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昨年、V7ドンキーのフロントフェンダー(V7クラッシック用)を購入したものの、フォークブーツバンドがカシメになっていたため、バンドの購入までお預けとなっていた。バンドは今年早々にホームセンターで購入していたのだが、めんどくさいのでそのままになっていたのだ。カブの改造も終わってやる事が無くなったので、重い腰を上げてやっと交換する事にした。カシメのバンドはストッパーの突起をタガネで起こして、重なったバンドの間にタガネを挿し込むとあっさり外れた。ブーツを上方にたくし上げると、スタビ兼用の取り付けステーと共にフロントフェンダーが外せた。並べて比べてみるとクラッシック用の前側の長さはRacer用とほぼ同じだが後側はかなり長い。前側のカットの形も丸っこい。MOTO GUZZIのデカールもない。取り付けステーからフェンダーを分離するには、裏側のネジ4本を外すだけである。クラッシック用のフェンダーにステーを取り付け、フロントフォークにセットしてみると.....。ありゃりゃ。フェンダーの前側がタイヤに接触しているではないか。その分後方はタイヤとの間隔が広すぎだ。クラッシックもストーンもRacerもこの辺りは同じ物と思っていたのだが、微妙に違うのね。ガックリである。バイク屋の店主がたぶん大丈夫でしょう。と言っていた「たぶん」が裏目に出てしまったのだが、その「たぶん」に異議を挟まなかったこちらの自己責任でもあるので文句は言えない。さて、どうするべ。ここまでやったのでどうしても長フェンダーを取り付けたい。以前、TLR200でオフロードを走った時に小石がタイヤとフェンダーの間に挟まってカラカラ五月蠅いのでの長ナットでフェンダーを少し上げた事を思い出した。適当なカラーが無かったので、スタビの前側2本のボルトにナットを咬ましてみたら丁度良い具合のクリアランスとなったので、そのままボルトをガッチリと締め込む。少し見栄えが悪いがこれで良いのだ。後はブーツの下側をバンドで締めるだけであるが、外したついでにインナーチューブを磨いて油を塗って置く。ホームセンターのバンドは幅広で外したバンドの2倍以上あるのでブーツに切った溝には嵌らないが、相手がゴムなので構わずアウターブーツの位置を確認しながら締め込んだ。これで何とかフロントが長フェンダーになったので、以前とは少しはエンジンの汚れ方が違うであろうか。ブーツバンドをタガネで外す短いRacer用と長いクラッシック用のフェンダーネジ4本でスタビに取り付けられているフェンダーフォークブーツのお蔭でピカピカのインナーチューブ形状が合わず前側がタイヤに接触したフェンダースタビ取り付けボルトの前側にナットを挟む取り外したバンドとホームセンターで調達したバンド純正のカットフェンダークラッシック用の長フェンダー交換が終わったフロントフェンダー
2017.06.27
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梅雨の真っ最中であるが雨が降らない。6月7日にしこたま降って入梅、その後快晴続き。この間に乗りだめ?しておかなくては。車齢40年超のBMWの走行距離はあと46kmで70,000kmになろうとしていた。所有期間が長い割にオドメーターはなかなかその距離を伸ばしていないのだが、ようやくである。今日こそはその歴史的数字をカメラに収めるべく、早朝5時20分に家を出た。早朝は涼しく、電話に邪魔されずに気持ちよくBMWを走らせることができる。総社から空港、その先吉備高原へ向かう県道72号、岡山賀陽線走行中に歴史的数字が巡ってきた。一歩手前の69,999kmで一旦止まり写真撮影、さらに1km走行しめでたく70,000kmをカメラに収めた。(写真1)休刊になった別冊モーターサイクリストに「我ら10万kmクラブ」なる連載があったが、まだ3万kmも足らない。その後はいつものように国道429を少し戻り福谷橋から吉備高原広域農道を賀陽に向かう。この道は全長17kmほどで、そんなに距離はないが適度なコーナーと、アップダウンが続く。