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おおお!シーズンフィナーレにふさわしい骨太のポリスアクションだ。これぞCSIマイアミだ!無駄な演出やゲストのシーンもなく、今シーズンを通じて描かれたロシア・マフィア絡みのストーリーで一気に持って行きましたね。ラストはもちろんクリフハンガー。(泣)先週が「静」のHoratioなら、今週は「動」ですね。内容的にもシーズン1のフィナーレを思い出すようなかっこよさでした。うーん、来シーズンが待ち遠しい!"And They're Offed"で逮捕され、収監中のIvan Sarnoffが刑務所内で毒を盛られ、救急車で病院に急ぐことになった。何か起きそうな予感です。案の定、救急車の前を遮ってコンバーチブルが止まり、土手っ腹からは黒のSUVが体当たりして救急車を踏切内へと押し出してしまう。そこに突っ込んでくる(本物の)貨物列車。金がかかった久しぶりにど派手なアクションですね~救急車は貨物列車に追突されて大破し、かろうじて脱出したSarnoffは警護のHarris巡査の銃を奪って逃走する。何かあったら連絡しろと言われていたHarris巡査は、Horatioの頼みを聞いたために命を落とすことに。(泣)「精一杯やりました。私には娘がいるんです…」現場に現れ、手を取って死を見送るHoratioは後光が差していますよ。ちょっとびっくりしますが、Horatioは巡査のおでこにkiss。こうなると、Horatioは死に神か、それともお迎えの天使なのか。(爆)オープニングが長めに流れて、悲しみの表情をたたえたHoratioが「よしっ!」と立ち上がったところで、"Yeah !"とOPスタートです。もう、この最初の5分間にマイアミの美学が全て込められていると言っても良いですね。ちなみに、Dr.プライスはオープニングクレジットから外されておりました。これで来シーズンは新しい検死官が入るのでしょうね。ともあれ、まんまと脱獄されてしまい、Horatioは"Frank, I'm done with these people!"と久しぶりに怒りを見せる。Horatioが向かったのは、Sarnoffの系列のバー。姿を見せたYelinaをオーナーは「ベイビー」と呼ぶ。そのオーナーは組織のナンバー2で、しかもYelinaがEric暗殺を依頼されたあのGregor Kasparovだった。どうやらもうSarnoffとは手を切ったということらしいが、ここでYelinaはGregorと熱いKISS!!もー、2人ともkissする相手を間違えていませんか?(爆)とにかく、このときのHoratioの表情が微妙で、「おおそこまでやるか」という感じ。「君たちは逃亡者をかくまっている。」「これは嫌がらせね。出て行って!」HoratioはYelinaに、ぴしゃっと水をかけられてしまいました。「お前を逮捕する。」Yelinaは警官への暴行で逮捕されてしまいますが、この一連の動きは2人の間で決めていたことなのでしょうね。見ていて思わずニヤニヤしてしまいます。昔、Yelinaに美人局みたいなことをしたことがあったなあ~相変わらずナイスコンビネーションですね。YelinaもレイJr.のことは忘れてマタハリになっておりました。(笑)こうなると、Horatioもつい芝居がかって"Gregor, the show ain't over."と見栄を切る。デイド署に戻った2人はお互いもニヤニヤしています。ここで「あいつとはどこまでの関係だ」と聞かないのは信頼しているから?「大丈夫か?」「手錠て、ほんとに嫌なものね。それに連行されるなんて。」「疑われないためだ。」「わかってるわ。」どうやら、Sarnoffは取引をして、マフィアの銃の密輸入の情報を当局に漏らしたらしい。そのためにブツを押さえられてしまったが、Gregorらはそれを取り戻そうと計画していて、HoratioはためらわずにYelinaを元に戻して現場を押さえるつもり。頼りとなるのはGPS発信器のみ。これは相当危険な仕事ですね。ここまで危険な仕事をやらせるのなら、Ron SarisのようにConfidential Informantのような立場にしてしまえばよいのに。コンバーチブルの持ち主は、ビバ・ヒルでなつかしいBrian Austin Greenでした。(しかし、オッサンになったな)お決まりの「奪われた」で話にならず。もう一台のSUVから持ち主が判明し、「警官を殺したら刑務所でどういうことになるのか教えてやれ」というわけで、Frankが脅す脅す。Frankはこの後Greenも脅していましたね。(爆)Sarnoffは身内から命を狙われており、コンバーチブルを運転していたのがEricの実の親、シュローバだった。父を守ろうとするEricと、彼は犯罪組織の人間だから一線を越えてはならないと言うCalleigh。今回、2人は初めて激しく対立しましたね。しかし、Ericは単独で父親と会う。ギャングの道から抜け出すことはできないという父親だが、コンバーチブルの情報が匿名で送られてきたことから、CalleighはEricが父親と接触した事を疑う。もし、それが公になればEricの立場は微妙なものとなり、Calleighとしてもそれを見過ごすことはできない。ここでRyanが良い味を出しましたね。2人のことをそれとなく気にして、暗い顔のCalleighを元気づける。釈放されたYelinaはGregorから疑われて、「俺に忠誠心を見せるなら日没までにSarnoffを殺せ、そうでなければお前があの墓穴に入る事になるぞ。」とここもまた定番のシーンです。(汗)Yelinaからの緊急連絡で、Sarnoffの組織が武器を盗んでいる現場へFull Swatが差し向けられる。RyanもCalleighも応戦して、銃撃シーンはもう、マイアミの独断場ですね。NYみたいに防弾ベストは着用していませんが、みんな様になってかっこいいのです。そして飛び出してきてCalleighが弾丸を撃ち込んだ外国車を運転していたのはなんとEricだった!?ショックを受けたCalleighは「私が撃った車にエリックが乗っていた!」と悲痛な叫びを上げる。一方、Horatioは当然GPSを追ってYelinaを助けに向かう。(きゃ~)血まみれで倒れているGregorに「この怪我では助からないのは判っているな?」というHoratio。銃が欲しいならSarnoffの行き先を言えというわけです。危機一髪だったYelinaを意外にも救ったのはSarnoffで、YelinaはSarnoffに連れ去られた。彼女がHoratioのナニだということは判っていたのか、ともかく人質にして逃走しようとするSarnoffをまるでクロヒョウのようにHoratioが追い詰める。顔が写っていないのは、全部スタントダブルの人なんでしょうか。(爆)とにかく、しなやかな動きで美しい。"Yelina !"一瞬でしたね。まるでテレパシーで通じているように、Yelinaは身を伏せ、SarnoffはHoratioに倒される。"Are you Okay ?" "Yeah, thank you." ”Let's go"何事もなかったかのように歩き出す2人。感動的なハグの再会があるのかと思いましたが、お互いプロに徹していましたね。とにかく、カッコ良すぎます。そして、ラスト。エバーグレイズに乗り捨てられたEricが運転していた高級車には、血を被ったシュローバしかいない。泣き出しそうな顔でHummerからCalleighが駆け寄ってくる。「奴は私が罪を犯す前に助けようとしたんだ。私が覚えているのは奴が血を流していたことだけ。運転している途中でコントロールを失ったんだ。」Ericは、本当にCalleighの銃弾を受けたのか、Ericは一体どこへいったのか、そして水辺に残る靴痕は何を意味しているのか。H:"We'll find him." C:"We can't lose him." H:"Not gonna let that happen."もう、最後は涙をこらえるCalleighがかわいそうでかわいそうで。(泣)あ~どうなるんだろう?必ずシーズン8をやってもらわないと困ります。(爆)個人的にはまた頭の怪我が作用して、記憶喪失になったとか(ベタな展開ですが)、あるいは他のロシアマフィアに連れ去られたとか。Nataliaの出番が少なかったですね。ゲストにほんの少しでしたが、タムリン・トミタが医師役で出てきました。彼女など、アジア系代表でMEでも良いのですけどね。それと一度も出てきませんでしたが、Ron Sarisはどうやら、準レギュラーとして次のシーズンに持ち越されそうですね。新しい検死官とAlexxのゲスト出演など、楽しみは続きます。ホントに満足なシーズン7でした!秋まで待てないぞ。"Take Me Home (Duet With Johnny Cash)" by Ramblin' Jack Elliott
April 4, 2010
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非常にハート・ブレーキングなエピソードでした。出来事についてはある程度予想していましたが意外な展開となって、驚きは隠せません。そして次週に続く伏線が気になって、メインの事件はグロかったけれどほとんど印象に残らない。(爆)シーズンフィナーレはとんでもないことになりそうで、気になって気になってさすがの私もスポイラーを探しに行ってしまいました。以下重大なネタバレにつき注意潜入捜査官(Confidential Informant)となって、遊び人風にワルのJimmyとつるんでいるRon。Ronはどうやら大きな家に住んで優雅な生活をしているらしい。話の成り行きで身元を探られそうになって、ついJimmyをプールに突き落としてしまったところ、Jimmyはプールに混入していた強アルカリに溶けて死んでしまう。Ronはびっくり!不安なのか(爆)、「お前たちのために働いているんだぜ。あいつをヨーグルトにしたのは俺じゃない。」とRonはHoratio相手にしゃべるしゃべる。ついでに、殺しの狙いは自分だったに違いないと、Juliaから脅されているという話を打ち明ける。「彼女はあれこれ俺のせいだと思っているのさ。」「ちゃんとした理由がある。」「あいつがどんなに口が上手いか知っているだろう?」立て板に水のRonには、Horatioも話半分程度に聞いているのがおかしい。しかし、顔を傷つけられたJuliaは、本当に精神の安定を欠いていた。これには息子のカイルも手に余る。どうやら躁鬱病の薬を飲むのを辞めてしまったらしい。息子もまだ17歳では日々の仕事で精一杯で、母親の問題をどうすることもできない。カイルに任せているのは後見人としても問題でしょう。でも彼女も、カイルの家に食料品を補充してやるなど、母親らしいことはしていたのですね。ラボの薬を盗んだと言われ、息子に近づくなと言われ、Ronを脅したのかと言われ、腐る気持ちもわかります。「放って置いて頂戴!でないと、警察に付きまとわれていると訴えるわよ。」珍しくHoratioが困惑した表情を見せますね。イェイ!、Traverseは初めて現場にやってきた。マイアミなのに、ネクタイをしてベストを着て、いかにも彼らしいファッションで、雰囲気はBONESのスクウィンツというところか。このまま、ずっとチームに加わって欲しいです。ちなみに彼のイギリス英語にEricが影響を受けて、Calleighに「お嬢さん、お手を貸していただけますか?」とふざけているのが楽しい。使われた薬品から盗まれた車、そして「蹄のあるやつがキーを盗んだのかも」という展開はかなり強引でしたが、第2第3の遺体(dissolving evidence)が発見されると、これはまさにBONESの世界でした。(爆)Jimmyとその遺体の繋がりを知っているのはやはりRon。Jimmyがカージャックをしたらしい。付き添いの先生のようにStetlerが出てきて「奴のことを信じられるか?(Do you think WE trust him ?)」というと、「お前は信じるのか?(Do you ?)」と返すHoratio。いつの間にか因縁の2人には言わずもがなの絆ができあがったような感じです。そして、Taraが薬を飲んでいるところを再び発見したRyanは、自分もギャンブル依存の経験があることから、チャンスを与えてももうこれは無理と判断し、ついにHoratioの耳に事実を告げる。令状を取ってロッカーを調べると、出てくるわ出てくるわ、遺留品の薬品類。もちろん、その中には"Divorce Party"でラボからなくなり、Juliaが盗んだと思っていた薬も出てきた。これにはHoratioは一度でもJuliaを疑ったことに罪悪感を持ったでしょう。そして、慎重には慎重を期したRyanが確証を掴んだその時、何者かがRyanに向かって銃を発射する!!なんとまあそれはJuliaだった。中にはカイルもいるというのに、完全にイッてしまったJuliaは息子を取り戻しに来たという。「あなたの言ったとおりしたのに、それでも私が悪いと責めるのね。」Horatioは俺が悪かったと謝るが、なんとJuliaは自分のこめかみに銃を向けた??!!も~びっくりびっくりの連続。銃はHoratioの長年の熟練で取り戻したけれど、哀れカイルは目の前で母親が銃で仲間を脅し、自殺を試み、しかも逮捕されてしまうと言う衝撃的なシーンを見せられることに。これでまたぐれないでくれ~~~(泣)ただ、それ以上にJuliaは非常に困難な立場に陥った。ここぞとばかりにまたHoraioが動きますね。相談に行ったのは"Sink or Swim"の時の判事でした。頭を低く下げ上目遣いに頼まれると、さすがに判事も許してしまうか?(爆)薬を飲まず、人格が崩壊し妄想に駆られた状態での行動をだとして、Juliaは医療施設へ。一方、Stetlerの前に引き出されたTaraは窃盗と証拠品を無効にした罪で逮捕。この違いは何なのでしょうね。これで、Dr.プライスは退場か?もしかして、シーズン8以降、Alexxが復活することもあるのでしょうか。一方、Horatioは望み通り、Juliaをケア付きの施設に入れる。これも、まあ退場と見て良いのでしょうね。今後、時々見舞いに行って彼女を励ましたりするのかも知れませんが、正常な状態に戻ったとしても、罪は消えないので裁判を受け刑務所に入ることになるのかも。2人がこれまでになく、穏やかで愛情(家族としての)を見せているのが良かったです。しかし、母親を求めていたカイルとしては辛いですね。さて、次週への前振りとして、Ericに実の父親シュローバから連絡があって、心配するCalleighには一応話すけれども、これは君の問題ではないと一線を引いてしまう。彼女を危険に陥れたくない気持ちなのでしょうが、Calleighはそれでは収まりませんよね。あ~次週は大変なことになりそうで今からハラハラドキドキです。関係ないけど、皮革処理業のおじさんはLOSTのフランク(ヘリパイロット)で、Jimmyに夫と妹を殺されたのは、「The 4400」のリリーでした。ピットブル/PITBULL『I Know You Want Me (Calle Ocho) (Radio Edit Cold)』
March 28, 2010
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久しぶりの「爆発もの」でしたが、子供や弱い立場の人の味方であるHoratioの面目躍如というような、これぞマイアミ!というエピソード。そして単独エピソードのようでさりげなく今シーズンのサブストーリーが織り込まれていて、各人の活躍する場面があって上手い脚本ですよね。空撮の映像やカメラのアングルなど、これまでとはまたひと味違う印象を受けました。ゲストは「ジェリコ」でヘザー役のSprague Grayden、そして「カイルXY」のママ役Maguerite MacIntyreでした。それにしても、「カイルXY」から、一体どれだけゲスト出演しています?(爆)マリーナ横のレストランでリッチなEmerson家が父親の誕生会を開いている.。その幸せそうな風景にいきなり投げ込まれた手榴弾。一瞬にして恐怖と悲しみのどん底に突き落とされます。そして駆けつけるのがFrankの視点だというのが新鮮ですね。Horatioはとうの昔に駆けつけて、被害者をお姫様だっこして救出。胸に着いた血の跡がかつて起こった様々な事件を思い起こさせます。ちなみに、爆発処理班出身のはず(?)のHoratioが捜査のリードを取らず、弟子のEricやRyanたちがしっかり仕事をしておりました。(笑)一体誰を狙った犯罪なのか、Horatioはまず給仕していたターニャから話を聞くことに。そこで「子供を取り上げないで」という悲痛な訴えを聞いたHoratioは、すぐに「これは何かある」という顔になります。彼女はシングルで懸命に2人の子供を育てようとしている。そのターニャが働いている間、ベビーシッターが勝手にいなくなってしまい、児童福祉局は親の監護の怠慢だとして子供を保護してしまう。Horatioはかわいそうな子供たちがターニャの元に戻れるために一肌脱ぐことに。子供たちとごく自然に心を通わせるHoratioが良いですね~「私たちおうちに帰れる?」「帰れるよ」これだけでこのエピソードを見た甲斐があるというものです。(笑)爆発は一度ではなかった。遺体の衣服の中に紛れ込んでいたもう一発の手榴弾が、検死室で爆発。身を挺してカイルを守ろうとするRyanがお見事、頼りがいがあります。マイアミ・デイド署にいると安全な場所などありません。自然と身についた技でしょうね。しかし、Ryanはそれだけでなく爆発によってタラ(Dr.プライス)の秘密を知ってしまう。必死でこぼれたオキシコドンを拾い集める姿に、何かを感じ「君のだろう?」と追及する。今回は黙っているようですが、いずれHoratioの耳に入ることは間違いなさそうです。意外に息子を心配しないHoratioです。(爆)Horatioの疑いは、Emersonの息子Steveへ。実は息子はやばいことに関わっていた。証拠を確保し、処理する様子をじっくり見せるシーンも多くてCSIドラマとしても、満足です。CalleighとHoratioが会話を交わしながら現場から逃げた車を調べるなど、2人のシーンが新鮮ですね。EricとRyanが仲良く仕事をしているのも良し。また、今回はFrankの出番が多かったです。どうやら、犯人逮捕などの力業関係はFrankの専門になったらしい。「ママにお巡りさんを撃ってはいけないと教えられなかったか?」若造をもすごい剣幕で締め上げる。(爆)Emersonの息子は、レストランオーナーと組んで客のクレジットカード情報を盗み、カードを偽装をしていた。それが例のロシアマフィアの逆鱗に触れたらしい。今週もイケメンAVガイ、Daveだ!彼のおかげで、"Target Specific"でロシアマフィアの依頼を受け、パパラッチをしていたカメラマンCameron Westが再浮上。こんなところで繋がっていたとは。そして、Horatioは息子の世話をしてほしいと、ターニャを騙したシッターを呼び出す。「カイルというの名前はアイリッシュね、強い子になって欲しいという願いがこめられているのね。」ナイスです。そしてレストランオーナーの不正を知ったターニャを口封じするために、シッターはわざと彼女を困った立場に追いやっていたのでした。ターニャの子供を取り戻したHoratioは、満足げに子供の相手をしてやるのでした。「私、鳥さんになりたい。」「どんな鳥?」「鷲。」「センス良いねえ。(Excellent Choice !)」もう、Horatioでなくて誰がこんな台詞を言えるでしょう。最高です。しかし、振り返るとシーズンフィナーレに向かって、着実に大ボスとの対決の時が近づいているのを感じますね。スポイラーによると、シーズンフィナーレではなんとHoratioが×××××を救出に行く?今から楽しみでなりません。
