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M10のナポレオンミラーをカブに取り付ける為の変換アダプターの激安品をネットで偶然見つけた。カブには部品箱から探し出したナポレオンミラーEXを取り付けてたのだが、左側のミラーの角度を調節するネジ山がナメてしまっていて、走っている内に下を向いてしまったので、今は取り外している。右だけでも構わないのだが、両方付ける時のために変換アダプターを購入してみた。M10のミラーをM8のハンドルホルダーに取り付ける為の変換アダプターが2ヶで118円。送料が200円と商品よりも高いのだが合計でも2ヶで318円は安い。日本製と思われるアダプターは結構なお値段がついている。届いたアダプターを見てみると、メッキが如何にもと言う感じだ。恐らく中華製だろう。取り付けに問題は無いが、サビが浮いて来たら、メッキごと削って塗装してやれば良い。これでいつの日か間違えて送られて来たM10ナポレオンミラーも日の目を見る事が出来るだろう。2ヶで118円の変換アダプターナポレオンミラーに問題無く取り付ける事ができた変換アダプター
2017.11.28
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以前から工作車を運転していると段差を越える度に、ゴトゴトと音がしていた。古いクルマなのでブッシュがへたり切っているのだろうと思っていたのだが、どうやらフロントスタビライザの取り付け金具が摩耗しているらしい。先日の工作車のオーバーヒート箇所修理の報告と点検をして貰いにモータースに出向いたら、迷惑を掛けたと言う事で、スタビライザの取り付け金具の交換工賃は無料にすると言う事になったので、スタビライザを取り付ける左右のリンクコントロール(定価/税込み1本4276円)とフロントスタビライザブッシュ(定価/税込み1ヶ334円)のところを家族ルートを利用してマツダから秘密の社内価格で手に入れた。取り寄せた部品は何れも信頼のMADE IN JAPANとなってた。早速、モタ―スへ運び込む。交換後試乗をしてみる。段差を越えてもゴトゴトと音がしない。これで快適な走りに戻った。これでリンクコントロールは死ぬまで交換しなくて良いだろう。交換部品のパーツリスト秘密裏に手に入れたリンクコントロールとブッシュ新品に交換したリンクコントロール新品に交換したスタビライザブッシュ
2017.11.26
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11月21日今年最後の笏取り虫ツーリングの幕が切って落とされた。この時期は朝晩が寒いし、日暮れが早いので近場の帝釈峡まで、一般道を中心にのんびり走り、日が落ちる前の帰着を予定したのだ。天気予報を見ると、寒気が南下しており、県北では雪が降っている模様だが、当日の午前9時頃から回復するとの事。朝はまだ寒気が残っているし、北へ向かって走るので、防寒対策を怠るとエライ目に遭いそうな事が予想されたので、インナーグローブを買ってみた。30年程前に買ったプロショップTAKAIの冬用グローブはもうボロボロなのだ。前日に試してみれば良かったのだが、出発前に嵌めてみたら、冬用グローブが縮んだのか嵌らない。無理して嵌めると、指の動きが悪くレバーが握りにくいので安全のため諦めた。冬用グローブも新調する必要があるだろうとゴダゴダやっていたら出発が遅くなった。慌てて高速に乗って集合場所の道口PAに向かう。本日の参加車はハーレー、ディアベル、BMW/R50、側車付きゴールドウイング、V7ドンキーの5台だ。集合時間の10分前に到着すると、既に皆さん殆ど集まって、本日お披露目のBMW/R50を囲んでバイク談義が始まっていた。馴染みの東京の店から送ってもらったR50は片肺であれこれ修理してやっと動き出したとの事。スイングアームが付いたフロントサス、丸っこいクランクケースやシリンダーヘッド、タンクの左サイドニーパッドに仕込まれた工具入れ、フレームに仕込まれた空気入れ、真上から右側に回るスピードメーター、前後のドラムブレーキ、勿論キックのみのスタート方式、一つ一つが驚嘆だ。もっと見ていたいが先を急ぐ、福山東ICはすぐなのでゆっくりと制限速度で巡行。ネックウォーマーを被っているので寒さは感じない。ICのETCを通過してバックミラーを覗いたら、とんでもない光景が飛び込んできた。何と!ハーレーが転倒してみんなで起こしているではないか。何があった??大きな事故ではないようだが、料金所前でどうして転けるの?急いで現場へ駆けつけると同時に高速隊の警官が数名事務所から飛び出して来た。ハーレーさんは足を捻った程度で厚着のためか怪我は無いようで一安心。最後尾を走っていたディアベルに事情を聞くと、広島方面から高速を降りて来たアクセラが一番左のETCレーンに行こうとしてゴールドウイングの前に被さるように寄って来たので、避けきれず咄嗟に急ブレーキを掛けた。後を追走するハーレーも慌てて白煙が上る程の急ブレーキを掛けた拍子にバランスを崩して転倒。倒れながら側車の後部に接触したようだ。直ちに、ハーレー、ゴールドウイング、アクセラの3台の事故調査が行われる。事故証明はゴールドウイングとの接触は無いとの判断で、アクセラが除外されての作成となったようである。今一つ納得が行かないが、そういうものらしい。ハーレーの損傷はエンジンガード、ハンドルグリップ、ブレーキマスターカップの擦り傷、ゴールドウイングは側車の後部に茶色の塗膜が付着程度で済んだのが不幸中の幸いであった。事故証明作成に時間がかかり、福山東料金所で30分程度の滞在となり、全員揃っての再始動となった。