂は微妙なコントロールがなかったが、最後までよく投げてくれた」 3連戦の2戦必勝の短期決戦の初戦をエース対決で制し王手を先にかけたのは大きい。明日の試合は西武戦を苦手にする左腕和田VSルーキー左腕松永の対戦だ。和田先発となると佐藤、ヤスが1・2番で平尾がDHか3塁で出場するかもしれないが、松永を楽に投げさせる為にも早い回で先取点を取りたいところだ。この3連戦ではギッセル、グラマンの両外国人や涌井がリリーフで待機しているので松永が悪ければ引っ張らずジャンジャン投手をつぎ込んで勝に行くべきだ。シーズン閉幕から通算して7連敗中の鷹を起こしては行けない。徹底的に叩いて来季にも影響するような戦いをして勝利し、札幌へ勢いをつけて乗り込もうではないか!では、明日も観戦に出かけます。試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【写真館】東北温泉巡り1東北温泉巡り2[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Michael Bolton/Soul Provider
2006.10.07
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西武ライオンズ~日本一・アジア一へ向けての軌跡!【西武ライオンズ~公式戦を振り返る】(3月29日~9月27日)80勝54敗2分 まずは前にも書きましたが6ヶ月に渡る長丁場を戦ってきた選手に「お疲れ様でした、感動をありがとう」と最初に書きます。特に、和田と松坂はWBC日本代表として3月初頭から試合をこなしてきたので大変だったと思います。残念ながらチームは最後の最後でエースのワースト失点が響いて「2位」という大変残念な結果でゴールインとなりましたが、POで取り返すチャンスがあるので頑張って下さい。ファンは伊東監督が最終戦のご挨拶で語ったようにPOファーストステージは3塁側も青一色に染めますので、是非勝って中日も撃破し日本一からアジア一を目標にして下さい。シーズン突入前は長年ライオンズの救援陣の象徴だった森(現、デビルレイズ)と豊田(現、巨人 裏切り者め~そんなに巨人に行きたかったのか!)が抜けてこの二人の穴を誰が埋めるのかに注目が集まっていた。昨秋のキャンプからオープン戦にかけて起用されたのは小野寺、貴、大沼、張らで結局結果を出したのは「小野寺」「貴」の二人。大沼は「制球難、ハートの弱さ」でシーズンの大半を2軍で過ごし、張に至ってはオープン戦で「球威不足、調整不足、プロ意識の欠如」で昨年同様一度も1軍昇格することなく「戦力外通告」を受ける羽目に。小野寺は終盤に疲労からキレが悪くなり、貴も春先は絶好調だったが一度調子を崩し2軍落ちを経験したがこの歳でシーズンを通して働いたと評価出来るだろう。先発陣は3本柱と目されていた松坂、西口、帆足は松坂は額面通りの成績だが西口は春先の出遅れこそあったが9-9まで整えたのは流石だが出来れば12勝位は期待したかった。帆足は契約更改でフロントと感情的対立があったがそれが影響した訳ではないだろうが5勝は期待外れだ。逆に大いに成長したのが涌井だ。個人的には春先に勢いが付けば二桁も夢ではないと思っていたが12勝は予想以上だった。今季から加入したギッセル、グラマンの外国人はシーズン当初はグラマンが先発に定着していたが交流戦からギッセルが好投した。結局二人で10-10だったが「二人で一人前」か?ギッセルは降板後に白星が消えた試合も数試合あるので来季は期待出来そうだがグラマンの去就は?その他の投手陣では宮越が先発5番手に定着出来ず、後半はルーキー左腕松永が3勝を挙げたので来季は飛躍の年になるか?救援陣では三井の安定感はチームを救ったが、星野はシーズンを通して不安定だったが貴重なワンポイント左腕であった。不満なのは新しい力の台頭が松永くらいだったことだ。投手陣の来季の課題は松坂の去就次第だが先発の柱をもう一本と、ロングを任せられる中継ぎ投手の育成か?更に長年の課題である日本人左腕投手の補強だ。打撃陣はリーグ1位の破壊力で投手陣を支えた、と書けば格好いいのですがファンなら「残塁打線」はイライラさせられることの方が多かったとの印象が強く残っています。確かにカブの打点王、和田のリーグ3位の打点は大いに評価出来るけどそれは3番中島の成長もあっての話。それと伝統の機動力が復活したのも大きかった。何よりも広島から加入した福地がGW以降1軍に昇格するとその機動力を遺憾なく発揮し赤田やヤスにも良い影響を与えた。ヤスは中島が8月の骨折で離脱した穴を守備面で埋めたのは大いに評価出来るが、失策数を一桁にするのと出塁率3割5分に盗塁35~40を来季の目標に精進して欲しい。まだまだ伸び盛りのカレなら到達可能な数字だろう。守備では3塁手が義人とおかわりの併用だったが守備面の不安は大きかった。まあこのポジションは打撃優先の面もあるが、1塁のカブの守備範囲が年々狭くなっているのも気になる。懸案だった捕手は炭谷の起用で細川がリードでも打撃でも成長を遂げたのは評価したい。逆に正捕手候補だった野田の実力不足が露呈されたのと、田原の1軍定着も遠のいてきた。2軍で打撃力が買われて1塁手との兼任である上本の打撃力が向上すれば面白い存在だ。以上でざっと総括をしてみたけど如何でしたでしょうか?ファンによって色々な見方があると思いますが、ここでは私の35試合に登る試合観戦とTV観戦から得た印象を綴って見ました。「いや、俺の見方はkintyreとは異なる」ならそれも一つの見方です私は否定致しません。が、選手個人への中傷などはファンなら止めましょう。他球団のファンなら諦めますが...人気blogランキングへ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【写真館】東北温泉巡り1東北温泉巡り2[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Eurythmics/Be Yourself Tonight
2006.10.02
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プロ野球観戦記 NO.35●西武 2-6 千葉ロッテ・マリーンズ○▼西 武-千葉ロッテ 20回戦 (14勝6敗分、インボイス西武、18:01、27、269人)ロッテ 0 0 0 1 1 0 1 0 0 0 3 西 武 0 2 0 0 0 0 0 1 0 1×4【投手】(ロ)渡辺俊、藤田、ミラー、久保-里崎(西)西口、星野、山岸、三井、小野寺-田原、野田【責任投手】(勝)小野寺 7勝3敗29S(敗)久保 7勝13敗【本塁打】リーファー13号(西)【大いに不満な2位!サヨナラ勝利も喜び半減!】昨夜の試合に敗れてハムに首位を奪われて自力首位が消滅し、西武が優勝するには今日の試合を勝ちハムが鷹に敗れるしか西武の1位通過はない厳しい状況下での試合でした。昨夜はエース松坂が全くその責任を果たせずチームにもファンにも失望感しか与えなかったなかで、今日の先発はベテラン西口で彼の豊富なキャリアが頼りです。 試合の方は今日も昨夜同様詳しく解説はいたしません。それは普段の試合とは性格も違うので、ここでは私がどういう気持ちで観戦していたかを含む形で書きます。ロッテの先発、俊介の投球を「生で」観戦するのは3月のWBC予選ラウンド以来。今季の俊介はそのWBCで先発として期待され調整を前倒しでしてきた影響か、シーズン通して勝運に恵まれない不幸もあったが球にキレがない。と言っても彼の生命線は「制球と如何に遅い球を有効に使う」かに掛かっている。普段から140km/hを越す直球を当たり前の様に観ているので、この試合をスタンドで観戦しているファンも「遅~い!」と言う声が聞えてきた。何しろスピード表示でも95km/hなんていう普段は見慣れない数字が多かったし、128km/hが最速だっただろうか?それでも緩急の差は30キロになるので、150km/hを投げる投手のカーブが120キロ台とすると同じ緩急の差となりこの30キロ差と制球が課題だ。一方打者は遅球打ちの練習を積んでいないので、待ちきれずにフルスイングをすると面白いように空振り三振をするシーンが見られた。何とか先取点を奪い楽な展開に持って行きたかった西武は2回に7番中村、8番浩之の連続タイムリーで2点を先取した。この時はスタンドも大いに盛り上がり、途中経過でホークスが辻のタイムリーで1-0とリードしているスコアが球場で知らされると大いに沸いた。西口は課題の立ち上がりも無難に切り抜けて序盤の失点は防いだ。ところが4,5回と1点ずつ加点さて遂に2-2の同点に追いつかれる。更に、7回には犠牲フライで1点を取られ遂に3-2とリードを許す。ここでスタンドの雰囲気は一気に重くなる。バックスクリーンには度々札幌ドームの途中経過が流れる。自分はその間も携帯の途中経過をイニングの合間にチェックをするが、ハムが逆転以降は鷹のスコアに「0」が並び続けやきもきする。1点リードされて迎えた7回裏にも点は入らず8回に突入。義人の代打(高山久)の代打リーファーが交代したばかりのミラーから右中間に本塁打を放つ。打った瞬間にライナー性の当たりは、スタンドを埋め尽くした西武ファンの「行け!行け~!」の大合唱に続き「やった~!」の大歓声がドームに鳴り響いた。重苦しかった空気はこのリーファーの一発で払拭されたのだった。3-3のまま延長戦に突入し10回裏には再びリーファーから始まり今度は二塁打で先頭打者として出塁する。カブ凡退後、和田と中島をスタンドからの大ブーイングを浴びながらも敬遠する。そしてロッテベンチが取った策は敬遠で1死満塁とし中村で勝負でした。どんな形でもいいから「中村、男になれ!」と言った空気が支配する中、中村はファウルで粘りながら遂に歓喜の瞬間がやってくる。中村が放った強烈な打球は守備にも定評がある福浦が後方に弾き、何とこの瞬間に最終戦の勝利と2位通過が決まってしまった。試合がサヨナラ勝利で終わった瞬間に感情がこみ上げてきた私は涙が出そうになるのを堪えるのに必死だった。ここまで1位を長期間確保しておきながら最後に2位とは余りにも悔しすぎて涙がこみ上げてきたのでしょうか?松坂の背信投球で逃した痛恨の2位は悔しく今日は一日中仕事中もその悔しさが抜けずに放心状態でした。松坂はプレイオフで昨夜の失態をカバーして余りあるくらいの投球でハムにも勝利しシリーズでは中日(阪神は無理でしょう!)相手にも川上に投げ勝ち日本一とその後のアジア王者にまで登りつめて、始めて昨夜の大失態を取り返せる。「2位」は屈辱なのでナインは更に奮起し鷹もハムもシーズン中に勝ち越した相手なので、こんなところで負けるわけには行きません。目標はあくまでも「アジア王者」ですからね。私自身は携帯の途中経過でハムが勝利したことを知っていたが、2位になろうが目の前の試合に負けることは絶対私が許しません!選手たちは当然ハムが勝利したことは知っていたでしょうが、平日の夜に2万7千人を越す人たちが愛する西武ライオンズを応援するために来場したのです。そんなファンに対して1位通過をハムにされても最終試合はどんな形でも勝利出来なければ、今後ファンの足はこの不便な球場から益々遠のくことでしょう。10回裏はリーファーが再び築いたチャンスを中村が内野安打に近い強烈なファーストライナーでサヨナラ勝利し最低限の目標は確保できた。西口は昨夜の松坂とは違い勝利投手になって10勝の目標は不達となったが6回0/3で3失点と何とか試合を作ったことは評価したい。出来る事を無理せずに実行するのが西口の心情なので、この日の投球はナインに勇気を与えた。松坂もせめて試合を作ってもらいたかった。最後に、選手の皆様方へ!長いペナントレースでしたがご苦労さまでした。まだまだプレイオフ、日本シリーズ、アジアシリーズと続きますがプレイオフまでの短い休みで体調を整えて万全の状態で試合に臨みファンを熱くさせてください!これからも感動を待っていますよ!頑張れ、西武ライオンズ・ナイン。伊東監督プレーオフの決意:今シーズン数多くのファンの方に球場に足を運んで頂き、また選手に熱い声援を頂き誠にありがとうございました。レギュラーシーズンは残念ながら2位に終わってしまいましたが、我々の戦いはこれから始まります!10月7日より第一ステージが始まりますので1人でも多くのお客さまに球場に足を運んで頂きたいと思います!球場をライオンズカラー一色にし、我々と共に戦いましょう!!そして、日本一を勝ち取ることをこの場で約束します!!!伊東監督、プレイオフを勝ち抜き中日に勝利し日本一ダァッ~!試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【写真館】東北温泉巡り1東北温泉巡り2[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Donny Hathaway/Live
2006.09.27
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プロ野球観戦記 NO.34●西武 2-6 千葉ロッテ・マリーンズ○▼西 武-千葉ロッテ 19回戦 (13勝6敗分、インボイス西武、18:01、20、521人)ロッテ 0 0 4 0 2 0 0 0 0 6 西 武 0 0 0 0 0 1 0 1 0 2 【投手】(ロ)小林宏、神田-里崎(西)松坂、許、山岸、石井貴-炭谷、田原、野田【責任投手】(勝)小林宏 10勝7敗(敗)松 坂 17勝5敗【松坂、背信投球でチームは窮地に!】何時も負けても勝っても試合展開を細かく書き出すこのコーナー。しかし折角日本のエース松坂が登板するということで、会社を有給2時間を使って早退しBSシートまで購入したのに...。それなのに「日本のエース」は平日の雨という最悪の天候で本来なら1万人も入りそうもない悪天候の平日ナイターに2万人を超える週末並の観衆の期待に背を向けた!管理人も放心状態で今日は上手く自分の悔しい思いを文章に出来るか自信がない...スミマセン下手くそな文章で。【敗因】1.松坂、チームもファンも裏切る今季最悪の内容!松坂のコメント(言い訳):(突然に見えた乱調に)「自分にとっては突然じゃない。万全な状態ということはほとんどなく、今までもそれなりにやってきた」管理人の突っ込み:長いシーズンを戦ってきてこの時期に「万全」な体調の選手が居るとは思っていません。それでも伊東監督は登板間隔を無理することなく(無理させたいのだろうが)中6日と休養を与えて先発させてきたしそれは9月に入っても中4日先発だってないでしょ。今までもエースとしてチームを引っ張ってきたのはファンなら認めます。それもこれも今日のような大事な試合に勝ってこそ言えるのであって、「一年で一番大事な試合」にワースト6失点5回降板で納得するファンが居るでしょうか?チームもそんなエースの投球内容に動揺し4併殺を喫した。松坂のコメント(言い訳):「最後の最後にこういう形になり、チームにもファンにも申し訳ない」管理人の突っ込み:自己最多17勝を挙げた今季の成績も、批判を恐れず敢えて大胆に書かせてもらうのを許してもらえるなら「今日の背信投球」で17勝の価値があるだろうか?たとえ10勝でも今日の試合でチームを勝利に導けばそちらの方が「価値」があるといえるのではないか?(これはあくまでも管理人の私見です。決して17-5が無価値とは言いませんが...)メジャー、メジャーとオフになる度に騒いでいるがFA権取得してから行ってください!今日のような投球でチームもファンの多大な期待を裏切ってメジャーに行くなんて絶対に許しません。メジャーに行きたければ西武ライオンズを「日本一いやアジア一」に導いてからにして下さい。そうすればファンも文句は言いません!松坂に厳しい言葉を投げかけましたが、彼の豊かな素質や才能を信じているからこそ敢えて辛口コメントを掲載しました。今季の彼の安定感は和巳と互角であり引けを取りません。でも今日の試合は松坂も和巳も不甲斐ない内容で敗戦投手になるとは...想定外でした。2.4併殺では勝てない!エースの背信投球が打線に与えた影響は余りにも大きすぎた。1,2番が8打席中6打席で出塁し3番DH出場の義人も犠牲飛球と8回にタイムリーで2打点を稼いだが、肝心の4,5番がブレーキでは得点など奪えないのは明らかです。8回には義人のタイムリーで1点を返しカブを敬遠気味の四球で1死満塁2-6の状況で、何と何と何を考えているのか2ゴロ併殺で最悪の結果に。ここまで3併殺打で好機の芽を潰してきたがここでも和田が...。ここで一発が出れば劇的に同点に追いつき松坂の黒星も消せたのだが、和田の一打の直後に7回に続いてドッと多くの観衆が家路を急いだ。3.捕手細川が離脱してからと言うものの捕手のリードに難があるようだ。この日の立ち上がりの松坂は惚れ惚れとする内容で6失点なんて考えられなかった。だが炭谷は3回のピンチでマウンドに行くわけでもないし、頭がパニック状態か?松坂降板後は田原、野田と捕手三人全てを起用した。炭谷と松坂でサインが合わずに松坂がプレート外す場面も何度かあった。細川の貢献度の高さが立証されたかのような試合でした。P.S.明日の試合だけど片岡復帰出来るのかな?試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【写真館】東北温泉巡り1東北温泉巡り2[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Fourplay/X
2006.09.26
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西武首位奪取!マジック「3」点灯いや~、パ・リーグの1位争いですが今日は西武ファンには最高の結果が待っていました。逆にハムファンとソフトバンクファンには辛い一日だったでしょう。と言っても西武ファンだって昨夜は楽天にスミ1で敗れて落ち込んでいましたのでね。三試合ともに同時進行の昼のゲームでした。私はこの日は出かけていたので途中経過は携帯電話のサイトでハラハラしながらチェックしていました。まずは昨夜痛恨の完封負けを喫した西武は1点を先行しながらも、涌井が危険球退場で交代した許が3点を奪われ1-3と嫌な展開に。それでも今日は打線がなんとか頑張り8回には義人の2ラン本塁打もあって5-4と何とか楽天を振り切った。ハムはロッテと千葉で対戦したが、取ったり取られたりの展開で2点リードされた最終回に1点を取り2死無走者の状況でクローザーの小林雅からセギノールが起死回生の同点弾を放つ。勢いを感じさせる展開だったが、その裏のロッテはマイケルを攻めてサヨナラ勝利。ハムは痛い星を落とした。ロッテ偉い!この次の西武戦は負けてねお願い!鷹は地元福岡でやる気の無いオリックスとの対戦。こちらもオリックスに先制されるも一度はリードを奪い返されるが9回に勝ち越されそのまま敗戦。鷹は城島とバティスタが抜けて長打を期待出来るのが松中とズレータの「二人だけ」である。その松中は首位打者であるが得点圏打率は自分の打率よりも低い3割1分で、ズレータも大振りが目立ち確実性に欠ける。投手陣はここに来て斉藤和一人が頑張っており新垣はバテ気味、和田は闘志が空回りで三本柱の調子はイマイチで「ハムのような勢い」や「西武の確実性」に対抗できない。「1位通過で1勝のアドヴァンテージ」はホークスの為に?作った制度なのに、このままでは3位で終わるのは濃厚でこれでは王監督の病状は良くならない?この結果、1位は一厘差で再び西武がハムから奪回ハムのマジックを一夜で消し逆に西武に「マジック3」が再び(何度目だろう)点灯した。ソフトバンクは今日の敗戦で1,2位での通過も難しい状況になり3位確定ではないだろうか?しかし明日の試合結果次第では再び状況がガラッと代わることも無きにしも非ずで...う~んこの西武とハムの1位争いの決着はどうなるでしょうか?勿論、西武ファンの私としては1位通過を信じておりますが。1位通過は西武ライオンズが勝ち取るぞ!人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Paul & Linda McCartney/Ram
2006.09.23
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カブ、松坂の活躍で鷹に勝利!パ・リーグの上位三球団による激しい首位争いの今日は、西武とハムが勝利し西武に敗れた鷹の1位通過はかなり厳しい状況となってきた。西武は昨日は2-9といい所無く敗れ、今日の松坂に全てを託しての戦いとなった。昨日の敗戦の原因を作った中村と野田は当然の様に出番はなし。この時期に覇気の無い選手を起用している暇は無いのだ。試合は松坂-新垣の同級生親友対決となったが西武が2回に鷹のエラーで1点先取し、3回にはカブの2ラン本塁打で3-0と引き離す。6回に1点を返されましたが、7回に平尾が粘って押し出し四球を選び待望の追加点。8回にズレータの打球が松坂のグラブをかすめて手首に当たるというヒヤリとした場面もありましたが、その裏にカブレラがダメ押しの2点タイムリーツーベース!!これで勝負を決め大事な2連戦を1勝1敗の五分で終えました。日本ハムが勝ったため1日で首位奪還とはなりませんでしたが、残り5試合も全部勝って1位でシーズンを終えてもらいましょう!!余談ですが、今日の勝利で西武は鷹との対戦の勝ち越しが決まりパ5球団全てに勝ち越しが決定。後は1位通過を決めるだけだぜ!【ヒーロー・インタビューのコメント】17勝目を完投勝利で挙げた日本のエース松坂投手:本当に負けられない試合だったので何が何でもどんな形でもいいので勝ちたいと思っていました。自分のやれることをやるだけなので力を100%出せたとは思わないけど大体出せたのではないかと思います。最終戦ここで試合があり、最高の形で終わると思いますので、沢山の人がここに来てくれることを願っています。4打点で今季100打点到達の主砲カブレラ選手大事な試合だとわかっていましたので集中力を高めて打ちました。自分のバッティングよりチームが勝つために皆頑張っているので勝ててホッとしています。ファンと一丸になって優勝を目指していますので応援よろしくお願いします。 人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Stephen Bishop/Red Cab To Manhattan
2006.09.19