March 20, 2010
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シーズンフィナーレ前のスタンドアローンなエピソード。これは本国では有名な恋愛系リアリティショー「The Bachelor」のパロディなので、日本ではあまり受けないかも知れません。実際、ラストのHoratioらしいシーンがなければただの退屈なエピでしたが、ちょっとした台詞などに次へのヒントが入っていますね。ちなみに「The Bachelor」はCSI:Miamiの裏番組で、それをパクろうという心意気には敬意を表します。以下、ネタバレハンサム、長身でリッチな男性が12名の美女とデートを重ね、最後に結婚相手を一人選び、幸せなカップルは高額の賞金が与えられるという、人気リアリティショー「The Marring Kind」で最終2人残ったうちの勝ち残ったGrace Carlsonがリムジンの中で血を流して死んでいた。現場に到着したNataliaがHoratioに"Good afternoon, sir."と声をかける。今週はNataliaの出番が多かったですね、彼女はこの番組のことはよくご存じ。男どもは確かに見ないでしょう。(爆)しかし、見ていたおかげでNataliaはお手柄を立てました。実はCalleighも見ていた番組だったというあたりで、にやりとする台詞がありました。「うそ、君も見ていたの?」「前はね。」「何で見なくなったの?」「他に気になる人ができたから。(I got this new diversion.)彼はとってもキュートでね、あなたくらいの背で白いシャツを着ていてね。…」(^_^;)「こら、君たち仕事中だぞ!」というようなお叱りを受けなくても、大丈夫、2人は公私の区別はちゃんと着いています。オープニングのOne-linerは、Horatioの"It happened because REALITY just became real."。多分、他の人だったらREALITYのところで、クォーテーションマーク(両手で顔の横でチョキをして見せる)を出すところでしょう。車の中で起こった事件なので、容疑は運転手から始まり次は「独身貴族」のNeil Palmerへ。意中の人を失ったことになるNeilに、Horatioは同情的な表情を見せておりました。そして、次は脱落した元参加者たちへ。Horatioはさすが、もう一人の最終候補に残ったKaitlin Sawyerの首に残る傷跡を見逃しません。「あなたは他の参加者たちとどこか違う。」彼女は本当にNeilのことを愛していた。Horatioは優しさのこもった表情で"Hang in there"「がんばって」と声をかける。司会者は役得で参加者を「味見」する。また、途中で参加者同士が喧嘩したり、もめるシーンも「やらせ」だった。参加者はほとんど女優だとは。演出された「リアリティショー」には虚々実々の駆け引きがあります。つまりこれが、リアリティショーの真実だということですね。(爆)これだけだと単なるパロディですが、CSIらしくなったのはその後から。Kaitlinの首に残る傷を覚えている者がいた。話は意外な方向へ…「私を何で逮捕するのか?」「微罪だが、不法侵入というのがあるんだよ。(It's a little thing, we like to call trespassing.)」Kaitlinは、幼い頃に変質者に傷つけられそのトラウマから、何度も名前を変え人生を変えて来たという。「もし、あの子を傷つけたらお前の命はない。(If you hurt that girl, it'll be your last day on earth.)」ここはもう、Horatioの独壇場ですね。片膝を突くポーズもありましたし、銃を持って突入も2回。そしていつものようにHoratioは、「囚われの姫」を助け出す。さっと上着を脱いで、震える姫にかけると抱きしめて背中をさすってやる。Horatioらしさはしっかりとキープしていました。(笑)イェーイ、久しぶりのValeraが登場しました。彼女はテレビなんか見ないで、本ばかり読んでいるらしい。Ryanが「古い本のインクて毒らしいぜ。彼らはテレビが健康に良くないっていうけどな。」とお茶目なことを言っていました。Ryanもおいしい台詞が多いですね。最近態度もでかいが、身体も大きくなりました。(爆)マイアミには珍しい、純粋にCSIぽいラボガイTraversが毎回良い味を出しています。目の前のことに集中するばかり、Nataliaから「私の言っていること、聞いていないでしょ。あなた、事件の手がかりを掴んだのよ。」と言われておりました。ところでカイルはついに、Dr.プライスが薬を飲んでいるところを目撃してしまう。その場をごまかすプライスに、父親譲りの勘で「アスピリンには見えなかったけど」と、突っ込むカイル。この後のストーリーに期待です。
March 13, 2010
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原題からして整形外科医の話だとは予測が付きましたが、wood-chipperのchipだとは思いつきませんでしたね。オープニングはマイアミとしてはかなりグロイです。(汗)BONESでもwood-chipperは出てきましたが、あちらはまだ笑えます。こちらはメンタルな残酷さが奥深くて、見ていて辛くなる感じでした。でも、話は意外な展開で面白かったです。そして、ついにまたあの人が戻ってきました~!!シーズンフィナーレへ向かって一気に盛り上がるか?!早朝、Corbett家の邸宅の庭先で、樹木を粉砕する機械に巻き込まれ死んだ者がいる。その惨憺たる様相は表現する必要もないかも。「ということは、あれは庭師なのか?」by Frank。そこにひょっこり姿を現した庭師。「一体何があったんだ?」「それでは、一体ガイシャは誰かな?(So then, who is our victim ?)」 by Horatio。最近、Yeah!の前から長めのオープニングに入ることが多いですね。(爆)これは、事故なのかそれとも事件なのか。とにかく、遺体を回収するために人海戦術で、見習いのKyleもDr.プライスの指導の下、人体パズルの回収に精を出す。未成年をこのようなショッキングな仕事に就かせて良いのかと思いますが、そこはドラマですね。(爆)しかしKyleはさすがに父親の血を引いて優秀と見えて、重要な証拠を拾い上げる。実際、解剖学は勉強しているようです。骨に白血病の兆候があり、骨髄移植を行っていたことから、身元判明。被害者は娘から骨髄移植を受けた、整形外科医のDr. Ethan Reegerだった。実は彼は妻を2年前に事故で亡くしていたのですね。それからReege医師はすっかり変わってしまった。父の死でたった一人残された娘に対して、Horatioが同情的だったのは言うまでもありません。Reegerはその日、Cobett家に往診に来ていた。まさか患者である妻のエリザベスがReegerに恨みを持って殺したのか?Ericは銃を構えて夫人の部屋に入るが、怖いのか?「こっちに来ないで。こんなの見られたくないわ。」もう、大体予想が付きますね。美しくなりたいと思って始めた整形手術が失敗し、夫人は見るも無惨な顔になってしまった。どうやらReegerの思ったようにならなかったらしい。「彼が私をモンスターにした。」「それを殺しの動機というんですよ。」女性としては、いくら仕事とはいえ、Ericの言葉が突き刺さりますね。押収したReegerの患者のデータを分析するH。夢のAVディスプレイ(ヴァーチャルキーボードにヴァーチャルディスプレイ)も自在に使いこなします。最近、Horatio一人でラボ仕事をすることが多くなりましたね。今回は、2回もラボシーンがあります。(爆)そして患者の写真の中に、なんと今シーズン第1話"Resurrection"で、死んだはずのRon Sarisの顔面火傷を治療した写真があった!いやあ、遺体が上がらなかったので絶対に出てくるとは思いましたが(爆)、ラストも間近く、ロシアマフィアからも狙われているというのに、また敵が増えてしまった。しかも、Ronは名前を変えHoratioではその情報にアクセスできない。これはきっと何かある。ついに今シーズンはお久しぶり!StetlerがRonと共に登場。「Horatio、Ronとの過去のことは忘れて、高所見地に立って欲しいんだ。」「Rick、一体誰の高所だ?」「今はまだ言えないが、その時は最初にお前には言うからな。」StetlerとHoratio間には何だか友情が目覚めつつあるような気がします。RonはHoratioの事を「Red(赤毛)」と呼び、Stetlerを「Stets」と呼ぶなどにわか警官ぶりに大変にご機嫌。「死から蘇るのは君一人のアイディアじゃないよな。」と2人がまるで盟友であるかのような物の言い方です。HoratioはReeger殺しがだめでも、せめて違法な武器の密輸でまた逮捕したいところだがそれもできないらしい。「俺がいなくて寂しくなかったか?(You missed me didn't you?)」「またいなくなっても平気だ。 (I won't next time.)」 Horatioも余裕のある表情をわざと作っているような感じ。Ronの気味の悪さはこういうところに出てきますね。HoratioはRonが生きているので注意しろとジュリアに警告に向かう。「何で今頃?」「今は判らない。だが準備しておけ。」全く警戒心のないジュリアが心配。Kyleは手元に置いているから大丈夫なのか?一方、現場に戻ったEricは、Reegerの車が整形外科医が使うプラズマメスでタイヤを切られていたのを発見。そのメスはReegerのクリニックのパートナーの鞄から盗まれたものらしい。もしや、Ronが盗んだ?Corbettの隣人が撮影したビデオカメラから、新たに容疑者が挙がる。Reegerの患者ボニーの息子で、保護者として警察に現れたボニーの美しさにデイド署員は目を奪われる。Frankも珍しく「彼の恋人かと思いました(汗)」とのぼせてしまって、Calleighから横目でにらまれておりました。(爆)息子は母親を全くの別人に作り替えるReeger医師には、手を引いて欲しいと頼もうとしていた。母親はきれいになったおかげで遊び歩き、男漁りをしているらしい。しかし、少年が現れたときは、すでに惨劇の後だった。Kyleが見つけた骨のかけらに着いていたダニが「毛ダニ」であることをTraverseがつきとめて、Ericはエリザベスがカツラを被っていた事を思い出す。過去には遺体から髪の毛を取って不衛生な人毛でカツラを作ることもあったらしい。Reegerは、人毛で作ったカツラをエリザベスに与えてたのか?(ゲッ)しかし、彼女のカツラは化繊だった。立ち去ろうとするE/Cにエリザベスは話を続ける。Reegerは最愛の妻に似せようとして、エリザベスでは上手く行かないと気づいたのだった。なんて酷いやつなのか。同じ女性としてCalleighはエリザベスの境遇に涙を浮かべておりました。Reegerの妻とボニーはまさにそっくり。しかも、彼女の髪の毛に使われているエクステンションにはダニがウヨウヨしている。(ゲッ!)自分がReegerの妻に似せるために手術されたことを知ったボニーは、裏切られた思いでついかっとなってReegerを突き飛ばしてしまった。きれいになれば幸せになれると思ったのに。エンディングでStetlerは「俺の口から聞いておきたいだろう?」とHoratioに情報を与える。Ronは秘密警察官(?)となって、潜入捜査官がいる麻薬組織に75キロのドラッグの取引をもちかけたという。「はっきりさせておくが、Sarisを邪魔すると警察の方針に違反することになる。判ったな。」Horatioとしては「ご忠告ありがとう」とあまり真剣に聞いていない模様だが、その陰でジュリアの身に危険が迫っていた。盗まれたレーザーメスでジュリアが傷つけられていた。いっぱしの刑事気取りのRonがHに声をかける。「俺は生まれ変わった男だぞ。善良なる市民を守り尽くすんだ。(To protect and serve)まさか俺にお前のと同じようなバッジを与えるとはね。」「君の妻は襲われたが助かったぞ。」Ronはジュリアが襲われたことを知っていた。しかし、Ronの指には手術で指紋が取り除かれていたために、Ronを犯人と結びつけることができない。一体、Ronの本心は何なのか?なぜ警察に強力するのか?ジュリアを傷つけたのは誰なのか?Horatioはどうやってジュリアを守るのか、そしてチームを狙っていると言うロシアマフィアとRonはどう関係するのか?非常に楽しみになってきました。セクシーなAVガイ、Daveは今週も登場していましたが、最近Nataliaの出番が少ないですね。Valeraも。RyanはSFファンだそうです。「お前、SF映画見すぎだよ。」
March 7, 2010
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前話の続き。ウルフに何が起こったのか?!何だかこれまで以上にマイアミCSIチームには暗雲が垂れ込めてきたような気がします。もしかしたら最悪かも…以下、ネタバレ注意ロシア・マフィアに捕らえられたRyanはぼこぼこにされて歯一本抜かれて解放された。金なら払ったじゃないか、それがだめなら殺すのか、とある程度は覚悟はできていたでしょうが、"And They're Offed"で出てきた友人の息子ビリーの命がかかっているとなると、Ryanも相手に従わざるを得ない。でも、本当にそれで良いのか?ロシアマフィアが外国為替ブローカーを殺して金庫から金を奪い、捜査で便宜を図れと言われたRyanは証拠の薬莢を隠した上に、無実の警備員に疑いをかけ逮捕させてしまうとは?これまでギャンブルで仕事を首になって元に戻るのに大変な苦労をしたのに、またこんなことをして大丈夫かと思っていたら、途中であっさりとHoratioに報告してしまいましたね。それなら始めからそうすればよいのに。一番問題なのはRyanを心配するCalleighと、せっかく同僚として信頼を取り戻したEricを騙していたことですね。ぼこぼこにされたら、普通は顔が腫れ上がるはずですが、わずかに唇を切った程度のRyanの様子に気づいたのはCalleigh。「またギャンブルをしているの?」Ryanの様子が変なのは見え見えです。「秘密があるなら言って。」「何も隠していないよ。それに秘密を知っていても誰に言わないからね。」RyanはE/Cの関係を黙っていることを恩着せがましく言っています。(爆)それでも、彼らの助けを借りようとはしないのですね。金を盗んだ犯人は屋上のプールで泥棒追跡用のカラーインクを洗い落として、その足で屋上からパラシュートで飛び降りていた。Ryanの証拠隠蔽にもかかわらず、ジャンパーはすぐに見つかりましたが、取り調べで深く追及しようとしないRyanに、Ericもいらついた表情を見せていました。そして、発射残渣が検出されなかったジャンパーは釈放され、発射残渣をこすりつけられた警備員は逮捕されてしまう。ただ、Ryanもマフィアの言いなりになるつもりはなく、こっそり自分のシャツに付いた物質から自分が誘拐された場所を探し出すヒントを得ていた。やがて、息子がいなくなったことに気づいた父親マークが現れ、Horatioに直訴する。本来なら遠く離れたところで親子ひっそり住むはずが、戻ってきたという。それもRyanが身代わりで借金を払ってくれて恩があるからと言われると、Horatioも甘くなってしまうのでしょうか。ロシアマフィアに見張られているというのが決め手になったかも知れません。とにかく、Hは今回Ryanを責めるということはなかったですね。Rickに見つかったらどうするんだろう。ビリーのことは「俺に任せろ。」と言って、なんと自分一人で捜査に行ってしまいました。これはE/Cには内緒。それにしても、Horatioが車の登録状況などPCでパタパタ調べている姿というのは、珍しいですね。みんな、変だと思わないのだろうか?(笑)Ryanの情報からあっさりとアジトを特定し、そこにジャンパーが金を埋めようとしているのを発見する。ドラマとはいえ都合良すぎますが、Horatioの見せ場と言えば見せ場ですね。「Jim、少年はどこだ?私のアドバイスを聞いた方が良い。言わなければ次は殺すことになるぞ。(Take my advice, we're gonna kill you next.)」それでも、どこか優しさに満ちた尋問でした。(笑)敵の本陣にバンの後部座席に隠れてたった一人侵入するH。こうなると、ジャンパーの男もマインドコントロールされているかと思うほど。(爆)もちろん、Horatioがビリーを救うのは信じていました。人質の子供を撃ち殺そうなんて、Hに何をされても文句は言えません。Ryanも見張られていると言いながら、ラボ中に聞こえるような電話で叫んでいたら気づかれますって。ビリーを救ってから、真犯人に繋がる薬莢を理由を言わずにE/Cに手渡したRyan。Ericの怒りは頂点に達します。「朝からずっと俺たちをかけずり回らせたのか。出て行ってくれ!」今やE/Cは一心同体ですから、Calleighも同じですね。でもRyanとHoratioは信頼関係をさらに深めたようなエンディングでした。「奴らは君の実力を見くびっていたな。」「H、奴らは俺たちに仲間割れさせようとしていますよ。」「それなら、かかってこい。(I say, bring it on.)」それにしても、Ryanに迷惑ばかりかける頼りない父親に子供を任せておいて本当に大丈夫でしょうか。ついに、E/Cはお泊まりですね。(照)でも、ストーリー全体が緊張感があったのであまり気になりませんでした。サービスのシャワーシーンはEricだけでしょうか。(爆)今週もワイルド系のAVラボガイDave Bentonが屋上からジャンプした行き先を探るなど手伝っていました。ただ廊下を歩くだけのシーンもありましたが、制作側も彼を売り込もうと思っているのか。(笑)NataliaもDr.プライスも今週は出番が少なかったですね。Ryanに罪を着せられそうになった気の毒な警備員は、「デクスター」でおなじみのDavid Zayasでした。同じマイアミで仕事を掛け持ち?(笑)
February 28, 2010