R182を東城へ向けて北上。空は真っ青の秋晴れ。太陽も昇って来て、気温も10度に達する。出鼻を挫かれた恰好になったが、気を取り直して絶好のツーリング日和を楽しむ事にした。帝釈峡へのアプローチはディアベルさんが下調べをしてくれていて、油木バイパス手前から西へ折れ県道415、県道25号を走ると道路も広く快適という事らしかったのだが、地図を見ると幹線道でもなさそうだし、道幅も狭いように見えたので、手前の油木高校前信号から県道412号、県道415、県道25号と乗り継ぐ事にしたのだが、これが失敗。広そうに見えた道も、直ぐに狭くなりオマケにダンプカーも対向してくる始末である。我々二輪車は良いのだがゴールドウイングは大変だ。暫く走ると県道259号の看板があり帝釈峡方面となっていた。方向的にディアベルさんが調べてくれた道に繋がると思い、突入。直ぐに山道となりゴールドウイングがギリギリだ。路面は限りなくオフロードに近く、落ち葉や泥や水が溢れている。流石に大型バイクは辛いものがある。やっとの思いで峠を越えて県道415号に辿り着く。たぶん、ディアベルさんが調べてくれた道は地図にこそ頼りない表示であるが、大型農道のような快適な道であったに違いない。お蔭で磨き上げた皆さんのバイクがドロドロに汚れてしまった。事故あり、迷い道あり、山岳オフロードありで帝釈峡到着は相当遅れると思っていたが、昼食場所の休暇村帝釈峡には12時15分前に到着した。広いレストランには家族連れと思われる一組と我々だけである。ここももうすぐ雪が降るシーズンオフなのだろう。食事もしたし、バイク談義もしたし、神龍湖で写真も撮ったので、帝釈峡山荘に向かう。ここでは水陸両用車の体験ができるのだ。8輪タイヤの大型バギーのような乗り物で、ミカンを運ぶ運搬車のエンジンのような音がする750ccだ。V7ドンキーと同じであるが、パワーは向こうが圧倒的に上だ。丁度定員5名だったので揃って乗車。いきなりの90度回転で振り落とされそうになる。山あり谷ありの荒れ地をカニのように走り回り、滝のある川に水しぶきを上げてザプンと突っ込んだ所で記念撮影。サービス満点だ。滝の水が掛かりそうな所まで近づき帰路につく。最後は右と左に定位置回転で目が回って終了。僅か10分程だったのが残念。タイヤのフィンが新しい時には水に浮いて進むことも出来るそうである。次は雄橋(オンバシ)駐車場からかなり歩くが、ライディングジャケット姿で汗をかきながら歩いた甲斐有って、見事な石灰岩の天然橋であった。これで見学は終わり。後は帰るだけであったのだが、地図を見誤ってまたもや逆方向に走り出す失態をやらかした。東城ICでBMW/R50と分かれ、新見ICからR180を南下。正田でハーレーと分かれ、快適クルージングが楽しめる県道33号(吹屋街道)に分岐。成羽からは両脇に真っ赤に染まった紅葉が見事な鬼ヶ嶽温泉を通って玉島へ。ディアベルとゴールドウイングは給油で分かれ、地道を通って帰宅と相成った。やはり県南は暖かい。日が暮れていても10度の気温は立派。今回は、道の間違いが多く、皆さんに迷惑を掛けてしまった。特にゴールドウイングさんには申し訳ない。地図をうる覚えではダメだ。そろそろスマホナビの導入を検討するべきであろうか。使えなかったインナーグローブ62年前のBMW/R50福山東料金所駐車場ハーレーから事情聴取する警察官側車の後部状況本日の参加車V7ドンキー/休暇村帝釈峡にて紅葉の終わった神龍湖水陸両用車雄橋
2017.11.23
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キャブのフロートチャンバーのパッキンが自作できそうなNBRゴムが買える東急ハンズのネットストアを見たら、何と、税込み122円に高騰していた。僅か数日で10円もの値上げだ。更に画面の下の方を見て行くと、店舗でのランキングが出ていた。そこには、ゴム、ウレタン部門で心斎橋店、横浜店などの大都会の店を差し置いて岡山店が堂々のランキング1位を獲得しているのだ。何でだろう。まさか、このブログを見た老若男女がキャブの燃料漏れを直そうと、NBRゴムを大量に注文したのだろうか。しかし、今時キャブ車に乗っているものは、中年のおっさんばかりだ。若者はインジェクション車なので燃料は漏れない。この岡山店の現象が全国に広まれば、もうフロートチャンバーのパッキンを買う者はこの世からいなくなるだろう。そうなると、バイクメーカーが経営危機に陥り、新型車の開発はおろか、旧車の部品も供給出来なくなってしまうかも知れない。あぁ~何て事をしてしまったのだ。日本のお家芸である内燃機関の歴史を封殺してしまったらえらい事だ。HONDAやYAMAHAなどのメーカーを始め経団連からもお叱りを受けるのだろうか。そして、キャブの純正パッキンをこの世から抹殺した男として、将来まで語り継がれてしまうのだろうか。方や、もしかして東急ハンズから褒美が出るかも知れない。などと思いを巡らせながら、21日のツーリングの防寒対策を考えるのであった。東急ハンズのネットストアの画面
2017.11.19
