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ファッショナブルなメガネを、安価で提案するZoffがおくる、この夏の、素敵なニュース!“Zoff 50 colors”シリーズは、 50色全てが、ほかでは出せないZoffオリジナルカラーのメガネフレームなんだって。 私がかけるならStrew Beigeかなー。この色なら肌の色に近いだろうから職場にしていっても違和感ないし、銀縁や黒縁のように事務的でありふれた感じもしないから。オフで出かけるなら 海へいくならCobalt Blue、山へ行くなら Deep Greenとか・・・、気になる値段は、レンズも込みで5250円(税込)。この価格ならシーンに合わせていくつか持つことも可能?w 使う人の年齢性別を問わない洗練されたデザイン。友達・カップル・家族で色違いで揃えて楽しんでみてはどう?どんな色があるの?カラフルなバリエーションは、ぜひこちらのサイトでご覧ください!>>http://www.zoff.co.jp/50colors.htmlZoffってどんなお店?Zoffのサイトはこちら>>http://www.zoff.co.jp/ しかもこのシリーズ、魅力的なコラボにも注目!雑誌「EYESCREAM」9月号では、「Zoff 50 colors」と、今注目のTOWA TEIがクリエイティブディレクターをつとめるミュージシャン・AYUSE KOZUEさん、「どこでもスナップ」でお馴染みのカメラマン米原康正さんとのコラボレーションが実現。10ページフルカラーの特集も注目です!こちらもチェックして、ファッションシーンのお手本にしてみては!?EYESCREAMについてはこちら>>http://www.usen-magazine.jp/es/index.htmlAYUSE KOZUEさんについてはこちら>>http://www.ayusekozue.com/更に、お買い上げの方には、もれなく「EYESCREAM×AYUSE KOZUE×Zoff」スペシャルリーフレットをプレゼント!詳しくはこちら>>http://www.zoff.co.jp/rock/50colors.html 発売開始が待ち遠しい!そんなあなたはスケジュールをチェックして!第1弾 7月28日(土) 25色を全国48店舗にて発売第2弾 8月11日(土) 25色を全国32店舗にて発売※ 店舗によっては、取り扱っていないカラーもあるので、ご了承くださいネ。発売店舗はこちらでチェック>>http://www.zoff.co.jp/50colors.html
July 31, 2007
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今回、紹介する「働く若者ネット相談事業」は、厚生労働省の委託をうけ、仕事上の悩みの相談にのってくれたり、仕事上の問題の解決など、キャリア・カウンセリングを通じて働くあなたのサポートをしてくれるサイト。キャリア・カウンセリングとは、生き甲斐をもって働くため、夢を実現するために、その道のエキスパートが支援をすること。 あなたの興味や価値観、能力や特性にもとづいて、若いあなたに適切なサポートをいたします。公式サイト>>http://net.j-cda.org/pc/index.html このサイトの特徴は、Webのほか、電話、TV、対面と、自分に適した相談方法が選べるところ。おまけに、カウンセラーも専門分野や取得資格などのプロフィールから、あなたが相談したいカウンセラーを選べます。相談料も、電話相談の通話料以外は無料。ちょっとしたことでも、相談にのってくれるから、是非、気軽に試してみてね。