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いつもと違うオープニングで今日は単に演出が違うのかと思ったら、なんのなんの、途中からとんでもないことに。何もないだろうと安心しては行けませんね、これからシーズンフィナーレに向かって一気に盛り上がるのでしょうか。見逃せないエピソードです。以下、ネタバレ注意自宅に戻ってきた出張シェフのメーガンが、侵入者に気づく。徹底的に被害者の視点から恐怖が描かれるのが新鮮です。刺されても果敢に銃で闘ったメーガンは、911に連絡しやがて意識が途絶え…まるでドキュメンタリーのように、リアルタイムで犯罪の経過が描かれました。今回は、救命士たちの作業をじっくり見せてOnelinerはなし。あえて言えば、救命士たちの「One, Two, Three」でしたね。(爆)「ウルフ君、これは強盗に見えるかね。」と質問するHですが、彼には始めから壁の銃弾痕は見えていたはず。「こんなところに弾が!」というRyanに、「これが原因だ」と銃を見つけ出す。始めからそう言えばいいのに。(笑)そのRyanは庭に出て、飼い犬に吠えられて飛び上がっていました。Ryanは犬が嫌いなのか?(爆)そしてRyanの不幸はここから始まっていたのですね。庭に捨てられていた凶器と思われるアンティークの剣から持ち主の指紋が出て、呼び出したところメーガンに剣を盗まれたと主張する。「私が75,000ドルもするローマ時代の剣で雇ったシェフを刺すとでも?」「鋭い刃をしているかぎりはね。」庭に捨ててあったとしたら、取り戻すために刺したという説は消えますね。いつもの事件と違って、メーガンは命を取り留めた。当然、ベッドサイドに向かうのはHoratioですね。(笑)出張シェフはセレブを顧客としているためか、かなり金を儲けているようです。その金が目当ての犯行だったのか?改めて証拠を探すために現場に戻ったCalleighは戻ってきた犯人に襲われてしまう。ここで、後からEricが来るからと安心してたことが災いしましたね。まあRyanが来ることになっていたとしても油断したでしょうから、Calleighを責められませんが、銃を奪われてしまう。Ryanがびびった犬が、事件解決のキーとなりました。犬は怖いが、動物トレーナーのお姉さんには茶目っ気たっぷりなRyan。(笑)犬が犯人の特殊な布を使った服に噛みついていたおかげで、セレブのデザイナーに行き着く。ここで、なぜかセレブを激写するパパラッチを発見。押収したフィルムにはなんと、CSIチームの写真が含まれていた!!おっと、例のロシアギャングのSarnoffが言っていた「お前の部下も見張っているぞ」という事実を掴んだと言うことでしょうか。ここで、Calleighが"And They're Offed"で乗馬デートしたシーンが写っていて、Ericはちょっと機嫌が悪い。(爆)それを知ったCalleighは「彼に連絡しなくちゃ」と言うと、「どうして電話番号が判るの」とここはjealousなEric。本人があれだけモテモテだったのだから、ちょっとくらい良いじゃないのと思いますが。RyanもC/Eの関係をちらりとひやかしたりしておりました。カメラマンはCSIの写真を撮って「何が悪い」と開き直りますが、「あんたは本物だね(a real piece of work)。父親と同じように。」と言われてEricはかっと来る。どうやら、本当にCSIチームがターゲットになっているらしい。シーズン始めにHoratioが死から蘇ったばかりなのに、また緊張が走ります。さっそく刑務所のSarnoffに面会するHoratio。「Ivan、オレンジ色が似合うようになったな。」「いくら着ても足りないさ。」ふふふと不敵に笑うHorato、この辺はほとんど劇画の世界ですね。(爆)Sarnoffも真実をしゃべるわけもなく、とりあえずボス同士警告したということでしょうね。メーガンを襲った犯人は、果たしてSarnoffの部下なのか?ご丁寧に、疑われまいと自作自演でセレブ強盗に襲われたと訴えたのは、デザイナーの個人トレーナーでした。彼は単なる盗みの下働きでしたが、誰の命令でやったのかについては怖がって言葉を濁す。そして、やはり犬から犯人が浮かび上がる。メーガンを襲ったのも、Calleighを襲ったのも、Sarnoffの部下のSergeiだった。HoratioとCalleighが2人揃って逮捕に向かうのも久しぶりですね。銃を構えた姿がカッコ良すぎる!「両手を頭の後ろだ」と声は落ち着いていますが、手は荒々しく動く。(爆)金目当てで殺すつもりはなかったと言いますが、Sarnoffも地味な仕事をさせていたわけですね。そして、望遠で撮った妙な画面だなと思ったらなんと、Sergeiが狙撃されてしまう。実は、CalleighとHoratioがターゲットだったのか?その嫌な予感は的中し、Ryanが誘拐される?!「俺は何もしゃべらないぞ。地獄へ堕ちろ。」Ryanはロシアギャングに拷問されていましたが、彼らは何を知りたがっていたのでしょう。しゃべらせるためには半端な事はしないでしょう。きっと身体のどこかを切り落とされるのだわ~(泣)Horatioは果たしてRyanを救い出すことができるのか、またFrankとNataliaも見張られているということで、この先のマイアミチームはどうなるのでしょう?Horatioが本気になったら怖いはずですが、"Rio"の二の舞はごめんです。そういえば、Yelinaが受けたEricの暗殺指令はどうなったのだろう?今週も頼れるラボガイTravers登場。落ち着いた感じが良いですね。そしてラッカーのかかった剣についた指紋の取り方、ビニール袋に着いていた犯人の残り香を固定する方法など、CSI的な見せ所もありました。Horatioも現場で手袋をしていたし(当たり前か!)、最近のマイアミは科学捜査の部分をちゃんと見せるようにしています。それにしても、Ryanが心配です!!
February 21, 2010
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これまで飛行場(滑走路)のシーンは何度もありましたが、空港の建物の中というのは記憶がない。しかも、本格的な機内での撮影となると第1話"Golden Parachute"以来ではないでしょうか。そう言う意味で、いつもと印象が違って新鮮でまるでベガスかNYを見ているようでした。ゲストに先週に続いて「カイル-XY」からジェシー役、Jaimie Alexanderが出ていましたね。連邦航空保安官は「The Wire」のカーバーでした。以下ネタバレ注意。飛行場のバッゲージ・クレイムで荷物と共に、その便のファーストクラスのフライトアテンダントだったスザンヌが血まみれの死体で転がり出てくる。Ryanが第一発見者の親子に「君たちの荷物はもうちょっと待ってね、ごめんな」と接する様子が良い感じです。そして「酔っぱらったフライトアテンダントがどうやって荷物扱いになったかだ。」というEricの台詞でスタート。今回もHoratioじゃないのですね。(爆)ベルトコンベアに乗せられたときは生きていたが、途中の行き先仕分け棒に頭をぶつけてスザンヌは死んでしまった。ならば誰がコンベアに載せたのか?検死医見習いのKyleはスザンヌの頭を洗うだけでなく、彼女が違法なフランスの睡眠薬を飲んでいたことから、誰かとSEXしたかも?という会話を聞かされ、未成年にしてはかなり刺激的な仕事をしておりました。仕事とはいえ大丈夫でしょうか。それでもKyleはさすがHoratioの子ですね、手のひらに残るたばこの火傷のあとを発見。もしかして、父を見習っていつかは犯罪捜査官になりたいと言い出すのかな?(爆)スザンヌはどうやら客室の床にあるドアから貨物室へ転がり落ちたと見られ、その近くの席に座っていた連邦航空保安官がデイド署に呼ばれる。さっそくFrankと銃を差し出すかどうかでにらみ合いになる。「このヒコーキお巡りさん(sky cop)が銃を寄こさない。」「私が出せと言ったからというのはどうかな?(How about because I said so.)」と、ここはHoratio節と言いたいところですが、実際はマイルドなHoratioです。ただ、何かうさんくさいものを感じたのは確かでしょう。「ただ仕事をするだけだ。(I just do my job.)」という保安官に「では、私の仕事を見るんだな。(Now watch me do mine.)」とここはお決まりのにらみ合う2人。(爆)今回のフライトでは、乱気流に見舞われたことが一つのヒントになりましたね。前々回からLove×2のE/Cはファーストクラスの証拠を調べておりましたが、マイアミで初めてか?というのがEricの「妄想シーン」ですね。愛するCalleighと2人でシャンパンを飲みながら旅行に行く…もしかして、シーズンフィナーレではEricがヴァケーションでチケットを手渡すシーンがあるのかしら。その他、CalleighがEricにコーヒーを持ってくるシーンで2人がニヤニヤしりと、幸せすぎて何だか怖いです。(笑)ただ、上手くそう言うシーンを挿入するものですね、感心してしまいました。スザンヌは若いアテンダントだったが、飲酒癖があった。しかも、誰とでも寝るという問題児。何かを悩んでいてしかも、イケメンの機長と飛行機の中でSEXしていた。なんと飛行機には「ロンパー・ルーム」と言う、家で言うと屋根裏部屋のような場所にベッドが置いてあって、そこで乗務員が休憩するらしい。その部屋を偶然発見したのはNataliaとRyan。ついRyanが口を滑らせる。「うちも最近はこういう部屋が必要かも知れないなあ。」「銃器ラボを改造したら良いんじゃない?」「きっと喜ぶだろうね」「誰が?」この後のNataliaのリアクションが最高。「え?EricとCalleigh?うそでしょー!?」Ryanは証拠はないがそんな気がする、と言い始めたのでNataliaは「聞きたくない~(la, la , la)」と逃げておりました。(笑)スザンヌの同僚Jennaによると、スザンヌにはストーカーがいるらしい。ベテラン乗務員を困らせる問題児もあがめる輩がいるのですね。今週もHoratioは白衣を着てラボに立つ。彼にかかるとすぐに手がかりが見つかります。(笑)そして、Kyleの前でもHoratioは見本を見せます。「何を探しているの?」「重力を探しているのだ。」「どういうこと?」「血痕の形が違う。つまり、犯人を見つけたということだ。」スザンヌが飲んでいた睡眠薬を密輸していたのはなんと連邦航空保安官でした。やっぱり怪しい男だったのですね。(笑)そして、それを受け取って運び出すのはJennaの役目だったがそれをスザンヌに目撃されてしまったので、眠らせて貨物室に落としたが、運悪くコンベアの上で死んでしまった。キツイ物言いではなく、Horatioは「殺人はいつだって大事(big deal)なんだよ」と言い含めていました。言い訳を並べるときのJamieは、まるでカイル-XYのジェシーそのものでした。実際、女性の手で全ての犯行をするのはちょっと無理があると思いますが、そこはスーパー人間のジェシーのイメージがちらつきます。ラストはAlexxに替わって、スザンヌの遺体をKyleが片付けておりました。こうしてKyleは目の前で人生の間違いを犯した実例を見続けるのでしょうか。深読みすると、先週薬物依存の可能性のあるDr.プライスがそれを知られてKyleに罪を着せるとか、逆にKyleが彼女の秘密を知ってHoratioに知らせるという展開が待ち受けているのかも知れません。今週もワイルドでラブリーなAVラボGuyが出ておりました。また、お久しぶりのValeraも!彼女の髪の毛はブルーネットに戻っていましたが、なぜかNataliaと同じようなストレートなボブでしたね。(笑)
February 13, 2010
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タイトル(原題)から見て、いつもの脱力エピかと思いましたが、なんのなんの、これは見逃してはダメですね。さすがマイアミです、しっかりとこれからの展開の伏線を張っています。ネタバレせずにご覧ください。ゲストはThe O.C.でキルスティン役のKelly Rowanと、カイルXYのパパ、Bruce Thomasでした。実はマイアミの撮影所はThe O.C.の撮影所と同じなのです。キルスティンの会社の建物はデイド署の建物と同じ、つまりこの撮影所の本社なのです。以下、ネタバレにつき注意!いかにもマイアミに出てくるタイプの金持ち女性Amyが「離婚パーティ」なるものを開き、招待者に晴れてシングルに戻ったことを祝福してもらう、という趣味の悪いパーティで、なんと元夫のRodgerが首つり死体でお披露目されてしまう。これはしゃれになりません。検死医のDr.Priceによると、自殺じゃなければ東屋の上に昇れるはずがないというが、Calleighはさすがにロープの結び方が右利きで、Rodgerが左利きなのでこれは殺人だろうという。その時に、東屋が崩れ落ちてDr.Priceの肩の古傷にに板が当たって痛めてしまう。「私の遺体が…」「いいえ、犯罪現場よ」と、今回もオープニングの一言はCalleighでした。元夫の死を悲しまない妻にHoratioはまず「ご主人がお亡くなりになっておめでとうございます。」と一言。(爆)夫が殺されても意味はないという妻に、「今はね、でもそのうち。(Not now, but it will)」と陰険なところを印象づけていました。現場に残されていた釣り糸から、Rodgerに見立てた首つり人形がおちることになっていたことがわかった。その仕掛けをしたのはセレモニーの司会者、Glenn Wagner。彼はTrippに色目を使う。(爆)「俺はゲイに興味ないからな。」爆笑です。ところで久しぶりに登場したのは、ジュリア&カイル母子。カイルがスピードを出して乱暴運転で逮捕されたが、同乗していたジュリアはHoratioに仕事の面接に寝坊して息子に急がせていたという。ちっとも責任を感じていないジュリアにHoratioも口を出さざるを得ない。「カイルにはもっと注意してもらいたい。」「私は良い母親よ、面倒は見られる。」では手を貸してやろう、というHoratioはカイルをモルグでDr.Priceの助手につけて、交通事故とはどういうものかを教育することにした。「(乱暴な)行動には結果が伴うんだ。」始めは強がっていたカイルも、さすがに解剖を見てオエッ。こういうところはかわいいですね。しかし、未成年にいきなり解剖などを見せても構わないのか?父親の許可があるから?そしてRodgerはやはり他殺と判明する。セレモニーの現場で撮影された観客の写真から3D合成で、現場を再現するとそこには夫妻の息子が写っている、これがまためちゃめちゃイケメン。(爆)しかも、新しくなったADラボguyが久々のいい男!ガタイが良くてワイルド系です。Dave Bentonと言って、早速サブキャラ認定です。このRodgerはどこで何の仕事をしているのかわからない、もしかして政府のスパイか?と言っていたら、なんと2つの家庭を持つ重婚男でした。この辺はすぐに予測できました。もう一つの家庭には、対照的に家庭的な妻と娘がいた。どちらの家庭も、そんな事実は全く知らなかったというが、実はAmyの方は知っていたのですね。妻同士が夫の不実を責めるために殺したのかと思いきや、共通点は意外なところにあって、悲しい結果になりました。元はやはり父親が悪いのですけど。一方、ラボで働き始めたカイルはHoratioがRodgerの携帯にかけた電話に出てしまうは、他の被害者の持ち物だったオキシコドンの瓶がなくなって疑いをかけられるわ、散々です。Dr.Priceは息子の様子を見にジュリアが訪れた、と証言。Horatioとしてはこれは見過ごせない(ジュリアがカイルに盗ませた)、ついにジュリアにカイルを手放すように申し入れる。「もう、俺を苦しめただろう?(I think you hurt me ?)」Dr.Priceは母親の不始末を詫び、モルグ助手を辞めるつもりのカイルに辞めなくて良いと優しく接する。そのカイルにHoratioは一人住まいのアパートを与える!!「新しい仕事にアパートかよ!ちょろいぜ。(Sweet !)」「その替わり責任が伴うぞ。判ったか?」父親として息子の巣立ちをうながすHoratioは、誇らし気ですね。それにしても、なぜ自分の住まいに同居させないで、一人暮らしなのでしょう。それほど自宅を見せたくないのか?このおしゃれな立派なアパートの家賃もまさかHoratioが払っているとか?(爆)とりあえず、ジュリアからは離して援助しながらカイルが18歳になるのを待つということでしょうね。実はシーズン7が始まるときに、カイルがレギュラーとして名前が挙げられていたことがあり、もしかしてマイアミに居着くのかと思っていましたが、なるほど、これなら準レギュラーとして出番もありそうです。そして、驚愕のエンディング。オキシコドンを盗んだのはなんとDr.Price本人でした。え~~~~~!?ということは、彼女には薬物依存の秘密があるということですか?それなのに、ジュリアが盗んだかも知れないとHoratioにうそを言ったことになりますね。これは、いずれ明らかになるのでしょうか。もし、明らかになった時にはラボを去るのか?もしかしてこれはAlexx復活の前振りか?とにかく、レギュラーに入ってくる人がこういう形で秘密を抱えていたとは予想だにしませんでした。大変気になります。
February 6, 2010
