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今月14日になると独り生活になって一年半になる。二度目の秋も最終章…。寂しい空しいと思いながらもここまで忙しさにまぎれて何とか生きてきた。いや忙しくしていないと居てたまれなかったのかも知れない。一ヶ月前から紅葉の山に行き、家から眺める山々の標高千メートルあたりまで色づき始めた。今日はイベントで使おうと思って群馬県で作ってくれた私たちの活動パネルを借用してきた。そこに勤めている方に案内していただいて「ドングリ」を1000個くらい拾ってきた。午後の里山作業から帰って夕食準備、そして晩酌・食事・片付け。入浴と並行して洗濯。以前に収穫した木の実へのヒートン取り付けをしているとすぐに22:00時を過ぎてしまう。明日もスケジュールはいっぱい! 早く休もう。
2007年10月31日
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このところ拾い集め煮沸、乾燥したドングリを金具(ヒートン)を取り付けておかないと中の実が縮んで使えなくなってしまう。午前中は歯医者の待合室での時間もその作業。午後の里山作業を終えて夕食準備まで、そして夕食後と時間の合間にヒートン取り付け。今日までに700個くらい取り付けたが、まだまだ・・・。これまでの工程で3割ほどの実が使えなくなってしまう。残ったものが最後の形になるまでにはまた一割以上ダメになってしまうだろう。
2007年10月29日
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このたび、県内の自然環境保存活動を行っている各地の団体で「ネットワーク」作りをしようと会議への参加要請があったので県庁に出かけた。この組織の後援は県の自然環境課、発起人は4団体、その中で中心が「群馬県自然保護連盟」。今回の会議開催に際し73団体に通知し、28団体から回答があってそのうち27団体が主旨に賛同、しかし今日の会議に参加したのは13団体だけ。一通りの主催側挨拶のあと、参加者それぞれの自己紹介と活動紹介が終わり、そこまではよかった。次に、次回会議の日程と内容の審議に入った。私たちの活動は複雑な縦割り行政関係課から会議や行事への参加要請がある。最近地球温暖化問題が取り沙汰されて緊縮予算の中でも「環境」だけは増額されているのだ。群馬県関係の会議だけでも今までお世話になり顔を出してきた部署は・緑づくり推進センター・緑化推進委員会・林務部・地球温暖化防止推進センターなど…。そしてまたこの会議、縦割り行政の各部署は自然環境活動をしている団体にそれぞれ声をかけて集合させようとしているような気がする。そして今日メンバーを集めた自然環境課と群馬県自然保護連盟?」とかいう団体? 法人? 次に進むには目的とこの団体の実態を知りたかった。しかし、何人かが質問をしても答えない。ネットワークへの参加費用は? と聞くと「当面は不要…」とのこと、私は、目的もお金の出所も不明な組織には加入できないと思い、再び「群馬県自然保護連盟とはどんな組織ですか?」と問うと、そういう質問は先に進まない…というような返答があったのでつい激怒して「これ以上私はこの席に居られません!」と中座して帰宅。県庁の駐車場も無料で使っている会議、あやしい上部組織に地道な民間活動が餌食になってしまう。こんな会議に出席するなら里山作業を休まなければよかったとつくづく思う不愉快な一日。
2007年10月28日
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台風の20号の影響で雨が降り続く一日。朝食を済ませてから直売所へ行き、一日中家の中で過ごす。誰にも会わずパソコンとの会話、そしてドングリのヒートン取り付けを黙々としているだけ・・・。こんな日は淋しく空しい。
