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シャリィのキャブを掃除したので、完全に復調た。エンジンも1発で掛かるし、アイドリングも安定している。吹き上がりも申し分無いのだが、ウインカーが点らない。右ウインカーはパイロットは点くのだがウインカーが光らない。左ウインカーはパイロットもウインカーも光らない。症状の軽そうな右から調べて行く。フロントのウインカーレンズを覗き込むとバルブが下の方に転がっているのが見えた。レンズを外してみると、バルブソケットを留めているビスが抜け落ちソケットごとバルブが転がっていた。シャリィのウインカーにはアース線がなく、ウインカーソケットから車体に直接アースされるようになっているので、これが原因だと言う事は直ぐにわかった。ビスを留めたらパイロットもウインカーも正常に動いた。次は左ウインカーだが、厄介な予感がする。先ずは電球とアースを確認するが問題無い。次はライトを外して配線の確認をするが問題無い。さ~て困った。何処が悪いのか特定が難しくなった。ギボシの間違いや外れは無いので何処かで断線か或いはスイッチ辺りの気がする。こうなったら目視は無理なのでテスターの出番となる。キーをONにして電球を外した右のウインカーソケットの中央にプラス、縁にマイナスを当てて見ると、5.5Vが表示されるが、左のウインカーソケットは0のままだ。電気が来ていない。これでは点灯する訳が無い。ウインカー線の導通を調べてみるとブザーが鳴って導通ありと出た。断線ではない。それではとスイッチからの導通をみようと、ビスを1本抜いてスイッチカバーを外したら悲劇が起こった。スイッチの右、OFF、左の3箇所のギボシに接触する金具とバネ、それにホーンのバネが飛び出して来たのだ。ウインカースイッチの分解はTLR200で一度酷い目に遭っているので慎重に行わなければならない事は分かっている筈であったが、慎重さが足りなかったのだ。ウインカースイッチはスイッチレバーを動かすことによって、バネでテンションを掛けられた金具が基盤のギボシをスライドする仕組みになっている。この小さな部品を狭いスイッチケースの中で組み立てるのは至難の技が必要だ。スイッチをハンドルに付けたままの状態での作業はより困難になるし、小さな部品を落としてしまう事が予想されるので、スイッチケースに繋がった配線の束をハンドルから抜く。ピンセットでバネと金具をセットし、精密ドライバーの先で金具ごとバネを押さえながら狭いケースの中へ配線基盤を押し込むにはどうしても手が3本必要だと言う事が分かった。こうなったらなりふりかまっている暇はない。助っ人が必要なのだ。外した部品を入れた箱を家の中へ運び込むと妻が「ひるおび」を見ていた。コメンテーターが首相の加計学園問題を熱心に解説していたが、内閣を揺るがすような問題よりも、今の私はシャリィのウインカースイッチが直るか直らないかが最重要課題なのである。私 ちょっと手伝ってくれ。妻 また、バイクの部品?私 ウインカースイッチがバラバラになってしもうたんで組み立てるから、精密ドライバーで金具の上からバネを押さえてくれ。妻 何でこんな事を.....ブツブツブツ.....。上手く行かんから、あんたが押さえとき。私 よっしゃ。ほんなら押さえとくから、配線基盤をラジオペンチで摘んで、この隙間に押し込んでくれ。妻 配線が邪魔で入らんよ。私 その配線をこっちに曲げて、.....そうそう。そのまま押し込め.....。あぁ~あ~。妻 こんなん出来んわ。無理!何の部品か知らんが、買った方が早いんじゃないの。私 アホぬかせ。こんな小さなスイッチでもHONDA純正を買ったらえらい高いことになるで。妻 それなら何でバラしたん。私 ........。(これだから女子供にはバイクの話しはできんのじゃ。)妻 交替しょ。私 そのまま押さえとけよ。我慢せいよ。おっ。おっ。入った。入った。よしよし。悪戦苦闘でやっとの思いでスイッチを元に戻したのだが、ウインカーの不調を探るのはこれからなのだ。組み立てたスイッチをそ~と運び、ホーンのバネを仕込んでハンドルに素早く取り付け、配線は後回しにして取り敢えずギボシだけ接続してみる。キーをONにしてウインカーテストだ。右OK。左....。OK?。何の問題も無く左も点滅する。パイロットも点滅している。直った。どうやら左のスイッチの接触不良だったらしい。バラして組み立て直した事で配線基盤のズレが直ったのだと思われる。ホーンもOK。何か知らんけど、良かった。良かった。ギボシを抜いて配線の先に針金を括り付けてハンドルパイプの中を通し、配線を元に戻して完了である。バッテリーも充電完了を取り付けているので、バッチリである。今回は焦っていたので肝心な箇所の写真を撮るのを忘れていたのが残念である。接触不良を起こしていたと思われるウインカースイッチ
2017.07.29