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前回に続いてまたパプ・ダディ(Sean Combsと表記)が出てきて、『マイアミでもっとも有名な弁護士』を演じるので、正直、冒頭シーンは引き気味に見ていました。最近ではHoratioのオープニングのOne-linerが無いことも多くなりましたが、今回は特別なエピソードの時に使われるロングバージョンの"Won't get fooled again"が使われるなど、Didyの特別扱いは顕著でしたね。でも、途中からYelinaのゲスト出演に思わず身を乗り出し、今シーズンのストーリー、Ericの出生の話になるともう俄然面白くなりました。最後はもうきゃ~。今シーズン必見のエピソードですね。大満足です。Derek Powell弁護士がフィアンセのNadineと共に豪華クルーザーでパーティをしていると男女の強盗が乗り込み、もみ合っている間にNadineが撃たれ死んでしまう。強盗は乗り付けたボートで逃走し、さっそく非常線が張られる。彼らは客の宝石に加えてPowellの仕事で使うノートPCも盗んでいった。どうやらこれが目当てだったらしい。"Derek, I'm sory for your loss."Hは始めからPawellに同情的で神妙な顔をしています。「実は私も」ということが言いたいのですね。(爆)いつもは冷静なPowellも今回は早く犯人を捜せ、と苛ついています。しかし、ノートPCはワイファイのおかげで意外に早く使用中のところを見つかる。一方、Ericは"The DeLuca Motel"以降、ロシア・マフィアで、実の「父親」であるアレキザンダー・シュローバに命を狙われしばらく警護が付いていたがそれが外れることになった。どうして父親を殺す息子を殺すのか、Hは息子だと知らないのかも知れない、と言いますが、Ericはとにかく直接会ってこの目で確かめたいと言う。こちらも、Ericを見守るHの表情が切ないです。そして、驚きのErc暗殺指令がYelinaに下される!なんとまあ、以前にEricを殺そうとしたKate Hawkesの替わりに暗殺者としてGregor Kasparovというロシア・マフィアに雇われてしまった。「私は一人でやるわ。」もう、私立探偵を通り越して、堂々たる暗殺者ぶりです。そして、銃を取り出して本当にEricを殺すのか?!というところで、「一体何があった?」というHoratioと再会、「雇われたのは私だけじゃないわ。」と、盗んだ情報を伝える。すごいですね、この関係は。H/Yは今や殺し屋とダークな刑事ですか、Hは自分のために働く最強のスパイがいるわけですね。(爆)あっさりとシュローバはHoratioに見つかりましたが、Hはロックされていた車にどうやって乗った?こちらも、かつての潜入捜査でスパイのようなことはお得意なのかも。HはEricとシュローバを対面させるが、「お前には何も借りはないぞ」と、「父」は知らぬ存ぜずを貫く構え。Ericは「俺とかーちゃんを捨てやがって!」と怒り爆発で殴りますが、それを止めることもなく、Hはシュローバの吐いた血の中から折れた歯を拾っていました。(爆)そして、Nadineは強盗に撃たれたのではなく、水中からボウガンで撃たれていた。君と婚約者は婚前契約でもめていたんじゃないか、とHoratioは疑いの目を向ける。ということで、久々にEricの潜水シーンがありました!!ところが、そのEricが移民局に逮捕されるとは。ついにあの、キューバ生まれの非アメリカ人という証明書がばれてしまったのですね。(ただ、所内で逮捕されるのはマリファナ疑惑の時に次いで2回目かも?)さっそく面会するCalleigh。「どうして私に言ってくれなかったの?」心底、心配して気遣っている様子がわかります。「こんなのばかげているよ。」「ええ、一緒にがんばりましょ。(We get through it.)」誰かがこの情報を漏らしたに違いない。ピンとくるのはもちろんHoratioですね。(笑)取り戻したPowellのノートPCをHoratio自ら調べる!ただファイルを見るだけなのにまた白衣です。そして、Powellは前回Sheridanの弁護をするときに徹底的にCSIの情報を集め、Ericn出生証明書を取り寄せていたのでした。これはいざとなれば、捜査官として不適格なEricの扱う証拠を除外することが可能になる。そしてEricが海底から引き上げたタンクから暗殺者が判明。前回のゴルフ場で殺されていたLindsay Garlandの父親から依頼を受けていた。取り調べの時は、窒素ガスの中毒で体調の悪い犯人にすがりつかれ、「ベストを尽くそう、お友達を医療施設のある拘置所へ、頼むよ~。」といつになく語尾の上がるHoratioです。復讐の炎に燃える父親はPowellのノートPCからEricの出生証明書を手に入れ、このことが結果的にNadine殺しの捜査を行き詰まらせることになってしまった。Yelinaに引き続き捜査させていたシュローバの身元調査も行き詰まる。そこでまたHが白衣を着て、例の「歯」を調べる。しかも、Calleighと一緒に!お互い愛するEricを守るため、最強のタッグを組んだわけですね。(笑)それにしても、白衣はもう1サイズ大きいの着た方が良いのではと思います。歯から出生地をさぐるのはBONESで良くやる手ですね。シュローバはロシア生まれではなく、ニューメキシコ生まれのアメリカ人で、CIAの工作員として67年にキューバに潜入し、情勢が変わってCIAに捨てられて以降、アメリカ国籍を捨てロシア人のIDを得ていた。Horatioはシュローバに見たこともなかった息子のために力を貸せ、と頼む。ここは、まるでKyleを助ける自分と重ね合わせるかのようです。Nadine殺人の裁判で、PowellはEricがアメリカ市民であることを主張し、彼の人格も保証して証拠が採用され、シュローバが移民局に出頭して、晴れてアメリカ市民であることが認められたEricは釈放される。もちろん、Calleighが出迎えます。Big Hug!「私、あなたと結婚しようと思っていたのよ、でも、お父さんが邪魔をした。」「なんで俺がイエスというと思ったの?もしかして、俺、中で特別な人ができたかもよ。」「彼の料理は私みたいに上手かしら?私の家に来ない?アメリカに来たばかりの人には伝統的なアメリカ料理を作ってあげるわ。」「でも、俺には危険が付きまとうぜ。」KISS「Calleigh、俺は本気だぜ、君を巻き込みたくないんだ。」KISS「ねえ、私の家はマイアミで一番安全よ、どれだけたくさん銃があると思う?あなたは私を守ってね、私はあなたを守るから。」」もう、この一連の会話は最高です。kissもCalleighの方から甘く、軽く。でも、ついにお互い認めましたね。ここまで2人の進展に3年待ったという人も多かったはず。(泣)でも、待っただけのことはあったと思います。自然で困難を乗り越えながらじっくり育て上げた2人には、心配は何もないように思います。そしてラスト、フィアンセを殺されたPowellと娘を殺されたGarland。間に入ったHoratioは、Powellに言う。「これで終わりだな。」「もう、犯罪者の弁護ができるかどうかわからない。」「検察官はいつでも募集中だよ。」「あなたはどうやって奥さんの死を乗り越えたのですか?」「乗り越えることなんかできないさ。(You don't get over it, and you never will. )」うーん、これでHoratioは一生独身ですか。(爆)それよりも、仕事上自分が幸せになることを返上したのだと思いたいですね。EricとCalleighのドラマなので、RyanとNataliaが組むことが多かったですが、防弾ベストも着ないで銃を構えて容疑者のところに踏み込むなど、めちゃくちゃ熱い、ハードな刑事のイメージになりました。まるでキャラが西部警察かと。(笑)Ryanは取り調べの時もベテラン刑事の域に達しています。こうなるとFrankの出番がない?一方、Ericが逮捕されたNataliaの怒りようと言ったら、ものすごい剣幕でした、女性陣でこれだけメリハリがきいたのはAlexxの熟女の押し以来久しぶりです。Horatioが"Are you O.K. ?"と初めてYelinaの身を案じたのは良かったですね。以前は守ろうとしないで、と言われていましたから。それでも、暗殺計画を実行中だとすると、本当にYelinaは大丈夫なのか気になります。彼女が危険になると、Horatioもただじゃおかないかも?形の上では、飛ぶ鳥を落とす新進の弁護士を、ベテラン刑事が教え導いたという感じですが、とにかく、俳優に転向した有名人をメインゲストに迎えて、DCが相手を立てつつリードしているのがよくわかりました。パフ・ダディが特に悪いこともなかったですが、この手の気を遣うお客様は遠慮したいなあと思いました。 "Right Round" by Flo Rida
January 30, 2010
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ゲストに「パフ・ダディ」改め、Diddyを迎え、2月の視聴率アップを狙ったか?しかし、Diddyはごく普通の弁護士役で、特に印象に残るわけでもなく、別に彼でなくても良かったのではないかと思いました。まだ被告が自らを弁護したシーズン3の"Pro Per"の方が印象深いです。私はそれよりも、検察官役のLisa Vidal(サードウォッチのモラレス医師など)の方が気になりました。彼女はマイアミの準レギュラーに入ってもふさわしいのじゃないでしょうか。マイアミ・デイドCSIは、ゴルフクラブで起こった殺人事件の裁判で、有罪を示す証拠について証言を行い、被告人Reyesに有罪が下る。ところがHoratioが被害者の遺体を再確認したところハエが発生していて、殺害場所がロッカールームではなく屋外だった可能性があり、Horatioは「これで全てが変わる」と言う。改めて一から捜査し直すことになったが、6週間も前の事件で、果たしてReyesが無罪となる証拠は見つかるのだろうか?実は被害者の遺体を運んでいたのを見た目撃者がいたのですね。でも、彼女がドラッグにおぼれた過去があるなど、信頼できないとして弁護士のPowell(Diddy)は取り上げなかった。そもそも、この事件はHoratioの知らないところで起訴されたのでしょうか。起訴がずさんな証拠に基づいているような印象を受けました。そして新たな被疑者SheridanからDNAを採取するのに、おきまりな「水」を用意すると、それを今度もまたPawellがあっさり見破ってしまうとは情けない。こんなのCSIの初歩ですが、それをEricに指示したHoratioが○カに見えてしまうじゃないですか。このPowellはReyesの弁護士で、Sheridanの代理人を兼ねると利害が対立するのですが、構わないのですね。やむなくSheridanのDNAを得るために令状を取ろうとHoratioが判事を訪ねると、「もう彼が犯人だと決めつけているんだろう」と釘を刺されてしまう。Sheridanは市長の友人で、重要人物らしい。「確かな理由を挙げたまえ」とは若手の捜査官じゃあるまいし、と思ってしまいました。(笑)行き詰まりの見えた捜査にブレイクスルーをもたらしたのはRyanでした。「俺が何とかする」と、Sheridanを追いかけて因縁を付ける(35マイルのところを36で走った、テールランプが壊れている)と、Sheridanが反論し、それにRyanが過剰に反応してしまう。まるで人が変わったように騒ぎ立て、逆にPowellから苦情を申し立てられてしまうのですが、一体どうしたのでしょう。最近のRyanは態度がでかすぎますが、これも作戦のうちだったのでしょうか?HoratioはIABを理由にしてすぐさまRyanのバッジを取り上げておりました。また経歴に傷が?でもその隙にSheridanの車の写真をしっかり撮影してそれが次の捜査に繋がりました。唯一の目撃者をSheridanが誘拐したと考えたチームは、ついに捜査令状を手に入れたが、自宅を探しても誘拐の証拠は見つからない。でも、我が儘なSheridanから首にされたPowellが有力な情報をHoratioに明らかにしました。つまり彼は良い人だということなのでしょうね。ゲストにかなり気を遣っている印象がしましたけど。そして久しぶりの夜のシーンで、ヘリコプターからHoratioが地上をサーチするのは良かった。ワイヤレスを通したHoratioの声もまた良いですね~当然のようにヘリから飛び降りたHoratioが捕らわれた女性を助けに地下に降りるのは、今回のハイライトです。判っているけど、これがあるからマイアミなのですね。(笑)被害者の父親に片膝を突いて慰めるHoratioにしても、最近は何を見せるべきなのか、制作側も判ってきたのでしょう。(爆)最後は意外なおまけが付いていました。「今日、その日が来たのです。」とやはりHoratioは正義の人でした。そのほか、最初のシーンでハエを探すNataliaとRyanの雰囲気が良いですね。今週は何事もなかったかのようにプロに徹して、E/Cは殺されたリンジーの車の証拠集めをしておりました。そして、それでも足りないとHoratioもまた白衣を着て車を調べていました。Horatioの萌シーンのてんこ盛り?口にくわえた懐中電灯が何とも言えませんが、そんなにドラマチックなBGMを流さなくても良いのでは?(爆)"Gorecki" by Lamb
January 24, 2010
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おなじみの特別ゲストを迎え、Calleighの人間関係にスポットライトを当てたエピソード。意外にも(爆)CSIらしく細かな証拠を集め、そこから犯人を引き出す場面が多かったですね。途中、Calleighの命がどうなることか!とドキドキしましたが、最後は本当にじーんと来て良かった。やっぱり、Alexxが懐かしいです。早く戻ってきて~(涙)以下ネタバレ空き家で異臭がすると通報があり、現場に向かうCalleighとRyanが愉快です。車を乱暴に飛ばすCalleighに、「頭に来た女(mad woman)みたいな運転してたでしょ?」とRyanが声をかける。「嫌なら次は運転替わってね。」と、冷静を装うCalleighはバレバレでしたね。逆に「デルコと何かあったの?」と突っ込まれるということは、やはりこの間の乗馬やら何やらで、E/Cの関係は傍目にもぎくしゃくしているのでしょう。「何のことかしら?」「言っている意味、判るだろ?」「もういい加減にしてよ。」この2人の気さくな関係が良いですね。屋根裏部屋に上がった2人が何者かに閉じ込められ、火災が起こる。CSIが炎に包まれるのは、一体何回目でしょうね。少なくともRyanは2回目?(爆)しかし、Calleighが遺体も一緒に搬出しようとして煙を吸い込んでしまう。このために、後で大変なことになりました。部下が巻き込まれたとなると、Horatioも火災現場で自ら証拠を探します。そこで見つかったのは、不況でこれをビジネスチャンスにしたいと、下見に来ていたJeffの名刺。しかし、死体の男は知らないという。見つかった死体には、ヘロインを常用していた痕跡があり、爪の間から発見されたDNAでAstorという容疑者を取り調べている途中、Calleighは急に呼吸困難になって病院に担ぎ込まれてしまいます。もう、彼女を心配するEricの形相と言ったら、ものすごい。Emily Procterも迫真の演技です。そしてなんと、向かったERでは検死医から仕事を替わったAlexxが待っていました!こんな時に頼れる人の顔を見ると、涙が出そうになります。"Calleigh, stay with me !"Calleighには人工呼吸器が付けられ、Horatioへの説明ではかなり深刻な状態のようで、ベッドサイドではEricがじっと見守ります。「君なしで仕事するなんて、考えられない。君のいない人生なんか想像も付かない。」"I can't imagine going to work without you. I can't imagine living my life without you."ついにEricが告白した?しかし、Calleighは眠ったままですね。寝ているだけでも、Calleighは美しいなあ~遺体から取り出された弾丸で身元が割れ、Calleighたちを襲った銃を持っていたGannon(The Wireの”バード”役)を追跡するMDPD。ヘリコプターまで動員して、最後はRyanが追いかけます。Wire繋がりで言うと、薬剤師がやはりThe Wireでボクシングのトレーナーをしている人でした。NYと違って、マイアミでCSIが走るのはあまり見かけませんね。Flankがゆさゆさ走っていたくらい。(爆)Ryanは若いのでさすがに足が速いですが、最後に良いところで待ち受けていたのはやっぱりHでした。(笑)Gannonは空き家で売買されていたヘロインを受け取りに来て家に火を付け、死んでいた男「ドク」は顧客だったという。その「ドク」はAlexxの勤める病院の外科医で、病院の新薬を街に流していた。その外科医を調べるため席を外すことになったEricは、Calleighの腕に自分の腕時計をはめてやります。「もし、目覚めても僕がついているよ。」というメッセージなのでしょう。(ヴァレンタインの時期ですね、ハート)この外科医は倉庫を改造し、無許可で臓器移植をしていたのですね。久々にAlexxとEricが組んで、即席の指紋検出キットを作り出すなどという楽しいシーンがありました。そして、外科医に移植臓器を渡していたのが、Calleighが取り調べようとしたAstor。闇で臓器を売れば金になる。ところが、手術中失敗が起こり患者が死んでしまった。遺体はエバーグレイズに捨てたという。「いずれも俺のせいじゃない。」「遺体はどこにある?」「3番目の標識、鷹の軌跡を飛べ」「君にとってはそのほうが良いね。」"Well, it better be for your sake."そして、見つかった遺体からは腎臓を売ってビジネスの借金の支払いに回そうとしたJeffの腎臓が見つかった。気の毒に、あの家を買おうと思ったと言っていたJeffは、ギャンブル好きでヘロイン中毒のやぶ外科医に手術してもらったために、合併症が起きてしまった。「奴のせいで、俺は死ぬんだ!」「Jeff、自業自得だ。(It's your fault that you're dying.)」シビアというのか、多少気の毒そうなHoratioのお言葉でした。(爆)もしかしたら、Jeffは公判まで保たないかも知れませんね。危機を脱し、目覚めたCalleighは「メッセージ」を受け取ったでしょうか?「あなたがいたのは判っていた。」「まさか。じゃあ、言ったこと聞こえた?」「ええ、夢を見ているみたいだった。」「あれは現実だよ。」「死なないで(Will you stay with me ?)でしょ?」「外れだ。いや、君が望むならいるよ。(No...Yeah, as long as you want me to.)」力が入った分、Ericは力が抜けてしまいました。(爆)あ~どうなるこのすれ違い。固唾を呑んでキスするんじゃないかと待っていたのですが、残念でした。そして、別れ際にAlexxとHoratioがにこやかに現状報告していました。Alexxは息子との時間を増やすために、週に2,3日のパートタイムをして母親業に徹しているらしい。「ところであなたたちの方はどうなの?」「がんばっているよ。(WE are hanging in there, Alexx.)」この"WE"が誰のことなのか、ラボのメンバーのことなのか、カイルと自分のことなのか?が気になりますね。AlexxはHoratioを家族が揃う夕食に招き、2人は気心の通じる者だけに判るハグを交わしていました。実に美しいシーンでしたね。いつかAlexx(Khandi)も子供が手を離れたら戻ってきてくれるでしょう。最近はどんどんRyanがかっこうよくなりますね。タイトルはナット・キング・コールの名曲「煙が目に染みる(Smoke gets in your eyes)」をもじっていましたね。邦題は私のレビューから取りましたか?(笑) Thompson by The American Dollar
January 17, 2010
