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ウェブサイト制作の依頼が来た。一人でお店を経営していて、クライアントの技術や人柄を売りにしたい。、、、、なるほど。予約はホットペッパーのみ、予約システムの導入予定なし。ウェブサイトで集客は求めていない、ホットペッパーで十分だから。ブログは自分の想いや日常を綴りたい。ホットペッパーを見た人が店名で検索した時に、ウェブサイトがあるという信頼感の獲得と、載せきれない追加情報を載せたい。(メニュー・価格・駐車場の位置など)、、、、となると―――。分析すると、いわゆるSNSなどの延長としてのオフィシャルな自己発信の場が、欲しいと考える、小規模事業主さん―――だと思われる。(小さな店は、受け皿というのが一般的)僕はよくこんな時、相手の顔を眺めることにしている。話が分かり易い人か、分かりにくい人か。求めていることを是が非でもやりたい人か、それとは全然別の提案をしてもいける人か。一応、ブログやカスタマーレビュー系の記事を、更新していただく話もする。(もちろん、WebページはペライチのLPみたいなものにして、ブログはFacebookとか使ってそのLPに更新情報埋め込む、SNS中心にした方が繋がりも持ちやすくPRしやすい、というのは伝えておく。基本的に、wordpressでブログ作ってあげても、結局運用が続かない、活用できないパターンが多い)、、、、、、とはいいつつ―――ブログだけど店主の趣味のことだけ発信してたら、共通の趣味の人がよくお店に来てくれるようになって常連が増えた、というパターンもある。喜怒哀楽って重要だ。その人がいまどんなことを考えてるかとぼんやりしながら、前のめりになったり後ろのめりになったりする。関係ないことに重要性を見出すのは、僕がフリーだからかもしれない。またそのLP案で、現実的にポートフォリアを使った、お客さんの場合、OKしてくれる人は少ないし、仮にOKしても、見栄えが悪いことも伝える。そうなるとモデルやカメラマンが必要になる。(その上、継続的にやらないと駄目だから、お金がかかる。なんだったら撮りますけど、みたいな場合もある)ルービックキューブの二六面みたいだ。、、、、、、、、仕事とは何だろう?また・・・・・・。「ホットペッパー=マーケティング」「ウェブサイト=ブランディング」「SNS=ユーザーとのコミュニケーション」ということも伝えておく。ブログを書いても反響やSEO効果もない。結局はどうでもいい記事がポツポツ増えていく感じになる。またGoogleのローカルガイドとか、会員カードも既存のサービス使ってアプリにするとか。今の子はSNSとか。そんな話もする。、、、 、、、 、、、、、ふうん、なんて―――いいじゃん・・・。もう全然関係ない話をする。リスクを減らしたい。リスクを減らすと何が見えてくるか。立ち位置が見えてくる。求められること以上はそれは絶対にできないけど、求めることのブレを修正できる案ぐらいにはなる。「今の話を聞いてサイトを作る」ではなく、「今後どんな更新や書き込みを行うかを、十分想定したフォーマットを組む」ことを念頭にヒアリング・制作。CMSで組むならカスタムフィールドや見出しタグなどの、整備・画像や動画の埋め込みやすい設計。、、、、、どうだろう?「どれだけの効果があるか?」や、「お客様の声」や、「他の店との決定的な違い」などを盛り込み、新規顧客の獲得を目標にして作る。最適な提案に近付いているかどうかを検討する。また具体的な情報を足していくことで、心境の変化が起こる場合もある。時々パチンコ屋で、出ねえじゃねえかよってお客様(←ヴァカ)が、店員を殴っていた話を思い出す。心理学者のローゼンハンは自身を含む八人の健康な男女を、偽患者として精神科病院に入院させるという実験を行った。この実験では、入院と併せて隔離病棟の中を観察、さまざまなデータ収集も行われた。偽患者たちはまず、「空っぽだ。空虚だ。中身が何もない。ドスンという音を立てている」という幻聴があることを主張し、医師が彼等を偽患者と見抜けるかを試す。その結果、八人全員が入院措置となった。入院後の彼等は幻聴のあるフリを止め、普通の行動をとり医師が患者を偽患者と見抜けるか調べた。だが、偽患者たちが自分は正常であると主張しても、医師も看護師も耳を貸さず、すべての行動が「精神病患者」という色眼鏡で見られてしまう。一つだけ思うのは、ドッキリの看板がいるということだ。一応ここで実例をいくつか挙げてみる。これは保険であるが、相手の考え方を知る機会でもある。「百パーセントやりたいようにサイト改修した結果、集客が減った場合があります」、、、あるよ。(店が潰れたこともあるけど、因果関係は知らぬ)「高い費用をかけてシステムを組んでサイトを立ち上げました。でもその時点で満足し、メンテナンスしないまま放置している方もいます」、、、いるよ。(いざこざの原因はやっぱりお金、費用についてはきちんと考えた方がよくね?)「もちろん、安い方がいいに決まっています。最低限の費用でサイト開設し、お客様自身で、順調に運用し、集客されている方もいます」と。、、、なれる?(夢見た自分になるんだ、おいおいアンタスーパンマンかよ、ワンパンマンかよ、すげーな、すげーぜ、もうすげーぜ!)「また、ホットペッパー等のポータルサイトの、【公式サイト】欄を埋めたいというだけ、名刺やショップカードにホットペッパー等以外の、独自ドメインを刷りたいだけという要望もあります」と。これらの言葉はジグソーパズル、あるいは残念ながら、人の考えなんてジグソーパズル。事業にとって、web制作側が出来ることは、残念ながらWebサイトの範疇で事業をサポートすることで、それが良くなるか悪くなるかはお客様次第という意味である。何処までいってもルーズ・フィットにならざるをえない。ポイント・オブ・ビューを見誤ったらどうしよう、クライアントの本音が、どういうものかは本当のところはわからない。無難な路線、攻めた路線、もうまんま僕の案の路線、すりよせ路線。勝負は三か月のループホール、 、、、、、、、「こうしてほしい」に、どんなきちんとした対応ができるか。千手観音になりたいと思う。あなたの為の何でもマンになれたら素敵だろう。昨日こんな小説を読んだ。ちょっと悪乗りはいってるけど、こんな感じです。ドメスティックバイオレンス、手錠して、女の腹を蹴る糞男。「ショウベンはソコデシヤガレ」「ユルシテクダサイ」ボグッ、アア。カオニビンタ、オラア。「サカラウナ、ブッコロスゾ」「ボウリョクヤメテ」インドのバスで、強盗がやってきて、女性がレイ●される話を思い出した。(え、ちょっと待って、何の話してるの、かもめさん、)(え、ちょっと待って、)
2021年05月31日

* * * * リーバイスのアイコニックデザインである――― 「ダブルホースロゴ」 世界的に認められた年は1908年だが リーバイスがジーンズにダブルホースロゴを付けはじめたのが1886年 このマークは「二匹の馬に引っ張られても裂けないほど丈夫なジーンズ」 というコンセプトが表現されたもの・・・・・・ * * * * * 僕は正直野暮ったくて、そんなにリリカルでもファッショナブルでもない、 もっとアウタースペースで、いわばストアードフェア・システムな存在だよ、 でもね、ステディは、デジュネの折にそっとファストドローしたものだ・・、 ねえ、ファインダーはベルウェザーって、ああ、ミグレインって言うのかい、 ねえ、でもさ、ラテアートしてくれるような一瞬を・・、 探し求めてはいけないかな、 もっとルクスを上げてくれ、ルクスをさ、 ねえ、僕はルーズ・リーフ外したんだよ、その時さ・・・・・・ *
2021年05月31日

会社にNさんという人がいた。彼はかけている相手がわからない電話にとても困っていた。彼は差出人不明の郵便物に困っていた。要約すると、この貝殻の内側をおもわせる二点である。あまり多くを語らない性格もあって自ずから腐っていくというか、塞ぎこんでいくさまには周囲も辟易したが、仕事上では頑張っていたし、普段から何かと色んな人に気を配る優しい彼に、詳しく話してみてよと言ってくれる人がいた。仁徳だね。けれど、最初は口を割らなかった、頑として。迷惑がかかるかもしれないから、と。でもそんなことあるわけない、と思った。眼の前の人間が本当に病気になってしまうことに比べたら、それぐらいのことはいいと思ったのだ。時間はかかったけれど、わかった話すよと言ってくれた。根気強さに負けたらしい。でも彼が意を決して話し始めた時から、探り針は突き刺さった、身体の中の冷たさは、鳥肌になった―――。彼は言った、もうかれこれ二か月ほど前になる、と。家に帰ってきたら、電話がかかってきた、と。奇声をあげていた。アァーとか、ウゥーとか、酔っ払ってるのか、ふざけてるのかも見当がつかなかった。最初は失語症になってるのかとも思って、ゆっくり話してください、大丈夫ですよ落ち着いてくださいとも言ったけれど、一向変わる様子というのがなくて、何だこれと思いながら切った、と。Nさんの人柄というのがわかる。自分だったら、十秒たたず電話を叩っ切るだろう。眼を落して、続ける―――。誰かのいたずら電話かなと思った。最初はね、でも次第に数が増えてきて正直恐怖を覚えるようになった、何度も聞いたんだ、どういう人物かを探るように、ね。何十回も聞いている内に、声の主に肺をタールでいっぱいにするような、執念深い感じを覚えるようになって、また深夜にかかってくることもあって、その時はもうさすがに電話線引っこ抜いて対応したけど、これはもう間違い電話とか愉快犯とかいうレベルじゃなくて、もっと憂鬱の断崖を降りていくような、明確な悪意だと感じた。大きな事にはしたくなかったけど、本当に随分参っていてね、警察を呼んで逆探知してもらった。もっと早くそうすればよかったんですよ、Nさんと言った瞬間の、無表情な、感情を失くした瞳が忘れられない―――。最初は警察官も、優しかったんだ。振り込め詐欺は固定電話なんですよ、とか、そんな話もしてくれた。いまはね、一秒で相手が何処にいるかわかりますからね、とも。また非通知設定で警察に悪戯電話をする人も少なくないけど、実際にはバレているんですよ、本当困った連中です、とかね。警察官って嫌なイメージがあるけれど、自分が被害者で、困ってるというのが全身のオーラみたいなのでわかったからかな。それとも、同病相憐れむみたいな感じだったのかな。僕も二か月ぐらいそんなのに悩まされてから、ああこれで救われると思って嬉しかったんだ。そうしたら―――警察官の顔色が変わって、変だな―――変だな、とずっと言ってる。急に歯切れが悪くなって、警察官、最後はもうちょっと青い顔になってるんだ・・・。リビングでお茶飲んで待ってて下さいと言われたんだけど、空気清浄機、冷蔵庫、居間と食卓の境目―――。急に家中を歩き出したんだ、トイレかなあと思ったんだけど、さすがに二階にも行こうとしたので、どうしたんだろうと思って聞いてみたら、―――この家、ほかに誰かいませんよね、と。うん、その電話が、自分の家から、かかっていると言うんだ。固定電話なんかこれ一つしかない。まして人なんかいるわけもないから、ゾーッとしたよ。そもそも、警察を呼んでそんな馬鹿なことはしませんよ、と。わかってる、でもそうに違いないと言うんだ。もう最後の方は、警察官も、さわらぬ神に祟りなしみたいな感じだったよ。お互い人間だから、そんな態度はないとは思うけど、業務外の仕事としか言えないからね。このおぞましくどこか滑稽な人間模様。ああ、人に話したくなかったのはそのせいかもしれないね。どうしたかって?ほんの少しの想像力だよ。ほんの少しの想像力をもって考えれば、どうすればいいのかわかる・・・。固定電話をやめて、携帯電話にしたよ。それに、僕もいらないかもと思ってたしね。うん―――緊急処置の帝王切開だという気もするけどね、幾重にも錯綜する筋に多くのまちがいを繰り返すと思う、見解や状況分析の時点でアウトだよ、並々ならぬ迫力がある。怖ろしい話だろう、感染元のわからないウィルスみたいだよね、車に手早くワイヤーをくくりつけ、的確にクレーン引き上げを指示する、遺体引き揚げ業者の仕事みたいだよね。いまだに答えはわからない。霊能力者かい? いや、本物と偽物をみきわめる自信が正直なくてね、それに、それからは幸か不幸か、かかってはこなくなって、安心してたら、今度はそれだよ―――。謎の郵便物が送られてくる―――んだ・・・。誰なんだろうね、電話をかけてきていたのは。こちらは、もしかしたら生きている人ではないかもしれない。誰なんだろう、その差出人は。でも、身体の深みからゆっくりねばねばする毒物がこみあげてくる。知らない間に洗脳され、操られてしまっている可能性すらある。いったいどうしたらいいのだろう―――。鮮烈な情景がフラッシュバックするようになった。固定電話だって処分したのに、電話の幻聴が聞こえる。もしかしたら、その電話をかけてきていた人物が、憑依して―――とか、考えると、もうね・・・。正直、犬を飼おうと思ってる、大きな犬をさ―――。あ、ごめんよ、脈絡ないよね、オカルトだろ、気持ち悪いだろ。いや、その郵便物は、DVDが入っているんだ。何だろうと思いながら再生してみると、そこに、部屋がずっと映しつづけられるんだ―――。どんな部屋かっていえば、学習机があって、ベッドがある部屋だよ。本棚もある、サッカーボールも変わらず置かれていたね。眼の高さから考えると、撮っている人は百六〇から百七十ぐらいだと思う、多分男性じゃないかと推察する。これはまあ、冷静な分析の話だよ。七年がかり、一六五〇ページもの翻訳書が出版中止となって、訴訟を起こしたある翻訳家が、「わけもなく涙が出てくる、死すら考えることがある」と陳述書に書いたようなものだね。修復不可能なレベルにまでこじらせる、だね。その時は、もうね、すぐに実家に電話をかけたよ。もうね、半狂乱になりそうだった、あんなことの後だからね、またか、おいふざけるな、と思ったんだよ。積木を崩してまた積んで遊ぶようなね。両親は知らないって言う、というか、そんなもの送ってどうするのと言う。でも、その部屋は―――僕の実家の部屋だった。そこに誰かが映ってたらどうしようと思ってたけど、誰も映っていなかった―――。でもカメラを回してる時にね、あの声が聞こえるんだよ。電話のあのおそろしく気持ち悪い声が聞こえるんだよ・・・。怖いんだよ―――、固定電話を戻そうかと思うぐらいだよ・・。だってさ、それは僕の実家だよ。もう僕が何処の誰かちゃんとわかってるし、やろうと思えばどんなことでも出来るってことだよ。そしてもう、僕は送られてくるDVDに眼を通さず、そのままゴミ箱に入れている。もしかしたらそこに映ってるのは、会社のロッカルームかもしれない。もしかしたら僕が歩いている舗道かもしれない。あるいは―――もう、僕の家の何処かかも知れない。見なければ怖いというのも分かってる、でも見たらもう、家に帰れない・・・・・・。彼がそう話してくれた後、会社に休職届を出して、それから半年ほど経ってから辞表が提出された。すんなり処理された。アスファルトに逃げ水が光って車が走るような感じだった。そのタイミングで一度連絡を取った時は、さすがにこれ以上迷惑をかけられないからと明るく言っていたが、あまりに精神状態が悪くて、精神病院に通っていると言った。貯金は大丈夫とか、困ってたら相談してねとは言ったけれど、はたして出来ることなんてあるのだろうか・・・・・・。彼は何かそういうことをされる覚えはないのかとか、引っ越しを検討してみるとかどうとかは言ったけれど、―――彼は多分最初から、諦めていた。彼と対面して話して、がんと脳髄を揺さぶり殴る打撃を、その口許から感じた。幸せの形は共通で単純だけれど、不幸の形は人それぞれ千差万別、と言ったのは誰だったか・・・。もしかしたら彼はまだ、何か話していないことがあるかもしれない。そしてそれだけは絶対に、話せないと思うことなのかもしれない。どうしてそう思うかって?正直、この話を思い出すたび、生きていても死んでいてもおかしくないと思うからだ。それに近頃、家に変な悪戯電話が、かかってきて・・・・・・。
2021年05月31日

、、、、、、、 (盲目のナイフで) 撃落! 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 紫外線を浴び続けたポスターが褪色しても? 、、、、、、、 、、、、、、、 (前髪を揺する風 背の高き西洋杉) 、、、、、、、、 、、、、、、、、 (征服者の善意とか 欺かれた階級とか) 下らなくて (暗く みすぼらしい階段 閉まりの悪い戸口) どうしようもない僕等の一日 (の 糸口) 何処にいて 何処を彷徨って どんな考えをして どんな沈黙を残したろう 、、、、、、 、、、、、、、、 そうしようか もうそうしようか (あなた)も(あの人)も(彼女)も(君)も 交響曲になる 耳が痺れ始める 緊張が漲り始めた 、、、、、、、、、 いまある僕のすべて!
2021年05月30日

* 地下室で紗理奈の手錠の確認をしたあと、 食料品を取り出す、パンとコンビーフとソーセージと桃。 ほかには缶詰とレトルト食品とインスタントラーメン。 昨日は泣いたり、僕を慰めようとしたり、犯罪だよと騒いだりした。 気楽なものだ。 「・・・・・・父親が浮気してさ、母親から家庭内暴力、離婚、 父親に引き取られたけど失踪、そして、引きこもり・・・・・・」 * 頭の中に届いた映像のイメージは、 次の映像がやって来るまでの間は保存され、 次の映像が重なることで動きを感じとれる。 ―――残像・・・。 * * 彼女に母親の俤に重ねている。 ライト・スタンドのせいだろうか。 その時、官能と触官のあいだで蝕みが起こる。 彼女が手にしたグラスを眺めている。 醜い絶望が、本能が苦しみ喘ぎながら、 赤と黒に覆い尽くされてゆく。 * (それは、深海魚のような不気味な固い衣を持ち、 それは、暗い海の何処かへと進んでいく―――) ―――どこかで磁石を落としてしまった探検家が、 ポケット・ライトで洞窟にいる蝙蝠を照らしだすようなシーン。 * * * 本当は心が綺麗で、傷つきやすいんだよね。 ―――やつれた紗理奈の声や言葉のなかに、 幼時の思い出の取縋る術・・しかし美しく装った術。 垂直に上向き、また水平になり、 角度を拡大し、直角になる。 * 本棚に昆虫の擬態がある。 無限の追及への哄笑がある。 撫で肩に肩胛骨。 身体を染める影の形、丸く盛り上がった乳房。 臍のくぼみ、脚線部。 ―――心臓が冷えてゆく。 * * どんなSNSにも現れる「荒らし」。 酷い言葉を楽しそうに書きまくる、ネットの害悪。 それを苦にして亡くなった人もいる。 今後、規制はもっと強くなるだろう。 けれど、もし―――その正体が身近な人だったら・・・? * いじめをした女の子たちが、 いじめをされていた女の子に遺書で名指しで書かれて復讐される。 そのあと、いじめをした女の子たちが、 どうなったのかについては知らない、 でも、いじめをした女の子の両親が、 そんなことをした娘と上手くやっていけるのか、 周囲のバッシングムードをかわしていけるのか、 引っ越しをしたのかなど、興味は尽きない。 ―――責任は、明確な常識の代理思想みたいだ。 * 小さな深い闇に閉じこめ―――たのは、君も同じ。 だって、君は父親を殺した。 君は湖の氷の張ったその上にいるみたい、だ。 君は漠然とした不吉な砂を見ようとしない。 君は君の重さを否定する。 ―――愛は軽くて、都合がよくて、 深く重い粘り気のある現実を見ないで済む・・・。 、、、、、、、、、、、、、、、、 落とし穴がしかし消えることはない。 * * * * * * 「手錠を外してあげるよ」 「外してどうするの?」 「自由を―――君に返すんだ」 「君はどうするの?」 「僕は僕のしたいようにするよ」 * 「ねえどうして、父親を殺したと思う?」 「どうしてって、父親が荒らしで、 それがひょんなことでわかって、炎上して、 近所から、匿名の人達からバッシング受けて・・・・・・」 「そうよ、でも―――本当は、あれは自殺だったの」 「・・・・・・うん」 「でも、他殺の方がきっと馬鹿な人達にも、 ちょっとはいいクスリになるんじゃないかと思ったの。 家の壁にスプレーする、ゴキブリに殺虫剤かけるみたいに。 電話に死ねとか、かかってくる。ま、どっちもどっちだけどね。 イジメって絶対になくならないよね、正当性さえあれば、 正義がまかり通るんだもん」 「でもそれが本当なら、君には関係ないよね」 「そうね、でも、もう、何処にも居場所なんてない」 「―――居場所は作るもので、あるものじゃないよ」 「・・・・・・君が言う?」 * 犬や猫っていいものだって思わない、 首輪つけられるけど、 ―――学校が嫌いだった、人が嫌いだった、 ねえ、生きるのも飼われるのもきっと一緒よ、 乏しい生存なの、 夢遊病みたいなのよ、ねえ・・・・・・。 咽喉仏が動く・・・・・・。 後頭部を掻き、断末魔の人の瞳が映す、無人島の地図。 回想と混ざり合った虚しい孤独や違和感のもと、釘付けにされる。 ―――巨大な眼がゼリーに変わってゆく。 ねえ、不良の蟻っていいと思わない、 みんなが働いている時に、甘い物を探すの、 気惰い快さと、温かい吐息で、乳酪の塊になるの。 ・・・・・・技術開発、情報化、省力化、 でもやっぱり、駄目な人間が生まれるの、 駄目な人間にならないぞってみんな勉強する、 けど、みんな本当は駄目な人間になりたいのよ、 何しても無駄だって認めるのが怖いだけだから。 * * ヨルガ...ハジマル....... ヨルガ...ハジマル....... * ―――僕はその時こんなことを考えていた・・。 *
2021年05月30日