July 31, 2007
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長沙過賈誼宅 劉長卿三年謫宦此棲遲、萬古惟留楚客(一作國)悲。秋草獨(一作漸)尋人去後、寒林空見日斜時。漢文有道恩猶薄、湘水無情弔豈知。寂寂江山搖落處(一作正搖落)、憐君何事到天涯。【韻字】遅・悲・時・知・涯(平声、支韻)。【訓読文】長沙にて賈誼の宅に過(よ)ぎる。三年謫宦此こに棲むこと遅く、万古惟だ留む楚客(一に「国」に作る)の悲しび。秋草独り(一に「漸」に作る)尋ぬ人去りて後、寒林空しく見る日の斜なる時。漢文道(い)ふこと有り恩猶ほ薄しと、湘水情無くして弔豈に知らんや。寂寂たる江山揺落の処(一に「正揺落」に作る)、君を憐ぶ何事ぞ天涯に到る。【注】○長沙 湖南省長沙市。○過 立ち寄る。○賈誼 前漢の文帝に仕えた文人。辞賦に秀で論策にも長じた。権力者に妬まれ讒言により、長沙王の太傅に左遷された。賈長沙ともいう。のちに再び文帝に召され、末子の梁懐王の太傅となったが、懐王が落馬死すると、その翌年憂死した。著に『新書』あり。(前二〇一……前一六九年)。○三年 長沙に左遷されて三年間とどまった。○謫宦 官吏がとがめを受けて官位をおとされ、遠方の辺地に流される。○万古 昔からずっと。○楚客 故郷を離れて楚の地方(長江中下流域)にいる者。○寒林 さびしい林。○漢文 漢代の文章。○湘水 湖南省を流れ、瀟水と合して洞庭湖に注ぐ。○無情 心が無い。○弔 人の死を悲しみ、いたみとむらう気持ち。賈誼は任地に赴く途中、「弔屈原文」を作った。○寂寂 ひっそりとして、さびしいようす。○江山 山川。○揺落 木々の葉が散る。○何事 どういうわけで。なぜ。○天涯 きわめて遠い所。【訳】長沙にて賈誼の宅に立ち寄って詠んだ詩。官位おとされ流されてこの地に住んでもう三年、昔からただ留まるは楚に流されし悲しみよ。人去りてのちひっそりと賈誼の旧宅たずねみん、さびしき林ひとけなく日の暮れがたにたどり着く。漢文にいう天子様の御恩でさえも薄きとぞ、湘水人情あらざれば我の弔意もわかるまい。ひっそりさびしき川沿いの山が木々の葉落とすころ、君なに故に流されて都離れてここきたる。
July 31, 2007
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漢陽獻李相公 劉長卿退身高臥楚城幽、獨掩閑(一作寒)門(一作雙扉)漢水頭。春草雨中行徑沒、暮山江上捲簾愁。幾人猶憶(一作識)孫弘閤、百口同乘範蠡舟。早晩卻還(一作歸)丞相印、十年空被白雲留。【韻字】幽・頭・愁・舟・留()【訓読文】漢陽にて李相公に献ず。身を退きて高臥す楚城の幽、独り閑(一に「寒」に作る)門(一に「双扉」に作る)を掩(おほ)ふ漢水の頭。春草雨中径を行けば没し、暮山江上簾を捲きて愁ふ。幾人か猶ほ憶ふ(一に「識」に作る)孫弘の閤、百口同(とも)に乗る范蠡が舟。早晩卻つて還す(一に「帰」に作る)丞相の印、十年空しく白雲に被はれ留まる。【注】大暦七(七七二)年春、漢陽における作。○漢陽 唐の■(「眄」の「目」を「シ」に換えた字。ベン)州の属県。湖北省武漢市漢陽。○漢水 陝西省に発し、湖北省の漢口で長江に注ぐ。○公孫弘 漢の薛の人。字は季。春秋雑学を学ぶ。武帝に仕え、博士となり、丞相となった。東閤(東の小門)を開いて、天下の賢人を招いたという。○百口 家族全員。○范蠡 春秋時代楚の人。越王勾践を助けて呉王夫差を破り、上将軍となった。