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7年間やってきて初めての競馬をテーマにしたエピソード。なんと騎手は女性です。NYとのクロスオーバーでもポロシーンでちらりと馬は出てきましたが、今回は競走馬の美しい姿がたっぷり見られました。Calleighがネクタイにベストという、これも競馬がらみファッション?Ericのジャケットもいつもとは変わっていましたね。相変わらずHoratioは馬には近づきませんが(笑)、チームにまた暗い影が近寄ってきて見逃せません。成功した馬主、Robert Banyonが自分の豪華なスウィートルー ムで、後ろから家畜用のボルトガンで撃たれた。「外には10,000人の観客がいるのに」誰も見ていないというDr.プライスに、"And one of them is MY killer."と答えるHoratio。そんな、競技場に犯人が残っているとは限らないじゃないか、とまず突っ込み一発。(笑)EricとCalleighは昨日は飲み会があったらしい。でも、Calleighは参加しなかった。Ericは気になる。「だって疲れていたから、帰って寝てしまったの。」マイアミで、カップル以外のグループの交流があるというのは初めて聞いたかも知れません。そして、シカゴで有名なセレブなTruffle(お菓子のトリュフ)を見つけて、「これ、おいしいのよ、私大好きなの。マイアミじゃ売っていない。」と言われると、Ericとしては何かのサインだと思うでしょうね。(爆)Banyonと会っていたシカゴの社長は「ギャラクティカ」でフィスク副長をやっていた人ですね。この人は最後まで疑いをもたれることになりました。もう一人、怪しい動きをしていたのは元ジョッキーで今は落ちぶれ、ゴミ箱から当たり馬券を拾って歩いているScott。もったいないことをする人もいるのですね。そして、今回注目されるのは、9話の"Power Trip"で、Ryanが子供の送り迎えをしていた理由です。その子ビリーがRyanの名刺を持って競馬場に現れた。競馬場で働いている父親を探しに来たという。"How about if we find him ?"と、ここはいつものHoratioの子供プレイです。(笑)Hummerに乗せて、家まで行くと中では父親とRyanがロシアのギャングと格闘をしている。一体何があったのか?Ryanによると、ビリーの父親マークとはRyanがギャンブルでトラブルがあった時のスポンサーだったが、彼は薬物で問題を抱えており、時々子供を預かっていたらしい。一度ギャンブルで職を失っているだけに、HもRyanには厳しい表情で、なぜロシアのマフィアと闘う羽目になったのか探るように命令する。”You'd better find out."「調べた方が良さそうだ。」一方、Banyonの馬、Backdraftの厩舎を訪れたCalleighは馬にはとても詳しいみたい。Ericに「馬が耳を後ろにするときはuncomfortableなのよ。」と、嫌われていると言う。(笑)この厩舎のテレンスという男は、そんなCalleighを気に入ったみたいでさっそくナンパ。馬に乗らない?と誘ってくる。もちろん、Calleighもまんざらではなさそう。凶器のボルトガンはここで見つかった。Backdraftに騎乗していたジョッキーは、あまりにのろいので違法な電気鞭(jigger)を使っていたという。キャリアを積むためにはどうしても勝たなければならなかった。次第に美しい馬たちがかわいそうになってきます。ロシアのギャングは、Hに捕まる前に自殺してしまった。そのズボンからコカインが見つかり、マークもコカインをまた始めたと認める。取り調べたRyanはマークに対して高圧的な態度です。自分のことは良いの?最近、「そんなの人間じゃない」というホレイショの「Super H」に対して、態度のでかいRyanのことを「Super R」と呼ぶ人も現れるほどです。(笑)ドラッグの金を集めに来たというギャングの身元は、やっぱりあのロシアギャング(4話、"Raging Cannibal")のボス、Ivan Sarnoffへと行き着きました。「生まれ変わったら、君と私は同志(comrades)だろう?」というこの男、自分にはたくさんの忠実な友人がいるというので、Hは"And you're gonna need everyone of them."「全員が必要になるだろうね」と宣戦布告。結局、マーク本人にはコカイン使用の痕跡は見られず、それを馬に使って八百長レースを行おうとしていたわけですね。競馬場で働くマークの借金を肩代わりしたSarnoffがBackdraftに薬を盛らないと、金を返してもらうぞと脅し今日の事態となっていた。これは今日に始まったことではなく、どこまでもついて回る。逃げればよいのにというRyanに、Hは逃げ回る必要もないかも、と言う。結局、マークは薬を盛らなかったと言いますが、今日のレースを勝てたのはやはりあのjiggerのせいだったのか?実はこのBackdraftは元々、あの馬券を拾っていたScottがオーナーで、Banyonに騙されて買い取られていたのでした。殺しは恨みを持つScottによる犯行と解り、一方、マークはSarnoffを呼び出して後一度だけ薬を盛るから、それで手を切って欲しいと嘆願する。マーク役はへたれ男役では頻繁に顔を見るJosh Hopkinsでした。最後のHは一体どこから出てきたのやら。(爆)"So Ivan, I guess that makes this post time, huh ?"「なあアイヴァン、これをゲートインとしようじゃないか?」まあ、決め言葉的には一番の盛り上がるところだと思います。(笑)「これだけたくさんのレースを妨害していたら、30年はくだらないな。」というRyanはそれに輪をかけたような態度のでかさ。(笑)ついにSarnoff逮捕となったわけですが、どうやらこのままでは終わらないようですね。アイヴァンは「お前のチームをバラバラにしてやる。お前とお前の部下を見張っているぞ。」とすごんでおりました。この展開も、以前にあったような気がしますが、Ryan、Eric、Calleigh、そしてHoratioはギャングに見張られるらしいです。ところで、Calleighはテレンスに誘われて馬に乗りに行き、Ericはそんなことも知らずにCalleighの大好きなトリュフを持って行き、いないと判って机の上に置いて帰る。Ericがタイミングが悪いのか、Calleighが悪い女なのか、とにかくこの2人が素直にくっつくのは先の話になりそうですね。Emily Procterはもう、「馬上ゆたか」という感じ。あまりに美しいです。今週も、トレースラボ職員のTraversが登場、イギリス人は馬に詳しいことをアピールしておりました。(笑)AVラボのJaneも。せっかくのアジア系なので、ベガスのアーチーの様にもっと育って欲しいですね。
January 9, 2010
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血まみれになって歩いている男。どこから来たのか判らず、しかも記憶を失っている。しかし、何か事件と関わっているのは間違いない。シーズン1の"Slaughter House"を彷彿とさせるオープニングで、事件は最後まで二転三転、犯人は誰か判らず目を離せませんでした。それだけでなく、Ericのキャラクターを掘り下げる形がマイアミらしくて良かったですね~記憶喪失の男に嘘をついていると声を荒げるFrank、それを押しとどめ慎重にならなくてはと優しい目をしたHoratio。容疑者が仮に犯行を犯していもそれを覚えていないとなると、どうやって証明するのか、あるいは罪を認めさせるのか、マイアミとしては珍しく(?)興味深い展開になりました。途中、FBIの最新の脳波測定による嘘発見器が出てきて、まるでDr.HOUSEのような感じでしたね。(笑)でも、このエピソードのメインはやはりEricで、Calleighとの微妙な関係が描かれました。記憶を失った青年ダグに「僕も記憶をなくしたことがあるよ。だからゆっくりやろうよ。」と声をかけるEricは、完全に感情移入しています。それが青年を始めから犯人と見なすRyanに、つい意見してしまう。いつもEricを見守っているCalleighは心配し、すかさず声をかける。「ウルフは結論に飛びつくんだ。」「自分への当てつけだと思ったのね。」瀟洒な家で殺されていたのは、ファイナンシャルアドバイザーのミッチ・クロフォードとその家族で、ミッチは昨今の不景気で損をさせられた客から訴えられており、犯人はその中にいる可能性がある。しかし、ダグは相変わらず不利。現場にはダグのハンマーが落ちていた。ダグはクロフォードの殺された写真を見て激しい反応を見せている。実はダグには、辛い過去があったわけですね。8歳の時に、目の前で自分の父親が殺され、父親の体からナイフを抜いた経験があり、それがトラウマとなって、最初の記憶喪失を起こしていた。そしてクロフォードが殺されるのを見て、そのときの記憶がよみがえったらしい。Horatioでなくても「どちらの殺人を覚えているのか」気になります。ミッチ・クロフォードは押しかけるクライアントを避けるために、家族で逃亡しようとしていた。ただ一人助かった長男ローガンは、軍のアカデミーに入っていて、その時間帯アリバイがあるという。ダグはその家の大工仕事をしていたことは判っている。証拠から、2番目の容疑者としてクロフォードと明らかにもめていたクラブオーナーが浮かび上がる。「あなたを追う理由はただ一つ、動機です。」(One of the thing going for you..MOTIVE)こういう時のHoratioのいやらしさはぴかいちですね。(爆)ところが、Ryanが見つけた足跡はダグのものではなかった。なんとローガンが家の外から父親が赤い帽子を被ったダグに殺されるのを目撃していた事が判る。やはりダグが犯人なのか?先日来から登場の、イギリスアクセント?を持つラボ職員Michael Traversがまた登場。「statue analysis」というイギリスでは実験段階の手法で、靴跡から身長体重が推測できるらしい。CalleighとEricはダグが捨てたと思われる赤い帽子を見つけるために、ダグが歩いたルートを探すことにする。ここで、信じていたダグが犯人の疑いが濃くなり、またまったりとしたC/Eトークが始まります。(爆)「あなたはダグとは違うわ。」「君の友情は、とても大事なことなんだ。」(Your friendship means a lot to me, Calleigh.)「あなたがそう思ったとは知らなかった。」(I didn't know you felt that way.)「何で判ったの?俺のファイルを読んだ?(笑)」「あれは関連のない事件で、あなたのプライバシーを尊重することは私には大事なことだった。(だから読んでいない)」そこへ、Frankがやってきて「このピクニックの責任者は誰だ?」(who is organizing this picnic ?)と突っ込みを入れる。なんとなく、2人の関係に気づいたんじゃないでしょうか。(爆)Frankは今回もおいしいですね。帽子を探しながら、捨てられたブラジャーを拾い上げるんだから。ダグの被っていた帽子は、Ericの執念によって見つけられ、やはり彼が犯人だったのか?ということになる。あれだけCalleighに気遣ってもらったEricは何を見栄を張っているのか。「さっきのことだけど、君を困らせるつもりはなかったから。」"About what happened earlier,I didn't mean to put you on the spot."「もう良いのよ。」"Forget it."「もし、そうしたくないなら?」"What if I don't want to ?"「私、訳がわからないわ。あなたはどうしたいの?あなたの口からその言葉を聞くまでは、あなた自身そう信じているかどうかもわからない。だから自分で言って欲しい。私の言っている意味判る?」"Eric I am so confused. What do you want ? You are gonna have to tell me because until I actually hear you say the words, I don't even know if you believe it yourself.Do you know what I'm saying?"「ああ、判るよ。」"Yeah, I do."もう、Ericのバカバカ!シーズン6で、CalleighはEricが彼女のことを思っていることはファイルを読んで知っている。けれども読まなかったと黙っていることにしている。でも、いい加減思っているなら、なら自分から言って欲しい。一体、Ericはどうしたいの?!微妙なC/Eを尻目に、Horatioは最後までダグが犯人だとは信じていないようだ。今週も白衣を着て自ら帽子を調べる。これはサービスショット?結局、ダグは何者かに銃で脅されてミッチ・クロフォードを刺せと言われたのだった。では、誰がダグを脅したのか?その目的は何だったのか?殺人事件としては、かなり凝っていてベガスのエピソードのようでしたが(爆)、エンディングは苦い終わり方でしたね。「第2級殺人だ。」「じゃ、やっぱりボクは刑務所に行くのですね。それともまだ望みはあると思いますか?」本当に気の毒そうなHoratioは、ダグの肩に手を置いて「もちろんあるとも。」と答える。彼もまたHoratioの尽力で罪が軽くなるということだと良いのですが。今週もValeraの顔を見られたのは良いのですが、あのヘアスタイルは某カリスマ美容師に似ていない?ちなみにRyanのヘアスタイルは、次第にかさ高くなっていき、態度もどんどんでかくなってきました。Horatioを立たせて、どっかり座ったままなんだから。(笑) "Green Light" by John Legend "I'm So Paid" by Akon feat. Lil' Wayne
December 27, 2009
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またまたオープニングが凝っていましたので、どうなることかと思いましたが、久しぶりに痛快で正義感溢れるマイアミらしいエピソードでした。Horatio、かっこいいぞ~Nataliaも大活躍でしたね。シーズン3くらいまでのマイアミは、ロケーションを生かして地域の抱える人種的な問題をテーマにすることが多かったと思います。ふと頭に浮かぶだけでも、"Wet Foot/Dry Foot"、"Simple Man"、"Death Grip"、"Blood Moon"、"Pirated"など。もちろんマイアミはギャングの出てくるエピソードは珍しくないですが、最近では国際テロやシンジケート、マフィアなど外の敵と戦うことが多くなり、本来警察が守るべき地元の人たちの生活に目を向けることが少なくなりました。そういう意味で、今回は原点に戻ったようなエピソードで、Horatioのラストのセリフがそれを表していたと思います。地域の少年たちにギャングには入らないように声をかけ、職業教育を施したり正しい道に進ませようと命を賭けていたOlvera牧師が銃弾を受け、建設現場に生きたまま埋められていた。工事担当者はそのことを知らずになんと牧師の身体の上からドリルを下ろし殺してしまう。Olvera牧師の行動は地域の一部の人間たちからは快く思われておらず、ホームには嫌がらせも絶えなかった。それでも牧師は引き下がることはなかったという。第一犯罪現場の近所の人々は、地元ギャングCrameoの報復を怖れて何もしゃべらないが、有力な証言をすれば大金がもらえると知って勇気を出して出頭してくる女性、Yolandaもいる。最近、建物に落書きされた中に、出所したばかりの元ギャングのリーダーSalazarの名前があり、しかも、牧師を撃った銃とSalazarが10年前の事件で使った銃が同じだと分かる。しかし、Salazarは関わりを否定し更正したと主張する。「俺は光を見た、警部補。俺はちゃんと更正できることをみんなに知らせて回るんだ。」「私も同じだよ。」"You can keep dogging me, but I saw the light. I'm reformed, Lieutenant. I'm walking proof the system works." "So, am I."やがて、Crameoの今のリーダーVargasが牧師を脅していただけでなく、Salazarを装って貨物コンテナから爆発物を盗んでいることが分かる。SalazarはHoratioに協力を申し出る。なぜなら、Olvera牧師が何度も刑務所を訪れ自分を改心させてくれた、自分も部下たちを正しい道に進ませたいと思うから。Salazarはあえてギャングを内部から解体させようとしている。「だからここへ来た。俺を信じてくれ。」「なぜ私に?」「刑務所の中でガキが死んだのを見た。ワルのやることなど誰も気にもしないがある警官が正当防衛だったと証明してくれた。奴に正義を与えたんだ。それがあんただ。」「俺をがっかりさせるなよ。」それはシーズン4の"48 hours to life"のTobey Hollinsのことでした。彼はHoratioのおかげで罪が軽くなったのですね。一方、Nataliaは、殺害現場の近くでギャングの抗争に巻き込まれ娘が殺された母親の悲しい願いを叶えてやる。葬式をしようとすると後から高い金を取ろうとする葬儀屋に、Nataliaが泣きの芝居を見せて近づくと、「私に嘘をつくなら詐欺で起訴するわよ」と厳しいお言葉(爆)さすがに怯えた葬儀屋に同じ料金で葬儀のアップグレードを認めさせる。それだけでなく、死んだ娘の弟は、なんと牧師を殺害した凶器を持っていた。ここで、捜査は一気に進展し、殺害事件は解決へ向かうが、盗まれた爆薬は以前行方が分からない。しかし、Salazarが爆弾の在処を聞き出し、Horatioが向かったハウスには、人質に取られたYolandaが…もちろん、最後は「30秒しかないっ!」というEricをよそに、家の中に入っていくH、そしてEricは爆風でひっくり返っているのに、何もなかったかのようにYolandaを抱いて立っているH。(大爆)いつものように大いに突っ込みたいところです。(笑)Salazarは残念でしたね。多分そうなるとは思っていましたが、おかげでHoratioの立て膝、悲しみのポーズがたっぷりありました。そして、ギャング団は解散、Nataliaは娘の葬儀に参列し、人々は平和を取り戻し、壊れたハウスを建て直すことに。Yolandaは、懸賞金を子供たちのため、コンピューターを買ってやろうと言う。もう、素晴らしいエンディングです。シーズン2の"Pireted"で、壊された店をみんなで片付けていたのを思い出しました。「このために私たちは仕事をするのよね?」「そうだ、まさにこのためだ。」N:"This is why we do, isn't it?" H:"Yep, this is exactly why we do it."今回は、本当にNataliaがよくやりましたね。しかも、久しぶりにCalleighとHoratioが同じ場所で、会話を!(笑)Valeraも久しぶりで、証拠を処理する地味なシーンがストーリーにきちんと組み込まれて、よく出来ていたと思います。爆発シーンはやっぱりサービスか? "Freedom" by akon "I'm a Liar" by Bryan Adams
