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キャブの掃除が終わったのに、取り付けるのが面倒で、その上この暑さなのでそのままにしていたが、重い重い腰を上げて取り付ける事にした。取り付けながらふと思った。アクセルワイヤーの戻りが悪いので、戻し側を取っ払っているのだが、どうも腑に落ちない。ここでキャブを取り付けてしまったら、後からやり替える時に、ワイヤのタイコを嵌めるのが難しくなる。何故戻らないのかもう一度よく調べて見る事にした。ワイヤを外してよく観察してみると、引っ張り側のワイヤの先に付いているプラのアジャスターのネジが折れているように見える。このアジャスターのネジはホルダーにワイヤを取り付けるプラの留め具に繋がっていなければアジャスト出来ないと思う。ネジ部分と繋がっていたであろう留め具部分をよく見ると断面が折れた跡にそっくりだ。やっぱり折れていたのだ。道理でまともに仕事をしない訳だ。しかし、この部分が折れている事に気付かず何十回も取ったり付けたり無駄な時間と労力を費やした自分が情けない。そうと分かれば、代替え品をネットで探すまでだ。ヤフオクでステンレスの引っ張りと戻しワイヤの2本組を1,800円で競合なく落札できた。社外品では?との事であったが、届いたワイヤと外したワイヤを比べてみると純正品と全く同じ物であった。勿論、今度はアジャスターと留め具は一体となっている。2本共汚れも無く新品のように非常に綺麗なワイヤで動きも問題無かったが念のためにオイルスプレーを注入しておく。キャブを外している内に早速取り付けて、アクセルを捻りながらアジャスタを調整。今度はバッチリ。戻りもスムーズである。やれやれである。新旧アクセルワイヤアジャスタ部分が壊れたワイヤ(下)と正常なワイヤ(上)ハンドル側キャブ側
2016.08.31
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ゼファーのリアアクスルシャフトもフロント同様スイングアームのエキセントリックカラーの中でキャップナットを締めるようになっている。アクスルシャフトを通す順番はスイングアーム(エキセントリックカラー)、カラー、ホイール、カラー、ブレーキホルダー、スイングアーム(エキセントリックカラー)となる。タイヤを浮かせた状態で、左からアクスルシャフトを真っ直ぐに挿し込めば難無く通る筈である。ところがである。これがまたすんなりと通らないのである。ゼファーのアクスルシャフトは普通のバイクのように真っ直ぐの鉄棒では無く、左のスイングアームの中のエキセントリックカラーに掛かる部分が段差になって太くなっている。この段差が少しでもカラーの穴に合わないとシャフトは通らない。カラーの位置を少しずつ変えながらアクスルシャフトの通る位置を探して行く。エキセントリックカラーは花マルをあげたのに、がっかりだ。フロントに続きこのアクスルシャフトを通すのにはコツがいる。装着出来たリアホイール
2016.08.29
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フィットの修理が終わったとHONDAから連絡があった。早速フレンディーで販売店に向かいコーラを飲みながら整備担当者から修理状況の詳細な説明を受ける。実は事前に正式な修理見積りが48万円で出たので、担当者があまりにも高額で申し訳ないと思い、中古部品を使用すると言う事で了解したので探してくれていたのだ。色も揃えて内部部品も多数取替て、板金、塗装などを含めて29万円に留まった。ありがたや。ありがたや。気づかなかったのだが、外したらナンバープレートにも傷が少しあったので、申請して新品を付けましたとの事。そこまではしなくて良かったのに....。テールゲートに僅かな傷があったのでタッチペンで修理して置いたと言うので、見てみたら、分からないくらいの小さな傷の上にタッチペンの真っ白の塗料が塗られていた。余計な事をしないで、そのままで渡してくれたら、手持ちのパールホワイトスプレーでもっと綺麗に直せたが、またやり直しても良いだろう。バンパーも小さな傷があるとの事だったので、HONDAで傷を探してみたが確認出来なかったとの事なので、帰って探してみたが、見つける事が出来なかった。隠れた所にあるのかも知れない。何れにせよ全く問題無い。一番気掛かりだった日焼けによる色の違いも殆ど分からない。総合的にみると、矢張りプロの仕事。細部に至るまで完璧に仕上げており、修理した跡は全く分からないレベルまでに達している。これで、まだまだ乗れる。タッチペンで修理されたテールゲートの傷元に戻ったリア回り
2016.08.27