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プロ野球観戦記 NO.33●西武 2-9 福岡ソフトバンク・ホークス○▼西 武-福岡ソフトバンク 19回戦 (9勝9敗1分、インボイス西武、13:01、34、946人)ソフトバンク3 0 0 1 0 2 0 0 3 9 西 武 0 0 1 0 1 0 0 0 X 2 【投手】(ソ)斉藤和、藤岡-的場(西)西口、星野、岡本-野田【責任投手】(勝)斉藤和18勝4敗(敗)西口 9勝9敗【本塁打】ズレータ27,28,29号(ソ)【西武、痛恨の首位転落】昨日のオリ戦勝利でこのカードの勝ち越しと、三連戦を何とか2-1でこちらも連続カード勝ち越しを継続中となりました。しかし、首位チームとは言え決して勢いを感じさせる試合展開とは言えずハムの勢いの方が怖い状態です。今日明日と対戦する鷹は打線に相変わらず勢いは無いものの、西武戦になるとアドレナリンが出るのであてにはなりませんね。PO進出決定済みとは言ってもやはり1位での進出でないとPOでも苦しい戦いを乗り切れないと思うので、選手たちには集中力を持って試合に臨んでもらいたいですね。 さて試合の方ですが、先発は西口-斉藤和のエース級の対決なので先取点を取りたいです。初回の注目の西口の立ち上がりは制球も良く好調を思わせる。2死無走者で迎えた3番田上も3ゴロに打ち取りチェンジと思った瞬間、何と中村が平凡なこのゴロを捕りそこないエラーで出塁を許す。松中は詰った当たりながらもショート、レフト、センターの「魔の三角地帯」へのポテンヒットでズレータを迎える。鷹打線で長打を警戒するのは松中とズレータの二人だけであり、松中には長打を喰わなかったのでこのパナマ人を抑えれば西口もスイスイ行けるかなと思っていました。ところが最悪の結果が待っていた!何とズレータの放った打球がまっすぐセンターへとグングン伸びてショーゴがジャンプし捕ったと一瞬思ったものの、打球はフェンスの向こう側でバウンドしていた。あ~あ、イキナリ3-0かよ!西武の反撃は3回。野田、福地の下位で作ったチャンスを2番の浩之がフルスイングした打球はスタンドの西武ファンの歓声に後押しされてライトスタンド最前列に落ちる同点1号3ラン本塁打。と誰もが(鷹ファンは思わないが)思ったのだが1塁塁審の判定はファウルでがっくり。それでも浩之は和巳にタイミングが合っている様なスイングで、打ち直しの一打はライナーでレフト松中に捕られるが犠牲フライとなり1点を返す。しかし今日の西口は三振を取れない投球で、味方が点を取ると直後に取り返される最悪な展開。5回にも野田のタイムリーで取ると直後に失点。これには今日バッテリーを組んだ野田の配球やテンポも影響していた。野田は元々ゆっくり考えながらサインを出すタイプで、西口の様にテンポ良く投げ配球を捕手に任せたいタイプには不向きの捕手だ。細川も炭谷もサインを出すタイミングは早いので、西口も久し振りに組んだ野田には違和感を感じただろう。スタンドで見ていても西口がサインのタイミングが合わずにプレートを外す場面があったが、細川と(或いはかつての伊東)組むときにはありえない光景だった。今日の野田は西口の生命線であるスライダーの使い方にも疑問を感じた。西口はスライダーとフォークと直球の組み合わせで三振を奪うのに、今日は奪三振「0」だったのは野田との相性が悪いのかな?野田は打撃面では2安打1打点と貢献出来たが、肝心のリード面では疑問符を感じましたね。伊東監督は明日のスタメン捕手はどうするのでしょうか?西武は8回裏2死満塁の好機を得たものの、中村が空振り三振で万事休す。中村は初回のエラー、この回の三振で今日の試合の打撃面での「戦犯」です。西口がリズムを崩したのも彼のエラーが原因ですからん。8回から岡本を起用した時点で諦めを感じました。結局試合の方はズレータに三本塁打を浴び9-2で大敗。一人に三本塁打も浴びるなんて...捕手のリードを疑います。ナイターのハム対楽天はやはりハムが勝利。岩隈も頑張ったようですが、如何せん西武以外の4球団は八木を打てませんね。その楽天とは週末のカードで対戦するので「3連勝」は絶対条件ですぞ!明日は、日本のエース松坂と同期生新垣の対戦。ここで先週のハム戦の様に松坂がチームの嫌な流れをストップするような投球を見せてくれることを期待しましょう。試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Agnetha Faltskog/That's Me-The Greatest Hits
2006.09.18
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プロ野球観戦記 NO.32○西武 7-4 オリックス・バファローズ●▼西 武-オリックス 20回戦 (11勝9敗、インボイス西武、13:01、17、376人)オリックス 0 0 0 1 3 0 0 0 0 4 西 武 3 0 0 0 0 1 3 0 x 7 【投手】(オ)川越、高木、吉川、山本、萩原、前川-日高、前田(西)ギッセル、許、星野、山岸、三井、小野寺-炭谷【責任投手】(勝)山岸 2勝0敗(敗)川越 8勝9敗【本塁打】和田18号(西)、谷5号(オ)、カブレラ30号(西)【オリックスに勝利もゲーム差変わらず】今年のパ・リーグの1位争いは未だに決着が付かない超デッドヒートが恐らく最終試合までもつれそう。そしてそのままPOに突入か?そんな中で片岡が足の裏を痛めたとかで登録抹消になったが、監督はPOには帰ってくるだろうとのことなので重傷ではなさそうで一安心。折角、ナカジが復帰したと思った矢先の片岡離脱は痛手だがそれでも西武は内野手が豊富?なので問題はないでしょう。 良く言えばデッドヒート、角度を変えれば3球団とも一気に抜け出す力が無いとも言えますね。故に下位球団相手に負けることは致命傷になり、昨日のような試合をするとハムや鷹を喜ばせるだけなので今日はビシッと勝って鷹の和巳と新垣を打ち込みましょう。 さて試合の方ですが、初回にいきなり動きがありました。表のオリの先頭下山にヒットされ四球もあったものの何とか切り抜けてホッとした1回裏に今度は西武に動きが。2死を取られた所に中島が右中間に2塁打、カブの強烈なシングルヒットがレフトへ飛んで1点先取、更に続く和田が左中間に叩き込む2ラン本塁打。クリーンアップがしっかりと仕事をして3点を取る理想的なスタートで、今日は行けそうだ!との安堵感がスタンドを支配していました。その後の2回と3回にもチャンスを作ったものの義人、炭谷が凡退し残塁が増える嫌な展開になってき始めました。こういう展開って19残塁の試合を思い出してしまい悪いことが起きなければ良いな~みたいに思っていました。所が所が、4回にギッセルが谷に左中間にソロ本塁打を浴び更に5回には1死から5連打を浴び(途中、交代した許も打たれた)3点を取られて3-4と逆転されてしまう。うわ~、何でオリックス戦になるとこうなるん?スタンドもシーンとしてしまいましたねこの時は。この嫌な流れを6回には義人の併殺崩れで際どく(左打者で良かったね~、右ならゲッツーだぜ)同点に追いつく。7回に得点するケースが多い西武ですが、先頭のカブがセンターへ弾丸ライナーのソロ本塁打を放ち5-4と再びリードを奪う。ここから和田の四球で再びチャンスを作りオリのショートのエラー、佐藤の2ゴロで渋く1点ずつ加点しこの回は3点を奪い7-4と一応安全圏に突入。それでもオリ戦は最後まで何が起こるかドキドキしたものの最後は小野寺が締めくくり7-4で勝ちました。 【ヒーロー・インタビューでのコメント】山岸:これ以上絶対に点を与えないように気持ちで投げました。チームが負けられない状態なので少しでも力になれるように頑張りました。このまま1位で通過できるように頑張りたいです! 今日の勝利で何とかオリックス戦の勝ち越しを決めたけど、オリックス戦への「取りこぼし」がそのまま今季ここまで1位を確定出来ない原因と言っても良いでしょう。ハムはオリ戦に圧倒的に勝ち越し、西武にはほぼ互角に戦っているのでパの混戦の演出者はオリックスが作ってと言っても過言ではないですよ。明日からの鷹2連戦は西口-和巳、松坂-新垣で間違いないから常識的に考えれば投手戦と思うけど、和巳は対西武戦の防御率は悪いので西口が序盤を抑えて西武打線が和巳を攻略すれば面白い試合になるでしょう。その明日の試合はBSシートで観戦します。西口の気合の入って表情をしっかりと観て来ますね。試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Jay Graydon/Past To Present-The 70s
2006.09.17
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プロ野球観戦記 NO.31●西武 1-2 東北楽天・ゴールデンイーグルス○▼西 武-東北楽天 17回戦 (12勝5敗、インボイス西武、13:01、13、501人)楽天 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 2 西武 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 【投手】(楽)牧野、山村、渡邉、福盛、小倉-藤井(西)西口、山岸、星野、石井貴、小野寺、許-細川【責任投手】(勝)小倉6勝6敗4S(敗)許 0勝4敗【西武打線19残塁で痛い敗戦!】いや~何だか昨日は2-1というロースコアの試合で最後は少しハラハラドキドキして余り良い気分の勝利ではなかったですが、まあ、この時期は内容よりも「勝利」優先ですからそれでも気分は良かったですよ。ロッテやオリがやる気がないので鷹やハムが負けることを期待するのは難しい状況なので、首位西武としてへ勝ち続けることで2,3位へプレッシャーを掛けるしかないですね。幸いなことに先週の日曜日から5連勝と負けていないので、相性の良い日曜日の今日も確実に勝って勢いのある状態でハムと敵地で戦いたいと念じていました。昨日は気が付かなかったのですが、球場ゲート手前に今日の写真のようなライオンズ選手への書き込みコーナーがありました。良く見ていると選手自身の書き込みもあって、下記の写真にはリーファーと思える書き込みとサインを見つけました。私もすかさずメッセージを書きましたので写真のどこかにありますよ。暇な方は見つけて下さい。さて、今日の試合ですが両チームともに残塁の山を築いていて書くのが嫌になっています。それを全部書いていたら字数が足りなくなるので端折って書きますね。試合の流れとしては序盤は圧倒的に楽天が押していました。4回までに8安打を西口に浴びせながらも何故か「1点」しか入らずこの時点から長時間試合の嫌な予感が漂っていました。一方の西武打線も毎回の様に安打や四球で走者を出すものの、6回に細川のサードゴロが併殺崩れとなり1点を奪うだけの「便秘打線」は残塁の山でこうなると益々試合時間は長くなるだけで観戦中のこちらまで集中力を失い気味ででした。何しろ昨日も今日も残暑が厳しく汗だくでしたしね。両チームともに主軸打者に一発が出ない上に安打は出ても長打が出ないので点が入りそうで入らない、どっちのファンも不快指数がうなぎ登りの状態で何と延長戦に突入した時は既に試合時間も4時間を遥かに越えていました。(デイゲームで良かったよ~本当にね)さあさあ延長戦になってので裏の攻撃のライオンズが点を取れば終りだぜ、と気合を入れなおして観ていました。が、ここでもチャンスは来るものの相変わらずホームベースはまるでエベレストの山頂の様に遠いまま。楽天打線もフェルや山崎に好機で一発がでないので、どちらも残塁の山山山でため息ばかり。その均衡が破れたのは11回の表。先頭の牧田のボテボテの当たりは細川とおかわりがお見合いをしてファールゾーンに打球が出たと思ったが球審はフェアの判定で先頭が出塁。ここで許が暴投で二進させたのは拙かった。高須遊ゴロで三進後のフェルは敬遠したが次打者山崎のサードゴロは高く跳ねてホームインを許し2-1とリードを奪われた。11回裏は先頭の浩之三振後にカブと和田のボテボテの当たりが安打になる幸運で1死1,2塁となる。リーファー1塁ゴロと中村敬遠でこの日何度あったか分からない2死「満塁」で細川の代打に高山。しかししかし高山の打球は力なくセンターフライに終り「19残塁」を喫し(楽天は16残塁)痛い痛い敗戦を喫し疲労困ぱいです。 楽天相手に三タテを逃した挙句、鷹もハムも勝ったのでゲーム差が縮まってしまいました。12日から敵地札幌でハム相手に戦う前に勝って乗り込みたかったな~。それにしても前にも「18残塁」という試合があったけど、今日はそれを上回る「19残塁」で11安打を放ちながらも打線が全く良い所なく繋がらずに「1点」とは高校野球並みではないか!ハム戦に臨むに当たって首脳陣も作戦を再度確認し、選手起用にも誤りが無いようにしないとこの時期に下位相手の取りこぼしは優勝狙う上に致命傷になるから気をつけないとね。明日からは夏休みを取得して3泊4日で旅行に行ってきます。中には携帯電話も通じない場所もあるそうで、当然、ライオンズの試合中継どころか結果さえリアルタイムで把握できないかもという不安もあります。やきもきしながらも西武の勝利を願って止みません。次の試合観戦は17日のオリックス戦と、18日のソフトバンク戦です。試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.The Beatles/Revolver
2006.09.10
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プロ野球観戦記 NO.30○西武 2-1 東北楽天・ゴールデンイーグルス●▼西 武-東北楽天 16回戦 (12勝4敗、インボイス西武、13:30、13、492人)楽天 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 西武 0 0 0 0 0 2 0 0 X 2 【投手】(楽)一場、渡邊、福盛-藤井(西)涌井、星野、小野寺-細川【責任投手】(勝)涌井12勝7敗(敗)一場 6勝14敗【楽天に辛勝で1位マジックは「10」!】9月に入り優勝争いの行方も完全に上位3チームに限られ、昨年のアジア王者千葉ロッテは勝率5割を割り完全に圏外になっています。そんな中で日本ハムが鷹戦に2-1と勝ち越したので、鷹とゲーム差無しの状態まで迫り今度は鷹の2位キープも怪しい状態のなってきました。ハムは交流戦こそ大きく負け越したものの、パ同士の対戦では西武以外には全て勝ち越し侮れない存在であります。しかし他球団が苦しむ八木攻略法が確立されているのと、抑えMICHEALは右のサイドスローなので西武には全然通じません。だからと言ってハムの勢いは本物なので全力で叩き潰さないと怖いですよ。12,13日には敵地で今年最後の2連戦が組まれているので、その前のカードの楽天戦は「勝って当たり前」なのでここで勢いをつけて臨みたいです。さて、試合の方ですが今日の先発涌井-一場の対決ですが、涌井は前回の登板で全く精彩を欠いた投球をし監督にお目玉を頂戴したようです。一シーズンを通してローテーションを守るのは始めての経験なので、明らかに7月以降から投球内容にばらつきが見えてきました。今日の立ち上がりは多少不安を感じさせられました。初回先頭の鉄平の速い打球が福地とショーゴの間を抜けてイキナリ無死3塁のピンチを招きました。ところが後続を四球を出したものの何とか外野飛球さえ許さず何とか無失点で切り抜けました。ここで1点でも失うと西武に取って重圧の掛かる嫌な展開になるので良かった良かった~。一方の一場は序盤から安定した内容で先頭打者を討ち取るので西武もきっかけが掴めなかった。それでも一場が突如制球を乱し勝手にピンチを作る傾向が多いのでそれを待とう。そして4回、5回と打順が二巡目に入ると徐々に打者が芯で捉え始めるが未だに0-0の状態は続きました。西武は一場と対戦するとワンチャンスを活かし一気に得点するので、今日もそのパターンかな?と思っていました。一場と言えば昨年西口が9回まで完全試合を演じた試合でやはり9回を「完封」された嫌な出来事が蘇ります。初回こそ鉄平に打たれてバタついたものの涌井もその後は鉄平の内野安打一本で抑えていて0-0の何となく重苦しい空気が漂い始めて6回に動きが!先頭の義人の右中間への当たりを楽天の外野手がもたついている間に2塁を陥れてチャンスを作った。そして一場もここから崩れ始める。100球を超えて徐々に制球が甘くなりストライクとボールがはっきりとし始める。連続四球で無死満塁で中村にも四球を与えてこれで1点を先取。崩れだすと力み制球が乱れる市場の一人相撲が始まった。続くショーゴと細川が倒れて2死となり、このまま無得点では困るな~と思っていたら浩之が三遊間を破り更に一点を追加し2-0とした。この一点が結果的に大きかった。8回にも1死2,3塁絶好のチャンスを築きながらも、ズンドコ細川がスクイズを失敗し併殺となったのは痛かった。ここで2点でも取れば最終回も楽な気分でいられたのですが。先発の涌井は結局8回の1アウトまで投げ無失点と役割を果たして、2番手星野と交代した。星野は9回先頭の関川に四球を与え(四球を出すなよ!)小野寺と代わった。小野寺は高須を歩かせ無死1,2塁のピンチを招きクリーンアップとの対戦を迎えた。フェル、山崎は抑えたが吉岡にセンター前に弾き返され(自責点は星野)2-1となりスタンドは祈るような心境で打席は藤井。しかし、3塁ゴロで2-1と辛くも逃げ切った。 【ヒーロー・インタビューでのコメント】涌井:自分は負けてばかりだったので、チームの流れを壊さないように低めに気を付けました。零点に抑えられたんで、よかったです!味方の好守に助けられました!これからも頑張ります!今日の涌井は久し振りに細川と組んだので、炭谷のリードが相手にも研究されていたかも知れない。ここは、最近打撃面でも好調な細川と組んだのは正解だった。 これで西武のプレイオフ進出(3位以上)が決定し、1位マジックも「10」と更に減りました。結局今日は上位3球団が揃って勝ったのでゲーム差も変わらないが、この時期に首位の西武が大崩しないので鷹もハムも勝っても勝っても差は変わらずそして直接対決で西武と対戦し負け越すとのパターンが続いていますよね。先週の日曜日からの連勝を今日の試合で「5」まで伸びました。明日の第三戦は西口-牧野ですが牧野は前回の鷹戦で勝利投手になっていますが負けるとは思いません。そして9勝と二桁勝利に王手を掛けている西口に是非勝利投手となってもらい、連勝を「6」まで伸ばして札幌に乗り込んでもらいたいです。明日の試合はBSシートA55ブロックで観戦します。試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Various Artists/JAL Jet Stream,Like A Dream-旅・夢の途中-
2006.09.09
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西武ライオンズ~日本一・アジア一へ向けての軌跡!【西武ライオンズ~この1週間】(8月29日~9月3日)2勝2敗 この週は前半のオリックス戦を1-1のタイ、後半のハム戦2連戦も1-1となりました。しかも●○●○のオセロパターンで結局一度は鷹に首位を奪われたものの一夜で奪回したので、結果的に2-2のタイで首位をキープした一週間でした。それでも勢いをつけて2位以下を引き離すには最低でも3-1か出来れば4戦全勝を期待したのですが、2-2の中のオリ戦の敗戦は痛かったでは済まされません。こうした試合を9月になってもすると鷹やハムとの差が縮まるので集中力を高めて確実に下位球団との対戦で稼ぎましょう。小野寺の調子が落ち気味で三井を一時的な守護神として待機させるそうだがまだその様な起用にはなっていない。但し、昨日も小野寺が9回に投げている時も三井はブルペンで投げていたのでやはり小野寺への信用度は落ちているのは間違いない。その他の中継ぎ陣は長田が最悪の投球内容ながら何故か抹消されないのは不思議だが、貴も星野も不安定なので先発陣を7,8回途中まで投げないと不安だ。打撃陣はカブに好不調の波があり福地が不振だが大きな心配は不要だ。週末には中島がインボイスの試合に出場出来そうなのは明るい材料。今週の先発予想はロッテ戦はギッセル-小野(発表済み)、松坂-渡辺俊だろうか?ロッテの前週の先発は久保、古谷(抹消済み)だったがその時の成績からみても先発は無いだろう。後半の楽天戦は松永-有銘、涌井-一場、西口-牧野か?涌井の最近の投球はキレがなく監督の逆鱗に触れたので次回はどういう投球を見せるかに注目だ。今週は勝率5割キープに躍起のロッテと楽天が相手なので、何とかと何時も言っているが5-0の全勝で勢いを付けたいですがどうかな?4-1は絶対条件!【先週の成績】1.8/29 ×西武 6 - 8 オリックス○2.8/30 ○西武 5 - 3 オリックス×3.9/02 ×西武 3 - 8 北海道日本ハム○4.9/03 ○西武 6 - 2 北海道日本ハム×【8月の西武ライオンズ】(8月1日~8月31日)15勝9敗月間で貯金「6」は決して悪い数字ではないしむしろ良く戦ったと思う。それでもハムと鷹がライオンズを上回る勝率で戦ったので逆にゲーム差は開かなかったのは残念。8月で特筆すべきは打者でリーファーが打ちまくったことだ。8月突入と同時に中島を骨折で欠いたのでL砲の活躍は心強い限りだ。中島が欠場したことで?和田も目覚めたのかまだまだファンが求める活躍はしていないが、それでも打点王争いをカブとするレベルにまで上げてきたのは評価したい。投手陣は涌井と抑えの小野寺の調子が下降気味なのは懸念材料だが、泣いても笑っても9月でペナントが決するので頑張って復調してもらいたい。【8月の観戦結果】(6勝0敗)1.8/05○西武 6 - 1 北海道日本ハム×2.8/06○西武 9 - 3 北海道日本ハム×3.8/12○西武 8×- 7 東北楽天×4.8/13○西武 5 - 2 東北楽天×5.8/19○西武 8 - 1 福岡ソフトバンク×6.8/20○西武 3 - 2 福岡ソフトバンク×8月の観戦結果は見事に6戦全勝と最高の結果になりました。週末のインボイスでの試合は全て観た形ですが、ライオンズの週末の主催試合(長野を含む)での敗戦自体が5月27日(土)の阪神戦まで遡らないとないという極端に良い勝率を誇っています。私の主催試合観戦連勝記録も結果的に「16」まで伸びた所で、9月の最初の土曜日に負けてしまいストップしました。それでも昨夜の試合は勝ったので再び連勝街道を走って欲しいですし、主催試合の「日曜日」連勝記録(勝手に命名しました)は「8」となりました。人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Renaissance/Tuscany
