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このブログを始めた最初期の2006年5月25日に、パイナップルの仲間のアナナス・ルシダス(Ananas lucidus)を紹介。その後長らくブログにお目見えしなかったが、昨年の11月30日に約5年半ぶりにその健在な姿を披露。その時に、購入以来6年以上経つのに一度も開花したことがないため、人工的に開花促進処理をしたいという内容のことを書いた。で、実際に今年の4月半ばごろに実行、本当に上手くいくかどうか自信がなかったのだが、なんと本当に花芽が上がってきたのだ。 これがルシダスの今現在の姿。屋外で直射日光に当てて育てているので、葉が真っ赤に染まっている。まさに普通のパイナップルをそのまま赤くしたような姿になっている。で、株の中心によ~く注目していただきたい。 オゥ、これぞまさしくルシダスの花芽。購入してから6年以上が経ち、なかなか開花してくれないのでやきもきしていたが、開花促進処理が功を奏してめでたく花芽が上がってきた。さあ、これからの開花が楽しみだ。 では、その「開花促進処理」とはいったいどんなものなのか? 実はその方法はいたって簡単。リンゴ1個と大きなビニール袋を用意するだけ。アナナスの仲間は、株が成熟してくると、エチレンガスに反応して花芽を付ける性質があり、実際に営利栽培ではそうやって人工的に開花時期を調整してアナナスの鉢物を生産している。が、一般家庭ではエチレンガスを発生させるための材料のカーバイドの入手が難しい。そこで、エチレンガスを発生するリンゴを使うというわけ。 そのやり方は、ビニール袋にアナナスとリンゴを入れ、袋の口をきっちり閉じ、1日に1回袋を開けて空気を入れ替えるだけ。これを1週間続けるのみ。私が処理をした時期は今年の4月中旬である。今まで6年間も花芽を付けたことがなく、しかも冬の間はずっと室内に入れていたために、株がかなり傷んでいるのに、ほんとにこんな方法で花芽が上がってくるのだろうかと半信半疑であったが、ようやくその成果が表れてホッとしている。そして、処理に使ったリンゴはその後おいしくいただいた。アナナスの花芽が上がり、さらにリンゴもおいしくいただけて、これこそまさに一石二鳥だ(笑)。
2012.06.24
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真っ赤な花を咲かせる「ホット・レッド」いう品種のアジサイが開花した。2年前に「国際バラとガーデニングショウ」で実物を見て気に入り、昨年苗を買って庭に植えておいたもの。ご覧の通り本当に真っ赤な花を咲かせる。園芸業者が咲かせたものは、着色でもしているのではないかと思えるほど真っ赤に染まった色になる。最近のアジサイはずいぶんと色鮮やかになったものだ。 ただし、先日もお伝えした通り、来年3月には神奈川への転勤が決まっている。昨年の4月に成田に越して以来、庭が広いことに気を良くして(笑)いろんな植物を植えたのだが、せっかく根付いたと思ったらまた転勤。世の中上手くいかないものだ。。。長年住み慣れた神奈川に戻れるのはいいのだが、なんだか複雑な気持ちだ。
2012.06.18
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6月10日に続いてコールラビ収穫報告第2弾。あれから1週間が経ち、青のほうはスーパーで売られているものと同じ大きさになり、紫のほうはやや生育が遅いものの、きれいに球形になってきたので、今日も収穫を行った。 私が中学生だったころから、この球状に膨らんだ形に興味を持ち、ようやく今になって栽培が実現したわけだが、実際に実物を見るとほんとに可愛らしい。なお、今回は借りている区画の、通路から離れた奥側で栽培していたのだが、次に栽培するときは通路側の目立つところで栽培して、周囲の注目を集めてみたいと思ったりもする(笑)。
2012.06.17
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5月27日に紹介した初挑戦のコールラビ。気温が上がってきたせいか成長が非常に早く、今日、早々と初収穫を迎えた。 今回収穫したのは青いほうだけだが、画像でお分かりのとおり、この丸く膨らんだ茎が何とも可愛らしい(*^^*)。現在の大きさはゴルフボールより少し大きいぐらい。実際にはもっと大きくなるのだが、あまり大きくなると固くなるので、とりあえず少々時期が早いがこの中から大きいものを3個選んで収穫した。 こちらは紫のコールラビ。青に比べるとやや生育は遅めだが、このペースだと来週末には初収穫を迎えられそうだ。 これが今回収穫したもの。初めての栽培だったのでうまくできるかどうか心配だったが、ちゃんと写真で見るあの独特な形をしている。そのうちの1個を皮をむいて生でそのまま食べてみたが、歯ごたえがよく、キャベツをまろやかにしたような味だった。2個目は細かく刻んでお好み焼きに隠し味として入れてみたが、まったく違和感がなく、コールラビを入れていたことも忘れるほど。まあ、コールラビはキャベツで言うところの「芯」が太ったものなので、案外和風料理にも合うのかもしあれない。あとの1個はサラダにする予定。紫のほうもどんな味がするのか楽しみだ。