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次男が部活のために帰るという19日、つまり四国ツーリングの翌日、セローに乗りたいと言うので、ブレーキレバーを交換し、午後からプチツーリングに出掛けた。新幹線の発車時間が決まっているので、午後3時には帰還の予定で、走り出す。しかし、今日も暑い。しかも午後の一番暑い時である。昼食を食べていなかったので、セルフうどんに寄って腹ごしらえだ。私はざるうどんの大、次男は冷やし掛けうどんの中。次男が美味そうに食べているの見ていると、同じ冷やし掛けにしておけば良かったと後悔する。何と情けない....。今日は時間もない事だし、岡山空港から吉備新線を通って加茂川へ抜け宇甘渓から吉備新線の途中に復帰する行程とする。しっかり付いて来いと言って走り出す。V7は750ccでセローは225ccと排気量が3倍も違うので、加速はゆっくり目で、スピードも控えめにセローのレベルに合わせるのだが、なかなか付いてこない。慣れないバイクに初めてのオフロード車なので仕方ないと思い、更にゆっくりと走り、直線だけはスピード少し上げて走る。後半は慣れて来たようでストレートではピタリと付いてくるが、バックミラーで見ているとどうもコーナーが遅い。ブロックタイヤを履いているので、あまり深い倒し込みはできないが、それでも浅すぎる。もう少しバンクさせないとコーナーは速く抜けられないと説明する。教習所では課題走行と法令走行を行うだけなので、実際の道路での走りとかなりの差が出る。教習所のコーナーは、バンク角ゼロで30km/hにも満たないスピードで走る事を強要される。カーブは安全速度で走るのが鉄則だと言うが、公道のカーブを30km/hで走っていたら、その方が危ない。そんなスピードなら介護用の電気自動車に乗った方が良いかも知れない。1時間で良いので教習所でも高速コーナーの抜け方を教えたら良いと思うのだが....。帰り際にはかなり上達し、スピードも出せるようになってきた。若い者は覚えが早い。たぶん来年には、こちらが付いて行けなくなって、ゼファーの後塵を拝する事になるだろう事は火を見るよりも明らかだ。吉備新線にて宇甘渓駐車場にて
2016.08.25
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次男が夏休みで普通二輪免許の取得のために帰省しているのだが、思いのほかすんなりと取れたので、ゼファーに乗って見たいと四国のツーリングの最中に電話があった。しかし、ゼファーはまだ組み上がっていないので、無理だと伝えると、セローでも良いと言う。セローは5月に転倒した時に、フロントブレーキレバーが酷く曲がってしまったので、YAMAHAから取り寄せていたのだが、乗る機会がなくてそのままになっている。これもダメだ。ツーリングの翌日、セローのフロントブレーキレバーの交換に掛かる。このレバーは何度も交換しているので、10ミリのスパナ1本で出来る軽作業である事は記憶にある。レバー取り付けボルトの裏のナットを外すのだが、ホルダーにネジが切ってあるのでボルトはすぐ抜けない。ボルトもスパナで緩めて外す必要がある。 また、レバーを押さえるスプリングも付いているので、無くさないように注意が必要である。曲がったレバーと新しいレバーを比べてみると、曲がり方が半端ではない。かなりの力が掛かったようである。ブレーキスイッチのアジャスタボルトを新品レバーに移植して、煽動部分に軽くグリスを塗って組み立てると完成である。これで何時でも乗れる。曲がったレバーと新品のレバーレバーを外したホルダー部分取り付けが完了したフロントブレーキレバー
2016.08.23
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初めて1泊での笏取り虫ツーリング。午前4時に目が覚めたがまだ雨が降っていたので、再び眠る。6時に起きてみると雨は止んでいた。バイクが心配になり様子を見に行ってみると、雨がよほど激しかったのかゴミ袋のカバーが一部外れている。カバーを外し、タオルで濡れた車体を拭いていると、空に段々と青空が覗いて来た。今日も良い天気だ。午前7時30分、ご飯に味噌汁、サラダ、卵、昆布、かまぼこ、海苔の朝食を食堂で済ませ、8時15分に姫鶴荘を出発、気温は丁度20度だ。行く手はガスが掛かり真っ白だ。此処でも折角の景色や石灰岩が隠れてしまい、ガスが晴れた一瞬にしか見えない。道端では牛が放牧されており、キジのつがいも散歩をしていた。カルスト台地を下ると直ぐにガスは晴れ、青空が見えて来た。R439を檮原に向けてどんどん下る。それにしても、昨日のいよ西条の町からガソリンスタンドを1軒も見ない。燃費の良いBMWとV7も流石にガス欠まで数十キロとなり心細い限りである。V7は燃料警告灯は少し前から点きっぱなしだ。それでも走り続ける。ひょっとしてガス欠?の嫌な予感がした時に檮原町松原で小さな出光のガソリンスタンドを発見。全車飛び込むが、ハイオクの給油機は1つのみ。5台のバイクで狭いスタンドは満車状態。順番に入れて貰って休憩。藤さんは近所のオジサンに近道の農道を聞き出していた。出光のカードを持って来ていたので、差し出したら、「すみません。カードは機械がないので現金でお願いします。」と断られた。こんな田舎では仕方がないか。ガソリンが手に入っただけでも有り難い。それにしてもここまでスタンドが無いとは。過疎化で採算割れとなり次第に閉鎖されて行くのだろうが、スタンドなんて何処でも有ると思うのは大間違いだ。救世主の松原石油さんを後にして更に山を下る。行けども行けども深い山が続く。四国の山は懐が深いのだ。と、前を行くBMWがおかしな挙動をする。何かを避けたようだ。よく見ると道路に長く延びたヘビを避けていた。