2006.09.04
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プロ野球観戦記 NO.29○西武 6-2 北海道日本ハム・ファイターズ●▼西 武-北海道日本ハム 18回戦 (12勝6敗、インボイス西武、17:00、19、248人)ハム 0 0 0 0 0 0 1 1 0 2 西武 1 0 0 4 0 0 0 1 X 6 【投手】(ハ)金村、武田勝、トーマス-鶴岡(西)西口、星野、小野寺-細川【責任投手】(勝)西口 9勝8敗(敗)金村 8勝6敗【本塁打】細川6号=満塁(西)、稲葉22号(ハ)【細川満塁弾で一夜で首位復帰ダァッ~!】昨夜の試合は私の主催試合観戦連勝記録が「16」で止まり、挙句の果てに長田の(未だに怒りが収まりませんが)無気力投球に腹が立ち最悪な一日でした。首位の座もホークスに約一ヶ月ぶりの奪われて踏んだり蹴ったりでした。それでもその一ヶ月前の頃も何度か首位から転落してもホークスは一日天下に終わるケースが多かったので今回もそれを期待しての連夜の観戦でした。昨日の内野指定席とは替わってこの日は前日の試合前に購入しておいたBS(ベンチサイド)シートのA57ブロック16段目という好位置でゆったりと観戦できました。ホークスは敵地で楽天との試合がデイゲームで行われて何と敗戦。このスコアが試合開始直前のバックスクリーンに大きく映し出されて、球場は大きな歓声で包まれた。西武ファン(って俺けかな?)はホークスの敗戦が三度の飯より嬉しい?(ホンマかいな)ので、今日の試合を取れば首位奪回となるので気合を入れて試合に臨みました。 さて試合の方ですが西口-金村の対決となりました。初回に2番の田中賢に四球を出し小笠原を迎えたもののレフトへライナー性の飛球で仕留めセギも抑える無難な立ち上がりでした。一方の西武の打者の対金村の成績を「L-ISM」で確認すると赤田、カブが打率10割でカモにし和田も.333とカモの部類、逆に片岡と福地が対戦なしで義人が0割なのが気になった。この日の打順を見るとショーゴが久し振りの1番なのはやはりデーターを重視したからでしょう。逆に最近精彩のない福地は9番で義人はセカンドでサードは中村の布陣。この打順変更が初回にイキナリ見事にはまった。先頭の赤田がタイミングばっちりでセンターに弾き返す安打で出塁し片岡が見事なバントでキャプテン二進に成功。義人凡退後のカブは最初から勝負を避けるヒルマン得意の戦法で2死1,2塁に。敬遠気味で迎えた和田が見事に三遊間を突破しキャプテンが生還するもののカブは3塁手前で急ブレーキがかかりタッチアウト。相変わらず走塁ではやる気の無いカブでした。でもやはりデーターは正直でカモの二人が打ったね。2回にゲームが動いた。ハムの表の攻撃で稲葉が2-0から四球を選び送られて2死から鶴岡のライトへのヒットで本塁突入。タイミングは微妙だったが稲葉の回りこみと細川のタッチの競争となり稲葉がオーバーランした所を細川がタッチしアウトで0点に終わる。しかしこのタイミングは微妙で後で球場内のモニターで見ると稲葉の手が早いようにも思えるが、ここは所沢でありヒルマンも執拗に抗議したが覆るわけもなく引き下がっていく時に大声を出していた。こんな奴、退場(Get Out!)にすれば良かったのに。西口は安定した内容で次に動いたのは4回裏の西武の攻撃。義人、カブの連打後にリーファーの四球も加わって1死満塁で中村の当たりは1-3から浅いライトフライでタッチアップ出来ずに2死満塁で細川。その細川はやっと「バスター打法」が板についてきて最近は好調で打率も「念願の2割」に届きそうな勢い。金村の初球を細川が「バスター打法」から思いっきり初球の高めの球を振りぬくと、打球は途中で落ちる事無くライオンズ・ファンの願いをボールに乗せてそのままハム・ファンの待つ応援団席に届く満塁本塁打を放った。5-0となり昨日の鬱憤を晴らしたスタンドの大勢のライオンズ・ファンはこの一打に大喜びだったのは当然ですよ。ブルー・フラッグが振り回されてあちこちから歓声と万歳をするファンの姿が見られました。最近ではリーファーの満塁弾も見たけど、細川の満塁弾も感激しましたよ。これで西口の投球も楽になったと見えて何時もの三振を狙いに行く投球が冴え始める。いつも通り7回に金子のセンターへの犠飛で1点を取られるがこれは蚊に刺された程度で痛くも痒くもありません。結局西口は7回を投げ終わって降板し8回は星野が登板。昨夜は小笠原、セギを打ち取れずランナーを残して降板するが、今日もやってくれましたね~。2死を取るも好調な稲葉にライトスタンド最前列にフラフラと舞い上がった打球が落ちる22号本塁打を浴びる。今年の星野の非本塁打は3本目?かな。だとしたらその三本全てを観戦したことになる。これでは競った試合での起用は益々難しくなるね、監督も荒木も頭が痛いね!5-2と3点差になった8回裏にトーマスから和田の安打と暴投で二進後にリーファーが左中間に二塁打(エンタイトル)を放ち決定的な1点を加え「4点差」の安全圏に入る。8回2死から登板した小野寺がどことなく不安定な内容(フォークのキレが相変わらず悪い)ながらも抑えてライオンズの勝利で首位を奪還した。 【ヒーロー・インタビューでのコメント】細川:初球から思い切りいって、入ってくれてよかったです。ちょっとつまっていたんですけど、、みなさんの応援が押してくれて入ったと思います。(好調の秘訣は?)練習です。継続は力なり、で頑張っています。これからも修羅場は続くと思うのでみなさんの応援と、我々のパワーを相手にぶつけたいと思います。(この試合で今季の観客動員が100万人を突破。応援してくださっているファンの皆さんへ)みなさんの声援が背中を押してくれて、とにかく勝たなきゃいけない、優勝するしかない、という気持ちでやっているのでこれからも強い声援をよろしくお願いします! 昨日は西武が敗れてハムと鷹が勝ったが、今日はその逆になった。と言うことは再び状況は振り出しに戻った形になる。鷹は首位に立つと次の試合に敗れ西武が勝つというパターンが何度も繰り返され今回もその通りになった。鷹は城島が抜けて爆発力が消えた上に松中が首位打者ではあるものの、得点圏打率は3割ジャストと勝負強さが消えている。投手陣も和巳が右肩のハリを訴えているが登板間隔を空ければ問題ないだろうが新垣、和田に次ぐ杉内と寺原が不安定なのは不安材料だろう。ハムは優勝争いの経験者が少なく稲葉、岡島、中島位しかいないのは不安材料か?その点西武は経験豊富な選手がいるのでその点での心配材料はないのが強み。だが逆に爆発力もないのが強みでもあり2位以下を一気に引き離せないという意味では不安材料か?兎に角、監督が強調するように眼の前に試合を大事に勝ちに行くしかないのである。次の観戦予定は10日の楽天戦です。今回と同じく西口の先発でしょう。試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Bruce Springsteen/Lucky Town
2006.09.03
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プロ野球観戦記 NO.28●西武 3-8 北海道日本ハム・ファイターズ○▼西 武-北海道日本ハム 17回戦 (11勝6敗、インボイス西武、17:00、28、181人)ハム 0 1 3 0 0 0 1 0 3 8 西武 0 0 0 0 0 3 0 0 X 3 【投手】(ハ)ダルビッシュ、武田勝、押本、武田久、岡島、建山-鶴岡、中島(西)涌井、松永、石井貴、山岸、星野、長田-炭谷、細川【責任投手】(勝)ダルビッシュ 10勝5敗(敗)涌井 11勝7敗【本塁打】小笠原29号(ハ)、稲葉21号(ハ)、セギノール19号(ハ)【涌井不調!打線は相変わらず残塁の山】9月最初の試合を迎えるにあたりパの3強の熾烈なトップ争いは、3弱チームがハムと鷹には最初から勝とうとの意欲を持たずに試合をし西武だけには勝とうと目の色を変えて試合をするのであっという間にゲーム差が縮まって来ました。2強+3弱チームが手を取って西武を引き摺り下ろそうとしているのではと被害妄想的に感じている管理人です。それでも3強相手に直接対決で叩けば何の問題もないので、今日明日の地元でのハム戦は2勝して引き離したいです。特に今日は昼間の試合でホークスが「予定通り」和巳で勝利してたので、負けたら首位転落となるので大事な大事な試合です。先発は高卒2年目同士で親友対決になる涌井対ダルビッシュです。西武としてはこいつを早い回で叩いてハムの中継ぎ陣を滅多打ちに出来るかがポイントかな?打線は最近はタイムリー欠乏症が重症なので今日は解消出来るか注目して観ました。さて試合の方ですが両投手の立ち上がりは対照的でした。涌井は初回から不安定な投球内容で先頭のヒチョリを四球で出すが、ここはピックオフプレイに引っ掛け難を逃れたと思ったがそれでも制球は定まらないが何とか無失点に切り抜けるが嫌な予感は募る。一方のダルは4回まで西武打線を和田の1安打に抑える。ストレートで追い込むとフォークで三振を狙いに来るパターンにはまってしまったレオ打線。先制点を奪ったのはハムだった。2回には森本に2死からセンター前にしぶとく落とされ1点を失う。この1点で抑えておけば良かったが3回には先頭の小笠原にライトスタンドへ運ばれ1失点、直後にセギの打球を片岡と和田で仲良くお見合いをして2塁打とすると稲葉に粘られて右中間に2ランホームランを浴びスタンドからは西武ファンのため息と悲鳴があちこちから聞える。ハムの攻撃は4回は抑えたが5回に再びピンチが訪れる。四球とヒットで無死満塁のピンチと築く。だがここは2者連続ショートゴロを本塁で封殺し2死から鶴岡を打ち取り辛うじて無失点に切り抜けた。何とか反撃したい西武打線は5回に制球を乱し始めたダルから2四球とショーゴの安打で2死満塁の好機到来。しかし得点圏打率は高いが満塁に弱いと定評のある片岡は1塁小笠原への邪飛で、ここで再びスタンドからは大きなため息が漏れる。折角5回の大ピンチを凌いだのにここで点を取れば一気に流れが変わったのにこれがターニングポイントになる。それでも6回に入り遂に反撃が始まった。先頭の義人が四球で出塁しカブ、和田の連続2塁打で「1点」を返す。しかし無死2,3塁で和田の当たりはライト稲葉の頭上を越えてフェンス直撃だったのに何故かカブは3塁で止まっていた。自分は打った瞬間に「2点」と計算したのに振り向いたらカブが3塁にいたのには私も含めてスタンドのファンからも1点を取った声援に混じって「ブーイング」もかなり出ていたのは当然だ。カブの怠慢走塁として糾弾したい。ここでダルは降板し左腕武田勝をリーファーに起用し三振に。続く赤田はバットの先端ながらセンター前打で1点追加、炭谷の代打平尾が交代した押本からセンター前にタイムリーで更に「1点」を追加し4-3と詰め寄ってきた。だがこの後の浩之、福地がブレーキとなり、最近の西武打線の特長である二の矢三の矢が出ないで逆転を逃した。7回には松永が先頭の右打席のセギに0-3からセンターへ本塁打を打たれて反撃ムードがしぼみ白ける。7,8回は両チームとも無得点で向かえた最終回。ハムはこの回から登板の星野から小笠原が抜群のバットコントロールでヒットで出塁し、セギを三振で切って取った次の稲葉にも打たれる。左腕の星野が二人の左打者の出塁をゆるし何の為に彼は登板したのか理解に苦しむ投球内容だった。そして星野の次が「長田」と分かった直後のスタンドは特に何の反応もない。新庄は空振り三振に打ち取るが、折角追い込んだ飯山に死球を与え満塁のピンチを背負う嫌な感じの流れ。そして中島(元西武だよ彼は)に走者一掃の二塁打を浴び3-8と逆転の望みさえ断ち切られた。逆に最終回の西武の攻撃は1死から義人、代打おかわりの連打で1死1,2塁に。だがカブも和田もダメで結局3-8と完敗し、勝ったホークスと入れ替わりで2位に転落しハムにも追いかけられてきた。やばいぞ西武! ここで今日の劣勢の試合展開で3-5で迎えた最終回の投手起用は納得できない。2点差でリードされているとはいえ、ここは三井を起用してもらいたかった。2点差とはいえこの回をテンポ良く乗り切れば最終回は1番からと打順も良いのでひっくり返す期待も強まる。それを星野-長田と繋いだ時は「諦めたのかな?」と私はスタンドで感じた。長田の所はリードされていても小野寺という手もあったが投球練習をしていなかったから起用する意図さえなかったのか?ところで「長田の野郎」は二度とその顔を見たくない。長田と大沼はハートが弱く現時点では全く使い物にならない。7番打者を追い込んで死球を与え、8番の捕手に走者一掃の2塁打を浴びているようでは「プロ」とは言えない。こいつのおかげで反撃ムードも急にしぼんでしまった。第一何で長田なのかも分からない。リードされていても2点差だし前回の清原への本塁打を見ても分かるように大胆さも繊細さもハートの強さも全く感じられないこの投手を一軍に置いて起用するのはぜったに止めて欲しい。この時期に闘志もセンスも感じさせない投球をされると。ベンチもそうだしファンへの示しが付かないですよ。長田を起用するのはこれを最後にしインボイスで再調整をして下さい。兎に角、二度とその顔は見たくありません。 今日の敗戦で首位転落となりハムも接近してきたので日曜の試合は西口でビシッと行きましょう。西口は過去にもこうした修羅場を数多く経験しているので彼に期待しましょう。涌井ですが長いシーズンの終盤に来て明らかに球のキレが失われている。辛いだろうがこれを乗り切っていかないと真の意味でのプロのエースにはなれない。しかし優勝争いをしているなかで再調整の場を与える余裕もないので、監督や投手コーチの腕の見せ所でもあるし松坂から助言してもらいたいな。高校の先輩の助言は重いだろうしね。今日の試合に関して伊東監督も「この時期にこうした試合をしていては先が思いやられる」とコメントしていたようですが、伊東監督にもこちから言いたいのは「この時期に長田を起用しなければならない試合をしていては優勝なんか出来ない」と私は反論したいね。恐らく長田は4日には抹消されて宮越か正津と入れ替えになるだろう。闘志無き選手をこの大事な時期に起用している余裕は無い!この9月に今までの集大成を賭ける気持で臨み試合でそれをぶつけて勝利を勝ち取れ、西武ライオンズナインたちよ!吠えろライオンズ、かっ飛ばせライオン、燃えろライオン、西武ライオンズ!試合の詳細はこちらで[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Led Zeppelin/Led Zeppelin 3
2006.09.02
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西武ライオンズ~日本一・アジア一へ向けての軌跡!【西武ライオンズ~この1週間】(8月22日~8月27日)3勝2敗 この週は前半のロッテ戦を2-1で勝ち越し、後半のホークス戦2連戦は1-1となりました。更にその前の週が2連勝で終わったので4連勝-2連敗-1勝との流れで2連敗は7月以降久し振りでしたが、たかが2連敗程度で騒ぐことはありません。何しろその前週から始まった「ハム(札幌)-ソフトバンク(地元)-ロッテ(地元)-ソフトバンク(福岡)」の10試合を6-4で乗り切った選手たちにはご苦労様と言いたいです。結果的に勝率6割の維持と貯金「2」を稼いでいるので「良し」としましょう。しかし3位ハムが西武との対戦後に7連勝を飾り、ホークスもオリ戦に不運なサヨナラ負けはあってもカードとしては勝ち越しているので中々「2ゲーム差」から広がりませんね。2敗はロッテ戦での記録的な残塁「18」は今季の悪い面が全て凝縮されたかのような試合でした。ホークス戦の一敗は、最近の涌井が隔試合で好不調の波が激しいのでその「不調」の週になったようです。次回は土曜日にダルとの投げあいですから頑張れ!打線はヤスが腰痛で1試合欠場しましたが昨日の試合では元気になっていたようなので心配無用ですね。投手は松永とグラマン(昨日のイースタンでも打たれた)の左腕二枚が先発落ちしているのでオール右と偏っているのが心配。更に小野寺の球威が落ち始めているのも心配だし、貴の突如として打たれるパターンも健在?なのがこれまた頭痛の種です。今週の先発予想はオリックス戦はギッセル-デイビー(発表済み)、松坂-セラフィニと相手は何れも外人投手だろうが2戦目のセラフィニはホークス戦で打たれたので本柳の可能性もある。ハム戦は涌井-ダルビッシュの2年目対決、西口-金村で間違いないだろう。先週はホークス戦の2戦目を外したが今週はオリ戦の2戦目が?である。前半のオリ戦は相性が悪いがそんな事を言っている暇はないので2-0で行き、後半のハム戦は理想では2-0現実的には1-1だろうが何としても2-0とし週単位では4-0とし勢いを付けて1位マジック点灯と行きましょう。【先週の成績】1.8/22 ○西武 10 - 2 千葉ロッテ×2.8/23 ○西武 7 - 3 千葉ロッテ×3.8/24 ×西武 5 - 9 千葉ロッテ○4.8/26 ×西武 5 - 8 福岡ソフトバンク○5.8/27 ○西武 8 - 5 福岡ソフトバンク×優勝に向けて、GO LIONS!人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.David Roberts/All Dressed Up
2006.08.28
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西武ライオンズ~日本一・アジア一へ向けての軌跡!【西武ライオンズ~この1週間】(8月15日~8月20日)3勝2敗 前週のカードは前半が敵地でのハム2連戦で1ー1、後半は2位ソフトバンク戦で2-1とこの週でも連敗とカード負け越しはなかったのは特筆すべきだ。折角ここまで積み重ねてきた白星もここで大きく負け越すようなことになると、今までの戦いが無になるだけに5試合を3-2と貯金「1」を稼いだのは収穫だ。ハム戦は二試合で2点ずつと貧打に泣きリーファーの打撃だけが目立った2試合で松坂の踏ん張りが無かったらやばかったですね。ホークス戦は松永で落とした初戦はやむを得ないとして、週末の2試合を制したのはやはり打撃力の違いですね。今年のホークスは松中とズレータの長打力だけを警戒すれば大丈夫なので、西武との違いは控え選手でも仕事がきっちりと出来る点です今年はね。今週の先発予想はロッテ戦がギッセル-久保(発表済み)、松坂-成瀬(横浜高校対決!)、松永-清水直で、ホークス戦は涌井-和巳、西口-杉内でしょう。木曜日の先発は何時も悩む所ですが、松永が金曜日のホークス戦で早い回でKOされたので中5日でプロ1勝目を飾ったロッテ戦に投入するでしょう。一方のホークス戦はそうすると和巳が一日スライドして寺原は飛ばされるでしょうね間違いなく。相変わらず浮上の気配が見られない昨年のアジア王者ですが、底力はあるので油断は禁物です。今週は5試合なので理想としては4-1ですが、3-2が順当な線でしょうか?【先週の成績】1.8/15 ×西武 3 - 5 北海道日本ハム○2.8/16 ○西武 2 - 1 北海道日本ハム×3.8/18 ×西武 5 -10 福岡ソフトバンク○4.8/19 ○西武 8 - 1 福岡ソフトバンク×5.8/20 ○西武 3 - 2 福岡ソフトバンク×優勝に向けて、GO LIONS!人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.10CC/Mirror Mirror
2006.08.21
