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朝のスタートは6:30分からの根本中堂でのおつとめ、ここは天台宗総本山の中心道場。自分でも不思議に感じたことがあった。 というのは約30分間正座をして読経を聞いていたが「足の痺れ」がなかったこと。いつもは15分もすると痺れてしまうのに何故? 少し仏の世界の心境に近づいたのだろうかと思ってしまった。この「比叡山」あまりにも広大で一日ではとても廻ることはできない。住職に数日泊まって全部を足で回りたいですね! と話すと、そういう計画をしようかと参加者に諮ってみると、誰からも賛成意見は出ない。みなさんはやはり観光目的なのだろう。それでは2人で京都も計画に入れて来ようか? ということになる。宿の延暦寺会館を出て、帰路は「彦根城」見学をしながらただ家に向かうだけ。築城400年になるというこの城は姫路城や熊本城は行っていないので私が訪ねたお城の中で一番立派なものに見えた。天守閣は見学者の列で60分待ちの状況のため諦めて城内を一時間半かけて廻る。桜が咲き始め美しい庭園は井伊家と江戸時代を思い起こさせる。彦根市内で昼食を済ませてからはひたすら高速道を走り帰宅のしたのは20:00時を過ぎた。到着すると出発のときと同じようにまた雨が降っていた。「おかあさん! ただいま...無事に比叡山から戻りました」と暗い家に入る。まだ生きていたならきっと比叡山ではなくて外の地へ一緒に旅をしていただろうけれど、今の私にはこんな旅が似合っている。 …下の写真は彦根城…
2007年03月31日
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一人になってから山の案内以外は旅にも出ることがなくなってしまった。旅行会社からツァーの案内も入るが一人での参加はままならない。 そこで今回は今まで無宗教でお寺さんのことなどにも関心を持っていなかったけれど、マサ江との別れによって檀家となった天台宗興禅寺の総本山「比叡山研修の旅」に参加することにした。それは彼女への思いを見直す場でもあるような気がしていた。参加者は住職を含めて28名。自分住む区内からは一人だけの参加だがバスに乗り込むと約半数の人が顔なじみで安心する。高速道路を彦根まで走り、琵琶湖大橋からいよいよ比叡山へ。最初は「横川地区」、ここでは「横川中堂」「四季講堂」をお参りしする。今日、明日とガイドをしてくれるという方は30年以上も案内をしているというがこの話術も飽きさせないので楽しい。この参堂の脇にたくさんのミツバオウレンがもう咲いているのには驚く。次は西塔地区の釈迦堂と最澄の眠る聖域、浄土院へ。浄土院は菩薩戒を授かった「侍真」という高僧が12年間ここにこもり、外界と隔絶された環境で最澄の霊前につかえるという。今日の最後は「大講堂」。ここには「日本仏教の母の地」といわれる比叡山で修行した各宗派の開祖の木造がある。恥ずかしいことだが、たくさんある宗派の開祖もすべてこの地、比叡山で学んだ人だったことを初めて知った。今回私たちの旅に同行したのは住職のほかに、この比叡山に20年以上つかえたIさんという尼僧も同行してくれて、一般の方か立ち入れない場所や時間の調整などしていただき、各箇所で読経をあげてくれた。宿泊場所の「延暦寺会館」は新築されて2年とかで立派なホテル並みの施設。部屋から見下ろす琵琶湖とその周辺の景色は素晴らしいところだった。写真は最澄の眠る「浄土院」。この拝殿の裏に御廟がある。
2007年03月30日
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春は一日ごとに進んでいく。畑にはコゴミも芽を出して初めて夕食に食べられた。ワラビはもう100本以上出ているけれど、寒暖の差で最初のものは生育に長時間を要して硬いのでまだ摘み取ってはいない。もう少し待って数日で一気に成長するまで我慢しよう。 庭の方もコブシが咲き出した。よく見るとヒヨドリに突つかれて花弁の痛んだものが多い。この花は花の先が北を向いて咲くという習性があるけれど何故だろう? 普通の植物は向日性で太陽を向くのだが・・・。
2007年03月29日
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姪は10:00時過ぎに帰っていった。7:00時過ぎに心配したお母さんから電話が入る。「大丈夫だよ!何回か来てもっとパワーがつけばいいね...」と伝える。 朝食の後、タローの散歩をしてくると食器類はすべて洗ってあった。ありがとう。暖かな日でカタクリの花が開き始めた。でも今年は花の数がどうも減った様子だ。花芽をつけた株が少ない。そしてツツジとシャクナゲの中間種、ロードデンドロンの花も咲き始めた。この苗木はもう20年くらい前、妻が「サカタ種苗」から通販で3株買って植えたもので初春の庭を飾るトップバッターの花木になっている。今は2株あり、もう1株は仲人をした姪の家の庭にある。