(弱い呼吸を繰り返した、体温と拍動、 外れながら、たちのぼる心地よい香油になって、 ふとした瞬間に、讃美歌になるような――― な・・・・・・。 な―――。 (外れながら、たちのぼる心地よい香油になって、 (ふとした瞬間に、讃美歌になるような――― なるような―――稚拙な領域、聖域、愛の苑、 「夜を巧みに弾くことになる」 「赤い夕陽の色をもっと滲ませることになる」 それ、を、選んで、 そうして、 そうしたって、 やっぱり意味がなくて、 繰返す僕等は、 (弱い呼吸を繰り返した、体温と拍動、 (ラスベリー、グリズリー、 (マーブル、アンサンブル 剥いたばかりのゆで卵の殻をどうしたんだろう? (殻を棄てたんだろうか、惑星 (黴のようにふたたび守るもの、庇うものと、惑星
2021年05月29日

2021年05月28日

* 、、 、、、、、 、、 、、、、 (くさのしぼりじるに、なつの、のこりが――― * * ・・・・・・・とうめいな おもい だ け 、、、 、、、 、、、 それは―――まぶしすぎるめまい、めまい、めまい・・・ * 、、 、 、、、、 、、 ―――こわれてもよかったの、しんぞうのおと。 * * 、、 、、 ―――きみ に こい を した * *
2021年05月27日

ここは七階である。いつもなら空いっぱいに星があふれて銀貨を鳴らすような響きを、眺めた頃だろう―――ただ、洗濯物を取り込むだけなんだが。ベランダのカーテンを開けて、さあクレセントを開けようかという瞬間に、灯かりの付いたリビングの窓の向こうの暗がりに、白い手が、ピクピクと気持ち悪く動いていた。それが蜘蛛か天麩羅のように見えたのは別として、うやむやにできそうにはないということは、すぐにわかった。 *酸蝕され、欠けこぼれてゆく日常。靴の裏と、ズボンの折り返し。後ろ暗さとふてぶてしさと、へんになれなれしく、くぐりこんできてこちらの暮らしに住みつく油断のならなさ。 *気温の下がり始めた夕方―――。すぐに、シャッとカーテンを閉じてしまった。それは想像の力でもなく、叡智の働きでもなく、動物的な嗅覚のようなもの。 *でも異常な体験をすると、本当に色んなことを、人間というのは瞬時に感じ取っているのだな、と思う。生理的なものは周囲におしひろげたい誘惑の前兆だろうか。来る日も来る日も同じところに引っ掛かっている、生殺しにぬくめているから、どっちつかずで、思いあがっているけど、たとえば靴音、どこかで鍵をまわす音、ドアの蝶番の軋み、水のポタポタと滴る音まで瞬時に感得した。でも空中ブランコの曲芸ではない。この上ない引っ掛かりの正体は、特殊であり、不自然でありながらも、満たされない欲求の代償、精神的な欠陥を示す証拠―――、その行先を見届けたいという好奇心・・・・・・。 *幽霊マンションという噂も聞いたことがなかった。仮定と実際というのがある。空気ざわりが粗いとか、墓場が近いとか、踏切の音が聞こえるとか、そういうことだ。高い火の見やぐらに板葺きの屋根がむらがって見えるみたいに。じゃあ、自分が何かしたのかというと、冷ややかな流し目しながら、考えてはみたけれど、高地から低地をくだってゆくようなありさま。これはもうさっぱり見当がつかない。その部分だけが、平面のまま取り残されているようだ。幽霊をお持ち帰りした?理屈の通った推理や現実的な判断は、くぼみの中へ、次から次に解きほぐれてくる。なだめ、説得する手法というのは、心のゆるみをうかがっている。しかしどうして手だけなんだろう?それは案外、重要な手掛かりなのかもしれない。 *塩を撒いたり、線香をしたりする、という地味な手法をその日以後、それとなく試してみたが、まったく効果はない。分厚い鞘でもかぶせたような適応能力。そんなわけで甲乙ともきめがたい、ずるずるとした月日を続けた。この気難しいゆきがかりは、観念の上では肯定しながらも噛みあわない話、黄河にある日浮かんでいた死体のようなものかもしれない。 *時間の経過とともに、手には少しずつ、手首が見えてくるという一筋縄ではいかない事態になった。しかし手首も肘の関節もぐらぐらで、ねじくれた妙な具合で、酸素溶接でもやらかしたのか。それとも、霊能力というのは、やくざっぽい調子の能力のことなのか。やがて肘や肩まで見えるようになっていって、死に伝染された格好だ。それは青味を帯びた影になり、それと比例して、重さがなくなっていくように思えるのは何故だろう―――。慣れれば慣れるもので、窓のカーテンを開ける儀式。いくぶん早めにサッと視線で辿りながら、確認する。他人に迷惑をかける邪魔者に対して、友好的な態度はいけない。いずれが是、いずれが非とも判別しかねながら、さりとて、夜中に洗濯物の取り込みができないという事以外は、問題がなかったし、朝には消えておいてくれるという杓子定規ぶり。無視してさしつかえない、というのはコペルニクスすぎるだろうか。部屋に入ってくるとか、金縛りになる、部屋にシミができる、などということならもうちょっと、真面目に考えたかも知れない。でもなにぶん、この手のやつも、指図をうけぬという感じだ。けりをつけねばならぬというのにふんぞり返って、甘えている。なりゆきのはてを思うと太い溜息が出てくる。 *でも、ある日、窓を開けると、髪が貼り付いた、頬骨のはった、やや下ぶくれの唇、面長の顔の、敵性を持った、双翅目の、蠅の仲間のように、しかも尿意さえもとりまぎれて忘れてしまう類のインパクトを持った、血を流した女性がこちらを見ていた―――。 *気温の下がり始めた夕方―――。すぐに、シャッとカーテンを閉じる。盛り場を外れた泥のような暗さ、気の滅入るような暗さ。 *こういうことになって、過ちの繰り返し、まことに愚にもつかないことしか興味を持てない、自分が一番の問題だろうと思う。空くじばかりの福引ではいけない。それでも恐怖というのは一向に活性化しなかった。確実に薬品は振りかけられた、そしてあるかなしかの血痕は、たちまち青く蛍光を発した。だのに、陥れられることもなく、纏わりつくこともない。花粉にまぎれてゆく、付着してゆく、人間の臭いがどんどん消えてゆく。 *次の日、窓を開けると、どういう経緯かは不明だが、皮膚が剥がれはじめていた。叫び声も聞こえていた。一躍、珍獣である。僕はひょっとしたら拍手しそうな表情をしていたかもしれない。夏らしくなった太陽の灼熱光線の作用だろうか。しかし耳栓をすれば事足りる。夢見の時に現れる暇人でもないのも助かる。 *そのうちに消滅してしまうのだろうか。盤面の死に石のように。しかし忙しくなって窓を見ている暇がなくなり、ついに二か月も経ったある日、ふと思い出してカーテンを開けると、掌だけの生き物が痺れ鱏のように震えていた。千代紙のようにも見えた。あるいは、水に浸した海綿かもしれない。それとも、石鹸とインク消しと呼んでやろうか。それはもう現実的な警告と奥床しさの中でうちひしがれた、憐れな生き物だった。頭の中で何かが爆ぜる音がして、ふんぎりのわるい、むら気な性質のいまいましさを知りながら、間抜けた代物を写真に撮ってやった。希望も、目算もない浮き草めいた幽霊のなれのはて。 *次の日、カーテンを開けると、どこからやってきたのか、蛍が止まっていた。
2021年05月26日

十一本の燐寸で三つの四角形が作られている。想像してごらん。燐寸でなくても爪楊枝でもいいよ。わからなければ、見ればいいんだ。そしてこの十一本の燐寸で二つの四角形を作る。ただし、すべての燐寸は、四角形を作るために使われていなければならない。きっと君は大きな四角形と、小さな四角形を作っただろう。数学の問題で何処を見るかというのがある。たとえば正方形一個と円が五個ある。想像してごらん。四角い目覚まし時計と、卵を冷蔵庫から五つ持ってきて、考えると楽しいよ。ビー玉でもいい。そして円五個を使って正方形を隠してみてご覧。これには三つと四つと五つという答えがある。君はきっと花の形のように、正方形の上下左右に、円を置いただろう。だからこれは四つ。でも、工夫すれば三つでも出来るし、五つ置いてはいけないということでもない。三つはしかし僅かに隠しきれないところが存在し、五つはそもそもこの引っ掛け問題を理解していない。たとえば、サイコロの条件なんてどうだろう、正しいサイコロの条件は、六面あること。また、反対側の面同士の数字を足すと七になること。これは知っている人は知っているだろうけど、配置による重心の偏りをなくすため、だ。だから各々の面において目の配置が、点対称あるいは左右対称なのも、配置による重心の偏りをなくすための工夫。数字が美しいと思えない人もいるだろうけど、数字ではなくともその工夫が美しいと思う人もいるだろう。たとえばあの数字の中には、元々その数字と同じだけの角度が隠れていた。だから今とは少し形が違った。僕はジョン・フォン・ノイマンが好きで、いわゆる世界一頭がよかったと言われている人で、原子爆弾やコンピュータの開発への関与でも知られてる。この人がとても面白いことを言っている。「数学がシンプルだということをみんなが信じないとしたら、それはただ人生がどんなに複雑かよくわかっていないからだ」と。この言葉に、オセロの写真を並べるべきかな、それとも夜の星空を並べるべきかな。世界はしかしシンプルなものである、あるいはシンプルなものとしてしか映らないように出来ている。複雑なことが瞬時にわかるとしても、それは処理能力の問題にすぎない。僕は火の鳥の異形編を読んでいると、いつも芥川龍之介を考える。そしていつもわけのわからない疑問に襲われる。手塚治虫はこの手の性格の悪い問題をよく心得ていた。君は、十一本の燐寸の別の意味が、読み解けただろうか?僕は最初から別の意図でこれを述べている。君は、正方形一個と円が五個あるという意味が、読み解けただろうか?繰返そう、僕は最初から別の意図でこれを述べている。サイコロの条件も、数字の美しさも、ジョン・フォン・ノイマンも、そしてその言葉を飾る写真というイメージでさえも、とてもシンプルにマイノリティとマジョリティを分ける。そこにどんな答えがあるかを僕は絶対に答えない、この答えがあるという図式を、君は人生を生きてきて、一度も疑ったことはないのだろうか?みんながそう思っていると、君だけがそう思っているとの違いは紙一重だ、出来る出来ない、分かる分からないですらも、だ。君は専門家がすべてを熟知していると思うだろうか、ある専門職が、他の専門職を理解できると思うだろうか。みんないつも答えがなければ不安なのだ、でも僕は本当のところいつも違う答えを考えている、そもそも最初から答えなどありはしないのではないだろうか、と。
2021年05月26日

かもちゃんがニコニコしながら、いずうさと一緒にかもめ公園で科学手品をしている。魚屋のおじさんと市長さん、それから十数人の小学生たちも、いた。まず、牛乳パックの上の屋根の部分を切り取ったものを取り出す。これは三分クッキングと同じ手法だった。一晩寝かせたもの、数時間置いたもの、それが一瞬で出てくる。そこにゴム手袋をかぶせるように入れ、(うすぴた、と、かもちゃんが言った。静かで度胸のある、シモネタだった)外側にゴム手袋の部分を少し残して、外側をガムテープで固定し、内部を密閉します。ちなみに、それらをいずうさがした。かもちゃんは監督のようにずっと傍らにいた。「さあ、ゴム手袋を外に引っ張り出して下さいダロ」何故か、市長さんが任命された。こういうのって小学生がいいんじゃないかなあ、と思いながら、引っ張った。「おお、すごい、まったく抜けません」手品の助手のような口ぶりだったが、本当に抜けない。(ちなみに手品の助手がトランプを配り始めたら、世界で一番うさんくさい存在である)そこで、すかさず、いずうさが言った。「密閉されているいまの状態の、このゴム手袋は、引っ張り出そうとすると中の空気が真空に近くなります。そうすると、外の大気圧によって、ゴム手袋は強く内部に押し込まれます」「なるほどですね」小学生たちが、本当だぬけねえやと遊んでいる傍ら、かもちゃんが言った。(ニョホホシリンダー、と。ふたたびシモネタを言った。覚悟のある鳥だった。それは、どこか寒い季節の、焼き芋の遠い響きを連想させた)次は銭湯であらかじめ入手してきたコーヒー牛乳の瓶です。そして殻を剥いた茹で卵です。ちょっと小さめで、トゥルンとしています。(かもちゃんが、このような半熟卵を見ていると、なにか、お尻のようなものを連想するダロ、と言った。それは湖にひらひらと舞い降りた落ち葉のように、軽やかなシモネタだった)いずうさが、瓶にエアーポットで熱いお湯を入れ、しばらく振って捨てる。そして殻を剥いた茹で卵を、瓶の口のところに置く。しばらく待つと、牛乳瓶の中に茹で卵が吸い込まれていった。おお、とみんな拍手した。(かもちゃんが、子供ができるシステムのようなもの、と、ソフトなシモネタを口にした。それは、もはや松尾芭蕉の、わびさびにさえ近付いていた)やはり、いずうさが説明した。「瓶の中の空気はお湯から出る水蒸気に追い出されて、瓶の外に出ます。瓶の口に茹で卵を置くと、密着性がよいため、瓶は密閉される。この状態で瓶が冷えると、水蒸気が水になり、瓶の中の圧力は下がってきます。このため、茹で卵は大気圧に押され、瓶の中に吸い込まれます」いずうさは黙々と働いた。もはや、うさぎではないかも知れないと思われた。それに比べてかもちゃんは、シモネタしか言わなかった。でもきっとそれは、何か意図のある演出なのだろう。最後に水を入れた水槽を、魚屋のおじさんが運んできた。そしていずうさが、もこもこした手(前脚)を差し出します。爪楊枝です。二本持っていました。(かもちゃんが言った、これはとんでもないものを取り出したな、ちんこか、と小学生みたいなシモネタを言った。さすがの市長さんも、魚のおじさんも失笑した)いずうさは、一本の爪楊枝を浮かべます。これはまったく浮いているだけです。実験失敗でしょうか?いえ、いずうさは、かもめ風呂から、シャンプーを持ってきていました。その爪楊枝のとがっていない方に、シャンプーを塗ります。それを静かに置くと尖った先の方が船のように動きます。みんな、拍手しました。「シャンプーには界面活性剤といわれる成分が含まれています。これは汚れを包み込んで落とす役割をしますが、同時に水の表面張力を弱める働きもします。このため、爪楊枝のシャンプーを塗った側では、シャンプーが溶け出し、表面張力によって引かれる形で前に進むわけです」「科学とはほんにシモネタデスナ」と、かもちゃんが言った。「やらしお」と、いずうさが言った。「何故ですかダロ」「やらしお」科学とシモネタというのは本当のところ結びつかない。しかし、見ようによっては非常になまめかしくも見える。でもそれがどうしたというのだろう。いや、違うのだ、かもちゃんはそう思った。だから多分それが言いたかった。いや、間違いなくそう言いたかった。鳥は科学の中にメビウスの環のようなものを見つける、そしてそれが、生命の不思議な喜びに気付かせてくれる、五月、暑くなるようで雨ばかり降る、よくわからない天気が続く―――。
2021年05月25日