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シャリィ50改75ccが軒の下で埃を被っているのを横目で見ながら1年が経過した。軒の下で雨こそかからないが、車体カバーを掛けていないので、サビも出て来てしまった。このまま放置していたら、折角新品にしたバッテリーも死んで、エンジンも掛からなくなってしまいそうなので、久し振りにエンジンを掛けて洗車してやる事にした。キーをONにそてみると、ニュートラルランプが点灯した。バッテリーはまだ死んではいなかったのだ。触るのも汚いほど埃を被った車体だが、動かしてくれよ!と哀願しているようにも思えた。それならばとキック20回でやっと爆発を確認。更に10回キック。チョークも効いていないようであるが何とか掛かった。しかしアイドルしない。回転は上がるのだがアクセルを戻すと直ぐに止まってしまう。キャブのパイロットジェットが詰まっているような症状である。早速、キャブをバラシに掛かる。このキャブは純正キャブの調整がどうしても上手く行かないので、ヤケを起こして新品で買ったケイヒンPC20キャブの名機である。すこぶる調子が良かったのに、1年もほったらかしにしていたのでこのザマである。PC20は燃料ホースと、ジェットニードルに繋がったピストンを外せば、マニホールドごと5ミリの2本のキャップボルトを外すだけで簡単に取り出す事ができる。純正キャブと違って整備性は至ってよろしい。開けてみてビックリ、中がえらいことになっていた。あのピカピカだった内部の部品が無惨にも腐ったガソリンで青錆の如く汚れきっているのだ。しかも、燃料パイプに繋がるキャブの給油口は青い不純物で半分以上埋まっている有り様である。こんな状態で良くエンジンが掛かったものだ。ジェット類やフロート関係、ドレンなど全て外し、パーツクリーナーで洗浄する。見た所燃料やエアー経路には詰まりは無さそうだったので、軽く洗浄とエアーを通しておく。問題はパイロットジェットだ。光りにかざして穴の貫通具合を確かめるが見えない。老眼の鳥目なので見えないのかも知れないが、どうやら詰まっているようである。パーツクリーナーを吹きながら荷札の細い針金で穴掃除を行うと貫通した。全てのパーツの汚れをボンスターで落とし、パーツクリーナーで洗浄すると新品時のようにピカピカのキャブにやっと戻った。パーツを組み立て、エアースクリューを元の通りの戻しにして、組み込む。チョークを引いてキーをONにして、キック、キック5回目で目覚めた。チョークを戻し、回転を上げてみると問題はない。アクセルを戻すも今度は止まらない。アイドリング出来ている。アイドルスクリューを調整し、アイドルを下げて行くが順調である。やはり、パイロットジェットの詰まりがあったと思われる。たまにはエンジンを掛けてやらないとこういう事になってしまうのだ。所有バイクが多いと、直しては壊れの繰り返しとなり、この終わりのない悪循環が永遠に続くのである。しかし、そのお蔭で一年中バイクが弄れるのでこれはこれで、至福の時かも知れない。私は知っているが、妻は今、一体何台のバイクが有るのかは知らないだろう。TLM50が2台、TY50、タクト50、シャリィ75、カブ90カスタム、TLR125改、TLR200、TLM220R、セロー225WE、RH250、GB250クラブマン、MOTOGUZZI V7Racerの合計13台に外装とタンク、シートが無いTY125だが、師匠は全盛期には60台を誇っていたので、まだまだ可愛いものだ。燃料吸入口を塞いでいる不純物開けてビックリのキャブの中洗浄が終わったキャブエンジンに取り付けが簡単なPC20キャブ洗車を終えたシャリィ
2017.07.27
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カブ90カスタムはダックス風アップマフラーを取り付けたので、バッテリーを取り替えるにはマフラーを外さなくてはならなくなったため、コンデンサを取り付けバッテリーレスにした。最初は、アイドリングでもウインカーが点滅していたのだが、配線をいじくり倒している内にアイドリングでは点滅しなくなった。少し回転を上げれば点滅するのだが、何故か長距離を走って行く内に回転を上げても点滅しなくなる。点滅しない原因は電力不足なのは分かっているので、思い切ってバルブをLEDに交換して改善を図る事にした。ウインカーはバルブをLEDに交換しただけでは、超ハイフラになってダメなので、ウインカーリレーをLED対応のICリレーに交換する必要がある。しかし、カブの場合は、バルブとリレーをLED用に交換しても正常に作動しないらしい。何でも、ウインカーの回路が左右繋がっていて、右が点いた時には、左がアースになる仕組みになっているようである。従ってそのまま取り付けてしまうとハザードになってしまうようである。そこで、配線の途中に整流ダイオードを咬まして電気の流れを一方通行にする改善策がネットに紹介されていた。少々めんどくさいが、やれない事はないと思い、パーツの調達に掛かった。先ずはLED対応のICウインカーリレー484円。リアシングルLED2ヶ620円。フロントT10LEDウエッジ2ヶ360円。