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前にも書いたことがあったかもしれませんが、ぼくが茹で落花生を初めて食べたのは、もう大人にならんとする頃のことでした。大学生になったばかりの頃、友人になりたての3人でとあるオンボロ居酒屋でお通しで出されたのが初めてでした。3人が3人共に地方都市出身でありまして揃ってこれが初の茹で落花生だったのです。落花生は炒ったものしか知らなかった田舎者の我々はこの見覚えはありながも明らかにこれまで知っていたものとは違っている食べ方に驚愕と共に激しい嫌悪感を抱かされたのでした。当時はまだまだ初体験に対する免疫が不足していたようです。そこがオンボロ酒場であったことも出されたつまみへの不安と不信を増進させたのではなかろうか。実際、ボロい酒場のつまみというのは今だって警戒心を解除するのに一定の経験を要するものです。それはさておき慣れてみると茹で落花生、無茶苦茶好物になっていたわけですが、これが案外入手が困難で、ごく稀に売られていたりもするけれど、相当思い切らないと買い求めようとは思えない価格だったりするのだ。ところが今年の夏はちょっとばかり状況が違っていたように思うのです。というのも普段使いしている近所のスーパーでも生落花生が売られていたのであります。これは一体全体どうしたことなのだろう。それでも量の割にはお値段は少しばかりお高めだから躊躇していたのですが、ある日、これは見切り品を多く取り扱う八百屋をたまたま覗いてみたら相場では498円で売られているのが200円というお求めやすい価格にて販売されていたのだからしばし悩んでしまうのです。聞くところによると生落花生は新鮮なうちに処理しないと酷く不味いという情報を耳にしていたからです。しかし思い切って2袋買い込んでしまったのだ。さてその味はいかようであったか。塩茹で落花生材料】落花生(生) 500g/塩 30g/水 1L【作り方】1. 鍋に落花生、塩、水を入れて落とし蓋をし。弱火で40分茹でる。 おお、思った以上に処理も簡単だなあ。しかも多少古くなったり外殻が痛んでいるように見えても中身はとても立派で美味しいではないか。来年もまた見切り品は逃さぬよう注意を払うことにしよう。落花生のペペロンチーノ【材料】パスタ(茹でる) 100g/塩茹で落花生 150g/にんにく 1片/赤唐辛子(輪切り) 小さじ1/4/塩 1/8/油(オリーブ) 大さじ1.5/バジル(D) 適宜【作り方】1. フライパンに油を熱してにんにく、赤唐辛子を炒める。落花生、塩を加える。パスタを加える。皿に盛ってバジルを散らす。 確かに美味しいのだけれど、もう少しパスタと落花生が混然となっていた方が間違いなく旨いと思うのだ。もったいないかもしれないけれど、いっそのこと落花生を半殺しにして混ぜるなんてのはどうだろう。茹で落花生の塩バター和え【材料】塩茹で落花生 300g/バター(溶かす) 10g/塩 小さじ1/4/パセリ(D) 適宜【作り方】1. 全ての材料を混ぜる。 ネットで見掛けたので作ってみたけれど、これはバターの風味とうまく混ざっておらず、思いの外につまらなかったなあ。落花生の味噌汁【材料】落花生(生)・わかめ・だし・味噌 適宜【作り方】1. 鍋にだしを沸かして落花生を煮る。わかめ、味噌を加える。 たまたま相場マナブを見るともなしに眺めていたら落花生の味噌汁をやっていたので、試してみたのです。殻つきのまま茹でるってのがとうもろこしを芯ごと茹でるのと同じような効果があるっぽくてちょっとやってみたかったのだ。ところが、食べるのが面倒なだけど、さほどだしとして染み出してくるって感じはなかったかな。茹で落花生と錦松梅の混ぜごはん【材料】ごはん・茹で落花生・錦松梅 適宜【作り方】1. 全ての材料を混ぜる。 錦松梅のまぜごはんに茹で落花生が混ざっているだけ。そりゃまあそうだけど。これもやはり落花生を潰して混ぜた方が濃厚な風味になりそうです。
2025/10/31
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これまで意識したことはなかったけれど、知らぬうちにぼくは串カツという単語を用いることがなくなっていたようです。何度か書いたことがありますが、幼い頃ではありますが、ぼくは和歌山で過ごしていた短くない期間があります。だからといって関西人を気取るつもりはさらさらないけれど、まあ、当時はもういかにもって位には関西弁を達者に使っていたはずです。関西弁を使うからといって串カツと読んだかといえば確信をもって言い切れないのです。というかそもそも串カツなど食べたことすらなかったかもしれない。だから今、こうして書いているのが串カツという単語を口にする初体験なのだろうか。口にしていないから、そっと口にしてみます。う~ん、どうも馴染みがないなあ。大体において、東京では串カツと呼ぶことはあまりなく、大概の場合、串揚げと呼んでいるような気がします。調べてみると次の国語辞典編集者の肩の手による文章がありました。https://japanknowledge.com/articles/blognihongo/entry.html?entryid=416 ふうん、そうなんだ。実のところどっちだって構わないじゃないかってのが本音なのですが、この夜お邪魔したお店では、串カツの本場である(らしい)大阪っぽさを演出するためもあってか、串カツと呼んでいる。その拘りもぼくにはさしたる問題ではないけれど、その店が何かしらの拘りをもって串カツなり串揚げを意識して使い分けているのであればそれを尊重する程度の気配りはしても良いとは思っているのです。 ということで、「日暮里 串まる」にやって来ました。繰り返しになりますが、こちらはHPでは串カツ呼びを既定路線としているようだけれど、現地メニューの10品盛りには串揚げと記されていたような気もする。この記憶が正しいのであればまあどっちだっていいってことにもなりそうです。ここの串揚げだか串カツは衣のパン粉が細かくてざくざくとしていて本場っぽい気がするんですね。それと衣が薄くなって油の吸着も少ないんじゃないだろうか。油量控え目なのが有難いのはカロリーのことを気遣ってのことではないのだ(いや、3割程度はそこも重要と思ってはいる)。これまたかつて書いたことがあるけれど、ぼくは油に弱くてすぐに酔ってしまうのだ。油を流そうと酒を呑むスピードもいつも以上に増して高速となりがちなのだ。つまり、油酔いを回避しようと勢いよく酒を呑むから結局は串カツもしくは串揚げの油酔いと酒のアルコール酔いが複合的にぼくの身体というか血流を駆け巡り、ハイブリッド酔いに見舞われることになるのだ。そんなことは何度となく経験しており、事前に予測可能でもあるのだけれど、やはりその罠にまんまと捉えられるのです。この夜は本当は立ち寄るつもりの酒場があったのだけれど、とてもその気になれずに帰宅する羽目となってしまいました。まあねえ、串揚げまたは串カツのみならずマルゲリータやオイリーなシーザーサラダやフライドポテトまで食べてるんだからそりゃまあ、胸焼けだって起こすわけです。
2025/10/27
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まだまだ初訪の鶴瀬の酒場巡りは続きます。これまでは駅の西口方面を巡りましたが、残り2回は東口方面の酒場を巡った報告となります。Wikipediaから頂戴した情報によると東口方面には以下の商店街が存在するとのことです。--鶴瀬駅前通り商店会 - 東口前に位置し、そのほとんどの店舗が埼玉県道245号鶴瀬停車場線にある。鶴瀬駅東口駅前通り商店会 - 東口から南東方向に伸びている。惣菜店や洋食店があり、「昔ながらの商店街」の雰囲気がある。その他、サンドラッグ鶴瀬店、みずほ銀行鶴瀬支店が立地する。鶴瀬商業協同組合(富士ビル) - 鶴瀬駅東口区画整理事業により、駅前交通広場になる予定である。谷津西本通り商店会 - 東口から伸びる道路の延長にあり、駐車場が点在している。大規模なマンションが建設されたこともあり、商店街としての雰囲気はない。-- これを一読した限りでは4つも商店街があってそれなりに賑やかそうな印象を抱かされるのですが、実際に歩いてみた限りにおいて、少しも活気のあるといった印象はありませんでした。これは一体どうしたことなのだろう。少なくとも鶴瀬駅東口駅前通り商店会は「「昔ながらの商店街」の雰囲気がある」とのことだから期待を持ってしまっても仕方がないけれど、ほとんど商店街の体裁をなしていないというのが正直な感想です。確かにまあ商店はあるのだけれど、ぼくにとって肝心の酒場がないんじゃねえ。 とはいえ目当てがないわけではないのだ。東口を10分ほど歩いた辺りに「焼き鳥 みよし」という酒場があるみたいなのです。開店時間の17時まではまだちょっと時間があるけれど、営業していないという公算も高いと予想し、早めにリサーチしておくことにします。というのもこの時間であればいっそのこと鶴関周辺での呑みはここで切り上げ、駅を移動してみることも考えられるから。いそいそと目当ての酒場を目指しますが、う~む、もうすぐ営業時間のはずなのに店内から灯りは漏れておらず、どうも閉業したと考えるのが妥当な線に思えます。しからば、鶴瀬呑みは切り上げたのか、というとそんなこともなかったのです。というかこの後、もう一、二軒は立ち寄ろうという気持ちになったのですが、その理由は次回送りにします。さて、もったいぶっていますが、まだ営業している店は少ないなか、「居酒屋 和み処 わらう門」は絶賛営業中でありました。カウンター席にはすでに呑み始めたばかりにはとても見えない3名のオヤジたちがいます。この辺の住民なんだろうなあ。もう少し遅い時間から始めればいいのになんて思ったりするけれど、もう少し遅くなると混みだす程の人気伝なんだろうか。店は物静かな女性が一人でやっておられるようです。お通しは立派な肉豆腐でした。これを見てから肴を注文すれば良かったのですが、すでに鰊の切込とエビのフリッターを頼んでいました。正直あまり期待していなかったのですが、思ったよりずっとちゃんとしたお店なんだなあ、お酒類もお手頃だし、なるほど、早い時間から呑みに来る方がいるわけだ。これはもしかすると本当に遅い時間には満席になるなんてこともあるのかもしれません。そうなると周辺の酒場にも俄然期待が高まる訳で、当然ながらもう他所の町に異動するなどという考えは霧散していたのです。