のちに官を辞して家族を引き連れ舟で五湖(太湖)に浮かび、斉にゆき、姓名を鴟夷子皮と変え、また、陶にいて富豪となり陶朱公と称した。○丞相 宰相。君主の命を受けて補佐する最高の官吏。【訳】漢陽において李相公に献呈する詩。身を退きて閑居する楚の町はずれ静かな地、漢水のほとり世の人と交わり絶ちて門を閉づ。雨降るなかに道ゆけば丈よりのびた春の草、川のほとりで簾あげ夕暮れの山見て愁う。いったい何人いにしえの公孫弘の閤おもう、家族ひきつれ范蠡の舟に乗り込み五湖に浮く。いつ返さんか天子よりいただいた丞相の印、十年空しく山中の雲に被われここに住む。
July 30, 2007
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これからはエコの時代。まあ、ガソリン高いし、自家用車に乗る割合をへらしています。これも温暖化対策?w冷凍庫の氷も夏の昼間に冷蔵庫ガンガンはたらかせるのも大変かなー、と考えて、なるべく夜に作るようにしてます。昼間もできるだけ、クーラーは使わずに庭への打ち水と扇風機w。あと、やってるのは、ゴミの分別ぐらいかなあ。水の宅配サービス『アクアクララ』では、専用のウォーター・サーバーで常時、冷水・温水が楽しめるうれしい「水の宅配サービス」。繰り返し使うことができるリターナブルボトルを採用し、空になったボトルは水を宅配する際に同時に回収、リサイクルの手間も一切かからない次世代型デザインウォーターです。【特集】ゴミが出ないリターナブルボトル>>http://www.aquaclara.co.jp/eco/「水に関する調査」結果報告書>>http://www.aquaclara.co.jp/search/ ウォーター・サーバーhttp://www.aquaclara.co.jp/rd.php?aid=537 アクアクララは専用のウォーター・サーバーで常時、冷水・温水が楽しめるうれしい「水の宅配サービス」。繰り返し使うことができるリターナブルボトルを採用し、空になったボトルは水を宅配する際に同時に回収、リサイクルの手間も一切かからない次世代型デザインウォーターです。公式サイトはこちら>>http://www.aquaclara.co.jp/
July 29, 2007
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ソニー提供の、多機能型ブログパーツ「FLO:Q(フローク)」に、新コンテンツ「FLO:Qゲームセンター」登場。気軽に遊べて、何度やっても飽きない、シンプルゲームが勢揃い。「テニス」、「スピード」、「スライダーパズル」、「タイピングゲーム」、etc・・・。おまけに、期間限定ゲームは、1ヶ月を目安に新たなゲームへ自動更新。FLO:Q登録クリエイターが作るオリジナルゲームもあり、お気に入りのゲームをあなたのブログに貼れば、訪問者の目を引く・・・かもよ。ブログがますます楽しくなるよ。個人的にはスライダーパズルがいいかな。そのうち、きっとpcなどからお気に入りのペットの写真をメールで送るとオリジナル画像のスライダーパズルとかできるようにしてくれるんだろうなあ、なんてったってソニーだもんね。お楽しみコンテンツ満載の「FLO:Qゲームセンター」。さっそく気になるゲームタイトルをチェック!・FLO:Qゲームセンターはこちら↓http://blog.floq.jp/support/game_center/?pb・各ゲームをFLO:Qに設定する方法はこちら↓http://blog.floq.jp/support/game_center/#setting・各ブログへの貼り付け方はこちら↓http://blog.floq.jp/support/help/floq/?pbゲームカタログ一覧>>http://blog.floq.jp/support/game_center/?pbパワーアップしたFLO:Q(フローク)の新機能紹介ページはコチラ>>http://blog.floq.jp/support/news/20070724.html?pb
