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カトレアの原種、C. ボーリンギアナ(C. bowringiana)が今年の秋も3個体開花してくれた。カトレアとしては豪華さに欠けるが、性質は強く、少々調子を崩しても毎年この時期に必ず咲いてくれる。現在温室を持たない者としては、温室のいらない時期に屋外で花が楽しめるのもうれしい。前回紹介したのは2011年10月10日。 こちらが本ブログ登場5回目になるセルレア(coerulea)。昭和61年(1986年)の入手以来、ほぼ毎年秋に開花しているのだが、唯一の例外は平成5年(1993年)の記録的な冷夏の年。この年は8月に開花してしまった。あの「夏の無い年」は未だに忘れられない。 こちらは’ブラック・プリンス’('Black Prince' HCC/AOS)。この個体も5回目の登場。実は正確な入手時期を覚えていないのだが、1998~1999年あたりだったような気がする。オリジナル株とのこと。 こちらはブログ登場2回目の’トライアンファンス’('Triumphans')のオリジナル株。実際には入手してから手元は3回目の開花となり、回を追うごとに花の形が良くなってきているので、非常に期待している。 さて、前回の紹介時にも書いたが、近年、ランの分類が大幅に変わり、このボーリンギアナはカトレア属という大家族からは外され、グアリアンセ・ボーリンギアナ(Guarianthe bowringiana)と呼ばれることになった。しかし、未だにこの呼び名に馴染めないため、このブログではカトレア属のまま表記している。とはいっても、洋ラン業界では徐々に新属名での表記が浸透している。それでも私は旧属名の方が好きだ。どうも私は保守的な人間なのかもしれない(笑)。
2012.10.23
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私はこのブログを初めて以来、毎年キャベツを栽培しているが、今年は国華園から発売されている「F1 クリスタルキャベツ」に挑戦することにした。通常のキャベツは、葉の表面がブルームという白い「ろう」のようなもので覆われているが、この品種はそのブルームがないという。 ご覧のように葉がピカピカで、普通のキャベツを見慣れた目には別の作物に見えてしまう。カタログの説明によると、ブルームないためアオムシの被害を受けにくく、減農薬で作れるとのこと。ホンマかいな・・・(笑)。ともかく、新しいもの好きの私としては、前々からこの品種に興味を持っていた。ただ、懸念しているのは、苗の植え付け時期がちょっと遅かったこと。播種時期そのものは適期だったはずだが、長い間畑には例のスイカが居座っていたために、植え付けが遅れてしまった。冬までに大きくなってくれるといいが。野菜たね キャベツ F1クリスタルキャベツ 1袋(3ml入)【キャベツ】【タネ】【種】価格:420円(税込、送料別)
2012.10.20
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カトレアの中輪多花性の品種、C.ファビンギアナ ’オオヤマザキ’(C. Fabingiana 'Ohyamazaki')と、同’ミカゲ’('Mikage' AM/JOS)が開花した。いずれも我が国の洋ラン界の往年の名花である。いずれもオリジナル分け株として入手したもの。オオヤマザキの方は2009年10月17日に紹介したのに続いて今回が5回目の登場。 こちらが’オオヤマザキ’。我が国の洋ラン界の草分け的存在だった大山崎山荘で栽培されていたもの。今まで紹介した中では一番ゆったりと咲いてはいるが、それでもまだ本来の花とは言いにくい。ここ2、3年ほどは株の調子が今一つだったが、今年は少し持ち直してくれた模様。しかし、また来年の春には転勤が決まっている。昨年、成田に越してきてようやく人も植物も慣れてきたかと思いきや、またもや転勤。世の中上手くいかないものだ・・・。 こちらは’ミカゲ’。今年3月に関西の業者で入手したもので、オリジナル株だとのこと。株分けされてから年数が経っていないのでまだ株が小さいが、もともとこの系統は性質が強くて大株になりやすいため、これからもじっくり育てて豪華に咲かせたい。
2012.10.17
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6月24日の日記で、リンゴを使ったアナナス・ルシダス(Ananas lucidus)の開花促進処理について紹介したが、その後、めでたく開花、結実してくれた。 株の大きさが十分でないところを強引に(笑)人工開花処理を施したせいか、果実はごく小さく、クラウン(冠芽、かんが)と呼ばれる葉の部分が大きい。が、ともかく入手以来約7年を経てようやく結実する姿を見ることができて、一人でニンマリしている(笑)。で、よく見ると、花茎の付け根付近に2つの子供が顔を出していて、さらにクラウンを使えば少なくとも3つの新しい苗ができるわけだ。今後の生育も楽しみだ。
2012.10.07
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