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明日から三日間、東京に出張です。今回はミニOFFをする余裕すらないようなタイトなスケジュールで、体力勝負になりそうです。よりによってこんな時に、喘息が最高潮に調子悪いです。治療をし始めてから一ヶ月が経過しましが、一進一退で総体的には全然良くなっていません。とほー。
あまりにも治りが悪いので、他の病気(肺がんや肺炎、結核など)の検査もしましたが、そちらは異常なし。あくまでも「重度の喘息」のようです。午前中少し調子が良くて、時間と共に悪化し、夜はほとんど喋れなくなるのも相変わらず。まいったなあ。
ところで、なんの脈絡もなく話はまったく変わります。
「本気じゃないチョイ物撮り用に」と思って購入した、Nikonのハイエンドコンデジ・P7000ですが、写りそのものには満足しているものの、ちょっと致命的かもしれない欠点が発覚しました。マクロがものすごく弱いことです。とにかく、少し寄って撮ろうとすると合焦せず、マクロモードに切り替えても状況が好転しません。
エンゾーは以前、同じカテゴリの遠い先祖にあたるCOOLPIX 5700を使っていたことがあって、AFが使い物にならずにカメラを放り出しそうになった経験があるので、すわ悪夢再びか?と涙目になりましたが、どうも今回は様子が違うようです。
スペックシートでAF連動範囲を見てみると、いまどき驚くほど接写に弱いことが分かりました。通常撮影モードでは、レンズの先端から約50cm~∞まで(広角側)、約80cm ~∞(望遠側)、マクロモードに切り替えると、約2cm(インジケーターの△マークから広角側)~∞となっています。実測では、もう少し遠い感じです。
ちなみにこの△マークは、28mmから200mmまで19段あるステップズームの5段目に位置し、銀塩換算で約50mmくらいに相当します。つまり、50mmを超えると2cmマクロモードが解除され、最短距離が20cmから50cmの間で変化します。
エンゾーは物撮りにおいて、銀塩換算で135mm~150mmくらいを多用します。これはパースペクティブの影響を極力排除するためですが、P7000でこの焦点距離を使おうとすると50cm~80cm離れて撮る必要があるわけで、まったくもって寄れません。
スペックを良く確認しないまま買ってしまったエンゾーが間抜けとは言え、まさかハイエンドコンデジでそんなことはないだろうと思い込んでいた部分も否めません。このスペックでは、ちょっとしたテーブルフォトにすら難儀します。
逆に言うと、それ以外の面では本体のデザインも含めて文句がなく、端正な写りをする良くできたカメラです。それだけに、画竜点睛を欠くマクロの弱さが目立つのでした。
そう考えるだに、リコーのCXシリーズが一貫して採用している「全域1cmマクロ」がいかに有り難い機能であるかを思い知ります。
それにしても、CX5はなんであの位置にフラッシュを持ってきちゃったんでしょうね。発光部を指で隠さずにグリップするのは至難(以下略)
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