整流ダイオード2本470円。で必要パーツは全て揃った。試しに、ウインカーリレーはそのままで、ウインカーバルブを電球からLEDに交換してスイッチを入れてみると、明るく光るが点滅しない。点きっぱなしである。本当は超高速で点滅しているのだが、目では点滅していないように見えるのだそうである。何れにしてもこれではダメである。次は、LEDのウインカーバルブをそのままに、ウインカーリレーをLED対応のICリレーに交換してみると、アイドリングでも力強くウインカーが点滅する。インジケーターも点滅し、ピコピコ音で知らせるオーディブルパイロットも鳴っている。何の問題もない。ウインカーの光り具合も電球よりは遙かに明るい。整流ダイオードは必要なかった。何でだろう??LEDのウインカーパイロットランプを2ヶ取り付けた時に2つ共アースを取ったので回路が変わったのかも知れないが、結果オーライだ。整流ダイオードは無駄になったが、これでバッテリー付きのカブと同じになったので、余は満足じゃ。LED対応ICウインカーリレー前後LEDウインカーバルブ整流ダイオードカブから外したHONDA純正ウインカーリレー正常に点滅するフロントウインカー正常に点滅するリアウインカー正常に点滅するウインカーパイロットランプ
2017.07.25
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先日の宮崎ツーリングの時の濃霧で前が見えず怖い思いをしたので、V7ドンキーのヘッドライトバルブをLEDに交換する事にした。ネットで検索してみると、Stoneにe-auto funのバルブがポン付け出来ると書いてあった。それならRacerでも大丈夫の筈だ。明るさは従来のハロゲンランプの1100ルーメンから高輝度3000ルーメンにアップ出来るとのこと。amazonで2019円なり。意外と安い。こんな事ならもっと早く買えば良かった。届いたバルブはこれで大丈夫かと思えるくらいの小さなLEDが3ヶ仕込んである。取り付け形状によってアダプターが付属しているが、H4は取り替える必要はない。本体から出ている配線にカプラーが付いており、バイク側のカプラーに挿し込むだけである。カラープレートも4枚付属しており、バルブに貼ることによって好みの色温度(3000K、4300K、8000K、10000K)に変更できるが、プレートを貼らなければ6500Kとなる。良く分からないので貼らずに取り付ける事にする。消費電力は流石LED。ハイビームが28Wで3000ルーメン、ロービームが20Wで2200ルーメンだ。早速V7のライトを外してみる。ライトの下側のビス1本を抜けばライトは簡単に外せた。中はライトバルブへ繋がる3本線のカプラーとポジションへ繋がる2本線だけであった。国産の旧車ではこの中が配線でゴチャゴチャになって綺麗に始末しないとライトが閉まらないのだが、V7はスッキリしていて作業がやりやすい。ゴムカバーを外してバルブからカプラーをひっこ抜き、金具を外してバルブを取り出してみると純正のハロゲンバルブは普通の60/55Wが付いていた。LEDバルブをセットして金具で押さえて出来上がりである。ゴムカバーは装着できないが、無くても大丈夫だそうである。ついでにポジションのウエッジ球を手持ちの黄色LED球に交換しておく。後はライトをライトケースに嵌めてビスを締め込めば終わりである。さあ、どんな具合だろうか。エンジンを掛けてみると、おぉ~明るい!純正のハロゲンとは全然違う白い光線が目映いばかりである。これで霧だろうが、靄だろうが、ガスだろうが、何でも来いだ。夜になったら試乗してみよう。楽しみである。LEDヘッドライトバルブ/同梱されていたもの全て外したライトとハロゲンバルブLEDバルブとアダプター2種装着途中のLEDバルブ10TのポジションLEDアンバーウエッジ球LEDに交換したヘッドライト
2017.07.23
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キャブの黒いカバーが消えて3日、未だにその手掛かりすら掴めていない。初動捜査の甘さが露呈した形になった。半径3メートルから半径5メートルに捜査範囲を拡げたが既にカバーは何処か分からない所へ逃走してしまっているのであろう。捜査員もこの猛暑のため青息吐息なので、捜索を断念してYAMAHAに部品注文を行った。YAMAHAのパーツリストによると部品名はキャブレターホルダ1ヶ486円なり。あのプラの小さな黒いキャップがこの値段になっているのである。まあしかし、パーツがあって良かった。もし、無かったら大変な事だ。これは作れない。早速、暑い中再びキャブを外して、キャブレターホルダを嵌めて再び組み立てる。キャブを装着し、アクセルワイヤーとキャブヒーターだけを取り付け、後のパイプ類は纏めて横に垂らしておく。エンジンを掛けてアイドルが直っていなければ、またバラさなければならないので手間を省くためだ。タンクを取り付け、燃料パイプを繋ぐ。これで用意はできた。