そこそこのスピードで楽しんでいると横をBMWのGSが猛烈なスピードで追い抜いていった。速すぎて正確な車種がわからなかった。しばらく走っていると道路の真ん中に茶色い物体が・・・通り過ぎざまに・・・ン・・・カメ!・・・亀?。(写真2)とっとっとっと、ブレーキ、Uターン。(写真3)よくGSに轢かれなかったなと亀命救助。幸い甲羅にキズもなく健康そうな亀ちゃん。(写真4・5)でもこんな山の中で何故カメ?近くに池や川もなく水気は少ない。持って帰る訳にもいかず少し山の中に入り湿気ていそうなところに放した。そういえば何年か前にフォーサイトでR429を走行中にも亀に遭遇、近くの川に放したことがあった。道の真ん中をゆっくり歩くカメは、「ゆっくり走れ」と言っているようで、その後はゆっくり走り賀陽道の駅でひと休み、ルミエール病院の横から日羽を経て清音へ、浅原を通り8時10分頃帰ってきた。前回のオイル交換から2,000kmくらい走ったので交換を行う。抜いたオイルは真っ黒。(写真6)フジイから教えてもらったオイルはELF ROAD 10W-40(半化学合成)とRACE 10W-60(全化学合成) (写真7)を3:1で混ぜて使用、だ。旧車に全化学合成オイルはよくないと言われており、以前間違って全化学合成油を全量入れたらオイルシールの隙間からオイルが滲んだことがあった。90/6は排気量の割にオイル量は2Lと少ない。今回オイルフィルタは交換しないので2L入れたら入れすぎになる。このエンジン、オイル入れすぎは厳禁。はじめ1.5Lくらい入れて確認、結局1.8Lで落ち着いた。ちなみに抜いたオイルを計ると1.6Lだった。前回はフィルタを交換し2L入れた、と記録していたので1,000kmで200cc消費したことになる。これはもちろん許容範囲内。本日の走行150kmでオドメーターは70,104kmだった。(藤)写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7
2017.06.20
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カブ90が一応の完成を見せ、福さんのとの予定が合った6月16日念願のしまなみ海道ツーリングに踏み切った。おっさん2人でR2を尾道までカブで走る体力は既に失せ、酒を飲む気力しか残っていないので、工作車を使い美味しい所だけカブで走る事として、工作車にカブとラダーを積み込み午前7時10分出発。玉島で福さんのカブを積み込んだのだが、その時、右ミラーが工作車の天井に挟まれて割れてしまった。幸先が良くない。不吉な予感がする....。今日のツーリングを暗示するかのようだ。しかし行かねばならぬ。気を取り直して工作車を鴨方ICから山陽道へ乗り入れる。朝方小雨が降ったものの西に進むにつれて天気は回復。今日も上々の五月晴れならぬ梅雨晴れだ。福山西ICで降りて直ぐの所に福さんの友人がおり、広い駐車場に工作車を乗り入れ、カブ2台を降ろす。車載のためにエンジンの掛かりに不安があったが2台ともキック1発で掛かった。暖機運転を終え9時30分スタート。R2を尾道に向けて走る。これから瀬戸内海に架かる7つの橋を渡って目的の今治まで往復するのだ。最初は尾道水道に架かる尾道大橋546m。この橋は亀井静香の尽力により数年前に無料になった事で向島は近年住宅が増えて立派な町になっており車の量も多い。ICの入口の案内標識につられて道路を曲がると後を走る福さんに間違いを指摘された。道路標識は有料道路のICに行くもので、原付道は道路の路肩に所々に今治と書いた青線に従って進むのだそうである。なるほど、路肩には白線と青線がダブルで引いてある。蟻の行列のようにこの線さえ見ていれば次の橋まで行けるのだ。二番目の橋、因島大橋まで来たら、原付道、自転車道、歩行者道の小さな看板があった。この看板を目印に進むのだが、看板が小さく目立たないのでゆっくり走らないと見逃してしまう。実際帰るまでに殆ど見逃して行き過ぎてしまった。それと、橋によっては原付道が自転車、歩行者道と分かれているものもあれば、一緒になっているものもあり、ややこしいのである。