2025/10/26
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料理っていうのは不思議なもので、レシピを眺めてこりゃアカンと思っても実際に作ってみると驚くほどに美味しかったりすることがあるものです。特段、聞いたこともない食材が使われているでもなく、どうやって入手すればいいのだろうと途方に暮れてしまうようなスパイスや調味料がつかわれていたりすることもないのに驚くほどの出来映えになるということがあります。その場合、使われている食材やらがありふれたものばかりだったらなおさらに驚かされるのです。そんな料理人の一人にリュウジ氏がいます。って今更リュウジかよってな声が聞こえてきそうでありますが、ぼくは最近になるまでこの方のレシピをどこか呆れ気味に眺めるだけでやり過ごしてきました。で、偶然、普段あまり用いることのない食材を手に入れることができた(ご明察の通り近場のスーパーマーケットで破格の安値で見切り販売されていたのです)のですが、そんなうちではレアな食材でありましたので、適当なレシピがなかったのです。慌ててネットで調べてみたらたまたまにリュウジ氏のレシピと出逢ったのでした。この安価な食材以外にはうちにあるものばかりだったので、他の食材のシンプルさが幾分つまらない仕上がりになるものと予感されもしたけれど、急いで処理したかったので迷いを打ち捨てて作ることにしたのですが、これが驚くばかりに美味しかったのだ。そして悟った訳です。やはり料理というのは実際に作ってみないとその仕上がりはア分からないものだなあと。そんな氏の料理はその後時折うちの食滞に上がることになるのでした。至高を越えたビーフシチュー【材料】牛肉(スネ/10等分/塩、胡椒をまぶす) 500g/塩・胡椒 適宜/油(オリーブ) 大さじ1/玉ねぎ 1個/にんにく 15g/塩 適宜/水 200ml/トマト水煮 200g/水 200ml/赤ワイン 350ml/顆粒コンソメ 小さじ2.5/はちみつ 小さじ2/ナツメグ 小さじ1/4/胡椒 適宜/バター 10g/マッシュルーム(バターで炒める) 120g/バター 10g/はちみつ 小さじ2【作り方】1. 鍋に油を熱して牛肉を炒めて取り出す。玉ねぎ、にんにく、塩、水を入れて蓋をし、10分煮る。トマト水煮を加える。肉、水、赤ワイン、顆粒コンソメ、はちみつ、ナツメグ、胡椒を加えて蓋をし、1時間30分煮る。肉を取り出して野菜を濾す。マッシュルーム、バター、塩、はちみつを加える。 最初に驚かされたのがこのレシピ。ね、極めてオーソドックスですね。でもこれが旨いのだ。牛スネ肉が手に入ったら騙されたと思って一度お試しください。水菜のからしマヨサラダ(写真遺失)【材料】水菜(4cm長) 200g/マヨネーズ 大さじ3/塩・胡椒・味の素 適宜/ベーコン(細切り) 40g/砂糖 小さじ1/2/練り辛子 5cm1. フライパンでベーコンを炒める。2. ボウルで水菜、マヨネーズ、塩、胡椒、味の素、砂糖、練り辛子、1.を和える。 これは辛子がポイントと思えますが、やはりリュウジ氏が活用しまくる味の素が決め手となっています。味の素使ったっていいじゃんと思えるかどうかがリュウジ氏レシピ克服のポイントだと思うのです。もやし味噌炒飯【材料】ごはん 200g/豚肉(ひき肉) 70g/もやし(砕く) 1/2袋/卵 1個/油(ごま)・味噌 大さじ1/醤油 小さじ1/味の素・塩・胡椒 適宜/小ねぎ(小口切り)・ラー油 適宜【作り方】1. フライパンに油(ごま)を熱して豚ひき肉、塩、胡椒を入れて炒める。味噌を加える。空いた場所に溶き卵を加えて炒める。ごはん、もやしを加える。味の素、醤油を加える。皿に盛って小ねぎ、ラー油を散らす。 味噌味、もやしが具材というのがちょっと変わってますが、ここでもやはり味の素がいい働きをしてるのですね。レタス丼(リュウジ)【材料】ごはん 200g/レタス(千切る) 1/2玉/ベーコン(拍子木切り) 40g/バター 10g/塩・旨味調味料・胡椒・醤油 適宜【作り方】1. フライパンにバターを熱してベーコンを炒める。レタスを加える。塩、旨味調味料を加える。2. 丼にごはんを盛って1.をのせ胡椒、醤油を散らす。 そうなんだよねえ、これと似たのは何度も食べていたけれど、どこか物足りなさを感じていたんですけど、味の素ちょっとを加えるだけで驚くばかりに置く深い味わいになるのです。
2025/10/25
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ぼくはドライカレーが好きじゃない。と常々カレー好きを公言して憚らぬ癖をして、ドライカレーが好きじゃないってのは、ぼくのカレー愛に疑義を抱かれても仕方のないことかもしれません。それは置いておくとしてそもそもドライカレーというのは何なのだろうか。日本におけるドライカレーは、一般にはキーマカレーなどのそぼろごはん系とカレー風味に味付けされたチャーハン・ピラフ系に2分されると思うのだ。だけれども前者はちっともカレーではないし、後者はドライカレーというよりはカレーチャーハンだったり、カレーピラフと称されることが多そうでつまりはカレーよりもチャーハンやピラフ寄りの食べ物と考えるのが適当と思えるのです。そもそもドライカレーっていう呼び方自体がおかしいんじゃないのかなあ。だってドライって英単語は「乾いた」といった意味の形容詞でありますが、少しも乾いていないですからね。ごはんはまあともかく「乾いた」であればふりかけ風のカレーであるべきではないか。世間にはカレーふりかけが数多く出回っているのだから、堂々とドライカレーを標榜すべきはむしろこれらなんじゃないだろうか。加えてドライには「辛口」って意味もあって(断るまでもなくアサヒのスーパードライに代表されますね、ただ本来ドライはワインの辛口に用いるそうです)、だったら激辛カレーふりかけこそが本当のドライカレーではないか。でも、だからといってそれがあってもぼくはやっぱりドライカレーには興味が持てないのでした。町中華風なす豚ひき肉ドライカレー(写真遺失)【材料】ごはん 1膳分/豚肉 100g/ナス(乱切り) 1本/玉ねぎ(薄切り) 1/4個/青ねぎ(小口切り) 2本/卵(目玉焼) 1個/油(ごま) 大さじ1/カレー粉 小さじ1/ソース(中濃) 小さじ2/トマトケチャップ 小さじ1/鶏がらスープの素 小さじ1/ラー油 適宜【作り方】1. フライパンに油(ごま)を熱して豚肉を炒める。ナス、玉ねぎを加える。カレー粉、ソース(中濃)、トマトケチャップ、鶏がらスープの素を加える。2. 皿にごはん、1.を盛って目玉焼をのせ、青ねぎ、ラー油を散らす。 と書いたにも拘わらず、案外ドライカレー作ってますねえ。これはヤスナリオ氏が紹介していた町中華風なす豚肉ドライカレーをちょっとアレンジもの。極めてオーソドックスで特段の工夫は見られません。ラー油を使うのがちょっとした工夫ではありますが、カレーとラー油の組合せは案外見掛けます。和風ニラキーマカレー【材料】ごはん 4膳分/豚肉(ひき肉) 300g/ニラ(1cm幅) 1束/豆腐(木綿)(水切り/崩す) 1丁/玉ねぎ(みじん切り) 1/2個/にんにく 2片/ミックスナッツ(粗みじん切り/鰹節、七味唐辛子、塩を混ぜる) 60g/鰹節 5g/七味唐辛子 小さじ1/油(サラダ) 大さじ2/塩・胡椒 適宜/【調味料】カレー粉 大さじ2/トマトケチャップ・醤油・みりん 大さじ2/砂糖 小さじ2【作り方】1. フライパンに油(サラダ)を熱して豚ひき肉、塩、胡椒を入れて炒めり。玉ねぎ、にんにくを加えり。【調味料】を加える。ニラ、豆腐を加える。塩、胡椒を加える。皿にごはんを盛ってかけ、ミックスナッツを散らす。 笠原将弘氏のレシピ。麻婆カレーの一種で、これをドライカレーに分類するのはちょっと無理があるかな。ナッツを使うレシピは本場のレシピには珍しくないけれど、麻婆カレーではちょっと変わってるかも。これは美味しいなあ。炊飯器ドライカレー(これまた写真遺失)【材料】米・玉ねぎ(みじん切り)・ソーセージ(斜め切り)・ピーマン(5mm幅)・ミックスベジタブル・にんにく・生姜・顆粒コンソメ・カレー粉・ソース(ウスター)・塩・胡椒・野菜ジュース・サラダ油・水 適宜【作り方】1. フライパンにサラダ油を熱してにんにく、生姜、玉ねぎを炒める。