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プロ野球観戦記 NO.27○西武 3-2 福岡ソフトバンク・ホークス●▼西 武-福岡ソフトバンク 16回戦 (8勝7敗1分、インボイス西武、17:00、17、677人)ソフトバンク0 0 1 0 0 0 0 1 0 2 西 武 0 0 1 1 0 0 0 1 X 3 【投手】(ソ)杉内、竹岡、藤岡-山崎、的場(西)西口、星野、三井、小野寺-細川【責任投手】(勝)三井 3勝1敗(敗)藤岡 5勝3敗1S【本塁打】松中18号(ソ)、高山2号(西)【高山の活躍でホークスに連勝!】金曜日の試合を嫌な形で落としましたが、昨日は一転して両外国人の特にリーファーの特大満塁弾でホークスの息の根を止めた快勝でオマケに球団通算2,000勝まで達成といい気分を味わえた試合でした。1-1で迎えた首位決戦ですが今日負けてしまうと折角続けてきた連続カード負け越しなしが途切れてしまうし、地元でホークスに負け越し首位の再度並ばれるだけに大事な一戦でした。ここで2-1と勝ち越せば、次週末の福岡での折り返しカードも優位な立場で臨めるしプレイオフの良い予行演習にもなります。今日の試合は昨日の試合終了後にBSシートを購入済み。17時開始と言うことだと16時には球場に着くように行くのが常ですが、今日は甲子園の決勝戦があるのでそちらの試合経過も気になり結局9回表に突入と同時に予定より30分遅れで家を出ました。決勝戦は引き分け再試合となったようですね。さて、試合の方ですが最近めきめき調子が上がってきた西口と今年は2軍落ちも経験したWBC代表で昨年のMVP左腕杉内の先発。その西口の立ち上がりはやはり不安定でヒットと2四球で早くも1死満塁のピンチでズレータ。しかしここでズレータを3塁ゴロ併殺に仕留め何とか0点に抑える何時もながらハラハラドキドキの立ち上がりでした。一方の杉内は昨年のようなキレのいい速球とスライダーやシュートが見られず、この調子なら中盤で捉えられそうな雰囲気が漂う投球内容。しかし残念ながら先制をしたのはホークスで3回表に松中の久々の本塁打で1点を先取する。だが西武はやられたらやり返すのが今年の特徴で、同じ回の裏に高山がその松中の頭上を越えてレフトスタンドに本塁打をお返しして1-1の同点にすかさず持ち込む。西武は4回に和田のセンター前安打で1点を追加し2-1とリードを広げる。その後は両チームとも走者は出すものの決定打がなく8回にホークスは三井から代打・大道の2塁打(何でこんな奴に打たれるんだ?)で2-2と追いつかれる。2-2と追いつかれたライオンズは直ぐに反撃する。その裏に先頭の和田がこの日3安打目のヒットで出塁し、藤岡の牽制が悪送球となり難なく2塁に進み平尾の犠打で1死3塁から高山がライトへ犠牲フライを放ち3-2と再び突き放す。最終回のホークスは大村が安打で出塁後川崎が送り田上の安打で1死1,3塁で松中を迎え敬遠で満塁策を取る。絶体絶命の危機を守護神小野寺は全力投球でこの日は全くタイミングが合っていなかったズレータを三振に仕留める。それでもしぶといカブレラをセカンドライナーに打ち取り辛うじて3-2で逃げ切った。私の主催試合観戦連勝記録も「16」まで伸びました。次は9月2日の日本ハム戦観戦で「17」まで伸びたら最高です!【ヒーロー・インタビューでのコメント】高山:一試合たりとも気が抜けず、いい試合が出来ました。みんなで勝ち取った勝利だと思います。和田さんが打って、平尾さんがつないでくれたので、何とかしようと思いました。気持ちで打ちました!一戦一戦気持ち入れて戦うんで、熱いご声援よろしくお願いします!! 私の主催試合観戦連勝記録は本音で言えばホークス戦のどちらかで途切れるかなと考えていた。その前に前週の楽天戦もかなり際どかったので何時ストップしても不思議ではなかった(昨年ならこうならなかった?)。結果的に見ればホークス戦に2-1と地元で勝ち越せたのは大きいのは言うまでもない。ライオンズ・ファンとしてもホークス戦に勝利するのは格別の喜びである。それは大部分の西武ファンなら同じ思いだろうが、常に眼下の敵でありライバルのホークス叩きは我等がライオンズの宿命である。他の4球団は今年こそはハムが頑張って一つ勝ち越しているが楽天、オリックス、ロッテはホークス戦に勝とうという気概は感じられず、逆の西武戦だけには勝とうという意識が強烈に働いている。こういう状況下のパ・リーグで西武がホークスを叩かないとホークスの天下が何時までも続き面白くなくなる。(これはあくまでも私の自論であります)ではでは次ぎの私の観戦予定は9月2日の日本ハム戦です。その時点では2位ホークスを引き離し1位マジックが出ていますように...。試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.U2/The Best Of 1980-1990(Disc 2/The B-Sides)
2006.08.20
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プロ野球観戦記 NO.26○西武 8-1 福岡ソフトバンク・ホークス●▼西 武-福岡ソフトバンク 15回戦 (7勝7敗1分、インボイス西武、17:01、25、332人) ソフトバンク 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 西 武 0 0 0 2 1 0 5 0 X 8 【投手】(ソ)寺原、三瀬、竹岡、吉武、篠原-山崎、的場(西)涌井、星野-炭谷【責任投手】(勝)涌井11勝5敗(敗)寺原 3勝5敗【本塁打】カブレラ24号(西)、リーファー8号(西)【西武、通算2,000勝達成!】プレイオフ進出に向けて今週と来週の対戦が重要なのは以前の日記でも書いた通りです。前半の札幌でのハム戦は1-1のタイとし、後半のホークス戦で週間の勝ち越しが掛かってきます。ところが金曜日の初戦を折角和巳を攻略しながらも松永以下の救援投手陣が打ち込まれ負けてしまいました。7月になってから連敗をしていない我がライオンズとしては、今日の先発寺原は一度インボイスで完投勝利を許しているとは言え攻略し1-1のタイに持って行きたいので取りこぼしは出来ません。涌井は夏場になってから終盤に打ち込まれるケースがあるのと、ホークス戦には相性が悪いのでエースの階段を登っていくにはホークス・キラーにならなければなりません。さて、今日の試合はどうだったか...。さて、今日の試合ですが昨日の救援陣が火だるまになった事実から先発の涌井が最低でも7回まではリードしてから繋ぐ展開に打線も奮起して持っていかないと久々の「連敗」を喫すると思いながら内野指定席での観戦でした。涌井の方は立ち上がりから制球も球速も申し分なく4回に川崎(母校が早実に負けたね)にストレートの四球を出すが盗塁死で結局6回終了まで被安打「0」で準完全試合のペース。この間寺原は(自慢だった)ストレートは146km/h程度でコーナーをスライダーを中心にシュートを混ぜながらの投球スタイルだった。前回インボイス球場で完投勝利を挙げた時はこの横の攻めが功を奏したが、今日はシュートは見ていた感じでは少なくコーナーに決まっていなかった。西武も毎回走者を出し、特に初回は1死から片岡が3塁打を放つも前日みたいに石井義、カブが凡退し一気に崩す機会を逸した。その後も、四球やヒットが出るが攻撃が繋がらず涌井がホークス打線を完璧に抑えている間に何とか先取点を取りたかった。待望の先取点は4回。先頭の石井義が際どく四球を選び初回には凡退しスタンドのため息を誘ったカブが、豪快に弾丸ライナーをレフト松中の頭上に突き刺す2ラン本塁打で2点を取った。これで楽になった?打線は5回に9番中村(今まで9番ってあった?)福地、片岡の3連打で1点を追加し寺原をKOする。代わった左腕三瀬に対しベンチは初球からスクイズを仕掛ける奇襲策を選択。しかし義人がこれを失敗しその後のチャンスも潰し1点どまりに。ハートの弱い三瀬を攻略すれば流れは一気に西武に傾いただけに勿体無かった攻撃だ。スクイズでなく前進守備だったから打たせても良かったかな...。この日の攻撃のハイライトは6回にやってくる。この回も9番中村のヒットから始まった。福地の内野安打で繋ぎここで片岡がバントをきっちりと決めた。義人の代打佐藤が四球を選ぶ。投手はここで吉武に交代。右打者の外角にカットボールを多用し直球は134,5km/hのこの投手のようなタイプは苦手なカブ。折角の1死満塁の好機に三振しまたまたため息を誘う。2死になり和田が2-3から四球を選び押出しで一点追加。ここで試合は事実上決まったと思ったが、その次ぎの打者がリーファーなので密かに期待をしていました。何て言ったって私が観戦した試合ってリーファーが本塁打を打つことが多いのでね。そして何と何とリーファーがライトスタンド場外?へ打った瞬間に分かる特大の155m満塁弾を放ち、万雷の拍手を受けながらベースを一周しホークスの息の根を止めたのだった!!このリーファーの本塁打で戦意喪失したホークスは7回に松中が2塁打で1点を取っただけに終り、8・9回は淡白に打って最終回は星野を調整登板させて8-1で快勝しました。ホークスは最近は松中に長打が少なく得点力も落ちているが、昨日みたいに2線級の投手でないと攻略出来ないのが実情だ。松中の打力を生かすためにレフトで起用しているが、ポジショニングそのものが悪く片岡の3塁打も普通の外野手なら2塁打ですね。私の主催試合観戦連勝記録も「15」まで伸びたので、今日もホークス相手に連勝し「16」まで伸びたら最高です!【ヒーロー・インタビューでのコメント】涌井:自分の仕事が出来てよかったです!飛ばしていこうと思ってました。6回までノーヒットはたまたまです。(完投については?)疲れたので代わってもらいました。ホークス戦初勝利を挙げられて良かったです!20日も暑いと思いますが、応援よろしくお願いします!!試合が終了し上記の写真にあるように、バックスクリーンに西武球団通算2,000勝を知らせて初めて「あ、そうなのか!」と思った。2,000勝という記念の勝利をホークス相手にしかもこうした快勝劇で飾れたのは最高の気分。思えば西武ライオンズが所沢に移転してきた年の開幕から12連敗でスタートしたのが、根本-広岡-森-東尾-伊原-伊東と監督が代わり今ではパの常勝球団として君臨しているのは周知の事実ですね。私も大学生時代にファンクラブ会員としてドームになる前の球場にも足繁く通い、就職してからは仕事が忙しく球場に通えなかった時代も長くそれでもTV中継があるときはかぶりつくように応援していました。3年前に会社を辞めてからは再び球場に通い始めファンクラブにも加入し、今では週末の開催試合の大部分を観戦しに行くことになりました。広岡-森監督時代の常勝とその後の常勝?では戦い方も選手の質も代わってきました。それでも代わらないのは西武の選手の勝利へ向けてすべきことをしている点ではないかな?選手層が厚いのもFAで大金を掛けて引き抜く事無く2軍で若手が切磋琢磨し「結果」を出しているから逞しいし目の色が違いますね。まあ西武のことを書けばきりがないのでこの辺で止めておきます。今度は2,500勝を目指してください。試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.U2/The Best Of 1980-1990(Disc 1/The Best Of)
2006.08.19
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西武ライオンズ~日本一・アジア一へ向けての軌跡!【西武ライオンズ~この1週間】(8月8日~8月13日)4勝2敗 前週のカードは前半が敵地でのオリックス戦、後半が地元での楽天戦と下位相手で確実に叩いてゲーム差を広げたかった週だ。何しろ今週は前半がロッテ戦で後半がソフトバンク戦なので尚更だ。結果的にどちらの2連戦も2-1で貯金「2」を作れたので良しとしたい。それでも2位のホークスも頑張って1ゲーム差に付けているので勝てる試合は確実に拾って行きたい。でも本当は5-1で貯金「4」を稼ぎたかったのは言うまでもありません。その二つの敗戦も大事に戦っていれば勝っていた試合なので勿体無かったです。オリックス戦の敗戦も楽天戦もリードを終盤にリリーフ投手の不甲斐なさで落としてしまった。それでもこの2試合以外の4試合は勝てたが、それもハムやソフトバンク戦ではそうした敗戦は命取りになるので気を引き締めて戦ってもらいたい。石井貴の相変わらずのポカ、小野寺の突如として顔を出す制球難、5回に1回くらい打ち込まれる三井、信用できない大沼と不安材料は多いが綻びは小さいままで済みそうな気配もある。先発では松永が計算できるのは心強い。打線では和田に復調の気配が漂ってきたのと3番石井義の出塁率も上がってきているので、今のところは中島の穴は感じないのでこれを持続できるかが鍵だ。幸い、リーファーが日本の投手になれて来たが、相手も今後弱点を研究するのでそれを乗り越えられるかな?さて最近当たらなくなってきた先発予想ですが、相手球団の先発予想は今週は自信ありです。ハム戦はギッセル-橋本(発表済み)、松永-八木、ソフトバンク戦は松坂-和巳、涌井-寺原、西口-杉内が私の予想です。ここで難しいのは水曜と金曜の予想で、順番に行けばこの逆が順当でしょう。しかし松坂のソフトバンク戦の登板が前回は無かったので、今回は順番を入れ替えて松永を中5日で起用しエースは中8日と休養万全で起用するかな?左腕投手に弱いホークス相手に未登板の松永を起用するのも面白いですが。この予想通りなら次週の福岡でも同じ順番となり、相手が和巳なので面白い対戦になりそう。でもこのマッチアップはかつては和巳が分が良かったが今回はどうか?【先週の成績】1.8/08 ○西武 4 - 3 オリックス×2.8/09 ×西武 5 - 6 オリックス○3.8/10 ○西武 11 - 1オリックス×4.8/11 ×西武 5 - 9 楽天○5.8/12 ○西武 8× -7楽天×6.8/13 ○西武 5 - 2 楽天×夏場に向けて、GO LIONS!人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Paul McCartney/McCartney
2006.08.14
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プロ野球観戦記 NO.25○西武 5-2 東北楽天・ゴールデンイーグルス●▼西武 - 東北楽天 14回戦 (西武10勝4敗、インボイス西武ドーム、17:01、16,361人)楽天 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2 西武 0 0 1 0 0 1 3 0 X 5 【投手】(楽)有銘、徳元、渡辺-カツノリ、藤井(西)西口、小野寺-細川【責任投手】(勝)西 口 7勝8敗(敗)有 銘 1勝3敗【西武、今日も逆転勝利!】楽天戦と言えども中々ロッテみたいに楽に勝てないのは何故かな?楽天には高須、磯部の元近鉄勢と昨年まで西武に在籍していたフェルに痛い目にあっているからかな?金曜日の試合だって終盤にリードをひっくり返される信じられない敗戦もあった。昨日だって本塁打「0」の助っ人三番に満塁弾を浴びるなど楽勝ムードとは程遠かった。今日こそは楽勝と行きたかったのですが...。さて、試合の方ですが今日も昨日同様に楽天に先制されましたね。初回に関川を内野安打で出塁を許すとフェルと礒部の連続二塁打で2点を取られる嫌な展開。それでも初回という早い回での失点だから、楽天ファンには悪いけど「ハンディ・キャップ」を与えたと思いながら観ることに。西口が立ち上がりに失点するのは珍しいことではないし、逆にそこから先は抑えている間に制球が良くなってくるので今日もそのパターンかなとね。一方の西武は楽天の左腕有銘の右打者の外角のスライダー(かな?)を振らされていた。それでも3回に1死から赤田が四球を選び佐藤の安打に盗塁を絡め片岡の犠牲飛球でまずは1点を返し反撃の態勢が整った。2-1とした直後の4回表に西口が安打と四球で無死満塁のピンチを招く。ここで踏ん張れれば大きいのだが、下位の打者竜太郎→カツノリ→塩川の三人を見事な投球で外野に打球を飛ばさず0点で終えてスタンドのファンもホッとした瞬間だった。初回に2点を取った楽天のその後の攻撃を抑えている間に、6回に再びチャンスが巡ってきた。1死から片岡の安打と盗塁で掴んだ好機に和田が四球で繋ぎ2死1,2塁となったところで有銘は降板し2番手として右のサイドハンドの徳元が登板する。江藤はタイミングがあっていなかったが逆球を捕らえてセンター前に弾き片岡が生還しついに追いついた。スタンドのファンもカブの代役の江藤が打ったので大喜びだった。同点に追いついた直後の7回!イニングの合間に流れる応援歌が流れその勢いを選手が引き継いでこの回に一気に決着を付けた。先頭の中村が四球を選び(代走・福地)細川が送るという流れるような攻撃と作戦がはまった。この状況で赤田主将が一塁線を際どく抜く3塁打を放ち遂にリードを奪う。この後も佐藤のあたりはフェルのエラーを誘い片岡が3回に続き犠牲飛球でこの回2点目が入る。3番石井義の所で楽天の投手は「ナベツネ」こと左腕渡辺に交代し代打の高山を送る。この伊東采配が見事に的中し2塁打で更に1点をとりこの回に3点が入り5-2となり事実上試合は決した。だがオリックス戦や金曜の試合の件もあるから油断は禁物だったが西口は8回まで投げて、9回からは小野寺が登場。磯部に安打は許したが無失点に抑え西武が勝利した。この日のヒーロー・インタビューは誰かな?と思い待っていたら、ショーゴでしたね。スタンドの一部のファンは「江藤」と思っていたみたいですが、私も江藤かな?と少しは思っていましたがね...。今日も先制される嫌な展開でスタートしたが今日の西武は何時も以上に「盗塁」をしかけ楽天バッテリーを揺さぶった。これには楽天のスタメン捕手カツノリは「弱肩捕手」であるのは知られているので、遠慮することなくジャンジャン走ってきた。それ以外ではスタメンに両外国人選手の名前がなく結局出場もせずに国産打線で勝った試合だった。次週は敵地でのハム戦と後半には地元でホークス戦三連戦があり、更に来週は前半が地元でロッテ戦で後半が敵地で再びホークス戦が組まれている。これを見て分かるように2週連続でプレイオフを目指す3球団との対戦が組まれているので、ここをどう乗り切るかでペナントの行方も大きく左右されるから大事に一戦一戦を戦って欲しい。【ヒーロー・インタビューでのコメント】赤田:終盤に何とか逆転してやろうというベンチの雰囲気だった。細川さんが送ってくれたので、しっかり決めようと思った。打った後3塁を狙う為、一生懸命走った。(ファンに一言)これからも今まで以上に熱い声援をお願いします。赤田主将にお願いされるまでもなく、次週の週末のホークス戦も観戦に行きます。私の主催試合観戦連勝記録も「14」まで伸びたので、これを次週の週末もホークス相手に連勝し「16」まで伸びたら最高です!試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.The Beatles/The Beatles(White Album)(2枚組)
2006.08.13
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プロ野球観戦記 NO.24○西武 8×-7 東北楽天・ゴールデンイーグルス●▼西武 - 東北楽天 13回戦 (西武9勝4敗、インボイス西武ドーム、17:01、16,777人)楽天 0 0 4 3 0 0 0 0 0 0 7 西武 0 0 3 1 0 0 3 0 0 1X 8 【投手】(楽)山村、渡辺、小倉、小山、牧野、福盛-中谷、カツノリ(西)涌井、大沼、星野、石井貴、三井、小野寺-炭谷【責任投手】(勝)小野寺 6勝2敗20S(敗)福 盛 0勝3敗18S【本塁打】リック1号(楽)、炭谷3号(西)、リーファー5号(西)【西武辛くも楽天を振り切る!】8月も中旬に入り高校野球の熱戦をTVで鑑賞し夜はプロ野球を観戦と、野球好きにはその気になれば一日中野球漬けの日々を過ごしているかたも多いことでしょう。今日のナイターは今年からの試みで17時開始。その前に私は朝から出かけて銀座で映画を観てから西武新宿から特急で球場入り。しかし今日は午後から都内各地で寒気が流れてきて大気が不安定になり雷雲が発生。映画を観終わって昼食を取りに行くが既に雨が降り始める。そして食べている間に外は物凄いことになってきた(オーバーかな?)。あっという間に激しい雨が地面を叩き出し、上空では雷が鳴り食べていても外が気になる。その凄まじいばかりの雷はどこかに落ちただろうと想像しながら食事を進める。急いで地下鉄の駅の方面へと向うが上空のピカドンが凄く急ぎ足であるく管理人でした。新宿に着いた頃に雨は殆どあがっていた。う~ん、何だかこの雷みたいな試合展開(どんな展開だそれ?)にならなければ良いのだがと思いながら特急電車で所沢まで乗った。さて試合の方ですが昨日は連敗中の楽天にまさかの逆転負けを喫するという恥ずかしい試合をしたので今日はそういう意味でも大事な試合です。ところが先発の涌井は初回こそ三者凡退で切り抜けたもののどことなく球にキレが感じられない雰囲気。炭谷も最近は得意の内角攻めのリードも功を奏さず配球の工夫が求められる。その不安は的中し3回には1死満塁からの勝負球が甘く入り、本塁打「0」の3番打者リックになんとなんとセンター左へ満塁弾を浴びる最悪の事態が発生。打線はその裏の攻撃で和田が満塁の走者を一掃する2塁打ですかさず3点を返し反撃の狼煙を上げ球場も満塁弾の悪夢を振り払うかのように活気付く。だがまたまた涌井が直後の4回表に3点を失い4点差に逆戻り。この回の途中で涌井には何故か忍耐強かった首脳陣も交代を命じ大沼にスイッチした。打線の活発さでは西武も負けていない。3点を取られた直後の4回裏に炭谷が粘った挙句山村の甘い真ん中の球をインボイス球場では初となる4ヵ月半ぶりの3号本塁打をレフトへ放ち1点を追加し3点差とする。6回にはショートのエラーでチャンスを貰うのだが片岡が凡退し3点差は変わらず。その3点差を取り戻す攻撃が見れたのはラッキー7での見事な長打攻勢だった。先頭で四球出塁の石井義を置いてカブが右中間に2塁打を放ち1点、和田凡退後リーファーが追い込まれながらも打った瞬間に分かる高く上がった打球は西武ファンが待つライトスタンドへ落ちる同点2ラン。ついに7-7と満塁弾で先制された試合を振り出しに戻した。スタンドのファンの興奮もこの頃がピークだったのは言うまでも無い。涌井降板後は大沼-星野-石井貴-三井と必死の継投で追加点をゆるさないが、それでも再三再四走者が塁上を賑わせる展開で冷や冷やしながらの観戦となる。9回には2死から和田が安打で出塁し盗塁で2死2塁としリーファーのバットに期待が掛かったがここは三振で延長戦突入となった。10回から登板の小野寺は1死1,3塁のピンチを招くが関川を2ゴロ併殺にとり何とか0点で抑えた。スタンドのファンも祈るような心境でこの回の小野寺の投球を見ていたので、併殺でピンチを脱すると大きな拍手が沸いてきた。これで裏の攻撃でサヨナラに持ち込めるという期待をスタンドのファンに抱かせたのだった。楽天もこの回からクローザーの福盛を投入する。その福盛は先頭の赤田に四球を与え、次の炭谷の場面でピンチバンター(ピンチヒッターではなくて)の佐藤を起用するが赤田はなんと盗塁を敢行し成功。ここでカウント1-2にも関わらず楽天ベンチは敬遠を選択。次の浩之は見事な職人芸と言えるバントで1死2,3塁となり福地を再び敬遠して満塁に。この1死満塁で片岡(満塁機に弱いそうだ)が0-2のカウントから選んだ一球が明暗を分けた。ストライクと思った福盛はマウンドにしゃがみこみ0-3となり、この時点で私は「勝利」を確信した。四球目は明らかなボールで押出しとなり西武が4点差を跳ね返すサヨナラ勝利を収めた。今日はベンチサイド・シートでの観戦で試合観戦環境?は先週に比べれば楽な部類だったと思う。前述したように激しい雷雨が首都圏一体に打ち水効果をもたらしたのか、観戦していても妙なジメジメ感はなく比較的楽でした。ドーム球場ながら外気が入ってくる構造の球場なんで暑いこの時期は辛い観戦が続くのでね。楽天相手に連敗をしなかった我等がライオンズはこれで明日の試合も勝てば(って負けるとは思いませんが)3連戦での勝ち越し週間勝ち越しも達成出来るので確実に勝利を拾いましょう。7-3となったときは私の主催試合観戦に久々の黒星が入ると思ったが、結局片岡の押出しで主催試合連勝も「13」と伸びたのは嬉しい限りです。でも来週は週末にホークスとの試練の三連戦が控えており、金曜日は和巳だろうがこの日は観戦予定はないので土日に勝って欲しいね。3戦目の楽天の先発は左腕有銘なので今日活躍したリーファーと石井義は左打者なのでスタメンでの出場は微妙だ。そこで3番はサード中村、6番DH平尾で守備位置はその逆の可能性もあるがどうだろうか?西口は気になる一発病が出なければスイスイといけると信じているので、フェルと山崎の前にランナーを溜めない投球をしたい。2番高須が相変わらず嫌らしい打撃をしてくるので彼の出塁を阻止したい。ホークス対バファローズはバファローズが川越の先発なので期待したいが...。追伸:この日の球審は判定が一定でないのとストライクゾーンがやたらに狭く両チームの投手は苦労していました。試合時間が長かった原因の一端はこの球審の判定が原因とも言えそうです。福盛が0-2から投げて一球も微妙でしたし...。試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Various Artists/JAL Jet Stream,Summer Resort-エンジョイ!リゾート・アイランド-