2007年03月28日
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先週の土曜日に来てくれて、今度は泊まりでお邪魔します。と約束した姪がが朝になってから「また別の日に...」なんていう電話が入ったが「神経を使うようなことはせず、気楽にゴロゴロしていてもいいよ...」と言うと午後になって娘たち親子が来ていて外で遊んでいるところへ犬のタローを連れて訪ねてきてくれた。 人見知りの孫娘は前回に彼女に会った時は馴染まず固まっていたが、今回は二度目で庭のためかすぐに馴れて楽しそうに一緒に遊んでくれてホッとする。夕方になって食事の支度で娘が帰ってからお酒「飲んでも大丈夫?」と聞くとOKとのことなので私の晩酌に付き合ってもらいながらいろいろと話ができた。やはりこのような病にさいなまれる人は心が優しすぎるのだと思う。だからこそ周囲にも遠慮をして自己表現の場を失ってしまっている。きっと私と話しをしていても気遣いが先にたって疲れてしまうかも知れない。でもこれをクリアーしないと次のステップに進めないと思うためにできるだけ具体的に少しきつい話しもしてしまった。外につないだままのタローも静かに寝てくれ、私としては久しぶりに楽しく話しができた夜になった。人は誰でも役に立つことができるのだ。ありがとう! あせらず元気になろう。
2007年03月27日
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暖かな一日。少しは変わった作業をしてみよう。と出動してきた仲間を湧き水の場所に誘う。 右上の写真は現場の様子だが、この場所さえ知らない仲間の方が多い。昨年まで杉と竹に覆われていて暗い場所で堆積した枝や葉っぱによって水の流れも埋もれていたのだ。ところが昨年暮れからの竹伐採、そしてその竹は今、炭焼き窯のところに運搬を終了して「炭」になるのを待っている。ここまでの作業は体力のない人には無理で限られた仲間がここまで綺麗にしてきた。まるで腐葉土と泥、枯れ枝で埋まった窪地はそれを除いていくと、「たんぼ」の様に長靴でなければ入れない。そして岩や石ころの周辺にはたくさんの「サワガニ」。私が用意したバケツに100匹以上をスコップで傷つけないように捕獲して、作業を終了した時点で放流した。泥水の放たれたカニはチョロチョロと流れる滝を登っていく様子は楽しい。昨日、今日のちょっとした時間で仲間さえびっくりするような場所になってきた。こうなるともう私も子供のように泥んこになっての楽しい時間。仲間に「秘密基地だから口外するなよ...」と冗談をいう。みなさんの顔も子供に戻っている。こんな風に、楽しみながら素晴らしい自然体験ができることへの感謝、今年で6年目に入ったこの活動がここまで成果を上げつつあることに月日と仲間のありがたさをしみじみと感じている。そして一緒に始め、支えてくれた妻が今はもういない。
2007年03月26日
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目が覚めると雨になっていた。カラカラの陽気で野菜も野の植物たちもこの雨を待っていた。 それなのに午前中で止んでしまい雨量は土が湿った程度で物足りないが、午後の里山作業ではとりあえず50本だけの苗木を植林することにした。以前に植える場所の下ごしらえをしておいたので一時間ほどで植林は終了し、その後、湧き水箇所の清掃をする。この場所はきっと素晴らしい「ビオトープ」になる。落ち葉や腐った木の枝、泥を除けていくとたくさんの「沢蟹」がいる。この山林は少なくても40年くらい放置されたままなのだろう。現在もこの山林自地主さんは「自家水」として利用している。堆積物を除いて周囲にちょっと手を加えたら生まれ変わった姿になるだろう。楽しみだ。ところで昨日から車の車検で外出できない。夕方の直売所収納はお仲間にお願いする。その車は21:30分に家に戻ってきた。この時代、営業担当の方も整備の人も目一杯時間外で働かされている。娘の旦那もそうだが「なぜこんなに忙しい働き盛り」の人ばかりの世の中になってしまったのだろう。この日、午前中能登半島沖地震が発生。震度6強という割には被害は少なかった様子だけれどこれからの被害拡大が心配。
2007年03月25日