原付き道は橋に登る幅2m程のクネクネ道となっており、自転車が走る事もあるので注意が必要である。吊り橋の因島大橋は1‚270m料金は50円。橋の上は風が吹いて気持ち良いし、眼下に見える海は紺碧で実に美しい。車で有料道路を走ると今治まで直ぐなのだが、原付道を走ると橋を渡ったら島に降りて半周して、また次の橋に登って行く事の繰り返しとなるので、かなり時間的にはロスがある反面、1つ1つの島をゆっくりと見て回る事ができる楽しみもある。通行料は橋の終わりで料金箱の中に各自で硬貨を投げ入れるようになっている。1台1台払うのは面倒なので、以後は後を走る福さんが2台纏めて払うことにした。監視カメラに写った私のカブは何時も払っていないように見えてしまうのが少し気に掛かる。因みに自転車は平成30年3月31日までは取り敢えず無料との事、歩行者は当然無料である。因島大橋を渡ると因島だ。ここは造船で栄えた島で今でも造船所があちこちに点在する。海沿いをぐるっと回って次は生口島に架かる斜張橋の生口橋790mだ。料金は50円。この島には西の日光と呼ばれる耕三寺があるのだが、今日は寄っている暇はないので、先を急ぐ。次は、斜張橋の多々羅大橋1‚480mを渡って大三島だ。料金は100円。大三島は大山祗神社が有名であるが、ここも時間の関係で省略。大三島と生口島の間にはひょっこりひょうたん島のモデルになった瓢箪島もある。伯方島を眺めながら休憩していると、松山ナンバーの125ccスクーターに乗る世話焼きオジサンが通り掛かり伯方には「美味しいチキンカレーがあるので是非食べなさい。私は高いから食べないけど....」と聞きもしないグルメ情報を話し掛けて来る。このままでは話しが何時終わるか分からないので、早々にヘルメットを被って退散する。次は、アーチ橋の大三島橋328m。通行料50円だ。この橋を渡ると伯方の塩で有名な伯方島に上陸となる。次の橋まで近いのでこの島は直ぐに通り過ぎた。今日は平日とあって原付バイクは少ない。山のような荷物を積んだカブは2台すれ違っただけであったが、自転車が多い。特に女性と外国人が目立つ。カブに乗らず自転車にすれば腹も少しは凹むと思うのだが....。次は、最後の島に架かる伯方・大島大橋だ。鋼箱桁橋の伯方橋325mと吊橋の大島大橋840mの複合橋は通行料50円だ。大島と伯方島の間に鵜島があり、更に鵜島と大島の間に小さな能島がある。この能島は複雑な海流に囲まれていて近いのだが容易には近づけない難所となっているので、村上水軍の一派能島水軍が水軍城を構えた所として有名である。海辺で眺めていると観光船が1隻激流に挑んでいた。鳴門海峡を思わせるような潮流の速さだ。次は、いよいよ四国本土に架かる吊橋の来島海峡大橋4‚105m。料金は200円だ。この堂々とした橋は世界初の三連吊り橋だそうである。この海峡で採れる鯛は身が良く締まり絶品である。今日はその鯛を食べるのかと思いきや、福さんがどうしても食べておきたいと言う今治の中華料理「重松飯店」の焼き豚玉子飯を食する事になった。店に着いたのが12時30分、福さんは列ぶ覚悟でいたようだが運良く席が空いていた。店内には客が一杯で活気があり、当然名物の焼き豚玉子飯のオーダーが多い。量が多いと言うので並を2人前とギョウザ1皿を注文。運ばれた焼き豚玉子飯はご飯の上にタレを絡めた焼き豚がビッシリと乗って、その上から半熟玉子が2ヶ乗ったドンブリのようなものであった。黄身を砕いて混ぜて食べるとこれが以外にも予想を超えた旨さである。満足。満足。さあ。後はゆっくりと帰るだけだ。この調子だと早く帰れそうだ。地図を見ると来島海峡大橋の真ん中辺りに馬島があり、原付道からエレベーターで島に降りる事が出来るようだ。島の端に灯台があったので行ってみる事にして、巨大なエレベーターに原付バイク2台に跨ったまま乗った。「エレベーター内ではエンジンを切って下さい。」と書いてある。こういう経験は初めてである。灯台の麓まで走ったら石段の脇に細い獣道があったので灯台に登れるかもと思い、迷わず突っ込むと直ぐに海に出た。海岸に降りる前に段差があったので急ストップ。ここは以前はホテルでもあったのだろうか、プライベートビーチになっている。