2012.06.10
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カトレア交配種のBlc.マーベル・クイーン(Blc. Marvel Queen)が開花した。2009年10月31日に続いて当ブログ3回目の登場。平成2年(1990年)に購入したもので、私が所有するカトレアの中でももっとも長生きしている部類に入る。通常は秋~冬に咲くのだが、昨年の秋につぼみが4個も付いていたのに、強風で鉢が落下してしたためにすべてダメになってしまった(泣)。その時の開花用のエネルギーが残っていたのか、今年は例外的に初夏に咲いてくれた。 私がこの個体を気に入っているのは、その個性的な色彩にある。リップの付け根の筒状になった部分までが濃い赤に染まり、初めて見たときに一目ぼれして購入したのだ。購入時はもっとその部分が赤く、リップの黄色い「目」やパステルピンクのペタルとの対比が素晴らしかった。以来、未だにあの時の色はまだ再現できていない。 なお、私はカトレアは基本的に素焼き鉢にミズゴケで植えているのだが、この個体だけは実験的に「ベラボン」という、ヤシの実チップを使用している。これはヤシの実をさいの目状に切ったもので、私はMサイズを使用している。ミズゴケに比べて植え替えの労力が格段に少ないことと、年数がたっても腐りにくいことが大きな長所だ。この画像のものは昨年の夏に6年ぶりに植え替えた時のものだが、ベラボンは特に傷んでおらず、ご覧のとおりびっしりと根が張っている。 というわけで、これからはカトレアはすべてベラボンで植えたい・・・と言いたいところだが、植込み材料が統一されていたほうが管理は楽だし、また、植込み材料を変えるとその成果が分かるまで数年はかかるため、そう簡単に変えられないというのが本音だ。ただ、この個体に関しては成果が出ているので、さらに一回り大きい鉢にベラボンで植え替えをしておいた。これからも引き続き観察を続けたい。 あく抜きベラボン【0603superP10】価格:472円(税込、送料別)
2012.06.09
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毎日仕事が忙しくてストレスのたまる生活を送っているが、今日は職場で緊急会議が開かれて、思いがけない話を聞いた。それは、うちの部署の組織が改変されえることになり、私が神奈川勤務に戻れることになったということ。 昨年の1月下旬に長年住み慣れた神奈川県を離れて茨城県は水戸市に転勤。が、その年の3月に震災に遭遇、その影響で4月下旬には千葉県成田市へ転勤。以来、1年と1か月以上が経つが、未だに成田の生活には慣れず、土地勘もあまり身に付いていない。そして仕事はますます忙しくなる一方で、人間にも植物にも(笑)ストレスの多い生活が続き、この冬には多くの植物を枯らしてしまった。 そんな矢先、神奈川勤務に戻れるという話を聞き、今日は少し気分的に楽になった。とはいっても、神奈川に戻れるのは来年3月の予定だ。今携わっている仕事がそのころ山場を迎えるのと、年度末ということもあり、時期が前後する可能性もあるが、園芸的にも(笑)転居にはちょうどいい季節なので、来年が待ち遠しい。さて、今度はどこに住もうかじっくり考えるとしよう。
2012.06.06
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先週末と今週末にかけて、パフィオの植え替えを10数鉢ほど完了した。そのほとんどは、昨年の秋に、廃業寸前の老舗の某洋ラン業者から入手した往年の交配種である。 私はパフィオは一部の系統を除いてプラスチックの鉢に軽石という組み合わせで植えることにしている。カトレアの場合、素焼き鉢にミズゴケ植えというのが主流だが、パフィオは複数の植え方がある。素焼き鉢+ミズゴケ、プラ鉢+ミズゴケ、プラ鉢+杉皮、プラ鉢+杉皮+ミズゴケ、プラ鉢+軽石など、プラ鉢+軽石+バークなど、様々な植え方があり、趣味家は自分の栽培環境や、その品種の系統などに応じて植え込み材料を選定している。 私は一時期、プラ鉢+ミズゴケで植えていたのだが、ミズゴケが傷んでパフィオが根腐れを起こしやすく、また虫が潜んだり虫に食われたりするため、虫に食われない軽石植えに戻すことにした。ただ、軽石は乾きやすく、また肥料分も含んでいないため、水やりや肥料のやり方に一工夫が必要だが、そこは情熱?でカバーしたい。
2012.06.03
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