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カテゴリ：本＆心系の話と人物像コラム

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冬の日『雪と犬』にモノ思う。THE_BOOK

北国の美景。
白銀の世界、防風林。
たちまち日が暮れる。
長く伸びた木々の陰が
青く雪面に映える。

ここに確かにあるのだが、
見えるだろうか？
小動物の小さな足跡。

しかし、
雪は魔物。
人を苛む。

雪に思う『犬達の本＆DVD』

＿

■舞台はアラスカのノーム。実話。
ワクチンを届けに雪中1000キロ走った犬
狼犬バルト（左は初回号につき中古ですが稀少

狼犬の血が混入したバルトは人はもちろん、
犬仲間からも差別されて疎外されている。
しかし、彼が人々の命を救った。
右は彼が結婚して次世代の活躍。

都会からはるか隔たったこの町。何もかも雪に閉ざされ孤立している。

ジフテリアが大流行。
毎日、体力の乏しい子供達が死んでゆく。ワクチンさえあれば・・・・しかし、ここは陸の孤島。

ワクチンを街から受け取る為に犬ぞり隊出発。1000キロにも及ぶ困難な旅。ところが、遭難。
「主人公犬のバルト」が救済に、大雪原を行く！

■フランダースの犬、■国内で本当にあった話

幼少の頃初めて読んだ絵本の時、ネ（ル）ロとパトラッシェ（ュ）の結末に、苦しすぎて、窒息しそうで
泣くに泣けない程苦しかった。見栄坊で堪えた？のもあるけど。苦しくて苦しくて、本閉じてしまおうか？ラストの頁。
絵を見て救われた。流れ星の夜空を少年と犬が飛んでいた。もし、この絵がなければ私は本当に窒息死してたかもしれない。

是非、絵本で、絵画を感じながら読んで欲しい！

呆れるほど何度も読んでいながら、また泣ける！

＿

1、2

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上1：

最期を看取ったのは、飼い主に追従していた愛犬ポチ。

▼これ、本には書いてない話。子供に聞かせるには酷な現実
北海道の真狩は、明治28(1895)年香川＆福島県の人18名が初に移住。開拓の鍬を。
明治維新(1868) 北海道の開拓は急ピッチで進められ、犠牲の上にさらなる犠牲が重なる残酷史。
鬱蒼とした原生林と深雪が万事阻む。 雪は魔性。多くを奪う 。悲劇は1916(大正5)年。
猛吹雪が局長の命を奪った。（これより前の時代から昔の郵便局職員が豪雪に命を落とした例も
ある。それでも改善のしようがない。敵は豪雪。劣悪環境豪雪の郵便配達は命の引き換え条件。）
哀れ、忠犬ポチ＿時代背景の悲しさ。
忠犬ポチの話が盛り上がった。紙芝居にまでなった。ポチが死んだ後、剥製にされた彼は東京逓信博物館に展示
された。村上局長は亡くなったけれど奥さんは居たというのに時代のせい。1987（昭和62）年、
剥製のポチはやっと飼い主村上夫人の元へ。修学旅行中に博物館を訪れた真狩高校の生徒達の願い出だった。

上2 ：実際の悲しいできごと。彼にしか描けない彼ならではの絵画。しかし、その少年は天へ飛び去った。
彼は、先に死んでしまった１頭の犬を、絵画の中に蘇らせて、もう１頭の犬と一緒に生きいきと描いた。そうせずには
いられないほど愛していたから。

下バナー軍団＿101匹わんちゃん
：両親犬夫婦が子供犬達を救済に走る場面は、猛烈な吹雪、大雪原。

私的駄話＿真冬の幻影街道、或る大型犬の姿