December 20, 2009
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前回、ちらりと見せてくれたキャラクター・ストーリーは驚きの展開となりました。いろいろ突っ込むところはありますが、新たに生じた謎に目が離せません。注目のエピソードであることは間違いなし。今シーズンはこの路線で行くのかなあ。安っぽい場末のモーテル。子供の泣き声やヘリコプターの爆音が聞こえ、宿泊客の様子も様々。マイアミでは珍しくリアリルな描写です。キューバの音楽が流れるのも久しぶりでしたね。そのモーテルに現在Ericが住んでいるらしい。この間シャワーを浴びていたのはこのモーテルの一室だったのですね。しかし、Ericは周囲を見回し、自分の車に爆薬が仕掛けられているかどうか確かめるなど不審な動きをしている。一体、Ericに何があったのか?突然、外で銃声が聞こえてEricの部屋にも銃弾が撃ち込まれる。Ericは外に飛び出すが、犯人の姿はなくプールには目隠しした死体が浮かんでいる。警察が呼ばれ捜査が始まると、HはEricに「大丈夫か?」と声をかける。気になるのは怪我や犯人のことではなく、やはりEricがなぜここに住んでいるかだ。Ericはコンドミニアムが改修中で、安いから一時的にここに滞在しているだけ、と明るく答えるがHは納得しない。"I guess that didn't last long. Huh ?" 「長く続かなかったようだな?」Hだけでなく、FrankもCallleighもEricの行動を不審に思って心配する。Ericとしてはあれこれ詮索されたくないから黙っていた訳だが、Calleighは「今でもあなたが怪我するのが心配なのよ。」と気遣う。一方、Ryanは汚れた壁紙を見て「良い部屋だよな。この色あせた壁紙、女性が喜ぶ。」と皮肉混じりだが、やはり何か隠しているのではないかと察したようで、テーブルの上のあったメモをHoratioに渡す。EricはEnricoという男に1000ドル渡しており、Ryanには嘘をついていた。Ryanは例の賭をしていたとき、後ろめたい事をしている者の習性で真実を隠していたので、Ericの行動にはピンとくるものがあるという。Horatioは関与すべきと判断し、Ryanには捜査に専念するように言うと、自らEnricoに会いに行く。EricはEnricoにキューバである法的な書類を手に入れるように依頼していたらしい。「もし、Ericの身に何かあれば、お前責任を取らせるぞ。」「それは脅しか?」「脅しだ。」あまりにも強引な物言いですが、Horatioらしいとも言えます。(笑)それにしても、銃撃事件はEricを狙ったものだったのか?プールの死体は大学の友愛会に入ろうとして、別の部屋でイジメを受けていた学生だったが、彼も狙われたのか?実はEricの部屋に打ち込まれた弾と学生の身体から取り出された弾は別物で、銃は2丁あったわけですね。ついにEricは最近、Ericは誰かに見張られ、身辺を洗われるなど良くない事が起こっていた事をRyanに告白。それでモーテルに身を隠していた訳だが、Ericの居場所を知っていたのはEnricoだけ、ということで再びEnricoを訪ねたEricは彼の死体を発見する。Enricoが手に入れたのはEricの出生証明書だった。事件の関係者であることから、HoratioはEricを捜査から外す。Dr.プライスもEricに危険が迫っているのではないかと気にする。凶器の銃が見つかり、学生の死は金がなくなったともめいていたカップルの誤射が原因だったと分かる。その金の入った鞄を、モーテルの別の部屋に泊まっていたカップルがエアコンの通風口の中で見つけていた。発見し大喜びした夫は心臓発作で死に、身重の妻が遺された。妻は夫の障害年金を当てにし、夫を氷付けにしていたのをCalleighが見つける。しかし、これは銃撃事件とは関係なさそうだ。Calleighは見つかった金からドラッグがらみの証拠を掴み、自分のものであると主張するならカップルに嫌疑をかけるつもりだが、カップルがそれを知らないと放棄したので、金に困っている拾得物として身重の女性に返す。Calleighは「感謝しなくていいのよ」と言って、大岡裁きのような粋なことをしたわけですね。(涙)そしてついにEricのママが登場!これまでMarisolの結婚の時も彼女が死んだ時も、またEricが撃たれたときも顔を見ることができなかったのに。(爆)そして語られたEric出生の秘密とは?シーズン1で、Ericを妊娠中のママとロシア人のパパがより良い生活を求めて、キューバからアメリカへ渡ったという話がありましたが、真相はそうではないらしい。Ericが取り寄せた出生証明書はキューバ政府のもので、Ericはキューバで生まれており、父親の名前はアレキザンダー・シュローバとなっていた。実の父について、ママは涙を浮かべてキューバの工場のボスだった「悪い人」で、「あれは間違いだった。」と言う。「お願い。もう聞かないで。あなた命を狙われているの?」その男はもう存在していないらしい。Ericは辛い過去を打ち明けたママを気遣う。しかし、Ericはやはりシュローバに狙われていた。HoratioとRyanは殺し屋の女を捕らえるが、彼女からシュローバの情報を得ることはできなかった。Horatioは「これはまだ始まったばかりだ」という。なぜ、Ericの実の父親は息子を殺さなくてはならないのか?第4話のロシア人ファイトクラブのオーナーがここで関係してくるのか?Ericの現在の父であるDelektorsky氏は、息子の出生の秘密を知っているのか?謎が謎を呼びます。それだけでなく、キューバの出生証明書に「4-8-94」と書いてあるのはまさか94年生まれですか?いや、受け付けられたのが94ということですか?CSI:FilesのBBSによると”Certificacion de necimiento”という表現は明らかに間違いで、キューバなら"certificado"のはずだとか、いろいろと盛り上がっておりました。次週以降気になりますね。このエピソードでRyanとEricがわだかまりをなくして完全に仲直りしていたのが良かったと思います。Ericも複雑なキャラクターになりましたね。一見関係なさそうな宿泊客がそれぞれ関連していて緊迫したエピソードでしたが、唯一笑わせたのがFrankがまたまたCalleighのお尻を拝む恩恵にあずかったこと。「ちょっと持ち上げてくれない?」ちらりとおへそも見えましたし、サービス満点でした。(爆)身重の女性を演じたのは、CSIのブラス警部の娘や「スーパーナチュラル」のメグを演じたNicki Lynn Aycox、CSI:NYにも出演したCorin Nemecはスターゲイトの頃に比べて随分イメージが変わりましたね。
December 13, 2009
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今回は検視シーンがドキュメンタリー風だったり、画面も演出も凝っていていつもとはかなり違う印象を受けました。新しい試みだと思います。それが上手くいったかどうかは意見が分かれるかも知れませんが、私はあえてチャレンジする制作側の意欲を買いたいですね。また、これもHoratioが苦悩する(カイル以外で)エピソードでもあったわけで、微妙な表情など、Carusoの演技の深さにうならされました。オープニングは久しぶりにCoolで、「びっくり」です。埠頭で、車のジャンパー・ケーブルを使って、全身を感電させられた女性の遺体が発見される。防御創もなく反撃できず、酷く拷問を受けていたらしい。殺人現場に現れるマイアミのクルーは、登場の仕方もドラマチックで、シーズン4の第1話を思い出しました。誰よりも早く現場で待っていたHの"Let's Go to Work ."でスタート。単に「さあ働こう」なんですけどね。(笑)遺体は目薬で瞳孔をわざと開き、まぶしくて襲った犯人が見えないようにされていた。被害者はKathy Meyersで恋人から失踪届が出ていた。実は1年前にもその目薬が使われ、女性Alisonが刺し殺された未解決事件があり、眼科医Max Purdueが容疑者として挙がっていた。MaxはKathyの殺人を否定し、逆にデイド署の刑事のReggie Wallaceに暴行されたと訴えていた。Reggieは非常にやる気があるのだが、やり方に問題があり現在殺人課から外されている。HoratioはReggieについては日頃から励ましの言葉をかけたりしているが、今回のことは非常に困る。実は他にも、同じように襲われ目薬を差されたが助かった被害者Jessica Davisがいたことが分かり、やむなくHoratioはReggieのバッジと銃を一時的に預かる。Jessicaは8ヶ月前に、身に起こったことを警察に届けたが、まともに扱ってもらえなかったという。その時の応対したのがReggieだった。ReggieはHoratioの気遣いにもかかわらず、Jessiaが危険だとして家を見張ってまた騒ぎになってしまう。次第にReggieは暴走していく。そして、また感電死した女性が発見される。今度の被害者からは、Maxを示す証拠が見つかった。しかしCalleighはReggieが事件を偽装したのでは?と考える。案の定、Reggieのホルスターのボタンが現場に落ちていた。CSIは重なった指紋を分析する装置を使って、真犯人を暴く。このReggieという刑事が今回いきなり登場して、Horatioと親しそうなのはちょっと違和感があります。せめて何回か登場させてから追いつめられていくとさらに感情移入ができただろうに、と思いました。でも、仲間の刑事が犯人を挙げたいあまりに自分の正義感で突っ走り、墜ちていくのを、Horatioはとても辛そうに見ていましたね。最後、殺人で逮捕する前に、Horatioが背中合わせでReggieの告白を聞いているところはとても印象的でしたね。そして、自分でケリを付けると言って獄中自殺したReggieの知らせを聞いたラストシーン。Horatioは無言なのですが、うつむいただけで全てを心の中を見せるなど、なかなか憎い演出になっておりました。ところで、今回何よりも衝撃的だったのがオープニングです。Ericは安モーテルかホテルに住んでいるらしい。部屋は散らかり放題で、テーブルの上にはたくさんの薬(まだ治療が続いているのですね)とテイクアウトのチャイニーズ、銃などが雑然と置かれている。いろいろ、悩みは多そうですね。そしてシャワーシーン!おーおーおー、たくまし上半身だ~~Calleighは朝からランニング。彼女らしいといえばそうかも。そして最大の驚きは、Ryanが子供を学校に送っている。あれは誰なの?甥っ子、それとも付き合っている女性の子供?それについては、一切の説明はありませんでした。キャラクターの個人的な話は追々出てくるのでしょうか。大変気になります。Sigur Ros シガー・ロス / Takk... 輸入盤 【CD】
December 6, 2009
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CSIマイアミ150話目ということで現場では一応祝ったようですが、前回の100話の時と同じく、特に気負うことなくいつも通りのマイアミでした。いわば、CSIマイアミの定番はこういうものかという感じですね。全編に緊張感があり、最後はHoratioにスポットライトが当たって、100話記念エピよりもこちらの方が良かったかも。(笑)DVDのコメンタリーを聞いていて判ったのですが、被害者の兄、キース役のSteven R. McQueenは、何とあのスティーブ・マックィーンの孫なんだそうです。撮影の時はCarusoがマックィーンのファンなので喜んだとか。バイクシーンなどはニヤリとしてしまいますね。白昼人通りの中、カップルにいきなり赤ん坊を奪われる女性。「あなた、私たちの赤ちゃんを盗んだでしょ!」「違うわ。これは私の子供よ!」いくら否定しても、勢いで周囲の目にはカップルが映ってしまう。でもすぐにそれが犯罪だと分かるのですが、その時にはもう大切な子供を奪われ、まるで身体を引き裂かれるような悲鳴をあげる女性に、こちらも思わず涙ぐんでしまいます。この女優さんは最後まで凄かったですね。演じていたのは「ザ・ホワイトハウス」で、サントス上院議員(ジミー・スミッツ)の妻ヘレン役だったTeri Polo。彼女の熱演があったからこそ見応えもありました。ぜひ字幕で見て下さい!そして、お決まりのように現れたHoratioは「何があったのですか」と優しく声をかける。"Will I see her again ?" "You will."お乳が張って「きっとお腹が減っているに違いないわ。」という母親の気持ちを想像すると、胸が張り裂けそうになります。そして、誘拐犯からの電話を待つシーンでは久しぶりにHoratioとCalleighが同じ場所に顔を出していました。(爆)Calleighは捜査に必要な証拠としてDNAなどを取るだけでなく、動揺する母親をなだめたり、親身になって説得していましたね。安易に金を払ったら、ソフィを生かしておく理由がなくなるので払ってはならない、相手は犯罪のプロ、あなたは自分を責めてはならない。こちらは正しい方法で目撃者を捜し、証拠を探しにHoratioが現場に向かっている。でも、一家の兄ちゃんはすぐにでも妹を救いたいと暴走気味で、あまりに性急なのでもしかして犯人に手を貸しているか、と思うほど。彼の部屋に何者かが野球のボールが投げ込まれたことがわかり、Ericが誘拐犯の仕業と見てラボに持ち帰る。監視カメラはたった1カ所、RyanとHoratioがここから始めようと捜索するが、でも、ゴミ箱をあさるのはやはりRyanの仕事ですね。(笑)早速来ていたオーバーオールを発見し、犯人のDNA検出し、身元を突きとめる。今回はちゃんとSWATの後に容疑者宅に突入するH & Eric。しかし主犯のマーティは殺されていた。女は一体どこに?(このシーン、Carusoの来ない日だったので、Horatioの部分は後撮りで合成だそうです。)一方、案の定焦った兄が先走って、誘拐犯からの電話に出て金を払ってしまう。今回はDr.プライスとEricのぶつかるシーンがありました。彼女の解剖道具を勝手に借りるEric。「ちょっと、私の被害者はどうでも良いの?!」「こっちは10ヶ月の子供が誘拐されてまだ生きているんだぜ。」こういう対立は良いですね。EricとTaraの距離が近づきそうな予感です。結局、ソフィ家族の写真を撮影した向かい写真家がボールを投げ込んだ本人だと分かる。兄ちゃんは見つかったものの、指示通り金は公園に置いてしまった。後は連絡を待つだけという兄ちゃんに、連絡なんか来ないさとEricは怒る。公園にはソフィのおしゃぶりがあり、DNA検査で父親は血が繋がっていないと分かる「じゃあ、誰が父親なんですか?」と質問するHoratioも聞きにくい事を聞いているのが表情にありあり。なんと向かいの写真家と母親が、結婚が上手くいっていないと言ってつい関係しちゃったって、それでこの後この家族は上手くいくのか?Horatioが言うには、誘拐は血の繋がった親が起こす事が多い。写真家は自分の娘だと知らなかったと主張する。そんな答えはHoratioは認めない。「君にとってはそうだと良いね。」"I hope so for your sake."今日2回目のTara vs. Eric。「もう1時間もたつぜ。弾はまだか?」「私だって一生懸命にやっている。」ソフィのために一刻を争う。銃弾は肋骨に当たって17個以上に砕けている。そら、Calleighの専門だ!彼女ならマジックを見せてくれる。すぐにカップルの女が捕まるが、誘拐のために彼女たちを雇ったのは意外な人物だった。朝、誘拐時に現場にいたレストランのボーイ、ロゴリゴ・サンチェス。彼にクレジットカード詐欺を見やぶられ、そこで誘拐を持ちかけられた。そしてロドリゴと向かいの写真家は繋がっていた。実はDNAで確認しても、自分には子供を手元に引き取る法的権利がない。彼女は父親の俺を分かっている。俺が欲しいのは子供だけだ。でも、ロドリゴはソフィと金と一緒に消えた。ロドリゴのノートには、リンドバーグ事件の暗号が。どうやら南アフリカで子供を売るつもりだ。急げ、Horatio!飛行場でのカーチェースで久々の激しいカーアクションを見せてくれました。最後はお決まりの煙の中からの救出、お決まりのポーズ。お決まりのセリフ。もう分かり切っているのですが、Horatioじゃなくて誰がする。(壊)「警部補、お礼の言葉もありません。」"Lieutenant, how can I ever thank you ?"「もう(お礼は十分に)いただきましたよ。」"You already have."親子の再会に、満足げな優しい表情のHoratioでした。喜ぶ母親の姿がHにとっての礼なのです。「礼は要らない」は、誤訳になります。首にかけたサングラスも久しぶりでしたね。もう、これ以上何を望むでしょうか。(笑)Lykke Li / Youth Novel 輸入盤 【CD】
November 29, 2009
