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2014.08.16
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カテゴリ: 気になる本
今回借りた3冊です。


<市立図書館>
・働くアンナの一人っ子介護
・神も仏もありませぬ
・私生活

図書館で手当たり次第で本を探すのがわりと楽しいが・・・これが、図書館での正しい探し方ではないかと思ったりする(笑)

面白そうなエッセイということで3冊選んだが、いずれも行かず後家とかバツ〇とか、著者が大物ばかりだった(笑)

*************************************************************

【働くアンナの一人っ子介護】
アンナ

萩野アンナ著、グラフ社、2008年刊

<「BOOK」データベース>より
現在、父94歳、母85歳、二人とも要介護4。「嫁入り前」の働く一人っ子はテェーヘンです。

<大使寸評>
日本語をしゃべれない父親と、関西弁の母親に囲まれてアンナさんは育ったそうだが・・・
「嫁入り前」に旦那に先だたれ・・・テェーヘンな介護が始まったそうです。

介護と葬送なんて老人くさいと思っていたが、このたび父の初盆を終えて、身にしみるテーマになったわけです。
その過酷な状況をエッセイに書いて笑いとばすアンナさんは、大物なんでしょうね♪

Amazon 働くアンナの一人っ子介護




<ちまちま楽しみ> よりp189~191
 介護は閉じられた世界。「引きこもり」ではなくて「引きこもらされ」です。家と病院の往復では、心が痩せてしまいます。前にも書きましたが、私の場合は、病院の周辺に小さな楽しみを複数確保して乗りきりました。

 亡くなった彼の病院は、近くに爬虫類専門店があったわけですが、その店が「お楽しみコース」の最初の一歩で、その先の地下鉄一駅分くらいの距離に、おいしいチョコレート屋、中国整体、ゆで卵食べ放題のラーメン屋、古本屋、銭湯と並んでいます。
 うんと行き詰まった夜は、病院帰りにフルコースを満喫しました。いつもより一駅余分に歩くだけで、頭の中を真っ白にして、最後の銭湯でさっぱりできる。チョコレートと古本を衝動買いして、ゆで卵をやけ食いしても、たいしたお金にも時間にもなりません。

 病院に一旦入ると、なかなか外に出られるものではない、と体験上知っています。いくら完全介護でも、付き添う人がいれば、やることは次から次へと出てきます。売店とコインランドリーと体拭きと、ぐるぐるの渦に巻き込まれて、気が付くと時計の針が数時間進んでいる。

 押し流されていると、あっという間に蓄積疲労が自分で処理できないレベルになってしまいます。病院で倒れて点滴を受ける、というのを何度かやって、私もようやく悟りました。渦に逆らって、川を逆流するくらいの勢いで、自分のための5分間を確保する。その5分間が、自分と病人を助けてくれるんです。

 先ほどのフルコースを、単品にバラせば、5分から15分で済みます。売店のついでに、電話のついでに、ちょっと外に出る。道端の雑草でも、花一本でもいいんです。老いや病気と無関係な景色で目を洗う。花一本の元気を病室に持ち帰ることができれば、しめたものです。

 彼の病院は東京の御茶ノ水でした。最近両親が出入りしている病院は、地の利が悪く、周囲は何もない埋立地です。楽しみがない、と嘆く私に、友人が言いました。
 「私はあそこ嫌いじゃないよ。働く車が好きだから」
 彼女の言う「働く車」は、たとえばタンクローリーです。病院横の産業道路にはゴマンと走っている。反対側は運河で、こちらは「働く船」がゆるゆると流れて行きます。カフェからの眺めはなかなかオツなもの、らしいです。
 楽しみのタネを見つけようと思えば、何か見つかる。根性はそのためにこそ用いたいものです。



【神も仏もありませぬ】
佐野

佐野洋子著、筑摩書房、 2003年刊

<筑摩書房説明>より
まさか私が六十三? 当り前で何の不思議もないのに、どこかに、えっまさか嘘だよなあと思うのが不思議である。いつのまに六十三になったのだ。わしゃ、知らん。

<大使寸評>
先日、佐野洋子追悼特集というムック本で、初めて佐野洋子のエッセイに触れた大使であるが・・・
本音炸裂のエッセイがええでぇ♪

chikumashobo 神も仏もありませぬ


そのエッセイを、ひとつ紹介します。

<じゃ、どうする> よりp112~114
 このごろ私は、家の中でボーッと立ち止まっている事が、少なくとも日に10回以上ある。何かを取りにいこうと思って立ち上がり、2,3歩あるくと、何をとりに行こうとしているかわからなくなっているのだ。私は母が呆け始めたころ、呆然と立っているのを見て、何とも云えない気分になった。
 違いと云えば、私は声に出して、「アレ?」と云ったり、「えーと、何だっけ」と云う事位なのかも知れない。新しい名前など、全部忘れる。仕事のファックスや手紙なども、ほとんど忘れる。

 先方から、「先日お手紙差し上げた〇〇ですが」と云われても、何だかさっぱりわからない。もう見栄を張る気力も失せて、「それ何だっけ?」と聞くより外ない。すでに私は社会的に抹殺されているだろう。