2006.08.12
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西武ライオンズ~日本一・アジア一へ向けての軌跡!【西武ライオンズ~この1週間】(8月1日~8月6日)4勝2敗 前週のカードは前半が敵地でのロッテ戦、後半が地元での日本ハム戦と上位相手で確実に叩いてゲーム差を広げたかった週だ。何しろ今週は前半がオリックス戦で後半が楽天戦なので尚更だ。結果的にどちらの2連戦も2-1で貯金「2」を作れたので良しとしたい。それでも2位のホークスも頑張っているので勝てる試合は確実に拾って行きたい。ロッテ戦は松坂で落としたのは痛かったが、3戦目にルーキー松永で勝ってプロ一勝目をプレゼントできて良かった。帆足の復帰に目途が立たずグラマンはホークス戦以外では実績がないので、松永が先発左腕として定着出来ればチームも助かる。後半のハム戦は案の定グラマンで落とし週末は連勝できた。打線は中島が先週骨折で離脱したばかりのこの週は栗山まで有こう骨骨折で離脱とまさに痛いニュースが続いた。それでも選手層の厚いライオンズはショートにはセカンドから片岡をまわし、2塁には平尾と高木浩の併用で平尾は3塁も兼ねる布陣。3塁には戻ってきた石井義と中村の併用で中村はDHでの出場も兼ねる形で乗り切るみたいだ。控えには水田とスタメンに漏れた選手が廻るのでこの内野のメンバーでも大きな戦力ダウンには今のところなっていないところはさすがだ。さて今週のカードの先発予想は前半のオリックス戦、後半の楽天戦ともに前週と同じと見ている。従ってギッセル(発表済み)、松坂、松永が前半、後半はグラマン、涌井、西口で間違いない。相手の予想は先週は大いに外したので止めておきます。楽天の土日が一場と山村なのは間違いないと断言できるが...ここまでにしておきます。このサイトはライオンズが主役なのでね。【先週の成績】1.8/01 ○西武 6 - 1 千葉ロッテ×2.8/02 ×西武 1 - 3 千葉ロッテ○3.8/03 ○西武 6 - 2 千葉ロッテ×4.8/04 ×西武 5 - 9 北海道日本ハム○5.8/05 ○西武 6 - 1 北海道日本ハム×6.8/06 ○西武 9 - 3 北海道日本ハム×夏場に向けて、GO LIONS!人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Herb Alpert/Blow Your Own Horn
2006.08.07
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プロ野球観戦記 NO.23○西武 9-3 北海道日本ハム・ファイターズ●▼西武 - 北海道日本ハム 14回戦 (西武10勝4敗、インボイス西武ドーム、17:01、18,345人)ハム 2 0 0 0 0 0 1 0 0 3 西武 2 0 1 0 0 2 2 2 X 9 【投手】(日)木下、清水、岡島、武田久、MICHEL-高橋(西)西口、三井、星野、石井貴、山岸-細川【責任投手】(勝)西口 6勝8敗(敗)木下 0勝1敗【本塁打】小笠原23号(日)、カブレラ22号(西)、リーファー4号(西)、水田1号(西)【カブ、木下にプロの洗礼を浴びせる!】昨日も猛暑で暑かったインボイス西武ドームですが、今日も相変わらずの暑さで家を出てきた15時前ころは凄かったですね。この時期のインボイスはエアコンが効いていないので団扇は必修です。その今日の試合は今季三度目のベンチサイド・シートでの観戦でした。さて、ハムとの3連戦は2位のホークスがマリーンズと千葉で対戦中とありハムには今日も勝って2-1と勝ち越しハムの上位進出を阻まなければならない重要な戦いですね。初戦はグラマン以下の投手陣が不甲斐ない投球で本塁打を浴びまくり嫌な出足。そんな展開も昨日は涌井がビシッと締めて1-1のタイに持ち込んでの今日の対戦は、西口と高卒ルーキー木下の対決。西口は小笠原を如何に抑えるか、そして彼の前に走者を出さないことが課題だ。 さて試合の方ですが、今日は西口と高卒新人木下の初登板初先発試合。これだけの要素で考えれば「負けるわけが無い」と思うのはライオンズ・ファンなら当たり前の話です。パ現役投手では通算勝星最多勝の西口が高校生に負ける訳がない!と思っていましたが初回にイキナリ小笠原に打った瞬間に「やばい!本塁打ダ!」と思わせる2ランを右中間席に叩き込まれる。それでも打線が活発なラインオンズ打線がこの程度の失点でめげるわけがありません。スポーツ紙を通して「亀田似」の木下がカブにもマウンド上から「メンチを切る」と豪語していたので、どういう投球をするのか注目していました。そのカブとの対決は1回に廻ってくる。ヒットで出塁の赤田を置いてカブは木下のカーブを「豪快にすくい上げて」レフト席に突き刺さる同点本塁打を浴びせました。後ほどの報道でカブは亀田に敗れた同郷のランダエダの仇を取ったみたいなコメントが掲載されていました。確かに木下はカブも気が付いたように「亀田」に似ていますね。木下の印象は、もっとスピードと制球の精度が上がれば一軍でも先発として定着できるでしょう。球種は直球が140km/h前半で変化球はカーブ(カブに本塁打された)、スライダー、フォークかな?スタンドからは分かり辛かったがチェンジアップみたいな球もあった。西武のその後の攻撃は木下を打ちあぐねていたが6回にリーファーがライトへ本塁打を放ちKO。木下の後を継いだハムの中継ぎ陣から中盤以降も加点し、仕上げは8回に守護神MICHEL(マイケル中村)から途中出場の水田が左中間に放った2塁打性の当たりをハムの外野手の拙い守備でランニング・ホームランにした。この時点でスタンドは大騒ぎで西武ファンの喜びも頂点に達した。MICHELや八木は他球団には通じて好成績を残してはいるが西武は全く苦にしないどころかカモにしている投手だ。こうして今日もライオンズがハム投手陣を攻略し3連戦を予想通り2-1と勝ち越して終わった。懸念された中島と栗山の穴も今のところは残った野手でカバーしているのは、流石選手層が厚いラインズならではだ!【ヒーロー・インタビューでのコメント】リーファー:西口さんが一生懸命投げてたから、打ちたいと思ってました!数試合いい感触で打てています!西武ファンは最高です!水田:(ランニング・ホームランは)ボールを見失ったので一生懸命走りました!和田さんに狙っていけと言われましたので。少ないチャンスなんでストライクを打っていこうと思ってました!厳しい試合が続きますが、全部勝つつもりでいきますので応援よろしくお願いします!これで私の西武主催試合(長野を含む)の観戦結果は12連勝となり連勝街道を驀進しているのは嬉しい限りだ。週末の試合観戦で勝つと月曜日に出社しても気分が良くて最高です。次回の観戦予定は週末土日の楽天戦です。一場とあの顔も見たくない「山村」が先発でしょう。そんな気分最高の私ですが、ここで北海道日本ハムの首脳陣とりたてヒルマン監督には大いに苦言を呈したい。これは昨日スタンドで観戦していた多くの西武ファンが感じていたことを代弁する形で書かしてもらう。ヒルマン、勝負から逃げるな!初回に木下がカブに本塁打を浴びてから後の3打席は敬遠で勝負から逃げた。それも作戦と言えばそれまでだろうが、 西口以下西武投手陣は同じく初回に小笠原に一発を浴びても「逃げずに勝負を挑み」続けた。この両チーム首脳陣の勝負に掛ける気持の差が如実に出た試合でもあった。ヒルマン監督は米国出身でありながらその采配は「日本的」であり、むしろ広島のブラウン監督の方が米国流を貫いている。米国ではボンズは例外とし、ここまで早い回から露骨の敬遠策をとるケースは稀だ。米国では敬遠は「勝負から逃げている」と同義語であり、力の勝負を挑むのが常である。そんな米国野球出身者であるヒルマンがここまで敬遠に固執するとは「幻滅」した。監督がこんな姿勢では日本ハムファンには悪いが西武やソフトバンクの上に行くことは絶対出来ない!もっともそのソフトバンクでさえ西武戦では早い回から敬遠することが多いけどね...。この敬遠策にはカブとの勝負を回避して5番和田で勝負し打ち取るとの計算があるからだ。こういう作戦を取らせないには和田が敬遠直後に打って結果を出さなければこれからも続く。今日も2度は打ち取られ3度目にやっと「結果」を出した。更に、この日はリーファー本塁打後の7回の打席も敬遠しこの回にはカブとリーファーを敬遠するという「愚策」(1イニング2敬遠)を強行しスタンドからは猛烈な野次とブーイングが飛び交ったのは言うまでもない。結果ですか?こんな作戦が何度も通じるほど首位西武は甘くありません!敬遠後の打者の和田も片岡も安打を放ち、如何に敬遠が「愚策」だったか思い知ったはずです。勝負から逃げていては投手を育てることにもならない。打たれたら今度はバッテリーで配球を考えて封じ込めれば自信に繋がるが、そうしたことさえ放棄していては折角若い投手を先発させて意味がないですね。日本のエース松坂だってホークスの松中にはその都度勝負を挑み、何度も痛い目に遭いながらも抑える投球技術を会得したのです。敬遠していては投球技術の向上は望めません!プロ野球ファンなら「敬遠」でなく打たれても抑えられても「勝負」を楽しみにしているのです。「敬遠」を作戦と言って開き直る前に、敬遠をしないで勝負して抑えることの出来る投手を登板させるべきです。ヒルマン監督へは悲しい思いを抱いて帰宅しました。試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Various Artists/JAL Jet Stream,Memories-美しい旅の想い出-
2006.08.06
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プロ野球観戦記 NO.22○西武 6-1 北海道日本ハム・ファイターズ●▼西武 - 北海道日本ハム 13回戦 (西武9勝4敗、インボイス西武ドーム、17:01、23,531人)ハム 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 西武 3 0 0 0 2 1 0 0 0 X 6 【投手】(日)八木、押本、建山、岩下-高橋(西)涌井-炭谷【責任投手】(勝)涌井 10勝5敗(敗)八木 9勝5敗【本塁打】高橋3号(日)【西武首位を奪回!】気が付いたら何時の間にか昨年のアジア王者千葉ロッテがハムに置いてきぼりを食っておりプレイオフ進出が限りなく危うくなってきている状態のパ・リーグで、楽天とオリックスは相変わらずプレイオフ争いには無縁の位置に居ます。その日本ハムは相変わらず投手陣が安定しているのは強みの上、ホークスに対戦成績では勝ち越している(東京ドームでは1-2と負け越したが)のも大きい。そのホークス・キラーでもある希望枠大卒ルーキーの八木がこの日の先発。八木は防御率が二点台と安定している上に勝ち星も涌井と同じく「9」であり、新人ながらハムの3位進出への貢献は大だ。そういった状況での今回のハムをホームに迎えての3連戦は昨日はグラマン以下山岸、大沼がハム打線に気前良く本塁打を浴びて最悪の試合内容。今日は10勝を目前にしながらも足踏み状態が一ヶ月も続く涌井の先発なので負けられない。試合の方は涌井の立ち上がりは1番から4番まで全てカウントが0-2となりストライクが先行しない。それでもそこからはストライクが入る不思議な投球内容で昨日は小笠原に良いようにやられたが今日はミートさせなかった。さてライオンズの方は制球の良い八木の立ち上がりを見事に攻略した。他球団が攻略の糸口を見付けられない(ライオンズも前回は苦戦した)中で、八木対策として起用された佐藤が初球を見事にセンターへ安打し片岡が見事にバントを決める良い攻撃の流れが出来た。ここで中村が安打で繋ぎ1,3塁からカブが高々と打ち上げる犠牲飛球で幸先良く1点を取る。ここから和田、平尾、高山の3連打で3点を取るが4点目の走者の平尾は本塁で憤死したが3点をもぎ取った。何れも八木がストライクを取りに来るストレートを狙い打っての打撃は、恐らくチームとして八木攻略法を考えたのが見事にはまったと言える。2回にもエラーや四球でリズムに乗れない八木は、打ち取った当たりもライナー性の打球があり結局2回終了で予想外の降板となる。追加点は5回に2番手の押本から奪った。先頭の片岡が出塁するとすかさず2盗に成功し、中村三振後にカブの2塁打でホームインしたのでこの盗塁は効果があった。和田凡退後に今度は平尾がしぶとく1,2塁間をゴロで抜いて更に1点を追加しこの回2点を取り5-0と安全圏内に入る。6回には3番手の建山からショーゴと佐藤の連続2塁打で1点を取り6-0となり、「今日も勝てる」との確信を得られる状態に入る。ハムは涌井から連打を奪えず、カウントを悪くして四球を得ようとする「待球作戦」という消極的な作戦は功を奏すことなく8回を終り6-0と敗色濃厚。9回1死から高橋が完封逃れの本塁打を左中間に放つが時既に遅しで6-1でライオンズの勝利で、その後、ホークスがマリーンズに延長でサヨナラ負けをしたので一日で首位を奪回した。【ヒーロー・インタビューでのコメント】涌井:0点で来ていたのに、最後に1点を取られて悔しいです。10勝目は意識していなかったけど、体が勝手に意識していたみたいです。1点を失った以外は良かったです!完封を逃したのが本当に悔しいです。7月は活躍できなかったので、8月は自分の月にします!! ヒーロー・インタビューでは最終回に高橋に完封逃れの一発を浴びて悔しさを語っていたが、やはり8月に入り7月に勝てなかった悔しさから完封を狙っていたのだろう。今日の観戦は地元では4週ぶり(前回もハム戦)だが途中で千葉で観戦したので事実上3週ぶりの観戦。4週ぶりともなると随分長い間ご無沙汰していたように感じた。今日の観戦で長野も含めれば主催ゲームは「11連勝」となったがこの快進撃?は何時まで続くだろうか?出来れば途切れないでもらいたいのだで、明日も観戦に行きます。明日は西口-木下の先発。西口は予想通りで木下は高卒(東邦高)ルーキーで(イースタンで前回の登板は2イニングで中4日)月曜日のスポーツ紙で既にハム側は「予告」していた。こいつはドラフトの時に中日入団を熱望していたが、ハムが3位指名し当初はショックで入団に難色を示していたが結局は入団した。甲子園出場経験もありスピードもあるが前回のイースタンでの調整登板は本塁打を喰らっているが、西武打線相手にどこまで通用するかお手並み拝見だ!試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Ernie Watts/Chariots Of Fire
2006.08.05
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西武ライオンズ~日本一・アジア一へ向けての軌跡!【西武ライオンズ~この1週間】(7月25日~7月30日)2勝2敗 前週のカードは前半がオリックス戦、後半が楽天戦と下位相手で確実の貯金を稼ぎたかった週だ。何しろ今週は前半がロッテ戦で後半が日本ハム戦なので尚更だ。ところが結果的にどちらの2連戦も1-1で貯金を作れなかった。オリックス戦はギッセル以下の救援投手陣が打ち込まれ、挙句の果てに帆足の故障登録抹消まで発覚。楽天戦は涌井に未練を残し引っ張りすぎた結果、8回に逆転されて勝ち試合を落とした。2位ホークスとの差は1.0となり風前の灯火か?さて今週のカードは前半がビジターでのロッテ3連戦、後半は休み無しで久し振りの地元で日本ハム3連戦なので投手陣のやりくりに苦労しそうだ。ロッテ戦はギッセル-清水(発表済み)、松坂-小林宏、グラマン-小野か?日本ハム戦は松永-立石、涌井-ダルヴィッシュ、西口-八木(1日現在、この日は高卒ルーキー木下先発が決定済みとのことです)か?今週のローテに関しては自信がない!グラマンと松永の順番は逆かもしれないし松永の先発そのものも疑問だし、でも誰が投げるのと言われれば反論できない(って誰に反論するの?)。【中島骨折!】また山村にやられた!あの野郎、制球力無いくせに内角シュート投げやがって。近鉄時代にオープン戦にも関わらずカブレラに厳しい内角攻めで骨折させ、つい最近でも福岡でのホークス戦で1回に(今回もそうだが)イキナリ頭部死球で退場を喰らっている曰くつきの投手だ。この時のカブは確か6月中旬に復帰したんだっけ?昨日のカブもそのときを思い出したそうで気合を入れて打席に入りタイムリーを打ったと語っていたが。あの時は近鉄首脳陣が「気を利かせ」山村の一軍登録を長期間(どの位か忘れたが)しなかった。だが今回は楽天であり監督が野村だから謝らないだろうね。楽天の投手コーチは鹿島と杉山だけど、この鹿島って現役時代は中日のドラ1投手で「ヘッドハンター」として名を馳せていた投手だ。私の記憶では対読売戦でクロマティに頭部死球を与えて退場になったと思っているが(間違っていたらゴメン)、こいつは主に中継ぎ投手だったが内角攻めが得意だった。もう一人の杉山は西武ファンには解説の必要のない投手だろう。鹿取、潮崎、杉山と言えば今の阪神のJFKの先駆的存在だったが、そんな中の一人で東芝からドラ一で入団した投手だった。杉山なら元西武だし西武首脳陣とも現役時代同僚としてプレイしていたので、もし謝罪するなら彼がすればいいのでは?中島の穴は監督のコメントにもあるように埋められるものではないが、そうとも言ってられない。平尾と石井義を先発投手によって起用するだろうが、二人とも3番を打てるタイプではない。そうすると和田3番もあるが、そうなるとカブ敬遠5番勝負の場面が多くなるので人選が難しい。今週一週間でどうするか見極めていくだろうが、中村を明日にも登録するみたいだがイースタンの試合でも結果が出ていなかったから期待薄だ。【先週の成績】1.7/25 ×西武 6 - 13オリックス○2.7/26 ○西武 4 - 1 オリックス×3.7/29 ×西武 3 - 5 東北楽天○4.7/16 ○西武 4 - 3 東北楽天×【7月の西武ライオンズ】(7月1日~7月31日)12勝5敗1分今月は球宴を挟んだために試合数は少なかったが、それでも貯金「7」を稼いだのは月間単位で考えれば大きかった。中身も連敗なしの5敗でありしかも各球団に「1」つずつの敗戦と律儀な?面も見せていた。投手陣は中継ぎが安定しているので大量失点をする試合はグッと減ってきた。先発では西口が復調してきたのは明るい材料な反面、帆足が故障で登録抹消されたのは痛かったがこの穴はグラマンと松永が埋めるだろう。野手陣では7月最後のカードである楽天戦で中島が、近鉄時代にカブを骨折させた野郎(山村)に死球で骨折させられたのは文字通り痛かった。カブは7月は本塁打0だっけ?打率も細川並みだったがきっかけが掴めれば打ち出すから問題ない。むしろ問題なのは5番和田の不振の方でこちらはトンネル脱出の気配なし?明るい材料は石井義の一軍復帰でこれは戦力になるので期待大だ。暑い8月で貯金を大きく稼ぎ2位ホークスに引導を渡し王監督にはゆっくりと温泉ででも静養していただくような戦いをしたいものだ。【7月の観戦結果】(4勝1敗)1.7/01○西武 8 - 3 オリックス×2.7/02○西武 11 - 3 オリックス×3.7/08○西武 3×- 2 北海道日本ハム×4.7/09○西武 5 - 3 北海道日本ハム×5.7/15×西武 0 - 1×千葉ロッテ○(千葉マリン・スタジアム)今月は後半の週末にカードが組まれていなかったので5試合と少なく、その中の1試合は千葉での観戦でこれが唯一の敗戦。長野を含む主催ゲームでは5月から10連勝と圧倒的に勝ち試合を観れている。その反面、ビジターでの東京ドーム、ハマスタ、千葉マリンでは負けが込んでいてその中で3試合がサヨナラ試合。地元で強くロードで弱い今年のライオンズのパターンが観戦結果からも分かる。人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.The Stylistics/The Stylistics
2006.07.31
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西武ライオンズ~日本一・アジア一へ向けての軌跡!【西武ライオンズ~この1週間】(7月17日~7月23日)2勝1敗 球宴前最後のカードが組まれていたこの週の前半は、その直前のマリーンズとのカードに続いて首位キープには大切なホークス2連戦だった。結果として福岡でのホークス戦は2-1と貯金「1」で終わったが、2戦目は勝てる試合を8回の大量失点で失ったのは痛かった。それでもこの三連戦は栗山、高山、赤田に今季1号本塁打が出たのは嬉しいニュースである。ローテだが球宴後は入れ替えが多少生じるのだろうか?明日のギッセルは決まりだがそこから先はどうなる?涌井、西口、松坂、グラマン(帆足)の順になるのかは今週が終わらないと分かりません。オリは本柳、川越かデイビーでしょうかね?前半は開幕直後の8連勝があったが、その後は交流戦中盤までは勝ったり負けたりの展開で貯金mも「6~8」の間をウロウロする有様だった。交流戦突入直後にマリーンズに首位を譲りホークスにも抜かれて3位になった時期も。だが交流戦終盤から挽回し4連勝で終わるとその後も連勝し一気に首位へ躍り出て貯金「17」2位ホークスとは2.5差で球宴(球宴イコール前半ではないのでこういう表現をしています)へと突入した。ここまでの戦いぶりでは投手陣では日本のエース松坂登板試合で確実に勝ちを拾っているのは大きい。昨年は松坂登板試合でも援護がなく勝ち負けが交互に付いていたのとは大違いだが、その分西口が勝運から見放されたがそれも解消されてきている。他には2年目涌井の躍進、ギッセルのローテ定着もGW以降となったが大きな戦力だ。救援では長年支えてきた森、豊田の二枚看板の穴が心配されたが小野寺の成長と三井と貴の復調で形が出来た。打者では好不調の波がある和田、カブの主砲を3番中島ががっちりとサポートし、開幕直前にカープから加入した福地も大きな戦力として貢献した。その他では2年目の片岡が2番に定着し3割を打っているのは評価したい。これから夏場に突入し今まで好調だった選手がそのまま持続できるかも鍵だが、現在の戦いを続けている限りは大きく負け越すこともないと思っている。夏場に向けて、GO LIONS!【先週の成績】1.7/17 ○西武 4 - 1 福岡ソフトバンク×2.7/18 ×西武 5 - 9 福岡ソフトバンク○3.7/19 ○西武 3 - 1 福岡ソフトバンク×オールスター・ゲーム 7/21 ×パ・リーグ1 - 3 セ・リーグ○オールスター・ゲーム 7/23 ×パ・リーグ4 - 7 セ・リーグ○人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Santana/Caravanserai
