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秋咲きカトレア原種(であるはずの)C. ラビアタ・セルレア(Cattleya labiata coerulea)が今年も開花。当ブログに登場するのは2010年7月31日に次いで4回目。平日朝の出勤前の朝日を浴びた花を撮影したのがこちら。 カトレア原種収集家の方はご存じの通り、ラビアタは秋咲きの代表種であり、通常は9~10月に開花するはずだが、この個体に限っては2006年秋に入手して以来、なぜか毎年必ず7~8月に開花する。原因は不明。これを入手したときの業者にいつか話を聞いてみたいと思いつつも未だに聞けていない。ただ、色も形もラビアタとしては良い個体なので、気に入っている。
2012.07.18
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アメリカの巨大キャベツ「F1 O-S Cross」を収穫した。これは、アラスカ州で栽培されている巨大キャベツで、品種名のO-Sとは、オーバーサイズド(oversized)の略らしい。ネット上で画像を検索してみると、大変大きな品種だということが分かる。この品種が果たして日本でもうまく作れるのか? というわけで作ってみたのがこちら。 オゥ、デカい(笑)。スコップと比べればいかに大きいかがお分かりいただけると思う。手に持ってみると、スイカみたいにズシリと重い。合計で4株収穫したが、いずれも日本で市販されているものに比べてはるかにでかいものが採れた。ただ、このところ仕事が大変忙しく、自炊する余裕が全くないため、知人3人に差し上げることにした。いずれもその大きさに驚かれ、自称(笑)園芸研究家としてはちょっと鼻が高かった(笑)。実はこのブログでは紹介していないが、2年前の神奈川県在住時代にも栽培に成功し、この時も巨大なキャベツが採れた。 さて、巨大キャベツと言えば、我が国にも札幌近辺で栽培されている「札幌大球」という品種があり、こちらも実際に栽培して巨大なキャベツを収穫したことがある。北海道やアラスカという、寒い地域で巨大なキャベツが採れるところが興味深いが、緯度が高い地域は夏の日照時間が長いため、それが関係しているらしい。 この系統の巨大キャベツを関東で栽培するコツだが、私の経験では、秋に種子を蒔いて晩秋に本葉が5~6枚の状態で畑に定植、そのまま越冬させて翌年の初夏に収穫する作型が合うようだ。つまり、収穫時期が一年のうちでもっとも日照時間が長い時期に来るようにするといいらしい。というわけでご参考まで。
2012.07.14
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カトレア原種のC.ワーセウィッチー(Cattleya warscewiczii)が今年も開花。当ブログへの登場は2009年6月14日に続いて4回目となる。実際にはあれから毎年咲いていたのだが、今一つ出来が良くなかったので紹介しないでいた。まあ、今回も本来の花が咲いているとは言い難いのだが。 ワーセウィッチーとしてはなかなかいい花を咲かせる個体だと思う。今まで何度か開花した中では、2007年6月16日のブログ初登場の咲き方が最高だった。実は、過去にこの個体に個体名を付けて株分けしたものを某ネットオークションに出品したことが何度かある。取引相手はすべて個人の方だったと記憶している。ところが、最近になって、某有名業者のカタログにその個体が載っているのを見てビックリ。どういう経路でその業者に渡ったのだろうか? 別に、私が分けたものが業者で売られること自体はまったく法的には問題はない。ただ、洋ラン栽培の楽しみの一つとして、「希少価値を楽しむ」というのがある。自分が気に入っている個体がどんどん増やされて世の中に出回るというのもなんだか複雑な気持ちだ。これからは、本当に気に入ったものは門外不出にしようかなどと考えたりもする。
2012.07.01
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