ヘビはビックリして道の真ん中に止まったのでこちらも避けようとしたその時、突然動き出し速いスピードで道を横断しようとしたのだ。何でじっとしていられないのか。ヘビは目の前だ。もう避けられそうにない。ブレンボのフロントディスクとリアブレーキをロック寸前まで掛ける。止まったと同時にフロンタイヤがヘビにあたったのだ。1m近くはあろうかと思われるアオダイショウはビックリして止まったバイクの股の下で大暴れ。こっちもビックリしてなかなか発進できないでいると、後続のハーレーが何も知らずに追い抜いて行った。とんだハプニングがあったが、道の駅四万十大正で休憩して気分転換。更に南下を続ける。予定では大正から四万十市までR439を南下する筈だったが、R56で海沿いを走る事となった。途中、舗装工事で15分程予期せぬ足止めを食らったが、お蔭で警備員に四万十市を迂回する近道を教えて貰ったの差引0だ。それにR439は国道だが酷道だそうで、予定通りだともっと時間が掛かったかも。四万十川を渡ればR321でいよいよ土佐清水の案内板が出て来る。今日の昼食は土佐清水の足摺黒潮市場で新鮮な魚を食する予定にしている。時刻は12時を少し回っているので、先を急いでいたら、雨がポツポツ。足摺黒潮市場の1km手前になってかなり降り出した。慌てて駐車場に飛び込む。今回もギリギリセーフ。ずぶ濡れにならずに済んだ。海の見えるレストランでは魚料理のメニューが並ぶ。土佐と言ったらやはり鰹でしょ。と言う事で鰹のタタキどんぶりを注文する。食事中かなり激しい雨が降っていたが、食事を終える頃には止んでいた。もう目的地はすぐそこである。足摺岬は四国最南端であり、岡山からだと一番遠いので、今まで行ったことはない。初めてのその聖地に足を踏み入れる。しかもバイクで。岬に到着すると、20台程度の小さな駐車場があるのだが、既に満車。仕方がないので、通行の妨げにならない路肩に駐車する。室戸岬の駐車場はもっと狭いので、贅沢は言えない。室戸岬は岩が林立する波打ち際まで歩いて行けるが、足摺岬は断崖絶壁なので無理だった。代わりに椿の林を数十メートル進むと展望台がある。ここからの眺める足摺灯台や岬の断崖、太平洋の彼方まで続く大海原どれを取っても正に絶景である。岬の風景を堪能したので、いよいよ帰路につく、予定より遅れ気味であるが、先が長いので慌てる事は無い。折り返しのコースは半島の中央を走る足摺スカイラインを通る。山道を登って行くと、ポツリ。ポツリ。とまた雨が降って来た。樹木の傘で少しは凌げるが、バイザーが雨粒だらけになった。気温が高いので少しは濡れた方が涼しいかもと思っていたら、スカイラインの終点に達する頃には上がってしまった。ここからは昼食場所の足摺黒潮市場前を通過し、R321、四万十市を迂回する農道、R56と乗り継いで、道の駅ビオスおおがたで休憩。珍しいブッシュ柑ジュースで喉を潤す。R56を更に進み四万十町古市のセルフスタンドで高速に乗る前の最後の給油。四万十中央で高知自動車道に乗りやっと信号機の無い高速を走れる事になる。午前中の山の中とは違い、低いところを走っているので、トンネル内の気温が33度もある。後は夕暮れを待つしかクールダウンの道はないだろう。南国SAで休憩後、一気に四国を横断して高松道の豊浜SAで最後の休憩。ここで解散。後はフリー走行としたら、一番遠いハレー2台が先行。BMW、V7、ハレーはマイペースで帰路についた。瀬戸大橋から見えた暮れなずむ瀬戸内海は幻想的でやっと帰って来たなとの思いが募る。自宅から梼原町松原まで340.1キロ、四万十町古市まで201.5キロ、自宅まで204.7キロ。2日間での総走行距離746.3キロ。平均燃費25.75km/L。姫鶴平の朝道の駅四万十大正舗装工事で一休み足摺岬駐車場展望台から見下ろす足摺の海展望台から足摺灯台を望む
2016.08.22
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8月17日~18日の1泊2日で念願の四国カルストと足摺岬へのツーリングを敢行した。今回は以前に計画していて、取り止めとなっていた計画なので、早めの案内が出来たが、それが仇となって、2名の不参加が出た。足の骨折と腰骨のヒビだ。直前になって怪我人が2人が出るとは呪われたツーリングのような気がしてならない。と、言う事で参加車はBMW R90/6、ハレー3台、V7ドンキーの5台となったが、ディアベルとCBXが半日だけ付き合い参加で、初日は計7台。午前8時30分山陽道道口PAに予定通り集合。昼食を寒風山トンネルを抜けて3キロ程の所にある道の駅「木の香」で摂れればベストなので休憩はしまなみ海道の瀬戸田PAで1回のみとして走り出す。V7ドンキーには温度計が付いているので、気温をチェックしながら走る事ができる。これは以外とよく使う。まだ午前中で気温の上昇途中なので高速での気温は31度程度で、爽快である。山陽道の福山西からしまなみ海道に入り向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島と42年前の老体BMWが先頭で参加車を牽引する。BMWが参加する時はいつも先頭をお願いしている。