クリエイティブとは何か?それは自分よりも他の人のことを想うことだという、2011年に行われたニューヨーク大学の研究が、教えてくれる。クリエイティブとは、予期しない何かを組み合わせて問題を解決する力のことだ。たとえばパンツと透視能力をかけあわせるだけで、エロが漲る。や・め・ろ。でもね、”ルサンチマン”や”嫉妬”と呼ばれる感情は、日本の殺人犯の半数以上が被害者の親族だというぐらい、世知辛いものがある。囚われた方が負け、負のスパイラル。世の中を駄目にしてる、これ、どげんかせんといかんと思う。標準装備。薬草を買う? スライムが出てくる。たたかう?ここで重要なのは、責任を持たないこと。プレッシャーは人のクリエイティブ性を著しく下げるものだから。また第三者の視点は様々な認知バイアスに邪魔されることなく、客観的な判断を下せること。燃え尽きたボクサーと、としまえんのやり切った姿勢を重ね合わせたポスター。こうに違いないという考えは捨てよう、アイデアの多様性を著しく損なう。男なら全力でやろうぜ!俺はやるぜ!・・・・・・実はロダンの考える人っているじゃん、あれは地獄の入口の門を見ているヒト、すなわちダンテのことで、ロダンも、詩人って読んでたんだけどね。僕も痔でさ、煙草を吸ってた時に、こんな姿勢だったなー、とか。いや、男なら全力でやろうぜ!燃え尽きちまおうぜ!あのさ、俺はやるぜ!もうお前の気持ちなんか全然待ってられないからな!いや、ツンデレじゃねえよ!ちなみにAIを賢くするためには何をすればいいのかというと、これはとても簡単、あなたご飯好き? 日本人だからね、三杯はいける?僕はどんぶりで二杯はいけたね。奥さんにいつも化物みたいに食べるって言われてた。いまは、豆腐だよ、泣いちゃうね、でも豆苗とあじのりが美味い。わかるかな、いやだから何の話だよ。いや世の中には、シンセサイザーの一台とさ、ラジカセとカセットデッキと接続ケーブルだけで、多重録音というものをやっちゃう人もいる。完成度については知らないけど、大変だったと思う。そう、餌なんだよ、諸君。いや、いまのはミスリードだろってことはさておいてね。学習データが必要、人々がどんな行動をしているのか、どんなことを考えているのかのパターンが多ければ多いほど、AIは賢くなっていく。AmazonやGoogleがAI分野で突出できたのも、技術力はさることながら、Amazonは買い物データなどを、ビッグデータとして蓄積し、Googleは Gmailや Androidなどを通じて収集したビッグデータを解析していたから。一度やったからって情報は捨てちゃ駄目だよ、いくつもの架け橋になるまで寝かせるのがコツ。忘れた頃にふと思い出せたら天才的な閃きが宿る。結局、楽しんだ奴が勝者さ。漫画の資料が欲しいなと思って、僕はジャンプとマガジンとサンデーを買ってきて、ぱらぱら捲りながら読んでいたら、落とした銃で敵を撃つという素晴らしいアイディアがあった。それはいかにもアホであるかも知れない。でも、永遠の命を求めて、水銀を飲んだ始皇帝を、君はどう思うだろう。水銀というのは体内に入ると、中枢神経・内分泌器、腎臓などの器官に障害をもたらす。手足の震えに、言語障害、眩暈、難聴、歩行困難などの、おそろしすぎる中毒症状をもたらす。いやそういう話じゃねえよ、その通りである。でも僕は銃を落として撃ちたい。銃持ってないけど。さて腸内環境がなぜ脳に働きかけることができるのか?アルツハイマー型認知症やうつ病、糖尿病の発症にいったいどんな影響を及ぼすのか?答えられる?腸内細菌は少なくとも一〇〇〇種類いる。そして四〇~一〇〇兆個の菌が、腸で共に生きていて、重さにして一.五キロにもなるんだとか。腸には、迷走神経という神経を通して連絡し、腸内にある分泌細胞からは5-HTやコレシストキニン、GLP-1などのホルモンを放出し、血流にのって脳にアクセスする。また、SCFAsと言われる短鎖脂肪酸を放出して神経伝達を制御する。また腸内細菌の作るSCFAと呼ばれる物質は酸化を防ぎ、脳細胞を守る。またビフィズス菌のような善玉菌が、ダイレクトに腸のコレステロール吸収を抑えることも、脳を守る機能。脳の記憶を司る部位である海馬の機能を維持する、レプチンのレベルを増加させ、記憶障害を予防する。昨日、ずっと一人でラップの練習をしていた。何しているんだろうと思いながら、男だったら心臓破りの丘を全力疾走で走り抜けろ!ヒトゲノムの数は多くはないが、多くの活動を体外の微生物にアウトソースすることで、人は複雑な機能を獲得したのである。それ何の話?わかります、いま僕も凍死寸前なのに暑いという、八甲田山雪中行軍遭難事件さながらの矛盾脱衣。いや、脱衣麻雀じゃねえよ。誰だよ、乳 首あてゲームって言った奴!おい出てこいよ!クリエイティブとは何か?それは自分よりも他の人のことを想うことだという、2011年に行われたニューヨーク大学の研究が、教えてくれる。実はダイエットにはたくさん種類があるけれど、そのなかに、およそ素っ頓狂な印象の、目隠しダイエットというのがある。でも世界各地でブラインドレストランとか、暗闇ごはんと呼ばれるイヴェントがあるので、知っている人もいるかも知れない。あれだね、電子レンジにCDをいれるっていう実験・・・。いや、入れないでお願いだから。あれ、あたためるものだよ!でも光る!男だったら一度は光らなくてはいけない。光り続けろ!ようは、視覚が断たれることで、食べることが通常より刺激的に感じ、食べた量が多いように感じられるというものだ。料理は口や鼻だけではなく、眼の要素もあるということだ。そしてここで松本零士の漫画でふと見たやたらごちゃごちゃした宇宙船。だから何の話だよ、はいはい、あなたの気持ちわかる。でも、もうちょっと続けよう。実はこれはあなたを怒らせるための実験なんだ!あなたを忍耐強くするための実験なんだ。愕いたでしょ、嘘だけど。空気を読まないで欲しい。だから好き勝手に考える時間は必要だよ。フェルナン・レジェの都会が僕は大好きだ!いや昔さ、ドラクエの漫画を友達の家で読んでたんだ。あの時のインパクトは忘れられない。言っていいかな。いや、もう言わせてくれないかな。布団がふっとんだ。・・・・・。・・・・・・・・・・・・。あのー、今日も空がきれいですね、でも、今日だけらしいよ、明日からまた、雨が降るらしい。強い風は嫌だね。ところで―――あの。布団がふっとんだ。・・・・・。・・・・・・・・・・・・。へこたれるなよ、マイフレンド!男だったら、ここが人生の土壇場さ!もう独壇場なんだよ絶体絶命をクリアするさ!女が泣いていたら全力疾走で走っていけよ!フウ。いろいろ汗が出るな。実は時間を増やす方法というのが、ある。それは、”他人のために時間を使う”ということ。いま、テロメアを長くすると言った人はアウツだよ、アウツ。そこで言うべきなのは、宇宙人に改造手術してもらうだよ。タケシ・ホンゴウ。やたら蛇が出てくる水曜スペシャル。ちょっと前の日曜日の朝の旅番組らしきもので、娘さんと一緒に出ていた。それが一体何なんだろう。わからない、でも男だったらすべてのことに責任をとれ。とれなくても責任を取ったふりをし続けろ!俺はすべての的あてになりたい!でも、”体感時間”を増加させることで効率を上げることができる、というのは、準備体操やヨガにでもいえること。もちろん、早起きは一文の得とかtime is moneyもいいと思うけどね。でも二〇〇六年に行われたちょっと古い研究があり、ペニスのサイズに関する研究がある。五二〇三一人を含む大規模な調査。そして、女性のパートナーにペニスのサイズの満足度を確かめる。そして導き出される悩む方が馬鹿という事実。これ実に下らない話だ、でも女性のおっぱいのサイズはどうなのよカモメさん。それは僕も知らない。けれど、ノンアルコール飲料でも酔えちゃうんです、プラシーボ効果でね。昔、お笑い芸人が酒をしこたま飲んでいる時に、酒を水にさしかえて味がわかるのかという番組があったけど、これ、ラムネでも酔い止めの薬と聞かされて飲んだら、乗物酔いすることがなかったという話もある。人体実験のひどい話なら、目隠しして、血の半分を抜くのを偽装する実験というのがあって、つまり、本当は血なんか全然出てもいないんだけど、血が出ているような錯覚させられて、ショック死してしまったという話がある。この延長線上にたとえば、VRがいつか現実の肉体にまで影響を与えるような体験というのを、作ってしまうかも知れないと僕は考える。だから何の話だ。わかります。でも男なら言いたいことの一つや二つあるだろうよ。それが時には十や二〇になっちゃうこともあるだろうよ。でも男なら黙って走れ!そして戦い続けろ!フウ、いややっぱりちょっと疲れるね、これ。クリエイティブとは何か?それは自分よりも他の人のことを想うことだという、2011年に行われたニューヨーク大学の研究が、教えてくれる。
2021年05月25日

2021年05月24日

2021年05月24日

2021年05月24日

世の中には本当にそんなことあるのかと、思うようなことがあります。奥さんは中国人で、ある時、スーパーで買い物しようとして、スーツケースを自動ドア付近に置いたまま、買い物したんですね。馬鹿な話です。いえ、盗まれたんじゃないんですよ。これを注意したおばあさんがいたわけです。まあこれは正論です。かえすがえすも、僕がその場にいたら、同じことを言ったと思います。ただ、ちょっとしつこかったんだろうと思います。奥さん、ここで、スーパーの野菜とか果物を投げてしまった。逮捕。留置場入ってた。これ、本当の話。奥さんの気持ちもちょっとはわかる。旦那だからわかるじゃなくて、僕は特殊だから、その場の雰囲気を言葉から想像して、百歩譲って、ちょっとわかる。盗まれないだろうと思ったから置いた。わかる。日本だったら多分みんな盗まないだろう。家に帰るのも面倒だった。わかる。それに今更言っても手遅れだね。僕も何も言うことできない。おばあさんの言い分は正しい。正しいんだけど、多分ね、奥さんがそういうことをするぐらい、しつこかったんだ。あとあと、話を聞くと、周囲でもそういう問題行動が目立つ人だったらしい。トラブル起こす人だった。奥さんが警察から聞いたらしいけどね。もう大体、話がどういうものかみんなわかったと思う。最後は訴えを取り下げてくれて和解できたけど、もうね、最後はわかるかどうかなんだな、と思う。多くの人がいるとね、いやこいつが悪い、それはおかしい、とかいろんな意見が出る。僕も奥さんじゃなかったら、この話、そりゃそんなところに置くのが悪いだろ、は、正しいと思う。本当、盗まれなくちゃいけないなんてあれだけど、もう、そういうのだね。僕もそういう言い方をした。もちろん、あなたの気持ちはわかるけど、やっぱり物を投げてはいけないよね、とも言った。まあなにしろ、僕も結構短気で、手が出る方だからね、怒るということについては、あんまり強くは言えない。幸い、逮捕されたこともないけど。でもおそらく、これはどっちも悪かったんだ。僕の考えが間違ってると言う人もいるかもしれないけど、奥さんは別にちょっと言われたからって、果物とか野菜なげたりしないからね。別にそのおばあさんが、どうとかなくても、僕は判断したと思う。これは信用の問題。これはきっと―――本当によっぽど。もう、よっぽど、しつこかったんだろう。でも本当に馬鹿馬鹿しい話。でも、どうしてこんな身内の恥の話したかわかる?多かれ少なかれ、こんなのいっぱいあるってこと。簡単に事実がゆがめられる。ネットなんかだとその傾向がすごく高い。他人の話に首突っ込んだ挙句、加害者になっている。正義を気取りたがるクレーマー。 *でもそんな時、このことを思い出してほしい。恐怖症は今日も生まれ続けている、ということ。たとえば『4』と『13』の恐怖症みたいなもの。面白いところでは、『ポエム恐怖症』とか『ニンニク恐怖症』前者はどんな人なんだろうと想像してしまうし、後者は現代人女性なら誰でも該当するかもしれない。ちなみに奥さんを引き合いに出すのもあれだけど、ニンニク大好きだけどね。男性にもいたら、笑っちゃいますね。笑っちゃうけど、口臭の話は結構しんどい。真面目に言うけど、臭くたって我慢する人もいるし、何も言わない僕みたいな人もいる。そもそも、そんなの言う方が本当にどうかしていると思う人もいる。これ、真っ当な意見だよ。けれど、恋人が欲しい人が口臭臭いと言われたら、もう、ニンニク恐怖症になる、どころか、口臭恐怖症、会話恐怖症の誕生。この恐怖症の一番怖いところは、どの程度のヤバさなんだろうということ。心の傷は、殴らなくてもうまれてしまうからね。たとえば仮にも詩人の端くれだけど、僕は言霊思想を全然信じていないことにしている。映像とか、イメージとかは信じているけれど、それが言霊思想であるかというと全然そうじゃない。僕は感応とか入神とかそっちの方じゃないかと思う。まあ、言い方の問題で、もしかしたらみんなには一緒のことかもしれないけどね。でも一緒じゃないと言う人もいるはずだ。だって何処にも書いてないでしょう、1~100までの数値として残らないでしょう。別に統計やマーケティングや心理学をダシにして、随分いい加減なものと言いたいわけでもないけど、これは広告におけるコピーライターみたいに非常によくわからない、それがどんな人で、たとえば年齢は? 性別は?事件が起きると、これぐらいは載るでしょう。でもその人の学歴は、その時、どういう心理状態だったの?これまでにその恐怖症になるような体験はあったの?これ、全部、空白。色んな質問をして、なるほど、この手の人はこれこれの傾向がある、もしかしたらそうであるかもしれない、という検証は絶対にされない。ありとあらゆるもの、いい加減なもの、と言いたいわけじゃないけど、こういう意見は当然百パーセントみんな承知しなくていけない。ネットの中を探せば、一人ぐらい、きちんと答えてくれる人いるかもしれないけどね。でも一人から全体を見るなんて、よっぽどの馬鹿ですよね。しかしこういう拡大鏡な見方をする人も、偏見の多い人にはちらほらいるもの。 *たとえば、『道路に突然現れる穴』という話がある。どの程度の深さはわからないけど、歩いていて穴とわかるぐらいだから、相当目立つものなんだろうね。また、夜に出現する確率が高く、都市近郊にこの噂話が多い。何だろうと覗き込むと、触手のようなものが伸びてきて、引き摺りこまれる―――。でも穴というのは不思議だね、眼にも、耳にも、鼻にも、口にもなる。まるで手紙を折り目正しく注意深く畳んでゆくみたいだね。この話が本当だと思う人は、まずいないだろう。作り話に違いない。断言してもいいね。でも、これが『夜恐怖症』の変形であるかも知れない。その人の恐怖を語ることは、気圧のような圧迫を追い払うことだからね。そして穴は、指の間からこぼれ落ちる砂を吸いこんでゆくもの。たとえば、『風船少女』という話がある。橋の上で少女がニコニコしていて、通りかかった人に風船を渡すらしい。受取った、その人は突然死んでしまう。渡したあと、少女はもういなくなっているらしい。死因については色々報告されている。心筋梗塞、持病の突然の悪化。偶然といえば偶然かもしれない。この話が本当だと思う人は、まずいないだろう。作り話に違いない。断言してもいいね。でも、これが『球体恐怖症』や『少女恐怖症』の変形であるかも知れない。ネタがわかれば、腹の底まで見透かすことができる、何から何までわかったような気でいられる―――だけかも知れないけどね。でも、少なくともそう思われる論理だけはちゃんと生きている。ねじり飴みたいにね。たとえば『自動販売機で小銭の音がする』という話がある。自動販売機で財布を出してジュースを選ぶ。そうすると、小銭が鳴っているような気がする。おかしい、動きを止める。やっぱり聞こえない、それでジュースを買う。でもそれ以来ずっと、自動販売機を通りかかると小銭の音が聞こえる。最後には、発狂してしまう、とかいう話。気が狂うネタ多いよね。日本みたいに自動販売機の多い国はない、日本ならではの話だね。まあなにしろ設置台数がダントツだし、その技術力も高い。でも個人的にはどんな自動販売機なのかには興味があるよね。いやだって、企業に恨みがある人の作り話かもしれないじゃない。マクドナルドしかり、だね。でも、恐怖が狂気に変わるとか、ちょっと嫌だなという感情がエスカレートして鬱になるとか、場合によっては犯罪に発展するとかいうのは、あるわけですよ。内臓が外部へ押し出されて世界中をいばらにするようにね。もう、ほんのちょっとしたことで事態が裏返ってしまう。この話が本当だと思う人は、まずいないだろう。作り話に違いない。断言してもいいね。でも、これが『自動販売機恐怖症』や、『お金恐怖症』の変形であるかも知れない。そんなのあるかと思う人もいるでしょうけど、たとえば前者だったら後ろに人が並ばれる圧迫感だったり、後者なら小銭が嫌いな人なのかも知れない。お札持っていないと安心して買い物できないって人もいますからね。清潔に美しく綺麗に、とはいいますけれど、人間もやっぱり動物なんですね、そしてそういうのが意識の中に静止状態のまま翻訳される。
2021年05月23日