チョークを引いて、キーをON、セルボタンをを押すと、1発で掛かった。暖機運転を終えてチョークを戻す。アイドルは止まらない。少しアイドルが高いのは、ストール防止のためにアジャスターを少し上げていたためなので、元に戻す。以前と同じようなエンジン音でアイドルする。回転の上がりも問題無い。直った。直った。これでやっと安心した。玉の汗を拭って、各所の組み立てに掛かる。見落としが無いように慎重に組み上げて行く。組み立てが終わったら、タイヤにエアーを補充して試走である。アイドリング、吹き上がり、以前と同じだ。何の問題も無かった。不調はやはりあのキャブレターホルダだったのであろう。あの小さな部品が仕事をしているとは、恐れ入った次第である。YAMAHA純正キャブレターホルダキャブに装着したキャブレターホルダ復調したセロー223
2017.07.21
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セローのインシュレーターを交換するために、キャブを外したので、ついでに掃除する事にした。この平成9年式セローは平成10年にVT250Zの後継機としてオフが走れるバイクとして、TW200と競合の上中古で購入したものだ。TW200の太いタイヤがかなり魅力的であったが、リアがドラムブレーキで獣道はちょっと無理そうだったのでやめた。それから約20年エンジンの調子は至って良いので、キャブをバラした事がなかったのである。流石に20年も経つと一度はオーバーホールをやらねばならぬ。セローのキャブは負圧式なのだが、この時代になるとキャブヒーターや横に訳の分からないダイヤフラムやパイプ類がゴチャゴチャとくっついているので、全て分解と言う訳には行かない。車体から外したキャブ外したキャブのエアクリ側はエアーエレメントの粉状になったスポンジカスが溜まっていた。エアーエレメントは平成23年に新品に交換しているので、その前のエレメントの残骸だろう。スポンジを吸い込みながらよくぞ元気に仕事をしてくれたものだ。エアーを吹いてパーツクリーナーで磨いて置く。スポンジ粉が溜まったエアクリ側フロートチャンバーを開けてみると、こちらは綺麗なものだ。メインジェットもパイロットもピカピカだ。下手に触ると調子が狂うのでここは触らずパーツクリーナーを吹くだけにする。パイロットにはビニールの黒いカバーが付いているだが何か意味があるのだろうか。良く分からない。ピカピカのフロートチャンバー内/パイロットに黒いカバーが見える次はダイヤフラムを開けてみる。これは高価なものなので破らないように慎重に開けると、中にスポンジ粉が溜まっていた。ここまで浸入しているとは、恐るべしスポンジ粉。ピストンと二ドルジェットを外したら黒ずんでいたので、ピカールで磨いておく。ダイヤフラム内のスポンジ粉スポンジ粉はエアーを吹いてパーツクリーナーで磨く。外側の汚れはボンスターとワイヤブラシで届く範囲で簡単に磨く。念の為に、ガソリンや空気の通路にパーツクリーナーと圧縮エアーを通しておく。ダイヤフラムを組み立て、フロートチャンバーを取り付けようとしたとき、パイロットに嵌っていたビニールカバーが付いていな事に気が付いた。キャブを持ってあちこちに移動した時に何処かに落としたのだろう。移動と言ってもほんの3メートル程なので、直ぐ見つかるだろうと軽い気持ちで辺りを探す。探す....。探す....。ない。何処にも無い。更に探す....。ない。バイク置き場に這い蹲って探すがない。工具箱も工作台も3回通り探すがない。ロッカーの隅や工具箱の下、エアーコンプレッサーの回りをホフク前進をしながら鑑識官のように探すがない。外の土の上は箒で掃いて表面の土やゴミをちり取りで集めて分別するが無いのである。神隠しだ。神隠しに違いない。若い頃は鷹の目と呼ばれた視力も今では虫眼鏡がないと小さな文字が読めない夜の鳥目になってしまった自分の目を怨んでも仕方がない。探しくたびれて冷静になって考えた。あのパイロットに被せてあったカバーはビニール製で大した強度もないので、パイロットにゴミが入りにくくするためのお守りのようなもので、カバーが特別な意味を持つものでは無いような気がする。別に無くても問題はないかも知れない。いやないと断言できる。黒いカバーが抜け落ちてしまったパイロットそうなればさっさと組み立ててエンジンを掛けて見るのが一番である。キャブを取り付けデジカメの画像で確認しながらパイプ類の取り回しを行い、タンクを取り付け、ガソリンコックONにして暫し待つ。キーをONにして、チョークを引いて祈る気持ちでセルボタンを押すと一発で掛かった。回転が落ちそうなので少し煽りながら、アクセルを開けると回転もついてくる。チョークを戻して回転を下げるとエンジンが止まりそう。止まった。再始動するもアイドルしなくてストールしてしまう。エンジンが暖まってもダメである。以前はこんな事はなかった。明らかにスローがおかしい。やってもうた。あの謎のカバーが原因だろうか。もう30回探すしかないか....。暑いのでもう止めたビールを飲んでふて寝をしてやる。