その先は岩に天然の穴が開き反対側に出られるようになっている。ビーチの見学の後が大変だ。来た道は狭いのでUターンはできない。仕方がないのでカブを一旦ビーチに降ろし向きを変えようとするが砂にタイヤを取られて動かない。前に回ってハンドルを引っ張ろうとしたらフロント右ウインカーに足が当たって「バキッ」と嫌な音が....。そ~と触ってみたら少しぐらつく程度で完全に折れてはいないようだが、また、やっちまった。何とか無理矢理向きを変えて、もと来た道へ引き返すが、道が余りにも狭いためにアルミの新品ステップが石に当たってガリッと傷を付けてしまった。また、また、やっちまった。朝の不吉な予感が的中したのだ。傷心のままエレベーターに乗って馬島を後にする。3階が自転車、歩行者、終点の4階が原付だ。福さんがエレベーター代を2台分料金箱に入れたようだが、後で調べたら来島海峡大橋は馬島までが100円、全線通ると200円となっているようである。従ってエレベーター代は払う必要が無かったのである。暫く走っていると福さんがフロントタイヤが揺れていると忠告してくれた。そういえば時々何となくフワフワした感じがあったので調べてみると、タイヤのヒビが大きくなり、所々で膨らみが確認出来る。10年以上前のタイヤ故に劣化の上に急に酷使したため、表面のゴムとカーカスが剥離して来ているようだ。これはもう限界だろう。この後大きな災いが起こらなければ良いのだが....。そうは行かなかった。大島から伯方島へ渡る伯方・大島大橋の途中に無人島の見近島に降りる道がある。この道は島にある見近島キャンプ場に行くための道であり、当然車では降りる事が出来ないのだ。見近島キャンプ場は草を綺麗に刈られた広場を中心に海水浴も出来そうなビーチが広がり、管理棟、水道施設、水洗トイレ、藤棚が完備され、管理人により掃除も行き届いている。これだけのロケーションと設備があるキャンプ場が無料で、しかも原付と自転車、徒歩でしか来る事ができないので、変な輩はいない。まさにカブ乗りの聖地となっているようである。既にテントが4張あり、松山から来た125ccスクーターの旅人は缶ビールを開けて既に一杯やっていた。うらやましい。顔を洗ってサッパリしていると、小さな島なのにアオダイショウが散歩していた。何処から来たのだろう?キャンプ場でのんびりしていたら、橋の上から赤カブに、赤いリアボックスを付けて、更に赤いランドセルをサイドに付けて、赤いヘルメットを被った多分広島ファンのライダーがこちらに向けて写真を撮っていた。橋の上で追いつくと何と女性のソロツーリングだった。ランドセルは子供のお下がりだそうだ。125ccの赤カブに良く似合っている。伯方島の道の駅「伯方S・Cパーク」で休憩。伯方の塩ソフトクリームを食べてみる。少し塩味が効いてなかなかの味だった。寄り道ばかりしていたので帰り道はかなり時間を喰ってしまった。急いで帰ろうとついついスピードを上げすぎて原付道を見逃したので、咄嗟にブレーキ。後に福さんがいる事を忘れていた。次の瞬間リアボックスに衝撃音。福さんのカブが止まれず後部に激突したのだ。信号でもないのに急ブレーキを掛ければそりゃあ止まれないわな。福さんは激突の直前に目にも止まらぬ速さでポンピングブレーキでタイヤのロックを押さえながら、華麗なカウンターステアを切ったかどうかは見ていないので分からないが、リアボックスにクラッチレバーの接触により小さな傷がついただけで、お互い転倒する事も無く事無きを得たのだが、何の予告もせす急ブレーキを掛けた責任はほぼ私にある事は間違いない。反省。深く反省。最後にとうとう不吉な予感が本物になってしまった。そんなこんなで休憩したり、道を間違えたりで、30キロで走る赤カブに追い越されたり、追い抜いたりでやっと本土に辿り着いた。駐車場でエンジンを冷ましてから工作車に積み込み、一路鴨方ICへ。玉島で福さんとカブを降ろして、R2で帰宅。カブを降ろして片付けをしたのが7時10分。早く帰れるどころか7時のニュースにも間に合わない時間となってしまった。福さんのカブ90はPC20キャブにJUN?