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古いバイクのフロートチャンバーのパッキンはどうしても経年劣化で形状が崩れ、カチて来る。しかも30年以上も経つと尚更だ。純正部品が出る内は良いけど、これも何時廃番になるか分からない。エンジンガスケットなどは、純正が無くなっても、ガスケットシートを売っているので、切り出せばいくらでも作れるので安心だ。それならパッキンも作れないものだろうかと調べてみたら、ホームセンターに売っているようなゴム板は耐油性がないので、直ぐにフヤケて使えないらしい。水道補修用のOリングが使えないのと同じだ。調べて行く内に、キャブに使われているパッキンやOリングはNBRという素材で作られていることが分かった。NBRは次のように説明されている。「NBR(ニトリルブタジエンラバー)は、シール材として使用されています。 圧縮永久ひずみ・引張り強さ・耐磨耗性などに優れているため、シール材として使用されておりますが、耐候性に劣るので保管場所に注意が必要です。 保管場所としては、オゾンを発生する電気装置の近くや直射日光のあたる場所は避けて保管してください。耐油性(ガソリン、軽油、アルコール)・耐摩耗性・耐老化性が良い材料です。また、NBRは耐油性に優れているので、自動車部品関連(Oリング・オイルシール・オイルホース)に多く利用されています。」このNBRが手に入れば、パッキンが作れるのだ。早速、安いNBRを探してみると意外な所で売っていた。あの有名な東急ハンズだ。色々な商品がネットに出ているのだが、その商品がどこの店にあるのかも分かる。無い場合は、会員(無料)になれば無料で指定する店まで配送してくれるのだ。幸い数年前に岡山の駅前に西日本最大級のイオン岡山が出来てその中に東急ハンズが出店している事を知っていた。ネットから会員登録して、速攻でNBRゴム1ミリ厚、10センチ×10センチ税込み112円の発注を掛けた。これなら切り出しを失敗しても惜しくない。数日したら岡山店へ到着したとのメールが届いた。イオンなんぞは、女子供の行くところで、バイクの部品も売っていないようなチャラけた店には用は無いとバカにして一度も行ったことはなかったのだが、とうとう行く嵌めになった。初めてのイオンは岡山での会議に合わせ、クルマで行った。駅前にも拘わらず2500台のクルマと2500台の2輪が駐車出来る巨大スーパーだ。しかも、駐車場は平日は3時間まで、土日と繁忙期は1時間まで、何も買わなくても無料なのが有り難い。地下駐車場からエスカレーターで4階へ。お目当ての東急ハンズは思ったよりも広々とした店舗スペースだった。112円を握り締めて、係りの人に注文番号と名前を告げると2人掛かりで丁寧に対応してくれた。注文品を保管場所に取りに行って、梱包を解いて中身の確認。ついでにカードも作って、キッチリ112円を支払うと「またお越し下さい。」と深々と頭を下げられた。大勢の若者達がたむろする洋服の店などには見向きもせず、一目散に退散したのだが、駐車場が広すぎてクルマを探すのに苦労した。出口の精算機では何もしないのに勝手にバーが上がった。不思議だ。帰って娘に尋ねたら、イオン岡山の駐車場は入るときにナンバープレートを読み取って、出るときにもナンバープレート読み取り無料時間内であればバーが上がるという仕組みらしい。出口でもたつくロスをカットできる素晴らしいシステムである。さて、手にれたNBRゴム。今度フロートチャンバーパッキンを交換する事があったら使用してみよう。フロートチャンバーの溝に合うように細く複雑な形に切り出すのが面倒だったら、チャンバーの溝を無視して、厚みに合わせ幅広にチャンバーの形にカットして、エンジンガスケットのような取り付け方をしても行けそうな気がする。これで、フロートチャンバーパッキンの廃番はもう怖くないのだ。パッキンは112円で作れるのだ。NBRゴムと東急ハンズカード
2017.11.18
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フロントブレーキレバーを交換して、全快になった筈のクラブマンであったが、改TLR125と同様にキャブのフロートチャンバーから燃料が漏れてきた。こいつもパッキンのゴムがいかれたようだ。しかし、今回はHONDAのイケズがあっても大丈夫なのだ。フフフフ....。クラブマンの場合はこんな事もあろうかと思い、予備の中古キャブを落札した時に、オーバーホール用に純正のパッキンセットを購入していたのだ。クラブマンの初期型は単気筒なのにツインキャブとなっているために、パッキンセットも当然2セット必要なのが不経済だが仕方がない。シングルキャブ仕様のクラブマンならキャブを取り付けたままフロートチャンバーを外せばパッキンの交換は至って簡単であろうが、このツインキャブは面倒な事にならないか心配であったので、予備のキャブでフロートチャンバーの取り付けビスの位置を予め確認してみた。通常のキャブのフロートチャンバーは4本のビスで取り付けられているのだが、このツインキャブはそれぞれ対角に2本のビスで取り付けられていた。ビスの数が少ない分作業は楽に思えたのだが、左キャブの奧側1本を外すのが難しそうだ。キャブを外して作業すれば楽なのは分かっているのだが、クラブマンの初期型のツインキャブを外した事のある者は分かっていると思うのだが、タイトなフレームギリギリに収められたキャブを外して、また組み上げる作業は身の毛もよだつようなめんどくさだ。あの作業はもう二度とやりたくない。そこで、キャブを外さなくてもパッキンの交換が出来るのならば少々トリッキーでも、そちらを選ばざるを得ない。左キャブの奧側のビスが気になるが、やってみる事にした。キャブの真下にあるセルモーターの取り外しは必須であるが、これはアース線を外して2本のボルトを外すだけで引き抜く事ができる。空いたスペースに短いドライバーを突っ込むのだがやはり、左キャブの奧側のビスが難しい。エアクリに付いているブリーザーケースを外せば作業領域が広くなってビスへのアクセスが楽になるかと思い取り外しに掛かったが、キャブが邪魔して外せないことが分かった。左キャブの奧側のビスが外せない事にはどうにもならないので、先ずはこのビスを外す事に集中する。