2017.07.19
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セローを洗車していたら、キャブのインシュレーターがヒビ割れているのを発見した。ヒビはインシュレーター全体に広がっており、エアーを吸い込む寸前のようにも見えるので、これは大変と急いで交換する事にした。ヒビが入ったインシュレーターYAMAHAセローXT225WEは平成9年式と新しい?のでYAMAHAのHPにパーツリストが掲載されている。HONDAも見倣って欲しいものである。ついでにフロントフォークのケーブルバンドが何時の間にか欠落し、長い間タイラップで固定していたのでバンドも発注しておいた。タイラップで固定されたケーブルYAMAHA純正ケーブルバンド新品ケーブルバンドを取り付けたフロントフォークインシュレーターの交換は当然キャブを取り外さないと行う事ができないので、面倒である。キャブを取り外すにはサイドカウルを外し、シートを外し、タンクを外し、エアークリーナーボックスのボルトを緩め、アクセルワイヤーを外し、燃料パイプを外さなければならない。セローは燃料コックが外せるので、タンクに繋がったコックごと外してしまえば、ガソリンが漏れる事も無くタンクが外せるので整備性が実に宜しい。燃料コックごと外したガソリン入りのタンクキャブまで辿りついたら、インシュレーターのバンドを緩めて、僅かに動くエアクリボックスを後に引っ張れば割と簡単に外す事ができた。後はエンジン側のインシュレーターを外せば良いのだが、取り付けは2箇所の4ミリキャップボルトとなっており、六角レンチの出番となる。左側は少し力を入れただけで緩んだのだが、右側が緩まない。ここはエンジンの熱が伝わる所なので、焼き付いているようである。しかも4ミリとレンチ穴が小さいのでPBの高性能レンチでも折れそうである。インパクト用の4ミリビットを買って来ても、狭い場所なのでインパクトを使うのは無理である。たったボルト1本でエンジンを降ろす訳にも行かず、難儀な事だ。それでも気休めにCRCを吹き掛けながら力を込めるのだが、完全にレンチが負けてたわんで今にも折れそうである。これを折ってしまっては元も子もない。PBのレンチが折れると言う事は、他の安物のレンチでは絶対緩まない事が予想できる。だけど、ここまでやったので是非外したい。なるべくレンチの元の方を握って何回もトライするがダメである。最後にこれで緩まなかったら諦める力でレンチを回すと、パキッと音がしてレンチが折れた。いや、よく見るとボルトが緩んだのだ。流石にスイスのPBは折れません。固く焼き付いたインシュレーターのキャップボルトやっとの思いで外したインシュレーターを見てみると、中は鉄?重くて固い。表面にゴムがコーティングしてあって、そのゴムにヒビが入っているだけで、キャブ側のバンドで留める部分にまではヒビは無かった。これなら大丈夫じゃね。替えなくてもよかったんじゃね。いやいや、このまま放置しておくと、ヒビが段々と広がって、バンド辺りまで来てアウトになるのは時間の問題だと自分に言い聞かせ、力なく新品と交換した。新旧のインシュレーター
2017.07.17
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朝3時前に起きて一日中走り回って、宮崎の美味い酒を飲んだので流石にホテルに帰ったら直ぐに爆睡してしまった。それでもオジサンなので5時には目が覚める。朝風呂に入ってバイキングの朝食を頂く。駐車場のエレベーターはバイク3台まとめて乗せないと降りる事が出来ないので、8時30分ホテルのボーイが来てくれて3台揃って乗り入れる。駐車場代はクルマ1台分を3等分してくれるサービス振りだ。給油を済ませ、宮崎西ICから「残念な東九州自動車道」に乗り入れる。CB1100の後を走っていると集合管からの排気音が心地よい。黒さんは重いCBをひらりひらりと操る独特な乗り方をするので見ていて面白い。結局、大分県に近い北川ICにある道の駅「はゆま」まで3台で走り、冷たい延岡ラテで火照った体を冷やす。CBはR218で九州を縦断し熊本から九州自動車道経由で帰ると言う事でここでお別れ。再びディアベルと2台になった。別府に近づくにつれて段々と暑くなった。V7ドンキーの温度計では本日の最高気温34度である。雨が降らないのは良いのだが、せめて曇って欲しい。12時30分別府に到着。コンビニに寄ってディアベルが給油。別府は海から平地が少しあり後は山に向けて傾斜した土地に温泉街や地獄が広がり、あちこちから湯煙が上がる如何にも温泉地らしい風景に好感が持てる。帰りは竹田津まで走るのは大変なので、別府から八幡浜までフェリーを利用して四国に上陸して瀬戸大橋経由で帰る予定にしたので、別府で九州とお別れとなる。切符の購入を優先して別府港の宇和島運輸フェリー乗り場まで走ったのだが販売開始は出港1時間前の午後1時だった。バイクを二輪用のレーンに並べて時間を潰す。今の所バイクは我々の2台だけで後はママチャリ1台のみ。