周囲は鬱蒼としたに暗鬱がつくような暗い森―――。何しろ、周囲の環境から遮断されているような印象があり、突然の豪雨にやられて、であるから致し方ないところはある。一滴一滴、重さを感じさせるような雨。鳥の羽ばたき。でも十分に納得つけられないことは、きっとそういうところから、始まって―――いる。意識や行動を疑えば、それほど奥深く迷うことはない。しかし人というのは時々袋小路へ行きたがるものらしい・・・・・・。森を抜けた先に何やら瀟洒な建物があり、望遠鏡状の眼は、看板から旅館だということをそれとなく察する。庭らしきものも見える。ただ、灯がついているわけではないし、看板も斜めに傾いてしまっていて、次に台風でも来たら落ちてきそうだ。いかにも曰くつきという感じだ。廃墟かもしれない。しかし廃墟といっても人が住みついていないとも限らない。僕は一瞬、天井の切穴から覗く薄気味悪い光景を想像する。ごめんください、と言いながら横開きの戸を開ける。一瞬錆び臭い粉が鼻の間に潜り込んできたような気がする。やはり誰もいないのだろう。棒になった足、濡れた身体に―――。亡霊が這い登ってくるような足の冷えが襲う。誰かが生活していた気配を遠く忍ばせながら、時代の移り変わりを感じさせる。それは恐怖ではあるけれど、ノスタルジックでもあるかも知れない。少し広めの上がり框、沓脱は森閑としていた。その前に絵葉書や宿泊帳が置きっぱなしのフロント。ロビーにはいつの時代っていう古い自動販売機がある。もはやいつの時代っていうソファーセットがあり、そのソファーは詰め物がはみだしている。子供の頃の、動物の汚れたぬいぐるみ、みたいだ。その先には何の変哲もない、面白くもない、バルコニー。時間が逆行しているような錯覚に襲われる。こんな時に限って経営難で首吊りとか、惨殺事件とか、わけのわからないことを考えてしまう。魔物に見物されているような不吉な予感。それが刻一刻と迫ってくるような―――。僕は採血される子供が泣きわめいていたことを思い出す。解熱剤や睡眠誘導剤を飲むと変な夢を見るみたいに―――。ホラースイッチが入っているとしか言いようがない。考えるなと思う時に限って、冷蔵庫と戸棚の隙間からササとゴキブリが現れる。耳朶のひだに乾いた垢がこびりついているみたいに。確信めいた予感は警報機のベルを押し続けている。本能は、絶対にやめておけ、と囁いている。皮膚感覚は感情や情緒の巣である。心臓は普段より早くドキドキと鼓動を打つ。耳の奥にまで響くように感じる何を? こんなところに泊まるな、ということをだ。嗅覚が退化した僕等は、視覚が少しばかり進化しすぎた生き物である。あまりに遠くばかり見て足元がわからなくなる生き物だとも思う。こんなのは罰ゲームの世界である。嫌がらせとか悪ふざけ、としか言いようがない。いまだって立派な不法侵入ではないか。しかしそうは言っても、雨さえ上がれば移動できるのだが、場合によっては遭難してしまうかもしれない。遭難もそうだし、土砂崩れもありうる。傘のようなものがあれば拝借して意地でも外へ出るのだが、残念ながらそういうものもない。気持ち悪いがここで一晩凌ぐしかない。―――なんだろう、空気が重く息苦しい。心理的な結合だろうか。さながら固定ピンのような、平和。懐中電灯もないが、幸いまだ明るい、暗くなる前に人がいないか、危険な場所がないかなどを探っておこう。そう思って、館内地図を覗く。当たり前だが電気や水道やガスは使えない。が、一応確認した。厨房に行き、卓球スペース、それから、各部屋を回る。念の為に、ノックして、誰かいますかと言いながら開けていった。廊下に大きな蜘蛛がいたが、それは別に構わない。海亀の剥製が共同トイレの傍にあることに比べれば。あと、お札のようなものが各部屋に、壁にぺたぺた貼られていて本当にキレそうになった。しかも貼り方がさりげないのだ。壁の隅だし―――。やめろよ、そういうところだよ、脅かすとか、駄目よ、本当、そういうところだよ!でも案外、夏だけのホラースポットとして使ってるとか、そういうのもあるって聞いたことがあるけどなあ・・・・・・。部屋は大体同じである。窓側の廊下のようなスペースに、藤細工でできた椅子。古い手動のポット。座椅子に卓があり、ガラスの大きい灰皿。魚の模様を白抜きにした花瓶。障子で行き来できる二部屋パターンで、手拭いやタオルを干す、アルミ製の金具。これで飲み物を取ると料金が加算される冷蔵庫なんかがあって、そこにジュースがあれば、と考える。そうそうお茶と和菓子があって、女将とかスタッフがいれば旅館―――。だったらいいのになあ・・・・。ドヨーンとしている。なんだろう、この日曜日の学校へ忍び込んだ感覚・・。雪崩を打って闇夜の底に押し寄せていくような鬱屈。乾いてはりついた二枚の唇の薄皮―――。しかし、まだまだ使えそうなのにな、と思うぐらい、古びてはいなかった。収穫はなかったが、きれいそうな布団と、手動ローラーのマッサージ器があったので廊下に出しておく。申し訳ないけど、あとで使わせてもらおう。それから温泉もあった。建て付けの悪くて開きにくい着替え所には参った。扇風機に、マッサージチェアーもあったが、電気がないので使えない。浴衣と帯もあったが、そんなの着てどうする。自分に本気で突っ込んだ。遠心力が働いているような―――気がする。想像をめぐらせればめぐらせるほど、である。でもそういうのは、ゼロからイチにするためのものなのだ。いざイチになってしまうと、あるタイミングで、百にも千にもなる。そして遠心力は、向心力へと切り替わる。これ幸いと、入る。冷えた身体がぽかぽかする。しかし温泉に入ろうとすっぽんぽんになって、湯気を搔き分け岩風呂へ入ろうとした時に、大量の髪の毛が浮いていて、ビクッとした。でも、なんでもかんでも幽霊だとするのは―――、おかしいんじゃないでしょうか?口調を変わっている? 全然、ビビってないよ、ビビるわけないよ。でも旅館をしていないといっても、温泉があれば使うだろう。存外、野草取りの人とか、ここが廃旅館だと知っている人が、使わせてもらっているのかも知れない。まあしかし、この髪の毛の量は―――。ま、まあ、そういうことってあるものだ、とフルチンで腕組みしながら考えた。眉間の小皺を深める、フルチンの男。ここで女の幽霊が出て来たって、何をどうすることができよう。あなたも大変だけれど、自分も雨にやられて仕方なくここへ来たのだ。許されたし。ああ許されよって―――。めっちゃビビってるじゃん―――独り言多いな、俺。存外、後継ぎがいなくて閉めたパターンなのかもしれない。取り壊すのもお金がかかるから、もうそのままにしているのかも知れない。また、相続を放棄することだって十分に有り得る。辺鄙というほどではない場所だとは思うけれど、旅館も大変だって聞くしなあ。風呂から上がったあとに、玄関から一番近い部屋に泊まらせてもらうことにする。自分は窓際へと近づく。雨は多少弱まっているような気はするが、土地勘のない場所では遭難の可能性もある、またいつ雨が強くなるかも知れないと思うと、これは本格的に宿泊するしかないのだろう。夜の窓は物音をすべて吸い取ってしまって、ゴム栓してしまう。そのくせ井戸の中のようにやたらと物音が響く。どの部屋もいうほど状態が悪くなかったが、この部屋が特別よかった。壁に掛け軸がある。ちなみに障子には穴が空いているが、他の所なんて壁に穴が空いていたり、コーヒーみたいなシミがカーペットにこぼされたりしていた。もちろんいざという時、玄関がいいだろうというのもあった。とりあえず横にごろんとなって眠る。座椅子もあったが、横に眠る方が身体にとってはありがたい。気持ち悪くはないかといえば気持ち悪いが、あらかじめ廊下に出しておいた布団もあったし、手動ローラーのマッサージ器で多少気持ち良くなった。外で寝転がっているのを考えれば快適である。疲れていたのか、熟睡していた。眼が醒めた時、何故か障子の穴が気になった。身体のけだるさを感じながら、おそるおそる、首を横に向け―――。つい、見てしまう。ゾクッと、した。一瞬、人の眼のようなものが見えたのだ。全身が何かよからぬものを見たという不安を覚えてギクシャクするが、いやいや、気のせいかもしれない。そう思った瞬間。何か近づいてくる足音が聞こえる―――、それが急激に明瞭になったかと思うと―――消えた。そういうことが、二三度、起きた。極度の緊張状態の時って変な感じ方をするせいだろうか。自分は障子の穴を見ないように、背を向けながら、携帯を見る。時刻は二時だった。ズボッ!突然の物音にガバッと起き上った。乾いた短い衝撃音と・・・・・・重量感のある鈍い物音。不意打ちを喰らった。障子の穴から、白い手が突っ込まれていた。やっぱり人がいたのだ!と思うよりも―――。白い手の先には包丁が持たれているのを瞬時にピックアップ。腰を抜かした。ズボッ!ズボッ!そんなわけのわからない場面が繰り返された。知りたくて、知りたくて、気が変になりそうなことがある。何だ、これは。戦慄を覚える小さな穴がいまや洞窟の闇の底。歯がかみ合わない。幽霊なのか、人間なのか―――。実の所、僕にもわからない。僕は金縛り状態で、すす―――すすす・・と、襖が開いてくるのを見ていた。不安が、ボートの浸水をしらせる穴のように、ゆっくり―――。ゆっくり―――と、足が。確実にせり上がってくる。僕は何故かプールの時のすりむいた傷口が白くふやけているのを、思い出してい―――る。適者生存の原則、生命権の保障。ああ、何かがいる。密度の濃い痒み、火照り―――疼き・・・・・・。視界に黴が生えて来たような気がする。助けて。殺される―――そう思った次の瞬間に・・。チチチ、と雀が鳴いているのが聞こえた。そうなのである、布団の上でもう一度、眼を醒ました。身動き一つできないまま、ずっと硬直して、胸の動悸を静めていた。水中で空気を求めるような、あえいでいる感覚。平面性が、揺らいでいた。窓からは朝陽が射しこんでいるのはわかっていた。雨は上がっていた。現実感覚が戻って来ているのはわかっていた。でもそれはまだもぐらの通路のように感じられた。世界は自由に調節できるレンズではなく、もっと固定されていた。僕は動けなかった。頭の上に蛾が飛んでいた。蛾は、ためらいを感じる道筋で―――、障子の穴へと吸い込まれるように消えた・・・・・・・。何とか落ち着きを取り戻したあと、僕は、おそるおそる、障子の方を見る。穴は昨日と同じ大きさのようにも見えた。しかし、襖が人が通れるぐらいにまで開いていた。周辺で起きていたいくつかの異常なことが思い起こされ、そのたびに、息が薄められていくのを感じていた。脳内に焼きついたフィルムは消えない。ひずみが感じられた。腑に落ちなかった。息遣いが変わった。その瞬間、身体中の毛穴がバッと開く、ゾーッとした感じは忘れられない。やがて眼を瞑っておさえられないほど、身体が激しく慄え、溜息がこぼれた。ミミズの死骸であふれた公園のような印象・・・・・・。何だったのだろう、あれは夢だったのか、それとも現実だったのか。長い質問の羅列が始まっていた。結論は、闇の中で感覚が誇張されて歪んでいた、ということはありうる。疲れていた僕はそれぐらい開けたままにした、と。いや、確かにキッチリ閉めたはずだ。それはしかし自然の成り行きである。何がどうであったかを正確に思い出す術はない。いまとなってはわからな―――い。それはピッタリと追いすがってくる影のようなものだ。旅館を後にしようとした時、どこかで鈴の音がして、ギイッと、確かに古びた軋み音がした。その時、動物の檻のような独特な臭いがした。そして、かすかなうごめきと、呻き声。音が、頭の中を迷路を拡張してゆく。そしてどうして気付かなかったのだろう、そのカウンターには確かにいたのだ。僕は頭を下げて、泊めてもらってありがとうございました、と誰に言うかもわからず叫んで、慌てて逃げ出した。
2021年05月23日

1ある日、僕は夢を見た。そこは夜の鬱蒼とした森で、記憶にはなかった。その森の中で僕を呼んでいる声が聞こえた。僕は声に誘われるように歩いた。そこには、植物がいた。あるいは、二足歩行し、限りなく人間に近い植物のようなものがいた。緑色の肌は中々インパクトがあったが、最初の言葉が、「怖がらないで」だったので、僕は安心した。だって、それがとても優しそうな声だったからである。名前もなく、性別も、またその規格自体あるかどうかもわからなかったが、SF小説なんかに出てくる脳や四肢があり自律行動ができる植物人間、あるいは植物変異体というのが正しいのだろうか。また、声帯器官や脳のようなものがあるのか、人間の言葉を喋っていた。意思疎通ができるということだ。また、危害を加える気配もなかった。僕はその植物体を、クロロフィルという緑の色素と、光合成をするシアノバクテリアをあわせて、クロシアと呼んだ。名前がないと呼びにくいと思ったからだ。女の子っぽい名前にしたのは、女性的な印象があったからだ。もしかしたら、マンドラゴラとか、アルラウネとか、そっちの方がよかったかも知れない。 2故郷を離れ成人した娘から手紙が来た。どれぐらいぶりになるだろう。そこにはこう書かれていた。子供が出来た、と。相手はいない、と。俄かに信じがたいが、マリアの受胎告知のようなことがあり、妊娠しているのだ、と。処女懐胎―――。そんなことが有り得るのだろうか・・。想像妊娠なのではないか―――。鳥の鳴き声が聞こえる。自分は朝の軽い農作業を終えたあと、この手紙を読んでいる。娘は門外漢の自分のために分かりやすく書いていた。長い間、研究に取り組んでいた、と。そして簡潔に述べていた。助けて欲しい、と。 3次元の扉が見つかった、とニュースで放送された。それは突如、何の脈絡もなく、門として現れた、と。それがホワイトハウスの前だった。 4僕はクロシアと腰を落ち着けて色々と話をした。表情があり、相槌も打てた。つまり聞き上手の性質を心得ていた。僕はとりあえず、植物の話をし、植物が吐き出す酸素が最初は毒であったことや、地上で最初に繁栄した生物は、植物であることなどを知識の中で話した。もちろん厳密に言うと、いまでは菌類や褐藻は含まれない。だから海の中で成長した原始紅藻や、灰色藻、原始緑藻などを植物という言い方ができるかはわからない。人間だって類人猿とは違う。それに、もっと厳密に言うと、地球で最初に繁栄した生物は、一つしか細胞を持たない生物のはずだ。地球とは地上のことである、だって僕等は海に適応した生活をしているわけではない。どのタイミングで植物になったかは、根と茎を葉を持った状態に進化した時であるが、それがいつ頃なのかはわからない。ただ、植物の祖先の微生物は二十七億年前。クロシアはニコニコしながら聞いていた。勉強熱心な子供みたいだった。また言葉に対する理解度は、高かった。もしかしたら僕のイメージや感じ方を感受することが、出来ているのかもしれないと思った。植物は敏感である。僕は少し興味があったので肌に触らせてもらった。思った以上に固かったが、二足歩行するとなると、体重を支えられないからだろうとも思えた。頭の髪の毛はよく見ると蔓や触手のようだった。 5娘が家へと子供を連れてやって来た時、やっと娘の言っていた意味がわかった。車に乗ってやって来た娘は、包帯でぐるぐる巻きにされた―――子供を連れてきた。しかしその子供の身長は明らかに娘と同じぐらいだった。巨人症?いや、そもそもこの異常な姿はそれを拒否していた。娘は家の中へと入ったあと、子供の包帯を解いた。そこには、緑色の人間らしき者がいた。自分は娘から匿って欲しい、と頭を下げられた。 6ホワイトハウスの前で見つかった次元の扉から、宇宙人たちが現れたあと、すぐ、マスコミメディアの箝口令が敷かれた。もちろん、大衆は騒いだが、事態の収拾のためには軍隊をも利用すると宣言した。次元の扉が現れて二日目に、世界首脳会議が行われた。そこでどのようなことが話されたのかはわからない。ある人は宇宙人がやって来たのだと言った。ある人は国家ぐるみの陰謀説を唱え、新たな時代の幕開けを叫んだ。ある人はこれは地球破滅の前触れと集団自殺へと向かった。やがて世界連合という謎の呼び名のもと、世界中の政治家たちがマスコミメディアに記者会見をした。そしてそこには、宇宙人の姿があった。 7クロシアは、人類は何処へ行くのだろう、とか、どうして植物に冷たくしたりするのかとか聞いた。僕は怒らせる目的ではないので言葉を選びながら、もちろんそのような野蛮な性質ではない気もしたけれど、人間というのは植物をそういう風な対象として見ていない、もっと弱いものだと考えていると言った。クロシアがどう思ったのかはわからないけど、ニコニコしていた。クロシアは、自分のことをどう思うか、と聞いた。僕は人間ではないと思うけれど、意志疎通ができて、危害を加えず、またそこに発展性や建築性があるところから、人間と同じような扱いができる興味深い存在、と答えた。僕はその時にはもう、これが夢ではないことに気付いていた。あるいは、夢というものとは違う、異次元とか異世界とか、そういうものだということに僕はもう気付いていた。殊更慎重に言葉を選んだのはそういう理由だった。クロシアは、これから数十年後に、自分はこの地上で生まれるだろうと言った。僕は首を傾げて、それから笑った。ここは未来なの?クロシアはニコニコしながら言った。数十年後にしなければ人類は滅んでしまうからと、神様が言った、と。どうして滅ぶのだろう?それは脳の構造の問題だと言った。人類の中にはあなたのように少数ではあるけれど、既に新しい人類の兆候を宿しているものがいる、と。神様とは何だろう?クロシアはそれについて答えてはくれなかった。 8娘が家に帰ってきてから数日は、その緑色の化物を、腫れ物に障るみたいに自分は接した。もし実験内容を聞いていなければ、肌の病気とか、不治の病かとも思えたかも知れない。もちろん娘にお願いされた手前もある。こんなの人間であるものか、と言いたいが、娘がその緑の化物を本当の娘のように接していた。また身体の生育とは別として精神年齢が幼く、その緑の化物に娘は絵本を読んでやったり、積木遊びをしたり、NHKの子供向け番組を観たりしている。数日経ったある日、朝起きて洗面所へ行くと、その緑の化物が、おじいちゃん、おはよう、と言った。その瞬間、何かが決定的に変わった。ことはどうあれ、これは確かに娘が生んだ子供なのだ。断じて緑の化物などではない。自分は、娘の子供―――クロシアと呼ばれている、その子の頭をおそるおそる撫でた。それは、人間の髪とは全然違っていた。けれども、あたたかい気持ちが不思議と広がった。妻が亡くなってもう十数年になる。あれは娘が十六の頃だった。自分は、クロシアの頭を撫でながら、いまのいままで娘に親らしいことをしてきただろうかと思った。そしてあろうことか、娘が子供だと思っている存在を、たかだか人間とは違うことぐらいで毛嫌いして、家にいるのは構わん、でも、外には出すな、近所の眼もあるからな、などと冷たく言ってしまった。どう接していいのか、わからなかったということもある。あの時の自分もそうだった。十六で母親を亡くし、大学からそれ以降、ずっと家へと帰らなかった娘のことを思った。 9記者会見では、宇宙人が喋った。宇宙人が記者会見で喋るというシュールレアリスムの映像は、世界中に瞬く間に流れた。しかしこれはフェイク映像でも何でもない、現実なのだ。宇宙人は冷静に力関係を強調しながら語った。わたし達はもう既に人類側との和平に至っている、と。その要因に、東京にあるラボラトリーで、クロシアと呼ばれる新しいヒト型の植物が誕生している、と。その研究員の稚拙な研究に助力をした、とも。もちろん、世界連合というものが出来上がった今、実力行使に至ることはないが、そのクロシアに我々が少しのはずみを与えると、いま地球上はパンデミックで死に絶えるだろう、と。クロシアは五十年後まで絶えずその危険性を持っている。今現在の研究機関でも最低五十年はわたし達の防衛策が出来ない。クロシアはいまはこの世界でたった一個の貴重な存在であるが、その気になれば全世界に誕生させることができる。これは植物型ウィルスを変異させたものである。報道メディアにはいささか過激すぎるので見せられないが、いまここにいる政治家たちにはそれを見せ、皆一様に肯いてくれた。宇宙人はとても冷静に、滑らかに、世界を脅迫していた。しかしそのあと、宇宙人は何の前触れもなく微笑んだ。クロシアはきっと人類の新しい、いい友達になるだろう、と。 10僕はクロシアと話しながら品種改良について考えていた。そして成長速度の速い菌糸類のサンプルと、とある深海生物のサンプルを使って、人体実験する、DNAを意図的に書き換えるというようなことを、考えた。それはまったく出鱈目な妄想だったけれど、何となくそれで僕の中では納得がいった。宇宙人とか、マッドサイエンティストとか、そんな想像をした。それにロボットに権利があると考えるなら、植物人間だって権利がある。クロシアは、自分たちは人間に寄生して誕生します、と言った。といっても、痛みを伴いません、宿主を殺すこともしません。あくまでも、自分たちが誕生する苗床になってもらうだけです、と。僕はハリガネムシなどを含めた寄生虫について考えた。本来ならそれはとても気持ち悪いことなのかもしれないけど、あるいは僕が人間という規格から、あまりに遠く離れたからかもしれないけど、そういうことならいいね、と答えた。ただ、少しの間、眠ってもらうことになると思います。どのぐらい?一年から二年ぐらいです。それはまずいね、と僕は言った。完璧に害悪と見做されかねない。けれども、どうして、数十年後の世界ではそれが許容されるのだろう?でもどうしてそんな大切なことを僕に話してくれるの、と聞いた。僕はこれでも人間なんだけど、と一応言った。自分たちはずっと呼びかけています。呼びかけに応えてくれるものがいれば、それは自分たちにとって必要なことです、と。わかるようなわからないような言い方だったけれど、植物人間が出現するなら、これからの地球上はもっとバランスの取れたものになるんじゃないか、と楽観的に想像した。 11朝食の時、臨時ニュースで、すべてのチャンネルが、異次元の扉以後の記者会見を放送していた。そのニュースの中で、いま、美味しそうにご飯をぱくぱく食べている、あ、それは焼き魚よ、サヴァ、さ・ば、とか言っている、クロシアのことを言っていた。なるほど、こういうことだったのかと自分は思った。娘は、朝食が終わったあと、そろそろ戻るわ、ありがとう、お父さん、と言った。多分、記者会見が終わるまでは世界中の秘密機関から、暗殺される可能性があったのだろう。場合によっては、この家へと向かってミサイルが、飛んできたという可能性もあったかも知れない。魔女狩りみたいに、放火されることもあったかも知れない。ただ、世界連合の政治家たちは皆、賢明であったわけだ。 *「これからどうするんだ?」「とりあえず、国家の安全保障プログラム―――なんて、言ってもわからないと思うけど、普通に、暮らすと思うわ」「その―――なんだ」「なに?」「いつでも、クロシアを連れて戻っておいで」 12世界連合の記者会見が終わったあと、次元の扉は消えた。宇宙人も、公けにそれ以来姿を現すことはなかった。ただ、それ以降、たびたび宇宙人が歩く姿が目撃されるようになった。それもそのはずで、世界中にクロシアと呼ばれる緑色の肌をしたヒト型が、徐々に現れるようになり、世界はそんな風にして少しずつ変わっていった。植民地化されたのではないかという意見もあったが、好意的な意見もある、つまり人類が新しいステージへ来たということなのではないだろうか、と。五年後、世界連合に参加していた政治家の暴露本が出た。ちなみにこういうことをするのは大抵、アメリカの政治家である。それに倣うようにロシアの政治家、ドイツ、フランスと続いた。内容はどれも似たり寄ったりだが、その中で重点的に書かれていたのは、クロシアがパンデミックの脅威となった場合の話である。ちなみにそうなった場合、その感染は花粉を飛ばすようなもので、眼に見えない殺人兵器。その能力は瞬時に眩暈を誘い、それを皮切りに呼吸困難になり、一分持たずに死に絶える。ちなみに現状それを防ぐ方法はまったくないとのこと。その上、死んだ人間に寄生したウィルスは死なない。死なないどころか、クロシアという植物人間同様に自由に歩き回り、また至るところで、花粉を飛ばす。政治家たちはそのような映像を見せられたらしい。最低でも五十年間はその研究が行われるだろうが、人類の次のステージはその研究をクリアできた後にあるらしい。でもその頃には、宇宙人もクロシアもずっと数が増えている。差別や偏見も、五十年の間には著しく変質しているだろう、と。
2021年05月23日