2006.07.24
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西武ライオンズ~日本一・アジア一へ向けての軌跡!【西武ライオンズ~この1週間】(7月11日~7月16日)3勝1敗 この週は前半が地元で東北楽天戦2試合、後半の週末に敵地で千葉ロッテ戦2試合と比較的楽な日程が組まれていた。東北楽天戦は「予定通り」2勝したが1戦目は苦戦したが福地の満塁弾などで振り切った。後半の千葉ロッテ戦は続いてホークス戦3連戦と合わせて球宴前の大事な試合なので出来れば「2勝」悪くても「1勝」したいカード。初戦を日本のエース松坂で落としたのは痛かったが、2戦目は12回で振り切り1-1としたので良しとしよう。打線はカブの欠場が続いた上に片岡もケガでスタメン落ちしながらも投手陣がなんとか踏ん張っているので大崩はしないし、これからもこうした戦いは続くだろうね。週間成績では「貯金2」は納得行く成績だ。あわよくば全勝を目論んでいただけに「貯金2」は満足できる内容だ。今週は球宴前最後のカードで対戦は敵地でのホークス3連戦だけ。ライオンズはビジターでの勝率が5割そこそこ(私は4試合全敗です)なので、ここで踏ん張って眼下の敵をギャフンと言わせないと。その初戦は和田毅ーグラマンの先発で始まり、ライオンズが「カモ」にしている和田毅に序盤で点を取りグラマンが完投勝利を飾る快心の出来だった。グラマンは長身から投げ下ろすチェンジアップとスライダーにカーブの制球も良くホークス打線は芯で捉えられなかった。これで前半の首位ターンは決定だ!明日は涌井-新垣で最終戦は西口-?の先発だが、明日の涌井はホークス戦に分が悪いのと最近調子が落ち気味なのが心配。西口は逆に調子が上がっているので心配はいらないが、ホークスの先発って誰?神内かな?【先週の成績】1.7/11 ○西武 7 - 6 東北楽天×2.7/12 ○西武 8 - 2 東北楽天×3.7/15 ×西武 0 - 1 千葉ロッテ○4.7/16 ○西武 7 - 4 千葉ロッテ×人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Paul McCartney/Give My Regards To Broad Street
2006.07.17
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プロ野球観戦記 NO.21~千葉編●西武 0-1× 千葉ロッテ・マリーンズ○▼千葉ロッテ - 西武 9回戦 (西武6勝3敗、千葉マリンスタジアム、18:15、27,343人)西 武 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ロッテ 0 0 0 0 0 0 0 0 1x 1 【投手】(西)松坂-細川 (ロ)小林宏、薮田-里崎【責任投手】(勝)薮田 3勝2敗1S(敗)松坂10勝3敗【西武、ロッテに痛いサヨナラ負け!】今日の試合は千葉マリンスタジアムでの試合。私は千葉マリンは未体験球場であり、前から一度は行って見たいと思いながらも自宅から2時間強の移動時間を考えると二の足を踏んでいた。だが勇気を出して?行くことにしたのだが、昼頃に新宿で用を足しに下車したところ上空が暗くなり嫌な空模様。と思ったら激しい雷雨に突如として見舞われる。この雨は局地的だったとは言え、JR線への落雷があったそうで新宿駅も軒並み電車がストップ。中央線も止まっていたが辛うじて山手線が動いていたので、外回りで東京まで利用し京葉線に乗り換え(東京駅内を延々と歩くのはかったるかった)て快速で海浜幕張駅へ。駅の周辺は新宿みたいだが球場直行バス(100円)で4分くらいで到着したのが15:35分。既に切符売り場は長蛇の列で切符の売れ行き状況が気になる。それでも何とか3塁側S席(FC割引で3,700円)を入手出来たが1塁側は満席状態。でも3塁側のS席は意外と空席が多かった。この日はビジターなので所沢では見れない打撃練習も楽しみの一つ。タップリと1時間以上この練習をみた。チームは4連勝中で首位とあってはナインの表情も明るいのだが、一人だけ仲間外れ?の腰痛のカブはフリー打撃とトスバッティングには参加するが何だか浮かない表情。フリー打撃でも内容はイマイチ。チョイト心配材料だ。さて、試合内容ですが最近は地元での試合観戦は連戦連勝中なので気合を入れた記事を独りよがり的に書いてきました。が、今日は折角千葉まで自宅から片道2時間10分も掛けて来たのにという事は往復4時間超です。でも試合時間は3時間とチョイ。まあ、球場に入ったのが4時頃だったので「球場滞在時間」とすれば辛うじて上回ったのでした。球宴前に日本のエース松坂で眼下のロッテを敵地で叩けばチームとしても勢いの付く試合でした。と過去形ですが、立ち上がりは何時も自慢の制球が微妙にずれるのですが2本の安打と四球で満塁のピンチを招くがここで簡単に失点する投手ではありません。苦しみながらも0点に抑えると、ここからは1四球以外は完全にロッテ打線を抑える状況は9回2死まで続いた。一方のライオンズ打線は今日もカブは欠場。試合前の練習は普通にこなしていたしフリー打撃もしていたが、打球になんだか勢いも無く表情も暗かった。でもスタメン出場はなく「7番・上本」という驚きのスタメン発表(上本は登録されたばかり)にはライオンズ・ファンも目を白黒させた?この上本は捕手登録ながらファームでは1塁も守っていたので打撃力を期待されている選手で、右投げ左打ちの長身選手で宇部商業から社会人経由で西武入団した。忘れたけどL-ismで彼の特集記事組んでいたっけ?閑話休題。和田4番は納得としても5番DH栗山には納得行かない。だってクリって本塁打「0」だし、案の定好機で終盤に和田が敬遠された(スタンドから野次りましたよ!)。西武のこの日は悪い時の癖で得点圏で走者を返せない悪循環で7安打も0点で松坂を見殺しにしてしまう。カブ不在の上に7番上本、8番細川では打線に迫力が感じられない。案の定1死満塁のチャンスをこの二人で潰してしまった。松坂は特段球が走っているとは思えなかったが「貫禄と千葉マリンで7連勝中」の相性のよさで抑えたのだが...。油断した訳ではないだろうが9回2死からサヨナラ打をワトソンに打たれたのは誤算でした。最後に今日の球審飯塚はストライク・ゾーンが極端に狭かった。宏之も松坂も制球の良い投手だが0-2が普段以上に多かったのは飯塚の判定の影響もあったのは間違いない。この審判ってたしか交流戦の神宮で古田に「あの審判は他人には見えないところが見える」とか皮肉られた若い審判だっけ? 首都圏球場では未観戦だったハマスタに続いて千葉マリンに始めて足を運んだ。今年はこの2球場に東京ドームでの2試合を加えてビジターで4試合を観戦したが全て負け試合の上に、今日と東京ドームで清水に打たれた試合を含めて2試合がサヨナラ試合と不愉快な結果となった。千葉マリンの印象は、球場というよりスタンドは何だかハマスタに似ていない?ファールグランドにせり出している席(フィールド・ウイング・シート)は売り切れだったが、今回のS席でも充分だと思う。それにインボイスと違いトイレが近い位置にあるのも嬉しい。何しろあの長い階段を延々と登るのは辛くてね...。球場内の飲み物、食べ物売り場はさほど充実しているとは感じなかったがまあ大体あんなもんでしょう。最後に5回終了時に、ご覧の写真のように「花火ショウ」で花火が夜空を飾ったのだったが迫力も美しさも満点で野球観戦の合間の僅かな時間ながら楽しめた。だってインボイスでは無理だし屋外球場ならではだね。試合開始直後から2回の途中まで雨が降っていたのでもし雨が降り続いていたら無理だったのかな?長かった一日もこうして終り、サヨナラが決まった瞬間に飛び出すようにして球場を後にしました。ライオンズファンで私と同じ行動を取っていた人は多かった。帰りの2時間10分の移動は事の他長く感じ汗もびっしょりで自宅に着いたのは23:35分ころ。あ~あ、負けると帰路が辛いね~。次の観戦予定は暫くなくて8月4日か5日の日本ハム戦です。試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Various Artists/JAL Jet Stream,Travel Back In Time-時の旅人-
2006.07.15
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西武ライオンズ~日本一・アジア一へ向けての軌跡!【西武ライオンズ~この1週間】(7月4日~7月9日)3勝1敗1分 この週は前半がホークス戦、後半がファイターズ戦と首位をキープする上で負けられない2チームとの対戦となった。中でも驚きだったのはホークスの王監督がこの2連戦終了に入院を発表したことだ。試合中は何時もどおり「ぬか喜び」を繰り返し結局2試合ともに勝てなかった王監督。やはりWBCでの采配は予想以上に体に堪えたのだろうね。WBCでこれだけのメンバーを率いてオメオメと負けて帰国できないからね。その点では負けて当然の「実力」だったサッカー日本代表とは大違いの重圧を感じていただろう。この2連戦は1勝1分だったが、2試合目は勝てた内容の試合だけに引き分けでなく勝ちたかった!後半のハム戦は、10連勝で迎えた3連戦となり初戦はグラマン先発試合を落とし11連勝を許した。だが週末の試合では松坂とギッセルの力投で連勝し首位を堅持し、当面の眼下の敵を退治した。週間成績では「貯金2」は納得行く成績だ。3-2を目論んでいただけに「貯金2」は満足できる。今週は前半が地元で東北楽天との2連戦、後半は週末に千葉マリンで千葉ロッテとの2連戦。先発予想は楽天戦が涌井-グリン、西口-一場で早い話2週前の福島でのカードと同じと読む。ただし、楽天の2戦目は一場の中5日が有力だがホークス戦で初回に危険球退場した山村の可能性も10%位あるかも?後半のロッテ戦の先発予想は難しい。ロッテの試合は先週は一度中止になっているし、順番だと小林宏、清水だが中6日のローテだと俊介、成瀬?予告先発を待とう。西武は松坂、ギッセルだろう。帆足は球宴までは救援(シャレじゃないですよ!)に廻るのだろうか?【先週の成績】1.7/04 ○西武 10 - 8 福岡ソフトバンク×2.7/05 西武 3 - 3 福岡ソフトバンク3.7/07 ×西武 1 - 7 北海道日本ハム○4.7/08 ○西武 3 - 2 北海道日本ハム×5.7/09 ○西武 5 - 3 北海道日本ハム× 人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Toni Braxton/Toni Braxton
2006.07.10
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プロ野球観戦記 NO.20○西武 5-3 北海道日本ハム・ファイターズ●▼西武 - 北海道日本ハム 11回戦 (西武8勝3敗、インボイス西武ドーム、13:00、19,872人)ハム 0 0 0 0 1 1 0 1 0 0 3 西武 0 0 1 4 0 0 0 0 0 X 5 (日)ディアス、トーマス、清水、岡島-鶴岡、中嶋(西)ギッセル、三井、小野寺-細川【責任投手】(勝)ディアス 3勝4敗(敗)ギッセル 5勝0敗【本塁打】中島15号、小笠原17号(日)【西武、ハムに連勝!】ハムの連勝を劇的な逆転サヨナラで飾った上に、ハムの守護神MICHEL(マイケル中村)に土を付けたのはプレイオフを視野に入れた場合大きかった。さて「七夕シリーズ」と銘打った今3連戦は七夕絡みで入場ゲート前に七夕の飾りがあったのに気が付きましたか?昨日の日記にも写真を掲載しましたが、今日は片岡選手の願いをパチリと撮影。これって願い?なのかな。当人は昨日に続き捻挫の影響で欠場でしたので、「怪我をしない」ことを来年は書いた方が良いかもよ。試合前のイベントは去年のこの時期もやっていたけど、フラダンス・ショウを行っていた。試合の方はギッセルVSディアスの外国人投手対決となった。ハムの今日の先発は読めなかったが、ディアスについて個人的には全く予備知識はなし。ラテン系の投手なので多分チェンジアップを多投し制球が甘いだろうとの予測を立てた。ギッセルは立ち上がりからインターバルの短い得意の投法でガンガン攻めていけば良い結果が出る投手だ。ギッセル相手に早いカウントから打たないハム打線に対し、微妙な制球が決まらずカウントを不利にするが何とか打ち取れる不思議な投手だ。ディアスは案の定チェンジアップとスライダーを中心の配球で西武打線としては打てそうな雰囲気。しかしカブが相変わらず外角のスライダーを我慢できずに振ってしまい、中村も含めて打てそうな気配がしない。前後の中島と和田はこの投手を攻略出来そうだったので尚更だ。先取点は3回にやってくる。ライオンズは福地の安打と盗塁に赤田の2ゴロで1死3塁のチャンスに中島が先制タイムリー。だがここでもカブと中村が好機を潰し和田の安打での出塁を活かせなかった。そして4回には集中打で4点を取る。先頭の栗山が安打で出塁した後の高木の投手ゴロで「併殺か?」と一瞬嫌な感じがしたが、ディアスがセカンドにチェンジアップを投げてしまい自らピンチを拡大してしまう。次ぎの福地の時にディアスは制球を乱し0-2のカウントでコーチがマウンドに向かいアドバイスを送り間を取った。その直後の投球で3塁ランナー栗山のスタートする姿が目に入った。「エッ、ホームスチール」と一瞬思ったら福地が3塁線に見事なスクイズを決めて1点をもぎ取った。いや~、球場で久し振りにスクイズを見ましたよ。でも福地選手見事なスクイズ、流石カープで鍛えられただけあるね。スクイズで点を取った瞬間、スタンドも驚いたようなでもナイススクイズで見事でした。でもこれだけに終わらず昨日から好調な赤田キャプテンが繋ぎ、ハムの投手はトーマスに交代。そして中島が左中間にドカンと3ランホームランを叩き込み打線が相手のミスに乗じて見事な攻撃を見せた。それにしても自分が観にいく試合で中島はよくホームランを打つな~。5-0となった時点で心の中では「今日ももらった」と思った。でもね中盤に何度もチャンスを作りながらも得点出来なかったのは納得できない。そうこうしているうちに5回に森本のタイムリー、6回に小笠原に昨日に続いて本塁打を浴びて5-2と少し接近。ギッセルは7回で降板し8回からは三井が登板も今日は誤算だった。ピンチを作りセギノールを右打席に迎えセンターへ勢い良く打球が放たれる。スタンドの西武ファンも一瞬静まり「本塁打か」と誰もが思ったその瞬間、打球は左中間フェンスのセンター寄りで赤田が好捕!いや~、この時のスタンドの歓びは西武ファンからだった。点が入った喜びはハムサイドもあるだろうが、西武ファンは赤田のファインプレイでホッとしたほうの気持が上回った。犠牲フライにはなったものの1点で済んだのは大きかった。結局三井は2アウトを取ったが5打者に3安打を打たれて、守護神小野寺にスイッチ。ここで小野寺はSHINJOをセカンドゴロに打ち取りピンチは1点で終わった。下位打線の9回は三者凡退で退け5-3で勝利を飾った。 【ヒーロー・インタビューでのコメント】中島:1打席1打席慎重に、でも攻めの気持ちを持って打席に入りました!先制のチャンスで回ってきたので、絶対返すぞという気持ちで行きました。うまいこと打てたと思います!(ホームランの打席は?)タイミングだけを意識して打ちました!打った瞬間ホームラン行ったかなと思いました!もっとお立ち台に立てるように頑張っていきたいと思いますので熱い応援をよろしくお願いします! 不振の主砲カブ(母上はどうなったのかな?)の分を中島がカバーした一戦だった。昨日のヒーロー赤田主将は今日も好守に溌剌としたプレイでキャプテンらしくチームを引っ張っているのは好材料だ。この調子で球宴前まで首位をキープしてもらいたい。次回の観戦予定は、15日の千葉マリンでの千葉ロッテ戦。千葉マリンは未経験の球場なので楽しみなのだが、ナイター18:15開始予定で試合がもつれたら帰宅時間は翌日に?なりそうで怖い。試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Various Artists/JAL Jet Stream,Lovers In Europe-恋人たちのヨーロッパ-2.Paradise Code/One Summer Sky
2006.07.09
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プロ野球観戦記 NO.19○西武 3-2 北海道日本ハム・ファイターズ●▼西武 - 北海道日本ハム 10回戦 (西武7勝3敗、インボイス西武ドーム、13:31、24,790人)ハム 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 2 西武 0 0 0 0 0 0 0 1 0 2X 3 (日)八木、武田久、MICHEL-鶴岡、中嶋(西)松坂-細川【責任投手】(勝)松坂 10勝2敗(敗)MICHEL 2勝1敗21S【本塁打】小笠原16号(日)、稲葉13号(日)【西武、ハムの連勝を11でストップ!】昨日は終盤に救援陣がハム打線を抑えきれずにハムに11連勝を献上してしまう醜態を演じて迎えた今日の試合。今日の先発は日本のエース松坂対ルーキー八木。松坂は当初は昨日の先発が予定されていたが結果的に今日にずれ込んだ。対戦相手のルーキー八木は新人ながら8勝を挙げてハム投手陣を支えており継投でホークス相手に無安打無得点を演じるなど、ハム投手の中ではもっとも攻略の難しい投手でもある。とは言っても松坂登板試合にチームとして負けるわけにはいかないし、ハムが0.5差に接近中なので首位としては「眼下の敵」を地元で叩くのは鉄則だ。これが出来ないようでは首位を堅持するのは難しい。今季二度目のベンチサイド・シート席を購入したので、「松坂の10勝と西武打線の八木攻略でハムの連勝ストップ」を願い試合はスタートする。 この3連戦は「七夕シリーズ」と銘打って入場ゲート前には選手が書いた願いが垂れ下がっていた。勿論、ライオンズ・ファンが願うのは「勝利」である。試合のほうは松坂は1,2回と得点圏にランナーを出すものの要所を併殺で切り抜けバックもしっかりと守った。試合が動いたのは4回、小笠原にライトスタンドへ打った瞬間に分かる本塁打を浴びて1点を先制される。ハムの八木は上背はないものの左腕が巻きついて出てくるような独特のフォームで、ずらりと9人全員右打者を並べた西武打線は何れも芯で打球を捉えられない。その西武が掴んだチャンスは5回だった。先頭の和田、平尾の連打で1,2塁とし7番中村がなんとバントの構え。そりゃないぜ~監督、打たせろよ~。そんな雰囲気が漂うスタンドであったが、バントを一度は試みるが失敗。作戦を切り替えてバスターを取るが強烈な打球はライトライナーとなり、飛び出した2塁走者の和田がアウトとなり一瞬のうちに2死1塁となる。それでも細川がヒットで出塁するがDH高山が倒れてこの回は3安打しながらも無得点と終わる。制球の良い八木は常にストライクが先行する理想的な投球内容で、5回の好機以外はスタンドが沸くこともなく重苦しい空気が球場に漂い始めてきた。そして迎えた8回裏、金子のエラーで出塁した高山を2死から赤田主将が起死回生の同点打を放つ。高山の代走福地が日本一の強肩捕手中嶋から2盗を決めていたのが利いた。ここでスタンドは一気に盛り上がり押せ押せムードが漂い、遂に八木を降板させた。このムードは9回になっても続く。ハムの9回の攻撃で2死から田中賢の地を這うような強烈なライナーを平尾が(片岡は今日は欠場でした)横っ飛びで見事に捕球した。打球が抜けていたら2塁打もあり得た上に、次は小笠原だったので価値のあるプレイでスタンドのファンも大喜び。さて9回に勝負を決めに行ったライオンズ。1死から和田の打球をショート金子が再びエラーで1死2塁とサヨナラのチャンス。ここで平尾が守備で気を良くして打席に入りライトへ強烈な安打を放つが稲葉の必死のプレイで1,3塁となり打者は中村。次が細川なので自分は敬遠満塁策で細川勝負かな?と判断したが中村勝負を選択。だが、その中村は最低の結果である「ショートゴロ併殺」でスタンドのライオンズ・ファンから大きなため息が漏れ、レフトスタンドは大喜びだった。再び中村でチャンスを潰した~、併殺はないだろよ!そんなボヤキがあちこちで聞えてきた。延長戦に突入しても松坂はマウンドに登る。怖い小笠原、スウィングに思い切りの良さが無いセギノールを打ち取ったが、何と何と5番稲葉に高めの球をライトスタンドへ本塁打されライオンズ・ファンの悲鳴を聞きながら松坂はマウンドにしゃがみこんでしまう。中村の馬鹿野郎~、オマエが5回と9回にしっかりと打っていればこんなことにならなかったのに~。そんな思いが頭をグルグルと駆け巡っている間に10回の攻撃は終了。ハムは守護神・MICHEL(マイケル中村)を送り逃げ切りを図る。ライオンズは打順の巡り合せも悪く8番からだが、ここは高木浩を代打に出すが凡退。スタンドに再び重い空気が流れ始めたが9番に代走からDHに入っていた福地が3塁前に絶妙のセフティ・バントを決めて出塁する。代打・栗山が盗塁を決めた福地を2塁に置いて、三塁線を破る2塁打で福地が生還し再び追いつく。こうなれば地元ライオンズの方が有利だ。今度は右打席に入った赤田がセンター前に鋭く弾き返し、SHINJOの返球も届かずライオンズが土壇場でうっちゃり逆転サヨナラでハムの12連勝を阻止し敗戦投手から一転して勝利投手となった松坂に10勝目をプレゼントした。いや~スタンドのライオンズ・ファンは私も含めて狂喜乱舞で大歓声の中で、赤田主将が栗山と二人でお立ち台に立つとスタンドは大いに沸きかえり二人のヒーローの話しを聞いた。【ヒーロー・インタビューでのコメント】栗山:昨日ふがいない成績で恩返ししたいと思ってたので無我夢中で打ちました。今年は調子が悪いですが、僕を応援してくれる皆がいるから打てました。声援に応えることができてよかったです。赤田主将:栗が同点にしてくれておいしい場面だなと思った。センターが新庄選手だったので栗に一生懸命走ってくれと思った。8回のタイムリーも松坂が頑張ってたので何とかしたかった。二人から:所沢では勝率が良いのでこれからも頑張ります。大きな声援を宜しくお願いします。 今日の試合は凄かった!まさに野球というスポーツの持つ醍醐味、娯楽性全てが凝縮されていた。1点差を追いながら一度は追いついたが拙攻でサヨナラ機を逸し逆に延長で再びリードされたが逆転サヨナラ。野球には最後まで諦めないことで「逆転サヨナラ」の可能性を引き寄せる事が出来るスポーツだ。こういう素晴らしい試合は年間を通してもそう多くお目にかかれないが、こういう試合があるから何度もスタンドに足を運び感動を味わいに行くのだ。野球の持つ面白さを西武ライオンズを通して追求し、何度球場に足を運んでもその都度違った感動を勝利を通じて味わえるのは幸せである。最後に、スタンドのファンから「ありがとう~」という言葉が私の後ろから何度も聞えてきた。私もそれと同じ言葉を選手に心から掛けたい。