カーナビと道路地図と現地の人の声と野生の感を駆使して皆さんを引っ張るのは大変な事だが、有り難い事である。今治で終点となるしまなみ海道を降りて今治バイパスを走っていると対向車線でスピード取り締まりをやっていた。この暑いのにやるのだなぁと感心したが、この先気を付けねば。今治小松自動車道に乗り、いよ小松北ICで降りようとしたら料金所にETCが設置されていない。今治湯ノ浦から乗るときには当然通行券は取っていないので、そのまま現金では支払う事ができない。ETCカードが必要なのだ。ETCカードはシートの下に設置された車載器の中だ。シートを外してカードを取り出し、精算機に入れるが反応がない。間もなく係りの人が2人飛んできて、操作を行うと、入口で車体を読み取っていないとの事で、ナンバー確認などを行う。7台のバイクが車載器からそれぞれカードを取り出して、1台1台精算するのだから大変な事だ。どうしてETCが無いのか。今時こんなICが存在するのか。腹立たしいが、係りの2人は終始平謝りなので、怒る気にならない。どうやら、全国の高速道路でETCが無いICが2箇所ありその内の1箇所がこのいよ小松北ICと言う事らしい。そういう意味では貴重な体験かも知れないが、めんどくさい事をするな!気温の上がったR11をいよ西条方面へ走るが、遅いクルマのお蔭で温度計は34度表示している。早く日陰がある山に入りたい。西条の手前でやっとR194に分岐。ここからは寒風山トンネルまで道幅も広く走りやすいワインディングロードが続く。実に気持ち良いコーナーを次々と曲がり山に分け入る毎に気温も下がって行く。四国の奥深い山々を眺めているとやがて全長5,432mの寒風山トンネルだ。このトンネルは一般道では日本最長らしい。入口から1キロ程は路面がかなり濡れていたが後半は大丈夫であった。流石に日本一とあって、行けども行けども出口が見えない。長い長いトンネルだ。気温も一気に下がって肌寒い。温度計を見ると22度示している。道理で涼しい訳だ。トンネルを抜けて3キロ程で道の駅「木の香」に午前11時30分到着。隣に温泉もある。早速、レストランで昼食。ここは雉が有名らしく、キジラーメンと言うメニューがあったので食してみる。よく澄んだスープにキジ肉のつみれと何故かトマトが入ったラーメンはなかなかの味であった。予定通り、ここで食事ができたまでは良かったのだが、行く前から問題が1つあった。ここから3キロ引き返した寒風山トンネルの出口から分け入る瓶ヶ森林道で8月5日に終わっている筈の災害復旧工事が長引いてまだ終わっていない事が、地元の観光案内で確認済みなのだ。工事場所はここから1時間弱。午後1時までは昼の休憩で通れるが、その後は1時50分~2時の10分間だけだ。12時15分に出発すれば、間に合いそうだが、ハーレー2台のガソリンが乏しい事が判明。この先、四国カルストまでガソリンスタンドはなさそうなので、大事をとって給油に向かう。この間にディアベルとCBXとはお別れである。このままR194を下って大豊に出て帰るそうである。ハーレーが給油から帰って来たのが12時30分過ぎ。1時までには工事場所まで無理と判断。「木の香」で1時過ぎまでゆっくりと時間を潰す。寒風山トンネルの出口からいきなり瓶ヶ森林道に繋がっているのかと思ったらそうではなく、細い接続道路の先に分岐して瓶ヶ森林道の入口があった。つづら折りの林道を徐々に高度を上げながら登って行く。この林道は以前はオフロードで剣山スーパー林道と共に四国を代表するオフロードあったのだが、悲しいかな今は全線舗装されてしまっている。素堀りのトンネルやヘビや猿がいる難所を抜けると尾根に出た。標高がかなり高ようでガスが視界を遮る。ガスの切れ目から谷を覗くと山の深さに圧倒される。晴れていれば、絶景間違いないが、何ともしがたい。その替わりと言っては何だが、標高1,100m~1,690m、総延長27キロの瓶ヶ森林道の気温は20度を示している。涼しいというより肌寒い。問題の工事地点には自転車が1台開通時間を待っていた。この林道は冬期閉鎖となるのだが、雪の被害で毎年補修が必要になるそうである。小休憩で開通。ここさえ通過すれば後は問題はない。瓶ヶ森林道に接続する石鎚スカイラインは急カーブが多いがセンターラインが引いてあるので、そこそこ飛ばせる。R494、R33、R440と下って行き、地芳トンネル手前から四国カルストの標識に従い、最後の登りだ。山へ分け入る方向に嫌な雲が.....。何とか交わせるかと思いきや、雨粒が落ちてきた。地芳峠までは樹木の傘で何とか凌げたが、峠からはその傘もない。目的の姫鶴荘まで2キロほどなので、そのまま走り何とか到着。ずぶ濡れという程でもなかった。姫鶴平は20年以上前に家族でキャンプをした事がある場所だ。当時の記憶が少しずつ甦り、風景を思い出す。キャンプ場には10張りほどのテントが張られ家族がキャンプを楽しんでいる。それを横目に午後4時30分チェックイン。藤さんは準備よく厚めのゴミ袋2枚をバラしてガムテープで貼り合わせ簡易のバイクカバーを作っていた。予備でもう1台分あると言うので、部屋で工作。V7にもカバーを掛けて雨を凌ぐ。BMWのサイドバックには色々な物が入っており、助かる事が多い。部屋はコテージから姫鶴荘へ変更していたので、ツインが2部屋、シングル1部屋だ。