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今日で1週間の春彼岸も終わる。いつも気になっている姪のMちゃんがお姉さんとやっと出かけて来てくれた。 本当は昨日来るという話だったが、午前中に外に出かけたら体調を崩して今日になったのだ。去年から何度も来てくれる、来たい! という話しはあったのだけれども「鬱病」という病は本人にしかわからない。自分でも「このままでは廃人になってしまう...」という恐怖と悩みを抱きつつ、何とか出かけてきてくれたのだ。私では何の役にも立てないかも知れないが、ひょっとしたら回復のきっかけになれるかも知れない。娘も「お父さんのところに何日か泊まって気分転換をはかればいいのにね...」と話していた。来られるきっかけになったのは、先日犬を飼いはじめてやっと散歩が日課になって外に出る決心がつき、気持ちも前向きになってきたという。セラピードックになって欲しい。一緒に話しをしていると、どこも悪いようには感じられないけれども、これがこの病。また来週は一泊する予定で遊びに出かけて来るという。こうして一歩でも前進してくれたらお互いに支えあって力になれると思う。今日は家に帰ってから疲れてしまっただろうか? と気にはなるがそっとしておこう。
2007年03月24日
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今日も暖かな日。庭にも土手にも一年前の同じ時期に咲いた花がめぐりくる季節を告げている。そのほとんどは妻が育ててきたもの。 でも私の管理が悪くて今年は絶えてしまったものがあり植物たちに申し訳なく思う。スイセン、草ボケ、サクラソウ、カタクリ、ユキワリイチゲ、クリスマスローズなど咲き出した庭を眺めていると一年前にまだ妻がいた頃のことを思い出す。花たちに「もう母さんはいないんだよ・・・」と声をかける。黙って季節を感じ取り、懸命に命の営みを繰り返す植物たちの逞しさに励まされ日一日と遠ざかる日々のことを思い出す。
2007年03月23日
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昨日、下の畑で川口さんから2本もダイコンをいただき、一本はお隣へ、そしてこの大きなやつを「どうしようか?」と思っていたが、今日も雲ってはいるものの暖かく静かなので、あの大鍋を使って庭で「おでん」を作ってみようと思い立った。 畑の隅に埋めておいた「里芋」を掘り出し、ちくわ・さつま揚げを買い、シイタケ・コンニャクを加えて朝から七輪に炭を炊き、じっくりと煮はじめる。沸騰したところでアク取りをして、ダシ・醤油を入れる。何度も炭を足して午後の作業を終えてから鍋の蓋をとってみると、出来上がっていた。作業を一緒にしていたKさんに分け、お隣にも届ける。しかしとても一人で食べられる量ではない。家に入って娘に電話をすると「食べに行く...」と出かけてくる。外に「タケノコ・切干ダイコン・ひじき・油揚げ・シイタケ」の煮物も大量に作り孫たちと一緒に食べた後、持ち帰ってもらう。でも、どうもダイコンは硬い。もうこの時期のダイコンは育ちすぎて「す」が入ったり、水分が少なくなっているのでガリガリとまではいかないがゴリゴリという感じて今いち・・・。お裾分けした方、ごめんなさいね。あと数日、頑張って食べなければならない。誰か硬くてもよいと言ってくれたら分けてあげよう。
2007年03月22日
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朝食の片付けを済ませたところに姉さんと姪が来てくれる。新彼岸ではないけれども何人来る?来ないは別にして朝晩の直売所出荷、収納も頼んで今日は一日家から出ないつもりでいた。 そのあとSちゃんが来た後は途絶えたので「竹炭のラベル取り付け」をダンボールに二箱する。それから芝の草退治と小割して焼いた炭の水洗いなどする。昼になってお隣さん、夕方近くになって姉妹、そして近所の仲間が訪ねてきてくれる。それにしても今日の陽気は昨日までと打って変わって「春うらら...」で外の方が暖かかった。訪ねてくれる人たちの話でも妻のことを「あれー来てくれたの...」とすぐに外から声と姿が現れるような気がするという。そうだよね...。まだ彼女の存在をそのまま思ってくれる人たちがいる。ありがとう。このところの寒さで蕾の先が白くなってきた庭の「コブシ」がなかなか咲き出せない。そこへ「ヒヨドリ」がその蕾を食べにくる。いつもの光景だけれどこれだけ咲きかけの日にちが長いと傷ついた花ばかりになってしまいそう。
2007年03月21日
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明日が彼岸の中日、もしかしたら誰か訪ねてきてくれるかも知れないので家にいようと思い、妻と自分の実家、そして妻本人の墓参りを済ませておこうと思った。 今日も風が強く寒い日で花を飾り、お線香に火をつけようと思ってもままならない。車の中に入って何とかしてお参りする。元気でいるよ! 見守っていて! 安らかに・・・。墓参りを終えて実家に立ち寄ると姉2人も先祖の墓参りをかねて妻の墓にも寄ってくれたと訪ねてきてお茶をいただき家に戻る。思えばいつももう一箇所、妻と同じ乳がんで若くして亡くなったお姉さんの墓にも彼岸には必ず2人で行っていたのに、去年秋の「新彼岸」から省略してしまっている。自分のことしかできなくて申し訳ないと思う。
2007年03月20日