July 29, 2007
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送李録事兄歸襄■(「登」にオオザト。トウ) 劉長卿十年多難與君同、幾處移家逐轉蓬。白首相逢征戰後、青春已過亂離中。行人杳杳看西月、歸馬蕭蕭向北風。漢水楚雲千萬里、天涯此別恨無窮。【韻字】同・蓬・中・風・窮(平声、東韻)。【訓読文】李録事兄の襄■(トウ)に帰るを送る。十年難多きこと君と同じく、幾れの処にか家を移して転蓬を逐(お)ふ。白首にして相逢ふ征戦の後、青春已に過ごしき乱離の中。行人杳杳として西月を看、帰馬蕭蕭として北風に向ふ。漢水楚雲千万里、天涯此の別れ恨み窮まり無し。【注】○李録事兄 劉長卿の友人らしいが、未詳。「録事」は、事件を記録する官職。書記。○襄■(「登」にオオザト。トウ) 襄州(湖北省襄樊市)と■(トウ)州(河南省トウ県)。○十年多難 戎▼(「日」のしたに「立」。イク)《江城秋霽》「万事成すこと無くして空しく日を過ごし、十年難多くして郷に還らず」。○幾処 どこ。○転蓬 北地の蓬(日本でいうヨモギではない)は草が円形に生え、枯れて根が抜けると荒野をころがる。○逐 おいかける。○白首 白髪頭。○相逢 相手に会う。○征戦 いくさに出る。出かけていって敵を攻め戦う。○青春 歳が若くて元気な時代。○乱離 世の中が乱れた憂い。○行人 旅人。○杳杳 深く暗いようす。○帰馬 帰路に乗る馬。○蕭蕭 馬が鳴く声の形容。○北風 「越鳥南枝に巣くひ、胡馬北風に依る」は、故郷をなつかしむ心をいう。○漢水 陝西省に発し、湖北省を流れて、漢陽で長江に注ぐ。○楚雲 楚(長江中流域)の地方の雲。○天涯 天の果て。転じて、非常に遠い所。○無窮 限りがない。【訳】李兄がの襄■(トウ)に帰るのを見送る。苦節十年君と共、蓬追いかけて転居する。いくさ経てのち君と会う互いに見交わす白髪かな、青春時代は世が乱れ二度とかえらぬ若さかな。闇夜を照らす西の月見ながらきみは旅に出る、帰りゆく馬嘶きていざつきすすむ北の風。漢水ながれ楚の空に雲はひろがる千万里、君との距離は遠ざかり留まる我ぞ恨めしき。
July 28, 2007
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送皇甫曾赴上都 劉長卿東遊久與故人違、西去荒涼舊路微。秋草不生三徑處、行人獨向五陵歸。離心日遠如流水、迴首川長共落暉。楚客豈勞傷此別、滄江欲暮自霑衣。【韻字】違・微・帰・暉・衣(平声、微韻)。【訓読文】送皇甫曽の上都に赴くを送る。東遊久しく故人と違ひ、西去荒涼として旧路微かなり。秋草三径に生ぜざる処、行人独り五陵に向かひて帰る。離心日びに遠ざかること流水のごとく、迴首川長くして落暉を共にす。楚客豈に労せんや此の別れを傷むを、滄江暮れんと欲して自から衣を霑す。【注】○皇甫曽 皇甫冉の弟。○赴 役目で行く。○上都 長安。○故人 古くからの友人。○荒涼 荒れ果ててさびしいようす。○三径 門へ出る道、裏門へ出る道、井戸へ出る道。『三輔決録』に、前漢の蒋元卿の屋敷には竹下に三径を開き、故人の求仲・羊仲が遊んだという。○行人 旅人。ここでは皇甫曽をさす。○五陵 唐の高祖・太宗・高宗・中宗・睿宗の墓所。