トップバッターはスタビ―ドライバーだ。狭い所のビスを外すドライバーだが、グリップが太くブリーザーケース当たって作業出来ず敢えなく撃沈。次はセット物の家庭用ドライバーだ。グリップは細くて良いのだが少し長すぎてグリップエンドがエンジンに支えて使えない。次は粗品で貰った先が90度に折れるドライバーだ。これが一番使えそうと思ったのだが、ドライバービット以外が大きく期待を裏切る。もうこれで出し尽くした。2番目に使用したドライバーのグリップを2センチ程切断してやろうかと思いながら工具箱を漁っていたら、30年程前に買ったであろう100均のドライバーセットのプラスが1本だけ出て来た。お世辞にも綺麗とは言えず、刃先が直ぐにナメてしまいそうな信頼ゼロのドライバーだが、唯一の取り得は短い事と細い事。キャブの奧に差し込み指の感覚でビスの頭を探ったら刃先が上手く入った。フロートチャンバーを締め付けているビスなのでそんなに大きな力で締めている筈はないと思いながら指でグリップを回すと緩んだ。やれやれである。今回は1本数千円はするネプロスでも歯が立たなかったが、意外にも30年物の100均ドライバーが見事に勝利を収めたのだ。勝因はズバリ「細く短かい」だ。後の3本のビスは難無く外せた。両方のフロートチャンバーを外してみると、中に少し赤み掛かった汚れがあったので、ついでに掃除しておき、精密ドラ―バーの先で古いパッキンを剥がす。状態は酷いもので、カチカチに硬化しており、途中で何回も折れてしまう始末である。新品パッキンをセットして組み立てる。セルモーターを取り付けて完成である。キャブを外さなくても作業が出来てやれやれである。燃料コックをONにしてキャブに燃料を満たすが、漏れはない。暫くアイドリングしてみたが、完調である。これでフロートチャンバーのパッキンは死ぬまで交換しなくても大丈夫だろう。手前のボルト2本を抜けば外す事が出来るセルモーター車体から外したセルモーター左キャブの奧側ビスを100均ドライバーで外すフロートチャンバーを外したキャブHONDA純正パッキンセットフロートチャンバーのパッキン新旧のパッキンが嵌ったフロートチャンバー
2017.11.16
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今年最後の笏取り虫ツーリングを下記の通り開催致します。
2017.11.15
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HONDAが11月から古いバイク(20年以上前)のパーツを調べなくなり、部品番号のみの発注になってしまったので、困っていたら、福さんからはPD22キャブなら社外品があるとの情報。藤さんからはバイク屋にあるXL125SZのパーツリストから車体番号を照合の上、適合と判断。フロートチャンバーパッキンを始め6点のパッキンセットの部品番号が16010-364-770と判明した。ご両人の懸命の探索の結果、純正がダメなら社外で入手可能と言う事が分かった。ありがたや。ありがたや。先ずは純正を近所の自転車屋にメールで発注してみたら、速攻で返事が来て、16010-364-770は代替部品番号16010-439-305となっており、在庫はまだあるようである。当時の価格が360円(税抜き)だそうだが、現在は1610円(税込み)えらい高騰だ。翌日には物が来たので、早速取り付けに掛かる。キャブを外してみると、チャンバーに汚れがあった。多分タンクのサビだろう。燃料フィルターをすり抜けて入ってしまったものと思われる。単気筒のシングルキャブを外すのは至って簡単である。それにも増してエアーフィルターボックスを外して、パワーフィルター仕様にしているので尚更だ。パーツセットには沢山のパッキン類が入っていたが、PLがないと、どれが何処に付くのか分からないので、肝心のフロートチャンバーとマニホールドとドレンスクリューのOリングだけ交換した。後は、付くものもあるかも知れないが、形式違いで他のパーツもあるようだ。交換を終えて汚れてしまっているキャブを磨いていたら、キャブの形式が見えて来た。このキャブはケイヒンのPD21?だろうか。PD22ではないようだ。組み立てて、燃料コックをONして暫く待つが、フロートチャンバーからの漏れはない。エンジンを掛けて、吹かしてみるが大丈夫だ。5分程、空き地を走って確認してみたが大丈夫だ。藤さん、福さんのお蔭で燃料漏れが直った。これで、このキャブは死ぬまで大丈夫だHONDA純正XL125SZのパッキンセット車体から外した燃料漏れのキャブ古いカチカチのパッキンが嵌ったフロートチャンバー新しいパッキンを取り付けたフロートチャンバーPD21?キャブ車体に取り付けたキャブ
2017.11.14
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先月、国土交通省から「自動車燃料消費量調査のお願い」なるハガキが届いた。何かの詐欺かと思ったが、よく読んでみるとCO2排出削減に関する調査であった。「我が国のCO2排出量の2割が運輸部門でその内の90%が自動車からの排出量になっているので、その対策が重要になっている。」と書かれてあったが、20年も前のディーゼル車を虐めなくても残りの8割の削減対策の方が重要ではないかと思うのだが....。「全国の自動車の中から無作為に抽出した結果貴方様の自動車が選定されました。」とあったので、何か褒美でも出るのか?それとも調査協力金でも出るのか?と読み進めたら何もないらしい。只の協力のようである。