のマフラー、ハイカムにフロントスプロケット交換とノーマルではとても敵いそうにない改造を施しているので、ついて行けるだろうかと心配していたが、排気量は同じ90ccなので、目を見張る大差がないようだったので助かった。オフロード性能は急坂も登ってみたが、先ず先ずの走りを見せたのは良かったが、狭路では低いステップが邪魔になった。ツーリング性能では大きなリアボックスが有り難い。何でもポンポン入れておけば無くする事もない。それと以外に便利だったのはドリンクホルダーだった。後に手を伸ばせばペットボトルがすぐに取れ、信号待ちでも余裕でお茶が飲めた。不吉の前兆となる割れた右ミラー工作車に格納されたカブ2台因島大橋に向かうカブ美しい斜張橋の生口橋通行料を入れる料金箱大三島橋とカブ来島海峡大橋に繋がる原付道来島海峡大橋の橋上橋上から馬島灯台を望む馬島へ上陸するためのエレベーター行き止まりとなってしまった獣道とカブ馬島灯台付近のプライベートビーチ馬島灯台下のほら穴悲しい結果のアルミステップ橋上から望む見近島キャンプ場見近島キャンプ場見近島キャンプ場のアオダイショウ
2017.06.18
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3月に貰って来た不動車のカブであったが、あのビジネス然としたスタイルが好きになれないために、エンジン、キャブなどはそのままに見た目の改造だけを行う事にした。コンセプトは「カブの正しいオフロード性とツーリングの傾向と対策」である。このカブは90カスタムだったのでハンドルカバーの中にバーハンドルが仕込んであったので、バーハンドル化したために、ハンドル回りの雰囲気がガラッと変わってしまった。オフロード性能はダックス擬きのアップマフラーとチェーンケース、センタースタンドの撤去によりかなり上がったと思われる。ツーリング性能は純正のフロントキャリアを残した上に、ベトキャリ、RVボックス、ドリンクホルダーと付け加えたので、キャンプ道具も積載出来申し分無いだろう。心残りは次の4項目である。1.テールランプとリアウインカーがデカ過ぎるので、小振りの物に交換したい。2.前後のタイヤをオフロード寄りのブロックタイヤを付けたい。3.よりスタイリッシュにフロントフォークをボトムリンク式から通常のバイクのようなテレスコピック式に変更したい。4.シートをもう少し長い物に取り替えたい。心残りはあるものの目指す改造は終わったので、これで完成という事にする。これで福さんのカブ90と「しまなみ街道」往復弾丸ツーリングに出掛ける準備が整った。後は梅雨の晴れ間を狙うだけである。
2017.06.15
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カブのエンジンを何回も掛けている内にエキパイとエンジンの隙間からガスが少し漏れている事に気が付いた。ガスケットを交換しなかったために、排気漏れを起こしているのだろう。このガスケットは安い物なのでHONDAで注文しなくても、バイク用品店にはあるだろうと思い、ナップスを覗いて見たら1ヶ230円で売られていた。このエンジンのバイクなら殆どの部品が揃うのが有り難い。流石世界のスーパーカブだ。カブのガスケットは石綿をアルミで包んだような、かなり厚みがあるものとなっている。古いガスケットを外そうとエンジンの排気口を覗いてみたがガスケットが張り付いて有るのか無いのかさえも良く分からない状態である。必ず有る筈なので、精密ドライバーや千枚通しで探ってみたら矢張り見つかった。ガスケットを壊しながらも何とか引っ張り出した。新しいガスケットを取り付けてマフラーを装着しようとしてエキパイの穴をみたら、何と!溶接が下手なのか排気口の片方がかなり潰れている。これじゃぁ抜けが悪いと思い、ステップドリルで穴を拡げた。日本製ならこんな事は無いだろうが、タイ製なので仕方ない。改めてマフラーを装着。今度は漏れはない。ナップスで買った社外品のガスケットEXから取り出し中のガスケット新旧ガスケット溶接で穴が小さくなっているエキパイステップドリルで穴拡大中のエキパイ拡大途中のエキパイ
2017.06.12