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車の爆発も銃撃戦もなしで、1件の殺人でゆるゆると、しかし捜査は地味に一つ一つの証拠を処理して話を続けていくので、CSIらしいエピソードです。今回はBoy's とGirl'sのチームで行動し、「お父さん役」のHoratioは取り調べ専門で、ゆったりと動く。こう言うときは会話、人間関係は面白かった。EricとRyanはすっかり仲良くなっていますね。「ラブホテル」というのはアメリカにはないのか?モーテルではなく、浮気をするために利用されるおしゃれなファッションホテルはサービスも満点。コンシェルジュに頼むと何でも入っている「お楽しみ箱」を持ってきてくれる。ホテルのロゴ入り手錠も(爆)。「ここはフロリダよ、みんな銃を持っているわ。」というカップルに笑わされて、隣の部屋が熱烈でうるさいと通報したら、殺人だった。"They are not in Kansas anymore, are they ?"「ここはカンザスじゃないからか?」(笑)フロリダは危険な場所なのですね。男性がベッドに手錠をかけられたまま、刺殺される。隣で寝ている女性はGHBを盛られ、で何も覚えていないという。どうやらホテルのバーで男に引っかけられて気がついたら…というパターンで、デートレイプか?男はスティーブン、女性はクリスティーナ。凶器は持ち去られたのか見あたらない。第3者がいたと思われ、犯人は従業員かも?と思ったら、人妻のクリスティーナは週2回、一回500ドルで売春をしていた。殺していないけれど、売春は犯罪です。スティーブは合法なエスコートサービスだというが、影ではプロとして売春していた。売春組織の「マダム」はちょっとベガスのレディー・ヘザーを思い起こさせます。"They lack discretion."「アマチュアは慎重さに欠けるもの」"Angry enough to kill someone ?"「殺すほど腹を立てるのか?」"It's an occupational hazard."「職業上の危険よ。」"Don't I know it."「私が知らないとでも?」今回面白かったのは新入りのDr.プライスを「イタズラ」でからかうEricとRyanですね。Ryanの表情が喜びすぎです。Alexxの時にも死体の位置は動かされたと言う。怒るTaraちゃんは「私はAlexxじゃないわ。それにあなたたち凶器は見つけたの?私はこの遺体から凶器を割り出そうとしていたのよ!」と言う。できることは自分でしようというなかなか積極的なMEですね。これにはEricも「反省」Ryanは「僕たち、ここで殺人事件を調べているだ。君は確か死人が蘇った事件だったよね。」と懲りないので、Tara怒。Calleighは新人をからかっているだけなのよ、と取りなす。もちろん、Taraも判っているのだが、傷口にシリコンを流して凶器の形を探るつもり。なかなかやりますね。Ericも新技でガラスのかけらから指紋を取り出す。もしかして2人張り合っているのか?CalleighはEricに「まだDr.プライスに謝っていなかったの?」「Ryanはもう花を贈ったんですって。女の子には花よね。(Girls for frowers.)」と言う。すごい、Ryan。ニヤリとするEric。これは要求ですか?その指紋で出てきたのは、スティーブにGHBを飲まされて、指輪や金を取られた妻リサ。夫に知られたくなかったから被害を届けなかった。「でも売春は犯罪ですよ。奥さん」「お金を取られたのは私よ?ただ一度の浮気が犯罪なの?」「逮捕は出来ません。"Not technically, ma'am.)」凶器が割れたが、実行犯は浮気現場を押さえたクリスティーナの夫だったのか?コンシェルジュの特別サービスのその二。「アリバイ工作」(笑)そのアリバイを使っていた容疑者一人がいた。「あんなこと辞めさせなくては」「それをするのはあなたではない。(Not by you.)」あ~あ困ったなあというHoratioの顔が絶妙でした。浮気も人殺しにならないようにほどほどにお願いします。エンディングには「嘘つき(Liar)」という、そのまんまの曲が流れて、テンションが下がってFade outでした。スティーブの恋人で雇い主は海外では"Xena"(ジーナ)で有名なLucy Lawlessでした。日本では「バトルスター・ギャラクティカ」の方が有名かも。結構「若くて今でもきれいでびっくり」という表現を見ましたので、懐かしの女優だったのかも知れませんね。今週の秀逸秘密サービスグッズの中で、"edible undies"(食べれる下着)をまじまじと見るCalleighが、 Ericが来てさっと下に置くところ。
November 22, 2009
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久しぶりにマイアミらしい派手でダイナミックなシーンを堪能しましたが、それだけでなくいつもは強いCalleighが、苦悩するEmotionalなシーンに涙しました。Emily Procterは本当に素晴らしい!!!高層ビルの一室で、「死体なき殺人事件」の証言を求められるキャンベル氏。彼の証言が事件の立件に有力な助けとなるが、容疑者はマイアミでも有名なギャングSalucciで、我が身と家族を心配するキャンベルは躊躇する。証人のためのセーフハウスも用意するし、証人保護プログラムにも入れるようにすると説得するEric。その間も付きそうと約束する。やっと決心がついたキャンベルは、バーのトイレで目撃したことを語り始める。AJワトキンスを見かけ、トイレに入ると、ドア越しに「お前はJoey Salucciを知っているか?これはエマの分 だ!」と言って銃声がした。キャンベルは慌てて911したが、警察が駆けつけた時には遺体はなかった…証言の練習を始めたところ、思いもかけない出来事が起こる。無人の建設現場のはずなのに、突然大型クレーンが回転してビルに突っ込んでくる。(ここがものすごい迫力!)Ericは動けず、Calleighは一人で壊された床に捕まっていキャンベルの腕を掴むが、女性の力ではさすがに男一人を引っ張り上げるのは無理。腕からすり落ちたキャンベルはCalleighの目の前で鉄筋 の上に落ち死んでしまう…HoratioのOne linerのないオープニングも珍しいですね。現場に現れたHはEricに大丈夫かと尋ね、Calleighは?と言われて、少し口ごもって「大丈夫です。」。気丈に事故(事件?)の捜査を始めるCalleighは、責任感の強く落ち込んだ様子は見せない。慰めようと「君にはどうしようもなかったんだよ」と手を伸ばしたEricを振り払うように次の場へ。しかし、キャンベルの妻子は、ただもう怒りが収まらない。正しいことだから夫が証言することを支持したのに。「ご主人はは勇気のある人でした。」というCalleighの頬を妻がぱしっ!「あなたには夫のことは言って欲しくない。特に今日は。」もうビックリショックです。Salucciという名前に聞き覚えがありました。シーズン4の"Fade Out"で出てきたギャングの親分で、部下が殺しを密告しようとしていたと知らされて、その部下を殴り殺し、Horatioに逮捕されていたのでした。役者は同じJames Russoでした。「お前、刑務所にいたな。」「お前 のおかげで2年食らった。その2年間は娘と過ごした。毎日墓参りしても足りない。」 「子供を亡くすなんてあってはならないことだ。(Nobody should ever loose a child)」Salucciの16歳の娘が、パーティの後浜辺に放置され、寝ていた上をバギーが轢き死んでしまうという事故だった。Salucciは運転していたAJワトキンスを狙った。おそらく、娘のおかげでギャングの親分も人間らしい心を取り戻したのでしょう。それを殺されたのだから収まらない。「あれは事故だったんだ。」と諭すHoratioに対して、Salucciはしらを切る。「意見の相違だな。」「お前はSpiral Barでの復讐をしたらしいが。」「そんなところは行ったことがない。」「ジョセフ、お前と殺人を結びつける証人がいたのだが。いた、と言ったのは彼は殺されたと言う意味だ。」「それは知らなかったな。しかし、まあ、我々はみないずれ死ぬ。」"It's news to me. But what the hell, huh ? We all gotta go sometime."「人より早く死ぬのが問題だ。」"Some sooner than others."重い雰囲気を明るくしてくれるのが、地上数10メートルのクレーンの操縦席であたふたするRyan。高いところは嫌い~だれだってあんな場所には耐えられないでしょう。そこで証拠を探せというのだから。クレーンにもブラックボックスがあるのですね。RyanもCalleighを気遣います。「私が言いたくないことを聞きたいのかしら?」AVラボがそのまま現場へやってくるという最新機器、「AVハマー」。見つかったのは、犯罪歴のあるMick Renaldoの車だった。Salucci から殺しの仕事を受け、銃をもらってキャンベルの後を着け現場には行ったが、いきなりガラスが降ってきたという。クレーンは遠隔操作されていた。クレーンを操縦したのはキャンベルの息子で、父親の証言を邪魔し、脅すだけでまさか死ぬなんて思わなかったという。この息子役の子がものすごく上手でした~涙ながらに「正義?俺だってここに生活があるんだ。」と熱演でした。妻はCalleighに先ほどの非礼を謝る。証人が殺され、釈放されたSalucciは「良い天気だな。勝利の酒を飲もうじゃないか。」とHoratioを誘う。「祝うのはまだ早い。」"I wouldn't be too quick to celebrate, Joseph."「息子に殺されるとは悲劇だな。まるでシェークスピアだ。もうあきらめたらどうだ?」「まもなくだ、ジョセフ、待っておけ。"In due time, Joseph. In due time."」娘を殺したと言われるAJワトキンスは依然姿を消したままで、現場に戻り、RyanとNataliaがトイレ掃除をする。ここも笑わせ所。「プランBだ。ということは、分厚い手袋がいるな。」「はぁ~」「昼ご飯は食べたかな?」Ryanのコミカルな面がステキです。トイレで見つかった9ミリの薬莢から、Horatio御自ら指紋を採る。また白衣です!どうやら水に濡れた薬莢から取る新しい手法らしい。人間の汗が付いた薬莢が発射されると熱で指紋が焼き付くという理論?さすがリーダーは何でも知っています。「さあ、お前の指紋だぞ。」とEricに引き渡してさっさと出て行く。(爆)Mick Renaldoの車のシャベルに付いていた砂から死体が見つかり、検視をするとAJの首にユリの花粉が付いていた。「あれは事故だったんだ、寝ているのは見えなかった。」しかし、一人娘を殺された父親の怒りは収まらない。「ジョセフ、お前は裁きを与えられない。」"You're not the law, Joseph."「『法と正義』が大違いなのはお互い知っている。奴は自分がしたことに責任を取らなければならなかった。」"You and I both notice big difference between the law and justis. He had to answer for what he did." 「それで、おまえもだな。」"So do you?"SalucciとHoratioの見交わす目と目。Hは手にしたカイルの写真をじっと見る。前回、大物のゲストの割にはHoratioとあまりやりとりができなかったですが、今回は父親として感じあうものがあったようです。なんとなく、Horatioも息子を亡くすのではないかという伏線のように感じたのですが…ちなみに、吹き替えで見るとHoratioがSalucciを脅している印象になるようですが、それは間違いです。Horatioは娘のために覚悟の上で道を外したSalucciの気持ちを理解しています。原語で声の調子を聞けばHoratioの辛い気持ちが判ります。一方。まるでかつてのAlexxのように、モーグのキャンベル氏と面会し、あの時の彼を助けようとしっかり手を握るCalleigh。次は必ず助けます、と誓ったのでしょうね。その表情には優しさが溢れていました。(泣)今週もアジア系AVガールのJaneが登場。Valeraも顔を見せていました。
November 14, 2009
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久しぶりにまともなエピソードでした。(笑)HoratioとJulia親子にも新展開があり、息子を想うHoratioの切なさがこれまでにないほどで、Horatioが何度ため息をついたか数えたくなりました。ゲストに、スタートレック・エンタープライズではバルカン人(『スターシップ・トルーパーズ』なども)を演じたJelene Blalockが登場。祝!Dr.プライス役のMegalyn Echikunwokeがついにレギュラー入り。冒頭からやたら引っ張る美少女の高級ブティックの試着室シーン。着たい服を鏡上のタッチパネルで選んで着るというアイディアは面白いですね。本当にあるかどうかは判りませんが、なるほどと思う使い方です。そして今か今かと気を持たせた後、爆発が起こり17歳のKimが死亡する。彼女のハンドバックにはなぜか5000ドルもの大金が入っていた。実はKimは友人と高級ブティックで大量に万引きをしていたのだった。彼女たちは何のために大がかりな万引きをし、大金を稼いでいたのか?そして爆弾魔の目的は何だったのか?「どうしてブティックを狙ったのかしら?計画性なしみたいね。」"Why targeted a fashon boutique ? This seems so random."「それどころか、これは計画的だ。」"On the cotrary, this was by design."Hのオープニングは、ファッションだけに「デザイン」で決めましたけど、ほとんどオヤジギャグ。(爆)今週はもう画面全体がピンクで埋め尽くされましたね。レギュラー陣はみなピンク~バイオレットを着ています。高級ブティックはライバル他店の目を気にして、しかも一部の限られた人のためなので監視カメラは入れていないという。被害者のことよりも、店のことを心配しているオーナーの話を半分くらいに聞いているHoratioは、向かいのブティックで警官ともめているJuliaを見かける。あの冷酷なは虫類のような女がいつもとは違う動揺した様子。ふてぶてしさはなく、パニくっている。6300ドルの小切手を請け出そうとしたら、Bad checkになって金がなくなっていたらしい。前夫のRonが雇った財務担当のLenardが、Juliaの金を盗んだというのが彼女の言い分。誰にでも親切なHoratioはいつもよりもさらに優しく「では私が話を聞こう、家まで送るよ。」とJuliaの腕を取る。これまでは息子kyleを巡って、Juliaとは対立する立場だったのが困っている彼女は放置できないらしい。さらにJuliaのために、Leonardと対決しに行くと、Juliaが自分で財産をベンチャー・キャピタルや、Ronの仕事に何百万ドルもつぎ込んでなくしたという。椅子を引いて後ろ向きにして座るのはNYPDブルー以来のまさに「脅しのスタイル」。(爆)Juliaはどんどん常軌を逸しているというLeonardの言葉に、Horatioは何かを感じたよう。さっそく自宅へ向かうと、今度はKyleが隣人と殴り合っている。ここは思わず「カイル!」とどやしつける。「何があった!?」男は「うろうろしやがって勝手に俺の土地に入るな、このガキは手が付けられない、次に入ったら訴えてやる。」と息巻く。「もう判った、ご苦労さん。」と追い払うと、パパはKyleにお説教。近所と問題を起こし、息子の過去を知られたら、今度は刑務所行きは免れない。しかし、息子もそれよりも母親のことが心配だという。"Dad, I worried about her. She is not acting nomal."心配でたまらないHoratio Juliaに薬を飲んでいるか?と問いかける。なんと彼女はbipolar disease(双極性障害;躁鬱病)だったわけですね。なぜHは知っているのか。彼女と出会ったときから知っていたのか?これまでのJuliaの言動も、病気が関係していたのかも知れませんね。やがてJuliaの家の前で、Juliaの車でひき逃げ発生し、例のお向かいさんが死亡する。Juliaの薬が男のポケットにあり、混乱しているJuliaはHoratioを"John"と呼ぶ。「カイルは私を守ろうとしたの。」KyleはJuliaの薬を盗もうとして家の中に入ってきた男と争い、ひき殺したのか?あれだけ憎たらしいJuliaが弱々しく見えて、もうこうなるとHoratioの独断場ですね。シーズン4の誰かさんを思い出しました。「彼を守ってやれる人は誰なの?」"Who's gonna protect him now?"息子は車を運転した犯人に心当たりがあるというが、この状況だとKyleが非常に不利。裁判に出ても良いと言っても、「そうは上手くいかない。」苦悩に歪むHoratioは早速、自分でJuliaの車を調べるが、出るのはため息ばかり。何も証拠が見つからなければ、また息子を刑務所に送ることになるこんなに落ち込むHoratioを見るのは初めてかも知れない。見るに見かねてEricが助けに来る。「何かあるさ。Come on, let's go through it one more time.」Horatioがスーパーマンではなく、ただの憐れな父親の姿を見せたのは初めてではないでしょうか。そして頼りになるEricが動かぬ証拠を見つける。ビジネスパートナーのLeonardが、Juliaの浪費に自分の取り分がなくなると思い車を盗もうとして、男を引いてしまった。Kyleについては一件落着だと思われたが、Leonardは忠告する。"Lieutenant,you are be careful of Julia. She bring you down too."でも、Horatioは決して弱い立場のJuliaを見捨てない。薬の瓶を手にするJuliaにそっと、服を掛けてやり、髪にKiss! 2人は見つめ合い、穏やかに海を眺める…ええ~?ということは、元サヤですか?Juliaに親として資格がないとなると、Kyleは当然Horatioが面倒を看ることになりますし、そうなると血の繋がった本当の家族として一緒に住んでもおかしくはない。でも、HoratioがJuliaに妻として愛情をかけているようには見えないですけど。彼女は病気だし。(泣)しかも、いずれRon Sarisが現れればきっとまたMarisolの二の舞になるんじゃないかと…(爆)メインの事件は、過去に患者と性的非行のあった整形外科医が、Kimらにshop liftingを依頼していたという背景があり、そこにドレスメーカーの爆弾魔がからむという展開でした。全員が爆破事件で操作に関わり、Ryanが爆弾を作った犯人を突きとめました。ベビーカーを調べているNataliaにEricが「おめでただったとはね」"I didn't know you're expecting." と声をかけ、「すてき。」"Huh, cute"と答えたのが秀逸でした。アジア系?の新ラボ職員JaneがPC、メカ担当として加わりましたので、サブキャラ認定することにします。Jolene Blalockはブティックのオーナーで、出番は少なかったですが、セクシーなドレスがぴったりの大人の女性を演じていました。彼女こそ、CSIのレギュラーになればいいのに。ベガスのシーズン1にもゲスト出演していましたよね。
November 8, 2009