後日、送られて来た調査方法によると、11月中に軽油を満タンにした日と走行距離を記入し、2回目に満タンにした日と走行距離と給油量を記入するだけなのだが、丁度、11月は別府行きで地獄を味わった時と重なったので僅か3日で満タン2回目を迎えてしまった。しかも、走行距離は543キロだ。偶然とは言え、私の一台でCO2排出量の平均を押し上げてしまうのは確実である。国土交通省はこの調査データをどの様に読み取って、どの様にCO2排出量を削減するつもりなのだろうか。まさか、ある年式を設け、古い車は乗らさないようにするのか。それとも自動車税を3倍位に上げるつもりなのだろうか。気になる....。物を大事にして、車検が来ようが、年式が古くなろうが、壊れてもひつこく直し、新車などは絶対に買わないのが日本人のおじさんの美徳ではなかろうか。こういったユーザーには褒美を贈る肝っ玉の太さを見せて欲しいものである。クルマというものは内燃機関で走り、そのエンジンを縦に置き、プロペラシャフトで後輪を回すのがカーマニアの願いである。もう、こんなクルマは殆ど無くなってしまった。あのBMWさえもFF車がラインアップされてしまった現状を憂うのは私だけであろうか。 回答ハガキ
2017.11.12
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11月7日、8日と仕事をサボって妻と友人夫婦4人で別府に泊まり掛けで、名物の関アジをアテに心ゆくまで地酒を飲むという、壮大且つ遠大な計画のもと、そのプロジェクトが幕を切って落とされたのであった。今回は長距離と言う事もあって、数あるクルマの中から後部座席の広い工作車をチョイスした。8月に車検を受けてタイヤも、ラジエターも新品を奢ったばかりなので、安心できるのだ。予定の午前8時丁度に出発。山陽自動車道を九州に向けて快調に飛ばす。宮島SAで休憩、曇って見えにくいが、交通安全の額の掛かった赤い鳥居から宮島を見学、スタバでイギリス海軍流のココアを買って再出発。この調子だと九州に入ってゆっくり昼食がとれそうだと思いながら、アクセルを踏む足に揺るぎはない。岩国を過ぎて暫くした頃、助手席のダッシュボード付近から、電波状態の悪いラジオのような音が微かに聞こえて来た。その音が断続的に大きくなる。唸るような音だ。何の音だろう?走りには異常を感じないので、足廻りのようではないし、エンジンからも異音は聞こえない。しかし何かの異常があることは確かだ。減速して、走行車線に入って水温計を見たら.....。そこには世にも恐ろしいHを振り切っているメータの針が見て取れた。アカン。やってもうた。オーバーヒートだ。しかし、ここは山陽道でも難関の山道、車線は片側2車線あるのだが、路肩が狭い80キロ区間だ。オマケにトンネルばかりなので、直ぐに止める訳にも行かない。路側帯を探しながら、更に減速走行に移る。そうこうしている間にまたトンネルに入り、とうとうボンネットから白煙が上がりだした。もうお陀仏かと思いながらやっとの思いでトンネルを抜けるとクルマ1台分の路側帯が見えた。ハザード点けて急いで停車。その瞬間、もの凄い水蒸気の白煙が上がる。シフトレバーのある中央コンソールの隙間からも車内に白煙が浸入して来る始末だ。急いで三角停止版と発煙筒を掴んで車外へ出てみると、そこはトンネルとトンネルとの間の橋梁部の336.4キロポストであった。最悪である。道路から退避する場所がないのだ。マズイと思いながら発煙筒に点火しようとしていると、天の助けか、日頃の行いか、丁度運良くNEXCOの道路パトロールカーが赤色灯を点けてやって来て、後に停車し工作車をガードしてくれた。これで一安心だ。パトロール隊員が「何時から駐まっていますか?」と声を掛ける。「たった今です。」と答えると、「オーバーヒートですねぇ、エンジンは動きますか?」と言って、水の入ったポリタンクを持って来てくれた。もう一人の隊員は無線で故障車の報告をしていた。ボンネットを開けると、もの凄い白煙が立ち上った。軍手を嵌めてリザーブタンクのキャップを開けて水を注入すると、10リットル程入った。急いでクルマの下を覗き込むが、水は漏れて来ていないようだ。どうやら大きな配管の損傷ではないらしい。いや、そうであって欲しい。再スタートさせるとアイドルでエンジンの異音はないので、焼き付きは起こしてはいないようだ。その間に妻に保険会社に連絡を入れるよう指示を出し、隊員2人と相談が始まる。隊員は「大事を取ってレッカーの要請をした方が良い。」と言うが、エンジンが動くし、大きな水漏れも無いようなので、次の玖珂PAまで行きたいと告げると同意してくれた。こんな恐ろしい所で何時来るか分からないレッカーを待つ気にはなれなかったのだ。保険屋からは180キロ以内なら、無料で引き取りに行くので、スタンバイしているとの連絡を受けたが、現段階ではキャンセルとし、動かせてみる事にした。隊員と「道路パトロールカーが後に付くので、異常があったら止まる。但し、トンネル内では絶対に止まらない。」と言う、お約束の指切りげんまんをした。2人の隊員が赤旗を振って後続車のスピードを落とさせ発進に協力してくれた。エンジンを掛け、水温計を見ると、針は正常域を示している。意を決し、いよいよ走り出す。ゆっくりと70キロまでスピードを上げて亀のように走る。水温計と睨めっこだ。幸い4キロ程で玖珂PAだ。ドキドキしながら、内心では頑張ってくれ!と祈りながら走っていると、隣で妻がスマホの故障車情報が更新されて、さっき止まった所が「故障車あり」になってる。うちのクルマの事だわ、とはしゃいでいる。ええかげんにせーよ!やっとの思いで玖珂PA到着。水温計は上がっていない。