2007年10月27日
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朝からのしとしと雨。早めの昼食を済まして告別式へ。入院している兄に代わって連絡した私の兄妹は全員参列してくれた。一時間半かかる火葬のときは身内の中に私だけ残って棺に納めるまでの時間を待つ。夕方、一人の家に戻ると寂しい。これからまたずっと独りぼっちの生活が続くのだ。
2007年10月26日
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朝食、片づけを済ませて従兄弟の亡き骸に会いに行く。「頑張ったね… ありがとう…」寂しいけれど、ガンの苦しみから解き放たれた表情は安らかだった。まだまだ生きたい、活躍できる人が亡くなっていく。幸か不幸か私はまだ生かされている。この世でやらなければならないことが残されているのだろうか? 神様のお許しはまだ出ない。
2007年10月24日
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パソコンは使えるようになったものの、ホームページ更新ソフトが今度のハードディスクに入っていない。これでは困った。姪が野菜を届けてくれたので「何とかして…」と頼むがネットから検索するとどれも有料のソフトばかり。でも家にあるものが使えるだろうということで、あとでダウンローとしてくれるという。夜、従兄弟の勉君の訃報が入る。妻と同じホスピスに二ヶ月近く入っていたが、ついにこの日が来てしまった。私よりずっと年下の彼のことは生まれたときから知っている。耳が不自由だったけれど頑張り屋さん、陸上競技で活躍していた。妻が元気なときは時々家に来てくれて一緒に飲んでいたので沢山の思い出がある。こうして身近な人間が去っていくことは悲しい。今日はお酒を飲んでしまったので明日の朝、会いに行こうと思う。安らかれと祈る。
2007年10月23日
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兄がまた入院したという。本人は家が一番なので自分から「入院」を決意するということはそれだけ自覚症状が厳しいのだろうと察するとちょっと心配。
2007年10月22日
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午前中は洗濯、掃除。午後は里山作業そして夕方になってパソコンの具合を見たり、二ヶ月前に一部バックアップしたデータの書き込み、電話などしていたら直売所の竹炭収納時間を大幅に過ぎてしまった。しまった! と思ったが後の祭り。お叱りの電話も入らなかったので品物は傷むものではないので来週までそのままにしておくことにする。それしか方法はない。
2007年10月21日
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パソコンの修理が終わって戻ってきた。でもハードディスクのデータはすべて消失。修理費用は65,100円。泣きたい気持ち・・・。再び立ち上げてメール・ネットが使えるようにするのには私では時間がかかりすぎ、それにうまくいくかどうか不安なので娘婿殿に助けを求める。夕方になって家族4人が現れる。私は主婦になり夕食準備で、彼にセットアップをお任せだ。娘たちも一ヶ月ぶりくらいに来たのでこんなトラブルも来訪のチャンスになるし私も大助かり。立ち上げると、迷惑メールが500通近く入っていた。本当に必要になる人たちのアドレスをすべて失ってしまいどうしよう。ごめんなさい!どうかもう一度、メールをください! 今度は定期的にバックアップをとります。