いずれも陝西省にあり。富豪が多く住んでいたという。○離心 離れそむく心。○迴首 ふりかえって見る。○落暉 沈み行く太陽。○楚客 楚の地方(長江中流域)の旅人。○傷此別 別れに心をいためる。○滄江 青い川。○欲暮 いまにも日が暮れそう。○霑衣 涙で衣をぬらす。【訳】皇甫曽が長安に赴くのを見送る。東へきてから長いこと旧友たちともご無沙汰で、これから西に向かいゆく道あれはててさびしかろう。三径にはまだ草はえず、五陵めざしてきみ帰る。別れる心は流水のごとくに日々に遠ざかり、こうべめぐらし振り返りゃ川のあなたに日は沈む。楚に残るわれに此の別れ、さらに辛さを添えるのか、滄江もうじき日は暮れん、おのずと涙袖ぬらす。
July 27, 2007
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觀校獵上淮西相公 劉長卿龍驤校獵邵陵東、野火初燒楚澤空。師事黄公千戰(一作載)後、身騎白馬萬人中。笳隨晩吹吟(一作曉月吹)邊草、箭沒寒(一作青)雲落塞鴻。三十擁旄誰不羨、周郎少小立(一作有)奇功。【韻字】東・空・中・鴻・功(平声、東韻)。【訓読文】校猟を観て淮西相公に上(たてまつ)る。龍驤校猟す邵陵の東、野火初めて焼く楚沢の空。黄公に師事す千戦(一に「載」に作る)の後、身は白馬に騎る万人の中。笳晩吹に随ひ辺草に吟じ(一に「暁月吹」に作る)、箭寒(一作青)雲に没して塞鴻落つ。三十にして旄を擁す誰か羨まざらん、周郎少小にして奇功を立つ(一に「有」に作る)。【注】○校猟 柵を設けて野獣を囲い、猟をすること。○淮西相公 李希烈。○龍驤 勢い盛んなさま。○邵陵 漢代の県の名。今の湖南省邵陽市。○野火 狩猟のときに焚く篝火。○楚沢 春秋戦国時代に楚の国にあった雲夢沢。大沼沢で長江中流の湖沼地帯にあったという。○師事 先生として使え、教えを受ける。○黄公 秦の隠者、黄石公。張良に太公望の兵書を授けた。千戰(一作載)後、身騎白馬萬人中。○笳 西北方の異民族が吹く葦笛。○辺草 辺境の草原地帯。○箭 矢。○塞鴻 辺境のとりで付近を飛ぶガン。○旄 カラウシの尾の飾りのついた旗。○周郎 三国呉の周瑜。呉の孫権の武将。赤壁の戦いで、蜀の諸葛亮とともに、魏の曹操を破った。○少小 若くして。○奇功 すぐれた軍功。【訳】囲い込みの狩猟を観て淮西の相公李希烈さまに献上した詩。邵陵の東、野を囲い、君勇ましく狩りをする、篝火の煙たちのぼり楚沢の空をこがすまで。黄石公にお仕えし多くの戦経ての後、その身白馬にまたがりて万人の中かけめぐる。夕暮れアシ笛音ひびき辺境の地に詩を吟じ、放つ矢雲の中に消え塞の空のカリ落とす。三十にして将軍は誰しも羨やまざるは無く、周郎歳は若けれど戦の手柄無双なり。
July 23, 2007
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獻淮寧(一作寧淮)軍節度使李相公(一作淮西將李中丞、又作獻南平王) 劉長卿建牙吹角不聞(一作戟門)喧、三十登壇衆所尊。家散萬金酬士死(一作死事)、身留(一作持)一劍答君恩。漁陽老將多迴席、魯國諸生半在門。白馬翩翩春草細(一作緑)、郊原(一作少陵、一作邵陵)西去獵平原。【韻字】喧・尊・恩・門・原(平声、元韻)。【訓読文】獻淮寧(一作寧淮)軍の節度使李相公に献ず。(一に作「淮西将李中丞」に作り、又「献南平王」に作る) 建牙吹角喧すしきを聞(一に「戟門」に作る)かず、三十にして壇に登り衆の尊ぶ所なり。家万金を散じて士の死(一に「死事」に作る)に酬い、身は一剣を留めて(一に「持」に作る)君恩に答ふ。漁陽の老将多くは席を迴り、魯国の諸生半ばは門に在り。