ソーセージ、ピーマン、ミックスベジタブルを加える。顆粒コンソメ、カレー粉、ソース(ウスター)、塩、胡椒、野菜ジュースを加える。2. 炊飯器(内窯)に米、1.、水を入れて炊く。 これはどこかで見たレシピを適当にアレンジしたものです。ピラフ系ですね。まあどうってこともないけど、手軽だし数日分のお弁当用に作ってみました。カシューナッツ入りドライカレー【材料】ごはん 適宜/肉(合びき肉) 150g/玉ねぎ(みじん切り) 1/2個/ニンジン(5mm角) 1/2本/エリンギ(5mm角) 1本/トマト(ミニ/2等分) 4個/油(オリーブ) 大さじ1/2/塩 小さじ1/4/酒 1/4カップ/カシューナッツ(無塩/素焼き/刻む) 30g/卵(茹でる[半熟]) 2個/パセリ(D) 適宜/【A】カレー粉・醤油・みりん 大さじ1/生姜・にんにく 1片【作り方】1. 鍋に油を熱して肉、玉ねぎ、塩を炒める。ニンジン、エリンギ、トマトを加える。酒を加えて蓋をし、弱中火で8分蒸す。【A】を加える。カシューナッツを加える。器にごはんを盛ってかけ、卵をのせてパセリを振る。 長谷川あかり氏のレシピ。材料を見る限りはどうってこともないように思えるから、あまり期待してはいなかったのですが、思いがけず美味しいのでした。不思議なものだなあ。エリンギやカシューナッツの食感にコントラストがあるのが功を奏しているのでしょうか。
2025/10/24
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立ち呑みはいいけれど立ち食いにはあまり魅力を感じません。世間には案外多くの立ち食い好きがいるもので、ぼくの知人にも何人かの立ち食い好きが存在します。日本人にとっての立ち食いの大定番はそばだと思うのですが、同じ江戸時代を起源とする立ち食いには寿司、天ぷらなんかもあったそうです。酒も呑ませたようですが、そば、寿司、天ぷらを肴に酒を呑ませるなら悪くない気もするけれど、さっと食べて勘定を済ませるといった使われ方をするのが一般的だっただろうから、当時のこうした屋台の立ち食いや立ち呑みは現在のものとは違っていたんだと思います。全然的外れかもしれませんが、ぼくが想像するには、大きな差異として娯楽性の有無があるんじゃないだろうか。と書いたその場からまるで見当違いって気もしなくはないけれど、まあそう書いてみた。書いてしまったからにはそれなりに意味するところを語るべきですが、語るまでもない程度の意味しか含んでいません。つまり、現在の人は立ち食いや立ち呑みから受けるサービスを娯楽の一環として受容しているといった側面があるけれど、江戸の人たちはただひたすらに腹を膨れさせるために食べ、ただ酔うためにだけに呑んだりしたんだろうと思うのです。それは江戸の町というのは男の独身者率が圧倒的に多かったということもあるかもしれません。このインフレ傾向の現在においては、確かに安上がりという理由も大事な点ではありましょうが、でもそれだけではないはずです。だって座って呑む酒場でも安い店は安いし、大体、立ち呑みを標榜しながら最初こそ立ちを基本としながら、売り上げが伸びないと途端に椅子が登場するのだから。だったら何が立ち食いや立ち吞みに人を向かわせるのだろうか。常連や店の人との語らいなど座れる店の方が都合が良さそうだし、概して座れる店より立ちの方が個性的かもしれないけれど、店の雰囲気なんてものは数回も通えば慣れてしまうものです。といった訳でどうも立ち飲食店の隆盛する理由は掴みかねるのでした。 池袋駅の周辺はお手頃な寿司店が多くあります。安さを売りにする業態に回転寿司もあるけれど、最近の傾向としては立ちの店が増えているような気がします。店の側からすれば回転率の良さや狭いスペースでの営業が可能であるなどが魅力なのだろうか。一方で客側はどう思っているのだろう。目の前で握ってもらえるので機会の握った寿司よりお得感があるとかおやつ気分で数貫だけでも気兼ねせずに済む気楽さが魅力なのだろうか。統計を取った訳ではないから気のせいかもしれないけれど、女性客が多い感じがするのでそうした側面もありそうです。池袋だけでも何軒あるのか分からないけれど、東口駅前からすぐに「寿司 魚がし日本一 池袋東口店」があります。昼前から遅くまで営業しているので、遅めのランチや残業前の腹ごしらえ、帰宅時間が遅くなっても太らぬよう軽めの夕食といった使い方ができるのも女性からの支持を得る理由にはなるだろうけど,回転寿司チェーンだって似たようなものだからなあ。ともあれ、立ち食い寿司に限った話ではなく、寿司屋というのはほとんどの場合、酒が呑めるというのも嬉しいものです。町場のそば屋など他の業態では酒を出さない店もあるし、チェーン店でも店によってまちまちだったりする一方で寿司屋の場合は、ほぼ例外なく呑むことができそうです。ぼくも寿司はとても好きなんですけど、根がケチだからそうは食べることができない。ただでさえ高級な部類な業態にあって、店で酒を呑むと結構な金額になると思うとやはり未だに寿司屋呑みというのは、ぼくにとっては相当に思い切りを要する贅沢な食行動なのです。そういう意味では立ちはちょっと摘まんで寿司欲求を宥めることができたら勘定を済ませてさっと立ち去ることも可能だから気は楽です。ってもここのはネタも小振りなのにお値段はそこそこだったからあんまりお得感はなかったかな。どうしてここまでのシェア拡大ができているのかちょい疑問でした。ちなみになぜか肝心の寿司の写真がないけれど、酒だけで帰った訳ではないので誤解なきようお願いします。
2025/10/20
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鶴瀬駅に行くまでは、呑んだことはなくてもきっと1度位訪れているだろうと思っていました。改札を抜けるまではいかにもな東武東上線の階上駅舎の風景だったので、既視感を覚えたものですが、駅前に出てみるとそれが勘違いであったことを認識するのでした(と書いてはみたけれど、たんに覚えていないだけなのかもしれません)。今しがた駅前と書きましたが、最初に降り立ったのは西口側でした。整備されてはいるけれど、何というか活気の感じられない町であるなあというのが正直な感想です。O氏は先乗りして(というかぼくが1時間近く遅れて到着したというのが正しい)駅の両側を探索したらしいが、この後訪れる酒場以外には目ぼしい店はないという結論に達していたのだ。その1で魅惑の酒場の片鱗を見出したけれど、さすがにそこまで足を延ばしてはいなかったのです。Wikipediaによると8つの商店街があるらしいから見落としてしまったのかなと思ってGoogle Mapなどでおさらいしてみたけれど、やはり現在の様子はとても商店街と呼べない位に閑散としています。酒場どころか他の飲食店もちらほら見受けられる程度でありますし、浦和レッズ御用達の「焼鳥 力」がランチ時間から夜に向けて通しで営業しているのがまあ心強く思えるのでした。いざ、呑み足りずかと言って臨席への移動が面倒になったら次の候補店とするのも致し方ないと思料した次第です。われわれの共通の知人であるS氏は鶴瀬に住む知人がいるそうで、ちょくちょくここに呑みに来ていると聞いていました。だからS氏はきっと付き合ってくれないってこともあって、今回の鶴瀬呑みの決行を決断したのでした。 さて、やって来たのは有名店の「忠八」です。ぼくのメモでは15時営業開始だからまだ開店まで1時間あります。が、O氏は店先で14時開店の貼り紙を目撃したとのことなので、それを信じて向かうことにしました。やってなければ「力」に引き返せばいいしね。ところでこの日、ぼくはバリウムを摂取していて胃腸の具合も今ひとつで、しかも大概の場合、検査機関でもらったピンクの小粒を摂取したら即効果が見られるのに、今回に限ってまったく気配がないのです。見たところ「忠八」は結構古そうな(というかはっきりボロい)店舗だからトイレにも不安があります。おやおや開店したばかりのはずなのにすでにご隠居したらしいご夫婦が立派な寿司を肴に呑み始めていますね。ということで描写するのが面倒なので写真が物語る凄まじい店内を鑑賞する前にまずはトイレを確認することにしました。おっ、これならいざという時に用に足りそうであるよ。席に戻って辺りを見渡すと予約の札がズラリと並んでいます。なんとなんと、これはきっと開店すぐに来るか予約をちゃんとしておかないと入れそうもないなあ。って思ったけれど、われわれに続いて1組が来ただけだったから17時過ぎでもギリギリ入れるかもしれないですね。にしても夥しい品数だから目移りしてしまうなあ。へえ、ここは100円のサービスメニューもあるのか。まずはそれはデフォルトで注文しましょうかね。ってことで枝豆と〆鯖を。2人分頼んだ〆鯖は半身で200円だから近所のスーパーでは最近298円だから原価割れしてるんじゃないかなあ。最近鯖も漁獲量が落ちてるってことみたいだし。しかし、それにしたって品数が豊富ですねえ。しかも値段の付け方がぼくの認識している相場観と思いっきりずれているのが不思議でしたねえ。ぼくの感覚なら高いはずのものが安かったり、妙にお高めの値段が設定されていたり、どうもよく分からんが、どうしても安価なものに視線は捉われるのでした。でもベッドタウンのようなこの町で昼間っから通しで呑める店があるのってなんかいいですねえ。