2007年10月20日
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夜の懇親会には16名全員が集まり和やかな時間がすごせた。私も朝までに3回の入浴で昨日までの垢と汗を流してさっぱり。今回の宿、辰巳館は昨年末の尾瀬ガイド仲間の研修・忘年会以来。個人では妻江と最後に泊まったところで売店には「竹炭」や「木の実ブローチ」も置いていただきお世話になっている。さぁー今日もスケジュールはいっぱい詰まっている。旅行のようにのんびりはしていられない! 昨日からの天気予報で行動に迷いがあったが、とにかく谷川岳一の倉沢まで行ってみること、そして玉原のブナ平と湿原観察と決めた。宿を発ってまずは谷川に向かう。マチガ沢出合いまで車で入り、そこから徒歩で一の倉沢を往復する。ここは昨日の尾瀬より標高が低いのでまだ紅葉の彩には早かった。天候さえよければ沢の上部は見ごろなのだろうが、あいにく霧に覆われ小雨も落ちている。これもまた自然と諦めよう。道端に落ちているブナの実、ミズナラの実は皆さんが覚えてくれた。これだけでも収穫だ。…下の写真は一の倉沢で今年は雪が消えた…再びマチガ沢に戻って玉原に向かう。センターハウス駐車場で昼食を取ろうと思っていたらシーズンオフで休業状態! 仲間の手持ち食料を分け合って済ましてブナ平に向かう。この森、霧も似合う! ブナの巨木が林立して亜高木のカエデ類が色づき幻想の世界に引き込まれたようで、皆さんもご機嫌なのがうれしい。…下はブナ平を歩く仲間たち…ここでは珍しい「たこ石」やカエデも覚えられる。上の画像は上に・アサノハカエデ、下左より・イタヤカエデ・チドリの木・マルバ(ヒトツバ)カエデで、ヒトツバとマルバカエデはどうしてもカエデの仲間には皆さん理解できない様子だった。でもこうして少しずつ樹木にも興味を持っていただけることによって自然への関心が高まってくれるだろう。復路は玉原湿原を経由してセンターハウスへ戻る。湿原はまだ草紅葉の雰囲気が残り、昨日まで尾瀬に入っていた私とは違って、皆さんはこの景色も喜んでくれた。いつも里山を再生しようと頑張ってくれる仲間たちとの定例になりつつある「観察の旅」少しでも活動のパワーになって欲しい。家に戻ると雨は本降りになった。
2007年10月19日
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昨日の夕食後に星空を見に外に出てみたが、少しうす雲があって思ったほどではなかった。夜中にも一度、そして4:00時過ぎにもう一度外に出てみると見事な星空になっていたので隣の部屋に寝ているTさんを起こして外に出る。彼女は霜のベンチの上で仰向けになって感激! 起こしてしまって悪いとは思ったがよかった!!今日のスケジュールは忙しい。見事な霜の尾瀬ヶ原を抜けて10:30分までには鳩待峠に到着しておかないと新幹線で帰宅する彼女が四国の家に帰れなくなってしまう。部屋の中から朝陽の当たる至仏山を撮って朝食へ。食事を済ませるといよいよ霜が残っているうちにと6;30分過ぎに今回偶然出会った5人で写真を撮ってもらい小屋を後にする。辺りの草も木も、すべて絵になる。ナナカマドは実も葉も霜の縁取り… ついつい同じようなものをいっぱい写真に納めてしまう。竜宮城を過ぎて太陽の光が刺しこむと霜は消え、いつもの尾瀬ヶ原に戻っていく。本当はビューポイント辺りの霜の写真も撮りたかったが、ひとつしかない身体、そうはいかない。静かですばらしい尾瀬ヶ原…ゆっくりしていたいのだが後のことを考えるとそうはいかない。今日は風も穏やかで池塘に映える山々や草木も美しく、ヒツジグサの紅葉もかわいい。