中は綺麗で、都会のビジネスホテルより広く、綺麗だ。お腹がぺこぺこなので。少し早いが5時30分から食堂で宴会を開始する。バーベキューとの事だったが普通の焼き肉だった。まぁ何でも良い。冷えたビールで乾杯だ。焼酎持ち込みOKにしてくれたので、野菜と、肉を追加して宴は更に続く。ふと気が付けば食堂に誰もいなくなったので、追加の焼酎を注文して、休憩所兼喫煙所に移動。そこから更に二次会が始まった。ジムニーで神奈川来た同泊のKZ?1000乗り氏を交えて11時近くまでやってやっとお開き。雨はまだ降り続いている。窓を開けて網戸にすると寒いので、締めたまま就寝。1日目が無事終わった。CBX1000/迫力の6気筒瀬戸田PAにて/背後は斜張橋の多々羅大橋渓谷を眺めながら食事ができる道の駅「木の香」のレストランキジラーメンガスに煙る瓶ヶ森林道V7ドンキー越の瓶ヶ森林道瓶ヶ森林道の時間通行止め箇所石鎚スカイライン起点姫鶴荘姫鶴荘敷地内にある県境姫鶴荘から高知方面を望む
2016.08.20
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毎日暑い日が続き、バイクのメンテもままならず。盆休みで長男が久し振りに帰って来たので長女の元バイト先の料理店で一杯飲んだ。この店では大将が毎年バイトを連れて蒜山の別荘に避暑に行っている。店で今年も行ったという話しを聞いた。何でも朝の気温が20度だったとか....。昨年の夏は次男と2人で大山(1,729m)に登ったので、その話を聞いて猛暑から逃れるべく、今年も次男を連れて蒜山に登ってみる事にした。早朝からクルマでの移動は大変なので、今回は1泊で行く事にしたのだ。前日の午後3時にフレンディーで出発。ICを入って1キロ程で山陽道へ続く追い越し車線が既に渋滞。そうか今日は14日の日曜日だった。帰省ラッシュが始まっているのだ。直ぐに計画変更。走行車線に移って、下り倉敷IC1区間で高速を降りて、地道を走る。国道は避けて県道を選んで走ったのでスイスイと目的の湯原温泉に到着。無料駐車場にクルマを駐めて川辺りにある露天風呂の砂湯まで歩く。今日は盆なので大勢の観光客が訪れている。脱衣所で服を脱いで温泉に浸かる。湯は少し熱めで良いのだが、藻の切れ端やら苔のような物がいっぱい水中にあり、とても綺麗とは言えない状態である。如何に無料と言ってもこれは戴けない。隣の子宝の湯はゴミも無く綺麗だが誰も入っていない。上がり湯のつもりで入ってみたら、何とこれが熱いのなんの。1分もたたない内にギブアップ。道理で誰も入らない訳だ。予定ではこのまま蒜山に行って名物の蒜山焼きそばを食べようと思っていたのだが、もう5時半を回っているので、無理と判断して、温泉街で食堂を探すがこれが無い。たまたま見つけた居酒屋で次男は唐揚げ定食、私は焼きそばを注文。夕食が終わったところで蒜山に向かう。段々と日が傾き山陰に隠れる頃到着。食事も済んだし後はビールを飲んで寝るだけなので、オートキャンプ場を利用するのはバカバカしい。明日登る上蒜山の広い草原の駐車場に行ってみたがどうもロケーションが良くない。クルマを更に進め蒜山大山スカイラインにある鬼面台展望駐車場の様子を見てみる事にした。到着するとまさに太陽が大山の彼方に沈んで、夕焼けが美しい時であった。気温は24度位であろうか、暑くも無く寒くもない。早速頂き物の網戸を前席の窓に取り付け、オートフリートップを上げて、寝床の準備をする。椅子を並べてクーラーボックスからキンキンに冷えたビールを取り出し一気に飲み干す。もうたまりません。やがて辺りが段々と暗くなり空に満天の星が輝き出す。今日は月夜なので星の輝きを少し邪魔している。ビールから焼酎のロックへと飲み進めた頃、ガスが出て来て月を隠す。それならばとコールマンのワンマントルランタンを取り出して静かな宴はまだまだ続く。隣にニッサンリーフがやって来た。姫路からやって来た初老の夫婦だ。これから帰るそうであるが、電気メーターが残り20キロとなっており、蒜山ICまで辿り付くか心配であるとのこと。リーフは満充電で200キロは走る謳い文句だが、実際には100キロ、余裕をみたら80キロしか走らないそうである。100からの全て引き算で、エアコン、ライト、ナビ、ウインカー、ストップランプ全て少しでも使うと電気が減る。坂道はもっと経る。とても怖くて神経を使うのでもうハイブリッドに乗り換えると言っていた。電気自動車はやっぱりオモチャか。朝4時半寒さで目が覚めた。掛けていたシュラフに潜り込む。5時半になり「なにわ」ナンバーのキャンピングカーが一台やって来たので起き出した。犬連れでホテルに泊まれないのと、事前に休みが決まらないのでキャンピングカーしたそうである。しかしそれだけの理由で900万円もする新車を買う覚悟とはどんなものなのだろう。6時になったので、セブンに朝メシの買い出しに走る。サンドイッチとおにぎりを買って上蒜山登山口駐車場に向かう。気温は何と驚きの19度だ。窓を開けて走っていると寒い位だ。極楽極楽。食事を済ませ、いよいよ上蒜山(1,202m)登山だ。駐車場から登山道入口までは牧場の中を通るので、アプローチだけで800mはある。牧場を抜けるといよいよ登山道入口だ。檜の薄暗い急勾配の林の中を登る。林を抜けると、ダケカンバや唐松の林に変わる。