 時々鹿沢の山小屋に来る佐々木幹郎さんに会った時、うなだれて私は呆けて来た事を告げると、私よりずっと若い幹郎は、「そんな事しょっちゅうや。俺なんか、先週若いもんにこれやっとけよ、って云った事忘れて、また同じこと『これどうするんやっけ?』と聞いて、あきれられているんや」と云ってくれた。
「幹郎さんて優しいね。私なんて、“それ何だっけ”だもんね」と云うと、「そうやって堂々と呆けてると、世間はさすが大物と思うんや」と云うではないか。私は驚天して、そういう発想というものがこの世にあるかと感心したが、私はどう考えても大物ではないのでさらに落ち込んだ。
「だから何でもメモんなくちゃ駄目よ」と教えてくれたが、メモした事も忘れる。メモした手帳が無くなってしまって、床の上をはいつくばって、机の下とかベッドの下をさがしている。すると読みかけの文庫本がほこりと一緒にころがっている。読みかけたことも忘れている。

 先日サトウ君ちに行って、「ホームセンターに行くんだけど、何か用ない」と聞くと、「あ、俺も行かなくちゃなんないんだ、だけどそれが何だかわかんないんだよ。行く途中で思い出すかもな」と嬉しい事を云ってくれた。ホームセンターのレジで、サトウ君は、何やら両手に持っていたので、「よかったね思い出して」と云うと、「いやどうもこれじゃないような気がする」と云う。

 アライさんはひどく記憶力のいい人で、私は「アライさんは学者になれるね」と時々思う。そのアライさんが「俺は、同じ話を同じ人にしないようにしている」と云うのでますます感心したが、「俺は、同じ話を同じ人にしないようにしている」と少なくとも3回は私に云った。そして子供の時10円盗んで山の木にしばりつけられたという話を、私は何度も聞いている。そのたびに面白いのだが、あのアライさんでさえもの忘れが多少はあるのだ。ああ、他人がもの忘れをするとどうして私はこんなに嬉しいんだろう。 




【私生活】
高橋

高橋源一郎著、集英社インターナショナル、2004年刊

<「BOOK」データベース>より
1999年から2003年までの5年間、高橋源一郎は、離婚、結婚、破局、再び結婚など、世間を大いに騒がせていた。「本当のことは書かない」という作家が、当時月刊『PLAYBOY』に綴ったエッセイには、「私生活」を暗示するヒントが散りばめられている。文学、音楽、旅、ワイン、競馬、家族、そして女性…。多岐にわたるテーマで書かれた日常の中に、作家の真実の姿がある。

<大使寸評>
高橋源一郎という人は、バツ4なんだそうです。
こんな人が、朝日新聞で毎月、論壇時評を著わしているが、由々しき事態ではないか?(笑)
だいたい、この『私生活』という書名からして、開き直りとでもいうものである。

Amazon 私生活


この本からエッセイの一節を紹介します。
あ わりと真面目に語っていますね。

<ケルトの国から> よりp50~51
 10月のはじめ、わたしはダブリンにいた。アイルランドを訪れるのは、それが二度目だった。朝には霜が降りるほど寒く、わたしは分厚いジャンパーを着て外出することにしていた。わたしが泊まっていたのは、U2のメンバーが経営していることで名高い「クラレンス・ホテル」だった。「クラレンス・ホテル」のスタッフはみんな、超モダンな制服を着た異様に美しい男ばかりで、モノトーンでまとめられた室内は未来都市の一角のようだった。だが、一度、視線を遥か窓の外に巡らすと、そこには古く濁った、けれども不思議に生き生きとしたダブリンの街並みが広がっているのだった。

 ダブリンの市内にはいつも音楽が溢れていた。クラブではテクノが流れていたが、目抜き通り、たとえばトリニティ・カレッジの角からはじまるグラフトン・ストリートでは大道芸人たちに交じってギターを抱えた歌手たちが美しく伸びやかな声で、アイリッシュのメロディーを歌っていた。そして、深夜ともなると、暗い通りのあちこちで酔漢たちがあらゆる曲を勝手気ままに合唱しているのがホテルの窓まで響いてくるのだった。ああ、なんと、「夢のカルフォルニア」を歌っている!

 イギリスの友人たちは、アイルランドへ来ると故郷に戻ってきたような気がするという。彼らだけではなく、アイルランドを訪れる人間は誰でも、なんともいえない懐かしい感覚に襲われる。それは、単純で荒々しい風景のせいだろうか。あるいは、そこに住む人たち、世界でいちばん酔っぱらいの多い、世界でいちばん話し好きといわれるアイリッシュピープルの人間臭さのせいだろうか。この小さな国は、世界でもっとも古い文化と言葉を持ち、偉大な作家や詩人をたくさん生んできたのだ。そう、そして音楽を。


*************************************************************
とまあ・・・・
抜き打ちのように、関心の切り口を残しておくことも自分史的には有意義ではないかと思ったわけです。
図書館大好き69






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Last updated  2014.08.19 06:21:05
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