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エンゾー、韓国から帰ってまいりました。一応、ライカCMと3本のリバーサルフィルムを携行したのですが、結論から言うと、 ただの一枚も撮りませんでした
んで、ソウルへと出発する前にフィルムスキャナが、到着後にストロボが外れなくなったK20Dが、相次いで修理から帰ってきました。エンゾーにとってブツ撮り用のカメラがないのは仕事柄かなり痛い事態で、友人から緊急避難的に借りたKiss Xではモスグリーンの色が上手く出ずに冷や汗を流し、改めて使い慣れたK20Dの偉大さを思い知った次第です。
ちなみにクールスキャンは、メイン基板の不良が不調の原因でした。必然的に基板の交換と相成り、修理代が2万円ちょっと掛かりました。決して安くはありませんが、クールスキャンは銀塩を使い続けるための切り札ですから、修理が利いただけでもまずは御の字と言わねばなりません。
ところでペンタックスといえば、件のHOYAのCEOが、またしても毒を吐いたみたいですね。
『ポートフォリオの1つとしてHOYAグループに存在し続けると思っていない。どこかと一緒になるか独立してもいい』
いよいよ「切り捨て御免」を公然と口にするようになってしまいました。まあ事ここに至っては、このくらい突き放してもらった方がいっそすがすがしいというか、いいかげん腹も立たなくなってきましたね( ̄▽ ̄;)。
聞けば、ペンタックスは「物も良いしファンも多いのに何故他社に後れをとるのか」という点を社内で徹底的に洗い直したそうです。で、導かれた結論が「致命的にリリースが遅い」という至極単純なもの。ファンにとっては1万年も前から分かっていたことですが、その「誰もがわかっていること」を開発陣や古参の営業に直視するよう檄を飛ばしたという意味で、冷たいとかKYとか言われ続けている親会社のHOYAは、一定の成果を挙げたと言えます。
いずれにしても、黒字化の目処が立った時点でPENTAXの独立か身請け先との提携を考えているとの事、PENTAXがHOYAグループの元を離れるのは、案外そう遠い日の話ではないかもしれません。
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