山の鼻を9:30分に発ち、再び鳩待峠への樹林に入るが、やはり今年の紅葉の彩りは美しい。何年ぶりだろう? どうしても立ち止まって眺めることが多い。なんと幸運なのだろうか! なによりもお客さまのTさんにはこの時期で最高の尾瀬を紹介できることが嬉しい。森の生き物たちの食料、木の実は決して豊作とはいえないが、昨年のことを思うとなんとか冬を越せる程度は実っていそうなのでホッとする。途中、川上川沿いのミズナラに「熊棚」が作られていた。この熊棚は一週間ほど前に来た時は作ったばかりで、まだ葉も緑で目立たなかったが今日は枯れ葉になっていた。それにしても今年はブナも葉の色が美しい茶色になり、水ならはまだ黄葉なので遠くから見てもすぐに樹木の種類がわかる。鳩待峠には予定通り1030分には到着。さぁーあとは安全運転で無事に上毛高原駅にTさんを送り届けること。30分ほどゆとりをもって駅に到着する。これで足かけ3日ご一緒したお客さまとお別れ。いつものことだが、淋しさも本音! 安堵感も本音! こんな出会いが何年続けられるのだろう。これで今秋の尾瀬案内は終わった。みなさんありがとうございました。今日は里山作業の仲間たちが秋の自然観察会に三国峠に入っている。宿で合流することになっているが時間があるので「矢瀬遺跡」に立ち寄り昼食。辺りを散歩するとコナラやクヌギの実が落ちているではないか! これも幸運! これはすべて「木の実ブローチ」の材料になる。園内を一周して一時間半もドングリ拾いをする。1000粒くらいは拾えたことだろう。そのあと、仲間と一緒に泊まる水上町の「辰巳館」にチェックインの時間前に到着して皆さんが現れるのを待つ。
2007年10月18日
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朝食を済ませて6:30分に出発して尾瀬に向かう。道中の「照葉峡」の紅葉を見せようと思って水上から鳩待峠に向かったが、これが車酔いする彼女には裏目に出た。くねくねの山道に入ると口数が少なくなってしまった。ごめんなさい! 8:20分ころ鳩待峠到着。回復傾向にあると思っていた天気はまだ小雨の状態だが、予定通りにアヤメ平に向かうことにする。横田代に向かって樹林帯を登っていくうちに雨はやんでくれた。霧に覆われてはいるものの辺りの樹林がなくなり、風景が一変すると横田代到着。Tさんは感激の様子! うれしい。ここのベンチで一休み。去来する霧にお目当ての至仏山などは望めないが、これもまた自然がなせる技と思うとすばらしい。二組ほどの集団と前後しながらアヤメ平へ。この広大な頂上湿原で昼食を取りながらしばらく霧の動きを観察するが諦めて富士見峠に向かうと、右手眼下の大好きな森に陽射しか差し込んだ。わー綺麗!! ここは春の新緑も美しい。「これって最高!」といってくれるTさん。ありがとう。富士見小屋を経て八木沢を見晴らしへ下る道は静かで誰にも出会わなかった。真っ盛りの紅葉は2人占め。立ち止まっては振り返り、やがて沼尻川を越えると福島県だ。小屋を14日で閉じた「原の小屋」に立ち寄り、若女将に9月に撮った写真を渡して尾瀬ヶ原に入るとTさんはまたまた歓声! そう初めて彼女は尾瀬に来てくれたのに、私の選んだ今日のルートはやっと今、尾瀬ヶ原にたどり着いたのだ。下田代を横切り、沼尻川を再び渡るとまた群馬県。そこに今日の宿「竜宮小屋」がある。こちらの山小屋はいつも顔はだしてご主人にもお客さまとともにお世話になっているが宿泊は私も初めてだ。今日の宿泊者は5人と木道工事の方だけ。部屋からは暮れ行く尾瀬ヶ原が望め、明日に向かって徐々に回復していく空の様子に期待が膨らむ。下の画像は日没の至仏山シルエット。この小屋で一緒になったご夫妻がTさんと同じ県、同じ市内、同じ町内という奇遇にびっくり! こんな奇跡的なことってあるのだろうか?