梅雨の最中でしかも平日の月曜日と火曜日と言う事もあってか、この2日間ツーリングしているバイクを殆ど見掛ける事がなかったので、2台でも不思議ではない。切符も買ったしバイクも並べたので、乗り場の食堂で昼食となったが、暑いので冷やしうどんでもと注文したが、うどんは熱いのしかないとの事。冷たい麺は無いのかと尋ねると冷麺があると言う。冷麺?冷やし中華か。と思ったらどうも違うようだ。店に貼ってある写真を見ると冷たい蕎麦のようなラーメンのようなものだ。どうやら別府冷麺というものらしい。和風ダシの冷たいラーメンで、麺がやたらにツルツルで噛み切れないほどの弾力がある。これはこれで美味しくいただいた。2時出航の20分前から乗船が始まった。二輪からと思いきやクルマ、トラックの順でバイクは一番最後のようだ。暑い中汗を流しながら行儀良くじっと待った。このフェリーは大きいのでバイクのフロントタイヤをキャッチする専用の留め具が3台分用意されており、左右のグリップに袋を被せタイダウンで縛るだけだ。冷房が良く効いた船内の三階に上がるとラウンジ風のソファーがある部屋があり誰もおらず貸切状態。眺めも良いし楽ちん。楽ちん。ゴロゴロして2時間45分の船旅を楽しんだ。八幡浜に着くと、渋滞の街中を抜け松山自動車道に乗る。怪しい雲が出て来たが、対面通行のため、逃げようとするにもスピードが上がらない。トンネルを2本程潜ると何とか回避出来たので一安心。松山からは道路幅も広がり片側2車線となり、前を行くディアベルのスピードが上がって行く。高速をガンガン走るために作られたような1200ccのエンジンを搭載し、安定感のある図太いタイヤを履いてフロントにはスクリーンを取り付けたディアベルとOHVの低回転750ccエンジンを搭載し、スタイルに拘って純正のミニカウルまでも取り去ったネイキッドにチューブタイヤを履いたV7ドンキーが太刀打ちできる道理もなく、付いて行くのが精一杯である。石鎚山SAで最後の休憩と給油を済ませ、今度はV7ドンキーが先頭で走り出す。最後になってエンジンも良く回るようになった気がしたので、禁断の6000回転に挑戦して見る事にした。5000回転超えるとプッシュロッドが動いてカチカチと音を立てるメカニカル音が大きくなるのを聞きながらアクセルを開ける。6000まではス~と上がるのだがその先がもたつくようだ。もう少し回りそうだがこの辺が限界かも知れない。スピードは流石に言えません。あれよあれよと言う間に坂出まで帰って来た。夕暮れの瀬戸大橋から瀬戸内海の景色を眺めながらゆっくり走り、まだ少し日がある内に無事帰還する事ができた。2日間に亘る宮崎ツーリングの全走行距離1017km。走りっぱなしだったが、フェリーを利用できたので予想より疲れはなかったし、日向の友人2人にも会えたし、宮崎で美味い物も食べれたし、黒さんにお世話になったし、何よりも事故が無かったので楽しいツーリングとなった。ホテルの隣の立体駐車場出発準備が整ったディアベルとCB1100道の駅「はゆま」にて美しい別府の草山別府港にてフェリーとバイク専用留め具でシッカリと固定されたバイク三階の船室夏空が広がる豊後水道
2017.07.14
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カブでしまなみ海道ツーリングを共にした福さんから宮崎ツーリングの誘いが来た。かなり前から計画していたようなのだが、往路は岡山から山陽道と中国道で下関まで走り、関門橋からは九州自動車道で「えびのJCT」経由で宮崎道を走り宮崎まで行くという。片道800キロ近くにもなる途方もないバカげた計画だったので、躊躇していたのだが、一緒に行く予定のZZR1400が急遽参加出来なくなったので往復共にフェリーを利用しても良いという妥協案を出して来た。しかしもう一つ難題の「雨が降ったら行かない。」という条件を付けたのだ。10日後の予報が出るのを心待ちにしていたら九州豪雨で福岡県や大分県に甚大な被害が出てしまった。こんな時に....とも考えたが、熊本地震では観光客が離れて復興の妨げとなったという経緯から、復旧ボランティアには行けないけれど、ささやかではあるが大分県で金を使うことはできると思い、予定通り決行することにしたら天気も回復状態となり、雨の条件も消えた。もう行くしかない。神のお告げだ。7月10日午前3時5分妻の見送りを受けながら出発。曇ってはいるようだが雨は降っていない。約束の3時30分深夜の道口PAに到着すると福さんがタバコを吸いながら待っていた。いよいよこれから宮崎までの長いツーリングが始まる。福さんのドカ(ディアベル)の後について山陽道を西進する。深夜なので車は少ないがメガネを忘れたので慎重になる。三原久井ICを過ぎた辺りから突然霧が出て来た。この先は山陽道の最高地点となるので霧が出ても仕方がないのだが、霧は段々と深くなり、ヘルメットのシールドも曇り、10メートル先も見えない状態に陥る。危険を感じ、走行車線を走る大型トラックの後に回り込み、テールランプの明かりを頼りに追走するのだが生きた心地がしない。