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ずっとここに住むようになってから、野菜作りは犯してはならない妻の仕事と決め付けて種や苗、肥料の買出しと春の「天地反し」くらいの肉体労働しか手伝うことはなかった。 妻は亡くなる一ヶ月前くらいまで畑の作業をしていたが、その後ほとんど自分は放置したままだった。そして借地の半分は手放し、残された場所は草とワラビの増殖によって攻められていたが、ようやくワラビは大部分が山に移植された。手放した土地にそのままにしておいた「アスパラ」を少しずつ残った土地に移動をしようと土を耕す。これからもこまめに手入れをするものは無理でも、植えっぱなしでたまの草退治だけで季節の新鮮なものだけ与えてくれる作物だけを作ろうと思う。今日も冷たい北風が続き寒い一日。午後の作業は植林予定箇所の下ごしらえをする。植える予定地点に立てた目印の場所の竹の根を掘り起こして、土を集め短時間で苗の移植をできる準備だ。作業には11人も出てくれて順調に完了し、これで雨が降ったら植林できる。それにしても乾燥しすぎのこの頃である。
2007年03月19日
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昨日、告別式を終えてから里山作業に出て、家に入る前に畑を覗くと「ワラビ」の芽が10センチくらいに伸びているではないか! このところ真冬の寒さに戻っているのにワラビの出ている場所は土手下で日当たりがよいけれど、昨年より10日ほど早い。こんなに慌てて芽を出すと霜に痛めつけられちゃうよ! こんなに芽が動いているので早く苗の移植作業を完了させなければと思い、午後の作業に仲間が出てくるまでにワラビ苗掘りを午前中から始める。昼食後に出かけて来てくれた仲間は30分ほどで耕してあった残りの部分の雑木林に移植をしてくれた。これで今年は30坪ほどワラビを植えつけることができた。順調にいけば今年は増殖して来年からは摘み取れるだろう。その後、今日は竹の運搬作業を終了する。これで5~6回分の量はあるだろう。みんなが解散してからスコップで畑の「天地反し」をしているとKさんが「やっぱりここにいた...」とお花を持って訪ねてきてくれる。「そうだよね...今日は彼岸の入りなのにこんなことばかりしていてごめん・・・」と家に戻り、彼女が仏壇に花を飾ってくれアルバムを見はじめると今度は娘の嫁入り先の両親が訪ねてくる。自分では「新彼岸」ではないので「彼岸の中日」だけは家にいようと思っていたけれど心配りが足らなくて妻にも皆さんにも申し訳なく思う。
2007年03月18日
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炭焼き監視の山場はやはり夜中になってしまった。早目に寝たものの気になって午前0時に排煙温度を測ると311度に達していた。これでは焚口を閉じるタイミングが迫っている。 とはいうものの、まだ煙の青味は少なく白煙が多量に出ているので「とりあえず休もう」とまた布団に戻る。冷えた体は寝付けず3:00時に再び行くと煙の温度は336度。煙は煙突口から10センチくらいまでは透明になり、青味も増してきた。もう少しとまた家に戻って床へ。更に5:30分には399度になって煙の量も大幅に減少してきた。明かりを消して窯の前面をよく覗くと、なんと上部の亀裂から真っ赤になった窯の中が一筋の光線のように見えるではないか!! びっくり...。慌てて「耐火パテ」を塗りこむが、あまりの高温でよく貼りつかない。何とか外からは焼けた中の光は見えなくなったけれど、前回もこれだったら窯は冷えずに炭焼きは大失敗の訳だ。そんなことをしているうちに夜は白んでくる。6:00分頃また床に戻ったが体が冷えて眠りについたのは6:30分頃らしい。7:30分過ぎに目を覚まして窯のところに行くと、田村さんが焚口側の気密処置をしていてくれた。一緒に焚口を閉鎖する。煙の温度は404度まで達した。今日も寝不足になってしまったが13:00時からはSさんの告別式へ。彼とはこの地に新居を構えた頃には親しくお付き合いしていただき、双方の家にお邪魔して飲んだ時代もある。糖尿病が悪化していることは知っていたが、自分と同じ年の生まれで他人ごととは思えない。出身地が秋田のため参列者は少ないけれど行って良かったと思う。安らかにお休みして天国で妻に会えたらまたよろしく伝えてください。こうして身の回りから知人が消えていくことは辛くさみしい。
2007年03月17日
