老いも若きも健康長寿のススメ—がんに負けない

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2018.02.06

脚の筋力をアップして介護のいらない生活を

テーマ：転倒・骨折を防ぐ(19)

カテゴリ：病気になる前、病気が深刻化する前に手を打とう

最近はかつてほどは耳にしなくなりましたが、
「ぽっくり寺参り」とか「ピンピンコロリ」という言葉が、
高齢者を中心に流行った時期がありました。

年をとっても病気で寝込むことなく元気でピンピン活動し、
ある日コロリと畳の上で一生を終えたいという願望の表れですが、
なかなか実現できることではないというのが現状でしょう。

なぜ介護が必要になったり、寝たきりの状態になるのか――。
この答えが、内閣府が発表している調査結果にありました。

2017（平成29）年の国民生活基礎調査によると、

「骨折・転倒」が12.2%で、４位にランクインしているというのです。
ちなみに原因のトップは｢脳卒中｣で、｢認知症｣｢高齢による衰弱｣と続きます。

骨折・転倒は、加齢に伴う身体機能や認知機能の低下に加え、
生活環境や生活習慣が大きく影響して起きるものです。
早い時期から、自分の足を鍛えるなどの努力をしていれば、
かなりの確率で予防できることがわかっています。

もちろん脳卒中などの病気の予防や脳の活性化訓練も大切ですが、
並行して、足の筋力アップやバランス感覚を磨く努力も必要だと、
改めて実感させられる調査結果ではないでしょうか。

幸い最近は、自宅でできるエクササイズ器具も数多く出回っています。
そのなかには身体能力が高い若者向けの、安価で手に入るものもあります。

特にバランス感覚や俊敏さが落ちてくるものですから、
エクササイズ中にトラブルを起こすことのないように、
多少コスト高でも、安定性のある安全なものを選びたいものです。

「最近階段の昇り降りがつらくなった」「つまづくようになった」方には、
こちらの 踏み台昇降ステップ台☟
足の筋力アップを図ることをおススメします。