2007年10月17日
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16:44分に渋川駅に到着する四国からのTさんを迎えに行き、今日は我が家泊まりで明朝尾瀬に向かう。遠方からの方は尾瀬に着くまで一日がかりになってしまうのだから大変だ。Tさんとは電話とメールで何度か話をしているので初対面だけれど、初めてのような気がしない。失礼かも知れないが明るい方なので気分的にも楽で、いつも自分が食べている夕食、そして明日の朝食も残り物を主とすることにする。こうして我が家に泊まってくれる人は久しぶり、お酒も飲まない彼女にまるで旧知の人のように話ができるのはうれしい。残念だったのは、小雨のため家からの夜景が見ていただけなかったこと。
2007年10月16日
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明日四国から尾瀬に来られるTさんと食べようと思って二日前から用意しておいた山里の料理作りを里山作業の前後に作ってみる。一つ目は三日前から水に浸しておいた「花豆」、これは七輪で4回煮だして半日以上かける。二つ目は「山クラゲ」、三つ目は「ゼンマイ」この二つも昨日から水に浸しておいた。夜になってすべて完成! 味もまずまずというところ。
2007年10月15日
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早起きして直売所への準備と納品。今日の午後引取りに来るパソコンの解体と片付け、おととい欠け落ちた歯の治療、写真屋さんに行ってくるとお昼。午後は里山作業。戻ると宅配さんがパソコンの引き取りに来る。目がまわるほど忙しい日だった。
2007年10月13日
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今週末で尾瀬はシーズンを終えるのが通例になっていて今年もあさっての14日で尾瀬ライナーも終了する。ところが今年に限っては一週間から10日遅れの紅葉、でも平日では今日が最後になるので乗車する。道中の照葉峡も高度が上がるにつれて彩りが鮮やかになってくるが、あいにくの霧と小雨。私の予想ではもう少し早く天候は回復すると思っていたのに鳩待峠に到着してもまだ雨。でも同行を希望された9人と15分ほど歩くと、見るみるうちに霧が上がり、至仏山が見えてくるではないか! 雨上がりの紅葉も彩りを増して皆さん歓声を上げる。よかった!今日の目標地点は、絶好の天候になってきたので「ビューポイント」までの往復と決める。ご一緒する方は7人になった。尾瀬ヶ原の草紅葉は枯れ葉色になったが、周囲の樹木は彩が鮮やかになり美しい。最盛期は一週間後くらいだろう。山の鼻から2時間での往復はゆっくりできないけれど、皆さん誘われて頑張ってくれた。今年の尾瀬ライナー乗車は10回で終わった。約200名ほどの方に車内レクチャーをして、60名ほど現地案内もした。この中から季節を変えて何度も尾瀬を訪れてくれる方が現れるだろう。そしてこの自然の営みの貴重さと保護の大切さも理解してくれたことだろう。皆さんありがとう。私の尾瀬案内も来週の2日間で今年最後になる。下の画像はビューポイントにて…
2007年10月12日
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今日も10人が作業に出てくれてご機嫌の日のはずだったが、夕方になってから最悪の日になった。というのは、晩酌の準備を済ませて独り酒をしていると部屋の中で「パーン!…」という大きな音!!なんだろう? とあたりを見回したらパソコンのディスプレイが真っ黒! まさか! と本体を見ると電源ランプが消えている。もうそれからはどうにもならない。とにかく電源が入らないのだ。サポートセンターに電話をすると「土曜日に宅配が伺う…」ということ。そして「ハードディスクのデータ消失」を承諾していただくとのこと。なんということだろう。この二ヶ月前に一部のバックアップはとってあるものの、多くのデータが消えてしまう。でも修理を頼むしかない! 悔しいやら、悲しいやら・・・。その後は、酒もうまくない。おまけに食事後に梨を食べていると口の中で「ガキッ…」と何かが当たった。見ると治療した奥歯にかぶせた部分が欠け落ちたのだ! 弱り目にたたり目とはこのことか…。最悪の夜になってしまった。
2007年10月11日
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このところ里山作業への出動者が少なかったが、今日は11人も出てくれた。こんな日はご婦人方のおしゃべりも弾み、仕事の能率はともかく楽しい。