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夜中は2:00時と5:00時に起きて竹酢の採取と排煙温度、気密などの監視。 再び床に入ってもすぐすぐには眠りにつけずやはり寝不足の一日になる。ところでちょっとまずい! どうやら風邪の兆候? くしゃみとぞくぞく感...花粉症とは違う。本格的にならないうちに何とか明日には直したい。それにしてもこの一週間ほど一月の「大寒」の頃以上に寒い。すぐそこまで姿を見せた春は少し後退して時間の調整をしているようだ。昼間に今頃になって孫の「お雛さま」を片付ける。ちょっと遅くなってしまいお嫁に行くのが遅くなってしまうかな? 今回の炭焼きは順調に推移しているけれど少し温度上昇のペースが速い。夕方になって130度を越して、これでは明日の明け方から焚口の閉鎖をしようと計算していたのに夜中に山場が来てしまうかもしれない。日暮れ間際に窯のところにいると、Hさんが「赤飯」を炊いたと持ってきてくれる。ありがとう。今日は筍と摘み菜、シイタケで「野菜炒め」を作ってみる。こんな組み合わせは初めでだが味はなかなかいけるのでお隣に味見をしてもらおうと届ける。晩酌には水分をいっぱい取ろうと焼酎にウーロン茶を一リットル以上飲み、更にお茶を500CC飲む。これで風邪が撤退してくれればいいのだが・・・。
2007年03月16日
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夜中は2:00時と5:00時に起きて竹酢の採取と排煙温度、気密などの監視。 再び床に入ってもすぐすぐには眠りにつけずやはり寝不足の一日になる。ところでちょっとまずい! どうやら風邪の兆候? くしゃみとぞくぞく感...花粉症とは違う。本格的にならないうちに何とか明日には直したい。それにしてもこの一週間ほど一月の「大寒」の頃以上に寒い。すぐそこまで姿を見せた春は少し後退して時間の調整をしているようだ。昼間に今頃になって孫の「お雛さま」を片付ける。ちょっと遅くなってしまいお嫁に行くのが遅くなってしまうかな? 今回の炭焼きは順調に推移しているけれど少し温度上昇のペースが速い。夕方になって130度を越して、これでは明日の明け方から焚口の閉鎖をしようと計算していたのに夜中に山場が来てしまうかもしれない。日暮れ間際に窯のところにいると、従兄弟の奥さんが「赤飯」を炊いたと持ってきてくれる。ありがとう。夕食には筍と摘み菜、しいたけで「野菜炒め」を作ってみる。こんな組み合わせは初めでだが味はなかなかいけるのでお隣に味見をしてもらおうと届ける。晩酌には水分をいっぱい取ろうと焼酎にウーロン茶を一リットル以上飲み、更にお茶を500CC飲む。これで風邪が撤退してくれればいいのだが・・・。
2007年03月15日
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昨日きた娘や孫と妻10ヶ月目の月命日墓参りに行こうと思っていたけれど、自分が忙しくて一人で済ませてしまう。というのは、10:00時から「旧渋川ボランティア協議会」との交流会があり、県民局へ助成金をいただける里山活動報告書類をその前に届け、午後はまた町のボランティア協議会役員会。そのために8:20分に家を出て墓参り。とにかく冷たい風が強くてお線香の火も車の中で点けて何とか挨拶を済ませてくる。墓にはきっと昨日だと思うが誰が供えてくれたのか花が飾られていた。ありがとう。今ヒットチャートの「千の風になって」の唄では「私はここにはいません…」ということだが、私にとってはやはりここにもいるのだ。午後は会議が早く終わったので里山作業に行き、第二回目の炭焼き準備。明日には火入れの準備が完了すメドがついた。
2007年03月14日
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今日はかねてから頼まれていた娘の長男を一日あずかりに8:00時に家を出て迎えにいく。 彼は楽しみにもしていた様子で元気に車に乗り込みいろいろと話しをするがこれが緊張感からでなければよいのだか? とふと思う。本当は外に連れ出してあちこちの散歩をお互いにしたいのだけれど、私は里山活動助成報告書を仕上げることと、尾瀬高校野外講師アンケートの報告だけはどうしても今日中に済ませたい。ブロックや粘土で遊ばせながら午前中に書類は出来上がったので昼すぎは散歩に出てみたが北風が強く寒い。団地を一周しただけで家に戻る。それから庭で七輪に火をおこしてサカナやクルミを焼いて遊び、早めに夕食のおかず作りをする。すると従兄弟の奥さんのHさんが「今日はお休みだったから...」と2品の手作り料理を持ってきてくれる。孫に夕食を食べさせ、晩酌をしているとお母さんが保育園のお姉ちゃんを迎て来たのは19:00時前、それから一緒に夕食を済ませて家に戻る。妻がいなくなって何もしてやれないけれど、男一人で少しでも手伝いができるように生きていきたい。
2007年03月13日