更に進むと低木や高原植物が現れ視界も開ける。登山道は尾根伝いに作られているので、先の頂が見える。もう頂上かと思って登った頂に着いてみるとまた、次の頂が見えるという具合だ。樹木がない所で日が差すと汗が噴き出す。その汗の塩分を舐めようとハエやアブがたかって来る。やはり登山は長袖でないとダメだ。しかし、間もなく雲とガスで太陽が遮られ下山まで暑い思いをせずに済んだ。幾度となく小休憩を挟みながらやっと頂上と思える頂に到着して標識を見たら8合目だった。8合目は草で覆われ少し広い場所となっており、眼下に絶景が広がる。更に頂上を目指したのだがそこから先は林となっており、9合目は無くいきなり頂上らしき狭い場所に出る。頂上だ。約2時間で到着。しかし、そこには頂上を示す標識は無く中蒜山への縦走路と、今来た下山道が示されているだけである。折角苦労して登って来たのに上蒜山頂上(1,202m)くらいの立て札があって然るべきと思うのだが....。木々に囲まれた頂上はつまらないので、水を飲んで直ぐに下山。8合目で下界を眺めながら朝食の残りのオニギリを食べて休憩。後は一気に下る。結局、標識は2合目、5合目、6合目、8合目だけであった。生き物はハエ、アブ、チョウ、ヘビ2匹に遭遇。帰りは下湯原の温泉で汗を流す。ここはぬるま湯の露天風呂で丁度良かった。シャワーもあるので、体も冷やせる。高速は使わず地道を走ったのだが、暑い中フレンディーは絶好調であった。前席用網戸上蒜山頂上
2016.08.19
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V7ドンキーのオドメーターが4,000kmを超えた。前回は1,000キロ点検を兼ねていたので、カメイさんにお願いしたのだが、今回はオイル交換だけなので、自分で行う事にした。長年 モト・グッツィを手掛けたカメイさんが言うには、オイル交換は3,000km毎、オイルフィルターはオイル交換3回に1回、ミッションとカルダンジョイントオイルは10,000km毎だそうである。最初の1,000km交換時のオイルはKAWASAKIを入れて頂いたが、今回はカストロール POWER1 RACING 4T 10W-50 MA 全合成油 二輪車4サイクルエンジン用 4L¥ 4,700を取り寄せた。モト・グッツィの取り扱い説明書には10W-60を使用せよと書かれているが、カメイさんによると10W-50 で良いとの事。早速、オイルパンの前後に付いているドレンボルト2本をメガネレンチで少し緩めておき、メンテナンスジャッキで車体を水平に持ち上げるのだが、前後のタイヤが設置した状態で留めて置く。オイルを抜く前にレベルゲージを緩めてオイル量を点検してみる。と、金属のレベルゲージにはラインが1本引かれているのだが、このラインはMAXなのかMINなのか分からない。オイル量は写真のAの範囲か、Bの範囲か、それともA〜Bの範囲か。説明書の図解を見てみるとラインが2本あるように見える。余計に分からなくなった。全く意味不明のゲージである。これがイタリアンな所なのか。それにしても一目で分かるように何故作れない。だいたいゲージの途中にラインを引くなら2本にしないと1本だと何処が基準か分からない。オイルの量を見てみると、①まで入っている。念のためにカメイさんに画像を送って確認してみたら、オイル量は①まで入れるそうである。最低ラインは③。それなら②は?分かりませんとの事。店ではオイル交換時は量にすると1.7L前後、フィルター交換時は1.8L前後入れているそうである。このエンジンは多めに入れても大丈夫なので店によっては2L入れている所もあるそうである。それと、説明書ではレベルゲージのキャップを締めずに計るとあるが、同じエンジンのブレーバでは締めて計るそうである。結論。①まで入れておけば間違いない。レベルゲージのキャップを締めずに計る。何と大らかな。何といい加減な。何とファジーな。何とイタリアンな。やっと分かったような。分からないような。あやふやな気持ちでドレンボルトを外す。前のドレンボルトは19ミリ。ワッシャの内径20.5ミリ、外径28ミリ。後ろのドレンボルトは17ミリ。ワッシャの内径10.5ミリ、外径17.5ミリだ。ワッシャのサイズが分からなかったので、今回はワッシャの交換は行わない。ドレンを外して、オイルを抜いてみると、汚れは僅かである。まだオイルの色が残っているのには驚きである。普通ならまだまだ使えそうなオイルの色だ。これが乾式クラッチとギアオイル別体の恩恵だろう。湿式クラッチの場合は、どうしてもオイルを汚してしまうので、オイルは直ぐに真っ黒になってしまうが、グッツィの場合はエンジン内だけの潤滑なので、そう考えると納得が行くが、しかしこの色は感動ものである。外したドレンボルトを見てみると、先が磁石になっていて、鉄粉などがくっつくようになっている。僅かではあるが鉄粉があったのでウエスで拭いておく。2本のドレンを締めて、オイルをレベルゲージの①まで入れて、エンジンを回して数分置いて更に確認、補充。規定値に達したら完了である。これで四国ツーリングの準備は整った。カストロール POWER1 RACING 4T 10W-50 MAフロント19ミリのドレンボルトリア17ミリのドレンボルト交換前のオイル量と色オイルレベルゲージの画像分かりずらい説明書のイラストオイルの排出ドレンボルトの先に付いた鉄粉オイルの注入