2007年10月10日
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夜中の零時半に外に出てみると、星空はさらにはっきりとして近くなり天の川も無数の星が白い川となり、オリオン座は南西に…。でもお客さまを起こすことはできない。そして私は夜明け前から尾瀬ヶ原と周囲の山々の霧の動きに見入る。朝食の足並みが揃わなかったお客さま。出発も少し遅れて三条の滝往復時間が気になる。結局山小屋は予定時間の6:00時を過ぎた。歩き出すと霜に覆われた植物たち、美しいが寒そう。リンドウも凍えていた。温泉地区から三条の滝へ下り始めると、平滑の滝手前で20人ほどのパーティーで渋滞したので、眺めを後回しにして下る。それにしてもお客さまの足は遅い。きっと体力ではなく、辺りの自然を楽しみたいのだろうとは思うものの、17:00時には新幹線駅にお送りすることが頭の中にある私はあせる。三条の滝は春の雪解け時の1/10くらいの水量か? でも皆さんが感激してくれてホッとする。再び無用の荷物を預けた山小屋に戻り、今度は尾瀬ヶ原を縦断して鳩待峠を目指す。予定の10:00時を20分ほど過ぎていた。今日も好天気でありがたいのだが、尾瀬ヶ原は光の出し入れがあるときが一番感動的なシーンを作り出してくれる。残念ながら雲がないのでノッペラポウな景色…。でも初めてのお客さまは感動してくれ、竜宮小屋を過ぎると人の波が続く。ビューポイントは意外にも混雑はなく写真やデジカメで撮影できたことは幸運! この混雑に訪ねる人は尾瀬のポイントなんて関係なく、ただどこまで歩いたかが目的なのかも知れない。さらに、三差路を通過すると立ち止まることもままならない行列に流されて山の鼻へ。見本園に立ち寄って休憩し、また人の波に紛れ込んで鳩待峠に到着。14:30分には着いたのだが、バスの乗車待ちで並び、車が待つ戸倉に到着したときはまだ新幹線の予定時刻には2時間ちかくあったので「ゆとり…」と思い胸をなでおろす気持ちになった。ところが国道120号に入ると断続的な渋滞が続き、道中の「道の駅」も15分しか立ち寄れなかった。17:00時に上毛高原駅に到着したときはホッとする。みなさんありがとう。とにかくハラハラさせながらも本当によく歩いてくれました。特に一番年上のお姉さん! 昨日のアヤメ平かかの下りのことを思うと心配していましたが、皆さんの引っ張り役でスタスタと先を歩いてくれ時間短縮に結びつきました。この次に尾瀬を訪れるときは、是非平日に計画してください。きっともっともっと自然と皆さんの距離が近くなることでしょう。
2007年10月07日
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今日からちょっと不安な2日間の尾瀬案内だ。というのは秋で最大の混雑予想される終末三連休。でも鳩待峠までは順調に入ることができてホッとする。こんな混雑日なのでお客さまにはルートを込まない「アヤメ平経由」に変更させていただくことをご理解いただいていたので好天気に恵まれて「天上の楽園」といわれたアヤメ平に向かえて結果的には大成功だったと思う。でも、お客さまは竜宮への下り坂がきつかったということなので、初対面の方をご案内する難しさと危うさを痛切に感じ、明日に希望している三条の滝往復のことが心配になった。尾瀬ヶ原には予定通り15:00時過ぎに下れ、一変した景色にお客さまも喜んでくれて嬉しい。それと皆さんは私が作った「花豆」と「山くらげ」の煮物を「美味しい!」と褒めてくれた。…下の画像はアヤメ平…予約した山小屋に着き、私は屋根裏のような部屋へ。お客さま4人が同室した8畳間には7人。ところが奇遇! 同室した2人が7月にご一緒した方で「斉藤さん、その節は…」との言葉にびっくり、もう1人は単独の人だった。混雑する尾瀬でこんなこともあるのか…とつくづく思う。夜になって星空が広がり「天の川」を見た皆さんが感激してくれた。夕食後、単独で来られた方と持ち込んだお酒で一杯! みなさん疲れてお休みしたようだ。
2007年10月06日
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昨年も忘れた健康診断のエコー検査、今年こそはと思って申し込んでおいた検診の日になった。洗濯をしながら朝食の準備を済ませてから書類の確認をしてびっくり! 検査が済むまでお茶、水以外は食用禁止とのこと。せっかく早起きしていろいろ済ませておこうとしたのに・・・。私の検査時間帯は10:30~11:00時、お腹がすいてしまうよう...。午後は明日から尾瀬に入るのでちょっと持っていく料理づくり、一番大変なのは「花豆」、3日間水を取り替えながら浸し、七輪で4回の煮沸・アクだしをしながらじっくりと柔らかくしていく。8時間かかる。外にサンショとヤマクラゲの煮付けを作ってみた。