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今年第一回目の「竹炭焼き」は窯を閉じてからついに5週間がたった。正月に窯周辺を解体して少しリフレッシュしたのだがこれが裏目に出て、空気の流入があり中の材料が少しずつ燃焼して冷えなかったのだ。もうこれ以上は待てなかった。 一人で午前中から焚口を開ける準備をして午後仲間が到着するのを待って開ける。まだ暖かく窯の中の竹は煙突側の半分にはまだ火がおこり、入り口側は三分の一くらいしか残っていない。大失敗だ!!水をかけながら取り出していくと、煙突側の材料はすべて灰の状態で炭としては全く使えない。手前に残ったものは半分くらい硬くてよいのが取れた。それから仲間達は窯周辺の土を補充して棒でつつき、空気流入しないようにと手を入れてくれている。私は窯の中から亀裂を見つけて「耐火パテ」で補修をはじめたが、またホームセンターから買ってこなければパテが足らない。このパテも値段が高いので出費は痛い。いずれにしてもスタートが遅れた今年の炭焼き、この次の連続失敗は許されない。今週末を目標に再挑戦する。
2007年03月12日
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朝起きたら「ミゾレ」が降っていて、宿より高いところは雪の模様で山肌が白くなっている。今朝の上毛新聞に今回の「研究集会」が写真入で掲載されていた。 朝食の会場に「竹炭」を持っていくと45袋も買ってくれた。こんな嬉しいことはない。さらに昨夜からブローチも40個くらい購入してくれた。参加者には申し訳ないが私の宿泊代は事務局持ちで、謝礼に図書券までいただいている。炭は仲間のものなので仕方ないけれど、ブローチはプレゼントしたいくらいの気持ちになる。みなさんありがとう。「研究集会」は午前中で終了した。午後からは今度里山活動の「定期総会」に臨む。毎回集まりは悪く今日は16名。しかし活動報告や会計報告、そして計画などは承認していただいておかないと独走していると批判されても言い訳ができない。私たちの活動もここ一昨年前から「竹炭」などを販売するようになって少しは自主財源が確保できるようになり行動の巾も広がり、認知度も向上してきた。なにより自慢できるのは年間を通じて常時行動していることである。この総会を終えて一旦家に戻り夕食を済ませ、今度は19:00時からの「育成会定期総会」へ出席。ここへ出席した理由は子供たちへの「自然体験」をさせたい場合、お手伝いを惜しまないということを伝えたかったためで代表と2人で参加した。育成会役員の反応は少子化で十数人の子供の家庭内の世話に追われて地域のことを考えられない孤立した若い親たちの現在の世相を感じさせた。
2007年03月11日
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今日、明日とスケジュールがいっぱい。 いつもより少し早く起きて朝食を済ませると「直売所」へ納入に行き、ちょっとだけパソコンに向かい午後から参加する「ボランティア研究集会」の参加者に買っていただけるかどうかまったくわからないけれども竹炭のラベルを60袋ほど取り付けてダンボール二箱分を車に積み込む。そして昼食は久しぶりに会場の伊香保温泉に行く途中のコンビニで買って食べることにした。13:00時からの集会には少し早めに到着したので車を玄関脇に近いところに止めることができこれで「竹炭」を買っていただける場合、運搬も容易にできる。県内各地から集まったのは40数名。挨拶の後3名の事例発表で私は最後。このとき、「竹炭」製造の理由や効能に触れておいたらさすがに「ボランティア仲間」だ!! 休憩時間に「今日は竹炭持っていますか?」と何人かに聞かれる。「待ってました!」とばかりサンプルを見ていただき、明日の朝食のとき協力者に購入していただくことをお願いする。こんなものも作っていますよ! と木の実ブローチも見せると「欲しい!」という。こちらは買っていただく意思がなかったけれど、車の中に100個くらいは積んであったのであとで見て、気に入ったら買ってください! とお願いする。肝心の研究集会はグループ討議、テーマは・人集め、・資金、・運営など・・・。今回の参加者の傾向は女性が三分の二で、福祉関係が圧倒的。私自身はミニ講演が終われば帰宅してもよかったのだけれども、自分の勉強と思い明日の全スケジュールが終了するまで参加することにした。そうすることによって「炭」も売れるかもしれないという下心もあった。夕食時の懇親会が2時間、そして大半の方が二次会へ参加して大盛況。唄で慰問などされている方もいてカラオケも絶える間がない。いつ果てるともしれない二次回をまだ半数くらい残っている23:00時過ぎに抜け出して温泉に入り、床に着いた時刻は24:00時近くになってしまった。
2007年03月10日