2025/10/19
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幾度となく公言してきたことをさらに繰り返すというのも気が引けるのですが、ぼくはカレーが大好きです。と書いてはみたけれど、そもそもカレーとは何ぞやといった根本的についての検討が必要となるのではないか。しかし、辞書を含めてあれこれと調べてみたけれどどうもしっくりとこないのだ。多くの識者が提議を試みて不首尾となるなか、ぼくが自ら提議するというのも荷が重い。比較的それらしい記載のイナダシュンスケ氏なる方の定義を引いてみます。食べるそして考えるhttp://inadashunsuke.blog.fc2.com/「カレーとは、唐辛子を含む2種類以上の香辛料を使用し加熱調理された副食物の内で、おおよそ等量の米飯と共に食べた場合にそれぞれを単独で食べた場合より美味しくなる料理の総称である」 ふ~ん。と思いつつ、冒頭の「唐辛子を含む」ですでにして疑問を覚えるのです。例えば、唐辛子を用いないカレーを出す店があります。食べログMagazine 「〈今週のカレー〉唐辛子不使用なのに、スパイシー。カレーの達人が発見した個性派カレーに注目!」https://magazine.tabelog.com/articles/88414唐辛子を用いないカレー粉もあります。S&B 「辛くないカレー粉スティックで作るスパイスカレー」https://www.sbfoods.co.jp/brand/special/non-spicy/レトルトも。MUJI 無印良品 「素材を生かした 辛くない 国産りんごと野菜のカレー」https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/%E7%B4%A0%E6%9D%90%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%80%E8%BE%9B%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%80%E5%9B%BD%E7%94%A3%E3%82%8A%E3%82%93%E3%81%94%E3%81%A8%E9%87%8E%E8%8F%9C%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC/4550182505863?srsltid=AfmBOoqCn-z8vGly0Nb9AK3QA98t6l2XArIkR8ClfUkji8RkJcQTv6t_ こうなってくるともう手に負えなくなります。ホントはここでカレー料理のある一ジャンルについて書くつもりでしたがその暇はなさそうなので、また次回ということで。里芋カレー【材料】ごはん・里芋(皮を剥く/茹でる/一口大)・豚肉(一口大)・カレー粉・生姜・塩・片栗粉・だし 適宜【作り方】1. 鍋にだしを沸かしてカレー粉、生姜を加える。里芋、豚肉を加えて塩、水溶き片栗粉を加える。皿にごはんを盛ってかける。 いつものじゃがいもの代わりに里芋を使っただけです。気持ちちょっと和風寄りにしました。もちろん美味しいのです。しかもじゃがいもよりも低カロリーなのも嬉しいところ。ニラカレー【材料】ごはん 1膳分/ニラ(3cm幅) 1/2束/玉ねぎ(くし型切り) 1/4個/ニンジン(拍子木切り) 3cm/じゃがいも(皮を剥く/一口大) 1/2個/豚肉(一口大) 30g/にんにく・生姜・カレー粉・カレーフレーク・サラダ油・水 適宜【作り方】1. 鍋にサラダ油を熱してにんにく、生姜を炒める。玉ねぎを加える。カレー粉、水を加える。ニラ、カレーフレークを加える。皿にごはんを盛ってかける。2024/2/11 普通のカレーにニラを入れただけ。これを食べるとニラっていう野菜のパワーをばっちり感じることができます。カレーにも負けぬ風味の強さです。大葉カレー【材料】ごはん・大葉(千切り)・豚肉・ニンジン(半月切り)・じゃがいも(一口大)・玉ねぎ(くし型切り)・ラード・カレー粉・小麦粉・水・鶏がらスープの素・塩 適宜【作り方】1. 鍋にラードを熱してカレー粉、小麦粉を炒めて取り出す。鍋に湯を沸かして豚肉、ニンジン、玉ねぎ、鶏がらスープの素を加えて煮る。じゃがいもを加える。塩を加える。2. 皿にごはんを盛って1.をかけ、大葉を散らす。 こちらは大葉をのせてみました。あんまりにもすんなりとまじりあってしまうので、逆にここで大葉を使うのはもったいない気もします。九条ねぎカレー【材料】ごはん 1膳分/九条ねぎ(斜め切り) 1本/玉ねぎ(くし型切り) 1/4個/ニンジン(拍子木切り) 3cm/じゃがいも(皮を剥く/一口大) 1/2個/豚肉(一口大) 30g/にんにく・生姜・カレー粉・カレーフレーク・サラダ油・水 適宜【作り方】1. 鍋にサラダ油を熱してにんにく、生姜を炒める。玉ねぎを加える。カレー粉、水を加える。カレーフレークを加える。2. フライパンにサラダ油を熱して九条ねぎを炒める。3. 皿にごはんを盛って1.をかけ、2.をのせる。 一時期、非常に九条ねぎにハマっていました。近所の八百屋で1束50円程度で売られていたからです。しかしこのところ九条ねぎに限らずねぎ全般が高額となってからはあまり食べなくなったなあ。これも旨いけれどいまひとつパンチに欠けます。
2025/10/18
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最近めっきりラーメンを食べる機会が減ったような気がしています。少し前までは最も好きな食べ物はカレーとラーメンだなんて大見得を切っていたし、今でも多分、そうだとは思うけれど、大好物というには弱いといった程度でしか食べていない。特に外食で食べることがめっきり減っているのは、ついつい汁を呑み干してしまう欲望に抗うのが辛いからなのです。考えてみると汁系の麺類っていうのは健康に留意すると大量の汁が残ってしまう訳でそれがいかにももったいない。自分で汁を作るとよく分かるのですが、一杯のかけそばやかけうどん、一杯の素ラーメンであっても思った以上にたくさんの調味料を用いているものです。そうした不合理さを回避するための自衛策にはいくつかの方法があるのだけれど、どれも外食には不向きだからどうしても汁系麺類を食べるのは自宅でってことになります。一番安直なのは、一人前のスープの量をそもそも半量程度に控えるという手段です。これは多くの方が実践しているんじゃなかろうか。でもこれだと基本的に汁物は熱いことが肝要であるからして汁量が減れば当然に醒めやすくなる。また、ある程度の量で麺を泳がせることで粘土化を防げているので、麺を茹でる際は打ち粉等の濁りをそれなりに丁寧に除去した方が良さそうです。でもそうなると麺の風味が落ちてしまう気もするのだ。加えて重要なのは汁気の少ない汁系麺類は美観がよろしくないということもあります。ならば予め予備の箸と取り鉢を用意しておき、取り鉢から食べるという方法も考えられます。残った汁は多少濁っていたり、麺や具のカスが残ったりするけれど、そこは濾したりはせずにオジヤや煮物の汁として転用するのがよろしいかと。残ったカスがお楽しみになるので、わざと多めにカスを残したりするようにもなったりする。ぼくはここにカレー粉と小麦粉、片栗粉を乾煎りしたものを投入してカレー丼とすることもありますが、これが案外美味しいのだ。ジャワカレーなどの市販のルーをぶち込むのもありですが、それだとちょっと味が濃くなり過ぎます。一つのスープでラーメンとカレーが食べられるのは何だかちょっと得した気になりませんか。ぼくはなるのです。なるとラーメン(麺屋 一刻)[日本・神奈川県川崎市]【材料】中華麺(醤油/茹でる)・ナルト(薄切り) 10枚/ワンタン 2個/チャーシュー(薄切り) 1枚/わかめ(水で戻す) 大さじ1/のり 1枚/長ねぎ(刻む) 適宜【作り方】1. 丼に付属のタレ。湯を注いで中華麺を盛り、ナルト、ワンタン、チャーシュー、わかめ、のり長ねぎを散らす。 今回はご当地の変わり種ラーメンの真似っこです。ラーメンをご家庭で店の味にとする程には趣味人ではないので、単に具材を踏襲しているだけ。横着ものだから写真と突き合わせて盛り付けすらしないから見栄えが本物とはかけ離れたものになることもしばしばですが、まあぼくの拘りはせいぜいその程度のものなのだ。昔ナルトにハマった頃、やたらと食べ過ぎて飽きてしまってからは滅多に食卓に上ることはなくなったけれど、冷凍で保存するようになってからはたまに登場するようになりました。納豆ラーメン(元祖納豆ラーメン喜楽)[日本・秋田県秋田市]【材料】中華麺(味噌/茹でる)・納豆(ひきわり) 1パック/豚肉(バラ/一口大)・キャベツ(一口大)・もやし・ニンジン(千切り)・サラダ油 適宜/卵(茹でる/薄切り) 1/2個/ナルト(斜め薄切り) 1枚/カマボコ(8mm厚) 1枚/水 250ml【作り方】1. 鍋に湯を沸かして付属のスープを加える。2. フライパンにサラダ油を熱して豚肉を炒める。キャベツ、もやし、ニンジンを加える。1.(1/3量)を加える。3. 1.に納豆を加える。