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久しぶりのエバーグレイズ。お決まりですが、マイアミはこれを使わなきゃもったいない。遠景でDr.プライスを見て思わず「アレックス!」と思ってしまいました。どうやら今シーズンの新しい敵の出現らしいのですが…ワニやクマが出る、火が出る、ピューマが出る恐いエバーグレイズに彼女を連れてきて、一体何をするつもりなのでしょう。出るぞー出るぞーと思って身構えたら…血まみれの男でした。(爆)"Where are we ?!"て、どうやって救急が来るのだろう。腹に何カ所も刺されていた男はものすごくガタイがよい。また「総合格闘技」のファイターでした。最近、ドラマでも良く出てきます。それもロシアのファイターだという。胃の中から人のタトゥ入りの皮膚が出てきて、すぐにタイトルらしく(Cannibal)「人食かしら。」(ゲッ)さすがに食事時には辛いですね。Horatioによると、どうやらそれはロシアギャングのタトゥらしい。被害者と闘った(噛みつかれた)相手がいるはずだと、探したEricが見つけたのは、「こいつもロシアギャングだぜ」。そうです、Ericのパパはロシア人でした。彼はロシア語を巧みに話すという設定もあったのでしたね。忘れていました。(笑)ロシアのファイターが殺し合ったけれど、そこに3人目の殺し屋が居たということで、この話1本でゆるゆると捜査は進みます。「このタイプのナイフを売っているのか?」「扱っています。」「これと良く似たナイフで今朝、殺人が行われたんだ。」「これはうちだけでなく、近くの店でも売っていますよ。」「実は君の指紋が付いていてね。」結論から言え、と言いたくなりますがHoratioの遠回しの物憂げな取り調べは相手を陥れるための手段なのでしょうね。(笑)そのナイフを今朝買った女性がいた。女性はマイアミを離れようとしていた。「そうよ、私が殺したの。」ファイターを女性一人で殺せるわけがない。彼女はきっと嘘をついている。Horatioはすでに『彼女を助けなければ』という顔をしています。(爆)そして、Hは本命のロシアギャングの本拠地へ向かう。ボスはIvan Sarnoffという格闘技のスポーツクラブ(ファイトクラブ)を経営する男で、被害者については知らないという。Horatioはちょっと恐い顔で、こいつは何かあるぞと疑っているのでしょう。サイドキックのRyanがちょこちょこして、映像もフィルム・ノワールの雰囲気、と言いたいところですが、銃撃もないし、Horatioの命が狙われるわけでもなく、淡々として、メリハリにかけます。ファイトクラブでは、違法な殺し合いが行われ殴り合いの末死んでしまう者もいる。どうやら、なかなか手に入らないヨットクラブの権利書を無理やり買い付ける悪徳業者のようなことをしているらしい。そして見てはいけないものを見て、ロシアマフィアに追われることになった女性、カサンドラを保護するHoratioは、あえてIvanに喧嘩を売ったことになるのでしょうか。「彼はロシア人よ。決して諦めないわ。」「私もだ。」(しつこい)ファイトクラブで殴り殺された男の妻にも「何かあったら遠慮無く私のところへ来なさい。」と気遣うHoratio。常に女性の味方です。(笑)殺人事件は部下が自白し、ロシアの悪玉の親分はそう簡単には捕まらない。「我々は結果を出さねばならない世界に住んでいるんだ。」"We live in a world where it's necessary to get results Lieutenant."「つまり、我々は同じ哲学をもっているというわけだね。」"Well then it turns out we share the same philosophy." 「あんたが追いかけているのは?」"What is it you are after?"「君だ、アイヴァン。お前を捕まえてやる。」"I'm after you Ivan and I'm gonna get you." ああ、今から吹き替えを想像すると恐いです。(笑)今シーズン、どれくらい盛り上がるのか期待したいと思います。ロシア繋がりで、Ericのパパが出てくると良いですね。今週もイギリスアクセントの新人ラボ君(トラバース)が登場していました。サブキャラ認定しましょう。"Can't Go Back" by Primal Scream
November 1, 2009
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地味なのですがマイアミらしい、キャラクターをじっくり見せる展開ですね。自宅で開業する精神科医Dr. Marshの娘チェルシー16歳が刺殺された。最後にセラピーを受けた患者は、「あなたを殺す夢を見たんです」と意味ありげに話していたので、いかにも怪しいのですが、多くの患者の秘密を抱えていても秘匿権として患者のことは警察に話せないという精神科医。「私は誓ったのですから。」「私も同じですよ。」何となくいつもより引っ張るなと思っていたら、この精神科医は「NYPDブルー」のGail O'Gradyじゃないですか。お互いに年を取りましたね~あの時の共演者が出演するのはDCにとっても感無量でしょうね。今週もDr. Priceはオープニングに載っていませんでした。せかせかと現場で仕事をしてまだ個性というほどのものは感じません。被害者には防御創はなく、長い細い武器で後ろから急襲されていた。多くの患者を抱えて仕事熱心だったDr. Marshは、Ericの精神科医でもあった。例の警察の盗聴器事件のあとEricは彼女に代えたのだそう。郡に協力して仮釈放のカウンセリングなども行っているので、彼女の患者には犯罪関係者がたくさんいる。しかも、患者のファイルが盗まれていた。秘密を知られると困る者の犯行か?その後、疑わしい患者が次々と出てくるわけですが、チェルシーが抗うつ剤を飲んでいて、母親の処方箋が手にはいることから、それを彼氏に流していた疑いでNataliaとRyanが事情聴取にお揃いのオレンジ色の服を着て行く。最近はもうキャストの色あわせも気にならなくなりました。CalleighはHoratioのように黒を着るようになりましたね。ところで、この(元)彼氏というのが、なかなかのイケメン。「二人は双子」にも出ていたJesse Sofferですが、要チェック。(笑)次に被疑者の中に離婚した夫婦が、仮釈放を目前とした夫と妻で息子の取り合いをしている。Horatioは少年を前に久しぶりの子供Playをするのかと思ったら、今回は立ったままで話を聞いていました。(笑)この子がまたきびきびとしてこれまでにない元気な子。妻にも前歴があり、下手をすると少年は里親に出されてしまう。実際は夫に保釈を認めないようにするため、妻が精神科医を襲おうとしたが、暗闇で処方箋を漁る娘と見間違って殺してしまったのだった。そして第2の殺人が発生。なんと、Dr. Marsh本人が撃ち殺される。容疑者はドクターの息子かというので、すかさずHorarioの「君が協力してくれないと、助けられないぞ」という優しい言葉が聞けました。これは、絶対に吹き替えではキツクして欲しくないですね。息子にファイルを盗ませたのは先のチェルシーの元彼でしたが、手がかりがなくなってEricは患者のファイルの中身を調べるという。これは、令状も取らずに問題でしょうね。そもそも、自分の精神科医の捜査にEricが関わること自体が問題ですが、そこは自分からHoratioに言わなければ判らないということなのでしょうか。ともかく、Calleighがノートを閲覧する手伝いをする過程で、Ericのメモを見てしまう。頭を撃たれたEricが、能力を再び取り戻す過程で将来のことを考えていた。「Calleighと落ち着くのも良いかも」今更、と思いますが、Jakeと別れたCalleighとしては気になるでしょう。ドクターを殺した犯人は、銃の登録から簡単に判ってしまいました。「彼女には私が助けが必要な時にそこにいる義務があった。」「我々も必要になったら君に会う義務があるんだ。」"She had an obligation to be there when I needed her." "We have an obligation too. One we're about to meet."あーいえば、こーいう、Horatio節は健在。CalleighとEricはファイルの一件で、微妙な感じです。「強制されたわけでもないし実際、見た価値はあった。言いたいことがあったら私に言って良いのよ。」「ファイルを読んでいて、俺のファイルがあったか?」「もし読んだら都合でも悪いとか?」「あれは仕事上の事ではないので、だからちょっと…」「私たちだと上手くいくわ。(We make a good team.)。」ふふん、これはお互いに気持ちを知ったと解釈して良いのでしょうか。保釈された父親は、やっと息子を手に入れる。「息子さんが必要とした時には面倒を看てやらなくてはならないぞ。」「私も彼が必要ですから。警部補、あなたは子供は?」"You have children, Liuetenant?" "...I do.."最後の答え方がまた微妙でしたね。先シーズンで「息子はいるぞ!」と力んでいたHoratioが、自分の息子であって手の届かない場所にいるカイルのことをどれだけ思っているかが、感じられて切ないエンディングでした。しかし、Horatioの優しい表情が戻ってきましたね。ラボには訛りのある新人が顔を見せました。カナダの役者さんなのですね。サブレギュラーになるでしょうか。 "Number Two" by Style of Eye
October 25, 2009
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海岸で美男美女を集めたセレブパーティに、火だるまの男が駆け込んでくる。事件としてはいつものようにゆるゆるのマイアミエピソードでしたが、Horatioらしいセリフ、ショットが多数あり落ち着いて見られました。今回はHは一度も声を上げる事はなかったですね。ついに、Alexxの後任のDr. Tara Priceが登場。「Frank、あの女性は誰だ?」何で、Horatioが知らないんだと始めから突っ込みを。Horatioの呼びかけを無視したDr. Priceは、「あなたがLt.ケインね」と汚れた手袋ごと握手しかけて引っ込めていました。(笑)新人をまるで試すようなHoratioと一問一答、やや緊張しているのか先生は早口です。"Glad to have you aboard." 「ようこそ我がチームへ。」「いいえ、冗談じゃないわ。初日だというのにビーチに呼び出され、丸焦げの男で…」Dr. Tara Priceは残念ながら、まだオープニングクレジットには載っていませんでした。ちなみに、さっそくEricがニヤニヤしながら「CSI デルコだ、エリックと呼んで。」と手が早いところを見せる。歩く生○器は健在です。Alexxの後、検死官が居着かずに、検死室の書類なども混乱しているらしい。「アレックスが去ってから、いろいろと問題があってね。」「じゃあ、私で終わりだと良いわね。」本当に、そろそろ落ち着いて欲しいと思います。彼女の実力はまだ判りませんが、とりあえず歯根からDNAを取る方法でEricを驚かせる。Nataliaは「さっそくやられたわね。」と言うと、「それにかわいいしな。」と鼻の下を伸ばしておりました。火だるまになった男は、高級車に使われるハイオクガソリンを盗んでいた。昔、モーターボートのガソリンをサイホンで盗んだ事件がありましたが、あの時と同じようにうっかり呑み込んでそれが引火してしまったらしい。問題はそれが事故なのか、誰かが発火させたのか。Hは、一人で課題に取り組む子供たちを順に回る先生のように、CSIのメンバーから話を聞くと現場へ。オーソドックスなパターンです。(笑)面白かったのは、ガソリンをごっそり盗まれたスタンドで取り調べるCalleighとRyanのやりとり。ラテン系美女に誘惑された店員に、「じゃ、君はゴムをつかったよね。」「婦人用トイレで。」「婦人用だって。」と言われたCalleighが「何で私なのよ」とむっとしたところ。先週とは違ってRyanはとってもキュートでした。そのCalleighは犯人の使った車両を町中で発見して、マイアミ市内をカーチェイスしておりました。かっこいい~そして車の中から見つかったパスポートが、南アメリカのヒューマントラフィックへと発展する。この美女の密輸入の話も、これまでに何度もある「定番」の話でしたが、彼女たちを使ってガソリンスタンドの店員をたぶらかせ、その間に大がかりなガソリン窃盗をしていたのが駐車場係、それをやらせたのが冒頭のパーティの主宰者という、すごく分かりやすい話でした。捕らわれた女性たちを救うHには後光が差していて(笑)、貧しい彼女たちにアメリカンドリームを見せたんだという犯人の男の自分勝手な主張には"you are gonna get what you deserve."「君は当然の報いを得る。」と重々しい言葉を述べておられました。タイトル(Won't Get Fueled Again)は、The WHOのタイトル曲をもじったもので(もう、ガソリン入れないぞ)、バカバカしいといえばバカバカしいですね。(笑)"Hold Me Tight" by Evan Rachel Wood "Clap Your Brains Off!" by NSM...PSM
October 18, 2009
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WOWOWでの日本初放送に準じて書いています。あれから半年以上待たされました。もちろん、実際の時間軸では撃たれた直後です。今回、エリック・デルコの吹き替えは竹若さんから阪口さんに変更になっています。竹若さんは病気療養に専念されるということらしく、平癒されることをお祈りしています。阪口さんについては、「HEROES」では見事な引き継ぎをされていましたが、マイアミでは声優変更に伴い、多少違うイメージが残りました。それでも、1話の間に不自然さはなくなっていきました。すばらしいなと思います。ネタバレ注意!あのAlexxの後任で愛想の悪い検死官と共に遺体バッグをのぞき込むRyan。現場に駆けつけたCalleighとEricにRyanが"He is gone...Horatio is DEAD !!"と怒鳴るのを聞いて、ドキッとしました。「遺体は?」「もう搬送した。」「なんで!!?」「彼が血の海に横たわっている姿なんか、テレビで流すことなんかできない!」「なんで、そんなに早く現場に来られたのよ?」ますますRyanに対する疑惑が広がっていく…「きっと犯人を見つけ出すわ!」というCalleighの力強い言葉と、OPの"Won't Get Fooled Again.”が被って、今シーズンもドキドキで始まりました。Horatioが撃たれて死ぬわけはないと思いつつ、さすがに検死台の上に横たわる遺体の被布をEricがめくろうとしたときは、嫌な気持ちがして心の中で「Horatioじゃありませんように」と手を合わせました。しかし、検死官によると遺体は連邦捜査官が引き取っていった、というのでこれはもう仕立てたなという予感が。しかも、Nataliaが血だまりの中から別人の血を見つけ出すと、後はHoratioがどこで出てくるのかと思ったのですが、すぐにネタ晴らしされて本人がのこのこ出てきてしまいました。やはり、看板だけに、Hが姿を隠していることはできないのか。(爆)Horatioを撃ったのは、前回出てきたATFのCaldwell捜査官の疑いがある。しかも、遺体を引き取ったのも彼だという。CaldwellからRyanへ送られた"It's done"というメッセージを突きとめ、CalleighとEricがかわいそうなRyanを締め上げる。「これは命令なんだ。ホレイショの。彼は生きている。」ぬぁんだ!?HoratioのせいでOrtegaのAlloy Bullet(特殊銃弾)がギャングに回らなくなり、町のギャングは腹を立てている。Ron SarisもHoratioは目障りだ。だから殺し屋を差し向けたが、その目前でCaldwellがHoratio暗殺を仕立て上げた。あの血は直前に輸血バッグへ抜いたもので、防弾ベストの上に装着し、Caldwellに撃たせた。(どんだけ血を抜いたのよ)HoratioはAlloy Bulletの取締を望むATFとの合同捜査を持ちかけていたが、そのためにRon SarisにHoratioの死を信じさせる必要があった。HoratioはJulia親子に安全な場所に隠れているように言うと、あるプランを実行。3年前に命を救ったミゲルという男性に、キューバ人社会のためと1000万ドルの資金援助を求め、腹心のYelinaを軍関係のエージェントとしてRonと接触させる。ギャングたちの銃弾を買い集めようというのだ。おお~短いシーンでしたが、ここでまた2人の絆が確かめられました。「墓場から戻ってきたよ。」「Frankから電話があったときは、信じたくなかった。」「私がRonと会うときはあなたはどこにいるの?」「近くにいる。Yelina、気をつけろ。」危険なことを任せられるのはYelinaを信じているからで、背後にHoratioが守ってくれるから彼女も危険を冒せる。銃を突きつけられても、見事に演じきるYelina。そうこうしているうちに、Alloy Bulletを使った強盗事件が発生。護送中のOrtegaが逃走し、何者かが交通信号を操作して襲撃の手助けをしたらしい。ここで、久しぶりのJakeが登場。あれからCalleighには何も連絡がなく、今はATFの潜入捜査官としてそのギャングのメンバーになっていた。責めるような雰囲気でCalleighが「何とかして。」Jakeは命がけでギャングたちが強盗に使った銃を持ってきた。「事件のためじゃない、君のために持ってきたんだ。」潜入先に裏切ったことが知られてしまい、この先もJakeは危険と隣り合わせで保証のない生活が続く。身を潜めなくてはならない。「君が待っていてくれるのではないかと望みを持っていたのだが。」「最後の2ヶ月は待っているだけだった。恐かったの。毎日、あなたにまた会えるかしら、もしかして何かあったのではないかしら。もうそんなの耐えられない。」なんて切ない別れのKiss。Jakeは無言で出て行きました。そして、Ortegaを捕らえ、残りの銃弾の在処を知ったHoratioはRonとJuliaのいるハーバーへ向かう。「この銃弾を世界中に売り歩いて、君を幸せにするよ。」「もういいの、離婚よ。」Horatioは敢えてボートに積まれたガスタンクを撃ち抜く。ボートは銃弾と共に大爆発を起こしてRonは姿を消す。遺体は見つからないが、「必ず俺たちが見つけ出す。」というHoratio。「それは俺とHのことですよね?」「俺とお前だ、Eric。」「変わりませんよね。(This never ends, dose it?)」「終生変わらない。(And didn't, never will.)」のっしのっしと、いつものように力強くHは去っていく。Ericは作戦のことを秘密にされたのが悔しかったらしい。特に、Ryanが知らされていたのが特に気に障る。それはEricだと敵に悟られてしまうから、ということでしたが終わってみると、HoratioとEricの義兄弟愛で締めくくられたエピソードに感じられました。(爆)せっかくHoratioの死を演出できたエピソードなのに、全体的に詰め込まれた感じで、やはりせめて2パーターあればもう少しHoratioの復活も工夫が出来ただろうし、NataliaやValeraの出番も増やせただろうし、Ronがボコボコに殴られていたシーンをカットされずに済んだのに、と思います。Julia親子はこのままマイアミに残るのか、Ronはまた出てくるのか、JakeとCalleighの関係は完全に終わったのか、全部続きのあるような終わり方(Loose End)でしたね。Jakeは何て、Sexyな~絶対に戻ってきて欲しいです。Horatioのためにあのお金を工面してくれたミゲルは、シーズン5で出てきた反カストロ運動をしている人とは別ですね。
October 10, 2009
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