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昨年の秋、畑の手入れができなくなったのを気遣ってKさんが植えてくれた「摘み菜」がすくすくと育って10日ほど前から食べられるようになった。食事前に一分で摘んで食べられる。一人か食べられる分量はたかが知れているので数日前からお隣に届けると「ありがとう いつも奥さんにいただいていたのよ...」と喜ばれる。 なにより植えてくれたボランティア仲間のKさんに感謝!!今年は少し畑も手入れを始めている。草退治は90%ほどできた。これからまず最初にコゴミが出てくる。そしてミツバ、アスパラはワラビに侵食されてしまったが、今ワラビは移植しているのでその場所に昨年手放した土地にある苗を植えようと思っている。こうしてもう妻の副作用がひどく抗がん剤を絶った去年の3月から一年がたとうとしている。辺りは春の陽射しがあふれる季節になった。
2007年03月09日
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冷え込んだけれど朝のうちは良く晴れていたので布団を干す。 ところが昼前に庭の芝手入れをしていると雲ってきてしまう。でも青空も見えるのでそのままにして午後は里山作業へ。今日こそ! と思っていた「炭だし」は窯がまだほんのり暖かい。これではまだ口を開けたら発火する恐れがあるので諦める。こうなると明日は作業休みの金曜日、土日は私が泊まりで伊香保での県社会福祉協議会の「ボランティア研修会」に行かなければならない。とすると、月曜日になってしまう。干した布団には午後も日が当たらず、ほかほかは程遠くなってしまい午後三時半に諦める。芝の草退治は今日時点で約半分まで。ところで今日の夕食のおかずはすごい品数! というのは毎日最低一品の煮物を作っているが、残ってしまい食べきらないものが4品あり、新たに一つ、そして野菜、漬物、いただきもの。誰か一緒に食べてくれる人がいないかなぁー・・・。
2007年03月08日
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今日こそ炭焼き窯を開けて竹炭の取り出しをしようと思っていた。もう焚き口を塞いでから4週間と2日が経ったのだ。あと一日待とう。 そのために作業はワラビ苗の移植。今日で20坪くらいは完了しただろうか...。苗を育成していた畑は借りて妻が野菜を作っている畑に「ちょっと場所を貸して」と頼み込んで二年前に種苗店から買ってきて植えたワラビだが、猛烈に繁殖して面積は4倍くらいになり、ミョウガ、ミツバなどの場所にはびこってまるで野草園のようになってしまった。ワラビの根を掘り出そうとすると主だった野菜の根と絡まってときほぐすのもたいへん。明日はなんとか炭焼き窯を開けて次の材料を詰める作業に入りたい。夜、我が家で里山活動代表のTさんと「総会資料」の打ち合わせをして、そのあと一杯飲む。
2007年03月07日
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このところ県や市からやたらと委員委嘱依頼の話が来る。 まずは県の「地球温暖化防止推進委員」、こんな立派で大きな名前は誰がつけたのだろう。きっと年に数回の集まり、格好だけで中味のない委員会だと思う。でも入ってみるのもまた勉強と思い推薦依頼文書に必要事項を書き込む。もう一つが「市政モニター」、これも同じようなものだと思う。6市町村が合併して旧行政組織から男女各1名らしい。とりあえず市長と直接話をできそうなのでこれも引き受けてはみた。県も市もいや国も、民意を反映しているかのような中途半端な委員会を作る。何か報告書ができればいいのだ。今日の風は午後から冷たくなってくる。山々にもっともっと雪が降って欲しい。さもないと植物たちもダメになってしまう。
2007年03月06日
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妻が乳がんになり、手術後再発するまでは「もう治るんだ!」と決め込んでいたので通常の生活をしていたけれど32ヵ月前に多発転移を告げられてから「どうすれば...」でいろいろ思案して辿り着いた「乳がんネット」の人たち。ずっと支えられてきた。 でも、戦いが終わり、残された異性の自分がその方々への書き込みはしにくくなり最近はただロムするだけになってしまった。なんとしても残念なのは肝臓に再発転移した方はほとんどがこの2年間で召されてしまったことである。自分が楽天に書き込みを始めたブログ、その理由はお世話になっているネット仲間への報告が目的だったので彼女が天国に召された後はやめようと思っていた。そして今、家族や連れ合いを亡くした方々が訪ねるようになり、アクセスはかえって増える状況になっている。そこにはまた新しい仲間ができる。私はインターネットなんて以前は興味もなく、スピードと利便性ばかり求める世相には疑問を抱いていたのに、今はその世話になって支えられている。情けないとも思う弱い自分の姿だ。
2007年03月05日