僕は困っているので、それはやはり、救いを求めなくてはいけない。僕は才能もあり、努力を人並み以上にしているわけだから、このようなところで、うらぶれて、俯いてはいられない。(キッ!とやぶにらみする、僕、)僕はもっと多くの人に宣伝されなくてはいけない。僕の発言権がネットの有数のものになり、僕がするべきことすべてが多くの人に注目されるようでなければいけない。ブランドなのだ。・・・SONY。(SONYしか浮かばねえ、ああ、TOYOTA!)僕はもっと面白い詩を書き、そしてもっとこの時代を幸せにするために働かなくてはいけない。僕が彼等の数百倍のいい仕事ができるということにもなれば、これは公共事業です、文明の礎石事業です。(大きく出たな!)いえいえ、これも、まだほんちょっとばかりの豪語、というもの。まだ君は僕の才能を過小評価しすぎ。言わせてください、眼どこについてんの?(ポーズは大切、中指たてます!)僕が本気になったら、サタンだってデーモンだってデコピンさ。(ガクトのデコピン凄かった、いま、大丈夫かな?)僕は天才で、超二枚目だと宣言してはばからない。(本当はそうではないと思ってるけど、その方が目立つのだから、もう仕方ない、敵を作れば評価が高まる、これはもう仕方ないことなのだ。)恥ずかしがっていても何一つ変わらない。僕は困っているのだ。愛の手をさしのべてもらい、僕はもっと自分の道を切り開く、おお、あの日、神様の声がきこえました。(おお!)様々なネットワークを結び付け、これからの詩人たちの為に先達を、つけてやるのだよ。神は言いました、世界を救ってやってほしい、と。愛で満たしてあげられるのはお前だけだよ。(アタボウよ、おい、まかせておけよ)それをいまこれを読む人達に責任を丸投げすることになる。僕はこれ以上責任をとれない、みんながよくやってほしいと言っている。僕は本当にたくさんの仕事をした。天文学的数字の仕事です。僕の詩を評価できる類いの才能を持った人もいません。そして―――。そして、いま、アタックチャンスの時が来た!これは関ヶ原の戦い。(関ヶ原知らない?)みんなはよくわかっていない、僕がどれだけすごい才能をしていても、周囲がきちんとしたフォローをしなければすべて損失することを。(何故、鼠商法なんてことがあると思います、何故、新興宗教は信者獲得すると思います、)ねえ、詩人一人にいくらお金がかかるでしょう。ましてや僕みたいな文才を持った詩人ともなると、作るのにとても時間がかかります。十年に一人現れたらいい精度でしょう、(コウノトリ組合も大変ですね)でもその彼や彼女も僕よりずっと下、三流のなまくら刀。だってそうでしょう、マニュアル通りに作れるはずありませんからね!格が違うんですよ、格が、ね。読んだ瞬間、もうビビッときちゃったでしょう。このエネルギーすごいでしょう。すごすぎるでしょう!アピール―――ツ・・・!僕は詩壇にまったく参加していない。何故参加していないのかはどうでもいい。この国で真っ当な詩人の進むべき道が、それだけしかないのだということを、みんなはよくよくわかっていない。言いにくいことを言いましょう、あなたは馬鹿です、もっと言いましょう、あなたは無智です。でも大丈夫、これさえクリアできれば前言撤回しましょう。それに抗う、拒む、批判するというリスクが、いま、多くの人の愛と真心と救済によって、まあなにしろウェディングベルが鳴ります!そもそも、多くの人にとっては誰でもいいに違いないけれど、僕にしておくと手堅い。僕はたくさんの人を勉強させようと思うし、たくさんの人を笑わせたいと思っている。あなたは誰でもいいから、この人でよかった、絶対にそう言わせてみせましょう。(これは僕にしかできないことでしょう!)僕はこんなところで終わってもいいと思うけれど、いやいや、ここは、跪いて、ガックリして、涙ながらに、同情を誘わなくてはいけません。男ですもの、ここはガッツリ男泣き。しかしながら!これらの言葉が、真実かどうかを検証するぐらいは、きっとまだまだたくさんの時間は残されていると思います。知ってください、生きる人間や、考える人間というのが、どういうものなのかを。僕が絶対的に正しくて完全無欠であるということはない、僕は多くのサポートメンバーを求め、僕は多くの開拓をするための、カモメファンクラブを作らなくてはいけない。でも人間の作りはまあなにしろ、みんなと同じです、ただ、ちょっと、火薬の量が違うだけです。(地球どころか、宇宙を爆破できるぐらいの!)ねえ、アンタを最高の場所まで連れてってやるよ。自由の女神と凱旋門と東京タワーがあるところさ。恥ずかしがってはいけない。男とか女とか関係ない、ここはやはり、みんなを口説かなくてはいけない。僕は甘い言葉でめろめろにしてやらなくてはいけない。僕は磨ききったスキルとテクニックを駆使して、絶頂に導くことやぶさかでなく、(やぶさか!)洗脳である、そして僕はみんなのお尻をさわってやらなくてはいけない!(僕は普段、お尻どころか、シモネタ一つ言わない人間だけど、)恥ずかしがってはいけない。みんな、立ちあがってくれ。これは光線銃を片手に巨大な悪と戦うドラマなんです。(ドラマ!)ここはやはり、文明とかいう間違ったものを成敗するために、とかいうのがカッコよくてよいのではないだろうか。分かりやすく言おう、シャッキーン、電光石火。俺は会社なんか明日にでも辞表を出してやるつもりだぜ、さあどうする、と気張りまくってやらなくてはいけない。砂時計の原理。時は金なり。でもね、多くの人は困っている。みんなそうです、わかりますよ、カモメだってわかります。ああそうですそうです、わかりますよ、わかりますよ、とても大切なことなので繰り返しています。でもね多くの人が困っているのは、声を総べる方法がないからなんです。みんな困っている、みんな自分を不幸だと思っている、生きているのか死んでいるのかもわからないと思っている。(かもしれない、)そんな時です、ジャカジャカジャーン、と颯爽と現れるのは。何から何にまで体当たりしてやれる人間というのが必要だ。それはもう、暗殺者に謎の体術で襲われるぐらいの―――、覚悟をしきった伊達や酔狂じゃない・・・本物の―――。(そんな覚悟できるかとは思いますが、)僕もそろそろ違う人生の一歩を踏み出したい。みんなは、好きなアーティストや、好きなアイドルがいるのだろう。でも、その人達はおそらく、社会側に帰属している。僕は社会側に帰属していない。(会社では働いているけどね、)僕のいうところの詩人ピラミッドを考えてみてもほしい、僕は残念ながらそのピラミッドの中にはいない。つまり、僕はとても困っているのである。(とても困っているような書き方をしていないが、いやしかし、ここはやはり、念をおして、たしょう大袈裟に、盛って、盛りそばお待ちしておかなくてはいけない、)僕は有名になると、面白いことをたくさんします。まず、詩人批判をやらかすついでに、全詩人虐殺を旗印に、ポンポカポンポカやっていく所存です。言っておきましょう、僕はあえて褒めるでしょう、上手に褒めるでしょう。よくよく読むとどれだけ小馬鹿にされたかわかるでしょう。このテクニイク!血腥い詩の裏側をお見せしましょう。言葉の現場という腐敗しきったものにメスを入れましょう。そして情報メディアを批判しましょう。そして有名な批評家たちを詩というペンの名のもとに、血祭りにあげてやりましょう。料理が楽しみでしょう。クフフ、舌が鳴るぜ。血を求めちまってんだよ、フヒヒ、俺はよお。(異常者路線も大切、やっぱりそこ大切なところ、)しかしちょっと待って、これにはジャーナリズムの資質がいるでしょう。大丈夫、あります。また僕は頭脳明晰で、明眸皓歯でもあります。(あります!)さあ、人生大逆転の時間です、(そろそろ、あなたの気持ちが随分傾いた頃だ、同情を誘って、脅して、なだめて、さあ、どうだい、)僕はたくさんの人の、君の、あなたの、手助けを求めています。これは正義です。まがうかたなき。そしてこれは愛です。それは間違いなくあなたの人生を変える決断になるでしょう。そしてそれは大人にとっても子供にとっても、老若男女、ありとあらゆる職業の人にとって、人を選ぶという珍しい体験になるでしょう。いいですか、最初に声をあげた人が一番えらくて、その人に協力した人はみんな有名になるものなんです。(一番になる、これは本能的な充足感を、あなたにもたらすでしょう、)多くの人はその言葉が残念ながらわからないでしょう、でも大丈夫、僕はあなたにこっそり耳打ちします。(するでしょう!)本物のカリスマ性というのがどういうものか、そろそろ見せる時がきたようだ。言っておきますよ―――その一点に関してだけいえば、僕は最初からずっと天才です。お金があると、何らかの報酬によって、二十四時間詩を書けるようになると、もう僕はすごいです、何しろもうすごいわけです。(言葉になってねえ!)詩というので差別する人におしらせです、それは輪廻の合図です、しかも、あなたは神の意向に背いた生き方をしている、これは減点です、いわゆる人生失敗の前兆です、でも大丈夫、僕があなた方の神様と話をつけてきましょう。(神通力だって使えます!)そしてここだけの話、僕の前世は〇〇です。(おっと、これ以上は言えない、)しかしこの名前が出ると、もう世界中がパニックになるぐらいの、そういうものです。(察してください、)さあ、面白い遊びを始めましょう、これはとても簡単なこと、お手元のクリックボタンを押すだけ。今日が一日目、明日が二日目、世界は七日間で生まれました、僕の持論では一秒のそのまた刹那です、よもやまさか、七日間で人を有名にするゲームを、あなたがしないなんてことはありませんよね?(まさか!)
2021年05月22日

2021年05月22日

失敗した日のことを覚えている 人は弱い流行のホログラフィーへのアクティブなパスワード 、、、、、、、、、、、 『負けてしまいそうだから・・・?』 それを身に沁みて知った時 涙が止まらなくなってさ・・・ 僕は人に強く言うことをやめた気がするんだ 睡蓮――― (君にメールやテレフォンの機能がないことを、 僕は嬉しく思う・・・・・・) 幻のような家族ごっこ 雲をも掴む友達ごっこに恋人ごっこ 『人は仮面でしかない・・・ 鏡の中さえ覗きこまない・・・・・』 ・・・・・・夜の絵の具・・・・・・ 綺麗ごとだけで傷つかない僕等のカーテンレール 地球や宇宙の終わりを考えるのは何故だろう 地平線と水平線のことを考えていて 宇宙が一つの平行線みたいなもので バーコードのようなものではないかと 想像していた 人は弱い流行のホログラフィーへのアクティブなパスワード 『leave me alone...』 溜息しか出ない不器用な心で 何処かで落とした優しさや良心 そこに あ っ た /ここに も あ っ た 街路樹――― (風は「囚われないこと・・・」と言い、 鳥は「縛られないこと・・・」と言う・・・・・・) 世界中のありとあらゆることがすべて嘘だと ある日神様が僕に告げたとしても 『三百六十五日は長すぎる・・・ 仮初めの陳腐な心房・・・・・』 指先と指先をつなげようとする一瞬のような 胸の痛みが襲うだろう 人は弱い流行のホログラフィーへのアクティブなパスワード 、、、、、、、、、、、、、、 『厭世思考と優等生シンドローム・・・?』 時 代――― (BESTな自分をKEEPしてLOOPして―――る、 自分のRULEはPLAY FOR KEEPS...) 素通りしていくこの街の自鳴鐘/致 命 傷 僕は歩行者天国 心の奥の宝箱を開く鍵を無くしながら歩いた 『正義にも悪にもなりきれない僕等の 争いや悲劇ときれいごとと理想論』 間違っている僕を笑ってくれよ―――降り注ぎたいんだ・・・ 曖昧な僕等の失意としがらみと堕落と不幸の吹き溜まり―――に・・・ 構成する要素は凸凹で噛みあわなくて不透明 でも天国は人の心の中にある ―――あるから・・・ 触れないと消えてしまう掛け替えのない。 一瞬の中に・・・ 僕のすべてを捧げたい・・・・ おいで、可愛い人・・・・・・ 美しい人・・・・・・ それを身に沁みて知った時 涙が止まらなくなってさ・・・ 僕はもう一度伝えてみたいんだ全神経を研ぎ澄ませて
2021年05月22日

さあ僕が非力な正義を振り翳したってしょうがない一秒でわかることに一分もかけるウイルスかかってしまったらフォーマット跳躍する貧弱なCPUの暴走する熱アイロニーっていま、いまだけ、今日この瞬間だけ「それは・・・・・・チャウチージャ墓地?」「違う―――ムター博物館」チキンorポークorビーフorトーフ?多機能不全の有象無象今日も明日も生きるという中身なき依存症モニタの向こうでナイフ振り翳す銃のない銃声のない君、ノイローゼなヘブン―――さ・・・(・・・・・・・つながらないのは、電話だけにしてよ、お馬鹿さん、お馬鹿さん・・・・・・・)めでたい限り不甲斐ないほど楽観的意味不明に朽ちる秩序する公然 湿気た煙草と泡下手な愛想笑いならとうに見透かされポーズっていま、いまだけ、今日この瞬間だけ「心臓の音だって玩具の独り言でしょ?」ダリは好きだけどピカソは嫌い―――。云ってみただけ。エクトプラズムオートメーション 嗤う盲目君はもう喜劇さ 三文芝居がお似合い劣悪な衛生環境ぶちまけるのが三度の飯より好き、、肝心なことは教えてくれないわ・・・後味の悪い愛と希望に無我夢中な猿茶番すぐ愛されるインスタント筋違いすれ違い臍で湯を沸かすつもり人生の荒波に翻弄(shutdown.......)(shutdown...)シンシナシティの地下鉄へ連れてって、てって、てって、テッテ、テッテ、てちて、テッテ、テッテ、音楽のない言葉のない君、ノイローゼなヘブン―――さ・・・(ノイローゼなヘブン―――さ・・・)(ヘブン―――さ・・・)求めたいものを追いかけて身をすり減らして(て、)作為的すぎる継ぎ接ぎ損得ばかりの感情論巧妙に匿名盾を得れば首輪のBoys and girls 諸行無常の響きリアルっていま、いまだけ、今日この瞬間だけ「歌下手糞すぎてついていけない」「大嫌いさ」「勃 起できない歌」「セ ックスだってオ ナニーだってできない」、、、、、、、、、、愛されるふりした横顔ああ、ラリってくる、素敵さ経済発展に貢献できるし死なない人間を捕まえていてくれる手を離してくれたら僕はもっと嬉しいのに、、、、、、、、、、、、、二次元だったらもっと笑えたちんけな生き様が武器精神論者の牌 毒性に偽物顔チープタイムディストピア円環状の耳障りな安い言葉マルチっていま、いまだけ、今日この瞬間だけ 、、、、、、、、、―――やめにしていいかな灰になるべき処刑台へあがれ能天気なメロディの交差点押し寄せるimportant吸い込んだ息でレプリカ啓蒙のない供えありゃ憂いなしの君、ノイローゼなヘブン―――さ・・・(ノイローゼなヘブン―――さ・・・)(ヘブン―――さ・・・)豚沈む、上昇、歪む、―――抵抗
2021年05月21日