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このカブの走行距離は9‚534kmとなっていた。この間にエンジンオイルの交換は何回行ったかは不明であるが、放置期間もあるし、丁度HONDA純正ULTRA G1の残りがあったので交換しておく事にした。カブのエンジンにはクラッチがある右側のエンジンカバー内部に網状のオイルフィルターがあるのだが、ここを開ける時でないと掃除できないので、通常はオイル交換のみである。廃油缶を受け、きつく締まったドレンボルトを17ミリのソケットレンチで外すと、真っ黒なオイルが出て来た。この状態だと相当交換していないようである。新しいオイルを入れてオイルゲージでレベルを確かめるのだがセンタースタンドがないので、片手でハンドルを支えて車体を垂直に立てて測った。こんな事ならオイル交換を済ませた後にセンタースタンドを外せば良かったと思ったが、カブなので垂直に立てる事はそう難しい事ではない。廃油とULTRA G1
2017.06.10
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さて、いよいよ決行の日が来た。今回は、妻が朱印集めをしており、名古屋の神社に参拝したいと言うので、伊勢には直接行かず名古屋を経由し、蒲郡(ガマゴウリ)で野営し、翌日伊勢の前線基地に向かう作戦を立てた。ゼファーのミラーを外し、工作車に積み込みフロントタイヤを固定してタイダウンでガッチリ4箇所を締め上げる。ラダーを積み込んでいると助手がカップラーメンや米などの食料を無断で運び込む。何時もの事だがこの緊迫した輸送作戦に水を差す行為だがこれも仕方あるまい。NHKの朝ドラを見て定刻の8時30分工作車を山陽道に乗り入れる。200kgを優に超える400ccのバイクを積むと重心が高くなるのでカーブでは十分にスピードを落とさなければ危険だ。オマケにブレーキの効きも甘くなる。山陽道、中国道、名神高速、東海北陸自動車道とノンストップで快調に飛ばす。工作車のエンジンは絶好調なので、とうとう休憩無しで愛知県一宮西まで350kmを一気に走って来てしまった。昼前だったので真清田神社で朱印をいただき、「きしめん」でも食べようかとうろついたがどこも休みの店が多い。仕方がないので、稲沢市まで南下して「うどん」にありついた。名古屋のうどんはつゆが少し辛めだったが美味かった。尾張大国霊神社で朱印をいただき更に南下。いよいよ名古屋市に入り稲生町の伊奴神社で朱印をいただく。初めての名古屋は都会だけあって道路が凄い。高速の接続付近はカーナビを見ると蚊取り線香の渦のようにグルグル巻きだ。何がどうなのかさっぱり分からない。更に南下して名古屋城の金のシャチホコを眺めて、境内一杯に咲いた紫陽花が有名な愛知県護国神社で朱印をいただき更に南下。最後は名古屋最大の神社熱田神宮で朱印をいただき名古屋高速、伊勢湾岸道、東名高速と乗り継いで音羽蒲郡ICで高速を降り給油。460キロ走行で燃費は9.8/L。工作車にしてはまずまずだ。蒲郡までミカン畑の中を通るオレンジロードを走り、知多半島と渥美半島に囲まれた蒲郡に午後5時30分到着。本日の野営地は三河湾の竹島を眼前に見下ろす蒲郡クラッシックホテルだ。3ヶ月前から宿泊権利を半額で買っており、日にちが確定したので空室状況を調べたら運良く空いていたので即予約したのだ。昭和9年に建造された銅板葺き3階建てのホテルは客室こそ20数室しかないが堂々とした風格がある。夕食まで時間があったので、目の前の竹島に鎮座する景勝地の八百富神社へ朱印をいただきに行ったが留守だった。夕日を眺めて帰りの橋の上から海を見下ろすと水深50センチ程の浅瀬に大きなエイが5~6匹泳いだり砂に潜ったりしていた。ヤスがあれば仕留める事が出来そうであったが、残念ながらカメラしか持っていなかった。6時30分からは三河湾を見下ろすメインダイニングルームでフランス料理のフルコースだ。ビール、シャンパンと飲み進め、ソムリエが付きっきりでワインの好みなどを聞いて来るがさっぱり分からない。フランスの軽い赤ワインを選び堪能していると今度はシェフが挨拶にやって来た。どうも高級ホテルは肩が凝る。