同乗者に急いでPA備え付けのペットボトルの水を取りに行かせ、地元のモータスに電話して指示を仰ぐ、道路パトロールカーの隊員はもし、走るなら、次の熊毛ICで降りて一般道を走って下さいと言って、引き上げた。勿論、鄭重に礼は言っておいた。それからいろいろと考えた。熊毛ICで高速を降りて、修理工場を探すには田舎過ぎて却って面倒な事になるし、冷却水は殆ど減っていないので熊毛ICを通り越して下松SAのガソリンスタンドで故障箇所を特定しようと判断して、12リットルの水を積み込み、そのまま出発。水温計も正常値のまま下松SAに無事到着。SA内のガソリンスタンドで冷却水を2リットル弱給水し、座席を剥ぐって水漏れ箇所を探してみたら、助手席側にクーラントが吹き出しえらい事になっていた。エンジンを掛けてみると、エンジンから取り出されたエアー抜きゴムパイプに小さな穴が開き、泡と水が出て来た。こいつだ。冷却系のパイプではなかったのだ。エンジンはガスケットも大丈夫のようだ。その時モータ—スから電話が掛かって来て、「整備保険で帰りの新幹線代と修理代は出るので、3回目のオーバーヒートだし、他に問題がある可能性があるので、近くの整備工場で見て貰ってくれ。」との事。次は徳山東ICが5キロ程だし、ICを降りたら直ぐにマツダがあるとスタンドの親切なオジサンが教えてくれた。故障箇所が見つかったし、致命的な箇所ではなかったので、徳山東までは大丈夫だろうと言う事で出発。徳山で工作車を修理に出し、レンタカーで別府入りを果たそうという魂胆だ。まだ、関アジは諦めた訳ではないのだ。何事も無く徳山東ICに到着して、マツダに向かったが、運悪く定休日だった。ここに来て望みは絶たれたか....。関アジがまた遠のいた。それならばレンタカー店で情報を集めようと、最近のサンコーレンタカーに満身創痍の工作車で滑り込み、修理工場を訪ねると近くの「車検のコバック」を紹介された。よし、これで何とかなる。関アジがまた近くなった。ハイエースがあったので、食指が動いたが、予想外の出費なので泣きの涙で、一番安い三菱ミラージュを2日間9000円で借りる事にした。妻が手続きをしている内に、エアー抜きパイプの応急修理に取り掛かる。カッターナイフで穴の箇所を切り取って繋げ、貰った針金で縛り上げる。2台で車検のコバックに向かうと、何と定休日だった。ガックリ...。天は吾を見放したか....。関アジがまたまた遠のいた。しかし、そこは都会の徳山、レンタカー店でもう一店クルージングオートなる修理工場を聞き出していたのだ。祈る気持ちでクルージングオートに向かう。今度は、開いていた。ラッキー。関アジがまた近づいた。しかし、丁度12時を回ったところで、皆さん事務所で弁当を食べていた。昼時に申し訳ないが「これこれしかじかで」と訳を話すと、ベテラン風のオジサンが直ぐに見てくれて、「明日の昼までには何とかやっておきましょう。」と嬉しいお言葉を頂戴した。何とかなった。これで関アジにありつける。予定では、既に九州に上陸してトリ天定食でも食している頃であるが、まだ徳山でうろうろしている有り様である。小さなミラージュに4人乗って、再び山陽道に復帰だ。しかし、クルマをケチって酒代に回そうとしたツケが来て、これが裏目に出た。ミラージュ....。走らないのである。スピードに乗ればそこそこ走るのだが、坂になるとガクンとスピードが落ちて登らない。それにタイヤ経が小さいので高速安定性が悪い。1000ccだから仕方がないかと思うのだが、こんなクルマは燃費が良くても絶対に買わないだろう。オマケに、平成26年式なのに、カーナビが古すぎで、東九州自動車道や大分道も表示されなく何度も間違いそうになったので、カーナビは無視して標識を見て走る事にした。それでも、予定の宇佐神宮に参拝し、豊後高田の昭和の町を駆け足で見て回って別府ICに着いたのが、予定より30分遅れの5時30分。宿泊施設の露天風呂を5時30分〜6時15分まで貸切にしているので、「少し遅れる」と連絡。後はカーナビ頼りに進むのだが、これが以外と遠い。おかしいなぁと思っていたら、今度はぐるっとUターンさせられて、元の方向へ帰って行く。日も暮れて分からなくなったので、電話したら従業員が大通りまでお迎えに出てくれていた。やっと辿り着いたのが5時55分。後で地図を見たらやっぱり大回りをしていた。このクラリオンの役立たずが....。急いで風呂に入って、6時30分からの関アジと地酒の大宴会スペシャルにギリギリ間に合った。途中で、クルージングオートから、「エアー抜きパイプは山陽パーツから新品部品を取り寄せ交換し、今夜、少し長距離を走ってみて完調かどうか確認する。」との電話があった。ありがたや。ありがたや。何とか工作車で帰れそうだ。宴会後、飲み足らず部屋に会場を移し、持参の焼酎のボトルも空にするまでスペシャル宴会は続いたのであった。翌朝、雨にも負けずミラージュを駆り御朱印巡りと、地獄巡りに出掛けるが、車載ナビはもう懲り懲りなので、妻のスマホナビに切り替える。こちらは快適だ。音声もついて、最短距離で案内してくれる。予定を一通り終えたので霧が掛かる山を登って別府湾SAを目指す。このSAはスマートICが併設されているので乗用車なら入る事が出来るのだ。濃い霧で別府湾を眺望する事は出来なかったが、美味しいカレーを食べて帰路につく。ここで、またまた悲劇が起こった。本線進入路に入ると何だかおかしい。別府方面(下り)のような気がしたので、野生の感が働き直ぐにストップ。退避所があったので確認すべく、数メートルバックしたら、まさかの前輪左が側溝に脱輪したのだ。え〜。何でぇ〜。小さなクルマなのでナメて掛かっていたのが災いしたのだ。今度こそレッカーの出動か。と、面倒な事が頭をよぎる。