チャットルームで、数年前かな、こんな話を聞いた。宇宙人の知り合いがいる、と言う人。出鱈目だろうなと思うけど、付き合ってみたのは僕が超暇人だったからである。内容は石川県で、詳細は伏せるけど、とある森でUFOを見て、その時、宇宙人と知り合ったというもの。宇宙語の披露、言語か図形かも怪しい文字の羅列を、見せてもらい、新聞の文字を鋏で切り抜いた脅迫文のようなものを思った、あの日から―――。 *どうして福島の『UFOの里』へと来ているのか。福島県飯野町一帯は、UFOの目撃情報が多発している。UFOに便乗し、町おこしの一環として、『UFOの里』なる展示施設を一九九二年に設立した。不敵な笑顔を浮かべる宇宙人が出迎えている。トビウオラーメン食べてそうな顔をしてる。 *入り口にはこれまで訪れたであろう有名人のサインの数々。館内を進むとミステリーゾーンへの入り口!突然何かの効果音が鳴り響きライトアップされた展示品。千貫森周辺のジオラマ。そして―――やっぱり宇宙人・・・。ミステリーゾーンの次は展示エリア。何だろう、このメイドインチャイナの、偽物だらけのブランド品状態は。アフリカの公式資料に、味のあるUFOのイラスト。イラストレーターが居眠りしながら描いたみたいに思える。アメリカの秘密諜報機関であるCIAの秘密文書。翻訳を載せるべきだと思う。それにしても、どれもこれも胡散臭い。精巧に作られたUFOの模型もあり、カツラを被った宇宙人と記念撮影もできる。千貫森で取れたピンカラ石。叩くと金属音のような甲高い音が鳴る。風呂に入れておくと湯がやわらかになり、また、身体もよく温まるらしい。それ以外については眼が情報を拒否した。オススメは宇宙人は絶対いる―――、と洗脳するがごとき3Dバーチャルシアター・・・。ところで飯野町で撮影されたUFO写真は一度見る価値はある。専門家ではないけれど、めっちゃ合成臭い・・・・・・。 *あの日のチャットルームの彼も、具体的な宇宙人情報の話になり、円盤は隠して、地球を観察する仕事をしている、と、尻尾も牙も隠した人畜無害を装った僕に教えてくれた。そーなんだー。すげー。こんなことを書いた。頭を空っぽにして文章を書くのはとても楽だけど、何書いているか時々どうでもよくなるので注意。ちなみに現地で暮らしているのだとも言う。夢のある話だ。あんまり日本語はうまくないけど、人間にしか見えない。でも、そんなのはリアリティーの延長線の紋切型である。でも3Dバーチャルシアターが洗脳してくれるように、銀河系には二〇〇〇億個の星があるわけだし、千貫森周辺にある古墳や神社などの位置関係を調べると、パワーライン(UFOうじゃうじゃわいてくる地域)になってる。ふーんそーなんだー。すーごーいー。日本ピラミッド仮説よろしく、千貫森はピラミッドのような形をしていて、磁場が狂っている不思議な場所。そーなんだー。ぜったい、いるー。などと言うと思ったら大間違いである。僕はチャットルームの彼にたずねた。ねえ惑星探査というなら現地の人と知り合うのは、あんまりよくないんじゃないのと書いたら、おそらく、観察だけでは足りない情報を、自分から得ているのだろうと言った。すご-い。やっぱりしんじてたー。僕の馬鹿っぷりをチャットルームの彼が、どこまで信じたかはわからない。でも、僕は淡い希望にかけてこのように褒めちぎった。僕はこの言い方をしたことで、彼が既に嘘を話していると正直言って思った。この思考パターンは、よくある騙しのテクニックだった。最低僕ならこういう書き方をする。それは踏襲である。それに僕は常々思ってる、何故宇宙人がいるなら、正体がバレることをそんなに怖がるのだろう、彼等はとんでもなく進んだ科学力を持っているはずだ。記憶だって消せるらしいのだ。そもそも隠す必要なんか何処にもありはしない、そんなの知られたところで世界に影響を及ぼすには至らない。僕は宇宙人について考えていていつかその結論に至った。会おうと思って会えない宇宙人は、異形の映像よりもずっと人間的である。 *そして僕は標高四六二.五メートルの、かなり微妙な山をのぼった。宇宙人は聖ジョージ教会の、白いマントをかぶった大量の幽霊みたいなものだった。それは『UFOの里』が僕に教えてくれたことだ。これがもしニューメキシコにある『UFO博物館』だったら、僕はもうちょっと子供みたいなはしゃぎ方をしたかも知れない。途中には宇宙人のモニュメントがあり、頂上までの距離を知らせてくれる。もちろんマムシ注意のポップ看板もある。そして展望台付近には盛り塩がされていたり、円盤に銀色の玉三つ囲まれていたり、祭壇や、鈴のついたロープが張り巡らされていたりする。 *僕は『手かざし』について考えていた。あれは神慈秀明会の街頭の布教で知られていた。渋谷や原宿の繁華街で信号待ちしていると、信者がやって来る。「三分間、時間を下さい。あなたの健康と幸せを祈らせて下さい」と言ってくるのだ。もちろん気味が悪いし、胡散臭いことこの上ないが、承諾すると、三分間、『手かざし』をする。このルーツは『世界救世教』から受け継いだもので、どちらの教団でも『浄霊』と呼ばれている。またそのルーツをさらに探ると大本、出口王仁三郎の、患部に手をあてて病を治す手当て療法に行き当たる。しかしこうした救済システムには特許や特別な修行もなく、僕はいつも気功の手かざしについて、それと似た疑いを抱いている。そもそも詐欺というのはそういうものだ。最初はきちんとしたものだったかもしれない―――、と仮定する事自体、優しいかも知れない。でも、超能力や霊能力による、信じられる類いの、そういう話はちゃんとあるのだ。(スピリチュアルを詐欺師列伝と僕はいうが、スピリチュアルはまず、カルチャーである。またその前提にある、スピリチュアルブックの大本と、スピリチュアルはまったくの別物である)教団の人々が研修会や講習会なりに出なければ、本当の浄霊はできないといっても、そもそも誰もが出来ることにどのような効能があるわけもない。 *チャットルームの彼に僕は言ったのである。どういう情報が欲しいんだろうとさらに突っ込んでみたのだ。そうすると、標準的な日本人の考え方みたいなもの、あるいは人間が暮らしているリアルな姿、と。僕にはそんなのあんまり面白いようには感じられなかったけど、これがゴリラの生態とかだったら、全然意味合いが違ってくる。ゴリラの話って僕はすごく面白い。彼等は文化的に人間に近い。だから、宇宙人にとってそういう感覚なのだろうと僕は、かなり好意的に思った。宇宙人にとって僕等がどういう風にして過ごしているのか、というのは、興味があることなのだろう。何故、コンビニへ行くのだろう?何故、コーヒーを飲むんだろう、とか。よほどの賢者や哲学者でもない限りは、知らない、いや面倒くさいよお前と言われそうなことを、いちいちご丁寧に答えたのだろう。勇者である。そのあと、絶対秘密だよと念を押されたあと、その宇宙人の写真を見せてくれた。乗って来たな、馬鹿が、みたいな感じ。おっと、口が滑りそうだ。パーカーにジーンズといった格好の、表情らしい表情がない二十代の人だった。眉に鼻があり、眼に口もあり、髪の毛もちゃんとあった。素晴らしい。でもそれは宇宙人と前置きされたからにすぎず、たとえば普通の日本人を撮ったとしても、本当のところはわからない。仮に円盤内部や、宇宙人の本物の姿を見せられたとしても、ムー読者でない限りはわからない。わかる、ということがそもそも無理なのだと思う。僕は最初から相手を信用していないからだ。ムー読者は釣られやすいから、すぐ、本物だと言う。ネット掲示板の読者なら喰いついてくれるかも知れない。でも僕は違う。 *エバが蛇に騙されアダムが堕落した話は有名だ。僕が一番興味深いのは、実の所そこである。知恵の実を食べたあと、神に隠れた二人がいる。神は何故隠れたかと尋ねる。彼等は、「食べてはいけない木の実を食べた」とは言わずに、「自分たちが裸なので隠れた」とすりかえた。神は聞く。「あなたが裸であることを誰が教えたのか?あなたは食べてはならないと命じた、木から食べたのか?」と。アダムは答える、責任を転嫁して非難する。「エバがわたしに食べさせた」と。エバは答える、同じように責任を転嫁して非難する。「蛇がわたしを惑わした」と。何故僕がこの話を興味深いというのか、である。これには聖書が人類救済のドラマである、という、きちんとした認識が必要だ。でも聖書を知れば知るほどお分かりになっていただけるだろう、その何処にも救済を示す価値などない。もちろん、僕が言いたいのはこういうことである。聖書もまた一つの文学にすぎない、これは神が人類に与えたメッセージなどではない、と。 *だから、僕は、チャットルームの彼に、究極の質問をしてみる。僕は、会えないかなあ、と書いてみる。そのための伏線でさんざん褒めたのだ。そうしたら態度が急に変わって、忘れてよ、ごめんね、とチャットが終わった。それはもう仕方ない。彼は宇宙人と友達なのだ、仕方ない。などと言うと思ったら、大間違いである。もちろん、みんなも御存知の通り、本当に嘘をつく病気、虚言癖という人がいて、その人もそうなのかも知れない。宇宙人と会ったことがある、でも誰も信じてくれない、だから誰にも話さなくなった、でも君になら話してもいいかも知れない、―――こういうパターンだ。オレオレ詐欺だって、なりかわりを実演した人だって、嘘の綻びになりそうなところは、よほどの馬鹿ではない限り、絶対に回避するだろう。僕が逆の立場なら絶対にそうする。何故そんなことをする必要があるというのなら、あなたは人を信用しすぎである、人は本当につまらないどうしようもない生き物なのである。 *かくいう僕も、残念ながら悪意を持った人間である。そうなるだろうと予測していた僕は、そう書かれた瞬間に、腹をかかえて笑ってしまった。詐欺師の才能ないぜ、そんなんじゃギャンブラーには絶対になれない。 *僕はエデンの園というのを想像している。世界の奥へと目指す真実に完全な暗闇が溶け込む、 昼の光みちてさみしきノアの方舟―――。
2021年05月20日

2021年05月20日

2021年05月20日

2021年05月20日

2021年05月19日

「ねえ、あーちゃん、色んなバーがあるよね」「バー? お酒の? 未成年で飲酒しちゃ駄目だよ」「わかってます、あたしだってそういう常識は心得てるよ」「そう―――ならいい、で、バーがどうしたの?」「ほら、ハッカー+バー、サイエンス+バーとか、VRとAR+バーとかね、世の中には面白いコンセプトの、バーが沢山あります。ペンギンとか、プラネタリウムとか・・・」「お酒あんまり関係ないような・・・・・・」「うん―――多分一ミリも関係ないと思う、でもそこがいい、それがコンセプト・バーの魅力、本領」「・・・・・・確かに、面白いとは思うよ」「でしょ?」「それで? どこに一番行ってみたいの?」「そりゃ、エアガンとか、釣りとか、小学校とか、駄菓子に缶詰、不思議の国のアリスとか、吸血鬼とか忍者とか、戦国武将とか、坊主バーとか・・・」「果てしないオトナの世界だね、めくるめく夜の万華鏡、足踏み入れれば異世界、いいストレス発散になりそうだね」「そう、異国情緒だよね、そういうのって。面白いコンセプトあるから一概には言えないけど・・・・・・」「けど?」「やっぱり、バイブ・バーかな」「―――はい、アウツ!」「アウツとか言わないで、まだ、バット振ってない、ホームベース通過してから言って」「投げる前にゲームセッツ!」「・・・・・・いじわる?」「そんな可愛いふりしてもいまあなた、とんでもないこと言ったよ」「携帯にだってあります」「ありません、アウツ、ストライクバッターアウツ!」「今日のアンパイアは中々内角を取ってくれない、どうするあたし、外角低めにシンカーを決めてみるか」「・・・・・・何の話よ、まあいいわ、それで?」「バイブ・バーは女性のためのテーマパークなの。男性一人では入れない、男子禁制の園なの。でもカップルだったら入れる。三人でも入れるけど、女性の数が多くないと入れない。それに、男性側も中々勇気がいると思います」「なるほど」「もうテレビだったら全部モザイクかけなきゃいけないような、そういう具合の店だけど、ネットで偶然見つけて・・・・・・」「すごい偶然だね」「ユーチューブで知らない歌を知るような確率かなあ」「アウツ、そんなわけはないのでそれ、完璧にアウツ」「・・・・・・でも、ちゃんとしてるよ、店内での性 行為は駄目だし、バイブを局部にあてるとかしても駄目・・・」「ウーン、そもそも普通にしないと思うけど、世の中色んな人いるからなあ」「でも、あーちゃんと行きたい」「―――大人になってその店があったらね」「こち亀で読んだけど、ビデオショップが増えたのは、エロの力だって書いてた。エロは不滅だよ。そして究極の原点。三百五十本のバイブがあーちゃんを待ってる」「・・・・・・ウン」「・・・・・・恥ずかしいの? ティンティンは怖くない」「や・め・ろ」「ごめん、それで?」「・・・・・・いや、どうなんだろうと思って、大人のわたしが、そのバイブ・バーへ行って、やっぱり何がしたいんだろうなーと思うなと思って」「あーちゃんは真面目だから、むなしさも、オ〇ニーの醍醐味」「馬鹿ですか、本当にあなたは馬鹿ですか」「イェイ」「イェイじゃなくて・・・・・・」「でも、大人になったらやっぱり、まずお酒飲みたいね、酔っ払ったあーちゃんと一緒に肩組みながら、歌を歌いながら、路地をいい気持ちで歩くの」「・・・・・・そこまで飲むかな?」「大人になると、飲まれたい夜もあるんです、そう―――たとえば太古の昔、根と茎を持った海藻類が、陸上へ出たみたいに――それを追っていった人類の祖先、本当に遠い遠い祖先が、いまの人間を作ったみたいに」「そうだね」「植物には、二つの生長点があります、一つは、地球の重力から解き放たれようとする力、上へ伸びる力です。そしてもう一つは、地球の中心へもぐりこもうとする、重力に逆らわない、力。これが根です―――茎です」「どうしてだろう―――真面目な話をしているはずなのに、何故エロティックな印象を受けるのだろう―――」「簡単なことです、それはクールベの『世界の起源』です」「知らないなあ」「え、あーちゃん、知らないの? これは一般常識です、大学の試験にだって出ます」「本当に?」「・・・・・・コホン、今日はあたしが先生、そこにはベッドの上で足を開いた裸の女性の、あらぬところが、映し出されています」「アウツ!」「ゲイジツです!」「その言い方がもう、アウツ!」
2021年05月19日

2021年05月18日

かもめハウスに今日は大変暗い十代とおぼしき女性がやって来ている。女子高生―――。かもちゃんのお腹に寝そべるリクライニングマッサージモードしながら、(それは一家に一台ほしい素晴らしい癒しマシンです)「接客業とは何なのだろう?」と聞いています。キャロットジュースを差し出しながら、いずうさが答えた。思わず、この子出来るなあ、と見るのが接客業あるある。ちなみに、常連客に勝手に名前をつけるように、いずうさという名前を知りながら、勝手に『ウサ子』と呼んだり、かもちゃんのことを、『カモ夫』と呼んだりするのが接客業あるある。「接客業とは不特定多数のお客様もとい人間を、右から左へさばいていく仕事」「UFOキャッチャーダロ」とかもちゃんが余計なことを言った。それで、といずうさが促した。フランスパンのように真っ直ぐな、いずうさ自慢の左耳を曲げて、、、、、ぽむぽむしながら。「今日は千円札の下に小銭があるのに、ぜんぜん気付かなくて怒られちゃって―――」いずうさとかもちゃんは、目配せしたあと、それぞれ言った。「失敗する時というのは、誰にでもあります。そして失敗というのは気付かないから失敗になるものです。得手不得手というものがあり、慣れれば慣れたで失敗します。物覚えが悪い人もいます。平等な社会ではないけれど、平等であるために失敗を克服する、それが人間です」「とりあえず千円札の下に置くんじゃないダロ、とカポる」やっぱり、かもちゃんが余計なことを言った。キャロットジュースを飲みながら、本当本当そうそう、とすっかり玉ころがしされている女子高生。、、、、、、、、、先が思いやられるね。一羽と一匹は善良な生き物だけれど、これが詐欺師や遊び人だったら数分で術中にハマってしまう。人は騙すもの、というのが身についていない天真爛漫な人は結構いる。信じた瞬間・・・、、、、、、、、、、、、ベルトコンベアーはON。奈落の底まで真っ逆さまという人はそうはいなくとも・・・、何があるのかわらないのが―――人生・・・・・・。人はけして分かり合えるものでもない、というのもそうだ。分かり合えないから、分かり合おうと寄り添う、それだけである。同じ目標や夢、人生観や趣味―――。さみしい言い方ではあるけれど、それはそれで、幸せなのだ。、、、、、、、、、、、完璧な愛や優しさなんて、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、神や仏と同じくこの世の何処にも存在しない。「でもどうして両耳にヘッドフォンつけながら会計するの?一度それで逆ギレされたことあるんだけど、は? はぁ?―――だよ」ちょっとしたアクセントで、根に持ってるのがわかる。(怒りが噴出す時、声は高く大きくなり、鋭くなる―――)自分は悪くないのに、すみませんでした、と謝らされるとそういう言い方になるものだ。接客業はとにかく笑顔でニコニコしろ、と言われる。お客様は神様とか、アホな常識もある。そのくせクレーマーに店長が出ないマニュアルもあり、警察へと届けるマニュアルもあるのに、である。(クレーマーの多くは、しかも理不尽と決まっている。人間の性格がここまで歪になるのは、人生でどこまで周囲と擦れ違ったか、ということである)居酒屋で名札していると呼び捨てで読んできたりする、(ヤクザや左翼だってそんなことをしない、)そのくせそういう客ほど、注文が決まったら呼んで下さいねと、そう言ったのにもかかわらず迷いの森し始める。それも接客業あるある。いずうさが蜜柑を渡しながら、言った。「世の中の常識というのは、疑ってかかれ、という言葉があります。そのお客さんは誰がどう考えても馬鹿かもしれません。でもその人がもし、耳の聞こえないお客さんだったらどうだろう」いずうさは、論点をズラす。でもいずうさが言いたいのはつまり、どう見るかで印象は変わってこないか、ということである。「まあ、一言で言えば、ちょっと外でろ、路地裏に来るダロという話」なにかにつけ、話をややこしくしようとする、男気溢れたかもめの兄貴。女子高生は笑った。ちなみに女子高生は頭の中で次にかもちゃんがこんなことを言うな、当たった、外れた、みたいなゲーム感覚状態でいる。いわゆる一つの祭りの射的。それも、接客業あるある。いずうさが、女子高生の頭に手(前脚?)をあてる。諭しにかかる。「まあ、接客業というのは、色んな問題があることを知る手続きみたいなもの。大した用件もないのに喋りたいお爺さんもいます、時間があれば付き合って話す、世の中、支え合い。疲れた時は大変だけど。携帯ショップでは不具合があると言って、Hな画像を見せる馬鹿野郎もいると聞きます。もう、質問の意図をまったく理解してくれず、十何回聞き返す人もいると言います。トイレに入りたいからといって、トイレに鍵がかかっている、とミステリーサークル状態する人もいると言います。まともに付き合えるか、それは、ごもっともです。悪気がなくても、そういう人達がいます。接客業は忍耐力や、人を見抜くスキルを育てます」かもちゃんが、そして言った。「ありがとうの一言ダロ!」キラーンと、眼をきらきらさせながら言った。椎名林檎がキラキラブスウィ、と歌うぐらいキラキラってる。(やめろ!)女子高生も一瞬、感動した。しかし次の瞬間、かもちゃんは、やっぱり、かもやんになった。「ありがとうダロ! だからちょっとお客様、カポっていいかダロ、とりあえずカポらせるダロ!」女子高生が笑った。どれだけカポりたいの・・・なんて言いながら。たまには、愚痴でも聞いてやります、かもめハウス、五月―――。
2021年05月18日

* * * * * * * 、、、 、、、、、、、 「こんど、毛むしらせてね」 * * 、、、、、、、 失礼すぎるだろ! * * 、、、、、、 軽い放送事故。 * そこではカツラが飛んだりするし、 そこではカメラが回ってるのを無視して私語をしたりする。 * 人間を人間と思っていないような感覚―――って・・・、 実はたびたびある。 それは警察官にスピード違反で捕まえられて、 何処行くのと聞かれて墓参りですと答えたら、 いきなり墓参り全然行ってねえなあ、と愚痴りだしたり・・・。 、、、、、、、、、 警察官も大変なんだ! * * * * この子、 年齢わからないけど―――、 (*以下省略) * 、、 、、 「ふわ、ふわ・・・・・・」 * 俺は竜宮城というものが、 こんなものだったのではないかという気がした。 つまり亀と海に入ってすぐ溺れて気を失って、 (いや気付くだろ、ということは別として、) 漂流して、それで、お金持ちの家へ迷い込むのだ。 そんな感じ? どんな感じ? よくわからない感じ? よくわからない感じ。 * * * こともありなん! さもありなん! スーツをビシッと着こなした厳ついレイバンの、 サングラスが似合いそうな面接官してたあの人です。 助けに来てくれたんですかと思ったら、 僕はその女の子とベットの上で一緒にすやすや眠っていた。 そしていきなり顔面殴られた。 やめて、オヤジにもぶたれたこともないのに。 でも眼が醒めるのには十分な言葉が用意されていました。 、、、 「起きろ」
2021年05月18日

あらかじめ決められていたような、 それでいて範囲を決めるための装置を、 知らず知らず動かしているような・・・、 眼を閉じて君のことを想う、ファニーガール、 ハッとするようなこと、(ねえ、) 到底昔の僕じゃ思いもしなかったこと、 な/ん/だ/っ/て な/ん/だ/っ/て 気付かせてくれる―――んだ・・。 、、、 、 なんて、さ・・・・・・ 言え―――。 ―――輪郭線の曖昧な色面な拡がり・・ (心の中にはドアがあって―――、 (心の中にはもう一人の僕と君がいて・・・、 『現代社会のアノミー』 (社会的倦怠感、虚無、自己主張、政治、経済搾取、 過剰消費、知れば知るだけマスコミに踊らされる・・、)
2021年05月17日