4. 丼に中華麺を盛って3.を注ぎ、2.、茹で卵、ナルト、カマボコをのせる。【備考】元祖納豆ラーメン喜楽http://blog.livedoor.jp/kiraku_akita/ 案外、ラーメンに納豆って少ないみたいですね。確かに店で見たことないかもしれない。でもこれを作ってみたら、何のことはなく至極馴染んでいて定番のもののように思えてくるのでした。納豆ラーメン(二代目福治郎)[日本・秋田県]【材料】中華麺(味噌/茹でる)・納豆(粒・ひきわり/すりつぶす)・もやし(茹でる)・糸唐辛子・青ねぎ(小口切り)・白ごま・湯 適宜【作り方】1. 丼(内側)に納豆を塗って白ごまを散らし、付属のスープ、湯を注いで混ぜる。中華麺を盛ってもやし、糸唐辛子、青ねぎをのせる。【備考】https://www.fukujiro.com/c/all/others/gd23 これはヴァージョン違い。ラーメンってチャーシューやメンマ、ナルトなど真似っこするのがちょっと面倒なことって多いのです,コンビニやスーパーで一食用がセット売りされていたりするけれど、麺よりずっと高かったりするからなかなか手を出せないんですよねえ。これなら簡単に材料が揃えられますね。関西風うどん汁ラーメン【材料】中華麺(茹でる) 1玉/揚げ玉・青ねぎ(小口切り)・一味唐辛子・白胡椒 適宜/【うどん汁(沸かす)】水 300ml/顆粒だし 3g/薄口醤油・酒 大さじ1.5/みりん 大さじ1/塩 適宜【作り方】1. 丼に中華麺を盛って【うどん汁】を注ぎ、揚げ玉、青ねぎ、一味唐辛子、白胡椒を散らす。2024/7/27 これってご当地の味なんだろうかねえ。出典が不明です。そばつゆと中華麺の組合せは案外メジャーですけどその隙間を突いたようなレシピですね。ってうどんってそれこそ滅多に食べないからこれが関西風うどんつゆにどれくらい近付いているのか正直疑問ではあります。
2025/10/17
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どうもタワーマンションって好きになれないのです。都内のマンション価格が高騰していて億ションだらけだってニュースでよく報道されていますが、物件価格の高さをなかったことにしてもどうしても住みたいって気持ちにはなれないのです。それは数年前に河川の決壊でとある高層マンションの電気設備が壊滅的な打撃を被ってしまい、エレベーターも動かなくなって住民たちも大変な不便な生活を余儀なくされたそうな。そうなんですよねえ、ぼくは河川が決壊しなくても自分の膀胱が決壊する不安があって、自分の足で登れる高さにしか住みたくないと常々思っておるのです。エレベーター待ちをする間に決壊してしまい、無事誰とも出逢わずに自室まで辿り着ければまあそれはそれで仕方ないと思うけれど、途中で誰かに出逢ってしまったらさすがに恥ずかしいでは済まされないと思うのです。マンション住民は目的階に直行するから途中で誰かが乗り込んでくるってことは余りなさそうですが、宅急便の配達員やらが乗り込んでくる可能性は多分にあると思うのです。もし無事我慢できていたとしても間もなく自宅だと思うとそれまでは何とな踏ん張れていた尿意が急激に限界へと達することを経験する方は少なくないはずです。とまあ高層マンションの場合、大概低層階にトイレが設置されているらしいからそこまで心配することではないけれど、河川の決壊の場合などを加味するとやはり浸水しない程度の低層に住むのがいいように思えるのです。しかし、実際にそんなことがあるのか知りませんが、高層階の住民と下層階の住民には歴然たるヒエラルキーが存在するとの噂があります。都会生活者なんて隣人の顔すら知らないってことが多そうなものですが、子育て世代だとそういったこともありそうな気がします。嫌ですねえ。ってこれを書いていたらネットニュースで「不動産経済研究所によると、2025年上半期の首都圏新築マンションの平均価格は8,958万円で、東京23区の平均は1億3,064万円と1億円超えでした」なんてのが飛び込んできました。実際には中央値ってのが重要らしく、2025年上半期の中央値は6,898万円とのこと。それでもやっぱり高いよなあ。 さて、そんなおハイソマンションの2階には「焼鳥日高 日暮里東口店」があります。なんとまあ無茶苦茶混んでいますね。そんな状況を目にして最初に思うのが、果たしてこの多くのお客さんの中にこのマンションの住民は混じっているのだろうかってことです。さすがに原住民はここで呑んでるのが同じフロアーの人にバレたら体面が良くないとか思っちゃうんじゃないか。特に子持ちの場合は気を掴んだろうなあ。低層階の住民が子連れでここで呑んでるなんて、香草階の住民に目撃されて子供たちの学校で噂になったりとか。でも向かいのサイゼリヤはまあ許容範囲だったりするのかもなあ。しかし最近の若い人は終の棲家を確保できたら質素な食生活でも苦にならないって手合いもいるみたいだしなあ。などなど。まあ、住民ならざるぼくがなんとなく想像するほどには他人に対して無関心なんだろうけど。にしてもなんとか立ち呑みスペースを確保できましたが、表には空席待ちの人までできていました。確かにこの日は日暮里駅前の居酒屋数軒を覗いたのですが、どこもすんなりと入れそうにない状況だったからそれらの酒場難民が流れてきただけで、普段ならこれ程には混雑していないんだと思います。ってか思いたい。窮屈な一人席では皆さん、スマホで動画を眺めて呑んでいたり、読書したりとまあそれぞれが狭いながらもリラックスしてお過ごしであります。でも誰かと喋ったりするのであれば、まあ分からなくもないし、彼らがみな家族持ちならこうして帰宅前のホンのひと時を寛ぎたいのは分かります。でもどうも独り身の方が多そうに思えるから、だったらまっすぐ帰って呑んだ方がお手頃でいいんじゃないかなあなんてことも思うのです。ところで、久し振りの「焼鳥日高」でしたが、確かにここ、案外悪くないと思いました。チェーン店らしくつまんないっちゃ、つまんないけど、お隣の方がオニオンスライスといくつかの肴を組合わせて摘まんでいるのを見て、この人は毎晩のようにここで呑んでいるんだろうな、オニオンスライスでアレンジしてるんだろうなって思えて、それはそれでありかもなあなんて思うのです。
2025/10/13
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東武東上線は古くから馴染みのある路線で、大概の駅で下車していると思い込んでいたのですが、ちょっと調べてみたら案外取りこぼしが多いことに気付きました。最近はわざわざ足を延ばしてまで呑みに行くことに以前のような意欲が湧くことも少なくなったのですが、この日は昼過ぎから自由になったので、この夏めでたく万年フリーの身の上となったO氏と共に未踏駅の鶴瀬駅を目指すことにしたのです。それにしても改めて調べてみると東上線では未踏駅は実は、鶴瀬駅をはじめ数駅あるだけなのですが、呑みに関していうとまだまだ未経験な駅も少なくないことが判明しました。かつてガツガツとハシゴしていた頃だと欲張って駅毎の有名店だったり古参酒場を洗いざらい踏破して、意味のない満足に浸ったものですが、今は前のようには気力、体力、呑力が続かなくなっているので、なるべく早めの時間にスタートしてのんびりペースで3軒、無理しても4軒程度巡れたらいいかなあなんて思ったりしているのです。それもできれば一つの町をできるだけ広い範囲で探索できた方がよりその町を理解した気分に浸ろうと思っています。ということで、この日は昼過ぎにO氏と落ち合ってから夜まで4軒をハシゴしたのでありました。 まず目指したのは駅西口側にある中華料理屋です。郊外の町で昼から呑むってなると居酒屋という選択肢はなかなかに難しいものです。駅からは10数分の場所にあります。「サイゼリヤ」や「くら寿司」のある道路(三芳富士見線というらしい)を進むと「東和銀行 鶴瀬支店」があり、その向かいに酒場長屋がありました。うち数軒は現役感があります。そんなことはないかなあ。住宅街をうねうねと進むと目指す「アサヒ飯店」らしき物件が見つかります。しかし、これ本当にやってんのかね、換気扇は回っているようだけど、この戸を開け放つ思い切りがありませんでした。仮に営業していたとしても一見を受け入れてくれるとはとても思えなかったのです。あっさりと諦めて駅方面に引き返すことにします。するとそこからすぐに「やきとり ゆき」「居酒屋 いしかわ」などちょっと良さそうな酒場が点在しています。これはどうなんだろうなあ、非常に気になるけれど、ここのために再び訪れるのは、相当な覚悟が要求されます。かといって事前に電話するってのもねえ。後ろ髪を引かれる気持ちは今も同じです。 ということで結局駅そばまで引き返して「京華」というお店に入ることにしました。こちらは営業中の札が出ていて安心です。卓席2つに小上がり2卓というすっきりとした店内。出前がメインのようです。品書きを眺めても酒類の記載はないのに、なぜか果実系カクテルの写真付きメニューが別に立っています。まあ、冷蔵庫にビールがあるのが見えるからそれを貰うことにしました。店は初老夫婦にその息子さんといったところなんでしょうか、皆さん物静かでいらっしゃる。お客さんもそこそこ入っていますが、皆さん、必要最低限の言葉しか発しないので、店内には我々の声ばかりが響くのでどうしても声を潜めてしまうのです。小さなでもちょっと嬉しい冷奴を摘まんでいるとボリュームたっぷりのレバニラ炒めと品のいい味わいの餃子6個で350円とお手頃価格なのも嬉しいのです。学生らしき若者は450円とやはりお手頃なラーメンを大盛で頼んでいます。ぼくもラーメンを頼みたかったのですが、この先のことを考えるとここで欲張ってしまうと夕方まですら持たないと思ったのでぐっとガマンをするのでした。