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今日は昨日にも増して暖かな日。四月中旬の陽気だった。 午前中の定例自然観察には7人が参加。早くもアブラチャンの黄色い花が咲き出していた。手入れをした「タラの芽」は毎年増えて今年は二千本を越えたことだろう。これが盗難に遭わず販売できたら私たちの活動の資金となり、仲間たちの食卓に春一番の香りを届けてくれる。そして林内にはサンショの木も増えて大きくなってきた。午後は炭焼き用に竹を割る作業とワラビ苗移植作業に分かれて行う。苗を植えつける開墾した面積がまだまだ足らない。これからまたあの「竹の根」を掘る作業を続けなければ・・・。 汗まみれで作業から戻り、娘家族が来るので食事の準備を始め、「山くらげ」の一品が出来上がると「こんにちわー...」と孫二人の大きな声。いつもの年のようにお雛さまの前に二人を座らせて写真を撮る。多忙な私を気遣って子供たちは外に夕食を食べに行きましょう。といってくれる。それもいいけれど昨日から訪ねて来ると思ってこちらも少しは準備をしているし、汗臭い体であまり人の多いところに行きたくない。私のご馳走は? といっても、「山くらげ」、「たけのこ」、「キンピラ」、「さば」、それに野菜とデザートはイチゴくらい。そう「松前漬け」や「たくあん」もある。みんな手料理なことと新鮮さだけが売り物だ。2人の孫はこんな料理に食欲旺盛で嬉しい。格好いい名前のついた料理はできないけれども、おばあちゃんがいなくなったって何とか家庭の味は作れるようになった気がする。このことで子供や心配する親戚へ安心感を与えることになる。
2007年03月04日
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このところ週末の直売所は売れないけれど耐えて炭を並べに行く。こんなに効果がありネットで販売されている値段の1/3くらい安価の竹炭はないのにお客さまは利用法を知らないことと、この直売は野菜類を目的で来られる人が90%だから仕方ない。 帰りにシイタケと花を仏壇とお雛さまに飾ろうと思って買う。あまりにも穏やかな日なので午前中はまた草退治。まだ一センチにも満たない草の芽がびっしりで畳2帖くらいしか今日も進まない。午後はこれから植林をしようとしている裸地化した山に竹を割って標識テープをつけ、植え付け地点にマーキング作業をする。少し動いただけで汗が出る。「雛祭り」なので陽子たち家族が来ると思っていたら肝心のお母さんの体調が悪く明日に何とか...という。電話の向こうで孫たちが騒ぐ元気な声がしているので一安心。
2007年03月03日
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確定申告って毎年しなければいけないのかなぁー? と思いつつ仕方ない気持ちで出かける。 今年は一人住まいになり定率減税も半額になり、きっと「還付金」はおろか「追加納付」になるのではないかと心配していたが、結果は意外や意外! 思ったより多い「還付金」が戻ることになった。やっぱり行ってよかった。一人なら2泊3日、二人なら1泊の少し豪勢な旅ができるぞ・・・ でも連れ合いがいない。どなたかこの日記をていつも見ていてくれる方、ご一緒しませんか?帰り道に儲かったような気分になりイチゴ直売所に寄って2,200円ほど買い、仏さまとひな壇に供える。午後は庭の草退治を全体の1/4くらいまで済ませ、「ふきのとう」が数十個出ていたので摘み取り、さてどうしようか? と思いつつ、作ったことのない「油味噌炒め」に挑戦する。出来上がったものは女房の出来栄えには及ばないが「まあまあ」という我慢のしどころか...。この次は絶対に上達するぞ。
2007年03月02日
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もう三月に入ってしまった。 そういえばあさっては「ひな祭り」。アパートから公営住宅へと住んでいる孫の「お雛さま」はずっと家に置いたまま、毎年妻が飾ってくれていたが今年は自分がやらなければならない。洗濯を済ませてからダンボールにしまってあるお雛さまと兜がどれだか探し、どのように並べるのか以前の写真を見ながら一時間ほどで何とか格好がついた。でも、写真と比べると物足りない。それは「春の生け花」と「供え物」がない。飾り終わったことを娘に電話をすると「ありがとう」の返事と、昨日決まった郵便局のパート、「今日から仕事をお願いしたい...」と言われたそうだ。本人は四月に入り長男が保育園に入ってからと考えていたのですぐに対応できない。「お父さんも無理だよね!」というがやはり無理。こんなとき、女房がいてくれたら「待ってました!」とばかり世話を引き受けてくれるのに、と思うと娘や孫に申し訳ないと思う。普通のおじいちゃんならきっと面倒を見てやれるのだろうが、私には昼間やることがいっぱいありすぎる。ごめんね!!午後の作業は女性陣が5人出てくれたので途中から「ワラビ苗」の移植作業をする。このワラビが来年になればきっと仲間の食卓を潤してくれると思う。
2007年03月01日
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