朝食も見事だったが、給仕が紅茶をドンドン注ぐので飲み過ぎ、食べ過ぎて動けない。これで良いのかと言う金額しか払っていないのにサービス満点である。部屋でのんびりしたかったが、今日は伊勢までゼファーの輸送を終えなくてはならない任務があるからそうはいかない。9時にホテルを出発。音羽蒲郡ICから東名高速を通り伊勢湾岸道に入る。名古屋の河口には庄内川、木曽川、長良川が流れ込んでおり、それを跨ぐように巨大な橋が架かっている。まるで滑走路のような伊勢湾岸道を走るトラックの群れを絶好調の工作車でゴボウ抜きだ。ここまでは良かったのだが、四日市からは工事のため渋滞11キロの表示。近づくに従って段々渋滞が延びて行く。野生の感で四日市ICで降りてR1に迂回。鈴鹿を通って伊勢関ICから東名阪道に乗ったので渋滞に会わずに済んだ。最後の伊勢道を快調に走り、予定より早い11時9分伊勢西IC到着。母艦から荷物とゼファーを降ろし、ミラーを取り付けて輸送任務は完了した。祝杯を挙げるべく息子と3人で蕎麦を食べて、業務用荷物を受け取りに某社へ。今回は段ボール箱10箱約150kgの重量だ。女子職員総出で工作車に運び入れてくれた。帰途は伊勢道、東名阪、新名神経由の予定であったが助手のiPhoneによると鬼門の亀山IC付近が渋滞の模様。急遽予定を変更して名阪国道を通り奈良経由で帰る事にした。最短距離を優先して伊勢道の久居ICで降りてR163で伊賀上野の中瀬ICから名阪国道に乗る筈であったが、助手のナビゲーターが頼りないので間違えてR165に入ってしまい榊原温泉まで行って間違いに気づく始末である。引き返すのは時間の無駄だと思い野生の感を頼りに山道に分け入るが、感が鈍っていよいよ分からなくなってしまった。ナビを見る限りではこのまま行くと永遠にR163には復帰出来そうにないのでストップ。対策を練っていると前方から郵政カブが走って来た。どうやら民間人の住居があるらしい。急いで手を振って止めようとしたがタイミングが遅れた。しかしプロの援軍郵政マンはバックミラーの片隅に救助を求める工作車を捉えたようで、Uターンして戻って来てくれたのだ。R163への抜け道を丁寧に教えていただき、無事R163に復帰した。中瀬ICで名阪国道に乗ったが時間の余裕があったので、奈良の大神神社に朱印をいただきに行く事となり、天理東ICで降りて桜井市に向かう。途中で戦艦大和の名付け元となった大和神社で朱印をいただき、日本最古の神社大神神社へ。ここまで来たのだから何処にも売っていない三輪そうめんの極細を買って帰ろうと言う事で三輪山本の売店に寄った。お目当ての極細そうめん「白龍」と一把560円と飛び抜けて高価な超極細そうめん「白髪」なる芸術品があった。これを作れる職人は現在日本に2人しかいないという一品である。極細素麺でも普通の素麺と比べるとかなり細いのであるが、超極細の「白髪」はその比ではない。尋常ではない細さなのだ。茹で方や食し方を教えていただいたので、ココ以外は全国でも殆ど売っていないという触れ込みを聞いたので思い切ってたったの2把買ってみた。蒲郡より10円も高い軽油を補給した後は帰るだけである。天理ICから西名阪道に乗ろうとした時に隣の助手から悲しいお知らせが....。iPhoneの道路情報によると山陽道下り龍野付近で事故のため通行止。つうこうどめ~。帰れない....。西名阪道から近畿自動車道で大阪に入るも通行止は解除されず。吹田で中国道に入るも通行止は解除されず。事故処理が長引いているようだ。神戸JCTで山陽道に入るも通行止は解除されず。走りながら次の一手を考える。結論は姫路東から播但道で南下し、姫路バイパスとR2を経由する行軍だ。覚悟を決めたら腹が減ったので、三木SAでラーメンを食す。昨夜のメニューとは雲泥の差だ。夕食を終えクルマに戻ろうとしたとき、iPhoneの道路情報から通行止が消えた。SAの道路情報からも消えていた。通行止が解除されたのだ。3キロの渋滞も無くなっている。SAに所狭しと駐車していたトラック群が動き出した。皆さん解除を待っていたのね。通行止のお蔭で下り線はガラガラである。問題の龍野に差し掛かるが事故の形跡すらない。快調に備前ICまで帰ったがここで明日朝までに必要な買い物を思い出し、急遽ICを降りて無料のブルーラインに乗る。通行止の為か前後を走るクルマは1台もない。ノンストップで岡山まで走り切り買い物を済ませて9時前には無事到着してお疲れのビールを飲んでゼファー輸送作戦の任務は無事完結した。本日の走行距離620キロ。2日間で1080キロ走破した。やれやれである。犬の狛犬の伊奴神社堂々たる熱田神宮ホテルの眼前に浮かぶ竹島竹島からの夕日竹島から見たホテル蒲郡クラッシックホテル工作車に積まれたゼファー