2025/10/12
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今回はトルコ料理。トルコ料理店、ひと頃、都内のあちこちに開業していましたが、近頃はあまり聞かなくなりました。当時は世界三大料理っていう触れ込みで大いに売り出されていましたが、どうやらフレンチや中華のようには日本人の中では普及しなかったようです。ぼくも流行りに乗って一時期、頻繁にトルコ料理店で呑み食いしたものですが、ある時点ですっぱりと足を洗ってしまいました。っていっても嫌いになったからではありません。その頃からさかんにレシピが流布されるようになり自分で作れるようになったのがその大きな理由です。しかも宮廷料理のように食材に拘ったり、盛り付けに気を遣いまくることなく、家庭料理として取り入れると案外、手軽に作れるもののようです。そんなトルコ料理でありますが、これまた当然と言えば当然に同じ料理といっても様々に異なるレシピが存在するようなのです。そんな似てるようでちょっと異なるレシピの中でもエゾゲリン・チョルバスという花嫁エゾのスープと訳されている料理は、うっかり気付かずに作ったり、とある食材を消費するためにあえて試してみたりしたりと作るきっかけは色々ですが、繰り返して色々試してもどれも美味しかったから今後も作り続けることになりそうです。南東部地方の「花嫁エゾのスープ」(エゾゲリン・チョルバス)[トルコ]【材料】レンズ豆(赤/皮無/下茹で)・米(下茹で) 50g/玉ねぎ(みじん切り) 1個/にんにく 2片/バター 30g/小麦粉・トマトペースト・油(オリーブ) 大さじ1/2/水・顆粒コンソメ(チキン)・塩・胡椒 適宜/カイエンペッパー・クミン(P) 小さじ1/バジル(D) 小さじ1/2/レモン 適宜【作り方】1. 鍋にバター、油を熱して玉ねぎを炒める。バジル、小麦粉、トマトペースト、にんにくを加える。レンズ豆、水、顆粒コンソメを加える。塩、胡椒、カイエンペッパー、クミン、バジルを加える。【備考】日本・トルコ協会http://www.tkjts.jp/recipe/ 日本・トルコ協会で公開されているレシピですが、これが一番シンプルで、それほど期待せずに作ったのですが、実に美味しい。豆と穀物のスープって、なんだかちょっと貧乏臭い気もするけれど、それは大きな間違いでありました。エゾゲリン・チョルバス(トルコ風レンズ豆のメゼ)[トルコ]【材料】湯 1カップ/油(オリーブ) 大さじ2/玉ねぎ(みじん切り) 2個/トマトペースト・赤唐辛子ペースト(ビベル・サルチャ/トルコ産) 大さじ1/レンズ豆(赤/茹でる)・ブルグル(細挽き/湯で戻す) 3/4カップ/青ねぎ(みじん切り) 4本/パセリ 1束/クミン(P) 小さじ1/粉唐辛子 小さじ1/塩・胡椒 適宜/【トッピング】レタス・レモン(くし型切り)・ザクロシロップ 適宜【作り方】1. 鍋に油を熱して玉ねぎを炒める。トマトペースト、赤唐辛子ペーストを加える。2. ボウルにレンズ豆、ブルグル、1.、青ねぎ、パセリ、クミン、粉唐辛子、塩、胡椒を混ぜる。3. 皿にレタスを敷いて成形した2.(くるみサイズ/楕円形)をのせる。レモンを添えてザクロシロップをかける。 メゼっていうのはおつまみってな意味合いらしいのですが、その示すとおりスープって感じではなく酒の肴にもぴったりです。このレシピを作ろうと思ったのは、大分前に買ったはいいものの持て余していたザクロシロップの消費のためでした。いわゆるグレナデンシロップですね。カクテル好きならご存じなんでしょうね。他のレシピと違ってスープストックなしなのにしっかり旨味があるのです。エゾゲリン・チョルバス[トルコ]【材料】玉ねぎ(みじん切り) 1/4個/トマトサルチャ(水と混ぜる)・水 7g/バター 5g/鶏がらスープ 400ml/レンズ豆(浸水) 25g/ブルグル(浸水) 10g/ブル・ビベル(代用:粗唐辛子) 0.75g/パプリカ(P)・ミント(D)・オレガノ(D) 小さじ1/4/塩 適宜【作り方】1. 鍋にバターを熱して玉ねぎを炒める。サルチャを加える。鶏がらスープを加える。レンズ豆、ブルグルを加える。塩を加えて蓋をし、弱火で30分煮る。ブル・ビベル、パプリカ、ミント、オレガノを加えて蓋をし、10分蒸らす。2025/9/14 一番簡単に作れるのはこれですね。これなら仕事から帰ってからでも作れそうです。鶏ささみのソテー エゾゲリン・チョルバス添え【材料】鶏肉(ささみ/塩、胡椒をまぶす)・塩・胡椒・バター・キャベツ(一口大)・エゾゲリン・チョルバス 適宜【作り方】1. フライパンにバターを熱して鶏肉を炒める。鍋でエゾゲリン・チョルバスを加熱し、鶏肉、キャベツを煮る。 ちょっとボリュームが欲しかったので、鶏肉とついでにキャベツも加えてみました。こうしてアレンジしやすいのもこの料理のいいところだと思ってます。
2025/10/11
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世界の国々を地域ごとに分類することに少なからず抵抗があります。地域で括るっていうことは近隣であることが条件の一つとなるはずだから、当然のように民族的にも宗教、経済なんかでも歴史上、小競り合い、大競り合いを繰り返してきたはずだし、分裂や吸収に見舞われる国も数多かったはずです。日本もまた東アジアという大雑把な括りに丸め込まれていますが、違和感と嫌悪感を覚えるのはぼくだけではないのではないでしょうか。東アジアに含まれる各国とも複雑な関係性を余儀なくされています。例えば中国や韓国が東アジア以外の地域に存在していたら今ほど複雑なことにはなっていなかったに違いありません。東欧も事情は変わらないはずで特にロシアとウクライナは終焉の見通しが全く立たぬ戦争状態が継続しており、今後も予断がならならず、それは近隣諸国も同様で、便宜上であれ一括りされることには日本人以上に抵抗があるはずです。しかしまあ、世界各国の料理のレシピは作るのが大変とかいったことよりも、うまい具合に材料が揃わないことが多いものだからなかなか一つの国の料理として報告するのは難しいのです。といった言い訳を連ねてはみたけれど、そもそもどこそこの国の料理っていっても国境が地続きなこの地域にあっては、正確にその料理がその国のものと主張するのは困難なはずです。というか中国と韓国でもキムチの発祥を巡っては事あるごとに悶着を起こしているのだから。レシピに著作権はないらしいのですが、個人レベルではなく国家レベルでもその程度の寛容さがあるべきなんじゃないかなあ。トカナ(玉ねぎの煮汁で炒めた豚肉料理)[モルドバ]【材料】豚肉(一口大/塩、胡椒をまぶす) 250g/玉ねぎ(くし型切り) 1個/水 1/2カップ/ニンジン(一口大) 1本/にんにく 2片/トマトペースト 8g/【調味料】赤ワイン 1/2カップ/塩 適宜/パプリカパウダー 小さじ1/2/ローズマリー 小さじ1/4/オリーブ油・胡椒 適宜/ドライタイム 小さじ1/2/ローリエ 2枚【作り方】1. フライパンにオリーブ油を熱して豚肉を焼く。玉ねぎを加える。ニンジンを加える。ワイン(半量)、水を加えて弱火で煮る。ドライタイム、ローズマリー、ローリエ、パプリカパウダー、塩、胡椒を加える。ワイン(半量)、トマトペーストを加えて弱火で15分煮る。にんにくを加える。 モルドバ料理として紹介されていたみたいですが、モルドバどころか、東欧、欧州じゃなくたって作られていても不思議じゃないですね。チャホビリ[ジョージア]【材料】鶏肉(手羽元) 12個/玉ねぎ(薄切り) 2個/トマト水煮 1缶/香菜 200ml/パプリカ 1個/赤唐辛子 2個/にんにく 3片/塩 適宜/水 200ml/トマトペースト 40g/サラダ油 50ml/胡椒 適宜/フメリスネリ 小さじ1【作り方】1. 鍋に鶏手羽元を並べ、トマトペーストをのせる。玉ねぎ、トマト水煮をのせる。香菜、パプリカ、赤唐辛子、にんにくをのせる。塩、胡椒、フメリ・スネリを振って油と水を注ぐ。 2. 1.を煮立てて蓋をして弱火で30分煮る。 日本ではジョージア料理といえばシュクメルリばかりが有名になってしまいましたが、調べてみると実に個性的なメニューが揃っています。シュクメルリだけ取ってみても実に多様なレシピが存在しており、もはや同じ料理とは思えぬほどの差があります。その秘訣はフメリスネリというミックススパイスにあると思うのだけれど違っているのかなあ。これがとんでもなく複雑で謎めいた味わいに繋がっているような気がしています。この料理もこのスパイスがなければ非常にありふれたもののようですが、少しこれを混ぜるだけでこれぞジョージアって味になるのです。あくまでもぼくの適当な解釈によるジョージア味であります。グレチャニキ[ウクライナ]【材料】パセリ 適宜/【たね(混ぜる/12等分/成形[楕円形]/小麦粉をまぶす)】そばの実(蒸す) 220g/豚肉(ひき肉) 400g/卵 1個/塩・胡椒・小麦粉 適宜/【ソース】油(サラダ) 適宜/玉ねぎ(みじん切り) 1個/ニンジン(千切り) 1/4本/トマトソース 100ml/水 適宜/ローリエ 2枚/塩・胡椒 適宜【作り方】1. フライパンに油を熱して【たね】を焼く。2. 鍋に油を熱して玉ねぎを炒める。ニンジンを加える。トマトソースを加えて5分煮る。水、ローリエを加えて蓋をし、弱火で5分煮込み、塩、胡椒を加える。3. 皿に2.を広げて1.をのせ、パセリを散らす。 ウクライナ料理です。そばの実を使った肉団子であります。これまたユーラシア大陸のどこででも作られていて不思議ではなさそうです。簡単でおいしい。レチョ(パプリカ煮込み)[ハンガリー](写真逸失)【材料】パプリカ(2㎝角) 4個/玉ねぎ(くし型切り) 1個/にんにく 1片/トマト水煮 1缶/燻製サラミ(一口大) 100g/パプリカパウダー 小さじ1/ひまわり油・塩 適宜【作り方】1. 鍋にひまわり油を熱して玉ねぎ、にんにくを炒める。パプリカを加える。トマト水煮、パプリカパウダーを加えて蓋をし、弱火で25分煮る。サラミを加えて10分煮る。 いかにもハンガリーの料理って感じ。こんなにシンプルなのにそう思って食べるといかにもハンガリー料理だって思えてしまうのです。