追突防止のために左ウインカーを点ける。V7ドンキーにはハザードが付いていないのだ。ディアベルはLEDライトなので問題無く走れたそうだ。ヘッドライトのバルブをLEDに換装を考えないと....。霧の晴れた本郷あたりでゆっくり走って待っていてくれたディアベルにやっと追いつき、奧屋PAで休憩。広島を超えた辺りから空が白み始め段々と明るくなってくる。やっと夜明けだ。回りが明るくなれば走りやすくなって行く。徳山東ICで高速を降りて徳山港へ。7時20分発のスオーナダフェリーの出航まで1時間以上あるので乗船手続きを済ませコンビニで朝食を調達。7時になって乗船が始まったが、誰も乗る者がいない。車もバイクも自転車も人も.....。そうなのである。大分県の国東半島の竹田津までこの大きなフェリーを2人で貸切にしてしまったのである。私は乗船早々眠くなったので、広いカーペット敷きの部屋の隅っこで小さくなって寝てしまった。根っからの貧乏性である。福さんは椅子の客席で一人寂しくNHKの朝ドラを見ていたようである。2時間寝たので元気になった。9時20分竹田津からツーリング再開である。九州は晴れており、雲が多いが青空も覗いている絶好のツーリング日和となっていた。昭和の町で有名な豊後高田を通って宇佐に出て宇佐ICから宇佐別府道路に乗り速見JCTで大分自動車道に分岐、日出JCTで大分方面に分岐。別府湾SAで休憩。日向の友人に連絡すると昼食に焼き肉を用意して待っているとの事。これは少し急がねばなるまい。大分を過ぎた辺りから東九州自動車道となり、宮崎に向けての南下が始まったのだが、この東九州自動車道は宮崎まで片側一車線の対面通行だったのは予想外であった。所々に追い越し区間があるものの、大型車に引っ張られ快調にとは行かないのだ。東国原前宮崎県知事が宮崎の道路事情の悪さを嘆いていたのが、実感された。ディアベルは途中の延岡でチキン南蛮を食したいと言うので、日向で時間が合えば合流と言う事で、ここでお別れ。途中で道を間違えたりで、予定より30分遅れで細島の友人宅に到着。細島港を眺める高台のダイニングで宮崎牛を食しながら暫し歓談。日知屋にいるもう一人の友人の元へ向かう途中、大御神社の駐車場でディアベルにバッタリ遭遇。頭から顔から汗ビッショリで海水浴でもしていたかのようである。聞いてみると細島の景勝地/馬ヶ背を見学しようと駐車場から歩いたらこの有様との事。「もう何処にも行かず宮崎まで直行してホテルで休む」と力なく言い残して去って行った。2人目の友人と歓談したら疲れたので早々と退散して1人で宮崎に向かう。途中の川南PAで休憩。福さんからバイクの駐車場について丁寧なメールが届いていた。今日のホテルは国道10号線沿いなので、ナビが無くても頭で覚えた地図だけで到着する事ができた。駐車場はホテルの隣の立体駐車場だ。エレベーターで3階まで上がって駐車する。既にディアベルと本日合流のCB1100が駐まっていた。ここなら盗難の心配は無いだろう。フロントでサービスの焼酎のボトルを頂き、部屋でシャワーと着替えを済ませ本日の宴席に備える。本日は地元の黒さんが予約をしておいてくれた品の良い和食の店だ。マグロの背から腹までの刺身、地鶏の炭火焼き、深海魚の目光りの唐揚げ、馬肉のユッケなどなどを食しながら茜霧島、赤霧島などを飲み進め宮崎の夜は更けて行ったのである。(2日目に続く)貸切フェリーとV7/徳山港にて広い甲板の隅にバイクたった2台フェリーから山が高い姫島を望む細島の町並み大御神社
2017.07.12
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しまなみ海道ツーリングでカブの右ミラーを割ってしまったので、交換する事にした。もともと可倒式ミラーに交換する予定だったのだが、当分は純正でも問題無いと思い、買うのを躊躇していたのだ。いよいよ必要に迫られたので、タナックスのナポレオンミラーを奢る事にしたのだが、新品は勿体ないのでヤフオクで中古を探してみたら、傷も汚れも無く綺麗な物が2本で510円で出ていた。送料が着払いで1‚080円と高いが、2本セットで1‚600円程度なら買い得だ。1人入札していたので戦いは入札終了の午後8時前に持ち越しとする。それまで鋭気を養い、戦いの準備に取り掛かる。ちゃぶ台の横にノートパソコンを置いて晩酌に移るのだが、平成27年の年末に酒を飲み過ぎてクラブマンの新品サイドカバーの入札を忘れて寝てしまったあの悪夢を決して忘れてはいない。だから今日は麒麟クラッシックラガー350ml1缶と枝豆。続いて賀茂緑の上撰にイカチチの煮物をつついてその時を待つ。賀茂緑は2合までに抑える節制ぶりだ。いよいよ運命の時間がやって来た。終了間際に敵が520円の価格を付け逃げ切りに出たのだが、逃がすわけには行かない。今日の私はクラブマンの時のような腑抜けではないのだ。すぐさま530円の一撃を放つと、そのオーラに恐れを成したのか敵はあっさりと白旗を挙げたのだ。