2016.08.16
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リアブレーキキャリパを外したので、アルミの腐食と汚れで変色してしまっていたキャリパホルダーも外してみた。アルミパーツなのでナイロンディスクで磨けばアルミ色に光る。複雑な所はお馴染みのボンスターで磨いて行く。几帳面な人は、更にバフ掛けを行い、ピカピカに仕上げるのだろうが、この車両についてはアンバランスになるので、そこまではしない。スイングアームと言い、こういう細かな所にアルミパーツを使えば高級感が出る。磨く前のキャリパホルダー1磨いた後のキャリパホルダー1磨く前のキャリパホルダー2磨いた後のキャリパホルダー2
2016.08.13
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ゼファーのリアホイールもフロント同様アルミ錆と汚れで酷い事になっている。ディスクブレーキはドラムに比べてガツンと良く効くし、メンテがやり易いのだが、パッドの削りカスがホイールを汚すのが欠点である。リアはエキセントリックカラー式なので、普通のバイクのようにジャッキアップの前にアクスルシャフトのナットを緩めなくても電動インパクトレンチが使えるので、先にジャッキアップしても大丈夫なのである。Kawasakiの悪口ばかり言って来たが、この機構については花丸をあげよう。ブレーキキャリパーを外した後に、電動インパクトでクランプボルトを外してから、右側の12ミリの筒ナットを緩めれば、ホイールの両側にカラーと共にアクスルシャフトが左側に抜ける。フロント同様ブレーキディスクのキャップボルトを外すのだが、こちらは固く締め上げ過ぎているようで、電動インパクトでも1発では緩まない。体重を掛けながら慎重に緩めたので凹ボルトの頭をなめずに済んだ。グラインダーにナイロンディスクを取り付けアルミ色の部分を磨いて行く。ディスクが届かない所や、ブラック塗装された所はボンスターで気長に磨いて行く。それにしても外で作業しているので、日陰でも暑い。汗がボタボタと滴る。よりによってこんな暑い日にやらなくても良いのだが、実は冷蔵庫の冷凍室にキリンの一番搾りを忍ばせているのだ。アテは勿論県内産の枝付き枝豆だ。凍る寸前までキンキンに冷やしたビールに茹で立てのアツアツ枝豆。想像しただけで、もうもうたまりません。と、いう事で何とか磨きが終了した。さぁビール。ビール。磨く前のリアホイール1磨く前のリアホイール2磨いた後のリアホイール3磨いた後のリアホイール4磨いた後のリアホイール5
2016.08.09
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この事件は8月6日の朝に起こってしまった。毎日暑いので早朝から一仕事と思って出掛けた家の道路と広い敷地の境にぽつんと電柱が1本立っている。玄関前に頭から突っ込んでみたものの、バックの方が良いと思い直しハンドルを切っていくと、視界に一瞬あの電柱がチラッと見えた。危ない。危ない。死角に入っていたのだ。もう少しでぶつける所だった。家の横に車を駐めて玄関に入って直ぐに肝心な物を忘れて来たのに気が付いた。早速携帯電話で妻に連絡して持って来て貰う事にした。ここまでは過去にもよくある話しである。程なくしてフィットが到着。忘れ物を届けて、帰って行ったが、またやって来て突然「クルマをぶつけた。」と少し動揺している。外に出てみると、あの電柱の下に粉々のガラス片が.....。フィットを見ると無惨にもハッチバックとバンパーが激しく凹み、ハッチバックのガラスは粉々に割れている。Oh no!フレンディーと同じように玄関先に頭から突っ込んでバックで出ようとして死角に入ったのだ。今度はチラッとも見えなかったのだろう思い切ってアクセルを踏んだようである。用事を済ませて家に帰って被害状況の確認を行う。ハッチとガラスとバンパーを要交換だろう。ルーフスポイラーとナンバープレートとマフラーは奇跡的に難を逃れていたのだが、ハッチを開けてみると、ラッゲージルームのプラカバーとウエザーストリップが一部歪んでいる。この部分が問題である。フレームの曲がりは板金で直すしかないが、タンクの凹みを直したスポット溶接機ではとても歯が立たないだろう。一寸考えただけで大金が掛かる事が予想できる。観念して車両保険に頼る事にして保険屋に電話してみる。すると、「車両保険は相手がいる場合で、自損事故はオプションの総合保険の加入が必要です。」との回答。ええっ。保険でないのぉ。じゃぁ全部自腹???それではと、ネットでフィットの部品を探すが、この年式のRS用は殆ど無く、しかもパールホワイトは皆無であった。ここでも撃沈である。仕方なくHONDAに持って行ってみる。担当者は妻から電話で聞いた状況では楽観していたのだがよく見てみると、やはりフレームの凹みに金が掛かるようでザクッと計算してみたら40万円です。との回答。よんじゅうまんえん!!!娘の車の2台分だ。担当者は直さない状態で40万円で引き取りますから新車を検討されては?