それでもやるだけの事はやってみようと、1人に左フェンダーを持ち上げて貰いながら、ハンドルを右一杯に切ってアクセルをジワッと踏み込むとアッサリと脱出する事が出来たのだ。良かった〜。冷や汗が出た。直ぐにクルマのフェンダー辺りや裏側の確認をしたが、キズは無かった。やれやれだ。クルマはそのままで、SAのインフォメーションに行って、福岡方面(上り)はどう行くのかと尋ねたら、別府湾SAからは別府方面(下り)しか行けません。との回答。そうだったのか。道理でおかしいと思った。スマートICを使う人のために標識ぐらい置いておけば良いのに...。と思うのだが....。そんなことは事前に調べておけと言う事か。仕方がないので、そのまま本線に入って、別府ICまで戻ってUターンした。近道と思ってやってしまった事が、遠回りになってしまった。東九州自動車道、関門自動車道、中国道、山陽道と乗り継ぎ、徳山東ICまで帰って来た。クルージングオートに工作車を引き取りに向かうと、問題無いと言う事で、丁寧に作業内容を説明してくれた。費用は、エアー抜きパイプと、クーラントの交換、技術料で1万5千円程であった。工作車を受け取り、レンタカーを返し、再び徳山東ICから山陽道へ乗る。やっと鈍亀ミラージュから解放され、工作車のパワーのある乗り味を楽しむ。やっぱり加速が断然と違う。グイグイ押し出すような力強い加速は健在だ。良かった。良かった。午後6時20分別府地獄から解放され、無事帰着と相成った。工作車のオーバーヒートはこれで3回目を経験する。最初と2回目はボン!という鈍い音と共に、白い煙が立ち上ったので直ぐにオーバーヒートと分かったので、一般道でもあったので、近くの消防署(初回)と葬儀会館(2回目)で給水して自力で帰る事が出来たのだが、今度ばかりは穴も小さく、ラジエター液がかなり無くなるまで分からなかった。知らずにもう少し走っていたら、ガスケットが抜けるか、最悪エンジンが破壊されていた事であろう。2回目のオーバーヒート時にホースを何点か交換しているのだが、全てを交換するとなると途方もない金額になるので、それも難しい。旧車乗りの宿命とも言うべき故障であるが、その都度克服するしかないのが、現状である。翌日、クルージングオートから無事帰着したのか、心配してメールが入ったので、電話で鄭重に御礼を述べたのだが、本当に親切な店で助かった。オーバーヒートで止まった山陽道336.4キロポストスマホに表示された工作車(故障車)の停止位置クーラントが噴き出しえらい事になっていたエンジンルームエアー抜きゴムパイプの損傷箇所PAで積み込んだ冷却用の水12リットル穴あき箇所を切り取ったエアー抜きゴムパイプ(ピンボケ失礼)針金で補修したエアー抜きゴムパイプ(ピンボケ失礼)閉まっていた車検のコバックレンタカーのミラージュ/宇佐神宮駐車場にてマツダオート三輪/昭和の町にてクルージングオートで修理の完了した工作車
2017.11.10
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XL125S用のフロートチャンバーのパッキンを近所の自転車屋に発注をお願いしていたら、HONDAから次のようなメールが届いたと転送された。「ホンダのディーラシステムのオンラインパーツリストにない車種(20年前以上)は部品番号を指定での発注となります。お手数ですが、部品番号をお知らせください。」11月1日から旧車のパーツリストをホンダが調べなくなったのだ。今までは車体番号と共に、この部品が幾つ欲しいと言えば、送って来ていたのだが、そんな手間の掛かる事はもうしない。ちゃんとパーツリストを見て部品番号を言え。と言うのだ。20年以上前のバイクのオナーはパーツリストを持っていなければ、パーツを購入する事すら出来なくなってしまったのだ。何たる不親切。何たるイケズ。何たる排除の論理。本田宗一郎が聞いたら烈火の如く怒るに違い無い。HONDAはもう以前のHONDAではない。遠いところへ行ってしまった。それにしても困った。ヤフオクでXL125Sのパーツリスト探したら何と2500円で出品されていたのだが、たかがフロートチャンバーのパッキン1枚を買うのに3000円程掛かる事に納得が行かない。何か良い手立てはないものだろうか....。
2017.11.09
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改TLR125が軒下で埃を被って惨めな姿になってしまっていた。たまには掃除してエンジンを掛けてやらねばと思い、引っ張り出して洗車してやった。エンジンはキック数発で何とか掛かったが、フロートチャンバーから燃料漏れを起こしている。これは早めに修理しないと....。近所の自転車屋にメールで発注したが、ガスケットが廃番になっていないかと、不安である。バッテリーは中華を新品で取り付けていたが、もうお陀仏になっている。6Vバッテリーは安いのだが、死んでしまうのも早い。殆ど乗ることも無いバイクに新品バッテリーは金をドブに捨てるようなものなので、もう買わない。絶対に買わない。買うもんか。それでも未練がましく、6V充電器で充電を試みたのだが、全く充電しない。それではと、改造前のXL125Sだった頃付いていた20年は経っているであろうユアサのバッテリーに補充液を入れて充電してみたが、これも充電しない、当たり前か....。改TLR125はエンジンと電装関係はXL125Sの物を使用しているので、TLR200のようにバッテリーを外してコンデンサを取り付けバッテリーレスにする事ができない。何故ならXLはレギュレータが付いておらず、その代わりにシリコンレクチファイアなる物が付いているのだ。