白馬翩翩として春草細く(一に「緑」に作る)、郊原(一に「少陵」に作り、一に「邵陵」に作る)西のかたに去りて平原に猟す。【注】○淮寧軍節度使 淮西の方鎮。治所は蔡州にあった。○李相公 李希烈。建中二年(七八一)五月に南平王に封ぜられ、八月に襄陽を攻めて梁崇義を誅し、九月に同中書門下平章事を加えられた。(一に作「淮西将李中丞」に作り、又「献南平王」に作る) ○建牙 将軍の旗である牙旗を建てる。○吹角 軍中でもちいる角笛を吹く。○登壇 将軍となる。○家散万金酬士死 家財をなげうって部下の兵士をねぎらう。○君恩 天子のご恩。○漁陽老将 安史の叛乱軍を討伐する老将。○迴席 席を避ける。謙譲の礼節を示す。○魯国諸生 魯の儒学者。○翩翩 動きが軽やかなようす。○邵陵 漢の県の名。故城は蔡州偃城県の東四十五里に在り。【訳】淮寧軍の節度使李相公に献上した詩。 将軍旗たて笛吹けば叛乱軍もなりひそめ、三十にして登壇しその身は人に尊ばる。家財を払い士に酬い、身は剣振るう君のため。漁陽の老将席を去り、魯国学者は来訪す。白馬にまたがり軽やかに春の草をばふみしめて、邵陵こえて西にゆき平原の地へいざゆかん。
July 21, 2007
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聞虞■(「眄」の「目」をサンズイに換えた字。ベン)州有替將歸上都登漢東城寄贈 劉長卿淮南搖落客心悲、●(サンズイに「員」。ウン)水悠悠怨別離。早雁初辭舊關塞、秋風先入古城池。腰章建隼皇恩賜、露冕臨人白髮垂。惆悵恨(一作夫)先我去、漢陽耆老憶旌麾(一作旗)。【韻字】悲・離・池・垂・麾(平声、支韻)。【訓読文】虞■(ベン)州の替有りて将に上都に帰らんとするを聞き漢東城に登りて寄贈す。淮南揺落して客心悲しび、●(ウン)水悠悠として別離を怨む。早雁初めて辞す旧関塞、秋風先づ入る古城の池。腰章建隼皇恩より賜はり、冕を露はにし人に臨みて白髮垂る。惆悵して君(一に「夫」に作る)を恨む我に先んじて去るを、漢陽耆老旌麾(一に「旗」に作る)を憶ふ。【注】○虞■(ベン)州 湖北省武漢市漢陽。○替 勤務の交代。○上都 長安。○漢東城 湖北省随県にあった。○淮南 唐の方鎮の一。治所は揚州(江蘇省揚州市)にあった。○揺落 秋に木々の葉が散る。○客心 郷里を離れて異郷にいる者の心。○●(ウン)水 川の名。南陽を流れる。○悠悠 ゆったりとしたさま。また、はるかなさま。○別離 わかれ。○関塞 関所ととりで。○古城 ふるい町。○腰章 腰にぶらさげた印章。むかし官吏は任命されると同時に天子から地位や感触を表徴する印章と印綬をいただいた。○建隼 ハヤブサを画いた旗。州郡の長官が赴任するさいに掲げた。○皇恩 天子のご恩。○露冕 「後漢の郭賀が荊州の刺史だったとき、明帝が南陽を巡狩し、三公の服を与え、袒を去り冕を露わにして住民に見せ、郭賀に徳が有ることを表彰した。○惆悵 かなしみなげく。○漢陽 湖北省武漢市。○耆老 老人。耆は六十歳、老は七十歳。○旌麾 旗のぼり。【訳】■(ベン)州の刺史虞遜が刺史の交替によって長安の都に帰ろうとしているのを聞き、漢東城に登って別れの詩を詠んで贈る。淮南の地に木の葉散りふるさと恋し旅ごころ、●(ウン)水の水はるばると別離を怨む我が涙。かりがね関におとずれて、秋風わたる城の池。腰の印章、ハヤブサの旗をば天子にいただいて、冕を露わに人前で白髮を垂るるはずかしさ。我を残して君は去り、漢陽老人旗おもう。
July 8, 2007
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