2025/10/10
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ぼくは宴会が好きじゃない。敏感な人ならお気付きかもしれないけれど、「好きじゃない」ってのは、随分迂遠な表現をしたものです。それには一応訳があって、例えば、来週の金曜日に送別会をやるってことになって招集がかけられたとする。その時点では参加するのがもう嫌で嫌で仕方がないのだ。日が迫るにつれ憂鬱は高まるばかり。店に向かう途上も足取り重く、これから呑むんだという高揚感は微塵も沸き起こってはこないのだ。会が始まりひとしきり挨拶が済んでもまだちっとも楽しめそうな気分にはなれないのだ。宴たけなわできっとひと言を求められたりするんだろうなあ、などなど。乾杯の音頭が挙がったところでまだまだ暗い表情のままのはずです。しかし、その数分後には楽しんでいるから驚きであります。わずか数分でここまで豹変してもいいものなのか。さすがにまだ酔っ払った訳ではないはずですが、呑みが始まってしまうと一気に楽しくなるとはなんと単純な奴なのだ。といった訳で呑み始めたらそれなりに楽しくなってしまうのだから、嫌いってことではなく、まあ好きじゃない位が適当な言い回しに思えるのです。でも呑んでる最中は楽しいのだけれど、呑み終えてからはやはり大概の場合、後悔する自分がいるのであります。無論、呑み過ぎが起因する諸々の問題が生じるからで、その詳細はとても自分の口では語れないのです。 さて、随分久し振りに「金太桜鮨 松戸駅前通店」にやって来ました。それなりの宴会でもない限りここで呑むことはないのです。コロナ以降、宴席に呼ばれることがめっきり減って、それはそれで気が楽で有難いのですが、かつてのようにしょっちゅう宴会があれば、慣れるってこともあるけれど久し振りなので、気分の沈み方がかなり激しいです。ホントのところは、かったるいとは思ってもそこまでどんよりした感じではないんですけどね。それにしてもお客さんの入りが良くないなあ。我々がいるからそれなりに盛り上がって感じられるけれど、ちょっと小用で席を立つと、カウンター席に訳ありげなカップルがいるだけで、その割には従業員がそれなりにいるのがいかにもバランスを欠いています。以前に比べて随分商売が厳しくなっているんじゃないかなあ、とちょっと心配になります。たまたまこの日が空いていただけ、杞憂に終わればいいんですけどね。さて、こちらは寿司屋といっても宴会のコース料理は和食一式が次々に提供されるから、普段肴一品で酒三杯は?むスタイルを通していては卓上に大量の皿が溜まってしまうので、?みより食いに精力を傾けることになります。これもまた宴会の苦手な理由です。これだけの肴を毎晩一、二品づつ出してもらえるのであれば、一週間通しでそれなりに満足な呑みとなりそうです。それを思うと無茶苦茶贅沢な気もしますが、実際のところ、料理はまあ、そこそこなのでそれ程には有難味は感じられないかもしれないです。23区東部から東葛地域まで数多くの店舗がある「金太桜鮨」ですが、これまで訪れた10軒弱を見る限りにおいてどうも寿司屋で呑んでいるっていう感慨が乏しいのだ。いかにも居酒屋っぽいのですね。もう少しリーズナブルながらも寿司屋っぽさを前面に押し出してくれると贅沢感が増して人気も上がりそうな気がします。
2025/10/06
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千葉県って県外の人々の多くがあまりポジティブのイメージを抱かれていないように思えます。他県の人は、関東の第3の自治体をライバル(?)埼玉と争うのをどこか嘲りの支線を向けて冷やかしている気がしてならないのです。ならばお前はどうなんだって問い質されると口ごもってしまうのですが、一応自己弁護するとすれば、住みたいとまでは思えないけれど、程よく田舎びていながらもそこそこの規模の町がたくさんあって遊び歩くには行き先に事欠くことがないと感じています。それはまあ千葉に限らず埼玉も同じです。肝心なのは埼玉なら浦和であればまあ埼玉の一等地だから住むのもアリかなあって思わなくもないのですが、同様に千葉には市川があって、千葉の一等地の市川であれば老後に住むのもアリかもしれないなあって思ったりもしていたのです。でも最近の市川はなんだか酷いことになっていますねえ。浦和も共学化を頑として受け付けないプライドの権化みたいな連中が行政で幅を利かせていると聞くと不愉快な気分にもなったりするけれど、市川のそれはもっと俗悪で、前市長がテスラを公用車にしたりシャワー室を市長室に設置したりとやりたい放題したかと思えば、現役市長はどうやら選挙の際にえげつない不正を働いたんじゃないかという報道がなされていてそれが真実かどうかはまだはっきりしないけれど事実とすれば余りにも情けないことであります。浦和と市川なら住めるなんて言ってみたけれど、正直言ってこの両市、あんまり好きじゃないんですよね。町はまあ適度なサイズで好ましくはあるけれどさっきのウラコーやイチジョとかやたらとプライドが高い感じが嫌なんですね。だったら来てくれなくて結構って言われるかもしれないけれど、それはまた話は別なのです。 さて、やって来たのは市川真間駅からすぐ目と鼻の先にある「立ち飲み処 串のしん」です。京成本線の線路に面していてこれって酒場にとってはすごく好立地に思えるのはぼくだけなのだろうか。馴染みとまでは言えぬ路線に揺られてぼんやりと車窓を眺めていく視線の先にぼんやりと浮かび上がる赤提灯やはためく暖簾を視界に収めるとそこが見知らぬ酒場ならなおのこと気持ちを奪われてしまうのです。仮に目指す酒場へとまさに目指す途上にある場合など約束がなければ途端に心変わりして間もなく発車せんとする列車を駆け下りて一目散にその酒場を目指すことでしょう。そんな時、当初の目的を果たさねばという使命感が優先してしまい見過ごしてしまうと後々、そこを訪れなかったことがいつまでも無念の種として巣食ってしまうので結局は後々訪れる羽目になる訳です。でも逆に目当ての酒場に行かずにおくとそれはまたそれで禍根を残すことは間違いなく、結論としては両方の酒場を訪れておくしかないのです。なので、うっかり車窓に見入り過ぎると気になる酒場が次から次へと出没なんていう嬉しくもヤバい事態に陥りかねません。それにしても夜景に紛れる酒場というのは実にいいものです。とまあそういった条件をこの市川真間の新しい立ち呑み屋は備えておるのです。店先にオープンな止まり木が設置されているのもいいですねえ。カウンター席は間仕切りされていて、これは賛否の分かれるところでありましょうが、スマホで動画を鑑賞する人や読書する人なんかもいるから、この夜のお客さんにとっては、独りで過ごす時間が快適に思えたようで結構結構なのです。ぼくも見知らぬ他人と語り合う気力がなかったのでこの晩はこの方が有難いのだ。さて、こちらは串ものメインの肴でありますが、ひと手間掛けた変わり種が多くてそれも日替わりだったりするみたいだから飽きることもなさそうです。ぼくの上の世代の人たちは飽きることもなく決まって同じ肴を頼んだものですが、ぼくのように飽きっぽい人にとっては、こうした工夫があって欲しいのです。酒も最近の流行りをしっかり押さえていてなかなかに意欲的な主人でありました。
2025/10/05