2007年10月05日
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青い空が見えたのは何日ぶりだろう? 朝食の片付けを終えて「布団を干そう!」と思いつく。 8月末にNTTへ「ネット接続環境改善」要請の署名273名を持っていったが、その検討結果を午後、区長さんのところへNTT側から説明に来てくれたので私も立ち会った。結果としては当然! のことかも知れないが、採算を度外視した光ケーブルへの設備投資はできないということ。その採算を満たすためには400世帯の加入、仮申し込み者が700世帯以上とのこと。とても私の力では及ばない数字だ。通信も電力も自由化・競争の荒波に晒されて、設備を作れば他の通信事業者が低価格の設備使用料で顧客を奪う。こんな社会なのだ。電力はまだともかく、NTTは民営化、固定電話の減収などでとにかくユニバーサルサービスなんていう言葉は昔話。ISDN回線しか使えない地域は現社会に取り残されている。一住民の問題ではない。社会資本の平等性は国家、行政の役割だとも思う。この格差社会、どうしたらいいのだろう。とりあえず今日は区長会に提案していただき、次善の策を検討することにした。でもお年寄りの区長集団、ネット無関係が過半数だろうと思う。政治的な活動にもっていかなければ無利なのか? と感じてしまう。
2007年10月04日
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18~19日に計画した里山仲間の「紅葉観察の旅」、参加希望の締め切りは9月末日なのにまだ10人ほどしか正式な申し込みはない。 いつものことだが、みなさんちょっと企画する側の身になって欲しい。なんとしても宿泊する宿には20人程ということで早く確定しなければ困るのだ。ぎりぎりになるまで外の予定と比べている。この次から計画するのが嫌になってしまった。私がお世話になっている宿なので値段もサービスしてくれているのに身勝手だ。とはいうものの、夕方になってから何人かに誘いの電話をする。結果として15人は確実に参加してくれることになり、胸をなでおろす気持ち。なんでこんなことまでして行事をしなければいけないのかと情けなくなる。参加費も五割は活動費から負担するのに・・・
2007年10月03日
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一週間ぶりの尾瀬。尾瀬ライナーのお客さまと一緒に尾瀬ヶ原に向かうと、今日も曇り空で一時雨も舞う。いつもの年と比べると草紅葉に鮮やかさが欠けているように見える。そして周囲の樹林の紅葉も遅れている。道中の「照葉峡」の彩りも遅い。九月下旬までの高温が影響しているのだろう。その後、一気に気温は下がってきたものの日照時間が極端に少ない日が続いている。バスの乗客も12人と少なく、尾瀬ヶ原を一緒に歩いた方は10人。残った一組のご夫妻は主人が80歳になるという。ところが偶然、二度目のこのバスで昨年も私が車内レクチャーをした時に訪れてくれたという。そういえば記憶の中にあるような優しいご夫妻。確かに一緒に歩くのは辛いかも知れない。でも帰りの車中で私の隣に座り、「また頑張って来たいです…」と言ってくれ本当に嬉しい。ご一緒した10人のうち、一組のご夫妻は三叉路で引き返し、残った8人と「ビューポイント」を往復する。今日の尾瀬では熟して色づいた木の実が美しかった。帰りのアプローチはその画像を納めながらゆっくり戻る。撮った木の実は・オオカメノキ・カンボク・ツリバナ・ウワミズザクラ・ズミ・マユミ・コマユミなど・・・明日からの画像ブログにアップしていこう。
2007年10月02日
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今日も冷たい雨の朝。もう企業人時代のことを思えば下期に入る。自由人の自分には関係ないけれど、ただ何かを求めてはいるものの、目の前のことを一人で追いかけている。 「一人で...」ということは本当に空しい。感動も心の落ち込みも誰にも察することはできないので気楽だ! と思えればいいのだが...。
2007年10月01日
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