2006.07.08
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西武ライオンズ~日本一・アジア一へ向けての軌跡!【西武ライオンズ~この1週間】(6月27日~7月2日)3勝2敗 この週は楽天2連戦、オリックス3連戦と下位のチームとの対戦で4-1を目論んだ。ところが、楽天戦での2戦目に勝運のない西口が先発で1点を先取したものの信じられないようなエラーの連続で落としてしまった。オリックス戦は予想通り前橋での許先発試合を落としインボイスでの2試合を勝つという予想通りの結果となった。一週間を通して見れば3-2と「貯金1」を得たが「1」と「3」では重みが違うから、楽天に負けたのは悔しい。今週は前半が福岡でのホークス戦、後半は地元でのファイターズ戦。ファイターズは交流戦後不振のマリーンズを抜いて3位に浮上し連勝中のチームなので要注意。ホークス戦は涌井-和田、西口-新垣の先発。ファイターズ戦は松坂-ダルビッシュ、帆足-立石、ギッセル-八木と予想する。ホークスの2戦目はファームで調整中の新垣と読むがどうか?ファイターズは2戦目は本来は武田だが骨折で離脱したので情報を総合すると立石だが確証はない。3戦目は好調のルーキー八木なのでこの投手は是非攻略したい。【先週の成績】1.6/27 ○西武 7 - 3 東北楽天×2.6/28 ×西武 1 - 4 東北楽天○3.6/30 ×西武 1 - 7 オリックス○4.7/01 ○西武 8 - 3 オリックス×5.7/02 ○西武11- 3 オリックス× 【6月の西武ライオンズ】(6月1日~6月30日)12勝9敗1分6月はイキナリ東京ドームで読売に3連敗したが、翌週には4-2と回復した。交流戦最後の3連戦を地元での対横浜戦を「予定通りの3連勝」で終え、未消化の広島での1試合を涌井が黒田との投げあいを制し4連勝で終えた。リーグ戦再開となってからも3連勝し結局7連勝まで伸ばしたのが大きく、月間成績で「貯金3」とした。交流戦は5月はセの狭い球場で投手陣が大量失点したり雨に悩まされコンディション調整が上手く行かなかった。そうした点も6月の2週目からは解消され、セの球場でも広い甲子園やナゴヤドームでは勝ち越すなど明るい材料が出てきた。投手陣は西口が勝運から見放されているが、交流戦から登録されたギッセルが西口の穴を埋める活躍をしローテーションに定着した。中継ぎ陣は左腕星野がベンチとファンの信頼を失い、石井貴も不安定な投球が続くものの三井が安定しているのは嬉しい。打者では交流戦期間中はカブレラが本塁打こそ少なかったが打ちまくったが、その反面和田が体調を崩したのは痛い。好調な打者はすっかり安定感が増し規定打席ベスト10に入った片岡だ。石井義が5月中旬に登録抹消されてからはノビノビとプレイしているようにも感じる。その石井義は必要な戦力だから、早く一軍に復帰してもらいたい。7月は福岡でのホークス戦が5試合で地元ではなしと変な日程?が組まれているが、ここでホークスを叩くのが課題だ。ビジターでの成績がイマイチの今季だがここは踏ん張りどころだ。 【6月の観戦結果】(3勝2敗)1.6/02×西武 2 - 4 読売○(東京ドーム)2.6/03×西武 3 - 4× 読売○(東京ドーム)3.6/16○西武 6 - 3 横浜×4.6/17○西武 6 - 3 横浜×5.6/24○西武 4 - 3 千葉ロッテ× (長野オリンピック・スタジアム)人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Earl Klugh Trio/Volume Two Sounds And Visions2.R.E.M./In Time:The Best Of R.E.M.1988-2003 Disc 1
2006.07.03
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プロ野球観戦記 NO.18○西武 11-3 オリックス・バファローズ●▼西武 - オリックス 10回戦 (西武5勝5敗、インボイス西武ドーム、13:00、17,455人)オリックス 1 0 0 2 0 0 0 0 0 3 西 武 2 1 0 0 0 0 3 5 x 11 【投手】(オ)本柳、加藤、菊地原、吉川、歌藤-鈴木、的山(西)ギッセル、石井、小野寺-細川、田原、炭谷【責任投手】(勝)ギッセル 4勝0敗(敗)本 柳 1勝1敗【本塁打】片岡3号(西)、中村6号(西)、中島14号(西)【西武首位をキープ!】梅雨と言いながらも暑い日が続いているので、多少体にバテの兆しが見え始めているので今日は家でTV観戦とするか球場に行くか多少の迷いはあったが今日は「勝ち試合」と読んでいたのでやはり行ってしまった。そんな訳で今日もいつも通り出掛けたのだが、生憎デジカメの電池切れの為に電池をキオスクで買うのを忘れていた。なので今日の写真は、昨日の「未公開写真」で勘弁をしていただきたい。Blue Windsのアロハの衣装を撮影する積りだったが、それは次週の?お楽しみ(楽しみにしている人っていないよね?俺だけ?)。昨日はジメジメと暑くびっしょりと汗をかいたが、今日は家を出て途中で雨が降ってきて球場に着いたときも降っていたが空は明るかったので土砂降りにはならないと読んだ。第一傘持ってこなかったし...。さて、試合のほうですが今日も先制点はオリックスに入りました。先発のギッセルはGWのイースタン対読売戦で観て以来の生観戦。その時は初回にイキナリの危険球退場でアウト!今日は立ち上がりから制球が定まらず、得意のテンポの良い投球に持って行けなかった。初回の失点もそうだし、4回の失点は2死から安打、三塁打、ボークと一人相撲を取っていた。オリックスはギッセルに対して徹底的に待球作戦を敢行しギッセルの消耗待ちによる攻略を狙ったのだろう。その点は昨日よりましだが如何せん攻撃に工夫がないので得点力が上がらず敗れた。西武は1点を先取された直後の1回裏に福地の三塁打、片岡のフラフラと舞い上がった打球はレフトスタンドの最前列に飛び込む本塁打で逆転。2回には中村が本柳の「おいしい真ん中のスライダー」を昨日に続いての「おかわり」を左中間席に叩き込み3-1とリード。4回に一度は追いつかれたものの、7回と8回には中島の本塁打も含めて一気に8点を奪い11-3と大勝した。その7回と8回にはオリックス選手の無気力なプレイも目立った。加藤投手は敬遠の球を暴投し3塁走者がホームイン、赤田はヒットの後に2,3塁間に挟まれながらもオリックス内野陣の拙いランダンプレイで3塁に生かす、エラーの連発。こうしたプレイには西武ファンから失笑が漏れていたし、草野球レベルのお粗末なプレイだった。投手陣も二日連続で中村、中島に本塁打を打たれるなど配球の工夫もないし、第一中村ははっきり言って真ん中近辺の失投しか打てない状態なのにその「おいしいところ」に投げるとは西武ファンとしては嬉しいが、オリ・ファンには失望だろう。因みに今日は「オリックス・グループ社員応援デー」と銘打って3塁側は昨日よりも確実に多く、オリのチャンスにはスティック・バルーン(て言うのかな?)を叩いて応援していた。でも、7・8回とお粗末なプレイが出ている間に、気が付いたら大部分の人が帰っていた。今日も昨日に続いての観戦で汗だくになって来ました。中途半端に雨が降っていたのでかえってジメジメさが増幅された?のか、降るならまとめてドバッと降って欲しかったのですが...。これからの季節、インボイスでの試合観戦はこうした状況が続きそうです。最後に、今日の観戦では試合の序盤にやけにファールボールが座席の近くに飛んできた。普段は中々飛んでこないけど、今日はやけに飛んできたな~。でも一つも取れなかった!次回の観戦予定は、七夕の金曜日に松坂が登板するなら会社を早退(有給扱い)して行くかも。8日は多分飛ばして9日の試合(日ハムは好調な八木なので要注意)をもしかしたら観戦の予定。【ヒーロー・インタビューでのコメント】赤田選手(主将):終わってみれば快勝だったが、中盤は厳しい試合展開で、ギッセルの為にも援護してあげたかった。(7回の場面で)代打かなと思ったが、そのまま送ってくれた監督の期待に応えたかった。体調はすこぶる良いので、7月もたくさん打ちたい。これで、良い形でホークス戦に臨めます。2連勝して帰ってきたいと思います。試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Various Artists/JAL Jet Stream,Street Cafe-街角のカフェ-2.John Lennon/Acoustic
2006.07.02
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プロ野球観戦記 NO.17○西武 8-3 オリックス・バファローズ●▼西武 - オリックス 9回戦 (西武4勝5敗、インボイス西武ドーム、17:01、14,591人)オリックス 0 1 1 0 0 0 0 0 1 3 西 武 0 2 5 0 0 0 1 0 x 8 【投手】(オ)金子、前川、山本、吉川、歌藤-的山(西)帆足、正津、星野-細川、炭谷【責任投手】(勝)帆足 5勝2敗(敗)金子 0勝1敗【本塁打】ブランボー4号(オ)、中村5号(西)、中島13号、グラボースキー3号(オ) 【西武首位再奪回!】長野~いわき~福島~前橋と続いた地方遠征シリーズも終り、やっと地元に戻ってのオリックス戦を観戦した。昨日の前橋での試合は先発が許と言うことで、やる前から敗戦濃厚だとは思っていたが初回に3点を取られるなど想像通りの立ち上がり。ライオンズ打線も集中力がなく和田も二つの併殺打で厄日だった。さてこの日の試合開始は17時からという「手頃な時間」が試合開始でこれは今季からの試みだ。ライオンズ・ファンは子供も多いので、この位の時間だと試合時間が多少長引いても帰宅の足を心配する必要はないだろう。バックスクリーン前の広場では、松坂投手の100勝までのあゆみを電車の中吊り広告で振り返る企画が催されていて、過去の名勝負のシーンが蘇る。これは確か明日もやっているはずだから、球場に足を運んだら見て欲しい。その横ではBlue Windsのお姉さま方がラフなカッコウで踊りを披露。恒例のYMCAのライオンズ・バージョンと、ヴィレッジ・ピープルの「マッチョ・マン」に合せての踊りを溌剌と踊っていた。彼女等はダンスをしている方々と、今季から100円で購入できる雑誌「L-ism」の販売もしている。この販売を担っている彼女達は写真にはないが(明日撮ろうかな?)今日からハワイアンの格好で涼しげだった。 さて、試合の方は帆足と金子の先発。オリックスは当初は川越の先発が予定されていたが、昨日登録抹消となり急遽金子の先発となったそうだ。一方の帆足は長野での土曜の試合で松坂緊急降板後の突然のリリーフで投げて勝利投手になって以来の登板。両投手ともに初回は何とか無失点に切り抜けたが、オリックスは2回ブランボーがセンター左に本塁打で1点を先取。その裏、今度は最近打棒が湿りっぱなしの中村が右中間に阪神戦以来の本塁打(その試合、俺観ていたんだよ!)で早くも2-1と逆転。金子はサイドハンドから100キロ台のカーブが決まっている時は打ち取れていたが、素人目にもストレートを投げる時と明らかにフォームが違っていた。それでもあのカーブは決まれば武器にはなる。3回に村松の2塁打と3番に入った水口(こいつは近鉄時代から西武戦にだけは打っていた)のタイムリーで同点に。不安定な帆足の投球を援護する為にも追加点が欲しかったが、3回裏に満塁から和田が走者一掃の2塁打と中村四球後の高山のショート深くへの当たりが内野安打となり、送球がライト方向へ大きくそれる間に2者がホームインし「5点」を奪い事実上試合は決した。その後は、試合は落ち着いた展開になり7回に中島がセンター右へ本塁打で1点追加。安打数ではライオンズを上回りながらも、得点は9回のグラボースキーのソロ本塁打を含めて3点に終わったバファローズ打線は全く繋がりが無かった。3番水口が3安打と張り切ったが...。 5位と低迷するオリックス相手に連敗は許されないし週末の試合は連勝して対ソフトバンク戦へ弾みをつけたいところだ。先発の帆足は相変わらずテンポが悪く2-3のカウントも多くキレもイマイチ。オリックス打線の工夫のない攻めに助けられたが良い内容とはお世辞にも言えない投球。二番手の正津は久し振りにキレもスピードも出ていたし、マウンドでの躍動感も感じられた。降板時にベンチに戻る時には珍しくスタンドから大きな拍手を浴びていたのが何よりの証明だし明るい材料。さて問題なのは星野!東京ドームでの一件以来すっかりベンチとファンの信頼を失っているが今日も9回に左打者のグラボースキーに本塁打を浴びているし、制球も0-3があったりとこれでは信頼回復どころかますます失ったのではないか?重要な場面での登板は暫く無理?【ヒーロー・インタビューでのコメント】和田選手:2アウト満塁の場面で、自分が何とかしなきゃと思いました。連敗していたので今日勝ちたかったです。昨日は自分が不甲斐なかったので、今日借りを返すことが出来て良かったです。この調子で頑張りたいです!! 明日の試合も観戦に行ってきます!試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Eric Clapton/Eric Clapton,Deluxe Edition Disc 12.Bruce Springsteen/Tracks Disc 3
2006.07.01
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西武ライオンズ~日本一・アジア一へ向けての軌跡!【西武ライオンズ~この1週間】(6月20日~6月25日)3勝0敗GW明けから始まった交流戦は、20日の広島戦で終了し週末からはリーグ戦が再開した。交流戦の事実上の最終カード対横浜戦を「予定通り」3連勝で飾り、雨天中止の振り替え試合の対広島戦を勝利で飾り4連勝で交流戦を締めくくり貯金をものにした。リーグ戦再開の相手はパの首位でもあり交流戦V2を果たした千葉ロッテ相手なので、これは負けられないカードでイキナリ再開となった。しかも長野は主催試合ながらもいい思いでのない球場でもあるので、尚更この2連戦は大事だった。結果から言うと対広島戦は涌井を我慢して完投させた首脳陣の「賭け」が見事に的中し、広島の不動のエース黒田との投げあいを制したのは大きい。対千葉ロッテ戦は交流戦疲れ?のあるマリーンズの選手の動きがイマイチで、エラーや失投も多い上にボビーの采配にもキレが無かった。マリーンズ側としては土曜の松坂緊急降板劇の試合を落としたのは痛かっただろうし、西武はこの試合を拾えたのは収穫だった。この勝利の価値は翌日の日曜日のカードに勝ったので尚更だ。これで6連勝を飾り首位を奪回出来たので、今週は最近元気な東北楽天と元気のないオリックス相手なので前者を2連勝、後者は2勝1敗とし「3」つの貯金を稼ぎたいところだ。今週は前半が東北楽天戦で、いわきと福島でのカードで涌井と西口の登板。後半のオリックス戦は金曜日の初戦が何故か主催試合ながら前橋(ナベQが営業したのかな?)で週末は地元での試合。こちらは許、帆足、ギッセルの先発が決定的で私は当初は土曜のカードを観戦する予定だったが、長野でも帆足だったのでギッセル登板の日曜日に観戦する。ギッセルはGW中のインボイス対読売戦を観戦したが、初回に危険球退場劇があったので見ていないのも同然なので楽しみだ。【先週の成績】1.6/20 ○西武 2 - 1 広島×2.6/24 ○西武 4 - 3 千葉ロッテ×3.6/25 ○西武 7 - 2 千葉ロッテ×【交流戦を振り返って】パ108勝セ107勝1分け2年目を迎えた交流戦は昨年と同じスタイルで行われた。もともと2年間やってみて再検討するとの申し合わせだったようだ。パの財政的窮地を交流戦実施で少しでも穴埋めするのと、ファンの要望もあってセ側が渋々了承した経緯がある。逆にセ側がドル箱の阪神戦、読売戦が減ったことで減収となり、来年からは4試合を主張しているがこれにはパ側が難色を示している。パ側の強い希望でスタートした交流戦は、今度はセ側が窮地にたったことで譲歩を求められているとは皮肉だ。この4試合制には個人的には反対だが、4試合制にするのなら「平日=リーグ戦、週末=交流戦」を提案したい。MLBでは交流戦を盛り上げる為に実施時期を分割し、尚且つ第一期は週末に実施している。MLBの様に球団数が多くない日本では組み合わせには限界があるので、アイデアを出し各球団が魅力ある企画をだすことで盛り上げるしかない。私は6試合性維持で第一ラウンドと第二ラウンドに分けて、間で一端リーグ戦を挟むなどの日程の工夫をしたら良いと思う。対戦成績は前年と全く同じ傾向になったのは不思議だ。パが最終日に3-1と勝ち越したことで1つのプラスとなったし、マリーンズが最後まで優勝争いをしV2を決めたのも同じ。中日は昨年交流戦で失速し阪神に優勝をさらわれたが、今年は読売が「借金10」で失速したのも同じ。観客動員は前年比プラス0.5%とほぼ前年並みでこれも同じ。西武について言えば観客動員数は昨年比マイナス6.7%で1試合平均17,718人で、マイナス幅では12球団一だったのは残念だ。確か昨年は西武が公式戦との比較で一番伸びたと思ったが...。週末に阪神戦と読売戦を組んだのにこのマイナスは痛い!如何にして火、水、木の週前半のカードで観客を増やすかが来年の課題だ。成績は五分五分の星勘定が続いたが最後に4連勝して「貯金3」で終えたのは、昨年の勝率5割に比べると進歩した?ホーム球場では圧倒的に勝ち越したが、逆にセの狭い球場である神宮、横浜、広島で負け越し、広い甲子園、ナゴヤドームで勝ち越し、東京ドームで3連敗と来年の課題が見えてきた。前半は同じ打者に打たれるなどスコアラーの情報収集不足もあったので、交流戦でも確実に勝ち越したいならオープン戦からスコアラーを帯同させないとね。人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Earl Klugh/The Earl Klugh Trio Volume 12.Paul McCartney/Off The Ground
2006.06.26