これが曲者で、レクチファイアはレギュレータのように発電で余った電気を熱に変えて放熱できないので、余った電気をバッテリーに戻しているのである。従ってバッテリーを外してコンデンサを取り付けてしまうと余った電気の行き場が無くなると言う訳である。だから、この改TLR125はどんなバッテリーであれ、必ず取り付けておく必要があるのだ。20年物のユアサバッテリーを取り付け、エンジンを掛けて電装を調べていたら、テールランプとストップランプが付かなくなっていることに気が付いた。テールレンズを外して中の電球を取り出して調べてみたら、片方が切れているように見える。それならテールかストップかのどちらかが点いても良いようなものだが、どちらも点かない。面倒だがギボシを外してテスターで調べてみる事にした。配線は3本。緑/黄と緑と茶である。緑はソケットに縁に繋がっているのでアースだ。緑/黄と茶のどちらかが、テールでどちらかがストップなので、ストップから調べてみる。先ずエンジンを掛けてテスターを直流の20Vレンジに合わせて、赤のテスト棒を緑/黄のギボシに突っ込み黒のテスト棒を緑のギボシに当てて、足をそお〜と延ばしてリアブレーキペダルを踏み込むと8V程表示された。電気は来ている。茶は当然反応無し。緑/黄がストップだ。この手のバイクはヘッドライトとテールライトは発電機から出てくる交流をレクチファイアやレギュレータに取り入れて直流に変換せず、交流のまま動作するようにしているので、今度はテスターを交流の200Vレンジにセットして、ライトスイッチをONにして茶を測るとこれも8V程表示された。電気は来ている。緑/黄は当然反応無し。もしやと思い、ギボシを外したソケット側の緑/黄と茶の配線の導通を調べるとテスターのブザーが鳴って導通ありの合図を送って来た。配線は問題無いようだ。電気も来ている。それならば残るはバルブか....。TLR200からバルブを取り出し、取り付けてみると、テールも、ストップもちゃんと点くではないか。ただの球切れだった。しかも両方共。老眼の腐った魚のような目ではフィラメントが切れているのかどうかも分からない始末である。あ〜情けなや。多分、バッテリーを入れ替える時に外したままエンジンを掛けてしまい。しかもアクセルを煽って回転を上げたため、余った電気の行き場が無くて、球切れを起こしたのだろう。そのまま放っておくと、電気が更に余るので、低回転でも次々と球切れを起こしてしまう恐ろしい病魔が襲って来るのだ。早速、V7ドンキーに跨りナップスにテールランプバルブを買い出しに走った。改TLR125のテールランプはTLR200のものを付けているので純正だと6V18/5Wだが、XL純正の17/5.3W(399円)と10/3W(324円)の二種類しか置いていなかった。TLR200に10/3Wを付けている人もいるようなので、両方買って帰り省電力を図り10/3Wを取り付けた。エンジンを掛けてテストしてみると、当たり前だがテールもストップもバッチリである。それにしても骨の髄まで放電された筈のバッテリーがアイドリングを長らくやっている内にエンジンを切ってもニュートラルランプがうっすら点くまでに回復した。恐るべしユアサの20年物である。しかし、そのままではウインカーランプを光らす事すらできない。エンジンを掛けるとブレーキランプは問題無いのだが、ウインカーランプは点灯はするものの点滅までとは行かない。パイロットランプもやっと暗く点灯するのが精一杯である。エンジンの回転を上げてやれば、ウインカーが点滅を始めるのだが、心許ない。ネットでは、XL125Sの電装をエイプのバッテリーレス仕様のハーネスに付け替えて12V化を図っている記事が紹介されているのだが、このバイクの電装はXLとTLRがごちゃ混ぜになっているので配線図や配線の色もXLの純正と異なっており、ハーネスを引き直すのは難しい気がする。それでは6V電装のままで、死んだバッテリーを搭載した上で、アイドリングでもウインカーを点滅さす方法は....。1つ考えがあるのだが....。取りだして交換してみたがテールが切れていたXL125S用バルブ正常だったテールランプの配線ナップスで買ったマツシマの6V 17/5.3Wと10/3W再び点灯するようになったテールランプ
2017.11.06
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V7ドンキーのプラグカバーをメッキ調スプレーで塗装しているのだが、この塗料は室内用なので触ると塗装が剥げてしまい、雨に濡れるのも良くないようだ。剥げたらまた塗装すればよいと思い、所どころ剥げて下地の黒が見えだした頃にやり直していたのだが、最近面倒になってきたので、何か良いメッキ調の塗料がないものかとネットで探していたら、ダイヤワイトの銀メッキシャインなるスプレーを見つけた。車のアルミホイールなどを塗装するスプレーのようだが、「常に手に触れるような場所や水洗いはしないで下さい。」と注意書きがあった。しかし、屋内用のメッキ調スプレーよりは剥がれにくいような気がするので、買ってみた。値段も1370円とまずまずだ。早速、ヘッドからプラグカバーを外して、スポンジタワシで塗装を剥いでみたが、剥がすとなるとなかなか剥げない。サンドペーパーなどで下地を荒らすと塗料の密着が悪くなると書いてあったので、残ったメッキ調塗料の上から吹いてみた。クリヤーは吹けないようなので、そのまま乾燥させて取り付けた。今度はどの程度もつだろうか。ダイヤワイトの銀メッキシャイン塗装を終えたプラグカバーヘッドに取り付けたプラグカバー
2017.11.02
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