翌朝、喜び勇んでコンビニに530円を支払いに行こうとすると、妻が出掛けるというので、この重要任務を任せる事にしたのだが、暫くして電話が掛かってきた。妻 今、ファミマの支払機の前にいるけど、支払いできんよ。私 そんな事はないだろう。妻 できんものはできん!番号が違うと思うけど...。私 ぬぁ〜にぃ〜。そんな筈はないが....。もう一度言うから書き留めろ。妻 同じ番号で出来へんけど....。私 もうええわ。帰ってき。(これだから重要任務は女子供には任せられないのだ....。)右ミラーが割れたままのカブに颯爽と跨り、530円を握り締めファミマに向けて飛ばす。支払機で番号を入力するも受け付けない。どういうこっちゃ。こげん事は初めての経験なので対処の仕方が分からない。取り敢えず、取引相手にコンビニ送金叶わず、ジャパンネット銀行に変更のする旨を連絡し、指示を仰ぐ。いろいろ調べてみると、たまに今回のようなトラブルになる事があるらしい。どうも不吉な予感が頭をよぎる。ジャパンネット銀行でも可との連絡を受けたので早速支払う。52円の振り込み手数料をケチったばっかりにめんどくさい事になった。斯くして、タナックスのナポレオン可倒式ミラーが届けられた。梱包を開けてみると、綺麗なミラーが2本。ミラー裏のプラカバーの劣化も無く、ステッカー剥がれもない。ロッドにサビも無い。これは上物である。ただ1つ気になる事があった。取り付けネジ径が10ミリのように見えるのだ。このミラーはネジ径が10ミリと8ミリの2種類のラインアップあり、間違うと大変な事になるので、質問欄に競合者が質問していた。質問者 ネジ径は8ミリと10ミリどちらでしょうか。ご回答をお願いします。出品者 ご質問有り難うございます。ネジ径は8ミリになります。宜しくお願いします。カブは8ミリなので、このやり取りが入札の決め手となったのである。2本のミラーを手にカブのもとへ走る。純正ミラーを外してみると.....。明らかにネジ径が違う。でかい。10ミリだ。撃沈だ。直ぐに出品者に商品が説明と異なる旨を丁寧書いてメールを送る。後はどんな回答が返って来るかが楽しみだ....。2日後にメールが来た。相手は自分の非を100%認め、全ての費用を返却しますので、商品を着払いで送って欲しいとの事であった。そこでハタと考えた。折角苦労して手に入れた新品同様のナポレオンミラー、ここで手放すのは勿体ない。安ければ8ミリ変換アダプターを買えば良いし、ダメならセローやTLRの予備として持っていても良いだろう。しかしこの予備を使う頃には死んでいるかもしれないのだが....。と言う事で返却はしない事で一件落着となった。今度は8ミリ変換アダプターを探してみたのだが、意外と高価(安い物は送料が高い)なので、ホームセンターに行ってみた。すると300円程で10ミリから8ミリに変換するアダプターがあった。歓喜の涙を流しつつレジに向かおうとして裏側の表示をよく見たら、8ミリの凸はネジピッチが1.25なのに対し10ミリの凹はネジピッチが1.5となっていた。どうして1.5なの?惜しい。実に惜しい。何時しか歓喜の涙が悔し涙に変わっていたのであった。余りにも悔しく、余りも腹が立つので、眠れずにいたら、夢か現か十数年前にナポレオンミラーの予備を倉庫に仕舞ったような、仕舞わないような。神のお告げがあった。今となってはその時の事を1%も覚えていない。悶々として朝を迎えたので、日の出と共に起き出し、一目散に倉庫に向かう。アタリを付けた段ボール箱を漁ると汚いが紛れも無いナポレオンミラーEXが出て来た。やっぱり正夢だったのだ。すっかり忘れていた。ここ数日いらないナポレオンミラーを買うために行った努力は全て無駄だったのね。そして何れ今回の苦労も忘れ、予備として仕舞ったミラーも忘れ、またミラーを買ってしまうのだろうか。あぁ...情けない事だ。ともあれ、ナポレオンミラーEXが手元に来た。鏡面のカバーはプラが劣化して白くなっており、状態は良くないが、ミラーに割れは無いし、大きな傷もない。EXはスタンディングした時に体にミラーが当たらないようにロッドの曲げ加工が施されている。取り付け方法もロッドをハンドルフォルダーのネジ穴に直接ねじ込むのでは無く、ロッドに空いた穴にボルトを突っ込みハンドルフォルダーのネジ穴に共付けするので、ボルトさえ用意すれば8ミリでも10ミリでも取り付け可能なのだ。ミラーを分解して鏡面のカバーをサンドペパーで磨き、鏡面をマスキングしてブラックで塗装する。乾いたところで、ホームセンターから買って来た8ミリのキャップボルトで締め付けて、角度調整を行う。黒い丸型ミラーもカブに良く似合う。今度は可倒式なので工作車に乗せる時は倒せば割れる事も無いだろう。ミラー如きに大騒ぎとなってしまった。ヤフオクで買ったナポレオンミラー10ミリだったネジ径サンドペパーで磨いて塗装を施したEX8ミリのキャップボルトで締め込んだEXEXを左右に取り付けたカブ
2017.07.02
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