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プロ野球観戦記~長野編 NO.16○西武 4-3 千葉ロッテマリーンズ●▼西武 - 千葉ロッテ 7回戦 (西武5勝2敗、長野オリンピック・スタジアム、13:02、19,004人)ロッテ 0 1 0 1 0 1 0 0 0 3 西 武 0 0 0 1 3 0 0 0 x 4 【投手】(ロ)久保、神田-里崎 (西)松坂、帆足、正津、三井、石井貴、小野寺-細川【責任投手】(勝)帆足 4勝2敗(敗)久保 6勝5敗【本塁打】里崎9号(ロ)、カブレラ19号(西)、片岡2号(西)【西武首位奪回!】交流戦の最後のカードである対横浜戦を「予定通り3連勝」で乗り切り迎えたリーグ戦再開の最初のカードが対マリーンズ2連戦。西武主催ゲームだが、開催球場が長野オリンピック・スタジアムであるのはこの時期ここ数年長野での開催が続いている。長野は西武にとっては縁起の良くない球場としてファンの間では有名だ。普段は所沢で大部分を観戦するのだが、今回は思い切って長野まで日帰り観戦を挙行することにした。縁起の悪い球場、梅雨による雨天中止を心配しながらも木曜日に切符を事前購入しておいた。さて、23区の一番西端の駅が最寄りである私としては長野までは長野新幹線が一番便利な交通手段である。下の写真は上野駅に入線してきた新幹線で、09:26発のあさま号である。長野までは上野から100分程の意外と短い時間で到着します。球場までは1階の5番乗り場から(プロ野球開催時に運航される)直通のシャトルバスで25分で到着(帰りは40分!)します。写真は球場に着いて外から見た外観ですが、花びらをモチーフにしたかのような作りが印象的でした。 さて、試合の方ですが交流戦後最初のカードが首位マリーンズ相手となれば先発は当然松坂ですね。一方のマリーンズは松坂世代で2年目の久保です。彼とは高三春の決勝で関大一との試合で対戦していますが、プロでは初めてだと思います。その松坂の立ち上がりにナンとアクシデントが発生。先頭西岡にイキナリ四球を与えたと思ったら一死後福浦の時に、マウンドに足を取られたようで暴投。この時に足を負傷したらしく一端ベンチに戻り治療をすることに。この間ブルペンでは急遽帆足と宮越が投球練習を始め慌しい雰囲気に。松坂はその後マウンドに戻り数球投球練習をし試合は再開する。だが福浦に2つ目の四球を与え続くベニーを打ち取ったところで降板。この際に一塁ベースカバーへ走ろうとしたが足がもつれしゃがみこんでしまう。松坂のまさかの降板劇で左打者の多いマリーンズ打線に帆足を登板させる。帆足はまだ肩が出来ていないとみて、マウンドでは規定投球数を超えての投球練習を認めてもらう。ドタバタしたがこの後帆足が後続を抑え25分間かかった1回表のマリーンズの攻撃がやっと終わる。(やはり長野は鬼門なのか、そんな嫌な予感が私の頭を駆け巡る...) 波乱を感じさせる試合展開は2回に里崎がマリーンズファンが待つ左中間に本塁打で先制。4回にもエラー絡みで1点を失い2-0と西武ファンには不安な展開となってきた。BUT4回裏に主砲カブレラが豪快にレフトスタンドに放り込み反撃の狼煙を上げると、5回裏には久保の制球が甘くなってきたところを付け込む。久保は中盤に崩れるパターンが多いので、ここで加点しないとスイスイ行く傾向がある。細川、浩之で作ったチャンスに赤田が見事な犠打で1死2,3塁の場面を演出した。ここで2番・片岡が久保の投球を捕らえてレフトスタンドへ見事な逆転3ラン本塁打を放ち4-2と逆に2点のリードを奪った。片岡の本塁打が出た瞬間、長野のライオンズファンは大喜びでブルーフラッグと拍手が鳴り止まなかった。長野にはライオンズファンが多いのだなと感じた瞬間でした。結局、帆足は6回途中で正津と交代するまで4回2/3を3失点で松坂緊急降板のあとの登板で試合を作った点は評価するが、投球内容は球のキレはイマイチだった。7回からは三井(星野は信頼を失っているので登板せず)-石井貴-小野寺のリレーでマリーンズの反撃を抑え首位奪還に成功した。【ヒーロー・インタビューでのコメント】片岡選手:(守りで)ミスばかりしていたので何とかしたいと思っていました。(打った手ごたえは)つまっていたので入るとは思いませんでした。これからも勝ち進んでいきたいと思います!今日のヒーロー・インタビューは当然片岡選手。打のヒーローは守備ではDH出場だった中島に代わってショートを守ったが、こちらは危なっかしい場面が多かった。特に、最終回の先頭打者の飛球を平尾と追い交錯しそうになりながらも、最後は曲芸のようなプレイでキャッチした。アレを落としていたら無死2塁の可能性があったからね~、片岡クン冷や冷やさせるなよ。【長野オリンピック・スタジアムについての感想】やはり普段見慣れていない地方球場での観戦は新鮮な気分でした。ただ長野は当初は梅雨前線の影響で降水確率が70%だったのが、前日にはそれも消えて午後から晴れマークが並ぶ。私の席は内野指定の前から3列目で、もろに太陽光を受ける上にフェンスの手前(ブルペン捕手の前)で観戦には最悪の席。2回表から内野指定でも後方の上部に空席があったのでそこに勝手に移動。西武ドームと違いトイレも眼の前で投手の球筋も観やすかったし、ファールボールも多く飛んできました(取れなかったけど眼の前にライナーが来ました)。所謂売り子による場内販売はないけど球場前のテントでお弁当を売っているし、内野自由席に通じる所でもテントで弁当やジュース・ビール(カンでの販売)を売っています。ビールは500円で350リットルのです。まあ、それでも飛ぶように売れていました。あ、それとこれは西武主催試合なのでライオンズの応援グッズも売っていますし、ここだけの限定販売であるピンバッジ(700円)も良く売れていて私はこれを買いました。交通手段は私の場合は書いたように長野新幹線で長野まで行き、シャトルバスで会場に行きました。このバスは行きは25分でしたが、帰りは渋滞もあり40分も掛かってしまいました。それでも試合終了後はバスは次から次へと絶え間なくやってくるのは評価出来ます。料金は往復で1000円です。長野駅との交通手段はこれ位しかないのが玉に瑕で、長野駅には結局17:30頃に到着し、17:48分の新幹線の券を慌しく購入し駅の売店で家族用に「野沢菜」を買いました。翠の窓口は列をなしていたのでここに並んでいると乗り遅れるので、券売機の方が空いていたので自分で操作して間に合った。長野のファンの感想は、一つ一つのプレイに正直に反応するので松坂緊急降板の時も「え~、ありゃ~」みたいな言葉にならないような反応が漏れていました。試合は西武がカブレラと片岡の2本塁打で点が入ったときは、所沢以上に?大いに盛り上がっていて西武の興行が定着していると思いました。今日の観衆は19、004人と発表されているので交流戦の17,000人台に比べると入っていた部類に入るので善戦したとの感想を持ちました。今年は試合観戦をほぼ週末(金曜~日曜)に徹底的に出かけているおかげで、野球以外の趣味に費やす時間が減っているの。インボイス球場以外にも、東京ドームとハマスタにも観戦に出かけ今回の長野と本拠地以外の球場では千葉マリンが残っているかな?あとは、フルキャスト宮城にも出かけたいし、仙台はまだ行ったことのない都市だから一泊して市内観光も兼ねて観戦に行きたい。でも今年はどうかな...。次の観戦予定は7月1日(土)のインボイスでのオリックス戦。先発は中5日でギッセルかな?試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Air Supply/The One That You Love2.Gloria Estefan And Miami Sound Machine/Let It Loose
2006.06.24
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西武ライオンズ~日本一・アジア一へ向けての軌跡!【西武ライオンズ~この1週間】(6月13日~6月18日)3勝2敗1分未消化し合いの広島戦を除けば交流戦最後の週となったが、前半の中日戦は予想通り相手の表三本柱(マルティネスはその後登録抹消されたが)との対戦で苦戦した。川上、佐藤充は共に防御率1点台の投手なのでしょうがないとしても二戦目のマルティネス先発試合は勝てた試合だけに、8回の石井貴-細川のバッテリーミスは痛かった。2カード目の横浜戦は元々3連勝を目論んでいたが最終戦に三浦が中4日で先発するとは思わなかった(土肥はどうしたの?)。それでも予定通り3連勝で交流戦唯一の引き分けこそあったが週間勝ち越しと交流戦勝ち越しを決めたのは明るい材料だ。交流戦突入直後の「神宮の悪夢」を思えば投手陣が立ち直ってきたのにはホッとした。後は、西口に勝ち星を付けて気持ちよく投げてもらい千葉ロッテとソフトバンクを追撃したい。今週は対広島戦の未消化試合が1試合残っているが、これを終わると週末に長野(西武主催)で千葉ロッテ戦2連戦が組まれている。ここからはローテーションを組みなおすだろうから松坂、西口が有力か?千葉ロッテはエース清水、渡辺俊かな?今週の観戦予定は長野の土曜でのカードの切符を購入出来たら日帰りで観戦する予定だ。でも梅雨だし土曜の降水確率40%なのが心配材料です。【先週の成績】1.6/13 ×西武 1 - 2 中日○2.6/14 西武 4 - 4 中日 3.6/15 ×西武 1 - 7 中日○4.6/16 ○西武 6 - 3 横浜×5.6/17 ○西武 6 - 3 横浜×6.6/18 ○西武 2 - 1 横浜×人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Celine Dion/The Collector's Series Volume One2.Various Artists/JAL Jet Stream,Oasis-摩天楼のオアシス-
2006.06.19
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プロ野球観戦記~交流戦 NO.15○西武 6-3 横浜ベイスターズ●▼西武 - 横浜 4回戦 (西武3勝2敗、インボイス西武ドーム、14:00、19,168人)横浜 2 0 0 0 1 0 0 0 0 3 西武 0 0 3 1 1 0 1 0 x 6 【投手】(横)秦、牛田、木塚、加藤-相川(西)帆足、正津、三井、石井貴、小野寺-細川【責任投手】(勝)正津 3勝0敗(敗)秦 4勝3敗【本塁打】小田嶋3号(横)、カブレラ16,17,18号【カブレラ、右・左・中に三連発!】松坂のドラフト以降最速の通算100勝の記念すべき試合を観戦した昨日から連戦で今日も観戦に出かけた。本当は今日は観戦するか否か迷っていたのだが、折角の地元での最後の交流戦なので足を運んだ。通常インボイスでのデイゲームは13時か13時半試合開始が多いのだがこの日はなぜか14時開始。不思議だが個人的には朝ゆっくり寝ていられるのでありがたい時間なのだが、どうやらNHKでの全国放送が14時からなのでそれに合わせたと言うのが真相であろう。13時開始だとNHKは大河ドラマの再放送の時間帯だよね?(普段からNHKは全く観ないのでカンで書いています) さて、球場にはいつも通り大体1時間前に(自宅からは片道約80~90分)到着し切符窓口へ。昨日は平日ナイター用の無料指定席引換券(ファンクラブ特典です)で観戦し懐が傷まなかったので、今日は奮発して始めて「ベンチサイドシート」を4,500円出して購入した。球場入場口前ではBLUE WINDSが仮設ステージでYMCAに合せて踊りを披露(上の写真です)していました(手前のサッカーのユニフォーム姿?の男が邪魔でした。野球場にサッカー姿なんて言語道断じゃ~!)。 試合の方はNHKでご覧になったファンも多かったと思いますが、昨日に続いて印象に残る試合を観戦できて幸せでした。先発は帆足。初回から不安定な立ち上がりで早くも2点を先取される嫌な展開。帆足は交流戦突入直後の東京ヤクルト戦で炎上した苦い出来事があり一瞬頭をよぎる。折角の全国放送なのだからライオンズの強さを見せ付ける試合をしろと念じました。一方横浜の先発は秦。彼はドラフト時(智弁学園)に西武が一位指名を直前まで検討しながら回避し細川を自由獲得枠で、中村を2位指名で獲得したので西武入団は幻となり横浜入団となった選手だ。打者一巡目までは100キロ台の緩いカーブでストライクを稼ぎ、135~138キロ台の直球で打ち損じを誘っていた。2巡目突入の3回に捕まりカブレラに滞空時間の長い当たりをライトスタンドへ叩き込まれ、横浜が初回に挙げた2点をひっくり返す3点がライオンズに入りスタンドは興奮状態になる。4回には2死から福地の見事な3塁打で加点し秦をKOした。逆に2点リードをもらった帆足だが勝利投手の権利を得る5回に9番DHの小田嶋にレフトへ本塁打を浴び、スタンドを白けさせる。更に動揺したのかこの日始めての四球を石井に与えた所で降板だ。四球こそ1だが決して制球は良くなく1回からハラハラさせながらの投球で、まだまだ去年のような投球内容には程遠くこれでは心配だ。中継ぎ投手陣はその後、正津(勝利投手だが良い内容とは言えない)-三井(最近安定しているね)-石井貴(相変わらず危怪しい投球内容)-小野寺(今日は安心できた)の継投で多村が居なく迫力を欠くベイ打線の追撃を許さなかった。カブレラはその後、第二打席で牛田からベイ・ファンが陣取る左中間スタンドに5回、7回には木塚からセンターへ打ち込んだ。写真は7回に本塁打を放ちホームインした瞬間をぱちり。カブレラが凄かったのは勝負を果敢に挑んできたベイ投手に対し、全て違う投手から3連発したのは価値がある。牛田から放った一発の時でも、既にスタンドは西武ファンがブルー・フラッグを振りかざしお祭り騒ぎのようになっていた。NHKを通して全国のファンにこのスタンドの大喜びの様子はどう伝わっただろうか?野球放送の絵作りの下手なことでは定評のあるNHKなので心配ですがね。そしてまさかまさかの3連発がラッキー7に出てしまいましたよ二連発や一試合2本塁打は過去の観戦にも記憶があるものの、1試合3連発となると果たして記憶にないな~。それにしても1試合で一人の選手が3本も打つこと事態プロの試合と言えど両リーグ通じても僅か数例しかないのだから。7回に放った打球も一直線にセンターへとグングンと伸びていったので直ぐに本塁打と分かり球場はもう大騒ぎでした。私の周りの席でもあちこちから歓声が上がり、もうワッショイワッショイの大騒ぎで次ぎの打者の和田は集中力を維持するのは難しかっただろうな~。どこまでスタンドの興奮を私の拙い文章で伝えられたか分かりませんが、今日試合観戦に来れなかった人もNHKの放送で堪能出来たことでしょう。(勿論CATVで観ている人も多いでしょうが...)最後に次ぎの観戦予定は次週の長野での千葉ロッテ戦と、言いたいのだが未定である。涼しそうな長野のスタンドでの観戦を日帰りで行きたいが、切符は当日でないと購入出来ないそうだ。ロッテファンが多く詰め掛けそうなので、万が一新幹線で駆けつけて入場できなかったらアホらしいしどうしよう?(梅雨なので雨天中止も心配)土曜日の先発は松坂の可能性(千葉ロッテは清水?)があるので行きたい気持は強いのだが...思案中です。【ヒーロー・インタビューでのコメント】カブレラ選手:飛距離を意識せずに強く打とうと心がけた。とにかく打ってやろうという気持ちが強かった。(3本のHRは4年ぶりだが)4年前とは狙い球を絞れることができるようになった点で進歩した。(お母さんが球場に来てましたが)彼女の為にも絶対打とうと思っていた。(ファンに一言)どんどん打ってファンの為に頑張りますので、もっとたくさんの人に来場して頂いて、満員の前で打ちたいです。カブレラ選手は自分が活躍した試合でも滅多にお立ち台には上がらない。インタビュー後も直ぐにあの長い階段を上がってロッカーへと消えるのが殆ど。でも今日は、インタビュー後ライトスタンドに向かいサインボールを投げ込み、レオとライナと共に万歳を繰り返していた。詰め掛けた多くのライオンズ・ファンに手を振っていた姿は嬉しそうだった。これも母が来ていたからかな? 伊東監督のコメント:「毎日お母さんに来てほしい」試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Bruce Springsteen/Greatest Hits2.Fourplay/Fourplay
2006.06.17
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プロ野球観戦記~交流戦 NO.14○西武 6-3 横浜ベイスターズ●▼西武 - 横浜 4回戦 (西武2勝2敗、インボイス西武ドーム、18:00、12,456人)横浜 0 0 1 0 0 0 0 0 2 3 西武 1 0 0 0 2 0 3 0 x 6 【投手】(横)門倉、木塚、岡本、川村、ソニア-相川(西)松坂-細川【責任投手】(勝)松坂 9勝2敗(敗)門倉 3勝4敗【本塁打】中島12号(西)、金城5号(横)【松坂、江川越え!】松坂の前回の甲子園での登板はまさにワンマンショーであり、通算99勝で迎えた地元での横浜戦を観戦に行った来た。会社は1時間早退(有給扱い)で球場に駆けつけた。4月から職場が球場に近くなった(約40分位)のを有効に使っている。さて、先発は「世界一チームの日本のエース」松坂対門倉。横浜の先発投手で松坂と対等に闘えるとしたら三浦が絶好調なら可能性を残すが、近鉄時代に何度も対戦経験のある門倉では交流戦による不慣れはないし怖さもない。横浜ファンには失礼だが、試合をやる前から松坂通算100勝の試合をどのように飾るかが焦点だった。試合の進行を今日務めたのは文化放送の斉藤アナで、西武の選手が打席に向う際に独自の紹介コメントを披露しスタンドで聞いていても充分に楽しめた。試合開始前には高木大成課長代理(本当なら現役選手としてプレイしていないとね)を迎えてのやり取りも面白かった。 試合の方は初回に中島がセンターバックスクリーンに打ち込むホームランで1点を先取する幸先の良いスタートで、松坂を楽にする展開となる。松坂は立ち上がりから制球が良く高校時代の同僚で2番スタメンだった小池は全く歯が立たない。3回に先頭の内川に右中間を破る3塁打を浴び、1死後WBCでの同僚相川にセンター犠牲飛球を打たれ同点に。それでも制球が安定しているので観戦していても連打を浴びる心配は無かった。今日は松坂の100勝に沸いた一夜だったが、打のヒーローは文句なしで中島だった。何しろ4打数4安打4打点で松坂と一緒にお立ち台に上がったのは当然だ。どの安打も効果的で初回の本塁打は松坂を勇気付ける一発だし、中日3連戦での沈滞ムードを振り払うには充分だった。 今日の松坂の投球は12Kと多くの三振を奪ったが、多村欠場中で村田一人に重圧がかかる打線では松坂攻略は困難だ。小池、古木、北川(こんな選手全く知りませんでした)は松坂に子供扱いされていた。横浜高時代の同級生小池とは既格が違いすぎスライダーにかすりもしない。古木は三球三振した打席もあり、彼も松坂に相手にされていなかった。北川?話になりません。何で種田を起用しないの?今日のストレートは150km/hを超えは一球も無かったが、140km/h後半のストレートをコーナーに配しスライダーとのコンビネーションで横浜打線を手玉に取った。内川には唯一2安打を許し最終回には金城にまさかの被弾こそあったが、自責点2での完投は実力どおりだ。ハマスタでの横浜と今日の試合の横浜の印象は打線では「多村」の存在感は大きい。彼が出場しているとスタンドでも威圧感が感じる。村田ではまだまだだ。投手は三浦はエースだが、今日の門倉は異常に長いインターバルは観る者を白けさせる。まるでかつての江夏のようだった(実力は雲泥の差だが)。西武の投手は帆足以外の先発は誰もがインターバルは短いので、門倉の長さは異様に感じた。試合終了後は花束が贈呈された以外は特別なセレモニーは一切無し。彼にとって100勝は通過点でありまだまだその数は伸びていくのは必至だ。試合後のヒーローインタビューを4安打の中島と受けていたが、1塁側西武ファンが肉声を聞きたいために何時もより多くベンチ裏まで駆け寄っていた。松坂のコメントは下に記したが、最後の方で「地元で達成出来て嬉しかった」とのコメントにファンは大いに沸いたのだった。松坂の登板は金曜日が続くが、今日のような記念試合は出来れば多くのファンが来る週末での試合になれば更に良かった。ま、それでもこうして12000人の地元ファンの前で達成し、それを体験出来たので個人的にも嬉しかった。この191試合での100勝達成はドラフト以降では江川を抜いて史上最速。だが江川は大卒+1年浪人後のプロ入りであり、高卒プロ入りの松坂とでは後者の方がはるかに価値がある。だがこの記録には載っていない部分として野茂(マイナーを解雇になって無職!)が日米通算では最速らしい。しかし野茂も高卒社会人経由でプロ入りしているので、松坂の記録は賞賛に値する。上原がこの記録を追っているそうだが、彼は1浪大卒なので...もう言いたいこと分かりますね!【ヒーロー・インタビューでのコメント】松坂投手:江川さんの名前を超えて最速で100勝達成出来て嬉しいです!ブルペンでは、今シーズン2番目くらいの悪さだったので、早めに点を取ってもらて、早めに変われればと思ってました。先制してもらったのに、すぐに点を与えてしまって申し訳ないです…。前回は横浜さんに打ち込まれたので、今回はしっかり抑えようと気合を入れて投げました。最後は三振でしたが、横浜高校の先輩の鈴木尚さんが花を持たせてくれたのかな、と(笑)個人的には今日ここで100勝を達成できて嬉しかったです、有り難うございました。今は、3位にいますが、これから首位を目指して頑張りたいとおもいます!応援よろしくお願いします!! 試合の詳細はこちらで人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Enrique Iglesias/Enrique
2006.06.16
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西武ライオンズ~日本一・アジア一へ向けての軌跡!【西武ライオンズ~この1週間】(6月6日~6月11日)4勝2敗この週は4-2と勝ち越し貯金を2つ作れたのは大きかった。前半の地元での東京ヤクルト戦は「リベンジ・シリーズ」と銘打ったが2-1で終り、神宮の悪夢を取り返すことは出来なかった。後半の阪神戦は敵地甲子園での試合で苦戦が予想されたが、こちらも2-1で終わった。だが共通している点は2連勝で迎えた三戦目に敗れた点で、その三戦目も終盤に一度はリードながらも敗れてしまった。昨日の阪神戦は阪神が6回からJFKのFを投入し失点を防ぎに来たが、絶好のチャンスを何度か迎えながらも11回に小野寺が四球をきっかけに打たれたのは悔やまれる。先発投手陣は涌井、ギッセル、許(宮越)、松坂、帆足、西口で今週は回すだろうが、横浜高校コンビは白星の計算が出来るが西口登板日に早く白星を付けたい。このローテーションは交流戦終了後には見直すことになるのは必至だ。当然ながら好調な松坂、涌井をどのように活かすのかは首脳陣次第だ。打線は中島が阪神戦で打ちまくったが和田の不振は深刻だ。殆ど投球に差し込まれており、好調時には右中間に伸びる打球が外野に飛ばない有様ではカブレラの負担が増すばかりだ。得点圏での打撃は改善の兆しがないが赤田が復調気味で片岡が念願の規定打席到達で足の使った攻撃に活路を見出せそうだ。だが好調だった福地が落ち気味なのは気がかりだ。今週の観戦予定は16日の横浜戦で松坂の通算100勝試合(負けるとは思えないので)を観戦に行き、場合によっては17日の試合も観戦に出かける。これで交流戦の観戦予定も全て終了となる。【先週の成績】1.6/06 ○西武 3 - 2 東京ヤクルト×2.6/07 ○西武 8 - 4 東京ヤクルト×3.6/08 ×西武 1 - 5 東京ヤクルト○4.6/09 ○西武 10- 1 阪神×5.6/10 ○西武 6 - 1阪神×6.6/11 ×西武 4 - 5×阪神○ 人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Elvis Costello With Burt Bacharach/Painted From Memory2.George Harrison/The Best Of George Harrison
2006.06.12
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