それともS660を注文しときましょうか?と甘い餌を投げかける。しかし、そんな罠に嵌るような事はしない。直すのだ!徹底的に直して乗るのだ。この型のRSはスポイラーのデザインがとても良い。オートマだが、現行車では廃止されたSモードが付いており、ギア固定で回せるので、オートマでもレッドまで引っ張ることができるのだ。それに何と言ってもDOHCやターボに勝とも劣らない1.5LのVTECエンジンは素晴らしい。思い返せば、雪でカーポートが潰れ、ルーフを新品に取替た時も、飛び石でフロントガラスにひびが入って改良品の新品に交換した時も自然災害という事で、何れも無料で直す事ができた。今回でボンネットから後ろは殆ど取り替える事になる。40万円は痛いが、総合的に考えると直した方が得策だろう。
2016.08.07
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このクソ暑い中岡山の街に出る用事があったので、ナップス岡山店に寄ってゼファー用の燃料フィルターを600円で買ってきた。ゼファーには古い燃料フィルターが取り付けられていたのだが、中の濾過紙に黒いペースト状の不純物がベットリと付着していてとても再利用する勇気はない。いずれ交換せねばと思っていた所である。タンク内に錆があったので前オーナーが取り付けたのだろう。バイクを持ち帰った時にタンクのサビはタンククリーナーで一応除去したので、大丈夫とは思うが、隅っこの方は見えないのでまだ錆があるかも知れないので、念のために今回も燃料フィルターを取り付けて見る。しかし、暑いのエアクリーナーボックスも取り付けられないでいる始末である。タンクを乗せるのはまだ先になりそうである。新旧燃料フィルター
2016.08.04
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磨き終わったホイールにディスクローターを取り付けるのだが、左右が分からなくならないようにマジックで印を付けていたのであるが、ローターをよく見てみると回転方向と思われる矢印が刻印されていた。取り付けてあった通りに装着すると逆回転方向になってしまう。この矢印が回転方向を示すものであるならば、前オーナーが間違えて取り付けてしまったと思われる。外した左右のローターを比べてみるが、どちらも全く同じ物のようなので、左右が逆になっても問題はないだろう。今度は、矢印の通りに取り付けてみた。後はアクスルシャフトを通してホイールを取り付けるだけである。シャフトは右側から通すようになっているがこれが通らない。そんなバカな?何回やり替えても途中で止まってしまうのである。フォークの何処かに当たっているようである。ゼファーのアクスルシャフトは他のバイクと異なっていて、フォークを貫通したアクスルシャフトをナットで締めるのではなく、アクスルシャフトは左のフォーク内までしか長さが無く、ネジが切ってある長いスペーサー状のパイプをフォーク穴に差し込みフォーク内でアクスルシャフトと連結するようになっているのだ。何でこんなめんどくさい事をするのだろう。右のフォークを外してアクスルシャフトが通る穴を確認すると、アルミのバリが指に掛かる。どうやら、アクスルシャフトを挿し込む時にハンマーでどついたのが悪かったのかも知れない。砥石リューターでバリを取って再び挿し込む。今度は上手く入ったが、パイプが締まらない。アクスルシャフトの先のネジに噛み込まないのだ。パイプを押し付けるように力を加えながら回しても噛み込まない。不思議だ。暑いし、汗が噴き出すし、幾らやっても空回りで締まらないので「もう止めた!」とカンシャクを起こしそうになった時にメーターギアと左のフォークの隙間が少し斜めになっている事に気が付いた。フォークの向きがおかしい?2本供取り付けボルトを緩めてアクスルシャフトを挿し込んで、連結パイプを締めてみると噛み合った。フロントフォークを外した時に角度がほんの少し狂っていたのだ。どうしてKAWASAKIのバイクには何時もこんなに泣かされるのだろうか。アクスルシャフト如きを通すのにエライ時間を取られてしまった。ブレーキキャリパーはアルミ腐食もさることながら、ピストンの先に赤サビが出ていた。本当は、オイルを抜いてピストンも磨きたかったが、このダブルディスクのエアー抜きには苦労させられた経験があるので、正常な内は触りたくない。ザッと磨いて終わりにする。ローターからキャリパーを外した時についフロントブレーキレバーを握ってしまう事が過去に多々あった。ブレーキを握るとローターを挟んでいないピストンが迫り出て来てパッド間の隙間が狭くなり、再びローターに嵌らなくなるパッドの隙間にクサビ状の物を打ち込んでみても一旦せり出したピストンはなかなか戻ってはくれないのだ。仕方なくブレーキオイルを抜く嵌めになるのである。そこで、今回は絶対に失敗しないように、ハンドルからフロントブレーキレバーを外しておいた。こうすれば、誤ってレバーを握ってしまう事は絶対無い。フロントブレーキのローターKAWASAKIのアクスルシャフトやっと組み上がったフロントホイール
2016.08.01
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