バンドを始めたくなった。バンドって簡単に言うけど、つぎ込めば年間百万以上かかる。スタジオの費用、ライブ費用、交通費や飲み会、機材や消耗品。これでCD売ってとか、せめて出した分ぐらいはと考えるのがバンドマン。バンドといったって、お金の話になれば投資である。投資活動をしている以上は、楽しくて、やり甲斐があって、将来に期待できるものでなければいけない。色々考えて、SNSで募集をかけてみる。(やっぱり避けては通れないというか、)別にライブハウス、スタジオ、楽器屋などの音楽施設で、募集するという手法が悪いわけではないし、そもそもSNSには出会い系などに巻き込まれる可能性もあるし、応募してくれた人の音楽性や実力、経験が事前に把握できないうえ、ばっくれや音信不通もあると聞くけど。しかしそれにあたっていくつかの問題と、そこにおける課題が出てきた。SNS恥ずかしい問題である。承認欲求の権化じゃないのか、(音楽やる奴、バントやる奴、表現を志す奴、そのどれも、多かれ少なかれそういうものだが、)でもアピールしないと目標が達成できない、というジレンマ。解決策はたった一つ、傷つきたくない症候群とか、自意識過剰ってわけじゃないなら、自覚する、割り切る。名刺や学歴とは違う部分。これだって全体構築における最初の一歩。モテるって言葉は、みんなに好かれるという、ブランディングに近い概念。正直が最高戦略。次に出てきたのが自分のレベル問題。拙くはあれ作詞作曲はやっていたし、ギターとベースとドラムぐらいできる。中高で軽音楽部をやっていたからだ。オリジナルもできるし、簡単な打ち込みもできる。専門的な音の話なんかには程遠いけど興味はあるので、いずれちゃんとしたいと思ってる。でも演奏技術について書く段になって躊躇した。下手糞とか素人いうわけではないけど、(逆説的にだけど、じゃあ、相手が下手糞や素人はどうか、と考える。それだって、プロ志向じゃないならありだと思う、)相手にどの程度のことを求め、自分はどれほどのパフォーマンスができるかを、正確に伝える方法がない。解決策は、回り道は嫌いだけど、母親の買い物に付き合ってベンチに座って疲れる息子状態だけど、ユーチューブで実演してみる。それにあたって仮名をつけてみる。とりあえず演奏と関係のないことが嫌だったから、馬のかぶりものをして挑んだ。挑むよりほかない。そしてバンドについて考える問題だ。とりあえず、いの一番の目標はライブをすること。その次にオリジナルをやること、一番最後にプロになることだ。付け加えて、他のミュージシャンとの交流。ジャンルはオリジナルがいいけど、カバーやそのアレンジの方向性もあっていいかなと思う。好きな音楽について語ることは自分の名刺である。(ネタならここで「与作」とか「津軽海峡・冬景色」である、でも横文字アーティスト並べたり、うっかり有名どころ並べるって、ねえどうなの? そういうところなどうなの?)部屋を母親に掃除されて、本の一番上にエロ本があったみたいな感覚。それはいわば好きな女の名前を語るぐらいこっ恥ずかしい。メンバー問題。音信不通とかバックレとかを経て、ついに面談。次回は、スタジオ借りて演奏というところ。喫茶店で、いわば最終の打ち合わせ。ここで気に入らなかったり、問題が起きれば、話を白紙に戻さなくてはいけない。その時に、ドラムという感じになった。めっちゃ消去法だけど。たとえばAさんは♂でボーカル、上昇志向が強くて、やたら、いきってる。まだ二十代前半というのもあるかもしれない。オレ様調で、傍にいたらとりあえず殴ってしまいそうな気がする。何処かに向かってるのか、コスモ、と言い出す。ジャンプ脳。熱血脳。でもこんな人と音楽やるのも非現実的でいいかなと思う。(ボーカルなんて自分が主役と考えてなきゃ駄目だろう)頭おかしかったり、なめてたらやっぱり殴ると思うけど。あと、めっちゃ甘いもの好き。おごりだというのでケーキめっちゃ食べた。たとえばBさんは♀でベース、二十代前半だけど、受付嬢をしているらしく、美人というわけではないけど上品さがすごい。丁寧な口調で、終始一貫好感が持てるのだけど、演奏についてとなると自信がなくなり、否定的な論調が続く。個人的にそういう人とあんまり付き合いたくはない。(やる気がないというのと同じぐらい相当由々しき問題、遅刻する、メールの返信しない、練習しない、とか)時間が無限にあるのなら別だけど、仕事とバンドの行き来で、ネガティブになる要素が募った時、それは喧嘩の発端になる。それについて正直に口にした。(嫌いとか駄目とかって、性格的なものや、生理的なもの、また音楽的なものなど様々な要因があると思うけど、)でもそれはBさんだけじゃなくて、自分もそうなんだと前置きした。マトモな神経を持った大人なら、不安になる、と。でもそれを表に出さないとか、そこを上手に切り替えていくことが大事だ、と。もちろん正直でなければ信頼もあったものじゃないけど。でもこういうことがあって気まずくなるかと思ったけど、存在打たれ強いのか、ずっと猫の話をしていた。猫も飼ってるという。(猫って、いい匂いがするけど本当? 本当ですよ)ああそうか、猫なんだニャー。たとえばcさんも、♀でギター。結構な美人。唯一アマチュアバンド経験があり、ハキハキしている。ちなみに年上で、三十代。僕が二十代後半だから、最初敬語でしゃべり、途中でもう、普通に喋っていいよのお許しが出た。また唯一、電話交換もした。(いろんな経験をしているようなので、アドバイスを求めるなら、この人がいいんじゃないかと思ったからだ、リーダーは僕だけど、NO MUSIC , NO MY LIFEみたいな人が、ワンクッションとしてあるならこのバンドは続くだろう。それにオリジナルをやる上で、音作りやリズム、コード進行、曲の構成の参考にもなりそう)プロってる感じがするので、こういう人がいたらいいなと思ってた。運がいいな、と思う。ただ、話を聞くとバンドを十三回ぐらい経験していて、この人本当にイケるのかな、というのが唯一の問題。(ただ聞けば聞くほど、バンド運が全然ないらしく、バンド間の恋愛問題や、金銭問題とかあったらしいけど、)あと、全然関係ないけど、焼酎の話を聞かされた。ねえ、姉御、ビールの話しようよ。スタジオ問題、スタジオを借りて電話で予約、四人バンドなら十畳、二時間から三時間、あらかじめ曲を指定して演奏することにする。なるべく違う曲調で、松竹梅のやりやすさを考慮して。みんな、待ち合わせ時間の十分前に来てくれた。(ちなみにドラムのために個人練習をずっとしてきた、やっぱり言いだしっぺが一番とんでもないのはいけないと思ったから、)でも、嬉しいことは続かない。いきなりAさんがスタジオの店員と揉めだした。速攻殴った。もうAさんじゃなくて、Aになった瞬間。もう力ですごい言うことをきかせた。それ以上なめてたら、シャーマンスープレックス入れるところだった。店員が「派手な金髪ですね」と言ったかららしい。いいじゃねえか、コラ。店員だって音楽関係者なんだぞ、オラ。挨拶しろ、謝れ、スタジオ借りさせてもらってるって気持ち持て。そんなこんなで説教してたら、スタジオの時間が一時間。BさんやCさんは何も言わなかったけど、ごめんね。(お金がかかっているからこそ人は頑張れるし、高いプロ意識を持って、クオリティを上げることが出来る、まがりなりにも大人で社会人だから、今回はともかく、次回からはこんなことがないようにしなくちゃ)とりあえず演奏して帰ろうか。でも予想外にもAは歌がすごい上手くて、喋らなければいいのにと思った。(バンドって、あるいは演奏者って、一方通行のコミュニケーション。表現したい世界観や、空間、思想、感情。そこのところ、もうちょっと教えよう)(そうだ、猿じゃねえんだから、本読ませよう)あと、なんか知れないけど、兄貴と変な眼して言うのはやめろ。股間を見るな。Bさんは、演奏中ずっとリラックスしていて、相当やりこんできたらしい。自分の駄目な部分を指摘されて発奮したのかなあ。ガッツあるなあ。(でも、個人的に思うのは、Bさんはまだ若くて、色んなことを受け容れすぎてるんじゃないかなあという気もする、なるべく褒めて育てていこう)Cさんは、間奏中に急なアレンジを入れたりするので笑ったけど、いやー、この人、上手いっすわ。(あんまり目立とうとするようだったら指摘するかも知れないけど、この人は、空気を読んでここならいいかとやっている。引き出しや経験値が多い、人生経験も多いのだろう)終了十分ほど前に部屋が点滅する。これを練習終了の合図とした。まがりなりにも充実感や一体感があった。外の自動販売機でおのおの話をしてみる。バンド名についても明日までにみんなで考えよう、次の次ぐらいはオリジナルをやってみよう、楽譜渡すから。ユーチューブで一応曲あげるから聞いてみて。さあ、飯食ってこう、牛丼。
2021年05月16日

『それぞれ別のことを考えていた』 『言葉は最初から不要だった』
2021年05月16日

/ C A S E ...ビリビリスル 、、 、、、、、 ああ、爆発したい――― どんな―――竜宮house、どんな仏殿・・ どんな楽園を探す? (マックス・エルンスト「花嫁の着付」) 「口を開いて血を流すような―――」 / C A S E (放熱器は? キャピラリーチューブは? 蒸発器は? コンプレッサーは?) 「red」「yellow」「blue」... 釈迦や基督に尋ねたってわからない、 アダムやイヴに聞いてみたいことがあんだ、 無/花/果/になるさ/ ナル/サ/ イイ/アンスー/ライ/テイ/トウ/ラクヤ/ 意味―――不明・・・ 「走って」「走って」 ・・・・・・粉になる身体、大きなぬいぐるみを背負った身体、 トランクスから跳ね踊る若い肉茎に触れる指先に、 微妙に震える、何十もの快楽。 ・・・・・・女性器にピーマンをあてがう、君の手、 ・・・・・・(ま)(だ、)砂でよごされた乳 首、 ―――煙の中の、見えそうで見えない世界・・、仰角にしなりうつ陰茎を食虫植物の世界へとやる、 トロトロに濡れて、 ぞくりとする快感をひきつらせ、 ぞよぞよとする磯巾着にする。 「も/つ/と/し/て」 通りの突き当りに球戯場があったらいいな・・・ 球戯場があったらいい―――な・・・ (ぼくらは、たばこをたべた、たばこをうむために) (たまごをうめた、たまごをうむために) (たらこをうませた、たらこになるために) ・・・・・・・・・・蜘蛛の巣の、ハンモックで、聖アントニウスが十字架を翳す。 ―――そこに意味なんかない(や、) ―――意味を作ってるのは理由なんだ(よ、) ―――価値なんかに意味がない(や、) ―――意味を作ってるのは構成理由なんだ(よ、) >頭を三角形にして、首を拡大する、 >狂王は言った。 ・・・・・・・・・何もなくたって、 ・・・・・・・・・どうすることもできなくたって、 (かく王の語るや、騙るや、随喜、歓呼、孔雀の如くに) (身の内から溢れだしてるや、魚の背びれ、鳥の羽根・・) ・・・・・・永遠と刹那。
2021年05月16日

2021年05月14日

「ああ、俺は生きているだけで女を泣かせている―――」 * * 「(・・・・・・え? えっ?)」 * * >口をあんぐりさせるわたし。 >そんなわたしの顔も見ないで喋り続ける先輩・・・。 >知り合い? >ううん、こいつ誰ドゥア? いや、こいつ、誰ドゥア? * 「俺は罪作りな男だ、 眉目秀麗、頭脳明晰、博覧強記に、明眸皓歯。 たくさんの男たちに嫉妬されながら、 それでも俺は女を泣かせてしまう―――」 * * 「(・・・・・・は? はぁ―――ウゥーン・・・、 えーと、えーと・・・)」 * 左 手 の ひ ら に 右 手 の に ぎ り こ ぶ し を 、ポン、す る 。 ポン し た 。 ―――ヴァカだ。しかもただのヴァカじゃない、 伝説級のヴァカ、パラディン級の魔法力を持ったヴァカ。 生きてるだけで出血多量なんだ! 救急車呼んでマジで怒られるんだ! タクシーじゃねえ、そういうことなんだ! 爆発しすぎて、ボンバーマンなんだ! * 強く生きろよ(*˘︶˘*).。.:*♡ [笑] * 「わかってる、何も言わなくていい、君に語りかけているのは確かに俺だよ、 あらやだわ、何でこんなカッコいい人からそんなこと言われちゃったの、 もう目があっただけで想像妊娠してしまう、 大丈夫、マリアもキリストを生んだ。 それは俺の歴史上よくあること。 きっと肉体関係を持ってしまうだろう、歪で穢れた性欲を貪る関係・・、 でも俺は死んでしまう、そしてあなたは涙を流しながら、 もっと求めて欲しかったと涙に暮れるだろう・・・・・・」 * (中二病なら、そこ、カタカナ並べなくちゃいけないところ。 減点だよ、それだとただのイタ男ナルシスっていう、 アルパカ乗った王子様みたいになってしまう) * * 頭おかしい子って思われたらいいかなあ (* ╹ヮ╹*)ʖˋʖˋʖˋ~♫ [笑] * 「・・・・・・俺は棺桶の中で純粋で美しい涙に暮れるあなたを軽蔑する、 そこへ、俺の恋人やセフレがやって来るだろう、 もうこれ以上、誰も争わせたくない、本当だよ、本当さ、 俺はもう死んだんだ!」 * そうでツネ(`·⊝·´) そうでツ、そうデツ(`·⊝·´) * Y(·∀·)Y かに * 気が付くとわたしはもう現実逃避していた。 そしてとりあえず、舌を横に出して鼻腔ふくらませて、 片目瞑って、変顔をした。 顎も出来るだけ張り出してみよう。 そしてもちろんダブルピースをして、 究極のアヘ顔の完成だ。 * Y(·∀·)Y かに * そうしたら、気持ち悪がられると思ったのに頭撫でられた。 なんだこれ。 いや、なんだそれ。 * * 、、、 、、、、 「実はさ、嘘なんだ」 ・・・・・・・究極のアヘ顔ダブルピースをやめた・・・・・・ ・・・・・・そして俯いた・・・・・・ ・・・・・・穴をうさぎと一緒に掘りたいと思った・・・・・・ ・・・・・・そして俯いた・・・・・・ * * 「三階の窓から君を見かけてね、 ずっと話し掛けようと思ってたんだ、 子供の時の友達の妹さんだ、あの子だって、 すぐわかったよ」 * >ああ、こんな恋の始まりがあったら嫌だなー。 >てか犬じゃないから、頭撫でないでほしいんだけどなー。 >でも、何かを掴まれたあとの女というのは弱いものだなー。 * * 「―――ソ レ 、 サ イ シ ョ ニ 、 イ ッ テ ホ シ カ ッ タ 、 デ ス ・・・」 * 「ワ タ シ ハ 、 イ マ 、 チ ョ ウ ハ ズ カ シ ク テ 、 セ ン パ イ ガ 、ヴ ァ カ ダ ッ テ オ モ ッ テ テ ・・・・ デ モ カ ン ガ エ テ ミ ル ト ・・・ ソ ウ デ ス ヨ ネ ・・・ソ ウ デ ス ヨ ネ ・・・・」 * 「ハ ズ カ シ イ デ ス ・・・」
2021年05月14日

2021年05月13日

2021年05月13日

2021年05月13日

(そのanger、そのsorrow、そのjoy... 「夜の 河 の よ う な 長 い 河 ―――」 (そのanger、そのsorrow、そのjoy... (針金たわし、痩せた葡萄の心臓・・) 「母 親」を探し 「父 親」を探し 「兄 妹」を探し 「仲 間」を探し ―――夕映えが強盗に奪われてった、 夜の帷、君は柳の糸垂れたように、 心深く誓う―――誓うだろう・・・、 「コレガ、ケン.. 「タイマツヲテニトッテネ、 「コレガ、アナタノブキ... ―――きらきら光っているあいだ・・・ 鏡の欠片に違和感を感じるんだ・・ (そのanger、そのsorrow、そのjoy... 「そしてどんな風にしよう」 「そしてどんな結末を迎えよう」
2021年05月13日

2021年05月12日

2021年05月12日

* * * * * * * 知らなかった―――飲み物の補充で冷蔵庫の中に入るのが、 あんなにホッキョクだったなんて――― もう、ずっと、ホッキョクグマのこと考えてた・・・、 嘘だけど・・・・・・。 >店長言ってたなあ、注文の数は間違えるから、指差し呼称で、 何度も見返せって―――そう言ったあと、笑って言った・・。 100個のところを1000個だよ―――泣いたね・・・。 知らなかった――― 繁忙時間はレジに長蛇の列が出来て、 まったく休憩や食事などがとれないこと・・・、 お客さんの顔が、 お弁当に見えてきた―――嘘だけど・・。 >商品の渡し忘れ、釣り銭の間違いには気を付けろって、 大学生の美人の先輩がウフフ能天気に笑いながら言った。 前者は、「待てえ(?)」と駐車場に駆け、 後者は、千円札を多めに渡し、すぐ気付いて、 「あら~」とか、客から奪い取った。 「コンビニで働くって戦争なんだよ! 「可愛い女の子にすげえ電話番号聞きたい、 それが常連になってくると、段々、 こいつ俺に気があるんじゃねえかとか思えてくる――― (「カモメソウル」を充電しますか?) (「カモメソウル」を充電中・・・・・・) (「カモメソウル」が発電中・・・・・・) ヴィチ...ヂヂヂ...ヴィチ...ビリビリ... *
2021年05月12日

2021年05月11日

(態度が気に入らない―――、 (顔が気に入らない・・・、 ゴメンナサイって言えばいいの? それで丸く収まるって言いたいんでしょ? 、、 ―――嫌よ (Friend, only your heart is the truth to me... (波を掻いて、灼けた砂を掬いましょう・・・・、 「(待ち人はそこにいる――― 「(変わり続ける人の心だけが淋しい―――の・・・
2021年05月11日
かもちゃんが、「アリとキリギリスを思い出して下さいダロ」と言った。小学生たちが、いた。「それは年金の話ダロ」大人たち、わかっているようで中々わからない話をしている、かもちゃんの話を聞いている。まあいずれ案内がやってきて、手続きをどうするとか、何歳から年金を受け取るかぐらいにはわかっているのだけれど。それはパンドラの匣みたいなものかも知れない。堅固な鉄の箱の底に残った、手紙みたいなものである。「年金制度は保険料に加えて、税金や積立金を使って運営しているダロ、ちなみに二〇一九年の時点で、加入者は六七五九万人ダロ。ちなみに納める年金の保険料は、働き方や給料、加入する制度に応じて、決められた金額を納める必要があるダロ」話はいいのだが、数字がピンと来ない。それはおそらく、小学生だけでないだろう。一億二〇〇〇万人といわれているからこんなものかな、と。骨が風に吹き払われたような、数字。しかし、かもちゃんはみんなを見て、言った。「ようはいっぱいってことダロ」小学生たちは、笑った。大人たちも、笑った。「年金は二〇歳から六〇歳の人が必ず加入する国の制度ダロ。公的年金ともいいますダロ。ジジイやババアが受け取っているのが、老齢年金。保険証やら持病の薬も、新しい老眼鏡も、それでまかないますダロ―――」かもちゃんが、ギーチョンギーチョン鳴いた。名人芸だった。それはキリギリスの鳴き声だったが、どこか哀愁を誘った。「毎月きちんと納めていたら、六五歳から受け取れるようになりますダロ。その頃から箪笥貯金が始まるダロ、ジジイやババアが、急にケーキを食べ出したら、それです」こら、と大人たちは笑いながら思った。そんなことあるか、と思った。でも、かもちゃんが幼稚園の先生が買ってきたケーキを、勝手に食べてしまうという話はよく知られていた。「ちなみに年金というのは本人の希望に応じて、六〇歳に早めたり、七五歳にまで遅らせたりもできるダロ」大人たちはみんなよく調べているな、と思った。「ちなみに会社員や公務員が入るのが厚生年金。ちなみに障害年金というのもあるダロ。障害や重い病気や怪我を負って障害状態と認定された場合に、受取れるダロ。障害年金を受け取っている人は、年金事務所に届け出をすると国民年金の保険料が免除になることも、ありますダロ。また旦那さんをなくして子供がいる場合なんかは、遺族年金っていう年金を受け取れるダロ。寡婦年金っていうのもあるダロ」そこまで言ったあとで、かもちゃんが言った。「年金というのは社会を支える仕組みなのダロ―――表向きは」途中まですごくいい話だったのに、と大人たちは笑った。でもしずかに前方を見つめたかもちゃんは、少しウェットな感じで喋った。「しかし年金だけでは老後の生活は不安になるダロ。これはジジイやババアも言っているダロ。貯金を切り崩したらと思うとピリピリするとも言っていたダロ。ゆとりのある老後の金額が三五万、そんなこと言われたら、不安にもなりますダロ、死ぬまで働けってことかとも思いますダロ」かもちゃんが、ギーチョンギーチョン鳴いた。名人芸だった。それはキリギリスの鳴き声だったが、やはり哀愁を誘った。「でも年長い間働いて、さあセカンドライフという時、―――それは熟年離婚ですが、年金額が少なくなるのでやめた方がいいダロ。しかし年金分割という手法もありますダロ!」と大人たちを笑わせた。絶対に、ネタだった。「ちなみに年金の記録は、ねんきんネットとネットの検索欄に打ち込めば、大体アクセスできるダロ。年金手帳を紛失した場合は、マイナンバーカードで代用するか、年金事務所に行くのがいいダロ」ここからはとても事務的な内容だった。先程までの盛り上がりから一転して―――とも言える。「年金はちなみに死ぬまで一生涯受け取ることができるダロ。世の中、本当に何があるかわからないダロ」そう言って、何故かいきなり、商店街の通行人を邪魔するように、大きなお尻の羽根募金を置いた。ギーチョンギーチョン、鳴き始めた。みんな笑った。一部始終眺めていた魚屋のおじさんは、大好物の刺身を持たせてあげながら、「何か欲しいものがあるのかい」と聞いた。「かもちゃんも年金入りたいダロ。でも市長さんに聞いたら、ちょっと無理かなと言われたダロ」確かにさすがに、無理だろう。「でも、かもちゃんは大丈夫じゃないかな」と、魚屋のおじさんはぼんやりと想像しながら言った。だって、かもちゃんが困っていたら誰かが、ご飯を食べさせてくれるだろうし、お金で困るようなことがあれば、(ただ、そんなことあるとは思われないが、)誰かが助けてくれるだろう―――。「かもちゃんはそれに、誰か困っている人のために、年金で、ご飯を作って食べさせるぐらいはしたいダロ」困った時に助けてくれるシステムというのは、本当に必要なのだ、と魚屋のおじさんは思った。特別定額給付金もそうだし、途中でかもちゃんが言ったように年金だけでは将来は不安だ。そうなってくると死ぬまで働くとか、投資とか、そういう手法が必要になってくる。職場で、若者は老人を馬鹿にする、と言う。何故そんなことをするのだろ―――う、自分たちがいつかそうなるかもしれないのに。ホームレスや、生活保護、それもありうるのかも知れない。病気をしたら?その時、自由に身体が動かなかったら?誰か一人が困っていてもそれはその人のせいで、何もすることがないという社会のシステムはいつ、機械仕掛けの歯車みたいになってしまったのだろう。かもちゃんが―――、『表向き』と言った意味が響いてくる・・・。それも流氷どころか、氷の断片がたかだか砕けた程度の、そういう認識の奴等が、きれいごとを並べ、ご機嫌うかがいをし、そして天下りをし、後は何も知らぬ顔をす―――る。国は経済破綻なんかしない。義理と人情なんかない、合理主義、実利主義、いつからこの国は、不安定な幸せの教訓を垂れ流すようになったのだろう。そしてなんて嘘だらけで、気持ちの悪い国なのだろう。でも恐い顔をしていたのだろうか、かもちゃんにペロリと顔を舐められて、表情が綻ぶ。「まあしかし、何とかなりますダロ。大変なこともありますけれど、そうやって世の中、何とかやってきましたダロ」五月、何処へも行くことができなかった、GWが終わり、もう一足早い、夏が始まっている―――。
2021年05月10日