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今年に入ってから鰹が例年よりお得な感じがして気が向いては買って帰っていました。安いという印象は間違っていなかったらしく、最近のニュースでは豊漁が伝えられたりしているのを目にするようになりました。どうも昨今の酷暑が原因となってこれまでとは魚種と漁場が異なってしまっているようです。鰹は食べれても鮭が全く獲れなくなってしまったりといった自然環境に起因していると思われる原因だけでなく、北陸では本鮪が置網漁でたくさん掛かっているようで、それだけなら結構なこととも思えるのですが、実際には漁獲量に制限があるため、それこそ海に戻さなくてはならなくなっているというから地元の漁師の方たちは気の毒だ。気の毒で済まないのが本来置網に掛かるはずの獲物が本鮪に食い尽されてしまうとのことで、踏んだり蹴ったりとなっている漁港もあったりするそうです。もはや漁業という商売は博奕化していくしかないのだろうかと心配になるのです。ただ、養殖などの比較的安定的な方向へと舵を切る方たちも増えているようで、彼らには大いに期待したいところです。魚介に限らず野菜も肉ですらその年ごとに価格が乱高下していて、四季の味覚というものが失われつつあるのみならず、数年置きに突如安価で食べられるようになったりする食材が今後ますます増加するんじゃないかと思うのです。これがいいこととは思わないけれど、そのうち鰻が激安で食べられるんじゃないかと期待されるのです(というか今年鰻の稚魚が豊漁だったようですね)。とか身勝手なことを言っていたら、今年お手頃に食べられている鰹が一気に近海から消え去ってしまうかもしれないと思ったりもするのです。だったら今のうちにせっせと食べておくべきか、でも鰹って尿酸値を上げる食材らしいからなあ……。鰹のリエット【材料】鰹(5mm厚) 50g/玉ねぎ(薄切り) 1/4個/チーズ(クリーム) 30g/ワイン(白)・ワインビネガー(白) 大さじ1/油(オリーブ) 小さじ1+1/醤油 小さじ1/2/胡椒・ケーパー 適宜【作り方】1. 鍋に油を熱して玉ねぎを炒める。鰹を加える。ワイン、ワインビネガーを加える。火を止めて油、チーズ、醤油を加える。フードプロセッサーにかける。器に盛って胡椒、ケーパーを散らす。 リエットって好きなんですよね。定番は豚肉でしょうか。でもこの鰹の方がずっと美味しい気がします。これなら鰹が嫌いな人でも食べられるんじゃないかなあ。たくさん作って冷凍しておこうかなあ。鰹のたたきのカルパッチョ【材料】鰹のたたき(そぎ切り[1cm厚]) 1/2筋/ルッコラ 1袋/パルミジャーノ 適宜/【ドレッシング(混ぜる)】新玉ねぎ(薄切り) 1/4個/にんにく・生姜 適宜/ケーパー(みじん切り) 10粒/塩・胡椒 適宜/バルサミコ・醤油・オリーブ油 大さじ1/レモン汁 大さじ1/2【作り方】1. さらにルッコラ、鰹のたたきを盛って【ドレッシング】をかけ、パルミジャーノを散らす。 ぼくは以前は鰹はたたきが好きって思ってたんですが、以前、ちょっとお高めの居酒屋で刺身を食べたら、たたきより絶対刺身派に鞍替えしたのです。でも近所のスーパーで買うようなのはたたきの方が食べやすい気がします。刺身用で販売されていてもわざわざ焼いたりしてます。で、薬味いっぱいで食べるのが一番と思うのですが、その薬味が主役の鰹より高くついたりするから困ったものです。なので、そんな時にはカルパッチョで誤魔化したりするのです。韓国風鰹たたき【材料】鰹(たたき/5mm厚) 200g/【A(混ぜる)】コチュジャン・酢・ごま(白/すり) 大さじ1/2/醤油・油(ごま) 大さじ1/にんにく 小さじ1/2/カイワレ大根 1パック【作り方】1. 全ての材料(カイワレ大根以外)を和える。皿にカイワレ大根を盛ってのせる。 コチュジャンがたくさん残ってるので韓国風に味付けしました。これも悪くないなあ。カツオのごま酢漬け【材料】鰹(たたき/1cm幅/【ごま酢】に漬ける) 200g/玉ねぎ(薄切り) 1/4個/【ごま酢(混ぜる)】ごま(白/すり) 大さじ1.5/だし・酢 1/4カップ/醤油(薄口) 大さじ2/みりん・砂糖 小さじ2【作り方】1. 皿に鰹を盛って玉ねぎをのせる。【備考】dancyu 「酸味の効いたゴマだれが旨い"カツオのごま酢漬け"」https://dancyu.jp/recipe/2021_00005234.html ぼくを料理好きにしてくれた川津幸子さんのレシピ。この人のレシピって、作ってみたいと激しく思えるものとそうでないものの落差が大きくてこれはその一つで随分以前から知っていましたがようやく試す気になりました。材料が単純過ぎてつまんなく思ってたんですよね。あっさりと思い込みの誤りを正されることになりました。
2025/10/04
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何度も書いたことの繰り返しですが、ぼくには詩心というのが欠落しているようで、特に俳句やら単価となるとその良さがどうも理解できないのだ。そりゃまあ、名句などには、これは気が利いているなあとか思ったりする事はあってもその良さを上手く受け取ることができないのだ。時折、居酒屋で流しているテレビで和服の女性が芸能人らが詠んだ俳句を解説しているのを眺めていると、俳句という文学の理の奥深さか理解できたような気持にもなるのでありますが、どうも俳句における傑作というのはこうした理を越えたところから溢れ出る言葉として捉えきれないものをそれでも捉えたいという意思の強度で強引にわしづかみできた場合にのみ生まれ出る異形のもののように思えるのです。ぼくのように結局は言葉というものと真摯に渡り合ったことのないような者にとっては、むしろ詩人たちが肩肘張らずに自然体で書き記す随筆のようなものが心地良いのです。例えば正岡子規著『病牀六尺』。この随筆集について説明は避けますが、これはとても好きな一冊です。そんなある一節。-- 酒は男の飲む者になつて居つて女で酒を飲むものは極めて少い。これは生理上男の好くわけがあるであらうか、あるいは単に習慣上然らしむるのであらうか。むしろ後者であらうと信ずる。 女は一般に南瓜、薩摩芋、胡蘿蔔などを好む。男は特にこれを嫌ふといふ者も沢山ないにしてもとにかく女ほどに好まぬ者が多い。これは如何なる原因に基くであらうか。 男でも南瓜、薩摩芋等の甘きを嫌ふは酒を飲む者に多く、酒を飲まぬ男はこれに反して南瓜などを好んで食ふ傾向があるかと思はれる。して見ると女の南瓜などを好むのは酒を飲まぬためであつて、男のこれを好む事が女の如くないのは酒を飲むがためではあるまいか。酒は鮓の物の如き類とよく調和して、菓子や団子と調和しにくい事は一般に知つて居る所である。南瓜、薩摩芋、胡蘿蔔などは野菜中の最も甘味多き者であるので酒とは調和しにくいのであらう。酒飲みでも一旦酒を廃すると汁粉党に変る事がある。して見ると女は酒を飲まぬがために南瓜などを好むのに違ひない。-- 南瓜などの甘い野菜は酒に合わぬから男は概して南瓜が嫌いということがくどくどしく書かれていて病床にある者がこうしたことをつらつらと考え記しているのは何とも哀切であると同時にどこかユーモラスに思えるのです。でも、南瓜と酒は相性が良くないっていうのは間違いではないか。というのが、ぼくの通う立ち呑みではもともと甘い南瓜にマヨネーズを混ぜ混んだかぼちゃサラダが大人気なのです。このかぼちゃサラダ、単に茹でるか蒸かすかしただけの南瓜にたっぷりとマヨネーズ(業務用の特大サイズ)を混ぜただけだと思われます。これを肴にいい年をした連中(男女見境なく)が喜んで呑んでいるのだから酒呑みだって甘い物は好きだし、酒のお供にだって何の違和感も感じていないのだからこの点は正岡子規は誤りだったと認めてくれるだろうか。今晩、呑みに行く前に大龍寺を参って問い掛けてみようかな。かぼちゃのバター醤油炒め【材料】かぼちゃ(一口大/電子レンジで加熱) 100g/バター 15g/醤油 大さじ1/2【作り方】1. フライパンにバターを熱してかぼちゃを炒める。火を止めて醤油をかける。 これまた地味な一品でありますが、かぼちゃ位に味がはっきりしていると余り余計な手を加えない方が良いのであります。かぼちゃとピーマンのバター炒め【材料】かぼちゃ(一口大/電子レンジで600W2分加熱)・ピーマン(一口大)・バター・塩・胡椒・粉チーズ 適宜【作り方】1. フライパンにバターを熱してかぼちゃ、ピーマンを炒める。塩、胡椒を加える。皿に盛って粉チーズを散らす。 これまた、シンプルな一品。夏野菜はどれも味がくっきりしていますが、かぼちゃとピーマンって正反対の味の用で愛称は抜群なんですね。かぼちゃバター【材料】バター(無塩) 40g/かぼちゃ(蒸す/マッシュ) 100g/レーズン 大さじ2/シナモンパウダー・ナツメグ 適宜【作り方】1. 全ての材料を混ぜて保存容器に入れ、冷蔵庫に置く。【備考】dancyu 「スパイス香る"かぼちゃバター"」https://dancyu.jp/recipe/2024_00008913.html これはぼくからしてみると手を入れ過ぎてちょっと小癪な感じです。無論美味しいには美味しいのでありますが、シンプルなままの方がたくさん食べても飽きなずに食べ切れそう。大学カボチャ(笠原将弘)【材料】カボチャ(皮を剥く/3cm角) 1/4個/油 適宜/砂糖 大さじ3/水 大さじ1/醤油 小さじ1/ごま(黒) 適宜【作り方】1. フライパンに油を熱してカボチャを素揚げし、取り出す。フライパンに砂糖、水、醤油を入れて煮立たせ、カボチャを加える。皿に盛って黒ごまを散らす。 大学芋のかぼちゃヴァージョンですね。子規の挙げる甘い野菜の残り一つ、ニンジンも下茹でしてからこの餡と絡めたら当然に美味しいのだろうなあ。
2025/10/03
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