2017.06.07
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次男の左手の骨折がやっと完治したので、トリッキーな日程を調整していよいよゼファー400の輸送準備に掛かる。コーポは住宅街のど真ん中にあるので、スーパートラップの爆音がどうも気になるようで、純正戻しのオーダーが入った。昨年の車検時にスーパートラップから純正に戻し、直ぐにスーパートラップに付け替えたのに、また純正に戻す事になる。スーパートラップは管が太いのでエキパイにアルミテープを巻いて太さを調節したので、テープ剥がしを行う必要がある。純正は長さこそ短いものの鉄製で膨張室も付いているので重い上に、取り付けも狭くてナットを嵌めにくいのだが、他のパーツを外したりする事は無いので、取り付けは簡単な部類だろう。エンジンを掛けてエキパイとの連結部分に手を当てて排気漏れを確認するが、大丈夫のようだ。このまま乗れば次の車検は整備だけで済みそうである。スーパートラップ管純正マフラー
2017.06.05
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カブの荷台にRVボックスをボルトオンしてしまったので、もう2人乗りする事はできない。従ってタンデムステップは無用の長物となってしまったのだ。使わない物を付けて置くのも無駄であり、軽量化にも少しは貢献するので外してしまう事にした。さすらいの野宿ライダー寺崎勉先生は野宿ツーリングに出掛ける前はタンデムステップ、キャリア、エアスクープなどを必ず取り外すのである。使用しないものは取り払うのが流儀だそうである。因みに、寺崎流は野宿ツーリングの大荷物をキャリヤ無しでリアフェンダー上にそのまま取り付けてしまう。長年の経験からこれが一番信頼できると言うのである。従って私のセローも先生に倣ってキャリアは付けていないのだ。カブのタンデムステップはスイングアームに溶接されたステーに割りピンボルトで取り付けられているので、割りピンを抜くだけで簡単に取り外す事ができるのだが、ステーが残ってしまう。グラインダーで切り落とせばスマートに見えるだろうが、そうしてしまうと永久に2人乗りが出来なくなる。少し目障りだが、ステップが付いているよりはスッキリしたので、切り落とした跡の塗装などを考えるとこのままで良いだろう。取り外したタンデムステップ取り付けステーが残るスイングアーム
2017.06.03
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カブにはセンタースタンドが付いているのでチェーンのメンテナンスなどがやり易いのだが、跳ね上げた時にこれが一番車高を下げている元凶なのである。オフロードを走る時には邪魔になる事が確実である。また、リアホイールを外す時、センタースタンドが短すぎてホイールが上がり切らず、リアフェンダーに接触してしまい、スタンドの下に嵩上げ用の厚板などを敷かないと外す事が出来ないのである。結局、フロアジャッキを使う嵌めになるのなら、「いらないじゃねぇ」と言う事になったので、外してしまう事にした。センタースタンドは割りピンを抜いて長い貫通ボルトに鉄棒を当てて叩き出すだけで外れる。外した後の貫通ボルトは新しい割りピンで留めておいた。足下がスッキリしてこれで清々した。センタースタンドを掛けた状態貫通ボルトは割りピン留め外したセンタースタンドと部品
2017.06.01
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