垢じみるアガペー。焦点距離の・・・・・・、しかけ、からくり。生き馬の目を抜く―――のぼりの、波。ここをちょっとゆくと雑多な漂流物のある、靴磨きの都会とは違う、心の深い隔たりのような、なりゆきに従ってそれも自然な海が見え・・。イースト。サックス。そんなブルース・・・・・・。日向の椅子にすわりたかったけれ―――ど、おうおうにしてあらかた、いやともすると・・、咽喉も渇いて―――。巷説じみた蠱惑だね・・・、溜飲が下がる―――よ。生命の維管束は雲斎織で、最高に憂鬱、中々来ない命令を待ってるんだ、上澄みに鋭鉾のような―――旅客機・・・。そんなものが恍惚みたいで、忽焉の消えるさまに、不備な換気装置みたいな―――風。銅鏡のようにも見える、あるいは―――骨の凹みに沿って。添って。指を滑らしているようにも見える。なんだろうね、羽根を休めているのかい。いやいや―――羽根を折っているのかい・・。殷賑をきわめた潮が迫る。何の意味もない正確さに煙を眺めた、十代のワンシーンがよぎる、僕は蟻をずっと眺めていた、川の流れをずっと眺めてい―――た、不相応な長考で、人生の無駄遣いしながら、更に単調なもの、みすぼらしさしか感じないものを、人知れず愛したりした。いつも考えこんでばかりだった僕にとって、檻の外とか内とかはない―――よ、ここではずっと世界のおびただしい浪費と関係ない、つゆほどもない。魂しか縁がない、無言の悲しげな眼しかない、昨夜の続きを手繰り寄せる、そして今日は今日でかわるがわるものを引き寄せる。明日は永遠に来ないかも知れないって思うわけじゃない。ほら、蛙が飛び込みやがったぜ、僕は見つめるだ―――け・・・。この奇妙な習慣はきっとエゴイズムから生まれ、そのエゴイズムは屈折や反射なのだろう、聖書に習うなら女性差別の作用なのだろ―――う。おそいかかる猟犬。しかし闊達なしどけなさを問うなら、駐車場にいる足の速いハクセキレイみたいなもの。窮鳥ってわけでもないのにね、カクテルみたいなイメージを持ってるこの鳥が、ふとした拍子に、人馴れした鳩みたいに思えてくる―――。のは・・・・・・。知り合いが鳩をつかまえて―――いた。飛べない鳥は死ぬよ。歩けなくなった人が死ぬみたいなものだね。いや、これも牛脂のごとき僕の経験則。シネマみたいなロー・アングルで。差別っていうのに戸惑った人なんかいない、それは金鍍金と銀鍍金さ、知らないことは死ぬまで永遠の如き時間ずっと、知らないままで過ごす―――し。それは金鍍金と銀鍍金さ。ただ、僕は嫌だね。巨大な空閑地になんだってフライパンや冷蔵庫が。なんだって車がバスが。でもいつか撤去される、必要ないから消える、飲食店も、人も、動物も、しまりのない穴なんかへ。何処かで見たんだ、ゴミだらけの風景が数十メートル続く、記憶違いでなかった―――ら。ねえ、記憶違いでなかった―――ら。中央部の凹んで薄いレンズに、おかしらつけた、テトラボットと石の大見え、それも大まかに彎曲した竹みたいな地形、ショッピングモールに、シンボルマークみたいな高層建築、お冠つけたような駅、周辺にたくさんある駐車場。灯台のありそうな景色なのにあるのは―――空港・・。知っているかい、外国の燈台にはアプローチがあってさ、丘にあるんだよ、みんなゆっくりと歩いて―――ゆく。世界の外れを覗くみたいにさ。言葉から世界が覗けなくなった時、人から何かを正常に感じれなくなってしまった時・・、さて僕は何を釣りあげよう、そしてどんな大きい力を表現しよう。生活しかな―――い。人生に対する懐疑はそっくりそのまま他人への評価になる。洒落ることも垢抜けることもないよ、わかっているんだ、魂の入っていないものなんか絶対に愛せやしない、すこやかに発達した、美しいものも醜いものなんだってそうさ、哀愁、旅愁―――、どうでもいい奴等のつくりだす盛大な墓地はどうだろう、その終点は傷跡なんだ、まだてらてらと生乾きなんだよ、身動きすると闇の中から暗澹があふれてきやがるんだ。星を見たかい、あんなもの見ていやがるお前の気が知れないよね、でもね、真夜中の梯子段には甘い響きが残る、愛って自分を笑っているものでもあるからね。君って―――。ねえ、君って・・・・・・・。夕方の唐雲がゆく、そのかすかなあらわれと微妙なおもむき、慨然として落涙した大阪の海も昔、なんだってこんなに空は広いのに、海の彼方に見えやがるのが工場群らしき景色なんだ、伎楽のようないしむれ、顔を翳らして、まだ消えない、この執行猶予のような気持ちは何なんだ―――。誇張したけだるさを感じながら、暗い夜の板の廊下のようなきしめきを想像しながら、どこまでも愚かな茶番のような―――、人々の会話を聞いている。石やがらくたが動くでもない、ここに尽きる、何が終わるでもない、そして何かを仕舞うでもない、自動的な感覚、機械的な感覚。その―――。仮面に皮膚があって、仮面には感触があって、その輪郭線に罅が入って次第に割れてくる、本当の素顔、ぐつぐつ発酵してゆく、闇鍋さ、聖油壺に入った醤油。まだ見えない夜の顔、あるいは自堕落なもう一つの顔。めくらめっぽう本ばかり読んで、何も学ばなかった、目的を持たない貪婪、瓦礫や芥の知性さ。本当にそう思うことがあ―――る。本当にそう思って蛇苺を考えることがあ―――る。どうしてあの時、蛇は逃げたのだろ―――う、水の中へ・・・。僕は古来印度で泳いださまを想像する。言葉を野生の果実のようにきらめかせながら、その内側にある血に濡れた肉について考える。ざらざら―――。君も怖かったのだろう、怖くないって出来上がった洋服みたいなものだからね、どんなに立派そうに見えても、それは汚れていくことしかできない。聞こえない遠雷の仄めき、丹念で冷静な時間のかかる殺人のような、意気消沈のセンチメンタルな洗脳の中にあって、まだ胡散臭そうに鳥は飛ぶ、はっきりわかっているのに、もう灯のあつまりだした夕方の暗い街なのに。
2021年05月10日

(観葉植物は見ていた―――読んでいた本を止めたことを・・・)は? わたしと付き合いたい?それはジャパニーズジョークですか、全然笑えないんですが。[苦虫を噛み潰しながら、良薬口は苦しというような絶妙なにがり・・]なるほど、いいでしょう、あなたの無謀な試みに敬意を表して、検討してみましょう。但し、わたしの寿命はザッとあなたの数百倍、医学がもっと進歩すれば数千倍の寿命があることになります。冗談ですか?こんな華奢な身体なので誤解する人間さんも多いですが、脆弱な人間さんとは違います。それにわたしは、車を一撃でぺしゃんこにできます。[でも力のセーブは得意なようだ、ゴリラと変わらない。華奢なゴリラ、もっと社交性を尊重するゴリラ]は? もっと続きを聞きたい?なるほど、これは勇気のあるお方でした、それではもっと説明して差し上げましょう。(鳥は思った、夜中にいつも本ばかり読んでいる、ヒト型の女のなりをした、あきらかな化け物が、今日は楽しそうにしているな、と)わたし達がこうなったのにはDNAをいじったからです、遺伝子操作によるキメラやゾンビ、バイオハザードのゾンビなんかが、あなたの参考になるでしょうか。数多くの犠牲者のもとに、とても長生きする種族になりました。わたし達は宇宙を渡り、もうありとあらゆるところを踏破した種族です。ただ、ワープ航法とは違いますし、相対性理論には欠点があります。まず誰もそれが現実にあるか確認していない。しかし、人間さんとこの時間感覚の差は決定的です。どうしましょう、いまからわたしの惑星で手術を受けますか、大丈夫、無痛ですし、傷跡も残りません。レーザー治療のようなものと考えて下さい。ただ、これも我が惑星の秘密事項ですのでこれ以上は言えません。[かなりアバウトな惑星の秘密事項もあったものだ―――、きっと地球人対策マニュアルにそう書かれていたのだろう。どこまで盛っているかは口を割るまで知ることはできない]成功確率は百パーセントの精度ですが、一応は九九パーセントの成功と思ってください。医療機械の登場でヒューマンミスはありませんが、例外というのはやっぱりあるわけです。[彼女はいつも、百パーセントと言わずに、あえて九九パーセントと言いたがる]それほど繊細な場所をいじくるわけですからね。ただ、この手術は一瞬で終わりますが、その経過のために、最低でも約十年ほどはそこの病院施設から出られません。お金もそれゆえ莫大な金額です。ただ手術を受けるだけならもう少し安いでしょうが、アフターケアがない場合、どんなことになっても文句は言えません。わたしの種族なら、誰もそれを推奨はしません。イヤホンが百円と一万円のものがある、どちらがいいかな、というものではないのですから。ただ、わたしの知り合いに医者がいて、また、わたしはいくつかの有効な論文を提出した功績もありますので、その金額を半分ぐらいにはしてあげられますが、あなたがものすごくお金を稼がなければいけないのは確かです。いまからお金を稼ぐ方法を学んでなんて言っていたら、数十年はかかります。だからあなたは銀行強盗をするか、巨額詐欺に手を染めるような方法がのぞまれます。(カーテンに紛れてきた風の意識は思った、懐かしい宇宙の匂いがするな、と―――。風はどこかで聞いた、囁きを、思い出そうとする・・・)残念ながら長命にする方法はあっても、若返らせる方法はありません。老人になればこれからずっとあなたは老人のままです。いえ、わたしは犯罪を犯せとは言っていません。お金がものすごくかかる、と言っているのです。またそのあとも、長命を最初から受け継いだわけでもないあなたには、幾たびも試練がやって来るでしょう。これも呪いみたいなものです。わたしの惑星でも、異人種のそういう手術は症例は少ないですが、毎年といわないまでも、たびたび見聞きしてきました。こういう場合、一番最悪なケースを話すのが、フェアだと思いますのでしますが、中にはまったくの原因不明で眠れなくなってしまい、ノイローゼになって自殺した人もいました。思うに、人間さんの脳とわたし達の脳が微妙に違うからでしょう。[ここでとても重要なのは、彼女の指の動きである。嘘はついていないけれど、必ずしもそうであるとは言い切れない]長生きする種族にとって自殺の話ぐらい憂鬱なことはありません。つまりあなたはとんでもなく長生きをし、最低でも十年はこの惑星と離れて過ごすことになり、また莫大な費用を用意しなければならず、それに対してリスクを背負うことになり、そのうえ成功したとしても何らかの呪いみたいなものが訪れ、しかも自殺をしてはいけない、ということになります。約束できますか?なるほどなるほど、あなたはまだ減らず口を叩けるようですね、根性があるじゃないですか、これは中々の快男子ではないかという気もしてきました。えらいですよ、褒めてあげます。しかし、まだあります。話しましょう。(猫は見ていた、主人が足をウズウズさせているのを―――。猫は思った、なんでもいいからキャットフード食べたい、と)わたし達の世界における約束は法律の婚姻届を出すとか、指輪の交換とか、口先の言葉のことではありません。人間にはかく魂がありますが、その魂の研究もわが惑星では進んでおり、永遠に傍にいるために魂に消えないしるしを残すことができます。わたしは、これをあなたに望みます。こちらは、お安いです。しかしこれは、嘘や裏切り、気の迷いなどを起こすと、一気に激痛が走り、のたうちまわります。場合によっては、愛さえ醒めるほどの痛みだと聞きます。またこのしるしを消すことは現状できません。でもわたし達の種族は知性を尊重した生き方をしていますから、これも一つの通過儀礼と思って下さい。数百年や数千年生きる上で、誠実であることを望みます。(言葉は思った、ツーカーギレー、と。言葉は増えた、ツーカーギレー、と。)わたしを見ればわかるでしょうが、およそ感情の変化というものが苦手です。わたし達のその表情をポーカーフェイスとか言う人もいますが、正確にはアイスフェイスが正しいでしょう。[アルカイックスマイルの、正確な言い方は何だろう?]あなたはただ付き合いたいと言いますが、それは、無理です。家柄や、どんな思想であるかなどは問いませんが、あなたがこれからとても長い人生、氷の寝台で眼を醒ますことになるでしょう。またわたし達の惑星ではあなた方の原始的行為は存在しません。いわゆる性交渉というものですね。わたしも興味深かったので一度拝見させてもらいましたが、海亀の産卵のようで中々感動的でした。[彼女はとても詩的である、海亀の産卵。バター工場の爆発・・]あなたの股間についている突起状のものを、わたしの股間にある部分にこすりつけ、チンパンジーの親戚のような鳴き声をあげていました。ですが、わたしはそのようなことをしません。せいぜい、握手とか、肩を触ったり、抱きしめあったりするだけでしょう。キスはありますよ、あれは細菌交換ですからね、とても重要です。もっと聞きますか? あなたはしつこいですね、あまりにしつこいので、もう少しだけ話して差し上げます。
2021年05月09日

「疲れたでしょ―――飲みなよ」付き合って一年の彼女が、目的地までの休憩の折にそっと差し出した。車の運転も、これだとすんなりだね。グッときちゃうね、グッとバイブレーション、なんちって。心が洗われる、疲れさえ吹き飛んじゃうよね。ちょっと、はにかんだ。なんだよ、こいつ、優しいじゃん。ありがとう、と受取った瞬間に言った。「一万諭吉な」、、、、なじぇー、という顔をしたら、ドア開けろとか言うあおり運転したドライバー、窓を叩く、いいから開けろ、何もしないから開けろ、唇を梅干しみたいにすぼめてきた。「女の子ってお金がかかるの」予備知識。本当に困ってる女性はそんなことを言いません。「わかります。あなたも大変、それはそうです、黒塗りのベンツに、ロレックス渡すこち亀のシーンぐらい滑稽だけど、お金」僕は男性アンドロイド、全ハリウッド的展開で説得にかかる。赤信号は渡らない方がいい、それはみんな知ってる、交通量が多ければなおのこと、どんな信号無視常習犯だって、車がビュンビュン走ってる中で、突っ込みたいなんていう人がいるだろうか?もしかして君が―――そう?カミカゼ・トッコウタイ―――。散らせてみせますこの・・・・・・・命?「でも知ってください。今日はあなたをドライブへ連れていくにあたって、実は一万諭吉よりもさらにお金がかかってることを」「・・・チッ」ィィィッツ....チ・チ・チ・チ....スローモーション効果・・・。「舌打ちやめて、そして僕の嬉しさを返して、ああ、でも、ニヤニヤしちゃう、マゾだからあ!」「付き合った時はあんなに優しかったのに・・・いまでは、ただの変態、こけしを尻にブッ刺しながら、口にバイブを入れている」「いや、入れてねえよ!」「どうしてなの、何がいけなかったって言うのお!」、、、、、ノリいいな。「いまでも優しいよ。そんな―――ジュース渡して、ハイ一万ねって請求されたら、誰だって優しさを禁止魔法にしちゃうよ。ヴァキクロス発動、真空の谷間、そんなナウシカに誰がした!詐欺会社の、電話がつながらなくなる状態、それまでだって、都合が悪くなると電話を切ったり、変な言い逃れを、連発してたけど、いまはヴァキクロスからのサザンクロス、夜の十字星を渡るよ、そして導き出される悲しい殉教者たち」「そこを超える男らしい優しさへと導きたい」「カッコいい、ありがとう、戦う男にフルモデルチェンジだね、男に大切なのは勇気、でも残念、導く前に破産宣告だよ、明日はきっと犬と暮らしてる、今日はペディグリーチャム、一緒に食べようね!」散々な冗談の果てに、はたしてどこからが本当でどこからが嘘だろうと思う僕・・、渡る世間は鬼ばかりと言いますけれど、あれ現代語に直すと、渡る世間はキチガ〇ばかりが正しい、どうでもいいけど、すげえ重要、まあ何しろ重要。「もういいから、飲めよ」とか言ってきた。迷い道―――まわり道、遠回り・・・・・・、コペルニクスも空を飛ぶ―――。いきなり、ごきゅごきゅ飲んで、むせかえる僕を見て―――、 笑った女の子の、本音は何処だろう? 、、、、、、・・・・・・優しい人は誰? 、、、、、―――日曜日の朝。
2021年05月09日
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